JP2000254570A - 円管内面への成膜方法及び装置 - Google Patents
円管内面への成膜方法及び装置Info
- Publication number
- JP2000254570A JP2000254570A JP11065884A JP6588499A JP2000254570A JP 2000254570 A JP2000254570 A JP 2000254570A JP 11065884 A JP11065884 A JP 11065884A JP 6588499 A JP6588499 A JP 6588499A JP 2000254570 A JP2000254570 A JP 2000254570A
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- film
- circular tube
- liquid
- forming
- axis
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- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遠心力による液の流下を利用しながら円管内
面に均一に膜を形成できる円管内面への成膜方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 円管4の内面に成膜用液を塗布し、液の
流下を利用して膜の平滑化を図る円管内面への成膜方法
であって、液の塗布中及び塗布後に円管4をその軸芯を
鉛直軸芯6に対して傾斜させた姿勢で、その軸芯まわり
の自転運動を行うことなく、円管4の上端より上部位置
で円管4の軸芯と交叉する鉛直軸芯6まわりに公転運動
させるようにした。
面に均一に膜を形成できる円管内面への成膜方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 円管4の内面に成膜用液を塗布し、液の
流下を利用して膜の平滑化を図る円管内面への成膜方法
であって、液の塗布中及び塗布後に円管4をその軸芯を
鉛直軸芯6に対して傾斜させた姿勢で、その軸芯まわり
の自転運動を行うことなく、円管4の上端より上部位置
で円管4の軸芯と交叉する鉛直軸芯6まわりに公転運動
させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円管内面に成膜用
液を塗布し、液の流下を利用して膜の平滑化を図る円管
内面への成膜方法に関するものである。
液を塗布し、液の流下を利用して膜の平滑化を図る円管
内面への成膜方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の円管内面への成膜方法としては、 (1)成膜用液を内面に塗布した後、円管を垂直に保持
し、液の自然流下により平滑化を図る方法 (2)特開平5−62592号公報に開示されているよ
うに、液を塗布した後、管内に風を送風し、風の力によ
って液の平滑化を図る方法 (3)特開平9−115441号公報に開示されている
ように、円錐台外周に円管を固定し、円錐台を回転さ
せ、その遠心力で液の平滑化を図る方法等が知られてい
る。
し、液の自然流下により平滑化を図る方法 (2)特開平5−62592号公報に開示されているよ
うに、液を塗布した後、管内に風を送風し、風の力によ
って液の平滑化を図る方法 (3)特開平9−115441号公報に開示されている
ように、円錐台外周に円管を固定し、円錐台を回転さ
せ、その遠心力で液の平滑化を図る方法等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記よ
うな塗布方法では、次のような問題点があった。
うな塗布方法では、次のような問題点があった。
【0004】(1)液の自然流下を利用する場合、液の
乾燥によって上下で液厚に差が生じ、最終的にできる膜
に厚さむらが発生する。
乾燥によって上下で液厚に差が生じ、最終的にできる膜
に厚さむらが発生する。
【0005】(2)風力により平滑化を行う場合、風の
入口と出口で風圧差が生じるため、液厚に差が生じ、最
終的にできる膜に厚さむらが発生する。
入口と出口で風圧差が生じるため、液厚に差が生じ、最
終的にできる膜に厚さむらが発生する。
【0006】(3)円錐台に円管を固定し、円錐台を回
転させ、遠心力で液の平滑化を図る場合、円管の内外で
遠心力の差が生じ、管の外側に液が集中することが明白
で、膜の厚さむらが発生する。
転させ、遠心力で液の平滑化を図る場合、円管の内外で
遠心力の差が生じ、管の外側に液が集中することが明白
で、膜の厚さむらが発生する。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、遠心
力による液の流下を利用しながら円管内面に均一に膜を
形成できる円管内面への成膜方法を提供することを目的
としている。
力による液の流下を利用しながら円管内面に均一に膜を
形成できる円管内面への成膜方法を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の円管内面への成
膜方法は、円管内面に成膜用液を塗布し、液の流下を利
用して膜の平滑化を図る円管内面への成膜方法であっ
て、液の塗布中及び塗布後に円管をその軸芯を鉛直線に
対して傾斜させた姿勢で、その軸芯まわりの自転運動を
行うことなく、円管の上端より上部位置で円管の軸芯と
交叉する鉛直軸芯まわりに公転運動させるものであり、
円管内面の任意の箇所の鉛直軸芯に対する回転半径が1
公転毎に変化し、遠心力が円管内面全面で均等に作用す
るため、膜厚の均一化を図ることができ、円管内面に平
滑で均一な膜を形成することができる。
膜方法は、円管内面に成膜用液を塗布し、液の流下を利
用して膜の平滑化を図る円管内面への成膜方法であっ
て、液の塗布中及び塗布後に円管をその軸芯を鉛直線に
対して傾斜させた姿勢で、その軸芯まわりの自転運動を
行うことなく、円管の上端より上部位置で円管の軸芯と
交叉する鉛直軸芯まわりに公転運動させるものであり、
円管内面の任意の箇所の鉛直軸芯に対する回転半径が1
公転毎に変化し、遠心力が円管内面全面で均等に作用す
るため、膜厚の均一化を図ることができ、円管内面に平
滑で均一な膜を形成することができる。
【0009】また、本発明の円管内面への成膜装置は、
円管上端部を保持可能で、直交する2軸芯回りに首振り
自在にかつ鉛直軸芯回りに回転不可に支持された上部保
持具と、2軸芯の交点を通る鉛直軸芯回りに回転駆動可
能な回転アームと、この回転アームの先端に配設され、
円管下端部をその軸芯まわりの回転が自在となるように
して保持する下部保持具とを備えたものであり、円管の
上端部と下端部を上部と下部の保持具にて保持させ、回
転アームを回転することによって上記成膜方法を実施し
て円管内面に平滑で均一な膜を形成することができる。
円管上端部を保持可能で、直交する2軸芯回りに首振り
自在にかつ鉛直軸芯回りに回転不可に支持された上部保
持具と、2軸芯の交点を通る鉛直軸芯回りに回転駆動可
能な回転アームと、この回転アームの先端に配設され、
円管下端部をその軸芯まわりの回転が自在となるように
して保持する下部保持具とを備えたものであり、円管の
上端部と下端部を上部と下部の保持具にて保持させ、回
転アームを回転することによって上記成膜方法を実施し
て円管内面に平滑で均一な膜を形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の円管内面への成膜
方法及び装置の一実施形態について、図1〜図3を参照
して説明する。
方法及び装置の一実施形態について、図1〜図3を参照
して説明する。
【0011】円管内面への成膜装置の概略構成を示す図
1において、1はベース、2はその上に立設された門型
フレームで、門型フレーム2の横枠2aの一側に上端保
持部3が配設されている。上端保持部3には、円管4の
上端部4aを保持可能な上部保持具5が、直交する2軸
芯回りに首振り自在にかつ鉛直軸芯回りに回転不可に配
設されている。
1において、1はベース、2はその上に立設された門型
フレームで、門型フレーム2の横枠2aの一側に上端保
持部3が配設されている。上端保持部3には、円管4の
上端部4aを保持可能な上部保持具5が、直交する2軸
芯回りに首振り自在にかつ鉛直軸芯回りに回転不可に配
設されている。
【0012】具体的には、図1、図2に示すように上端
保持部3は二股状に形成され、この二股部3a、3aに
十字軸20の第1軸20aの両端部が回転自在に支持さ
れ、十字軸20の前記第1軸20aに直交する第2軸2
0bの両端部が前記上部保持具5の二股状上方突出部5
a、5aを回転自在に支持している。上部保持具5は円
筒状に形成されて、前記円管4の上端部4aを嵌挿状態
で保持している。5bは円管4の上部保持具5に対する
相対回動を防ぐための止めネジである。
保持部3は二股状に形成され、この二股部3a、3aに
十字軸20の第1軸20aの両端部が回転自在に支持さ
れ、十字軸20の前記第1軸20aに直交する第2軸2
0bの両端部が前記上部保持具5の二股状上方突出部5
a、5aを回転自在に支持している。上部保持具5は円
筒状に形成されて、前記円管4の上端部4aを嵌挿状態
で保持している。5bは円管4の上部保持具5に対する
相対回動を防ぐための止めネジである。
【0013】ベース1上には、上端保持部3における上
記2軸20a、20bの軸芯の交点を通る鉛直軸芯6の
回りに回転駆動可能な回転アーム7が配設されている。
8はその回転駆動手段である。回転アーム7の先端部に
は、円管4の下端部4bをその軸芯まわりの回転が自在
となるようにして保持する下部保持具9が配設されてい
る。
記2軸20a、20bの軸芯の交点を通る鉛直軸芯6の
回りに回転駆動可能な回転アーム7が配設されている。
8はその回転駆動手段である。回転アーム7の先端部に
は、円管4の下端部4bをその軸芯まわりの回転が自在
となるようにして保持する下部保持具9が配設されてい
る。
【0014】以上の構成において、円管4の上端部4a
を上部保持具5にて保持し、下端部4bを下部保持具9
にて保持すると、円管4は図2に示すようにその軸芯2
1を鉛直軸芯6に対して傾斜した姿勢で保持される。そ
のため、円管4の上部位置と下部位置で鉛直軸芯6(回
転軸芯)からの半径(回転半径)がr1 、r2 のように
異なる。円管4の内面に塗布された液は重力により流下
するため、下の方が通常膜が厚くなる。そこで、回転ア
ーム7を回転することにより遠心力が作用し、かつその
遠心力は回転半径の大きい下部の方が強くなり、液を流
下させる力も強くなるので、円管4の全長にわたって均
一な膜厚で成膜することができる。
を上部保持具5にて保持し、下端部4bを下部保持具9
にて保持すると、円管4は図2に示すようにその軸芯2
1を鉛直軸芯6に対して傾斜した姿勢で保持される。そ
のため、円管4の上部位置と下部位置で鉛直軸芯6(回
転軸芯)からの半径(回転半径)がr1 、r2 のように
異なる。円管4の内面に塗布された液は重力により流下
するため、下の方が通常膜が厚くなる。そこで、回転ア
ーム7を回転することにより遠心力が作用し、かつその
遠心力は回転半径の大きい下部の方が強くなり、液を流
下させる力も強くなるので、円管4の全長にわたって均
一な膜厚で成膜することができる。
【0015】円管4の軸芯21の鉛直軸芯6との傾きを
θ、重力の加速度をG、液の単位質量をM、回転半径を
R、回転角速度をωとすると、液の流下力Fは次のよう
になる。
θ、重力の加速度をG、液の単位質量をM、回転半径を
R、回転角速度をωとすると、液の流下力Fは次のよう
になる。
【0016】F=MRω2cosθ+MG sinθ さらに、本実施形態では上部保持具5を直交する2軸芯
回りに首振り自在にかつ垂直軸芯回りに回転不可に配設
しているので、円管4はその軸芯21まわりの自転運動
を行うことなく、回転アーム7の回転に伴って鉛直軸芯
6まわりに公転運動することになり、円管4は「すりこ
ぎ運動」を行うことになる。その結果、図3(a)〜
(c)に示すように、円管4の任意の箇所a、bは公転
運動中に鉛直軸芯6に対する内外位置関係が変化するこ
とになり、公転中に作用する遠心力が平均化することに
なる。こうして、円管4が「すりこぎ運動」を行うこと
により、円管4内面の任意の箇所の鉛直軸芯6に対する
内外位置関係によって遠心力の差を生じず、成膜用液の
流下による膜厚の不均一を発生させず、円管4内面への
均一な成膜が可能となる。
回りに首振り自在にかつ垂直軸芯回りに回転不可に配設
しているので、円管4はその軸芯21まわりの自転運動
を行うことなく、回転アーム7の回転に伴って鉛直軸芯
6まわりに公転運動することになり、円管4は「すりこ
ぎ運動」を行うことになる。その結果、図3(a)〜
(c)に示すように、円管4の任意の箇所a、bは公転
運動中に鉛直軸芯6に対する内外位置関係が変化するこ
とになり、公転中に作用する遠心力が平均化することに
なる。こうして、円管4が「すりこぎ運動」を行うこと
により、円管4内面の任意の箇所の鉛直軸芯6に対する
内外位置関係によって遠心力の差を生じず、成膜用液の
流下による膜厚の不均一を発生させず、円管4内面への
均一な成膜が可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明の円管内面への成膜方法によれ
ば、以上の説明から明らかなように、液の塗布中及び塗
布後に円管をその軸芯を鉛直線に対して傾斜させた姿勢
で、その軸芯まわりの自転運動を行うことなく、円管の
上端より上部位置で円管の軸芯と交叉する鉛直軸芯まわ
りに公転運動させるので、円管内面の任意の箇所の鉛直
軸芯に対する回転半径が1公転毎に変化し、遠心力が円
管内面全面で均等に作用するため、膜厚の均一化を図る
ことができ、円管内面に平滑で均一な膜を形成すること
ができる。
ば、以上の説明から明らかなように、液の塗布中及び塗
布後に円管をその軸芯を鉛直線に対して傾斜させた姿勢
で、その軸芯まわりの自転運動を行うことなく、円管の
上端より上部位置で円管の軸芯と交叉する鉛直軸芯まわ
りに公転運動させるので、円管内面の任意の箇所の鉛直
軸芯に対する回転半径が1公転毎に変化し、遠心力が円
管内面全面で均等に作用するため、膜厚の均一化を図る
ことができ、円管内面に平滑で均一な膜を形成すること
ができる。
【0018】また、本発明の円管内面への成膜装置によ
れば、上記成膜方法を実施して円管内面に平滑で均一な
膜を形成することができる。
れば、上記成膜方法を実施して円管内面に平滑で均一な
膜を形成することができる。
【図1】本発明の一実施形態の円管内面への成膜装置の
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
【図2】同実施形態の円管内面への成膜装置の要部の一
部縦断側面図である。
部縦断側面図である。
【図3】同実施形態における円管内面への成膜工程を
(a)〜(c)に示す平面図である。
(a)〜(c)に示す平面図である。
4 円管 5 上部保持具 6 鉛直軸芯 7 回転アーム 9 下部保持具
Claims (2)
- 【請求項1】 円管内面に成膜用液を塗布し、液の流下
を利用して膜の平滑化を図る円管内面への成膜方法であ
って、液の塗布中及び塗布後に円管をその軸芯を鉛直線
に対して傾斜させた姿勢で、その軸芯まわりの自転運動
を行うことなく、円管の上端より上部位置で円管の軸芯
と交叉する鉛直軸芯まわりに公転運動させることを特徴
とする円管内面への成膜方法。 - 【請求項2】 円管内面に成膜用液を塗布し、液の流下
を利用して膜の平滑化を図る円管内面への成膜装置であ
って、円管上端部を保持可能で、直交する2軸芯回りに
首振り自在にかつ鉛直軸芯回りに回転不可に支持された
上部保持具と、2軸芯の交点を通る鉛直軸芯回りに回転
駆動可能な回転アームと、この回転アームの先端に配設
され、円管下端部をその軸芯まわりの回転が自在となる
ようにして保持する下部保持具とを備えたことを特徴と
する円管内面への成膜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11065884A JP2000254570A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 円管内面への成膜方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11065884A JP2000254570A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 円管内面への成膜方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000254570A true JP2000254570A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13299860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11065884A Pending JP2000254570A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 円管内面への成膜方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000254570A (ja) |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11065884A patent/JP2000254570A/ja active Pending
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