JP2000256348A - ε−カプロラクトンの製造方法 - Google Patents
ε−カプロラクトンの製造方法Info
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- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、シクロヘキサノンから過酸化水素
水を酸化剤として用い、高い収率でε−カプロラクトン
を製造する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 シクロヘキサノンと過酸化水素からε−
カプロラクトンを製造する方法において、次式で示され
るパーフルオロアルキル基を有する化合物の希土類塩を
触媒に用いることを特徴とする方法。 [(RfSO2 )n X]3 M (式中、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基
を示す。XはO,N,C元素のいずれかであって、nは
XがOの時は1を、Nの時は2を、Cの時は3を示す。
Mは希土類元素を表す。)
水を酸化剤として用い、高い収率でε−カプロラクトン
を製造する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 シクロヘキサノンと過酸化水素からε−
カプロラクトンを製造する方法において、次式で示され
るパーフルオロアルキル基を有する化合物の希土類塩を
触媒に用いることを特徴とする方法。 [(RfSO2 )n X]3 M (式中、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基
を示す。XはO,N,C元素のいずれかであって、nは
XがOの時は1を、Nの時は2を、Cの時は3を示す。
Mは希土類元素を表す。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シクロヘキサノン
と過酸化水素からε−カプロラクトンを製造する方法に
関する。
と過酸化水素からε−カプロラクトンを製造する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】環状ケトン類を種々の触媒の存在下、過
酸化水素によって酸化し、カルボキン化合物を合成する
方法は従来より知られている。例えば、特公昭44−1
0243号公報等には砒素化合物を触媒に用いケトン類
を過酸化水素によって酸化する方法が開示されている。
特公平1−35814号公報にはフッ化アンチモン、フ
ッ化錫、フッ化水素等のフリーデルクラフト触媒を用
い、反応中に水を連続的に除去し、実質的に無水の状態
で環状ケトン等を過酸化水素と反応させ、カルボキシ化
合物を製造する方法が開示されている。特開平8−59
649号公報には、有機ハロゲン化合物により処理され
たゼオライト触媒を用いて水を留出除去しながらシクロ
ヘキサノンと過酸化水素を反応させ、カプロラクトンを
製造する方法が開示されている。
酸化水素によって酸化し、カルボキン化合物を合成する
方法は従来より知られている。例えば、特公昭44−1
0243号公報等には砒素化合物を触媒に用いケトン類
を過酸化水素によって酸化する方法が開示されている。
特公平1−35814号公報にはフッ化アンチモン、フ
ッ化錫、フッ化水素等のフリーデルクラフト触媒を用
い、反応中に水を連続的に除去し、実質的に無水の状態
で環状ケトン等を過酸化水素と反応させ、カルボキシ化
合物を製造する方法が開示されている。特開平8−59
649号公報には、有機ハロゲン化合物により処理され
たゼオライト触媒を用いて水を留出除去しながらシクロ
ヘキサノンと過酸化水素を反応させ、カプロラクトンを
製造する方法が開示されている。
【0003】しかしながら、極めて有毒な砒素化合物を
触媒に用いたり、水の除去をする等の煩雑な反応プロセ
スを用い、無水条件近くで反応させることが必要である
等の問題を有していた。また、これらの方法では十分な
収率が得られないという問題も有していた。
触媒に用いたり、水の除去をする等の煩雑な反応プロセ
スを用い、無水条件近くで反応させることが必要である
等の問題を有していた。また、これらの方法では十分な
収率が得られないという問題も有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シクロヘキ
サノンから過酸化水素水を酸化剤として用い、高い収率
でε−カプロラクトンを製造する方法を提供することを
目的とする。
サノンから過酸化水素水を酸化剤として用い、高い収率
でε−カプロラクトンを製造する方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シクロヘキサ
ノンと過酸化水素からε−カプロラクトンを製造する方
法において、次式で示されるパーフルオロアルキル基を
有する化合物の希土類塩を触媒に用いることを特徴とす
る方法である。 [(RfSO2 )n X]3 M (式中、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基
を表す。XはO,N,C元素のいずれかであって、nは
XがOの時は1を、Nの時は2を、Cの時は3を表す。
Mは希土類元素を示す。)以下、本発明を詳細に説明す
る。
ノンと過酸化水素からε−カプロラクトンを製造する方
法において、次式で示されるパーフルオロアルキル基を
有する化合物の希土類塩を触媒に用いることを特徴とす
る方法である。 [(RfSO2 )n X]3 M (式中、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基
を表す。XはO,N,C元素のいずれかであって、nは
XがOの時は1を、Nの時は2を、Cの時は3を表す。
Mは希土類元素を示す。)以下、本発明を詳細に説明す
る。
【0006】本発明に用いる触媒は、パーフルオロアル
キルスルホン酸の希土類塩((RfSO3 )3 M)、ビ
ス(パーフルオロアルキルスルホニル)イミドの希土類
塩([(RfSO2)2N]3M)、及びトリス(パーフ
ルオロアルキル)メチドの希土類塩([(RfSO2)3
C]3M)から選ばれる1種又は2種以上からなる(但
し、上記式中、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアル
キル基、Mは希土類元素を表す。)。中でもパーフルオ
ロアルキル基を多数有するイミドあるいはメチドの希土
類塩が好ましい。
キルスルホン酸の希土類塩((RfSO3 )3 M)、ビ
ス(パーフルオロアルキルスルホニル)イミドの希土類
塩([(RfSO2)2N]3M)、及びトリス(パーフ
ルオロアルキル)メチドの希土類塩([(RfSO2)3
C]3M)から選ばれる1種又は2種以上からなる(但
し、上記式中、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアル
キル基、Mは希土類元素を表す。)。中でもパーフルオ
ロアルキル基を多数有するイミドあるいはメチドの希土
類塩が好ましい。
【0007】本発明に用いる触媒のパ−フルオロアルキ
ル基は、炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基であ
り、具体例としてトリフルオロメチル基、ペンタフルオ
ロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ノナフルオロ
ブチル基、ウンデカフルオロペンチル基、トリデカフル
オロヘキシル基、ペンタデカフルオロヘプチル基、ヘプ
タデカフルオロオクチル基等が挙げられる。nが2又は
3の時には該パ−フルオロアルキル基は同一であっても
異なったパーフルオロアルキル基であっても良い。中で
も炭素数2〜6のパーフルオロアルキル基を含むものが
が好ましい。
ル基は、炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基であ
り、具体例としてトリフルオロメチル基、ペンタフルオ
ロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ノナフルオロ
ブチル基、ウンデカフルオロペンチル基、トリデカフル
オロヘキシル基、ペンタデカフルオロヘプチル基、ヘプ
タデカフルオロオクチル基等が挙げられる。nが2又は
3の時には該パ−フルオロアルキル基は同一であっても
異なったパーフルオロアルキル基であっても良い。中で
も炭素数2〜6のパーフルオロアルキル基を含むものが
が好ましい。
【0008】本発明に用いられる希土類元素としてはス
カンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラ
セオジウム、ネオジウム、プロメチウム、サマリウム、
ユーロビウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシ
ウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビ
ウム、ルテチウムである。中でもスカンジウム、イット
リウム、イッテルビウムが好ましい。
カンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラ
セオジウム、ネオジウム、プロメチウム、サマリウム、
ユーロビウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシ
ウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビ
ウム、ルテチウムである。中でもスカンジウム、イット
リウム、イッテルビウムが好ましい。
【0009】本発明に用いる触媒の合成法を以下に述べ
る。本発明に用いる触媒であるパーフルオロアルキルス
ルホン酸の希土類塩はパーフルオロアルキルスルホン酸
と希土類金属酸化物、あるいは希土類金属の炭酸塩等と
反応させて合成できる。本発明に用いる触媒であるビス
(パーフルオロアルキルスルホニル)イミドの希土類塩
は、特開平10−17541号公報等に準拠し、前駆体
であるビス(パーフルオロアルキルスルホニル)イミド
はパーフルオロアルキルスルホニルフロライドとアルカ
リ金属−ビス(トリメチルシリル)アミドの反応により
ビスパーフルオロアルキルスルホニルイミドアルカリ金
属塩を合成し、ついで該アルカリ金属塩を濃硫酸を用い
処理、あるいは該アルカリ金属塩の水性溶液を水素型の
強酸性イオン交換樹脂等を用いイオン交換で処理するこ
とにより、ビス(パーフルオロアルキルスルホニル)イ
ミドとする。ついで該ビス(パーフルオロアルキルスル
ホニル)イミドを水性溶媒中で希土類金属酸化物あるい
は炭酸塩等と反応させることで本発明の化合物は合成で
きる。
る。本発明に用いる触媒であるパーフルオロアルキルス
ルホン酸の希土類塩はパーフルオロアルキルスルホン酸
と希土類金属酸化物、あるいは希土類金属の炭酸塩等と
反応させて合成できる。本発明に用いる触媒であるビス
(パーフルオロアルキルスルホニル)イミドの希土類塩
は、特開平10−17541号公報等に準拠し、前駆体
であるビス(パーフルオロアルキルスルホニル)イミド
はパーフルオロアルキルスルホニルフロライドとアルカ
リ金属−ビス(トリメチルシリル)アミドの反応により
ビスパーフルオロアルキルスルホニルイミドアルカリ金
属塩を合成し、ついで該アルカリ金属塩を濃硫酸を用い
処理、あるいは該アルカリ金属塩の水性溶液を水素型の
強酸性イオン交換樹脂等を用いイオン交換で処理するこ
とにより、ビス(パーフルオロアルキルスルホニル)イ
ミドとする。ついで該ビス(パーフルオロアルキルスル
ホニル)イミドを水性溶媒中で希土類金属酸化物あるい
は炭酸塩等と反応させることで本発明の化合物は合成で
きる。
【0010】トリス(パーフルオロアルキル)メチドの
希土類塩は米国特許第5554664号明細書等に準拠
し、前駆体であるトリス(パーフルオロアルキルスルホ
ニル)メチドはパーフルオロスルホニルフロライドとメ
チルマグネシュウムクロライドを反応させ該メチドを合
成し、次いで炭酸セシウムと反応させ、セシウム塩とし
精製後、濃硫酸で処理して精製メチドを得る。これと希
土類の炭酸塩あるいは酢酸塩等との反応によってトリス
(パーフルオロアルキルスルホニル)メチドの希土類塩
を合成することができる。更にメチド合成の中間体であ
る該メチレンを昇華精製により分離し、更にメチルマグ
ネシュウムクロライドおよびパーフルオロスルホニルフ
ロライドと反応させ該メチドとする方法で収率よく合成
することもできる。
希土類塩は米国特許第5554664号明細書等に準拠
し、前駆体であるトリス(パーフルオロアルキルスルホ
ニル)メチドはパーフルオロスルホニルフロライドとメ
チルマグネシュウムクロライドを反応させ該メチドを合
成し、次いで炭酸セシウムと反応させ、セシウム塩とし
精製後、濃硫酸で処理して精製メチドを得る。これと希
土類の炭酸塩あるいは酢酸塩等との反応によってトリス
(パーフルオロアルキルスルホニル)メチドの希土類塩
を合成することができる。更にメチド合成の中間体であ
る該メチレンを昇華精製により分離し、更にメチルマグ
ネシュウムクロライドおよびパーフルオロスルホニルフ
ロライドと反応させ該メチドとする方法で収率よく合成
することもできる。
【0011】酸化剤として用いる過酸化水素は、通常用
いられている10wt%〜60wt%の過酸化水素水を
用いることができる。反応に用いる過酸化水素の割合
は、シクロヘキサノンに対して2〜0.1モル比、好ま
しくは1〜0.2モル比が用いられる。反応温度として
は40℃〜140℃、好ましくは50℃〜120℃が用
いられる。触媒の使用量はシクロヘキサノンに対して
0.1〜20wt%、好ましくは0.5〜5wt%であ
る。
いられている10wt%〜60wt%の過酸化水素水を
用いることができる。反応に用いる過酸化水素の割合
は、シクロヘキサノンに対して2〜0.1モル比、好ま
しくは1〜0.2モル比が用いられる。反応温度として
は40℃〜140℃、好ましくは50℃〜120℃が用
いられる。触媒の使用量はシクロヘキサノンに対して
0.1〜20wt%、好ましくは0.5〜5wt%であ
る。
【0012】反応系としてはシクロヘキサノンと過酸化
水素水に溶媒としてアルコール、ジオキサン、アセトニ
トリル、酢酸等の極性溶媒を加え用いても良い、もちろ
ん溶媒を用いない系で実施することもできる。触媒の使
用形態としてはスラリー懸濁方式あるいは成型触媒とし
て固定層流通方式等通常固体触媒を用いる方法が適用で
きる。
水素水に溶媒としてアルコール、ジオキサン、アセトニ
トリル、酢酸等の極性溶媒を加え用いても良い、もちろ
ん溶媒を用いない系で実施することもできる。触媒の使
用形態としてはスラリー懸濁方式あるいは成型触媒とし
て固定層流通方式等通常固体触媒を用いる方法が適用で
きる。
【0013】本発明に用いられる触媒は、水による触媒
活性阻害の影響が少なく、比較的薄い過酸化水素水でも
反応に用いることができ、また反応系に水の存在がシク
ロヘキサノンのアルドール縮合によって生成する副生物
の生成を抑制する効果もある。本発明方法によってシク
ロヘキサノンから高い収率、高い過酸化水素選択率でε
−カプロラクトンを製造することができる。
活性阻害の影響が少なく、比較的薄い過酸化水素水でも
反応に用いることができ、また反応系に水の存在がシク
ロヘキサノンのアルドール縮合によって生成する副生物
の生成を抑制する効果もある。本発明方法によってシク
ロヘキサノンから高い収率、高い過酸化水素選択率でε
−カプロラクトンを製造することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げて本発明を具
体的に説明する。酸化反応の分析は、島津製作所製GC
9A型ガスクロマトグラフィを用い測定し、酸化生成物
の収率は原料のシクロヘキサノン基準で示した。過酸化
水素の反応率はヨードメトリー法で求め、減少した過酸
化水素の内ε−カプロラクトン生成に用いられた割合を
有効利用率とした。
体的に説明する。酸化反応の分析は、島津製作所製GC
9A型ガスクロマトグラフィを用い測定し、酸化生成物
の収率は原料のシクロヘキサノン基準で示した。過酸化
水素の反応率はヨードメトリー法で求め、減少した過酸
化水素の内ε−カプロラクトン生成に用いられた割合を
有効利用率とした。
【0015】
【実施例1】パーフルオロアルカンスルホニルイミド希
土類塩の合成例 1.N−トリメチルシリルパーフルオロブタンスルホニ
ルアミドNa塩(A)の合成 滴下ロート付きの300mlのビーカーに窒素置換後パ
ーフルオロブタンスルホニルフロライド36.2g(1
20mmol)を入れ、撹拌、氷冷下にビストリメチル
シリルアミドナトリウム塩の1モル濃度のテトラヒドロ
フラン溶液60mlを30分間で滴下し、氷冷下3時
間、次いで室温下一夜反応させた。反応液から未反応の
ノナフルオロブタンスルホニルフロライドおよびTHF
溶媒等を減圧下(60℃,30mmHg次いで1mmH
g)に除去し、粗N−トリメチルシリルパーフルオロブ
タンスルホニルアミドナトリウム塩(A)を得た。 2.ビスパーフルオロブタンスルホニルイミドNa塩
(B)の合成 次いでこのAおよびパーフルオロブタンスルホニルフロ
ライド26g(90mmol),ジオキサン35mlを
ドライボックスを用い窒素雰囲気下に200mlのオー
トクレーブ(テフロン内筒入り)に仕込み撹拌下120
℃,8時間反応させた。この反応液から未反応のパーフ
ルオロブタンスルホニルフロライド、ジオキサン溶媒等
を減圧下(80℃,40mmHg、次いで1mmHg)
除去し薄茶色固体(B)25gを得た。
土類塩の合成例 1.N−トリメチルシリルパーフルオロブタンスルホニ
ルアミドNa塩(A)の合成 滴下ロート付きの300mlのビーカーに窒素置換後パ
ーフルオロブタンスルホニルフロライド36.2g(1
20mmol)を入れ、撹拌、氷冷下にビストリメチル
シリルアミドナトリウム塩の1モル濃度のテトラヒドロ
フラン溶液60mlを30分間で滴下し、氷冷下3時
間、次いで室温下一夜反応させた。反応液から未反応の
ノナフルオロブタンスルホニルフロライドおよびTHF
溶媒等を減圧下(60℃,30mmHg次いで1mmH
g)に除去し、粗N−トリメチルシリルパーフルオロブ
タンスルホニルアミドナトリウム塩(A)を得た。 2.ビスパーフルオロブタンスルホニルイミドNa塩
(B)の合成 次いでこのAおよびパーフルオロブタンスルホニルフロ
ライド26g(90mmol),ジオキサン35mlを
ドライボックスを用い窒素雰囲気下に200mlのオー
トクレーブ(テフロン内筒入り)に仕込み撹拌下120
℃,8時間反応させた。この反応液から未反応のパーフ
ルオロブタンスルホニルフロライド、ジオキサン溶媒等
を減圧下(80℃,40mmHg、次いで1mmHg)
除去し薄茶色固体(B)25gを得た。
【0016】固体(B)の赤外吸収スペクトルは135
8cm-1,1140cm-1,1083cm-1近辺にSO
2基に起因する吸収ピークが見られた。 3.ビスパーフルオロブタンスルホニルイミド(C)へ
の転化 この固体Bの10gを水500mlに溶解させ、強酸性
イオン交換樹脂(アンバーライトIR−120B)20
mlを充填したイオン交換カラム(20mmφガラスカ
ラム)に流し粗イミドの水溶液を得た。この流出液のP
Hは2.4を示した。この水溶液をロータリーエバポレ
ーターを用いウォータバス温度80℃,160mmHg
から6OmmHgの減圧下で水を留去し、8.6gの薄
茶色の固体(C)を得た。(C)の0.1gを水に溶解
し0.1規定の苛性ソーダ水溶液で滴定したところ強酸
成分は1.7×10-1meqであった。 4.高純度精製 固体Cを真空乾燥機を用い60℃,1mmHg下、1時
間処理し、次いで高真空下、(105℃,6×10-2m
mHg)にて昇華させ白色結晶を得た。
8cm-1,1140cm-1,1083cm-1近辺にSO
2基に起因する吸収ピークが見られた。 3.ビスパーフルオロブタンスルホニルイミド(C)へ
の転化 この固体Bの10gを水500mlに溶解させ、強酸性
イオン交換樹脂(アンバーライトIR−120B)20
mlを充填したイオン交換カラム(20mmφガラスカ
ラム)に流し粗イミドの水溶液を得た。この流出液のP
Hは2.4を示した。この水溶液をロータリーエバポレ
ーターを用いウォータバス温度80℃,160mmHg
から6OmmHgの減圧下で水を留去し、8.6gの薄
茶色の固体(C)を得た。(C)の0.1gを水に溶解
し0.1規定の苛性ソーダ水溶液で滴定したところ強酸
成分は1.7×10-1meqであった。 4.高純度精製 固体Cを真空乾燥機を用い60℃,1mmHg下、1時
間処理し、次いで高真空下、(105℃,6×10-2m
mHg)にて昇華させ白色結晶を得た。
【0017】この結晶の赤外吸収スペクトルには135
8cm-1,1140cm-1,1083cm-1近辺にSO
2基に起因する吸収ピークが見られた。 5.該イミドのイッテルビウム塩の合成 上記方法により合成したビスパーフルオロブタンスルホ
ニルイミド5gを蒸留水20mlとアセトニトリル80
mlの混合溶媒に溶解させた溶液に酸化イッテルビウム
0.63g添加し撹拌下60℃、1時間反応させた。次
いで濾過により未反応の酸化イッテルビウムを除去し濾
液からロータリーエバポレータを用い溶媒を除去後12
0℃,1mmHg,1時間真空乾燥し、白色粉末状の該
イミドのイッテルビウム塩4.6gを得た。この化合物
は吸湿性を有しているが水に対する溶解性は小さい。合
成したトリス[ビス(パーフルオロブタンスルホニル)
イミド]イッテルビウムの赤外吸収スペクトルは114
0cm-1近辺にSO2基に、1085cm-1近辺にC−
F基に帰属する吸収ピークが見られた。 蛍光X線分析による組成分析(括弧内は理論値):F/
S/Yb=57/5.6/1原子比(54/6/1)
8cm-1,1140cm-1,1083cm-1近辺にSO
2基に起因する吸収ピークが見られた。 5.該イミドのイッテルビウム塩の合成 上記方法により合成したビスパーフルオロブタンスルホ
ニルイミド5gを蒸留水20mlとアセトニトリル80
mlの混合溶媒に溶解させた溶液に酸化イッテルビウム
0.63g添加し撹拌下60℃、1時間反応させた。次
いで濾過により未反応の酸化イッテルビウムを除去し濾
液からロータリーエバポレータを用い溶媒を除去後12
0℃,1mmHg,1時間真空乾燥し、白色粉末状の該
イミドのイッテルビウム塩4.6gを得た。この化合物
は吸湿性を有しているが水に対する溶解性は小さい。合
成したトリス[ビス(パーフルオロブタンスルホニル)
イミド]イッテルビウムの赤外吸収スペクトルは114
0cm-1近辺にSO2基に、1085cm-1近辺にC−
F基に帰属する吸収ピークが見られた。 蛍光X線分析による組成分析(括弧内は理論値):F/
S/Yb=57/5.6/1原子比(54/6/1)
【0018】
【実施例2】パーフルオロアルカンスルホニルメチドの
希土類塩の合成例 1.パーフルオロブタンスルホニルメチドの合成 1.1 (C4F9SO2)2CH2の合成 滴下ロート付きの500mlのビーカーに窒素置換後メ
チルマグネシュウムクロライドのTHF溶液(3mol
濃度)173mlを加え、撹拌、氷冷下にパーフルオロ
ブタンスルホニルフロライド143gを5時間かけ徐々
に滴下し、次いで65℃に昇温し、45時間反応を続け
た。ついで反応液をドライアップ(70℃、32mmH
g)、真空乾燥(70℃,1mmHg)し、茶色の固体
を得た。
希土類塩の合成例 1.パーフルオロブタンスルホニルメチドの合成 1.1 (C4F9SO2)2CH2の合成 滴下ロート付きの500mlのビーカーに窒素置換後メ
チルマグネシュウムクロライドのTHF溶液(3mol
濃度)173mlを加え、撹拌、氷冷下にパーフルオロ
ブタンスルホニルフロライド143gを5時間かけ徐々
に滴下し、次いで65℃に昇温し、45時間反応を続け
た。ついで反応液をドライアップ(70℃、32mmH
g)、真空乾燥(70℃,1mmHg)し、茶色の固体
を得た。
【0019】ついで氷冷、攪拌下で35%硫酸を30分
かけ添加し、ついで室温下、16時間反応させた。つい
でイソプロピルエーテル(225mlづつ2回)を用い
抽出し、ドライアップ(40℃,32mmHg)、真空
乾燥(40℃,8時間)し、70gの茶褐色の湿っぽい
固体を得た。この固体を昇華精製(75℃,5mmH
g)することで、34gの(C4F9SO2)2CH
2(A)を得た。このサンプルの赤外吸収スペクトルは
2999cm-1,2930cm-1にC−Hの伸縮吸収が
認められた。
かけ添加し、ついで室温下、16時間反応させた。つい
でイソプロピルエーテル(225mlづつ2回)を用い
抽出し、ドライアップ(40℃,32mmHg)、真空
乾燥(40℃,8時間)し、70gの茶褐色の湿っぽい
固体を得た。この固体を昇華精製(75℃,5mmH
g)することで、34gの(C4F9SO2)2CH
2(A)を得た。このサンプルの赤外吸収スペクトルは
2999cm-1,2930cm-1にC−Hの伸縮吸収が
認められた。
【0020】1.2(C4F9SO2)3CHの合成 試料(A)30gをTHF120mlに溶解させ、氷
冷、攪拌下、メチルマグネシュウムクロライドのTHF
溶液(3mol溶液)120mlを10分間で滴下し、
次いで室温下24時間反応させた、続いてパーフルオロ
ブタンスルホニルフロライド31.2gを5分間で滴
下、室温1時間反応後オートクレーブに移し、100
℃、24時間反応、反応液を取り出し、ドライアップ
(60℃,28mmHg),真空乾燥(60℃,8時
間)し56.4gの粉末を得た。次いで35%硫酸14
0ml中にこの粉末を加え、室温下、24時間処理、次
いでイソプロピルエーテル100 mlを用い抽出、ド
ライアップ(40℃,28mmHg)、真空乾燥(40
℃,5時間)し、40gの粗パーフルオロブタンスルホ
ニルメチドを得た。精製のため、これを塩化メチレンに
溶解、50%炭酸セシウム水溶液を加え、セシウム塩と
して沈殿させ、水洗、トルエン洗、塩化メチレン洗浄
し、真空乾燥(120℃,5時間)44gの灰白色の粉
末を得た。次いで同様に35%硫酸で処理、抽出、ドラ
イアップ、真空乾燥し、次いで昇華(75℃−2mmH
g,次いで110℃−2mmHg)し、原料(A)の回
収44%、精製該メチド収量15g(41%)、(B)
を得た。
冷、攪拌下、メチルマグネシュウムクロライドのTHF
溶液(3mol溶液)120mlを10分間で滴下し、
次いで室温下24時間反応させた、続いてパーフルオロ
ブタンスルホニルフロライド31.2gを5分間で滴
下、室温1時間反応後オートクレーブに移し、100
℃、24時間反応、反応液を取り出し、ドライアップ
(60℃,28mmHg),真空乾燥(60℃,8時
間)し56.4gの粉末を得た。次いで35%硫酸14
0ml中にこの粉末を加え、室温下、24時間処理、次
いでイソプロピルエーテル100 mlを用い抽出、ド
ライアップ(40℃,28mmHg)、真空乾燥(40
℃,5時間)し、40gの粗パーフルオロブタンスルホ
ニルメチドを得た。精製のため、これを塩化メチレンに
溶解、50%炭酸セシウム水溶液を加え、セシウム塩と
して沈殿させ、水洗、トルエン洗、塩化メチレン洗浄
し、真空乾燥(120℃,5時間)44gの灰白色の粉
末を得た。次いで同様に35%硫酸で処理、抽出、ドラ
イアップ、真空乾燥し、次いで昇華(75℃−2mmH
g,次いで110℃−2mmHg)し、原料(A)の回
収44%、精製該メチド収量15g(41%)、(B)
を得た。
【0021】合成したパーフルオロブタンスルホニルメ
チド(B)をエタノール−水(2/1)溶液とし、0.
01NのNaOH水溶液の中和滴定を行った結果860
g/eqの値が得られた(理論値は862)。 2.該メチドの希土類塩の合成 パーフルオロブタンスルホニルメチド 3.26gをア
セトニトリル−水(1/1)混合溶液に溶かし、炭酸イ
ッテルビウム2水塩0.43gを添加、室温下1時間攪
拌、ついで60℃、1時間反応させた。未反応の炭酸イ
ッテルビウムを濾過により除去後、ドライアップ(70
℃,25mmHg),真空乾燥(70℃,6時間)し、
3.13gの該メチドのイッテルビウム塩を得た。
チド(B)をエタノール−水(2/1)溶液とし、0.
01NのNaOH水溶液の中和滴定を行った結果860
g/eqの値が得られた(理論値は862)。 2.該メチドの希土類塩の合成 パーフルオロブタンスルホニルメチド 3.26gをア
セトニトリル−水(1/1)混合溶液に溶かし、炭酸イ
ッテルビウム2水塩0.43gを添加、室温下1時間攪
拌、ついで60℃、1時間反応させた。未反応の炭酸イ
ッテルビウムを濾過により除去後、ドライアップ(70
℃,25mmHg),真空乾燥(70℃,6時間)し、
3.13gの該メチドのイッテルビウム塩を得た。
【0022】合成したトリス(パーフルオロブタンスル
ホニル)メチドのイッテルビウム塩の赤外吸収スペクト
ルは1140cm-1近辺にSO2基に、1031cm-1
近辺にC−F基に帰属する吸収ピークが見られた。組成
分析の結果Yb/C比は0.364(理論値0.37
1)であった。
ホニル)メチドのイッテルビウム塩の赤外吸収スペクト
ルは1140cm-1近辺にSO2基に、1031cm-1
近辺にC−F基に帰属する吸収ピークが見られた。組成
分析の結果Yb/C比は0.364(理論値0.37
1)であった。
【0023】
【実施例3】冷却管、スターラー付の50mlの三口フ
ラスコにシクロヘキサノン9.8g、触媒としてトリフ
ルオロメタンスルホン酸のイッテルビウム塩(東京化成
工業(株)製)を0.5ggおよび過酸化水素水(濃度
30wt%)5.5gを添加し、所定温度、60℃に昇
温したオイルバスに入れ、酸化反応を行った。反応時間
2時間目のε−カプロラクトンの収率は11モル%であ
った。過酸化水素の有効利用率は95%であった。
ラスコにシクロヘキサノン9.8g、触媒としてトリフ
ルオロメタンスルホン酸のイッテルビウム塩(東京化成
工業(株)製)を0.5ggおよび過酸化水素水(濃度
30wt%)5.5gを添加し、所定温度、60℃に昇
温したオイルバスに入れ、酸化反応を行った。反応時間
2時間目のε−カプロラクトンの収率は11モル%であ
った。過酸化水素の有効利用率は95%であった。
【0024】
【実施例4】実施例3と同様に、但し、触媒として実施
例1同様にして得たビス(トリフルオロメタンスルホニ
ル)イミドのイッテルビウム塩を用いシクロヘキサノン
のカプロラクトン化反応を行った。結果、反応時間2時
間目のε−カプロラクトンの収率は14モル%であっ
た。過酸化水素の有効利用率は98%であった。
例1同様にして得たビス(トリフルオロメタンスルホニ
ル)イミドのイッテルビウム塩を用いシクロヘキサノン
のカプロラクトン化反応を行った。結果、反応時間2時
間目のε−カプロラクトンの収率は14モル%であっ
た。過酸化水素の有効利用率は98%であった。
【0025】
【実施例5】実施例3と同様に、但し、触媒としてトリ
フルオロメタンスルホン酸のスカンジウム塩(東京化成
工業(株)製)を用い40℃で酸化反応を行った。結
果、反応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は1
2モル%であった。過酸化水素の有効利用率は98%で
あった。
フルオロメタンスルホン酸のスカンジウム塩(東京化成
工業(株)製)を用い40℃で酸化反応を行った。結
果、反応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は1
2モル%であった。過酸化水素の有効利用率は98%で
あった。
【0026】
【実施例6】実施例3と同様に、但し、触媒として実施
例1で得たビス(パーフルオロブタンスルホニル)イミ
ドのイッテルビウム塩を用い過酸化水素水の量を11g
とし、60℃条件で酸化反応を行った。結果、反応時間
2時間目のε−カプロラクトンの収率は17モル%であ
った。過酸化水素の有効利用率は68%であった。
例1で得たビス(パーフルオロブタンスルホニル)イミ
ドのイッテルビウム塩を用い過酸化水素水の量を11g
とし、60℃条件で酸化反応を行った。結果、反応時間
2時間目のε−カプロラクトンの収率は17モル%であ
った。過酸化水素の有効利用率は68%であった。
【0027】
【実施例7】実施例3と同様に、但し、触媒として実施
例1と同様にして得たビス(パーフルオロオクタンスル
ホニル)イミドのイットリウム塩を用い、過酸化水素水
の量を11gとし、60℃条件で酸化反応を行った。結
果、反応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は2
0モル%であった。過酸化水素の有効利用率は75%で
あった。
例1と同様にして得たビス(パーフルオロオクタンスル
ホニル)イミドのイットリウム塩を用い、過酸化水素水
の量を11gとし、60℃条件で酸化反応を行った。結
果、反応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は2
0モル%であった。過酸化水素の有効利用率は75%で
あった。
【0028】
【実施例8】実施例3と同様に、但し、触媒として実施
例1同様にして得たビス(トリフルオロメタンスルホニ
ル)イミドのイッテルビウム塩を用い過酸化水素水(濃
度10wt%)を16.5gとし、60℃条件でシクロ
ヘキサノンのカプロラクトン化反応を行った。結果、反
応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は10モル
%であった。過酸化水素の有効利用率は78%であっ
た。
例1同様にして得たビス(トリフルオロメタンスルホニ
ル)イミドのイッテルビウム塩を用い過酸化水素水(濃
度10wt%)を16.5gとし、60℃条件でシクロ
ヘキサノンのカプロラクトン化反応を行った。結果、反
応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は10モル
%であった。過酸化水素の有効利用率は78%であっ
た。
【0029】
【実施例9】実施例3と同様に、但し、触媒として実施
例2で得たトリス(パーフルオロブタンスルホニル)メ
チドのイッテルビウム塩を用い、40℃条件でシクロヘ
キサノンのカプロラクトン化反応を行った。結果、反応
時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は13モル%
であった。過酸化水素の有効利用率は98%であった。
例2で得たトリス(パーフルオロブタンスルホニル)メ
チドのイッテルビウム塩を用い、40℃条件でシクロヘ
キサノンのカプロラクトン化反応を行った。結果、反応
時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は13モル%
であった。過酸化水素の有効利用率は98%であった。
【0030】
【実施例10】実施例3と同様に、但し、触媒として実
施例2と同様にして得たトリス(パーフルオロブタンス
ルホニル)メチドのスカンジウム塩を用い、40℃条件
でシクロヘキサノンのカプロラクトン化反応を行った。
結果、反応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は
16モル%であった。過酸化水素の有効利用率は99%
であった。
施例2と同様にして得たトリス(パーフルオロブタンス
ルホニル)メチドのスカンジウム塩を用い、40℃条件
でシクロヘキサノンのカプロラクトン化反応を行った。
結果、反応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は
16モル%であった。過酸化水素の有効利用率は99%
であった。
【0031】
【実施例11】実施例3と同様の方法で、但し、溶媒と
してアセトニトリルを100ml添加し、40℃でシク
ロヘキサノンのカプロラクトン化反応を行った。結果、
反応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は11モ
ル%であった。過酸化水素の有効利用率は98%であっ
た。
してアセトニトリルを100ml添加し、40℃でシク
ロヘキサノンのカプロラクトン化反応を行った。結果、
反応時間2時間目のε−カプロラクトンの収率は11モ
ル%であった。過酸化水素の有効利用率は98%であっ
た。
【0032】
【比較例1】実施例3と同様に、但し、触媒としてプロ
トン型のZSM−5ゼオライト(シリカ/アルミナ比4
2)2gを用いシクロヘキサノンのカプロラクトン化反
応をおこなった。結果2時間反応のε−カプロラクトン
の収率は5.5モル%であった。過酸化水素の有効利用
率は45%であった。
トン型のZSM−5ゼオライト(シリカ/アルミナ比4
2)2gを用いシクロヘキサノンのカプロラクトン化反
応をおこなった。結果2時間反応のε−カプロラクトン
の収率は5.5モル%であった。過酸化水素の有効利用
率は45%であった。
【0033】
【比較例2】実施例3と同様に、但し、過酸化水素水の
量を11g、触媒として無水塩化アルミニウム(和光純
薬工業(株)製)4.4gを用い反応温度60℃で、シ
クロヘキサノンのカプロラクトン化反応を行った。結果
4時間反応のε−カプロラクトンの収率は5.5%であ
った。過酸化水素の有効利用率は42%であった。
量を11g、触媒として無水塩化アルミニウム(和光純
薬工業(株)製)4.4gを用い反応温度60℃で、シ
クロヘキサノンのカプロラクトン化反応を行った。結果
4時間反応のε−カプロラクトンの収率は5.5%であ
った。過酸化水素の有効利用率は42%であった。
【0034】
【比較例3】実施例3と同様に、但し、過酸化水素水の
量を11g、触媒としてプロトン型のZSM−5ゼオラ
イト(シリカ/アルミナ比36)2gを用い、反応温度
60℃で、シレクロヘキサノンのラクトン化反応を行っ
た。結果2時間反応のε−カプロラクトンの収率は8.
5モル%であった。過酸化水素の有効利用率は38%で
あった。
量を11g、触媒としてプロトン型のZSM−5ゼオラ
イト(シリカ/アルミナ比36)2gを用い、反応温度
60℃で、シレクロヘキサノンのラクトン化反応を行っ
た。結果2時間反応のε−カプロラクトンの収率は8.
5モル%であった。過酸化水素の有効利用率は38%で
あった。
【0035】
【比較例4】実施例3と同様に、但し、触媒として塩化
錫(和光純薬工業(株)製)を0.5gを用い、40℃
でシクロヘキサノンのカプロラクトン化反応をおこなっ
た。結果2時間反応のε−カプロラクトンの収率は8モ
ル%であった。過酸化水素の有効利用率は65%であっ
た。
錫(和光純薬工業(株)製)を0.5gを用い、40℃
でシクロヘキサノンのカプロラクトン化反応をおこなっ
た。結果2時間反応のε−カプロラクトンの収率は8モ
ル%であった。過酸化水素の有効利用率は65%であっ
た。
【0036】
【発明の効果】本発明方法によれば酸化剤として過酸化
水素水を用い容易に高い収率でシクロヘキサノンからε
−カプロラクトンを製造することができる。
水素水を用い容易に高い収率でシクロヘキサノンからε
−カプロラクトンを製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C062 JJ05 4G069 AA06 AA08 BA27A BA27B BC39A BC39B BC40A BC42A BC43A BC44A BE34A BE34B BE40A BE40B CB07 CB67 4H039 CA42 CH90
Claims (1)
- 【請求項1】 シクロヘキサノンと過酸化水素からε−
カプロラクトンを製造する方法において、次式で示され
るパーフルオロアルキル基を有する化合物の希土類塩を
触媒に用いることを特徴とする方法。 [(RfSO2 )n X]3 M (式中、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基
を示す。XはO,N,C元素のいずれかであって、nは
XがOの時は1を、Nの時は2を、Cの時は3を示す。
Mは希土類元素を示す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066049A JP2000256348A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ε−カプロラクトンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066049A JP2000256348A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ε−カプロラクトンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000256348A true JP2000256348A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13304641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11066049A Withdrawn JP2000256348A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ε−カプロラクトンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000256348A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008075672A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Central Glass Company, Limited | トリス(パーフルオロアルカンスルホニル)メチド酸塩の製造方法 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066049A patent/JP2000256348A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008075672A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Central Glass Company, Limited | トリス(パーフルオロアルカンスルホニル)メチド酸塩の製造方法 |
| JP2009155206A (ja) * | 2006-12-20 | 2009-07-16 | Central Glass Co Ltd | トリス(パーフルオロアルカンスルホニル)メチド酸塩の製造方法 |
| US20100022803A1 (en) * | 2006-12-20 | 2010-01-28 | Central Glass Company, Limited | Method for Producing Tris(Perfluoroalkanesulfonyl)Methide Acid Salt |
| KR101030639B1 (ko) | 2006-12-20 | 2011-04-20 | 샌트랄 글래스 컴퍼니 리미티드 | 트리스(퍼플루오로알칸설포닐)메티드산염의 제조방법 |
| US8304580B2 (en) | 2006-12-20 | 2012-11-06 | Central Glass Company, Limited | Method for producing tris(perfluoroalkanesulfonyl)methide acid salt |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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