JP2000257075A - 植物植生基材 - Google Patents

植物植生基材

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JP2000257075A
JP2000257075A JP11063213A JP6321399A JP2000257075A JP 2000257075 A JP2000257075 A JP 2000257075A JP 11063213 A JP11063213 A JP 11063213A JP 6321399 A JP6321399 A JP 6321399A JP 2000257075 A JP2000257075 A JP 2000257075A
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JP
Japan
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vegetation base
linear
vegetation
plant
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Application number
JP11063213A
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English (en)
Inventor
Isao Katayama
功 片山
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Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 容易に実現できる緑化の形状、形態の範囲を
拡大することができ、しかも、取扱いや持運び、加工を
便利に行うことができる構造の植物植生基材を提供する
こと。 【解決手段】 植物に根を張らせ、植生を成育させる植
生基材本体2が備えられ、該基材本体2は、線状にし
て、かつ、屈曲変形及び/又は湾曲変形が可能なフレキ
シブルなものである。基材本体2に種子3b又は苗が取
り付けられている。基材本体2が軸孔5を有する。基材
本体2の長さ方向の中間部に絞り部が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緑化に用いられる
植物植生基材に関する。
【0002】
【従来の技術】ヤシガラやロックウールなどを用いて、
これをマット状に成形して製作されたいわゆる植生マッ
トが自然土壌に替わる植生基盤材として提供されてい
る。その一方、ネットに種子と肥料を貼ったいわゆる種
子付きネットや、種子、肥料、土壌改良剤を袋詰めにし
たものなどが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
植生マットは、マット状、即ち平面状に成形されている
ものであったため、面状の緑化施工には適しているが、
その他の様々な形状・形態の緑化を実現していこうとす
るような場合に、形状面や加工面での制約から、実現に
種々の困難性を伴い、そのため、実現できる緑化形状、
形態に制限をもたらしていた。
【0004】また、従来の植生マットは、上記のように
平面マット状のものであるがゆえ、取扱いや持運び、加
工が必ずしも便利とはいえない場合があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑み、容
易に実現できる緑化の形状、形態の範囲を拡大すること
ができ、しかも、取扱いや持運び、加工を便利に行うこ
とができる植物植生基材を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、植物に根を
張らせ、植物を生育させる植生基材本体が備えられ、該
基材本体は、線状にして、かつ、屈曲変形及び/又は湾
曲変形が可能なフレキシブルなものであることを特徴と
する植物植生基材によって解決される。
【0007】この植物植生基材では、これが線状のもの
であるから、線状の形状、形態をなすあるいは含む緑化
を、この植生基材を用いて、容易に実現することができ
る。しかも、この植生基材は、屈曲変形及び/又は湾曲
変形が可能なフレキシブルなものであるから、この線状
植生基材を屈曲変形させあるいは湾曲変形させて自在の
形状、形態の線状緑化を実現することができ、実現でき
る緑化の形状、形態の範囲をこれまでよりも格段に拡大
することができる。もちろん、複数本の線状植生基材を
組み合わせて、通常の平面植生マットでは実現できな
い、特殊な平面状緑化を実現していくことなども自由に
行っていくことができる。
【0008】また、植生基材は、上記のように、線状に
してフレキシブルなものであるから、つかんだり、巻い
たり、折ったりなど自在に変形させ、また掴んで容易に
持ち運びもでき、取扱いや持運びが非常に便利である。
また、植生基材を好みの長さに切断加工して、緑化用の
植生基材部品を簡易に揃えることができ、それらを組み
合わせて多彩なデザイン緑化を実現していくことができ
る。
【0009】上記の線状植生基材本体に種子又は苗が取
り付けられているものであるときは、緑化の現場施工工
事において、植生基材に種子又は苗を植え付ける厄介な
作業を省略することができ、線状植生基材をセットする
だけでよく、緑化に要する施工の手間を大幅に軽減する
ことができる。
【0010】特に、ネット状のものに種子を取り付けた
種子付きネット、テープ状のものに種子を取り付けた種
子付きテープなどが線状植生基材に取り付けられている
構成とするときは、種子の取り付けられた線状植生基材
の製作を製造上非常に容易に行うことができるのみなら
ず、ロット単位で市販されている種子付きネットをロッ
ト単位で購入する必要をなくすことができて、小スペー
スにおける緑化を経済的に行うことができる、等の利点
も発揮される。
【0011】また、線状植生基材本体が軸孔を有するも
のである場合は、植物の根に空気が送り込まれやすくな
り、植物を健康に育てることができる。とりわけ、軸孔
に通気パイプを通し、積極的に通気を行うようにすると
きは、根腐れを効果的に防ぐことが可能となる。また、
この軸孔に灌水用のパイプを通して、植物の根への灌水
を行うといったようなことも可能である。更に、軸孔に
ワイヤー、棒材などを通すことによって、線状植生基材
を水平吊り状態にセットしたり、上下方向に向けてセッ
トたり、あるいは、線状植生基材同士を直列状態に組み
合わせたり、連結したりすることができるなど、植生基
材の機能性が高められる。
【0012】また、基材本体の長さ方向の中間部に絞り
部が設けられている構成である場合は、線状植生基材を
傾斜面の傾斜方向に向けてセットするような場合に植生
基材の保水性を良好なものにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1(イ−1)(イ−2)に示す植物植生
基材1において、2は基材本体、3は種子付きネット、
4は排水・防根シートである。
【0015】基材本体2は、横断面円形状の線状の部材
で、屈曲変形及び/又は湾曲変形可能なフレキシブルな
ものである。ヤシガラ、ロックウール、不織材などから
なり、これを線状に成形したものであってもよいし、あ
るいは、このような材料からなる平面マット状の素材を
巻き込んで線状にしたものであってもよい。長さには特
段の制限はなく、例えば、コイル状に巻回されるような
長尺のものであってもよいし、それほど長いものでなく
てもよい。
【0016】そして、この植生基材本体2の外周面の周
方向における一方半部に種子付きネット3が取り付けら
れ、もう一方半部に排水・防根シート4が取り付けられ
て、植生基材1を構成している。種子付きネット3は、
ネット状のもの3aに、種子3b…、肥料3c…を貼り
付けたものである。
【0017】図1(ロ)は、基材本体2に軸孔5を設け
たものである。軸孔5の用途に制限はない。自然通気、
強制通気、植生基材同士の連結、芯材の挿入など、様々
な用いられ方がされてよい。
【0018】図1(ハ)は、基材本体2を横断面方形状
にしたものである。横断面形状は、円形や方形、三角
状、楕円状、長円状など、様々な形状に形成されていて
よい。
【0019】図1(ニ−1)(ニ−2)は、排水・防根
シートを省略したものである。排水・防根シート4は、
建物の緑化などのように防根の必要性がある場合には必
要であるが、庭などの植栽のように防根の不要な場合も
あり、省略されてもよい。
【0020】図2乃至図5は適用例を示す。図2(イ)
は、バルコニー等の壁面6に横断面L字状の受け7を取
り付け、この受け7の内部に植生基材1をセットして緑
化を行っているものである。本発明の線状植生基材1を
用いることで、このような線状緑化を容易に実現するこ
とができる。
【0021】図2(ロ)は、軒樋8の内部の幅方向中間
部に長さ方向に延びる仕切り壁9が設けられて、軒樋8
の内部に、幅方向の内側、即ち、建物側の雨受け用の通
路8aと、外側の植生基材セット用の凹所10とが形成
されている。この凹所10に植生基材1がセットされ、
軒先の緑化を行ったものである。仕切壁9により、屋根
を伝って流れる雨水は、軒樋8の雨受け用通路8aに流
れ込むようになされて、直接にはセット用凹所10内に
は流れ込まないようになっており、植物が根腐れなどを
起こさないようにされている。なお、仕切り壁9には、
雨受け用通路8aとセット用凹所10とを連通する開口
部9aが設けられており、灌水などにより凹所10内の
植生基材1に過剰の水分が供給された場合には、余分な
水分が開口部9aを通じて効率良く雨受け用通路8aへ
と排出されるようになっている。
【0022】図3(イ)は、植物植生基材1を用いて文
字デザインによる緑化を行った場合のものである。即
ち、描きたい文字を形成するに必要な長さ寸法にカット
した複数本の線状植生基材1…を組み合わせ、文字デザ
イン11が形成されている。このように、線状植生基材
を所要の長さにカットして好みのデザインを自在に形成
することができる。しかも、文字によっては、Dの文字
のように、湾曲する辺を有するが、フレキシブルな線状
植生基材1を湾曲変形させることで、その曲線形状を容
易に実現することができる。文字デザインの形状を保つ
ため、線状植生基材1として軸孔5を有するものを用
い、この軸孔5に芯材を入れておくというようなことが
行われてもよい。図3(ロ)は、線状植生基材1…を用
いて、サインボード12の文字デザインを形成したもの
である。
【0023】図3(ハ)は、線状植生基材1…を、湾曲
変形させて、同心円状にセットした図形デザインにて緑
化を行ったものである。植生基材1に備えられている線
状にしてフレキシブルという特性により、このようなデ
ザインの緑化も可能である。本実施形態では、複数種類
の線状植生基材1…を円周方向に並べていくというよう
にして一つの円を形成しているものを含んでいる。円周
方向に複数本の植生基材1…を並べてつないでいくの
に、線状植生基材1…として図1(ロ)に示すような軸
孔5を有するものを用い、内部にロープなどを通して連
結するというような構成が採られてもよいし、基材の曲
線形状保持のために芯材が入れられていてもよい。ま
た、図示のように、a,b,c,d,eにて示す部分で
植物の種類や色等を変化させるとデザイン性がより一層
向上される。
【0024】図4は、線状植生基材1…を折版屋根、波
型スレート屋根などの波形屋根の緑化に用いた場合のも
のである。図4(イ−1)(イ−2)は、折版屋根13
の緑化に用いたもので、図4(イ−1)は、1つの折版
谷部に1本の線状植生基材1をセットしたもの、図4
(イ−2)は、1つの折版谷部に2本の線状植生基材
1,1を並列状態にしてセットしたものである。折版屋
根13の谷部の幅寸法と植生基材1の横断面サイズとの
関係で、複数本を並列にしてセットしたり、1本セット
したりされてよい。図4(ロ)は、波型スレート屋根1
4の緑化に線状植生基材1…を用いた場合のもので、波
型スレート屋根14の谷部に線状植生基材1がセットさ
れている。植生基材1は、線状をなすものであるから、
所定の長さのカット加工したものを、これら屋根13,
14の谷部にセットするだけでよく、緑化の施工を容易
に行うことができる。また、屋根上への植生基材1の運
び上げも、線状にしてフレキシブルな性質から容易に行
うことができる。
【0025】図5は、ガーデニングにおけるボーダー植
栽に本発明の線状植生基材1を用いた場合のものであ
る。線状であるからボーダー植栽に適しており、線状に
してフレキシブルの特性をもたされているからボーダー
ラインが曲線状である場合にも、線状植生基材1を湾曲
変形ないし屈曲変形させることによって、あるべき姿の
植栽形態を施工容易に実現することができる。
【0026】図6(イ)に示す植物植生基材1の基材本
体2は、不織布等の透水性を有する筒袋状のもの15
に、軽量土壌、ヤシガラ、ロックウール等の植物基盤材
料16を収容する構成態様を採って、線状にしてフレキ
シブルなものに構成されている。筒袋状のもの15に植
物基盤材料16を収容して構成されるものであるから、
植生基材1を容易に製作することができる利点もある。
本実施形態では、植生基材本体2に苗17が植え付けら
れて植生基材1とされている。
【0027】図6(ロ)に示す実施形態は、例えば図6
(イ)に示す植生基材1を用い、その長さ方向に間隔的
に絞り部18…を形成して腸詰めソーセージのように
し、この線状植生基材1を屋根19等の傾斜面の傾斜方
向に向けてセットし、傾斜面19の緑化を行っているも
のである。傾斜面19の緑化では、植生基材1に含ませ
た水分等が重力の作用で下方に流れていき、上方に植え
られている植物のための水分が不足しやすいが、上記の
ように絞り部18…を形成しておくことで、植生基材1
の保水性を高めることができ、植生基材1の長さ方向に
沿うすべての植物に不足なく水分を与えることができ
る。図4に示す波型屋根13,14などの緑化に好適に
用いられる。植生基材1の絞り部18…は、植生基材1
に捩りをくわえて形成したものであってもよいし、糸材
などを用いて絞ったものであってもよいし、その他の方
法で形成されたものであってもよい。
【0028】図6(ハ)は、例えば、図6(イ)あるい
は図1の各図に示す植生基材本体2に、種子付きテープ
20を貼り付けたものである。種子付きテープ20は、
テープ状のもの20aに種子20b…を取り付けて構成
されているものである。
【0029】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、植生基
材本体2を構成する材料には種々のものが用いられてよ
いし、その横断面形状も各種形状であってよいし、基材
本体を線状に成形するための構成も各成形式のものが用
いられてよい。要は、全体として線状で、屈曲変形及び
/又は湾曲変形が可能なフレキシブルな性質を持ってい
るものに構成されているものであればよい。また、本発
明の植生基材は、少なくとも基材本体2が備えられたも
のであればよく、基材本体2のみの構成であってもよい
し、基材本体に種子や苗17のみが取り付けられて構成
されたものであってもよいし、基材本体に排水・防根シ
ートのみが取り付けられて構成されたものであってもよ
いし、その他の構成に構成されたものであってもよい。
【0030】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の植物植生基材
は、線状にして、かつ、屈曲変形及び/又は湾曲変形が
可能なフレキシブルなものであるから、容易に実現でき
る緑化の形状、形態の範囲を拡大することができ、しか
も、取扱いや持運び、加工を便利に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(イ−1)は植生基材の一実施形態を示す横
断面、図(イ−2)は断面斜視図、図(ロ)は植生基材
の他の実施形態を示す横断面図、図(ハ)は更に他の実
施形態を示す横断面図、図(ニ−1)は更に他の実施形
態を示す横断面図、図(ニ−2)は更に他の実施形態を
示す横断面図である。
【図2】図(イ)は壁面への適用例を示す斜視図、図
(ロ)は軒先への適用例を示す斜視図である。
【図3】更に他の適用例を示すもので、図(イ)は平面
図、図(ロ)は斜視図、図(ハ)は平面図である。
【図4】屋根への適用例を示すもので、図(イ)乃至図
(ハ)はそれぞれ斜視図である。
【図5】ボーダー植栽への適用例を示す斜視図である。
【図6】図(イ)は植生基材の他の実施形態を示す断面
斜視図、図(ロ)は傾斜面への適用例を示す側面図、図
(ハ)は植生基材の更に他の実施形態を示す断面斜視図
である。
【符号の説明】
1…植生基材 2…基材本体 3b,20b…種子 5…軸孔 17…苗 18…絞り部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物に根を張らせ、植物を生育させる植
    生基材本体が備えられ、該基材本体は、線状にして、か
    つ、屈曲変形及び/又は湾曲変形が可能なフレキシブル
    なものであることを特徴とする植物植生基材。
  2. 【請求項2】 基材本体に種子又は苗が取り付けられて
    いる請求項1に記載の植物植生基材。
  3. 【請求項3】 基材本体が軸孔を有する請求項1又は2
    に記載の植物植生基材。
  4. 【請求項4】 基材本体の長さ方向の中間部に絞り部が
    設けられている請求項1乃至3のいずれか一に記載の植
    物植生基材。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002281832A (ja) * 2001-03-26 2002-10-02 Jaht:Kk 高設栽培方法及び装置
JP2006271236A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Mitsui Kagaku Sanshi Kk 樹脂製植栽用容器およびそれを用いた非平坦屋根緑化工法
JP2010130981A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Osaka Prefecture 植物栽培装置
WO2010128699A1 (ko) * 2009-05-07 2010-11-11 Gu Seon Gyeong 씨앗 내장형 압착매트 및 재배세트
JP2011019466A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Toyohiro Fujita 苗床および苗床を用いた緑化システム
JP2014217286A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 植物生育環境調節装置

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