JP2000257266A - 建築物躯体の構築方法 - Google Patents
建築物躯体の構築方法Info
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- JP2000257266A JP2000257266A JP11059013A JP5901399A JP2000257266A JP 2000257266 A JP2000257266 A JP 2000257266A JP 11059013 A JP11059013 A JP 11059013A JP 5901399 A JP5901399 A JP 5901399A JP 2000257266 A JP2000257266 A JP 2000257266A
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 トップステージ下の空間高さを小さくでき、
しかも、建方される柱鉄骨は長さ寸法の制限を受けない
建築物躯体の構築方法を提供する。 【解決手段】 建築物躯体の上部にトップステージ2を
設けるA工程と、トップステージ2を利用し、建築物躯
体を構成する柱鉄骨4を建方するB工程と、建築物躯体
を構成する梁鉄骨8の建方および床スラブの施工を行う
C工程と、上記の施工が完了した後、トップステージ2
を1層分上昇させるD工程とを具備し、必要に応じてB
〜D工程を繰り返し実施する建築物躯体の構築方法であ
って、B工程は、自走式の第1のクレーン3a,3b
を、C工程は、自走式の第2のクレーン7を用いて行
い、地上からトップステージ2の下方の各施工階への資
材揚重は、第3のクレーン9を用いて行う建築物躯体の
構築方法。
しかも、建方される柱鉄骨は長さ寸法の制限を受けない
建築物躯体の構築方法を提供する。 【解決手段】 建築物躯体の上部にトップステージ2を
設けるA工程と、トップステージ2を利用し、建築物躯
体を構成する柱鉄骨4を建方するB工程と、建築物躯体
を構成する梁鉄骨8の建方および床スラブの施工を行う
C工程と、上記の施工が完了した後、トップステージ2
を1層分上昇させるD工程とを具備し、必要に応じてB
〜D工程を繰り返し実施する建築物躯体の構築方法であ
って、B工程は、自走式の第1のクレーン3a,3b
を、C工程は、自走式の第2のクレーン7を用いて行
い、地上からトップステージ2の下方の各施工階への資
材揚重は、第3のクレーン9を用いて行う建築物躯体の
構築方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高層建築物
躯体の構築方法に関するものである。
躯体の構築方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、オフィスビル等
高層建築物の躯体は、次のようにして構築されていた。
すなわち、建築物躯体の構築途中の状態を示す図4から
判るように、まず、建築物躯体の四隅位置に本設柱21
を立設する。そして、この本設柱21に沿って仮設ポス
ト22を設置する。これが完了したならば、仮設ポスト
22の上端部間に本設梁(場合によっては仮設梁を用い
ても可)23を架設し、トップステージ24を構築す
る。このようにしてトップステージ24を得た後は、そ
れを全天候ルーフとして利用し、更に、その下面に設け
た自走式の天井走行クレーン25を用いて、柱鉄骨26
の建方や梁鉄骨の建方、床スラブの施工等を実施する。
高層建築物の躯体は、次のようにして構築されていた。
すなわち、建築物躯体の構築途中の状態を示す図4から
判るように、まず、建築物躯体の四隅位置に本設柱21
を立設する。そして、この本設柱21に沿って仮設ポス
ト22を設置する。これが完了したならば、仮設ポスト
22の上端部間に本設梁(場合によっては仮設梁を用い
ても可)23を架設し、トップステージ24を構築す
る。このようにしてトップステージ24を得た後は、そ
れを全天候ルーフとして利用し、更に、その下面に設け
た自走式の天井走行クレーン25を用いて、柱鉄骨26
の建方や梁鉄骨の建方、床スラブの施工等を実施する。
【0003】トップステージ24の下方にて鉄骨建方等
の一連の作業が完了したならば、仮設ポスト22を継ぎ
足し、ジャッキアップによりトップステージ24のせり
上げを行う。そして、再び、トップステージ24の下方
で、上記一連の構築作業を実施する。高層建築物の躯体
は、こうした工程を順に繰り返すことによって得られ
る。
の一連の作業が完了したならば、仮設ポスト22を継ぎ
足し、ジャッキアップによりトップステージ24のせり
上げを行う。そして、再び、トップステージ24の下方
で、上記一連の構築作業を実施する。高層建築物の躯体
は、こうした工程を順に繰り返すことによって得られ
る。
【0004】ところが、こうした従来工法にも次のよう
な問題が存在する。まず従来工法では、トップステージ
24と柱鉄骨建方階床面との間の空間高さが非常に大き
なものとなってしまう。これは、同空間に、柱鉄骨26
の長さと天井走行クレーン25の吊り代との和よりも大
きな高さが要求されるからである。したがって、この部
分は水平方向の外力に対して相対的に弱く、その結果、
トップステージ24の荷重を受ける仮設ポスト22に
は、水平方向の外力に対抗するための補強材を大規模に
配置する必要が生じる。
な問題が存在する。まず従来工法では、トップステージ
24と柱鉄骨建方階床面との間の空間高さが非常に大き
なものとなってしまう。これは、同空間に、柱鉄骨26
の長さと天井走行クレーン25の吊り代との和よりも大
きな高さが要求されるからである。したがって、この部
分は水平方向の外力に対して相対的に弱く、その結果、
トップステージ24の荷重を受ける仮設ポスト22に
は、水平方向の外力に対抗するための補強材を大規模に
配置する必要が生じる。
【0005】また従来工法では、柱鉄骨として、あまり
長さ寸法の大きなものを用いることができない。よっ
て、その本数は必然的に多くなるので、溶接箇所もこれ
に対応して増える。これが、労務増大、工期延長、そし
てコストアップの要因となっている。更に、こうした問
題とは別に、従来工法には次のような問題もある。
長さ寸法の大きなものを用いることができない。よっ
て、その本数は必然的に多くなるので、溶接箇所もこれ
に対応して増える。これが、労務増大、工期延長、そし
てコストアップの要因となっている。更に、こうした問
題とは別に、従来工法には次のような問題もある。
【0006】まず、上述したようにトップステージ24
の下面には、天井走行クレーン25が設置されるわけで
あるが、同クレーン25に要求される揚重性能は、言う
までもなく資材(部材)重量に依存する。つまり、天井
走行クレーン25の揚重性能は、資材重量の最大値によ
って決まる。このため、重量物は稀にしか揚重されない
にもかかわらず、揚重性能の大きなものを使用しなけれ
ばならなくなっており効率が悪い。
の下面には、天井走行クレーン25が設置されるわけで
あるが、同クレーン25に要求される揚重性能は、言う
までもなく資材(部材)重量に依存する。つまり、天井
走行クレーン25の揚重性能は、資材重量の最大値によ
って決まる。このため、重量物は稀にしか揚重されない
にもかかわらず、揚重性能の大きなものを使用しなけれ
ばならなくなっており効率が悪い。
【0007】また、地上からの資材揚重も上記天井走行
クレーン25を用いて実施されるので、この天井走行ク
レーン25には、大きな揚重能力だけでなく、揚程が長
いことも要求される。その上、天井走行クレーン25と
トップステージ走行クレーン27とを比べると、使用頻
度は、前者の方が圧倒的に多い。すなわち、後者はトッ
プステージ24自体の組立・解体に不可欠ではあるもの
の、それ以外にはほとんど利用されることがないため、
非常に効率が悪い。
クレーン25を用いて実施されるので、この天井走行ク
レーン25には、大きな揚重能力だけでなく、揚程が長
いことも要求される。その上、天井走行クレーン25と
トップステージ走行クレーン27とを比べると、使用頻
度は、前者の方が圧倒的に多い。すなわち、後者はトッ
プステージ24自体の組立・解体に不可欠ではあるもの
の、それ以外にはほとんど利用されることがないため、
非常に効率が悪い。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、トップステージ下の空間高さを小さくでき、しか
も、建方される柱鉄骨は長さ寸法の制限を受けない建築
物躯体の構築方法を提供することである。また、適切な
能力のクレーンを効率よく運用して作業を行うことがで
きる建築物躯体の構築方法を提供することである。
題は、トップステージ下の空間高さを小さくでき、しか
も、建方される柱鉄骨は長さ寸法の制限を受けない建築
物躯体の構築方法を提供することである。また、適切な
能力のクレーンを効率よく運用して作業を行うことがで
きる建築物躯体の構築方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、既設の本
設柱を利用して、構築中の建築物躯体の上部にトップス
テージを設けるA工程と、前記トップステージを利用
し、このトップステージの上方で、前記建築物躯体を構
成する柱鉄骨を建方するB工程と、前記トップステージ
の下方で、前記建築物躯体を構成する梁鉄骨の建方およ
び床スラブの施工を行うC工程と、前記トップステージ
の上方および下方での施工が完了した後、前記トップス
テージを1層分上昇させるD工程とを具備し、必要に応
じて前記B〜D工程を繰り返し実施する建築物躯体の構
築方法であって、前記B工程は、前記トップステージ上
に設けた、自走式の第1のクレーンを用いて行い、前記
C工程は、前記トップステージ下面に設けた、自走式の
第2のクレーンを用いて行い、地上から前記トップステ
ージ下方の各施工階への資材揚重は、揚重専用の第3の
クレーンを用いて行うことを特徴とする建築物躯体の構
築方法によって解決される。
設柱を利用して、構築中の建築物躯体の上部にトップス
テージを設けるA工程と、前記トップステージを利用
し、このトップステージの上方で、前記建築物躯体を構
成する柱鉄骨を建方するB工程と、前記トップステージ
の下方で、前記建築物躯体を構成する梁鉄骨の建方およ
び床スラブの施工を行うC工程と、前記トップステージ
の上方および下方での施工が完了した後、前記トップス
テージを1層分上昇させるD工程とを具備し、必要に応
じて前記B〜D工程を繰り返し実施する建築物躯体の構
築方法であって、前記B工程は、前記トップステージ上
に設けた、自走式の第1のクレーンを用いて行い、前記
C工程は、前記トップステージ下面に設けた、自走式の
第2のクレーンを用いて行い、地上から前記トップステ
ージ下方の各施工階への資材揚重は、揚重専用の第3の
クレーンを用いて行うことを特徴とする建築物躯体の構
築方法によって解決される。
【0010】すなわち本発明では、既設の本設柱を利用
して、構築中の建築物躯体の上部にトップステージを設
け、更にこのトップステージを利用し、その上方にて、
建築物躯体を構成する柱鉄骨を建方するようにした。つ
まり、既設の本設柱がトップステージを貫通し、その上
方に突出した状態で、次節の柱鉄骨を、この既設の本設
柱上に立設するようにした。したがって、トップステー
ジの下方には、柱鉄骨を吊り込むための高さの大きな空
間を設ける必要はなく、この結果、水平方向の外力に対
抗するための補強材は不要となる。その上、本発明の構
築方法では、柱鉄骨の建方をトップステージの上方で行
うから、柱鉄骨は長さ寸法の制限を受けない。言い換え
れば、長さ寸法の大きな柱鉄骨を使用して施工を実施す
ることができる。ゆえに、柱鉄骨の総数を、したがって
その溶接箇所を少なくすることができ、労務軽減、工期
短縮、そしてコストダウンが図れる。
して、構築中の建築物躯体の上部にトップステージを設
け、更にこのトップステージを利用し、その上方にて、
建築物躯体を構成する柱鉄骨を建方するようにした。つ
まり、既設の本設柱がトップステージを貫通し、その上
方に突出した状態で、次節の柱鉄骨を、この既設の本設
柱上に立設するようにした。したがって、トップステー
ジの下方には、柱鉄骨を吊り込むための高さの大きな空
間を設ける必要はなく、この結果、水平方向の外力に対
抗するための補強材は不要となる。その上、本発明の構
築方法では、柱鉄骨の建方をトップステージの上方で行
うから、柱鉄骨は長さ寸法の制限を受けない。言い換え
れば、長さ寸法の大きな柱鉄骨を使用して施工を実施す
ることができる。ゆえに、柱鉄骨の総数を、したがって
その溶接箇所を少なくすることができ、労務軽減、工期
短縮、そしてコストダウンが図れる。
【0011】また、本発明では、建築物躯体の構築に際
し、第1のクレーン、第2のクレーン、そして第3のク
レーンを準備し、それぞれを異なる役割を持たせて使用
するようにした。すなわち、第1のクレーンは主として
柱鉄骨の建方に、第2のクレーンは梁鉄骨の建方および
床スラブの施工に、第3のクレーンは地上からの資材揚
重に、それぞれ利用するようにした。よって、用途に応
じた適切な揚重能力・揚程のクレーンを選定して利用す
ることができるようになり、使用頻度の平準化と併せ
て、その効率的、かつ、経済的な運用が可能となる。
し、第1のクレーン、第2のクレーン、そして第3のク
レーンを準備し、それぞれを異なる役割を持たせて使用
するようにした。すなわち、第1のクレーンは主として
柱鉄骨の建方に、第2のクレーンは梁鉄骨の建方および
床スラブの施工に、第3のクレーンは地上からの資材揚
重に、それぞれ利用するようにした。よって、用途に応
じた適切な揚重能力・揚程のクレーンを選定して利用す
ることができるようになり、使用頻度の平準化と併せ
て、その効率的、かつ、経済的な運用が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、本発
明の実施形態を更に詳しく説明する。なお、図1は本実
施形態に係る建築物躯体の構築方法の概要を示す側断面
図、図2は建築物躯体の構築途中におけるトップステー
ジの平面図、図3も建築物躯体の構築途中におけるトッ
プステージ下の施工階の平面図である。
明の実施形態を更に詳しく説明する。なお、図1は本実
施形態に係る建築物躯体の構築方法の概要を示す側断面
図、図2は建築物躯体の構築途中におけるトップステー
ジの平面図、図3も建築物躯体の構築途中におけるトッ
プステージ下の施工階の平面図である。
【0013】本実施形態に係る建築物躯体の構築方法
(以下、本構築方法と言う)の実施に際しては、まず、
既設の本設柱を利用して、構築中の建築物躯体の上部に
トップステージを設置する(A工程)。但し、建築物躯
体は、ある高さまで通常の工法を用いて構築される。こ
こで、既にトップステージの設置が完了した状態を示す
図1において、1が既設の本設柱、2がトップステージ
である。この状態では、トップステージ1の上方には、
トップステージ走行クレーン(第1のクレーン)3a,
3bが設置されている。このトップステージ走行クレー
ン3a,3bは、後でも触れるが、主として柱鉄骨4の
建方および外壁PC版5の取付けに使用される。ちなみ
に、このトップステージ走行クレーン3a,3bの平面
的な位置関係は、図2に示すとおりであり、この2基の
クレーン3a,3bで作業エリアのほぼ全域がカバーさ
れるようになっている。なお、図2(および図3)中、
6は構築される建築物躯体を取り囲むよう設けられた外
周養生ユニットである。
(以下、本構築方法と言う)の実施に際しては、まず、
既設の本設柱を利用して、構築中の建築物躯体の上部に
トップステージを設置する(A工程)。但し、建築物躯
体は、ある高さまで通常の工法を用いて構築される。こ
こで、既にトップステージの設置が完了した状態を示す
図1において、1が既設の本設柱、2がトップステージ
である。この状態では、トップステージ1の上方には、
トップステージ走行クレーン(第1のクレーン)3a,
3bが設置されている。このトップステージ走行クレー
ン3a,3bは、後でも触れるが、主として柱鉄骨4の
建方および外壁PC版5の取付けに使用される。ちなみ
に、このトップステージ走行クレーン3a,3bの平面
的な位置関係は、図2に示すとおりであり、この2基の
クレーン3a,3bで作業エリアのほぼ全域がカバーさ
れるようになっている。なお、図2(および図3)中、
6は構築される建築物躯体を取り囲むよう設けられた外
周養生ユニットである。
【0014】また、トップステージ1の下面には、天井
走行クレーン(第2のクレーン)7が配置される。この
天井走行クレーン7は、後に説明する工程にて、梁鉄骨
8の建方、床スラブの施工などに主として用いられる。
なお、図1では天井走行クレーン7を1基しか示してい
ないが、実際には、トップステージ1の下面に計2基設
置される。そして、これらのある時点における平面的な
位置関係は、図3に一点鎖線で示すとおりであり、言う
までもなく、この天井走行クレーン7についても、2基
で作業エリアの全域がカバーされるようになっている。
走行クレーン(第2のクレーン)7が配置される。この
天井走行クレーン7は、後に説明する工程にて、梁鉄骨
8の建方、床スラブの施工などに主として用いられる。
なお、図1では天井走行クレーン7を1基しか示してい
ないが、実際には、トップステージ1の下面に計2基設
置される。そして、これらのある時点における平面的な
位置関係は、図3に一点鎖線で示すとおりであり、言う
までもなく、この天井走行クレーン7についても、2基
で作業エリアの全域がカバーされるようになっている。
【0015】更に、トップステージ2の側縁部には揚重
専用クレーン(第3のクレーン)9が設置される。この
揚重専用クレーン9は、基本的に、資材(部材)を地上
から各施工階、特にその荷捌ヤード10まで揚重するた
めに用いられる。なお、トップステージ2の側方には外
部施工用足場11が設けられるが、これは可動式となっ
ており、揚重専用クレーン9を用いて資材を揚重する際
に、その障害とならないよう建築物躯体から離間させる
ことができる。また、この機能は、外壁PC版5を所定
位置に吊り込む際にも使用される。つまり、上記外部施
工用足場11が建築物躯体から離間することによって、
両者の間には、外壁PC版取込み用の開口が形成され
る。外壁PC版5は、この開口から、上記トップステー
ジ走行クレーン3a(3b)を用いて吊り込まれること
になる。
専用クレーン(第3のクレーン)9が設置される。この
揚重専用クレーン9は、基本的に、資材(部材)を地上
から各施工階、特にその荷捌ヤード10まで揚重するた
めに用いられる。なお、トップステージ2の側方には外
部施工用足場11が設けられるが、これは可動式となっ
ており、揚重専用クレーン9を用いて資材を揚重する際
に、その障害とならないよう建築物躯体から離間させる
ことができる。また、この機能は、外壁PC版5を所定
位置に吊り込む際にも使用される。つまり、上記外部施
工用足場11が建築物躯体から離間することによって、
両者の間には、外壁PC版取込み用の開口が形成され
る。外壁PC版5は、この開口から、上記トップステー
ジ走行クレーン3a(3b)を用いて吊り込まれること
になる。
【0016】さて、上記のごとく、トップステージ2お
よび各種クレーンの設置が完了したならば、このトップ
ステージ2およびトップステージ走行クレーン3a,3
bを用い、同ステージ2の上で、建築物躯体を構成する
柱鉄骨4の建方を行う(B工程)。すなわち、この時点
では、既設の本設柱1がトップステージ2を貫通し、そ
の上方に突出した状態となっているが、本B工程では、
このトップステージ2から突出する本設柱1の上に次節
の柱鉄骨4を立設する。なお、本実施形態でもトップス
テージ2は全天候ルーフとして機能する。したがって言
うまでもなく、本設柱1とトップステージ2とが交差す
る部分には、十分な止水処理が施されることになる。
よび各種クレーンの設置が完了したならば、このトップ
ステージ2およびトップステージ走行クレーン3a,3
bを用い、同ステージ2の上で、建築物躯体を構成する
柱鉄骨4の建方を行う(B工程)。すなわち、この時点
では、既設の本設柱1がトップステージ2を貫通し、そ
の上方に突出した状態となっているが、本B工程では、
このトップステージ2から突出する本設柱1の上に次節
の柱鉄骨4を立設する。なお、本実施形態でもトップス
テージ2は全天候ルーフとして機能する。したがって言
うまでもなく、本設柱1とトップステージ2とが交差す
る部分には、十分な止水処理が施されることになる。
【0017】一方、トップステージ2の下方では、上記
天井走行クレーン7を用いて、建築物躯体を構成する梁
鉄骨8の建方および床スラブの施工を行う(C工程)。
なお天井走行クレーン7は、こうした作業に使用される
以外にも、各施工階にそれぞれ設置される荷捌ヤード1
0から資材を受け取り、それを水平方向に搬送する役割
をも果たす。
天井走行クレーン7を用いて、建築物躯体を構成する梁
鉄骨8の建方および床スラブの施工を行う(C工程)。
なお天井走行クレーン7は、こうした作業に使用される
以外にも、各施工階にそれぞれ設置される荷捌ヤード1
0から資材を受け取り、それを水平方向に搬送する役割
をも果たす。
【0018】このようにして、トップステージ2の上方
および下方で所定の施工を完了させたならば、トップス
テージ2を、各種クレーンと共に、図示していないジャ
ッキアップ装置によって1層分上昇させる(D工程)。
以後は、上記B〜D工程を繰り返し実施すればよく(こ
こではB工程とC工程とは並行実施)、更に設備工事や
仕上工事を行って建築物躯体が完成する。
および下方で所定の施工を完了させたならば、トップス
テージ2を、各種クレーンと共に、図示していないジャ
ッキアップ装置によって1層分上昇させる(D工程)。
以後は、上記B〜D工程を繰り返し実施すればよく(こ
こではB工程とC工程とは並行実施)、更に設備工事や
仕上工事を行って建築物躯体が完成する。
【0019】ところで、本実施形態では、既設の本設柱
1を利用して、構築中の建築物躯体の上部にトップステ
ージ2を設け、更に、このトップステージ2を利用し、
その上方で、建築物躯体を構成する柱鉄骨4を建方する
ようにした。つまり、既設の本設柱1がトップステージ
2を貫通し、その上方に突出した状態にて、次節の柱鉄
骨4をこの既設の本設柱1の上に立設するようにした。
したがって、トップステージ2の下方には、高さの大き
な空間を設ける必要がなく、この結果、水平方向の外力
に対抗するための補強材は不要となる。また、柱鉄骨4
の建方は、トップステージ2の上方にてなされるので、
柱鉄骨4の長さ寸法が制限を受けない。つまり、従来よ
りも長尺な柱鉄骨を使用することができる。ゆえに、柱
鉄骨4の本数を、したがってその溶接箇所を少なくする
ことができ、労務軽減、工期短縮そしてコストダウンが
図れる。
1を利用して、構築中の建築物躯体の上部にトップステ
ージ2を設け、更に、このトップステージ2を利用し、
その上方で、建築物躯体を構成する柱鉄骨4を建方する
ようにした。つまり、既設の本設柱1がトップステージ
2を貫通し、その上方に突出した状態にて、次節の柱鉄
骨4をこの既設の本設柱1の上に立設するようにした。
したがって、トップステージ2の下方には、高さの大き
な空間を設ける必要がなく、この結果、水平方向の外力
に対抗するための補強材は不要となる。また、柱鉄骨4
の建方は、トップステージ2の上方にてなされるので、
柱鉄骨4の長さ寸法が制限を受けない。つまり、従来よ
りも長尺な柱鉄骨を使用することができる。ゆえに、柱
鉄骨4の本数を、したがってその溶接箇所を少なくする
ことができ、労務軽減、工期短縮そしてコストダウンが
図れる。
【0020】また、本実施形態では、互いに揚重能力や
揚程の異なる3種類のクレーン、すなわちトップステー
ジ走行クレーン3a,3b、天井走行クレーン7、そし
て揚重専用クレーン9を準備し、これらを、それぞれに
異なる役割を持たせて使用するようにした。具体的に言
うと、トップステージ走行クレーン3a,3bは主とし
て柱鉄骨4の建方(B工程)に、天井走行クレーン7は
梁鉄骨8の建方および床スラブの施工(C工程)に、そ
して揚重専用クレーン9は地上からの資材(部材)揚重
に、それぞれ用いるようにした。よって、用途に応じて
適切な揚重能力・揚程のクレーンを選定して利用するこ
とができ、使用頻度の平準化と併せて、その効率的、か
つ、経済的な運用が可能となる。
揚程の異なる3種類のクレーン、すなわちトップステー
ジ走行クレーン3a,3b、天井走行クレーン7、そし
て揚重専用クレーン9を準備し、これらを、それぞれに
異なる役割を持たせて使用するようにした。具体的に言
うと、トップステージ走行クレーン3a,3bは主とし
て柱鉄骨4の建方(B工程)に、天井走行クレーン7は
梁鉄骨8の建方および床スラブの施工(C工程)に、そ
して揚重専用クレーン9は地上からの資材(部材)揚重
に、それぞれ用いるようにした。よって、用途に応じて
適切な揚重能力・揚程のクレーンを選定して利用するこ
とができ、使用頻度の平準化と併せて、その効率的、か
つ、経済的な運用が可能となる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、建築物躯体の構築に際
し、トップステージ下の空間高さを小さくでき、しか
も、建方される柱鉄骨は長さ寸法の制限を受けない。ま
た、適切な能力のクレーンを効率よく運用して構築作業
を行うことができる。
し、トップステージ下の空間高さを小さくでき、しか
も、建方される柱鉄骨は長さ寸法の制限を受けない。ま
た、適切な能力のクレーンを効率よく運用して構築作業
を行うことができる。
【図1】本実施形態に係る建築物躯体の構築方法の概要
を示す側断面図
を示す側断面図
【図2】建築物躯体の構築途中におけるトップステージ
の平面図
の平面図
【図3】建築物躯体の構築途中におけるトップステージ
下の施工階の平面図
下の施工階の平面図
【図4】従来工法を用いた建築物躯体構築の途中の状態
を示す側断面図
を示す側断面図
1 既設の本設柱 2 トップステージ 3a,3b トップステージ走行クレーン(第1の
クレーン) 4 柱鉄骨 5 外壁PC版 6 外周養生ユニット 7 天井走行クレーン(第2のクレーン) 8 梁鉄骨 9 揚重専用クレーン(第3のクレーン) 10 荷捌ヤード 11 外部施工用足場
クレーン) 4 柱鉄骨 5 外壁PC版 6 外周養生ユニット 7 天井走行クレーン(第2のクレーン) 8 梁鉄骨 9 揚重専用クレーン(第3のクレーン) 10 荷捌ヤード 11 外部施工用足場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E174 AA01 AA03 BA01 BA03 CA03 CA04 CA09 CA14 CA17 CA30 DA02 DA12 DA13 DA14 DA17 DA18 DA51 DA62 EA02 EA03 EA05 3F203 AA10 CA02 CC03 DA08 FA01 3F205 AA05 AA13 BA04 CA01 CA09 DA02 KA10
Claims (1)
- 【請求項1】 既設の本設柱を利用して、構築中の建築
物躯体の上部にトップステージを設けるA工程と、 前記トップステージを利用し、このトップステージの上
方で、前記建築物躯体を構成する柱鉄骨を建方するB工
程と、 前記トップステージの下方で、前記建築物躯体を構成す
る梁鉄骨の建方および床スラブの施工を行うC工程と、 前記トップステージの上方および下方での施工が完了し
た後、前記トップステージを1層分上昇させるD工程と
を具備し、必要に応じて前記B〜D工程を繰り返し実施
する建築物躯体の構築方法であって、 前記B工程は、前記トップステージ上に設けた、自走式
の第1のクレーンを用いて行い、 前記C工程は、前記トップステージ下面に設けた、自走
式の第2のクレーンを用いて行い、 地上から前記トップステージ下方の各施工階への資材揚
重は、揚重専用の第3のクレーンを用いて行うことを特
徴とする建築物躯体の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059013A JP2000257266A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 建築物躯体の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059013A JP2000257266A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 建築物躯体の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000257266A true JP2000257266A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13100997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11059013A Pending JP2000257266A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 建築物躯体の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000257266A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103086279A (zh) * | 2011-12-30 | 2013-05-08 | 北京江河幕墙股份有限公司 | 建筑施工用垂直运输施工方法 |
| CN104481154A (zh) * | 2011-12-20 | 2015-04-01 | 中国核工业二三建设有限公司 | 安装核电站核岛端梁的方法 |
| CN111734148A (zh) * | 2020-06-03 | 2020-10-02 | 中国核工业华兴建设有限公司 | 一种位于半空的u形狭长空间内接替吊装方法 |
| WO2021000443A1 (zh) * | 2019-07-01 | 2021-01-07 | 济南轨道交通集团有限公司 | 一种近邻未封闭建筑物的重型设备吊装方法 |
| JP2024011580A (ja) * | 2022-07-15 | 2024-01-25 | 株式会社大林組 | 塔状構造物の構築方法 |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP11059013A patent/JP2000257266A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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