JP2000257609A - エアー抜き装置 - Google Patents

エアー抜き装置

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JP2000257609A
JP2000257609A JP11057899A JP5789999A JP2000257609A JP 2000257609 A JP2000257609 A JP 2000257609A JP 11057899 A JP11057899 A JP 11057899A JP 5789999 A JP5789999 A JP 5789999A JP 2000257609 A JP2000257609 A JP 2000257609A
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inlet
air
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valve
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JP11057899A
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Keitaro Yonezawa
慶多朗 米澤
Katsuhiro Noguchi
勝裕 野口
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Kosmek KK
Original Assignee
Kosmek KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧回路内に過剰のエアーが蓄積するのを自
動的に防止する。 【解決手段】 圧油が供給および排出される給排路9の
最上部にエアー抜き装置18を配置する。そのエアー抜
き装置18のハウジング21内に、上記の給排路9に連
通する入口孔23と弁室24と出口孔25とを下から順
に形成する。その弁室24の入口側の端壁に入口弁座3
2を設けると共に、出口側の端壁に出口弁座33を設け
る。上記の弁室24内に閉止部材35を上下方向へ移動
自在に挿入する。その閉止部材35の下端部に、圧縮バ
ネ39の閉弁力によって上記の入口弁座32に接当され
る第1封止部36を設ける。同上の閉止部材35の上端
部に、上記の給排路9へ供給した圧油の押圧力によって
上記の出口弁座33に接当される第2封止部37を設け
る。さらに、上記の閉止部材35の外周面に形成した連
通路41によって、上記の弁室24の入口側と出口側と
を連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアー抜き装置
に関し、さらに詳しくいえば、圧油が供給および排出さ
れる油圧回路の最上部に配置されるエアー抜き装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧油が給排される油圧回路内に
エアーが混入するのは避け難い。そのエアー混入の主な
原因は、油圧回路の配管接続後のエアー抜きが不完全な
ために配管途中や油圧アクチュエータ内に残留するエア
ー、その油圧回路内の圧油が油タンクへ戻される際にオ
イルに巻き込まれるエアー、油タンク内にオイルを補給
する際にオイルに巻き込まれるエアー、上記の油圧回路
に設けた急速継手を接続・分離する際に侵入するエアー
等が考えられる。
【0003】上記のエアーの混入によって油圧回路内に
過剰のエアーが蓄積すると、油圧アクチュエータ等の油
圧機器の機能が害される。このため、従来では、その油
圧回路の最上部に手動操作式の開閉弁を設けて、その最
上部に蓄積したエアーを人手によって定期的に抜き取る
ことが要求されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
人手でエアー抜きを行うので、そのエアー抜き作業に手
間がかかる。しかも、そのエアー抜き作業のタイミング
が遅れると、上記の油圧回路内のエアー量が増加するの
で、油圧アクチュエータ等の油圧機器の機能を良好な状
態に保持できない。本発明は、油圧回路内に過剰のエア
ーが蓄積するのを自動的に防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、例えば図1および図2に示すよ
うに、圧油が供給および排出される油圧回路1の最上部
に配置されるエアー抜き装置であって、以下のように構
成される。
【0006】即ち、ハウジング21内に、上記の油圧回
路1に連通される入口孔23と、弁室24と、排出口2
6へ連通される出口孔25とを、順に直列に形成し、上
記の弁室24の入口側の端壁に入口弁座32を設けると
共に出口側の端壁に出口弁座33を設け、上記の弁室2
4内に閉止部材35を上記の出入口の方向へ移動自在に
挿入し、その閉止部材35の両端部に、所定の閉弁力に
よって上記の入口弁座32に接当される第1封止部36
と、前記の油圧回路1へ供給した圧油の押圧力によって
上記の出口弁座33に接当される第2封止部37とを設
け、上記の両封止部36・37の外側に配置した連通路
41によって上記の弁室24の入口側と出口側とを連通
したものである。
【0007】ここで、上記の「所定の閉弁力」とは、油
圧回路1から圧油を排出したときに第1封止部36を入
口弁座32に円滑に接当させて、外部のエアーが弁室2
4を経て入口孔23へ侵入するのを防止するのに必要な
閉弁力を意味する。その閉弁力を生じる手段としては、
圧縮バネ39と閉止部材35の自重との少なくとも一方
を利用することが考えられる。また、前記の「連通路4
1」は、前記の両封止部36・37の外側で上記の弁室
24の入口側と出口側とを連通ものであればよい。従っ
て、その「連通路41」は、上記の閉止部材35の周壁
部と上記の弁室24の周壁部と上記の両周壁部の嵌合隙
間との少なくともいずれかに形成すればよい。
【0008】上記の請求項1の発明は、例えば図2(A)
(B)(C)に示すように、次のように作用する。図2(A)
に示すように、油圧回路1から圧油を排出し終えた状態
では、その油圧回路1内の圧力が消失するため、前記の
閉止部材35は圧縮バネ39等による所定の閉弁力によ
って入口弁座32へ向けて移動され、第1封止部36が
入口弁座32に閉止接当すると共に第2封止部37が出
口弁座33から離間している。この状態では、油圧回路
1内のオイルに混入していたエアーAが、その油圧回路
1の最上部に浮上していき、前記の入口孔23内および
その近傍に滞留する。
【0009】上記の油圧回路1へ圧油を供給する工程で
は、同上の図2(A)中の一点鎖線矢印に示すように圧油
Pを供給すると、その供給された圧油によって上記の滞
留エアーAが加圧され、その加圧力によって上記の閉止
部材35が出口弁座33へ向けて押圧される。これによ
り、図2(B)に示すように、上記の閉止部材35が入口
弁座32から離間して、上記の圧油Pが入口孔23を通
って弁室24へ勢い良く流出するので、その流出した圧
油Pが上記の図2(A)中の滞留エアーAを前記の連通路
41を経て弁室24の出口側(および前記の出口孔25
内)へ押し出し、これとほぼ同時に、前記の第2封止部
37が出口弁座33に閉止接当する。
【0010】図2(C)は、上記の油圧回路1から圧油を
排出する工程の初期状態を示している。その油圧回路1
から圧油を排出し始めると、前記の弁室24内の圧油P
の圧力が急速に低下するので、前記の閉止部材35が所
定の閉弁力によって入口弁座32へ向けて押圧され、前
記の第2封止部37が出口弁座33から離間する。これ
により、上記の弁室24の出口側に滞留していたエアー
Aは、前記の出口孔25と排出口26とを順に通ってハ
ウジング21の外部へ排出されていく。
【0011】その後、前記の図2(A)に示すように、上
記の所定の閉弁力によって第1封止部36が入口弁座3
2に閉止接当する。これにより、上記の弁室24の出口
側に残留していたエアーや前記ハウジング21の外部の
エアーが前記の入口孔23内へ侵入することを阻止する
と共に、前記の油圧回路1から浮上してきたエアーAが
前記の入口孔23内およびその近傍に再び溜まり始め
る。
【0012】請求項1の発明は、上記のように構成され
作用することから、次の効果を奏する。圧油の給排工程
が繰り返されることに伴って油圧回路内のエアーを自動
的に排出できるので、人手による定期的なエアー抜き作
業が不要になるうえ、エアー抜きのタイミングが遅れる
ことも防止できる。その結果、油圧回路内に過剰のエア
ーが溜まることを確実に防止でき、油圧アクチュエータ
等の油圧機器の機能を良好な状態に保てる。
【0013】なお、請求項2の発明に示すように、上記
の請求項1の発明には次の構成を加えることが好まし
い。即ち、前記ハウジング21内に、前記の弁室24の
入口側を前記の排出口26へ連通させる逃し路43を設
け、その逃し路43に手動操作式の開閉弁44を設ける
のである。
【0014】上記の請求項2の発明は、例えば図1に示
すように、次のように作用する。配管接続後や各種メン
テナンス後のように多量のエアー抜きを必要とする場合
には、上記の開閉弁44を開いた状態で油圧回路1に圧
油を連続して供給する。すると、その供給された圧油に
よって、第2封止部37が出口弁座33に閉止接当され
ると共に、上記の油圧回路1内の多量のエアーが入口孔
23と弁室24の入口側と逃し路43と排出口26とを
順に経てハウジング21の外部へ勢い良く押し出され
る。
【0015】上述のように、請求項2の発明は、油圧回
路内に溜まった多量のエアーを一気に抜き取ることが可
能となるので、配管接続後や各種メンテナンス後のよう
に多量のエアー抜きを必要とする場合であっても、その
エアー抜き作業を短時間で能率良く行える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
によって説明する。図1は、本発明を適用した油圧回路
1の立面視の模式図を示している。その油圧回路1は、
クランプ用治具2に固定した複数の油圧クランプ3によ
ってワークWをクランプおよびクランプ解除可能に構成
したものである。
【0017】より詳しくいえば、上記の油圧クランプ3
は、ここでは、単動バネ復帰式の油圧シリンダ4と、そ
の油圧シリンダ4に連結したクランプアーム5とによっ
て構成されている。そして、上記ワークWをクランプす
るときには、油圧ポンプ7から吐出した圧油を、供給位
置Xの切換弁8と給排路9とを順に経て上記の油圧シリ
ンダ4へ供給すればよい。これにより、上記クランプア
ーム5によって上記ワークWが上記クランプ用治具2に
押圧固定される。そのクランプ状態を解除するときに
は、上記の油圧シリンダ4内の圧油を、上記の給排路9
と排出位置Yの切換弁8と排油路11とを順に経て油タ
ンク12へ戻すのである。
【0018】上記の給排路9は、上記の切換弁8とクラ
ンプ用治具2との間で立ち上げられた第1給排路9a
と、上記クランプ用治具2内に形成した第2給排路9b
とを備える。上記の第1給排路9aの終端部に、両側逆
止弁付きの急速継手14が設けられる。その急速継手1
4は、上記クランプ用治具2に固定した下継手15と、
その下継手15に対して上側から接続および分離される
上継手16とによって構成されている。
【0019】上記ワークWは、例えば次の手順で機械加
工される。まず、上記の下継手15に上継手16を接続
し、油圧ポンプ7から吐出した圧油を給排路9を介して
油圧クランプ3へ供給して、ワークWをクランプ用治具
2に押圧固定する。次いで、上記の下継手15から上継
手16を分離し、上記クランプ用治具2をマシニングセ
ンターへ搬入して、ワークWを機械加工する。そして、
その機械加工が終了すると、上記クランプ用治具2をマ
シニングセンターから搬出する。引き続いて、上記の下
継手15に上継手16を接続し、油圧クランプ3内の圧
油を給排路9を介して油タンク12へ排出して、そのワ
ークWのクランプ状態を解除する。その後、上記の加工
済みのワークWをクランプ用治具2から取り出して、そ
のクランプ用治具2に新たなワークを装着するのであ
る。
【0020】上述のように圧油が供給および排出される
油圧回路1において、前記の第1給排路9aの最上部
に、本発明に係るエアー抜き装置18が配置される。そ
のエアー抜き装置18は、上記の油圧回路1内に侵入し
たエアーを自動的に抜き取るためのものであり、次のよ
うに構成されている。
【0021】ハウジング21内に、接続室22と入口孔
23と弁室24と出口孔25と排出口26とを順に形成
して相互に連通するとともに、上記の入口孔23と上記
の弁室24と上記の出口孔25とを上下方向へほぼ一列
に形成する。上記の排出口26は、排出路27を介して
前記の油タンク12へ連通されている。上記の接続室2
2は、下ポート22aと右ポート22bと左ポート22
cとエアー溜まり22dとを備える。上記の左ポート2
2cに閉止プラグ28をネジ止めし、上記の下ポート2
2aと右ポート22bとに前記の第1給排路9aを接続
してある。これにより、上記の接続室22は上記の第1
給排路9aの一部分を構成し、上記の入口孔23は、上
記のエアー溜まり22dを介して第1給排路9aの最上
部へ連通している。
【0022】前記ハウジング21の上部内には、前記の
入口孔23と対向するように蓋ボルト29がネジ止めさ
れる。その蓋ボルト29の下部に前記の出口孔25が形
成され、その出口孔25が横孔30を介して前記の排出
口26へ連通される。前記の弁室24の入口側の端壁に
は入口弁座32が形成される。また、上記の蓋ボルト2
9の下端によって同上の弁室24の出口側の端壁が構成
されており、その出口側の端壁に出口弁座33が形成さ
れる。
【0023】上記の弁室24内には、閉止部材35が上
下方向(出入口の方向)へ移動自在に挿入される。その閉
止部材35の下端の突起部に、ゴム製のOリングからな
る第1封止部36が嵌着される。また、同上の閉止部材
35の上端の突起部にも、ゴム製のOリングからなる第
2封止部37が嵌着される。上記の第1封止部36は、
圧縮バネ39の付勢力と閉止部材35の自重との合力か
らなる閉弁力によって、上記の入口弁座32に接当可能
になっている。また、上記の第2封止部37は、第1給
排路9aへ供給された圧油の押圧力によって上記の出口
弁座33に接当可能になっている。上記の閉止部材35
の外周部には溝状の連通路41が上下方向に形成され、
その連通路41によって上記の弁室24の入口側と出口
側とが連通される。
【0024】また、前記ハウジング21内に逃し路43
が設けられ、その逃し路43に手動操作式の開閉弁44
が設けられる。上記の逃し路43は、上記の弁室24の
入口側を前記の横孔30を経て前記の排出口26へ連通
するように構成される。上記の開閉弁44は、ここで
は、逃し弁座45と、その逃し弁座45に接当するボー
ル弁体46と、そのボール弁体46を上記の逃し弁座4
5に押圧する押ボルト47とによって構成されている。
【0025】上記構成のエアー抜き装置18は、図2
(A)(B)(C)に示すように、次のように作動する。図2
(A)は、前記の油圧クランプ3の油圧シリンダ4内の圧
油を前記の給排路9を介して前記の油タンク12(図1
参照)へ排出し終えた状態を示している。この状態で
は、上記の給排路9内の圧力が消失するため、前記の閉
止部材35は、その自重と圧縮バネ39の付勢力との合
力からなる閉弁力によって下方へ押圧される。これによ
り、前記の第1封止部36が前記の入口弁座32に閉止
接当するとともに、前記の第2封止部37が前記の出口
弁座33から離間している。そして、この状態では、油
圧回路1内のオイルに混入していたエアーAは、前記の
給排路9内を浮上していき、その給排路9の最上部に位
置する前記の接続室22のエアー溜まり22dおよび前
記の入口孔23内に集まって、そこで滞留する。
【0026】上記の油圧シリンダ4へ圧油を供給する工
程では、同上の図2(A)中の一点鎖線矢印に示すよう
に、前記の油圧ポンプ7(図1参照)によって上記の給排
路9へ圧油Pを供給していく。すると、その供給された
圧油Pによって上記エアー溜まり22d内の滞留エアー
Aが加圧され、その加圧力によって閉止部材35が上向
きに押圧される。これにより、図2(B)に示すように、
上記の閉止部材35が入口弁座32から離間して、上記
の圧油Pが上記エアー溜まり22dと入口孔23とを通
って弁室24へ勢い良く流出するので、その圧油Pが上
記の図2(A)中の滞留エアーAを前記の連通路41を経
て上記の弁室24の出口側及び前記の出口孔25へ押し
上げ、これとほぼ同時に、前記の第2封止部37が出口
弁座33に閉止接当する。
【0027】図2(C)は、上記の油圧シリンダ4から圧
油を排出する工程の初期状態を示している。上記の給排
路9から圧油を排出し始めると、前記の弁室24内の圧
油Pの圧力が急速に低下するので、前記の圧縮バネ39
の付勢力によって閉止部材35が下向きに押圧され、前
記の第2封止部37が出口弁座33から離間する。これ
により、弁室24の出口側に滞留していたエアーAは、
前記の出口孔25を経て前記の排出口26へ浮上してい
くので、その排出口26から前記の排出路27(図1参
照)を経て前記の油タンク12(図1参照)へ排出可能と
される。
【0028】その後、上記の図2(A)に示すように、上
記の圧縮バネ39の付勢力および閉止部材35の自重に
よって第1封止部36が入口弁座32に閉止接当する。
これにより、上記の弁室24の出口側に残留していたエ
アーや前記ハウジング21の外部のエアーが前記の入口
孔23内へ侵入することを阻止すると共に、前記の油圧
回路1から浮上してきたエアーAが前記エアー溜まり2
2d内および入口孔23内に再び溜まり始める。
【0029】上述のように、上記の給排路9を介して油
圧シリンダ4へ圧油を給排する工程が繰り返されること
により、上記の油圧回路1内のエアーがエアー抜き装置
18によって少しずつ自動的に排出される。なお、図1
中の前記の急速継手9が、その分離時における圧油の零
れ出しを防止するための吸い戻し機構を備えている場合
には(例えば、本発明者が先に提案した特許第2802
787号の特許掲載公報を参照)、その分離操作ごとに
微少量のエアーが油圧回路1内に侵入する。しかしなが
ら、この場合であっても、本発明のエアー抜き装置18
によって上記の侵入エアーを自動的に排出できるので、
その油圧回路1の構成機器の機能を良好な状態に保て
る。
【0030】また、配管接続後や各種メンテナンス後の
ように油圧回路1から多量のエアーを抜き取る必要があ
る場合には、図1中の前記の開閉弁44を開ければよ
い。即ち、その開閉弁44の前記の押ボルト47を緩め
て上向きに螺進させ、その状態で、前記の油圧ポンプ7
から給排路9へ圧油を連続的に供給する。すると、その
供給された圧油の押圧力によって第2封止部37が出口
弁座33に閉止接当すると共に前記ボール弁体46が逃
し弁座45から離間する。このため、上記の供給された
圧油によって、油圧回路1内に溜まった多量のエアー
が、入口孔23・弁室24の入口側・逃し路43・横孔
30・排出口26・排出路27とを順に経て、油タンク
12へ勢い良く押し出される。このため、多量のエアー
を短時間で排出でき、エアー抜き作業を能率良く行え
る。
【0031】上記の実施形態は、次のように変更可能で
ある。前記ハウジング21内の入口孔23と弁室24と
出口孔25とは、上向きに形成することに代えて、横向
き又は斜め上向きに形成することも可能である。また、
前記の入口弁座32に対する前記の第1封止部36の閉
弁力は、圧縮バネ39と上記の閉止部材35の自重との
両者を利用するものに代えて、上記の両者のいずれか一
方だけを利用するものであってもよい。
【0032】上記の第1封止部36と第2封止部37と
は、上記の閉止部材35と一体に形成することも可能で
あり、その場合には、上記の閉止部材35をボール弁体
によって構成することが考えられる。上記ハウジング2
1内の接続室22については、三つのポート22a・2
2b・22cうちのいずれか二つのポートを閉止プラグ
で閉止するとともに、残りの一つのポートを第1給排路
9aの最上部に連通してもよい。
【0033】前記の連通路41は、前記の弁室24の入
口側に流入してきたエアーおよび圧油を上記の弁室24
の出口側へ流出させるものであればよい。従って、この
連通路41は、上記の閉止部材35の周壁部に形成する
ことに代えて、上記の弁室24の周壁部に形成してもよ
く、また、上記の閉止部材35の周壁部と弁室24の周
壁部との嵌合隙間によって構成してもよく、さらには、
これらを組み合わせたものであってもよい。また、上記
の連通路41は、例示した溝状のものに代えて、上記の
閉止部材35の周壁部や弁室24の周壁部に形成した孔
であっても差し支えない。
【0034】上記のエアー抜き装置18は、油圧回路1
の最上部に配置するものであればよく、例示したように
第1給排路9aに接続することに代えて、前記クランプ
用治具2内の前記の第2給排路9bに接続するものであ
ってもよい。さらには、そのエアー抜き装置18は、大
形の油圧シリンダの油圧作動室に直接に接続するもので
あってもよい。前記の油圧シリンダ4は、圧油によって
クランプするものに代えてバネ力によってクランプする
ものであってもよく、さらには、単動式に代えて複動式
であっもよい。また、圧油が給排される機器は、油圧シ
リンダに限定されるものでなく、他の種類のアクチュエ
ータまたは圧力容器などであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアー抜き装置を備えた油圧回路の立
面視の模式図である。
【図2】上記エアー抜き装置の作動説明図である。図2
(A)は、圧油の排出工程の終期状態を示している。図2
(B)は、圧油の供給工程を示している。図2(A)は、圧
油の排出工程の初期状態を示している。
【符号の説明】
1…油圧回路、21…ハウジング、23…入口孔、24
…弁室、25…出口孔、26…排出口、32…入口弁
座、33…出口弁座、35…閉止部材、36…第1封止
部、37…第2封止部、41…連通路、43…逃し路、
44…開閉弁。
フロントページの続き Fターム(参考) 3H055 AA02 AA22 BA03 BA11 BB12 CC04 CC11 DD40 EE08 FF17 3H082 AA13 CC02 DB11 DB35 3H089 AA90 BB24 DA02 DB32 GG02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧油が供給および排出される油圧回路
    (1)の最上部に配置されるエアー抜き装置であって、 ハウジング(21)内に、上記の油圧回路(1)に連通され
    る入口孔(23)と、弁室(24)と、排出口(26)へ連通
    される出口孔(25)とを、順に直列に形成し、上記の弁
    室(24)の入口側の端壁に入口弁座(32)を設けると共
    に出口側の端壁に出口弁座(33)を設け、 上記の弁室(24)内に閉止部材(35)を上記の出入口の
    方向へ移動自在に挿入し、その閉止部材(35)の両端部
    に、所定の閉弁力によって上記の入口弁座(32)に接当
    される第1封止部(36)と、前記の油圧回路(1)へ供給
    した圧油の押圧力によって上記の出口弁座(33)に接当
    される第2封止部(37)とを設け、 上記の両封止部(36)(37)の外側に配置した連通路
    (41)によって上記の弁室(24)の入口側と出口側とを
    連通した、ことを特徴とするエアー抜き装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したエアー抜き装置にお
    いて、 前記ハウジング(21)内に、前記の弁室(24)の入口側
    を前記の排出口(26)へ連通させる逃し路(43)を設
    け、その逃し路(43)に手動操作式の開閉弁(44)を設
    けた、ことを特徴とするエアー抜き装置。
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