JP2000258805A - 電気泳動型表示装置 - Google Patents
電気泳動型表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極保持電荷によらず、オープン状態のスイ
ッチング制御を必要とせずに、長時間の安定なメモリー
性を実現した電気泳動表示装置を提供する。 【解決手段】 着色絶縁性液体6及び絶緑性着色液体6
中に分散された着色帯電粒子7は、透明表示基板1と対
向基板2及び隔壁3によって囲まれた閉空間内に保持さ
れている。各閉空間の透明表示基板1上には透明電極
4、対向基板2上には対向電極5が配置され、透明電極
4と対向電極5の上には着色帯電粒子7が集合する定着
面13を有し、該定着面13に着色帯電粒子7と逆極性
の表面電荷を定常的に帯電した荷電膜8が配置されてい
る電気泳動表示装置。
ッチング制御を必要とせずに、長時間の安定なメモリー
性を実現した電気泳動表示装置を提供する。 【解決手段】 着色絶縁性液体6及び絶緑性着色液体6
中に分散された着色帯電粒子7は、透明表示基板1と対
向基板2及び隔壁3によって囲まれた閉空間内に保持さ
れている。各閉空間の透明表示基板1上には透明電極
4、対向基板2上には対向電極5が配置され、透明電極
4と対向電極5の上には着色帯電粒子7が集合する定着
面13を有し、該定着面13に着色帯電粒子7と逆極性
の表面電荷を定常的に帯電した荷電膜8が配置されてい
る電気泳動表示装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気泳動型表示装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の発達に伴い、低消費電
力で且つ薄型の表示装置のニーズが増しており、これら
ニーズに合わせた表示装置の研究、開発が盛んに行われ
ている。その中で液晶表示装置は、液晶分子の配列を電
気的に制御し液晶の光学的特性を変化させる事ができ、
上記のニーズに対応できる表示装置として活発な開発が
行われ商品化さてれいる。しかしながら、これらの液晶
表示装置では、画面を見る角度や反射光による画面上の
文字の見づらさや、光源のちらつき・低輝度等から生じ
る視覚への負担が未だ十分に解決されていない。この
為、視覚への負担の少ない表示装置の研究が盛んに検討
されている。特に、低消費電力、眼への負担軽減などの
観点から反射型表示装置が期待されている。
力で且つ薄型の表示装置のニーズが増しており、これら
ニーズに合わせた表示装置の研究、開発が盛んに行われ
ている。その中で液晶表示装置は、液晶分子の配列を電
気的に制御し液晶の光学的特性を変化させる事ができ、
上記のニーズに対応できる表示装置として活発な開発が
行われ商品化さてれいる。しかしながら、これらの液晶
表示装置では、画面を見る角度や反射光による画面上の
文字の見づらさや、光源のちらつき・低輝度等から生じ
る視覚への負担が未だ十分に解決されていない。この
為、視覚への負担の少ない表示装置の研究が盛んに検討
されている。特に、低消費電力、眼への負担軽減などの
観点から反射型表示装置が期待されている。
【0003】その一つとして、絶緑液体中で着色帯電粒
子を移動させることによって表示を行なう電気泳動型表
示装置が知られている(例えば、米国特許第36681
06号明細書)。図8に最も代表的な電気泳動型表示装
置の断面図を示す。
子を移動させることによって表示を行なう電気泳動型表
示装置が知られている(例えば、米国特許第36681
06号明細書)。図8に最も代表的な電気泳動型表示装
置の断面図を示す。
【0004】同図8において、電気泳動型表示装置は着
色帯電粒子7と着色絶縁性液体6からなる分散層と、こ
の分散層を挟んで対向する一組の電極4、5からなって
いる。電極を介して分散層に電圧を印加することによ
り、着色帯電粒子7を反対極性にバイアスされた電極上
に泳動・定着させることによって表示を行なう。表示は
この着色帯電粒子7の色と染色された絶縁性液体の色に
よって行われる。つまり、泳動粒子が観測者に近い第1
の電極表面に付着した場合は、泳動粒子の色が表示さ
れ、逆に観測者から遠い第2の電極表面に付着した場合
は、染色された着色絶縁性液体の色が表示される。
色帯電粒子7と着色絶縁性液体6からなる分散層と、こ
の分散層を挟んで対向する一組の電極4、5からなって
いる。電極を介して分散層に電圧を印加することによ
り、着色帯電粒子7を反対極性にバイアスされた電極上
に泳動・定着させることによって表示を行なう。表示は
この着色帯電粒子7の色と染色された絶縁性液体の色に
よって行われる。つまり、泳動粒子が観測者に近い第1
の電極表面に付着した場合は、泳動粒子の色が表示さ
れ、逆に観測者から遠い第2の電極表面に付着した場合
は、染色された着色絶縁性液体の色が表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気泳動表示装置には以下に述べるような問題がある。
図7は、従来の表示装置の動作を示す説明図である。同
図7において、従来の電気泳動装置における表示画像保
持性能(以下、メモリー性と称す)は、電圧印加し(図
7(a)参照)、電圧印加直後に回路をオープン状態に
して電極に電荷を保持し、この電極保持電荷のクーロン
力で着色帯電微粒子を吸着することによって与えられる
(図7(b)参照)。
電気泳動表示装置には以下に述べるような問題がある。
図7は、従来の表示装置の動作を示す説明図である。同
図7において、従来の電気泳動装置における表示画像保
持性能(以下、メモリー性と称す)は、電圧印加し(図
7(a)参照)、電圧印加直後に回路をオープン状態に
して電極に電荷を保持し、この電極保持電荷のクーロン
力で着色帯電微粒子を吸着することによって与えられる
(図7(b)参照)。
【0006】しかしながら、このメモリー性は回路がシ
ョートされると電極保持電荷が開放され消失する(図7
(c)参照)。したがって、マトリックス駆動によって
画像を書き込む場合には、それぞれの画素に半導体スイ
ッチング素子を設けて、オープン状態のON/OFF制
御を独立に行なう必要がある。このようなアクティブマ
トリックス制御は、構造が複雑であり製造コストが著し
く増大するという問題があった。
ョートされると電極保持電荷が開放され消失する(図7
(c)参照)。したがって、マトリックス駆動によって
画像を書き込む場合には、それぞれの画素に半導体スイ
ッチング素子を設けて、オープン状態のON/OFF制
御を独立に行なう必要がある。このようなアクティブマ
トリックス制御は、構造が複雑であり製造コストが著し
く増大するという問題があった。
【0007】また、回路をオープンにした状態(図7
(b)参照)でも、泳動層内部を経由する電極電荷の微
小なリークが徐々に進行するため、泳動層の比抵抗をl
E+15Ω・cmとしても、メモリー時間はたかだか十
数時間〜数十時間であり、決して十分とはいえなかっ
た。
(b)参照)でも、泳動層内部を経由する電極電荷の微
小なリークが徐々に進行するため、泳動層の比抵抗をl
E+15Ω・cmとしても、メモリー時間はたかだか十
数時間〜数十時間であり、決して十分とはいえなかっ
た。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、電極保持電荷によらず、オープン状
態のスイッチング制御を必要とせずに、長時間の安定な
メモリー性を実現した電気泳動表示装置を提供すること
を目的とする。
されたものであり、電極保持電荷によらず、オープン状
態のスイッチング制御を必要とせずに、長時間の安定な
メモリー性を実現した電気泳動表示装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、少なく
とも2つの電極と、該電極間に充填された絶縁性液体中
に分散された着色帯電粒子と、該着色帯電粒子が集合す
る定着面と、前記電極間に電圧を印加することによって
前記帯電粒子を該定着面に泳動・定着させる手段とを備
えた電気泳動型表示装置において、前記定着面に着色帯
電粒子と逆極性の表面電荷を定常的に帯電した荷電膜を
有することを特徴とする電気泳動型表示装置である。
とも2つの電極と、該電極間に充填された絶縁性液体中
に分散された着色帯電粒子と、該着色帯電粒子が集合す
る定着面と、前記電極間に電圧を印加することによって
前記帯電粒子を該定着面に泳動・定着させる手段とを備
えた電気泳動型表示装置において、前記定着面に着色帯
電粒子と逆極性の表面電荷を定常的に帯電した荷電膜を
有することを特徴とする電気泳動型表示装置である。
【0010】前記荷電膜が電極上の定着面に設けられて
いるのが好ましい。前記荷電膜が強誘電体材料またはエ
レクトレット材料によって形成されているのが好まし
い。前記絶縁性液体の体積抵抗率がlE+12Ω・cm
以上の値を有するのが好ましい。前記2つの電極が対向
して設けられている垂直移動型電気泳動表示装置である
のが好ましい。前記2つの電極が同一面上に設けられて
いる水平移動型電気泳動表示装置であるのが好ましい。
いるのが好ましい。前記荷電膜が強誘電体材料またはエ
レクトレット材料によって形成されているのが好まし
い。前記絶縁性液体の体積抵抗率がlE+12Ω・cm
以上の値を有するのが好ましい。前記2つの電極が対向
して設けられている垂直移動型電気泳動表示装置である
のが好ましい。前記2つの電極が同一面上に設けられて
いる水平移動型電気泳動表示装置であるのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電気泳動表示装置は、少
なくとも2つの電極と、絶縁性液体中に分散された帯電
粒子と、該帯電粒子が集合する少なくとも2つの定着面
と、前記電極間に電圧を印加することによって前記帯電
粒子を該定着面に移動・集合させる手段とを備えた表示
装置において、前記定着面に帯電粒子と逆極性の表面電
荷を帯電した荷電膜を備えることを特徴とする。
なくとも2つの電極と、絶縁性液体中に分散された帯電
粒子と、該帯電粒子が集合する少なくとも2つの定着面
と、前記電極間に電圧を印加することによって前記帯電
粒子を該定着面に移動・集合させる手段とを備えた表示
装置において、前記定着面に帯電粒子と逆極性の表面電
荷を帯電した荷電膜を備えることを特徴とする。
【0012】本発明の特徴である荷電膜としては、強誘
電体膜またはエレクトレット膜が挙げられる。絶縁性液
体中にはアルミナ、シリカ等の有極性イオン吸着剤が添
加されていることが望ましい。有極性イオン吸着剤の添
加によつて絶縁性液体中のイオン濃度は低く抑えられて
おり、体積抵抗率としてlE+12〜lE+15Ω・c
m程度の高い絶縁性を維持している。したがってイオン
吸着による荷電膜の表面電荷の減少は無視できる。
電体膜またはエレクトレット膜が挙げられる。絶縁性液
体中にはアルミナ、シリカ等の有極性イオン吸着剤が添
加されていることが望ましい。有極性イオン吸着剤の添
加によつて絶縁性液体中のイオン濃度は低く抑えられて
おり、体積抵抗率としてlE+12〜lE+15Ω・c
m程度の高い絶縁性を維持している。したがってイオン
吸着による荷電膜の表面電荷の減少は無視できる。
【0013】図1は、本発明の電気泳動表示装置の一実
施態様を示す概略断面図である。同図1では、表示セグ
メントに対応する2つの閉空間を有する構成について示
している。電気泳動表示装置において、着色絶縁性液体
6及び絶緑性着色液体6中に分散された着色帯電粒子7
は、透明表示基板1と対向基板2及び隔壁3によって囲
まれた閉空間内に保持されている。各閉空間の透明表示
基板1上には透明表示電極4、対向基板2上には対向電
極5が配置され、透明表示電極4と対向電極5の上には
着色帯電粒子7が集合する定着面13を有し、該定着面
13に着色帯電粒子7と逆極性の表面電荷を定常的に帯
電した荷電膜8が配置されている。
施態様を示す概略断面図である。同図1では、表示セグ
メントに対応する2つの閉空間を有する構成について示
している。電気泳動表示装置において、着色絶縁性液体
6及び絶緑性着色液体6中に分散された着色帯電粒子7
は、透明表示基板1と対向基板2及び隔壁3によって囲
まれた閉空間内に保持されている。各閉空間の透明表示
基板1上には透明表示電極4、対向基板2上には対向電
極5が配置され、透明表示電極4と対向電極5の上には
着色帯電粒子7が集合する定着面13を有し、該定着面
13に着色帯電粒子7と逆極性の表面電荷を定常的に帯
電した荷電膜8が配置されている。
【0014】以下、図3を用いて本発明の電気泳動表示
装置の動作原理を説明する。同図3におて、本発明の電
気泳動表示装置は、対向する2枚の基板1、2と、透光
性の上部透明表示基板1上に形成された表示用の透明表
示電極4と、下部対向基板2上に形成された対向電極5
と、上下電極間に充填された着色絶縁性液体6と、該着
色絶縁性液体6中に分散された着色帯電粒子7(仮にプ
ラス帯電とする)と、本発明の特徴である各電極上に形
成された着色帯電粒子7とは異なる極性の表面電荷を備
えた荷電膜8とによって構成される。
装置の動作原理を説明する。同図3におて、本発明の電
気泳動表示装置は、対向する2枚の基板1、2と、透光
性の上部透明表示基板1上に形成された表示用の透明表
示電極4と、下部対向基板2上に形成された対向電極5
と、上下電極間に充填された着色絶縁性液体6と、該着
色絶縁性液体6中に分散された着色帯電粒子7(仮にプ
ラス帯電とする)と、本発明の特徴である各電極上に形
成された着色帯電粒子7とは異なる極性の表面電荷を備
えた荷電膜8とによって構成される。
【0015】外部回路10を図3(a)のように接続
し、透明表示電極4にマイナス電荷、対向電極5にプラ
ス電荷を誘導することによって、プラスに帯電した着色
帯電粒子7が透明表示電極4上に集まり保持・定着さ
れ、表示面が着色粒子の色を呈色する。
し、透明表示電極4にマイナス電荷、対向電極5にプラ
ス電荷を誘導することによって、プラスに帯電した着色
帯電粒子7が透明表示電極4上に集まり保持・定着さ
れ、表示面が着色粒子の色を呈色する。
【0016】この状態で、図3(b)のように、外部回
路10を開放状態に切り替えると、電極上の電荷は保持
される。着色帯電粒子7は、この保持電荷の静電引力に
よって、外部からエネルギーを供給することなく、透明
表示電極4上に定着された状態を維持する。
路10を開放状態に切り替えると、電極上の電荷は保持
される。着色帯電粒子7は、この保持電荷の静電引力に
よって、外部からエネルギーを供給することなく、透明
表示電極4上に定着された状態を維持する。
【0017】次に、この状態から外部回路10を図3
(c)のようにショート状態に切替えると、両電極の保
持電荷は開放され、その静電引力は消失する。しかし、
この状態においても、着色帯電粒子7は電極面上に形成
された荷電膜8のマイナス表面電荷の静電引力によっ
て、ひきつづき保持され、透明表示電極4上に定着した
状態を維持することができる。
(c)のようにショート状態に切替えると、両電極の保
持電荷は開放され、その静電引力は消失する。しかし、
この状態においても、着色帯電粒子7は電極面上に形成
された荷電膜8のマイナス表面電荷の静電引力によっ
て、ひきつづき保持され、透明表示電極4上に定着した
状態を維持することができる。
【0018】したがって、単純マトリックス駆動のよう
に、実効的には回路の開放状態を維持できないような制
御においても、良好なメモリー性を発現することが可能
である。また荷電膜8上の表面電荷は開放されることが
ないため、長時間安定なメモリー性が実現できる。
に、実効的には回路の開放状態を維持できないような制
御においても、良好なメモリー性を発現することが可能
である。また荷電膜8上の表面電荷は開放されることが
ないため、長時間安定なメモリー性が実現できる。
【0019】本発明は、以上の説明で述べた構成に限定
されるものではなく、定着面を有するあらゆる構成の電
気泳動型表示装置に適用可能である。例えば図4に示す
様な特開平9−021149号公報で開示されている表
示電極/遮蔽電極型の表示装置、または図5に示す様な
特開平10−005727号公報で開示されている水平
移動型表示装置においては、上述した構成と同様に電極
24、25上に荷電膜8を形成すればよい。また、図6
に示す様な特開平l−086116号公報で開示されて
いるマイクロカプセル型においても、マイクロカプセル
の被膜に対して、帯電処理を施し、被膜を荷電膜とする
ことによって全く同様の効果を得ることが可能である。
この場合、定着面の位置はマイクロカプセル被膜の外壁
面と定義すればよい。
されるものではなく、定着面を有するあらゆる構成の電
気泳動型表示装置に適用可能である。例えば図4に示す
様な特開平9−021149号公報で開示されている表
示電極/遮蔽電極型の表示装置、または図5に示す様な
特開平10−005727号公報で開示されている水平
移動型表示装置においては、上述した構成と同様に電極
24、25上に荷電膜8を形成すればよい。また、図6
に示す様な特開平l−086116号公報で開示されて
いるマイクロカプセル型においても、マイクロカプセル
の被膜に対して、帯電処理を施し、被膜を荷電膜とする
ことによって全く同様の効果を得ることが可能である。
この場合、定着面の位置はマイクロカプセル被膜の外壁
面と定義すればよい。
【0020】本発明における荷電膜は、強誘電体材料ま
たはエレクトレット材料によって形成するのが好まし
い。本発明に用いられる強誘電体材料としては、チタン
酸ジルコン酸鉛(PZT)、ランタン添加チタン酸ジル
コン酸鉛(PLZT)、チタン酸バリウム等の無機化合
物や、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、フッ化ビニ
リデンとトリフルオロエチレンの共重合体(PVDF/
PTrFE)等の有機ポリマーが好適である。強誘電体
材料を用いれば100〜20000nC/cm2 の非常
に大きな表面電荷を形成することが可能である。
たはエレクトレット材料によって形成するのが好まし
い。本発明に用いられる強誘電体材料としては、チタン
酸ジルコン酸鉛(PZT)、ランタン添加チタン酸ジル
コン酸鉛(PLZT)、チタン酸バリウム等の無機化合
物や、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、フッ化ビニ
リデンとトリフルオロエチレンの共重合体(PVDF/
PTrFE)等の有機ポリマーが好適である。強誘電体
材料を用いれば100〜20000nC/cm2 の非常
に大きな表面電荷を形成することが可能である。
【0021】本発明に用いられるエレクトレット材料と
しては、ガラス等の無機材料を含む誘電体全般が挙げら
れるが、量産性の点からは印刷プロセスに対応可能な有
機ポリマー材料がより好適である。例えば、テフロン
(Teflon−FEP,Teflon−TFE)等の
フッ素系樹脂が特に性能の面で優れており、その他ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメチル
メタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリイミド等も好適である。エレクトレット
膜の表面電荷密度は5nC/cm2 以上であることが望
ましく、最大50nC/cm2 程度の表面電荷を形成す
ることが可能である。
しては、ガラス等の無機材料を含む誘電体全般が挙げら
れるが、量産性の点からは印刷プロセスに対応可能な有
機ポリマー材料がより好適である。例えば、テフロン
(Teflon−FEP,Teflon−TFE)等の
フッ素系樹脂が特に性能の面で優れており、その他ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメチル
メタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリイミド等も好適である。エレクトレット
膜の表面電荷密度は5nC/cm2 以上であることが望
ましく、最大50nC/cm2 程度の表面電荷を形成す
ることが可能である。
【0022】以下、エレクトレット材料について更に詳
しく説明する。エレクトレット(電石)とは、マグネッ
ト(磁石)との類似性に命名の由来があり、半永久的に
分極電荷を凍結・保持し外部に電界を形成する物質であ
る。
しく説明する。エレクトレット(電石)とは、マグネッ
ト(磁石)との類似性に命名の由来があり、半永久的に
分極電荷を凍結・保持し外部に電界を形成する物質であ
る。
【0023】エレクトレットの成因は、分極の形成とそ
の凍結にある。凍結可能な分極としては、 1.誘電体内に含まれるイオンの微視的或いは巨視的変
位とによる電荷分離、 2.極性基等によって構成される分子内永久双極子の外
部電界による異方性配向、 3.コロナ放電電極または電極−誘電体間の空隙で発生
するコロナ放電による電荷注入、 によるものが代表的である。
の凍結にある。凍結可能な分極としては、 1.誘電体内に含まれるイオンの微視的或いは巨視的変
位とによる電荷分離、 2.極性基等によって構成される分子内永久双極子の外
部電界による異方性配向、 3.コロナ放電電極または電極−誘電体間の空隙で発生
するコロナ放電による電荷注入、 によるものが代表的である。
【0024】イオン電荷分離または双極子配向による分
極電荷は外部電界印加電極とは異なる極性のヘテロ電荷
となり、コロナ放電注入による分極電荷は同じ極性のホ
モ電荷となる。熱刺激電流(TSC)による測定によれ
ば、誘電体内部、特に表面近傍に存在する結晶粒界等の
不整合部分に存在する電子、ホール、イオンの深いトラ
ップ等が分極電荷凍結の原因になっていると考えられて
いる。
極電荷は外部電界印加電極とは異なる極性のヘテロ電荷
となり、コロナ放電注入による分極電荷は同じ極性のホ
モ電荷となる。熱刺激電流(TSC)による測定によれ
ば、誘電体内部、特に表面近傍に存在する結晶粒界等の
不整合部分に存在する電子、ホール、イオンの深いトラ
ップ等が分極電荷凍結の原因になっていると考えられて
いる。
【0025】エレクトレットを形成するには種々の方法
がある。代表的な方法として、 1.誘電体を軟化温度または溶融温度近傍まで加熱し、
高電界DCを印加しながら冷却する方法(サーモ・エレ
クトレット法)、 2.誘電体表面にコロナ放電させるか、絶縁破壊電圧に
近い高電界DC(〜10 6 V/cm)を室温で印加する
方法(エレクトロ・エレクトレット法)、 3.絶縁体に真空中で高エネルギー放射線(電子線、γ
線)を照射する方法(ラジオ・エレクトレット法)、 4.光照射中に高電圧DCを印加する方法(フォト・エ
レクトレット)、 5.加圧・延伸等による機械的な変形による方法(メカ
ノ・エレクトレット)、等があげられる。
がある。代表的な方法として、 1.誘電体を軟化温度または溶融温度近傍まで加熱し、
高電界DCを印加しながら冷却する方法(サーモ・エレ
クトレット法)、 2.誘電体表面にコロナ放電させるか、絶縁破壊電圧に
近い高電界DC(〜10 6 V/cm)を室温で印加する
方法(エレクトロ・エレクトレット法)、 3.絶縁体に真空中で高エネルギー放射線(電子線、γ
線)を照射する方法(ラジオ・エレクトレット法)、 4.光照射中に高電圧DCを印加する方法(フォト・エ
レクトレット)、 5.加圧・延伸等による機械的な変形による方法(メカ
ノ・エレクトレット)、等があげられる。
【0026】
【実施例】以下実施例によって本発明の実施態様につい
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
【0027】実施例1 本実施例では、図1に示す、最も一般的な上下電極構造
の電気泳動型表示装置に適用した場合について説明す
る。図1では表示セグメントに対応する2つの閉空間を
有する構成について示している。着色絶縁性液体6、及
び着色絶縁性液体6中に分散された着色帯電粒子7は、
表示側透明基板1と対向基板2及び隔壁3によって囲ま
れた閉空間内に保持される。各閉空間の表示側透明基板
1上には透明表示電極4、対向基板2上には対向電極5
が配置され、透明表示電極4と対向電極5の上には、本
発明に関わる荷電膜8が配置されている。
の電気泳動型表示装置に適用した場合について説明す
る。図1では表示セグメントに対応する2つの閉空間を
有する構成について示している。着色絶縁性液体6、及
び着色絶縁性液体6中に分散された着色帯電粒子7は、
表示側透明基板1と対向基板2及び隔壁3によって囲ま
れた閉空間内に保持される。各閉空間の表示側透明基板
1上には透明表示電極4、対向基板2上には対向電極5
が配置され、透明表示電極4と対向電極5の上には、本
発明に関わる荷電膜8が配置されている。
【0028】以下製造プロセスについて説明する。本実
施例では、荷電膜材料としてテフロン(Teflon−
FEP)を使用し、高熱下でのコロナ放電によつてエレ
クトレット処理を行なった。
施例では、荷電膜材料としてテフロン(Teflon−
FEP)を使用し、高熱下でのコロナ放電によつてエレ
クトレット処理を行なった。
【0029】まず、透明表示基板1に透明表示電極4、
対向基板2上に対向電極5を形成した。各基板材料とし
ては、可視光の透過率が高く且つ耐熱性の高い材料を使
用する。ガラス、石英等の無機材料のほか、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、ポリエーテルサルフォン
(PES)等のポリマーフィルムを使用することができ
る。本実施例ではガラス基板を用いた。
対向基板2上に対向電極5を形成した。各基板材料とし
ては、可視光の透過率が高く且つ耐熱性の高い材料を使
用する。ガラス、石英等の無機材料のほか、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、ポリエーテルサルフォン
(PES)等のポリマーフィルムを使用することができ
る。本実施例ではガラス基板を用いた。
【0030】透明表示電極4は、パターニング可能な導
電性材料ならどのようなものを用いてもよく、本実施例
では、酸化インジウムすず(ITO)を真空蒸着法によ
って200nmの厚さに形成した。対向電極5は上記材
料の他金属材料を用いてもよく、本実施例では、Al膜
を真空蒸着法によって200nmの厚さに形成した。
電性材料ならどのようなものを用いてもよく、本実施例
では、酸化インジウムすず(ITO)を真空蒸着法によ
って200nmの厚さに形成した。対向電極5は上記材
料の他金属材料を用いてもよく、本実施例では、Al膜
を真空蒸着法によって200nmの厚さに形成した。
【0031】各電極上をArガスで5分間エッチングし
表面を粗すことによって表面の密着性を向上させた後、
各基板の電極面側に、厚み5μmのテフロン−FEP透
明シートを重ね合わせ、その上にガラス基板を介して加
重を加えた状態で、300℃に加熱しテフロン−FEP
シートを溶融したのち除冷することによって、電極上に
厚み5μmのテフロン−FEP膜を形成した。
表面を粗すことによって表面の密着性を向上させた後、
各基板の電極面側に、厚み5μmのテフロン−FEP透
明シートを重ね合わせ、その上にガラス基板を介して加
重を加えた状態で、300℃に加熱しテフロン−FEP
シートを溶融したのち除冷することによって、電極上に
厚み5μmのテフロン−FEP膜を形成した。
【0032】テフロン−FEP膜の形成された電極上に
セグメント形状のレジストパターンを形成し、酸素プラ
ズマ、Arプラズマによる連続エッチングを行ない、セ
グメント電極パターン以外のテフロン−FEP膜及び電
極膜を除去した。
セグメント形状のレジストパターンを形成し、酸素プラ
ズマ、Arプラズマによる連続エッチングを行ない、セ
グメント電極パターン以外のテフロン−FEP膜及び電
極膜を除去した。
【0033】エレクトレット化処理のために、XYZ変
位駆動機構に取り付けられたナイフエッジ電極と、テフ
ロン−FEP膜及び電極膜の形成された基板を恒温槽内
に設置した。ナイフエッジ電極が空隙を介してテフロン
−FEP膜表面と対向するように配置し、両者の距離を
200μmに調整した。恒温層内を300℃に保持した
状態で電極膜とナイフエッジ電極間に、ナイフエッジ電
極側マイナスの方向に5kVの電圧を印加し、電極間に
コロナ放電を発生させた。ナイフエッジ電極に取り付け
られたXYZ変位駆動機構によって、ナイフエッジ電極
を基板面と水平な方向に一定速度で往復変位させる基板
全面をコロナ放電で均一に照射しながら、ドライ窒素に
よって急冷しエレクトレット化処理を終了した。
位駆動機構に取り付けられたナイフエッジ電極と、テフ
ロン−FEP膜及び電極膜の形成された基板を恒温槽内
に設置した。ナイフエッジ電極が空隙を介してテフロン
−FEP膜表面と対向するように配置し、両者の距離を
200μmに調整した。恒温層内を300℃に保持した
状態で電極膜とナイフエッジ電極間に、ナイフエッジ電
極側マイナスの方向に5kVの電圧を印加し、電極間に
コロナ放電を発生させた。ナイフエッジ電極に取り付け
られたXYZ変位駆動機構によって、ナイフエッジ電極
を基板面と水平な方向に一定速度で往復変位させる基板
全面をコロナ放電で均一に照射しながら、ドライ窒素に
よって急冷しエレクトレット化処理を終了した。
【0034】得られたテフロン−FEP膜は良好な透明
性を有しており、表面電位を測定したところ、各電極膜
に対してマイナス35V程度の表面電位の発現が認めら
れ、透明表示電極4および対向電極5の上に荷電膜8が
形成されたことを確認した。
性を有しており、表面電位を測定したところ、各電極膜
に対してマイナス35V程度の表面電位の発現が認めら
れ、透明表示電極4および対向電極5の上に荷電膜8が
形成されたことを確認した。
【0035】次に、対向基板2上に隔壁3を形成する。
隔壁材料としてはポリマー樹脂を使用する。隔壁形成は
どのような方法を用いてもよい。例えば、光感光性樹脂
層を塗布した後、露光及びウエット現像を行う方法、又
は別に作製した隔壁を接着する方法、或いは光透過性の
第2基板表面にモールドによって形成しておく方法等を
用いることができる。本実施例では、光感光性ポリイミ
ドワニスの塗布・露光・ウエット現像プロセスを3回繰
り返すことにより、50μmの高さの隔壁3を形成し
た。
隔壁材料としてはポリマー樹脂を使用する。隔壁形成は
どのような方法を用いてもよい。例えば、光感光性樹脂
層を塗布した後、露光及びウエット現像を行う方法、又
は別に作製した隔壁を接着する方法、或いは光透過性の
第2基板表面にモールドによって形成しておく方法等を
用いることができる。本実施例では、光感光性ポリイミ
ドワニスの塗布・露光・ウエット現像プロセスを3回繰
り返すことにより、50μmの高さの隔壁3を形成し
た。
【0036】続いて、隔壁3内に着色絶縁性液体6及び
着色帯電泳動粒子7を充填した。着色絶縁性液体6に
は、予め有極性イオン吸着剤であるアルミナ及びシリカ
の超微粒子をそれぞれ0.5wt%添加した。
着色帯電泳動粒子7を充填した。着色絶縁性液体6に
は、予め有極性イオン吸着剤であるアルミナ及びシリカ
の超微粒子をそれぞれ0.5wt%添加した。
【0037】絶緑性着色液体6としては、シリコーンオ
イル、トルエン、キシレン、高純度石油等の絶縁性液体
に染料を分散させた分散液を用いる。本実施例ではシリ
コーンオイルにアントラキノン系の黒色染料を分散させ
た着色絶縁性液体6を用いた。
イル、トルエン、キシレン、高純度石油等の絶縁性液体
に染料を分散させた分散液を用いる。本実施例ではシリ
コーンオイルにアントラキノン系の黒色染料を分散させ
た着色絶縁性液体6を用いた。
【0038】着色帯電粒子7としては、着色絶緑性液体
6中で帯電しうる顔料粒子あるいは顔料粉末を樹脂に分
散させた粒子を用いる。粒子の大きさとしては、通常は
平均粒径0.lμm〜50μm位のものを使用する。本
実施例ではポリエチレン、ポリスチレン等の樹脂に酸化
チタンの白色顔料粉末を分散させた平均粒径0.5μm
の白色粒子を用いた。この白色帯電粒子7は上記着色絶
縁性液体6中にて正に帯電していることが確認されてい
る。
6中で帯電しうる顔料粒子あるいは顔料粉末を樹脂に分
散させた粒子を用いる。粒子の大きさとしては、通常は
平均粒径0.lμm〜50μm位のものを使用する。本
実施例ではポリエチレン、ポリスチレン等の樹脂に酸化
チタンの白色顔料粉末を分散させた平均粒径0.5μm
の白色粒子を用いた。この白色帯電粒子7は上記着色絶
縁性液体6中にて正に帯電していることが確認されてい
る。
【0039】最後に、隔壁3と透明表示基板1とを接着
剤で貼り合わせ、図1に示した構成の表示装置を得た。
また比較例1として、全く同様の構成であるが、テフロ
ン−FEP膜にエレクトレット処理を行なわない表示装
置も合わせて作成した。
剤で貼り合わせ、図1に示した構成の表示装置を得た。
また比較例1として、全く同様の構成であるが、テフロ
ン−FEP膜にエレクトレット処理を行なわない表示装
置も合わせて作成した。
【0040】こうして得られた2つの表示装置を不図示
の駆動回路によって駆動した。最初に左側のセルの透明
表示電極4に対向電極5に対して−50V、右側のセル
には+50Vの電圧をそれぞれ印加した。左側のセルで
は絶縁性黒色液体6中に分散していた正帯電白色粒子7
が表示透明電極4に泳動・定着し、セルは定着帯電粒子
の色である白色を呈した。右側のセルでは正帯電白色粒
子7が対向電極5に泳動・定着し、セルは絶縁性液体6
の色である黒色を呈した。応答速度は50msecであ
った。本実施例1による表示装置、および比較例1によ
る表示装置ともにほぼ同様の駆動特性を示した。
の駆動回路によって駆動した。最初に左側のセルの透明
表示電極4に対向電極5に対して−50V、右側のセル
には+50Vの電圧をそれぞれ印加した。左側のセルで
は絶縁性黒色液体6中に分散していた正帯電白色粒子7
が表示透明電極4に泳動・定着し、セルは定着帯電粒子
の色である白色を呈した。右側のセルでは正帯電白色粒
子7が対向電極5に泳動・定着し、セルは絶縁性液体6
の色である黒色を呈した。応答速度は50msecであ
った。本実施例1による表示装置、および比較例1によ
る表示装置ともにほぼ同様の駆動特性を示した。
【0041】比較例1の表示装置について、この状態で
外部回路を開放状態にしても変化は見られなかった。し
かしながら、5時間放置後の観察では呈色状態の明らか
な変化が認められ、一部の着色帯電粒子7の定着面から
の脱離・拡散が観察された。次に、再び初期の呈色状態
に戻した後、外部回路をショートし透明表示電極4と対
向電極5を短絡状態にしたところ、数分以内で呈色状態
は失われ、殆どの着色帯電粒子7が液中に脱離・拡散し
た。
外部回路を開放状態にしても変化は見られなかった。し
かしながら、5時間放置後の観察では呈色状態の明らか
な変化が認められ、一部の着色帯電粒子7の定着面から
の脱離・拡散が観察された。次に、再び初期の呈色状態
に戻した後、外部回路をショートし透明表示電極4と対
向電極5を短絡状態にしたところ、数分以内で呈色状態
は失われ、殆どの着色帯電粒子7が液中に脱離・拡散し
た。
【0042】次に本実施例の表示装置を、この状態で外
部回路を開放状態にしたが変化は見られなかった。更
に、この状態で50時間保持したが全く変化は見られな
かった。続けて、外部回路をショートし透明表示電極4
と対向電極5を短絡状態にしたが変化は見られなかっ
た。同様にこの状態で50時間保持したが全く変化は見
られず良好なメモリ性が実現されていることが確認され
た。
部回路を開放状態にしたが変化は見られなかった。更
に、この状態で50時間保持したが全く変化は見られな
かった。続けて、外部回路をショートし透明表示電極4
と対向電極5を短絡状態にしたが変化は見られなかっ
た。同様にこの状態で50時間保持したが全く変化は見
られず良好なメモリ性が実現されていることが確認され
た。
【0043】またこの後、各セルに反対極性の駆動電圧
を印加したところ、50msecとの応答速度で表示色
が反転したことから、荷電膜による吸着の駆動特性への
影響は少ないことが確認された。
を印加したところ、50msecとの応答速度で表示色
が反転したことから、荷電膜による吸着の駆動特性への
影響は少ないことが確認された。
【0044】実施例2 本実施例では、荷電膜として無機強誘電体であるランタ
ン添加チタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)を用いた。図
2に本実施例の概略構成図を示す。荷電膜以外の構成は
実施例1と全く同様である。荷電膜中では、強誘電相の
各分極ドメインの双極子モーメントが基板側に同方向に
配列しており、泳動層と接する荷電膜表面にはマイナス
の表面電荷が発現している。
ン添加チタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)を用いた。図
2に本実施例の概略構成図を示す。荷電膜以外の構成は
実施例1と全く同様である。荷電膜中では、強誘電相の
各分極ドメインの双極子モーメントが基板側に同方向に
配列しており、泳動層と接する荷電膜表面にはマイナス
の表面電荷が発現している。
【0045】以下PLZT荷電膜8の製造プロセスにつ
いて説明する。荷電膜以外の製造プロセスについては実
施例1と同様であるため省略する。PLZT薄膜の形成
方法としては、ゾル−ゲル法、スパッタ法、CVD法
(化学気相成長法)等が挙げられるが本実施例ではスパ
ッタ法により行なった。
いて説明する。荷電膜以外の製造プロセスについては実
施例1と同様であるため省略する。PLZT薄膜の形成
方法としては、ゾル−ゲル法、スパッタ法、CVD法
(化学気相成長法)等が挙げられるが本実施例ではスパ
ッタ法により行なった。
【0046】まず、透明表示電極4またはPt対向電極
5を形成した石英ガラスよりなる基板1、2上に高周波
スパッタリング法により、PLZT(ランタン添加チタ
ン酸ジルコン酸鉛)薄膜を250nmの厚さに堆積し
た。このとき、堆積する膜の組成は、化学量論的組成比
とする。
5を形成した石英ガラスよりなる基板1、2上に高周波
スパッタリング法により、PLZT(ランタン添加チタ
ン酸ジルコン酸鉛)薄膜を250nmの厚さに堆積し
た。このとき、堆積する膜の組成は、化学量論的組成比
とする。
【0047】続いて、上記堆積した膜に対して、ハロゲ
ンランプを用いて光を照射して(ランプ加熱)、温度5
50〜650℃,1分間の熱処理をする。これにより、
基板に堆積した膜(非晶質)のみを加熱して、ペロブス
カイト型結晶構造に変化させて強誘電体膜を形成した。
得られたPLZT膜の透過率は70%程度であった。
ンランプを用いて光を照射して(ランプ加熱)、温度5
50〜650℃,1分間の熱処理をする。これにより、
基板に堆積した膜(非晶質)のみを加熱して、ペロブス
カイト型結晶構造に変化させて強誘電体膜を形成した。
得られたPLZT膜の透過率は70%程度であった。
【0048】続いて、各基板に形成されたPZT薄膜上
に、200μmの空隙を介して平板金属電極を配置し、
PLZT薄膜を90℃に加熱した状態で、透明表示電極
4またはPt対向電極5に平板金属電極に対して−lk
Vの電圧を印加しポーリング処理を行ない、荷電膜8を
形成した。
に、200μmの空隙を介して平板金属電極を配置し、
PLZT薄膜を90℃に加熱した状態で、透明表示電極
4またはPt対向電極5に平板金属電極に対して−lk
Vの電圧を印加しポーリング処理を行ない、荷電膜8を
形成した。
【0049】以下実施例1と同様のプロセスによって、
図2に示した構成の表示装置を得た。こうして得られた
2つの表示装置を不図示の駆動回路によって駆動した。
最初に左側のセルの透明表示電極4に対向電極5に対し
て−50V、右側のセルには+50Vの電圧をそれぞれ
印加した。左側のセルでは絶縁性黒色液6中に分散して
いた正帯電白色粒子7が透明表示電極4に泳動・定着
し、セルは定着帯電粒子の色である白色を呈した。右側
のセルでは正帯電白色粒子7が対向電極5に泳動・定着
し、セルは絶縁性液体6の色である黒色を呈した。応答
速度は50msecであった。
図2に示した構成の表示装置を得た。こうして得られた
2つの表示装置を不図示の駆動回路によって駆動した。
最初に左側のセルの透明表示電極4に対向電極5に対し
て−50V、右側のセルには+50Vの電圧をそれぞれ
印加した。左側のセルでは絶縁性黒色液6中に分散して
いた正帯電白色粒子7が透明表示電極4に泳動・定着
し、セルは定着帯電粒子の色である白色を呈した。右側
のセルでは正帯電白色粒子7が対向電極5に泳動・定着
し、セルは絶縁性液体6の色である黒色を呈した。応答
速度は50msecであった。
【0050】次に本実施例の表示装置を、この状態で外
部回路を開放状態にしたが変化は見られなかった。更
に、この状態で50時間保持したが全く変化は見られな
かった。続けて、外部回路をショートし、透明表示電極
4と対向電極5を短絡状態にしたが変化は見られなかっ
た。同様にこの状態で50時間保持したが全く変化は見
られず良好なメモリ性が実現されていることが確認され
た。
部回路を開放状態にしたが変化は見られなかった。更
に、この状態で50時間保持したが全く変化は見られな
かった。続けて、外部回路をショートし、透明表示電極
4と対向電極5を短絡状態にしたが変化は見られなかっ
た。同様にこの状態で50時間保持したが全く変化は見
られず良好なメモリ性が実現されていることが確認され
た。
【0051】実施例3 本実施例では、本発明を特願平10−005727号公
報において開示された水平移動型の電気泳動表示装置に
適用した場合について説明する。
報において開示された水平移動型の電気泳動表示装置に
適用した場合について説明する。
【0052】図5に本発明による表示装置の概略断面図
を示す。図5では一画素に対応する2つの閉空間を有す
る構成について示している。表示基板1上の画素面全面
には白色表示電極25が配置され、さらに絶緑層14を
介して黒色表示電極24が画素面の一部に配置されてい
る。黒色表示電極24上面、及び白色表示電極25上の
絶縁層14の上面には本発明に関わる荷電膜8が形成さ
れる。表示基板1、対向基板2及び隔壁3によって囲ま
れた空間内には、透明絶縁性液体26及び黒色帯電粒子
27が充填される。水平移動型の電気泳動表示装置で
は、帯電粒子27を表示基板1に対して水平に移動し、
表示基板上に形成された黒色表示電極24または白色表
示電極25の上に集めることによって表示を行う。
を示す。図5では一画素に対応する2つの閉空間を有す
る構成について示している。表示基板1上の画素面全面
には白色表示電極25が配置され、さらに絶緑層14を
介して黒色表示電極24が画素面の一部に配置されてい
る。黒色表示電極24上面、及び白色表示電極25上の
絶縁層14の上面には本発明に関わる荷電膜8が形成さ
れる。表示基板1、対向基板2及び隔壁3によって囲ま
れた空間内には、透明絶縁性液体26及び黒色帯電粒子
27が充填される。水平移動型の電気泳動表示装置で
は、帯電粒子27を表示基板1に対して水平に移動し、
表示基板上に形成された黒色表示電極24または白色表
示電極25の上に集めることによって表示を行う。
【0053】透明絶縁性液体26中の黒色帯電粒子27
を電極への電圧印加によって白色表示電極25上に集め
ると、観測者(対向基板側)からは、黒色帯電粒子27
と黒色表示電極24が観察(表示)される。一方、電極
の極性を変えて黒色帯電粒子27を黒色表示電極24上
に集めると、白色表示電極25が露出し呈色が変化す
る。黒色表示電極24に比べて白色表示電極25の面積
を大きくすれば白色表示電極25の着色が支配的な呈色
を示す。白色表示電極25の呈色は絶縁層14或いは白
色表示電極25或いは表示基板1等の着色によって形成
される。
を電極への電圧印加によって白色表示電極25上に集め
ると、観測者(対向基板側)からは、黒色帯電粒子27
と黒色表示電極24が観察(表示)される。一方、電極
の極性を変えて黒色帯電粒子27を黒色表示電極24上
に集めると、白色表示電極25が露出し呈色が変化す
る。黒色表示電極24に比べて白色表示電極25の面積
を大きくすれば白色表示電極25の着色が支配的な呈色
を示す。白色表示電極25の呈色は絶縁層14或いは白
色表示電極25或いは表示基板1等の着色によって形成
される。
【0054】以下、本実施例による表示装置の製造方法
について説明する。表示基板1は、厚さ200μmの光
透過性のPETフィルムを用いた。表示基板1上に白色
表示電極25としてITOを成膜しライン状にパターニ
ングした。次に、白色表示電極25上に絶縁層14とし
て酸化チタン微粒子を混合して白色化したPETフィル
ムを形成した。次に、黒色表示電極24として暗黒色の
炭化チタンを成膜しライン状にパターニングした。線幅
は50μmとした。
について説明する。表示基板1は、厚さ200μmの光
透過性のPETフィルムを用いた。表示基板1上に白色
表示電極25としてITOを成膜しライン状にパターニ
ングした。次に、白色表示電極25上に絶縁層14とし
て酸化チタン微粒子を混合して白色化したPETフィル
ムを形成した。次に、黒色表示電極24として暗黒色の
炭化チタンを成膜しライン状にパターニングした。線幅
は50μmとした。
【0055】次に本発明に関る荷電膜8の形成方法につ
いて説明する。本実施例では、荷電膜材料としてポリマ
ー強誘電体であるポリフッ化ビニリデン(PVDF)を
使用した。PVDFのペレットをジメチルアセトアミド
(DMA)液に溶かし、10wt%溶液を作成した後、
黒色表示電極24及び白色表示電極25上の絶縁層上
に、キャスト法によって膜厚2μmのPVDF薄膜を形
成・パターニングした。
いて説明する。本実施例では、荷電膜材料としてポリマ
ー強誘電体であるポリフッ化ビニリデン(PVDF)を
使用した。PVDFのペレットをジメチルアセトアミド
(DMA)液に溶かし、10wt%溶液を作成した後、
黒色表示電極24及び白色表示電極25上の絶縁層上
に、キャスト法によって膜厚2μmのPVDF薄膜を形
成・パターニングした。
【0056】表示基板上に形成されたPVDF薄膜上
に、200μmの空隙を介して平板金属電極を配置し、
ポーリング(分極)処理を行なった。即ち、PLZT薄
膜を100℃に加熱した状態で、黒色表示電極24及び
白色表示電極25に対して平板金属電極に+lkVの電
圧を約15分間印加し、15分後基板温度を室温に戻し
てから電圧を解除し、PVDF薄膜内の極性基の電場配
向によると考えられる分極の形成された荷電膜8を得
た。
に、200μmの空隙を介して平板金属電極を配置し、
ポーリング(分極)処理を行なった。即ち、PLZT薄
膜を100℃に加熱した状態で、黒色表示電極24及び
白色表示電極25に対して平板金属電極に+lkVの電
圧を約15分間印加し、15分後基板温度を室温に戻し
てから電圧を解除し、PVDF薄膜内の極性基の電場配
向によると考えられる分極の形成された荷電膜8を得
た。
【0057】次に、隔壁3を形成した。隔壁3は、光感
光性厚膜レジスト(商品名:SU−8、3M社製)を膜
厚50μmの条件で塗布した後、露光及びウエット現像
を行うことによって形成した。対向基板2との接合面に
熱融着性の接着層を形成した後、隔壁内に透明絶縁性液
体26及び黒色帯電粒子27を充填した。透明絶縁性液
体26としては、シリコーンオイルを使用した。使用し
たシリコーンオイル中には、予め有極性イオン吸着剤で
あるアルミナ及びシリカの超微粒子をそれぞれ0.5w
t%添加した。黒色帯電粒子27としては、ポリスチレ
ンとカーボンの混合物で、粒子の大きさがlμm〜2μ
m位のものを使用した。次に、対向基板2の表示基板1
との接着面に熱融着性の接着層パターンを形成し、表示
基板1の隔壁3と対向基板2の接着層の位置を合わせ加
熱状態で貼り合わせた。こうして得られた表示シートに
駆動回路を設置して表示装置を完成させた。
光性厚膜レジスト(商品名:SU−8、3M社製)を膜
厚50μmの条件で塗布した後、露光及びウエット現像
を行うことによって形成した。対向基板2との接合面に
熱融着性の接着層を形成した後、隔壁内に透明絶縁性液
体26及び黒色帯電粒子27を充填した。透明絶縁性液
体26としては、シリコーンオイルを使用した。使用し
たシリコーンオイル中には、予め有極性イオン吸着剤で
あるアルミナ及びシリカの超微粒子をそれぞれ0.5w
t%添加した。黒色帯電粒子27としては、ポリスチレ
ンとカーボンの混合物で、粒子の大きさがlμm〜2μ
m位のものを使用した。次に、対向基板2の表示基板1
との接着面に熱融着性の接着層パターンを形成し、表示
基板1の隔壁3と対向基板2の接着層の位置を合わせ加
熱状態で貼り合わせた。こうして得られた表示シートに
駆動回路を設置して表示装置を完成させた。
【0058】一方、比較用セルとして従来構成の表示装
置を平行して作成した。PVDF薄膜の代わりに透明ポ
リイミド薄膜を2μmの厚さに形成し、ポリイミド薄膜
に対してはポーリング処理を行なわなかった。その他の
使用材料、製造プロセスは全く同様である。
置を平行して作成した。PVDF薄膜の代わりに透明ポ
リイミド薄膜を2μmの厚さに形成し、ポリイミド薄膜
に対してはポーリング処理を行なわなかった。その他の
使用材料、製造プロセスは全く同様である。
【0059】こうして得られた2つの表示装置を不図示
の駆動回路によって駆動した。白色表示電極25をコモ
ン電極として接地電位に設定し、最初に黒色表示電極2
4に対して、左側の画素に−50V、右側の画素に+5
0Vの電圧をそれぞれ印加した。左側の画素では黒色正
帯電粒子27が黒色表示電極の上面に泳動・定着し白色
を呈した。右側の画素では黒色正帯電粒子27が白色表
示電極25の上面に泳動・定着し黒色を呈した。応答速
度は50msecであった。本発明の実施例による表示
装置、及び比較用表示装置ともにほぼ同様の駆動特性を
示した。
の駆動回路によって駆動した。白色表示電極25をコモ
ン電極として接地電位に設定し、最初に黒色表示電極2
4に対して、左側の画素に−50V、右側の画素に+5
0Vの電圧をそれぞれ印加した。左側の画素では黒色正
帯電粒子27が黒色表示電極の上面に泳動・定着し白色
を呈した。右側の画素では黒色正帯電粒子27が白色表
示電極25の上面に泳動・定着し黒色を呈した。応答速
度は50msecであった。本発明の実施例による表示
装置、及び比較用表示装置ともにほぼ同様の駆動特性を
示した。
【0060】比較用表示装置について、この状態で外部
回路を開放状態にしても変化は見られなかった。しかし
ながら5時間放置後の観察では、一部の帯電粒子27の
定着面からの脱離・拡散が認められ呈色状態に明らかな
変化が観察された。次に、再び初期の呈色状態に戻した
後、外部回路をショートし黒色表示電極24と白色表示
電極25を短絡状態にしたところ、数分以内で呈色状態
は損なわれ、多くの帯電粒子27が液体中に脱離し、画
素内に拡散した。
回路を開放状態にしても変化は見られなかった。しかし
ながら5時間放置後の観察では、一部の帯電粒子27の
定着面からの脱離・拡散が認められ呈色状態に明らかな
変化が観察された。次に、再び初期の呈色状態に戻した
後、外部回路をショートし黒色表示電極24と白色表示
電極25を短絡状態にしたところ、数分以内で呈色状態
は損なわれ、多くの帯電粒子27が液体中に脱離し、画
素内に拡散した。
【0061】次に本実施例の表示装置に対して、この状
態で外部回路を開放状態にしたが変化は見られなかっ
た。更に、この状態で50時間保持したが全く変化は見
られなかった。続けて、外部回路をショートし黒色表示
電極24と白色表示電極25を短絡状態にしたが変化は
見られなかつた。同様にこの状態で50時間保持したが
全く変化は見られず良好なメモリ性が実現されているこ
とが確認された。
態で外部回路を開放状態にしたが変化は見られなかっ
た。更に、この状態で50時間保持したが全く変化は見
られなかった。続けて、外部回路をショートし黒色表示
電極24と白色表示電極25を短絡状態にしたが変化は
見られなかつた。同様にこの状態で50時間保持したが
全く変化は見られず良好なメモリ性が実現されているこ
とが確認された。
【0062】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によって、単
純マトリックス駆動制御のように、実効的には回路の開
放状態を維持できないような制御においても、良好なメ
モリー性を発現することができ、荷電膜上の表面電荷は
開放されることがないため、長時間安定なメモリー性が
実現可能な電気泳動型表示装置を実現することができ
る。
純マトリックス駆動制御のように、実効的には回路の開
放状態を維持できないような制御においても、良好なメ
モリー性を発現することができ、荷電膜上の表面電荷は
開放されることがないため、長時間安定なメモリー性が
実現可能な電気泳動型表示装置を実現することができ
る。
【図1】本発明の電気泳動表示装置の一実施態様を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図2】本発明の電気泳動表示装置の他の実施態様を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図3】本発明の電気泳動表示装置の動作原理を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図4】本発明の電気泳動表示装置の他の実施態様を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図5】本発明の電気泳動表示装置の他の実施態様を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図6】本発明の電気泳動表示装置の他の実施態様を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図7】従来の表示装置の動作原理を説明する説明図で
ある。
ある。
【図8】従来の表示装置を示す概略断面図である。
1 透明表示基板 2 対向基板 3 隔壁 4 透明表示電極 5 対向電極 6 着色絶縁性液体 7 着色帯電粒子 8、8a 荷電膜 9 マイクロカプセル 10 外部回路 11 遮光部 12 高分子バインダー 13 定着面 14 絶縁層 24 黒色表示電極 25 白色表示電極 26 透明絶縁性液体 27 黒色帯電粒子
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも2つの電極と、該電極間に充
填された絶縁性液体中に分散された着色帯電粒子と、該
着色帯電粒子が集合する定着面と、前記電極間に電圧を
印加することによって前記帯電粒子を該定着面に泳動・
定着させる手段とを備えた電気泳動型表示装置におい
て、前記定着面に着色帯電粒子と逆極性の表面電荷を定
常的に帯電した荷電膜を有することを特徴とする電気泳
動型表示装置。 - 【請求項2】 前記荷電膜が電極上の定着面に設けられ
ている請求項1記載の電気泳動型表示装置。 - 【請求項3】 前記荷電膜が強誘電体材料またはエレク
トレット材料によって形成されている請求項1または2
記載の電気泳動型表示装置。 - 【請求項4】 前記絶縁性液体の体積抵抗率がlE+1
2Ω・cm以上の値を有する請求項1記載の電気泳動型
表示装置。 - 【請求項5】 前記2つの電極が対向して設けられてい
る垂直移動型電気泳動表示装置である請求項1記載の電
気泳動型表示装置。 - 【請求項6】 前記2つの電極が同一面上に設けられて
いる水平移動型電気泳動表示装置である請求項1記載の
電気泳動型表示装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11301180A JP2000258805A (ja) | 1999-01-08 | 1999-10-22 | 電気泳動型表示装置 |
| US09/479,245 US6987502B1 (en) | 1999-01-08 | 2000-01-07 | Electrophoretic display device |
| US10/876,539 US7009756B2 (en) | 1999-01-08 | 2004-06-28 | Electrophoretic display device |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-3186 | 1999-01-08 | ||
| JP318699 | 1999-01-08 | ||
| JP11301180A JP2000258805A (ja) | 1999-01-08 | 1999-10-22 | 電気泳動型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000258805A true JP2000258805A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=26336712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11301180A Withdrawn JP2000258805A (ja) | 1999-01-08 | 1999-10-22 | 電気泳動型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000258805A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003248247A (ja) * | 2001-12-17 | 2003-09-05 | Bridgestone Corp | 画像表示装置 |
| EP1195603A3 (en) * | 2000-10-04 | 2003-11-19 | Seiko Epson Corporation | Electrophoretic device and method of manufacturing it |
| EP1436666B1 (en) * | 2001-10-15 | 2006-05-31 | Hewlett-Packard Company | Particle display device using bistable molecular monolayers |
| EP1577702A4 (en) * | 2002-12-24 | 2006-09-27 | Bridgestone Corp | VIEW |
| JP2007310394A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Xerox Corp | 電気泳動ディスプレイ装置 |
| JP2007310402A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Xerox Corp | 電気泳動ディスプレイ装置 |
| JP2007310392A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Xerox Corp | 電気泳動ディスプレイ媒体 |
| JP2008268734A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Seiko Epson Corp | 電気泳動表示装置および電子機器 |
| US7492348B2 (en) | 2003-07-09 | 2009-02-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophoric display apparatus with gradation signal control |
| US8405599B2 (en) | 2007-12-14 | 2013-03-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image display medium, drive device for image display medium and image display device |
| JP2013160967A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Hitachi Chemical Co Ltd | 懸濁粒子装置及びこれを用いた調光装置並びにその駆動方法 |
| KR101319258B1 (ko) | 2007-04-19 | 2013-10-18 | 에스케이플래닛 주식회사 | 쓰기 가능한 전자종이 표시소자 및 그의 제조 방법 |
| KR20160041056A (ko) * | 2002-06-10 | 2016-04-15 | 이 잉크 코포레이션 | 전기 광학 디스플레이를 형성하고 검사하기 위한 컴포넌트 및 방법 |
-
1999
- 1999-10-22 JP JP11301180A patent/JP2000258805A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1195603A3 (en) * | 2000-10-04 | 2003-11-19 | Seiko Epson Corporation | Electrophoretic device and method of manufacturing it |
| US6724520B2 (en) | 2000-10-04 | 2004-04-20 | Seiko Epson Corporation | Electrophoretic device and method of manufacturing it |
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| JP2007310392A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Xerox Corp | 電気泳動ディスプレイ媒体 |
| JP2007310402A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Xerox Corp | 電気泳動ディスプレイ装置 |
| JP2007310394A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Xerox Corp | 電気泳動ディスプレイ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031211 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061031 |