JPH11224066A - 着色ボール及び表示装置及び着色ボールの製造方法及び表示装置の製造方法 - Google Patents
着色ボール及び表示装置及び着色ボールの製造方法及び表示装置の製造方法Info
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- JPH11224066A JPH11224066A JP10025523A JP2552398A JPH11224066A JP H11224066 A JPH11224066 A JP H11224066A JP 10025523 A JP10025523 A JP 10025523A JP 2552398 A JP2552398 A JP 2552398A JP H11224066 A JPH11224066 A JP H11224066A
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- G02B26/02—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light
- G02B26/026—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light based on the rotation of particles under the influence of an external field, e.g. gyricons, twisting ball displays
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の表示装置では、 ボール材料として、
強誘電体材料を用いる場合、材料コストが高いのみでな
く、微小ボールへの成形は汎用的なプロセスとして確立
されておらず、切断・研磨加工などの製造コストも高価
である、という問題がある。 【解決手段】 本発明は、前記課題を解決するために以
下の表示装置を採用した。光学的特性の異なる2つの表
面を備えた着色ボールと、キャビティ内に該着色ボール
を保持する光透過シートと、を備え、該着色ボールを回
転させることにより表示を行う表示装置において、前記
着色ボールは、常誘電体材料を有しており、且つ、帯電
状態が異なる2つの表面によって形成される自発分極を
有しており、該2つの帯電状態のうち少なくとも1つ
は、常誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレット化処
理によって供給される、構成をとる。
強誘電体材料を用いる場合、材料コストが高いのみでな
く、微小ボールへの成形は汎用的なプロセスとして確立
されておらず、切断・研磨加工などの製造コストも高価
である、という問題がある。 【解決手段】 本発明は、前記課題を解決するために以
下の表示装置を採用した。光学的特性の異なる2つの表
面を備えた着色ボールと、キャビティ内に該着色ボール
を保持する光透過シートと、を備え、該着色ボールを回
転させることにより表示を行う表示装置において、前記
着色ボールは、常誘電体材料を有しており、且つ、帯電
状態が異なる2つの表面によって形成される自発分極を
有しており、該2つの帯電状態のうち少なくとも1つ
は、常誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレット化処
理によって供給される、構成をとる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的特性の異な
る2つの表面を備えた着色ボール及び着色ボールを回転
させることにより表示を行う表示装置及び着色ボールの
製造方法及び表示装置の製造方法に関する。
る2つの表面を備えた着色ボール及び着色ボールを回転
させることにより表示を行う表示装置及び着色ボールの
製造方法及び表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の発達に伴い、低消費電
力且つ薄型の表示装置のニーズが増しており、これらニ
ーズに合わせた表示装置の研究、開発が盛んに行われて
いる。中でも液晶表示装置は、液晶分子の配列を電気的
に制御し液晶の光学的特性を変化させる事ができ、上記
のニーズに対応できる表示装置として活発な開発が行わ
れ商品化さてれいる。しかしながら、現在の液晶表示装
置には、画面を見る角度や、反射光により、画面上の文
字が見ずらく、また光源のちらつき・低輝度等から生じ
る視覚へ負担が、未だ十分に解決されていない。この
為、視覚への負担の少ない新たな表示装置の研究が盛ん
に検討されている。
力且つ薄型の表示装置のニーズが増しており、これらニ
ーズに合わせた表示装置の研究、開発が盛んに行われて
いる。中でも液晶表示装置は、液晶分子の配列を電気的
に制御し液晶の光学的特性を変化させる事ができ、上記
のニーズに対応できる表示装置として活発な開発が行わ
れ商品化さてれいる。しかしながら、現在の液晶表示装
置には、画面を見る角度や、反射光により、画面上の文
字が見ずらく、また光源のちらつき・低輝度等から生じ
る視覚へ負担が、未だ十分に解決されていない。この
為、視覚への負担の少ない新たな表示装置の研究が盛ん
に検討されている。
【0003】新たな表示装置として、 N. K. Sheridon
等により電界駆動による微小ボールの回転を利用した表
示装置が提案されている("A Twisting Ball Displa
y",Proc. of the SID,第18巻3/4号、289−293 頁,19
77年、米国特許4126854号、同4143103号、同5389945
号、特開昭64-42683号)。この表示装置は、微小なボー
ルを用い、該ボールは一方の半球面が白色で、他方の半
球面が黒色となっていおり、前記微小なボールを支持体
に形成したキャビティ内に配し、各キャビティ内に高抵
抗な液体を充填して、この液体中でボールが自由に回転
できるようにしたものである。代表的な微小ボールの径
としては50〜200μm程度である。
等により電界駆動による微小ボールの回転を利用した表
示装置が提案されている("A Twisting Ball Displa
y",Proc. of the SID,第18巻3/4号、289−293 頁,19
77年、米国特許4126854号、同4143103号、同5389945
号、特開昭64-42683号)。この表示装置は、微小なボー
ルを用い、該ボールは一方の半球面が白色で、他方の半
球面が黒色となっていおり、前記微小なボールを支持体
に形成したキャビティ内に配し、各キャビティ内に高抵
抗な液体を充填して、この液体中でボールが自由に回転
できるようにしたものである。代表的な微小ボールの径
としては50〜200μm程度である。
【0004】半球の着色方法としては、前述したSherid
on等により、ガラスボールにTiO2を高濃度に含有さ
せガラスボールを白色化し、この白色ガラスボールの半
球面に真空蒸着法を用いて絶縁性の黒色層を形成する方
法が提案されている。また、斎藤等("A Newly Develop
ed Electrical Twisting Ball Display", Proc. of the
SID, p249-253, 1982)も同様な方法により二色ボール
を形成しており、白色化したガラスボールの半球面に真
空蒸着法を用いてMgF2とSb2S3を同時蒸着し黒
色層を成膜して色分けしている。ガラスボールの白色化
に際しては、LiO2とTiO2とSiO2の3成分か
らなるガラスを用いて、熱処理を行い光散乱が起こるよ
うに成分分離し、異なる成分からなる表面状態を形成す
ることにより作製する。
on等により、ガラスボールにTiO2を高濃度に含有さ
せガラスボールを白色化し、この白色ガラスボールの半
球面に真空蒸着法を用いて絶縁性の黒色層を形成する方
法が提案されている。また、斎藤等("A Newly Develop
ed Electrical Twisting Ball Display", Proc. of the
SID, p249-253, 1982)も同様な方法により二色ボール
を形成しており、白色化したガラスボールの半球面に真
空蒸着法を用いてMgF2とSb2S3を同時蒸着し黒
色層を成膜して色分けしている。ガラスボールの白色化
に際しては、LiO2とTiO2とSiO2の3成分か
らなるガラスを用いて、熱処理を行い光散乱が起こるよ
うに成分分離し、異なる成分からなる表面状態を形成す
ることにより作製する。
【0005】図4(a)に従来例における代表的な微小
ボール401の構成を示す。誘電体である微小ボール表
面は、少なくとも1つの半球上に、誘電体膜(絶縁体
膜)、半導体膜または導電体膜が形成されており、両半
球の表面が異なる材料402(黒色)、403(白色)
で構成されている。液体404中においては、ボールの
黒色半球の帯電状態405と白色半球の帯電状態407
がお互いに異なる結果、微小ボール全体が一種の双極子
409として機能する。この微小ボールに外部電界を与
える事によってボールの白色又は黒色の半球面を観察す
る側にむけるよう回転を制御することができ、目的とす
る表示ができる。
ボール401の構成を示す。誘電体である微小ボール表
面は、少なくとも1つの半球上に、誘電体膜(絶縁体
膜)、半導体膜または導電体膜が形成されており、両半
球の表面が異なる材料402(黒色)、403(白色)
で構成されている。液体404中においては、ボールの
黒色半球の帯電状態405と白色半球の帯電状態407
がお互いに異なる結果、微小ボール全体が一種の双極子
409として機能する。この微小ボールに外部電界を与
える事によってボールの白色又は黒色の半球面を観察す
る側にむけるよう回転を制御することができ、目的とす
る表示ができる。
【0006】このような機械式の表示方法は、電気的擾
乱ノイズに対して極めて安定であり、メモリ性を有する
為に表示中に電力を必要としない。さらに、ボール表面
の自然光の反射・散乱を利用して表示する為に液晶装置
・ブラウン管でみられるような光源のちらつき等にて起
こる眼精疲労を抑えることができる理想的な表示装置で
ある。
乱ノイズに対して極めて安定であり、メモリ性を有する
為に表示中に電力を必要としない。さらに、ボール表面
の自然光の反射・散乱を利用して表示する為に液晶装置
・ブラウン管でみられるような光源のちらつき等にて起
こる眼精疲労を抑えることができる理想的な表示装置で
ある。
【0007】Sheridonらによれば、微小ボールの帯電状
態はζ(ゼータ)電位によって決定されている。以下図
4(b)をもちいてζ電位について更に説明する。図4
(b)の縦軸Φはボール表面402と液体404との界
面近傍の電位を示し、横軸dはボール表面402からの
距離を示す。図に示すように固液界面にはボール表面に
特異吸着したイオン405を含む表面電荷と、表面電荷
に対向して分布するイオン拡散層406からなる電気二
重層が形成されている。ζ電位は、厳密にはボールと連
動して動く液体層と外側液体層の界面(界面動電位測定
におけるスベリ面)における電位として定義されるが、
近似的にはイオンの特異吸着層であるStern層41
0の最表面電位φsとみなしてよい。
態はζ(ゼータ)電位によって決定されている。以下図
4(b)をもちいてζ電位について更に説明する。図4
(b)の縦軸Φはボール表面402と液体404との界
面近傍の電位を示し、横軸dはボール表面402からの
距離を示す。図に示すように固液界面にはボール表面に
特異吸着したイオン405を含む表面電荷と、表面電荷
に対向して分布するイオン拡散層406からなる電気二
重層が形成されている。ζ電位は、厳密にはボールと連
動して動く液体層と外側液体層の界面(界面動電位測定
におけるスベリ面)における電位として定義されるが、
近似的にはイオンの特異吸着層であるStern層41
0の最表面電位φsとみなしてよい。
【0008】つまり、前述のSheridonや斎藤らの従来例
における微小ボールの帯電状態はζ電位、即ち液体中に
含まれるイオンが固体表面に特異吸着し発現する電位に
よって決定されている、と考えられる。ところが一般
に、イオンの吸着状態は固体表面の電子状態、官能基の
種類、密度などの物性に加えて、液体の物性、液体中の
不純物イオンの濃度、不純物イオンの種類等によって影
響をうけてしまう。したがって従来例における微小ボー
ルの帯電状態は液体側の変化、代表的には液体中のイオ
ン濃度変化、イオン種の変化に敏感であり、温度変化、
製造プロセスにおける不純物混入、または経時的な変化
によって大きく変動することが問題であった。ディスプ
レイ特性の熱的、プロセス的、経時的な安定性を実現す
るためには、微小ボールの帯電状態の安定性を高めるこ
とが課題であった。
における微小ボールの帯電状態はζ電位、即ち液体中に
含まれるイオンが固体表面に特異吸着し発現する電位に
よって決定されている、と考えられる。ところが一般
に、イオンの吸着状態は固体表面の電子状態、官能基の
種類、密度などの物性に加えて、液体の物性、液体中の
不純物イオンの濃度、不純物イオンの種類等によって影
響をうけてしまう。したがって従来例における微小ボー
ルの帯電状態は液体側の変化、代表的には液体中のイオ
ン濃度変化、イオン種の変化に敏感であり、温度変化、
製造プロセスにおける不純物混入、または経時的な変化
によって大きく変動することが問題であった。ディスプ
レイ特性の熱的、プロセス的、経時的な安定性を実現す
るためには、微小ボールの帯電状態の安定性を高めるこ
とが課題であった。
【0009】帯電状態の安定化に加えて、帯電量の増大
も大きな課題である。従来例においては、液体中イオン
の吸着による微小ボールの帯電量は液体中のイオン濃度
に比例して大きくなるが、液体中のイオン濃度を増やし
過ぎると電圧印加時にイオン分極による反電場が増大し
特性に悪影響を与えるため、帯電量は自ずと制限される
という問題がある。液体中のイオン濃度を増やすことな
く更に帯電量を増大させることによって、応答速度増加
・駆動電圧低下などディスプレイ基本特性を向上させる
ことが課題であった。
も大きな課題である。従来例においては、液体中イオン
の吸着による微小ボールの帯電量は液体中のイオン濃度
に比例して大きくなるが、液体中のイオン濃度を増やし
過ぎると電圧印加時にイオン分極による反電場が増大し
特性に悪影響を与えるため、帯電量は自ずと制限される
という問題がある。液体中のイオン濃度を増やすことな
く更に帯電量を増大させることによって、応答速度増加
・駆動電圧低下などディスプレイ基本特性を向上させる
ことが課題であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような課題を解
決するために、特開平7−168210では、微小ボー
ル51の材料を強誘電体として、電気双極子モーメント
をバルクの性質として付与することによって安定で大き
な帯電を実現することが開示されている。具体的な手段
として、強誘電体材料を微小ボールとして成形した後、
高電界下で分極処理を行ない、微小ボール全体に存在す
る分極ドメイン52を一様な方向に配向させる方法が開
示されている(図5)。
決するために、特開平7−168210では、微小ボー
ル51の材料を強誘電体として、電気双極子モーメント
をバルクの性質として付与することによって安定で大き
な帯電を実現することが開示されている。具体的な手段
として、強誘電体材料を微小ボールとして成形した後、
高電界下で分極処理を行ない、微小ボール全体に存在す
る分極ドメイン52を一様な方向に配向させる方法が開
示されている(図5)。
【0011】PZT等の強誘電体材料を用いる場合、材
料コストが高いのみでなく、微小ボールへ51の成形は
汎用的なプロセスとして確立されておらず、切断・研磨
加工などの製造コストも高価である、という問題があ
る。
料コストが高いのみでなく、微小ボールへ51の成形は
汎用的なプロセスとして確立されておらず、切断・研磨
加工などの製造コストも高価である、という問題があ
る。
【0012】また、特性的な面に関しても、実用的な強
誘電体材料の相転移温度(キューリー)は100℃〜12
0℃付近にあるものが多く、80〜100℃といった高
温環境下では、分極反転電圧が急激に低下するため、駆
動電圧または摩擦静電気等によって分極状態が不安定に
なるという問題がある。
誘電体材料の相転移温度(キューリー)は100℃〜12
0℃付近にあるものが多く、80〜100℃といった高
温環境下では、分極反転電圧が急激に低下するため、駆
動電圧または摩擦静電気等によって分極状態が不安定に
なるという問題がある。
【0013】
【課題を解決する為の手段】かかる問題を解決するため
に、本発明においては着色ボールの帯電電荷が、液体中
からボール表面へのイオン吸着によって供給されるので
はなく、着色ボールの表面領域またはボール表面に形成
された薄膜に対して、外部から電荷を注入するエレクト
レット化処理を行うことによって供給される、構成をと
る。
に、本発明においては着色ボールの帯電電荷が、液体中
からボール表面へのイオン吸着によって供給されるので
はなく、着色ボールの表面領域またはボール表面に形成
された薄膜に対して、外部から電荷を注入するエレクト
レット化処理を行うことによって供給される、構成をと
る。
【0014】以下に詳しく、本発明の構成を説明する。
【0015】本発明の表示装置は、光学的特性の異なる
2つの表面を備えた着色ボールと、キャビティ内に該着
色ボールを保持する光透過シートと、を備え、該着色ボ
ールを回転させることにより表示を行う表示装置におい
て、前記着色ボールは、常誘電体材料を有しており、且
つ、帯電状態が異なる2つの表面によって形成される自
発分極を有しており、該2つの帯電状態のうち少なくと
も1つは、常誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレッ
ト化処理によって供給される、構成をとる。
2つの表面を備えた着色ボールと、キャビティ内に該着
色ボールを保持する光透過シートと、を備え、該着色ボ
ールを回転させることにより表示を行う表示装置におい
て、前記着色ボールは、常誘電体材料を有しており、且
つ、帯電状態が異なる2つの表面によって形成される自
発分極を有しており、該2つの帯電状態のうち少なくと
も1つは、常誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレッ
ト化処理によって供給される、構成をとる。
【0016】好ましくは、上記構成に加えて、前記2つ
の帯電状態の両方が、常誘電体材料へ電荷を注入するエ
レクトレット化処理によって供給される、構成をとる。
の帯電状態の両方が、常誘電体材料へ電荷を注入するエ
レクトレット化処理によって供給される、構成をとる。
【0017】好ましくは、上記構成に加えて、前記2つ
の帯電状態のうち一方が、常誘電体材料へ電荷を注入す
るエレクトレット化処理によって供給される、構成をと
る。
の帯電状態のうち一方が、常誘電体材料へ電荷を注入す
るエレクトレット化処理によって供給される、構成をと
る。
【0018】好ましくは、上記構成に加えて、前記常誘
電体材料への電荷注入は、コロナ放電により行われる、
構成をとる。
電体材料への電荷注入は、コロナ放電により行われる、
構成をとる。
【0019】好ましくは、上記構成に加えて、前記着色
ボールは、常誘電体材料からなるボール表面の一部に着
色層が被覆された構造を成し、前記2つの帯電電荷状態
は、該常誘電体材料からなるボールへの電荷注入によっ
て形成された自発分極によって供給される、構成をと
る。
ボールは、常誘電体材料からなるボール表面の一部に着
色層が被覆された構造を成し、前記2つの帯電電荷状態
は、該常誘電体材料からなるボールへの電荷注入によっ
て形成された自発分極によって供給される、構成をと
る。
【0020】好ましくは、上記構成に加えて、前記着色
ボールは、ボール表面の一部に着色された常誘電体材料
が被覆された構造を成し、前記2つの帯電電荷状態は、
該着色された常誘電体材料への電荷注入によって形成さ
れた自発分極によって供給される、構成をとる。
ボールは、ボール表面の一部に着色された常誘電体材料
が被覆された構造を成し、前記2つの帯電電荷状態は、
該着色された常誘電体材料への電荷注入によって形成さ
れた自発分極によって供給される、構成をとる。
【0021】好ましくは、上記構成に加えて、前記キャ
ビティ内は、透明な絶縁性液体で満たされている、構成
をとる。
ビティ内は、透明な絶縁性液体で満たされている、構成
をとる。
【0022】好ましくは、上記構成に加えて、前記絶縁
性液体は、アルミナ、シリカの超微粒子からなる有極性
イオン吸着剤を含む、構成をとる。
性液体は、アルミナ、シリカの超微粒子からなる有極性
イオン吸着剤を含む、構成をとる。
【0023】好ましくは、上記構成に加えて、前記キャ
ビティ内は、真空状態又は気体で満たされている、構成
をとる。
ビティ内は、真空状態又は気体で満たされている、構成
をとる。
【0024】本発明の製造方法は、光学的特性の異なる
2つの表面を備えた着色ボールの製造方法において、常
誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレット化処理によ
って、表面が異なる2つの帯電電荷状態を有するボール
を形成する工程と、を有する、構成をとる。
2つの表面を備えた着色ボールの製造方法において、常
誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレット化処理によ
って、表面が異なる2つの帯電電荷状態を有するボール
を形成する工程と、を有する、構成をとる。
【0025】本発明の製造方法は、光学的特性の異なる
2つの表面を備えた着色ボールの製造方法において、前
記表面が異なる2つの帯電電荷状態を有するボールに一
定方向の電界をかけて該ボールを一定方向に保持した状
態で、該異なる2つの帯電電荷状態の少なくともどちら
か一方の表面に着色層を形成する工程と、を有する、構
成をとる。
2つの表面を備えた着色ボールの製造方法において、前
記表面が異なる2つの帯電電荷状態を有するボールに一
定方向の電界をかけて該ボールを一定方向に保持した状
態で、該異なる2つの帯電電荷状態の少なくともどちら
か一方の表面に着色層を形成する工程と、を有する、構
成をとる。
【0026】本発明の製造方法は、光学的特性の異なる
2つの表面を備えた着色ボールと、キャビティ内に該着
色ボールを保持する光透過シートと、を備え、該着色ボ
ールを回転させることにより表示を行う表示装置の製造
方法において、常誘電体材料へ電荷を注入するエレクト
レット化処理によって、表面が異なる2つの帯電電荷状
態を有するボールを形成する工程と、を有する、構成を
とる。
2つの表面を備えた着色ボールと、キャビティ内に該着
色ボールを保持する光透過シートと、を備え、該着色ボ
ールを回転させることにより表示を行う表示装置の製造
方法において、常誘電体材料へ電荷を注入するエレクト
レット化処理によって、表面が異なる2つの帯電電荷状
態を有するボールを形成する工程と、を有する、構成を
とる。
【0027】本発明の製造方法は、光学的特性の異なる
2つの表面を備えた着色ボールと、キャビティ内に該着
色ボールを保持する光透過シートと、を備え、該着色ボ
ールを回転させることにより表示を行う表示装置の製造
方法において、該表面が異なる2つの帯電電荷状態を有
するボールに一定方向の電界をかけて該ボールを一定方
向に保持した状態で、該異なる2つの帯電電荷状態の少
なくともどちらか一方の表面に着色層を形成する工程
と、を有する、構成をとる。
2つの表面を備えた着色ボールと、キャビティ内に該着
色ボールを保持する光透過シートと、を備え、該着色ボ
ールを回転させることにより表示を行う表示装置の製造
方法において、該表面が異なる2つの帯電電荷状態を有
するボールに一定方向の電界をかけて該ボールを一定方
向に保持した状態で、該異なる2つの帯電電荷状態の少
なくともどちらか一方の表面に着色層を形成する工程
と、を有する、構成をとる。
【0028】
【発明の実施の形態】より具体的に、本発明の実施態様
の表示装置を図6を用いて説明する。
の表示装置を図6を用いて説明する。
【0029】図6(a)では、着色ボール601本体の
微小ボール602表面領域に対して、コロナ放電等によ
って外部から電荷を注入するエレクトレット化処理を施
し、微小ボール602表面領域に自発分極607を形成
している。
微小ボール602表面領域に対して、コロナ放電等によ
って外部から電荷を注入するエレクトレット化処理を施
し、微小ボール602表面領域に自発分極607を形成
している。
【0030】図6(b)では、微小ボール602表面に
形成された薄膜603、604に対して、コロナ放電等
によって外部から電荷を注入するエレクトレット化処理
を施し、着色ボール601に自発分極を形成している。
形成された薄膜603、604に対して、コロナ放電等
によって外部から電荷を注入するエレクトレット化処理
を施し、着色ボール601に自発分極を形成している。
【0031】図6(c)では、着色ボール601本体の
微小ボール602表面領域及び微小ボール602表面に
形成された薄膜603に対して、コロナ放電等によって
外部から電荷を注入するエレクトレット化処理を施し、
着色ボール601に自発分極607を形成している。
微小ボール602表面領域及び微小ボール602表面に
形成された薄膜603に対して、コロナ放電等によって
外部から電荷を注入するエレクトレット化処理を施し、
着色ボール601に自発分極607を形成している。
【0032】上記図6の構成をとると、外部からの着色
ボール601への空間電荷605、606(605を正
電荷、606を負電荷とする。)となるイオン・電子の
注入量を制御することができるので、反電場を抑制した
環境下で、着色ボール601の帯電量を増大させること
ができ、着色ボール601が回転する応答速度を高める
ことができる効果を有する。
ボール601への空間電荷605、606(605を正
電荷、606を負電荷とする。)となるイオン・電子の
注入量を制御することができるので、反電場を抑制した
環境下で、着色ボール601の帯電量を増大させること
ができ、着色ボール601が回転する応答速度を高める
ことができる効果を有する。
【0033】また、本発明では、図6(b)を用いて説
明すると、薄膜603と薄膜604のうちどちらか一方
の薄膜に電荷を注入するエレクトレット化処理を施す形
態をとっても良い。
明すると、薄膜603と薄膜604のうちどちらか一方
の薄膜に電荷を注入するエレクトレット化処理を施す形
態をとっても良い。
【0034】本実施態様の対象となるエレクトレット材
料としては、ガラス等の無機材料を含む常誘電体全般が
挙げられるが、量産性、コスト面からは有機ポリマー材
料が好適である。テフロン等のフッ素系樹脂、等、特に
性能の面で優れている。
料としては、ガラス等の無機材料を含む常誘電体全般が
挙げられるが、量産性、コスト面からは有機ポリマー材
料が好適である。テフロン等のフッ素系樹脂、等、特に
性能の面で優れている。
【0035】また、本実施態様に要求されるプロセス、
コスト等の観点を考慮するとポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド
等の常誘電体材料が挙げられる。
コスト等の観点を考慮するとポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド
等の常誘電体材料が挙げられる。
【0036】また、上記の如く、本実施態様において、
ボール材料または薄膜材料として汎用的なポリマー材料
等の常誘電体材料を使用した場合、材料コストが安く、
また、ボール形成についても、乳化重合法・懸濁重合法
などの低コスト汎用プロセスが使える一方で、ガラスボ
ール・ジルコニアボール等の安価に入手可能な無機材料
ボールにポリマー薄膜を形成することも可能であるため
プロセスコストも低く抑えることができる効果を有す
る。
ボール材料または薄膜材料として汎用的なポリマー材料
等の常誘電体材料を使用した場合、材料コストが安く、
また、ボール形成についても、乳化重合法・懸濁重合法
などの低コスト汎用プロセスが使える一方で、ガラスボ
ール・ジルコニアボール等の安価に入手可能な無機材料
ボールにポリマー薄膜を形成することも可能であるため
プロセスコストも低く抑えることができる効果を有す
る。
【0037】以下、図1(a)をもちいて本実施態様の
特徴であるエレクトレット化処理による着色ボールの構
成をさらに詳しく説明する。誘電体よりなる微小ボール
101の表面には上半球に黒色の着色層105、下半球
に白色の着色層106がそれぞれ形成されている。微小
ボール101のエレクトレット化処理によってボール内
部には外部から注入されたイオン・電子等による空間電
荷102、103が形成される。その結果、着色ボール
本体には自発分極110が発現し、着色ボール自体が一
種の双極子110として機能する。
特徴であるエレクトレット化処理による着色ボールの構
成をさらに詳しく説明する。誘電体よりなる微小ボール
101の表面には上半球に黒色の着色層105、下半球
に白色の着色層106がそれぞれ形成されている。微小
ボール101のエレクトレット化処理によってボール内
部には外部から注入されたイオン・電子等による空間電
荷102、103が形成される。その結果、着色ボール
本体には自発分極110が発現し、着色ボール自体が一
種の双極子110として機能する。
【0038】本構成において着色ボールに発現する帯電
状態を図1(b)によって更に詳しく説明する。図1
(b)の縦軸Φは微小ボール本体101、着色層105
および絶縁性液体107からなる着色ボール表面近傍の
電位を示し、横軸dは着色ボール表面からの距離を示
す。着色ボール本体の表面近傍はエレクトレット化処理
による空間電荷102の発生によって帯電しており、φ
sで示される表面電位が発現している。
状態を図1(b)によって更に詳しく説明する。図1
(b)の縦軸Φは微小ボール本体101、着色層105
および絶縁性液体107からなる着色ボール表面近傍の
電位を示し、横軸dは着色ボール表面からの距離を示
す。着色ボール本体の表面近傍はエレクトレット化処理
による空間電荷102の発生によって帯電しており、φ
sで示される表面電位が発現している。
【0039】透明な絶縁性液体107中にはアルミナ、
シリカ等の有極性イオン吸着剤が添加されている。その
ため液体中のイオン濃度は低く抑えられており、体積抵
抗率として1E+11〜1E+14Ω・cm程度の高い
絶縁性を維持している。したがって、着色ボール表面へ
の絶縁性液体107からのイオン吸着による帯電電荷量
は、エレクトレット化処理によって供給される帯電電荷
量にたいして無視できるレベルである。
シリカ等の有極性イオン吸着剤が添加されている。その
ため液体中のイオン濃度は低く抑えられており、体積抵
抗率として1E+11〜1E+14Ω・cm程度の高い
絶縁性を維持している。したがって、着色ボール表面へ
の絶縁性液体107からのイオン吸着による帯電電荷量
は、エレクトレット化処理によって供給される帯電電荷
量にたいして無視できるレベルである。
【0040】以上述べたように、本実施態様による着色
ボールの帯電状態は、絶縁性液体107中のイオン吸着
によってではなく微小ボール101のコロナ放電等によ
って外部から電荷を注入するエレクトレット化処理のみ
によって決定されるため、絶縁性液体107中イオン濃
度を低レベルに維持し反電場を抑制した環境下で、ボー
ル材料・エレクトレット化処理条件の最適化によって帯
電荷量を増大させることが可能である。
ボールの帯電状態は、絶縁性液体107中のイオン吸着
によってではなく微小ボール101のコロナ放電等によ
って外部から電荷を注入するエレクトレット化処理のみ
によって決定されるため、絶縁性液体107中イオン濃
度を低レベルに維持し反電場を抑制した環境下で、ボー
ル材料・エレクトレット化処理条件の最適化によって帯
電荷量を増大させることが可能である。
【0041】(エレクトレット化処理)以下、本発明の
特徴に関わるエレクトレット化処理について説明する。
エレクトレット(電石)とは、マグネット(磁石)との
類似性に命名の由来があり、半永久的に分極電荷を凍結
・保持し外部に電界を形成する物質であって、日本の江
口によって世界で初めて報告された(Phys.-Math.Soc.J
apan,ser.3,vol.2,no.7,1920)。エレクトレット化処理
は、殆どの誘電体に対して可能であるが、各種有機ポリ
マーフィルムが代表的であり、現在までに有機ポリマー
エレクトレットフィルムを振動子としたマイクロホン、
ヘッドホン等の音響素子、有機ポリマーエレクトレット
繊維による静電フィルター、クリーナーなどが広く実用
化されている。
特徴に関わるエレクトレット化処理について説明する。
エレクトレット(電石)とは、マグネット(磁石)との
類似性に命名の由来があり、半永久的に分極電荷を凍結
・保持し外部に電界を形成する物質であって、日本の江
口によって世界で初めて報告された(Phys.-Math.Soc.J
apan,ser.3,vol.2,no.7,1920)。エレクトレット化処理
は、殆どの誘電体に対して可能であるが、各種有機ポリ
マーフィルムが代表的であり、現在までに有機ポリマー
エレクトレットフィルムを振動子としたマイクロホン、
ヘッドホン等の音響素子、有機ポリマーエレクトレット
繊維による静電フィルター、クリーナーなどが広く実用
化されている。
【0042】エレクトレットの成因は、分極の形成とそ
の凍結にある。本実施態様では、凍結可能な分極として
は、誘電体内に含まれるイオンの微視的或いは巨視的変
位とによる空間電荷形成、極性基等によって構成される
分子内永久双極子の外部電界による異方性配向、コロナ
放電または高エネルギー線照射等による電荷注入によ
り、空間電荷形成を行う。
の凍結にある。本実施態様では、凍結可能な分極として
は、誘電体内に含まれるイオンの微視的或いは巨視的変
位とによる空間電荷形成、極性基等によって構成される
分子内永久双極子の外部電界による異方性配向、コロナ
放電または高エネルギー線照射等による電荷注入によ
り、空間電荷形成を行う。
【0043】イオン電荷分離による空間電荷または双極
子配向による分極電荷は外部電界印加電極とは異なる極
性のヘテロ電荷を発生し、コロナ放電等の外部電極から
の電荷注入による空間電荷は同じ極性のホモ電荷とな
る。エレクトレット処理後の表面電位測定によれば、エ
レクトレット処理後、長期間安定に存在する電荷はホモ
電荷であることが知られており、エレクトレット処理に
よる凍結電荷は外部から注入された空間電荷に由来する
ものが支配的であると考えられている。熱刺激電流(T
SC)による測定によれば、誘電体内部、特に表面近傍
に存在する結晶粒界等の不整合部分に存在する電子、ホ
ール、イオンの深いトラップ等が空間電荷凍結の原因に
なっていると考えられている。
子配向による分極電荷は外部電界印加電極とは異なる極
性のヘテロ電荷を発生し、コロナ放電等の外部電極から
の電荷注入による空間電荷は同じ極性のホモ電荷とな
る。エレクトレット処理後の表面電位測定によれば、エ
レクトレット処理後、長期間安定に存在する電荷はホモ
電荷であることが知られており、エレクトレット処理に
よる凍結電荷は外部から注入された空間電荷に由来する
ものが支配的であると考えられている。熱刺激電流(T
SC)による測定によれば、誘電体内部、特に表面近傍
に存在する結晶粒界等の不整合部分に存在する電子、ホ
ール、イオンの深いトラップ等が空間電荷凍結の原因に
なっていると考えられている。
【0044】外部から電荷を注入してエレクトレットを
形成するには種々の方法がある。代表的な方法として 1. 誘電体を軟化温度、または溶融温度近傍まで加熱
し、高電界DCを印加しながら冷却する方法(サーモ・
エレクトレット法)、 2.誘電体表面にコロナ放電させるか、絶縁破壊電圧に
近い高電界DC(〜106V/cm)を室温で印加する方
法(エレクトロ・エレクトレット法)、3.絶縁体に真
空中で高エネルギー放射線(電子線、γ線)を照射する
方法(ラジオ・エレクトレット法)、4.光照射中に高
電圧DCを印加する方法(フォト・エレクトレット)、
等があげられる。
形成するには種々の方法がある。代表的な方法として 1. 誘電体を軟化温度、または溶融温度近傍まで加熱
し、高電界DCを印加しながら冷却する方法(サーモ・
エレクトレット法)、 2.誘電体表面にコロナ放電させるか、絶縁破壊電圧に
近い高電界DC(〜106V/cm)を室温で印加する方
法(エレクトロ・エレクトレット法)、3.絶縁体に真
空中で高エネルギー放射線(電子線、γ線)を照射する
方法(ラジオ・エレクトレット法)、4.光照射中に高
電圧DCを印加する方法(フォト・エレクトレット)、
等があげられる。
【0045】(本実施態様の製造方法)本実施態様の更
なる特徴は、着色ボールのエレクトレット化処理プロセ
スにある。2色に塗り分けられた着色ボールを各着色半
球が正しく表示面を向くように駆動するためには、着色
ボールの着色領域と帯電領域とを一致させる必要があ
る。しかしながら、すでに2色に塗り分けられた全ての
着色ボールを一つずつ同一方向に配列させ、しかる後
に、エレクトレット化処理を行なうことは量産を考慮し
た場合に事実上不可能に近い。そこで本発明において
は、微小ボールを保持する手段を設け、保持した状態に
おいてエレクトレット化処理と着色処理とを連続的に一
括して行なうことが可能なプロセスによって着色領域と
帯電領域とを一致させることを特徴としている。
なる特徴は、着色ボールのエレクトレット化処理プロセ
スにある。2色に塗り分けられた着色ボールを各着色半
球が正しく表示面を向くように駆動するためには、着色
ボールの着色領域と帯電領域とを一致させる必要があ
る。しかしながら、すでに2色に塗り分けられた全ての
着色ボールを一つずつ同一方向に配列させ、しかる後
に、エレクトレット化処理を行なうことは量産を考慮し
た場合に事実上不可能に近い。そこで本発明において
は、微小ボールを保持する手段を設け、保持した状態に
おいてエレクトレット化処理と着色処理とを連続的に一
括して行なうことが可能なプロセスによって着色領域と
帯電領域とを一致させることを特徴としている。
【0046】着色ボールを保持する手段としては、例え
ば、電極が形成された基板上にゲル状シートを着色ボー
ルの半径に相当する厚みで形成し、着色ボールを散布す
ることによって、着色ボールが半球程度埋設され、この
状態でゲル状シートを硬化し着色ボールを固定・保持す
る方法が挙げられる。上部に配置した電極と、予めゲル
シートの下に配置した電極間に高電圧を印加することに
よって着色ボールのエレクトレット化処理を行い、しか
る後に上部電極を取り除き、真空蒸着法・キャスティン
グ法・ディッピング法等の方法によって露出半球を着色
処理し、最後に微小ボールを埋設シートから回収するこ
とによって、着色領域と帯電領域とが一致した着色ボー
ルを形成することが可能となる。
ば、電極が形成された基板上にゲル状シートを着色ボー
ルの半径に相当する厚みで形成し、着色ボールを散布す
ることによって、着色ボールが半球程度埋設され、この
状態でゲル状シートを硬化し着色ボールを固定・保持す
る方法が挙げられる。上部に配置した電極と、予めゲル
シートの下に配置した電極間に高電圧を印加することに
よって着色ボールのエレクトレット化処理を行い、しか
る後に上部電極を取り除き、真空蒸着法・キャスティン
グ法・ディッピング法等の方法によって露出半球を着色
処理し、最後に微小ボールを埋設シートから回収するこ
とによって、着色領域と帯電領域とが一致した着色ボー
ルを形成することが可能となる。
【0047】また、本実施態様におけるエレクトレット
化処理プロセスの別バリエーションとして、まず、着色
ボールをエレクトレット化処理した後、エレクトレット
化処理のなされた着色ボールを一様電界によって配列・
保持し、その状態で着色処理を行なうプロセスによって
着色領域と帯電領域とを一致させることも可能である。
エレクトレット化処理の方法としては、着色ボールを2
枚の金属電極板で挟持・固定した状態で高電界を印加す
る、コロナ放電、電子ビーム、イオンビームによって外
部の電荷を注入する等の方法の他に、着色ボール形成時
に同時にエレクトレット化処理を行なう方法も考えられ
る。例えば、溶融ポリマーをノズルから射出して着色ボ
ールを形成する場合に、ノズル先端から溶融状態で射出
された着色ボールに高電界を印加する装置を設け冷却・
硬化前にエレクトレット化処理を行なう方法が挙げられ
る。
化処理プロセスの別バリエーションとして、まず、着色
ボールをエレクトレット化処理した後、エレクトレット
化処理のなされた着色ボールを一様電界によって配列・
保持し、その状態で着色処理を行なうプロセスによって
着色領域と帯電領域とを一致させることも可能である。
エレクトレット化処理の方法としては、着色ボールを2
枚の金属電極板で挟持・固定した状態で高電界を印加す
る、コロナ放電、電子ビーム、イオンビームによって外
部の電荷を注入する等の方法の他に、着色ボール形成時
に同時にエレクトレット化処理を行なう方法も考えられ
る。例えば、溶融ポリマーをノズルから射出して着色ボ
ールを形成する場合に、ノズル先端から溶融状態で射出
された着色ボールに高電界を印加する装置を設け冷却・
硬化前にエレクトレット化処理を行なう方法が挙げられ
る。
【0048】着色微小ボール表面に形成されたポリマー
薄膜をエレクトレット処理する場合には、ポリマー薄膜
に顔料を混合し着色層と兼用するのが望ましい。また、
処理の順番はエレクトレット化→着色に限定されるもの
ではなく、着色→エレクトレット化の順番で処理を行な
ってもよい。この場合、着色層が同時にエレクトレット
化されることが望ましい。
薄膜をエレクトレット処理する場合には、ポリマー薄膜
に顔料を混合し着色層と兼用するのが望ましい。また、
処理の順番はエレクトレット化→着色に限定されるもの
ではなく、着色→エレクトレット化の順番で処理を行な
ってもよい。この場合、着色層が同時にエレクトレット
化されることが望ましい。
【0049】本実施態様においては、着色ボールを格納
・支持するキャビティ内が高絶縁性の液体で充填されて
おり、かかる液体の比抵抗が少なくとも10E+10Ω
・cm以上、好ましくは、10E+12Ω・cm以上で
あることを特徴とする。
・支持するキャビティ内が高絶縁性の液体で充填されて
おり、かかる液体の比抵抗が少なくとも10E+10Ω
・cm以上、好ましくは、10E+12Ω・cm以上で
あることを特徴とする。
【0050】液体の高絶縁性を実現する手段としては、
例えば、アルミナ、シリカ等の超微粒子からなる有極性
イオン吸着剤を潤滑溶液中および/またはボール支持構
造材中に数%添加するのが有効である。ボール外側を気
体で充填するか、真空状態にすることも本発明の実施形
態として可能である。
例えば、アルミナ、シリカ等の超微粒子からなる有極性
イオン吸着剤を潤滑溶液中および/またはボール支持構
造材中に数%添加するのが有効である。ボール外側を気
体で充填するか、真空状態にすることも本発明の実施形
態として可能である。
【0051】(本実施態様の表示原理)次に、本発明の
表示装置の駆動原理の一例を説明する。
表示装置の駆動原理の一例を説明する。
【0052】図1(a)の着色ボールを用いた本実施態
様の表示装置を示す図7を用いて説明する。
様の表示装置を示す図7を用いて説明する。
【0053】本実施態様の表示装置は、黒色層105及
び白色層106が夫々半球表面に形成された着色ボール
11と、該着色ボール11を回転自在に支持する支持体
5と、着色ボール11が自在に回転できる為のキャビテ
ィ7とで構成された表示媒体と、、該着色ボール11を
回転し所望の着色層側を表示させる為の電極6、6’と
電源8より構成される駆動手段よりなる。また、該キャ
ビテイ7は透明な絶縁性液体で満たされている。
び白色層106が夫々半球表面に形成された着色ボール
11と、該着色ボール11を回転自在に支持する支持体
5と、着色ボール11が自在に回転できる為のキャビテ
ィ7とで構成された表示媒体と、、該着色ボール11を
回転し所望の着色層側を表示させる為の電極6、6’と
電源8より構成される駆動手段よりなる。また、該キャ
ビテイ7は透明な絶縁性液体で満たされている。
【0054】微小ボール101表面は、外部からの電荷
注入によるエレクトレット化処理により、図7に示すよ
うに黒色層105近傍は正電荷102が発現し、白色層
106近傍は、負電荷103が発現する。着色ボール1
1の各領域で帯電特性が異なることとなり、着色ボール
11に双極子モーメント110を持つようになる。この
着色ボール11に電場を印加すると着色ボール11には
その極方向を電界方向に揃えようとするトルクが働き、
着色ボール11は、いずれかの半球面を一方向に揃え
る。
注入によるエレクトレット化処理により、図7に示すよ
うに黒色層105近傍は正電荷102が発現し、白色層
106近傍は、負電荷103が発現する。着色ボール1
1の各領域で帯電特性が異なることとなり、着色ボール
11に双極子モーメント110を持つようになる。この
着色ボール11に電場を印加すると着色ボール11には
その極方向を電界方向に揃えようとするトルクが働き、
着色ボール11は、いずれかの半球面を一方向に揃え
る。
【0055】図7のように、白色層106近傍がマイナ
ス帯電し、黒色層105近傍がプラス帯電しているとす
ると電源8にてプラスが印加された電極6’に白色層1
06側が、マイナスが印加された電極6に黒色層105
がくる。これにより図面上部より本実施態様の表示装置
を観察すると、自然光が黒色層105に反射して黒色が
見える。電界の方向を逆転すれば、着色ボール11は反
転し、白色層106側を観察側に向け、自然光が白色層
106に反射して白色が見える。
ス帯電し、黒色層105近傍がプラス帯電しているとす
ると電源8にてプラスが印加された電極6’に白色層1
06側が、マイナスが印加された電極6に黒色層105
がくる。これにより図面上部より本実施態様の表示装置
を観察すると、自然光が黒色層105に反射して黒色が
見える。電界の方向を逆転すれば、着色ボール11は反
転し、白色層106側を観察側に向け、自然光が白色層
106に反射して白色が見える。
【0056】図7では、セル(画素要素)10が1つし
かない形態が記載されている。もちろん、本実施態様で
は、セル(画素要素)10を複数有する表示装置の形態
をとっても良い。
かない形態が記載されている。もちろん、本実施態様で
は、セル(画素要素)10を複数有する表示装置の形態
をとっても良い。
【0057】微小ボール101の寸法としては、ボール
の直径が表示装置としての一画素以下の大きさとなるよ
う、500μm以下のものが好ましい。特に、200μ
m以下のものが好ましい。
の直径が表示装置としての一画素以下の大きさとなるよ
う、500μm以下のものが好ましい。特に、200μ
m以下のものが好ましい。
【0058】キャビティ7の寸法としては、着色ボール
11の並進をなるべく防止し、メモリ性を有するため、
着色ボールより少し大きいぐらいが好ましい。
11の並進をなるべく防止し、メモリ性を有するため、
着色ボールより少し大きいぐらいが好ましい。
【0059】着色層105、106は、反射光の色、反
射強度の差を用いることにより観察側からみて異なる色
相を表示できればよい。微小ボール101表面上に着色
層を被覆することにより、反射光の色、反射強度等の光
学的特性の異なる2つの表面を作り出している。
射強度の差を用いることにより観察側からみて異なる色
相を表示できればよい。微小ボール101表面上に着色
層を被覆することにより、反射光の色、反射強度等の光
学的特性の異なる2つの表面を作り出している。
【0060】また、着色層105、106としては、透
明な絶縁性液体中で安定で、機械的強度が強く、ボール
表面への固着性の良い材料であることがより好ましい。
更に、着色層の色は、白色及び黒色に限られることな
く、イエロー、マゼンタ、シアン等でも良い。
明な絶縁性液体中で安定で、機械的強度が強く、ボール
表面への固着性の良い材料であることがより好ましい。
更に、着色層の色は、白色及び黒色に限られることな
く、イエロー、マゼンタ、シアン等でも良い。
【0061】また、本実施態様では、キャビティ7内を
透明な絶縁性液体でなく、真空、気体で充填しても良
い。なぜなら、本実施態様では、着色ボール表面の帯電
電荷が、透明な絶縁性液体から着色ボール11表面への
イオン吸着によって供給されるのではないためである。
真空でも気体でも着色ボール11の回転を円滑に行える
ものであれば良い。
透明な絶縁性液体でなく、真空、気体で充填しても良
い。なぜなら、本実施態様では、着色ボール表面の帯電
電荷が、透明な絶縁性液体から着色ボール11表面への
イオン吸着によって供給されるのではないためである。
真空でも気体でも着色ボール11の回転を円滑に行える
ものであれば良い。
【0062】また、着色ボール11を駆動するに用いる
電極9、9’としては、観察側からみて、微小ボールの
表面に形成した着色層を観察できるよう、光透過である
ことが必要である。この為、SnO2、TiO2、Zn
O、ITO等の透明導電膜を用いる。
電極9、9’としては、観察側からみて、微小ボールの
表面に形成した着色層を観察できるよう、光透過である
ことが必要である。この為、SnO2、TiO2、Zn
O、ITO等の透明導電膜を用いる。
【0063】支持体5(光透過シート)としては、着色
ボール11の着色層を表示する為に、光学的に透明であ
ることが必要であり、ポリエチレン、ポリスチレン、等
の硬質の樹脂やシリコーンゴム、ガラス等を用いる。
ボール11の着色層を表示する為に、光学的に透明であ
ることが必要であり、ポリエチレン、ポリスチレン、等
の硬質の樹脂やシリコーンゴム、ガラス等を用いる。
【0064】本実施態様の表示装置は、キャラクタ、グ
ラフィック、ビデオ等の画像情報を表示する受光型表示
装置に適用できる。また、紙のように見れ、紙のように
動かせ、画像を書き込め、画像を複写でき、画像を読み
込め、画像を消去できるペーパーディスプレイにも適用
できる。
ラフィック、ビデオ等の画像情報を表示する受光型表示
装置に適用できる。また、紙のように見れ、紙のように
動かせ、画像を書き込め、画像を複写でき、画像を読み
込め、画像を消去できるペーパーディスプレイにも適用
できる。
【0065】
【実施例】以下、実施例にしたがって、本発明について
更に詳細に説明する。
更に詳細に説明する。
【0066】(実施例1)本実施例では、着色ボールを
保持しエレクトレット化処理と着色処理を連続して一括
に行なう場合について説明する。エレクトレット化処理
は、高熱化で高電界印加を行なうサーモ・エレクトレッ
ト法によって行なった。
保持しエレクトレット化処理と着色処理を連続して一括
に行なう場合について説明する。エレクトレット化処理
は、高熱化で高電界印加を行なうサーモ・エレクトレッ
ト法によって行なった。
【0067】以下、図2をもちいて、本実施例における
着色ボールの形成方法を説明する。本実施例では、酸化
チタン等の白色顔料が分散された常誘電体材料である白
色ポリメチルメタクリレート(PMMA)ボール201
(平均粒径50μm)を用いた。Al下部電極206が
形成されたガラス基板205上に、PVAペーストをバ
ーコート法によりPMMAボール201の半径と略同等
の厚みに塗布し、この塗布膜上にPMMAボール201
を散布し、熱処理を施し塗布膜を熱硬化することにより
半球が埋め込まれたPVAシート207を形成し、PM
MAボール201を固定・保持した。
着色ボールの形成方法を説明する。本実施例では、酸化
チタン等の白色顔料が分散された常誘電体材料である白
色ポリメチルメタクリレート(PMMA)ボール201
(平均粒径50μm)を用いた。Al下部電極206が
形成されたガラス基板205上に、PVAペーストをバ
ーコート法によりPMMAボール201の半径と略同等
の厚みに塗布し、この塗布膜上にPMMAボール201
を散布し、熱処理を施し塗布膜を熱硬化することにより
半球が埋め込まれたPVAシート207を形成し、PM
MAボール201を固定・保持した。
【0068】PVAシート207と、シート上20〜2
00μmの空隙を挟んで配置された上部金属電極209
を、温度制御槽211内に格納し、PMMAの融点(1
60℃)より1〜10℃低い温度で保温した。この状態
で高圧電源210によって、予めPVAシート207の
下に配置したAl下部電極206と上部金属電極209
間に0.5k〜5kVの電圧(上部金属電極209側マ
イナス)を5分間印加した後、電圧を印加したまま徐々
に冷却することによってエレクトレット化処理をおこな
った。融点直下の高温状態で高電界を印加することによ
って、PMMAボール201中に上下各電極からのイオ
ン・電子の注入による空間電荷202、203(202
は正電荷、203は負電荷とする)が発生し、その後、
電界保持状態で除冷することによってこの空間電荷が凍
結されたエレクトレット化された微小ボール201が形
成された(図2(a))。
00μmの空隙を挟んで配置された上部金属電極209
を、温度制御槽211内に格納し、PMMAの融点(1
60℃)より1〜10℃低い温度で保温した。この状態
で高圧電源210によって、予めPVAシート207の
下に配置したAl下部電極206と上部金属電極209
間に0.5k〜5kVの電圧(上部金属電極209側マ
イナス)を5分間印加した後、電圧を印加したまま徐々
に冷却することによってエレクトレット化処理をおこな
った。融点直下の高温状態で高電界を印加することによ
って、PMMAボール201中に上下各電極からのイオ
ン・電子の注入による空間電荷202、203(202
は正電荷、203は負電荷とする)が発生し、その後、
電界保持状態で除冷することによってこの空間電荷が凍
結されたエレクトレット化された微小ボール201が形
成された(図2(a))。
【0069】引き続いて、上部電極209を取り除き、
PVAシート207に保持されたままのエレクトレット
化された微小ボール201の露出半球表面にカーボン層
212をCVD法により100nm成膜し、黒色着色層
212を形成した(図2(b))。最後に、加熱水中で
PVAシート207を溶解、除去することにより、着色
ボールを回収し、着色領域と帯電領域とがほぼ一致した
着色ボールが形成された(図2(c))。
PVAシート207に保持されたままのエレクトレット
化された微小ボール201の露出半球表面にカーボン層
212をCVD法により100nm成膜し、黒色着色層
212を形成した(図2(b))。最後に、加熱水中で
PVAシート207を溶解、除去することにより、着色
ボールを回収し、着色領域と帯電領域とがほぼ一致した
着色ボールが形成された(図2(c))。
【0070】この着色ボールを、前述したSheridon等と
同様な方法で、エラストマー中に混合し、これをシート
状に成形硬化し、このエラストマーシートをシリコーン
オイルに浸漬して膨潤させることにより各着色ボールの
周囲にキャビティを形成し、シート状の表示装置を作製
した。具体的には、2液型シリコーンゴム(ダウコーニ
ング社製シルポット184)中に着色ボールを分散させ
た。
同様な方法で、エラストマー中に混合し、これをシート
状に成形硬化し、このエラストマーシートをシリコーン
オイルに浸漬して膨潤させることにより各着色ボールの
周囲にキャビティを形成し、シート状の表示装置を作製
した。具体的には、2液型シリコーンゴム(ダウコーニ
ング社製シルポット184)中に着色ボールを分散させ
た。
【0071】次に、ガラス基板上でこの分散系を厚さ約
100 μmの膜状に伸ばし、該シリコーンゴムを100 ℃、1
時間の条件で加熱硬化させた。
100 μmの膜状に伸ばし、該シリコーンゴムを100 ℃、1
時間の条件で加熱硬化させた。
【0072】次に、着色ボール分散硬化ゴムシートをガ
ラス基板より剥離し、粘度1 csのシリコーンオイル(東
芝シリコーン社製)中に24時間浸漬して該ゴムシートを
膨潤させ、着色ボールの周囲にキャビティ(隙間5−10
μm)を形成させた。次に、前記ゴムシートをITO電極膜
付きガラス基板で挟持させて、表示装置を作製した。
ラス基板より剥離し、粘度1 csのシリコーンオイル(東
芝シリコーン社製)中に24時間浸漬して該ゴムシートを
膨潤させ、着色ボールの周囲にキャビティ(隙間5−10
μm)を形成させた。次に、前記ゴムシートをITO電極膜
付きガラス基板で挟持させて、表示装置を作製した。
【0073】上記表示装置に±50 Vの電界を印加する
と、着色ボールがキャビティ内で回転することにより、
電界の極性に応じて観察側に黒色半球面、又は白色半球
面が現れた。応答速度は5〜20ms以下であった。この
際、コントラスト比は約6:1であった。また、視野角特
性は±85°以上であった。観察側に印加した電界の
(+)側が来ると白色半球面が、電界の極性を変えると
黒色半球面があらわれ、また応答速度についても従来例
による特性の1/3〜1/10であったことから、期待
どうりの極性及び荷電量の帯電状態が実現されているこ
とが確認された。さらに温度変化、経時変化等に対して
特性が安定していることが確認され、本発明による効果
が期待どうり発現していることが確かめられた。
と、着色ボールがキャビティ内で回転することにより、
電界の極性に応じて観察側に黒色半球面、又は白色半球
面が現れた。応答速度は5〜20ms以下であった。この
際、コントラスト比は約6:1であった。また、視野角特
性は±85°以上であった。観察側に印加した電界の
(+)側が来ると白色半球面が、電界の極性を変えると
黒色半球面があらわれ、また応答速度についても従来例
による特性の1/3〜1/10であったことから、期待
どうりの極性及び荷電量の帯電状態が実現されているこ
とが確認された。さらに温度変化、経時変化等に対して
特性が安定していることが確認され、本発明による効果
が期待どうり発現していることが確かめられた。
【0074】(実施例2)本実施例では、まず、エレク
トレット化処理を行なったのちに、着色処理を行なう場
合について説明する。エレクトレット化処理は、室温下
での高電界印加によるコロナ放電によって電荷を注入す
るエレクトロ・エレクトレット法によって行なった。
トレット化処理を行なったのちに、着色処理を行なう場
合について説明する。エレクトレット化処理は、室温下
での高電界印加によるコロナ放電によって電荷を注入す
るエレクトロ・エレクトレット法によって行なった。
【0075】以下、図3をもちいて、本実施例における
着色ボールの形成方法を説明する。本実施例ではカーボ
ンブラック、アニリンブラック等の黒色顔料が分散され
た常誘電体材料からなる黒色ポリエチレン(PE)ボー
ル301(平均粒径50μm)を用いた。導電性粘着層
305が形成されたガラス基板304上にPEボール3
01を散布し、PEボール301を固定・保持した。
着色ボールの形成方法を説明する。本実施例ではカーボ
ンブラック、アニリンブラック等の黒色顔料が分散され
た常誘電体材料からなる黒色ポリエチレン(PE)ボー
ル301(平均粒径50μm)を用いた。導電性粘着層
305が形成されたガラス基板304上にPEボール3
01を散布し、PEボール301を固定・保持した。
【0076】ガラス基板304上に100〜1000μ
mの空隙を挟んで配置されたナイフエッジ状電極306
と導電性粘着層305間に高圧電源308によって2k
〜20kVの電圧(エッジ電極306側マイナス)を印
加し、電極間にコロナ放電307を発生させた。ガラス
基板304を不図示の横方向変位駆動機構によって図示
の矢印の方向に1m/minの一定速度で往復変位させるこ
とによってPEボール301上でコロナ放電307を均
一に照射し、エレクトレット化処理を行なった。エッジ
電極306側には、PEボール301表面には、エッジ
電極306と同極性のホモ電荷(負電荷)303が、ま
た、導電性粘着層305側でもミクロに発生するコロナ
放電等によって、PEボール301表面には、ホモ電荷
(正電荷)302がそれぞれ注入され、エレクトレット
ボールが形成された(図3(a))。
mの空隙を挟んで配置されたナイフエッジ状電極306
と導電性粘着層305間に高圧電源308によって2k
〜20kVの電圧(エッジ電極306側マイナス)を印
加し、電極間にコロナ放電307を発生させた。ガラス
基板304を不図示の横方向変位駆動機構によって図示
の矢印の方向に1m/minの一定速度で往復変位させるこ
とによってPEボール301上でコロナ放電307を均
一に照射し、エレクトレット化処理を行なった。エッジ
電極306側には、PEボール301表面には、エッジ
電極306と同極性のホモ電荷(負電荷)303が、ま
た、導電性粘着層305側でもミクロに発生するコロナ
放電等によって、PEボール301表面には、ホモ電荷
(正電荷)302がそれぞれ注入され、エレクトレット
ボールが形成された(図3(a))。
【0077】エレクトレット化されたPEボール301
を導電性粘着層305から回収・洗浄した後、約1〜5
mmの深さの純水310で満たされた水槽311中に投
入した。微小なPEボール301は、その比重及び表面
エネルギーが最適化されており、水槽311の水面上に
ほぼ半球だけ露出した状態で保持された。
を導電性粘着層305から回収・洗浄した後、約1〜5
mmの深さの純水310で満たされた水槽311中に投
入した。微小なPEボール301は、その比重及び表面
エネルギーが最適化されており、水槽311の水面上に
ほぼ半球だけ露出した状態で保持された。
【0078】次に、高圧電源314によって水槽底部に
設けられた下部平板電極312と水槽上部100〜50
0μmに配置された上部平板電極313との間に100
〜500Vの電圧を印加することによって(上部平板電
極313プラス)、予めエレクトレット化された微小な
PEボール301の双極子モーメントが電界印加方向に
揃った状態で均一に配向させた(図3(b))。この状
態で、硫酸ニッケル、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリ
ウム、次亜燐酸ナトリウム等からなるメッキ溶液を純水
液中に適当量導入し、水溶液中に浸漬されたボール半球
面にのみ白色の金属ニッケル膜309を化学メッキした
後、着色ボールを回収・洗浄することによって、着色領
域と帯電領域とがほぼ一致した着色ボールが形成された
(図3(c))。
設けられた下部平板電極312と水槽上部100〜50
0μmに配置された上部平板電極313との間に100
〜500Vの電圧を印加することによって(上部平板電
極313プラス)、予めエレクトレット化された微小な
PEボール301の双極子モーメントが電界印加方向に
揃った状態で均一に配向させた(図3(b))。この状
態で、硫酸ニッケル、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリ
ウム、次亜燐酸ナトリウム等からなるメッキ溶液を純水
液中に適当量導入し、水溶液中に浸漬されたボール半球
面にのみ白色の金属ニッケル膜309を化学メッキした
後、着色ボールを回収・洗浄することによって、着色領
域と帯電領域とがほぼ一致した着色ボールが形成された
(図3(c))。
【0079】尚、微小なPEボール301は、メッキ溶
液上でちょうどボール半球が露出するように、その比重
及び表面エネルギーを予め調整した。
液上でちょうどボール半球が露出するように、その比重
及び表面エネルギーを予め調整した。
【0080】この微小ボールを実施例1と同様な方法で
セル化し表示装置を作製し評価したところ、実施例1と
ほぼ同等の特性が得られ、期待どうりの極性及び荷電量
の帯電状態が実現されていることが確認された。さらに
温度変化、経時変化等に対して特性が安定していること
が確認され、本発明による効果が期待どうり発現してい
ることが確かめられた。
セル化し表示装置を作製し評価したところ、実施例1と
ほぼ同等の特性が得られ、期待どうりの極性及び荷電量
の帯電状態が実現されていることが確認された。さらに
温度変化、経時変化等に対して特性が安定していること
が確認され、本発明による効果が期待どうり発現してい
ることが確かめられた。
【0081】(実施例3)図8は本実施例1を利用した
表示装置の一例の概略構成を示すものである。図8
(a)は平面図、図8(b)はa−a′線で切断した断
面図である。先ず、透明な下部ITO電極2102で全
面を被覆された厚さ100μmのPETフィルム210
1上に、実施例1で述べた着色ボール2103を分散さ
せて成るゴムシート2104を厚さ100μmに形成し
た。係るシート上に、所望の形状にパターニングされた
透明な上部ITO電極2106を有する厚さ100μm
のPETフィルム2105を、上部ITO電極2106
が前記ゴムシート2104と対向する向きに圧着した。
上部ITO電極2106の形状・サイズは、所望の解像
度に合わせて選択する必要があるが、本実施例では簡単
にするため、従来公知の7セグメント・タイプを用い
た。各セル内には、複数の着色ボール2103が分散さ
れている。各上部電極2106とパルス発生器2107
を接続し、波高値100V、パルス幅50msの矩形波
を全電極に印加して、全面を白色状態とした。次に、上
部ITO電極2106の内、任意のものをスイッチ21
08で選択した上で、先程とは逆極性のパルスを印加し
たところ、選択した上部ITO電極に相当する個所のみ
着色ボール2103が回転し黒色化し、セグメント形状
の組み合わせを利用した表示(数字やアルファベットの
一部)が可能であることを確認した。また、係る黒色表
示セグメントに先程のパルスとは逆極性のパルス(最初
のパルスと同極性)を印加したところ、黒色表示が再度
白色表示に戻ることを確認した。
表示装置の一例の概略構成を示すものである。図8
(a)は平面図、図8(b)はa−a′線で切断した断
面図である。先ず、透明な下部ITO電極2102で全
面を被覆された厚さ100μmのPETフィルム210
1上に、実施例1で述べた着色ボール2103を分散さ
せて成るゴムシート2104を厚さ100μmに形成し
た。係るシート上に、所望の形状にパターニングされた
透明な上部ITO電極2106を有する厚さ100μm
のPETフィルム2105を、上部ITO電極2106
が前記ゴムシート2104と対向する向きに圧着した。
上部ITO電極2106の形状・サイズは、所望の解像
度に合わせて選択する必要があるが、本実施例では簡単
にするため、従来公知の7セグメント・タイプを用い
た。各セル内には、複数の着色ボール2103が分散さ
れている。各上部電極2106とパルス発生器2107
を接続し、波高値100V、パルス幅50msの矩形波
を全電極に印加して、全面を白色状態とした。次に、上
部ITO電極2106の内、任意のものをスイッチ21
08で選択した上で、先程とは逆極性のパルスを印加し
たところ、選択した上部ITO電極に相当する個所のみ
着色ボール2103が回転し黒色化し、セグメント形状
の組み合わせを利用した表示(数字やアルファベットの
一部)が可能であることを確認した。また、係る黒色表
示セグメントに先程のパルスとは逆極性のパルス(最初
のパルスと同極性)を印加したところ、黒色表示が再度
白色表示に戻ることを確認した。
【0082】(実施例4)実施例3で用いた7セグメン
ト・タイプの構成に変えて、下部電極2112、上部電
極2113をストライプ状のITO電極で構成した。ス
トライプ状のITO電極幅及びその電極間の間隔は、4
0μmとした。下部電極2112と上部電極2113と
は互いに直交するように配置した表示装置を作成した。
下部電極2112と上部電極2113の各交点には、複
数の着色ボール2103が配置されている。係る表示装
置の概略構成を図9に示す。全下部電極2112と全上
部電極2113に不図示のパルス発生器を用いて波高値
100V、パルス幅50msの矩形波を加えて、全面を
白色状態とした。次に任意の下部電極2112と上部電
極2113とを選び、係る電極間に上記パルス発生器を
用いて逆極性のパルスを印加したところ、両電極が交差
する領域において、着色ボール2103が回転して、黒
色化した。すなわちパルス印加する電極の組み合わせを
選択することにより、所望の領域を黒色表示できること
を確かめた。また、さらに黒色表示をもたらすパルスと
は逆極性のパルスを印加することにより、黒色表示部分
が再度白色表示に戻ることを確認した。
ト・タイプの構成に変えて、下部電極2112、上部電
極2113をストライプ状のITO電極で構成した。ス
トライプ状のITO電極幅及びその電極間の間隔は、4
0μmとした。下部電極2112と上部電極2113と
は互いに直交するように配置した表示装置を作成した。
下部電極2112と上部電極2113の各交点には、複
数の着色ボール2103が配置されている。係る表示装
置の概略構成を図9に示す。全下部電極2112と全上
部電極2113に不図示のパルス発生器を用いて波高値
100V、パルス幅50msの矩形波を加えて、全面を
白色状態とした。次に任意の下部電極2112と上部電
極2113とを選び、係る電極間に上記パルス発生器を
用いて逆極性のパルスを印加したところ、両電極が交差
する領域において、着色ボール2103が回転して、黒
色化した。すなわちパルス印加する電極の組み合わせを
選択することにより、所望の領域を黒色表示できること
を確かめた。また、さらに黒色表示をもたらすパルスと
は逆極性のパルスを印加することにより、黒色表示部分
が再度白色表示に戻ることを確認した。
【0083】
【発明の効果】以上、説明したように、着色ボールが回
転することにより表示を行う表示装置において、着色ボ
ールの帯電状態が、液体中からボール表面へのイオン吸
着によって決定されるのではなく、着色ボール本体の電
荷注入によるエレクトレット化処理または着色ボール表
面に形成された薄膜の電荷注入によるエレクトレット化
処理によって着色ボール本体に形成される自発分極によ
って決定される構成をとるので、帯電電荷量が増大し、
応答速度アップ、駆動電圧低下などディスプレイの基本
特性が向上した。
転することにより表示を行う表示装置において、着色ボ
ールの帯電状態が、液体中からボール表面へのイオン吸
着によって決定されるのではなく、着色ボール本体の電
荷注入によるエレクトレット化処理または着色ボール表
面に形成された薄膜の電荷注入によるエレクトレット化
処理によって着色ボール本体に形成される自発分極によ
って決定される構成をとるので、帯電電荷量が増大し、
応答速度アップ、駆動電圧低下などディスプレイの基本
特性が向上した。
【0084】また、着色ボールの材料として、常誘電体
材料を用いるので、低コストな材料、プロセスを用いて
ディスプレイ特性の熱的、プロセス的、経時的な安定性
が向上した。
材料を用いるので、低コストな材料、プロセスを用いて
ディスプレイ特性の熱的、プロセス的、経時的な安定性
が向上した。
【図1】本発明における着色ボールのエレクトレット化
処理による分極発生の説明図。
処理による分極発生の説明図。
【図2】本発明における着色ボールの製造方法の概略
図。
図。
【図3】本発明における着色ボールの製造方法の概略
図。
図。
【図4】従来例における微小ボール表面のζ(ゼータ)
電位発生の説明図。
電位発生の説明図。
【図5】従来例における微小ボールの断面図。
【図6】本発明における着色ボールのエレクトレット化
処理による分極発生の説明図。
処理による分極発生の説明図。
【図7】本発明の表示装置の表示原理を示す図。
【図8】本実施例3の表示装置を示す図。
【図9】本実施例4の表示装置を示す図。
101 微小ボール 102 空間電荷 103 空間電荷 105 黒色層 106 白色層 107 液体 108 分極電荷 109 分極電荷 110 双極子モーメント 201 微小ボール 202 空間電荷 203 空間電荷 205 ガラス基板 206 下部電極 207 PVAシート 209 上部電極 210 高圧電源 211 温度制御槽 212 黒色層 301 微小ボール 302 ホモ電荷 303 ホモ電荷 304 ガラス基板 305 導電性粘着層 306 ナイフエッジ電極 307 コロナ放電 308 高圧電源 309 金属ニッケル膜 310 純水 311 水槽 312 下部電極 313 上部電極 314 高圧電源 601 着色ボール 602 微小ボール 603 黒色層 604 白色層 605 空間電荷(正電荷) 606 空間電荷(負電荷) 607 双極子モーメント 5 支持体 6、6’ 電極 7 キャビティ 8 電源 9、9’ 基板 10 セル
Claims (14)
- 【請求項1】 光学的特性の異なる2つの表面を備えた
着色ボールと、キャビティ内に該着色ボールを保持する
光透過シートと、を備え、該着色ボールを回転させるこ
とにより表示を行う表示装置において、 前記着色ボールは、常誘電体材料を有しており、且つ、
帯電状態が異なる2つの表面によって形成される自発分
極を有しており、該2つの帯電状態のうち少なくとも1
つは、常誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレット化
処理によって供給されることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記2つの帯電状態の両方が、常誘電体
材料へ電荷を注入するエレクトレット化処理によって供
給される請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記2つの帯電状態のうち一方が、常誘
電体材料へ電荷を注入するエレクトレット化処理によっ
て供給される請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記常誘電体材料への電荷注入は、コロ
ナ放電により行われる請求項1〜3に記載の表示装置。 - 【請求項5】 前記着色ボールは、常誘電体材料からな
るボール表面の一部に着色層が被覆された構造を成し、 前記2つの帯電状態は、該常誘電体材料からなるボール
への電荷注入を行うエレクトレット化処理によって供給
される請求項1〜4に記載の表示装置。 - 【請求項6】 前記着色ボールは、ボール表面の一部に
着色された常誘電体材料が被覆された構造を成し、 前記2つの帯電状態は、該着色された常誘電体材料への
電荷注入を行うエレクトレット化処理によって供給され
る請求項1〜4に記載の表示装置。 - 【請求項7】 前記キャビティ内は、透明な絶縁性液体
で満たされている請求項1〜6に記載の表示装置。 - 【請求項8】 前記絶縁性液体は、アルミナ、シリカの
超微粒子からなる有極性イオン吸着剤を含む請求項7に
記載の表示装置。 - 【請求項9】 前記キャビティ内は、真空状態又は気体
で満たされている請求項1〜6に記載の表示装置。 - 【請求項10】 請求項1〜6のいずれかに記載の表示
装置に用いられることを特徴とする着色ボール。 - 【請求項11】 光学的特性の異なる2つの表面を備え
た着色ボールの製造方法において、 常誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレット化処理に
よって、表面が異なる2つの帯電状態を有するボールを
形成する工程と、を有する着色ボールの製造方法。 - 【請求項12】 光学的特性の異なる2つの表面を備え
た着色ボールの製造方法において、 前記表面が異なる2つの帯電状態を有するボールに一定
方向の電界をかけて該ボールを一定方向に保持した状態
で、該異なる2つの帯電状態の少なくともどちらか一方
の表面に着色層を形成する工程と、を有する請求項11
に記載の着色ボールの製造方法。 - 【請求項13】 光学的特性の異なる2つの表面を備え
た着色ボールと、キャビティ内に該着色ボールを保持す
る光透過シートと、を備え、該着色ボールを回転させる
ことにより表示を行う表示装置の製造方法において、 常誘電体材料へ電荷を注入するエレクトレット化処理に
よって、表面が異なる2つの帯電電荷状態を有するボー
ルを形成する工程と、を有することを特徴とする表示装
置の製造方法。 - 【請求項14】 光学的特性の異なる2つの表面を備え
た着色ボールと、キャビティ内に該着色ボールを保持す
る光透過シートと、を備え、該着色ボールを回転させる
ことにより表示を行う表示装置の製造方法において、 該表面が異なる2つの帯電状態を有するボールに一定方
向の電界をかけて該ボールを一定方向に保持した状態
で、該異なる2つの帯電状態の少なくともどちらか一方
の表面に着色層を形成する工程と、を有する請求項13
に記載の表示装置の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10025523A JPH11224066A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 着色ボール及び表示装置及び着色ボールの製造方法及び表示装置の製造方法 |
| US09/245,353 US6072621A (en) | 1998-02-06 | 1999-02-05 | Colored ball display system |
| EP99300872A EP0935230A3 (en) | 1998-02-06 | 1999-02-05 | Colored ball display system |
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