JP2000261175A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents
電子機器の冷却装置Info
- Publication number
- JP2000261175A JP2000261175A JP11063328A JP6332899A JP2000261175A JP 2000261175 A JP2000261175 A JP 2000261175A JP 11063328 A JP11063328 A JP 11063328A JP 6332899 A JP6332899 A JP 6332899A JP 2000261175 A JP2000261175 A JP 2000261175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- condensing
- heat pipe
- section
- heat transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0233—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes the conduits having a particular shape, e.g. non-circular cross-section, annular
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/20—Cooling means
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/20—Cooling means
- G06F1/203—Cooling means for portable computers, e.g. for laptops
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
縮部の置かれている環境の保持とを両立する。 【解決手段】 中央演算処理装置9に対して熱授受可能
に配置された伝熱ブロック10と、伝熱ブロック10に
対して熱授受可能に接続されたヒートパイプ12とを有
し、ヒートパイプ12に蒸発部13と凝縮部とが形成さ
れているノートブック型パソコンの冷却装置において、
単一のヒートパイプ12に複数の凝縮部14,15が形
成されているとともに、凝縮部14と蒸発部13との間
の領域の少なくとも一部における熱輸送量と、凝縮部1
5と蒸発部15との間の領域の少なくとも一部における
熱輸送量とが異なる。
Description
られている発熱源の熱を、ヒートパイプを利用して放熱
する構成の冷却装置に関するものである。
ンのパソコン本体の内部には、中央演算処理装置(CP
U)などの電子素子が配置されている。これらの電子素
子は通電抵抗によって発熱するため、過熱状態になれ
ば、演算処理装置としての機能が損なわれる可能性があ
る。このような電子素子の熱を、ヒートパイプを用いて
空気中に放熱させる冷却装置の一例が、特開平8−87
354号に記載されている。
算処理装置(発熱源)に対して熱授受可能に設けられた
アルミブロック(伝熱ブロック)と、このアルミブロッ
クに対して熱授受可能に配置された2本の第1ヒートパ
イプと、この2本の第1ヒートパイプに対して別々に接
続された2本の第2ヒートパイプとを有する。第1ヒー
トパイプおよび第2ヒートパイプは、金属パイプなどの
容器の内部に、真空脱気した状態で水やアルコールなど
の凝縮性の流体が作動流体として封入されている。ま
た、各第2ヒートパイプの凝縮部が、キーボード部のア
ルミ薄板の裏面に密着されている。
理装置の熱がアルミブロックを介して第1ヒートパイプ
の一端部に伝達されると、第1ヒートパイプの両端部で
温度差が生じ、自動的に第1ヒートパイプの動作が開始
される。すなわち、中央演算処理装置から放出された熱
によって、容器内部の作動流体が蒸発し、その蒸気は温
度と内部圧力とが共に低くなっている他端部に向けて流
動する。この2本の第1ヒートパイプの他端部は、それ
ぞれ2本の第2ヒートパイプの一端部に接続されている
から、作動流体の保持する熱が2本の第2ヒートパイプ
に奪われる。なお、放熱して液化した2本の第1ヒート
パイプの作動流体は、重力およびウィックによって蒸発
部(アルミブロック)側に還流する。
流体蒸気は、やはり低温・低圧の他端部、すなわちアル
ミ薄板に配設された凝縮部に向けて流動し、そこでアル
ミ薄板に熱を奪われて凝縮し、その作動流体が蒸発部に
還流される。このように、パソコン本体の内部に設置さ
れる中央演算処理装置の熱が、2本の第1ヒートパイプ
および2本の第2ヒートパイプによって、パソコン本体
の外部に位置するアルミ薄板まで輸送される。そして、
その熱はアルミ薄板から外部に放散される。
記載された冷却装置においては、2本の第2ヒートパイ
プの凝縮部が、いずれもキーボード部に接続されてい
る。言い換えれば、同じ環境下に配置されている。これ
に対して、各ヒートパイプとその他の部品との位置関係
などの条件により、2本の第2ヒートパイプの各凝縮部
が、それぞれ異なる環境下に配置されることも考えられ
る。
装置においては、2本の第2ヒートパイプの各凝縮部の
放熱状態が同じであるため、その各凝縮部を異なる環境
下に配置するような場合には、その放熱状態が各凝縮部
に対応する環境に適合しない場合がある。このような場
合は、いずれか一方の環境を犠牲にして放熱性能を優先
したり、または両方の環境を保持するために各凝縮部の
総放熱量を低下させたりというように、総放熱量の維持
および環境の保持の両立は困難であった。
たもので、複数の凝縮部で放熱するべき総放熱量の維持
と、複数の凝縮部のおかれている環境の保持とを両立さ
せることの可能な電子機器の冷却装置を提供することを
目的とするものである。
的を達成するため請求項1の発明は、発熱源に対して熱
授受可能に配置された伝熱ブロックと、この伝熱ブロッ
クに対して熱授受可能に接続されたヒートパイプとを有
し、このヒートパイプに蒸発部と凝縮部とが形成されて
いる電子機器の冷却装置において、単一のヒートパイプ
に凝縮部が複数形成されているとともに、所定の凝縮部
と前記蒸発部との間の領域の少なくとも一部における熱
輸送量と、前記所定の凝縮部以外の凝縮部と前記蒸発部
との間の領域の少なくとも一部における熱輸送量とが異
なることを特徴とするものである。
りヒートパイプの内部で温度差が生じると、蒸発部で蒸
発した作動流体が複数の凝縮部に向けてそれぞれ流動し
て放熱・凝縮することにより、作動流体の潜熱として熱
輸送がおこなわれる。このヒートパイプの動作に際し
て、所定の凝縮部に対応する熱輸送量と、所定の凝縮部
以外の凝縮部に対応する熱輸送量とが異なる。
可能に配置された単一の伝熱ブロックと、この伝熱ブロ
ックに対して熱授受可能に接続された複数のヒートパイ
プとを有し、各ヒートパイプに蒸発部と凝縮部とが形成
されている電子機器の冷却装置において、複数のヒート
パイプのうち、所定のヒートパイプの凝縮部と蒸発部と
の間の領域の少なくとも一部における熱輸送量と、前記
所定のヒートパイプ以外の第2のヒートパイプの凝縮部
と蒸発部との間の領域の少なくとも一部における熱輸送
量とが異なることを特徴とするものである。
り複数のヒートパイプの内部で温度差が生じると、各ヒ
ートパイプの蒸発部で蒸発した作動流体が凝縮部に向け
てそれぞれ流動して放熱・凝縮することにより、作動流
体の潜熱として熱輸送がおこなわれる。各ヒートパイプ
の動作に際して、所定のヒートパイプの凝縮部に対応す
る熱輸送量と、所定のヒートパイプ以外のヒートパイプ
の凝縮部に対応する熱輸送量とが異なる。
面を参照して説明する。図1は、この発明の冷却装置を
適用したノートブック型パーソナルコンピュータ(以
下、単にパソコンと略記する)1の側面断面図、図2
は、図1に示すパソコン1の部分的な平面断面図であ
る。パソコン1はパソコン本体2を有し、このパソコン
本体2は、プラスチックあるいはカーボンファイバー等
の材料によって形成された比較的厚みの薄い矩形容器で
ある。
形の底板2Dと、この底板2Dの一側縁に立設され、か
つ、正面側(操作者側)に臨む前板2Aと、底板2Dの
一側縁に立設され、かつ、前板2Aと相互に平行な後板
2Cと、前板2Aの上端と後板2Cの上端とを接続する
上板2Bと、前板2Aと後板2Cとの間に配置されてい
る側板2Dとを有する。上板2Bにおける前板2A寄り
の位置には、平面形状がほぼ方形の開口部3が形成さ
れ、この開口部3にキーボード部4が設けられている。
このキーボード部4は、開口部3を塞ぐようにほぼ水平
に配置された板状体5と、板状体5の上面に取り付けら
れた各種のキー6とを有する。これらのキー6はパソコ
ン1を操作するためのものである。また、板状体5の下
面、つまり開口部3側の面には、平面形状がほぼ方形に
構成されたアルミ薄板7が装着されている。このアルミ
薄板7は、ノイズを遮蔽するためのものであって、通
常、ノートブック型のパソコンに標準装備されている。
位置には、ディスプレイ部7が取り付けられている。こ
のディスプレイ部7は、例えば液晶システムによりパソ
コン1を含むシステムの状態や、その操作内容を表示す
るためのものである。このディスプレイ部7とパソコン
本体2とがヒンジ部8により連結され、ディスプレイ部
7が上板2Bに対して開閉可能に構成されている。な
お、ディスプレイ部7の内部にも、前述と同様のアルミ
薄板(図示せず)が装着されている。
ピー(登録商標)ディスクドライブ、ハードディスクド
ライブ、バッテリー(いずれも図示せず)などの部品
や、これらの部品の機能を制御もしくは動作させる中央
演算処理装置(CPU)9が収納されている。この中央
演算処理装置9と各種の部品または外部装置との間で相
互にデータ通信がおこなわれる。この中央演算処理装置
9は板状に構成され、その平面形状がほぼ方形に構成さ
れている。
ック10が配置され、この伝熱ブロック10が中央演算
処理装置9の上面に当接(密着)されている。言い換え
れば、中央演算処理装置と伝熱ブロック10とが熱授受
可能に接続されている。この伝熱ブロック10はほぼ直
方体形状に構成されている。この伝熱ブロック10は熱
伝導性に優れた金属材料、例えばアルミニウム、銅など
により構成されている。また、この伝熱ブロック10に
は、ほぼ水平方向に貫通する保持穴11が形成されてい
る。保持穴11は前板2A側から後板2C側に向けて貫
通している。この保持穴11の幅方向における断面形状
はほぼ円形に設定されている。
側板2Dと平行してヒートパイプ12が配置されてい
る。ヒートパイプ12は、密閉された金属パイプ等のコ
ンテナの内部に、真空脱気した状態で、水、アルコー
ル、アセトン、アンモニア、ヘリウム、ナトリウム、窒
素などの凝縮性の流体を作動流体として封入したもので
ある。ヒートパイプ12を構成するコンテナの材料とし
ては、銅、アルミニウム、鋼、ステンレス鋼、ニッケ
ル、チタン、インコネルなどが例示される。このヒート
パイプ12は、温度差が生じることにより動作し、高温
部で蒸発した作動流体が低温部に流動して放熱・凝縮す
ることにより、作動流体の潜熱として熱輸送をおこな
う。そして、ヒートパイプ12の見掛け上の熱伝導率
と、銅やアルミ等の金属単体の熱伝導率とを比較する
と、ヒートパイプ12の方が金属単体に比べて、数十倍
ないし数百倍程度優れている。なお、コンテナの内部に
は、作動流体の還流を促進するウィックが必要に応じて
設けられる。
途部位が保持穴11内に配置されており、ヒートパイプ
12における保持穴11内に配置されている領域に蒸発
部(言い換えれば高温部)13が形成され、ヒートパイ
プ12の長手方向の両端に凝縮部(言い換えれば低温
部)14,15が形成されている。つまり、単一(1
本)のヒートパイプ12に複数の凝縮部14,15が形
成されている。ここで、一方の凝縮部14が前板2A寄
りの位置に配置され、他方の凝縮部15が後板2C寄り
の位置に配置されている。また、ヒートパイプ12のう
ち、蒸発部13から凝縮部15に亘る領域がほぼ水平に
配置され、蒸発部13と他方の凝縮部14との間の領域
が上方に向けて屈曲されるとともに、凝縮部14がほぼ
水平に配置されている。そして、凝縮部14はアルミ薄
板7の下方に配置されている。
図であり、凝縮部14は、上下方向の内面幅L1より
も、水平方向の内面幅L2の方が長く設定されたトラッ
ク形状を有する。なお、凝縮部14の幅方向の断面形状
はほぼ方形であってもよい。このように、凝縮部14の
外観形状はほぼ平板形状に構成されている。そして、凝
縮部14が、前記アルミ薄板7の下面に密着している。
言い換えれば、凝縮部14とアルミ薄板7とが熱授受可
能に接続されている。
て、蒸発部13から凝縮部15に亘る領域の幅方向の断
面形状は、図4に示すようにほぼ円形に設定されてい
る。すなわち、蒸発部13から凝縮部15に亘って円筒
形状に構成されている。そして、蒸発部13または凝縮
部15の内径L3と、前記内面幅L1および内面幅L2
とが、(内面幅L1)<(内径L3)<(内面幅L2)
の関係に設定されている。なお、このような全体形状を
有するヒートパイプ12は、円筒形ヒートパイプの一端
部をプレス加工することにより、平板形の凝縮部14を
形成したものである。
15の周囲にはヒートシンク16が配置されている。こ
のヒートシンク16は、ほぼ直方体形状のベース部17
と、このベース部17の上面に立設された複数の放熱フ
ィン18とを有する。このヒートシンク16は、熱伝導
性に優れた金属材料、例えばアルミニウムなどにより構
成されている。なお、複数の放熱フィン18は後板2C
とほぼ平行に配列されている。さらに、放熱フィン18
の面方向に対応するベース部17の幅よりも、各放熱フ
ィン18の配列方向に対応するベース部17の長さの方
が長く設定されている。
保持穴19が形成されている。保持穴19は側板2Dと
平行に配置されている。この保持穴19の幅方向の断面
形状はほぼ円形に設定されている。そして、保持穴19
内に凝縮部15が配置されている。具体的には、凝縮部
15の外周面と保持穴19の内周面とが面接触すること
により、ベース部17と凝縮部15とが熱授受可能に接
続されている。
には、通気口20が形成されている。そして、パソコン
本体2の内部におけるヒートシンク16と通気口20と
の間には、冷却ファン21が設けられている。そして、
冷却ファン21の機能により、ヒートシンク16による
放熱が、強制対流による熱伝達状態に制御される。
の構成との対応関係を説明する。すなわち、中央演算処
理装置10がこの発明の発熱源に相当し、パソコン1が
この発明の電子機器に相当する。
の作用を説明する。パソコン1が起動して中央演算処理
装置9が発熱すると、この熱が伝熱ブロック10を介し
てヒートパイプ12の蒸発部13に伝達される。する
と、蒸発部13と凝縮部14,15とに温度差が生じ、
自動的にヒートパイプ12が動作を開始する。すなわ
ち、伝熱ブロック10から蒸発部13に伝達された熱に
よって作動流体が蒸発し、その蒸気は、温度と内部圧力
とが共に蒸発部13よりも低くなっている凝縮部14,
15側に向けて流動する。すると、蒸気の保持する熱が
凝縮部14からアルミ薄板7に伝達されるとともに、凝
縮部15からベース部17に伝達される。このようにし
て、凝縮部14,15から放熱がおこなわれて凝縮部1
4,15内の蒸気が液化し、液化した作動流体が蒸発部
13側に還流する。
ーボード部4を介してパソコン本体2の外部に放散され
る。このキーボード部4側においては、自然対流による
熱伝達状態になっている。一方、ベース部17に伝達さ
れた熱は、複数の放熱フィン18を介してパソコン本体
2の内部に放散される。また、冷却ファン21の駆動に
より、複数の放熱フィン18付近では各放熱フィン18
の面方向の空気流が生じており、放熱フィン18から放
散された熱が通気口20を介してパソコン本体2の外部
に放散されている。つまり、ヒートシンク16側におい
ては、強制対流による熱伝達状態になっている。このよ
うにして、中央演算処理装置9が冷却される。
いる2箇所の凝縮部14,15は図3,図4に示すよう
にその幅方向の断面形状が異なっている。具体的には、
凝縮部14においては、蒸気および作動流体が流通する
上下方向の幅(内面幅L1)が、凝縮部15の上下方向
の幅(内径L3)よりも小さくなっており、蒸気流によ
り作動流体の還流が阻害される。
の領域の少なくとも一部の熱輸送能力(熱輸送量)が、
蒸発部13と凝縮部15との間の領域の少なくとも一部
の熱輸送能力(熱輸送量)に比べて低い状態になり、キ
ーボード部4側での放熱が抑制されてその過熱が回避さ
れる。このため、パソコン1の操作者が、キー6に指を
触れる環境にあるものの、操作者が不快感を持つことを
回避できる。これに対して、ヒートシンク16側におい
ては、パソコン1の操作時に通気口20付近に指を触れ
る可能性が少ない環境であるため、その放熱機能を高め
ても操作者が不快感を持つことはない。このように、凝
縮部14,15に対応する熱輸送量(言い換えれば熱抵
抗)を異ならせることにより、凝縮部14,15により
受け持つべき総放熱量の分担比を調整しているのであ
る。
キーボード部4とヒートシンク16とでは、その放熱条
件、言い換えれば、周辺環境または周辺条件が相違して
いるものの、2つの凝縮部14,15の熱輸送量が相違
しているために、2つの凝縮部14,15の熱輸送量
を、異なる周辺環境に適合させることができる。したが
って、キーボード部4およびヒートシンク16で放熱す
るべき総放熱量を維持し、かつ、凝縮部14,15に対
応する周辺環境を保持することができる。また、図1お
よび図2の実施形態においては、1本のヒートパイプ1
2により、異なる環境に対応して複数の凝縮部14,1
5の放熱状態を異ならせることができるため、冷却装置
の部品点数が抑制されて製造コストの上昇を回避するこ
とができる。
分的な平面断面図である。この実施形態においては、伝
熱ブロック10には、ほぼ水平方向に保持穴11Aが2
つ形成されている。この保持穴11Aの幅方向における
断面形状はほぼ円形に設定されている。この保持穴11
Aは、伝熱ブロック10を水平方向に貫通されていても
よいし、非貫通状態で形成されていてもよい。保持穴1
1Aがいずれも非貫通状態で形成されている場合は、一
方の保持穴11Aが前板2Aに臨む位置に配置され、他
方の保持穴11Aが後板2Cに臨む位置に開口される。
2Dと平行な2本のヒートパイプ12A,12Bが配置
されている。ヒートパイプ12A,12Bのコンテナの
材料および作動流体は、図1ないし図4の実施形態と同
様である。2本のヒートパイプ12A,12Bのうち、
前板2A側に配置されたヒートパイプ12Aは、蒸発部
13Aと凝縮部14Aを有し、蒸発部13Aが保持穴1
1A内に配置されている。そして、凝縮部14Aの幅方
向の断面形状および寸法は、図3に示すように前記凝縮
部14の幅方向の断面形状および寸法と同様に構成され
ている。さらに、凝縮部14Aが、アルミ薄板7の下面
に密着している。言い換えれば、凝縮部14Aとアルミ
薄板7とが熱授受可能に接続されている。なお、蒸発部
13Aの外周面と保持穴11Aの内周面とが密着するこ
とにより、凝縮部14Aとアルミ薄板7とが熱授受可能
に接続されている。
ートパイプ12Bは、蒸発部13Bと凝縮部15Aとを
有する。この蒸発部13Bが保持穴11A内に配置さ
れ、凝縮部15Aがヒートシンク16のベース部の保持
穴(図1と同様に構成されている)に配置されている。
このようにして、蒸発部13Bと伝熱ブロック10とが
熱授受可能に接続され、凝縮部15Aとヒートシンク1
6のベース部とが熱授受可能に接続されている。すなわ
ち、単一の伝熱ブロック10に対して2本のヒートパイ
プ12A,12Bが熱授受可能に接続されている。な
お、パソコン本体2の内部におけるその他の部品の構成
は、図1および図2の実施形態と同様であるため説明を
省略する。
る。パソコン1が起動されることにより中央演算処理装
置(図示せず)が発熱すると、この熱が伝熱ブロック1
0を介してヒートパイプ12A,12Bの蒸発部13
A,13Bに伝達される。すると、蒸発部13A,13
Bと凝縮部14A,15Aとに温度差が生じ、図1およ
び図2の実施形態と同様の作用により、自動的にヒート
パイプ12A,12Bが機能し、中央演算処理装置が冷
却される。
4Aがほぼ平板形状に構成され、凝縮部15Aがほぼ円
筒形状に構成されている。このため、前述の実施形態と
同様の作用により、蒸発部13Aと凝縮部14Aとの間
の領域の少なくとも一部の熱輸送能力(熱輸送量)より
も、蒸発部13Aと凝縮部15Aとの間の領域の少なく
とも一部の熱輸送能力(熱輸送量)の方が高い状態にな
り、前述の実施形態と同様の効果を得られる。なお、図
5の実施形態においては、蒸発部13Aから凝縮部14
Aに亘る領域の全てにおける幅方向の断面形状が、図3
に示すように構成されている平板形のヒートパイプを用
いることも可能である。また、図5の実施形態において
は、2本のヒートパイプ12A,12Bが用いられてい
るために、ヒートパイプ12Aおよびヒートパイプ12
Bの内部に封入する作動流体の量を調整することによ
り、凝縮部14Aおよび凝縮部15Aに対応する熱輸送
量を一層異ならせることが可能である。さらに、図5の
実施形態によれば、2本のヒートパイプ12A,12B
を用いているために、複数の蒸発部および複数の凝縮部
の配置レイアウトの自由度が増すという効果もある。
シンク16が設けられていない場合でも、各実施形態と
同様の効果を得られる。また、2つの実施形態において
は、ヒートパイプにおける平板形の凝縮部を、ディスプ
レイ部7の内部に設けられているアルミ薄板、またはパ
ソコン本体2の底板2Eに敷設されるマグネシウムシャ
ーシー(図示せず)に対して熱授受可能に接続した構成
においても、上記2つの実施形態と同様の効果を得られ
る。
凝縮部の断面積に広狭を付与することにより、その熱輸
送量を異ならせることも可能である。さらにまた、2つ
の実施形態において、ヒートパイプを保持する伝熱ブロ
ックの保持穴に代えて、保持溝を採用することも可能で
ある。さらに、図5の実施形態においては、単一の伝熱
ブロックに対してヒートパイプを3本以上熱授受可能に
接続することも可能である。この場合は、3本以上のヒ
ートパイプのうち、少なくとも2本ヒートパイプの凝縮
部に対応する熱輸送量が相互に異ならせればよい。ま
た、この発明の電子機器には、複写機、プリンタ、ファ
クシミリなどが含まれる。また、発熱源にはバッテリ、
抵抗器などが含まれる。
明の特徴的な構成を列挙すれば以下のとおりである。す
なわち、発熱源に対して熱授受可能に配置された伝熱ブ
ロックと、この伝熱ブロックに対して熱授受可能に接続
されたヒートパイプとを有し、このヒートパイプに蒸発
部と凝縮部とが形成されている電子機器の冷却装置にお
いて、単一のヒートパイプに凝縮部が複数形成され、か
つ、複数の凝縮部が異なる環境下におかれているととも
に、前記環境が、操作者が接触する第1の環境と操作者
が接触しない第2の環境とに区分され、前記第1の環境
におかれている凝縮部と前記蒸発部との間における少な
くとも一部の領域の熱輸送量の方が、前記第2の環境に
おかれる凝縮部と前記蒸発部との間における少なくとも
一部の領域の熱輸送量よりも少なく設定されていること
を特徴とする。
れた単一の伝熱ブロックと、この伝熱ブロックに対して
熱授受可能に接続された複数のヒートパイプとを有し、
各ヒートパイプに蒸発部と凝縮部とが形成されている電
子機器の冷却装置において、各ヒートパイプの凝縮部が
異なる環境下におかれているとともに、前記環境が、操
作者が接触する第1の環境と操作者が接触しない第2の
環境とに区分され、複数のヒートパイプのうち、第1の
環境におかれている凝縮部と蒸発部との間の領域の少な
くとも一部における熱輸送量の方が、前記第2の環境に
おかれている凝縮部と蒸発部との間の領域の少なくとも
一部における熱輸送量よりも多く設定されていることを
特徴とする。
ヒートパイプの動作に際して、所定の凝縮部に対応する
熱輸送量と、所定の凝縮部以外の凝縮部に対応する熱輸
送量とが異なる。したがって、発熱源の発熱に際して、
単一のヒートパイプに形成されている複数の凝縮部で放
熱するべき総放熱量の維持と、各凝縮部がおかれている
周辺環境の保持とを両立させることができる。
動作に際して、所定のヒートパイプの凝縮部に対応する
熱輸送量と、所定のヒートパイプ以外のヒートパイプの
凝縮部に対応する熱輸送量とが異なる。したがって、単
一の発熱源の発熱に際して、各ヒートパイプの凝縮部で
放熱するべき総放熱量の維持と、各凝縮部がおかれてい
る周辺環境の保持とを両立させることができる。
の実施形態を示す側面断面図である。
面断面図である。
方の凝縮部の幅方向の断面図である。
方の凝縮部の幅方向の断面図である。
型パソコンを示す部分的な平面断面図である。
置、 10…伝熱ブロック、 12,12A…ヒートパ
イプ、 13,13A,13B…蒸発部、 14,14
A,15,15A…凝縮部。
Claims (2)
- 【請求項1】 発熱源に対して熱授受可能に配置された
伝熱ブロックと、この伝熱ブロックに対して熱授受可能
に接続されたヒートパイプとを有し、このヒートパイプ
に蒸発部と凝縮部とが形成されている電子機器の冷却装
置において、 単一のヒートパイプに凝縮部が複数形成されているとと
もに、所定の凝縮部と前記蒸発部との間の領域の少なく
とも一部における熱輸送量と、前記所定の凝縮部以外の
凝縮部と前記蒸発部との間の領域の少なくとも一部にお
ける熱輸送量とが異なることを特徴とする電子機器の冷
却装置。 - 【請求項2】 発熱源に対して熱授受可能に配置された
単一の伝熱ブロックと、この伝熱ブロックに対して熱授
受可能に接続された複数のヒートパイプとを有し、各ヒ
ートパイプに蒸発部と凝縮部とが形成されている電子機
器の冷却装置において、 複数のヒートパイプのうち、所定のヒートパイプの凝縮
部と蒸発部との間の領域の少なくとも一部における熱輸
送量と、前記所定のヒートパイプ以外の第2のヒートパ
イプの凝縮部と蒸発部との間の領域の少なくとも一部に
おける熱輸送量とが異なることを特徴とする電子機器の
冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11063328A JP2000261175A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 電子機器の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11063328A JP2000261175A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 電子機器の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000261175A true JP2000261175A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13226088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11063328A Pending JP2000261175A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 電子機器の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000261175A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6404627B1 (en) * | 1999-08-13 | 2002-06-11 | Fujitsu Limited | Radiator mechanism for information processor |
| JP2002189535A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-05 | Hitachi Ltd | 液冷システムおよびこれを用いたパーソナルコンピュータ |
| JP2004030688A (ja) * | 2003-08-11 | 2004-01-29 | Toshiba Corp | 携帯形機器 |
| JP2011530190A (ja) * | 2008-08-04 | 2011-12-15 | クラスタード システムズ カンパニー | 接点を冷却した電子機器匡体 |
| JP2015507284A (ja) * | 2012-01-23 | 2015-03-05 | マイクロソフト コーポレーション | 熱伝達装置 |
| CN110248527A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-09-17 | 江西耐乐铜业有限公司 | 手机热管用无氧铜管的生产方法及手机热管 |
| JP2020186824A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 古河電気工業株式会社 | ヒートシンク |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP11063328A patent/JP2000261175A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6404627B1 (en) * | 1999-08-13 | 2002-06-11 | Fujitsu Limited | Radiator mechanism for information processor |
| JP2002189535A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-05 | Hitachi Ltd | 液冷システムおよびこれを用いたパーソナルコンピュータ |
| JP2004030688A (ja) * | 2003-08-11 | 2004-01-29 | Toshiba Corp | 携帯形機器 |
| JP2011530190A (ja) * | 2008-08-04 | 2011-12-15 | クラスタード システムズ カンパニー | 接点を冷却した電子機器匡体 |
| JP2015507284A (ja) * | 2012-01-23 | 2015-03-05 | マイクロソフト コーポレーション | 熱伝達装置 |
| JP2020186824A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 古河電気工業株式会社 | ヒートシンク |
| US11246239B2 (en) | 2019-05-10 | 2022-02-08 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Heatsink |
| CN110248527A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-09-17 | 江西耐乐铜业有限公司 | 手机热管用无氧铜管的生产方法及手机热管 |
| CN110248527B (zh) * | 2019-07-19 | 2023-11-07 | 江西耐乐铜业有限公司 | 手机热管用无氧铜管的生产方法及手机热管 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6226178B1 (en) | Apparatus for cooling a heat generating component in a computer | |
| JP3634825B2 (ja) | 電子機器 | |
| JP4719079B2 (ja) | 電子機器 | |
| US6394175B1 (en) | Top mounted cooling device using heat pipes | |
| JPH04354010A (ja) | 電子機器装置 | |
| EP0898220B1 (en) | Electronic apparatus with improved heatsink arrangement | |
| US20080043425A1 (en) | Methods and systems for cooling a computing device | |
| JP2006524846A (ja) | コンピュータ | |
| US20090185349A1 (en) | Electronic apparatus | |
| JP2000106495A (ja) | 電気電子器具の内部構造 | |
| TW380235B (en) | Keyboard having an integral heat pipe | |
| JP2002344186A (ja) | 電子機器 | |
| JP2000261175A (ja) | 電子機器の冷却装置 | |
| JP2010067660A (ja) | 電子機器及びそのコンポーネント | |
| EP3518072B1 (en) | Heat transferring module | |
| JP2000105635A (ja) | ノート型パーソナルコンピュータ用冷却装置 | |
| JPH10270616A (ja) | 電子部品の放熱装置 | |
| JP3656822B2 (ja) | 携帯型情報処理装置 | |
| JP3139816B2 (ja) | 小型電子機器 | |
| JP3037931B2 (ja) | サーモサイホン及びサーモサイホンの製造方法及び情報処理装置 | |
| JPH11243289A (ja) | 電子機器 | |
| JPH09329394A (ja) | 電子素子の冷却構造 | |
| JPH0887354A (ja) | ノートブック型パソコンの冷却構造 | |
| JP3739142B2 (ja) | 電子素子の冷却構造 | |
| TWI301745B (en) | Heat dissipation device with heat pipe |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051128 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070725 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070807 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071009 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071120 |