JP2000262056A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
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- JP2000262056A JP2000262056A JP11064208A JP6420899A JP2000262056A JP 2000262056 A JP2000262056 A JP 2000262056A JP 11064208 A JP11064208 A JP 11064208A JP 6420899 A JP6420899 A JP 6420899A JP 2000262056 A JP2000262056 A JP 2000262056A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチング電源装置の出力電力が減少した
場合に発振周波数が高くなることにより生ずるスイッチ
ング損失及び変換効率の改善を図る。 【解決手段】 変圧器23の制御巻線23cに接続さ
れ、スイッチング電源装置の出力電力を検出する出力電
力検出回路60と、独立して主スイッチング素子17を
規定時間だけ強制的にオフさせるように動作する第2の
制御素子41と、規定時間をカウントするタイマー回路
46とからなる発振周波数制御回路40とを備え、タイ
マー回路40が、コンデンサ48と抵抗47からなるC
R時定数回路で構成され、出力電力検出回路60の検出
信号に基づき、出力電力が漸次減少した場合、コンデン
サ48の充電電流を漸次増加することにより充電電荷を
増加させ、この充電電荷が抵抗47を介しての放電時間
を延長させることにより、規定時間を漸次延長するよう
に制御する。
場合に発振周波数が高くなることにより生ずるスイッチ
ング損失及び変換効率の改善を図る。 【解決手段】 変圧器23の制御巻線23cに接続さ
れ、スイッチング電源装置の出力電力を検出する出力電
力検出回路60と、独立して主スイッチング素子17を
規定時間だけ強制的にオフさせるように動作する第2の
制御素子41と、規定時間をカウントするタイマー回路
46とからなる発振周波数制御回路40とを備え、タイ
マー回路40が、コンデンサ48と抵抗47からなるC
R時定数回路で構成され、出力電力検出回路60の検出
信号に基づき、出力電力が漸次減少した場合、コンデン
サ48の充電電流を漸次増加することにより充電電荷を
増加させ、この充電電荷が抵抗47を介しての放電時間
を延長させることにより、規定時間を漸次延長するよう
に制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用や民生用の機
器に直流安定化電圧を供給するリンギングチョークコン
バータ(以下RCCと略称する)方式のスイッチング電
源装置に関するものである。
器に直流安定化電圧を供給するリンギングチョークコン
バータ(以下RCCと略称する)方式のスイッチング電
源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例のRCC方式のスイッチン
グ電源装置の回路図である。以下、図4を用い従来の技
術を説明する。
グ電源装置の回路図である。以下、図4を用い従来の技
術を説明する。
【0003】図4の従来例のスイッチング電源装置10
0は以下の回路構成からなる。図4において、変圧器1
23は、1次巻線123a、2次巻線123b、制御巻
線123cを有している。各巻線の丸印(●印)は巻線
の巻始め端を示す。
0は以下の回路構成からなる。図4において、変圧器1
23は、1次巻線123a、2次巻線123b、制御巻
線123cを有している。各巻線の丸印(●印)は巻線
の巻始め端を示す。
【0004】1次巻線123aの巻終わり端と入力端子
111とが接続され、これがハイレベル側の主電源ライ
ン121となる。また、制御巻線123cの巻始め端と
入力端子112とが接続され、これがローレベル側の主
電源ライン122となっている。そして、ハイレベル側
の主電源ライン121とローレベル側の主電源ライン1
22との間には、平滑コンデンサ113が接続されてい
る。
111とが接続され、これがハイレベル側の主電源ライ
ン121となる。また、制御巻線123cの巻始め端と
入力端子112とが接続され、これがローレベル側の主
電源ライン122となっている。そして、ハイレベル側
の主電源ライン121とローレベル側の主電源ライン1
22との間には、平滑コンデンサ113が接続されてい
る。
【0005】1次巻線123aの巻始め端は、主スイッ
チング素子117を介してローレベル側の主電源ライン
122に接続されている。主スイッチング素子117
は、例えばバイポーラトランジスタや電界効果型トラン
ジスタなどで実現され、図4では電界効果型トランジス
タで示している。そして、主スイッチング素子117の
ドレイン・ソース間には、抵抗115とコンデンサ11
6との直列回路からなるスナバー回路114が接続され
ている。
チング素子117を介してローレベル側の主電源ライン
122に接続されている。主スイッチング素子117
は、例えばバイポーラトランジスタや電界効果型トラン
ジスタなどで実現され、図4では電界効果型トランジス
タで示している。そして、主スイッチング素子117の
ドレイン・ソース間には、抵抗115とコンデンサ11
6との直列回路からなるスナバー回路114が接続され
ている。
【0006】ハイレベル側の主電源ライン121とロー
レベル側の主電源ライン122との間には、抵抗119
と抵抗120との直列回路からなる起動回路118が接
続され、さらに、抵抗119と抵抗120の接続点は、
主スイッチング素子117のゲートに接続されている。
レベル側の主電源ライン122との間には、抵抗119
と抵抗120との直列回路からなる起動回路118が接
続され、さらに、抵抗119と抵抗120の接続点は、
主スイッチング素子117のゲートに接続されている。
【0007】また、主スイッチング素子117のゲート
は抵抗133とコンデンサ134を介して、制御巻線1
23cの巻終わり端に接続されている。また、主スイッ
チング素子117のゲートは制御トランジスタ132の
コレクタ・エミッタを介してローレベル側の主電源ライ
ン122に接続されている。
は抵抗133とコンデンサ134を介して、制御巻線1
23cの巻終わり端に接続されている。また、主スイッ
チング素子117のゲートは制御トランジスタ132の
コレクタ・エミッタを介してローレベル側の主電源ライ
ン122に接続されている。
【0008】制御巻線123cの巻始め端と巻終わり端
との間には、抵抗135とコンデンサ136との直列回
路が接続されており、さらに、抵抗135とコンデンサ
136の接続点は、制御トランジスタ132のベースに
接続されている。また、制御巻線123cの巻始め端と
巻終わり端との間の137は、制御巻線123cが有す
る寄生容量を示したものである。
との間には、抵抗135とコンデンサ136との直列回
路が接続されており、さらに、抵抗135とコンデンサ
136の接続点は、制御トランジスタ132のベースに
接続されている。また、制御巻線123cの巻始め端と
巻終わり端との間の137は、制御巻線123cが有す
る寄生容量を示したものである。
【0009】そして、制御トランジスタ132のコレク
タ・ベース間には、フォトカプラ128のフォトトラン
ジスタ128aが接続されている。
タ・ベース間には、フォトカプラ128のフォトトラン
ジスタ128aが接続されている。
【0010】変圧器123の2次巻線123bの巻始め
端は、整流ダイオード124を介して出力端子130が
接続され、これが出力電源ライン126となる。また、
二次巻線123bの巻終わり端と出力端子131とが接
続され、これが出力電源ライン127となる。そして、
出力電源ライン126と出力電源ライン127との間に
は、平滑コンデンサ125とフォトカプラ128の発光
ダイオード128bを有する電圧検出回路129が接続
されている。
端は、整流ダイオード124を介して出力端子130が
接続され、これが出力電源ライン126となる。また、
二次巻線123bの巻終わり端と出力端子131とが接
続され、これが出力電源ライン127となる。そして、
出力電源ライン126と出力電源ライン127との間に
は、平滑コンデンサ125とフォトカプラ128の発光
ダイオード128bを有する電圧検出回路129が接続
されている。
【0011】次に図4の従来例のスイッチング電源装置
100の動作について説明する。図示しない主電源回路
によって商用交流を整流して得られた直流電流が、入力
端子111,112間に入力される。この直流電流は、
平滑コンデンサ113によって平滑化され、この平滑コ
ンデンサ113からは、ハイレベル側の主電源ライン1
21と、ローレベル側の主電源ライン122との間に、
主電源電圧が出力される。
100の動作について説明する。図示しない主電源回路
によって商用交流を整流して得られた直流電流が、入力
端子111,112間に入力される。この直流電流は、
平滑コンデンサ113によって平滑化され、この平滑コ
ンデンサ113からは、ハイレベル側の主電源ライン1
21と、ローレベル側の主電源ライン122との間に、
主電源電圧が出力される。
【0012】入力端子111,112間に電源電圧が印
加され、平滑コンデンサ113の出力電圧、即ち主電源
電圧が上昇してゆき、起動回路118の抵抗119、抵
抗120による分圧値が、主スイッチング素子117の
しきい値電圧(例えば3V)以上となると、主スイッチ
ング素子117がオンし、1次巻線123aに電圧(●
と逆方向)が印加され、2次巻線123bに誘起電圧
(●と逆方向)が発生するが、整流ダイオード124を
逆バイアス方向に電圧が印加されるため2次側に直流電
流は流れないで、変圧器123には励磁エネルギーが蓄
積される。後述するようにして、主スイッチング素子1
17がオフすると、前記励磁エネルギーによって2次巻
線123bに誘起電圧(●と同方向)が発生する。ま
た、このオフ時に1次巻線123aと他の2次巻線12
3b、制御巻線123cとの間の漏洩インダクタンスに
よって発生する振動は、スナバー回路114によって吸
収されて除去される。
加され、平滑コンデンサ113の出力電圧、即ち主電源
電圧が上昇してゆき、起動回路118の抵抗119、抵
抗120による分圧値が、主スイッチング素子117の
しきい値電圧(例えば3V)以上となると、主スイッチ
ング素子117がオンし、1次巻線123aに電圧(●
と逆方向)が印加され、2次巻線123bに誘起電圧
(●と逆方向)が発生するが、整流ダイオード124を
逆バイアス方向に電圧が印加されるため2次側に直流電
流は流れないで、変圧器123には励磁エネルギーが蓄
積される。後述するようにして、主スイッチング素子1
17がオフすると、前記励磁エネルギーによって2次巻
線123bに誘起電圧(●と同方向)が発生する。ま
た、このオフ時に1次巻線123aと他の2次巻線12
3b、制御巻線123cとの間の漏洩インダクタンスに
よって発生する振動は、スナバー回路114によって吸
収されて除去される。
【0013】前記2次巻線123bに発生した誘起電圧
(●と同方向)は整流ダイオード124を順バイアスす
る方向にあるため、前記変圧器123に蓄積された励磁
エネルギーは、2次巻線123bを介して直流電流とし
て放出され、整流ダイオード124により整流された
後、平滑コンデンサ125により平滑されて、出力電源
ライン126,127を介して出力端子130,131
から、図示しない負荷回路に出力される。電圧検出回路
129は、図示しない分圧抵抗やフォトカプラ128な
どを備えて構成されており、フォトカプラ128の発光
ダイオード128bが出力電源ライン126,127間
の出力電圧に対応した輝度で点灯駆動され、出力電圧の
値が一次側へフィードバックされる。
(●と同方向)は整流ダイオード124を順バイアスす
る方向にあるため、前記変圧器123に蓄積された励磁
エネルギーは、2次巻線123bを介して直流電流とし
て放出され、整流ダイオード124により整流された
後、平滑コンデンサ125により平滑されて、出力電源
ライン126,127を介して出力端子130,131
から、図示しない負荷回路に出力される。電圧検出回路
129は、図示しない分圧抵抗やフォトカプラ128な
どを備えて構成されており、フォトカプラ128の発光
ダイオード128bが出力電源ライン126,127間
の出力電圧に対応した輝度で点灯駆動され、出力電圧の
値が一次側へフィードバックされる。
【0014】制御巻線123cには、主スイッチング素
子117のオン時に、誘起電圧(●と逆方向)が発生
し、その誘起電流は直流カット用のコンデンサ134及
び抵抗133を介して主スイッチング素子117のゲー
トに与えられ、これによって主スイッチング素子117
のゲート電圧はさらに引き上げられ、主スイッチング素
子117はオン状態に維持される。
子117のオン時に、誘起電圧(●と逆方向)が発生
し、その誘起電流は直流カット用のコンデンサ134及
び抵抗133を介して主スイッチング素子117のゲー
トに与えられ、これによって主スイッチング素子117
のゲート電圧はさらに引き上げられ、主スイッチング素
子117はオン状態に維持される。
【0015】また、前記誘起電流はコンデンサ134及
び抵抗133から、フォトカプラ128のフォトトラン
ジスタ128aを介して、コンデンサ136の一方の端
子に与えられる。従って、出力電源ライン126,12
7間の出力電圧が高くなるほどフォトトランジスタ12
8aを介してコンデンサ136に流れ込む充電電流が大
きくなり、コンデンサ136の端子電圧は速く上昇す
る。そして、このコンデンサ136の端子電圧は制御ト
ランジスタ132のベースに与えられており、コンデン
サ136の端子電圧が制御トランジスタ132のしきい
値電圧(例えば0.6V)以上となると、制御トランジ
スタ132がオンし、主スイッチング素子117のゲー
ト電圧が急速に低下し、主スイッチング素子117はオ
フされる。
び抵抗133から、フォトカプラ128のフォトトラン
ジスタ128aを介して、コンデンサ136の一方の端
子に与えられる。従って、出力電源ライン126,12
7間の出力電圧が高くなるほどフォトトランジスタ12
8aを介してコンデンサ136に流れ込む充電電流が大
きくなり、コンデンサ136の端子電圧は速く上昇す
る。そして、このコンデンサ136の端子電圧は制御ト
ランジスタ132のベースに与えられており、コンデン
サ136の端子電圧が制御トランジスタ132のしきい
値電圧(例えば0.6V)以上となると、制御トランジ
スタ132がオンし、主スイッチング素子117のゲー
ト電圧が急速に低下し、主スイッチング素子117はオ
フされる。
【0016】上述のように、出力端子130,131か
ら、図示しない負荷回路に出力される出力電力が減少す
る程、出力電源ライン126,127間の出力電圧が高
くなるため、コンデンサ136の端子電圧は速く上昇
し、主スイッチング素子117が速くオフされる。即
ち、出力電力が減少する程、スイッチング電源装置10
0の発振周波数は高くなる。
ら、図示しない負荷回路に出力される出力電力が減少す
る程、出力電源ライン126,127間の出力電圧が高
くなるため、コンデンサ136の端子電圧は速く上昇
し、主スイッチング素子117が速くオフされる。即
ち、出力電力が減少する程、スイッチング電源装置10
0の発振周波数は高くなる。
【0017】また、前記誘起電流は抵抗135を介して
コンデンサ136に流れ込み、コンデンサ136を充電
することにより、出力端子130,131間の短絡など
で、出力電源ライン126,127間の出力電圧が低く
ても、主スイッチング素子117のオン時間が所定時間
に制限され、主スイッチング素子117が保護されてい
る。
コンデンサ136に流れ込み、コンデンサ136を充電
することにより、出力端子130,131間の短絡など
で、出力電源ライン126,127間の出力電圧が低く
ても、主スイッチング素子117のオン時間が所定時間
に制限され、主スイッチング素子117が保護されてい
る。
【0018】また、変圧器123の1次巻線123aの
巻数をn1、2次巻線123bの巻数をn2、制御巻線
123cの巻数をn3とし、出力端子130,131間
の出力電圧をV0とすると、主スイッチング素子117
がオフすることにより、制御巻線123cには、(n3
/n2)V0の誘起電圧(●と同方向)が発生し、この
誘起電圧(●と同方向)によりコンデンサ136の電荷
が引き抜かれて、主スイッチング素子117が次にオン
するためのリセット動作が行われる。
巻数をn1、2次巻線123bの巻数をn2、制御巻線
123cの巻数をn3とし、出力端子130,131間
の出力電圧をV0とすると、主スイッチング素子117
がオフすることにより、制御巻線123cには、(n3
/n2)V0の誘起電圧(●と同方向)が発生し、この
誘起電圧(●と同方向)によりコンデンサ136の電荷
が引き抜かれて、主スイッチング素子117が次にオン
するためのリセット動作が行われる。
【0019】この主スイッチング素子117のオフ後、
変圧器123の1次巻線123aに蓄積されていた励磁
エネルギーの2次側への出力が終了すると、主に制御巻
線123cが有する寄生容量137とこの制御巻線12
3cとの間でリンギングが発生し、寄生容量137に電
圧(n3/n2)V0で蓄積されていた静電エネルギー
が放出され、振動の1/4周期後には制御巻線123c
の励磁エネルギーに変換される。その後、再び寄生容量
137を充電するために、制御巻線123cに電圧(n
3/n2)V0の起電圧(●と逆方向)が発生する。リ
ンギングパルスであるこの起電圧(●と逆方向)は、主
スイッチング素子117のしきい値電圧以上となるよう
に設定されており、この起電圧(●と逆方向)によって
主スイッチング素子117が再びオンされる。上述のよ
うにして、自動的に負荷に対応した発振周波数で、継続
して主スイッチング素子117がオン・オフ駆動され、
所望とする2次側出力電圧を出力するように構成されて
いる。
変圧器123の1次巻線123aに蓄積されていた励磁
エネルギーの2次側への出力が終了すると、主に制御巻
線123cが有する寄生容量137とこの制御巻線12
3cとの間でリンギングが発生し、寄生容量137に電
圧(n3/n2)V0で蓄積されていた静電エネルギー
が放出され、振動の1/4周期後には制御巻線123c
の励磁エネルギーに変換される。その後、再び寄生容量
137を充電するために、制御巻線123cに電圧(n
3/n2)V0の起電圧(●と逆方向)が発生する。リ
ンギングパルスであるこの起電圧(●と逆方向)は、主
スイッチング素子117のしきい値電圧以上となるよう
に設定されており、この起電圧(●と逆方向)によって
主スイッチング素子117が再びオンされる。上述のよ
うにして、自動的に負荷に対応した発振周波数で、継続
して主スイッチング素子117がオン・オフ駆動され、
所望とする2次側出力電圧を出力するように構成されて
いる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術のスイッチ
ング電源装置100において、損失の大部分は、主スイ
ッチング素子117のドレイン・ソース間の寄生容量に
蓄積された電荷の引き抜きに要する消費電力や変圧器1
23の鉄損などであり、これらは一般に、スイッチング
電源装置100の発振周波数が高くなるほど大きくな
る。
ング電源装置100において、損失の大部分は、主スイ
ッチング素子117のドレイン・ソース間の寄生容量に
蓄積された電荷の引き抜きに要する消費電力や変圧器1
23の鉄損などであり、これらは一般に、スイッチング
電源装置100の発振周波数が高くなるほど大きくな
る。
【0021】図3(a)に従来の技術のスイッチング電
源装置100の出力電力に対する発振周波数特性を示
す。図3(a)に示すように、出力電力が大きい重負荷
時と比較し、出力電力が減少する即ち軽負荷となるにつ
れて連続的に発振周波数は高くなっている。従って、上
述のように従来の技術のスイッチング電源装置100で
は、出力電力が減少する即ち軽負荷となる程、発振周波
数が高くなるので、変換した電力に対する損失の占める
割合が増大し、変換効率が低下するという問題があっ
た。
源装置100の出力電力に対する発振周波数特性を示
す。図3(a)に示すように、出力電力が大きい重負荷
時と比較し、出力電力が減少する即ち軽負荷となるにつ
れて連続的に発振周波数は高くなっている。従って、上
述のように従来の技術のスイッチング電源装置100で
は、出力電力が減少する即ち軽負荷となる程、発振周波
数が高くなるので、変換した電力に対する損失の占める
割合が増大し、変換効率が低下するという問題があっ
た。
【0022】一方、このような不具合を解決するための
他の従来技術として、例えば特開平9−47023号公
報が挙げられる。特開平9−47023号公報で示す従
来技術では、RCC方式のスイッチング電源回路に、発
振周波数を抑える発振周波数抑制回路と、この発振周波
数抑制回路の動作を開始または停止させる動作切替回路
とを設け、動作切替回路の信号電圧の印加により、軽負
荷時には発振周波数抑制回路の動作をオンにし、重負荷
時には発振周波数抑制回路の動作をオフにして通常のR
CC動作を行わせることにより、軽負荷時に、発振周波
数を下げて効率を向上させるものである。
他の従来技術として、例えば特開平9−47023号公
報が挙げられる。特開平9−47023号公報で示す従
来技術では、RCC方式のスイッチング電源回路に、発
振周波数を抑える発振周波数抑制回路と、この発振周波
数抑制回路の動作を開始または停止させる動作切替回路
とを設け、動作切替回路の信号電圧の印加により、軽負
荷時には発振周波数抑制回路の動作をオンにし、重負荷
時には発振周波数抑制回路の動作をオフにして通常のR
CC動作を行わせることにより、軽負荷時に、発振周波
数を下げて効率を向上させるものである。
【0023】図3(b)に特開平9−47023号公報
の従来の技術のスイッチング電源装置の出力電力に対す
る発振周波数特性を示す(特開平9−47023号公報
に記載の図7では「入力電力に対する発振周波数特性」
として、負荷状態を出力電力の代わりに入力電力で示し
ている)。図3(b)に示すように、特開平9−470
23号公報の従来の技術のスイッチング電源装置は、一
部の限られた軽負荷領域において、発振周波数を低くさ
せている。即ち、一部の限られた軽負荷領域でのみ、前
記動作切替回路の信号電圧の印加により、軽負荷時に発
振周波数抑制回路の動作をオンにし、発振周波数を低く
させて、効率を向上させるものである。
の従来の技術のスイッチング電源装置の出力電力に対す
る発振周波数特性を示す(特開平9−47023号公報
に記載の図7では「入力電力に対する発振周波数特性」
として、負荷状態を出力電力の代わりに入力電力で示し
ている)。図3(b)に示すように、特開平9−470
23号公報の従来の技術のスイッチング電源装置は、一
部の限られた軽負荷領域において、発振周波数を低くさ
せている。即ち、一部の限られた軽負荷領域でのみ、前
記動作切替回路の信号電圧の印加により、軽負荷時に発
振周波数抑制回路の動作をオンにし、発振周波数を低く
させて、効率を向上させるものである。
【0024】従って、一部の限られた軽負荷領域では、
発振周波数を低くさせて、効率を向上させることができ
るが、重負荷領域から軽負荷領域に至る中間負荷領域に
おける発振周波数は図3(a)と同じであり、効率は改
善されていない。また、外部から前記動作切替回路の信
号電圧の供給が必要であり、前記信号電圧の供給が困難
である用途(例えばACアダプターなど)には適さない
という問題があった。
発振周波数を低くさせて、効率を向上させることができ
るが、重負荷領域から軽負荷領域に至る中間負荷領域に
おける発振周波数は図3(a)と同じであり、効率は改
善されていない。また、外部から前記動作切替回路の信
号電圧の供給が必要であり、前記信号電圧の供給が困難
である用途(例えばACアダプターなど)には適さない
という問題があった。
【0025】そこで、本発明は外部から前記動作切替回
路の信号電圧の供給を受けることなく、図3(c)に示
すように全負荷領域にわたり、従来の図3(a)や図3
(b)と比べて、連続的に発振周波数を低くさせて、全
負荷領域で効率を向上させることを目的とする。
路の信号電圧の供給を受けることなく、図3(c)に示
すように全負荷領域にわたり、従来の図3(a)や図3
(b)と比べて、連続的に発振周波数を低くさせて、全
負荷領域で効率を向上させることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
スイッチング電源装置は、少なくとも1次巻線、2次巻
線、制御巻線を備えた変圧器と、前記1次巻線に接続さ
れ、直流電圧をオン・オフし高周波交流電圧に変換する
主スイッチング素子と、前記2次巻線に接続された整流
平滑回路と、前記制御巻線に接続された第1の制御素子
を含む制御回路と、からなるリンギングチョークコンバ
ータ方式のスイッチング電源装置において、前記制御巻
線に接続され、前記スイッチング電源装置の出力電力を
検出する出力電力検出手段と、前記出力電力検出手段か
らの検出信号に基づき前記スイッチング電源装置のオフ
期間を制御することで、前記スイッチング電源装置の発
振周波数を制御する発振周波数制御手段とを備え、前記
発振周波数制御手段は、前記出力電力検出手段の検出信
号に基づき、前記出力電力が漸次減少した場合に、前記
主スイッチング素子のオフ期間を漸次延長するように制
御することで、前記発振周波数が漸次高くなるのを抑制
することを特徴とするものである。
スイッチング電源装置は、少なくとも1次巻線、2次巻
線、制御巻線を備えた変圧器と、前記1次巻線に接続さ
れ、直流電圧をオン・オフし高周波交流電圧に変換する
主スイッチング素子と、前記2次巻線に接続された整流
平滑回路と、前記制御巻線に接続された第1の制御素子
を含む制御回路と、からなるリンギングチョークコンバ
ータ方式のスイッチング電源装置において、前記制御巻
線に接続され、前記スイッチング電源装置の出力電力を
検出する出力電力検出手段と、前記出力電力検出手段か
らの検出信号に基づき前記スイッチング電源装置のオフ
期間を制御することで、前記スイッチング電源装置の発
振周波数を制御する発振周波数制御手段とを備え、前記
発振周波数制御手段は、前記出力電力検出手段の検出信
号に基づき、前記出力電力が漸次減少した場合に、前記
主スイッチング素子のオフ期間を漸次延長するように制
御することで、前記発振周波数が漸次高くなるのを抑制
することを特徴とするものである。
【0027】また、本発明の請求項2記載のスイッチン
グ電源装置は、前記発振周波数制御手段において、前記
第1の制御素子を含む制御回路とは別に、独立して前記
主スイッチング素子を規定時間だけ強制的にオフさせる
ように動作する第2の制御素子と、前記規定時間をカウ
ントするタイマー回路とを備え、前記出力電力検出手段
の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減少した場合
に、前記規定時間を漸次延長するように制御することを
特徴とするものである。
グ電源装置は、前記発振周波数制御手段において、前記
第1の制御素子を含む制御回路とは別に、独立して前記
主スイッチング素子を規定時間だけ強制的にオフさせる
ように動作する第2の制御素子と、前記規定時間をカウ
ントするタイマー回路とを備え、前記出力電力検出手段
の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減少した場合
に、前記規定時間を漸次延長するように制御することを
特徴とするものである。
【0028】また、本発明の請求項3記載のスイッチン
グ電源装置は、前記タイマー回路が、コンデンサと抵抗
からなるCR時定数回路で構成され、前記出力電力検出
手段の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減少した
場合に、前記コンデンサの充電電流を漸次増加すること
により充電電荷を増加させ、この充電電荷が前記抵抗を
介しての放電時間を延長させることにより、前記規定時
間を漸次延長するように制御することを特徴とするもの
である。
グ電源装置は、前記タイマー回路が、コンデンサと抵抗
からなるCR時定数回路で構成され、前記出力電力検出
手段の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減少した
場合に、前記コンデンサの充電電流を漸次増加すること
により充電電荷を増加させ、この充電電荷が前記抵抗を
介しての放電時間を延長させることにより、前記規定時
間を漸次延長するように制御することを特徴とするもの
である。
【0029】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の一実施の
形態よりなるスイッチング電源装置に関する図であり、
図1は本発明のスイッチング電源装置の実施例を示す回
路図、図2は本発明のスイッチング電源装置の動作波形
を示す説明図、図3は本発明のスイッチング電源装置の
出力電力に対する発振周波数特性図である。
形態よりなるスイッチング電源装置に関する図であり、
図1は本発明のスイッチング電源装置の実施例を示す回
路図、図2は本発明のスイッチング電源装置の動作波形
を示す説明図、図3は本発明のスイッチング電源装置の
出力電力に対する発振周波数特性図である。
【0030】図1の本発明のスイッチング電源装置10
は以下の回路構成からなる。図1において、図4の従来
のスイッチング電源装置と比較して、出力電力検出回路
60(出力電力検出手段)と発振周波数制御回路40
(発振周波数制御手段)とが追加されたものである。従
って、前記の追加された出力電力検出回路60と発振周
波数制御回路40とを除く他の回路は、図4の従来のス
イッチング電源装置と同一であり、図4と類似の番号を
付して説明を省略する。
は以下の回路構成からなる。図1において、図4の従来
のスイッチング電源装置と比較して、出力電力検出回路
60(出力電力検出手段)と発振周波数制御回路40
(発振周波数制御手段)とが追加されたものである。従
って、前記の追加された出力電力検出回路60と発振周
波数制御回路40とを除く他の回路は、図4の従来のス
イッチング電源装置と同一であり、図4と類似の番号を
付して説明を省略する。
【0031】出力電力検出回路60は、コンデンサ61
と抵抗63とダイオード62との直列回路で構成され、
コンデンサ61の一端が変圧器23の制御巻線23Cの
巻始め端に接続され、ダイオード62の一端が変圧器2
3の制御巻線23Cの巻終わり端に接続されている。そ
して、コンデンサ61と抵抗63との接続点が検出信号
の出力となり、発振周波数制御回路40に接続されてい
る。
と抵抗63とダイオード62との直列回路で構成され、
コンデンサ61の一端が変圧器23の制御巻線23Cの
巻始め端に接続され、ダイオード62の一端が変圧器2
3の制御巻線23Cの巻終わり端に接続されている。そ
して、コンデンサ61と抵抗63との接続点が検出信号
の出力となり、発振周波数制御回路40に接続されてい
る。
【0032】発振周波数制御回路40は、NPN型の第
2の制御トランジスタ41(TR2)とタイマー回路4
6とを備え、このタイマー回路46は、コンデンサ48
と抵抗47とからなるCR時定数回路で構成されてい
る。第2の制御トランジスタ41(TR2)のコレクタ
は主スイッチング素子17(Q1)のゲートに、エミッ
タは制御巻線23Cの巻終わり端に、ベースはタイマー
回路46の抵抗47の一端にそれぞれ接続されている。
2の制御トランジスタ41(TR2)とタイマー回路4
6とを備え、このタイマー回路46は、コンデンサ48
と抵抗47とからなるCR時定数回路で構成されてい
る。第2の制御トランジスタ41(TR2)のコレクタ
は主スイッチング素子17(Q1)のゲートに、エミッ
タは制御巻線23Cの巻終わり端に、ベースはタイマー
回路46の抵抗47の一端にそれぞれ接続されている。
【0033】タイマー回路46のコンデンサ48と抵抗
47との接続点は、抵抗45とダイオード44とコンデ
ンサ50を介して1次巻線23aの巻始め端に接続さ
れ、さらに抵抗49を介して前記発振周波数制御回路4
0のコンデンサ61と抵抗63との接続点に接続されて
いる。そして、コンデンサ48の一端は制御巻線23C
の巻始め端に接続されている。また、前記コンデンサ4
8と抵抗47との接続点と前記制御巻線23Cの巻始め
端のと間には抵抗43が接続され、第2の制御トランジ
スタ41(TR2)のベースと抵抗47との接続点と前
記制御巻線23Cの巻始め端の間にはダイオード42が
接続されている。また、ダイオード44とコンデンサ5
0との接続点と制御巻線23Cの巻始め端との間にはダ
イオード51が接続されている。
47との接続点は、抵抗45とダイオード44とコンデ
ンサ50を介して1次巻線23aの巻始め端に接続さ
れ、さらに抵抗49を介して前記発振周波数制御回路4
0のコンデンサ61と抵抗63との接続点に接続されて
いる。そして、コンデンサ48の一端は制御巻線23C
の巻始め端に接続されている。また、前記コンデンサ4
8と抵抗47との接続点と前記制御巻線23Cの巻始め
端のと間には抵抗43が接続され、第2の制御トランジ
スタ41(TR2)のベースと抵抗47との接続点と前
記制御巻線23Cの巻始め端の間にはダイオード42が
接続されている。また、ダイオード44とコンデンサ5
0との接続点と制御巻線23Cの巻始め端との間にはダ
イオード51が接続されている。
【0034】次に図1の本発明のスイッチング電源装置
10の動作について説明する。前述の図1の回路構成で
説明した通り、追加された出力電力検出回路60と発振
周波数制御回路40とを除く他の回路は、図4の従来の
スイッチング電源装置と同一であり、本発明に係わる部
分を除き、重複する部分は図4と類似の番号を付してそ
の説明を省略する。
10の動作について説明する。前述の図1の回路構成で
説明した通り、追加された出力電力検出回路60と発振
周波数制御回路40とを除く他の回路は、図4の従来の
スイッチング電源装置と同一であり、本発明に係わる部
分を除き、重複する部分は図4と類似の番号を付してそ
の説明を省略する。
【0035】図1の出力電力検出回路60の動作につい
て説明する。前述の図4の従来のスイッチング電源装置
の動作でも述べたように、変圧器23の1次巻線23a
の巻数をn1、2次巻線23bの巻数をn2、制御巻線
23cの巻数をn3とし、出力端子30,31間の出力
電圧をV0とすると、主スイッチング素子17(Q1)
がオフすることにより、制御巻線23cには、(n3/
n2)V0の誘起電圧(●と同方向)が発生する。この
誘起電圧(●と同方向)により誘起電流が、制御巻線2
3cの巻始め端→コンデンサ61→抵抗63→ダイオー
ド62→制御巻線23cの巻終わり端の経路で流れ、コ
ンデンサ61には、コンデンサ61と抵抗63との接続
点がマイナス電位となるように充電される。そしてコン
デンサ61と抵抗63との接続点の電圧は、スイッチン
グ電源装置10の出力電力により次の通り変化する。
て説明する。前述の図4の従来のスイッチング電源装置
の動作でも述べたように、変圧器23の1次巻線23a
の巻数をn1、2次巻線23bの巻数をn2、制御巻線
23cの巻数をn3とし、出力端子30,31間の出力
電圧をV0とすると、主スイッチング素子17(Q1)
がオフすることにより、制御巻線23cには、(n3/
n2)V0の誘起電圧(●と同方向)が発生する。この
誘起電圧(●と同方向)により誘起電流が、制御巻線2
3cの巻始め端→コンデンサ61→抵抗63→ダイオー
ド62→制御巻線23cの巻終わり端の経路で流れ、コ
ンデンサ61には、コンデンサ61と抵抗63との接続
点がマイナス電位となるように充電される。そしてコン
デンサ61と抵抗63との接続点の電圧は、スイッチン
グ電源装置10の出力電力により次の通り変化する。
【0036】出力電力が大きい重負荷時は、スイッチン
グ電源装置10の発振周波数が低くなるため、主スイッ
チング素子17(Q1)のオフ期間が長くなり、誘起電
流が流れている期間が長くなり、コンデンサ61の充電
量が増加するため、コンデンサ61と抵抗63との接続
点のマイナス電位は下降する。
グ電源装置10の発振周波数が低くなるため、主スイッ
チング素子17(Q1)のオフ期間が長くなり、誘起電
流が流れている期間が長くなり、コンデンサ61の充電
量が増加するため、コンデンサ61と抵抗63との接続
点のマイナス電位は下降する。
【0037】また、出力電力が減少する即ち軽負荷時と
なるにつれて、スイッチング電源装置10の発振周波数
が高くなるため、主スイッチング素子17(Q1)のオ
フ期間が短くなり、誘起電流が流れている期間が短くな
り、コンデンサ61の充電量が減少するため、コンデン
サ61と抵抗63との接続点のマイナス電位は上昇す
る。
なるにつれて、スイッチング電源装置10の発振周波数
が高くなるため、主スイッチング素子17(Q1)のオ
フ期間が短くなり、誘起電流が流れている期間が短くな
り、コンデンサ61の充電量が減少するため、コンデン
サ61と抵抗63との接続点のマイナス電位は上昇す
る。
【0038】つまり、コンデンサ61と抵抗63との接
続点のマイナス電位は、出力電力の増減によって連続的
に変化し、出力電力が増加(重負荷)すれば下降し、出
力電力が減少(軽負荷)すれば上昇する。即ち、コンデ
ンサ61と抵抗63との接続点のマイナス電位の変動に
より、出力電力を検出できるため、コンデンサ61と抵
抗63との接続点のマイナス電位は検出信号として、発
振周波数制御回路40に印加されている。
続点のマイナス電位は、出力電力の増減によって連続的
に変化し、出力電力が増加(重負荷)すれば下降し、出
力電力が減少(軽負荷)すれば上昇する。即ち、コンデ
ンサ61と抵抗63との接続点のマイナス電位の変動に
より、出力電力を検出できるため、コンデンサ61と抵
抗63との接続点のマイナス電位は検出信号として、発
振周波数制御回路40に印加されている。
【0039】図1の発振周波数制御回路40の動作につ
いて、図2の動作波形図を用いて説明する。図2におい
て、(a)は主スイッチング素子17(Q1)のオン・
オフ動作、(b)は主スイッチング素子17(Q1)の
ゲート電圧VG、(c)は第1の制御トランジスタ32
(TR1)のオン・オフ動作、(d)はコンデンサ36
の充電電圧VC36、(e)は第2の制御トランジスタ4
1(TR2)のオン・オフ動作、(f)はコンデンサ4
8の充電電圧VC48、の各波形及び動作を横軸に共通の
時間軸をとって表してある。
いて、図2の動作波形図を用いて説明する。図2におい
て、(a)は主スイッチング素子17(Q1)のオン・
オフ動作、(b)は主スイッチング素子17(Q1)の
ゲート電圧VG、(c)は第1の制御トランジスタ32
(TR1)のオン・オフ動作、(d)はコンデンサ36
の充電電圧VC36、(e)は第2の制御トランジスタ4
1(TR2)のオン・オフ動作、(f)はコンデンサ4
8の充電電圧VC48、の各波形及び動作を横軸に共通の
時間軸をとって表してある。
【0040】時間軸に沿って説明する。
【0041】(1)時刻t0までのの動作(Q1オン、
TR1オフ、TR2オフ) 主スイッチング素子17(Q1)がオンしており、変圧
器23の制御巻線23cに誘起電圧(●と逆方向)が発
生している。このこの誘起電圧(●と逆方向)により誘
起電流が、制御巻線23cの巻終わり端→コンデンサ3
4→抵抗33→フォトカプラ28のフォトトランジスタ
28a→コンデンサ36の経路で、コンデンサ36を充
電し、このコンデンサ36の充電電圧VC36は時間と共
に上昇する。
TR1オフ、TR2オフ) 主スイッチング素子17(Q1)がオンしており、変圧
器23の制御巻線23cに誘起電圧(●と逆方向)が発
生している。このこの誘起電圧(●と逆方向)により誘
起電流が、制御巻線23cの巻終わり端→コンデンサ3
4→抵抗33→フォトカプラ28のフォトトランジスタ
28a→コンデンサ36の経路で、コンデンサ36を充
電し、このコンデンサ36の充電電圧VC36は時間と共
に上昇する。
【0042】また、このとき、コンデンサ50に後述す
る動作により充電されていた充電電荷は、コンデンサ5
0→主スイッチング素子17(Q1)ドレイン・ソース
→ダイオード51の経路で放電され、0Vとなる。
る動作により充電されていた充電電荷は、コンデンサ5
0→主スイッチング素子17(Q1)ドレイン・ソース
→ダイオード51の経路で放電され、0Vとなる。
【0043】(2)期間t0−t1間の動作(Q1オフ、
TR1オン→オフ、TR2オフ) 時刻t0で、前記コンデンサ36の充電電圧VC36が、第
1の制御トランジスタ32(TR1)のしきい値電圧
(例えば0.6V)となると、第1の制御トランジスタ
32(TR1)がオンする。
TR1オン→オフ、TR2オフ) 時刻t0で、前記コンデンサ36の充電電圧VC36が、第
1の制御トランジスタ32(TR1)のしきい値電圧
(例えば0.6V)となると、第1の制御トランジスタ
32(TR1)がオンする。
【0044】第1の制御トランジスタ32(TR1)が
オンすると、主スイッチング素子17(Q1)がオフす
ることにより、変圧器23の1次巻線23aに誘起電圧
(●と同方向)が発生し、この誘起電圧(●と同方向)
により誘起電流が、1次巻線23aの巻始め端→コンデ
ンサ50→ダイオード44→抵抗45→コンデンサ48
の経路でコンデンサ48を充電し、このコンデンサ48
の充電電圧VC48が上昇する。
オンすると、主スイッチング素子17(Q1)がオフす
ることにより、変圧器23の1次巻線23aに誘起電圧
(●と同方向)が発生し、この誘起電圧(●と同方向)
により誘起電流が、1次巻線23aの巻始め端→コンデ
ンサ50→ダイオード44→抵抗45→コンデンサ48
の経路でコンデンサ48を充電し、このコンデンサ48
の充電電圧VC48が上昇する。
【0045】また、前記主スイッチング素子17(Q
1)がオフ後、変圧器23の1次巻線23aに蓄積され
ていた励磁エネルギーの2次側への出力が開始される。
1)がオフ後、変圧器23の1次巻線23aに蓄積され
ていた励磁エネルギーの2次側への出力が開始される。
【0046】(3)期間t1−t2間の動作(Q1オフ、
TR1オフ、TR2オン) 時刻t1で、前記コンデンサ48の充電電圧VC48が、第
2の制御トランジスタ41(TR2)のしきい値電圧
(例えば0.6V)以上となると、第2の制御トランジ
スタ41(TR2)はオンする。その後も、このコンデ
ンサ48の充電電圧VC48は時間と共に上昇をつづけ
る。
TR1オフ、TR2オン) 時刻t1で、前記コンデンサ48の充電電圧VC48が、第
2の制御トランジスタ41(TR2)のしきい値電圧
(例えば0.6V)以上となると、第2の制御トランジ
スタ41(TR2)はオンする。その後も、このコンデ
ンサ48の充電電圧VC48は時間と共に上昇をつづけ
る。
【0047】(4)期間t2−t3間の動作(Q1オフ、
TR1強制オフ、TR2オン) 時刻t2で、変圧器23の1次巻線23aに蓄積されて
いた励磁エネルギーの2次側への出力が終了すると、主
に制御巻線23cが有する寄生容量37とこの制御巻線
23cとの間でリンギングが発生し、寄生容量37に電
圧(n3/n2)V0で蓄積されていた静電エネルギー
が放出され、振動の1/4周期後には制御巻線23cの
励磁エネルギーに変換される。その後、再び寄生容量3
7を充電するために、制御巻線23cに電圧(n3/n
2)V0の起電圧(●と逆方向)が発生し、この起電圧
(●と逆方向)によって主スイッチング素子17(Q
1)が再びオンしようとする。上記の動作を図2の
(b)に点線の波形で示している。
TR1強制オフ、TR2オン) 時刻t2で、変圧器23の1次巻線23aに蓄積されて
いた励磁エネルギーの2次側への出力が終了すると、主
に制御巻線23cが有する寄生容量37とこの制御巻線
23cとの間でリンギングが発生し、寄生容量37に電
圧(n3/n2)V0で蓄積されていた静電エネルギー
が放出され、振動の1/4周期後には制御巻線23cの
励磁エネルギーに変換される。その後、再び寄生容量3
7を充電するために、制御巻線23cに電圧(n3/n
2)V0の起電圧(●と逆方向)が発生し、この起電圧
(●と逆方向)によって主スイッチング素子17(Q
1)が再びオンしようとする。上記の動作を図2の
(b)に点線の波形で示している。
【0048】しかし、前記の第2の制御トランジスタ4
1(TR2)がオンしているため、主スイッチング素子
17(Q1)のゲートは、第2の制御トランジスタ41
(TR2)のコレクタ・エミッタを介してローレベル側
の主電源ライン22に短絡されているので、0レベルで
クリップされ、主スイッチング素子17(Q1)はオフ
を継続する。上記の動作を図2の(b)に実線の波形で
示している。
1(TR2)がオンしているため、主スイッチング素子
17(Q1)のゲートは、第2の制御トランジスタ41
(TR2)のコレクタ・エミッタを介してローレベル側
の主電源ライン22に短絡されているので、0レベルで
クリップされ、主スイッチング素子17(Q1)はオフ
を継続する。上記の動作を図2の(b)に実線の波形で
示している。
【0049】また、変圧器23の1次巻線23aに蓄積
されていた励磁エネルギーの2次側への出力が終了する
と、1次巻線23aの誘起電圧(●と同方向)がなくな
り、1次巻線23aの巻始め端→コンデンサ50→ダイ
オード44→抵抗45→コンデンサ48の経路でコンデ
ンサ48を充電していた誘起電流が減少方向に転じる。
一方、コンデンサ48の充電電荷は、コンデンサ48→
抵抗47→第2の制御トランジスタ41(TR2)のベ
ースの経路で放電されているため、このコンデンサ48
の充電電圧VC48は時間と共に下降する。
されていた励磁エネルギーの2次側への出力が終了する
と、1次巻線23aの誘起電圧(●と同方向)がなくな
り、1次巻線23aの巻始め端→コンデンサ50→ダイ
オード44→抵抗45→コンデンサ48の経路でコンデ
ンサ48を充電していた誘起電流が減少方向に転じる。
一方、コンデンサ48の充電電荷は、コンデンサ48→
抵抗47→第2の制御トランジスタ41(TR2)のベ
ースの経路で放電されているため、このコンデンサ48
の充電電圧VC48は時間と共に下降する。
【0050】(5)期間t3−t4間の動作(Q1オフ、
TR1オフ、TR2オフ) 時刻t3で、前記コンデンサ48の充電電圧VC48電圧
が、第2の制御トランジスタ41(TR2)のしきい値
電圧(例えば0.6V)以下となると、第2の制御トラ
ンジスタ41(TR2)はオフする。第2の制御トラン
ジスタ41(TR2)がオフすると、主スイッチング素
子17(Q1)のゲートは、第2の制御トランジスタ4
1(TR2)のコレクタ・エミッタを介してローレベル
側の主電源ライン22に短絡されていたことから開放さ
れるため、入力端子11,12間に印加されている電源
電圧が起動回路18の抵抗19を介して主スイッチング
素子17(Q1)のゲートに印加されるため、主スイッ
チング素子17(Q1)のゲート電圧は時間と共に上昇
する。
TR1オフ、TR2オフ) 時刻t3で、前記コンデンサ48の充電電圧VC48電圧
が、第2の制御トランジスタ41(TR2)のしきい値
電圧(例えば0.6V)以下となると、第2の制御トラ
ンジスタ41(TR2)はオフする。第2の制御トラン
ジスタ41(TR2)がオフすると、主スイッチング素
子17(Q1)のゲートは、第2の制御トランジスタ4
1(TR2)のコレクタ・エミッタを介してローレベル
側の主電源ライン22に短絡されていたことから開放さ
れるため、入力端子11,12間に印加されている電源
電圧が起動回路18の抵抗19を介して主スイッチング
素子17(Q1)のゲートに印加されるため、主スイッ
チング素子17(Q1)のゲート電圧は時間と共に上昇
する。
【0051】そして、時刻t4で、主スイッチング素子
17(Q1)のゲート電圧は、主スイッチング素子17
(Q1)のしきい値電圧(例えば3V)以上となり、主
スイッチング素子17(Q1)はオンする。以後は上記
(1)から(5)までの動作を繰り返す。
17(Q1)のゲート電圧は、主スイッチング素子17
(Q1)のしきい値電圧(例えば3V)以上となり、主
スイッチング素子17(Q1)はオンする。以後は上記
(1)から(5)までの動作を繰り返す。
【0052】尚、コンデンサ50とダイオード51は、
前述のコンデンサ48の充電用電源として、ハイレベル
側の主電源ライン21に接続された変圧器23の1次巻
線23aを使用していることから、充電電流を制限する
必要があるため配設されている。従って、コンデンサ4
8の充電用電源として、前記ハイレベル側の主電源ライ
ン21とは分離された専用巻線を変圧器23に追加し、
前記専用巻線を前記コンデンサ48の充電用電源とする
場合は、前記コンデンサ50及びダイオード51は不要
となる。
前述のコンデンサ48の充電用電源として、ハイレベル
側の主電源ライン21に接続された変圧器23の1次巻
線23aを使用していることから、充電電流を制限する
必要があるため配設されている。従って、コンデンサ4
8の充電用電源として、前記ハイレベル側の主電源ライ
ン21とは分離された専用巻線を変圧器23に追加し、
前記専用巻線を前記コンデンサ48の充電用電源とする
場合は、前記コンデンサ50及びダイオード51は不要
となる。
【0053】上記、(4)期間t2−t3間の動作で説明
したように、第2の制御トランジスタ41(TR2)
は、期間t2−t3間において、主スイッチング素子17
(Q1)を強制的にオフさせるように動作する。
したように、第2の制御トランジスタ41(TR2)
は、期間t2−t3間において、主スイッチング素子17
(Q1)を強制的にオフさせるように動作する。
【0054】そして、この強制オフ期間は、1次巻線2
3aの巻始め端→コンデンサ50→ダイオード44→抵
抗45→コンデンサ48の経路でコンデンサ48を充電
する充電電流によって決まり、充電電流が増加すると、
コンデンサ48の充電電荷が増加し、この充電電荷がコ
ンデンサ48→抵抗47→第2の制御トランジスタ41
(TR2)のベースの経路で放電される放電時間が長く
なり、前記強制オフ期間も長くなる。また、充電電流が
減少すると、コンデンサ48の充電電荷が減少し、この
充電電荷がコンデンサ48→抵抗47→第2の制御トラ
ンジスタ41(TR2)のベースの経路で放電される放
電時間が短くなり、前記強制オフ期間も短くなる。
3aの巻始め端→コンデンサ50→ダイオード44→抵
抗45→コンデンサ48の経路でコンデンサ48を充電
する充電電流によって決まり、充電電流が増加すると、
コンデンサ48の充電電荷が増加し、この充電電荷がコ
ンデンサ48→抵抗47→第2の制御トランジスタ41
(TR2)のベースの経路で放電される放電時間が長く
なり、前記強制オフ期間も長くなる。また、充電電流が
減少すると、コンデンサ48の充電電荷が減少し、この
充電電荷がコンデンサ48→抵抗47→第2の制御トラ
ンジスタ41(TR2)のベースの経路で放電される放
電時間が短くなり、前記強制オフ期間も短くなる。
【0055】次に、前記出力電力検出回路60の検出信
号と前記発振周波数制御回路40の前記強制オフ期間と
の関係について説明する。前述の出力電力検出回路60
の動作の説明で述べたように、検出信号であるコンデン
サ61と抵抗63との接続点のマイナス電位は、出力電
力の増減によって連続的に変化し、出力電力が増加(重
負荷)すれば下降し、出力電力が減少(軽負荷)すれば
上昇する。
号と前記発振周波数制御回路40の前記強制オフ期間と
の関係について説明する。前述の出力電力検出回路60
の動作の説明で述べたように、検出信号であるコンデン
サ61と抵抗63との接続点のマイナス電位は、出力電
力の増減によって連続的に変化し、出力電力が増加(重
負荷)すれば下降し、出力電力が減少(軽負荷)すれば
上昇する。
【0056】また、上記、(2)期間t0−t1間の動作
で説明したように、主スイッチング素子17(Q1)が
オフすることにより、変圧器23の1次巻線23aに誘
起電圧(●と同方向)が発生し、この誘起電圧(●と同
方向)により誘起電流が、1次巻線23aの巻始め端→
コンデンサ50→ダイオード44→抵抗45→コンデン
サ48の経路でコンデンサ48を充電するのと同時に、
誘起電流は、1次巻線23aの巻始め端→コンデンサ5
0→ダイオード44→抵抗45→抵抗49→コンデンサ
61と抵抗63との接続点の経路でも流れる。つまり、
誘起電流は、1次巻線23aの巻始め端→コンデンサ5
0→ダイオード44→抵抗45の経路で流れた後、コン
デンサ48の方に流れるコンデンサ48の充電電流と、
抵抗49を経由してコンデンサ61と抵抗63との接続
点に流れる電流とに分岐する。
で説明したように、主スイッチング素子17(Q1)が
オフすることにより、変圧器23の1次巻線23aに誘
起電圧(●と同方向)が発生し、この誘起電圧(●と同
方向)により誘起電流が、1次巻線23aの巻始め端→
コンデンサ50→ダイオード44→抵抗45→コンデン
サ48の経路でコンデンサ48を充電するのと同時に、
誘起電流は、1次巻線23aの巻始め端→コンデンサ5
0→ダイオード44→抵抗45→抵抗49→コンデンサ
61と抵抗63との接続点の経路でも流れる。つまり、
誘起電流は、1次巻線23aの巻始め端→コンデンサ5
0→ダイオード44→抵抗45の経路で流れた後、コン
デンサ48の方に流れるコンデンサ48の充電電流と、
抵抗49を経由してコンデンサ61と抵抗63との接続
点に流れる電流とに分岐する。
【0057】即ち、抵抗49を経由してコンデンサ61
と抵抗63との接続点に流れる電流を増加させれば、コ
ンデンサ48の方に流れるコンデンサ48の充電電流は
減少し、逆に、抵抗49を経由してコンデンサ61と抵
抗63との接続点に流れる電流を減少させれば、コンデ
ンサ48の方に流れるコンデンサ48の充電電流は増加
するように、抵抗49を経由してコンデンサ61と抵抗
63との接続点に流れる電流を制御することにより、コ
ンデンサ48の方に流れるコンデンサ48の充電電流を
制御できるのである。
と抵抗63との接続点に流れる電流を増加させれば、コ
ンデンサ48の方に流れるコンデンサ48の充電電流は
減少し、逆に、抵抗49を経由してコンデンサ61と抵
抗63との接続点に流れる電流を減少させれば、コンデ
ンサ48の方に流れるコンデンサ48の充電電流は増加
するように、抵抗49を経由してコンデンサ61と抵抗
63との接続点に流れる電流を制御することにより、コ
ンデンサ48の方に流れるコンデンサ48の充電電流を
制御できるのである。
【0058】つまり、出力電力が漸次減少(軽負荷)し
た場合、検出信号であるコンデンサ61と抵抗63との
接続点のマイナス電位は漸次上昇するため、抵抗49の
両端の電位差が漸次小さくなり、抵抗49を経由してコ
ンデンサ61と抵抗63との接続点に流れる電流が漸次
減少し、コンデンサ48の方に流れるコンデンサ48の
充電電流は漸次増加することで、コンデンサ48の充電
電荷が漸次増加し、第2の制御トランジスタ41(TR
2)が、期間t2−t3間において、主スイッチング素子
17(Q1)を強制的にオフさせるように動作する強制
オフ期間が漸次長くなり、スイッチング電源装置10の
発振周波数が漸次高くなるのが抑制されるのである。
た場合、検出信号であるコンデンサ61と抵抗63との
接続点のマイナス電位は漸次上昇するため、抵抗49の
両端の電位差が漸次小さくなり、抵抗49を経由してコ
ンデンサ61と抵抗63との接続点に流れる電流が漸次
減少し、コンデンサ48の方に流れるコンデンサ48の
充電電流は漸次増加することで、コンデンサ48の充電
電荷が漸次増加し、第2の制御トランジスタ41(TR
2)が、期間t2−t3間において、主スイッチング素子
17(Q1)を強制的にオフさせるように動作する強制
オフ期間が漸次長くなり、スイッチング電源装置10の
発振周波数が漸次高くなるのが抑制されるのである。
【0059】図3(c)に、前記スイッチング電源装置
10の出力電力に対する発振周波数特性を実線で示す。
点線で示した従来の技術のスイッチング電源装置100
と比較し、従来の技術のスイッチング電源装置は、出力
電力が大きい重負荷時と比較し、出力電力が減少する即
ち軽負荷となるにつれて連続的に発振周波数は高くなっ
ているのに対して、本発明のスイッチング電源装置10
は、実線で示すように、全負荷領域にわたり、連続的に
発振周波数を低くさせている。
10の出力電力に対する発振周波数特性を実線で示す。
点線で示した従来の技術のスイッチング電源装置100
と比較し、従来の技術のスイッチング電源装置は、出力
電力が大きい重負荷時と比較し、出力電力が減少する即
ち軽負荷となるにつれて連続的に発振周波数は高くなっ
ているのに対して、本発明のスイッチング電源装置10
は、実線で示すように、全負荷領域にわたり、連続的に
発振周波数を低くさせている。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のスイッチング電
源装置によれば、少なくとも1次巻線、2次巻線、制御
巻線を備えた変圧器と、前記1次巻線に接続され、直流
電圧をオン・オフし高周波交流電圧に変換する主スイッ
チング素子と、前記2次巻線に接続された整流平滑回路
と、前記制御巻線に接続された第1の制御素子を含む制
御回路と、からなるリンギングチョークコンバータ方式
のスイッチング電源装置において、前記制御巻線に接続
され、前記スイッチング電源装置の出力電力を検出する
出力電力検出手段と、前記出力電力検出手段からの検出
信号に基づき前記スイッチング電源装置のオフ期間を制
御することで、前記スイッチング電源装置の発振周波数
を制御する発振周波数制御手段とを備え、前記発振周波
数制御手段は、前記出力電力検出手段の検出信号に基づ
き、前記出力電力が漸次減少した場合に、前記主スイッ
チング素子のオフ期間を漸次延長するように制御するこ
とで、前記発振周波数が漸次高くなるのを抑制すること
を特徴とするものである。
源装置によれば、少なくとも1次巻線、2次巻線、制御
巻線を備えた変圧器と、前記1次巻線に接続され、直流
電圧をオン・オフし高周波交流電圧に変換する主スイッ
チング素子と、前記2次巻線に接続された整流平滑回路
と、前記制御巻線に接続された第1の制御素子を含む制
御回路と、からなるリンギングチョークコンバータ方式
のスイッチング電源装置において、前記制御巻線に接続
され、前記スイッチング電源装置の出力電力を検出する
出力電力検出手段と、前記出力電力検出手段からの検出
信号に基づき前記スイッチング電源装置のオフ期間を制
御することで、前記スイッチング電源装置の発振周波数
を制御する発振周波数制御手段とを備え、前記発振周波
数制御手段は、前記出力電力検出手段の検出信号に基づ
き、前記出力電力が漸次減少した場合に、前記主スイッ
チング素子のオフ期間を漸次延長するように制御するこ
とで、前記発振周波数が漸次高くなるのを抑制すること
を特徴とするものである。
【0061】従って、重負荷領域から軽負荷領域に至る
全負荷領域にわたり、連続的にスイッチング電源装置の
発振周波数を低くさせて、全負荷領域で効率を向上させ
ることができる。
全負荷領域にわたり、連続的にスイッチング電源装置の
発振周波数を低くさせて、全負荷領域で効率を向上させ
ることができる。
【0062】また、本発明の請求項2記載のスイッチン
グ電源装置によれば、前記発振周波数制御手段におい
て、前記第1の制御素子を含む制御回路とは別に、独立
して前記主スイッチング素子を規定時間だけ強制的にオ
フさせるように動作する第2の制御素子と、前記規定時
間をカウントするタイマー回路とを備え、前記出力電力
検出手段の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減少
した場合に、前記規定時間を漸次延長するように制御す
ることを特徴とするものである。
グ電源装置によれば、前記発振周波数制御手段におい
て、前記第1の制御素子を含む制御回路とは別に、独立
して前記主スイッチング素子を規定時間だけ強制的にオ
フさせるように動作する第2の制御素子と、前記規定時
間をカウントするタイマー回路とを備え、前記出力電力
検出手段の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減少
した場合に、前記規定時間を漸次延長するように制御す
ることを特徴とするものである。
【0063】従って、重負荷領域から軽負荷領域に至る
全負荷領域にわたり、連続的にスイッチング電源装置の
発振周波数を負荷に対して最適値に低く設定させて、全
負荷領域で効率を向上させることができる。
全負荷領域にわたり、連続的にスイッチング電源装置の
発振周波数を負荷に対して最適値に低く設定させて、全
負荷領域で効率を向上させることができる。
【0064】また、本発明の請求項3記載のスイッチン
グ電源装置によれば、前記タイマー回路が、コンデンサ
と抵抗からなるCR時定数回路で構成され、前記出力電
力検出手段の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減
少した場合に、前記コンデンサの充電電流を漸次増加す
ることにより充電電荷を増加させ、この充電電荷が前記
抵抗を介しての放電時間を延長させることにより、前記
規定時間を漸次延長するように制御することを特徴とす
るものである。
グ電源装置によれば、前記タイマー回路が、コンデンサ
と抵抗からなるCR時定数回路で構成され、前記出力電
力検出手段の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減
少した場合に、前記コンデンサの充電電流を漸次増加す
ることにより充電電荷を増加させ、この充電電荷が前記
抵抗を介しての放電時間を延長させることにより、前記
規定時間を漸次延長するように制御することを特徴とす
るものである。
【0065】従って、重負荷領域から軽負荷領域に至る
全負荷領域にわたり、連続的にスイッチング電源装置の
発振周波数を負荷に対して最適値に低く設定させて、全
負荷領域で効率を向上させることができるスイッチング
電源装置を簡単な回路で実現できる。
全負荷領域にわたり、連続的にスイッチング電源装置の
発振周波数を負荷に対して最適値に低く設定させて、全
負荷領域で効率を向上させることができるスイッチング
電源装置を簡単な回路で実現できる。
【図1】本発明の一実施の形態よりなるスイッチング電
源装置の実施例を示す回路図である。
源装置の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態よりなるスイッチング電
源装置の動作波形を示す説明図である。
源装置の動作波形を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態よりなるスイッチング電
源装置の出力電力に対する発振周波数特性図である。
源装置の出力電力に対する発振周波数特性図である。
【図4】従来例のスイッチング電源装置の実施例を示す
回路図である。
回路図である。
10 スイッチング電源装置 11、12 入力端子 13 平滑コンデンサ 14 スナバー回路 17(Q1) 主スイッチング素子 18 起動回路 23 変圧器 23a 1次巻線 23b 2次巻線 23c 制御巻線 24 整流ダイオード 25 平滑コンデンサ 28 フォトカプラ 29 電圧検出回路 30、31 出力端子 32(TR1) 第1の制御トランジスタ(第1の制御
素子) 33、35 抵抗 34、36 コンデンサ 37 寄生容量 40 発振周波数制御回路(発振周波数制御手段) 41(TR2) 第2の制御トランジスタ(第2の制御
素子) 42、44 ダイオード 43、45、49 抵抗 46 タイマー回路 47 抵抗(CR時定数回路) 48 コンデンサ(CR時定数回路) 50 コンデンサ 51 ダイオード 60 出力電力検出回路(出力電力検出手段) 61 コンデンサ 62 ダイオード 63 抵抗
素子) 33、35 抵抗 34、36 コンデンサ 37 寄生容量 40 発振周波数制御回路(発振周波数制御手段) 41(TR2) 第2の制御トランジスタ(第2の制御
素子) 42、44 ダイオード 43、45、49 抵抗 46 タイマー回路 47 抵抗(CR時定数回路) 48 コンデンサ(CR時定数回路) 50 コンデンサ 51 ダイオード 60 出力電力検出回路(出力電力検出手段) 61 コンデンサ 62 ダイオード 63 抵抗
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも1次巻線、2次巻線、制御巻
線を備えた変圧器と、前記1次巻線に接続され、直流電
圧をオン・オフし高周波交流電圧に変換する主スイッチ
ング素子と、前記2次巻線に接続された整流平滑回路
と、前記制御巻線に接続された第1の制御素子を含む制
御回路と、からなるリンギングチョークコンバータ方式
のスイッチング電源装置において、 前記制御巻線に接続され、前記スイッチング電源装置の
出力電力を検出する出力電力検出手段と、 前記出力電力検出手段からの検出信号に基づき前記スイ
ッチング電源装置のオフ期間を制御することで、前記ス
イッチング電源装置の発振周波数を制御する発振周波数
制御手段と、を備え、 前記発振周波数制御手段は、前記出力電力検出手段の検
出信号に基づき、前記出力電力が漸次減少した場合に、
前記主スイッチング素子のオフ期間を漸次延長するよう
に制御することで、前記発振周波数が漸次高くなるのを
抑制することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項2】 前記発振周波数制御手段において、 前記第1の制御素子を含む制御回路とは別に、独立して
前記主スイッチング素子を規定時間だけ強制的にオフさ
せるように動作する第2の制御素子と、 前記規定時間をカウントするタイマー回路と、を備え、 前記出力電力検出手段の検出信号に基づき、前記出力電
力が漸次減少した場合に、前記規定時間を漸次延長する
ように制御することを特徴とする請求項1記載のスイッ
チング電源装置。 - 【請求項3】 前記タイマー回路は、コンデンサと抵抗
からなるCR時定数回路で構成され、前記出力電力検出
手段の検出信号に基づき、前記出力電力が漸次減少した
場合に、前記コンデンサの充電電流を漸次増加すること
により充電電荷を増加させ、この充電電荷が前記抵抗を
介しての放電時間を延長させることにより、前記規定時
間を漸次延長するように制御することを特徴とする請求
項2記載のスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11064208A JP2000262056A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11064208A JP2000262056A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000262056A true JP2000262056A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13251443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11064208A Pending JP2000262056A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000262056A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3389603B2 (ja) | 2000-12-27 | 2003-03-24 | サンケン電気株式会社 | スイッチング電源装置 |
| WO2005027331A1 (fr) * | 2003-09-16 | 2005-03-24 | Mornsun Guangzhou Science & Technology Ltd. | Convertisseur indirect auto-oscillant de type isolant |
| JP2007244005A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Sharp Corp | スイッチング電源装置 |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP11064208A patent/JP2000262056A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3389603B2 (ja) | 2000-12-27 | 2003-03-24 | サンケン電気株式会社 | スイッチング電源装置 |
| WO2005027331A1 (fr) * | 2003-09-16 | 2005-03-24 | Mornsun Guangzhou Science & Technology Ltd. | Convertisseur indirect auto-oscillant de type isolant |
| US7333353B2 (en) | 2003-09-16 | 2008-02-19 | Xiangyang Yin | Isolating type self-oscillating flyback converter with a soft start loop |
| JP2007244005A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Sharp Corp | スイッチング電源装置 |
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