JP2000263624A - 押出し発泡複合体の製造方法及び発泡複合体 - Google Patents

押出し発泡複合体の製造方法及び発泡複合体

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JP2000263624A JP11073506A JP7350699A JP2000263624A JP 2000263624 A JP2000263624 A JP 2000263624A JP 11073506 A JP11073506 A JP 11073506A JP 7350699 A JP7350699 A JP 7350699A JP 2000263624 A JP2000263624 A JP 2000263624A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡セルの均一性,独立気泡性が良好で,高
発泡倍率の芯材を有し,かつ軽量で剛性の高い,押出し
発泡複合体及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 芯材用発泡性樹脂を発泡させた芯材10
0の外周に表皮材30を被覆してなる発泡複合体5を押
出成形する方法。第1ダイス2から,複数列かつ複数段
に配置したノズル25より,上記芯材用発泡性樹脂10
を押出すと共に発泡させて芯材100を形成しながら,
一方上記第2ダイス33から上記表皮材30を上記芯材
100の外側に押出すと共に該表面材30を直ちに冷却
サイジング4に導き,上記芯材用発泡性樹脂の発泡力に
よって上記表皮材30を上記冷却サイジング4の内面に
押し当てて,上記複数列かつ複数段の芯材100よりな
る発泡体104の外表面に上記表皮材30を被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,土木,建材等の分野,例えばコ
ンクリート型枠,壁材,床材,天井材,棚材等に使用さ
れる発泡複合体,即ち発泡状態にある芯材(発泡芯材)
に表皮材を被覆してなる発泡複合体及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来技術】従来より,発泡剤を含有させた熱可塑性樹
脂を押出機から押し出し,発泡させて芯材とし,該芯材
の外周に表皮材を被覆して,発泡複合体とする方法が知
られている。押し出し発泡は連続的に発泡体を製造する
ことができるので生産量,製造コスト面で有利で有り,
広く行われている。
【0003】ところが,押し出し発泡によって,厚みの
大きい芯材を所望の形状どおりに作ること,またその芯
材に表皮材を被覆することは困難である。それは,発泡
剤を含んだ芯材用発泡性樹脂を正確に板状等の形状に押
し出しても,押し出された芯材用発泡性樹脂は押出機の
ダイスを出た直後に発泡する。そのため,押し出し物
は,三次元的に膨れて,目的とする形状から大きく変形
湾曲するからである。従って,こうして得られた発泡芯
材を所望の形状にするには,切削や熱プレスによってそ
の形状を矯正し,使用することになる。そのため発泡複
合体の製造工程が煩雑であると共に材料に無駄が多い。
【0004】このような煩雑と無駄を解消するために,
予め成形した発泡プラスチックの長尺体を押出機に入
れ,ダイスを用いて表皮材を被覆し,所望の形状にし,
複合体の表面強度,曲げ強度を改善する方法(例えば特
開平8−336876号公報)がある。しかしながら,
この方法は,予め成形した発泡体を用いるため工程が2
工程になり製造コストが高くなる欠点がある。
【0005】また,特開平4−282237号公報にお
いては,発泡体の表面にスキン層を得るために,発泡体
を押し出しホーミングダイで低温に冷却する,スキン層
付き発泡体の製造方法が示されている。しかし,この方
法では,スキン層が非常に薄く0.5mm以上の肉厚の
スキン層を得ることは困難である。
【0006】更に,特開平2−194922号公報にお
いては,内部が発泡樹脂層でその外周全体を非発泡樹脂
層で被覆する方法が示されている。しかし,この方法で
は芯材である発泡体と表皮材がダイス内で合流するため
に,発泡樹脂の温度が被覆する表皮材の温度近くに上昇
する。そのため,発泡樹脂の溶融粘度も下がりダイス内
の樹脂圧力も低下し,目標密度0.14〜0.02g/
l(リットル)という高発泡倍率の芯材を得ようとして
も,発泡体のセルの均一性,独立性が不充分となり,発
泡複合体として満足のいくものが得られない。また,押
出し発泡複合体には,軽量であると共に,その使用時に
おける強度確保のため剛性が高いことも要求される。
【0007】
【解決しようとする課題】本発明はかかる従来の問題点
に鑑みてなされたもので,発泡セルの均一性,独立気泡
性が良好で,高発泡倍率の芯材を有し,かつ軽量で剛性
の高い,押出し発泡複合体及びその製造方法を提供しよ
うとするものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,発泡剤を含有さ
せた熱可塑性樹脂よりなる芯材用発泡性樹脂を第1押出
機の第1ダイスから押し出し,一方非発泡熱可塑性樹脂
又は低発泡性熱可塑性樹脂よりなる表皮材を第2押出機
の第2ダイスから押し出し,両押出機の先端に設けた上
記第1ダイス及び第2ダイスの外部において,上記芯材
用発泡性樹脂からなる芯材の外周に上記表皮材を被覆し
てなる発泡複合体を押出成形する方法であって,上記第
1ダイスからは,複数列かつ複数段に配置したノズルよ
り,上記芯材用発泡性樹脂を押出すと共に発泡させて芯
材を形成しながら,一方上記第2ダイスから上記表皮材
を上記芯材の外側に押出すと共に該表面材を直ちに冷却
サイジングに導き,上記芯材用発泡性樹脂の発泡力によ
って上記表皮材を上記冷却サイジングの内面に押し当て
て,上記芯材用発泡性樹脂によって形成された複数列か
つ複数段の芯材よりなる発泡体の外表面に上記表皮材を
被覆してなる押出し発泡複合体を製造することを特徴と
する押し出し発泡複合体の製造方法である。
【0009】本発明において最も注目すべき点は,上記
芯材用発泡性樹脂を上記第1ダイスのノズルから複数列
かつ複数段に連続的に押し出すと共に,一方上記表皮材
を第2押出機の上記第2ダイスから連続的に押し出し,
芯材用発泡性樹脂は発泡させて複数列かつ複数段の芯材
からなる発泡体となし,一方表皮材は上記発泡体の外周
に被覆させていくこと,次いで直ちに冷却サイジングに
おいて所望形状に冷却賦形することである。
【0010】本発明においては,複数列かつ複数段に押
出した芯材用発泡性樹脂を第1ダイスの出口において発
泡させ,この発泡により得た芯材の周囲に上記表皮材を
被覆していく。そのため,芯材における発泡セルが均一
となり,また発泡セル膜が破れることなく独立気泡性を
有する,高倍率の発泡体が得られる。もしも,ダイス内
において芯材用発泡性樹脂の周囲に表皮材を合流させ
て,芯材用発泡性樹脂を表皮材により被覆したり,ダイ
ス内において芯材用発泡性樹脂を発泡させてダイス内で
表皮材を被覆する場合には,上記のごとき効果を得るこ
とはできない。
【0011】また,上記のごとき優れた芯材からなる発
泡体の表面に,芯材の発泡と殆ど同時に表皮材を被覆す
る。そのため,表皮材と発泡体の融着及び芯材同志の融
着が確実にできるという効果を得ることができる。ま
た,各ノズルから押出され発泡した芯材は複数列かつ複
数段に形成されると共に互いに隣接する芯材と融着して
いる。そのため,押出し発泡複合体の剛性も向上する。
また,押出し発泡複合体は,発泡体と表皮材とからなる
ので軽量である。
【0012】したがって,本発明によれば,発泡セルの
均一性,独立気泡性が良好で,高発泡倍率の芯材を有
し,かつ軽量で剛性の高い,押出し発泡複合体の製造方
法を提供することができる。
【0013】上記冷却サイジングとは,所望の形状を得
るための冷却型による成形をいう。また,所望形状に冷
却賦形とは,表皮材を冷却サイジングで冷却しながら,
芯材用発泡性樹脂の発泡圧で,発泡複合体の冷却サイジ
ングへの密着度を高めることにより,冷却しながら賦形
することをいう。
【0014】上記の表皮材としては,非発泡性又は低発
泡性の熱可塑性樹脂を用いる。上記非発泡性熱可塑性樹
脂は発泡剤を用いず,低発泡性熱可塑性樹脂は少量の発
泡剤を用いる。そして,上記熱可塑性樹脂としては,ポ
リスチレン,アクリル・ブタジェン・スチレン(AB
S),樹脂等のスチレン系樹脂,各種ポリエチレン,ポ
リプロピレン樹脂,ポリプロとαオレフィンとの共重合
体等のポリオレフィン系樹脂,ポリ塩化ビニル樹脂,酢
酸ビニル樹脂,各種ナイロン樹脂,各種アクリル樹脂,
ポリカーボネート樹脂,及びこれらの混合樹脂がある。
また,これらの樹脂に充填剤例えばタルク,炭酸カルシ
ュウム,マイカ等を添加したり,各種顔料を添加して用
いることができる。
【0015】この発明方法が特に効果を発揮するのは,
スチレン系樹脂,或いはポリプロピレン樹脂に充填剤を
添加した樹脂である。この場合には,剛性が高く,比較
的安価である。また,製品の外観を良好にするために,
前述した表皮材に少量の発泡剤を添加して,低発泡体と
して使用することが好ましい。
【0016】また,上記の芯材用発泡性樹脂としては,
発泡剤を含有させた熱可塑性樹脂を用いる。該熱可塑性
樹脂としては,上記表皮材について示した熱可塑性樹脂
と同様のものを用いることができる。また,上記発泡剤
としては,プロパン,n−ブタン,i−ブタン,ペンタ
ン,ヘキサン等の脂肪族炭化水素系,或いはシクロブタ
ン,シクロペンタン,シクロヘキサン等の環式脂肪族炭
化水素系などの揮発性発泡剤,アゾジカルボンアミド,
アゾビスイソブチルニトリル,重炭酸ナトリュム等の分
解型発泡剤がある。また,更には無機発泡剤として空
気,二酸化炭素,窒素等を用いることができる。又これ
らの発泡剤を適宜混合して用いることができる。
【0017】また,芯材用発泡性樹脂に対する発泡剤の
添加量は,好ましくは3〜15wt%である。また揮発
性の発泡剤の添加の仕方には,含有された発泡樹脂ビー
ズを用いることもできるし,例えば押出機中で発泡剤を
注入することもできる。なお,発泡体の倍率の調整は,
発泡剤の添加量,ノズルの口径,押出機の回転数,温
度,引き取り速度によって自由に変えることができる。
【0018】また,より均一性のある発泡セルを得るた
めに用いる核剤としては,ポリエチレンワックス,エチ
レンビスアミド,ヘキサブロモシクロドデカン,及びメ
タクリル酸低級アルキルエステル単位を5重量%以上含
むメタクリル酸低級アルキルエステル系重合体等の有機
系核剤,タルク,シリカ等の無機系核剤及び水から選ば
れる1種以上を用いる。これらの核剤は,芯材用発泡性
樹脂に対して0.2〜5wt%好ましくは,0.4〜
2.0wt%含有することが好ましい。
【0019】また,芯材用発泡性樹脂の出口と表皮材の
出口の間に間隙を設けておく場合には,例えば7〜50
倍という高い発泡倍率の芯材を得ることができる。
【0020】次に,請求項2の発明のように,上記第1
ダイスは,上記第2押出機との間に,上記第1ダイス内
における上記芯材用発泡性樹脂の温度が上記表皮材の温
度よりも20℃以上低い温度となるように調節するため
の断熱機構を有することが好ましい。この場合には,芯
材用の発泡性樹脂を低温で押出し,第1ダイス内で極め
て高い背圧をかけて押出すことができ,高倍率の発泡セ
ルの均一性,独立性を得ることができる。
【0021】即ち,芯材用発泡性樹脂に発泡剤を含有さ
せて押出すと,一般的に樹脂の溶融粘度が下がり,押出
機内の背圧がかからず,更に第1ダイスの出口の背圧も
かからず発泡倍率が上がらない。しかし,上記のごと
く,温度調整して,樹脂温度を低くした場合は,樹脂の
溶融粘度が上がるため,上記高い背圧が可能となり,上
記効果が得られる。また,上記断熱機構としては,例え
ば実施形態例に示すごとき,熱媒チャンバー方式,或い
は断熱板方式,空気冷却チャンバー方式などを用いる。
【0022】次に,請求項3の発明のように,上記芯材
用発泡性樹脂は,上記第1ダイスに設けた,ノズル1個
の開口面積が30mm2以下の複数列かつ複数段のノズ
ルから押し出すと共に,発泡倍率7〜50倍に発泡させ
ることが好ましい。この場合には,芯材用発泡性樹脂の
背圧が上がり発泡倍率を高めることができる。
【0023】次に,上記ノズルの開口面積が30mm2
未満の場合には,同じノズルから,同形状の円柱状発泡
体が成形され,1本1本の発泡倍率がより一層均一とな
る。なお,上記ノズルから成形される発泡体は,円形
状,楕円形状,或いは四角形以上の多角形の形状でも良
い。なお,上記ノズルの開口面積の下限については,加
圧困難性,目づまり等の点から0.03mm2とするこ
とが好ましい。また,上記発泡倍率が7倍未満の場合に
は軽量化が不充分となり,コストが高くなるおそれがあ
り,一方50倍を越えると独立気泡性が低下し,強度の
弱い発泡体となるおそれがある。
【0024】次に,請求項4の発明のように,上記芯材
用発泡性樹脂は,ポリスチレン系樹脂75〜97.8重
量%と発泡剤2〜20重量%と核剤0.2〜5重量%と
よりなり,上記表皮材はスチレン系熱可塑性樹脂である
ことが好ましい。この場合には,ポリスチレン系樹脂は
汎用樹脂で比較的原料価格も安く,発泡剤の保持力も高
い上成形性が良い。また,核剤を用いることで発泡セル
の均一性も良く,発泡倍率も高倍となり,秤量当りの剛
性,コスト面も有利となる。
【0025】上記ポリスチレン系樹脂が75重量%未満
では,高発泡となりすぎ強度が弱くなるという問題があ
り,一方97.8重量%を超えると,発泡倍率が低く軽
量化が充分達成できないという問題がある。
【0026】また,発泡剤が2重量%未満では高発泡倍
率が得られず,一方20重量%を超えると発泡倍率が上
がりすぎ,強度の弱い芯材となる。また,余分の発泡ガ
スのために表皮材と芯材間にガス溜りができ,表皮材と
芯材とが融着し難いという問題がある。また,核剤が
0.2重量%未満では発泡セルの均一化を図ることが困
難となり,一方5重量%を超えても発泡セルの均一化は
向上せず,経済的に不利になる。なお,好ましくは1〜
4重量%である。
【0027】次に,請求項5の発明のように,上記表皮
材はスチレン系熱可塑性樹脂70〜30重量%とオレフ
ィン系熱可塑性樹脂30〜70重量%とからなる主成分
と,該主成分100重量%に対して熱可塑性エラストマ
ーを1〜7重量%配合してなることが好ましい。
【0028】この場合には,オレフィン系熱可塑性樹脂
を用いることによりスチレン系熱可塑性樹脂の欠点であ
る耐薬品性が向上する。また,熱可塑性エラストマーを
付与することによって,互いに相溶性が向上し,耐薬品
性,耐熱性,更に外観の優れた製品を得ることができ
る。
【0029】上記スチレン系熱可塑性樹脂が70重量%
を超えると耐薬品性,耐熱性が悪くなるという問題があ
り,一方30重量%未満では芯材との融着不良の問題が
ある。また,オレフィン系熱可塑性樹脂が30重量%未
満では,耐薬品性,耐熱性が悪くなるという問題があ
り,一方70重量%を超えると芯材との融着性が不良に
なるという問題がある。
【0030】また,熱可塑性エラストマーが1重量%未
満の場合は,オレフィン系熱可塑性樹脂とスチレン系熱
可塑性樹脂との相溶性が悪くなり外観不良の問題があ
る。一方7重量%を超えると表皮材の剛性が低下し,出
来上がった発泡複合体の剛性が低下するという問題があ
る。
【0031】次に,請求項6の発明のように,上記熱可
塑性エラストマーは,スチレン・ブタジエン・スチレン
(SBS)又はスチレン・エチレン・ブタジエン・スチ
レン(SEBS)であることが好ましい。この場合に
は,相溶性が良く,表皮材の外観性に優れた発泡複合体
を得ることができる。
【0032】次に,請求項7の発明のように,芯材用発
泡性樹脂を発泡させてなる複数列かつ複数段の芯材より
なる発泡体と,該発泡体の周囲を一体的に被覆してなる
非発泡熱可塑性樹脂又は低発泡性熱可塑性樹脂よりなる
表皮材とよりなり,かつ上記複数列かつ複数段の芯材は
その隣接部分が互いに融着していることを特徴とする押
出し発泡複合体がある。
【0033】この場合には,各芯材の発泡性が均一でこ
れらを表皮材が一体的に被覆してなる,発泡セルの均一
性,独立気泡性が良好で高発泡倍率の芯材を有し,かつ
軽量で剛性の高い発泡複合体を提供することができる。
かかる押出し発泡複合体は,上記製造方法により得るこ
とができる。
【0034】次に,請求項8の発明のように,上記表皮
材の肉厚は,複数列かつ複数段の芯材よりなる発泡体の
肉厚の0.1〜25%であることが好ましい。この場合
には,特に軽くて,剛性が高く,コストが低いという効
果を得ることができる。上記肉厚が0.1%未満では発
泡複合体の剛性が低下し,一方25%を超えると剛性は
向上するが,複合体が重くなり,コストも高くなるとい
う問題がある。
【0035】次に,請求項9の発明のように,上記各芯
材はその表面に上記芯材用発泡性樹脂によるスキン層を
有し,該スキン層は互いに融着していることが好まし
い。この場合には,各芯材が上記スキン層によって覆わ
れ,かつスキン層は互いに融着しているので,特に押出
し発泡複合体の剛性が高くなる。なお,上記スキン層の
厚みは0.1〜20μmとすることが好ましい。0.1
μm未満では,剛性向上の効果が低く,一方20μmを
越えるとスキン層が互いに十分に融着しないおそれがあ
る。
【0036】次に,請求項10の発明のように,上記芯
材はポリスチレン系樹脂であり,表皮材はスチレン系熱
可塑性樹脂であることが好ましい。この場合には,剛性
の高い発泡複合体となると共に,ポリスチレン系樹脂が
汎用樹脂のため比較的安価な発泡複合体を得ることがで
きる。
【0037】次に,請求項11の発明のように,上記表
皮材はスチレン系熱可塑性樹脂70〜30重量%とオレ
フィン系熱可塑性樹脂30〜70重量%とからなる主成
分と,該主成分100重量%に対して熱可塑性エラスト
マーを1〜7重量%配合してなることが好ましい。この
場合には,上記請求項5と同様の効果を得ることができ
る。
【0038】次に,請求項12の発明のように,上記熱
可塑性エラストマーは,スチレン・ブタジエン・スチレ
ン(SBS)又はスチレン・エチレン・ブタジエン・ス
チレン(SEBS)であることが好ましい。この場合に
は,上記請求項6と同様の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる押出し発泡複合体及びその
製造方法につき,図1〜図5を用いて説明する。まず,
本例において得ようとする発泡複合体5は,図5に示す
ごとく,芯材用発泡性樹脂を発泡させてなる複数列かつ
複数段,即ち5列,2段の芯材100と,これらの周囲
を一体的に被覆してなる非発泡熱可塑性樹脂又は低発泡
性熱可塑性樹脂よりなる表皮材30とよりなる。
【0040】また,上記複数列かつ複数段の芯材100
は,その隣接部分のスキン層15が互いに融着してい
る。即ち,各芯材100は,多数の発泡粒子101から
なりその周囲はスキン層15により囲まれている。そし
て,各スキン層15は互いに融着している。これによっ
て,複数列かつ複数段の芯材が一体化された発泡体10
4を形成している。上記のスキン層15は,成形時にノ
ズルから吐出される際に形成される。
【0041】次に,上記発泡複合体5を製造するに当っ
ては,図1,図4に示すごとく,発泡剤を含有させた熱
可塑性樹脂よりなる芯材用発泡性樹脂10を第1押出機
1の第1ダイス2から押し出し,一方非発泡熱可塑性樹
脂又は低発泡性熱可塑性樹脂よりなる表皮材30を第2
押出機3の第2ダイス33から押し出す。そして,両押
出機の先端に設けた上記第1ダイス2及び第2ダイス3
3の外部において,上記芯材用発泡性樹脂からなる芯材
100の外周に上記表皮材30を被覆してなる発泡複合
体5を押出成形する。
【0042】そして,上記第1ダイス2からは,複数列
かつ複数段に配置したノズル25より,上記芯材用発泡
性樹脂10を押出すと共に発泡させて芯材100を形成
しながら,一方上記第2ダイス33から上記表皮材30
を上記複数列かつ複数段の芯材100の外側に押出すと
共に該表面材30を直ちに冷却サイジング4に導く。こ
のとき,上記芯材用発泡性樹脂の発泡力によって,上記
表皮材30を上記冷却サイジング4の内面に押し当て
て,上記芯材用発泡性樹脂によって形成された複数列か
つ複数段のの芯材5よりなる発泡体104の外表面に上
記表皮材30を被覆する。
【0043】以下,これらにつき詳述する。まず,上記
押出発泡成形を実施するための発泡成形装置は,図1〜
図4に示すごとく,第1ダイス2に芯材用発泡性樹脂1
0を送入する第1押出機1,及び第2ダイス33に表皮
材30を送入する第2押出機3とを有する。そして,第
1ダイス2の後流側には冷却サイジング4,冷却水槽4
5,引取機46を順次配設してなる(図4)。
【0044】第1ダイス2は,図1〜図3に示すごと
く,芯材用発泡性樹脂10を押し出す,10個のノズル
25と,該ノズル25へ芯材用発泡性樹脂10をガイド
するガイド部24とを有する。ガイド部24の間には,
これらを区画するマニホールド23が設けてある。ま
た,図1,図4に示すごとく,上記10個のノズル25
の周囲には,これらを取り囲むように,表皮材出口とし
ての環状長方形の,表皮材形成用のスリット28が設け
てある。
【0045】また,第2押出機3は,表皮材30を上記
スリット28へガイドするための流路32を有する。ま
た,図3に示すごとく,第1ダイス2は,第2押出機3
の第2ダイス33における装着穴35内に挿入配置され
る。これにより,第1ダイス2と第2ダイス33との間
に上記スリット28が形成される。
【0046】また,上記第1ダイス2は,上記第2押出
機3の第2ダイス33との間に,上記第1ダイス2内に
おける上記芯材用発泡性樹脂10の温度が上記表皮材3
0の温度よりも20℃以上低い温度となるように調節す
るための,断熱機構としてのチャンバー22を有する。
このチャンバー22は,熱媒流路構造を有し,その内部
に熱媒が流通するようになっている。
【0047】次に図1〜図4を用いて製造方法について
詳しく説明する。第1押出機1から押し出された芯材用
発泡性樹脂10は第1押出機1と第1ダイス2を接続す
るジョイント11を通り第1ダイス2に導かれる。第1
ダイス2の空間部21は,幅方向に溶融樹脂を均一に広
げるためのコートハンガー形状部で,しかも中央部は外
周部に比べ樹脂流路間隙を狭めてある。芯材用発泡性樹
脂10は,後方部のマニホールド23に流れ,より均一
化され,各ノズル25に導かれ,最終的に第1ダイス2
の先端に設けたノズル25からダイス外へ押し出されて
発泡して行く。
【0048】一方,表皮材30は第2押出機3の第2ダ
イス33から押し出され,流路32で幅方向に広げられ
上下両側面に均一に肉厚が分流され,第1ダイス2の出
口に導かれる。第1ダイス2の出口は上記スリット28
を有し,第2押出機3のスクリュー回転数によって表皮
材30の肉厚が芯材肉厚の25%以下になるように調整
する。
【0049】そして,上記複数列かつ複数段の各ノズル
25から押し出された芯材用発泡性樹脂10は,そこで
発泡して合計10個の芯材100となる。これら芯材1
00の各スキン層15は互いに融着する。そして,これ
ら10個の芯材100からなる発泡体104の外周を上
記表皮材30が覆った成形品が得られる。
【0050】このとき,上記芯材10の発泡力によっ
て,上記表皮材30は冷却サイジング4の冷却材の内側
面に押し当てられる。そして,表皮材30と発泡体10
4の外周面とが融着される。なお,上記芯材用発泡性樹
脂10の発泡は,上記スリット28により形成された角
筒箱状の上記表皮材30の中で行なわれる。この成形品
は,冷却サイジング4の内部,冷却水槽45を経てキャ
タピラ式の引取機46により引き取られていく。
【0051】以上により,図5に示すごとく,複数列か
つ複数段の10個の芯材100が融着して形成された発
泡体104とその周囲を一体的に被覆した表皮材30と
からなる発泡複合体5が得られる。そして,各芯材10
0は,それぞれその外周にスキン層15を有し,このス
キン層15の隣接部分は互いに融着している。
【0052】また,隣接するスキン層15の間,及びス
キン層15と表皮材30との間には,菱形状,半菱形三
角状又は四角状の小さい間隙16が形成されている(図
5)。この間隙16は,押出し発泡複合体を上記のごと
く成形する際に,各芯材100が発泡して,芯材100
間の間隔が小さくなっていくとき,これらの間に残存し
ている空気を後方側,即ち第1ダイス2側へスムーズに
排出していくガス排出路の役目又は前方側へのガス排出
路の役目を果す。これにより,芯材100の発泡が円滑
に行なわれ均一に発泡した芯材が得られる。
【0053】本例においては,複数列かつ複数段に押し
出した芯材用発泡性樹脂10を,第1ダイス2の出口に
おいて発泡させ,この発泡により得た複数列かつ複数段
の芯材100からなる発泡体100の周囲に上記表皮材
30を被覆していく。そのため,芯材100における発
泡セルが均一となり,また独立気泡性即ち発泡セル膜が
破れることなく,高倍率の発泡体が得られる。
【0054】もしも,第1ダイス内において芯材用発泡
性樹脂10の周囲に表皮材30を合流させて,芯材用発
泡性樹脂を表皮材により被覆したり,第1ダイスにおい
て芯材用発泡性樹脂を発泡させて第1ダイス内で表皮材
30を被覆する場合には,上記のごとき効果を得ること
はできない。
【0055】また,ノズル25を設けた第1ダイス出口
面20と,表皮材の出口であるスリット28との間に,
環状長方形のスキ間361を設定してある(図2)。そ
のため,例えば7〜50倍という高い発泡倍率の芯材を
得ることができる。
【0056】また,上記のごとき優れた芯材100から
なる発泡体104の表面に,芯材の発泡と殆ど同時に表
皮材30を被覆する。そのため,表皮材30と発泡体1
04との融着及び芯材100同志の融着が確実にできる
という効果を得ることができる。また,各ノズルから押
出され発泡した芯材は複数列かつ複数段に形成されると
共に互いに隣接する芯材100と融着している。そのた
め,押出し発泡複合体5の剛性も向上する。また,押出
し発泡複合体5は,発泡体と表皮材とからなるので軽量
である。
【0057】実施形態例2 次に,本発明の具体的実施例及び比較例について説明す
る。表皮材として,アクリル・ブタジェン・スチレン
(ABS)樹脂を用い,第1押出機は,65mm口径,
L/D=24,圧縮比=2.4のフルフライトのスクリ
ューを用い,シリンダーの温度は,ホッパー側より,1
80−190−200−200℃とし,第2ダイスは2
00℃とした。スクリュー回転数は30RPMとした。
第2ダイス出口の樹脂の温度は200℃であった。
【0058】芯材用発泡性樹脂としては,発泡剤として
のブタン7wt%を含侵したポリスチレン樹脂を用い
た。また,ポリスチレン樹脂100wt%に対して核剤
としてタルク1.2wt%を混合した。第2押出機は,
45mm口径,L/D=20,圧縮比=2.4のフルフ
ライトのスクリューを用い,シリンダーの温度は,ホッ
パー側より,110−120−120℃とし,ダイスヘ
ッドは130℃とした。断熱チャンバーの熱媒の温度は
130℃とし,ポンプで循環した。スクリュー回転数
は,35RPMとした。ダイス出口での発泡性樹脂温度
は120℃であった。
【0059】第2ダイス出口における表皮材の温度は1
95℃,芯材用発泡性樹脂の温度は125℃であつた。
表皮材と芯材用発泡性樹脂の温度差(ΔT)は70℃で
あった。表皮材を押し出すスリットの形状は,内側18
mm×193mm,外側20mm×195mmの長方形
のスリット状にし,スリットの間隙は,1mmとした。
芯材用発泡性樹脂用の第2ダイスの形状は,縦35m
m,横187mmの大きさの縦方向の中央部に,直径
2.5mmのノズルをピッチ21.5mmの間隙で配置
し,両端は,7.5mmとした。
【0060】冷却サイジングにおける冷却板の形状は縦
50mm,横200mmの箱状とし,中間部から上下に
割れる形状にし,温度30℃とし,発泡複合体を冷却し
た。引き取り速度は1m/分で成形した。
【0061】得られた発泡複合体は,外観は極めて良好
で,表皮材30の平均肉厚は1.0mmで,芯材100
の発泡状態は均一で平均発泡倍率は15倍であった。ま
た,表皮材30と発泡体104の外周面とは融着し,1
0個の芯材の被膜15間の融着も十分であった。上記ス
キン層15は1〜20μmの厚みであった。
【0062】実施形態例3 表皮材として,ポリプロピレン樹脂60wt%に充填剤
としてタルク40wt%を含有した樹脂を用い,シリン
ダーの温度は,ホッパー側より,190−200−21
0−210℃とし,第2ダイスは210℃とした。第1
ダイス出口における表皮材の温度は200℃,芯材用発
泡性樹脂の温度は125℃であつた。樹脂温度差(Δ
T)は75℃であった。芯材の平均発泡倍率は15倍で
発泡状態も均一であった。また,表皮と芯材は異種材料
のため融着は不充分であったが,芯材の層間の融着は十
分で,発泡複合体の剛性は充分に高かった。それ以外
は,実施形態例2と同じであった。
【0063】実施形態例4 本例は,図6に示すごとく,芯材100を3列2段毎
に,左右に区分するようにリブ305を設けた例を示
す。上記リブ305は,発泡複合体5の厚み方向に,1
ケ所に設けられ,その材料及び厚みは表皮材30と同じ
である。
【0064】この押出し発泡複合体5の成形に当って
は,ダイスに上記リブ305を形成するための押出口を
設けておく。本例により得られた押出し発泡複合体5
は,上記リブ305を有するので,強度が高い。その他
は実施形態例1と同様であり,実施形態例1と同様の効
果を得ることができる。
【0065】実施形態例5 本例は,図7に示すごとく,6列3段の芯材100から
なる発泡体104を表皮材30により被覆した押出し発
泡複合体5である。その他は実施形態例1と同様であ
る。
【0066】実施形態例6 本例は,図8に示すごとく,左方に凹部58,右方に凸
部59を有する押出し発泡複合体5を示す。該押出し発
泡複合体5は,複数列かつ複数段の芯材100からなる
発泡体104と,その表面に被覆した表皮材30とより
なる。該押出し発泡複合体5は,図8の左右方向におい
て,上記凹部58に上記凸部59を嵌合して,施工して
いく,パネル材として用いられる。その他は,実施形態
例1と同様である。
【0067】実施形態例7 本例は,図9に示すごとく,2段の芯材100を有する
押出し発泡複合体5である。そして,上段の6個の芯材
100と,下段の複数の芯材100とはその中心が半個
分づつズレた状態にある。その他は実施形態例1と同様
である。
【0068】実施形態例8 本例は,図10に示すごとく,上下2段の芯材100を
有する押出し発泡複合体5である。そして,下段の芯材
100は,上段の芯材100の半分の厚みである。ま
た,下段の1つの芯材は,上段の1つの芯材の1.5倍
の幅を有している。その他は実施形態例1と同様であ
る。
【0069】実施形態例9 本例は,図11に示すごとく,第1ダイスに設ける各種
のノズル形状を示している。同図の(A)は円形6,
(B)は四隅に円弧部611を有する角形61,(C)
は頂部621が半円状の十字形62,(D)は四隅に突
出円弧部631を有する四角形63,(E)は二隅に突
出円弧部631を有する四角形63,(F)は一隅にに
突出円弧部631を有する四角形63,(G)は細長形
状の長方形64である。
【0070】これらの各種ノズル形状は,所望する芯材
の断面形状に応じて,適宜選択する。例えば,(A),
(B)のノズル形状の場合は,発泡複合体の内部に位置
する芯材の押出し用ノズルに用いることが好ましい。ま
た,発泡倍率が低く,芯材間の間隙16(図5参照)が
大きくなる場合には,(C),(D)のノズルが好まし
い。この場合は,上記頂部621,突出円弧部631か
らの押出発泡部分が間隙16の間の一部分又は全部を埋
める。そのため,間隙16が小さい均一な発泡複合体が
得られる。
【0071】また,(E),(F)については多数列,
多数段の芯材の中でコーナー部分に位置する芯材を押出
す場合のノズルとして好ましい。この場合には,発泡複
合体のコーナー部と表皮材との間の間隙を上記突出円弧
部631からの押出発泡部分で埋めることができ,コー
ナー部分の剛性を高めることができる。なお,上記
(A)〜(G)は,代表的なものを例示したもので,こ
れに限定されるものではない。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば,発泡セルの均一性,独
立気泡性が良好で,高発泡倍率の芯材を有し,かつ軽量
で剛性の高い,押出し発泡複合体及びその製造方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかる,発泡複合体の成形装置
の断面説明図。
【図2】実施形態例1にかかる,発泡複合体の成形装置
の第1ダイスの先端部の説明図。
【図3】実施形態例1にかかる,発泡複合体の成形装置
の第2押出機に第1ダイスを組付ける状態の説明図。
【図4】実施形態例1にかかる,発泡複合体の成形装置
の全体平面図。
【図5】実施形態例1において,得られた発泡複合体の
断面斜視図。
【図6】実施形態例4において,得られた発泡複合体の
断面斜視図。
【図7】実施形態例5において,得られた発泡複合体の
断面斜視図。
【図8】実施形態例6において,得られた発泡複合体の
断面斜視図。
【図9】実施形態例7において,得られた発泡複合体の
断面斜視図。
【図10】実施形態例8において,得られた発泡複合体
の断面斜視図。
【図11】実施形態例9における,第1ダイスのノズル
の各種断面形状の説明図。
【符号の説明】
1..第1押出機, 10...芯材用発泡性樹脂, 100...芯材, 104...発泡体, 2...第1ダイス, 25...ノズル, 3...第2押出機, 30...表皮材, 305...リブ, 5...発泡複合体,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 忠 三重県四日市市川尻町1000番地 三菱化学 ビーエーエスエフ株式会社内 Fターム(参考) 4F207 AA03 AA13 AA45 AA46 AB02 AG01 AG03 AG20 AH43 AH46 AR06 KA01 KA11 KB22 KK76 KL58 KL65

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡剤を含有させた熱可塑性樹脂よりな
    る芯材用発泡性樹脂を第1押出機の第1ダイスから押し
    出し,一方非発泡熱可塑性樹脂又は低発泡性熱可塑性樹
    脂よりなる表皮材を第2押出機の第2ダイスから押し出
    し,両押出機の先端に設けた上記第1ダイス及び第2ダ
    イスの外部において,上記芯材用発泡性樹脂からなる芯
    材の外周に上記表皮材を被覆してなる発泡複合体を押出
    成形する方法であって,上記第1ダイスからは,複数列
    かつ複数段に配置したノズルより,上記芯材用発泡性樹
    脂を押出すと共に発泡させて芯材を形成しながら,一方
    上記第2ダイスから上記表皮材を上記芯材の外側に押出
    すと共に該表面材を直ちに冷却サイジングに導き,上記
    芯材用発泡性樹脂の発泡力によって上記表皮材を上記冷
    却サイジングの内面に押し当てて,上記芯材用発泡性樹
    脂によって形成された複数列かつ複数段の芯材よりなる
    発泡体の外表面に上記表皮材を被覆してなる押出し発泡
    複合体を製造することを特徴とする押し出し発泡複合体
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記第1ダイスは,
    上記第2押出機との間に,上記第1ダイス内における上
    記芯材用発泡性樹脂の温度が上記表皮材の温度よりも2
    0℃以上低い温度となるように調節するための断熱機構
    を有することを特徴とする押出し発泡複合体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記芯材用発
    泡性樹脂は,上記第1ダイスに設けた,ノズル1個の開
    口面積が30mm2以下の複数列かつ複数段のノズルか
    ら押し出すと共に,発泡倍率7〜50倍に発泡させるこ
    とを特徴とする押出し発泡複合体の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記芯材用発泡性樹脂は,ポリスチレン系樹脂75〜9
    7.8重量%と発泡剤2〜20重量%と核剤0.2〜5
    重量%とよりなり,上記表皮材はスチレン系熱可塑性樹
    脂であることを特徴とする押出し発泡複合体の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記表皮材はスチレン系熱可塑性樹脂70〜30重量%
    とオレフィン系熱可塑性樹脂30〜70重量%とからな
    る主成分と,該主成分100重量%に対して熱可塑性エ
    ラストマーを1〜7重量%配合してなることを特徴とす
    る押出し発泡複合体の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記熱可塑性エラス
    トマーは,スチレン・ブタジエン・スチレン(SBS)
    又はスチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン(SE
    BS)であることを特徴とする押出し発泡複合体の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 芯材用発泡性樹脂を発泡させてなる複数
    列かつ複数段の芯材よりなる発泡体と,該発泡体の周囲
    を一体的に被覆してなる非発泡熱可塑性樹脂又は低発泡
    性熱可塑性樹脂よりなる表皮材とよりなり,かつ上記複
    数列かつ複数段の芯材はその隣接部分が互いに融着して
    いることを特徴とする押出し発泡複合体。
  8. 【請求項8】 請求項7において,上記表皮材の肉厚
    は,複数列かつ複数段の芯材よりなる発泡体の肉厚の
    0.1〜25%であることを特徴とする押出し発泡複合
    体。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において,上記各芯材は
    その表面に上記芯材用発泡性樹脂によるスキン層を有
    し,該スキン層は互いに融着していることを特徴とする
    押出し発泡複合体。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか一項におい
    て,上記芯材はポリスチレン系樹脂であり,表皮材はス
    チレン系熱可塑性樹脂であることを特徴とする押出し発
    泡複合体。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか一項におい
    て,上記表皮材はスチレン系熱可塑性樹脂70〜30重
    量%とオレフィン系熱可塑性樹脂30〜70重量%とか
    らなる主成分と,該主成分100重量%に対して熱可塑
    性エラストマーを1〜7重量%配合してなることを特徴
    とする押出し発泡複合体。
  12. 【請求項12】 請求項11において,上記熱可塑性エ
    ラストマーは,スチレン・ブタジエン・スチレン(SB
    S)又はスチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン
    (SEBS)であることを特徴とする押出し発泡複合
    体。
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