JP2000264763A - K2O−CaO−SiO2系結晶物質および緩効性カリ肥料 - Google Patents
K2O−CaO−SiO2系結晶物質および緩効性カリ肥料Info
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Abstract
新規なK2O−CaO−SiO2系結晶物質を提供する
こと、および安定した緩効性を発揮することができる緩
効性カリ肥料を提供すること。 【解決手段】 K2O・2CaO・2SiO2で表され
る結晶構造とすることにより、水に溶け難いK2O−C
aO−SiO2系結晶物質とする。また、このような構
造の結晶を含有することにより、安定した緩効性を示す
緩効性カリ肥料を得ることができる。
Description
SiO2系結晶物質および緩効性カリ肥料緩効性カリ肥
料に関する。
のであり、中でも窒素、燐酸、カリウムは三大成分とし
て育成に合わせて施肥される。このような肥料は土壌に
施され、灌水に溶解し植物の根から少しずつ時間をかけ
て吸収される。
て行われるので、この間に吸収されずに流れ去ってしま
うものもある。水に溶けやすい肥料ではこのように流れ
去る分が多く、このような肥料では少量ずつ何回も手間
をかけて施肥する必要があった。
なように、近年、1回の施肥で長期間にわたって作物を
育成することができる肥料、すなわち土壌中で徐々に溶
出して肥効が長期間持続する肥料(緩効性肥料)が要望
されるようになってきた。
単独に含むものや複合して含むもの、あるいは補助要素
を同時に含むもの等種々のものが提案され、製造されて
いる。これら三大肥料の中でも、カリウムは、生育の初
期には少量でよいが、結実期には多量に必要とされ、緩
効性カリ肥料が重要視されている。
して難溶であるが植物の根から分泌するクエン酸水溶液
には溶けるク溶性カリ肥料が用いられている。なお、ク
溶とは2wt%クエン酸水溶液に可溶であることをい
う。このような水に難溶なク溶性カリ肥料は、灌水によ
る流出が防止されるとともに、根から分泌されるクエン
酸には溶解するので、根の発育にともなって分泌するク
エン酸が増加するに従い、その吸収量も増加する。した
がって、理想的な緩効性を示す。
は、例えば、特開昭55−5785号公報に開示された
ものがある。この公報には、火力発電所の排ガス集塵装
置から回収されるフライアッシュに炭酸カリや苛性カリ
などのカリウム源を加え、この配合原料を800から1
100℃で焼成し、固相反応によってフライアッシュ成
分とカリウム分とを化合させたク溶性の緩効性カリ肥料
が示されている。
カリウム源とを主成分とし、この両者にAl2O3、ア
ルカリ土類金属酸化物、Fe2O3などが結合した焼結
体であり、K2Oを22%程度含み、K2Oが高い比率
でク溶化されており、水溶性のK2Oがわずかしか存在
せず、良好な緩効性を示すことが記載されている。
効性カリ肥料は、焼結により製造されるものであり、固
相反応により結晶化されるものであるから、均一に反応
しにくい。そのため、その焼成条件や原料であるフライ
アッシュの組成等が変化すると、生成する結晶の種類、
存在割合、得られる結晶の結晶性等が大きく変化し、そ
れにともなって溶解性が大幅に変化する。したがって、
適度な緩効性を有するものを製造しようとする場合に
は、カリ以外の原料の組成および焼成条件を厳密に制御
する必要があり、製造しにくいという問題点がある。
ては、K2O・CaO・SiO2、2K2O・CaO・
3SiO2、K2O・3CaO・6SiO2、2K2O
・CaO・6SiO2等のK2O−CaO−SiO2系
の結晶が知られている。しかし、いずれも水に溶けやす
く、これら単独では緩効性カリ肥料として使用すること
ができない。このため、これらの化合物とともに種々の
物質を存在させて、水への溶解性を調整せざるを得な
い。水に溶解し難いK2O−CaO−SiO2系の結晶
が存在すれば比較的容易にク溶性カリ肥料を製造するこ
とができるが、このような水に難溶なK2O−CaO−
SiO2系の結晶物質は未だ見出されていない。
のであって、水に溶け難く、緩効性カリ肥料に適した全
く新規なK2O−CaO−SiO2系結晶物質を提供す
ることを目的とする。また、安定した緩効性を発揮する
ことができる緩効性カリ肥料を提供することを目的とす
る。
に、第1発明は、K2O・2CaO・2SiO2で表さ
れる結晶構造を有することを特徴とするK2O−CaO
−SiO2系結晶物質を提供する。
2で表される結晶構造を有するK2O−CaO−SiO
2系結晶を含むことを特徴とする緩効性カリ肥料を提供
する。
おいて、K2O・2CaO・2SiO2で表される結晶
構造を有するK2O−CaO−SiO2系結晶と、K2
Oを含むガラス体とを主体とすることを特徴とする記載
の緩効性カリ肥料を提供する。
おいて、K2O・2CaO・2SiO2で表される結晶
構造を有するK2O−CaO−SiO2系結晶と、実質
的にK2Oを含まないCaO−SiO2系結晶と、K2
Oを含むガラス体とを主体とすることを特徴とする緩効
性カリ肥料を提供する。
効性カリ肥料において、K2O・2CaO・2SiO2
で表される結晶構造以外の結晶構造を有するK2O−C
aO−SiO2系結晶が含まれていることを特徴とする
緩効性カリ肥料を提供する。
ずれかにおいて、K2O、SiO2、およびCaOを必
須成分とし、Al2O3、MgO、MnO、FetOを
選択成分とすることを特徴とする緩効性カリ肥料を提供
する。
おいて、溶融状態から固化されたことを特徴とする緩効
性カリ肥料を提供する。
おいて、溶融金属存在下で溶融スラグにカリ源を加えて
固化されたことを特徴とする緩効性カリ肥料を提供す
る。
化物の総称であって、FeOおよびFe2O3の両方を
含むものである。また、マンガン酸化物は、通常、Mn
Oであるが、本発明では水に難溶であればマンガンは必
ずしも2価に限定されるものではない。
明する。本発明においては、新規なK2O−CaO−S
iO2系結晶物質として、K2O・2CaO・2SiO
2で表される結晶構造を有するものを提供するものであ
る。
よびX線回折の結果から、全く新規なK2O−CaO−
SiO2系の結晶物質としてK2O・2CaO・2Si
O2の存在を見出した。
モル比を1:2:2に調整した原料を大気雰囲気下で焼
結させ、SEM観察、EDX分析およびX線回折を行っ
た結果、SEM観察によりほぼ単相であることが確認さ
れ、EDXによる半定量によりK:Ca:Siのモル比
が1:1:1、つまりK2O:CaO:SiO2のモル
比が1:2:2であることが確認され、しかもX線回折
によりバックグラウンドの少ないきれいな回折パターン
が得られ、この回折パターンは既存物質とは異なるもの
であった。このことから、ほぼK2O・2CaO・2S
iO2の結晶からなる新規物質が形成されたことが確認
された。この試料について、水溶性K2Oの量(水溶
率)およびク溶性K2Oの量(ク溶率)を測定したとこ
ろ、それぞれ16.4%および98.7%であった。
で表される結晶構造を有し、水に難溶性であり、良好な
ク溶性を示す結晶物質が見出されたのである。この点、
従来から知られていたK2O−CaO−SiO2系の結
晶物質であるK2O・CaO・SiO2、2K2O・C
aO・3SiO2、K2O・3CaO・6SiO2、2
K2O・CaO・6SiO2等とは異なる性質を有する
ものであり、緩効性カリ肥料として好適である。
2O・2CaO・2SiO2で表される結晶構造を有す
る水に難溶性の結晶性物質を含む緩効性カリ肥料を提供
する。
・2CaO・2SiO2で表される結晶構造を有する結
晶であってもよいし、その一部がK2O・2CaO・2
SiO2で表される結晶構造を有する結晶であってもよ
い。
される結晶構造を有する結晶である場合には、全体とし
て緩効性を示せば、その他の成分は通常緩効性カリ肥料
に含まれるものであればよい。
・2SiO2で表される結晶構造を有する結晶と、K2
Oを含むガラス体とを主体とするもの、および(2)K
2O・2CaO・2SiO2で表される結晶構造を有す
るK2O−CaO−SiO2系結晶と、実質的にK2O
を含まないCaO−SiO2系結晶と、K2Oを含むガ
ラス体とを主体とするものを挙げることができる。ま
た、K2O・2CaO・2SiO2で表される結晶構造
以外の結晶構造を有するK2O−CaO−SiO 2系結
晶は上述したように水に溶けやすいが、緩効性が維持さ
れれば多少は含まれていてもよい。
ようなカリ肥料を得るためには、原料としてK2O、S
iO2、およびCaOを必須成分とし、Al2O3、M
gO、MnO、FetOを選択成分とするものを用いる
ことが好ましい。
解し難いK2O・2CaO・2SiO2の結晶と、やは
り水に溶解し難いK2O含有ガラス体が存在しているた
め、K2Oが緩やかに溶解し、K2O肥料として適切な
緩効性を示す。また、肥料を構成する結晶が固定されて
いるため、安定性が高い。さらに、結晶とガラス体との
混合体であるから、全てガラス化または結晶化するより
も製造が容易である。
2Oを含まないCaO−SiO2系結晶は水に溶解しや
すいが、K2Oの溶解には影響を与えないため、やは
り、K 2Oが緩やかに溶解し、K2O肥料として適切な
緩効性を示す。また、肥料を構成する結晶の結晶系が固
定的であるため、安定性が高い。さらに、実質的にK2
Oを含まないCaO−SiO2系結晶は晶出しやすく、
上記(1)よりも製造が容易である。
るためには、典型的には、原料を一旦溶融させてから冷
却することにより一部を結晶化させる。そして、Mg
O、MnOおよびFeOの他の2価金属の酸化物は、C
aOのサイトに置換固溶してこれらの結晶に入り込む
か、または水に溶解し難い結晶構造の一部を構成するも
のと考えられる。なお、上記(1)および(2)の状態
は、原料組成および溶融後の冷却条件を適切に制御する
ことにより得ることができる。
2で表される結晶構造を有する結晶である場合に、残部
が結晶のみであってもよいが、残部の結晶は、実質的に
K2Oを含まないCaO−SiO2系結晶を主体とする
ことが好ましい。また、この場合でもK2O・2CaO
・2SiO2で表される結晶構造以外の結晶構造を有す
るK2O−CaO−SiO2系結晶は、緩効性が維持さ
れれば多少は含まれていてもよい。
に、K2O、SiO2、およびCaOを必須成分とし、
Al2O3、MgO、MnO、FetOを選択成分とす
るものが好ましいが、この場合に、MgO、MnOおよ
びFeOの他の2価金属の酸化物は、主にCaOのサイ
トに置換固溶してこれらの結晶に入り込み、Al2O 3
はSiO2と同様の作用を有すると考えられるから、こ
れらをグループ分けし、K2O−CaO−SiO2系状
態図でその組成を表すことができる。K2O・2CaO
・2SiO2の結晶を晶出させるためには、K2O:C
aO:SiO2の比率がモル比で1:2:2:の近傍で
あることが好ましいが、この比率から大きく外れていて
も、例えばK2O:CaO:SiO2=1:3:3ある
いは2:2:3等であっても晶出させることは可能であ
る。
が5〜30モル%であることが好ましい。これは、5モ
ル%未満であると施肥量が多量になりすぎ好ましくな
く、また、30モル%以上となると溶解性が高くなりす
ぎる傾向にあるからである。
定されるものではないが、高炉スラグ、あるいは高炉銑
に脱珪、脱リン、脱硫を施した後のスラグを好適に用い
ることができる。これらスラグは鉄鋼の製錬および精錬
過程で副生物として多量に発生するものであり、安定的
な供給が可能である。このようなスラグは、SiO2を
20〜60wt%程度、Al2O3を数wt%程度、C
aOを数wt%程度から50wt%程度、MgO、Mn
OおよびFeOを合計で5〜30wt%程度含み、その
他の成分がほぼ15wt%以下含まれている。
とにより、本発明の緩効性カリ肥料が得られる。カリウ
ム源も特に限定されるものではないが、炭酸カリウム、
重炭酸カリウム、硫酸カリウムなどのカリウム塩、また
はカリ長石のようなカリウム含有鉱物を好適に用いるこ
とができる。
溶融金属(溶銑)が存在する状態で添加すると溶融金属
から熱補償されるので好都合である。これは通常溶銑の
脱珪処理後に生成した溶融スラグにカリ源を添加するこ
とで実施することができる。
aO・2SiO2の結晶が晶出可能な組成の原料を例え
ば1300〜1500℃程度の温度で溶融させて徐冷す
ることにより全体を結晶化するか、または初期は徐冷し
て一部結晶化させ、その後急冷して残部をガラス化する
ことにより得ることができる。
原料をそれぞれ1:2:2、1:3:3、および2:
2:3の割合で配合した原料を、大気雰囲気下において
1500℃、20分間の条件で溶融した後に固化させ
て、試料A,B,Cとした。
ことが確認され、EDXによる半定量によりK:Ca:
Siのモル比が1:1:1、つまりK2O:CaO:S
iO 2のモル比が1:2:2であることが確認された。
しかもX線回折パターンは図1に示すようなものであ
り、従来知られているK2O−CaO−SiO2系結晶
とは異なる位置に回折ピークが確認されるとともに、バ
ックグラウンドの少ないきれいな回折パターンが得られ
た。このことから、ほぼK2O・2CaO・2SiO2
結晶の単相からなる試料が形成されたことが確認され
た。
2、図3に示すようになり、図1に比較して余分な回折
線や非晶質からのハロー、バックグラウンドの上昇が見
られるものの、ほぼ図1と同様の回折パターンを示し
た。また、SEM観察およびEDX分析結果から、試料
B、Cはいずれも主成分としてK2O・2CaO・2S
iO2の組成を有する物質が存在しており、余分な成分
が不純物となっていることが確認された。
クエン酸に溶けるK2O;c−K2O)の量および水溶
性K2O(w−K2O)の量を測定し、ク溶率および水
溶率を算出した。その結果を分析値とともに表1に示
す。表1に示すように、K2O・2CaO・2SiO2
結晶単相の試料Aは、水溶率16.4%、ク溶率が9
8.7%であり、緩効性カリ肥料として好ましい特性を
有していることが確認された。また、試料Bは、水溶率
11.1%、ク溶率が98.9%であり、これも緩効性
カリ肥料として好ましい特性を有していることが確認さ
れた。この試料BはK2O・2CaO・2SiO2の結
晶の他にCaO−SiO2系の結晶、さらにK2O含有
ガラス体が存在するが、不純物中のK2Oは水に難溶性
のものであり、全体として水に溶解し難いものとなっ
た。さらに試料Cは、水溶率81.9%、ク溶率が8
7.7%であり、水に溶解しやすいものとなった。これ
は、水に溶解しやすい不純物が多かったためである。
じたスラグ(脱珪スラグ)に炭酸カリウムを添加した
後、約1300℃に加熱して均一な溶融体とし、初期は
900℃/Hr程度で徐冷し、その後急冷し固化して表
2のDに示す組成の試料を得た。図4は、CaO、Mg
O、MnOおよびFeOの他の2価金属の酸化物MeO
と、SiO2+Al2O3と、K2Oの3元状態図であ
り、この図4にも試料Dの組成をプロットする。ここ
で、図4のプロットは、表2に重量%で示されている各
成分の値をモル含有量に換算し、この各成分のモル含有
量の合計値を求め、その合計量に対する各成分のモル含
有量を計算した値に基づいている。
ラス体と思われるマトリックス部分と、単相と確認され
た結晶と思われる色が異なる部分とが存在しており、そ
れらのいずれにもK2Oが含まれていた。EDXによる
半定量により、結晶と思われる部分のK2OとCaOと
SiO2のモル比を計算した結果、K2O:CaO:S
iO2=1:2:2であった。また、X線回折を行った
結果、バックグラウンドの少ないきれいな回折パターン
が得られた。このことから、結晶としてK2O・2Ca
O・2SiO2が晶出していることが確認された。ま
た、ガラス体と思われる部分についても同様にEDXに
よる半定量を行った結果、K2O:CaO:SiO2=
1:2:2であった。このガラスと思われる部分につい
てX線回折を行った結果、明確な回折ピークが存在せ
ず、ガラス体であることが確認された。EDX分析によ
り求めたガラス体の面積率をガラス体の量として求めた
結果、ガラス体の割合が約60%であることが確認され
た。
エン酸に溶けるK2O)の量および水溶性K2Oの量を
測定した。その結果、表3に示すように、全体のK2O
24.0wt%のうち、ク溶性K2O(c−K2O)が
23.4wt%、水溶性K2O(w−K2O)が3.8
wt%であり、緩効性肥料として適切な値を示すことが
確認された。
添加した後、約1370℃に加熱して均一な溶融体と
し、初期は徐冷し、その後急冷し固化して表2のEに示
す組成の試料を得た。なお、この際の組成は図4におい
て点Eに対応する。
ラス体と思われるマトリックス部分と、結晶と思われる
色が異なる2つの部分とが存在しており、それらのいず
れにもK2Oが含まれていた。EDXによる半定量によ
り、結晶と思われる部分のK 2OとCaOとSiO2の
モル比を計算した結果、それぞれK2O:CaO:Si
O2=1:2:2および1:1:1であった。K2O:
CaO:SiO2=1:2:2の部分を実施例2と同様
にSEM観察およびX線回折を行った結果、この部分が
K2O・2CaO・2SiO2の結晶であることが確認
された。また、ガラス体と思われる部分についても同様
にEDXによる半定量を行った結果、K 2O:CaO:
SiO2=1:2:2に近かった。このガラスと思われ
る部分についてX線回折を行った結果、明確な回折ピー
クが存在せず、ガラス体であることが確認された。ED
X分析により求めたガラス体の面積率をガラス体の量と
して求めた結果、ガラス体の割合が約50%であること
が確認された。
び水溶性K2Oの量を測定した。その結果、表3に示す
ように、全体のK2O23.5wt%のうち、ク溶性K
2O(c−K2O)が22.8wt%、水溶性K2O
(w−K2O)が4.8wt%であり、若干w−K2O
が多いものの緩効性肥料として適切な値を示すことが確
認された。実施例2よりもw−K2Oが多くなったの
は、K2O・2CaO・2SiO2よりも水に溶解しや
すい結晶が晶出したためと推測される。
添加した後、約1340℃に加熱して均一な溶融体と
し、初期は徐冷し、その後急冷し固化して表1のFに示
す組成の試料を得た。なお、この際の組成は図4におい
て点Fに対応する。
ラス体と思われるマトリックス部分と、結晶と思われる
色が異なる3つの部分とが存在しており、それらのいず
れにもK2Oが含まれていた。EDXによる半定量によ
り、結晶と思われる部分のK 2OとMeOとSiO2の
モル比を計算した結果、それぞれK2O:MeO:Si
O2=1:2:2、1:1:1および1:3:6であっ
た。K2O:MeO:SiO2=1:2:2の部分を実
施例1と同様にSEM観察およびX線回折を行った結
果、この部分がK2O・2CaO・2SiO2の結晶で
あることが確認された。また、ガラス体と思われる部分
についても同様にEDXによる半定量を行った結果、K
2O:MeO:SiO2=1:2:2に近かった。この
ガラスと思われる部分についてX線回折を行った結果、
明確な回折ピークが存在せず、ガラス体であることが確
認された。EDX分析により求めたガラス体の面積率を
ガラス体の量として求めた結果、ガラス体の割合が約4
0%であることが確認された。
び水溶性K2Oの量を測定した。その結果、表3に示す
ように、全体のK2O22.5wt%のうち、ク溶性K
2O(c−K2O)が19.6wt%、水溶性K2O
(w−K2O)が11.9wt%であり、若干w−K2
Oが多いものの緩効性肥料として適切な値を示すことが
確認された。この実施例においても、実施例2よりもw
−K2Oが多くなったのは、K2O・2CaO・2Si
O2よりも水に溶解しやすい結晶が晶出したためと推測
される。
添加した後、約1300℃に加熱して均一な溶融体と
し、初期は徐冷し、その後急冷し固化して表1のGに示
す組成の試料を得た。なお、この際の組成は図4におい
て点Gに対応する。
ラス体と思われるマトリックス部分と、結晶と思われる
色が異なる2つの部分とが存在しており、ガラス体と思
われる部分および一方の結晶と思われる部分にK2Oが
含まれており、他方の結晶と思われる部分については、
K2Oが実質的に含まれていなかった。EDXによる半
定量により、結晶と思われる部分のK2OとMeOとS
iO2のモル比を計算した結果、それぞれK2O:Me
O:SiO2=1:2:2および0:1:1であった。
K2O:MeO:SiO2=1:2:2の部分を実施例
1と同様にSEM観察およびX線回折を行った結果、こ
の部分がK2O・2CaO・2SiO2の結晶であるこ
とが確認された。また、ガラス体と思われる部分につい
ても同様にEDXによる半定量を行った結果、K2O:
MeO:SiO2=1:2:2に近かった。このガラス
と思われる部分についてX線回折を行った結果、明確な
回折ピークが存在せず、ガラス体であることが確認され
た。EDX分析により求めたガラス体の面積率をガラス
体の量として求めた結果、ガラス体の割合が約30%で
あることが確認された。
び水溶性K2Oの量を測定した。その結果、表3に示す
ように、全体のK2O21.2wt%のうち、ク溶性K
2O(c−K2O)が20.6wt%、水溶性K2O
(w−K2O)が4.4wt%であり、緩効性肥料とし
て適切な値を示すことが確認された。
K2O・2CaO・2SiO2で表される結晶構造を有
する全く新規なK2O−CaO−SiO2系結晶物質が
提供される。この結晶は、水に溶け難く、緩効性カリ肥
料に適しており、この結晶を含むことにより、安定した
緩効性を発揮することができる緩効性カリ肥料を得るこ
とが可能となる。
ターンを示す図。
ターンを示す図。
ンを示す図。
F,Gの組成を示す図。
Claims (8)
- 【請求項1】 K2O・2CaO・2SiO2で表され
る結晶構造を有することを特徴とするK2O−CaO−
SiO2系結晶物質。 - 【請求項2】 K2O・2CaO・2SiO2で表され
る結晶構造を有するK2O−CaO−SiO2系結晶を
含むことを特徴とする緩効性カリ肥料。 - 【請求項3】 K2O・2CaO・2SiO2で表され
る結晶構造を有するK2O−CaO−SiO2系結晶
と、K2Oを含むガラス体とを主体とすることを特徴と
する請求項2に記載の緩効性カリ肥料。 - 【請求項4】 K2O・2CaO・2SiO2で表され
る結晶構造を有するK2O−CaO−SiO2系結晶
と、実質的にK2Oを含まないCaO−SiO 2系結晶
と、K2Oを含むガラス体とを主体とすることを特徴と
する請求項2に記載の緩効性カリ肥料。 - 【請求項5】 K2O・2CaO・2SiO2で表され
る結晶構造以外の結晶構造を有するK2O−CaO−S
iO2系結晶が含まれていることを特徴とする請求項3
または請求項4に記載の緩効性カリ肥料。 - 【請求項6】 K2O、SiO2、およびCaOを必須
成分とし、Al2O 3、MgO、MnO、FetOを選
択成分とすることを特徴とする請求項2ないし請求項5
のいずれか1項に記載の緩効性カリ肥料。 - 【請求項7】 溶融状態から固化されたことを特徴とす
る請求項6に記載の緩効性カリ肥料。 - 【請求項8】 溶融金属存在下で溶融スラグにカリ源を
加えて固化されたことを特徴とする請求項7に記載の緩
効性カリ肥料を提供する。
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|---|---|---|---|
| JP07371699A JP3649029B2 (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | K2O−CaO−SiO2系結晶物質および緩効性カリ肥料 |
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|---|---|---|---|
| JP07371699A JP3649029B2 (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | K2O−CaO−SiO2系結晶物質および緩効性カリ肥料 |
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