JP2000264812A - 透明水系組成物 - Google Patents

透明水系組成物

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JP2000264812A
JP2000264812A JP11070412A JP7041299A JP2000264812A JP 2000264812 A JP2000264812 A JP 2000264812A JP 11070412 A JP11070412 A JP 11070412A JP 7041299 A JP7041299 A JP 7041299A JP 2000264812 A JP2000264812 A JP 2000264812A
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欣哉 細川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール
の配合量が2重量%未満であり、透明で、低温保存によ
っても白濁を生じず、安定性に優れる水系組成物を提供
する。 【解決手段】 油性成分と、水と、3−メトキシ−3−
メチル−1−ブタノールと、HLBが10〜13の非イ
オン型界面活性剤とを含有し、3−メトキシ−3−メチ
ル−1−ブタノールが組成物中0.1重量%以上2重量
%未満であることを特徴とする。油性成分として、炭化
水素を含有することが好ましい。また、組成物中、非イ
オン型界面活性剤と油性成分の重量比は1:2〜2:
1、水は60重量%以上が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油分、香料などの
油性成分を水に可溶化した水系組成物の透明安定性の改
善に関する。
【0002】
【従来の技術】油分や香料等の油性成分を水中に可溶化
した透明な水系組成物は、化粧水に代表されるように化
粧料として広く用いられている。特開平9−25598
6号公報には、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノ
ール(MMB)を配合することにより、香料を可溶化す
る方法が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MMB
のみの配合で透明な水系組成物を調製しようとすると、
MMBは少なくとも2重量%以上配合することが必要で
あった。また、多量のMMBを配合して透明な組成物を
調製しても、0℃以下の低温に放置したり、一旦凍結さ
せてしまうと白濁する場合があった。本発明は、前記従
来技術の課題に鑑み為されたものであり、その目的は、
MMBの使用量が2重量%未満であり、且つ製造直後や
低温保存後も透明性が高い水系組成物を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明らが鋭意検討を行った結果、少量のMMBに
特定のHLBの非イオン型界面活性剤を併用することに
より、低温保存しても白濁を生じず、安定性に優れる透
明水系組成物が得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0005】すなわち、本発明の透明水系組成物は、油
性成分と、水と、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタ
ノールと、HLBが10〜13の非イオン型界面活性剤
とを含有し、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノー
ルが組成物中0.1重量%以上2重量%未満であること
を特徴とする。本発明において、油性成分が0.01〜
10重量%であることが好適である。また、前記非イオ
ン型界面活性剤と油性成分が重量比で1:2〜2:1で
あることが好適である。また、本発明の組成物におい
て、実質的にエタノールを含まないことが好適である。
また、水が組成物中60重量%以上であることが好適で
ある。また、油性成分として炭化水素を含むことが好適
である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、3−メトキシ−
3−メチル−1−ブタノール(MMB)の配合量は、組
成物中2重量%未満である。なお、MMBが少なすぎる
と、本発明の効果を十分得ることができないので、MM
Bは少なくとも0.1重量%以上配合することが好まし
い。
【0007】本発明において、HLB10〜13の非イ
オン型界面活性剤としては、その1種以上を用いること
ができる。例えば、POEセチルエーテル、POEオレ
イルエーテル、POEステアリルエーテル、POEラウ
リルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POE
イソステアリルエーテル、POEオクチルドデシルエー
テル、POEデシルペンタデシルエーテル、POEデシ
ルテトラデシルエーテル、POEベヘニルエーテル等の
POEアルキルエーテル、
【0008】POEノニルフェニルエーテル、POEオ
クチルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエ
ーテル、POEコレステリルエーテル等のPOEコレス
テリルエーテル、POEジラウレート、POEモノステ
アレート、POEジステアレート、POEモノイソステ
アレート、POEモノオレエート等のPOE脂肪酸エス
テル、POEグリセリルモノイソステアレート、POE
グリセリルトリイソステアレート、POEグリセリルト
リオレエート、POEグリセリルモノステアレート等の
グリセリン脂肪酸エステル、
【0009】POEトリメチロールプロパントリミリス
テート、POEトリメチロールプロパントリイソステア
レート等のPOEトリミリスチン酸トリメチロールプロ
パン、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、POE硬
化ヒマシ油モノラウレート、POE硬化ヒマシ油モノイ
ソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレ
ート、POE硬化ヒマシ油ピログルタミン酸イソステア
リン酸ジエステル等のPOE硬化ヒマシ油誘導体、
【0010】POEソルビタンモノオレエート、POE
ソルビタントリオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸
エステル、POEソルビットテトラオレエート等のPO
Eソルビット脂肪酸エステル、の他POEラノリン、P
OEアルキルアミン、POE高級脂肪酸アミド、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
【0011】これらのうち、好ましくはPOE(10)セチ
ルエーテル、POE(20)オクチルドデシルエーテル、P
OE(15)グリセリンモノイソステアレート、POE(50)
グリセリントリイソステアレート、POE(40)硬化ヒ
マシ油である。本発明においては、油性成分として、通
常化粧料や芳香組成物等に用いられる油分や香料を用い
ることができる。油分としては、例えば、油脂、高級脂
肪酸、高級アルコール、エステル油、ワックス、シリコ
ーン系油分、ステロール類、炭化水素等が挙げられる。
【0012】油脂としては、アマニ油、ツバキ油、マカ
デミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ
油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー
油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、
ヒマワリ油、アーモンド油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚
芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、
月見草油、卵黄油、牛脚脂、肝油、トリグリセリン、ト
リオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセ
リン等が挙げられる。
【0013】高級脂肪酸としてはオレイン酸、トール
油、イソステアリン酸等が挙げられる。高級アルコール
としては、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、
イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等が
挙げられる。エステル類としては、ミリスチン酸イソプ
ロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシ
ル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン
酸ヘキシルデシル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチ
ル、セバチン酸イソプロピル、セバチン酸ジイソプロピ
ル、セバチン酸ジ-2-エチルヘキシルトリイソステアリ
ン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロール
プロパン、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリ-
2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、ジカプリ
ン酸ネオペンチルグリコール、ジ-2-へプチルウンデカ
酸グリセリン、2-エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン
酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸ヘキシ
ル、オレイン酸デシル等が挙げられる。
【0014】ワックスとしては、ビーワックス、鯨ロウ
等が挙げられる。シリコーン系油分としては、ジメチル
ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチ
ルハイドロジェンポリシロキサン等が挙げられる。ステ
ロールとしては、コレステロール、シトステロール、フ
ィトステロール、ラノステロール等がある。
【0015】炭化水素としては、流動パラフィン、スク
ワラン、プリスタン、イソパラフィン、スクワレン、ワ
セリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる
が、好ましくは液状炭化水素油であり、さらに好ましく
は飽和炭化水素油である。これら油性成分が多すぎると
透明に可溶化することが困難となるので、その配合量は
組成物中0.01〜10重量%、好ましくは0.01〜
5重量%である。なお、本発明の組成物において、油性
成分として少なくとも炭化水素を配合すると、透明性を
さらに改善することができる。このような効果を得るた
めには、炭化水素は組成物中0.01〜2重量%配合す
ることが好ましい。
【0016】本発明の組成物中、非イオン型界面活性剤
の配合量は、油性成分に対して0.5〜2倍重量、さら
には0.5〜等倍重量であることが好ましい。界面活性
剤が少なすぎる場合には本発明の効果が十分に得られ
ず、一方過剰に配合しても効果の増大は望めず、かえっ
て使用感に影響を及ぼすことがある。また、本発明の組
成物は大量の水を含有している。水の配合量は、他の成
分との関係から、60重量%以上、好ましくは70重量
%以上である。
【0017】以下、具体例を挙げて本発明を説明する。
なお、外観の評価は、製造直後(25℃)、ならびに−
10℃の低温で1週間保存後の外観を肉眼にて観察し、
透明○、半透明△、白濁×として示した。まず、油性成
分としてローズタイプのフローラル様香料を用いて検討
を行った。配合量は、特に指定のない限り重量%で示
す。
【0018】
【表1】 A相 香料 3 3 3 3 3 MMB 2 − − − − POE (7)セチルエーテル(HLB= 9) − 2 − − − POE(10)セチルエーテル(HLB=11) − − 2 − − POE(20)オクチルト゛テ゛シルエーテル(HLB=13) − − − 2 − POE(25)オクチルト゛テ゛シルエーテル(HLB=14) − − − − 2 B相 水 95 95 95 95 95 外観 製造直後 × × × × × 低温保存後 × × × × ×
【0019】
【表2】 A相 香料 3 3 3 3 MMB 2 2 2 2 POE (7)セチルエーテル(HLB= 9) 2 − − − POE(10)セチルエーテル(HLB=11) − 2 − − POE(20)オクチルト゛テ゛シルエーテル(HLB=13) − − 2 − POE(25)オクチルト゛テ゛シルエーテル(HLB=14) − − − 2 B相 水 93 93 93 93 外観 製造直後 × ○ ○ × 低温保存後 × ○ ○ × (製法)A相を混合溶解し、B相に加えて攪拌した。
【0020】表1のように、MMBを2重量%配合した
だけでは、透明な組成物を調製することはできない。ま
た、非イオン型界面活性剤のみを配合した場合も同様で
ある。これに対して、表2のようにMMBと、HLBが
10〜13の非イオン型界面活性剤を併用した場合に
は、透明な組成物が得られ、これらは低温保存後も白濁
を生じなかった。そこで、各成分についてさらに検討を
行った。
【0021】
【表3】 香料 3 3 3 3 3 MMB − 0.1 0.5 1 2 POE(20)オクチルト゛テ゛シルエーテル(HLB=13) 2 2 2 2 2水 95 94.9 94.5 94 93 外観 製造直後 × △ ○ ○ ○ 低温保存後 × △ ○ ○ ○ (製法)表1に同じ。
【0022】表3に示されるように、MMBが2重量%
未満でも特定の非イオン型界面活性剤を併用することに
より、製造直後及び低温保存後の透明性が改善される。
なお、このような効果を得るためには、MMBの配合量
は組成物中0.1重量%以上であることが好適である。
【0023】
【表4】 A相 香料 3 3 3 3 1 1 MMB 2 2 2 2 2 2 POE(20)オクチルト゛テ゛シルエーテル(HLB=13) 6 3 1.5 1 0.5 0.2 B相 水 89 92 93.5 94 96.5 96.8 外観 製造直後 ○ ○ ○ △ ○ △ 低温保存後 ○ ○ ○ △ ○ △ (製法)表1に同じ。
【0024】表4に示されるように、非イオン型界面活
性剤が油性成分に対して少なすぎると透明性が維持でき
ないことがある。一方、非イオン型界面活性剤を過剰に
配合しても効果の増大は望めない。従って、非イオン型
界面活性剤の配合量は油性成分に対して0.5〜2倍重
量、さらには0.5〜等倍重量であることが好ましい。
【0025】
【表5】 A相 香料 5 3 3 2 MMB 2 1 2 1 POE(15)ク゛リセリンモノイソステアレート(HLB=12) 3 − − − POE(50)ク゛リセリントリイソステアレート(HLB=13) − 2 − − POE(40)硬化ヒマシ油 (HLB=12) − − 2 1 POE(20)オクチルト゛テ゛シルエーテル (HLB=13) − − − 1 B相 水 90 94 93 95 外観 製造直後 ○ ○ ○ ○ 低温保存後 ○ ○ ○ ○ (製法)A相を混合溶解し、B相に加えて攪拌した。
【0026】表5の非イオン性界面活性剤は、何れも少
量のMMBを併用することにより、製造直後、低温保存
後ともに透明性の高い組成物を与えた。
【0027】
【表6】 A相 香料 3 3 3 2 1 3 MMB 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 − POE(20)オクチルト゛テ゛シルエーテル(HLB=13) 2 2 2 2 2 2 流動パラフィン − 0.01 1 2 3 1 B相 水 94.9 94.89 93.9 93.9 93.9 94 外観 製造直後 △ ○ ○ ○ △ × 低温保存後 △ ○ ○ ○ △ × (製法)表1に同じ。
【0028】表6のように、油性成分の少なくとも一部
を炭化水素とすることによって、製造直後や低温保存後
の透明性をさらに改善することができる。ただし、炭化
水素の配合量が多くなるとかえって透明性が低下するの
で、炭化水素配合量は組成物中0.01〜2重量%が好
適である。
【0029】以上のように、本発明によれば、2重量%
未満のMMBと、特定のHLBの非イオン型界面活性剤
とを併用することにより、透明で、低温保存後の白濁が
ない水系組成物を得ることができる。また、油性成分の
少なくとも一部を炭化水素とすれば、透明安定性をさら
に改善することができる。また、特開平9−25598
6においては、溶解性改善にエタノールの配合が有効で
ある旨記載されている。本発明においてもエタノールを
配合することは可能であるが、上記のように、特に配合
しなくとも低温保存に対して透明安定性の良好な組成物
を得ることができる。
【0030】本発明の透明水系組成物は、化粧料や医薬
品、医薬部外品等に好適である。例えば、化粧水、美容
液、芳香用組成物の他、各種液状製剤が挙げられる。な
お、本透明水系組成物は、公知の方法により、スプレ
ー、ジェル、ムースなどの剤型とすることも可能であ
る。また、不織布等に含浸させて、シート状製剤とする
ことも可能である。
【0031】本発明の透明水系組成物には、通常化粧料
や医薬品の分野で配合される成分を本発明の効果が損な
われない範囲で配合することができる。以下、そのよう
な任意成分を例示する。保湿剤として、分子量300〜
20000程度のポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレ
ングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、エ
リスリトール、ソルビトール、ジグリセリン、キシリト
ール、マルチトール、マルトース、D−マンニット、水
アメ、ブドウ糖、果糖、乳糖、コンドロイチン硫酸ナト
リウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アデノシンリン酸ナ
トリウム、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、ピロリドンカル
ボン酸塩、グルコサミン、シクロデキストリン、トレハ
ロース等がある。
【0032】低級アルコールとしては、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール等がある。
高分子化合物としては、アラビアゴム、トラガント、ガ
ラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カ
ラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マ
ルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイシ
ョ、コムギ等)、アルゲコロイド(褐藻エキス)等の植
物性高分子、デキストラン、サクシノグルカン、プルラ
ン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブ
ミン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデ
ンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプ
ン系高分子、メチルセルロース、ニトロセルロース、エ
チルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナト
リウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロー
ス末等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、
アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン
酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビ
ニルポリマー(CARBOPOL等)のビニル系高分子、ポリオキ
シエチレン高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、
ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアク
リル系高分子がある。
【0033】紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香
酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸メチル
等のアントラニル系紫外線吸収剤、サリチル酸オクチ
ル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメンチル等の
サリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ皮酸イソ
プロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキ
シケイ皮酸2−エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮
酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、[4−ビス
(トリメチルシロキシ)メチルシリル−3−メチルブチ
ル]−3,4,5−トリメトキシケイ皮酸エステル等の
ケイ皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5
−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノン−5−スルホン酸ナトリウム等のベンゾフェノン
系紫外線吸収剤、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、
2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキシベ
ンゾイルメタン等がある。
【0034】金属イオン封鎖剤としては、アラニン、エ
デト酸ナトリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン
酸ナトリウム等がある。中和剤としては、2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチ
ル−1,3−プロパンジオール、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム
等がある。
【0035】pH調製剤としては、乳酸、クエン酸、グ
リコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム
等がある。酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α―
トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチル
ヒドロキシアニソール等がある。抗菌剤としては、安息
香酸、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安
息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサク
ロロフェン、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロル
ヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、フェノ
キシエタノール等がある。
【0036】薬剤としては、ビタミンA油、レチノー
ル、パルミチン酸レチノール、イノシット、塩酸ピリド
キシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコ
チン酸DL−α−トコフェロール、L−アスコルビン
酸、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、ビタミンD2
(エルゴカシフェノール)、dl−α―トコフェロー
ル、酢酸dl−α―トコフェロール、パントテン酸、ビ
オチン等のビタミン類、エストラジオール、エチニルエ
ストラジオール等のホルモン、アルギニン、アスパラギ
ン酸、シスチン、システイン、メチオニン、セリン、ロ
イシン、トリプトファン等のアミノ酸、アラントイン、
アズレン、グリチルリチン酸等の抗炎症剤、アルブチン
等の美白剤、酸化亜鉛、タンニン酸等の収斂剤、L−メ
ントール、カンフル等の清涼剤の他、イオウ、塩化リゾ
チーム、塩酸ピリドキシン、γ−オリザノール等があ
る。
【0037】各種の抽出液としては、ドクダミエキス、
オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキ
ス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエ
キス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、
クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サ
クラソウエキス、バラエキス、ノバラエキス、ジオウエ
キス、レモンエキス、シコンエキス、アロエエキス、シ
ョウブ根エキス、ユーカリエキス、スギナエキス、セー
ジエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キュ
ーカンバーエキス、チョウジエキス、キイチゴエキス、
メリッサエキス、ニンジンエキス、カロットエキス、マ
ロニエエキス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、
ヤグルマギクエキス、ハマメリスエキス、プラセンタエ
キス、胸腺エキス、シルクエキス等がある。その他、粉
体、色素等を必要に応じて添加できる。
【0038】本発明においては、HLBが10〜13で
はない非イオン型界面活性剤も、組成物に配合された非
イオン型界面活性剤全体としてのHLBが10〜13と
なる範囲で用いることができる。親油性非イオン型界面
活性剤としては、ソルビタンモノオレエート、ソルビタ
ンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、
ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレ
ート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオ
レエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロー
ルソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセ
ロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モ
ノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、
セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセ
リン、α、α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリ
ンポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレ
ングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル
類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル
等が挙げられる。
【0039】親水性非イオン型界面活性剤としては、P
OEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノ
ステアレート、POEソルビタンテトラオレエート等の
POEソルビタン脂肪酸エステル類、POEソルビット
モノラウレート、POEソルビットモノオレエート、P
OEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモ
ノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル
類、POEグリセリンモノステアレート、POEグリセ
リンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソ
ステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類、
POEモノオレエート、POEジステアレート、POE
ジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等の
POE脂肪酸エステル類、POEラウリルエーテル、P
OEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、P
OEベヘニルエーテル、POE2−オクチルドデシルエ
ーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEアル
キルエーテル類、POEオクチルフェニルエーテル、P
OEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニル
エーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類、PO
E・POPセチルエーテル、POE・POP2−デシル
テトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエー
テル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグ
リセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル
類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチ
レンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化ヒ
マシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、P
OE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒ
マシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエ
ステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOE硬化
ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ等のPOE
ミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエタノール
アミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソ
プロパノールアミド等のアルカノールアミド、POEプ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルア
ミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、P
OEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキル
エトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸
等が挙げられる。
【0040】また、イオン性界面活性剤も、本発明の効
果を損なわない範囲で配合することができ、アニオン界
面活性剤としては、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリ
ウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等の高級
アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタ
ノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等のアル
キルエーテル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナ
トリウム等のN−アシルサルコシン酸塩、N−ミリスト
イル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メ
チルタウリンナトリウム、ラウリルメチルタウリンナト
リウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレ
イルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエー
テルリン酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキ
シルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエ
タノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナト
リウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハ
ク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ト
リエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸
塩、N−ラウロイルモノグルタミン酸モノナトリウム、
N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリ
ストイル−L−グルタミン酸ナトリウム等のN−アシル
グルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナト
リウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、POE
アルキルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエ
ーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高
級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エ
ステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル
塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウ
ム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノール
アミン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0041】両性界面活性剤としては、2−ウンデシル
−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)
−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イ
ミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロ
キシ−2―ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界面活
性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリル
ジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、スル
ホベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、塩化ステアリルメチルト
リメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモ
ニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ジ
ステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルア
ンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5
−メチレンピペリジニウム)塩化セチルピリジニウム等
のアルキルピリジニウム塩、アルキル四級アンモニウム
塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキ
ルイソキノリニウム塩、ジアルキルモルホニウム塩、P
OEアルキルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂
肪族誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベン
ザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0042】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げるが、本発明は
これらに限定されるものではない。 実施例1 オーデコロン A相 (1)香料 3.5 重量% (2)1,3−ブチレングリコール 1.0 (3)グリセリン 1.0 (4)POE(15)オレイルエーテル(HLB=12) 3.0 (5)3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 1.5 (6)2-ヒト゛ロキシ-4-メトキシヘ゛ンソ゛フェノン-5-スルホン酸塩 0.5 (7)イオン交換水 残 余 (製法)(7)の一部と(2)、(3)を混合してA液
とした。(1)、(4)、(5)、(6)及び(7)の
残部を混合してB液とした。A液にB液を混合し、十分
に攪拌して透明液状のオーデコロンを得た。
【0043】 実施例2 化粧水 A相 3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 1.5 重量% POE(12)ラウリルエーテル(HLB=13) 0.1 酢酸dl―α−トコフェロール 0.01 香料 0.1 パラオキシ安息香酸メチル 0.15 B相 1,3−ブチレングリコール 3.5 グリセリン 7.0 ジオウエキス 1.5 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 メタリン酸ナトリウム 0.1 2-ヒト゛ロキシ-4-メトキシヘ゛ンソ゛フェノン-5-スルホン酸塩 0.5 リンゴ酸 0.1 乳酸ナトリウム 0.2 バラエキス 0.1 イオン交換水 残 余 (製法)A相、B相を別々に均一に混合溶解し、A相を
B相に加えて攪拌し、均一で透明な組成物を得た。
【0044】 実施例3 美容液 A相 3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 1.5 重量% POE(15)オレイルエーテル(HLB=12) 0.1 酢酸dl−α−トコフェロール 0.01 ジブチルヒドロキシトルエン 0.01 パラオキシ安息香酸メチル 0.15 ビタミンA油 0.1 グリセリン 4.0 B相 ポリエチレングリコール400 2.5 グリセリン 8 アルブチン 3 カルボキシビニルポリマー 0.2 ヒドロキシプロピルセルロース 0.2 乳酸 0.05 メタリン酸ナトリウム 0.1 メリッサエキス 2.0 イオン交換水 残 余 (製法)実施例2に同じ。
【0045】 実施例4 アルコールフリーコロン A相 3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 1.5 重量% POE(20)オクチルドデシルエーテル(HLB=13) 1.0 POE(40)硬化ヒマシ油(HLB=12) 2.0 酢酸dl−α−トコフェロール 0.01 香料 4.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.15 流動パラフィン 0.5 B相 1,3−ブチレングリコール 3.5 エデト酸塩 0.1 クエン酸 0.2 クエン酸ナトリウム 0.1 イオン交換水 残 余 (製法)実施例2に同じ。
【0046】 実施例5 育毛料 A相 3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 1.5 重量% POE(15)ステアリルエーテル(HLB=12) 3.0 エタノール 10.0 フェノキシエタノール 0.3 ヒノキチオール 0.8 香料 1.0 センブリエキス 0.2 B相 イオン交換水 残 余 (製法)実施例2に同じ。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、2重量%未満の3−メ
トキシ−3−メチル−1−ブタノールと特定のHLBの
非イオン型界面活性剤とを併用することにより、透明
で、低温保存によっても白濁を生じず、安定性に優れる
水系組成物を得ることができる。また、油性成分の少な
くとも一部を炭化水素とすることにより、さらに透明安
定性を改善することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 恵衣子 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AB051 AB282 AC011 AC022 AC072 AC122 AC171 AC172 AC182 AC302 AC422 AC432 AC472 AC482 AC532 AC792 AD042 AD092 AD282 AD332 AD392 AD552 AD622 AD662 BB04 BB11 CC04 CC37 DD01 DD27 DD38 EE01 EE03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油性成分と、水と、3−メトキシ−3−
    メチル−1−ブタノールと、HLBが10〜13の非イ
    オン型界面活性剤とを含有し、3−メトキシ−3−メチ
    ル−1−ブタノールが組成物中0.1重量%以上〜2重
    量%未満であることを特徴とする透明水系組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組成物において、油性成
    分が0.01〜10重量%であることを特徴とする透明
    水系組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の組成物において、
    前記非イオン型界面活性剤と油性成分が重量比で1:2
    〜2:1であることを特徴とする透明水系組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に何れかに記載の組成物に
    おいて、実質的にエタノールを含まないことを特徴とす
    る透明水系組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の組成物に
    おいて、水が組成物中60重量%以上であることを特徴
    とする透明水系組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の組成物に
    おいて、油性成分が少なくとも炭化水素を含むことを特
    徴とする透明水系組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015000857A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 山栄化学株式会社 化粧料用脂溶性ビタミン配合組成物及び該組成物を含有した化粧料

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JPH04231058A (ja) * 1990-06-20 1992-08-19 Kuraray Co Ltd コントロールされた蒸発速度をもつ芳香物質小出し組成物およびそれを小出しする空気芳香物質デイスペンサー
JPH09255986A (ja) * 1996-03-25 1997-09-30 Shiseido Co Ltd 香料含有水系組成物

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