JP2000264894A - アスコルビン酸2−モノホスフェート塩の製造方法 - Google Patents

アスコルビン酸2−モノホスフェート塩の製造方法

Info

Publication number
JP2000264894A
JP2000264894A JP11074218A JP7421899A JP2000264894A JP 2000264894 A JP2000264894 A JP 2000264894A JP 11074218 A JP11074218 A JP 11074218A JP 7421899 A JP7421899 A JP 7421899A JP 2000264894 A JP2000264894 A JP 2000264894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnesium
salt
ascorbic acid
aspp
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11074218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4418995B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Omori
和弘 大森
Yuji Kobayashi
有二 小林
Tomokazu Muneda
智一 宗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP07421899A priority Critical patent/JP4418995B2/ja
Priority to AT00105662T priority patent/ATE256689T1/de
Priority to US09/527,679 priority patent/US6388098B1/en
Priority to EP00105662A priority patent/EP1036795B1/en
Priority to DE60007201T priority patent/DE60007201T2/de
Publication of JP2000264894A publication Critical patent/JP2000264894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4418995B2 publication Critical patent/JP4418995B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/655Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms
    • C07F9/65515Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms the oxygen atom being part of a five-membered ring

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飼料、化粧料、医薬、食品添加物等に使用さ
れ、高純度で優れた安定性を有するアスコルビン酸2−
モノホスフェート塩を簡便且つ高収率で得る。 【解決手段】 アスコルビン酸2−ポリホスフェートお
よびその塩をマグネシウムイオンの存在下、pH7以上
で加水分解することにより、簡便且つ高収率に高純度の
アスコルビン酸2−モノホスフェート塩を製造する方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスコルビン酸2
−ポリホスフェートまたはその塩、特にL−アスコルビ
ン酸2−ポリホスフェート(以下「AsPP」と略記す
ることがある。)またはその塩を出発原料として、マグ
ネシウムイオンの存在下、加水分解することにより、簡
便且つ高収率にアスコルビン酸2−モノホスフェート
塩、特にL−アスコルビン酸2−モノホスフェート(以
下「AsMP」と略記することがある。)塩を製造する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】L−アスコルビン酸(ビタミンC)は多
様な生理作用、薬理作用を持つことが知られていたが、
なかでもメラニン色素沈着防止への効果があることから
美白化粧料に用いられてきた。しかし、L−アスコルビ
ン酸は、酸素、熱に対して不安定であるので、L−アス
コルビン酸の2位の水酸基をホスフェート化することに
より、酸素、熱に対して安定な誘導体にすることが行わ
れてきた。
【0003】アスコルビン酸2−モノホスフェートの
塩、特にマグネシウム塩(以下、アスコルビン酸2−モ
ノホスフェートマグネシウム塩を「APM」と略記する
ことがある。)の形で、安定化ビタミンC誘導体として
使われている。APMは、化粧料中での安定性に優れ、
ほとんど分解はみられない。また、皮膚から容易に吸収
され、人の体内に存在するフォスファターゼの作用によ
りL−アスコルビン酸を遊離して、メラニン色素沈着防
止などの様々な生理作用をもたらす。
【0004】高純度のAsMP塩は、L−アスコルビン
酸の安定化誘導体として有用であり、化粧料、医薬品、
食品添加物、飼料その他各種の工業分野に使用すること
ができる。
【0005】従来、L−アスコルビン酸のモノリン酸化
において、次の3つの方法が知られている。第1の方法
は、リン酸化剤としてオキシ塩化リンを用いるL−アス
コルビン酸のモノリン酸化であり、例えば、特公昭45
−30328号、特公昭52−18191号、特公昭5
9−4438号、特開平2−27969号などに記載さ
れている。第2の方法は、酵素を用いて、リン酸供与体
(アデノシントリリン酸、ピロリン酸など)からリン酸
基をL−アスコルビン酸に転移させる方法であり、例え
ば、特開平2−283283号などに記載されている。
第3の方法は、リン酸化剤としてメタリン酸の可溶性塩
を用いてL−アスコルビン酸と反応させた後、水溶液を
乾燥させてAsMP塩を得る方法であり、例えば特開平
5−155893号などに記載されている。
【0006】上記第1の方法は、最も頻繁に用いられる
方法であり、Carbohydrate. Res.,67, 127〜138, (197
8)によれば、主生成物としてL−アスコルビン酸2−モ
ノホスフェートがトリシクロヘキシルアミン塩として8
6%で得られる。副生成物は、L−アスコルビン酸3−
モノホスフェート、L−アスコルビン酸2−ジホスフェ
ート(以下「AsDP」と略記することがある。)、
2,2′−ビス(L−アスコルビン酸)リン酸エステル
であり、精製するためにはイオン交換クロマトグラフィ
などの複雑な方法が必要となる。これは、L−アスコル
ビン酸のオキシ塩化リンとの反応で活性な水酸基が4つ
あり、オキシ塩化リンには活性な部位が3つあるために
副生成物が多く生成することによる。また、反応後にオ
キシ塩化リンから発生するクロルイオンも使用するオキ
シ塩化リンの3倍モル発生することとなり、電気透析な
どにより精製する必要がある。
【0007】第2の方法は、副生成物の生成抑制という
観点からみて良い方法であるが、生産性が低いという欠
点がある。特開平2−283283号によれば、イオン
交換樹脂に固定した酵素を用い、リン酸供与体としてジ
リン酸(ピロリン酸)を用いてAsMPを製造している
が、AsMPの収率は34%と極めて低い。また、As
MPの生成量は反応液中の濃度として1.7%と低く、
大きな反応設備を必要とする。高純度なAsMP塩を取
得するためには、多量の水の除去、未反応のL−アスコ
ルビン酸の回収などの多くの精製工程を必要とする。
【0008】第3の方法は、L−アスコルビン酸2−ト
リホスフェート(以下「AsTP」と略記することがあ
る。)を水溶液中で乾燥することにより、段階的にホス
フェート結合を加水分解してAsMPを製造する方法で
ある。特開平5−155893号によれば、メタリン酸
の可溶性塩とL−アスコルビン酸から得られるAsTP
の水溶液のpHを約5.5〜6.5に調整して、120
〜180℃の温度で乾燥を行いAsMPを製造してい
る。水溶液のpHから考えて、このホスフェートの段階
的な加水分解反応は、酸加水分解反応である。この水溶
液に含まれるカチオンは、ナトリウムおよびカルシウム
が有利であると記載されているが、水溶液のpHは酸性
なのでこれらカチオンのアルカリとしての性質は何ら酸
加水分解に関係ない。
【0009】また、この製造方法で得られる製品のAs
MPの純度は著しく低く、また収率も低い。実施例の中
に記載されているこの方法で得られた製品の組成によれ
ば、AsMPの純度は61%であり、AsTP基準の収
率は66%である。副生成物として、L−アスコルビン
酸、AsDP、AsTPが多く存在している。L−アス
コルビン酸が存在することは、AsTPの酸加水分解反
応がAsMPで止まらずにL−アスコルビン酸にまで及
んだことを意味する。
【0010】このことは、L−アスコルビン酸の酸素、
熱に対する不安定さを改善するためにL−アスコルビン
酸の2位の水酸基をホスフェート化することを無駄にす
ることを意味する。更に、製品中に存在するL−アスコ
ルビン酸は酸素、熱による分解によって、着色したり、
皮膚に対して刺激性のあるシュウ酸が生成したりして、
このままでは化粧料などとして使用することはできな
い。したがって、これら不純物をイオン交換クロマトグ
ラフィなどの複雑な方法で精製する必要がある。これら
の理由により、このAsTP水溶液の乾燥によるAsM
Pの製造方法は工業的に魅力のない方法となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、AsM
P塩はL−アスコルビン酸の安定化誘導体として有用で
あるにも拘わらず、その製造工程は複雑で工業的に不利
であり、簡便な製造方法が望まれていた。本発明の課題
は、簡便且つ高収率に、高純度で着色の少ないAsMP
塩の製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記欠点を
改善するために鋭意検討した結果、AsPPまたはその
塩を出発原料として、マグネシウムイオンの存在下、加
熱することにより、簡便且つ高収率に高純度のAsMP
塩を製造する新規な方法を見出し本発明を完成した。
【0013】本発明は次のアスコルビン酸2−モノホス
フェート塩の製造方法である。 (1) アスコルビン酸2−ポリホスフェートまたはそ
の塩を、マグネシウムイオンの存在下、pH7以上で加
水分解することを特徴とするアスコルビン酸2−モノホ
スフェート塩の製造方法。 (2) アスコルビン酸とポリリン酸またはその塩との
反応物をマグネシウム塩の存在下、pH7以上で加水分
解することを特徴とするアスコルビン酸2−モノホスフ
ェート塩の製造方法。 (3) (A):アスコルビン酸2−ポリホスフェート
またはその塩、 (B):水、 (C):水中にマグネシウムイオンを供給し得るマグネ
シウム化合物、 (D):pH7以上を維持するのに必要な塩基 を含む混合物を加熱することを特徴とするアスコルビン
酸2−モノホスフェート塩の製造方法。 (4) 成分(A)が、L−アスコルビン酸2−トリホ
スフェート、その塩、L−アスコルビン酸2−ジホスフ
ェート、その塩、およびそれらを含む混合物からなる群
から選ばれる1種以上のものである上記(3)に記載の
方法。 (5) 成分(C)が塩化マグネシウム、硫酸マグネシ
ウム、酢酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、酸化マグ
ネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、お
よびそれらを含む混合物からなる群から選ばれる1種以
上のものである上記(3)または(4)に記載の方法。 (6) 成分(D)が、アルカリ金属水酸化物、アルカ
リ金属炭酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、アルカル
土類金属酸化物、アルカリ土類金属炭酸化物、3級アミ
ン、およびそれらを含む混合物からなる群から選ばれる
1種以上のものである上記(3)ないし(5)のいずれ
かに記載の方法。 (7) 成分(C)と成分(D)を兼ねる化合物が、水
酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、および炭酸マグ
ネシウムからなる群から選ばれる1種以上のものである
上記(3)ないし(6)のいずれかに記載の方法。 (8) 加熱する温度が、35℃から反応水溶液の沸点
までの温度である上記(1)ないし(7)のいずれかに
記載の方法。 (9) 反応終了後、反応液に酸を加えてpH調整する
工程および析出物を溶解する工程を含む上記(1)ない
し(8)のいずれかに記載の方法。 (10) 析出物を溶解した溶液に塩基を加え、リン酸
塩を析出させる工程を含む上記(1)ないし(9)のい
ずれかに記載の方法。 (11) 水可溶性の有機溶媒で反応水溶液またはリン
酸塩を除去した水溶液からアスコルビン酸2−モノホス
フェート塩を晶析させる工程を含む上記(1)ないし
(10)のいずれかに記載の方法。 (12) 水可溶性の有機溶媒で反応水溶液またはリン
酸塩を除去した水溶液から晶析したアスコルビン酸2−
モノホスフェート塩の湿体を乾燥して、アスコルビン酸
2−モノホスフェート塩を粉末として得る工程を含む上
記(1)ないし(11)のいずれかに記載の方法。
【0014】本発明によれば、アスコルビン酸構造につ
いては、L体、D体、ラセミ体などのいずれでも適用で
きるが、産業上で有用なL体を用いて以下説明する。す
なわち本発明の方法は、AsPPまたはその塩を含む水
溶液にマグネシウムイオンの存在下、pH7以上で加熱
し、AsPPのリン酸エステル結合を段階的にアルカリ
加水分解してAsMPを製造する方法である。このよう
な本発明の製造方法における特徴は、マグネシウムイオ
ンを共存させ、pH7以上にすることにより、AsPP
からAsMPへの段階的な加水分解がほぼ定量的に進行
すること、およびAsMPからL−アスコルビン酸への
加水分解反応がほとんど進行しないことにある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の製造法において加水分解
に際して共存させるイオンは、アルカリ土類金属なら何
でも良いわけではなく、マグネシウムイオンでなければ
ならない。マグネシウムイオンには、AsPPからAs
MPの加水分解反応は促進するが、AsMPからL−ア
スコルビン酸への加水分解は促進しない、という性質が
ある。この理由は明らかではないが、強アルカリの中で
も比較的マイルドなアルカリ性を持ち、水への溶解度が
低いという性質が関与していると考えられる。
【0016】例えば、AsMPを含有する溶液に酸化マ
グネシウムを1.7倍モル添加し、60℃、6時間加熱
したところ、AsMPの残存量は100重量%であっ
た。酸化マグネシウムの代わりに酸化カルシウムを用い
て同じ操作を行ったところ、AsMPの残存量は41重
量%であり、L−アスコルビン酸の生成、さらにL−ア
スコルビン酸が分解してできたシュウ酸の生成が顕著で
あった。また、AsMPのナトリウム塩を含有する溶液
に塩化マグネシウムを1.7倍モル添加し、60℃、6
時間加熱した検討においてもAsMPの残存量は100
重量%であり、塩化マグネシウムの代わりに塩化カルシ
ウムを用いて同じ操作行った検討においてはAsMPの
残存量は63重量%であった。カルシウムの代わりにバ
リウムについても検討したが、同様の結果となった。
【0017】このように、マグネシウムイオンにはAs
MPの加水分解を促進しない性質があるが、カルシウム
などにはその性質はない。本発明で用いられるAsPP
のリン酸化剤としてはトリリン酸、ジリン酸(ピロリン
酸)、メタリン酸等のポリリン酸、それらの塩などがあ
げられる。このためAsPPとしては、通常AsTP、
AsDPまたはこれらの塩、およびこれらの混合物があ
げられ、USP No.5149829などに記載されて
いる方法によって調製される。本発明ではアスコルビン
酸とポリリン酸またはその塩との脱水反応物をそのまま
加水分解に供してもよい。
【0018】USP No.5149829によれば、3
3〜35℃の温度下、NaOHまたはKOHでpHを1
0.5〜10.7に調整しながら、L−アスコルビン酸
とトリメタリン酸ナトリウム等のポリリン酸塩を反応さ
せる。反応終了後、10℃という低温で塩化カルシウム
を用い析出する無機リン酸化合物をカルシウム塩として
析出除去させる。その後、濃縮、エタノール晶析、乾燥
を行ない、目的のAsPP塩をAsMP塩、AsDP
塩、AsTP塩の混合物として得ている。USPNo.
5149829の方法では析出する無機リン酸化合物を
除去しているが、本発明においては、AsPP塩に無機
リン酸類などが混入していても構わない。AsPPを塩
としてではなく酸として用いたい場合には、AsPP塩
を水に溶解し、低温で強酸性陽イオン交換樹脂に通し脱
カチオンして得ればよい。また、純粋なAsTPのみ、
あるいは純粋なAsDPのみを原料としたい場合には、
AsPPをクロマトグラフィーを用いて精製し原料とす
ればよい。
【0019】本発明におけるAsPPの濃度は、例えば
水溶液中で約1〜80重量%が適当である。AsPPの
濃度が低いと反応が遅く、また高すぎると粘性が増加す
ることや、AsPPのマグネシウム塩が析出するため、
約5〜50重量%が好ましく、更に約10〜30重量%
が特に好ましい。
【0020】次いでAsPPの水溶液にマグネシウムイ
オンを添加する。AsPPが塩である場合は、例えば塩
化マグネシウムなどの水可溶性のマグネシウム化合物を
用い、AsPPが酸の場合は、例えば酸化マグネシウム
などのアルカリ性を示すマグネシウム化合物を用いる。
ここで用いるマグネシウムイオンを供給する化合物とし
て、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸マグネ
シウム、硝酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化
マグネシウム、炭酸マグネシウム、などが例示される。
これらの化合物を単独で使用しても、混合物として使用
しても何ら差し支えはない。
【0021】マグネシウムイオンの添加量は、AsPP
のリン酸基に対して等モル以上用いる。AsPPのアル
カリ加水分解が進行すると反応水溶液中にリン酸が生成
し、これらリン酸は反応水溶液中に存在するマグネシウ
ムイオンと反応して、リン酸水素マグネシウム、あるい
はリン酸マグネシウムが生成する。これらリン酸のマグ
ネシウム塩は、水への溶解度が極めて低いため析出して
しまい、加水分解反応に必要な水溶液中のマグネシウム
イオンが減少する。したがって、AsPPの加水分解反
応が進行しても反応系内のマグネシウムイオンを維持す
るためにAsPPのリン酸基に対して等モル以上用いる
必要がある。この反応において、添加するマグネシウム
イオンの上限値は特にないが、大過剰に存在しても反応
に何の作用もなく無意味である。したがって、添加する
マグネシウムの量は、AsPPのリン酸基に対して約
1.1〜2.0モルが好ましく、更に約1.3〜1.8
モルが特に好ましい。
【0022】本発明の製造法においてはpH7以上にす
ることが適当である。pH7未満にした場合、本発明に
おけるAsPPの段階的な加水分解反応は、酸が促進す
る加水分解となり、目的生成物であるAsMPの加水分
解も促進し、L−アスコルビン酸とリン酸に分解してし
まう。したがって反応水溶液を適当なアルカリを用い
て、pH7以上にすることが必要である。ここで用いる
アルカリには、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭
酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ土類金属
酸化物、アルカリ土類金属炭酸化物、3級アミン、また
はそれらの2種又は2種以上の混合物が例示される。ア
ルカリ土類金属化合物として酸化マグネシウム、水酸化
マグネシウム、炭酸マグネシウムを用いる場合、反応水
溶液にマグネシウムイオンを供給することができ、pH
調整と同時にAsPPの加水分解を促進する作用を持つ
こととなる。本発明ではpH7以上であれば本質的に問
題はないが、より中性に近いアルカリ域では反応が遅
く、強アルカリ条件では耐アルカリ性の設備を用いなけ
ればならないため、pH8〜13が好ましく、更にpH
9〜11が特に好ましい。
【0023】このほか本発明においては加熱することが
適当である。低温で反応する場合、反応終了まで多大な
時間を要し無意味にプラントを占有するため好ましくな
い。したがって、35℃〜反応水溶液の沸点の温度で反
応することが好ましく、さらに50〜90℃で反応する
ことが特に好ましい。
【0024】このようにして得られたAsMPを含有す
る水溶液を適当なAsMPの濃度に希釈または濃縮し
て、析出したリン酸塩を固液分離して除去する。このと
き適当な酸でpH調整しリン酸塩を効率的に析出させ
る。あるいは、析出したリン酸塩を酸で溶解させ、再び
塩基を加えて析出させても構わない。このように析出す
るリン酸塩を除去した高純度なAsMP塩を含む水溶液
に、水可溶性の有機溶媒を用いてAsMP塩を析出させ
る。ここで用いる水可溶性の有機溶媒としては、メタノ
ール、エタノール、イソプロパノール、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、アセトンなどが例示されるが、価
格、回収のしやすさからメタノールが特に好ましい。
【0025】この様にして得られたAsMP塩の湿体
を、真空乾燥、流動床乾燥などの方法で乾燥し、AsM
P塩が高収率に得られる。特にAsMPがマグネシウム
塩の場合は、熱や光に対する安定性に優れており化粧品
のパウダー、ローションに限らず、例えば医薬品(例、
口腔用薬剤、点眼剤、浴用剤等)、化粧品(例、化粧
水、乳液、クリーム、パック等)、食品(例、パン等)
および動物用飼料(例、海老、鮭、ハマチ、鰻、鯉等の
養殖用飼料)などとして用いられる。
【0026】
【実施例】次に、実施例によって、本発明を更に詳しく
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。各例中、%は重量%である。
【0027】実施例1 L−アスコルビン酸300g(1.7モル)をイオン交
換水1050mlに溶解し、48%NaOHでpH11
に調整した。トリメタリン酸ナトリウム710g(2.
3モル)を加え、30〜35℃の温度に保ちながら24
時間反応した。この間、反応水溶液のpHを10.5〜
10.7に保つように48%NaOHでpH調整を継続
した。反応終了後、イオン交換水1750mlを加え1
0℃に冷却した。この水溶液に2.5M塩化カルシウム
水溶液100mlを添加した後、pHを約7に調整して
無機リン酸塩類を析出させた。濾液を濃縮して更に無機
リン酸塩を析出除去させた後、エタノールを用いてAs
PP塩を析出させ遠心分離器でAsMP塩の湿体を得
た。更に50%エタノールで十分に湿体を洗浄した後、
真空乾燥して本実施例の出発原料であるAsPP塩をA
sMP塩、AsDP塩、AsTP塩の混合物として得
た。(収率87%)
【0028】AsPP塩300gをイオン交換水150
0mlに溶解し、強酸性陽イオン交換樹脂に通液してA
sPPに変換した。この水溶液のAsPP濃度が10%
になるように、イオン交換水を用いて希釈した。窒素雰
囲気下、室温でAsPP(AsMP:AsDP:AsT
P=0.035モル:0.052モル:0.175モ
ル)10%を含む水溶液1000mlに攪拌しながら、
酸化マグネシウム48g(1.2モル)を加え、48%
NaOHでpHを9.5に調整した。この溶液を75〜
80℃の温度範囲を保ち、反応中のpHが常に9.5以
上になるように適宜48%NaOHでpH調整を行いな
がら4時間加熱を継続した。反応後、生成物をHPLC
(高速液体クロマトグラフィ)で分析したところ、As
MP生成量は0.26モルであり、AsDPは痕跡量残
存していたが、AsTPは全く残存していなかった。こ
の反応液を室温まで放冷した後、析出物を遠心分離器で
除去した。
【0029】得られたAsMP塩を含む溶液約950m
lに、95%メタノール1900mlを4時間かけて滴
下した。滴下終了後、更に1時間攪拌を継続し熟成させ
た。析出したAsMP塩の湿体を濾取し、その湿体を9
5%メタノール300mlで十分に洗浄した。真空下、
40℃で乾燥し、純度98%のAsMPのマグネシウム
塩(APM・5H2O)を94.5g(収率93%)得
た。
【0030】実施例2 実施例1と同様な方法で出発原料であるAsPP塩を調
製した。AsPP塩300gをイオン交換水1500m
lに溶解し、強酸性陽イオン交換樹脂に通液してAsP
Pに変換した。この水溶液のAsPP濃度が10%にな
るように、イオン交換水を用いて希釈した。窒素雰囲気
下、室温でAsPP(AsMP:AsDP:AsTP=
0.035モル:0.052モル:0.175モル)1
0%を含む水溶液1000mlに攪拌しながら、炭酸マ
グネシウム83g(0.86モル)を加え、40%KO
HでpHを10.5に調整した。この溶液を55〜60
℃の温度範囲を保ち、反応中のpHが常に10.5以上
になるように適宜40%KOHでpH調整を行いながら
8時間加熱を継続した。室温まで放冷した後、35%塩
酸でpHを約3に調整して析出物を溶解させた。酸化マ
グネシウムをpH10になるまで加え、析出物を遠心分
離器で除去した。
【0031】得られたAsMP塩を含む溶液約1000
mlに、95%メタノール2000mlを4時間かけて
滴下した。滴下終了後、更に1時間攪拌を継続し熟成さ
せた。析出したAsMP塩の湿体を濾取し、その湿体を
95%メタノール300mlで十分に洗浄した。真空
下、40℃で乾燥し、純度98%のAsMPのマグネシ
ウム塩(APM・5H2O)を92.4g(収率91
%)得た。
【0032】実施例3 実施例1と同様な方法で出発原料であるAsPP塩を調
製した。AsPP塩300gをイオン交換水750ml
に溶解し、強酸性陽イオン交換樹脂に通液してAsPP
に変換した。この水溶液に48%NaOHを加えてpH
を8.5に調整し、AsPPのナトリウム塩を調整し
た。更に、AsPPの濃度が20%になるように、イオ
ン交換水を用いて希釈した。窒素雰囲気下、室温でAs
PPのナトリウム塩(AsMP:AsDP:AsTP=
0.070モル:0.104モル:0.35モル)のA
sPPを含有量として20%を含む水溶液1000ml
に攪拌しながら、塩化マグネシウム227g(2.4モ
ル)を加え、48%NaOHでpHを8.5に調整し
た。この溶液を65〜70℃の温度範囲を保ち、反応中
のpHが常に8.5以上になるように適宜48%NaO
HでpH調整を行いながら10時間加熱を継続した。室
温まで放冷した後、48%のNaOHでpHを10に調
整し、析出物を遠心分離器で除去した。実施例1と同様
な方法で晶析を行い、AsMP塩を85%の収率で得
た。
【0033】実施例4 実施例1と同様な方法で出発原料であるAsPP塩を調
製した。AsPP塩600gをイオン交換水1500m
lに溶解し、強酸性陽イオン交換樹脂に通液してAsP
Pに変換した。この水溶液に40%KOHを加えてpH
を7.5に調整し、AsPPのカリウム塩を調整した。
更に、AsPPの濃度が30%になるように、エバポレ
ータを用いて濃縮した。窒素雰囲気下、室温でAsPP
のカリウム塩(AsMP:AsDP:AsTP=0.1
05モル:0.156モル:0.525モル)のAsP
Pを含有量として30%を含む水溶液1000mlに攪
拌しながら、硫酸マグネシウム308g(2.6モル)
を加え、40%KOHでpHを7.5に調整した。この
溶液を45〜50℃の温度範囲を保ち、反応中のpHが
常に7.5以上になるように適宜40%KOHでpH調
整を行いながら16時間加熱を継続した。室温まで放冷
した後、イオン交換水1000mlを加え、40%のK
OHでpHを10に調整し、析出物を遠心分離器で除去
した。実施例1と同様な方法で晶析を行い、AsMP塩
を81%の収率で得た。
【0034】比較例1 実施例1と同様な方法で出発原料であるAsPP塩を調
製し、さらにイオン交換樹脂でAsPPを調整した。実
施例1と同様の条件で、酸化マグネシウムの代わりに酸
化カルシウムを用いて反応を行った。反応終了後、室温
まで放冷した後、析出物を遠心分離器で除去した。得ら
れたAsMP塩を含む溶液をメタノールで晶析した後乾
燥して、純度74%のAsMP塩が収率41%で得られ
た。このAsMP塩には多量のシュウ酸が混入してい
た。
【0035】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、簡便且つ高収
率に、高純度で着色の少ないアスコルビン酸2−モノホ
スフェート塩を製造することができる。また本発明の製
造法により得られるL−アスコルビン酸2−モノホスフ
ェートマグネシウム塩などのアスコルビン酸2−ホスフ
ェート塩は化粧料、飼料、医薬、食品添加物等に用いら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗田 智一 神奈川県川崎市川崎区千鳥町2−3 昭和 電工株式会社川崎工場内 Fターム(参考) 4H050 AA02 AC40 AD15 BA06 BC10 BC16 BC50 BE10 BE11 BE13 BE61 BE63 WA13 WA23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスコルビン酸2−ポリホスフェートま
    たはその塩を、マグネシウムイオンの存在下、pH7以
    上で加水分解することを特徴とするアスコルビン酸2−
    モノホスフェート塩の製造方法。
  2. 【請求項2】 アスコルビン酸とポリリン酸またはその
    塩との反応物をマグネシウム塩の存在下、pH7以上で
    加水分解することを特徴とするアスコルビン酸2−モノ
    ホスフェート塩の製造方法。
  3. 【請求項3】 (A):アスコルビン酸2−ポリホスフ
    ェートまたはその塩、 (B):水、 (C):水中にマグネシウムイオンを供給し得るマグネ
    シウム化合物、 (D):pH7以上を維持するのに必要な塩基 を含む混合物を加熱することを特徴とするアスコルビン
    酸2−モノホスフェート塩の製造方法。
  4. 【請求項4】 成分(A)が、L−アスコルビン酸2−
    トリホスフェート、その塩、L−アスコルビン酸2−ジ
    ホスフェート、その塩、およびそれらを含む混合物から
    なる群から選ばれる1種以上のものである請求項3に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 成分(C)が塩化マグネシウム、硫酸マ
    グネシウム、酢酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、酸
    化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウ
    ム、およびそれらを含む混合物からなる群から選ばれる
    1種以上のものである請求項3または4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 成分(D)が、アルカリ金属水酸化物、
    アルカリ金属炭酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、ア
    ルカル土類金属酸化物、アルカリ土類金属炭酸化物、3
    級アミン、およびそれらを含む混合物からなる群から選
    ばれる1種以上のものである請求項3ないし5のいずれ
    かに記載の方法。
  7. 【請求項7】 成分(C)と成分(D)を兼ねる化合物
    が、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、および炭
    酸マグネシウムからなる群から選ばれる1種以上のもの
    である請求項3ないし6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 加熱する温度が、35℃から反応水溶液
    の沸点までの温度である請求項1ないし7のいずれかに
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 反応終了後、反応液に酸を加えてpH調
    整する工程および析出物を溶解する工程を含む請求項1
    ないし8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 析出物を溶解した溶液に塩基を加え、
    リン酸塩を析出させる工程を含む請求項1ないし9のい
    ずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 水可溶性の有機溶媒で反応水溶液また
    はリン酸塩を除去した水溶液からアスコルビン酸2−モ
    ノホスフェート塩を晶析させる工程を含む請求項1ない
    し10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 水可溶性の有機溶媒で反応水溶液また
    はリン酸塩を除去した水溶液から晶析したアスコルビン
    酸2−モノホスフェート塩の湿体を乾燥して、アスコル
    ビン酸2−モノホスフェート塩を粉末として得る工程を
    含む請求項1ないし11のいずれかに記載の方法。
JP07421899A 1999-03-18 1999-03-18 アスコルビン酸2−モノホスフェート塩の製造方法 Expired - Fee Related JP4418995B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07421899A JP4418995B2 (ja) 1999-03-18 1999-03-18 アスコルビン酸2−モノホスフェート塩の製造方法
AT00105662T ATE256689T1 (de) 1999-03-18 2000-03-17 Verfahren zur herstellung von ascorbinsaüre-2- monophosphat salz
US09/527,679 US6388098B1 (en) 1999-03-18 2000-03-17 Process for preparing ascorbic acid-2-monophosphate salt
EP00105662A EP1036795B1 (en) 1999-03-18 2000-03-17 Process for preparing ascorbic acid-2-monophosphate salt
DE60007201T DE60007201T2 (de) 1999-03-18 2000-03-17 Verfahren zur Herstellung von Ascorbinsaüre-2-Monophosphat salz

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07421899A JP4418995B2 (ja) 1999-03-18 1999-03-18 アスコルビン酸2−モノホスフェート塩の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000264894A true JP2000264894A (ja) 2000-09-26
JP4418995B2 JP4418995B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=13540843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07421899A Expired - Fee Related JP4418995B2 (ja) 1999-03-18 1999-03-18 アスコルビン酸2−モノホスフェート塩の製造方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1036795B1 (ja)
JP (1) JP4418995B2 (ja)
AT (1) ATE256689T1 (ja)
DE (1) DE60007201T2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108003191B (zh) * 2017-12-22 2019-12-17 宁夏启元药业有限公司 一种维生素c磷酸酯的制备方法
CN119409565B (zh) * 2024-11-14 2025-10-10 厦门大学 一种利用生物质糖制备甲酸的方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218191B1 (ja) * 1967-10-31 1977-05-20
US4179445A (en) * 1976-05-06 1979-12-18 Kansas State University Research Foundation Method of preparation of 2-phosphate esters of ascorbic acid
JP2867206B2 (ja) * 1993-06-29 1999-03-08 エスエス製薬株式会社 L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルの製造法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1036795A3 (en) 2002-03-06
DE60007201D1 (de) 2004-01-29
EP1036795A2 (en) 2000-09-20
JP4418995B2 (ja) 2010-02-24
ATE256689T1 (de) 2004-01-15
DE60007201T2 (de) 2004-08-05
EP1036795B1 (en) 2003-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6121464A (en) Preparation of salts of ascorbyl 2-phosphoric esters
JPH02286693A (ja) アスコルビン酸−2−ホスフェートの製造法、K1±0.3Mg1±0.15−L−アスコルベート−2−ホスフェートおよび5,6−イソプロピリデン−アスコルビン酸の製造法
CA2000937C (en) Preparation of riboflavin-5'-phosphate (5'-fmn) and its sodium salt, and of riboflavin-4',5'-cyclophosphoric acid ester chloride as an intermediate
US5095115A (en) Preparation of riboflavin 5'-phosphate (fmn) and its sodium salt in a lactone
US5420302A (en) Preparation of calcium L-ascorbate 2-phosphate
US6388098B1 (en) Process for preparing ascorbic acid-2-monophosphate salt
JP4418995B2 (ja) アスコルビン酸2−モノホスフェート塩の製造方法
KR100241997B1 (ko) 리보플라빈 5'-포스페이트의 모노나트륨염의 제조방법
US5110951A (en) Method for producing L-ascorbic acid 2-phosphates
SE9103609D0 (sv) Foerfarande foer framstaellning av alkalimetallfosfat
HU207091B (en) Process for producing 2-phosphated esters of ascorbic acid
EP1072605B1 (en) Process for producing ascorbic acid-2-phosphoric ester salts
CA1131648A (en) Method for preparing salts of (-)cis-1,2- epoxypropylphosphonic acid
CA2012928C (en) Separation of phosphoric acid from aqueous solutions of thiamine phosphates
US6344567B1 (en) Process for producing ascorbic acid-2-phosphoric ester salts
KR20030046269A (ko) 엘-아스코빌-2-인산에스테르마그네슘의 제조방법
US3365460A (en) Method of synthesizing pyridoxine-5'-phosphate
JP2867206B2 (ja) L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルの製造法
KR100230653B1 (ko) 수안정형 l-아스코르빈산 유도체 및 그의 제조방법
SU1333633A1 (ru) Способ получени циклотетрафосфата щелочного металла
JP3096277B2 (ja) 5,6−o−イソプロピリデン−l−アスコルビン酸の製造法
US3042487A (en) Salts of dehydration products of acids of phosphorus and process of making the same
JP2705511B2 (ja) L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルの製造法
JPH064656B2 (ja) ホスホエノ−ルピルビン酸モノナトリウム塩1水和物の製造方法
JPH048431B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4418995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151211

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees