JP2000265145A - 光硬化型粘接着剤組成物及び接合方法 - Google Patents
光硬化型粘接着剤組成物及び接合方法Info
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- JP2000265145A JP2000265145A JP11072290A JP7229099A JP2000265145A JP 2000265145 A JP2000265145 A JP 2000265145A JP 11072290 A JP11072290 A JP 11072290A JP 7229099 A JP7229099 A JP 7229099A JP 2000265145 A JP2000265145 A JP 2000265145A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 硬化前は常温において優れた表面粘着性(タ
ック)や初期粘着力並びに光を照射することにより、加
熱硬化を必要とすることなく速やかに硬化し、硬化後は
優れた接着強度や耐水性、耐熱性等を発現する光硬化型
粘接着剤組成物を提供する。 【解決手段】 アクリル系ポリマー、光カチオン重合性
化合物及び光カチオン重合開始剤が含有されてなる光硬
化型粘接着剤組成物であって、上記光カチオン重合性化
合物が、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポ
キシ樹脂及びフルオレン型エポキシ樹脂からなる群より
選択される少なくとも1種のエポキシ樹脂を20重量%
以上含有する光カチオン重合性化合物であることを特徴
とする光硬化型粘接着剤組成物、及び、上記光硬化型粘
接着剤組成物を接合部材の一方もしくは双方に塗工し、
上記粘接着剤組成物に光を照射して、硬化せしめる工程
を包含することを特徴とする接合部材の接合方法。
ック)や初期粘着力並びに光を照射することにより、加
熱硬化を必要とすることなく速やかに硬化し、硬化後は
優れた接着強度や耐水性、耐熱性等を発現する光硬化型
粘接着剤組成物を提供する。 【解決手段】 アクリル系ポリマー、光カチオン重合性
化合物及び光カチオン重合開始剤が含有されてなる光硬
化型粘接着剤組成物であって、上記光カチオン重合性化
合物が、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポ
キシ樹脂及びフルオレン型エポキシ樹脂からなる群より
選択される少なくとも1種のエポキシ樹脂を20重量%
以上含有する光カチオン重合性化合物であることを特徴
とする光硬化型粘接着剤組成物、及び、上記光硬化型粘
接着剤組成物を接合部材の一方もしくは双方に塗工し、
上記粘接着剤組成物に光を照射して、硬化せしめる工程
を包含することを特徴とする接合部材の接合方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光硬化型粘接着剤
組成物及びそれを用いた接合方法に関する。
組成物及びそれを用いた接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に接着剤は液状であり、接合部材
(被着体)に刷毛やローラー等で塗工した後に接合さ
れ、溶媒の乾燥や主成分の高分子量化反応等によって固
体化することにより、接合部材を接着し、優れた接着強
度等の接着性能を発現する。しかし、接合部材に塗工す
る作業が煩雑であるとか、溶媒の乾燥や主成分の高分子
量化反応にある程度の時間を要するため、初期接着強度
が発現するまで何らかの方法で接合部材を固定する必要
がある等、取扱い作業性の点で制約がある。
(被着体)に刷毛やローラー等で塗工した後に接合さ
れ、溶媒の乾燥や主成分の高分子量化反応等によって固
体化することにより、接合部材を接着し、優れた接着強
度等の接着性能を発現する。しかし、接合部材に塗工す
る作業が煩雑であるとか、溶媒の乾燥や主成分の高分子
量化反応にある程度の時間を要するため、初期接着強度
が発現するまで何らかの方法で接合部材を固定する必要
がある等、取扱い作業性の点で制約がある。
【0003】一方、一般に粘着剤はフィルム状の支持体
に予め塗工乾燥された状態で、粘着シートもしくは粘着
テープ等として供給される。乾燥された粘着剤は優れた
表面粘着性(タック)や初期粘着力を有する半固形の粘
弾性体であり、接合部材に弱い圧力で圧着することが可
能であるので、取扱い作業性や簡便性に優れる。しか
し、反面、接着剤ほどの強固な接着強度を得られないと
いう欠点がある。
に予め塗工乾燥された状態で、粘着シートもしくは粘着
テープ等として供給される。乾燥された粘着剤は優れた
表面粘着性(タック)や初期粘着力を有する半固形の粘
弾性体であり、接合部材に弱い圧力で圧着することが可
能であるので、取扱い作業性や簡便性に優れる。しか
し、反面、接着剤ほどの強固な接着強度を得られないと
いう欠点がある。
【0004】近年、これら接着剤や粘着剤の有するそれ
ぞれの利点は生かし、欠点を補うために、接合時には粘
着剤のように優れた取扱い作業性や簡便性を有し、且
つ、接合後には何らかの方法で速やかに固体化させるこ
とにより、接着剤のように優れた接着性能を発現し得
る、いわゆる後硬化型粘接着剤が検討されている。
ぞれの利点は生かし、欠点を補うために、接合時には粘
着剤のように優れた取扱い作業性や簡便性を有し、且
つ、接合後には何らかの方法で速やかに固体化させるこ
とにより、接着剤のように優れた接着性能を発現し得
る、いわゆる後硬化型粘接着剤が検討されている。
【0005】上記後硬化型粘接着剤を用いた粘着テープ
の一例として、例えば、特開昭63−193980号公
報では、「特定の一般式で示される単官能(メタ)アク
リル系モノマー10〜50重量部に対し、1分子中に少
なくとも2個以上の(メタ)アクリロイル基をもつ化合
物0.01〜10重量部と、耐熱性エポキシ樹脂50〜
80重量部と、イミダゾール化合物0.2〜20重量部
(上記4成分で100重量部とする)とを含有する組成
物を基材上に設け、紫外線または放射線を照射して、前
記組成物を半硬化してなることを特徴とする熱硬化性粘
着テープ」が開示されている。これは、(メタ)アクリ
ル系ポリマーにより表面粘着性(タック)や初期粘着力
を発現させ、接合後は加熱硬化により耐熱性エポキシ樹
脂を硬化させて強固な接着強度を発現させようという構
想である。
の一例として、例えば、特開昭63−193980号公
報では、「特定の一般式で示される単官能(メタ)アク
リル系モノマー10〜50重量部に対し、1分子中に少
なくとも2個以上の(メタ)アクリロイル基をもつ化合
物0.01〜10重量部と、耐熱性エポキシ樹脂50〜
80重量部と、イミダゾール化合物0.2〜20重量部
(上記4成分で100重量部とする)とを含有する組成
物を基材上に設け、紫外線または放射線を照射して、前
記組成物を半硬化してなることを特徴とする熱硬化性粘
着テープ」が開示されている。これは、(メタ)アクリ
ル系ポリマーにより表面粘着性(タック)や初期粘着力
を発現させ、接合後は加熱硬化により耐熱性エポキシ樹
脂を硬化させて強固な接着強度を発現させようという構
想である。
【0006】しかし、上記開示にあるような光硬化型組
成物の場合、耐熱性エポキシ樹脂を硬化させるために、
150℃程度の加熱硬化を必要とするので、例えば塩化
ビニル樹脂やウレタン樹脂等のような熱に弱い被着体に
は適用し難いという問題点や、常温における貯蔵安定性
に制約があるため、良好な貯蔵安定性を得るためには低
温保管する必要がある等の問題点がある。
成物の場合、耐熱性エポキシ樹脂を硬化させるために、
150℃程度の加熱硬化を必要とするので、例えば塩化
ビニル樹脂やウレタン樹脂等のような熱に弱い被着体に
は適用し難いという問題点や、常温における貯蔵安定性
に制約があるため、良好な貯蔵安定性を得るためには低
温保管する必要がある等の問題点がある。
【0007】又、後硬化型粘接着剤の他の例として、例
えば、特表平5−506465号公報では、「(メタ)
アクリレート系モノマーのような少なくとも1つ以上の
ラジカル光重合成分、エポキシモノマーのような少なく
とも1つ以上のカチオン光重合成分及び少なくとも1つ
以上の有機金属錯塩開始剤を含有してなることを特徴と
する感圧接着剤」が開示されている。これは、光照射す
ることにより、(メタ)アクリレート系モノマーのよう
なラジカル光重合成分を光ラジカル重合させて、表面粘
着性(タック)や初期粘着力を有する(メタ)アクリレ
ート系ポリマーを形成させると共に、エポキシモノマー
のようなカチオン光重合成分を光カチオン重合させて、
強固な接着強度を発現させようという構想である。
えば、特表平5−506465号公報では、「(メタ)
アクリレート系モノマーのような少なくとも1つ以上の
ラジカル光重合成分、エポキシモノマーのような少なく
とも1つ以上のカチオン光重合成分及び少なくとも1つ
以上の有機金属錯塩開始剤を含有してなることを特徴と
する感圧接着剤」が開示されている。これは、光照射す
ることにより、(メタ)アクリレート系モノマーのよう
なラジカル光重合成分を光ラジカル重合させて、表面粘
着性(タック)や初期粘着力を有する(メタ)アクリレ
ート系ポリマーを形成させると共に、エポキシモノマー
のようなカチオン光重合成分を光カチオン重合させて、
強固な接着強度を発現させようという構想である。
【0008】しかし、上記開示にある感圧性接着剤の場
合、(メタ)アクリレート系モノマーやエポキシモノマ
ーを用いているため、揮発成分による環境への悪影響
や、粘度が低く流動性があり過ぎることによる形状保持
性の不足や周辺に対する汚染が発生し易い等の問題点が
ある。
合、(メタ)アクリレート系モノマーやエポキシモノマ
ーを用いているため、揮発成分による環境への悪影響
や、粘度が低く流動性があり過ぎることによる形状保持
性の不足や周辺に対する汚染が発生し易い等の問題点が
ある。
【0009】さらに、後硬化型粘接着剤の他の例とし
て、例えば、特開平9−279103号公報では、「ア
クリル系ポリマーのような高分子量ポリマー、エポキシ
基を有する樹脂及び光カチオン重合開始剤からなる硬化
型粘接着シート」が開示されている。これは、アクリル
系ポリマーのような粘着性ポリマーで常温における表面
粘着性(タック)や初期粘着力を発現させると共に、光
照射することにより、エポキシ基を有する樹脂を光カチ
オン重合させて、強固な接着強度を発現させようという
構想である。
て、例えば、特開平9−279103号公報では、「ア
クリル系ポリマーのような高分子量ポリマー、エポキシ
基を有する樹脂及び光カチオン重合開始剤からなる硬化
型粘接着シート」が開示されている。これは、アクリル
系ポリマーのような粘着性ポリマーで常温における表面
粘着性(タック)や初期粘着力を発現させると共に、光
照射することにより、エポキシ基を有する樹脂を光カチ
オン重合させて、強固な接着強度を発現させようという
構想である。
【0010】しかし、上記開示にある硬化型粘接着シー
トの場合、アクリル系ポリマーを用いているため、例え
ばSUSのような金属を接着する場合、耐水性や耐温水
性(以下、単に「耐水性」と記す)に劣るという問題点
がある。
トの場合、アクリル系ポリマーを用いているため、例え
ばSUSのような金属を接着する場合、耐水性や耐温水
性(以下、単に「耐水性」と記す)に劣るという問題点
がある。
【0011】上述の如く、粘着剤のような優れた取扱い
作業性や簡便性と接着剤のような強固な接着強度とを兼
備し、しかも耐水性や耐熱性にも優れる後硬化型粘接着
剤は実用化されていないのが現状である。
作業性や簡便性と接着剤のような強固な接着強度とを兼
備し、しかも耐水性や耐熱性にも優れる後硬化型粘接着
剤は実用化されていないのが現状である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するため、硬化前は常温において優れた表
面粘着性(タック)や初期粘着力並びに良好な貯蔵安定
性を有し、且つ、接合部材の接合前もしくは接合後に光
を照射することにより、加熱硬化を必要とすることなく
速やかに硬化し、硬化後は優れた接着強度や耐水性、耐
熱性等を発現する光硬化型粘接着剤組成物、及び、その
粘接着剤組成物を用いて行う接合部材の接合方法を提供
することを課題とする。
問題点を解決するため、硬化前は常温において優れた表
面粘着性(タック)や初期粘着力並びに良好な貯蔵安定
性を有し、且つ、接合部材の接合前もしくは接合後に光
を照射することにより、加熱硬化を必要とすることなく
速やかに硬化し、硬化後は優れた接着強度や耐水性、耐
熱性等を発現する光硬化型粘接着剤組成物、及び、その
粘接着剤組成物を用いて行う接合部材の接合方法を提供
することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
(以下、「第1発明」と記す)による光硬化型粘接着剤
組成物は、アクリル系ポリマー、光カチオン重合性組成
物及び光カチオン重合開始剤が含有されてなる光硬化型
粘接着剤組成物であって、上記光カチオン重合性化合物
が、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ
樹脂及びフルオレン型エポキシ樹脂からなる群より選択
される少なくとも1種のエポキシ樹脂を20重量%以上
含有する光カチオン重合性化合物であることを特徴とす
る。
(以下、「第1発明」と記す)による光硬化型粘接着剤
組成物は、アクリル系ポリマー、光カチオン重合性組成
物及び光カチオン重合開始剤が含有されてなる光硬化型
粘接着剤組成物であって、上記光カチオン重合性化合物
が、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ
樹脂及びフルオレン型エポキシ樹脂からなる群より選択
される少なくとも1種のエポキシ樹脂を20重量%以上
含有する光カチオン重合性化合物であることを特徴とす
る。
【0014】請求項2に記載の発明(以下、「第2発
明」と記す)による光硬化型粘接着剤組成物は、アクリ
ル系ポリマー、光カチオン重合性化合物、光カチオン重
合開始剤及び脂環式エポキシ樹脂が含有されてなる光硬
化型粘接着剤組成物であって、上記アクリル系ポリマ
ー、光カチオン重合性化合物及び光カチオン重合開始剤
の合計量100重量部に対し、脂環式エポキシ樹脂1〜
10重量部が含有されていることを特徴とする。
明」と記す)による光硬化型粘接着剤組成物は、アクリ
ル系ポリマー、光カチオン重合性化合物、光カチオン重
合開始剤及び脂環式エポキシ樹脂が含有されてなる光硬
化型粘接着剤組成物であって、上記アクリル系ポリマ
ー、光カチオン重合性化合物及び光カチオン重合開始剤
の合計量100重量部に対し、脂環式エポキシ樹脂1〜
10重量部が含有されていることを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の発明(以下、「第3発
明」と記す)による光硬化型粘接着剤組成物は、第1発
明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成物におい
て、アクリル系ポリマーが、アルキル基の炭素数が2〜
20のアクリル系モノマーと分子内に少なくとも1個の
エポキシ基を有するエポキシ基含有アクリル系モノマー
との共重合体であることを特徴とする。
明」と記す)による光硬化型粘接着剤組成物は、第1発
明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成物におい
て、アクリル系ポリマーが、アルキル基の炭素数が2〜
20のアクリル系モノマーと分子内に少なくとも1個の
エポキシ基を有するエポキシ基含有アクリル系モノマー
との共重合体であることを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の発明(以下、「第4発
明」と記す)による光硬化型粘接着剤組成物は、第1発
明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成物におい
て、アクリル系ポリマーが、アクリル系モノマーと第1
発明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成物からア
クリル系ポリマーが除外された組成物とを光ラジカル重
合させて得られる共重合体であることを特徴とする。
明」と記す)による光硬化型粘接着剤組成物は、第1発
明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成物におい
て、アクリル系ポリマーが、アクリル系モノマーと第1
発明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成物からア
クリル系ポリマーが除外された組成物とを光ラジカル重
合させて得られる共重合体であることを特徴とする。
【0017】請求項5に記載の発明(以下、「第5発
明」と記す)による光硬化型粘接着剤組成物は、上記第
1発明〜第4発明による光硬化型粘接着剤組成物におい
て、光を照射して硬化させた硬化物中のエポキシ基の反
応率が40〜80モル%であることを特徴とする。
明」と記す)による光硬化型粘接着剤組成物は、上記第
1発明〜第4発明による光硬化型粘接着剤組成物におい
て、光を照射して硬化させた硬化物中のエポキシ基の反
応率が40〜80モル%であることを特徴とする。
【0018】又、請求項6に記載の発明(以下、「第6
発明」と記す)による接合部材の接合方法は、上記第1
発明〜第5発明のいずれかによる光硬化型粘接着剤組成
物を接合部材の一方もしくは双方に塗工し、接合部材の
接合前もしくは接合後に、上記粘接着剤組成物に光を照
射して、上記粘接着剤組成物を光カチオン重合させ、硬
化せしめる工程を包含することを特徴とする。
発明」と記す)による接合部材の接合方法は、上記第1
発明〜第5発明のいずれかによる光硬化型粘接着剤組成
物を接合部材の一方もしくは双方に塗工し、接合部材の
接合前もしくは接合後に、上記粘接着剤組成物に光を照
射して、上記粘接着剤組成物を光カチオン重合させ、硬
化せしめる工程を包含することを特徴とする。
【0019】第1発明〜第5発明(以下、「本発明」と
記す)による光硬化型粘接着剤組成物には、得られる光
硬化型粘接着剤組成物に常温における優れた表面粘着性
(タック)や初期粘着力を付与するために、必須成分と
してアクリル系ポリマーが含有される。
記す)による光硬化型粘接着剤組成物には、得られる光
硬化型粘接着剤組成物に常温における優れた表面粘着性
(タック)や初期粘着力を付与するために、必須成分と
してアクリル系ポリマーが含有される。
【0020】常温における優れた表面粘着性(タック)
や初期粘着力を得るためには、接合部材(被着体)に対
する濡れ性と凝集力とのバランスが適切であることが必
要であり、本発明においては、上記濡れ性と凝集力との
バランスを適切なものとするために、アクリル系ポリマ
ーが用いられる。
や初期粘着力を得るためには、接合部材(被着体)に対
する濡れ性と凝集力とのバランスが適切であることが必
要であり、本発明においては、上記濡れ性と凝集力との
バランスを適切なものとするために、アクリル系ポリマ
ーが用いられる。
【0021】第1発明及び第2発明による光硬化型粘接
着剤組成物に必須成分として含有されるアクリル系ポリ
マーとしては、特に限定されるものではないが、例え
ば、アルキル(メタ)アクリレートモノマーの単独重合
体、2種類以上のアルキル(メタ)アクリレートモノマ
ーの共重合体、アルキル(メタ)アクリレートモノマー
と該アルキル(メタ)アクリレートモノマーと共重合可
能な酸成分や重合性モノマーとの共重合体等が挙げら
れ、好適に用いられる。尚、ここで言う(メタ)アクリ
レートとは、アクリレート又はメタクリレートを意味す
る。
着剤組成物に必須成分として含有されるアクリル系ポリ
マーとしては、特に限定されるものではないが、例え
ば、アルキル(メタ)アクリレートモノマーの単独重合
体、2種類以上のアルキル(メタ)アクリレートモノマ
ーの共重合体、アルキル(メタ)アクリレートモノマー
と該アルキル(メタ)アクリレートモノマーと共重合可
能な酸成分や重合性モノマーとの共重合体等が挙げら
れ、好適に用いられる。尚、ここで言う(メタ)アクリ
レートとは、アクリレート又はメタクリレートを意味す
る。
【0022】上記アクリル系ポリマーは、単独で用いら
れても良いし、2種類以上が併用されても良い。
れても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0023】又、特に限定されるものではないが、上記
アクリル系ポリマーはガラス転移温度(Tg)が20℃
以下であるものが好ましい。アクリル系ポリマーのガラ
ス転移温度が20℃を超えると、得られる光硬化型粘接
着剤組成物の表面粘着性(タック)や初期粘着力が不十
分となることがある。
アクリル系ポリマーはガラス転移温度(Tg)が20℃
以下であるものが好ましい。アクリル系ポリマーのガラ
ス転移温度が20℃を超えると、得られる光硬化型粘接
着剤組成物の表面粘着性(タック)や初期粘着力が不十
分となることがある。
【0024】上記アルキル(メタ)アクリレートモノマ
ーとしては、特に限定されるものではないが、例えば、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、n−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチ
ル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレ
ート、ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル
(メタ)アクリレート、iso−オクチル(メタ)アク
リレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、
iso−ノニル(メタ)アクリレート、テトラデシル
(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレ
ート、オクタデシル(メタ)アクリレート、エイコシル
(メタ)アクリレート等の各種アルキル(メタ)アクリ
レートモノマーが挙げられ、これらの1種もしくは2種
以上が好適に用いられるが、なかでもアルキル基の炭素
数が2〜20のアルキル(メタ)アクリレートモノマー
がより好適に用いられる。
ーとしては、特に限定されるものではないが、例えば、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、n−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチ
ル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレ
ート、ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル
(メタ)アクリレート、iso−オクチル(メタ)アク
リレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、
iso−ノニル(メタ)アクリレート、テトラデシル
(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレ
ート、オクタデシル(メタ)アクリレート、エイコシル
(メタ)アクリレート等の各種アルキル(メタ)アクリ
レートモノマーが挙げられ、これらの1種もしくは2種
以上が好適に用いられるが、なかでもアルキル基の炭素
数が2〜20のアルキル(メタ)アクリレートモノマー
がより好適に用いられる。
【0025】又、上記アルキル(メタ)アクリレートモ
ノマーと共重合可能な酸成分や重合性モノマーとして
は、特に限定されるものではないが、例えば、(メタ)
アクリル酸、無水マレイン酸等の酸成分や、アクリロニ
トリル、ウレタンアクリレート、スチレン、酢酸ビニ
ル、グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、ε−(ポリ)カプロラク
トンアクリレート、テトラヒドロフラニルアクリレー
ト、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクト
ン、N−ビニルピペリジン等の重合性モノマー等が挙げ
られ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられ
る。
ノマーと共重合可能な酸成分や重合性モノマーとして
は、特に限定されるものではないが、例えば、(メタ)
アクリル酸、無水マレイン酸等の酸成分や、アクリロニ
トリル、ウレタンアクリレート、スチレン、酢酸ビニ
ル、グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、ε−(ポリ)カプロラク
トンアクリレート、テトラヒドロフラニルアクリレー
ト、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクト
ン、N−ビニルピペリジン等の重合性モノマー等が挙げ
られ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられ
る。
【0026】尚、アクリル系ポリマーがアルキル(メ
タ)アクリレートモノマーと該アルキル(メタ)アクリ
レートモノマーと共重合可能な上記酸成分や重合性モノ
マーとの共重合体である場合、特に限定されるものでは
ないが、共重合体中に占めるアルキル(メタ)アクリレ
ートモノマーのユニットが20重量%以上であるものが
好ましい。上記アルキル(メタ)アクリレートモノマー
のユニットが20重量%未満であると、得られる光硬化
型粘接着剤組成物の表面粘着性(タック)や初期粘着力
あるいは硬化物の物性が不十分となることがある。
タ)アクリレートモノマーと該アルキル(メタ)アクリ
レートモノマーと共重合可能な上記酸成分や重合性モノ
マーとの共重合体である場合、特に限定されるものでは
ないが、共重合体中に占めるアルキル(メタ)アクリレ
ートモノマーのユニットが20重量%以上であるものが
好ましい。上記アルキル(メタ)アクリレートモノマー
のユニットが20重量%未満であると、得られる光硬化
型粘接着剤組成物の表面粘着性(タック)や初期粘着力
あるいは硬化物の物性が不十分となることがある。
【0027】上記アクリル系ポリマーを得るための重合
方法は、特別なものではなく、溶液重合法、乳化重合
法、懸濁重合法、塊状重合法、光重合法等のいずれの重
合方法であっても良い。
方法は、特別なものではなく、溶液重合法、乳化重合
法、懸濁重合法、塊状重合法、光重合法等のいずれの重
合方法であっても良い。
【0028】本発明による光硬化型粘接着剤組成物に
は、得られる光硬化型粘接着剤組成物に優れた光カチオ
ン重合性を付与し、光を照射して光カチオン重合させた
硬化物に優れた接着強度や耐水性、耐熱性等を発現させ
るために、必須成分として光カチオン重合性化合物が含
有される。
は、得られる光硬化型粘接着剤組成物に優れた光カチオ
ン重合性を付与し、光を照射して光カチオン重合させた
硬化物に優れた接着強度や耐水性、耐熱性等を発現させ
るために、必須成分として光カチオン重合性化合物が含
有される。
【0029】上記光カチオン重合性化合物としては、分
子内に少なくとも1個の光カチオン重合性の官能基を有
する化合物であれば良く、特に限定されるものではない
が、例えば、分子内に少なくとも1個の水酸基、ビニル
エーテル基、エピスルフィド基、エチレンイミン基、エ
ポキシ基等の光カチオン重合性の官能基を有する各種化
合物が挙げられ、好適に用いられる。又、本発明で用い
られる上記光カチオン重合性化合物の分子量は、特に限
定されるものではなく、モノマー状、オリゴマー状、ポ
リマー状のいずれであっても良い。
子内に少なくとも1個の光カチオン重合性の官能基を有
する化合物であれば良く、特に限定されるものではない
が、例えば、分子内に少なくとも1個の水酸基、ビニル
エーテル基、エピスルフィド基、エチレンイミン基、エ
ポキシ基等の光カチオン重合性の官能基を有する各種化
合物が挙げられ、好適に用いられる。又、本発明で用い
られる上記光カチオン重合性化合物の分子量は、特に限
定されるものではなく、モノマー状、オリゴマー状、ポ
リマー状のいずれであっても良い。
【0030】上記光カチオン重合性化合物は、単独で用
いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0031】上記各種光カチオン重合性化合物のなかで
も、分子内に少なくとも1個のエポキシ基を有するエポ
キシ基含有化合物がより好適に用いられる。
も、分子内に少なくとも1個のエポキシ基を有するエポ
キシ基含有化合物がより好適に用いられる。
【0032】エポキシ基は、光カチオン重合性(開環重
合性)に優れ、反応性も高いので、硬化時間が短くてす
み、従って接合工程の短縮を図ることが出来る。又、光
カチオン重合による硬化物は、凝集力や弾性率が高く、
優れた接着強度、耐水性、耐熱性等の諸性能を発現する
ので、例えばプリント回路基板やフレキシブルプリント
基板等の製造工程における半田付け等の高熱に曝される
工程においても、剥離や擦れ等の接着異常を効果的に防
止することが出来る。
合性)に優れ、反応性も高いので、硬化時間が短くてす
み、従って接合工程の短縮を図ることが出来る。又、光
カチオン重合による硬化物は、凝集力や弾性率が高く、
優れた接着強度、耐水性、耐熱性等の諸性能を発現する
ので、例えばプリント回路基板やフレキシブルプリント
基板等の製造工程における半田付け等の高熱に曝される
工程においても、剥離や擦れ等の接着異常を効果的に防
止することが出来る。
【0033】上記エポキシ基含有化合物としては、特に
限定されるものではないが、例えば、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂やビスフェノールF型エポキシ樹脂のよ
うなビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラ
ック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ
樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジル
アミン型エポキシ樹脂等の2官能以上の各種エポキシ樹
脂が挙げられ、好適に用いられる。
限定されるものではないが、例えば、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂やビスフェノールF型エポキシ樹脂のよ
うなビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラ
ック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ
樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジル
アミン型エポキシ樹脂等の2官能以上の各種エポキシ樹
脂が挙げられ、好適に用いられる。
【0034】又、上記エポキシ基含有化合物として、例
えば商品名「エピコート1001」、「エピコート10
02」(以上、油化シェルエポキシ社製)等のようなビ
スフェノールA型エポキシオリゴマーが用いられても良
く、さらに、例えばグリシジル化ポリエステル、グリシ
ジル化ポリウレタン、グリシジル化アクリル等のような
エポキシモノマーやエポキシオリゴマーの付加重合体が
用いられても良い。
えば商品名「エピコート1001」、「エピコート10
02」(以上、油化シェルエポキシ社製)等のようなビ
スフェノールA型エポキシオリゴマーが用いられても良
く、さらに、例えばグリシジル化ポリエステル、グリシ
ジル化ポリウレタン、グリシジル化アクリル等のような
エポキシモノマーやエポキシオリゴマーの付加重合体が
用いられても良い。
【0035】上記エポキシ基含有化合物は、単独で用い
られても良いし、2種類以上が併用されても良い。
られても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0036】本発明で用いられる光カチオン重合性化合
物は、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に応じ
て、他の樹脂で変性されているものであっても良いし、
例えばラジカル重合性不飽和結合等のような光カチオン
重合性以外の反応性官能基が導入されているものであっ
ても良い。
物は、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に応じ
て、他の樹脂で変性されているものであっても良いし、
例えばラジカル重合性不飽和結合等のような光カチオン
重合性以外の反応性官能基が導入されているものであっ
ても良い。
【0037】又、本発明で用いられる光カチオン重合性
化合物は、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に
応じて、他の樹脂成分の配合や付加等による変性によ
り、接着力や可撓性、屈曲性等の向上を図ったものであ
っても良く、このような変性体としては、特に限定され
るものではないが、例えば、CTBN(末端カルボキシ
ル基含有ブタジエン−アクリロニトリルゴム)変性エポ
キシ樹脂;アクリルゴム、NBR、SBR、ブチルゴ
ム、イソプレンゴム等の各種ゴムを添加してなるエポキ
シ樹脂;アクリル、ウレタン、尿素、ポリエステル、ス
チレン等の各種樹脂を添加してなるエポキシ樹脂;キレ
ート変性エポキシ樹脂;ポリオール変性エポキシ樹脂等
が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用
いられる。
化合物は、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に
応じて、他の樹脂成分の配合や付加等による変性によ
り、接着力や可撓性、屈曲性等の向上を図ったものであ
っても良く、このような変性体としては、特に限定され
るものではないが、例えば、CTBN(末端カルボキシ
ル基含有ブタジエン−アクリロニトリルゴム)変性エポ
キシ樹脂;アクリルゴム、NBR、SBR、ブチルゴ
ム、イソプレンゴム等の各種ゴムを添加してなるエポキ
シ樹脂;アクリル、ウレタン、尿素、ポリエステル、ス
チレン等の各種樹脂を添加してなるエポキシ樹脂;キレ
ート変性エポキシ樹脂;ポリオール変性エポキシ樹脂等
が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用
いられる。
【0038】本発明による光硬化型粘接着剤組成物中に
おける上記光カチオン重合性化合物の官能基当量は、特
に限定されるものではないが、150〜5000g−r
esin/molであることが好ましい。上記官能基当
量が150g−resin/mol未満であると、光硬
化型粘接着剤組成物の反応性が高くなり過ぎて、光照射
後に接合部材(被着体)を接合するまでの作業時間が制
約されることがあり、逆に上記官能基当量が5000g
−resin/molを超えると、光硬化型粘接着剤組
成物の反応速度が遅くなり、硬化までに長時間を要する
ことがある。但し、上記官能基当量は、要求される反応
速度や硬化物の物性等によって適宜設定されれば良く、
一義的に決定する必要はない。
おける上記光カチオン重合性化合物の官能基当量は、特
に限定されるものではないが、150〜5000g−r
esin/molであることが好ましい。上記官能基当
量が150g−resin/mol未満であると、光硬
化型粘接着剤組成物の反応性が高くなり過ぎて、光照射
後に接合部材(被着体)を接合するまでの作業時間が制
約されることがあり、逆に上記官能基当量が5000g
−resin/molを超えると、光硬化型粘接着剤組
成物の反応速度が遅くなり、硬化までに長時間を要する
ことがある。但し、上記官能基当量は、要求される反応
速度や硬化物の物性等によって適宜設定されれば良く、
一義的に決定する必要はない。
【0039】又、本発明による光硬化型粘接着剤組成物
中における前記アクリル系ポリマーと上記光カチオン重
合性化合物との配合割合は、特に限定されるものではな
いが、アクリル系ポリマー及び光カチオン重合性化合物
の合計量100重量部中におけるアクリル系ポリマーの
配合量が40〜90重量部であることが好ましい。アク
リル系ポリマー及び光カチオン重合性化合物の合計量1
00重量部中におけるアクリル系ポリマーの配合量が4
0重量部未満であると、得られる光硬化型粘接着剤組成
物の常温における表面粘着性(タック)や初期粘着力が
不十分となることがあり、逆にアクリル系ポリマー及び
光カチオン重合性化合物の合計量100重量部中におけ
るアクリル系ポリマーの配合量が90重量部を超える
と、得られる光硬化型粘接着剤組成物の硬化物の弾性率
が低くなり、接着強度や耐水性、耐熱性等が不十分とな
ることがある。
中における前記アクリル系ポリマーと上記光カチオン重
合性化合物との配合割合は、特に限定されるものではな
いが、アクリル系ポリマー及び光カチオン重合性化合物
の合計量100重量部中におけるアクリル系ポリマーの
配合量が40〜90重量部であることが好ましい。アク
リル系ポリマー及び光カチオン重合性化合物の合計量1
00重量部中におけるアクリル系ポリマーの配合量が4
0重量部未満であると、得られる光硬化型粘接着剤組成
物の常温における表面粘着性(タック)や初期粘着力が
不十分となることがあり、逆にアクリル系ポリマー及び
光カチオン重合性化合物の合計量100重量部中におけ
るアクリル系ポリマーの配合量が90重量部を超える
と、得られる光硬化型粘接着剤組成物の硬化物の弾性率
が低くなり、接着強度や耐水性、耐熱性等が不十分とな
ることがある。
【0040】第1発明による光硬化型粘接着剤組成物に
おいては、上記光カチオン重合性化合物として、ナフタ
レン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂及びフ
ルオレン型エポキシ樹脂からなる群より選択される少な
くとも1種のエポキシ樹脂を20重量%以上含有する光
カチオン重合性化合物が用いられることが必要である。
おいては、上記光カチオン重合性化合物として、ナフタ
レン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂及びフ
ルオレン型エポキシ樹脂からなる群より選択される少な
くとも1種のエポキシ樹脂を20重量%以上含有する光
カチオン重合性化合物が用いられることが必要である。
【0041】上記3種類のエポキシ樹脂は、いずれも耐
水性や耐熱性に富むエポキシ樹脂であり、これらのエポ
キシ樹脂を含有する光カチオン重合性化合物を用いるこ
とにより、得られる光硬化型粘接着剤組成物の光照射に
よる硬化物はより優れた耐水性や耐熱性を発現する。
水性や耐熱性に富むエポキシ樹脂であり、これらのエポ
キシ樹脂を含有する光カチオン重合性化合物を用いるこ
とにより、得られる光硬化型粘接着剤組成物の光照射に
よる硬化物はより優れた耐水性や耐熱性を発現する。
【0042】光カチオン重合性化合物中における上記エ
ポキシ樹脂の含有量が20重量%未満であると、得られ
る光硬化型粘接着剤組成物の耐水性や耐熱性が十分に向
上しない。
ポキシ樹脂の含有量が20重量%未満であると、得られ
る光硬化型粘接着剤組成物の耐水性や耐熱性が十分に向
上しない。
【0043】ナフタレン型エポキシ樹脂とは、下記一般
式(1)で表されるエポキシ樹脂であり、その具体例と
しては、特に限定されるものではないが、例えば、商品
名「エピクロンHP−4032」、「エピクロンHP−
4032D」(以上、大日本インキ化学工業社製)、商
品名「NC−7000」(日本火薬社製)、商品名「E
SN−185」、「ESN−365」(以上、東都化成
社製)等が挙げられ、好適に用いられる。
式(1)で表されるエポキシ樹脂であり、その具体例と
しては、特に限定されるものではないが、例えば、商品
名「エピクロンHP−4032」、「エピクロンHP−
4032D」(以上、大日本インキ化学工業社製)、商
品名「NC−7000」(日本火薬社製)、商品名「E
SN−185」、「ESN−365」(以上、東都化成
社製)等が挙げられ、好適に用いられる。
【化1】 (式中、R1 及びR2 はエポキシ基を有するアルキル鎖
を示す、尚、式(1)は構造異性体を含む)
を示す、尚、式(1)は構造異性体を含む)
【0044】上記ナフタレン型エポキシ樹脂は、単独で
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0045】又、ビフェニル型エポキシ樹脂とは、下記
一般式(2)で表されるエポキシ樹脂であり、その具体
例としては、特に限定されるものではないが、例えば、
商品名「YX4000」(油化シェルエポキシ社製)等
が挙げられ、好適に用いられる。
一般式(2)で表されるエポキシ樹脂であり、その具体
例としては、特に限定されるものではないが、例えば、
商品名「YX4000」(油化シェルエポキシ社製)等
が挙げられ、好適に用いられる。
【化2】 (式中、R1 及びR2 はエポキシ基を有するアルキル鎖
を示し、R3 、R4 、R5 及びR6 はH又はアルキル鎖
を示す、尚、式(2)は構造異性体を含む)
を示し、R3 、R4 、R5 及びR6 はH又はアルキル鎖
を示す、尚、式(2)は構造異性体を含む)
【0046】上記ビフェニル型エポキシ樹脂は、単独で
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0047】さらに、フルオレン型エポキシ樹脂とは、
下記一般式(3)で表されるエポキシ樹脂であり、その
具体例としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、商品名「EPON HPT−1079」(SHEL
L社製)等が挙げられ、好適に用いられる。
下記一般式(3)で表されるエポキシ樹脂であり、その
具体例としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、商品名「EPON HPT−1079」(SHEL
L社製)等が挙げられ、好適に用いられる。
【化3】 (式中、R1 及びR2 はエポキシ基を有するアルキル鎖
を示す、尚、式(3)は構造異性体を含む)
を示す、尚、式(3)は構造異性体を含む)
【0048】上記フルオレン型エポキシ樹脂は、単独で
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0049】本発明による光硬化型粘接着剤組成物に
は、光を照射することにより活性化され、光カチオン重
合開始物質を発生して、比較的低エネルギーで、上記光
カチオン重合性化合物、後述するエポキシ基含有アクリ
ル系ポリマー及び後述する脂環式エポキシ樹脂の光カチ
オン重合を開始させるために、必須成分として光カチオ
ン重合開始剤が含有される。
は、光を照射することにより活性化され、光カチオン重
合開始物質を発生して、比較的低エネルギーで、上記光
カチオン重合性化合物、後述するエポキシ基含有アクリ
ル系ポリマー及び後述する脂環式エポキシ樹脂の光カチ
オン重合を開始させるために、必須成分として光カチオ
ン重合開始剤が含有される。
【0050】上記光カチオン重合開始剤は、イオン性光
酸発生タイプであっても良いし、非イオン性光酸発生タ
イプであっても良い。
酸発生タイプであっても良いし、非イオン性光酸発生タ
イプであっても良い。
【0051】,上記イオン性光酸発生タイプの光カチオ
ン重合開始剤としては、特に限定されるものではない
が、例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ハロニウム
塩、芳香族スルホニウム塩等のオニウム塩類や、鉄−ア
レン錯体、チタノセン錯体、アリールシラノール−アル
ミニウム錯体などの有機金属錯体類等が挙げられ、これ
らの1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
ン重合開始剤としては、特に限定されるものではない
が、例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ハロニウム
塩、芳香族スルホニウム塩等のオニウム塩類や、鉄−ア
レン錯体、チタノセン錯体、アリールシラノール−アル
ミニウム錯体などの有機金属錯体類等が挙げられ、これ
らの1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
【0052】上記イオン性光酸発生タイプの光カチオン
重合開始剤の具体例としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば、商品名「アデカオプトマーSP15
0」、「アデカオプトマーSP170」(以上、旭電化
工業社製)、商品名「UVE−1014」(ゼネラルエ
レクトロニクス社製)、商品名「CD−1012」(サ
ートマー社製)等が挙げられ、これらの1種もしくは2
種以上が好適に用いられる。
重合開始剤の具体例としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば、商品名「アデカオプトマーSP15
0」、「アデカオプトマーSP170」(以上、旭電化
工業社製)、商品名「UVE−1014」(ゼネラルエ
レクトロニクス社製)、商品名「CD−1012」(サ
ートマー社製)等が挙げられ、これらの1種もしくは2
種以上が好適に用いられる。
【0053】又、非イオン性光酸発生タイプの光カチオ
ン重合開始剤としては、特に限定されるものではない
が、例えば、ニトロベンジルエステル、スルホン酸誘導
体、リン酸エステル、スルホン酸誘導体、フェノールス
ルホン酸エステル、ジアゾナフトキノン、N−ヒドロキ
シイミドスルホナート等が挙げられ、これらの1種もし
くは2種以上が好適に用いられる。
ン重合開始剤としては、特に限定されるものではない
が、例えば、ニトロベンジルエステル、スルホン酸誘導
体、リン酸エステル、スルホン酸誘導体、フェノールス
ルホン酸エステル、ジアゾナフトキノン、N−ヒドロキ
シイミドスルホナート等が挙げられ、これらの1種もし
くは2種以上が好適に用いられる。
【0054】上記光カチオン重合開始剤は、単独で用い
られても良いし、2種類以上が併用されても良い。又、
2種類以上の光カチオン重合開始剤を併用する場合、有
効活性波長の異なる2種類以上の光カチオン重合開始剤
を用いて、多段階硬化をさせても良い。
られても良いし、2種類以上が併用されても良い。又、
2種類以上の光カチオン重合開始剤を併用する場合、有
効活性波長の異なる2種類以上の光カチオン重合開始剤
を用いて、多段階硬化をさせても良い。
【0055】本発明による光硬化型粘接着剤組成物中に
おける上記光カチオン重合開始剤の配合量は、特に限定
されるものではないが、前記光カチオン重合性化合物及
びアクリル系ポリマー中の例えばエポキシ基のような官
能基1モルに対し、カチオンの発生量が0.0001モ
ル%以上となるような量であることが好ましい。光カチ
オン重合開始剤の配合量が上記官能基1モルに対するカ
チオンの発生量が0.0001モル未満となるような量
であると、光カチオン重合反応が十分に進行せず、硬化
速度が遅くなることがある。
おける上記光カチオン重合開始剤の配合量は、特に限定
されるものではないが、前記光カチオン重合性化合物及
びアクリル系ポリマー中の例えばエポキシ基のような官
能基1モルに対し、カチオンの発生量が0.0001モ
ル%以上となるような量であることが好ましい。光カチ
オン重合開始剤の配合量が上記官能基1モルに対するカ
チオンの発生量が0.0001モル未満となるような量
であると、光カチオン重合反応が十分に進行せず、硬化
速度が遅くなることがある。
【0056】本発明においては、光重合開始剤として、
必須成分である上記光カチオン重合開始剤と共に、例え
ば光ラジカル重合開始剤や光アニオン重合開始剤のよう
な他の光重合開始剤の1種もしくは2種以上が併用され
ても良い。この場合、必ずしも、光ラジカル重合開始剤
や光アニオン重合開始剤を活性化する光の波長は、光カ
チオン重合開始剤を活性化する光の波長と同等である必
要はない。
必須成分である上記光カチオン重合開始剤と共に、例え
ば光ラジカル重合開始剤や光アニオン重合開始剤のよう
な他の光重合開始剤の1種もしくは2種以上が併用され
ても良い。この場合、必ずしも、光ラジカル重合開始剤
や光アニオン重合開始剤を活性化する光の波長は、光カ
チオン重合開始剤を活性化する光の波長と同等である必
要はない。
【0057】本発明においては、上記光カチオン重合開
始剤を活性化するために光が照射される。
始剤を活性化するために光が照射される。
【0058】上記光としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば、マイクロ波、赤外線、可視光、紫外
線、X線、γ線等が挙げられ、好適に用いられるが、な
かでも取扱いが容易で簡便であり、比較的高エネルギー
を得ることの出来る紫外線がより好適に用いられ、特に
好適に用いられるのは波長200〜400nmの紫外線
である。
ないが、例えば、マイクロ波、赤外線、可視光、紫外
線、X線、γ線等が挙げられ、好適に用いられるが、な
かでも取扱いが容易で簡便であり、比較的高エネルギー
を得ることの出来る紫外線がより好適に用いられ、特に
好適に用いられるのは波長200〜400nmの紫外線
である。
【0059】上記紫外線は、特に限定されるものではな
いが、例えば、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、ケミカルラ
ンプ、キセノンランプ等の適宜の光源を用いて照射する
ことが出来る。
いが、例えば、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、ケミカルラ
ンプ、キセノンランプ等の適宜の光源を用いて照射する
ことが出来る。
【0060】第2発明による光硬化型粘接着剤組成物に
おいては、上述したアクリル系ポリマー、光カチオン重
合性化合物及び光カチオン重合開始剤の合計量100重
量部に対し、脂環式エポキシ樹脂1〜10重量部が含有
されていることが必要である。
おいては、上述したアクリル系ポリマー、光カチオン重
合性化合物及び光カチオン重合開始剤の合計量100重
量部に対し、脂環式エポキシ樹脂1〜10重量部が含有
されていることが必要である。
【0061】上記脂環式エポキシ樹脂は、耐水性や耐熱
性に富むエポキシ樹脂であり、光硬化型粘接着剤組成物
中に脂環式エポキシ樹脂を含有させることにより、得ら
れる光硬化型粘接着剤組成物の光照射による硬化物はよ
り優れた耐水性や耐熱性を発現する。
性に富むエポキシ樹脂であり、光硬化型粘接着剤組成物
中に脂環式エポキシ樹脂を含有させることにより、得ら
れる光硬化型粘接着剤組成物の光照射による硬化物はよ
り優れた耐水性や耐熱性を発現する。
【0062】アクリル系ポリマー、光カチオン重合性化
合物及び光カチオン重合開始剤の合計量100重量部に
対する上記脂環式エポキシ樹脂の含有量が10重量部未
満であると、耐水性や耐熱性が十分に向上せず、逆にア
クリル系ポリマー、光カチオン重合性化合物及び光カチ
オン重合開始剤の合計量100重量部に対する脂環式エ
ポキシ樹脂の含有量が10重量部を超えると、光照射時
の硬化速度が速くなり過ぎて、表面粘着性(タック)や
初期粘着力が乏しくなる。
合物及び光カチオン重合開始剤の合計量100重量部に
対する上記脂環式エポキシ樹脂の含有量が10重量部未
満であると、耐水性や耐熱性が十分に向上せず、逆にア
クリル系ポリマー、光カチオン重合性化合物及び光カチ
オン重合開始剤の合計量100重量部に対する脂環式エ
ポキシ樹脂の含有量が10重量部を超えると、光照射時
の硬化速度が速くなり過ぎて、表面粘着性(タック)や
初期粘着力が乏しくなる。
【0063】上記脂環式エポキシ樹脂とは、シクロヘキ
セン環の二重結合を過酢酸で酸化してエポキシ化したタ
イプのエポキシ樹脂であり、その具体例としては、特に
限定されるものではないが、例えば、商品名「Epox
y1234」(UCC社製)のようなアリサイクリック
ジエポキシアセタール、商品名「Epoxy249」
(UCC社製)のようなアリサイクリックジエポキシア
ジペート、商品名「Epoxy221」(UCC社製)
のようなアリサイクリックジエポキシカルボキシレー
ト、商品名「Epoxy206」(UCC社製)のよう
なビニルシクロヘキセンジオキシド等が挙げられ、好適
に用いられる。
セン環の二重結合を過酢酸で酸化してエポキシ化したタ
イプのエポキシ樹脂であり、その具体例としては、特に
限定されるものではないが、例えば、商品名「Epox
y1234」(UCC社製)のようなアリサイクリック
ジエポキシアセタール、商品名「Epoxy249」
(UCC社製)のようなアリサイクリックジエポキシア
ジペート、商品名「Epoxy221」(UCC社製)
のようなアリサイクリックジエポキシカルボキシレー
ト、商品名「Epoxy206」(UCC社製)のよう
なビニルシクロヘキセンジオキシド等が挙げられ、好適
に用いられる。
【0064】上記脂環式エポキシ樹脂は、単独で用いら
れても良いし、2種類以上が併用されても良い。
れても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0065】第3発明による光硬化型粘接着剤組成物
は、第1発明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成
物において、アクリル系ポリマーとして、アルキル基の
炭素数が2〜20のアクリル系モノマーと分子内に少な
くとも1個のエポキシ基を有するエポキシ基含有アクリ
ル系モノマーとの共重合体が用いられることが必要であ
る。
は、第1発明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成
物において、アクリル系ポリマーとして、アルキル基の
炭素数が2〜20のアクリル系モノマーと分子内に少な
くとも1個のエポキシ基を有するエポキシ基含有アクリ
ル系モノマーとの共重合体が用いられることが必要であ
る。
【0066】上記共重合体は、アクリル系ポリマー中に
エポキシ基が導入されているので、前記光カチオン重合
性化合物のみならず、アクリル系ポリマーそのものも光
カチオン重合性を備えることとなり、得られる光硬化型
粘接着剤組成物の光照射による硬化物は一段と優れた耐
水性や耐熱性を発現する。
エポキシ基が導入されているので、前記光カチオン重合
性化合物のみならず、アクリル系ポリマーそのものも光
カチオン重合性を備えることとなり、得られる光硬化型
粘接着剤組成物の光照射による硬化物は一段と優れた耐
水性や耐熱性を発現する。
【0067】アルキル基の炭素数が2〜20のアクリル
系モノマーとしては、特に限定されるものではないが、
例えば、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メ
タ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、n
−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、iso−ノニル(メタ)アクリ
レート、ドデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル
(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレ
ート、オクタデシル(メタ)アクリレート、エイコシル
(メタ)アクリレート等が挙げられ、これらの1種もし
くは2種以上が好適に用いられる。
系モノマーとしては、特に限定されるものではないが、
例えば、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メ
タ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、n
−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、iso−ノニル(メタ)アクリ
レート、ドデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル
(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレ
ート、オクタデシル(メタ)アクリレート、エイコシル
(メタ)アクリレート等が挙げられ、これらの1種もし
くは2種以上が好適に用いられる。
【0068】上記アクリル系モノマーのアルキル基の炭
素数が2であると、得られる光硬化型粘接着剤組成物の
表面粘着性(タック)や初期粘着力が不十分となり、逆
に上記アクリル系モノマーのアルキル基の炭素数が20
を超えると、得られる光硬化型粘接着剤組成物の硬化物
の凝集力が乏しくなって、接着強度や耐熱性が不十分と
なる。
素数が2であると、得られる光硬化型粘接着剤組成物の
表面粘着性(タック)や初期粘着力が不十分となり、逆
に上記アクリル系モノマーのアルキル基の炭素数が20
を超えると、得られる光硬化型粘接着剤組成物の硬化物
の凝集力が乏しくなって、接着強度や耐熱性が不十分と
なる。
【0069】又、分子内に少なくとも1個のエポキシ基
を有するエポキシ基含有アクリル系モノマーとしては、
特に限定されるものではないが、例えば、グリシジル
(メタ)アクリレート、商品名「サイクロマーM10
0、M101、A200」等の「サイクロマー」シリー
ズ(以上、ダイセル化学工業社製)のような脂環式エポ
キシ基を有する(メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
ル酸のカルボキシル基と2官能以上のエポキシ化合物の
エポキシ基とを反応させて得られるモノマー、側鎖に水
酸基やカルボキシル基を有するアクリル系モノマーの水
酸基もしくはカルボキシル基と2官能以上のエポキシ化
合物のエポキシ基とを反応させて得られるモノマー等が
挙げられ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用い
られる。
を有するエポキシ基含有アクリル系モノマーとしては、
特に限定されるものではないが、例えば、グリシジル
(メタ)アクリレート、商品名「サイクロマーM10
0、M101、A200」等の「サイクロマー」シリー
ズ(以上、ダイセル化学工業社製)のような脂環式エポ
キシ基を有する(メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
ル酸のカルボキシル基と2官能以上のエポキシ化合物の
エポキシ基とを反応させて得られるモノマー、側鎖に水
酸基やカルボキシル基を有するアクリル系モノマーの水
酸基もしくはカルボキシル基と2官能以上のエポキシ化
合物のエポキシ基とを反応させて得られるモノマー等が
挙げられ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用い
られる。
【0070】前記アルキル基の炭素数が2〜20のアク
リル系モノマーと上記エポキシ基含有アクリル系モノマ
ーとの共重合方法は、特別なものではなく、溶液重合
法、乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法、光重合法等
のいずれの重合方法であっても良い。
リル系モノマーと上記エポキシ基含有アクリル系モノマ
ーとの共重合方法は、特別なものではなく、溶液重合
法、乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法、光重合法等
のいずれの重合方法であっても良い。
【0071】第4発明による光硬化型粘接着剤組成物
は、第1発明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成
物において、アクリル系ポリマーとして、アクリル系モ
ノマーと、第1発明による光硬化型粘接着剤組成物から
アクリル系ポリマーが除外された組成物、即ち前記ナフ
タレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂及び
フルオレン型エポキシ樹脂からなる群より選択される少
なくとも1種のエポキシ樹脂を20重量%以上含有する
光カチオン重合性化合物及び光カチオン重合開始剤から
なる組成物、又は、第2発明による光硬化型粘接着剤組
成物からアクリル系ポリマーが除外された組成物、即ち
光カチオン重合性化合物、光カチオン重合開始剤及び脂
環式エポキシ樹脂からなる組成物とを、光ラジカル重合
させて得られる共重合体が用いられることが必要であ
る。
は、第1発明又は第2発明による光硬化型粘接着剤組成
物において、アクリル系ポリマーとして、アクリル系モ
ノマーと、第1発明による光硬化型粘接着剤組成物から
アクリル系ポリマーが除外された組成物、即ち前記ナフ
タレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂及び
フルオレン型エポキシ樹脂からなる群より選択される少
なくとも1種のエポキシ樹脂を20重量%以上含有する
光カチオン重合性化合物及び光カチオン重合開始剤から
なる組成物、又は、第2発明による光硬化型粘接着剤組
成物からアクリル系ポリマーが除外された組成物、即ち
光カチオン重合性化合物、光カチオン重合開始剤及び脂
環式エポキシ樹脂からなる組成物とを、光ラジカル重合
させて得られる共重合体が用いられることが必要であ
る。
【0072】上記共重合体は、アクリル系ポリマー中に
エポキシ基が導入されているので、前記光カチオン重合
性化合物のみならず、アクリル系ポリマーそのものも光
カチオン重合性を備えることとなり、得られる光硬化型
粘接着剤組成物の光照射による硬化物は一段と優れた耐
水性や耐熱性を発現する。
エポキシ基が導入されているので、前記光カチオン重合
性化合物のみならず、アクリル系ポリマーそのものも光
カチオン重合性を備えることとなり、得られる光硬化型
粘接着剤組成物の光照射による硬化物は一段と優れた耐
水性や耐熱性を発現する。
【0073】上記光ラジカル重合の方法は、特別なもの
ではなく、例えば、アクリル系モノマー、該アクリル系
モノマーと共重合させる上記組成物及び光ラジカル重合
開始剤からなる光ラジカル重合性組成物を調製した後、
空気中の酸素や光ラジカル重合性組成物中の溶存酸素に
よるラジカル重合反応阻害を防止するために、例えばポ
リエチレンテレフタレート(PET)フィルムやテフロ
ンフィルム等により上記光ラジカル重合性組成物を被覆
し、そのフィルムを通して光を照射する方法や、窒素ガ
スのような不活性ガス雰囲気下で上記光ラジカル重合性
組成物に光を照射する方法等により、所望の光ラジカル
共重合されたアクリル系ポリマーを得ることが出来る。
ではなく、例えば、アクリル系モノマー、該アクリル系
モノマーと共重合させる上記組成物及び光ラジカル重合
開始剤からなる光ラジカル重合性組成物を調製した後、
空気中の酸素や光ラジカル重合性組成物中の溶存酸素に
よるラジカル重合反応阻害を防止するために、例えばポ
リエチレンテレフタレート(PET)フィルムやテフロ
ンフィルム等により上記光ラジカル重合性組成物を被覆
し、そのフィルムを通して光を照射する方法や、窒素ガ
スのような不活性ガス雰囲気下で上記光ラジカル重合性
組成物に光を照射する方法等により、所望の光ラジカル
共重合されたアクリル系ポリマーを得ることが出来る。
【0074】上記光ラジカル重合開始剤は、前記光カチ
オン重合開始剤の感光波長より長波長側の光により活性
化されるものであり、従来公知の光ラジカル重合開始剤
が単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されて
も良い。
オン重合開始剤の感光波長より長波長側の光により活性
化されるものであり、従来公知の光ラジカル重合開始剤
が単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されて
も良い。
【0075】又、光ラジカル重合のために照射される光
の波長は、360nmより短波長の光を実質的に含まな
い光であることが好ましく、これらの光を得る方法とし
ては、特に限定されるものではないが、例えば、カット
フィルターを用いて、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、ケミカルランプ、ブラックライ
ト、マイクロウェーブ励起水銀灯、メタルハライドラン
プ等を使用する方法や、360nm以下の波長の光を実
質的に含まず、420nm領域に最大発光波長を有する
蛍光灯を使用する方法等が挙げられ、いずれの方法も好
適に採用される。
の波長は、360nmより短波長の光を実質的に含まな
い光であることが好ましく、これらの光を得る方法とし
ては、特に限定されるものではないが、例えば、カット
フィルターを用いて、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、ケミカルランプ、ブラックライ
ト、マイクロウェーブ励起水銀灯、メタルハライドラン
プ等を使用する方法や、360nm以下の波長の光を実
質的に含まず、420nm領域に最大発光波長を有する
蛍光灯を使用する方法等が挙げられ、いずれの方法も好
適に採用される。
【0076】第5発明による光硬化型粘接着剤組成物
は、上述した第1発明〜第4発明による光硬化型粘接着
剤組成物において、光を照射して硬化させた硬化物中の
エポキシ基の反応率が40〜80モル%であることが必
要である。
は、上述した第1発明〜第4発明による光硬化型粘接着
剤組成物において、光を照射して硬化させた硬化物中の
エポキシ基の反応率が40〜80モル%であることが必
要である。
【0077】硬化物中のエポキシ基の反応率を40〜8
0モル%とすることにより、硬化物の凝集力や弾性率が
適正なものとなり、優れたバランスの引張接着強度や剥
離接着強度、弾性や耐衝撃性等を発現する。
0モル%とすることにより、硬化物の凝集力や弾性率が
適正なものとなり、優れたバランスの引張接着強度や剥
離接着強度、弾性や耐衝撃性等を発現する。
【0078】上記硬化物中のエポキシ基の反応率が40
モル%未満であると、硬化物の凝集力が十分に発現しな
いため、引張接着強度や耐水性、耐熱性等が不十分とな
り、逆に硬化物中のエポキシ基の反応率が80モル%を
超えると、硬化物の弾性率が高くなり過ぎて、剥離時の
応力緩和性が乏しくなるため、剥離接着強度や弾性、耐
衝撃性等が不十分となる。
モル%未満であると、硬化物の凝集力が十分に発現しな
いため、引張接着強度や耐水性、耐熱性等が不十分とな
り、逆に硬化物中のエポキシ基の反応率が80モル%を
超えると、硬化物の弾性率が高くなり過ぎて、剥離時の
応力緩和性が乏しくなるため、剥離接着強度や弾性、耐
衝撃性等が不十分となる。
【0079】上記硬化物中のエポキシ基の反応率は、次
式により求められる。 Conv(モル%)={(Z0 −Z1 )/Z0 }×10
0 ここで、Conv(モル%):エポキシ基の反応率 Z0 (mol/g):光を照射する前の光硬化型粘接着
剤組成物中のエポキシ基含有量 Z1 (mol/g):光を照射した後の光硬化型粘接着
剤組成物中のエポキシ基含有量
式により求められる。 Conv(モル%)={(Z0 −Z1 )/Z0 }×10
0 ここで、Conv(モル%):エポキシ基の反応率 Z0 (mol/g):光を照射する前の光硬化型粘接着
剤組成物中のエポキシ基含有量 Z1 (mol/g):光を照射した後の光硬化型粘接着
剤組成物中のエポキシ基含有量
【0080】又、上記光硬化型粘接着剤組成物中のエポ
キシ基含有量は、塩酸−ジオキサン法により、以下の方
法で求められる。
キシ基含有量は、塩酸−ジオキサン法により、以下の方
法で求められる。
【0081】一定量の光硬化型粘接着剤組成物に対し
て、塩化水素ジオキサン溶液/エタノール=1/1(重
量比)の混合溶液を加え、室温で5時間攪拌した後、未
反応の塩化水素を水酸化カリウムで逆滴定を行い、次式
により求められる。 Z(mol/g)=(S1 −S2 )×C×f/(WS ×
1000) ここで、Z(mol/g):エポキシ基含有量 S1 (ml):空試験に要した水酸化カリウムのエタノ
ール溶液の滴定量 S2 (ml):本試験に要した水酸化カリウムのエタノ
ール溶液の滴定量 C(mol/l):滴定に用いた水酸化カリウムのエタ
ノール溶液の濃度 f:滴定に用いた水酸化カリウムのエタノール溶液のフ
ァクターWS (g):滴定試料の採取量 但し、滴定試料中にカルボキシル基等の酸基が存在する
場合には、予め酸基の含有量を求めておき、その値をZ
から減じた値をエポキシ基含有量とした。
て、塩化水素ジオキサン溶液/エタノール=1/1(重
量比)の混合溶液を加え、室温で5時間攪拌した後、未
反応の塩化水素を水酸化カリウムで逆滴定を行い、次式
により求められる。 Z(mol/g)=(S1 −S2 )×C×f/(WS ×
1000) ここで、Z(mol/g):エポキシ基含有量 S1 (ml):空試験に要した水酸化カリウムのエタノ
ール溶液の滴定量 S2 (ml):本試験に要した水酸化カリウムのエタノ
ール溶液の滴定量 C(mol/l):滴定に用いた水酸化カリウムのエタ
ノール溶液の濃度 f:滴定に用いた水酸化カリウムのエタノール溶液のフ
ァクターWS (g):滴定試料の採取量 但し、滴定試料中にカルボキシル基等の酸基が存在する
場合には、予め酸基の含有量を求めておき、その値をZ
から減じた値をエポキシ基含有量とした。
【0082】本発明による光硬化型粘接着剤組成物に
は、必須成分であるアクリル系ポリマー、光カチオン重
合性化合物及び光カチオン重合開始剤(第1発明)、又
は、アクリル系ポリマー、光カチオン重合性化合物、光
カチオン重合開始剤及び脂環式エポキシ樹脂(第2発
明)以外に、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要
に応じて、常温における表面粘着性(タック)や初期粘
着力をさらに向上させるための粘着付与樹脂や、充填
剤、増量剤、揺変剤、軟化剤、可塑剤、安定剤、酸化防
止剤、難燃剤、着色剤、有機溶剤等の各種添加剤の1種
もしくは2種以上が含有されていても良い。
は、必須成分であるアクリル系ポリマー、光カチオン重
合性化合物及び光カチオン重合開始剤(第1発明)、又
は、アクリル系ポリマー、光カチオン重合性化合物、光
カチオン重合開始剤及び脂環式エポキシ樹脂(第2発
明)以外に、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要
に応じて、常温における表面粘着性(タック)や初期粘
着力をさらに向上させるための粘着付与樹脂や、充填
剤、増量剤、揺変剤、軟化剤、可塑剤、安定剤、酸化防
止剤、難燃剤、着色剤、有機溶剤等の各種添加剤の1種
もしくは2種以上が含有されていても良い。
【0083】上記粘着付与樹脂としては、特に限定され
るものではないが、例えば、ロジン系樹脂、変性ロジン
系樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、芳香
族変性テルペン樹脂、C5系又はC9系の石油樹脂、ク
マロンインデン樹脂等が挙げられ、これらの1種もしく
は2種以上が好適に用いられる。
るものではないが、例えば、ロジン系樹脂、変性ロジン
系樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、芳香
族変性テルペン樹脂、C5系又はC9系の石油樹脂、ク
マロンインデン樹脂等が挙げられ、これらの1種もしく
は2種以上が好適に用いられる。
【0084】本発明による光硬化型粘接着剤組成物の製
造方法は、特別なものではなく、ホモディスパー、ホモ
ミキサー、万能ミキサー、プラネタリウムミキサー、ニ
ーダー、三本ロール等の混合機を用いて、常温もしくは
加温下で、必須成分であるアクリル系ポリマー、光カチ
オン重合性化合物及び光カチオン重合開始剤(第1発
明)、又は、アクリル系ポリマー、光カチオン重合性化
合物、光カチオン重合開始剤及び脂環式エポキシ樹脂
(第2発明)の各所定量と必要に応じて含有させる上記
各種添加剤の1種もしくは2種以上の各所定量とを均一
に混合することにより、所望の光硬化型粘接着剤組成物
を得ることが出来る。尚、上記製造は、光を遮断した状
態で行われることが好ましい。
造方法は、特別なものではなく、ホモディスパー、ホモ
ミキサー、万能ミキサー、プラネタリウムミキサー、ニ
ーダー、三本ロール等の混合機を用いて、常温もしくは
加温下で、必須成分であるアクリル系ポリマー、光カチ
オン重合性化合物及び光カチオン重合開始剤(第1発
明)、又は、アクリル系ポリマー、光カチオン重合性化
合物、光カチオン重合開始剤及び脂環式エポキシ樹脂
(第2発明)の各所定量と必要に応じて含有させる上記
各種添加剤の1種もしくは2種以上の各所定量とを均一
に混合することにより、所望の光硬化型粘接着剤組成物
を得ることが出来る。尚、上記製造は、光を遮断した状
態で行われることが好ましい。
【0085】こうして得られる本発明の光硬化型粘接着
剤組成物は、そのままの形態で接合部材(被着体)の片
面もしくは両面に塗工し、接合部材の接合前もしくは接
合後に光を照射して、光カチオン重合させ、硬化せしめ
ても良いが、より良好な取扱い作業性や簡便性を得るた
めには、予め粘着シート状に加工した光硬化型粘接着シ
ート(以下、単に「粘接着シート」と記す)の形態で使
用することが好ましい。尚、上記粘接着シートは、通
常、両面粘接着シートであることが好ましいが、場合に
よっては、片面粘接着シートであっても良い。
剤組成物は、そのままの形態で接合部材(被着体)の片
面もしくは両面に塗工し、接合部材の接合前もしくは接
合後に光を照射して、光カチオン重合させ、硬化せしめ
ても良いが、より良好な取扱い作業性や簡便性を得るた
めには、予め粘着シート状に加工した光硬化型粘接着シ
ート(以下、単に「粘接着シート」と記す)の形態で使
用することが好ましい。尚、上記粘接着シートは、通
常、両面粘接着シートであることが好ましいが、場合に
よっては、片面粘接着シートであっても良い。
【0086】上記粘接着シートの加工方法は、特別なも
のではなく、例えば、離型処理を施されたシート状の支
持体上に、ロールコート法、グラビアコート法、押出コ
ート法等の各種塗工方法で光硬化型粘接着剤組成物を塗
工し、必要に応じて乾燥工程や冷却工程を経た後、塗工
された光硬化型粘接着剤組成物の表面を例えばポリエチ
レンシートのような離型シートで保護し、巻き取ること
により、所望の粘接着シートを得ることが出来る。上記
加工において、光硬化型粘接着剤組成物が固形状もしく
は半固形状であったり、液状でも高粘度であって塗工が
困難な場合には、例えば有機溶剤で希釈したり、加熱溶
融させて、低粘度化を図っても良い。
のではなく、例えば、離型処理を施されたシート状の支
持体上に、ロールコート法、グラビアコート法、押出コ
ート法等の各種塗工方法で光硬化型粘接着剤組成物を塗
工し、必要に応じて乾燥工程や冷却工程を経た後、塗工
された光硬化型粘接着剤組成物の表面を例えばポリエチ
レンシートのような離型シートで保護し、巻き取ること
により、所望の粘接着シートを得ることが出来る。上記
加工において、光硬化型粘接着剤組成物が固形状もしく
は半固形状であったり、液状でも高粘度であって塗工が
困難な場合には、例えば有機溶剤で希釈したり、加熱溶
融させて、低粘度化を図っても良い。
【0087】上記支持体や離型シートとしては、特に限
定されるものではないが、例えば、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリカーボネート、ナイロン、ポリア
リレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリスチレン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ト
リアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、セロハ
ン等が挙げられ、好適に用いられる。又、上記支持体や
離型シートは、特に限定されるものではないが、厚みが
1μm以上であることが好ましく、より好ましくは10
μm以上である。支持体や離型シートの厚みが1μm未
満であると、強度が低いため、使用時に支持体や離型シ
ートが断裂することがある。
定されるものではないが、例えば、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリカーボネート、ナイロン、ポリア
リレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリスチレン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ト
リアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、セロハ
ン等が挙げられ、好適に用いられる。又、上記支持体や
離型シートは、特に限定されるものではないが、厚みが
1μm以上であることが好ましく、より好ましくは10
μm以上である。支持体や離型シートの厚みが1μm未
満であると、強度が低いため、使用時に支持体や離型シ
ートが断裂することがある。
【0088】こうして得られる粘接着シートは、特に限
定されるものではないが、それ自体の厚みが1〜200
0μmであることが好ましく、より好ましくは10〜1
000μmである。粘接着シート自体の厚みが1μm未
満であると、接合部材(被着体)の表面の凹凸によって
粘接着シートの粘接着性が影響を受けることがあり、逆
に粘接着シート自体の厚みが2000μmを超えると、
硬化時間が過度に長くなることがある。
定されるものではないが、それ自体の厚みが1〜200
0μmであることが好ましく、より好ましくは10〜1
000μmである。粘接着シート自体の厚みが1μm未
満であると、接合部材(被着体)の表面の凹凸によって
粘接着シートの粘接着性が影響を受けることがあり、逆
に粘接着シート自体の厚みが2000μmを超えると、
硬化時間が過度に長くなることがある。
【0089】又、上記粘接着シートは、特に限定される
ものではないが、その常温における表面粘着性(タッ
ク)が、ボールタックで5以上であることが好ましく、
より好ましくは10以上である。上記表面粘着性(タッ
ク)がボールタックで5未満であると、接合部材を接合
する時の作業性や簡便性が低下することがある。
ものではないが、その常温における表面粘着性(タッ
ク)が、ボールタックで5以上であることが好ましく、
より好ましくは10以上である。上記表面粘着性(タッ
ク)がボールタックで5未満であると、接合部材を接合
する時の作業性や簡便性が低下することがある。
【0090】次に、第6発明による接合部材の接合方法
は、上述した第1発明〜第5発明のいずれかによる光硬
化型粘接着剤組成物を接合部材の一方もしくは双方に塗
工し、接合部材の接合前もしくは接合後に、上記粘接着
剤組成物に光を照射して、上記粘接着剤組成物を光カチ
オン重合させ、硬化せしめる工程を包含することを特徴
とする。尚、ここで言う光硬化型粘接着剤組成物の塗工
とは、光硬化型粘接着剤組成物をそのままの形態で塗工
する場合のみならず、前記光硬化型粘接着シートの形態
で適用する場合も包含する。
は、上述した第1発明〜第5発明のいずれかによる光硬
化型粘接着剤組成物を接合部材の一方もしくは双方に塗
工し、接合部材の接合前もしくは接合後に、上記粘接着
剤組成物に光を照射して、上記粘接着剤組成物を光カチ
オン重合させ、硬化せしめる工程を包含することを特徴
とする。尚、ここで言う光硬化型粘接着剤組成物の塗工
とは、光硬化型粘接着剤組成物をそのままの形態で塗工
する場合のみならず、前記光硬化型粘接着シートの形態
で適用する場合も包含する。
【0091】上記接合方法において、光硬化型粘接着剤
組成物に光を照射する時期は、光硬化型粘接着剤組成物
が塗工されている接合部材と光硬化型粘接着剤組成物が
塗工されていないか又は塗工されている接合部材との接
合前もしくは接合後のいずれであっても良い。
組成物に光を照射する時期は、光硬化型粘接着剤組成物
が塗工されている接合部材と光硬化型粘接着剤組成物が
塗工されていないか又は塗工されている接合部材との接
合前もしくは接合後のいずれであっても良い。
【0092】例えば、少なくとも一方の接合部材(被着
体)が光透過性である場合、光硬化型粘接着剤組成物も
しくは光硬化型粘接着シートを少なくとも一方の接合部
材に塗工もしくは貼り付けた後に、他方の接合部材と接
合し、上記光透過性の接合部材面から光を照射して、光
硬化型粘接着剤組成物もしくは光硬化型粘接着シートを
光カチオン重合させ、硬化せしめれば良い。この方法の
場合、接合工程全体の時間短縮を図るために、接合部材
同士が接合された後、可及的速やかに光を照射すること
が好ましい。
体)が光透過性である場合、光硬化型粘接着剤組成物も
しくは光硬化型粘接着シートを少なくとも一方の接合部
材に塗工もしくは貼り付けた後に、他方の接合部材と接
合し、上記光透過性の接合部材面から光を照射して、光
硬化型粘接着剤組成物もしくは光硬化型粘接着シートを
光カチオン重合させ、硬化せしめれば良い。この方法の
場合、接合工程全体の時間短縮を図るために、接合部材
同士が接合された後、可及的速やかに光を照射すること
が好ましい。
【0093】又、双方の接合部材が光透過性でない場
合、光硬化型粘接着剤組成物もしくは光硬化型粘接着シ
ートを少なくとも一方の接合部材に塗工もしくは貼り付
け、次いで、上記粘接着剤組成物面もしくは粘接着シー
ト面に光を照射した後に、他方の接合部材と接合し、光
硬化型粘接着剤組成物もしくは光硬化型粘接着シートを
光カチオン重合させ、硬化せしめれば良い。この方法の
場合、一方の接合部材と他方の接合部材との接合を円滑
に行うために、光が照射された後、可及的速やかに、好
ましくは10分以内に双方の接合部材の接合を行うこと
が好ましい。
合、光硬化型粘接着剤組成物もしくは光硬化型粘接着シ
ートを少なくとも一方の接合部材に塗工もしくは貼り付
け、次いで、上記粘接着剤組成物面もしくは粘接着シー
ト面に光を照射した後に、他方の接合部材と接合し、光
硬化型粘接着剤組成物もしくは光硬化型粘接着シートを
光カチオン重合させ、硬化せしめれば良い。この方法の
場合、一方の接合部材と他方の接合部材との接合を円滑
に行うために、光が照射された後、可及的速やかに、好
ましくは10分以内に双方の接合部材の接合を行うこと
が好ましい。
【0094】上記いずれの方法の場合でも、常温で光硬
化型粘接着剤もしくは光硬化型粘接着シートの光カチオ
ン重合反応による硬化が短時間で進行し、硬化物は優れ
た接着強度や耐水性、耐熱性等を発現する。
化型粘接着剤もしくは光硬化型粘接着シートの光カチオ
ン重合反応による硬化が短時間で進行し、硬化物は優れ
た接着強度や耐水性、耐熱性等を発現する。
【0095】上記光を照射するための光としては、前述
したように、特に限定されるものではないが、例えば、
マイクロ波、赤外線、可視光、紫外線、X線、γ線等が
挙げられ、好適に用いられるが、なかでも取扱いが容易
で簡便であり、比較的高エネルギーを得ることの出来る
紫外線がより好適に用いられ、特に好適に用いられるの
は波長200〜400nmの紫外線である。
したように、特に限定されるものではないが、例えば、
マイクロ波、赤外線、可視光、紫外線、X線、γ線等が
挙げられ、好適に用いられるが、なかでも取扱いが容易
で簡便であり、比較的高エネルギーを得ることの出来る
紫外線がより好適に用いられ、特に好適に用いられるの
は波長200〜400nmの紫外線である。
【0096】上記紫外線は、前述したように、特に限定
されるものではないが、例えば、高圧水銀灯、超高圧水
銀灯、ケミカルランプ、キセノンランプ等の適宜の光源
を用いて照射することが出来る。
されるものではないが、例えば、高圧水銀灯、超高圧水
銀灯、ケミカルランプ、キセノンランプ等の適宜の光源
を用いて照射することが出来る。
【0097】又、光硬化型粘接着剤組成物もしくは光硬
化型粘接着シートの硬化反応をより促進し、硬化時間を
さらに短縮するために、上記光照射と共に、加熱や加湿
等による他の硬化手段が併用されても良い。
化型粘接着シートの硬化反応をより促進し、硬化時間を
さらに短縮するために、上記光照射と共に、加熱や加湿
等による他の硬化手段が併用されても良い。
【0098】
【作用】本発明による光硬化型粘接着剤組成物は、アク
リル系ポリマーを含有するので、常温における表面粘着
性(タック)や初期粘着力に優れる。又、光カチオン重
合性化合物を含有するので、光を照射されることによ
り、光カチオン重合反応で速やかに硬化し、且つ、硬化
後は優れた接着強度、耐水性、耐熱性等を発現する。従
って、粘着剤のような優れた取扱い作業性や簡便性と、
接着剤のような優れた接着強度や耐水性、耐熱性等とを
兼備する。
リル系ポリマーを含有するので、常温における表面粘着
性(タック)や初期粘着力に優れる。又、光カチオン重
合性化合物を含有するので、光を照射されることによ
り、光カチオン重合反応で速やかに硬化し、且つ、硬化
後は優れた接着強度、耐水性、耐熱性等を発現する。従
って、粘着剤のような優れた取扱い作業性や簡便性と、
接着剤のような優れた接着強度や耐水性、耐熱性等とを
兼備する。
【0099】又、第6発明による接合部材の接合方法
は、上記光硬化型粘接着剤組成物を用い、その光硬化型
粘接着剤組成物もしくは予め加工された光硬化型粘接着
シートに光を照射することにより行うので、優れた接着
強度や耐水性、耐熱性等を有する接合体を、短時間で作
業性良く簡便に得ることが出来る。
は、上記光硬化型粘接着剤組成物を用い、その光硬化型
粘接着剤組成物もしくは予め加工された光硬化型粘接着
シートに光を照射することにより行うので、優れた接着
強度や耐水性、耐熱性等を有する接合体を、短時間で作
業性良く簡便に得ることが出来る。
【0100】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明するた
め以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。尚、実施例中の「部」は
「重量部」を意味する。
め以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。尚、実施例中の「部」は
「重量部」を意味する。
【0101】(実施例1)
【0102】(1)光硬化型粘接着剤組成物の調製 アクリル系ポリマーとしてブチルアクリレート樹脂(重
量平均分子量90万)70部、光カチオン重合性化合物
として、架橋NBR微粒子分散エポキシ樹脂(商品名
「EPR21」、旭電化工業社製)5部及びナフタレン
型エポキシ樹脂(商品名「エピクロンHP−4032
D」、大日本インキ化学工業社製)25部、光カチオン
重合開始剤として商品名「アデカオプトマーSP17
0」(旭電化工業社製)2部及び有機溶剤としてメチル
エチルケトン(MEK)100部を、23℃の雰囲気下
で、ホモディスパー型攪拌混合機(商品名「ホモディス
パーL型」、特殊機化工業社製)を用い、攪拌速度30
00rpmで均一に攪拌混合して、光硬化型粘接着剤組
成物を調製した。
量平均分子量90万)70部、光カチオン重合性化合物
として、架橋NBR微粒子分散エポキシ樹脂(商品名
「EPR21」、旭電化工業社製)5部及びナフタレン
型エポキシ樹脂(商品名「エピクロンHP−4032
D」、大日本インキ化学工業社製)25部、光カチオン
重合開始剤として商品名「アデカオプトマーSP17
0」(旭電化工業社製)2部及び有機溶剤としてメチル
エチルケトン(MEK)100部を、23℃の雰囲気下
で、ホモディスパー型攪拌混合機(商品名「ホモディス
パーL型」、特殊機化工業社製)を用い、攪拌速度30
00rpmで均一に攪拌混合して、光硬化型粘接着剤組
成物を調製した。
【0103】(2)光硬化型粘接着シートの作製 支持体として離型処理が施された厚み50μmのポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルムを使用し、ロ
ールコーターを用いて、PETフィルムの離型処理面に
上記で得られた光硬化型粘接着剤組成物を塗工厚み(d
ry)が50μmとなるように塗工し、乾燥して、光硬
化型粘接着シートを得た。次いで、得られた光硬化型粘
接着シートの粘接着剤組成物面に、保護フィルムとして
シリコーン離型処理が施されたポリエチレンラミネート
上質紙の離型処理面をラミネートして、光硬化型粘接着
シートを作製した。
チレンテレフタレート(PET)フィルムを使用し、ロ
ールコーターを用いて、PETフィルムの離型処理面に
上記で得られた光硬化型粘接着剤組成物を塗工厚み(d
ry)が50μmとなるように塗工し、乾燥して、光硬
化型粘接着シートを得た。次いで、得られた光硬化型粘
接着シートの粘接着剤組成物面に、保護フィルムとして
シリコーン離型処理が施されたポリエチレンラミネート
上質紙の離型処理面をラミネートして、光硬化型粘接着
シートを作製した。
【0104】(3)接合体の作製 保護フィルムを剥離しながら、光硬化型粘接着シートを
厚み50μmのステンレススチール(SUS)箔に10
0℃で熱ラミネートした。この時のラミネート圧力(線
圧)は3kg/cm、ラミネート速度は2m/分であっ
た。次いで、離型PETフィルムを剥離し、光硬化型粘
接着シートの粘接着剤組成物面に、超高圧水銀灯を用い
て波長365nmの紫外線を照射強度が2J/cm2 と
なるように照射した後、直ちに、上記粘接着剤組成物面
に厚み50μmのSUS箔を100℃で熱ラミネートし
て、接合体を作製した。尚、光照射された後の光硬化型
粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記方法で求
めたところ63モル%であった。
厚み50μmのステンレススチール(SUS)箔に10
0℃で熱ラミネートした。この時のラミネート圧力(線
圧)は3kg/cm、ラミネート速度は2m/分であっ
た。次いで、離型PETフィルムを剥離し、光硬化型粘
接着シートの粘接着剤組成物面に、超高圧水銀灯を用い
て波長365nmの紫外線を照射強度が2J/cm2 と
なるように照射した後、直ちに、上記粘接着剤組成物面
に厚み50μmのSUS箔を100℃で熱ラミネートし
て、接合体を作製した。尚、光照射された後の光硬化型
粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記方法で求
めたところ63モル%であった。
【0105】(4)評価 上記で得られた接合体の性能(初期粘着力、常態接
着強度、耐水接着強度)及び光硬化型粘接着シートの
性能(貯蔵安定性)を以下の方法で評価した。その結
果は表1に示すとおりであった。
着強度、耐水接着強度)及び光硬化型粘接着シートの
性能(貯蔵安定性)を以下の方法で評価した。その結
果は表1に示すとおりであった。
【0106】初期粘着力:接合体を23℃−50%R
Hの雰囲気下に30分間放置した後、幅10mmに裁断
し、テンシロン型引張試験機を用いて、剥離速度50m
m/分で180度角剥離試験を行い、初期粘着力(g/
10mm)を測定した。
Hの雰囲気下に30分間放置した後、幅10mmに裁断
し、テンシロン型引張試験機を用いて、剥離速度50m
m/分で180度角剥離試験を行い、初期粘着力(g/
10mm)を測定した。
【0107】常態接着強度:接合体を23℃−50%
RHの雰囲気下に24時間放置した後、幅10mmに裁
断し、の場合と同様の条件で180度角剥離試験を行
い、常態接着強度(g/10mm)を測定した。
RHの雰囲気下に24時間放置した後、幅10mmに裁
断し、の場合と同様の条件で180度角剥離試験を行
い、常態接着強度(g/10mm)を測定した。
【0108】耐水接着強度:接合体を23℃−50%
RHの雰囲気下に24時間放置した後、幅10mmに裁
断し、40℃の温水中に100時間浸漬した。次いで、
温水中から取り出して、23℃−50%RHの雰囲気下
に24時間放置した後、の場合と同様の条件で180
度角剥離試験を行い、耐水接着強度A(g/10mm)
を測定した。又、上記と同様に40℃の温水中に100
時間浸漬した接合体を温水中から取り出して、110℃
で1時間乾燥した後、の場合と同様の条件で180度
角剥離試験を行い、耐水接着強度B(g/10mm)を
測定した。
RHの雰囲気下に24時間放置した後、幅10mmに裁
断し、40℃の温水中に100時間浸漬した。次いで、
温水中から取り出して、23℃−50%RHの雰囲気下
に24時間放置した後、の場合と同様の条件で180
度角剥離試験を行い、耐水接着強度A(g/10mm)
を測定した。又、上記と同様に40℃の温水中に100
時間浸漬した接合体を温水中から取り出して、110℃
で1時間乾燥した後、の場合と同様の条件で180度
角剥離試験を行い、耐水接着強度B(g/10mm)を
測定した。
【0109】貯蔵安定性 光硬化型粘接着シートを、(イ)40℃の暗所で1ケ月
間、(ロ)23℃の暗所で6ケ月間、それぞれ放置した
後、〜の性能を評価し、初期性能に対する貯蔵後性
能の変化の有無を確認した。
間、(ロ)23℃の暗所で6ケ月間、それぞれ放置した
後、〜の性能を評価し、初期性能に対する貯蔵後性
能の変化の有無を確認した。
【0110】(実施例2)光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、光カチオン重合性化合物中に含有させるエ
ポキシ樹脂として、ナフタレン型エポキシ樹脂「エピク
ロンHP−4032D」25部の代わりに、ビフェニル
型エポキシ樹脂(商品名「YX4000」、油化シェル
エポキシ社製)25部を用いたこと以外は実施例1と同
様にして、光硬化型粘接着剤組成物、光硬化型粘接着シ
ート及び接合体を得た。尚、光照射された後の光硬化型
粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記方法で求
めたところ64モル%であった。
製において、光カチオン重合性化合物中に含有させるエ
ポキシ樹脂として、ナフタレン型エポキシ樹脂「エピク
ロンHP−4032D」25部の代わりに、ビフェニル
型エポキシ樹脂(商品名「YX4000」、油化シェル
エポキシ社製)25部を用いたこと以外は実施例1と同
様にして、光硬化型粘接着剤組成物、光硬化型粘接着シ
ート及び接合体を得た。尚、光照射された後の光硬化型
粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記方法で求
めたところ64モル%であった。
【0111】(実施例3)光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、光カチオン重合性化合物中に含有させるエ
ポキシ樹脂として、ナフタレン型エポキシ樹脂「エピク
ロンHP−4032D」25部の代わりに、フルオレン
型エポキシ樹脂(商品名「EPON HPT−107
9」、SHELL社製)25部を用いたこと以外は実施
例1と同様にして、光硬化型粘接着剤組成物、光硬化型
粘接着シート及び接合体を得た。尚、光照射された後の
光硬化型粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記
方法で求めたところ60モル%であった。
製において、光カチオン重合性化合物中に含有させるエ
ポキシ樹脂として、ナフタレン型エポキシ樹脂「エピク
ロンHP−4032D」25部の代わりに、フルオレン
型エポキシ樹脂(商品名「EPON HPT−107
9」、SHELL社製)25部を用いたこと以外は実施
例1と同様にして、光硬化型粘接着剤組成物、光硬化型
粘接着シート及び接合体を得た。尚、光照射された後の
光硬化型粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記
方法で求めたところ60モル%であった。
【0112】(実施例4、5、6)光硬化型粘接着剤組
成物の調製において、アクリル系ポリマーとして、ブチ
ルアクリレート樹脂70部の代わりに、ブチルアクリレ
ート/グリシジルアクリレート=95/5(重量比)の
共重合樹脂(重量平均分子量90万)70部を用いたこ
と以外はそれぞれ実施例1、2、3と同様にして、光硬
化型粘接着剤組成物、光硬化型粘接着シート及び接合体
を得た。尚、光照射された後の光硬化型粘接着剤組成物
中のエポキシ基の反応率を前記方法で求めたところ、そ
れぞれ実施例4は70モル%、実施例5は65モル%、
実施例6は65モル%であった。
成物の調製において、アクリル系ポリマーとして、ブチ
ルアクリレート樹脂70部の代わりに、ブチルアクリレ
ート/グリシジルアクリレート=95/5(重量比)の
共重合樹脂(重量平均分子量90万)70部を用いたこ
と以外はそれぞれ実施例1、2、3と同様にして、光硬
化型粘接着剤組成物、光硬化型粘接着シート及び接合体
を得た。尚、光照射された後の光硬化型粘接着剤組成物
中のエポキシ基の反応率を前記方法で求めたところ、そ
れぞれ実施例4は70モル%、実施例5は65モル%、
実施例6は65モル%であった。
【0113】(比較例1)光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、光カチオン重合性化合物として、ナフタレ
ン型エポキシ樹脂「エピクロンHP−4032D」を含
有させることなく、架橋NBR微粒子分散エポキシ樹脂
「EPR21」30部を用いたこと以外は実施例1と同
様にして、光硬化型粘接着剤組成物、光硬化型粘接着シ
ート及び接合体を得た。尚、光照射された後の光硬化型
粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記方法で求
めたところ83モル%であった。
製において、光カチオン重合性化合物として、ナフタレ
ン型エポキシ樹脂「エピクロンHP−4032D」を含
有させることなく、架橋NBR微粒子分散エポキシ樹脂
「EPR21」30部を用いたこと以外は実施例1と同
様にして、光硬化型粘接着剤組成物、光硬化型粘接着シ
ート及び接合体を得た。尚、光照射された後の光硬化型
粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記方法で求
めたところ83モル%であった。
【0114】(比較例2)光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、光カチオン重合性化合物として、ナフタレ
ン型エポキシ樹脂「エピクロンHP−4032D」を含
有させることなく、架橋NBR微粒子分散エポキシ樹脂
「EPR21」30部を用いたこと以外は実施例4と同
様にして、光硬化型粘接着剤組成物、光硬化型粘接着シ
ート及び接合体を得た。尚、光照射された後の光硬化型
粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記方法で求
めたところ80モル%であった。
製において、光カチオン重合性化合物として、ナフタレ
ン型エポキシ樹脂「エピクロンHP−4032D」を含
有させることなく、架橋NBR微粒子分散エポキシ樹脂
「EPR21」30部を用いたこと以外は実施例4と同
様にして、光硬化型粘接着剤組成物、光硬化型粘接着シ
ート及び接合体を得た。尚、光照射された後の光硬化型
粘接着剤組成物中のエポキシ基の反応率を前記方法で求
めたところ80モル%であった。
【0115】実施例2〜6、及び、比較例1及び2で得
られた7種類の接合体の性能(初期粘着力、常態接
着強度、耐水接着強度)及び同じく7種類の光硬化型
粘接着シートの性能(貯蔵安定性)を実施例1の場合
と同様にして評価した。その結果は表1に示すとおりで
あった。
られた7種類の接合体の性能(初期粘着力、常態接
着強度、耐水接着強度)及び同じく7種類の光硬化型
粘接着シートの性能(貯蔵安定性)を実施例1の場合
と同様にして評価した。その結果は表1に示すとおりで
あった。
【0116】
【表1】
【0117】表1から明らかなように、本発明による実
施例1〜6の光硬化型粘接着剤組成物及び光硬化型粘接
着シートを用いて作製された実施例1〜6の接合体は、
初期粘着力、常態接着強度及び耐水接着強度のいずれに
ついても優れており、極めて優れたバランスの性能を発
現した。又、同じく実施例1〜6の光硬化型粘接着シー
トは、(イ)40℃の暗所で1ケ月間、(ロ)23℃の
暗所で6ケ月間、それぞれ放置された後のいずれについ
ても初期性能と比較して性能変化が無く、貯蔵安定性に
優れていた。
施例1〜6の光硬化型粘接着剤組成物及び光硬化型粘接
着シートを用いて作製された実施例1〜6の接合体は、
初期粘着力、常態接着強度及び耐水接着強度のいずれに
ついても優れており、極めて優れたバランスの性能を発
現した。又、同じく実施例1〜6の光硬化型粘接着シー
トは、(イ)40℃の暗所で1ケ月間、(ロ)23℃の
暗所で6ケ月間、それぞれ放置された後のいずれについ
ても初期性能と比較して性能変化が無く、貯蔵安定性に
優れていた。
【0118】これに対し、光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、光カチオン重合性化合物中にナフタレン型
エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂及びフルオレ
ン型エポキシ樹脂のいずれをも含有させなかった比較例
1及び2の光硬化型粘接着剤組成物及び光硬化型粘接着
シートを用いて作製された比較例1及び2の接合体は、
いずれも、常態接着強度及び耐水接着強度Bがかなり低
く、且つ、耐水接着強度Aが極端に低かった。これは、
光カチオン重合性化合物中に上記エポキシ樹脂が含有さ
れていない場合、光カチオン重合のみでは十分な性能を
発現する硬化物が得られ難いことを示している。
製において、光カチオン重合性化合物中にナフタレン型
エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂及びフルオレ
ン型エポキシ樹脂のいずれをも含有させなかった比較例
1及び2の光硬化型粘接着剤組成物及び光硬化型粘接着
シートを用いて作製された比較例1及び2の接合体は、
いずれも、常態接着強度及び耐水接着強度Bがかなり低
く、且つ、耐水接着強度Aが極端に低かった。これは、
光カチオン重合性化合物中に上記エポキシ樹脂が含有さ
れていない場合、光カチオン重合のみでは十分な性能を
発現する硬化物が得られ難いことを示している。
【0119】(実施例7)光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、アクリル系ポリマーとしてブチルアクリレ
ート樹脂(重量平均分子量90万)70部、光カチオン
重合性化合物として、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(商品名「エピコート828」、油化シェルエポキシ社
製)25部及び可撓性エポキシ樹脂(商品名「BEO6
0E」、新日本理化社製)5部、脂環式エポキシ樹脂と
してアリサイクリックジエポキシカルボキシレート(商
品名「Epoxy221」、UCC社製)3部、光カチ
オン重合開始剤として商品名「アデカオプトマーSP1
70」(旭電化工業社製)2部及び有機溶剤としてME
K100部を、23℃の雰囲気下で、ホモディスパー型
攪拌混合機(商品名「ホモディスパーL型」、特殊機化
工業社製)を用い、攪拌速度3000rpmで均一に攪
拌混合して、光硬化型粘接着剤組成物を調製した。
製において、アクリル系ポリマーとしてブチルアクリレ
ート樹脂(重量平均分子量90万)70部、光カチオン
重合性化合物として、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(商品名「エピコート828」、油化シェルエポキシ社
製)25部及び可撓性エポキシ樹脂(商品名「BEO6
0E」、新日本理化社製)5部、脂環式エポキシ樹脂と
してアリサイクリックジエポキシカルボキシレート(商
品名「Epoxy221」、UCC社製)3部、光カチ
オン重合開始剤として商品名「アデカオプトマーSP1
70」(旭電化工業社製)2部及び有機溶剤としてME
K100部を、23℃の雰囲気下で、ホモディスパー型
攪拌混合機(商品名「ホモディスパーL型」、特殊機化
工業社製)を用い、攪拌速度3000rpmで均一に攪
拌混合して、光硬化型粘接着剤組成物を調製した。
【0120】(実施例8)光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、光カチオン重合性化合物として、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」25部及
び可撓性エポキシ樹脂「BEO60E」5部の代わり
に、架橋NBR微粒子分散エポキシ樹脂(商品名「EP
R21」、旭電化工業社製)30部を用いたこと以外は
実施例7と同様にして、光硬化型粘接着剤組成物を得
た。
製において、光カチオン重合性化合物として、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」25部及
び可撓性エポキシ樹脂「BEO60E」5部の代わり
に、架橋NBR微粒子分散エポキシ樹脂(商品名「EP
R21」、旭電化工業社製)30部を用いたこと以外は
実施例7と同様にして、光硬化型粘接着剤組成物を得
た。
【0121】(実施例9)光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、アクリル系ポリマーとして、ブチルアクリ
レート樹脂70部の代わりに、ブチルアクリレート/グ
リシジルアクリレート=95/5(重量比)の共重合樹
脂(重量平均分子量90万)70部を用いたこと以外は
実施例8と同様にして、光硬化型粘接着剤組成物を得
た。
製において、アクリル系ポリマーとして、ブチルアクリ
レート樹脂70部の代わりに、ブチルアクリレート/グ
リシジルアクリレート=95/5(重量比)の共重合樹
脂(重量平均分子量90万)70部を用いたこと以外は
実施例8と同様にして、光硬化型粘接着剤組成物を得
た。
【0122】(比較例3、4、5)光硬化型粘接着剤組
成物の調製において、脂環式エポキシ樹脂「Epoxy
221」を含有させなかったこと以外はそれぞれ実施例
7、8、9と同様にして、光硬化型粘接着剤組成物を得
た。
成物の調製において、脂環式エポキシ樹脂「Epoxy
221」を含有させなかったこと以外はそれぞれ実施例
7、8、9と同様にして、光硬化型粘接着剤組成物を得
た。
【0123】実施例7〜9、及び、比較例3〜5で得ら
れた6種類の光硬化型粘接着剤組成物を用い、実施例1
の場合と同様にして、6種類の光硬化型粘接着シート及
び接合体を得た。
れた6種類の光硬化型粘接着剤組成物を用い、実施例1
の場合と同様にして、6種類の光硬化型粘接着シート及
び接合体を得た。
【0124】実施例7〜9、及び、比較例3〜5で得ら
れた6種類の接合体の性能(初期粘着力、常態接着
強度、耐水接着強度)及び同じく6種類の光硬化型粘
接着シートの性能(貯蔵安定性)を実施例1の場合と
同様にして評価した。その結果は表2に示すとおりであ
った。
れた6種類の接合体の性能(初期粘着力、常態接着
強度、耐水接着強度)及び同じく6種類の光硬化型粘
接着シートの性能(貯蔵安定性)を実施例1の場合と
同様にして評価した。その結果は表2に示すとおりであ
った。
【0125】
【表2】
【0126】表2から明らかなように、本発明による実
施例7〜9の光硬化型粘接着剤組成物及び光硬化型粘接
着シートを用いて作製された実施例7〜9の接合体は、
初期粘着力、常態接着強度及び耐水接着強度のいずれに
ついても優れており、優れたバランスの性能を発現し
た。又、同じく実施例7〜9の光硬化型粘接着シート
は、(イ)40℃の暗所で1ケ月間、(ロ)23℃の暗
所で6ケ月間、それぞれ放置された後のいずれについて
も初期性能と比較して性能変化が無く、貯蔵安定性に優
れていた。
施例7〜9の光硬化型粘接着剤組成物及び光硬化型粘接
着シートを用いて作製された実施例7〜9の接合体は、
初期粘着力、常態接着強度及び耐水接着強度のいずれに
ついても優れており、優れたバランスの性能を発現し
た。又、同じく実施例7〜9の光硬化型粘接着シート
は、(イ)40℃の暗所で1ケ月間、(ロ)23℃の暗
所で6ケ月間、それぞれ放置された後のいずれについて
も初期性能と比較して性能変化が無く、貯蔵安定性に優
れていた。
【0127】これに対し、光硬化型粘接着剤組成物の調
製において、脂環式エポキシ樹脂を含有させなかった比
較例3〜5の光硬化型粘接着剤組成物及び光硬化型粘接
着シートを用いて作製された比較例3〜5の接合体は、
いずれも、常態接着強度及び耐水接着強度Bがやや低
く、且つ、耐水接着強度Aが大幅に低かった。これは、
光硬化型粘接着剤組成物中に脂環式エポキシ樹脂が含有
されていない場合、光カチオン重合のみでは十分な性能
を発現する硬化物が得られ難いことを示している。
製において、脂環式エポキシ樹脂を含有させなかった比
較例3〜5の光硬化型粘接着剤組成物及び光硬化型粘接
着シートを用いて作製された比較例3〜5の接合体は、
いずれも、常態接着強度及び耐水接着強度Bがやや低
く、且つ、耐水接着強度Aが大幅に低かった。これは、
光硬化型粘接着剤組成物中に脂環式エポキシ樹脂が含有
されていない場合、光カチオン重合のみでは十分な性能
を発現する硬化物が得られ難いことを示している。
【0128】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による光硬化
型粘接着剤組成物は、硬化前は常温において優れた表面
粘着性(タック)や初期粘着力並びに良好な貯蔵安定性
を有し、且つ、光照射による硬化後は優れた接着強度や
耐水性、耐熱性等を発現するので、粘着剤のような優れ
た取扱い作業性や簡便性と接着剤のような優れた接着特
性とを兼備するものであり、例えばガラスエポキシ基板
とポリイミドフィルムとの接着のような苛酷な条件下で
使用される用途にも好適に用いられる。
型粘接着剤組成物は、硬化前は常温において優れた表面
粘着性(タック)や初期粘着力並びに良好な貯蔵安定性
を有し、且つ、光照射による硬化後は優れた接着強度や
耐水性、耐熱性等を発現するので、粘着剤のような優れ
た取扱い作業性や簡便性と接着剤のような優れた接着特
性とを兼備するものであり、例えばガラスエポキシ基板
とポリイミドフィルムとの接着のような苛酷な条件下で
使用される用途にも好適に用いられる。
【0129】又、本発明の接合方法によれば、優れた接
着特性を有する接合体を短時間硬化で作業性良く簡便に
得ることが出来る。
着特性を有する接合体を短時間硬化で作業性良く簡便に
得ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J040 DB041 DE021 DF011 DF041 DF051 DF061 DF081 DG021 DH021 EC021 EC061 EC071 EC081 EC121 EC211 EC251 EC262 EC351 EH031 FA291 GA05 GA07 GA10 GA11 GA12 GA13 GA17 HB06 HC14 HC17 HD13 HD18 HD24 HD43 JB08 JB09 KA13 LA02 LA05 LA06 LA07 LA08 MA10 NA20
Claims (6)
- 【請求項1】 アクリル系ポリマー、光カチオン重合性
化合物及び光カチオン重合開始剤が含有されてなる光硬
化型粘接着剤組成物であって、上記光カチオン重合性化
合物が、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポ
キシ樹脂及びフルオレン型エポキシ樹脂からなる群より
選択される少なくとも1種のエポキシ樹脂を20重量%
以上含有する光カチオン重合性化合物であることを特徴
とする光硬化型粘接着剤組成物。 - 【請求項2】 アクリル系ポリマー、光カチオン重合性
化合物、光カチオン重合開始剤及び脂環式エポキシ樹脂
が含有されてなる光硬化型粘接着剤組成物であって、上
記アクリル系ポリマー、光カチオン重合性化合物及び光
カチオン重合開始剤の合計量100重量部に対し、脂環
式エポキシ樹脂1〜10重量部が含有されていることを
特徴とする光硬化型粘接着剤組成物。 - 【請求項3】 アクリル系ポリマーが、アルキル基の炭
素数が2〜20のアクリル系モノマーと分子内に少なく
とも1個のエポキシ基を有するエポキシ基含有アクリル
系モノマーとの共重合体であることを特徴とする請求項
1又は請求項2に記載の光硬化型粘接着剤組成物。 - 【請求項4】 アクリル系ポリマーが、アクリル系モノ
マーと請求項1又は請求項2に記載の光硬化型粘接着剤
組成物からアクリル系ポリマーが除外された組成物とを
光ラジカル重合させて得られる共重合体であることを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の光硬化型粘接着
剤組成物。 - 【請求項5】 光を照射して硬化させた硬化物中のエポ
キシ基の反応率が40〜80モル%であることを特徴と
する請求項1〜請求項4に記載の光硬化型粘接着剤組成
物。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
光硬化型粘接着剤組成物を接合部材の一方もしくは双方
に塗工し、接合部材の接合前もしくは接合後に、上記粘
接着剤組成物に光を照射して、上記粘接着剤組成物を光
カチオン重合させ、硬化せしめる工程を包含することを
特徴とする接合部材の接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072290A JP2000265145A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 光硬化型粘接着剤組成物及び接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072290A JP2000265145A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 光硬化型粘接着剤組成物及び接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000265145A true JP2000265145A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13485006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11072290A Withdrawn JP2000265145A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 光硬化型粘接着剤組成物及び接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000265145A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002251140A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Lintec Corp | 非接触データキャリアラベル |
| JP2002338900A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 紫外線硬化型接着剤、接着方法及びそれから製造される成形品 |
| JP2010117903A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Unon Giken:Kk | 透明タッチパネル入力側透明樹脂基板の製造方法 |
| JP2011116816A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-16 | Lintec Corp | 粘着性材料、粘着剤および粘着シート |
| JP2011190354A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Lintec Corp | 粘接着剤組成物、粘接着シートおよび半導体装置の製造方法 |
| JP2011219510A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Daicel-Cytec Co Ltd | 活性エネルギー線硬化型接着剤及びそれを用いた太陽電池用裏面保護シート |
| JP2014043099A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-03-13 | Kyoritsu Kagaku Sangyo Kk | 積層フィルムの製造方法、接着剤組成物キット及び反応開始剤組成物 |
| JP2015145815A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | デクセリアルズ株式会社 | アクリル系接着剤の反応率測定方法、及びアクリル系接着剤 |
| CN108845697A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-11-20 | 东莞市平波电子有限公司 | 一种压感电容屏 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11072290A patent/JP2000265145A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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