JP2000266050A - 直線摺動用ベアリング - Google Patents
直線摺動用ベアリングInfo
- Publication number
- JP2000266050A JP2000266050A JP11069798A JP6979899A JP2000266050A JP 2000266050 A JP2000266050 A JP 2000266050A JP 11069798 A JP11069798 A JP 11069798A JP 6979899 A JP6979899 A JP 6979899A JP 2000266050 A JP2000266050 A JP 2000266050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- groove
- rolling
- track
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
する一方、ボール無限軌道を構成する当該摺動台と蓋体
の位置合せが容易であると共に、更に組立ての際の転走
ボールの充填も簡単である。 【構成】 摺動台11と、蓋体13と、軌道台15と、
転走ボール16からなる直線摺動用ベアリング1であっ
て、摺動台11には負荷ボール転走溝6及び無負荷ボー
ル転走溝孔10を形成し、負荷ボール転走溝6並びに無
負荷ボール転走溝孔10の各端部により案内溝孔9の内
側周壁を形成し、一方、蓋体13の内側面には案内溝孔
9の外側周壁を形成するU字形凹面18の掬受嵌合部1
7を成形し、更に、掬受嵌合部17には先鋭に突出し対
峙した爪部を形成し、当該爪部に形成した外側爪部20
を上記摺動台11に穿設した無負荷ボール転走溝孔10
に嵌合する。
Description
業用ロボット、精密テーブル等のスライド部において、
直線的な摺動を案内するために用いられる、直線摺動用
ベアリングに関する。
ては、下面側に凹部を有して断面略倒C形状に形成さ
れ、上記凹部の内壁には少なくともその左右両側長さ方
向に沿って一対の負荷ボール溝を有すると共にこれら各
負荷ボール溝に対応する無負荷ボール軌道を有する摺動
台と、この摺動台の前後両端面に取付けられ、内面側に
は上記負荷ボール溝と無負荷ボール軌道の両端部間を連
通連結してボール無限軌道を形成する案内溝を有する一
対の蓋体と、上部が上記摺動台の下面側凹部内に互いに
所定の間隙を維持して嵌合され、摺動台の各負荷ボール
溝に相対応して転走溝を有する軌道台と、上記ボール無
限軌道内を循環し、摺動台の負荷ボール溝と軌道台の転
走溝との間で荷重を負荷しつつ軌道台に沿って摺動台を
案内する多数のボールとからなり、上記摺動台にはその
各無負荷ボール軌道の開口縁部内側に外方に向けて拡開
するテーパ面を備えた嵌合部を形成し、上記各蓋体の内
面側には上記摺動台の各無負荷ボール軌道に対応する各
案内溝の周縁に上記嵌合部の深さ寸法より小さい突出寸
法で外方に向けて突出し、かつ、外面側に上記嵌合部の
テーパ面に略対応するテーパ面を有すると共に内面側に
外方に向けて拡開する傾斜面を有する断面略楔形状の周
縁突条部を形成し、上記各周縁突条部を各嵌合部内に嵌
合して各蓋体の位置合せをすると共にこれら各蓋体を摺
動台の前後両端面に結合ボルトで固定したものが知られ
ている(特公昭62−11215号公報)。
台の前後両端面に各蓋体を取付けて摺動台側の負荷ボー
ル溝及び無負荷ボール軌道と蓋体側の案内溝とによって
ボール無限軌道を形成する際に、摺動台側の嵌合部内に
各蓋体側に形成されて断面楔形状をなす周縁突条部が嵌
合され、これら摺動台と各蓋体との間が結合ボルトで固
定されると、嵌合部のテーパ面に周縁突条部の外面側の
テーパ面が案内されて蓋体側の案内溝と摺動台側の無負
荷ボール軌道とは互いにその縁部で中心が一致するよう
に位置合せされる。また、たとえ蓋体に若干の寸法誤差
や歪みがあっても、各周縁突条部の突出寸法が嵌合部の
深さ寸法より小さく形成されていると共にその内面側に
は外方に向けて拡開する傾斜面が形成されているのでこ
れを吸収することができ、無負荷ボール軌道と案内溝の
縁部で強制的に位置合せすることができ、摺動台の前後
両端面の適切な位置に各蓋体を固定してボール無限軌道
を形成することができるとのものであった(特公平3−
53495号公報)。
ては、負荷ボール溝と無負荷ボール軌道の各端部間を連
通連結してボール無限軌道を形成する手段として、蓋体
の内面側に半円形状の溝穴を施こすと共に、当該溝穴周
縁部と相挨ってボールが循環する半円周分のボール循環
路を形成するアールピースを上記蓋体の各溝穴内中央部
に嵌着したものも知られている。ここで、通常摺動台は
軸受鋼等の矩形状金属ブロックを切削加工や放電加工等
によって所要形状に成形し、更に穿孔加工により無負荷
ボール軌道を形成する無負荷ボールの転走溝や可動体を
固定するボルト取付穴などを施し、最後に、浸炭焼き入
れを施した負荷ボール溝の形成箇所に研削加工やラッピ
ング加工によって負荷ボール溝を形成するものであるた
め、煩雑な機械加工の各工程と製作時間を要すものであ
った。これに対して、蓋体やアールピースは硬質合成樹
脂により型成形で容易に製造可能なため、上記アールピ
ースを構成要素とした直線摺動用ベアリングによれば、
半円周分のボール循環路を別体として型成形したアール
ピースを採用することにより、煩雑な金属加工を緩和す
ることができる。
術の項に記載の特公昭62−11215号公報に開示さ
れている蓋体に断面略楔形状の周縁突条部を形成したタ
イプの直線摺動用ベアリングにおいては、当該公報の第
5図、第7図、第10図に示されるように、摺動台の端
面開口縁部には傾斜角度30°で外方に向けて拡開する
テーパ面を備えた嵌合部が形成されており、一方、蓋体
の内面側には、上記摺動台側に設けた各嵌合部に対応す
る各案内溝の周縁に、外方に向けて突出する周縁突条部
が形成されており、これら各周縁突条部は、その突出寸
法d1が上記嵌合部の深さ寸法d2より小さく、また、
その内面側上記嵌合部のテーパ面に略対応するテーパ面
を有すると共に内側面に外方へ向けて傾斜角度15°で
拡開する傾斜面を有し、断面略楔形状に形成されてい
る、と記載されている。ここで、上記断面略楔形状の周
縁突条部について検討すると、上記公報に嵌合部と周縁
突条部については、上記実施例に限定されるものではな
く、互いに嵌合して無負荷ボール軌道と案内溝との間の
位置合せをすることができるものであればよいとの記述
はあるが、上記蓋体の内面側に案内溝を形成する関係か
ら、当該周縁突条部は、逃げボール孔の開口端円の中心
からおおよそ270°程度の範囲に亘る周縁に突条部が
形成されるものであり、一方、この周縁突条部に対応す
る摺動台の端面開口縁部においても、おおよそ270°
程度の範囲に亘り外方に向けて拡開するテーパ面から成
る嵌合部が形成されているものである。
ては、硬質合成樹脂により型成形した蓋体における上記
周縁突条部が、無負荷ボール軌道と案内溝とを連通連結
するものであるが、上記型成形に伴う熱収縮により特に
薄手に成形される断面略楔形状の上記周縁突条部など
は、厳密な寸法精度で仕上げることが難しいという問題
がある。然るに、ボールが無負荷ボール軌道から案内溝
方向に転走される際に、上記周縁突条部が型成形に伴う
熱収縮等により精度が整わず上記摺動台側の嵌合部に周
密着せず隙間を生じた状態で継合されている場合には、
転走ボールが上記周縁突条部の先端に衝突し、当該先端
部分を徐々に捲上げて遂にはボールが転走できなくなる
というおそれがあるものであるため、断面略楔形状の上
記周縁突条部においては、内側面に外方へ向けて傾斜角
度15°で拡開する傾斜面として形成することで、上記
捲れを防止しようと工夫しているのである。しかしなが
ら、上記のように周縁突条部において、内側面に外方に
向けて傾斜角度15°で拡開する傾斜面に形成している
ことにより、前記とは逆にボールが案内溝から無負荷ボ
ール軌道に転走する際には、遠心力により転走溝内の遠
心外側上を転走するボールが、上記摺動台側の嵌合部と
上記周縁突条部の継合段差部分に衝突し、転走速度を減
速して円滑な転走に支障を来すと共に、衝突に伴う騒音
を発生するという欠点があった。
スを採用した直線摺動用ベアリングにおいては、先ず、
従来蓋体及びアールピースは硬質合成樹脂により型成形
されるものであるため、上記型成型に伴う熱収縮などの
影響により寸法精度を上げることが難しいという事情が
あった。そこで、上記アールピースは、転走ボールが循
環するための半円周分のボール循環路を形成する円周溝
が周縁部に施された略半円盤形状体であるが、当該アー
ルピースは上記蓋体の中央部に嵌着されるものであるか
ら、直線摺動用ベアリング自体が小型である場合には、
上記アールピース及び当該アールピースが嵌着される蓋
体の寸法精度が向上せず、両者の嵌着が不完全な場合も
あり、使用中に歪みを生じ転走ボールの接触により円滑
な転走に支障を生じると共に、接触に伴う騒音を発生す
るという欠点もあった。続いてまた、前記のようにアー
ルピースは蓋体内面側の中央部に嵌着されるものである
ため、組立工数が増加すると共に上記里両者の嵌着を手
作業によらなければならないため製造コストが上がると
いう欠点もあった。
は、前記従来の技術の項に記載の特公昭62−1121
5号公報や特公平3−53495号公報に開示されてい
る直線摺動用ベアリングに例示されるように、これら直
線摺動用ベアリングを左右にストッパーが備えられた軌
道台上に装着して摺動した場合、その摺動範囲は実質的
に上記軌道台の左右のストッパーに上記直線摺動用ベア
リングの蓋体が当接する範囲である。ここで、上記直線
摺動用ベアリングを組込んだ機械装置の小型化を図る際
には、軌道台上における摺動範囲がより長い直線摺動用
ベアリングが有利であるという事情があるが、上記従来
の直線摺動用ベアリングにおいては、転走ボールを無負
荷ボール軌道から負荷ボール溝へ、あるいは、負荷ボー
ル溝から無負荷ボール軌道へ連通連結する案内溝は、直
線摺動用ベアリングにおける摺動台の左右に取着されて
いる蓋体の内面側に半円形状の溝穴が施された構成であ
るから、当該蓋体の厚みは最低でも転走ボールの直径と
蓋体として必要な強度厚を加えた厚みを限度とせざるを
得ないとの欠点があった。そしてまた、従来の直線摺動
用ベアリングでは、その組立において、先ず一方端面の
み蓋体を取着した摺動台を軌道台に装着し、次に他端面
に開口している無負荷ボールの転走溝孔あるいは負荷ボ
ールへ転走ボールを充填するが、当該転走溝と連通する
負荷ボール溝の開口上端まで転走ボールを充填しても未
だボールの数が不足であるため、続いて特別な組立工具
を使って転走ボールを追加する必要があり、組立が極め
て煩雑であるという欠点もあった。
載の直線摺動用ベアリング並びに従来の直線摺動用ベア
リングの上記欠点等に鑑み成されたものであり、その目
的とするところは、従来の直線摺動用ベアリングに比べ
軌道台上における摺動範囲を広く得ることができると共
に、接触音や衝突音による騒音を発生することがなく、
転走ボールの円滑な転走を実現でき、更に部品点数が削
減でき、組立の際の無負荷ボール軌道と案内溝との間の
位置合せ及び、転走ボールの充填が容易である直線摺動
用ベアリングを提供することにある。
め、本発明に係る直線摺動用ベアリングは以下の構成よ
り成る。即ち、本発明に係る直線摺動用ベアリングは、
水平担持部と当該水平担持部の両端から垂下する把持部
とから成ることで、下面側に開口する凹部が形成され、
上記把持部の内側長手方向に沿って負荷ボール溝及び当
該負荷ボール溝の両先端より更に連続して案内溝孔の内
側周壁の一部を形成する負荷ボール転走溝が施されてい
る一方、無負荷ボール溝孔及び当該無負荷ボール溝孔の
両先端より更に連続して上記負荷ボール転走溝に施され
た案内溝孔の内側周壁の一部より続いて案内溝孔の内側
周壁の残余部分を形成し、上記負荷ボール転走溝の両端
へ連絡する無負荷ボール転走溝孔が穿設された摺動台
と、当該摺動台の摺動方向の前後両端面に取着され、上
記負荷ボール転走溝並びに無負荷ボール転走溝孔の各端
部により形成された案内溝孔の内側周壁と相挨って案内
溝孔を形成することでボール無限軌道を構成する蓋体
と、上記摺動台の水平担持部下面と所定の間隔を保持し
て装着されると共に、上記摺動台に形成された負荷ボー
ル溝と相対応してボール無限軌道の内部を構成する軌道
溝が長手方向に沿って施されているレール状の軌道台
と、上記摺動台、蓋体、及び軌道台より構成されるボー
ル無限軌道を荷重を負荷しながら転走する多数のボール
とからなる直線摺動用ベアリングであって、上記蓋体の
内側面には無負荷ボール軌道から負荷ボール溝へ、ある
いは、負荷ボール溝から無負荷ボール軌道へ転走するた
めの掬受嵌合部が成形されており、当該掬受嵌合部の上
面はU字形凹面であり、当該U字形凹面は転走ボールと
ほぼ等しい曲率より成る円弧状凹面で、更に当該円弧状
凹面の最下位置から左右の上記転走ボールの軌道方向に
徐々に上記曲率より成る円弧状凹面形状を維持したまま
扁平なU字形に拡張し、左右に上記掬受嵌合部の上面よ
り先鋭に突出し対峙した爪部が形成され、上記蓋体の内
側面上に形成された掬受嵌合部の外側爪部を上記摺動台
に穿設された無負荷ボール転走溝孔に嵌合することで上
記蓋体と上記摺動台を取着し、更に結合ボルト等で固定
したことを要旨とする。
は、蓋体の内側面に上面をU字形凹面に形成した掬受嵌
合部を成形している。ここで、上記掬受嵌合部の上面は
U字形凹面であり、当該U字形凹面は転走ボールとほぼ
等しい曲率より成る円弧状凹面で、更に当該円弧状凹面
の最下位置から左右の転走ボールの軌道方向に徐々に上
記曲率より成る円弧状凹面形状を維持したまま扁平なU
字形に拡張して、転走ボールを無負荷ボール軌道から負
荷ボール溝へ、あるいは、負荷ボール溝から無負荷ボー
ル軌道へ送出する案内溝孔の外側周壁を形成する一方、
摺動台の負荷ボール転走溝並びに無負荷ボール転走溝孔
の各端部により上記案内溝孔の内側周壁を形成するよう
にしたので、従来の直線摺動用ベアリングにおける蓋体
に比べ、その蓋体を幅薄に成形できるよう作用する。ま
た、これより従来の直線摺動用ベアリングに比べ、同一
軌道台上であれば上記のように蓋体を幅薄とした分だけ
摺動台の摺動範囲を拡張することができる。
においては、蓋体の内側面に成形した掬受嵌合部におい
て、当該掬受嵌合部の上面より先鋭に突出し対峙した爪
部を形成するようにし、その外側の爪部を摺動台に穿設
された無負荷ボール転走溝孔に勘合するようにしたの
で、上記蓋体と摺動台の位置合せが容易であるよう作用
する。
リングにおいては、摺動台の負荷ボール転走溝並びに無
負荷ボール溝孔の各端部により案内溝孔の内側周壁を形
成したので、一方端面のみ蓋体を取着した摺動台を軌道
台に装着し、次に未だ他端面側に開口している無負荷ボ
ール溝孔あるいは負荷ボール転走溝に転走ボールを充填
する場合、開口側案内溝内に充填すべき転走ボールにつ
いても、上記内側周壁に並べるように配置し当該配置後
に、他端面側の蓋体を被装することで、当該直線摺動用
ベアリングの組立を完了できるよう作用する。
更に本発明について詳説するものとする。
の直線摺動用ベアリングの一部破断平面図であり、同じ
く図6は図5の一部破断側面図である。図示のように、
スライダー100は摺動台102の摺動方向の前後端面
に蓋体103が取着されたものであり、更にスライダー
100は転走ボール108を介挿して軌道台101に摺
動自在に装着されている。ここで、転走ボール108
は、軌道台101と摺動台102に対向して設けられた
負荷ボール溝104に列状に並べられた状態で介挿さ
れ、摺動台102が摺動されるようになっている。更
に、摺動台102には上記負荷ボール溝104に平行で
且つ、転走ボール108を転走循環させる無負荷ボール
溝孔105が穿設されている。一方、上記蓋体103に
は負荷ボール溝104と無負荷ボール溝孔105を連通
連結し、転走ボール108を負荷ボール溝104から無
負荷ボール溝孔105へ、あるいは、無負荷ボール溝孔
105から負荷ボール溝104へ転走循環させるために
案内溝107が施され、更に、案内溝107の中央に
は、案内溝107の内側半円周分の転走ボール循環路を
別体として型成形したアールピース106が嵌着されて
いる。
形状体であるが、直線摺動用ベアリング自体が小型であ
る場合には、当該アールピース106も特に2〜3mm
程度の小型部品となり、別体としてプラスチック射出成
形等で型成形されて得られたアールピース106は寸法
精度が向上しないと共に、金属製の球体である転走ボー
ル108との摺動摩擦により、長時間の摺動に伴いアー
ルピース106に摩耗を生じること、あるいは別体とし
て嵌着するものであるから、蓋体103における案内溝
107への嵌着が不完全な場合もあり、使用中に歪みを
生じ転走ボール108の接触により円滑な転走に支障を
生じ、接触に伴う騒音を発生することがあった。一方、
図5、図6より摺動台102の摺動方向の前後端面に取
着されている蓋体103の幅厚は、半円盤形状体である
アールピース106の当該半円盤形状の半径に相当する
長さ、転走ボール108の直径に相当する長さ、蓋体1
03として必要な強度厚に相当する長さの、これらを合
算した厚みを必要な最低厚として設計せざるを得ないこ
とから、軌道台101上での摺動範囲が狭いのである。
リングの一部破断平面図、図2は本発明に係る直線摺動
用ベアリングの一部破断側面図、同じく図3は本発明に
係る直線摺動用ベアリングの縦断面図である。更に図4
は、本発明に係る摺動台と蓋体の取着の様子を示した底
面方向からの概要図である。ここで、図示のように本発
明に係る直線摺動用ベアリングは、摺動台11と、当該
摺動台11の摺動方向の前後両端面に取着される蓋体1
3と、上記摺動台11が装着される軌道台15と、上記
摺動台11、蓋体13、並びに軌道台15より構成され
るボール無限軌道を荷重を負荷しながら転走する多数の
転走ボール16より構成されている。そこで先ず、上記
摺動台11は水平担持部2と当該水平担持部2の両端か
ら垂下する把持部3とから成るもので、下面側に開口す
る凹部が形成され、上記把持部3の内側長手方向に沿っ
て負荷ボール溝4及び当該負荷ボール溝4の両先端より
更に連続して案内溝孔の内側周壁の一部5を形成する負
荷ボール転走溝6が施されている一方、無負荷ボール溝
孔7及び当該無負荷ボール溝孔7の両先端より更に連続
して上記負荷ボール転走溝6に施された案内溝孔の内側
周壁の一部5より続いて案内溝孔の内側周壁の残余部分
8を形成し、上記負荷ボール転走溝6の両端へ連絡する
無負荷ボール転走溝孔10が穿設されている。次に、上
記蓋体13の上記摺動台11に取着される側の内側面に
は、上記がU字形凹面18に形成された掬受嵌合部17
が成形され、上記U字形凹面18が案内溝孔の外側周壁
12を形成し、一方当該案内溝孔の外側周壁12は上記
負荷ボール転走溝6並びに無負荷ボール転走溝孔10の
各端部により形成された案内溝孔9の内側周壁と相挨っ
て案内溝孔9を形成している。
動台11の水平担持部2下面は所定の間隔を維持されて
装着されていると共に、軌道台15には摺動台11に形
成された負荷ボール溝4と相対応してボール無限軌道を
構成する軌道溝14が長手方向に沿って施されている。
たU字形凹面18は転走ボール16とほぼ等しい曲率よ
り成る円弧状凹面で、更に当該円弧状凹面の最下位置か
ら左右の転走ボール16の軌道方向に徐々に上記曲率よ
り成る円弧状凹面形状を維持したまま扁平なU字形に拡
張し、左右に掬受嵌合部17の上面より先鋭に突出し対
峙した内側爪部19と外側爪部20が形成され、転走ボ
ール16を無負荷ボール軌道から負荷ボール溝4へ、あ
るいは、負荷ボール溝4から無負荷ボール軌道へ送出す
る案内溝孔の外側周壁12を形成している。そして更
に、蓋体13の内側面上に形成された掬受嵌合部17の
外側爪部20を、負荷ボール転走溝6並びに無負荷ボー
ル転走溝孔10の各端部により案内溝孔9の内側周壁を
形成するようにした摺動台11を穿設された無負荷ボー
ル転走溝孔10に嵌合することで蓋体13と摺動台11
を取着するようになっている。従って、これより図5,
図6に示された従来の直線摺動用ベアリングの蓋体10
3に比べ、蓋体13を幅薄に成形できるものである。
端部に転走ボール16の半径寸法にほぼ相当するU字形
状の内側周壁を形成したので、当該直線摺動用ベアリン
グ1を組立てる際には、一方端面のみ蓋体13を取着し
た摺動台11を軌道台15に装着し、次に他端面に開口
している無負荷ボール溝孔7あるいは負荷ボール転走溝
6に転走ボール16を充填して行き、更に上記U字形状
の内側周壁に沿って並べるように配置して充填が完了で
きる。
上の構成より成るので、下記のような効果を奏す。先
ず、本発明に係る直線摺動用ベアリングは、蓋体の内側
面に成形される掬受嵌合部に案内溝孔の外側周壁を形成
する一方、摺動台の各端部において上記案内溝孔の内側
周壁を形成するようにしたので、従来のこの種直線摺動
用ベアリングに比べ、その蓋体を幅薄に成形できること
から、摺動台が装着される軌道台上での摺動範囲を拡張
できるという効果がある。
においては、蓋体に成形された掬受嵌合部の外側爪部
を、摺動台の両端面に穿設されている無負荷ボール転走
溝孔に嵌合することで、容易に上記蓋体と摺動台の位置
合せができるという効果もある。
グは、摺動台の端部に転走ボールの半径寸法にほぼ相当
するU字形状の内側周壁を形成したので、当該直線摺動
用ベアリングを組立てる際には、一方端のみ蓋体を取着
した摺動台を軌道台に装着し、次に他端面に開口する無
負荷ボール溝孔あるいは負荷ボール転走溝に転走ボール
を充填して行き、更に上記U字形状の内側周壁に沿っ
て、転走ボールを並べるように配置してボールの充填を
完了できるので、従来の直線摺動用ベアリングにおける
転走ボールの充填のように、特殊な組立て工具を使用せ
ずとも容易に組立てを実施てきるという効果もある。
平面図。
側面図。
図。
た底面方向からの概要図。
リングの一部破断平面図。
0)
載の直線摺動用ベアリング並びに従来の直線摺動用ベア
リングの上記欠点等に鑑み成されたものであり、その目
的とするところは、従来の直線摺動用ベアリングに比べ
軌道台上における摺動範囲を広く得ることができると共
に、従来の直線摺動用ベアリングと同一寸法のベアリン
グにより許容荷重を大きくすることができ、更に、部品
点数が削減できることによって、転走ボールの円滑な転
走を可能にし、組立の際の無負荷ボール軌道と案内溝と
の間の位置合せ及び、転走ボールの充填が容易である直
線摺動用ベアリングを提供することにある。
形状体であるが、直線摺動用ベアリング自体が小型であ
る場合には、当該アールピース106も特に2〜3mm
程度の小型部品となり、別体としてプラスチック射出成
形等で型成形されて得られたアールピース106は寸法
精度が向上しないと共に、金属製の球体である転走ボー
ル108との摺動摩擦により、長時間の摺動に伴いアー
ルピース106に摩耗を生じること、あるいは別体とし
て嵌着するものであるから、蓋体103における案内溝
107への嵌着が不完全な場合にもあり、使用中に歪み
を生じ転走ボール108の接触により円滑な転走に支障
を生じることがあった。一方、図5,図6より摺動台1
02の摺動方向の前後端面に取着されている蓋体103
の幅厚は、半円盤形状体であるアールピース106の当
該半円盤形状の半径に相当する長さ、転走ボール108
の直径に相当する長さ、蓋体103として必要な強度厚
に相当する長さの、これらを合算した厚みを必要な最低
厚として設計せざるを得ないことから、軌道台101上
での摺動範囲が狭いのである。
においては、蓋体に形成された掬受嵌合部の外側爪部
を、摺動台の両端面に穿設されている無負荷ボール転走
溝孔に嵌合することで、容易に上記蓋体と摺動台の位置
合せができるという効果もある。
グは、摺動台の端部に転走ボールの半径寸法にほぼ相当
するU字形状の内側周壁を形成したので、当該直線摺動
用ベアリングを組立てる際には、一方端のみ蓋体を取着
した摺動台を軌道台に装着し、次に他端面に開口する無
負荷ボール溝孔あるいは負荷ボール転走溝に転走ボール
を充填して行き、更にU字形状の内側周壁に沿って、転
走ボールを並べるように配置してボールの充填を完了で
きるので、従来の直線摺動用ベアリングにおける転走ボ
ールの充填のように、特殊な組立て工具を使用せずとも
容易に組立てを実施できるという効果もある。
Claims (1)
- 【請求項1】 水平担持部と当該水平担持部の両端から
垂下する把持部とから成ることで、下面側に開口する凹
部が形成され、上記把持部の内側長手方向に沿って、負
荷ボール溝及び当該負荷ボール溝の両先端より更に連続
して案内溝孔の内側周壁の一部を形成する負荷ボール転
走溝が施されている一方、無負荷ボール溝孔及び当該無
負荷ボール溝孔の両先端より更に連続して上記負荷ボー
ル転走溝に施された案内溝孔の内側周壁の一部より続い
て案内溝孔の内側周壁の残余部分を形成し、上記負荷ボ
ール転走溝の両端へ連絡する無負荷ボール転走溝孔が穿
設された摺動台と、当該摺動台の摺動方向の前後両端面
に取着され、上記負荷ボール転走溝並びに無負荷ボール
転走溝孔の各端部により形成された案内溝孔の内側周壁
と相挨って案内溝孔を形成することで、ボール無限軌道
を構成する蓋体と、上記摺動台の水平担持部下面と所定
の間隔を保持して装着されると共に、上記摺動台に形成
された負荷ボール溝と相対応してボール無限軌道の一部
を構成する軌道溝が長手方向に沿って施されているレー
ル状の軌道台と、上記摺動台、蓋体、及び軌道台より構
成されるボール無限軌道を荷重を負荷しながら転走する
多数のボールとからなる直線摺動用ベアリングであっ
て、上記蓋体の内側面には無負荷ボール軌道から負荷ボ
ール溝へ、あるいは、負荷ボール溝から無負荷ボール軌
道へ転走するための掬受嵌合部が成形されており、当該
掬受嵌合部の上面はU字形凹面であり、当該U字形凹面
は転走ボールとほぼ等しい曲率より成る円弧状凹面で、
更に当該円弧状凹面の最下位置から左右の上記転走ボー
ルの軌道方向に徐々に上記曲率より成る円弧状凹面形状
を維持したまま扁平なU字形に拡張し、左右に上記掬受
嵌合部の上面より先鋭に突出し対峙した爪部が形成さ
れ、上記蓋体の内側面上に形成された掬受嵌合部の外側
爪部を上記摺動台に穿設された無負荷ボール転走溝孔に
嵌合することで上記蓋体と上記摺動台を取着し、更に結
合ボルト等で固定したことを特徴とする、直線摺動用ベ
アリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11069798A JP2000266050A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 直線摺動用ベアリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11069798A JP2000266050A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 直線摺動用ベアリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000266050A true JP2000266050A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13413134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11069798A Pending JP2000266050A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 直線摺動用ベアリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000266050A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009037931A1 (ja) * | 2007-09-18 | 2009-03-26 | Thk Co., Ltd. | 転動体循環タイプの直線案内装置 |
| CN111673483A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-09-18 | 深圳银光机器人技术有限公司 | 一种导轨内嵌式的直线传动部件和电动滑台 |
| CN112265941A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-01-26 | 浙江力普物流技术有限公司 | 滑动连接组件及具有其的货叉称重模块和称重货叉 |
| CN115451015A (zh) * | 2022-08-16 | 2022-12-09 | 鸿富锦精密工业(衡阳)有限公司 | 直线导轨 |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP11069798A patent/JP2000266050A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009037931A1 (ja) * | 2007-09-18 | 2009-03-26 | Thk Co., Ltd. | 転動体循環タイプの直線案内装置 |
| JPWO2009037931A1 (ja) * | 2007-09-18 | 2011-01-06 | Thk株式会社 | 転動体循環タイプの直線案内装置 |
| CN111673483A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-09-18 | 深圳银光机器人技术有限公司 | 一种导轨内嵌式的直线传动部件和电动滑台 |
| CN112265941A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-01-26 | 浙江力普物流技术有限公司 | 滑动连接组件及具有其的货叉称重模块和称重货叉 |
| CN112265941B (zh) * | 2020-11-09 | 2023-12-22 | 浙江力普物流技术有限公司 | 滑动连接组件及具有其的货叉称重模块和称重货叉 |
| CN115451015A (zh) * | 2022-08-16 | 2022-12-09 | 鸿富锦精密工业(衡阳)有限公司 | 直线导轨 |
| CN115451015B (zh) * | 2022-08-16 | 2023-12-19 | 鸿富锦精密工业(衡阳)有限公司 | 直线导轨 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3993504B2 (ja) | ボールねじの循環部品及びボールねじ | |
| CN101432550B (zh) | 丝杠装置及其制造方法 | |
| US4417771A (en) | Linear ball bearing unit | |
| US6042269A (en) | Method of making a slider of a linear guide device | |
| JPS6343607B2 (ja) | ||
| JPWO1997048922A1 (ja) | ボールねじ装置 | |
| JPS6040818A (ja) | 直線摺動用ベアリング | |
| JPH0213170B2 (ja) | ||
| WO1995032366A1 (en) | Method of manufacturing rolling guide units and moving blocks for rolling guide units | |
| JP2001012477A (ja) | 転がり軸受用保持器 | |
| KR100921138B1 (ko) | 볼 베어링용 리테이너 및 리테이너 제조 방법 | |
| JPS624112A (ja) | チエ−ン | |
| JP2001241437A (ja) | 曲動転がり案内ユニット | |
| JP2000266050A (ja) | 直線摺動用ベアリング | |
| JP4288903B2 (ja) | ボールねじ装置 | |
| US4693040A (en) | Simultaneously ground type bearing body and unlimited sliding bearing unit employing the same | |
| US20050016308A1 (en) | Tube guide for ball screw, ball screw and method for manufacturing thereof | |
| JP2008202672A (ja) | ボールねじ及びその製造方法 | |
| JPS6211215B2 (ja) | ||
| US5967900A (en) | Cross-grove type constant velocity joint | |
| JPS638331B2 (ja) | ||
| JPH08219153A (ja) | 直線運動案内装置及びその成形方法 | |
| JP3493517B2 (ja) | ローラ連結体及びこのローラ連結体を組み込んだ直線運動案内装置 | |
| JP2596893Y2 (ja) | 軸 受 | |
| JPS6223168B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060315 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081028 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081029 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20081224 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090105 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090324 |