JP2000266982A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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Abstract
鏡筒をレンズ保持枠のガイド軸を利用して光軸へのセン
ター出しをすることによって、主鏡筒の変形による前玉
レンズや撮像素子の倒れを解消するようにしたレンズ鏡
筒を得る。 【解決手段】 可動レンズを有する複数のレンズ保持枠
6,7,8が保持される平行する2本のガイド軸9,9
の一端部9a,9aを主鏡筒1の前部壁面1aに形成し
た圧入軸受孔10,10に圧入固定して貫通するように
し、ガイド軸9,9の他端部を主鏡筒1の後部壁面1b
に形成した受け座11,11に位置決めされて貫通する
と共に、蓋鏡筒12から垂設した軸押えフレーム13,
13でガイド軸9,9を受け座13,13に保持するよ
うにし、主鏡筒1の前部壁面1a及び後部壁面1bから
突き出るガイド軸9,9に前玉レンズ16の補助鏡筒1
7及び撮像素子22の補助鏡筒23を位置決めし組付け
るようにした。
Description
ラ等のズームレンズ機構に適用されるレンズ鏡筒に関
し、詳しくは可動レンズを有する複数のレンズ保持枠の
ガイド軸を利用して、レンズ保持枠やレンズ鏡筒、前玉
レンズ及び撮像素子の光軸のセンター出しを容易に行え
るようにしたものである。
例えば特許第2775521号に開示されたものがあ
る。これによれば、ズームレンズ機構を構成している複
数のレンズ保持枠はガイド軸に支持され、このガイド軸
の軸受け手段はレンズ鏡筒の前後壁面に形成した軸受け
凹部に軸受けされる構造をとっている。
前方に配置される前玉レンズは、レンズ鏡筒の前部に一
体成形された前部鏡筒に取り付けられ、さらに、前玉レ
ンズ及びズームレンズ機構を透過した被写体像を電気信
号に変換する撮像素子は、レンズ鏡筒の光軸センターの
後部に一体成形された後部鏡筒に支持される構造となっ
ている。
来のレンズ鏡筒では、レンズ鏡筒の前後部分に前玉レン
ズのための前部鏡筒と、撮像素子のための後部鏡筒とが
一体成形されている構造では、レンズ鏡筒の変形等によ
り前玉レンズや撮像素子に倒れが発生すると、光軸セン
ターから位置ずれし正常な撮像動作が損なわれるといっ
た問題がある。また、この前玉レンズと撮像素子に倒れ
が生じると補正は容易ではない。
されているレンズ鏡筒は、構造が複雑となり、このた
め、レンズ鏡筒の成形金型の製作コストが高価になると
いった問題がある。
ためになされたもので、前部鏡筒及び後部鏡筒をレンズ
鏡筒とは別部材にし、前部鏡筒、後部鏡筒をガイド軸を
利用して光軸のセンター出しをするようにしたことによ
って、前玉レンズや撮像素子の倒れを解消し、かつ鏡筒
の成形金型を安価に製作できるようにしたレンズ鏡筒を
得ることを目的とする。
め、本発明によるレンズ鏡筒は、複数のレンズ保持枠が
保持されるガイド軸の一端側を主鏡筒の一側壁面に圧入
支持して貫通するようにし、ガイド軸の他端側を主鏡筒
の他側壁面に形成した受け座上に位置決めされて貫通す
ると共に、ガイド軸を軸押えフレームで受け座に保持す
るようにし、主鏡筒の壁面から突き出るガイド軸を利用
して補助鏡筒を光軸センターに位置決めし組付けるよう
にしたものである。
軸を軸基準にして複数のレンズ保持枠や、主鏡筒の前後
部に組付けられる補助鏡筒の光軸センターへの位置出し
を容易に行うことができ、このため、レンズ鏡筒の変形
等が生じてもガイド軸を軸基準にしているので前部補助
鏡筒に備えられている前玉レンズや後部補助鏡筒に備え
られている撮像素子の倒れを解消することができる。
実施の形態の例をズームレンズ機構を有するレンズ鏡筒
を例にとって図面を参照して説明する。
態の斜視図、図2はレンズ鏡筒の組み立て状態の断面
図、図3は図2のA−A線断面図である。
形状を有し、この主鏡筒1内にズームレンズ機構2が配
置されている。ズームレンズ機構2は3つのレンズから
なり、中央部のレンズが固定レンズ3であって、被写体
側のレンズ(左側)が可動レンズ4(バリエータレン
ズ)であり、最後尾のレンズ(右側)が可動レンズ5
(マスターレンズ)である。そして、各レンズ3,4,
5はそれぞれレンズ保持枠6,7,8に保持され、各レ
ンズ保持枠6,7,8がそれぞれの左右に備えた保持爪
6a,7a,8aと保持筒6b,7b,8bによって平
行する2本のガイド軸9,9に支持されている。
a,9aが主鏡筒1の前壁面1aに形成した圧入軸受孔
10,10に圧入固定され、その軸端が前壁面1aから
貫通されて第1の軸受け機構を構成する。また、ガイド
軸9,9の他端部9b,9bは主鏡筒1の後壁面1bに
形成したV字状の受け座11,11上に支持され、その
軸端が後壁面1bから貫通される。そして、受け座1
1,11上に支持されたガイド軸9,9は、主鏡筒1の
開口部を閉止する蓋側鏡筒12から垂設した軸押えアー
ム13,13によって保持されて第2の軸受け機構を構
成する。尚、蓋側鏡筒12は孔12aから挿通した止め
ねじ14を主鏡筒1のねじ孔1cにねじ止めして固定さ
れる。
が形成され、この前壁面1aの前面に被写体レンズとな
る前玉レンズ16を備えた補助鏡筒17が取り付けられ
る。すなわち、補助鏡筒17は一方が長孔からなる2つ
の位置決め孔18,18を主鏡筒1の前壁面1aから貫
通するガイド軸9,9の一端部9a,9aに挿入して位
置決めしたあと、孔17aから挿通した止めねじ19を
前壁面1aのねじ孔20にねじ止めして固定される。
が形成され、この後壁面1bの背面に撮像素子22を備
えた補助鏡筒23が取り付けられる。すなわち、補助鏡
筒23は一方が長孔からなる2つの位置決め孔24,2
4を主鏡筒1の後壁面1bから貫通するガイド軸9,9
の他端部9b,9bに挿入して位置決めしたあと、孔2
3aから挿通した止めねじ25を後壁面1bのねじ孔2
6にねじ止めして固定される。
ズ3,5は、ここでは図示しないがそれぞれのレンズ保
持枠6,8がパルスモータ等の駆動力により光軸方向に
移動可能にされズームレンズの変倍動作が行われる。ま
た、アイリス機構は例えば、主鏡筒1あるいは蓋鏡筒1
2にスリットを形成し、ここからズームレンズ機構のレ
ンズ間に挿入可能にされる。
て手順は、2本のガイド軸9,9にレンズ保持枠6,
7,8を挿着した状態において、ガイド軸9,9の他端
部9b,9bを主鏡筒1の後部壁面1bの受け座11,
11側に一旦挿入し、ガイド軸9,9の一端部1a,1
aを主鏡筒1の前部壁面1aの圧入軸受部10,10に
貫通した状態で圧入固定する。この後、主鏡筒1に蓋鏡
筒12を組付けて軸押えアーム13,13でガイド軸
9,9を上から押さえて受け座11,11に保持する。
この後、主鏡筒1の前後壁面から突き出るガイド軸9,
9に前玉レンズ16を備えた補助鏡筒17と、撮像素子
22を備えた補助鏡筒23を位置決めしねじ固定するこ
とによって組み立てが完了する。
筒は、2本のガイド軸9,9を軸基準にしてレンズ保持
枠6,7,8の光軸Lへののセンター出しと共に、前玉
レンズ16の補助鏡筒17及び撮像素子22の補助鏡筒
23の光軸Lへのセンター出しを正確に行うことがで
き、容易に高い光学性能を得ることができる。また、前
玉レンズ16の補助鏡筒17と撮像素子22の補助鏡筒
23は別部材にされ、主鏡筒1の前後の壁面に位置決め
固定される方式であるため、主鏡筒1に変形等が生じた
としても光軸への位置出しをガイド軸9を軸基準にして
いることから前玉レンズ16や撮像素子22が倒れるよ
うなこともない。
3はそれぞれ別体に成形加工されるため、それぞれの鏡
筒の成形金型が単純化され金型コストを安価に製作する
ことができる。
のを2本使用していることから、ガイド軸が一種類でよ
く、部品コストの削減を図ることができる。
に示したようにV字形状に限定するものでなく、光軸に
垂直な面の方向でガイド軸9が位置決めされるものであ
れば、図4bに示すようにU字形状の受け座27や、図
4cに示すように半円形状の受け座28、あるいは図4
dに示すように角溝形状の受け座29等であってもよ
い。
の別の位置決め手段の実施の形態例として、図5に示す
ように受け座11,11に支持されて貫通する図示しな
い2本のガイド軸に補助鏡筒23に形成した圧入軸受孔
30,30を圧入固定すると共に、主鏡筒1の後部壁面
1bから突き出る突軸31,31に補助鏡筒23に形成
した位置決め孔32,32を挿通して当該補助鏡筒23
を位置決めしたあと、止めねじ25を孔23aを通じて
主鏡筒1の後部壁面1bのねじ孔26にねじ固定するよ
うにしても、上述の実施形態の場合と同様に補助鏡筒2
3の光軸上へのセンター出しを行うことができる。この
ように構成することによって、軸押えアーム13を不要
にすることができる。
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。
して、主鏡筒1の前部壁面1a側で圧入軸受孔10,1
0に圧入固定し、後部壁面1b側で受け座11,11に
軸受けするようにしたが、これとは逆にガイド軸9,9
を後部壁面1b側で圧入軸受孔に圧入固定し、前部壁面
1a側で受け座に軸受けすることであっても同様の作用
を得ることができる。
装置に限ることなく、その他、可動レンズ等が使用され
る電子機器のレンズ鏡筒に広く適用可能である。
鏡筒は、複数のレンズ保持枠が保持されるガイド軸の一
端側を主鏡筒の一側壁面に圧入支持して貫通するように
し、ガイド軸の他端側を主鏡筒の他側壁面の受け座上に
位置決めされて貫通すると共に、ガイド軸を軸押えアー
ムで受け座に保持するようにし、貫通突出するガイド軸
を利用して主鏡筒の前,後部に補助鏡筒を位置決めし組
付けるようにしたことによって、ガイド軸を軸基準にし
て複数のレンズ保持枠や、レンズ鏡筒の前後部に組付け
られる補助鏡筒の光軸センターへの位置出しを正確かつ
容易に行え高い光学性能を得ることができるといった効
果がある。
イド軸を軸基準にしていることから補助鏡筒の倒れを防
止し、主鏡筒と補助鏡筒との光軸ずれを回避することが
できる。
れ別体に成形加工されるため、それぞれの鏡筒の成形金
型が単純化され金型コストを安価に製作することができ
る。
ある。
の断面図である。
ある。 b ガイド軸の受け座がU字敬称の場合の図である。 c ガイド軸の受け座が半円形状の場合の図である。 d ガイド軸の受け座が角溝形状の場合の図である。
ズ保持枠、9…ガイド軸、10…圧入軸受孔、11…受
け座、12…蓋鏡筒、13…軸押えアーム、16…前玉
レンズ、17…補助鏡筒、18…位置決め孔、22…撮
像素子、23…補助鏡筒、24…位置決め孔、27,2
8,29…受け座、30…圧入軸受孔、31…突軸、3
2…位置決め孔
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも可動レンズを有する複数のレ
ンズ保持枠がガイド軸に保持され、上記可動レンズが上
記ガイド軸に沿って光軸方向に移動可能にされるように
したレンズ鏡筒において、 上記ガイド軸が一端側を主鏡筒の一側壁面に圧入支持さ
れて貫通するようにした第1の軸受け機構と、 上記ガイド軸がその他端側を上記主鏡筒の他側壁面に形
成した受け座上に位置決めされて貫通すると共に、上記
ガイド軸を軸押えアームで上記受け座に保持するように
した第2の軸受け機構と、 から構成され、 上記第1の軸受け機構及び第2の軸受け機構からそれぞ
れ貫通突出する上記ガイド軸を利用して上記主鏡筒の光
軸上の前,後部に補助鏡筒を位置決めし組付けるように
したことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 請求項1記載のレンズ鏡筒において、 上記第2の軸受け機構から貫通突出する上記ガイド軸に
補助鏡筒を圧入支持し、上記主鏡筒の他側壁面から突出
する突軸に補助鏡筒を位置決めするようにしたことを特
徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項3】 請求項1記載のレンズ鏡筒において、 上記補助鏡筒が前玉レンズのためのレンズ鏡筒及び撮像
素子のための鏡筒であることを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068755A JP2000266982A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068755A JP2000266982A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | レンズ鏡筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000266982A true JP2000266982A (ja) | 2000-09-29 |
| JP2000266982A5 JP2000266982A5 (ja) | 2006-04-06 |
Family
ID=13382901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11068755A Pending JP2000266982A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000266982A (ja) |
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-
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- 1999-03-15 JP JP11068755A patent/JP2000266982A/ja active Pending
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| A521 | Written amendment |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090414 |