JP2000272536A - 自動車の車体メンバー部材 - Google Patents
自動車の車体メンバー部材Info
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- JP2000272536A JP2000272536A JP11084658A JP8465899A JP2000272536A JP 2000272536 A JP2000272536 A JP 2000272536A JP 11084658 A JP11084658 A JP 11084658A JP 8465899 A JP8465899 A JP 8465899A JP 2000272536 A JP2000272536 A JP 2000272536A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 23
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 19
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の車体メンバー部材に比して、衝突性能
及び剛性性能を充分上げて、しかも、車両軽量化及びコ
ストダウンを図る。 【解決手段】 断面コ字状部とこのコ字状部両端部に形
成した外向きのフランジ部とを有して基本断面略ハット
型に構成される車体メンバーであるリアサイドメンバー
において、リアサイドメンバー21を、リアサイドエク
ステンションメンバー41等に連結する両側部21a、
21bとこの両側部21a、21bに挟まれた中央に存
在する本体部21cとから構成し、本体部21cの板厚
を、両側部21a、21bの板厚より厚く形成して、こ
れら本体部21cの両端部を、両側部21a、21bの
一端部同士をそれぞれ突き合わせて連続溶接により溶着
して構成した。
及び剛性性能を充分上げて、しかも、車両軽量化及びコ
ストダウンを図る。 【解決手段】 断面コ字状部とこのコ字状部両端部に形
成した外向きのフランジ部とを有して基本断面略ハット
型に構成される車体メンバーであるリアサイドメンバー
において、リアサイドメンバー21を、リアサイドエク
ステンションメンバー41等に連結する両側部21a、
21bとこの両側部21a、21bに挟まれた中央に存
在する本体部21cとから構成し、本体部21cの板厚
を、両側部21a、21bの板厚より厚く形成して、こ
れら本体部21cの両端部を、両側部21a、21bの
一端部同士をそれぞれ突き合わせて連続溶接により溶着
して構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のリアサイ
ドメンバー或いはリアサイドエクステンションメンバー
等の車体メンバーを構成する自動車の車体メンバー部材
に関する。
ドメンバー或いはリアサイドエクステンションメンバー
等の車体メンバーを構成する自動車の車体メンバー部材
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体メンバー部材は、図4及び
図5に示すように、例えばリアサイドメンバー1であっ
て、断面コ字状部2とこのコ字状部両端部の必要箇所に
外向きのフランジ部3とを有して基本断面略ハット型に
構成されており、他車体メンバ部材例えばリアサイドエ
クステンションメンバー6に連結する両側部1a、1b
とこれに挟まれて、リアサスペンションブラケット4の
装着部とリアサスペンションマウンティング5の装着部
と間における中央の本体部1cとを一体成形により構成
しており、本体部1cの内側に、やはり断面コ字状の補
強部材7を添設して、補強部材7の外周部および本体部
1cとをスポット溶接による間欠溶接により溶着してい
た。
図5に示すように、例えばリアサイドメンバー1であっ
て、断面コ字状部2とこのコ字状部両端部の必要箇所に
外向きのフランジ部3とを有して基本断面略ハット型に
構成されており、他車体メンバ部材例えばリアサイドエ
クステンションメンバー6に連結する両側部1a、1b
とこれに挟まれて、リアサスペンションブラケット4の
装着部とリアサスペンションマウンティング5の装着部
と間における中央の本体部1cとを一体成形により構成
しており、本体部1cの内側に、やはり断面コ字状の補
強部材7を添設して、補強部材7の外周部および本体部
1cとをスポット溶接による間欠溶接により溶着してい
た。
【0003】また、他の例として、図6に示すリアサイ
ドエクステンションメンバー6があり、この場合には、
その内側に、コ字状の補強部材12を添設して、リアエ
クステンションメンバー6にスポット溶接による間欠溶
接により溶着して、取付け片13が介在してリアサスペ
ンションブラケット14が装着される装着点を強化して
いる。
ドエクステンションメンバー6があり、この場合には、
その内側に、コ字状の補強部材12を添設して、リアエ
クステンションメンバー6にスポット溶接による間欠溶
接により溶着して、取付け片13が介在してリアサスペ
ンションブラケット14が装着される装着点を強化して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5に示すリアサイドメンバー1を代表して説明する
が、本体部1cに補強部材7を添設して、両者をスポッ
ト溶接10により間欠的に溶着して構成していることか
ら、メンバーとしての全体重量がアップすることは免れ
ず、しかも、このスポット溶接10による間欠溶着のた
めに、スポット溶接10が施すことができない内稜線
(円部内)において、リアサイドメンバー1及び補強部
材7による2枚板形状としているのであるが、この2枚
板形状分の衝突性能及び剛性性能が得られないことにな
る。すなわち、衝突性能は、稜線の部分の板厚及び引っ
張り強さの吸収エネルギーにより決まり、剛性性能は、
稜線における板厚及びコ字状断面の大きさで決まること
になるが、本体部1cと補強部材7とはスポット溶接1
0による間欠溶接のために、リアサイドメンバー1の長
手方向を軸とする応力がこのスポット溶接部10に集中
荷重としてかかり、スポット溶接10が施されていない
本体部1cと補強部材7における添設部においては、ど
ちらか板厚の厚い方の性能分しか発揮できず、本体部1
cの板厚と補強部材7の板厚との相乗効果が得られない
ことになる。
び図5に示すリアサイドメンバー1を代表して説明する
が、本体部1cに補強部材7を添設して、両者をスポッ
ト溶接10により間欠的に溶着して構成していることか
ら、メンバーとしての全体重量がアップすることは免れ
ず、しかも、このスポット溶接10による間欠溶着のた
めに、スポット溶接10が施すことができない内稜線
(円部内)において、リアサイドメンバー1及び補強部
材7による2枚板形状としているのであるが、この2枚
板形状分の衝突性能及び剛性性能が得られないことにな
る。すなわち、衝突性能は、稜線の部分の板厚及び引っ
張り強さの吸収エネルギーにより決まり、剛性性能は、
稜線における板厚及びコ字状断面の大きさで決まること
になるが、本体部1cと補強部材7とはスポット溶接1
0による間欠溶接のために、リアサイドメンバー1の長
手方向を軸とする応力がこのスポット溶接部10に集中
荷重としてかかり、スポット溶接10が施されていない
本体部1cと補強部材7における添設部においては、ど
ちらか板厚の厚い方の性能分しか発揮できず、本体部1
cの板厚と補強部材7の板厚との相乗効果が得られない
ことになる。
【0005】このために、スポット溶接10の打点を多
くする対策を採ることになるが、このために作業工数が
増えるばかりでなく、スポット溶接の打点数には自ずか
ら限界があって、充分な剛性性能や衝突性能を出すこと
ができない。この結果、補強部材7の板厚をアップする
等の対策をとったり、両側部1a、1b側に別の補強部
材を追加する等の対策を施すことになるのであるが、こ
のために、車体重量のアップやコストアップを招いてし
まう。
くする対策を採ることになるが、このために作業工数が
増えるばかりでなく、スポット溶接の打点数には自ずか
ら限界があって、充分な剛性性能や衝突性能を出すこと
ができない。この結果、補強部材7の板厚をアップする
等の対策をとったり、両側部1a、1b側に別の補強部
材を追加する等の対策を施すことになるのであるが、こ
のために、車体重量のアップやコストアップを招いてし
まう。
【0006】また、リアサスペンションブラケット4や
リアサスペンションマウントブラケット5側の補強部材
11によって、リアサイドメンバー1との間でボックス
構造を形成して強化することも採用されているが、もと
もとリアサイドメンバー1が充分な剛性性能や衝突性能
を有さないために、上記のようなボックス構造にしたと
しても、このボックス構造が変位してしまって、所期の
剛性を出せない場合が考えられる。
リアサスペンションマウントブラケット5側の補強部材
11によって、リアサイドメンバー1との間でボックス
構造を形成して強化することも採用されているが、もと
もとリアサイドメンバー1が充分な剛性性能や衝突性能
を有さないために、上記のようなボックス構造にしたと
しても、このボックス構造が変位してしまって、所期の
剛性を出せない場合が考えられる。
【0007】更にまた、図6に示すリアサイドエクステ
ンションメンバー6の場合も、コ字状の補強部材12を
スポット溶接により添設溶着していることから、所期の
剛性性能や衝突性能を出すために、やはり、車体重量の
アップやコストアップを招いてしまうことになる。
ンションメンバー6の場合も、コ字状の補強部材12を
スポット溶接により添設溶着していることから、所期の
剛性性能や衝突性能を出すために、やはり、車体重量の
アップやコストアップを招いてしまうことになる。
【0008】そこで、本発明は、従来の車体メンバー部
材に比して、衝突性能及び剛性性能を充分上げて、しか
も、車両軽量化及びコストダウンを図れる自動車の車体
メンバー部材を提供することを目的としている。
材に比して、衝突性能及び剛性性能を充分上げて、しか
も、車両軽量化及びコストダウンを図れる自動車の車体
メンバー部材を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による自動車の車体メンバー部材は、断面コ字
状部とこのコ字状部両端部に形成した外向きのフランジ
部とを有して基本断面略ハット型に構成される車体メン
バー部材であって、該車体メンバー部材を少なくとも一
対の分割部材で構成し、該一対の分割部材のうち一方の
分割部材の板厚を、他の分割部材の板厚より厚く形成し
て、これら両分割部材の端部同士を突き合わせて連続溶
接により溶着したことを特徴とするものである。
に本発明による自動車の車体メンバー部材は、断面コ字
状部とこのコ字状部両端部に形成した外向きのフランジ
部とを有して基本断面略ハット型に構成される車体メン
バー部材であって、該車体メンバー部材を少なくとも一
対の分割部材で構成し、該一対の分割部材のうち一方の
分割部材の板厚を、他の分割部材の板厚より厚く形成し
て、これら両分割部材の端部同士を突き合わせて連続溶
接により溶着したことを特徴とするものである。
【0010】上記構成によって、一対の分割部材のうち
の一方の分割部材の板厚を、他方の分割部材の板厚より
厚く形成していることから、剛性性能及び衝突性能のア
ップが期待でき、これと相俟って、両分割部材同士を隙
間無い連続溶接(所謂テーラードブランク方式による溶
接)により接合していることから、車体メンバー部材の
長手方向を軸とするねじれモーメントが加わったとして
もそれにより生ずるせん断力が接合部全体に分布して部
分的な応力集中を無くすことができ、従来のような補強
部材を用いずとも、充分な剛性性能および衝突性能を得
ることができるとともに、車両の軽量化及びコストダウ
ンを図ることができる。
の一方の分割部材の板厚を、他方の分割部材の板厚より
厚く形成していることから、剛性性能及び衝突性能のア
ップが期待でき、これと相俟って、両分割部材同士を隙
間無い連続溶接(所謂テーラードブランク方式による溶
接)により接合していることから、車体メンバー部材の
長手方向を軸とするねじれモーメントが加わったとして
もそれにより生ずるせん断力が接合部全体に分布して部
分的な応力集中を無くすことができ、従来のような補強
部材を用いずとも、充分な剛性性能および衝突性能を得
ることができるとともに、車両の軽量化及びコストダウ
ンを図ることができる。
【0011】請求項2に記載の本発明は、断面コ字状部
とこのコ字状部両端部に形成した外向きのフランジ部と
を有して基本断面略ハット型に構成される車体メンバー
部材であって、該車体メンバー部材を少なくとも一対の
分割部材から成り、該一対の分割部材のうち一方の分割
部材を、他方の分割部材を構成する材料の引っ張り強度
より高い材料にて構成させて、これら両分割部材の端部
同士を突き合わせて連続溶接により溶着したことを特徴
とするものである。
とこのコ字状部両端部に形成した外向きのフランジ部と
を有して基本断面略ハット型に構成される車体メンバー
部材であって、該車体メンバー部材を少なくとも一対の
分割部材から成り、該一対の分割部材のうち一方の分割
部材を、他方の分割部材を構成する材料の引っ張り強度
より高い材料にて構成させて、これら両分割部材の端部
同士を突き合わせて連続溶接により溶着したことを特徴
とするものである。
【0012】上記構成によって、一対の分割部材のうち
の一方の分割部材の材料引っ張り強度を、他方の分割部
材の材料引っ張り強度より高く設定していることから、
剛性性能及び衝突性能のアップが期待でき、これと相俟
って、両分割部材同士を隙間無い連続溶接により接合し
ていることから、車体メンバー部材の長手方向を軸とす
るねじれモーメントが加わったとしてもそれにより生ず
るせん断力が接合部全体に分布して部分的な応力集中を
無くすことができ、従来のような補強部材を用いずと
も、充分な剛性性能および衝突性能を得ることができる
とともに、車両の軽量化及びコストダウンを図ることが
できる。
の一方の分割部材の材料引っ張り強度を、他方の分割部
材の材料引っ張り強度より高く設定していることから、
剛性性能及び衝突性能のアップが期待でき、これと相俟
って、両分割部材同士を隙間無い連続溶接により接合し
ていることから、車体メンバー部材の長手方向を軸とす
るねじれモーメントが加わったとしてもそれにより生ず
るせん断力が接合部全体に分布して部分的な応力集中を
無くすことができ、従来のような補強部材を用いずと
も、充分な剛性性能および衝突性能を得ることができる
とともに、車両の軽量化及びコストダウンを図ることが
できる。
【0013】請求項3に記載の本発明は、前記車体メン
バー部材を3つの分割部材から構成し、該3つの分割部
材のうち、1つの分割部材の板厚を、他の2つの分割部
材の板厚より厚く形成して、板厚の厚い分割部材の両端
部を、それぞれ他の2つの分割部材の一端部に突き合わ
せて連続溶接により溶着したことを特徴とするものであ
る。
バー部材を3つの分割部材から構成し、該3つの分割部
材のうち、1つの分割部材の板厚を、他の2つの分割部
材の板厚より厚く形成して、板厚の厚い分割部材の両端
部を、それぞれ他の2つの分割部材の一端部に突き合わ
せて連続溶接により溶着したことを特徴とするものであ
る。
【0014】上記構成により、3つの分割部材のうちの
1つの分割部材の板厚を、他方の2つの分割部材の板厚
より厚く形成していることから、1つの分割部材の剛性
性能及び衝突性能のアップが期待でき、これと相俟っ
て、1つの分割部材の両端部を、それぞれ他の2つの分
割部材の一端部に突き合わせて隙間無い連続溶接により
接合していることから、車体メンバー部材の長手方向を
軸とするねじれモーメントが加わったとしてもそれによ
り生ずるせん断力が接合部全体に分布して部分的な応力
集中を無くすことができ、従来のような補強部材を用い
ずとも、充分な剛性性能および衝突性能を得ることがで
きるとともに、車両の軽量化及びコストダウンを図るこ
とができる。
1つの分割部材の板厚を、他方の2つの分割部材の板厚
より厚く形成していることから、1つの分割部材の剛性
性能及び衝突性能のアップが期待でき、これと相俟っ
て、1つの分割部材の両端部を、それぞれ他の2つの分
割部材の一端部に突き合わせて隙間無い連続溶接により
接合していることから、車体メンバー部材の長手方向を
軸とするねじれモーメントが加わったとしてもそれによ
り生ずるせん断力が接合部全体に分布して部分的な応力
集中を無くすことができ、従来のような補強部材を用い
ずとも、充分な剛性性能および衝突性能を得ることがで
きるとともに、車両の軽量化及びコストダウンを図るこ
とができる。
【0015】請求項4に記載の本発明は、前記車体メン
バー部材は、3つに分割した分割部材から成り、該3つ
の分割部材のうち、1つの分割部材を、他の2つの分割
部材を構成する材料の引っ張り強度より高い材料にて構
成させ、引っ張り強度の高い材料で構成する分割部材の
両端部を、それぞれ他の2つの分割部材の一端部に突き
合わせて連続溶接により溶着したことを特徴とするもの
である。
バー部材は、3つに分割した分割部材から成り、該3つ
の分割部材のうち、1つの分割部材を、他の2つの分割
部材を構成する材料の引っ張り強度より高い材料にて構
成させ、引っ張り強度の高い材料で構成する分割部材の
両端部を、それぞれ他の2つの分割部材の一端部に突き
合わせて連続溶接により溶着したことを特徴とするもの
である。
【0016】上記構成により、3つの分割部材のうちの
1つの分割部材の材料引っ張り強度を、他方の2つの分
割部材の材料引っ張り強度より高く設定していることか
ら、1つの分割部材の剛性性能及び衝突性能のアップが
期待でき、これと相俟って、1つの分割部材の両端部
を、それぞれ他の2つの分割部材の一端部に突き合わせ
て隙間無い連続溶接により接合していることから、車体
メンバー部材の長手方向を軸とするねじれモーメントが
加わったとしてもそれにより生ずるせん断力が接合部全
体に分布して部分的な応力集中を無くすことができ、従
来のような補強部材を用いずとも、充分な剛性性能およ
び衝突性能を得ることができるとともに、車両の軽量化
及びコストダウンを図ることができる。
1つの分割部材の材料引っ張り強度を、他方の2つの分
割部材の材料引っ張り強度より高く設定していることか
ら、1つの分割部材の剛性性能及び衝突性能のアップが
期待でき、これと相俟って、1つの分割部材の両端部
を、それぞれ他の2つの分割部材の一端部に突き合わせ
て隙間無い連続溶接により接合していることから、車体
メンバー部材の長手方向を軸とするねじれモーメントが
加わったとしてもそれにより生ずるせん断力が接合部全
体に分布して部分的な応力集中を無くすことができ、従
来のような補強部材を用いずとも、充分な剛性性能およ
び衝突性能を得ることができるとともに、車両の軽量化
及びコストダウンを図ることができる。
【0017】請求項5に記載の本発明は、前記車体メン
バー部材が、リアサイドメンバーであることを特徴とす
るものであり、請求項6に記載の本発明は、前記車体メ
ンバー部材が、リアサイドエクステンションメンバーで
あることを特徴とするものである。
バー部材が、リアサイドメンバーであることを特徴とす
るものであり、請求項6に記載の本発明は、前記車体メ
ンバー部材が、リアサイドエクステンションメンバーで
あることを特徴とするものである。
【0018】上記構成により、リアサイドメンバー或い
はリアサイドエクステンションメンバーの剛性性能及び
衝突性能をアップさせると共に、補強部材を廃止する等
が果たせて、車両の軽量化及びコストダウンを図ること
ができる。
はリアサイドエクステンションメンバーの剛性性能及び
衝突性能をアップさせると共に、補強部材を廃止する等
が果たせて、車両の軽量化及びコストダウンを図ること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について、図を用いて説明する。
態について、図を用いて説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態を示す自動車の
車体メンバー部材であるリアサイドメンバーを示す分解
斜視図、図2は図1におけるリアサスペンションブラケ
ットを取付けた状態のII−II断面図である。
車体メンバー部材であるリアサイドメンバーを示す分解
斜視図、図2は図1におけるリアサスペンションブラケ
ットを取付けた状態のII−II断面図である。
【0021】図において、21はリアサイドメンバーを
示しており、リアサイドメンバー21は、断面コ字状部
22とこの断面コ字状部22の適宜箇所に外向きのフラ
ンジ部23とで構成する基本断面略ハット型に形成され
ており、車体メンバーである例えばリアサイドエクステ
ンションメンバー26に連結する両側部21a、21b
とこの両側部21a、21bに挟まれた中央に存在する
本体部21cとからなる3つの分割部材から構成してい
る。
示しており、リアサイドメンバー21は、断面コ字状部
22とこの断面コ字状部22の適宜箇所に外向きのフラ
ンジ部23とで構成する基本断面略ハット型に形成され
ており、車体メンバーである例えばリアサイドエクステ
ンションメンバー26に連結する両側部21a、21b
とこの両側部21a、21bに挟まれた中央に存在する
本体部21cとからなる3つの分割部材から構成してい
る。
【0022】そして、本体部21cは、両側部21a、
21bに比較して、板厚が厚い材料を使用したり、及び
/又は引っ張り強度の高い材料を使用している。例え
ば、引っ張り強度が38Kg/mm2のハイテン鋼材料
を使用することで共通しているも、板厚においては、両
側部21a、21bが1.4mmの板材を使用したプレ
ス成形品であるのに対し、本体部21cが1.8mm〜
2.3mmの板材を使用したプレス成形品である。或い
は、板厚は1.4mmから2.0mmのものを使用する
ことで共通しているも、引っ張り強度において、両側部
21a、21bが38Kg/mm2のハイテン鋼材料を
使用したプレス成形品であるに対し、本体部21cに、
60Kg/mm2の超ハイテン鋼を使用したプレス成形
品である。更には、両側部21a、21bに対して、本
体部21cが高引っ張り強度でしかも板厚が厚いものを
使用する等が考えられる。
21bに比較して、板厚が厚い材料を使用したり、及び
/又は引っ張り強度の高い材料を使用している。例え
ば、引っ張り強度が38Kg/mm2のハイテン鋼材料
を使用することで共通しているも、板厚においては、両
側部21a、21bが1.4mmの板材を使用したプレ
ス成形品であるのに対し、本体部21cが1.8mm〜
2.3mmの板材を使用したプレス成形品である。或い
は、板厚は1.4mmから2.0mmのものを使用する
ことで共通しているも、引っ張り強度において、両側部
21a、21bが38Kg/mm2のハイテン鋼材料を
使用したプレス成形品であるに対し、本体部21cに、
60Kg/mm2の超ハイテン鋼を使用したプレス成形
品である。更には、両側部21a、21bに対して、本
体部21cが高引っ張り強度でしかも板厚が厚いものを
使用する等が考えられる。
【0023】また、本体部21cの両端部を両側部21
a、21bの一端部にそれぞれ突き合わせて、この突き
合わせ部に所謂テーラードブランク方式による連続溶接
33を施して溶着連結し、リアサイドメンバー21を構
成している。
a、21bの一端部にそれぞれ突き合わせて、この突き
合わせ部に所謂テーラードブランク方式による連続溶接
33を施して溶着連結し、リアサイドメンバー21を構
成している。
【0024】本体部21cの一端側には、リアサスペン
ションブラケット24が装着され、また、一方の両側部
21bの一端側には、リアサスペンションマウントブラ
ケット25が装着されている。このように、リアサスペ
ンションマウントブラケット25を一方の両側部21b
側に装着したのは、この一方の両側部21bには、クロ
スメンバー34が装着され、このクロスメンバー34の
装着により所期の剛性性能及び衝突性能を得られるから
であり、もし、車体設計上一方の両側部21bにクロス
メンバーが装着されない場合には、リアサスペンション
マウントブラケット25は、本体部21c側に装着する
ことになる。
ションブラケット24が装着され、また、一方の両側部
21bの一端側には、リアサスペンションマウントブラ
ケット25が装着されている。このように、リアサスペ
ンションマウントブラケット25を一方の両側部21b
側に装着したのは、この一方の両側部21bには、クロ
スメンバー34が装着され、このクロスメンバー34の
装着により所期の剛性性能及び衝突性能を得られるから
であり、もし、車体設計上一方の両側部21bにクロス
メンバーが装着されない場合には、リアサスペンション
マウントブラケット25は、本体部21c側に装着する
ことになる。
【0025】リアサスペンションブラケット24には、
補強部材27が設けられており、この補強部材27は、
本体部21cとの間でボックス構造を形成して、リアサ
スペンションブラケット24の補強構造としている。
補強部材27が設けられており、この補強部材27は、
本体部21cとの間でボックス構造を形成して、リアサ
スペンションブラケット24の補強構造としている。
【0026】上記のように構成する場合、リアサイドメ
ンバー21は、両側部21a、21bに対して、本体部
21cの板厚及び/又は引っ張り強度を高く設定してお
り、しかも、両側部21a、21bと本体部21cとを
連続溶接部33により連続的に溶着しているために、リ
アサイドメンバー21の長手方向を軸とするねじれ応力
がかかった場合、先ず、本体部21cが受け、更に、本
体部21cにて受けきれない場合には、両側部21a、
21bに伝播して受け止めることになる。
ンバー21は、両側部21a、21bに対して、本体部
21cの板厚及び/又は引っ張り強度を高く設定してお
り、しかも、両側部21a、21bと本体部21cとを
連続溶接部33により連続的に溶着しているために、リ
アサイドメンバー21の長手方向を軸とするねじれ応力
がかかった場合、先ず、本体部21cが受け、更に、本
体部21cにて受けきれない場合には、両側部21a、
21bに伝播して受け止めることになる。
【0027】そこで、リアサイドメンバー21の衝突性
能は、断面コ字状部22の稜線部分22aの板厚及び引
っ張り強さの吸収エネルギーにより決まり、剛性性能
は、断面コ字状部22の稜線の部分の板厚とコ字状断面
の大きさで決まることになる。
能は、断面コ字状部22の稜線部分22aの板厚及び引
っ張り強さの吸収エネルギーにより決まり、剛性性能
は、断面コ字状部22の稜線の部分の板厚とコ字状断面
の大きさで決まることになる。
【0028】そして、本体部21cの板厚を、両側部2
1a、21bの板厚より、厚い材料を使用した場合に
は、衝突性能をそれ相応にアップさせることができる
が、むしろ、剛性性能を重視した場合として採用するの
であり、本体部21cに引っ張り強度が高い材料を使用
した場合には、剛性性能をそれ相応にアップさせること
ができるが、むしろ、衝突性能を重視して採用したこと
になる。
1a、21bの板厚より、厚い材料を使用した場合に
は、衝突性能をそれ相応にアップさせることができる
が、むしろ、剛性性能を重視した場合として採用するの
であり、本体部21cに引っ張り強度が高い材料を使用
した場合には、剛性性能をそれ相応にアップさせること
ができるが、むしろ、衝突性能を重視して採用したこと
になる。
【0029】従って、両側部21a、21bと本体部2
1cとにおける板厚及び引っ張り強さを適宜選択するこ
とにより、衝突性能及び剛性性能の同じ向上を果たすこ
とができる。
1cとにおける板厚及び引っ張り強さを適宜選択するこ
とにより、衝突性能及び剛性性能の同じ向上を果たすこ
とができる。
【0030】本体部21cによって、前記ねじれ応力が
受け止め得ない場合には、連続溶接部33を介して、両
側部21a、21bに伝播することになるが、両側部2
1a、21bと本体部21cとは、連続溶接部33によ
って図2の円内における稜線部22aを含んで隙間なく
溶着されているために、従来のようなスポット溶接部に
起きる応力集中を生じ得ず、断面コ字状部22全周に応
力が分散されることになって、両側部21a、21bと
本体部21cとの相乗的効果が得られて、衝撃性能及び
剛性性能を共に更に向上させることができる。
受け止め得ない場合には、連続溶接部33を介して、両
側部21a、21bに伝播することになるが、両側部2
1a、21bと本体部21cとは、連続溶接部33によ
って図2の円内における稜線部22aを含んで隙間なく
溶着されているために、従来のようなスポット溶接部に
起きる応力集中を生じ得ず、断面コ字状部22全周に応
力が分散されることになって、両側部21a、21bと
本体部21cとの相乗的効果が得られて、衝撃性能及び
剛性性能を共に更に向上させることができる。
【0031】このために、従来の補強部材7を廃止する
ことができ、また、両側部21a、21bの板厚をそれ
ほど厚くしなくても、また、従来のように両側部21
a、21bに添設固着していた補強部材等も当然ながら
必要としないことから、リアサイドメンバー21全体の
衝撃性能及び剛性性能を向上させることができて、車体
の軽量化やコストダウンを齎すことになる。
ことができ、また、両側部21a、21bの板厚をそれ
ほど厚くしなくても、また、従来のように両側部21
a、21bに添設固着していた補強部材等も当然ながら
必要としないことから、リアサイドメンバー21全体の
衝撃性能及び剛性性能を向上させることができて、車体
の軽量化やコストダウンを齎すことになる。
【0032】次に、図3を用いて、本発明における第2
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0033】この第2の実施の形態は、本発明をリアサ
イドエクステンションメンバーに適用した場合であり、
リアサイドエクステンションメンバー41は、断面コ字
状部42とこの断面コ字状部42の両端部に形成した外
向きのフランジ部43とを有して基本断面略ハット型に
構成されている。
イドエクステンションメンバーに適用した場合であり、
リアサイドエクステンションメンバー41は、断面コ字
状部42とこの断面コ字状部42の両端部に形成した外
向きのフランジ部43とを有して基本断面略ハット型に
構成されている。
【0034】そして、リアサイドエクステンションメン
バー41は、長手方向にストレート形状を呈しており、
取付け片48が介在してタイダウンフック49が装着さ
れる本体部41aと側部41bとからなる2つの分割部
材から構成している。
バー41は、長手方向にストレート形状を呈しており、
取付け片48が介在してタイダウンフック49が装着さ
れる本体部41aと側部41bとからなる2つの分割部
材から構成している。
【0035】本体部41aと側部41bとは、一端末同
士を突き合わされて、この突き合わせ部に所謂テーラー
ドブランク方式による連続溶接部53を施して溶着連結
し、リアサイドエクステンションメンバー41を構成し
ている。
士を突き合わされて、この突き合わせ部に所謂テーラー
ドブランク方式による連続溶接部53を施して溶着連結
し、リアサイドエクステンションメンバー41を構成し
ている。
【0036】そして、本体部41aは、タイダウンフッ
ク49から及ぼされる応力を主に支持するために、前記
第1の実施の形態と同様、側部41bより、板厚の材料
を使用しており(図示する場合)、或いは引っ張り強度
の高い超ハイテン鋼を使用している。或いは、板厚のも
ので、しかも超ハイテン鋼を使用する場合も考えられ
る。
ク49から及ぼされる応力を主に支持するために、前記
第1の実施の形態と同様、側部41bより、板厚の材料
を使用しており(図示する場合)、或いは引っ張り強度
の高い超ハイテン鋼を使用している。或いは、板厚のも
ので、しかも超ハイテン鋼を使用する場合も考えられ
る。
【0037】上記構成により、リアサイドエクステンシ
ョンメンバー41は、側部41bに対して、本体部41
aの板厚及び/又は引っ張り強度を高く設定しており、
しかも、側部41bと本体部41aとを連続溶接部53
により連続的に溶着しているために、リアサイドエクス
テンションメンバー41の長手方向を軸とするねじれ応
力がかかった場合、先ず、本体部41aが受け、更に、
本体部41aにて受けきれない場合には、側部41bに
伝播して受け止めることになる。
ョンメンバー41は、側部41bに対して、本体部41
aの板厚及び/又は引っ張り強度を高く設定しており、
しかも、側部41bと本体部41aとを連続溶接部53
により連続的に溶着しているために、リアサイドエクス
テンションメンバー41の長手方向を軸とするねじれ応
力がかかった場合、先ず、本体部41aが受け、更に、
本体部41aにて受けきれない場合には、側部41bに
伝播して受け止めることになる。
【0038】そこで、リアサイドエクステンションメン
バー41の衝突性能は、断面コ字状部42の稜線部分の
板厚及び引っ張り強さの吸収エネルギーにより決まり、
剛性性能は、断面コ字状部42の稜線の部分の板厚とコ
字状断面の大きさで決まることになる。
バー41の衝突性能は、断面コ字状部42の稜線部分の
板厚及び引っ張り強さの吸収エネルギーにより決まり、
剛性性能は、断面コ字状部42の稜線の部分の板厚とコ
字状断面の大きさで決まることになる。
【0039】そして、本体部41aの板厚を、側部41
bの板厚より、厚い材料を使用した場合には、衝突性能
をそれ相応にアップさせることができるが、むしろ、剛
性性能を重視した場合として採用するのであり、本体部
41aに引っ張り強度が高い材料を使用した場合には、
剛性性能をそれ相応にアップさせることができるが、む
しろ、衝突性能を重視して採用したことになる。
bの板厚より、厚い材料を使用した場合には、衝突性能
をそれ相応にアップさせることができるが、むしろ、剛
性性能を重視した場合として採用するのであり、本体部
41aに引っ張り強度が高い材料を使用した場合には、
剛性性能をそれ相応にアップさせることができるが、む
しろ、衝突性能を重視して採用したことになる。
【0040】従って、側部41bと本体部41aとにお
ける板厚及び引っ張り強さを適宜選択することにより、
衝突性能及び剛性性能の同じ向上を果たすことができ
る。
ける板厚及び引っ張り強さを適宜選択することにより、
衝突性能及び剛性性能の同じ向上を果たすことができ
る。
【0041】本体部41aによって、前記ねじれ応力が
受け止め得ない場合には、連続溶接部53を介して、側
部41bに伝播することになるが、側部41bと本体部
41aとは、連続溶接部53によって断面コ字状部42
の稜線部を含んで隙間なく溶着されているために、従来
のようなスポット溶接部に起きる応力集中を生じ得ず、
断面コ字状部42全周に応力が分散されることになっ
て、側部41bと本体部41aとの相乗的効果が得られ
て、衝撃性能及び剛性性能を共に更に向上させることが
できる。
受け止め得ない場合には、連続溶接部53を介して、側
部41bに伝播することになるが、側部41bと本体部
41aとは、連続溶接部53によって断面コ字状部42
の稜線部を含んで隙間なく溶着されているために、従来
のようなスポット溶接部に起きる応力集中を生じ得ず、
断面コ字状部42全周に応力が分散されることになっ
て、側部41bと本体部41aとの相乗的効果が得られ
て、衝撃性能及び剛性性能を共に更に向上させることが
できる。
【0042】このために、従来の補強部材12を廃止す
ることができ、リアサイドエクステンションメンバー4
1全体の衝撃性能及び剛性性能を向上させることができ
て、車体の軽量化やコストダウンを齎すことになる。
ることができ、リアサイドエクステンションメンバー4
1全体の衝撃性能及び剛性性能を向上させることができ
て、車体の軽量化やコストダウンを齎すことになる。
【0043】なお、上記実施の形態では、リアサイドメ
ンバー21の本体部21cと両側部21a、21bと
は、所定の形状に成形した後に連続溶接を施して溶着し
たが、これに限定されるものではなく、成形前の本体部
21cと両側部21a、21bとを予め連続溶接して溶
着した後に、本体部21cと両側部21a、21bとを
所定の形状に成形することも考えられる。
ンバー21の本体部21cと両側部21a、21bと
は、所定の形状に成形した後に連続溶接を施して溶着し
たが、これに限定されるものではなく、成形前の本体部
21cと両側部21a、21bとを予め連続溶接して溶
着した後に、本体部21cと両側部21a、21bとを
所定の形状に成形することも考えられる。
【0044】
【発明の効果】以下のように本発明による自動車の車体
メンバーは、断面コ字状部とこのコ字状部両端部に形成
した外向きのフランジ部とを有して基本断面略ハット型
に構成される車体メンバー部材であって、該車体メンバ
ー部材を少なくとも一対の分割部材で構成し、該一対の
分割部材のうち一方の分割部材の板厚を、他の分割部材
の板厚より厚く形成して、これら両分割部材の端部同士
を突き合わせて連続溶接により溶着して構成するもので
あるから、一対の分割部材のうちの一方の分割部材の板
厚を、他方の分割部材の板厚より厚く形成していること
から、剛性性能及び衝突性能のアップが期待でき、これ
と相俟って、両分割部材同士を隙間無い連続溶接(所謂
テーラードブランク方式による溶接)により接合してい
ることから、車体メンバー部材の長手方向を軸とするね
じれモーメントが加わったとしてもそれにより生ずるせ
ん断力が接合部全体に分布して部分的な応力集中を無く
すことができ、従来のような補強部材を用いずとも、充
分な剛性性能および衝突性能を得ることができるととも
に、車両の軽量化及びコストダウンを図ることができ
る。
メンバーは、断面コ字状部とこのコ字状部両端部に形成
した外向きのフランジ部とを有して基本断面略ハット型
に構成される車体メンバー部材であって、該車体メンバ
ー部材を少なくとも一対の分割部材で構成し、該一対の
分割部材のうち一方の分割部材の板厚を、他の分割部材
の板厚より厚く形成して、これら両分割部材の端部同士
を突き合わせて連続溶接により溶着して構成するもので
あるから、一対の分割部材のうちの一方の分割部材の板
厚を、他方の分割部材の板厚より厚く形成していること
から、剛性性能及び衝突性能のアップが期待でき、これ
と相俟って、両分割部材同士を隙間無い連続溶接(所謂
テーラードブランク方式による溶接)により接合してい
ることから、車体メンバー部材の長手方向を軸とするね
じれモーメントが加わったとしてもそれにより生ずるせ
ん断力が接合部全体に分布して部分的な応力集中を無く
すことができ、従来のような補強部材を用いずとも、充
分な剛性性能および衝突性能を得ることができるととも
に、車両の軽量化及びコストダウンを図ることができ
る。
【図1】本発明の実施の形態を示す自動車の車体メンバ
ー部材であるリアサイドメンバーを示す分解斜視図であ
る。
ー部材であるリアサイドメンバーを示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1におけるリアサスペンションブラケットを
取付けた状態のII−II断面図である。
取付けた状態のII−II断面図である。
【図3】本発明における第2の実施の形態を示す自動車
の車体メンバー部材であるリアサイドエクステンション
メンバーを示す分解斜視図である。
の車体メンバー部材であるリアサイドエクステンション
メンバーを示す分解斜視図である。
【図4】従来における自動車の車体メンバー部材である
リアサイドメンバーを示す分解斜視図である。
リアサイドメンバーを示す分解斜視図である。
【図5】図4におけるリアサスペンションブラケットを
取付けた状態のV−V断面図である。
取付けた状態のV−V断面図である。
【図6】従来における自動車の車体メンバー部材である
リアサイドエクステンションメンバーを示す分解斜視図
である。
リアサイドエクステンションメンバーを示す分解斜視図
である。
21 リアサイドメンバー 21a、21b 両側部 21c 本体部 22 断面コ字状部 23 フランジ部 24 リアサスペンションブラケット 25 リアサスペンションマウントブラケット 33 連続溶接部 41 リアサイドエクステンションメンバー 41a 本体部 41b 側部 42 断面コ字状部 43 フランジ部 53 連続溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外山 藤雄 静岡県富士市五味島19−1 ユニプレス株 式会社内 (72)発明者 渡辺 憲一 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内 (72)発明者 中屋 道治 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内
Claims (6)
- 【請求項1】 断面コ字状部とこのコ字状部両端部に形
成した外向きのフランジ部とを有して基本断面略ハット
型に構成される車体メンバー部材であって、該車体メン
バー部材を少なくとも一対の分割部材で構成し、該一対
の分割部材のうち一方の分割部材の板厚を、他の分割部
材の板厚より厚く形成して、これら両分割部材の端部同
士を突き合わせて連続溶接により溶着したことを特徴と
する自動車の車体メンバー部材。 - 【請求項2】 断面コ字状部とこのコ字状部両端部に形
成した外向きのフランジ部とを有して基本断面略ハット
型に構成される車体メンバー部材であって、該車体メン
バー部材を少なくとも一対の分割部材から成り、該一対
の分割部材のうち一方の分割部材を、他方の分割部材を
構成する材料の引っ張り強度より高い材料にて構成させ
て、これら両分割部材の端部同士を突き合わせて連続溶
接により溶着したことを特徴とする自動車の車体メンバ
ー部材。 - 【請求項3】 前記車体メンバー部材を3つの分割部材
から構成し、該3つの分割部材のうち、1つの分割部材
の板厚を、他の2つの分割部材の板厚より厚く形成し
て、板厚の厚い分割部材の両端部を、それぞれ他の2つ
の分割部材の一端部に突き合わせて連続溶接により溶着
したことを特徴とする請求項1記載の自動車の車体メン
バー部材。 - 【請求項4】 前記車体メンバー部材は、3つに分割し
た分割部材から成り、該3つの分割部材のうち、1つの
分割部材を、他の2つの分割部材を構成する材料の引っ
張り強度より高い材料にて構成させ、引っ張り強度の高
い材料で構成する分割部材の両端部を、それぞれ他の2
つの分割部材の一端部に突き合わせて連続溶接により溶
着したことを特徴とする請求項2記載の自動車の車体メ
ンバー部材。 - 【請求項5】 前記車体メンバー部材が、リアサイドメ
ンバーであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
か一に記載の自動車の車体メンバー部材。 - 【請求項6】 前記車体メンバー部材が、リアサイドエ
クステンションメンバーであることを特徴とする請求項
1乃至4のうち一に記載の自動車の車体メンバー部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11084658A JP2000272536A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 自動車の車体メンバー部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11084658A JP2000272536A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 自動車の車体メンバー部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000272536A true JP2000272536A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13836831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11084658A Pending JP2000272536A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 自動車の車体メンバー部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000272536A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004314935A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用前方シッピング・フック・アセンブリー |
| JP2007112212A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車体フレーム構造 |
| JP2009012675A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Nissan Motor Co Ltd | 車体後部構造 |
| JP2011143881A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Suzuki Motor Corp | 車体後部の下部構造 |
| JP2012180075A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-20 | Unipres Corp | 自動車車体の骨格部材 |
| JP2015074354A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 新日鐵住金株式会社 | 高張力鋼板製の車体用構造部材および溶接構造体 |
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| JPH0826133A (ja) * | 1994-07-19 | 1996-01-30 | Nissan Motor Co Ltd | 車体の強度部材構造 |
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| JP2000177630A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-06-27 | Mitsubishi Motors Corp | 不等厚センターピラー部材 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11084658A patent/JP2000272536A/ja active Pending
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090407 |