JP2000273403A - 感熱発色テープ - Google Patents
感熱発色テープInfo
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- JP2000273403A JP2000273403A JP11084184A JP8418499A JP2000273403A JP 2000273403 A JP2000273403 A JP 2000273403A JP 11084184 A JP11084184 A JP 11084184A JP 8418499 A JP8418499 A JP 8418499A JP 2000273403 A JP2000273403 A JP 2000273403A
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- Japan
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- silicone
- tape
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】感熱発色テープの接着力を低下させずに表面の
滑り性を改良すること。 【構成】粘着層、支持体、感熱層、バリアー層および剥
離層を順に有する感熱発色テープであって、剥離層がシ
リコーン樹脂およびシリコーン粒子を含有するシリコー
ン層である。
滑り性を改良すること。 【構成】粘着層、支持体、感熱層、バリアー層および剥
離層を順に有する感熱発色テープであって、剥離層がシ
リコーン樹脂およびシリコーン粒子を含有するシリコー
ン層である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱発色テープに
関するものであり、特に剥離紙を不要とし、良好な接着
力を有し、かつ熱転写プリンターと接触するテープ表面
の滑り性が改良された感熱発色テープに関するものであ
る。
関するものであり、特に剥離紙を不要とし、良好な接着
力を有し、かつ熱転写プリンターと接触するテープ表面
の滑り性が改良された感熱発色テープに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】感熱発色テープの剥離紙はラベリング作
業の邪魔になったり廃棄等の問題が生じたりするので、
剥離紙を有しない感熱発色テープの開発が検討されてい
る。通常、剥離紙を有しない感熱発色テープは、支持体
のうら面側に粘着層、おもて面側に感熱発色層およびシ
リコーン剥離層が設けられており、粘着層と剥離層とが
対向して付着するようにロール状に巻かれている。
業の邪魔になったり廃棄等の問題が生じたりするので、
剥離紙を有しない感熱発色テープの開発が検討されてい
る。通常、剥離紙を有しない感熱発色テープは、支持体
のうら面側に粘着層、おもて面側に感熱発色層およびシ
リコーン剥離層が設けられており、粘着層と剥離層とが
対向して付着するようにロール状に巻かれている。
【0003】感熱発色テープは幅広い分野で使用されて
おり、例えば、スーパーマーケット等の小売り業におい
て感熱印字方式のラベルプリンターの粘着ラベルとして
広く利用されている。この感熱発色テープは、ロールを
巻き戻しながら熱転写プリンター(サーマルプリンタ
ー)の印字ヘッド(サーマルヘッド)によって感熱発色
層を発色させることにより、文字、図形、記号等を感熱
発色テープ表面に表示することができる。熱転写プリン
ターの印字ヘッドと感熱発色テープとはロールを巻き戻
しながら印字する際に、接触して摩擦が生じるため、感
熱発色テープの印字表面には適度な滑り性が要求され
る。テープ表面の滑り性が悪い場合には、テープの搬送
不良やスティッキング等の重大な欠陥をもたらす。特
に、ハンディーターミナル等の小型の感熱プリンター等
はモーターの出力が弱いので搬送不良を起こしやすく、
また大型の高速印字機はジャミングやスティッキングに
より表層が剥がれ落ちて印字不良が生じやすい。そのた
め、感熱発色テープの表面に滑り性が付与されてきた。
滑り性を付与する方法としては、例えば、ステアリン
酸、タルク、ワックス等が用いられてきた。
おり、例えば、スーパーマーケット等の小売り業におい
て感熱印字方式のラベルプリンターの粘着ラベルとして
広く利用されている。この感熱発色テープは、ロールを
巻き戻しながら熱転写プリンター(サーマルプリンタ
ー)の印字ヘッド(サーマルヘッド)によって感熱発色
層を発色させることにより、文字、図形、記号等を感熱
発色テープ表面に表示することができる。熱転写プリン
ターの印字ヘッドと感熱発色テープとはロールを巻き戻
しながら印字する際に、接触して摩擦が生じるため、感
熱発色テープの印字表面には適度な滑り性が要求され
る。テープ表面の滑り性が悪い場合には、テープの搬送
不良やスティッキング等の重大な欠陥をもたらす。特
に、ハンディーターミナル等の小型の感熱プリンター等
はモーターの出力が弱いので搬送不良を起こしやすく、
また大型の高速印字機はジャミングやスティッキングに
より表層が剥がれ落ちて印字不良が生じやすい。そのた
め、感熱発色テープの表面に滑り性が付与されてきた。
滑り性を付与する方法としては、例えば、ステアリン
酸、タルク、ワックス等が用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば感熱発
色テープをロール状に巻いて粘着層と剥離層とが対向し
て重なるような場合には、従来法に従ってシリコーン剥
離層にかかるステアリン酸等を混合して用いることが困
難である。また、液状シリコーンをシリコーン剥離層に
添加する方法も考えられるが、この方法では滑り性は付
与できるものの粘着層表面に液状シリコーンが転移し、
接着力が低下してしまう。
色テープをロール状に巻いて粘着層と剥離層とが対向し
て重なるような場合には、従来法に従ってシリコーン剥
離層にかかるステアリン酸等を混合して用いることが困
難である。また、液状シリコーンをシリコーン剥離層に
添加する方法も考えられるが、この方法では滑り性は付
与できるものの粘着層表面に液状シリコーンが転移し、
接着力が低下してしまう。
【0005】本発明は上記問題点を解決すべくなされた
ものであり、本発明の目的は、剥離性および接着力を低
下させずに良好な滑り性が付与された感熱発色テープを
提供することにある。
ものであり、本発明の目的は、剥離性および接着力を低
下させずに良好な滑り性が付与された感熱発色テープを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の感熱発色テープ
は、粘着層、支持体、感熱層、バリアー層および剥離層
を順に有する感熱発色テープであって、前記剥離層がシ
リコーン樹脂およびシリコーン粒子を含有するシリコー
ン層であることを特徴とする。ここで、前記剥離層は、
感熱プリンターで印字する際の搬送に適した滑り性を有
するようにシリコーン粒子を該剥離層表面に一部突出し
た形で有することができる。
は、粘着層、支持体、感熱層、バリアー層および剥離層
を順に有する感熱発色テープであって、前記剥離層がシ
リコーン樹脂およびシリコーン粒子を含有するシリコー
ン層であることを特徴とする。ここで、前記剥離層は、
感熱プリンターで印字する際の搬送に適した滑り性を有
するようにシリコーン粒子を該剥離層表面に一部突出し
た形で有することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の感熱発色テープは、粘着
層、支持体、感熱層、バリアー層および剥離層を順に有
する。支持体の一方の面上には感熱層、バリアー層およ
び剥離層がこの順にあるが、剥離層またはバリアー層の
下面に接して印刷層が設けられていてもよい。支持体の
反対の側の面上には粘着層があり、粘着層と支持体との
間には下塗り層があってもよい。本発明の感熱発色テー
プは粘着層と剥離層とが対向して付着するように巻かれ
て保存、使用等されるが、この形態に限定されるもので
はなく、例えばシート形態で積層されていてもよい。
層、支持体、感熱層、バリアー層および剥離層を順に有
する。支持体の一方の面上には感熱層、バリアー層およ
び剥離層がこの順にあるが、剥離層またはバリアー層の
下面に接して印刷層が設けられていてもよい。支持体の
反対の側の面上には粘着層があり、粘着層と支持体との
間には下塗り層があってもよい。本発明の感熱発色テー
プは粘着層と剥離層とが対向して付着するように巻かれ
て保存、使用等されるが、この形態に限定されるもので
はなく、例えばシート形態で積層されていてもよい。
【0008】本発明において剥離層は、シリコーン粒子
を添加したシリコーン層であり、添加されたシリコーン
粒子が剥離層の表面に一部突出した形で形成されてい
る。本発明によれば、感熱発色させる際に印字ヘッドと
接触する剥離層面にシリコーン粒子が適度に突出した形
で形成されているので、搬送不良やスティッキングが生
じることもない。特に、ハンディーターミナル等のモー
ターの出力が弱い小型の感熱プリンターでも搬送不良が
生じず、大型の高速印字機のジャミングやスティッキン
グによるシリコーンの剥がれ落ちにより印字不良が生じ
ることもない。剥離層の厚さは、通常、0.5μm〜
2.5μm、好ましくは1.0μm〜2.0μmであ
る。
を添加したシリコーン層であり、添加されたシリコーン
粒子が剥離層の表面に一部突出した形で形成されてい
る。本発明によれば、感熱発色させる際に印字ヘッドと
接触する剥離層面にシリコーン粒子が適度に突出した形
で形成されているので、搬送不良やスティッキングが生
じることもない。特に、ハンディーターミナル等のモー
ターの出力が弱い小型の感熱プリンターでも搬送不良が
生じず、大型の高速印字機のジャミングやスティッキン
グによるシリコーンの剥がれ落ちにより印字不良が生じ
ることもない。剥離層の厚さは、通常、0.5μm〜
2.5μm、好ましくは1.0μm〜2.0μmであ
る。
【0009】本発明に用いられるシリコーン粒子は、粘
着層の接着力および剥離層表面の滑り性の点を考慮する
と、粒子の平均粒径が0.5μm〜4.5μmであるこ
とが好ましい。
着層の接着力および剥離層表面の滑り性の点を考慮する
と、粒子の平均粒径が0.5μm〜4.5μmであるこ
とが好ましい。
【0010】シリコーン粒子の配合量は、一般的にはシ
リコーン樹脂100重量部(固形分)に対して0.02
重量部〜10重量部(固形分)配合することが好まし
く、さらに0.02重量部〜3重量部であることが好ま
しい。シリコーン粒子の配合量が0.02重量部未満で
は感熱発色テープ表面の滑り性は不十分であり、10重
量部を超えるとシリコーン粒子が高価なためコスト高に
つながるからである。なお、平均粒径が0.5μmのシ
リコーン粒子の場合には0.02重量部以上、平均粒径
が2μmのシリコーン粒子の場合には0.03重量部以
上、平均粒径が3μmのシリコーン粒子の場合には0.
3重量部以上、平均粒径が4.5μmのシリコーン粒子
の場合には1重量部以上を、シリコーン樹脂100重量
部に対して配合することが好ましい。これにより動摩擦
係数および接着力の最適値を達成することができる。
リコーン樹脂100重量部(固形分)に対して0.02
重量部〜10重量部(固形分)配合することが好まし
く、さらに0.02重量部〜3重量部であることが好ま
しい。シリコーン粒子の配合量が0.02重量部未満で
は感熱発色テープ表面の滑り性は不十分であり、10重
量部を超えるとシリコーン粒子が高価なためコスト高に
つながるからである。なお、平均粒径が0.5μmのシ
リコーン粒子の場合には0.02重量部以上、平均粒径
が2μmのシリコーン粒子の場合には0.03重量部以
上、平均粒径が3μmのシリコーン粒子の場合には0.
3重量部以上、平均粒径が4.5μmのシリコーン粒子
の場合には1重量部以上を、シリコーン樹脂100重量
部に対して配合することが好ましい。これにより動摩擦
係数および接着力の最適値を達成することができる。
【0011】本発明に好ましく用いられるシリコーン粒
子としては、例えば、東芝シリコーン株式会社製の球状
ポリジメチルシロキサン、商品名「トスパール10
5」、「トスパール108」、「トスパール120」、
「トスパール130」、「トスパール145」や東レ・
ダウコーニング・シリコーン株式会社製の商品名「トレ
フィルEシリーズ」等が挙げられる。また、本発明にお
いてシリコーン粒子の形状はほぼ球状の形態であること
が好ましい。
子としては、例えば、東芝シリコーン株式会社製の球状
ポリジメチルシロキサン、商品名「トスパール10
5」、「トスパール108」、「トスパール120」、
「トスパール130」、「トスパール145」や東レ・
ダウコーニング・シリコーン株式会社製の商品名「トレ
フィルEシリーズ」等が挙げられる。また、本発明にお
いてシリコーン粒子の形状はほぼ球状の形態であること
が好ましい。
【0012】シリコーン樹脂としては熱をかけずに硬化
するものであれば特に限定されるものではないが、例え
ば、紫外線硬化型シリコーン樹脂、放射線硬化型シリコ
ーン樹脂、電子線硬化型シリコーン樹脂等が挙げられ
る。またシリコーン層には、ゲル化防止剤、密着性向上
剤、架橋剤等が必要に応じて適宜含有されていてもよ
い。
するものであれば特に限定されるものではないが、例え
ば、紫外線硬化型シリコーン樹脂、放射線硬化型シリコ
ーン樹脂、電子線硬化型シリコーン樹脂等が挙げられ
る。またシリコーン層には、ゲル化防止剤、密着性向上
剤、架橋剤等が必要に応じて適宜含有されていてもよ
い。
【0013】上記の剥離層面を形成することで、本発明
における剥離層面の動摩擦係数を約1.2以下にするこ
とができ、残留接着率を約90%以上にすることができ
る。動摩擦係数が1.2を越えると剥離層表面の滑り性
が不良となることが多く、また残留接着率が90%未満
であると、目的とする被着体に対する接着力が発揮され
ないことが多い。
における剥離層面の動摩擦係数を約1.2以下にするこ
とができ、残留接着率を約90%以上にすることができ
る。動摩擦係数が1.2を越えると剥離層表面の滑り性
が不良となることが多く、また残留接着率が90%未満
であると、目的とする被着体に対する接着力が発揮され
ないことが多い。
【0014】本発明においては、溶剤や可塑剤などから
感熱発色層を保護し、感熱発色させる前に発色作用が消
失したり不本意に発色が生じたりすることがないよう
に、剥離層と感熱層との間にバリアー層が設けられてい
る。バリアー層に用いられるものは特には限定されない
が、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリアクリルアミド、澱粉、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドンなどの造膜性水溶性高分子物質が一般的に使
用される。バリアー層の厚さは、0.5μm〜5μmで
あることが好ましく、さらに好ましくは1μm〜3μm
である。
感熱発色層を保護し、感熱発色させる前に発色作用が消
失したり不本意に発色が生じたりすることがないよう
に、剥離層と感熱層との間にバリアー層が設けられてい
る。バリアー層に用いられるものは特には限定されない
が、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリアクリルアミド、澱粉、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドンなどの造膜性水溶性高分子物質が一般的に使
用される。バリアー層の厚さは、0.5μm〜5μmで
あることが好ましく、さらに好ましくは1μm〜3μm
である。
【0015】感熱発色層は、例えば透明または単色のロ
イコ染料、酸性物質および結着剤からなる感熱発色剤を
塗布し、乾燥させることによって形成される。具体的に
は、ロイコ染料としては、例えば、クリスタルバイオレ
ットラクトン、3−インドリノ−3−P−ジメチルアミ
ノフェニル−6−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチ
ルアミノ−7−クロロフルオラン、2−ジエチルアミノ
−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−5−メチル−7−t−ブチルフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−P−ブチル
アニリノフルオランなどから選択できる。また、酸性物
質としては、例えば、2,2−ビス(4'−オキシフェ
ニル)プロパン、4−フェニルフェノール、4−ヒドロ
キシアセトフェノン、2,2'−ジヒドロキシジフェニ
ル、2,2'−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、4,4'−イソプロピリデンジフェ
ノール、4,4'−イソプロピリデンビス(2−クロル
フェノール)、4,4'−イソプロピリデンビス(2−
メチルフェノール)、4,4'−エチレンビス(2−メ
チルフェノール)、4,4'−チオビス(6−t−ブチ
ル−3−メチルフェノール)などから選択できる。さら
に、結着剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、
メトキシセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリ
アクリル酸、デンプン、ゼラチン、ポリスチレン、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体などの水溶性高分子または
水性エマルジョンなどから選択できる。
イコ染料、酸性物質および結着剤からなる感熱発色剤を
塗布し、乾燥させることによって形成される。具体的に
は、ロイコ染料としては、例えば、クリスタルバイオレ
ットラクトン、3−インドリノ−3−P−ジメチルアミ
ノフェニル−6−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチ
ルアミノ−7−クロロフルオラン、2−ジエチルアミノ
−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−5−メチル−7−t−ブチルフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−P−ブチル
アニリノフルオランなどから選択できる。また、酸性物
質としては、例えば、2,2−ビス(4'−オキシフェ
ニル)プロパン、4−フェニルフェノール、4−ヒドロ
キシアセトフェノン、2,2'−ジヒドロキシジフェニ
ル、2,2'−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、4,4'−イソプロピリデンジフェ
ノール、4,4'−イソプロピリデンビス(2−クロル
フェノール)、4,4'−イソプロピリデンビス(2−
メチルフェノール)、4,4'−エチレンビス(2−メ
チルフェノール)、4,4'−チオビス(6−t−ブチ
ル−3−メチルフェノール)などから選択できる。さら
に、結着剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、
メトキシセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリ
アクリル酸、デンプン、ゼラチン、ポリスチレン、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体などの水溶性高分子または
水性エマルジョンなどから選択できる。
【0016】本発明の粘着層に用いられる粘着剤は特に
制限がなく、例えば、溶剤型粘着剤、無溶剤型粘着剤、
エマルジョン型粘着剤等の各種粘着剤を用いることがで
きる。粘着層を設ける方法としては、剥離層の上に粘着
剤を塗布乾燥し、テープをロール状に巻き取る際にテー
プの裏面に転写する方法、あるいは感熱発色層を設けた
支持体の裏面に直接粘着剤を塗布乾燥する方法、あるい
はいわゆる工程紙を用いて、工程紙上に粘着剤を一旦塗
布乾燥させ、感熱発色層を設けた支持体の裏面に転写
し、工程紙を剥がす方法等が挙げられる。なお、粘着剤
成分等の支持体中へのマイグレーションを防ぎ、接着効
果を十分図るために、必要ならば予め支持体の裏面に下
塗り層を設けることができる。下塗り層としては、前記
バリアー層に使用する物質と同一のものや酢酸ビニルグ
ラフト化澱粉、アクリル酸グラフト化澱粉などのグラフ
トポリマー等が挙げられる。
制限がなく、例えば、溶剤型粘着剤、無溶剤型粘着剤、
エマルジョン型粘着剤等の各種粘着剤を用いることがで
きる。粘着層を設ける方法としては、剥離層の上に粘着
剤を塗布乾燥し、テープをロール状に巻き取る際にテー
プの裏面に転写する方法、あるいは感熱発色層を設けた
支持体の裏面に直接粘着剤を塗布乾燥する方法、あるい
はいわゆる工程紙を用いて、工程紙上に粘着剤を一旦塗
布乾燥させ、感熱発色層を設けた支持体の裏面に転写
し、工程紙を剥がす方法等が挙げられる。なお、粘着剤
成分等の支持体中へのマイグレーションを防ぎ、接着効
果を十分図るために、必要ならば予め支持体の裏面に下
塗り層を設けることができる。下塗り層としては、前記
バリアー層に使用する物質と同一のものや酢酸ビニルグ
ラフト化澱粉、アクリル酸グラフト化澱粉などのグラフ
トポリマー等が挙げられる。
【0017】なお、粘着剤の塗布厚は乾燥後の厚さで5
〜50μm、好ましくは10〜30μm程度の範囲で調
節される。
〜50μm、好ましくは10〜30μm程度の範囲で調
節される。
【0018】本発明に用いられる支持体としては特に限
定されるものでないが、例えば、上質紙、合成紙、コー
ト紙などの紙や、ポリエステルフィルム、塩化ビニルフ
ィルム、ポリオレフィンフィルムなどのプラスチックフ
ィルム等が挙げられる。
定されるものでないが、例えば、上質紙、合成紙、コー
ト紙などの紙や、ポリエステルフィルム、塩化ビニルフ
ィルム、ポリオレフィンフィルムなどのプラスチックフ
ィルム等が挙げられる。
【0019】
【実施例】以下に、実施例を用いて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。 実施例1 〜 実施例15,比較例1,比較例2 紙支持体の一方の面に感熱発色層とバリアー層とをこの
順に有する、テープ状の感熱発色紙(三菱製紙株式会社
製、商品名「PV225L」)を用意し、感熱発色層上
のバリアー層の上に、紫外線硬化型シリコーン樹脂(荒
川化学株式会社製、商品名「シリコリース200」)1
00重量部(固形分)に対して、球状シリコーン粒子
(東芝シリコーン株式会社製、商品名「トスパール10
5」(平均粒径0.5μm))を0.03重量部(固形
分)配合したものを乾燥後の厚さが1.5μmとなるよ
うに感熱発色紙の表面に塗布した後、紫外線を照射して
剥離層を形成し、紙支持体の他方の面に、アクリル系エ
マルジョン型粘着剤(日本カーバイド工業株式会社製、
商品名「L―154」)を乾燥後の厚さが26μmとな
るようにリバースロールコーターで塗布乾燥して粘着層
を形成し、実施例1の感熱発色テープを作製した。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。 実施例1 〜 実施例15,比較例1,比較例2 紙支持体の一方の面に感熱発色層とバリアー層とをこの
順に有する、テープ状の感熱発色紙(三菱製紙株式会社
製、商品名「PV225L」)を用意し、感熱発色層上
のバリアー層の上に、紫外線硬化型シリコーン樹脂(荒
川化学株式会社製、商品名「シリコリース200」)1
00重量部(固形分)に対して、球状シリコーン粒子
(東芝シリコーン株式会社製、商品名「トスパール10
5」(平均粒径0.5μm))を0.03重量部(固形
分)配合したものを乾燥後の厚さが1.5μmとなるよ
うに感熱発色紙の表面に塗布した後、紫外線を照射して
剥離層を形成し、紙支持体の他方の面に、アクリル系エ
マルジョン型粘着剤(日本カーバイド工業株式会社製、
商品名「L―154」)を乾燥後の厚さが26μmとな
るようにリバースロールコーターで塗布乾燥して粘着層
を形成し、実施例1の感熱発色テープを作製した。
【0020】また、実施例1において、シリコーン剥離
層の球状シリコーン粒子の平均粒径、配合量を表1に示
すように変更した以外は同様にして実施例2〜15の感
熱発色テープを作製した。また、実施例1において、シ
リコーン粒子を全く添加しない剥離層を形成した以外は
同様にして比較例1の感熱発色テープを作製した。ま
た、実施例1において、シリコーン粒子の代わりにシリ
コーンオイルを配合した以外は同様にして比較例2の感
熱発色テープを作製した。
層の球状シリコーン粒子の平均粒径、配合量を表1に示
すように変更した以外は同様にして実施例2〜15の感
熱発色テープを作製した。また、実施例1において、シ
リコーン粒子を全く添加しない剥離層を形成した以外は
同様にして比較例1の感熱発色テープを作製した。ま
た、実施例1において、シリコーン粒子の代わりにシリ
コーンオイルを配合した以外は同様にして比較例2の感
熱発色テープを作製した。
【0021】得られた各実施例の感熱発色テープおよび
各比較例の感熱発色テープについて動摩擦係数および残
留接着率を測定した。ただし、動摩擦係数は「JIS
K―7125(フィルム法)」に従って、シリコーン剥
離層面と厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムとの動摩擦係数を測定した。また、残留接着率
は、「JIS Z―0237」に準拠し、まずシリコー
ン剥離層面に粘着テープ(日東電工株式会社製、商品名
「No.31B75ハイ」)が貼り付けられる前(処理
前)の接着力を測定しておき、次いでシリコーン剥離層
面に該粘着テープを貼り付け、100g/cm2の荷重
をかけて24時間放置後テープを剥離した後(処理後)
の接着力を測定し、処理前の接着力に対する処理後の接
着力の割合(%)を求めた。また、各実施例、比較例1
および比較例2をゼブラテクノロジーズ社製の熱転写プ
リンター(商品名「140Xi」)で印字テストを行っ
た。なお、印字テストにおいて記号「○」は印字が良好
な状態を示し、記号「×」は印字が不良な状態を示す。
得られた結果をまとめて表1に示す。
各比較例の感熱発色テープについて動摩擦係数および残
留接着率を測定した。ただし、動摩擦係数は「JIS
K―7125(フィルム法)」に従って、シリコーン剥
離層面と厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムとの動摩擦係数を測定した。また、残留接着率
は、「JIS Z―0237」に準拠し、まずシリコー
ン剥離層面に粘着テープ(日東電工株式会社製、商品名
「No.31B75ハイ」)が貼り付けられる前(処理
前)の接着力を測定しておき、次いでシリコーン剥離層
面に該粘着テープを貼り付け、100g/cm2の荷重
をかけて24時間放置後テープを剥離した後(処理後)
の接着力を測定し、処理前の接着力に対する処理後の接
着力の割合(%)を求めた。また、各実施例、比較例1
および比較例2をゼブラテクノロジーズ社製の熱転写プ
リンター(商品名「140Xi」)で印字テストを行っ
た。なお、印字テストにおいて記号「○」は印字が良好
な状態を示し、記号「×」は印字が不良な状態を示す。
得られた結果をまとめて表1に示す。
【表1】
【0022】表1の結果から明らかなように、シリコー
ン粒子を添加した剥離層は90%以上の残留接着率を保
持したまま、動摩擦係数を1.2以下にすることができ
た。すなわち、本発明の剥離層を有する感熱発色テープ
は接着力を低下させずに滑り性を付与できることが分か
った。得られた各実施例の剥離層面を電子顕微鏡(株式
会社日立製作所製、商品名「S−2630N」)にて、
倍率2500倍で観察したところ、剥離層上にシリコー
ン粒子の一部が突出していることが確認できた。各実施
例および比較例2の感熱発色テープにおいては感熱印字
の状態は良好であった。比較例1の感熱発色テープは搬
送不良が発生し、うまく印字できなかった。なお、比較
例2から明らかなように、シリコーンオイルを添加した
場合には動摩擦係数を小さくすることはできるが、残留
接着率が低くなり接着力が劣るので感熱発色テープとし
ての実用性が低い。
ン粒子を添加した剥離層は90%以上の残留接着率を保
持したまま、動摩擦係数を1.2以下にすることができ
た。すなわち、本発明の剥離層を有する感熱発色テープ
は接着力を低下させずに滑り性を付与できることが分か
った。得られた各実施例の剥離層面を電子顕微鏡(株式
会社日立製作所製、商品名「S−2630N」)にて、
倍率2500倍で観察したところ、剥離層上にシリコー
ン粒子の一部が突出していることが確認できた。各実施
例および比較例2の感熱発色テープにおいては感熱印字
の状態は良好であった。比較例1の感熱発色テープは搬
送不良が発生し、うまく印字できなかった。なお、比較
例2から明らかなように、シリコーンオイルを添加した
場合には動摩擦係数を小さくすることはできるが、残留
接着率が低くなり接着力が劣るので感熱発色テープとし
ての実用性が低い。
【0023】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明の感
熱発色テープは、接着力および感熱印字の感度を低下さ
せずにテープの滑り性を改良することができる。
熱発色テープは、接着力および感熱印字の感度を低下さ
せずにテープの滑り性を改良することができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H026 AA07 BB02 BB30 4F100 AK25G AK52E AK52H AR00A AR00C AR00D AR00E AT00B BA05 BA07 BA10A BA10E CB00 DD07E DE01E DG10 EH46 EJ54 GB90 JB14E JD01D JJ10C JK06 JK16 JL13A JL14E JM01G JN28 4J004 AB01 CE01 DA04 DB01
Claims (2)
- 【請求項1】粘着層、支持体、感熱層、バリアー層およ
び剥離層を順に有する感熱発色テープであって、前記剥
離層がシリコーン樹脂およびシリコーン粒子を含有する
シリコーン層であることを特徴とする感熱発色テープ。 - 【請求項2】粘着層、支持体、感熱層、バリアー層およ
び剥離層を順に有する感熱発色テープであって、前記剥
離層のシリコーン粒子が該剥離層表面に一部突出してい
ることを特徴とする請求項1に記載の感熱発色テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11084184A JP2000273403A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 感熱発色テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11084184A JP2000273403A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 感熱発色テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000273403A true JP2000273403A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13823403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11084184A Pending JP2000273403A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 感熱発色テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000273403A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003076279A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-14 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | ラベルまたはラベル連続体 |
| WO2015012386A1 (ja) | 2013-07-26 | 2015-01-29 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 透明粘着シート |
| WO2015046423A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | ブラザー工業株式会社 | 粘着テープ及び粘着テープロール |
| JP2015067809A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | ブラザー工業株式会社 | 粘着テープ及び粘着テープロール |
| JP2015067808A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | ブラザー工業株式会社 | 印字済み粘着テープ及び粘着テープロール |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11084184A patent/JP2000273403A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003076279A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-14 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | ラベルまたはラベル連続体 |
| WO2015012386A1 (ja) | 2013-07-26 | 2015-01-29 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 透明粘着シート |
| KR20160020544A (ko) | 2013-07-26 | 2016-02-23 | 오사카 시링구 인사츠 가부시키가이샤 | 투명 점착 시트 |
| JPWO2015012386A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2017-03-02 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 透明粘着シート |
| EP3026089A4 (en) * | 2013-07-26 | 2017-03-29 | Osaka Sealing Printing Co., Ltd. | Transparent pressure-sensitive adhesive sheet |
| US9902131B2 (en) | 2013-07-26 | 2018-02-27 | Osaka Sealing Printing Co., Ltd. | Transparent adhesive sheet |
| WO2015046423A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | ブラザー工業株式会社 | 粘着テープ及び粘着テープロール |
| JP2015067809A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | ブラザー工業株式会社 | 粘着テープ及び粘着テープロール |
| JP2015067808A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | ブラザー工業株式会社 | 印字済み粘着テープ及び粘着テープロール |
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