JP2000275992A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000275992A
JP2000275992A JP11077527A JP7752799A JP2000275992A JP 2000275992 A JP2000275992 A JP 2000275992A JP 11077527 A JP11077527 A JP 11077527A JP 7752799 A JP7752799 A JP 7752799A JP 2000275992 A JP2000275992 A JP 2000275992A
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forming apparatus
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JP11077527A
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English (en)
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Seietsu Miura
誠悦 三浦
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Canon Inc
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻き付きジャムの発生しない、確実にジャム
処理を行うことのできる品質性や耐久性に優れた画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 上回動部材70,下回動部材80(ガイ
ド部材)は、定着フィルム9,加圧ローラ11(加熱定
着手段)のニップ部Nの出口領域における記録材Pをガ
イドするガイド位置を変更可能とする位置変更手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録材を挟持搬送し
画像を加熱する加熱定着手段と前記記録材を前記加熱定
着手段から排出側へと導くガイド部材を有した複写機、
プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の画像形成装置として
は、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミ
リ装置などがある。
【0003】複写機は、一般的に、原稿等の画像を読み
取る機能を備え、読み取った画像情報に基づいて記録材
に画像を形成するものであるが、近年では、通信機能等
を備えて外部から送られる画像情報を入力する機能を備
えた複写機もある。
【0004】プリンタは、一般的に外部の装置、例え
ば、コンピュータなどの装置から送られる画像情報に基
づいて記録材に画像を形成するものである。
【0005】ファクシミリ装置は、一般的に、原稿等の
画像を読み取る機能、および、通信機能を備え、読み取
った画像情報を外部へ送り、また、外部から送られた画
像情報に基づいて記録材に画像を形成するものである。
【0006】このように、いずれの装置も得られた画像
情報に基づいて、記録材に画像を形成するものである。
【0007】そして、これらの装置では、記録材の上に
画像を形成したあとに、画像を加熱する加熱定着手段と
該加熱定着手段から排出側へと導くガイド部材が備えら
れている。
【0008】以下、図7を参照して、従来技術に係る画
像形成装置に備えられる加熱定着手段とガイド部材につ
いて説明する。
【0009】図7は従来技術に係る画像形成装置のうち
ガイド部材を有する排出手段が備えられた付近の概略構
成図である。
【0010】図に示したように、不図示の画像形成手段
によって、表面上に未定着のトナー像Tが形成された記
録材Pが図中右側から搬送されて、定着ローラ101及
び加圧ローラ102により形成される加熱ニップ部Nへ
と送られる。
【0011】定着ローラ101は、ヒーター101aや
耐熱性のフィルムFを有しており、加圧ローラ102は
定着ローラ101に対して加圧する構成となっている。
【0012】このような構成によって、加熱ニップ部N
を搬送する記録材Pに対して、加圧かつ加熱して未定着
のトナー像Tを溶融し定着させるものである。
【0013】そして加圧ローラ102は図中矢印方向に
回転して、記録材Pを下流へと搬送させる。
【0014】なお、フィルムFは加圧ローラ102の回
転により従動する。
【0015】搬送された記録材Pは、排出部材上105
と排出部材下106にガイドされて、コロ103と排出
ローラ104の挟持部へと導かれて、さらに下流へと搬
送され装置外部へと排出される。
【0016】なお、コロ103と排出ローラ104の挟
持部よりも上流側における排出部材上105と排出部材
下106の間隔は、記録材Pを挟持部へ導きやすいよう
に徐々に狭くなる形状となっている。
【0017】回動する定着ローラ101と排出部材上1
05は間隔Xをもって配設され、回動する加圧ローラ1
02と排出部材下106は間隔Yをもって配設されてい
る。
【0018】定着ローラ101及び加圧ローラ102は
離形性能が要求され、耐久性能上、他部材の接触は好ま
しくない。通常、耐久性能を維持しようとすると、間隔
X及び間隔Yは必ず必要とされる。
【0019】加熱体としての定着ローラ101は、高温
に至るため、周辺部材の温度上昇が著しく、排出部材上
105への飛散トナーの固着、蓄積を防止するため、間
隔Xは間隔Yより大きく設定されることが多い。
【0020】ここで、コロ103は排出部材上105に
保持されており、また、排出ローラ104は排出部材下
106により保持されていた。
【0021】また、耐久性能を犠牲にし、加熱ニップ部
N通過後の記録材Pの先端部を定着ローラから剥離する
剥離爪を付勢しながら配設した他の従来例もある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0023】例えば、画像形成装置において、未定着画
像を定着させる定着ローラ101及び加圧ローラ102
は、トナー飛散、定着不良、ジャム処理等で、使用期間
とともにその表面性が損なわれていく。
【0024】そのため、一度加熱ニップ部Nを抜けた記
録材Pが、定着ローラ101と排出部材上105の間隔
Xに記録材Pが入り込み、上記離形性の低下した定着ロ
ーラ101に巻き付く場合があった(巻き付きジャ
ム)。
【0025】同様に、一度加熱ニップ部Nを抜けた記録
材Pが、回動する加圧ローラ102と排出部材下106
の間隔Yに記録材Pに入り込み、上記離形性の低下した
加圧ローラ102に巻き付く場合があった。
【0026】また、画像形成装置の排出手段部でジャム
発生した場合や排出口がふさがれた場合にも同様のこと
が発生する。
【0027】このような場合、特にローラ一周分以上巻
き付いた場合、ジャム処理できず、サービスマンコール
となっていた。
【0028】また、記録材Pの先端が排出されている場
合の巻き付きジャムにおいて、巻き付いたことを視認で
きないため、記録材Pの通過した部分を引っ張って処理
しようとして、記録材Pが破れ、残りの部分が定着ロー
ラ101や加圧ローラ102に完全に巻き付いてしまう
こともあった。
【0029】そして、この巻き付いた記録材Pにより、
定着不良による極度な画像不良が発生したり、装置本体
の故障を誘発することもあった。
【0030】また、加熱ニップ部N通過後の記録材Pを
定着ローラ101から剥離する剥離爪を付勢しながら配
設した従来例においては、定着ローラ101に余分な負
荷が常時連続してかかることから、定着ローラ表面の損
傷、印字品質の低下等が生じ易いという不都合があっ
た。
【0031】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、巻き
付きジャムの発生しない、確実にジャム処理を行うこと
のできる品質性や耐久性に優れた画像形成装置を提供す
ることにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体上に形成された静電潜像
を現像して、記録材に転写する画像形成手段と、未定着
の現像画像が転写された前記記録材を、加熱される回転
部材のニップ部で挟持搬送させることにより、該未定着
の現像画像を定着させる加熱定着手段と、画像定着後の
記録材を前記加熱定着手段から排出側へと導くガイド部
材と、を備えた画像形成装置において、前記ガイド部材
は、前記加熱定着手段のニップ部出口領域における前記
記録材をガイドするガイド位置を変更可能とする位置変
更手段を備えることを特徴とする。
【0033】また、前記位置変更手段は、通常の装置稼
動状態において前記加熱定着手段との間隔を所定値にす
る第1の位置をとる前記ガイド部材を、前記加熱定着手
段との間隔が前記所定値より小さい第2の位置へ変更可
能とすることも好適である。
【0034】また、前記位置変更手段は、前記加熱定着
手段に沿うように、搬送される搬送経路の中心位置から
離れようとする画像定着後の記録材が当接することによ
る当接力により、前記第1の位置から第2の位置へ前記
ガイド部材の位置を変更可能とすることも好適である。
【0035】また、前記位置変更手段は、前記第1の位
置から第2の位置へ前記ガイド部材を回動させる回動軸
を備えることも好適である。
【0036】また、前記位置変更手段は、前記第1の位
置に前記ガイド部材を保持するよう付勢する付勢手段を
備え、該付勢手段の前記ガイド部材に対する付勢力は前
記記録材の当接力より小さく設定されていることも好適
である。
【0037】また、前記付勢手段は、バネ部材であるこ
とも好適である。
【0038】また、前記付勢手段は、前記回動軸を中心
に回動力を付与して付勢する巻きバネであることも好適
である。
【0039】また、前記ガイド部材は、搬送される画像
定着後の記録材の上方をガイドする上ガイド部材と、前
記記録材の下方をガイドする下ガイド部材を有し、前記
加熱定着手段は、加熱体と加圧ローラを有し、前記間隔
とは、前記上ガイド部材と前記加熱体、または前記下ガ
イド部材と前記加圧ローラとの間隔であることも好適で
ある。
【0040】像担持体上に形成された静電潜像を現像し
て、記録材に転写する画像形成手段と、未定着の現像画
像が転写された前記記録材を、加熱される回転部材のニ
ップ部で挟持搬送させることにより、該未定着の現像画
像を定着させる加熱定着手段と、画像定着後の記録材を
前記加熱定着手段から排出側へと導くガイド部材と、を
備えた画像形成装置において、前記ガイド部材は、前記
加熱定着手段のニップ部出口領域において、前記加熱定
着手段に沿うように、搬送される搬送経路の中心位置か
ら離れようとする画像定着後の記録材が当接することに
より、前記記録材をガイドするガイド位置が変更可能な
弾性体であることを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、
この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材
質、形状、その相対位置などは、特に特定的な記載がな
いかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0042】(実施の形態1)図1乃至図4を参照し
て、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置につ
いて説明する。
【0043】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画
像形成装置の概略構成図であり、図2,図3及び図4は
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の要部の
概略構成図である。
【0044】本実施の形態においては、画像形成装置と
して、電子写真プロセスを利用したレーザービームプリ
ンタを例にして説明する。
【0045】まず、図1を参照して画像形成装置の画像
形成手段について概略を説明する。
【0046】1は像担持体としての回転ドラム型電気写
真感光体(以下、回転ドラムと記す)である。 この回
転ドラム1は、まず、回転過程でその表面が一次帯電器
2により一様に帯電処理される。
【0047】次いで、その回転ドラム1の帯電処理面
に、目的の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対
応して変調されたレーザービームLによる走査露光が、
レーザースキャナ3から出力されて、回転ドラム1の面
に目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
【0048】次いでその静電潜像が現像器4によりネガ
トナーTで反転現像(レーザー露光部にトナーが付着)
されて顕像化される。
【0049】一方、給紙カセット20内から給紙ローラ
21により記録材Pが一枚分離給送され、レジストロー
ラ対22を経由して回転ドラム1と転写ローラ5との圧
接ニップ部である転写部に所定のタイミングで搬送導入
されることで、記録材Pの面に対して回転ドラム1面側
のトナー画像が順次転写される。
【0050】転写部を通過した記録材Pは回転ドラム1
の面から分離され、加熱定着手段を有した画像定着排出
装置7へ搬送導入されて転写トナー画像の定着処理を受
けて、排出手段でプリントとして機外へ排出される。
【0051】記録材分離後の回転ドラム1の面はクリー
ニング器23により転写残りトナー等の付着残留汚染物
の除去を受けて清掃されて繰り返して作業に供される。
【0052】なお、本実施の形態で示したプリンタは回
転ドラム1,一次帯電器2,現像器4,クリーニング器
23の4つのプロセス機器を一括してプリンタ本体内に
着脱、交換自在のプロセスカートリッジ24として構成
してある。
【0053】次に、加熱定着手段を有した画像定着排出
装置7について、特に図2,図3及び図4を参照して説
明する。
【0054】画像定着排出装置7はテンションフリータ
イプのフィルム加熱方式の加熱手段と排出手段を有して
おり、以下、これらについて詳しく説明する。
【0055】便宜上、特開昭63−313182号公
報、特開平1−263679号公報、特開平2−157
878号公報、特開平4−44075〜44083,2
04980〜204984号公報等に開示のフィルム加
熱方式の加熱手段と、加熱後の記録紙の排出手段を併せ
持つ画像定着排出装置を有した画像形成装置を例にして
説明する。
【0056】まず加熱定着手段、排出手段について説明
する。
【0057】このようなフィルム加熱方式の加熱手段
は、たとえば、複写機、レーザービームプリンタ、ファ
クシミリ、マイクロフィルムリーダプリンタ、画像表示
(ディスプレイ)装置、記録機等の画像形成装置におい
て、電子写真、静電記録、磁気記録等の適宜の画像形成
プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等よりなるトナー
を用いて記録媒体(転写材シート、エレクトロファック
スシート、静電記録シート、印刷紙など)の面に間接
(転写)方式もしくは直接方式で形成した目的の画像情
報に対応した未定着のトナー画像を永久固着画像として
加熱定着処理する画像定着装置として活用できる。
【0058】低熱容量で昇温の速い加熱体としては、耐
熱性、絶縁性、良熱伝導性のセラミック材基板と該基板
に印刷、焼成等の手段で形成具備させた通電発熱部とし
ての発熱抵抗部を基本構成体とし、発熱抵抗部に電力を
供給して発熱させる、全体に低熱容量で昇温の速いセラ
ミックヒーターが用いられている。
【0059】本実施の形態で示した加熱定着手段は特開
平4−44075〜44083,204980〜204
984号公報等に開示の、加熱体において耐熱フィルム
としての円筒状フィルムを使用し、該フィルムを加圧手
段としての加圧ローラで回転駆動させる、加圧ローラ駆
動方式、テンションフリータイプ(フィルムに張力を与
えないでフィルムを駆動させるもの)の装置である。
【0060】図中14は図面に垂直方向を長手とする横
長の細板状の発熱体(以下、ヒーターと記す)である。
【0061】ヒーター14は、一般に、セラミック基板
と、基板面に印刷、焼成等して具備させた発熱抵抗体を
基本構成体とする低熱容量セラミックヒーターが用いら
れている。
【0062】また、ヒーター14は、耐熱性、絶縁性、
高熱伝導性のアルミナ基板上に、例えばスクリーン印刷
で形成されたTaSiO2,AgPd,TA2N,Ru
O2,ニクロム等の薄膜発熱抵抗部を有し、定着フィル
ム9の内面に対向する面には耐熱ガラス等のオーバーコ
ートが施されている。
【0063】10は横断面略半円形の横長樋型のフィル
ムガイド兼用のヒーター支持体であり、このヒーター支
持体10の下面中央部に支持体長手に沿ってヒーター1
4を耐熱性接着剤等で固定支持させてある。
【0064】9は円筒状(エンドレスベルト状)、薄膜
の耐熱性フィルム(以下定着フィルムまたはフィルムと
記す)であり、ヒーター14を支持させたヒーター支持
体10にルーズに外嵌させてある。
【0065】また、定着フィルム9は、耐熱性、トナー
離型性、強靱性を有する単層フィルム、あるいは所望の
表面処理やラミネート処理をした複合層フィルムであ
る。
【0066】なお、定着フィルム9はポリイミド(P
I)フィルムが好適であり、耐熱処理した50umのZ
no単層フィルム、あるいは4フッ化エチレン(PTF
E)で離型性付与処理した複合層フィルムとすることが
できる。
【0067】15はヒーター支持体10の両端部にそれ
ぞれ配設した定着フィルム端部を受け止めて定着フィル
ム9の寄り移動を規制するフランジ部材である。
【0068】11は加圧部材としての弾性加圧ローラで
あり、ヒーター支持体10のヒーター14の下面と定着
フィルム9を挟ませてローラ弾性に抗して所定の当接圧
をもって互いに圧接させることで所要幅の加熱部として
の加熱ニップ部Nを形成させてある。
【0069】すなわち、定着フィルム9を挟んでヒータ
ー14と加圧ローラ11とが所定の加圧力(たとえばA
4幅で総圧4〜10kg)をもって圧接状態にある。
【0070】加圧ローラ11が不図示の駆動系により矢
印の反時計方向に回転駆動される。
【0071】この加圧ローラ11の回転による加圧ロー
ラ11の外面と定着フィルム9の外面との加熱ニップ部
Nにおける圧接摩擦力で定着フィルム9に回転力が作用
して、定着フィルム9が、その内面がヒーター14の下
面に接触摺動しつつ、ヒーター支持体10の外回りを矢
示の時計方向に従動回転する。
【0072】ヒーター支持体10はこの回転する定着フ
ィルム9のガイドを兼ねている。
【0073】加圧ローラ11の回転により定着フィルム
9が回転され、またヒーター14が発熱抵抗部への通電
により所定の温度(たとえば150deg以上)に昇温
した状態において、加圧ローラ11と定着フィルム9と
の間の加熱ニップ部Nに、未定着トナー画像Tを形成担
持させた記録材Pを搬送させる。
【0074】この際に、記録材Pを、トナー画像面を搬
送ガイドを通じて、定着フィルム9側にして導入させ
て、定着フィルム9と一緒に加熱ニップ部Nに移動させ
ることで、加熱ニップ部Nにおいて記録紙Pが定着フィ
ルム9を介して、ヒーター14で加熱されて未定着トナ
ー画像Tの軟化・溶融定着がなされる。
【0075】加熱ニップ部Nを通った記録材Pは定着フ
ィルム9から分離されて、排出部材上50と排出部材下
40を通じて、一対の回転部材を形成する、コロ51お
よび排出ローラ41によって挟持搬送され、画像形成装
置外へ排出される。
【0076】この装置は定着フィルム9の加圧ローラ1
1の駆動による回転状態において、加熱ニップ部Nの部
分を除いて、実質的に定着フィルム9に張力が作用して
おらず、そのために定着フィルム9の回転に伴う、ヒー
ター支持体10の長手に沿うフィルム寄り移動力が小さ
くてフィルム寄り移動制御手段を簡素化できると共に、
容易な組立性とコストダウンを図ることができる等の有
利な点がある。
【0077】なお、8は高温になる装置構成部品にユー
ザーが触れるのを防止するための装置上カバーである。
【0078】また、30はフランジ部材15,加圧ロー
ラ11,排出部材上50,排出部材下40,装置上カバ
ー8が配設されるフレームである。
【0079】次に、排出部材上50側の位置変更手段に
ついて説明する。
【0080】図に示したように、70は、排出部材上5
0に回動軸により回動自在に軸支されたガイド部材とし
ての上ガイド部材である上回動部材である。
【0081】70aは、上回動部材70の姿勢を、第1
の位置としての、定着フィルム9との間隔が通常の装置
稼動状態に必要な所定値Xに維持するために設けられた
リブである。
【0082】70bは、記録材Pが当接することによる
当接力によって、上回動部材70が回動させられた後の
姿勢を、定着フィルム9との間隔を、第2の位置として
記録材Pが巻き付かないために必要な所定の設定値Xa
に維持するために設けられたリブである。
【0083】71は上回動部材70の上部に設けられ、
上回動部材70の外面を押圧して、記録材Pの当接力に
よる上回動部材70の回動方向を規制する方向に付勢す
る付勢手段としてのバネ部材(バネ)である。
【0084】このように、バネ部材71を設けたことに
よって、ジャム処理後に、上回動部材70の姿勢を、第
1の位置としての、定着フィルム9との間隔が通常の装
置稼動状態に必要な所定値Xに、確実に、自動的に戻す
ことができる。
【0085】以上のような構成によって、排出手段部の
付近でジャムが発生した場合には、図4に示すように、
記録材Pが、搬送される搬送経路の中心位置から離れ、
離形の劣化した定着フィルム9に吸着し始め、PA,P
B,PCと巻き付きはじめる。
【0086】定着フィルム9に巻き付くことで、記録材
Pは上回動部材70に当接し、その当接力により、上回
動部材70は、70A,70Bと回動していき、第2の
位置として記録材Pが巻き付かないための必要な所定の
設定値Xaを設定できる70Cまで回動し、リブ70b
で姿勢を維持される。
【0087】また、リブ70aによって、通常の装置稼
動状態においては、上回動部材70の姿勢を、第1の位
置としての、定着フィルム9との間隔が必要な所定値X
に維持できる。
【0088】したがって、排出部材上50に回動自在に
軸支された上回動部材70を設けたことにより、巻き付
きジャム発生初期段階に、記録材Pの当接力により、上
回動部材70が回動し、排出部材上50と定着フィルム
9の間隔を、第1の位置である、接触破損防止や、飛散
トナーの固着、蓄積防止の所定値Xから、第2の位置で
ある、巻き付き防止の為の設定値Xaに変更可能にする
ことにより、記録材Pが巻き付くのを防止することがで
きる。
【0089】設定値Xaは0≦Xa<1mmの範囲で、
効果的に巻き付きを防止することができる。
【0090】巻き付きジャムの検知、巻き付き防止とし
てガイド部材の位置変更の起動を、記録材Pの当接力に
よるため、特別な検知手段や複雑な部材を必要とせず、
安価に実施することができる。
【0091】また、通常の装置稼動状態では、上回動部
材70は第1の位置をとり、上回動部材70及び排出部
材上50と定着フィルム9の間隔は、所定値Xであるた
め、定着フィルム9への接触による破損や、上回動部材
70及び排出部材上50への飛散トナーの固着、蓄積は
発生しない。
【0092】次に、排出部材下40側の位置変更手段に
ついて説明する。
【0093】図に示したように、80は、排出部材下4
0に回動軸により回動自在に軸支された、ガイド部材と
しての下ガイド部材である下回動部材である。
【0094】80aは、下回動部材80の姿勢を、第1
の位置としての、加圧ローラ11との間隔が通常の装置
稼動状態に必要な所定値Yに維持するために設けられた
リブである。
【0095】80bは、記録材Pが当接することによる
当接力によって、下回動部材80が回動させられた後の
姿勢を、加圧ローラ11との間隔を、第2の位置として
記録材Pが巻き付かないために必要な所定の設定値Ya
に維持するために設けられたリブである。
【0096】81は下回動部材80の下部に設けられ、
下回動部材80の外面に押圧して、記録材Pの当接力に
よる下回動部材80の回動方向を規制する方向に付勢す
る付勢手段としてのバネ部材(バネ)である。
【0097】このように、バネ部材81を設けたことに
よって、ジャム処理後に、下回動部材80の姿勢を、第
1の位置としての、加圧ローラ11との間隔が通常の装
置稼動状態に必要な所定値Yに、確実に、自動的に戻す
ことができる。
【0098】以上のような構成によって、排出手段部の
付近でジャムが発生した場合には、図4に示すように、
記録材Pが、搬送される搬送経路の中心位置から離れ、
離形の劣化した加圧ローラ11に吸着し始め、PD,P
E,PFと巻き付きはじめる。
【0099】加圧ローラ11に巻き付くことで、記録材
Pは下回動部材80に当接し、その当接力により、下回
動部材80は、80D,80Eと回動していき、第2の
位置として記録材Pが巻き付かないために必要な所定の
設定値Yaを設定できる80Fまで回動し、リブ80b
で姿勢を維持される。
【0100】また、リブ80aによって、通常の装置稼
動状態においては、下回動部材80の姿勢を、第1の位
置としての、加圧ローラ11との間隔が必要な所定値Y
に維持できる。
【0101】したがって、排出部材下40に回動自在に
軸支された下回動部材80を設けたことにより、巻き付
きジャム発生初期段階に、記録材Pの当接力により、下
回動部材80が回動し、排出部材下40と加圧ローラ1
1の間隔を、第1の位置である、接触破損防止や、飛散
トナーの固着、蓄積防止の所定値Yから、第2の位置で
ある、巻き付き防止の為の設定値Yaに変更可能にする
ことにより、記録材Pが巻き付くのを防止することがで
きる。
【0102】設定値Yaは0≦Ya<1mmの範囲で、
効果的に巻き付きを防止することができる。
【0103】巻き付きジャムの検知、巻き付き防止とし
てガイド部材の位置変更の起動を、記録材Pの当接力に
よるため、特別な検知手段や複雑な部材を必要とせず、
安価に実施することができる。
【0104】また、通常の装置稼動状態では、下回動部
材80は第1の位置をとり、下回動部材80及び排出部
材下40と加圧ローラ11の間隔は、所定値Yであるた
め、加圧ローラ11への接触による破損や、下回動部材
80及び排出部材下40への飛散トナーの固着、蓄積は
発生しない。
【0105】本実施の形態では、記録材Pの当接力によ
りガイド部材の位置を変更可能とするが、搬送経路の中
心位置から離れようとする記録材を検知し、制御手段に
より、ガイド部材の位置を変更してもよい。
【0106】また、厚さが薄いような巻き付きやすい記
録材を用いる場合は、装置の操作パネルにジャム防止用
のスイッチと制御手段を設け、装置作動前にあらかじめ
ユーザーがジャム防止モードを選ぶことにより、ガイド
部材の位置を変更させたり、定着手段のニップ部出口領
域を記録材が通過するタイミング毎にガイド部材の位置
を変更させてもよい。
【0107】また、ガイド部材を弾性体とし、記録材が
当接することによりガイド部材が弾性変形し、ガイド位
置を変更してもよい。
【0108】(実施の形態2)図5及び図6には、本発
明の第2の実施の形態が示されている。
【0109】第1の実施の形態では、付勢手段としてバ
ネにより、上回動部材70及び下回動部材80の外面を
押圧して、第1の位置としての、通常の装置稼動状態に
必要な所定値Xに、確実に、自動的に戻すことができる
構成を示したが、本実施の形態では、付勢手段として巻
きバネにより、上回動部材70及び下回動部材80の回
動中心に回動力を付与して、第1の位置としての、通常
の装置稼動状態に必要な所定値X及びYに、確実に、自
動的に戻すことができる構成を示している。
【0110】その他の構成および作用については、第1
の実施の形態と同一なので、同一の構成部分については
同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0111】図5は本発明の第2の実施の形態に係る画
像形成装置の要部の概略構成図であり、図6は本発明の
第2の実施の形態に係る画像形成装置の要部の一部略斜
視図である。
【0112】図中、72は、上回動部材70の回動中心
に設けられ、上回動部材70の回動方向を規制する方向
に回動力を付与する付勢手段としての巻きバネである。
【0113】このように、巻きバネ72を設けたことに
よって、上回動部材70を、第1の位置としての、通常
の装置稼動状態に必要な所定値Xに、確実に、自動的に
戻すことができる。
【0114】図中、82は、下回動部材80の回動中心
に設けられ、下回動部材80の回動方向を規制する方向
に回動力を付与する付勢手段としての巻きバネである。
図6の巻きバネ72と同様に配設されている。
【0115】このように、巻きバネ82を設けたことに
よって、下回動部材80を、第1の位置としての、通常
の装置稼動状態に必要な所定値Yに、確実に、自動的に
戻すことができる。
【0116】また、第1の実施の形態のように、上回動
部材70や下回動部材80の外面を押圧する構成に比べ
て、本実施の形態では、上回動部材70や下回動部材8
0の外周部に付勢手段(バネ)を配置する空間を必要と
しないので、装置をコンパクトにすることができる。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガイド部材は位置変更手段を備えるので、記録材が加熱
定着手段に巻き付くのを防止することができ、品質性に
優れた画像形成装置を提供することができる。
【0118】また、ガイド部材は通常の装置稼動状態で
は、ガイド部材と加熱定着手段の間隔が所定値である第
1の位置にあるため、前記加熱定着手段への接触による
破損や、ガイド部材への飛散トナーの固着、蓄積は発生
することはなく、巻き付きジャムが発生しても、ジャム
発生初期段階に、位置変更手段が第2の位置にガイド部
材の位置を変更可能とするので、記録材が加熱定着手段
に巻き付くのを防止することができ、信頼性の高い画像
形成装置を提供することができる。
【0119】また、位置変更手段は、画像定着後の記録
材が当接することによる当接力により、ガイド部材の位
置を変更可能とするので、特別な検知手段や複雑な部材
を必要とせず、簡易な構成で安価に実施することが可能
となる。
【0120】また、ガイド部材を回動自在に軸支する回
動軸を設けることにより複雑な部材を必要としない簡易
な構成で安価に実施することが可能となる。
【0121】また、付勢手段を備えることにより、通常
の状態では、付勢手段によりガイド部材が付勢され、加
熱定着手段との間隔は、所定値を確実に維持することが
できる。
【0122】さらに、付勢手段は、バネ部材であると、
簡易に実施することができ、巻きバネであると、スペー
ス効率がよく小型化が可能である。
【0123】ガイド部材は、画像定着後の記録材が当接
することによる当接力により、ガイド部材の位置を変更
可能とする弾性体であるので、特別な検知手段や複雑な
部材を必要とせず、簡易な構成で安価に、記録材が加熱
定着手段に巻き付くのを防止することができ、信頼性の
高い画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置の概略構成図。
【図2】図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置の要部の概略構成図。
【図3】図3は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置の要部の概略構成図。
【図4】図4は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置の要部の概略構成図。
【図5】図5は本発明の第2の実施の形態に係る画像形
成装置の要部の概略構成図。
【図6】図6は本発明の第2の実施の形態に係る画像形
成装置の要部の概略斜視図。
【図7】図7は従来技術の画像形成装置の要部の概略構
成図。
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 一次帯電器 3 レーザースキャナ 4 現像器 5 転写ローラ 7 画像定着排出装置 8 定着上カバー(装置上カバー) 9 定着フィルム(耐熱性フィルム) 10 ヒーター支持体 11 加圧ローラ 14 ヒーター(発熱体) 15 フランジ部材 20 給紙カセット 21 給紙ローラ 22 レジストローラ対 23 クリーニング器 24 プロセスカートリッジ 30 フレーム 40 排出部材下 41 排出ローラ 50 排出部材上 51 コロ 70 上回動部材(ガイド部材、上ガイド部材) 70a,70b リブ 80 下回動部材(ガイド部材、下ガイド部材) 71,81 バネ部材(付勢手段) 72,82 巻きバネ(付勢手段) P 記録材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された静電潜像を現像
    して、記録材に転写する画像形成手段と、 未定着の現像画像が転写された前記記録材を、加熱され
    る回転部材のニップ部で挟持搬送させることにより、該
    未定着の現像画像を定着させる加熱定着手段と、 画像定着後の記録材を前記加熱定着手段から排出側へと
    導くガイド部材と、 を備えた画像形成装置において、 前記ガイド部材は、前記加熱定着手段のニップ部出口領
    域における前記記録材をガイドするガイド位置を変更可
    能とする位置変更手段を備えることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記位置変更手段は、通常の装置稼動状
    態において前記加熱定着手段との間隔を所定値にする第
    1の位置をとる前記ガイド部材を、前記加熱定着手段と
    の間隔が前記所定値より小さい第2の位置へ変更可能と
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記位置変更手段は、前記加熱定着手段
    に沿うように、搬送される搬送経路の中心位置から離れ
    ようとする画像定着後の記録材が当接することによる当
    接力により、前記第1の位置から第2の位置へ前記ガイ
    ド部材の位置を変更可能とすることを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記位置変更手段は、前記第1の位置か
    ら第2の位置へ前記ガイド部材を回動させる回動軸を備
    えることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記位置変更手段は、前記第1の位置に
    前記ガイド部材を保持するよう付勢する付勢手段を備
    え、該付勢手段の前記ガイド部材に対する付勢力は前記
    記録材の当接力より小さく設定されていることを特徴と
    する請求項2,3または4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段は、バネ部材であることを
    特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記付勢手段は、前記回動軸を中心に回
    動力を付与して付勢する巻きバネであることを特徴とす
    る請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材は、搬送される画像定着
    後の記録材の上方をガイドする上ガイド部材と、前記記
    録材の下方をガイドする下ガイド部材を有し、前記加熱
    定着手段は、加熱体と加圧ローラを有し、 前記間隔とは、前記上ガイド部材と前記加熱体、または
    前記下ガイド部材と前記加圧ローラとの間隔であること
    を特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 像担持体上に形成された静電潜像を現像
    して、記録材に転写する画像形成手段と、 未定着の現像画像が転写された前記記録材を、加熱され
    る回転部材のニップ部で挟持搬送させることにより、該
    未定着の現像画像を定着させる加熱定着手段と、 画像定着後の記録材を前記加熱定着手段から排出側へと
    導くガイド部材と、 を備えた画像形成装置において、 前記ガイド部材は、前記加熱定着手段のニップ部出口領
    域において、前記加熱定着手段に沿うように、搬送され
    る搬送経路の中心位置から離れようとする画像定着後の
    記録材が当接することにより、前記記録材をガイドする
    ガイド位置が変更可能な弾性体であることを特徴とする
    画像形成装置。
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