JP2000276742A - 光ピックアップの焦点誤差検出装置、及び光ピックアップの焦点誤差検出方法 - Google Patents
光ピックアップの焦点誤差検出装置、及び光ピックアップの焦点誤差検出方法Info
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Abstract
の影響を受けにくく3ビーム方式やDPD方式との併用
が可能な光ピックアップの焦点誤差検出装置、及び光ピ
ックアップの焦点誤差検出方法を提供する。 【解決手段】 ホログラム素子8により、光ディスクか
らの戻り光を第1光路P1と第2光路P2に分割すると
ともに、各分割光路の光に所定の非点収差を付与すると
ともに所定の焦点を付与し、第1ディテクタ11と第2
ディテクタ12で受光検出し、所定の演算によりフォー
カスエラー信号を得る。
Description
により光ディスクに情報を書き込み又は光ディスクから
の戻り光により光ディスクから情報を読み取る光ピック
アップにおいて光の焦点誤差を検出する光ピックアップ
の焦点誤差検出装置、及び光ピックアップの焦点誤差検
出方法に関するものである。
DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクの表
面の情報記録面に、光源から出射された出射光を照射し
て音楽やデータ等の光ディスク記録情報を書き込み、又
は光ディスクの情報記録面で反射されて戻ってきた戻り
光から光ディスク記録情報を読み取るために、光源と光
授受光学系と光検出系を備えた光ピックアップが用いら
れている。
ディスクに確実に書き込み又は光ディスクから情報を確
実に読み取るため、出射光をつねに光ディスクの情報記
録面の記録箇所(例えばトラック)上に照射するように
制御(以下、「トラッキングサーボ制御」という。)
し、かつ出射光がスポット状の点となって記録箇所に収
束するように制御(以下、「フォーカシングサーボ制
御」という。)する必要がある。
は、例えば「非点収差法」と「スポットサイズ法」が知
られている。
ドリカルレンズや平行平板等を配置し、戻り光を4分割
ディテクタで受光し検出する方式である。
報記録面上に焦点を結んでいる(以下、「合焦してい
る」という。)場合には、戻り光は4分割ディテクタの
中央に円状に受光され、4分割ディテクタの各受光面の
受光強度が均衡する。しかし、出射光が光ディスク上で
合焦状態ではない場合には、戻り光が4分割ディテクタ
上で傾斜した長円状となり、ディテクタの各受光面の受
光強度が不均衡となる。このことから、各受光面で光電
変換された光検出電気信号に所定の演算を施して得られ
た信号(以下、「フォーカスエラー信号」という。)に
より、出射光の光ディスク上での合焦又は非合焦を検出
することができ、フォーカスエラー信号をフィードバッ
クするように光授受光学系の対物レンズ等を制御するこ
とにより、フォーカシングサーボ制御を行うことができ
る。
また、光検出に4分割ディテクタを用いるため、DPD
(Differential Phase Detection)方式でのトラッキ
ングサーボ制御のためのトラッキングエラー信号を演算
しやすい。また、光ピックアップ全体を小型化できるた
め、3つの光スポットを用いる3ビーム方式の光ピック
アップにも適用しやすい、という利点がある。
2つの光路に分割し、前方のディテクタに結ぶ焦点(以
下、「前焦点」という。)と、後方のディテクタに結ぶ
焦点(以下、「後焦点」という。)を生じるように構成
する方式である。
合焦状態の場合には、前方ディテクタと後方ディテクタ
の戻り光スポットの大きさが等しくなる。しかし、出射
光が光ディスク上で合焦状態ではない場合には、前方デ
ィテクタと後方ディテクタの戻り光スポットの大きさが
異なり、各ディテクタの受光強度が不均衡となる。この
ことから、各ディテクタで光電変換された光検出電気信
号に所定の演算を施して得られたフォーカスエラー信号
により、出射光の光ディスク上での合焦又は非合焦を検
出することができ、フォーカスエラー信号をフィードバ
ックするように光授受光学系の対物レンズ等を制御する
ことにより、フォーカシングサーボ制御を行うことがで
きる。
信号は、前方ディテクタからの光検出電気信号と後方デ
ィテクタからの光検出電気信号との差分により演算され
る。したがって、出射光スポットが光ディスクのトラッ
クを横切る際にフォーカスエラー信号に与えるノイズ
(以下、「トラック横切りノイズ」という。)は2つの
ディテクタの差をとることにより相殺されるため、トラ
ック横切りノイズの影響は受けない、という利点があ
る。
た従来の光ピックアップの焦点誤差検出方法において
は、以下のような問題があった。
差(例えば非点収差など)がある場合には、トラック横
切りノイズの影響を受ける。また、非点収差法では、光
ディスクの厚みが一定でなく箇所によって厚み誤差があ
る場合には、ディテクタ上の戻り光スポットの形状がゆ
がみ、本来受光されるはずのない光が他の受光面に漏れ
出し又は回り込むことがあり、フォーカスエラー信号に
誤差が生じる。
の光路に分離するため、光ピックアップが大型化する。
また、3ビーム方式との併用は構造が複雑となり困難で
ある。
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、ト
ラック横切りノイズや光ディスク厚み誤差の影響を受け
にくく3ビーム方式やDPD方式との併用が可能な光ピ
ックアップの焦点誤差検出装置、及び光ピックアップの
焦点誤差検出方法を提供することにある。
め、請求項1記載の光ピックアップの焦点誤差検出装置
は、光源から出射された出射光により光ディスクの情報
記録面に光ディスク記録情報を書き込み、又は前記光源
から出射され前記光ディスクの情報記録面で反射されて
戻った戻り光から前記光ディスク記録情報を読み取る光
ピックアップにおいて前記出射光の焦点誤差を検出する
光ピックアップの焦点誤差検出装置であって、前記戻り
光の光軸に垂直な平面上の第1象限領域及び第3象限領
域に存在する光を第1光路に分離するとともに前記光軸
垂直面上の第2象限領域及び第4象限領域に存在する光
を第2光路に分離する光路分離手段と、前記第1光路の
光に第1の非点収差を付与して第1処理光とするととも
に前記第2光路の光に前記第1の非点収差に対し90度
の方向となる第2の非点収差を付与して第2処理光とす
る第1光学処理手段と、前記第1処理光に第1の焦点を
付与して第3処理光とするとともに前記第2処理光に第
2の焦点を付与して第4処理光とする第2光学処理手段
を有する焦点誤差検出用光学素子と、受光領域が平行線
で4分割されて形成された矩形状の4つの第1受光部を
有するとともに前記第3処理光を受光して検出する第1
光検出器と、受光領域が平行線で4分割されて形成され
た矩形状の4つの第2受光部を有するとともに前記第4
処理光を受光して検出する第2光検出器と、前記第1受
光部の4つの部分が受光した各光の強度と前記第2受光
部の4つの部分が受光した各光の強度に所定の演算を行
い焦点誤差判別値を出力する焦点誤差判別値演算手段を
備えることを特徴とする。
点誤差検出装置は、請求項1記載の光ピックアップの焦
点誤差検出装置において、前記光路分離手段はプリズム
機能を有する第1ホログラム部であり、前記第1光学処
理手段は前記第1光路の光に対して第1の方向を長軸と
するシリンドリカルレンズ機能を有するとともに前記第
2光路の光に対して前記第1の方向に対し90度の方向
を長軸とするシリンドリカルレンズ機能を有する第2ホ
ログラム部であり、前記第2光学処理手段は前記第1処
理光に対して凸レンズ機能を有するとするとともに前記
第2処理光に対して凸レンズ機能を有する第3ホログラ
ム部であって、前記第1処理光に対する凸レンズと前記
第2処理光に対する凸レンズの焦点距離が異なることを
特徴とする。
点誤差検出装置は、請求項1記載の光ピックアップの焦
点誤差検出装置において、前記第1光検出器及び第2光
検出器の側方に、+1次サブビーム用の第3光検出器
と、−1次サブビーム用の第4光検出器を備え、3ビー
ム方式による制御を行うことを特徴とする。
点誤差検出装置は、請求項1記載の光ピックアップの焦
点誤差検出装置において、DPD方式による制御を行う
ことを特徴とする。
点誤差検出方法は、光源から出射された出射光により光
ディスクの情報記録面に光ディスク記録情報を書き込
み、又は前記光源から出射され前記光ディスクの情報記
録面で反射されて戻った戻り光から前記光ディスク記録
情報を読み取る光ピックアップにおいて前記出射光の焦
点誤差を検出する光ピックアップの焦点誤差検出方法で
あって、前記戻り光の光軸に垂直な平面上の第1象限領
域及び第3象限領域に存在する光を第1光路に分離する
とともに前記光軸垂直面上の第2象限領域及び第4象限
領域に存在する光を第2光路に分離する光路分離手段
と、前記第1光路の光に第1の非点収差を付与して第1
処理光とするとともに前記第2光路の光に前記第1の非
点収差に対し90度の方向となる第2の非点収差を付与
して第2処理光とする第1光学処理手段と、前記第1処
理光に第1の焦点を付与して第3処理光とするとともに
前記第2処理光に第2の焦点を付与して第4処理光とす
る第2光学処理手段を有する焦点誤差検出用光学素子
と、受光領域が平行線で4分割されて形成された矩形状
の4つの第1受光部を有するとともに前記第3処理光を
受光して検出する第1光検出器と、受光領域が平行線で
4分割されて形成された矩形状の4つの第2受光部を有
するとともに前記第4処理光を受光して検出する第2光
検出器を設け、前記第1受光部の4つの部分が受光した
各光の強度と前記第2受光部の4つの部分が受光した各
光の強度に所定の演算を行い焦点誤差判別値を出力する
ことを特徴とする。
プの焦点誤差検出装置の実施形態について、図面を参照
しながら説明を行う。
クアップの構成を示す図である。図1(A)に示すよう
に、この光ピックアップ100は、光源である半導体レ
ーザ1と、グレーティング2と、ビームスプリッタ3
と、コリメータレンズ4と、ミラー5と、1/4波長板
6と、対物レンズ7と、ホログラム素子8と、光検出部
9を備えて構成されている。また、対物レンズ7には、
対物レンズ7を光軸方向の前後に移動可能な対物レンズ
駆動機構(図示せず)が設けられている。
と、第2ディテクタ12を有している(図4参照)が、
これについては後述する。光検出部9には、第1ディテ
クタ及び第2ディテクタから出力された光検出電気信号
に基づき所定の演算を行う加算器や減算器からなる演算
回路(図示せず)が接続されている。
は、グレーティング2を経てビームスプリッタ3に入射
する。ビームスプリッタ3は、ハーフミラー(半透鏡)
を有しており、入射したレーザ光Lはビームスプリッタ
3を通過し、コリメータレンズ4を経て、ミラー5によ
り光路を直角に変えられ、1/4波長板6を通過し、対
物レンズ7から図の上方に位置する光ディスク(図示せ
ず)の情報記録面に照射される。この照射光により、光
ディスクの情報記録面に光ディスク記録情報を書き込む
ことができる。
反射されて同じ光路を戻り、対物レンズ7と1/4波長
板6とミラー5とコリメータレンズ4を経て再びビーム
スプリッタ3に入射する。この場合には、戻り光はビー
ムスプリッタ3により半導体レーザ1への方向とは異な
る方向へ光路を変えられ、ホログラム素子8を通過して
光検出部9に入射する。光検出部9は、受光した光を光
電変換して光検出電気信号を出力する。光検出電気信号
から光ディスク記録情報を読み取ることができる。
焦点誤差検出方法について説明する。この光ピックアッ
プ100は、ビームスプリッタ7で分離された戻り光
を、ホログラム素子8によって第1光路P1と第2光路
P2に分割し、第1光路P1の戻り光を後述する第1デ
ィテクタ11(図4参照)で受光し、第2光路P2の戻
り光を後述する第2ディテクタ12(図4)で受光し、
光電変換により出力された光検出電気信号に所定の演算
を行ってフォーカスエラー信号を生成する。
明する。ホログラム素子8は、第1ホログラム部15
と、第2ホログラム部16と、第3ホログラム部19を
有している。図2は、上記の光ピックアップ100にお
けるホログラム素子8のうち、第1ホログラム部15
と、第2ホログラム部16の構成を説明する図である。
また、図3は、上記の光ピックアップ100におけるホ
ログラム素子8のうち、第3ホログラム部19の構成を
説明する図である。
すように、戻り光の光軸に垂直な平面上の第1象限領域
15Q1と第3象限領域15Q3に存在する光を第1光
路(図2(A)において上向き方向に図示)に分離する
プリズムと等価な機能を有している。また、同時に、第
1ホログラム部15は、戻り光の光軸に垂直な平面上の
第2象限領域15Q2と第4象限領域15Q4に存在す
る光を第2光路(図2(A)において下向き方向に図
示)に分離するプリズムと等価な機能を有している。こ
の場合、第1ホログラム部15は、光路分離手段に相当
している。
域16Q1と第3象限領域16Q3は、上記した第1光
路の光に第1の非点収差を付与して第1処理光とする。
この機能は、例えば、図2(C)に示すシリンドリカル
レンズ17を第1象限領域16Q1と第3象限領域16
Q3に配置した光学素子と等価である。
象限領域16Q2と第4象限領域16Q4は、上記した
第2光路の光に第2の非点収差を付与して第2処理光と
する。第2の非点収差は、第1の非点収差に対し90度
の方向となっている。この機能は、例えば、図2(D)
に示すシリンドリカルレンズ18を第2象限領域16Q
2と第4象限領域16Q4に配置した光学素子と等価で
ある。すなわち、シリンドリカルレンズ18の長軸(図
2(D)における水平方向の軸)は、シリンドリカルレ
ンズ17の長軸(図2(C)における上下方向の軸)に
対して角度90度だけ傾斜している。この第2ホログラ
ム部16は、第1光学処理手段に相当している。
域19Q1と第3象限領域19Q3は、上記した第1処
理光に第1の焦点を付与して第3処理光とする。また、
第3ホログラム部19のうち、第2象限領域19Q2と
第4象限領域19Q4は、上記した第2処理光に第2の
焦点を付与して第4処理光とする。この第3ホログラム
部19は、第2光学処理手段に相当している。また、ホ
ログラム素子8は、焦点誤差検出用光学素子に相当して
いる。
水平方向のX軸と、X軸に垂直な上下方向のY軸とによ
り4つの領域に分割した場合に、X座標及びY座標がと
もに正の値となる領域をいう。また、第2象限領域と
は、上記した4領域のうち、第1象限領域に隣接する領
域であり、X座標が負の値でY座標が正の値となる領域
をいう。また、第3象限領域とは、上記した4領域のう
ち、第2象限領域に隣接する領域であり、X座標及びY
座標がともに負の値となる領域をいう。また、第4象限
領域とは、上記した4領域のうち、第1象限領域及び第
3象限領域に隣接する領域であり、X座標が正の値でY
座標が負の値となる領域をいう。
0における第1ディテクタ及び第2ディテクタの構成と
作用を説明する。
11は、受光領域が矩形状となっており、4つの第1受
光部A1、A2、B1、B2を有している。これらの4
つの第1受光部A1等を区画する受光部境界線61、6
2、63は、上記した第1象限領域〜第4象限領域15
Q1〜15Q4又は16Q1〜16Q4又は19Q1〜
19Q4の象限区画線のうちY軸方向線(垂直方向線)
に平行な直線である。このため、第1受光部A1、A
2、B1、B2は、全体の受光領域が平行線で4分割さ
れ、それぞれが矩形状になっている。
ム素子8から出射した第1光路P1の光(第3ホログラ
ム部19の第1象限領域19Q1と第3象限領域19Q
3で第1の焦点を付与された第3処理光)が入射する。
この第3処理光のうち、第3ホログラム部19の第1象
限領域19Q1から出射した光は、第1受光部B1と
B2にまたがるように入射する。また、第3処理光のう
ち、第3ホログラム部19の第3象限領域19Q3から
出射した光は、第1受光部A1とA2にまたがるよう
に入射する。ここに、第1ディテクタ11は、第1光検
出器に相当している。
12は、受光領域が矩形状となっており、4つの第2受
光部C1、C2、D1、D2を有している。これらの4
つの第2受光部C1等を区画する受光部境界線64、6
5、66は、上記した第1象限領域〜第4象限領域15
Q1〜15Q4又は16Q1〜16Q4又は19Q1〜
19Q4の象限区画線のうちY軸方向線(垂直方向線)
に平行な直線である。このため、第2受光部C1、C
2、D1、D2は、全体の受光領域が平行線で4分割さ
れ、それぞれが矩形状になっている。
ム素子8から出射した第2光路P2の光(第3ホログラ
ム部19の第2象限領域19Q2と第4象限領域19Q
4で第2の焦点を付与された第4処理光)が入射する。
この第4処理光のうち、第3ホログラム部19の第2象
限領域19Q2から出射した光は、第2受光部C1と
C2にまたがるように入射する。また、第4処理光のう
ち、第3ホログラム部19の第4象限領域19Q4から
出射した光は、第2受光部D1とD2にまたがるよう
に入射する。ここに、第2ディテクタ12は、第2光検
出器に相当している。
ップ100における焦点位置変化時の作用を説明する。
図5(B)は、この光ピックアップ100からの出射光
が光ディスクの情報記録面上で合焦状態となっている場
合に、第1ディテクタ11及び第2ディテクタ12にお
ける戻り光スポットの状態を示した図である。
は、レンズ素子8の第1象限領域からの第3処理光が
第1ディテクタ11の第1受光部B1及びB2に線状の
光スポットとなって入射し、レンズ素子8の第3象限領
域からの第3処理光が第1ディテクタ11の第1受光
部A1及びA2に線状の光スポットとなって入射する。
焦時には、レンズ素子8の第2象限領域からの第4処理
光が第1ディテクタ12の第2受光部C1及びC2に
線状の光スポットとなって入射し、レンズ素子8の第4
象限領域からの第4処理光が第2ディテクタ12の第
2受光部D1及びD2に線状の光スポットとなって入射
する。
出力する光検出電気信号A1と、第1受光部B1の出力
する光検出電気信号B1、第2受光部C1の出力する光
検出電気信号C1、第2受光部D1の出力する光検出電
気信号D1はそれぞれ等しい。また、合焦時には、第1
受光部A2の出力する光検出電気信号A2と、第1受光
部B2の出力する光検出電気信号B2、第2受光部C2
の出力する光検出電気信号C2、第2受光部D2の出力
する光検出電気信号D2はそれぞれ等しい。
演算回路(図示せず)によって演算すると、合焦時には
FEの値は零となる。
からの出射光が光ディスクの情報記録面上で非合焦状態
となっており、光ディスクが合焦時よりも近い場合に、
第1ディテクタ11及び第2ディテクタ12における戻
り光スポットの状態を示した図である。
クが合焦時よりも近い場合には、レンズ素子8の第1象
限領域からの第3処理光は、第1ディテクタ11の第
1受光部B1、B2上に楕円の1/4の形状の光スポッ
トとなって入射し、レンズ素子8の第3象限領域からの
第3処理光は、第1ディテクタ11の第1受光部A
1、A2上に楕円の1/4の形状の光スポットとなって
入射する。
楕円状の2つの光スポットは、それぞれ同一の形状と大
きさ(面積)を有している。また、第1受光部B1の出
力する光検出電気信号B1と、第1受光部B2の出力す
る光検出電気信号B2との比B1:B2は、例えば6:
4となっている。A1、A2においても同様である。し
たがって、光ディスクが合焦時よりも近い場合には、第
1ディテクタ11においては、下式(4)、(5) A1=B1=6k ………(4) A2=B2=4k ………(5) が成立する。ここに、kは任意の正数値である。
ディスクが合焦時よりも近い場合には、レンズ素子8の
第2象限領域からの第4処理光は、第2ディテクタ1
2の第2受光部C2上に楕円の1/4の形状の光スポッ
トとなって入射し、第2ディテクタ12の第2受光部C
1上には入射しない。また、レンズ素子8の第4象限領
域からの第4処理光は、第2ディテクタ12の第2受
光部D2上に楕円の1/4の形状の光スポットとなって
入射し、第2ディテクタ12の第2受光部D1上には入
射しない。
出電気信号C1と第2受光部D1の出力する光検出電気
信号D1は等しく零とみなせる。したがって、光ディス
クが合焦時よりも遠い場合には、第2ディテクタ12に
おいては、下式(6)、(7) C2=D2=10k ………(6) C1=D1=0 ………(7) が成立する。
(4)、(5)、(6)、(7)を代入すると、この場
合のFE値であるFE1は、下式(8) FE1=(A2+B2+C1+D1)−(A1+B1+C2+D2) =(4k+4k)−(6k+6k+10k+10k) =−24k ………(8) となり、光ディスクが合焦時よりも近い場合には、FE
の値は負の値となる。
からの出射光が光ディスクの情報記録面上で非合焦状態
となっており、光ディスクが合焦時よりも遠い場合に、
第1ディテクタ11及び第2ディテクタ12における戻
り光スポットの状態を示した図である。
クが合焦時よりも遠い場合には、レンズ素子8の第1象
限領域からの第3処理光は、第1ディテクタ11の第
1受光部B2上に楕円の1/4の形状の光スポットとな
って入射し、第1ディテクタ11の第1受光部B1上に
は入射しない。また、レンズ素子8の第3象限領域から
の第3処理光は、第1ディテクタ11の第1受光部A
2上に楕円の1/4の形状の光スポットとなって入射
し、第1ディテクタ11の第1受光部B1上には入射し
ない。
出電気信号B1と第1受光部A1の出力する光検出電気
信号A1は等しく零とみなせる。したがって、光ディス
クが合焦時よりも遠い場合には、第2ディテクタ12に
おいては、下式(9)、(10) A2=B2=10k ………(9) A1=B1=0 ………(10) が成立する。
ディスクが合焦時よりも遠い場合には、レンズ素子8の
第2象限領域からの第4処理光は、第2ディテクタ1
2の第2受光部C1、C2上に楕円の1/4の形状の光
スポットとなって入射し、レンズ素子8の第4象限領域
からの第4処理光は、第2ディテクタ12の第2受光
部D1、D2上に楕円の1/4の形状の光スポットとな
って入射する。
楕円状の2つの光スポットは、それぞれ同一の形状と大
きさ(面積)を有している。また、第2受光部C1の出
力する光検出電気信号C1と、第2受光部C2の出力す
る光検出電気信号C2との比C1:C2は、例えば6:
4となっている。D1、D2においても同様である。し
たがって、光ディスクが合焦時よりも遠い場合には、第
2ディテクタ12においては、下式(11)、(12) C1=D1=6k ………(11) C2=D2=4k ………(12) が成立する。
(9)〜(12)を代入すると、この場合のFE値であ
るFE2は、下式(13) FE2=(A2+B2+C1+D1)−(A1+B1+C2+D2) =(10k+10k+6k+6k)−(4k+4k) =24k ………(13) となり、光ディスクが合焦時よりも遠い場合には、FE
の値は正の値となる。
をフォーカスエラー信号として用いれば、FE値が零の
ときが合焦であり、FE値が負の値のときは光ディスク
が合焦時よりも近く、FE値が正の値のときは光ディス
クが合焦時よりも遠いと判別することができる。したが
って、フォーカスエラー信号FEの正負符号を反転させ
た電気信号をフィードバックするようにし、FE値が零
になるように光ピックアップ100の対物レンズ7に設
けられた対物レンズ駆動機構(図示せず)を制御するこ
とにより、確実なフォーカシングサーボ制御を行うこと
ができる。この場合、光検出部9の出力側に接続された
演算回路(図示せず)は焦点誤差判別値演算手段に相当
し、フォーカスエラー信号値FEは焦点誤差判別値に相
当している。
2ディテクタ12の出力を用いて、下式(12) RF=A1+A2+A3+A4+B1+B2+B3+B4 ………(14) で表される値RFを演算すれば、このRF信号から、光
ディスクに記録された光ディスク記録情報を読み取るこ
とができる。
7)、(18) DPD1=A1+A2 ………(15) DPD2=B1+B2 ………(16) DPD3=C1+C2 ………(17) DPD4=D1+D2 ………(18) で表される値DPD1、DPD2、DPD3、DPD4
を演算すれば、これらの信号により、DPD方式のトラ
ッキングサーボ制御を行うことができる。
Pull)法によるトラッキングサーボ制御を行うことがで
きる。
タ11、第2ディテクタ12の両側に第3ディテクタと
第4ディテクタを配置し、いずれか一方を+1次サブビ
ーム用とし、他方を−1次サブビーム用とすることによ
り、3ビーム方式にも対応可能である。この場合、第3
ディテクタは第3光検出器に相当し、第4ディテクタは
第4光検出器に相当している。
点誤差検出方法では、以下のような利点を有している。
間の干渉がない。このため、光ディスクの厚みが一定で
なく箇所によって厚み誤差がある場合であっても、象限
間での光の漏れ出し等がない。
ない。
ム方式との併用も支障なく行うことができる。
可能である。
レンズ素子8と、第1ディテクタ11と、第2ディテク
タ12と、演算回路(図示せず)は、焦点誤差検出装置
を構成している。
るものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明
の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同
一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いか
なるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
差検出用光学素子として、ホログラム素子8を例に挙げ
て説明したが、本発明はこの例には限定されず、他の構
成の焦点誤差検出用光学素子、例えば、プリズムや凸レ
ンズ等を組み合わせて構成した光学素子であってもよ
い。要は、戻り光の光軸に垂直な平面上の第1象限領域
及び第3象限領域に存在する光を第1光路に分離すると
ともに光軸垂直面上の第2象限領域及び第4象限領域に
存在する光を第2光路に分離する光路分離手段と、第1
光路の光に第1の非点収差を付与して第1処理光とする
とともに第2光路の光に第1の非点収差に対し90度の
方向となる第2の非点収差を付与して第2処理光とする
第1光学処理手段と、第1処理光に第1の焦点を付与し
て第3処理光とするとともに第2処理光に第2の焦点を
付与して第4処理光とする第2光学処理手段を有する焦
点誤差検出用光学素子であれば、どのような構成のもの
であってもよいのである。
レンズ素子8が光検出部9の手前に配置されているが、
レンズ素子8と同様の機能を有し偏光作用を有する偏光
レンズ素子を、ミラー5と1/4波長板6の間に設けて
もよい。
ば、光ディスクからの戻り光を2光路に分割するととも
に、各分割光路の光に所定の非点収差を付与し、所定の
焦点を付与するようにしたので、トラック横切りノイズ
や光ディスク厚み誤差の影響を受けにくく、3ビーム方
式やDPD方式との併用が可能であり、非合焦検出の感
度が高く、光ピックアップの小型化も可能である、とい
う利点を有している。
成を示す図である。
ホログラム素子の構成を説明する図(1)である。
ホログラム素子の構成を説明する図(2)である。
第1ディテクタ及び第2ディテクタの構成と作用を説明
する図である。
焦点位置変化時の作用を説明する図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光源から出射された出射光により光ディ
スクの情報記録面に光ディスク記録情報を書き込み、又
は前記光源から出射され前記光ディスクの情報記録面で
反射されて戻った戻り光から前記光ディスク記録情報を
読み取る光ピックアップにおいて前記出射光の焦点誤差
を検出する光ピックアップの焦点誤差検出装置であっ
て、 前記戻り光の光軸に垂直な平面上の第1象限領域及び第
3象限領域に存在する光を第1光路に分離するとともに
前記光軸垂直面上の第2象限領域及び第4象限領域に存
在する光を第2光路に分離する光路分離手段と、前記第
1光路の光に第1の非点収差を付与して第1処理光とす
るとともに前記第2光路の光に前記第1の非点収差に対
し90度の方向となる第2の非点収差を付与して第2処
理光とする第1光学処理手段と、前記第1処理光に第1
の焦点を付与して第3処理光とするとともに前記第2処
理光に第2の焦点を付与して第4処理光とする第2光学
処理手段を有する焦点誤差検出用光学素子と、 受光領域が平行線で4分割されて形成された矩形状の4
つの第1受光部を有するとともに前記第3処理光を受光
して検出する第1光検出器と、 受光領域が平行線で4分割されて形成された矩形状の4
つの第2受光部を有するとともに前記第4処理光を受光
して検出する第2光検出器と、 前記第1受光部の4つの部分が受光した各光の強度と前
記第2受光部の4つの部分が受光した各光の強度に所定
の演算を行い焦点誤差判別値を出力する焦点誤差判別値
演算手段を備えることを特徴とする光ピックアップの焦
点誤差検出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ピックアップの焦点誤
差検出装置において、 前記光路分離手段はプリズム機能を有する第1ホログラ
ム部であり、前記第1光学処理手段は前記第1光路の光
に対して第1の方向を長軸とするシリンドリカルレンズ
機能を有するとともに前記第2光路の光に対して前記第
1の方向に対し90度の方向を長軸とするシリンドリカ
ルレンズ機能を有する第2ホログラム部であり、前記第
2光学処理手段は前記第1処理光に対して凸レンズ機能
を有するとするとともに前記第2処理光に対して凸レン
ズ機能を有する第3ホログラム部であって、前記第1処
理光に対する凸レンズと前記第2処理光に対する凸レン
ズの焦点距離が異なることを特徴とする光ピックアップ
の焦点誤差検出装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の光ピックアップの焦点誤
差検出装置において、 前記第1光検出器及び第2光検出器の側方に、+1次サ
ブビーム用の第3光検出器と、−1次サブビーム用の第
4光検出器を備え、3ビーム方式による制御を行うこと
を特徴とする光ピックアップの焦点誤差検出装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の光ピックアップの焦点誤
差検出装置において、 DPD方式による制御を行うことを特徴とする光ピック
アップの焦点誤差検出装置。 - 【請求項5】 光源から出射された出射光により光ディ
スクの情報記録面に光ディスク記録情報を書き込み、又
は前記光源から出射され前記光ディスクの情報記録面で
反射されて戻った戻り光から前記光ディスク記録情報を
読み取る光ピックアップにおいて前記出射光の焦点誤差
を検出する光ピックアップの焦点誤差検出方法であっ
て、 前記戻り光の光軸に垂直な平面上の第1象限領域及び第
3象限領域に存在する光を第1光路に分離するとともに
前記光軸垂直面上の第2象限領域及び第4象限領域に存
在する光を第2光路に分離する光路分離手段と、前記第
1光路の光に第1の非点収差を付与して第1処理光とす
るとともに前記第2光路の光に前記第1の非点収差に対
し90度の方向となる第2の非点収差を付与して第2処
理光とする第1光学処理手段と、前記第1処理光に第1
の焦点を付与して第3処理光とするとともに前記第2処
理光に第2の焦点を付与して第4処理光とする第2光学
処理手段を有する焦点誤差検出用光学素子と、 受光領域が平行線で4分割されて形成された矩形状の4
つの第1受光部を有するとともに前記第3処理光を受光
して検出する第1光検出器と、 受光領域が平行線で4分割されて形成された矩形状の4
つの第2受光部を有するとともに前記第4処理光を受光
して検出する第2光検出器を設け、 前記第1受光部の4つの部分が受光した各光の強度と前
記第2受光部の4つの部分が受光した各光の強度に所定
の演算を行い焦点誤差判別値を出力することを特徴とす
る光ピックアップの焦点誤差検出方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078807A JP2000276742A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 光ピックアップの焦点誤差検出装置、及び光ピックアップの焦点誤差検出方法 |
| US09/511,547 US6801491B1 (en) | 1999-02-24 | 2000-02-23 | Focus error detecting apparatus of optical pickup with a light separating and astigmatism generation optical element and detection method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078807A JP2000276742A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 光ピックアップの焦点誤差検出装置、及び光ピックアップの焦点誤差検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000276742A true JP2000276742A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13672129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11078807A Pending JP2000276742A (ja) | 1999-02-24 | 1999-03-24 | 光ピックアップの焦点誤差検出装置、及び光ピックアップの焦点誤差検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000276742A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007164957A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-28 | Victor Co Of Japan Ltd | 光ピックアップ装置 |
| US7447123B2 (en) | 2004-08-09 | 2008-11-04 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical pickup device |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11078807A patent/JP2000276742A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7447123B2 (en) | 2004-08-09 | 2008-11-04 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical pickup device |
| JP2007164957A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-28 | Victor Co Of Japan Ltd | 光ピックアップ装置 |
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