JP2000277792A - 多チャンネルpinフォトダイオードの駆動方法 - Google Patents
多チャンネルpinフォトダイオードの駆動方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロストークの少ないマルチチャンネルPI
Nフォトダイオードの駆動法を実現する。 【解決手段】 PINフォトダイオード1は同じ半導体
基板上に形成されカソードは共有しており、アノードは
ギャングされすべてのPINフォトダイオード1に完全
空乏層化電圧以上の同じ逆電圧が加わるようになってい
る。
Nフォトダイオードの駆動法を実現する。 【解決手段】 PINフォトダイオード1は同じ半導体
基板上に形成されカソードは共有しており、アノードは
ギャングされすべてのPINフォトダイオード1に完全
空乏層化電圧以上の同じ逆電圧が加わるようになってい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同一半導体基板に複
数のPINフォトダイオードをもつ多チャンネルPIN
フォトダイオードの駆動方法に関するものである。
数のPINフォトダイオードをもつ多チャンネルPIN
フォトダイオードの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバー通信などにおいては大量の
データを伝送する手段として複数の光ファイバーを束ね
パラレルに伝送することが行われている。このようなパ
ラレル光ファイバー通信のためには光信号を電気信号に
変える光電変換素子も複数必要となるが、このような用
途には同一半導体基板に複数のPINフォトダイオード
をもつ多チャンネルPINフォトダイオードが小型であ
ることや実装のしやすさから使用される。
データを伝送する手段として複数の光ファイバーを束ね
パラレルに伝送することが行われている。このようなパ
ラレル光ファイバー通信のためには光信号を電気信号に
変える光電変換素子も複数必要となるが、このような用
途には同一半導体基板に複数のPINフォトダイオード
をもつ多チャンネルPINフォトダイオードが小型であ
ることや実装のしやすさから使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】同一半導体基板に複数
のPINフォトダイオードをもつ多チャンネルPINフ
ォトダイオードにおいては隣接するPINフォトダイオ
ードからの漏れ電流(クロストーク)が問題となり、そ
のためたとえば図9に示すようにPINフォトダイオー
ドとPINフォトダイオードを誘電体層33で分離する
誘電体分離などが行われている。しかしこの誘電体分離
はプロセスが複雑で適用できる範囲も限られている。
のPINフォトダイオードをもつ多チャンネルPINフ
ォトダイオードにおいては隣接するPINフォトダイオ
ードからの漏れ電流(クロストーク)が問題となり、そ
のためたとえば図9に示すようにPINフォトダイオー
ドとPINフォトダイオードを誘電体層33で分離する
誘電体分離などが行われている。しかしこの誘電体分離
はプロセスが複雑で適用できる範囲も限られている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では同一半導体基
板に複数のPINフォトダイオードをもつ多チャンネル
PINフォトダイオードの隣接するPINフォトダイオ
ードからの漏れ電流をなくする(分離する)ために同一
半導体基板に設けられたすべてPINフォトダイオード
に完全空乏層化電圧以上の逆電圧を加える。
板に複数のPINフォトダイオードをもつ多チャンネル
PINフォトダイオードの隣接するPINフォトダイオ
ードからの漏れ電流をなくする(分離する)ために同一
半導体基板に設けられたすべてPINフォトダイオード
に完全空乏層化電圧以上の逆電圧を加える。
【0005】更に半導体基板にエビタキシヤル成長基板
を使用することにより空乏層が形成される高抵抗層を薄
くでき、したがって完全空乏層化電圧を低くでき、低電
圧化ができる。またSOI基板によっても空乏層が形成
される高抵抗層を薄くでき、したがって完全空乏層化電
圧を低くでき、低電圧化ができる。
を使用することにより空乏層が形成される高抵抗層を薄
くでき、したがって完全空乏層化電圧を低くでき、低電
圧化ができる。またSOI基板によっても空乏層が形成
される高抵抗層を薄くでき、したがって完全空乏層化電
圧を低くでき、低電圧化ができる。
【0006】SOI基板として張り合わせSOI基板
(結合SOI基板)を使用すると、空乏層が形成される
高抵抗層として極めて高抵抗の半導体基板が利用でき低
電圧化に極めて有効である。
(結合SOI基板)を使用すると、空乏層が形成される
高抵抗層として極めて高抵抗の半導体基板が利用でき低
電圧化に極めて有効である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明による多チャンネルPI
Nフォトダイオードの回路図である。PINフォトダイ
オード1は同じ半導体基板上に形成されカソードは共有
しており、アノードはギャングされすべてのPINフォ
トダイオード1に完全空乏層化電圧以上の同じ逆電圧が
加わるようになっている。
づいて説明する。図1は本発明による多チャンネルPI
Nフォトダイオードの回路図である。PINフォトダイ
オード1は同じ半導体基板上に形成されカソードは共有
しており、アノードはギャングされすべてのPINフォ
トダイオード1に完全空乏層化電圧以上の同じ逆電圧が
加わるようになっている。
【0008】図2は本発明に使用される多チャンネルP
INフォトダイオードの断面図であり、図1の回路で使
用したものである。N−型半導体基板21の一つの面に
複数のP+型不純物領域22が形成され反対側の面に基
板と同じ導電型の不純物濃度の高いN+型不純物領域1
3が形成されている。各P+型不純物領域22は同一面
上に形成された共通のN+型不純物領域24で囲まれて
いる。各P+型不純物領域22とN−型半導体基板2
1、N+型不純物領域23によりPINフォトダイオー
ドが形成されることとなる。各P+型不純物領域12は
アノード電極25が、N+型不純物領域23またはN+
型不純物領域24にはすべてのPINフォトダイオード
に共通となるカソード電極26、27が形成される。こ
のカソード電極は少なくともどちらか一方のN+型不純
物領域あればよい。
INフォトダイオードの断面図であり、図1の回路で使
用したものである。N−型半導体基板21の一つの面に
複数のP+型不純物領域22が形成され反対側の面に基
板と同じ導電型の不純物濃度の高いN+型不純物領域1
3が形成されている。各P+型不純物領域22は同一面
上に形成された共通のN+型不純物領域24で囲まれて
いる。各P+型不純物領域22とN−型半導体基板2
1、N+型不純物領域23によりPINフォトダイオー
ドが形成されることとなる。各P+型不純物領域12は
アノード電極25が、N+型不純物領域23またはN+
型不純物領域24にはすべてのPINフォトダイオード
に共通となるカソード電極26、27が形成される。こ
のカソード電極は少なくともどちらか一方のN+型不純
物領域あればよい。
【0009】図3はN+型不純物領域24の様子が分か
りやすいように平面図でみたものである。ここではアノ
ード電極とカソード電極は省略してある。ここで注意す
べきことは本発明ではすべてカソード電極は同一基板の
全PINフォトダイオードに共通となるということであ
る。ここで完全空乏層化電圧について説明する。PIN
フォトダイオードに逆電圧を加えると図4(a)のよう
にN−型半導体基板21にP+型不純物領域22から空
乏層28が形成されていきやがて図4(b)のようにN
+型不純物領域23に達したところで定常状態となる。
りやすいように平面図でみたものである。ここではアノ
ード電極とカソード電極は省略してある。ここで注意す
べきことは本発明ではすべてカソード電極は同一基板の
全PINフォトダイオードに共通となるということであ
る。ここで完全空乏層化電圧について説明する。PIN
フォトダイオードに逆電圧を加えると図4(a)のよう
にN−型半導体基板21にP+型不純物領域22から空
乏層28が形成されていきやがて図4(b)のようにN
+型不純物領域23に達したところで定常状態となる。
【0010】これを図5でしめすように容量一逆電圧特
性でみると逆電圧が大きくなるとともに容量が小さくな
り、ある逆電圧で容量は一定となりそれ以上逆電圧を大
きくしても容量はほとんど変化しない。この容量が一定
となるのが空乏層28がN+型不純物領域23に達した
ときでこのときの逆電圧を完全空乏層化電圧という。図
6は図1に示す回路での逆電圧と漏れ電流の関係を示
す。
性でみると逆電圧が大きくなるとともに容量が小さくな
り、ある逆電圧で容量は一定となりそれ以上逆電圧を大
きくしても容量はほとんど変化しない。この容量が一定
となるのが空乏層28がN+型不純物領域23に達した
ときでこのときの逆電圧を完全空乏層化電圧という。図
6は図1に示す回路での逆電圧と漏れ電流の関係を示
す。
【0011】完全空乏層化電圧以上の逆電圧では漏れ電
流は極めて小さいが、完全空乏層化電圧以下になると漏
れ電流は急激に増加する。しかも逆電圧が完全空乏層化
電圧以上であれば個々のPINフォトダイオードの逆電
圧はおなじでなくても構わなく少々変動があっても良
い。このように本願発明の駆動方法によれば簡易にクロ
ストクを減らせよい分離ができる。
流は極めて小さいが、完全空乏層化電圧以下になると漏
れ電流は急激に増加する。しかも逆電圧が完全空乏層化
電圧以上であれば個々のPINフォトダイオードの逆電
圧はおなじでなくても構わなく少々変動があっても良
い。このように本願発明の駆動方法によれば簡易にクロ
ストクを減らせよい分離ができる。
【0012】ところで、通常半導体基板の厚みは少なく
とも300μm程度以上は必要で、この場合、たとえば
数kΩ・cm程度の比抵抗のSi半導体基板を使用して
も数十Vの完全空乏層化電圧となり駆動電圧が高く利用
が制限される。これにたいし図7に示すようなエビタキ
シヤル成長基板を用いる事により低電圧化が実現でき
る。
とも300μm程度以上は必要で、この場合、たとえば
数kΩ・cm程度の比抵抗のSi半導体基板を使用して
も数十Vの完全空乏層化電圧となり駆動電圧が高く利用
が制限される。これにたいし図7に示すようなエビタキ
シヤル成長基板を用いる事により低電圧化が実現でき
る。
【0013】すなわち図7で数百μmの厚みの低抵抗の
N+型半導体基板(30)にエビタキシヤル成長で数十
μmから数μmのN−型エビタキシヤル成長層(29)
を形成し、そこにP+型不純物領域22とN+型不純物
領域24を形成する。これにより空乏層は数十μmから
数μmで完全空乏層化するので完全空乏層化電圧を低く
する事ができる。
N+型半導体基板(30)にエビタキシヤル成長で数十
μmから数μmのN−型エビタキシヤル成長層(29)
を形成し、そこにP+型不純物領域22とN+型不純物
領域24を形成する。これにより空乏層は数十μmから
数μmで完全空乏層化するので完全空乏層化電圧を低く
する事ができる。
【0014】低電圧化は図8に示すようなSOI基板に
よっても達成できる。SOI基板は支持基板(31)に
絶縁層(32)を介して図2し示した複数のPINフォ
トダイオードを有する半導体基板を設けた構造をとって
いる。ここではアノード電極とカソード電極は省略して
ある。この構造でも空乏層が形成されるN−型半導体基
板21は薄くでき従って完全空乏層化電圧を低くする事
ができる。
よっても達成できる。SOI基板は支持基板(31)に
絶縁層(32)を介して図2し示した複数のPINフォ
トダイオードを有する半導体基板を設けた構造をとって
いる。ここではアノード電極とカソード電極は省略して
ある。この構造でも空乏層が形成されるN−型半導体基
板21は薄くでき従って完全空乏層化電圧を低くする事
ができる。
【0015】なかでも鏡面研磨したシリコン半導体と表
面にSiO2を形成したシリコンを密着させ熱処理で直
接結合した張り合わせSOI基板ないしは結合SOI基
板は半導体基板として数KΩ・cm以上の高比抵抗のS
i半導体基板を利用でき完全空乏層化電圧を数Vにまで
低くする事ができ極めて有効である。以上ではN−型半
導体基板の場合を例に説明したがP一型半導体基板の場
合においてもPとNを入れ換えて考えれば全く同様に当
てはまる。
面にSiO2を形成したシリコンを密着させ熱処理で直
接結合した張り合わせSOI基板ないしは結合SOI基
板は半導体基板として数KΩ・cm以上の高比抵抗のS
i半導体基板を利用でき完全空乏層化電圧を数Vにまで
低くする事ができ極めて有効である。以上ではN−型半
導体基板の場合を例に説明したがP一型半導体基板の場
合においてもPとNを入れ換えて考えれば全く同様に当
てはまる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の方法
によれば、同一半導体基板に複数のPINフォトダイオ
ードをもつ多チャンネルPINフォトダイオードにおい
て、隣接するPINフォトダイオード漏れ電流を簡易な
方法で減少できる。
によれば、同一半導体基板に複数のPINフォトダイオ
ードをもつ多チャンネルPINフォトダイオードにおい
て、隣接するPINフォトダイオード漏れ電流を簡易な
方法で減少できる。
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】多チャンネルPINフォトダイオードの断面図
である。
である。
【図3】多チャンネルPINフォトダイオードの平面図
である。
である。
【図4】PINフォトダイオードの空乏層の伸びかたを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】PINフォトダイオードの容量一逆電圧特性図
である。
である。
【図6】多チャンネルPINフォトダイオードの漏れ電
流一逆電圧特性図である。
流一逆電圧特性図である。
【図7】エビタキシヤル成長基板に形成した多チャンネ
ルPINフォトダイオードの断面図である。
ルPINフォトダイオードの断面図である。
【図8】SOI基板に形成した多チャンネルPINフォ
トダイオードの断面図である。
トダイオードの断面図である。
【図9】従来の誘電体分離による多チャンネルPINフ
ォトダイオードの断面図である。
ォトダイオードの断面図である。
1・・・PINフォトタイオード 21・・・N−型半導体基板 22・・・P+型不純物領域 23、24・・・N+型不純物領域 25・・・アノード電極 26、27・・・カソード電極 28・・・空乏層 29・・・N−型エビタキシヤル成長層
Claims (4)
- 【請求項1】 第1導電型半導体基板の第1の面に形成
された複数の第2導電型不純物領域と、 前記第2導電型不純物領域を囲むように設けられた、前
記第1導電型半導体基板より高濃度の第2の第1導電型
不純物領域と、 前記第1導電型半導体基板の第2の面に形成された、前
記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型不純物
領域と、 前記第2導電型不純物領域に接続したアノード電極と、 前記第1導電型不純物領域に接続したカソード電極と、 前記第2の第1導電型不純物領域に接続した第2のカソ
ード電極と、を有する多チャンネルPINフォトダイオ
ードの駆動方法であって、 前記第1導電型半導体基板と前記第2導電型不純物領域
と前記第1導電型不純物領域よりなるすべてのPINフ
ォトダイオードに完全空乏層化電圧以上の逆電圧を加え
ることを特徴とする多チャンネルPINフォトダイオー
ドの駆動方法。 - 【請求項2】 前記第1導電型半導体基板が低抵抗の第
1導電型半導体基板のうえに形成されたエビタキシヤル
成長層をもつエビタキシヤル成長基板であることを特徴
とする請求項1記載の多チャンネルPINフォトダイオ
ードの駆動方法。 - 【請求項3】 前記第1導電型半導体基板が支持基板の
上に絶縁層を介して形成されているSOI基板であるこ
とを特徴とする請求項1記載の多チャンネルPINフォ
トダイオードの駆動方法。 - 【請求項4】 前記SOI基板が張り合わせSOI基板
であることを特徴とする請求項3記載の多チャンネルP
INフォトダイオードの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11086585A JP2000277792A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 多チャンネルpinフォトダイオードの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11086585A JP2000277792A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 多チャンネルpinフォトダイオードの駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000277792A true JP2000277792A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13891099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11086585A Pending JP2000277792A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 多チャンネルpinフォトダイオードの駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000277792A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100483612B1 (ko) * | 2002-08-19 | 2005-04-19 | 삼성전기주식회사 | 광 픽업용 포토 다이오드 |
| WO2007032165A1 (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-22 | Sony Corporation | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11086585A patent/JP2000277792A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100483612B1 (ko) * | 2002-08-19 | 2005-04-19 | 삼성전기주식회사 | 광 픽업용 포토 다이오드 |
| WO2007032165A1 (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-22 | Sony Corporation | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2007080905A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Sony Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| US7928511B2 (en) | 2005-09-12 | 2011-04-19 | Sony Corporation | Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040302 |