JP2000280141A - フレキシブル生産システム - Google Patents
フレキシブル生産システムInfo
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱処理を必要とする製品を効率的にかつ精度
良く生産することができるフレキシブル生産システムを
提供する。 【解決手段】 まず、自動倉庫(3)60内において、移
載ヘッド66によって耐熱性バスケット62が出庫コン
ベア70A上に載置され、耐熱性バスケット62が処理
前部品積替位置53Xまで移動する。続いて積替ヘッド
54Aがオーバーヘッドレール52Aに添って移動し
て、熱処理前のワークを通い箱14から受けとって処理
前部品積替位置53Xにて耐熱性バスケット62に積み
替える。そして、さらに耐熱性バスケット62ごと持ち
上げて、トレイ循環コンベア56上の熱処理用トレイ5
8の上に積み上げる(段積み)。段積みが完了した熱処
理用トレイ58を載置した熱処理搬送用シャトル42
は、ガイドレール42aに沿って、図の上方にある熱処
理設備に運ばれて、順次熱処理が実施される。
良く生産することができるフレキシブル生産システムを
提供する。 【解決手段】 まず、自動倉庫(3)60内において、移
載ヘッド66によって耐熱性バスケット62が出庫コン
ベア70A上に載置され、耐熱性バスケット62が処理
前部品積替位置53Xまで移動する。続いて積替ヘッド
54Aがオーバーヘッドレール52Aに添って移動し
て、熱処理前のワークを通い箱14から受けとって処理
前部品積替位置53Xにて耐熱性バスケット62に積み
替える。そして、さらに耐熱性バスケット62ごと持ち
上げて、トレイ循環コンベア56上の熱処理用トレイ5
8の上に積み上げる(段積み)。段積みが完了した熱処
理用トレイ58を載置した熱処理搬送用シャトル42
は、ガイドレール42aに沿って、図の上方にある熱処
理設備に運ばれて、順次熱処理が実施される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のNC工作
機械等の自動工作機械と、それらの間を結ぶ自動ワーク
搬送装置と、これらNC工作機械等と自動ワーク搬送装
置とを制御する制御装置とを有するフレキシブル生産シ
ステムに関する。
機械等の自動工作機械と、それらの間を結ぶ自動ワーク
搬送装置と、これらNC工作機械等と自動ワーク搬送装
置とを制御する制御装置とを有するフレキシブル生産シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル生産システム(Flexible M
anufacturing System,以下、「FMS」とも称す
る。)においては、自動ワーク搬送装置(Automated Gu
ided Vehicle,以下、「AGV」とも称する。)によっ
てワークが各NC工作機械等に搬入されて自動加工が実
施され、加工済みのワークはAGVによって搬出され
て、次の加工工程を実施するNC工作機械等に搬入され
る。このようにして、制御装置によってAGVとNC工
作機械等とが制御されて、生産効率の良い自動生産シス
テムが構築される。
anufacturing System,以下、「FMS」とも称す
る。)においては、自動ワーク搬送装置(Automated Gu
ided Vehicle,以下、「AGV」とも称する。)によっ
てワークが各NC工作機械等に搬入されて自動加工が実
施され、加工済みのワークはAGVによって搬出され
て、次の加工工程を実施するNC工作機械等に搬入され
る。このようにして、制御装置によってAGVとNC工
作機械等とが制御されて、生産効率の良い自動生産シス
テムが構築される。
【0003】ところで、熱処理工程を組み込んだFMS
は、未だ実現されていない。熱処理を必要とするワーク
(典型的には軸物)についてFMSを構築する場合にお
いては、原材料を加工してある程度製品の粗形状を造形
してその後の作業に供する前加工工程と、前加工(粗加
工)されたワークを熱処理する熱処理工程と、熱処理さ
れたワークを製品に仕上げる後加工工程とを、それぞれ
別個のシステムとして構成しなければならなかった。そ
の第一の理由としては、各工作機械におけるワークの加
工時間に比較して熱処理工程における処理に長時間を要
するため、熱処理工程におけるワークの停滞により生産
スケジュールの調整が困難となるという問題点がある。
は、未だ実現されていない。熱処理を必要とするワーク
(典型的には軸物)についてFMSを構築する場合にお
いては、原材料を加工してある程度製品の粗形状を造形
してその後の作業に供する前加工工程と、前加工(粗加
工)されたワークを熱処理する熱処理工程と、熱処理さ
れたワークを製品に仕上げる後加工工程とを、それぞれ
別個のシステムとして構成しなければならなかった。そ
の第一の理由としては、各工作機械におけるワークの加
工時間に比較して熱処理工程における処理に長時間を要
するため、熱処理工程におけるワークの停滞により生産
スケジュールの調整が困難となるという問題点がある。
【0004】また、第二の理由としては、熱処理炉内で
高温にさらされる熱処理工程と機械加工工程との両方に
おいてワークを共通の保持具(ワークパレット)で支持
する場合の問題点がある。例えば、比較的小物の軸物ワ
ークの場合では、コスト削減を目的として通常の加工工
程で使用するプラスティック製のワークパレットを使用
すると、熱処理工程において熱変形し、これにより機械
加工工程において目的とする加工精度にワークを加工で
きない。一方、耐熱性のある鉄製のワークパレットを使
用する場合には、かかるワークパレットは重量があるた
め、機械加工工程における搬送に支障をきたし、かつパ
レットの製作コストの上昇を招くことになる。このよう
な理由から、熱処理工程を含めて自動化しようとする場
合、前加工工程、熱処理工程、後加工工程をそれぞれ別
個のFMSとして構成しなければならないのが実情であ
った。
高温にさらされる熱処理工程と機械加工工程との両方に
おいてワークを共通の保持具(ワークパレット)で支持
する場合の問題点がある。例えば、比較的小物の軸物ワ
ークの場合では、コスト削減を目的として通常の加工工
程で使用するプラスティック製のワークパレットを使用
すると、熱処理工程において熱変形し、これにより機械
加工工程において目的とする加工精度にワークを加工で
きない。一方、耐熱性のある鉄製のワークパレットを使
用する場合には、かかるワークパレットは重量があるた
め、機械加工工程における搬送に支障をきたし、かつパ
レットの製作コストの上昇を招くことになる。このよう
な理由から、熱処理工程を含めて自動化しようとする場
合、前加工工程、熱処理工程、後加工工程をそれぞれ別
個のFMSとして構成しなければならないのが実情であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術水準では、前加工工程、熱処理工程、後加工工
程を一貫して自動化するシステムを構築できないため、
生産効率が著しく低くなってしまうという問題が生じて
いた。
来の技術水準では、前加工工程、熱処理工程、後加工工
程を一貫して自動化するシステムを構築できないため、
生産効率が著しく低くなってしまうという問題が生じて
いた。
【0006】そこで、本願発明の課題は、上述の従来の
欠点をなくし、熱処理を必要とする製品を効率的にかつ
精度良く生産することができるフレキシブル生産システ
ムを提供することである。
欠点をなくし、熱処理を必要とする製品を効率的にかつ
精度良く生産することができるフレキシブル生産システ
ムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、上記の課題を解
決するために、特許請求の範囲の請求項1に記載された
発明を創出した。
決するために、特許請求の範囲の請求項1に記載された
発明を創出した。
【0008】このフレキシブル生産システムにおいて
は、原材料からワークの粗加工を行う第一工程設備と、
前記ワークの最終仕上げを行う第二工程設備との間に、
ワークの熱処理工程設備を含むことを特徴としている。
従って、熱処理工程を含む全工程を一貫して自動化する
ことができ、熱処理を必要とする製品の生産効率を向上
させることができる。
は、原材料からワークの粗加工を行う第一工程設備と、
前記ワークの最終仕上げを行う第二工程設備との間に、
ワークの熱処理工程設備を含むことを特徴としている。
従って、熱処理工程を含む全工程を一貫して自動化する
ことができ、熱処理を必要とする製品の生産効率を向上
させることができる。
【0009】また、上記の課題を解決するために、特許
請求の範囲の請求項2に記載された発明を創出した。
請求の範囲の請求項2に記載された発明を創出した。
【0010】このフレキシブル生産システムにおいて
は、前記第一工程設備と第二工程設備との間に自動倉庫
を配置している。従って、第一工程設備での加工に比較
して長時間を要する熱処理工程を実施する前に、第一工
程設備で加工されたワークを自動倉庫に貯蔵して、一定
量の加工済ワークが貯まったら熱処理を実施することが
できる。これによって、ワークの加工時間に比較して熱
処理工程における処理に長時間を要しても、ワーク一個
当りに要する実質作業時間すなわちタクトをほぼ均一に
することができ、生産スケジュールの作成が容易にな
る。
は、前記第一工程設備と第二工程設備との間に自動倉庫
を配置している。従って、第一工程設備での加工に比較
して長時間を要する熱処理工程を実施する前に、第一工
程設備で加工されたワークを自動倉庫に貯蔵して、一定
量の加工済ワークが貯まったら熱処理を実施することが
できる。これによって、ワークの加工時間に比較して熱
処理工程における処理に長時間を要しても、ワーク一個
当りに要する実質作業時間すなわちタクトをほぼ均一に
することができ、生産スケジュールの作成が容易にな
る。
【0011】また、前記自動倉庫を熱処理後の半成品ワ
ークの貯蔵のために使用する場合では、第二工程設備の
加工能力に応じて同設備へワークを投入することができ
るとともに、顧客から特急の注文があるときに熱処理済
みの半成品を直ちに第二工程設備へ投入して対処でき
る。前記自動倉庫は、第一工程設備で加工済みのワーク
を貯蔵するものと半成品ワークを貯蔵するものとを一つ
の設備としても良いし、別の設備としても良い。
ークの貯蔵のために使用する場合では、第二工程設備の
加工能力に応じて同設備へワークを投入することができ
るとともに、顧客から特急の注文があるときに熱処理済
みの半成品を直ちに第二工程設備へ投入して対処でき
る。前記自動倉庫は、第一工程設備で加工済みのワーク
を貯蔵するものと半成品ワークを貯蔵するものとを一つ
の設備としても良いし、別の設備としても良い。
【0012】さらに、上記の課題を解決するために、特
許請求の範囲の請求項3に記載された発明を創出した。
許請求の範囲の請求項3に記載された発明を創出した。
【0013】このフレキシブル生産システムにおいて
は、熱処理工程の処理時間と第一工程設備における平均
加工時間の比に応じて、一度に大量のワークを熱処理で
きる熱処理設備を設けている。従って、第一工程設備で
加工されたワークを貯蔵しておき、熱処理工程設備での
処理時間に見合うだけのワークが貯まったら、一度に熱
処理することができる。これによって、ワークの加工時
間に比較して熱処理工程における処理に長時間を要して
も、ワーク一個当りのタクトをほぼ均一にすることがで
き、生産スケジュールの作成が容易になる。
は、熱処理工程の処理時間と第一工程設備における平均
加工時間の比に応じて、一度に大量のワークを熱処理で
きる熱処理設備を設けている。従って、第一工程設備で
加工されたワークを貯蔵しておき、熱処理工程設備での
処理時間に見合うだけのワークが貯まったら、一度に熱
処理することができる。これによって、ワークの加工時
間に比較して熱処理工程における処理に長時間を要して
も、ワーク一個当りのタクトをほぼ均一にすることがで
き、生産スケジュールの作成が容易になる。
【0014】また、上記の課題を解決するために、特許
請求の範囲の請求項4に記載された発明を創出した。
請求の範囲の請求項4に記載された発明を創出した。
【0015】このフレキシブル生産システムにおいて
は、前記第一工程設備と熱処理工程設備とで耐熱性の異
なったワークパレットを使用している。従って、第一工
程設備では軽量で安価なプラスティック製のワークパレ
ットを使用することができ、熱処理工程設備においては
耐熱性の鉄製のワークパレットを使用することができ
る。これによって、ワークパレットが熱処理工程におい
て熱により変形するという事態が確実に防止されワーク
の加工精度が確保され、また第一工程設備でワークパレ
ットが重過ぎるために搬送に支障をきたすという問題も
生じない。好適には、第一及び第二工程設備では、同一
種類のワークパレットが使用される。
は、前記第一工程設備と熱処理工程設備とで耐熱性の異
なったワークパレットを使用している。従って、第一工
程設備では軽量で安価なプラスティック製のワークパレ
ットを使用することができ、熱処理工程設備においては
耐熱性の鉄製のワークパレットを使用することができ
る。これによって、ワークパレットが熱処理工程におい
て熱により変形するという事態が確実に防止されワーク
の加工精度が確保され、また第一工程設備でワークパレ
ットが重過ぎるために搬送に支障をきたすという問題も
生じない。好適には、第一及び第二工程設備では、同一
種類のワークパレットが使用される。
【0016】また、上記の課題を解決するために、特許
請求の範囲の請求項5に記載された発明を創出した。
請求の範囲の請求項5に記載された発明を創出した。
【0017】このフレキシブル生産システムにおいて
は、熱処理工程設備にパレタイジング装置を設けて、熱
処理工程設備での処理に先立って第一ワークパレットに
保持された複数のワークを耐熱性の第二ワークパレット
に移し替えている。これによって、ワークパレットが熱
処理工程において熱により変形するという事態が確実に
防止され、ワークの加工精度が確保される。さらに、ト
レイ上に複数の第二ワークパレットを積載して熱処理工
程に送り込む方式としているので、一度に大量のワーク
を熱処理することができる。
は、熱処理工程設備にパレタイジング装置を設けて、熱
処理工程設備での処理に先立って第一ワークパレットに
保持された複数のワークを耐熱性の第二ワークパレット
に移し替えている。これによって、ワークパレットが熱
処理工程において熱により変形するという事態が確実に
防止され、ワークの加工精度が確保される。さらに、ト
レイ上に複数の第二ワークパレットを積載して熱処理工
程に送り込む方式としているので、一度に大量のワーク
を熱処理することができる。
【0018】さらに、上記の課題を解決するために、特
許請求の範囲の請求項6に記載された発明を創出した。
許請求の範囲の請求項6に記載された発明を創出した。
【0019】このフレキシブル生産システムにおいて
は、第一工程設備及び第二工程設備においてワークパレ
ットに複数のワークを搭載して搬送する搬送装置を設け
ている。これによって、工作機械間のワークの移動が自
動的にかつ確実に行われ、第一工程設備及び第二工程設
備がスムースに運転される。また、材料供給装置を第一
工程設備の上流側に設けたことから、複数の加工材料が
自動的にかつ確実に第一工程設備に供給される。これに
よって、第一工程設備がスムースに運転される。
は、第一工程設備及び第二工程設備においてワークパレ
ットに複数のワークを搭載して搬送する搬送装置を設け
ている。これによって、工作機械間のワークの移動が自
動的にかつ確実に行われ、第一工程設備及び第二工程設
備がスムースに運転される。また、材料供給装置を第一
工程設備の上流側に設けたことから、複数の加工材料が
自動的にかつ確実に第一工程設備に供給される。これに
よって、第一工程設備がスムースに運転される。
【0020】また、上記の課題を解決するために、特許
請求の範囲の請求項7に記載された発明を創出した。
請求の範囲の請求項7に記載された発明を創出した。
【0021】このフレキシブル生産システムにおいて
は、ワークとして、打ち抜き作業に用いるパンチボデ
ィ,ダイ,パンチガイドのうち少なくとも一つの加工を
行う。これによって、硬度を高めるために熱処理工程を
必要とするパンチボディ,ダイ,パンチガイドの製造が
効率良くかつ精度良く行われ、高品質のパンチボディ,
ダイ,パンチガイドが生産される。
は、ワークとして、打ち抜き作業に用いるパンチボデ
ィ,ダイ,パンチガイドのうち少なくとも一つの加工を
行う。これによって、硬度を高めるために熱処理工程を
必要とするパンチボディ,ダイ,パンチガイドの製造が
効率良くかつ精度良く行われ、高品質のパンチボディ,
ダイ,パンチガイドが生産される。
【0022】さらに、上記の課題を解決するために、特
許請求の範囲の請求項8に記載された発明を創出した。
許請求の範囲の請求項8に記載された発明を創出した。
【0023】このフレキシブル生産システムにおいて
は、第一工程設備としてパンチボディ前加工ライン,ダ
イ前加工ライン,パンチガイド前加工ラインを有してお
り、これら三つのラインが自動倉庫まで並行して設置さ
れている。また、第二工程設備としてパンチボディ後加
工ライン,ダイ後加工ライン,パンチガイド後加工ライ
ンを有しており、これら三つのラインが自動倉庫から下
流に並行して設置されている。従って、パンチボディ,
ダイ,パンチガイドの三種類のワークの前加工,熱処
理,後加工を並行して自動的に実施することができ、こ
れら三種類のワークをほぼ同数ずつ効率良く生産するこ
とができる。
は、第一工程設備としてパンチボディ前加工ライン,ダ
イ前加工ライン,パンチガイド前加工ラインを有してお
り、これら三つのラインが自動倉庫まで並行して設置さ
れている。また、第二工程設備としてパンチボディ後加
工ライン,ダイ後加工ライン,パンチガイド後加工ライ
ンを有しており、これら三つのラインが自動倉庫から下
流に並行して設置されている。従って、パンチボディ,
ダイ,パンチガイドの三種類のワークの前加工,熱処
理,後加工を並行して自動的に実施することができ、こ
れら三種類のワークをほぼ同数ずつ効率良く生産するこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具現化した一実施
形態について、図1乃至図9を参照して説明する。ま
ず、本実施形態のフレキシブル生産システムによって生
産される製品について、図1を参照して説明する。図1
は、FMSの一実施形態によって生産される製品を示す
部分断面図である。図1に示されるように、この製品4
は、ダイD、パンチボディB及びパンチガイド(以下、
単に「ガイド」という。)Gからなる板金打ち抜き用の
金型部材である。
形態について、図1乃至図9を参照して説明する。ま
ず、本実施形態のフレキシブル生産システムによって生
産される製品について、図1を参照して説明する。図1
は、FMSの一実施形態によって生産される製品を示す
部分断面図である。図1に示されるように、この製品4
は、ダイD、パンチボディB及びパンチガイド(以下、
単に「ガイド」という。)Gからなる板金打ち抜き用の
金型部材である。
【0025】ガイドGの底部にはパンチボディBの先端
が貫通する打ち抜き孔Gaが穿設されており、ダイDの
上面には同じく打ち抜き孔Daが穿設されている。これ
らの打ち抜き孔Ga、Daの形状には種々の寸法による
違いはあるが、大略長方形と円形の二通りあって、孔形
状が長方形の場合はシェイプと呼ばれ、孔形状が円形の
場合はラウンドと呼ばれる。
が貫通する打ち抜き孔Gaが穿設されており、ダイDの
上面には同じく打ち抜き孔Daが穿設されている。これ
らの打ち抜き孔Ga、Daの形状には種々の寸法による
違いはあるが、大略長方形と円形の二通りあって、孔形
状が長方形の場合はシェイプと呼ばれ、孔形状が円形の
場合はラウンドと呼ばれる。
【0026】次に、かかる製品4を製造するための一連
の工程について、図2を参照して説明する。図2に示さ
れるように、製品4を製造するための工程は、(a)材料
取り工程,(b)前加工工程,(c)熱処理工程,(d)後加工
工程,の四段階からなる。ここでは、製品4のうちダイ
Dの製造を例として説明する。材料取り工程において
は、棒材Mから鋸盤10c,10dによってダイ材料D
1が切り出される。切り出された複数のダイ材料D1〜
D1は、プラスティック製の搬送用の箱(通い箱)14
へ移載されて、自動倉庫に保管される。なお、通い箱の
側面にはIDカード14aが付されており、このIDカ
ード14aによって他の通い箱と区別される。
の工程について、図2を参照して説明する。図2に示さ
れるように、製品4を製造するための工程は、(a)材料
取り工程,(b)前加工工程,(c)熱処理工程,(d)後加工
工程,の四段階からなる。ここでは、製品4のうちダイ
Dの製造を例として説明する。材料取り工程において
は、棒材Mから鋸盤10c,10dによってダイ材料D
1が切り出される。切り出された複数のダイ材料D1〜
D1は、プラスティック製の搬送用の箱(通い箱)14
へ移載されて、自動倉庫に保管される。なお、通い箱の
側面にはIDカード14aが付されており、このIDカ
ード14aによって他の通い箱と区別される。
【0027】続く前加工工程においては、上述の如く自
動倉庫に保管されていた通い箱からダイ材料D1が取り
出されて、ラウンド用ワークの旋削,シェイプ用ワーク
の旋削及びピン圧入用の穴あけが実施される。こうして
でき上がった前加工製品D2は、上記とは別の通い箱に
移載されて上記とは別の自動倉庫内に保管される。次
に、熱処理工程が実施される。この熱処理工程において
は、真空焼入れ及び真空焼戻しが行われて、前加工製品
D2の硬度はHRC60〜63にまで高められる。
動倉庫に保管されていた通い箱からダイ材料D1が取り
出されて、ラウンド用ワークの旋削,シェイプ用ワーク
の旋削及びピン圧入用の穴あけが実施される。こうして
でき上がった前加工製品D2は、上記とは別の通い箱に
移載されて上記とは別の自動倉庫内に保管される。次
に、熱処理工程が実施される。この熱処理工程において
は、真空焼入れ及び真空焼戻しが行われて、前加工製品
D2の硬度はHRC60〜63にまで高められる。
【0028】そして、後加工工程においては、ラウンド
用ワーク及びシェイプ用ワークともに外径研削・端面研
削が行われ、その後シェイプ用ワークについては前加工
で開けた穴にピンが圧入される。さらに、打ち抜き孔D
aを仕上げるために、ラウンド用ワークについては内面
研削が、一方シェイプ用ワークについてはワイヤカット
放電加工が実施される。そして、内面研削したラウンド
用ワークの刃先端面及び放電加工したシェイプ用ワーク
の刃先端面の研削が行われて全ての工程が終了し、ダイ
Dが製品として完成する。なお、ラウンド用ワークであ
っても打ち抜き孔径が小さいものは、内面研削に代えて
放電加工が行われる。
用ワーク及びシェイプ用ワークともに外径研削・端面研
削が行われ、その後シェイプ用ワークについては前加工
で開けた穴にピンが圧入される。さらに、打ち抜き孔D
aを仕上げるために、ラウンド用ワークについては内面
研削が、一方シェイプ用ワークについてはワイヤカット
放電加工が実施される。そして、内面研削したラウンド
用ワークの刃先端面及び放電加工したシェイプ用ワーク
の刃先端面の研削が行われて全ての工程が終了し、ダイ
Dが製品として完成する。なお、ラウンド用ワークであ
っても打ち抜き孔径が小さいものは、内面研削に代えて
放電加工が行われる。
【0029】このような各工程を自動的に実施するため
のフレキシブル生産システム(FMS)の全体構成につ
いて、図3及び図4を参照して説明する。図3及び図4
は本実施形態のFMS2の全体構成を示す平面図であ
り、図3はFMS2の右半分を、図4はFMS2の左半
分を示している。なお、図3と図4とは、自動倉庫(2)
30の部分で一部重複している。
のフレキシブル生産システム(FMS)の全体構成につ
いて、図3及び図4を参照して説明する。図3及び図4
は本実施形態のFMS2の全体構成を示す平面図であ
り、図3はFMS2の右半分を、図4はFMS2の左半
分を示している。なお、図3と図4とは、自動倉庫(2)
30の部分で一部重複している。
【0030】まず材料取り工程設備10では、棒材倉庫
10aに保管された棒材Mが、取り出しロボット10b
によって丸鋸盤10cや帯鋸盤10d上に取り出され
る。そして、棒材Mは丸鋸盤10cや帯鋸盤10dで切
断され、切断された棒材Mは移載ロボット10eによっ
て通い箱14に移載され、自動倉庫(1)12に格納され
る。
10aに保管された棒材Mが、取り出しロボット10b
によって丸鋸盤10cや帯鋸盤10d上に取り出され
る。そして、棒材Mは丸鋸盤10cや帯鋸盤10dで切
断され、切断された棒材Mは移載ロボット10eによっ
て通い箱14に移載され、自動倉庫(1)12に格納され
る。
【0031】前加工工程設備20では、まず、AGV
(1)16が自動倉庫(1)12から切断ずみの棒材Mの収納
された通い箱14を取り出して搬送する。AGV(1)1
6は、床に配設されたガイドワイヤ16aに添って移動
する。また、AGV(1)16を充電するための充電ステ
ーション18が、ガイドワイヤ16aの近傍に配置され
ている。
(1)16が自動倉庫(1)12から切断ずみの棒材Mの収納
された通い箱14を取り出して搬送する。AGV(1)1
6は、床に配設されたガイドワイヤ16aに添って移動
する。また、AGV(1)16を充電するための充電ステ
ーション18が、ガイドワイヤ16aの近傍に配置され
ている。
【0032】次に、パンチボディ圧接ライン22では、
母材搬入ステーション22aによって、AGV(1)16
で搬送されてきた切断済みの棒材Mが通い箱14ごとパ
ンチボディ圧接ライン22に搬入される。また、別途圧
接チップ搬入ステーション22fによって、圧接チップ
がパンチボディ圧接ライン22に搬入される。搬入され
た切断済みの棒材Mは、圧接機22bにて先端にチップ
が圧接され、その後順次高周波焼鈍機22c、深穴加工
機22d、22eで加工される。パンチボディ圧接ライ
ン22で加工済みの部材は材料搬出ステーション22g
によってAGV(1)16上に戻され、ワーク搬入ステー
ション26aからパンチボディライン26に搬入され
る。
母材搬入ステーション22aによって、AGV(1)16
で搬送されてきた切断済みの棒材Mが通い箱14ごとパ
ンチボディ圧接ライン22に搬入される。また、別途圧
接チップ搬入ステーション22fによって、圧接チップ
がパンチボディ圧接ライン22に搬入される。搬入され
た切断済みの棒材Mは、圧接機22bにて先端にチップ
が圧接され、その後順次高周波焼鈍機22c、深穴加工
機22d、22eで加工される。パンチボディ圧接ライ
ン22で加工済みの部材は材料搬出ステーション22g
によってAGV(1)16上に戻され、ワーク搬入ステー
ション26aからパンチボディライン26に搬入され
る。
【0033】また、自動倉庫(1)12からAGV(1)16
によって搬送されたダイ用材料(切断された棒材M)
は、ワーク搬入ステーション24aから通い箱14ごと
ダイライン24に搬入される。同様に、自動倉庫(1)1
2からAGV(1)16によって搬送されたガイド用材料
(切断された棒材M)は、通い箱14の単位でワーク搬
入ステーション28aからガイドライン28に搬入され
る。
によって搬送されたダイ用材料(切断された棒材M)
は、ワーク搬入ステーション24aから通い箱14ごと
ダイライン24に搬入される。同様に、自動倉庫(1)1
2からAGV(1)16によって搬送されたガイド用材料
(切断された棒材M)は、通い箱14の単位でワーク搬
入ステーション28aからガイドライン28に搬入され
る。
【0034】ダイライン24に搬入されたダイ材料は、
自走ロボット24e、24fによって一個ずつ通い箱1
4から取り出されて搬送され、順次NC旋盤24b,2
4c,マシニングセンター24dによって加工され、ラ
イン終端の通い箱14に順次詰め込まれて、その後自動
倉庫(2)30に搬入される。
自走ロボット24e、24fによって一個ずつ通い箱1
4から取り出されて搬送され、順次NC旋盤24b,2
4c,マシニングセンター24dによって加工され、ラ
イン終端の通い箱14に順次詰め込まれて、その後自動
倉庫(2)30に搬入される。
【0035】同様に、通い箱14の単位でパンチボディ
ライン26に搬入されたパンチボディ材料は、一個ずつ
パンチボディライン26によって加工され、ライン終端
の通い箱14に順次詰め込まれて、その後自動倉庫(2)
30に搬入される。同様に、ガイドライン28に通い箱
14の単位で搬入されたガイド材料は、ガイドライン2
8によって一個ずつ加工され、ライン終端の通い箱14
に順次詰め込まれて、その後自動倉庫(2)30に搬入さ
れる。
ライン26に搬入されたパンチボディ材料は、一個ずつ
パンチボディライン26によって加工され、ライン終端
の通い箱14に順次詰め込まれて、その後自動倉庫(2)
30に搬入される。同様に、ガイドライン28に通い箱
14の単位で搬入されたガイド材料は、ガイドライン2
8によって一個ずつ加工され、ライン終端の通い箱14
に順次詰め込まれて、その後自動倉庫(2)30に搬入さ
れる。
【0036】ダイライン24は、本発明におけるダイ前
加工ラインに相当する。また、パンチボディライン26
は、本発明におけるパンチボディ前加工ラインに相当す
る。さらに、ガイドライン28は、本発明におけるパン
チガイド前加工ラインに相当する。なお、各ライン上流
端のワーク搬入ステーション24a,26a,28aで
空にされた通い箱14は、AGV(1)16によって自動
倉庫(1)12へ返却格納される。
加工ラインに相当する。また、パンチボディライン26
は、本発明におけるパンチボディ前加工ラインに相当す
る。さらに、ガイドライン28は、本発明におけるパン
チガイド前加工ラインに相当する。なお、各ライン上流
端のワーク搬入ステーション24a,26a,28aで
空にされた通い箱14は、AGV(1)16によって自動
倉庫(1)12へ返却格納される。
【0037】前加工工程設備20の各加工機での加工に
要する時間は、ワーク1個当り平均的には約2分であ
る。(具体的には、ダイが約1.8分、パンチボディが
約2.0分、ガイドが約2.7分である。)後述する後
加工工程設備80での所要時間は、前加工工程設備20
での所要時間とほぼ同じである。前加工工程設備20
は、本発明における第一工程設備に相当する。また、後
加工工程設備80は、本発明における第二工程設備に相
当する。
要する時間は、ワーク1個当り平均的には約2分であ
る。(具体的には、ダイが約1.8分、パンチボディが
約2.0分、ガイドが約2.7分である。)後述する後
加工工程設備80での所要時間は、前加工工程設備20
での所要時間とほぼ同じである。前加工工程設備20
は、本発明における第一工程設備に相当する。また、後
加工工程設備80は、本発明における第二工程設備に相
当する。
【0038】次に、熱処理工程について、図4乃至図6
を参照して説明する。熱処理設備40は前加工工程設備
20で加工され、自動倉庫(2)30に格納されているワ
ーク(ダイ,パンチボディ,ガイド)を以下のように熱
処理する。
を参照して説明する。熱処理設備40は前加工工程設備
20で加工され、自動倉庫(2)30に格納されているワ
ーク(ダイ,パンチボディ,ガイド)を以下のように熱
処理する。
【0039】先ず、図4に示されるように、AGV(2)3
2は、自動倉庫(2)30に格納されているワーク(この
場合ダイ材料,パンチボディ材料及びガイド材料であ
り、通い箱14に収容されている。)を通い箱14単位
でガイドワイヤ16aに添ってパレタイジング装置50
へ搬送する。なお、ワークの品質チェックステーション
34がガイドワイヤ16aに沿って設けられている。
2は、自動倉庫(2)30に格納されているワーク(この
場合ダイ材料,パンチボディ材料及びガイド材料であ
り、通い箱14に収容されている。)を通い箱14単位
でガイドワイヤ16aに添ってパレタイジング装置50
へ搬送する。なお、ワークの品質チェックステーション
34がガイドワイヤ16aに沿って設けられている。
【0040】パレタイジング装置50は熱処理前のワー
クを通い箱14から順次耐熱性バスケットに積み替え、
複数の耐熱性バスケットを順次熱処理用トレイに段積み
し、更に、熱処理の終了した耐熱性バスケットを順次熱
処理用トレイから段ばらしして、熱処理済みのワークを
順次耐熱性バスケットから通い箱14に積み替える装置
である。
クを通い箱14から順次耐熱性バスケットに積み替え、
複数の耐熱性バスケットを順次熱処理用トレイに段積み
し、更に、熱処理の終了した耐熱性バスケットを順次熱
処理用トレイから段ばらしして、熱処理済みのワークを
順次耐熱性バスケットから通い箱14に積み替える装置
である。
【0041】ここで、パレタイジング装置50及び自動
倉庫(3)60の構成について、図5を参照して説明す
る。図5に示されるように、パレタイジング装置50
は、オーバーヘッドレール52A,52B、積替ヘッド
54A,54B、トレイ循環コンベア56を備えてい
る。積替ヘッド54Aはオーバーヘッドレール52Aに
添って移動し、通い箱14から耐熱性バスケット62へ
ワークを積み替え、またワークを積載した耐熱性バスケ
ット62を熱処理用トレイ58に積み上げる。一方、積
替ヘッド54Bはオーバーヘッドレール52Bに添って
移動し、熱処理設備40から返送された耐熱性バスケッ
ト62を熱処理用トレイ58から戻し、耐熱性バスケッ
ト62から通い箱14へワークを戻す。
倉庫(3)60の構成について、図5を参照して説明す
る。図5に示されるように、パレタイジング装置50
は、オーバーヘッドレール52A,52B、積替ヘッド
54A,54B、トレイ循環コンベア56を備えてい
る。積替ヘッド54Aはオーバーヘッドレール52Aに
添って移動し、通い箱14から耐熱性バスケット62へ
ワークを積み替え、またワークを積載した耐熱性バスケ
ット62を熱処理用トレイ58に積み上げる。一方、積
替ヘッド54Bはオーバーヘッドレール52Bに添って
移動し、熱処理設備40から返送された耐熱性バスケッ
ト62を熱処理用トレイ58から戻し、耐熱性バスケッ
ト62から通い箱14へワークを戻す。
【0042】通い箱14は、本発明における第一ワーク
パレットに相当する。また、耐熱性バスケット62は、
本発明における第二ワークパレットに相当する。
パレットに相当する。また、耐熱性バスケット62は、
本発明における第二ワークパレットに相当する。
【0043】自動倉庫(3)60は、後述するように、ダ
イD,パンチボディB及びガイドG用の三種類の耐熱性
バスケット62を格納し、必要に応じて該当する種類の
耐熱性バスケット62をパレタイジング装置50に供給
し、また、耐熱性バスケット62をパレタイジング装置
50から回収する倉庫である。自動倉庫(3)60は、移
載ヘッド66、ガイドレール68、棚64、バスケット
出庫コンベア70A及びバスケット入庫コンベア70B
を備えている。
イD,パンチボディB及びガイドG用の三種類の耐熱性
バスケット62を格納し、必要に応じて該当する種類の
耐熱性バスケット62をパレタイジング装置50に供給
し、また、耐熱性バスケット62をパレタイジング装置
50から回収する倉庫である。自動倉庫(3)60は、移
載ヘッド66、ガイドレール68、棚64、バスケット
出庫コンベア70A及びバスケット入庫コンベア70B
を備えている。
【0044】移載ヘッド66は耐熱性バスケット62を
保持してガイドレール68に添って移動でき、さらに図
5の紙面と垂直な上下方向にも移動できる。このため、
移載ヘッド66は耐熱性バスケット62を多段の棚64
に格納することができ、また棚64のどの位置からでも
耐熱性バスケット62を取出すことができる。
保持してガイドレール68に添って移動でき、さらに図
5の紙面と垂直な上下方向にも移動できる。このため、
移載ヘッド66は耐熱性バスケット62を多段の棚64
に格納することができ、また棚64のどの位置からでも
耐熱性バスケット62を取出すことができる。
【0045】バスケット出庫コンベア70Aは、空の耐
熱性バスケット62を自動倉庫(3)60から取り出し
て、処理前部品(ワーク)積替位置53Xまで移動させ
る装置である。また、バスケット入庫コンベア70B
は、処理済部品(ワーク)積替位置53Wにおいてワー
クが取り出されて空になった耐熱性バスケット62を、
自動倉庫(3)60内に収容する装置である。
熱性バスケット62を自動倉庫(3)60から取り出し
て、処理前部品(ワーク)積替位置53Xまで移動させ
る装置である。また、バスケット入庫コンベア70B
は、処理済部品(ワーク)積替位置53Wにおいてワー
クが取り出されて空になった耐熱性バスケット62を、
自動倉庫(3)60内に収容する装置である。
【0046】さて、かかる構成を有する自動倉庫(3)6
0及びパレタイジング装置50において、ワークの耐熱
性バスケット62への積み下ろしと耐熱性バスケット6
2の段積み・段ばらしが以下のようにして行われる。ま
ず、自動倉庫(3)60内において、移載ヘッド66によ
って耐熱性バスケット62が出庫コンベア70A上に載
置される。そして、出庫コンベア70Aが稼動して、耐
熱性バスケット62が処理前部品積替位置53Xまで移
動する。
0及びパレタイジング装置50において、ワークの耐熱
性バスケット62への積み下ろしと耐熱性バスケット6
2の段積み・段ばらしが以下のようにして行われる。ま
ず、自動倉庫(3)60内において、移載ヘッド66によ
って耐熱性バスケット62が出庫コンベア70A上に載
置される。そして、出庫コンベア70Aが稼動して、耐
熱性バスケット62が処理前部品積替位置53Xまで移
動する。
【0047】続いて積替ヘッド54Aがオーバーヘッド
レール52Aに添って移動して、AGV(2)32から処
理前部品搬入コンベア55Aの前進端に送られた通い箱
14から熱処理前のワークを順次受けとって、処理前部
品積替位置53Xにて耐熱性バスケット62に積み替え
る。そして、さらに耐熱性バスケット62ごと持ち上げ
て、トレイ循環コンベア56上の熱処理用トレイ58の
上に積み上げていく(段積み)。この段積みは、段積み
位置53Yにおいて行われる。この場合、通い箱14は
AGV(2)32によって自動倉庫(2)30から順次補給さ
れ、また耐熱性バスケット62は自動倉庫(3)60から
順次補給される。
レール52Aに添って移動して、AGV(2)32から処
理前部品搬入コンベア55Aの前進端に送られた通い箱
14から熱処理前のワークを順次受けとって、処理前部
品積替位置53Xにて耐熱性バスケット62に積み替え
る。そして、さらに耐熱性バスケット62ごと持ち上げ
て、トレイ循環コンベア56上の熱処理用トレイ58の
上に積み上げていく(段積み)。この段積みは、段積み
位置53Yにおいて行われる。この場合、通い箱14は
AGV(2)32によって自動倉庫(2)30から順次補給さ
れ、また耐熱性バスケット62は自動倉庫(3)60から
順次補給される。
【0048】段積みが完了した熱処理用トレイ58は、
熱処理搬送用シャトル42に載置される。そして、熱処
理搬送用シャトル42はガイドレール42aに沿って、
図5の上方にある熱処理設備40に運ばれて、後述する
ように順次熱処理が実施される。熱処理が完了すると、
熱処理搬送用シャトル42はガイドレール42aに沿っ
て、図5に示されるトレイ循環コンベア56に接する位
置まで戻される。そして、段ばらし位置53Zにおいて
段ばらしが行われる。
熱処理搬送用シャトル42に載置される。そして、熱処
理搬送用シャトル42はガイドレール42aに沿って、
図5の上方にある熱処理設備40に運ばれて、後述する
ように順次熱処理が実施される。熱処理が完了すると、
熱処理搬送用シャトル42はガイドレール42aに沿っ
て、図5に示されるトレイ循環コンベア56に接する位
置まで戻される。そして、段ばらし位置53Zにおいて
段ばらしが行われる。
【0049】すなわち、積替ヘッド54Bがオーバーヘ
ッドレール52Bに添って移動して、熱処理用トレイ5
8から一つずつ耐熱性バスケット62を持ち上げて、処
理済部品積替位置53Wに載置する。さらに、積替ヘッ
ド54Bは熱処理済ワークを一個ずつ処理済部品積替位
置53Wにて耐熱性バスケット62から受けとって、空
の通い箱14に積み替える。この空の通い箱14は、A
GV(2)32から処理済部品搬出コンベア55Bの前進
端へ送られて位置決めされている。こうして熱処理済ワ
ークを積み替えて空になった耐熱性バスケット62は、
入庫コンベア70Bが稼動することによって、自動倉庫
(3)60内に格納される。
ッドレール52Bに添って移動して、熱処理用トレイ5
8から一つずつ耐熱性バスケット62を持ち上げて、処
理済部品積替位置53Wに載置する。さらに、積替ヘッ
ド54Bは熱処理済ワークを一個ずつ処理済部品積替位
置53Wにて耐熱性バスケット62から受けとって、空
の通い箱14に積み替える。この空の通い箱14は、A
GV(2)32から処理済部品搬出コンベア55Bの前進
端へ送られて位置決めされている。こうして熱処理済ワ
ークを積み替えて空になった耐熱性バスケット62は、
入庫コンベア70Bが稼動することによって、自動倉庫
(3)60内に格納される。
【0050】次に、段積みされた複数の耐熱性バスケッ
ト62の一例について、図6を参照して説明する。図6
は、段積み位置53Yにおいて熱処理用トレイ58の上
に段積みされた耐熱性バスケット62を示す模式図であ
る。この例においては、一段に4個ずつ4段、すなわち
から(16)までの16個のバスケット62が段積みされ
ている。このように多数のバスケット62を熱処理用ト
レイ58の上に積み上げることによって、一度に大量の
ワークを熱処理することができる。図6では省略されて
いるが、ダイD用のバスケット,パンチボディB用のバ
スケット及びガイドG用のバスケットが混在してトレイ
58上に積載される。
ト62の一例について、図6を参照して説明する。図6
は、段積み位置53Yにおいて熱処理用トレイ58の上
に段積みされた耐熱性バスケット62を示す模式図であ
る。この例においては、一段に4個ずつ4段、すなわち
から(16)までの16個のバスケット62が段積みされ
ている。このように多数のバスケット62を熱処理用ト
レイ58の上に積み上げることによって、一度に大量の
ワークを熱処理することができる。図6では省略されて
いるが、ダイD用のバスケット,パンチボディB用のバ
スケット及びガイドG用のバスケットが混在してトレイ
58上に積載される。
【0051】図4に戻って、熱処理工程の手順について
説明する。熱処理設備40は、熱処理搬送用シャトル4
2、ガイドレール42a、洗浄装置44、焼入れ装置4
6、焼戻し装置48A,48B及び冷却装置49を備え
ている。熱処理搬送用シャトル42は、トレイ循環コン
ベア56からワークを積載した耐熱性バスケットを段積
みした熱処理用トレイを受け取る。そして、ガイドレー
ル42aに添って矢印方向に移動し、ワークを図6に示
す積載状態で順次洗浄装置44、焼入れ装置46、焼戻
し装置48A,48B及び冷却装置49に搬送する。こ
れによって、多量のワークの洗浄,焼入れ,焼戻し及び
冷却が自動的に行われる。
説明する。熱処理設備40は、熱処理搬送用シャトル4
2、ガイドレール42a、洗浄装置44、焼入れ装置4
6、焼戻し装置48A,48B及び冷却装置49を備え
ている。熱処理搬送用シャトル42は、トレイ循環コン
ベア56からワークを積載した耐熱性バスケットを段積
みした熱処理用トレイを受け取る。そして、ガイドレー
ル42aに添って矢印方向に移動し、ワークを図6に示
す積載状態で順次洗浄装置44、焼入れ装置46、焼戻
し装置48A,48B及び冷却装置49に搬送する。こ
れによって、多量のワークの洗浄,焼入れ,焼戻し及び
冷却が自動的に行われる。
【0052】熱処理設備40で熱処理されたワークは、
上述の如く、熱処理搬送用シャトル42により搬送され
てトレイ循環コンベア56に戻される。1回の熱処理の
所要時間(前記「段積み」から「段ばらし」まで)は平
均的には約10時間である。なお、具体的にはワークの
材質により1回の熱処理の所要時間が異なる。例えばS
KD材では約11.6時間、SKH材では約16.8時
間、SCM材では約9.6時間である。このように、熱
処理は前述した前加工に比較して非常に長時間を要する
ので、前加工済ワークは自動倉庫(2)30内に一旦貯蔵
されて、熱処理時間に見合った大量のワークが貯まった
時点で自動倉庫(2)30から繰り返し通い箱単位で搬出
されて段積みされ、一度に大量のワークが熱処理される
のである。
上述の如く、熱処理搬送用シャトル42により搬送され
てトレイ循環コンベア56に戻される。1回の熱処理の
所要時間(前記「段積み」から「段ばらし」まで)は平
均的には約10時間である。なお、具体的にはワークの
材質により1回の熱処理の所要時間が異なる。例えばS
KD材では約11.6時間、SKH材では約16.8時
間、SCM材では約9.6時間である。このように、熱
処理は前述した前加工に比較して非常に長時間を要する
ので、前加工済ワークは自動倉庫(2)30内に一旦貯蔵
されて、熱処理時間に見合った大量のワークが貯まった
時点で自動倉庫(2)30から繰り返し通い箱単位で搬出
されて段積みされ、一度に大量のワークが熱処理される
のである。
【0053】熱処理済みのワークは上述のように通い箱
14に積み込まれ、処理済部品搬出コンベア55Bから
AGV(2)32上へ移され、再度AGV(2)32により搬
送されて自動倉庫(2)30内に格納される。同様に、処
理前部品搬入コンベア55A上で空にされた通い箱14
もAGV(2)32上に移され、このAGV(2)32によっ
て自動倉庫(2)30内へ返却格納される。
14に積み込まれ、処理済部品搬出コンベア55Bから
AGV(2)32上へ移され、再度AGV(2)32により搬
送されて自動倉庫(2)30内に格納される。同様に、処
理前部品搬入コンベア55A上で空にされた通い箱14
もAGV(2)32上に移され、このAGV(2)32によっ
て自動倉庫(2)30内へ返却格納される。
【0054】その後、熱処理済みのワークはAGV(2)
32によって通い箱単位で搬送されて後加工工程設備8
0に搬入される。熱処理済みのワークの一部は、特急の
注文に対応するために、半成品として自動倉庫(2)30
内で通い箱単位で待機し、特急の注文があったとき、後
加工工程設備80に投入される。後加工工程設備80
は、ダイライン82、パンチボディライン84及びガイ
ドライン86を備えている。
32によって通い箱単位で搬送されて後加工工程設備8
0に搬入される。熱処理済みのワークの一部は、特急の
注文に対応するために、半成品として自動倉庫(2)30
内で通い箱単位で待機し、特急の注文があったとき、後
加工工程設備80に投入される。後加工工程設備80
は、ダイライン82、パンチボディライン84及びガイ
ドライン86を備えている。
【0055】ダイライン82には、シェイプ用ワーク搬
入装置82x及びラウンド用ワーク搬入装置82yが設
置されている。シェイプ用ワーク搬入装置82xにより
一個ずつダイライン82に搬入された各ワークは自走ロ
ボット82jにより順次リーク冷却装置82a、外面研
削装置82c及びピン圧入装置82bに搬送されて加工
される。外面研削装置82cでは、外周と非刃先端面が
研削される。その後、シェイプ用ワーク(ダイ)は自走
ロボット82kにより順次放電加工機82e、検測マー
キング装置82f、刃先端面研削用平面研削装置82h
及び洗浄装置82gに搬送されて加工された後搬出台8
2iに送られる。こうして、シェイプ用ダイが完成す
る。
入装置82x及びラウンド用ワーク搬入装置82yが設
置されている。シェイプ用ワーク搬入装置82xにより
一個ずつダイライン82に搬入された各ワークは自走ロ
ボット82jにより順次リーク冷却装置82a、外面研
削装置82c及びピン圧入装置82bに搬送されて加工
される。外面研削装置82cでは、外周と非刃先端面が
研削される。その後、シェイプ用ワーク(ダイ)は自走
ロボット82kにより順次放電加工機82e、検測マー
キング装置82f、刃先端面研削用平面研削装置82h
及び洗浄装置82gに搬送されて加工された後搬出台8
2iに送られる。こうして、シェイプ用ダイが完成す
る。
【0056】同様に、ラウンド用ワーク搬入装置82y
により一個ずつダイライン82に搬入された各ワーク
は、リーク冷却装置82a、外面研削装置82c,内面
研削装置82d,検測マーキング装置82f、平面研削
装置82h及び洗浄装置82gで順次加工及び処理され
てラウンド用ダイとなる。同様に、シェイプ用ワーク搬
入装置84xまたはラウンド用ワーク搬入装置84yに
よって一個ずつパンチボディライン84に搬入された各
ワークは、同ライン内の図略の工作機械によって、シェ
イプ用パンチボディまたはラウンド用パンチボディに加
工される。
により一個ずつダイライン82に搬入された各ワーク
は、リーク冷却装置82a、外面研削装置82c,内面
研削装置82d,検測マーキング装置82f、平面研削
装置82h及び洗浄装置82gで順次加工及び処理され
てラウンド用ダイとなる。同様に、シェイプ用ワーク搬
入装置84xまたはラウンド用ワーク搬入装置84yに
よって一個ずつパンチボディライン84に搬入された各
ワークは、同ライン内の図略の工作機械によって、シェ
イプ用パンチボディまたはラウンド用パンチボディに加
工される。
【0057】同様に、シェイプ用ワーク搬入装置86x
またはラウンド用ワーク搬入装置86yによって一個ず
つガイドライン86に搬入された各ワークは、同ライン
内の図略の工作機械によって、シェイプ用ガイドまたは
ラウンド用ガイドに加工される。一方、ワーク搬入装置
82x,82y,84x,84y,86x及び86yで
空にされた通い箱14は、AGV(2)32によって自動
倉庫(2)30内へ返却格納される。
またはラウンド用ワーク搬入装置86yによって一個ず
つガイドライン86に搬入された各ワークは、同ライン
内の図略の工作機械によって、シェイプ用ガイドまたは
ラウンド用ガイドに加工される。一方、ワーク搬入装置
82x,82y,84x,84y,86x及び86yで
空にされた通い箱14は、AGV(2)32によって自動
倉庫(2)30内へ返却格納される。
【0058】ダイライン82は、本発明におけるダイ後
加工ラインに相当する。また、パンチボディライン84
は、本発明におけるパンチボディ後加工ラインに相当す
る。さらに、ガイドライン86は、本発明におけるパン
チガイド後加工ラインに相当する。
加工ラインに相当する。また、パンチボディライン84
は、本発明におけるパンチボディ後加工ラインに相当す
る。さらに、ガイドライン86は、本発明におけるパン
チガイド後加工ラインに相当する。
【0059】次に、耐熱性バスケット62の具体例につ
いて、図7及び図8を参照して説明する。図7は、ダイ
用耐熱性バスケット62Dの外観を示す斜視図である。
ダイ用耐熱性バスケット62Dは鋳鉄製であり、縦横に
複数の円錐台62a〜62aが設けられている。これら
の円錐台62a〜62aに前加工済ダイDの内孔が嵌合
されてセットされ、収容される。また、ダイ用耐熱性バ
スケット62Dの側壁には開口部62b〜62bが穿設
されている。これらの開口部62b〜62bに、前記積
替ヘッド54A,54Bのクランプ部54aが係合する
ことによって、積替ヘッド54A,54Bによってダイ
用耐熱性バスケット62Dが持ち上げられる。
いて、図7及び図8を参照して説明する。図7は、ダイ
用耐熱性バスケット62Dの外観を示す斜視図である。
ダイ用耐熱性バスケット62Dは鋳鉄製であり、縦横に
複数の円錐台62a〜62aが設けられている。これら
の円錐台62a〜62aに前加工済ダイDの内孔が嵌合
されてセットされ、収容される。また、ダイ用耐熱性バ
スケット62Dの側壁には開口部62b〜62bが穿設
されている。これらの開口部62b〜62bに、前記積
替ヘッド54A,54Bのクランプ部54aが係合する
ことによって、積替ヘッド54A,54Bによってダイ
用耐熱性バスケット62Dが持ち上げられる。
【0060】図8は、パンチボディ用耐熱性バスケット
62Bの外観を示す斜視図である。パンチボディ用耐熱
性バスケット62Bも鋳鉄製であり、図8に示されるよ
うに、上板には複数の孔62c〜62cが穿設されてい
る。また、中段部分には円筒形の支持部材62d〜62
dが配設されている。これらの孔62c〜62c及び支
持部材62d〜62d中に略垂直に差し込まれることに
よって、前加工済パンチボディが収容される。
62Bの外観を示す斜視図である。パンチボディ用耐熱
性バスケット62Bも鋳鉄製であり、図8に示されるよ
うに、上板には複数の孔62c〜62cが穿設されてい
る。また、中段部分には円筒形の支持部材62d〜62
dが配設されている。これらの孔62c〜62c及び支
持部材62d〜62d中に略垂直に差し込まれることに
よって、前加工済パンチボディが収容される。
【0061】なお、ダイD用の通い箱14及びパンチボ
ディB用の通い箱14は、プラスティック製として形成
され、形状はそれぞれバスケット62D及びバスケット
62Bに概ね対応している。同様に、ガイドG用の通い
箱14はプラスティック製とされ、鋳鉄製のガイド用バ
スケット(図示省略)とほぼ同一形状とされる。
ディB用の通い箱14は、プラスティック製として形成
され、形状はそれぞれバスケット62D及びバスケット
62Bに概ね対応している。同様に、ガイドG用の通い
箱14はプラスティック製とされ、鋳鉄製のガイド用バ
スケット(図示省略)とほぼ同一形状とされる。
【0062】次に、かかるFMS2を制御する制御シス
テムについて、図9を参照して説明する。図9は、本実
施形態のFMS2を制御する制御システムを示すブロッ
ク図である。図9に示される制御システム90では、生
産計画装置92、受注管理コンピュータ94及び工程管
理サーバ95が図示しないホストコンピュータにより制
御される。受注管理コンピュータ94はオーダが短納期
か長納期かの判定手段を有している。
テムについて、図9を参照して説明する。図9は、本実
施形態のFMS2を制御する制御システムを示すブロッ
ク図である。図9に示される制御システム90では、生
産計画装置92、受注管理コンピュータ94及び工程管
理サーバ95が図示しないホストコンピュータにより制
御される。受注管理コンピュータ94はオーダが短納期
か長納期かの判定手段を有している。
【0063】生産計画装置92は、受注管理コンピュー
タ94から受けたオーダ情報に添って前工程スケジュー
ル、熱処理スケジュール、後工程スケジュール等を決定
する。工程管理サーバ95は生産計画装置92が設定し
た上記各スケジュールに従って前加工ライン管理装置9
6a、後加工(完成品)ライン管理装置96b、自動倉
庫管理装置97a、97b、97c、AGVコントロー
ラ98a、98b及びオーバーヘッドレール管理装置9
9を制御する。
タ94から受けたオーダ情報に添って前工程スケジュー
ル、熱処理スケジュール、後工程スケジュール等を決定
する。工程管理サーバ95は生産計画装置92が設定し
た上記各スケジュールに従って前加工ライン管理装置9
6a、後加工(完成品)ライン管理装置96b、自動倉
庫管理装置97a、97b、97c、AGVコントロー
ラ98a、98b及びオーバーヘッドレール管理装置9
9を制御する。
【0064】なお、前加工ライン管理装置96aは前加
工工程設備20を制御し、後加工ライン管理装置96b
は後加工工程設備80を制御する。自動倉庫管理装置9
7aは自動倉庫(1)12を制御し、自動倉庫管理装置9
7bは自動倉庫(2)30を制御し、自動倉庫管理装置9
7cは自動倉庫(3)60を制御する。AGVコントロー
ラ98aはAGV(1)16を制御し、AGVコントロー
ラ98bはAGV(2)32を制御する。さらに、オーバ
ーヘッドレール管理装置99はパレタイジング装置50
の積替ヘッド54A,54Bを制御する。
工工程設備20を制御し、後加工ライン管理装置96b
は後加工工程設備80を制御する。自動倉庫管理装置9
7aは自動倉庫(1)12を制御し、自動倉庫管理装置9
7bは自動倉庫(2)30を制御し、自動倉庫管理装置9
7cは自動倉庫(3)60を制御する。AGVコントロー
ラ98aはAGV(1)16を制御し、AGVコントロー
ラ98bはAGV(2)32を制御する。さらに、オーバ
ーヘッドレール管理装置99はパレタイジング装置50
の積替ヘッド54A,54Bを制御する。
【0065】本実施形態においては、ワークとしてパン
チボディ,ダイ,パンチガイドを生産する場合について
説明したが、熱処理を必要とする製品であれば、軸物ワ
ークであれ角物ワークであれ、どのような製品でも生産
することができる。フレキシブル生産システムのその他
の部分の構造,形状,寸法,材質,接続関係等について
も、本実施形態に限定されるものではない。
チボディ,ダイ,パンチガイドを生産する場合について
説明したが、熱処理を必要とする製品であれば、軸物ワ
ークであれ角物ワークであれ、どのような製品でも生産
することができる。フレキシブル生産システムのその他
の部分の構造,形状,寸法,材質,接続関係等について
も、本実施形態に限定されるものではない。
【0066】
【発明の効果】本発明においては、熱処理を必要とする
製品を効率的にかつ精度良く生産することができる。よ
り具体的には、課題を解決するための手段の欄で述べた
ような種々の効果が奏せられる。
製品を効率的にかつ精度良く生産することができる。よ
り具体的には、課題を解決するための手段の欄で述べた
ような種々の効果が奏せられる。
【図1】本発明に係るフレキシブル生産システムの一実
施形態によって生産される製品を示す部分断面図であ
る。
施形態によって生産される製品を示す部分断面図であ
る。
【図2】フレキシブル生産システムの一実施形態におけ
る製品の一つを製造するための一連の工程を示す図であ
る。
る製品の一つを製造するための一連の工程を示す図であ
る。
【図3】フレキシブル生産システムの一実施形態の全体
構成の右半分を示す平面図である。
構成の右半分を示す平面図である。
【図4】フレキシブル生産システムの一実施形態の全体
構成の左半分を示す平面図である。
構成の左半分を示す平面図である。
【図5】フレキシブル生産システムの一実施形態におけ
るパレタイジング装置及び自動倉庫(3)の構成を示す平
面図である。
るパレタイジング装置及び自動倉庫(3)の構成を示す平
面図である。
【図6】フレキシブル生産システムの一実施形態におけ
る段積みされた耐熱性バスケットを示す斜視図である。
る段積みされた耐熱性バスケットを示す斜視図である。
【図7】フレキシブル生産システムの一実施形態におけ
る耐熱性バスケットの具体例を示す斜視図である。
る耐熱性バスケットの具体例を示す斜視図である。
【図8】フレキシブル生産システムの一実施形態におけ
る耐熱性バスケットの具体例を示す斜視図である。
る耐熱性バスケットの具体例を示す斜視図である。
【図9】フレキシブル生産システムの一実施形態におけ
る制御システムを示すブロック図である。
る制御システムを示すブロック図である。
2 フレキシブル生産システム 4 ワーク 10 材料供給装置 14 第一ワークパレット 16,16a,32 搬送装置 20 第一工程設備 24 ダイ前加工ライン 26 パンチボディ前加工ライン 28 パンチガイド前加工ライン 30 自動倉庫 40 熱処理工程設備 50 パレタイジング装置 58 トレイ 62 第二ワークパレット 80 第二工程設備 82 ダイ後加工ライン 84 パンチボディ後加工ライン 86 パンチガイド後加工ライン B パンチボディ D ダイ G パンチガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 泰汪 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 鶴田 良夫 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 澤田 良三 神奈川県秦野市戸川145番地10 Fターム(参考) 3C042 RA11 RB27 RB32 RE07 RL15 3F022 AA05 CC10 EE01 EE02 FF01 HH13 JJ07 LL07 LL12 MM11 4E050 JA01 JB01 JB08 JB10 JC05 JD03
Claims (8)
- 【請求項1】 原材料からワークの粗加工を行う第一工
程設備と、前記ワークの最終仕上げを行う第二工程設備
とを有するフレキシブル生産システムであって、前記第
一工程設備と前記第二工程設備との間に熱処理工程設備
を有することを特徴とするフレキシブル生産システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたフレキシブル生産
システムであって、 前記第一工程設備と前記第二工程設備との間に前記第一
工程設備で加工されたワーク及び熱処理後の半成品ワー
クの少なくとも一方を貯蔵する自動倉庫を配置したフレ
キシブル生産システム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載されたフ
レキシブル生産システムであって、 前記熱処理工程設備には、前記第一工程設備における各
種ワークの平均加工時間と前記熱処理工程設備における
熱処理時間との比に応じて一度に大量のワークを熱処理
できる熱処理設備を設けたフレキシブル生産システム。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか一項に
記載されたフレキシブル生産システムであって、 前記第一工程設備と前記熱処理工程設備とにおいて、耐
熱性が異なるワークパレットを用いるフレキシブル生産
システム。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか一項に
記載されたフレキシブル生産システムであって、 前記熱処理工程設備での処理に先立って第一ワークパレ
ットに保持された複数のワークを耐熱性の第二ワークパ
レットに移し替え、前記熱処理工程設備での処理の後に
前記第二ワークパレットに保持された複数のワークを第
一ワークパレットに移し替えるパレタイジング装置を前
記熱処理工程設備に設け、前記パレタイジング装置はパ
レタイジング位置と熱処理設備との間で往復移動される
トレイ上に複数の前記第二ワークパレットを積載するフ
レキシブル生産システム。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか一項に
記載されたフレキシブル生産システムであって、 前記第一工程設備及び前記第二工程設備ではワークパレ
ットに複数のワークを搭載して搬送する搬送装置を設
け、また前記ワークパレットに複数のワークを充填する
材料供給装置を前記第一工程設備のワーク搬送方向にお
ける上流側に設けたフレキシブル生産システム。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか一項に
記載されたフレキシブル生産システムであって、 前記ワークは打ち抜き作業に用いるパンチボディ,ダ
イ,パンチガイドのうち少なくとも一つであるフレキシ
ブル生産システム。 - 【請求項8】 請求項7に記載されたフレキシブル生産
システムであって、 前記第一工程設備は前記自動倉庫まで並行するパンチボ
ディ前加工ライン,ダイ前加工ライン,パンチガイド前
加工ラインからなり、前記第二工程設備は前記自動倉庫
からワーク搬送方向の下流に並行するパンチボディ後加
工ライン,ダイ後加工ライン,パンチガイド後加工ライ
ンからなるフレキシブル生産システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11089570A JP2000280141A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | フレキシブル生産システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11089570A JP2000280141A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | フレキシブル生産システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280141A true JP2000280141A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13974475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11089570A Pending JP2000280141A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | フレキシブル生産システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000280141A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101342550B1 (ko) * | 2013-08-06 | 2014-01-02 | 주식회사 유닉스이엔지 | 철도 차량용 검수 설비 시스템 |
| CN107082243A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-08-22 | 浙江杭可科技股份有限公司 | 软包锂电池自动上下料机 |
| CN114154926A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-03-08 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 一种适用于钣金零件制造的智能物流系统和方法 |
| JP2022049792A (ja) * | 2020-09-17 | 2022-03-30 | 愛知電機株式会社 | 変圧器鉄心の搬送装置 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11089570A patent/JP2000280141A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101342550B1 (ko) * | 2013-08-06 | 2014-01-02 | 주식회사 유닉스이엔지 | 철도 차량용 검수 설비 시스템 |
| CN107082243A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-08-22 | 浙江杭可科技股份有限公司 | 软包锂电池自动上下料机 |
| JP2022049792A (ja) * | 2020-09-17 | 2022-03-30 | 愛知電機株式会社 | 変圧器鉄心の搬送装置 |
| CN114154926A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-03-08 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 一种适用于钣金零件制造的智能物流系统和方法 |
| CN114154926B (zh) * | 2021-11-22 | 2024-05-14 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 一种适用于钣金零件制造的智能物流系统和方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060228 |