JP2000280754A - ガラスラン - Google Patents

ガラスラン

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JP2000280754A
JP2000280754A JP11089362A JP8936299A JP2000280754A JP 2000280754 A JP2000280754 A JP 2000280754A JP 11089362 A JP11089362 A JP 11089362A JP 8936299 A JP8936299 A JP 8936299A JP 2000280754 A JP2000280754 A JP 2000280754A
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JP
Japan
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side wall
corner
wall portion
glass run
bottom wall
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Pending
Application number
JP11089362A
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English (en)
Inventor
Juichi Mori
寿一 森
Mitsuo Hamahata
満男 浜端
Hisaaki Isobe
久章 磯部
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持リップの先端における側壁部側への変形
が抑制され、ウインドウフレームへの組付性が向上され
たガラスランを提供する。 【解決手段】 コーナー底壁部34と車外側のコーナー
側壁部35aとの間に、同側壁部35aから同底壁部3
4の中央側に向かって傾斜する傾斜壁部36を形成す
る。この傾斜壁部36は、コーナー基部33外周の円弧
部分に対応するように平面扇形状に形成する。この傾斜
壁部36の存在により、前記型成形部22を内側に折り
曲げたときに、前記側壁部35aが外方にはね上げられ
るように変形される。これにより、その側壁部35aの
先端から外方に延びるように形成された車外側保持リッ
プ29を、その先端が前記側壁部35aから離間する方
向に変形させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の、ドア等に
形成されたウインドウフレームに取着されるガラスラン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のガラスラン101は、図7及び
図8に示すように、その基部102が一対の側壁部10
3と底壁部104とからなり、断面コの字状に形成され
ている。各側壁部103の先端には、前記底壁部104
に向かって延びる一対のシールリップ105と、基部1
02の外方に向かってそれぞれ延びる保持リップ106
とが形成されている。このガラスラン101は、車両の
ドア等に設けられた一対のフランジ部107からなるウ
インドウフレーム108に沿って装着される。
【0003】図8に示すように、このガラスラン101
をウインドウフレーム108に装着する場合には、まず
基準となるコーナー部101a,108a同士を対応さ
せる。この状態で、ガラスラン101を、そのコーナー
部101aの内角がより鋭角となるように折り曲げる。
そして、両コーナー部101a,108aの中心を一致
させるように、ガラスラン101の基部102をウイン
ドウフレーム108の両フランジ部107間に収容す
る。そして、ガラスラン101の折り曲げを解除して、
保持リップ106と側壁部103とにより、または保持
リップ106と側壁部103に形成された挟持用突部1
03aとにより、前記フランジ部107を挟持させる。
なお、ウインドウフレーム108のコーナー部108a
においては、チャンネル部材109は設けられておら
ず、インナーパネル110とアウターパネル111のみ
で構成され、各パネル110,111の端縁がフランジ
部107を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来構
成のガラスラン101においては、図7に示すように、
側壁部103が底壁部104に対してほぼ直角に延びて
いる。また、その側壁部103は、全体にほぼ均一な肉
厚となっている。このため、前記のように、ガラスラン
101をウインドウフレーム108に装着するために、
コーナー部101aをさらに鋭角に折り曲げたとき、保
持リップ106の変形が不安定なものとなる。すなわ
ち、前記折り曲げに伴って、側壁部103が内側にも外
側にも変形することができ、その変形方向が一定しな
い。
【0005】ここで、図7において、二点鎖線で示すよ
うに、その側壁部103が内側に変形すると、その側壁
部103の先端から外方に向かって延長された車外側の
保持リップ106は、側壁部103側に引っ張られるよ
うに変形し、その先端が閉じてしまう。この状態のまま
ガラスラン101をウインドウフレーム108に組み付
けようとすれば、本来フランジ部107の外側面に当接
するはずの保持リップ106がフランジ部107の内側
に潜り込んでしまうことがある。このため、そのフラン
ジ部107を保持リップ106と側壁部103とにより
挟持することができず、ガラスラン101のウインドウ
フレーム108に対する装着が困難なものとなるという
問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、保持リップの先端における側壁部側への変形が抑
制され、ウインドウフレームへの組付性が向上されたガ
ラスランを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1に記載の発明は、車両のウインドウフ
レームに形成された一対のフランジ部間に収容される断
面コの字状の基部と、その基部の両端からその基部の内
方へ延びる一対のシールリップと、前記基部の両端から
その基部の外方へ延びる一対の保持リップとを有したガ
ラスランにおいて、前記ウインドウフレームのコーナー
部に対応するコーナー対応部に、その内角が小さくなる
方向への折り曲げに伴う前記保持リップの移動方向を規
制する規制手段を設けたことを要旨とするものである。
【0008】この本願請求項1に記載の発明では、前記
折り曲げに伴う保持リップの変形方向を一定にすること
ができて、その保持リップの先端が閉じてしまうのを回
避することができる。
【0009】また、本願請求項2に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記基部は底壁部と一
対の側壁部とからなり、前記規制手段は、少なくとも一
方の側壁部と底壁部との間に形成され、側壁部から底壁
部の中央側に向かって傾斜する傾斜壁部からなることを
要旨とするものである。
【0010】この本願請求項2に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明の作用に加えて、前記コーナー対
応部の内側への折り曲げにより傾斜壁部に連続する側壁
部が外側へはね上げられる。これに伴って、保持リップ
は、その先端が開かれる方向に変形される。
【0011】また、本願請求項3に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記基部は底壁部と一
対の側壁部とからなり、前記規制手段は、少なくとも一
方の側壁部の底壁部側に形成された薄肉部からなること
を要旨とするものである。
【0012】この本願請求項3に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明の作用に加えて、前記コーナー対
応部の内側への折り曲げにより薄肉部が座屈され、側壁
部が底壁部側に縮むように変形される。これ伴って、保
持リップは、その先端が開かれる方向に変形される。
【0013】また、本願請求項4に記載の発明は、前記
請求項2または請求項3に記載の発明において、前記規
制手段における前記側壁部の折り曲げ点を、前記側壁部
の外表面の延長面より前記底壁部の中央側に配置したこ
とを要旨とするものである。
【0014】この本願請求項4に記載の発明では、前記
請求項2または請求項3に記載の発明の作用に加えて、
前記コーナー対応部の内側への折り曲げにより、側壁部
の先端が外側に移動するようにその側壁部が変形され
る。これ伴って、保持リップは、その先端が開かれる方
向に変形される。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下に、本発明
のガラスランの第1実施形態について図1〜図3及び図
8に基づいて説明する。
【0016】図1及び図2に示すように、車両のドア
は、インナーパネル12と、アウターパネル13と、両
パネル12,13間に介在されるチャンネル部材14と
からなっている。前記インナーパネル12とチャンネル
部材14は、車内側フランジ部15において接合されて
いる。また、前記アウターパネル13とチャンネル部材
14は、車外側フランジ部16において接合されてい
る。なお、コーナー部においては、従来と同様にチャン
ネル部材14は設けられておらず、両パネル12,13
のフランジ部15,16だけで構成されている。そし
て、これらのフランジ部15,16により、前記ドアに
おけるウインドウフレーム17が構成されている。この
ウインドウフレーム17の下辺部を除く他の辺部の内周
側に沿って、例えばゴム、熱可塑性エラストマー製のガ
ラスラン21が取り付けられる。
【0017】このガラスラン21の大部分は、公知の押
出成形法により成形され、所定の長さに裁断された押出
成形部22により構成される。また、隣接配置される前
記押出成形部22の間は公知の射出成形法によって形成
された型成形部23により接続されている。この型成形
部23は、ウインドウフレーム17のコーナー部に対応
するコーナー対応部を構成している。
【0018】前記押出成形部22には、中央に断面略コ
の字状の基部としての一般基部24が形成されている。
一般基部24は一般底壁部25と一般側壁部26とから
構成され、その一般側壁部26の先端からは一対のシー
ルリップ27が一般底壁部25に向けて突出形成されて
いる。このシールリップ27は、ドアガラス18の車内
外両面に対して摺動可能に圧接するようになっている。
このシールリップ27は、ガラスラン21内におけるド
アガラス22の昇降を案内するとともに、ドアガラス2
2が閉止された状態で車内外をシールするようになって
いる。
【0019】また、前記一般側壁部26の両外側には、
保持リップとしての車内側保持リップ28及び同じく保
持リップとしての車外側保持リップ29がそれぞれ形成
されている。車内側保持リップ28は、前記インナーパ
ネル12の外側面と当接するとともに、前記一般側壁部
26とで前記車内側フランジ部15を両面から挟持して
いる。車外側保持リップ29は、前記アウターパネル1
3の外側面と当接している。そして、車外側保持リップ
29は、前記一般側壁部26の外側に形成された挟持用
突部30とで、前記車外側フランジ部16を両面から挟
持している。なお、この状態では、前記一般基部24
は、前記チャンネル部材14内に収容されている。
【0020】図1及び図3に示すように、前記型成形部
23は、中央に断面略コの字状の基部としてのコーナー
基部33が形成されている。この型成形部23は、ガラ
スラン21のウインドウフレーム17に対する組付時に
おける基準となる基準型成形部23aを含んでいる。前
記コーナー基部33は、前記一般底壁部25及び一般側
壁部26にそれぞれ連続するように形成されたコーナー
底壁部34とコーナー側壁部35とから構成されてい
る。そのコーナー側壁部35の先端からも、前記一般側
壁部26と同様に、シールリップ27及び両保持リップ
28,29が形成されている。
【0021】コーナー底壁部34と車外側のコーナー側
壁部35aとの間には、同側壁部35aから同底壁部3
4の中央側に向かって傾斜する規制手段としての傾斜壁
部36が形成されている。この傾斜壁部36は、コーナ
ー基部33外周の円弧部分33aに対応するように平面
扇形状に形成されている。また、この傾斜壁部36は、
型成形部22の内角、つまり図1において一点鎖線で示
すシールリップ27の下端縁の延長線同士のなす角αの
対向角βの範囲をカバーしている。さらに、この傾斜壁
部36は、その肉厚が前記コーナー側壁部35aとほぼ
同等となるように形成されている。この傾斜壁部36の
存在により、コーナー底壁部34及び車外側のコーナー
側壁部35aは、それぞれ前記一般底壁部25及び一般
側壁部26の半分程度の長さとなっている。傾斜壁部3
6の先端には、前記一般側壁部26上の挟持用突部30
に連続する挟持用突部37が外方に延びるように形成さ
れている。
【0022】この型成形部23においては、車内側保持
リップ28とコーナー側壁部35とが前記車内側フラン
ジ部15を挟持し、車外側保持リップ29と前記挟持用
突部37とが前記車外側フランジ部16を挟持するよう
になっている。
【0023】さて、本実施形態のガラスラン21をウイ
ンドウフレーム17に装着する場合には、図8に示す前
記従来構成とほぼ同様に、まず基準となるウインドウフ
レーム17の基準コーナー部17aと、ガラスラン21
の基準型成形部23aとを対応させる。この状態で、ガ
ラスラン21を、その基準型成形部23aの内角αがよ
り鋭角となるように、つまりガラスラン21を基準型成
形部23aを中心に折り畳むように折り曲げる。
【0024】そして、基準型成形部23aの中心を基準
コーナー部17aの中心に一致させるように、折り曲げ
られたガラスラン21のコーナー基部33をウインドウ
フレーム17の両フランジ部15,16間に収容する。
そして、ガラスラン21の折り曲げを解除して、そのガ
ラスラン21の車内側保持リップ28とコーナー側壁部
35とによりウインドウフレーム17の車内側フランジ
部15挟持させる。これと同時に、車外側保持リップ2
9と挟持用突部37とにより、車外側フランジ部16を
挟持させる。
【0025】次いで、この基準型成形部23aに連続す
る押出成形部22を順にウインドウフレーム17に対し
て組み付けることにより、ガラスラン21の装着作業が
終了する。
【0026】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な作用及び効果を得ることができる。 (イ) 本実施形態のガラスラン21では、ウインドウ
フレーム17のコーナー部に対応する型成形部23に、
その内角αが小さくなるように折り曲げたときに、車外
側保持リップ29の移動方向を規制する傾斜壁部36が
設けられている。
【0027】このため、前記折り曲げに伴う車外側保持
リップ29の変形方向を一定にすることができて、車外
側保持リップ29の先端が閉じてしまうのを回避するこ
とができる。従って、車外側保持リップ29の先端が、
ウインドウフレーム17の車外側フランジ部16の内側
に潜り込んだりすることがなく、ガラスラン21のウイ
ンドウフレーム17に対する組付性を向上することがで
きる。
【0028】(ロ) 本実施形態のガラスラン21で
は、コーナー基部33において、車外側のコーナー側壁
部35aとコーナー底壁部34との間に、同側壁部35
aから同底壁部34の中央側に向かって傾斜する傾斜壁
部36が形成されている。
【0029】このため、型成形部23を内側に折り曲げ
たときに、てこの原理により傾斜壁部36に連続するコ
ーナー側壁部35aが外側へはね上げられる。これに伴
って、車外側保持リップ29は、その先端が開かれる方
向、すなわち前記コーナー側壁部35aから離間するよ
うに変形される。従って、型成形部23の内側への折り
曲げにより、車外側保持リップ29の先端を確実に開か
せることができる。
【0030】しかも、ガラスラン21をウインドウフレ
ーム17に対して組み付ける際に、前記傾斜壁部36を
ガイドとして、コーナー基部33をウインドウフレーム
17の両フランジ部15,16間に容易に収容すること
ができる。従って、ガラスラン21の組付性を一層向上
することができる。
【0031】(ハ) 本実施形態のガラスラン21で
は、車外側のコーナー側壁部35aを傾斜壁部36を介
してコーナー底壁部34に接続されている。これによ
り、型成形部23が内側に折り曲げられたときにおける
コーナー側壁部35aの折り曲げ点が、その側壁部35
aの外表面の延長面よりコーナー底壁部34の中央側に
配置されることになる。
【0032】このため、型成形部23の内側への折り曲
げにより、車外側のコーナー側壁部35aの先端が外側
に移動するようにその側壁部35aが変形され、車外側
保持リップ29の先端が前記側壁部35aから離間する
方向に移動される。従って、車外側保持リップ29の外
側への変形を一層確実なものとすることができる。
【0033】(ニ) 本実施形態のガラスラン21で
は、ウインドウフレーム17への取付時において基準と
なる基準型成形部23aに、傾斜壁部36が設けられて
いる。このため、ガラスラン21をウインドウフレーム
17に対して、容易かつ確実に位置決めしつつ、組み付
けることができる。
【0034】(ホ) 本実施形態のガラスラン21で
は、傾斜壁部36が、型成形部23の内角αの対向角β
の範囲をカバーする平面扇形状に形成されている。この
ため、傾斜壁部36におけるガラスラン21の折り曲げ
方向に沿った変形を容易なものとすることができ、車外
側のコーナー側壁部35aの先端における移動方向の規
制をより確実に行うことができる。
【0035】(第2実施形態)図4に示すように、この
第2実施形態のガラスラン41では、前記第1実施形態
の構成に加えて、傾斜壁部36と車外側のコーナー側壁
部35aとの接続部分42の内側に屈曲補助溝43が形
成されている。この屈曲補助溝43は、前記両壁部3
6,35aの屈曲を補助するものである。このため、型
成形部23が内側に折り曲げられたときに、前記コーナ
ー側壁部35aがさらに外方に向かって跳ね上がりやす
いものとなる。
【0036】従って、本実施形態によれば、前記第1実
施形態における(イ)〜(ホ)に記載の効果に加えて、
以下のような効果を得ることができる。 (ヘ) 本実施形態のガラスラン41では、傾斜壁部3
6と車外側のコーナー側壁部35aとの接続部分42
に、屈曲補助溝43が設けられている。
【0037】このため、型成形部23を内側に折り曲げ
ることにより、車外側保持リップ29の先端をさらに容
易に開かせることができる。従って、ガラスラン41の
ウインドウフレーム17に対する組付性を一層向上させ
ることができる。
【0038】(第3実施形態)図5に示すように、この
第3実施形態のガラスラン46では、前記第1実施形態
の傾斜壁部36の構成に代えて、規制手段としての薄肉
部47が形成されている。すなわち、コーナー底壁部3
4と車外側のコーナー側壁部35aとが、前記薄肉部4
7を介して接続されている。この薄肉部47は、前記コ
ーナー側壁部35aの内周側に凹部48を設けることに
よりなっている。
【0039】従って、本実施形態によれば、前記第1実
施形態における(イ)及び(ニ)に記載の効果に加え
て、以下のような効果を得ることができる。 (ト) 本実施形態のガラスラン46では、車外側のコ
ーナー側壁部35aのコーナー底壁部34側に、薄肉部
47が設けられている。
【0040】このため、型成形部23を内側に折り曲げ
ると、薄肉部47が座屈され、前記コーナー側壁部35
aがコーナー底壁部34側に縮むように変形される。こ
れにより、車外側保持リップ29の基端側が引っ張れた
状態となって、その先端側は前記側壁部35aから離間
する方向に変形される。従って、型成形部23の内側へ
の折り曲げにより、車外側保持リップ29の先端を確実
に開かせることができる。
【0041】(第4実施形態)図6に示すように、この
第4実施形態のガラスラン51では、前記第3実施形態
の凹部48の構成に代えて、車外側のコーナー側壁部3
5aのコーナー底壁部34側の外表面上に、複数の平行
溝52が凹設されている。そして、この平行溝52の存
在により、複数の短い規制手段としての薄肉部53が構
成されている。
【0042】従って、本実施形態によれば、前記第3実
施形態とほぼ同様の効果に加えて、以下のような効果を
得ることができる。 (チ) 本実施形態のガラスラン51では、車外側のコ
ーナー側壁部35aの薄肉部53が、前記側壁部35a
の外周面上に形成された平行溝52により構成されてい
る。
【0043】従って、型成形部23を製造するための金
型の構成を簡素なものとすることができて、前記薄肉部
53を容易に形成することができる。 (変更例)なお、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。
【0044】・ 前記各実施形態では、傾斜壁部36ま
たは薄肉部47,53を車外側のコーナー側壁部35a
側に設けたが、車内側または両方のコーナー側壁部35
側にもうけてもよい。なお、傾斜壁部36または薄肉部
47,53を車内側のコーナー側壁部35側に設けた場
合、車内側保持リップ28の車内側フランジ部16に対
する組付性を向上することができる。
【0045】・ 前記各実施形態では、傾斜壁部36ま
たは薄肉部47,53を、全ての型成形部23に対して
設ける構成としたが、基準型成形部23aのみに設け、
他の型成形部23は押出成形部22と同様の形状をなす
ように構成してもよい。
【0046】・ 前記第1及び第2実施形態では、傾斜
壁部36を平面扇形状に形成したが、傾斜壁部36をそ
の両端部が平行になるように形成してもよい。 ・ 前記第3実施形態では、薄肉部47をコーナー側壁
部35aの内周面側に凹部48を形成することにより構
成したが、コーナー側壁部35aの外周面側に凹部48
を形成することにより構成してもよい。
【0047】次に、前記各実施形態及び変更例から把握
できる請求項に記載した発明以外の技術的思想につい
て、それらの効果と共に以下に記載する。 (1) 前記規制手段を前記コーナー対応部の内角の対
向角にほぼ相当する範囲に設けた請求項1〜請求項5の
うちいずれか一項に記載のガラスラン。
【0048】(2) 前記規制手段を扇形をなすように
形成した請求項1〜請求項5及び前記(1)のうちいず
れか一項に記載のガラスラン。従って、これら(1)及
び(2)に記載の発明によれば、規制手段における折り
曲げ方向に沿った変形を容易なものとすることができ、
側壁部の先端における移動方向の規制をより確実に行う
ことができるという効果が得られる。
【0049】(3) 前記傾斜壁部と側壁部との接続部
分に、その傾斜壁部と側壁部との屈曲を補助する屈曲補
助手段をさらに設けた請求項2、前記(1)及び前記
(2)のいずれか一項に記載のガラスラン。
【0050】従って、この(3)に記載の発明によれ
ば、保持リップの先端をさらに容易に開かせることがで
きるという効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1に記
載の発明によれば、保持リップの先端が閉じてしまうの
を回避することができ、ガラスランのウインドウフレー
ムに対する組付性を向上することができる。
【0052】また、本願請求項2及び請求項3に記載の
発明によれば、前記請求項1に記載の発明の効果に加え
て、前記コーナー対応部の内側への折り曲げにより、保
持リップの先端を確実に開かせることができる。
【0053】また、本願請求項4に記載の発明によれ
ば、前記請求項2または請求項3に記載の発明と組み合
わせることにより、前記保持リップの外側への変形を一
層確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のガラスランを示す斜視図。
【図2】 図1のガラスランを組み付けた車両のドアを
示す側面図。
【図3】 図1の3−3線端面図。
【図4】 第2実施形態のガラスランの主要部を示す端
面図。
【図5】 第3実施形態のガラスランの主要部を示す端
面図。
【図6】 第4実施形態のガラスランの主要部を示す端
面図。
【図7】 従来のガラスランの主要部を示す端面図。
【図8】 ガラスランの組付方法を示す説明図。
【符号の説明】
15…フランジ部としての車内側フランジ部、16…フ
ランジ部としての車外側フランジ部、17…ウインドウ
フレーム、17a…コーナー部としての基準コーナ部、
21,41,46,51…ガラスラン、23…コーナー
対応部としての型成形部、23a…基準となるコーナー
対応部としての基準型成形部、24…基部としての一般
基部、25…底壁部としての一般底壁部、26…側壁部
としての一般側壁部、27…シールリップ、28…保持
リップとしての車内側保持リップ、29…保持リップと
しての車外側保持リップ、33…基部としてのコーナー
基部、34…底壁部としてのコーナー底壁部、35…側
壁部としてのコーナー側壁部、36…傾斜壁部、47,
53…薄肉部、α…内角。
フロントページの続き (72)発明者 磯部 久章 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 Fターム(参考) 3D127 AA19 BB01 CB01 CB02 CB05 CC05 CC13 DD12 DE01 DE07 DE12 DE17 EE02 EE15 EE16 EE25 GG03 GG05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のウインドウフレームに形成された
    一対のフランジ部間に収容される断面コの字状の基部
    と、その基部の両端からその基部の内方へ延びる一対の
    シールリップと、前記基部の両端からその基部の外方へ
    延びる一対の保持リップとを有したガラスランにおい
    て、 前記ウインドウフレームのコーナー部に対応するコーナ
    ー対応部に、その内角が小さくなる方向への折り曲げに
    伴う前記保持リップの移動方向を規制する規制手段を設
    けたガラスラン。
  2. 【請求項2】 前記基部は底壁部と一対の側壁部とから
    なり、前記規制手段は、少なくとも一方の側壁部と底壁
    部との間に形成され、側壁部から底壁部の中央側に向か
    って傾斜する傾斜壁部からなる請求項1に記載のガラス
    ラン。
  3. 【請求項3】 前記基部は底壁部と一対の側壁部とから
    なり、前記規制手段は、少なくとも一方の側壁部の底壁
    部側に形成された薄肉部からなる請求項1に記載のガラ
    スラン。
  4. 【請求項4】 前記規制手段における前記側壁部の折り
    曲げ点を、前記側壁部の外表面の延長面より前記底壁部
    の中央側に配置した請求項2または請求項3に記載のガ
    ラスラン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012111403A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd グラスラン
JP2012148696A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ドアグラスラン
JP2015024767A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 スズキ株式会社 ガラスラン取付構造

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