JP2000281171A - ウェーハ押え部材およびこのウェーハ押え部材を備えたウェーハ収納容器 - Google Patents

ウェーハ押え部材およびこのウェーハ押え部材を備えたウェーハ収納容器

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JP2000281171A
JP2000281171A JP8724799A JP8724799A JP2000281171A JP 2000281171 A JP2000281171 A JP 2000281171A JP 8724799 A JP8724799 A JP 8724799A JP 8724799 A JP8724799 A JP 8724799A JP 2000281171 A JP2000281171 A JP 2000281171A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハの上縁部を押えて円滑にかつ確実に
保持できるとともに、構成が簡単で製造コストが安い、
ウェーハ押え部材およびこのウェーハ押え部材を備えた
ウェーハ収納容器の提供。 【解決手段】 一対の係止片8f、8gによって構成さ
れる係止溝8aにウェーハを誘導するに際して、一方の
係止片8f(8g)に隣接して設けられたガイド片8k
の傾斜面8jによってウェーハをガイドして係止片8f
(8g)の傾斜面8d(8e)に導くことにより、従来
のように、ウェーハが隣接する弾性片のガイド片に同時
に接触して円滑にガイドされないような事態を招くこと
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のウェーハを
収容するウェーハ収納容器の上蓋に取り付けられて、ウ
ェーハの上縁部を保持するウェーハ押え部材およびこの
ウェーハ押え部材を備えたウェーハ収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハ(以下、単にウェーハと
いう)はシリコン等の単結晶インゴットを軸線に直交す
る方向に薄くスライスして得られるが、これは薄くて脆
く、しかも汚染を極端に嫌うため、その搬送には充分な
配慮が必要である。すなわち、ウェーハをクリーンな状
態で輸送するために、ウェーハをウェーハ収納インライ
ンバスケット(内箱)に入れた状態でウェーハ収納容器
(輸送用ウェーハ出荷ボックス)に収納し、これに、上
蓋をかぶせて気密状態に封じ込め、さらに、ウェーハ収
納容器の外部を包装し衝撃を緩和する緩衝材とともに段
ボール梱包して、輸送する。そして、上記輸送中や保管
中等において、振動等によりウェーハがウェーハ収納容
器に対して移動しないようにするために、上記上蓋に
は、ウェーハ収納容器内に収容された複数のウェーハの
各上縁部を弾性片でそれぞれ押えるウェーハ押え部材
(上部緩衝部材)が設けられている。
【0003】以下、この種のウェーハ収納容器の従来例
について、2つの例(実公平6−2272号公報および
特開平5−63065号公報)をあげて説明する。
【0004】実公平6−2272号公報に記載のウェー
ハ収納容器は、図10に示すように、上蓋51と容体5
2と内箱53とから構成され、上蓋51と容体52との
それぞれの開口周縁には帯状段部54、55があって、
パッキン56を介して互いに係合閉止できるようになっ
ている。内箱53はその断面形状が椀状をしていて、そ
の椀側部に相当する上部側壁57、57の内側にはウェ
ーハWの配列方向に多数のひだ58・・・が互いに対称
に設けられていて、それぞれの隣接するひだ58、58
間にウェーハW・・・を、その左右両側縁で個別に収容
し得るようになっている。一方、上蓋51の下面には上
部緩衝板60が着脱自在に装着されており、各ウェーハ
W・・・の上縁部を弾性的に保持し輸送中の振動に備え
るようになっている。
【0005】図11はこの上部緩衝板60の詳細を示す
もので、これは、たとえば、四角形の枠体61と、内箱
53の上部側壁57、57に平行して吊設されている一
対の下降壁62、62とそれぞれの下縁部より内側方に
相対して延出する多数の短冊状の弾性片63・・・とか
ら構成されていて、それぞれの弾性片63・・・の先端
部下面には各ウェーハW・・・の上縁部を係止するため
の係止片64が設けられている。この係止片64は互い
に断面が対称の一組の側壁65、66からなっていて、
同図(c)に示されるように、その側面は全体としてM
字状を呈している。この係止片64を構成する一組の側
壁65、66は各弾性片63・・・の両側の斜め方向に
相対して設けられ、また弾性片63aの一方の側壁65
aが、これに隣接する弾性片63bの他の側壁66bと
側面から見て互いに一部が重なり合う位置に隣接して設
けられていて、各側壁65、66が弾性片全体として平
面千鳥状を呈するように配設されている。
【0006】上記構成において、多数のウェーハWを内
箱53のひだ58・・・に沿って個別に挿入する際に、
図11(c)に示されるように、その上縁部Wcが弾性
片63aと63bの隙間Pにはまり込む恐れがなく、各
係止片64の一組の側壁65、66の間に収めることが
できる。一方、上部緩衝板60によって支持されたウェ
ーハWは、その上縁部Wcを上蓋51の内部下面に設け
られた上部緩衝板60の係止片64により、また左右両
側縁を内箱53の左右両側壁57、57に設けられたひ
だ58、58・・・間により、それぞれ個別に支持され
るため、ウェーハWの輸送中または取扱い中における振
動に充分に対応し、ウェーハWが上部緩衝板60の係止
片64から外れて他の部品と接触し微粉を発生したり、
損傷を受ける恐れがない。
【0007】一方、特開平5−63065号公報に記載
のウェーハ収納容器は、図18および図19に示すよう
に、外箱71と、該外箱71内に収容される内箱72
と、ウェーハ押え73を含んでいる。外箱71は、本体
71Aと上蓋71Bとで構成され、上蓋71Bは本体7
1Aにかぶせられて本体71Aと接合一体化されるが、
両者の間にはパッキンが介在するため、上蓋71Bを閉
じた状態では外箱71は密閉状態に保たれる。また、上
記内箱72は複数枚のウェーハWを整然と収容するもの
であって、これの上部は開口し、その相対向する側壁の
内側には縦方向に長い複数のリブがウェーハの配列方向
に適当なピッチで突設されており、これらのリブの間に
は仕切り溝が形成されている。而して、ウェーハは側壁
にそれぞれ形成された相対向する一対の仕切り溝に嵌め
込まれて収容される。
【0008】ここで、ウェーハ押え73の構成の詳細を
図12〜図17に基づいて説明する。なお、図12はウ
ェーハ押え73の正断面図、図13は図12の右側面
図、図14は図12の下面図、図15は図14のXV部
拡大詳細図、図16は図15のXVI−XVI線断面
図、図17は図15のXVII−XVII線断面図であ
る。ウェーハ押え73は、摩擦係数の大きな熱可塑性エ
ラストマー(ポリエステル系)等で一体成形され、これ
は矩形の枠体75を有しており、該枠体75の下面に
は、内側に向かって側面くの字状に折曲された複数の弾
性片76・・・がウェーハWの配列方向(図12の紙面
垂直方向)に左右2列に高密度に配列され吊設されてい
る。また、枠体75の左右一対の弾性片76・・・の列
の中央部には、ウェーハWの配列方向に長いオリフラ押
え77が設けられている。このオリフラ押え77はウェ
ーハWのオリエンテーションフラット(オリフラ)Wa
を押さえるためのものである。
【0009】弾性片76・・・の自由端(ウェーハWと
の当接部)の下面には、図15〜図17に示すように、
ウェーハWの配列方向(図15の左右方向)に相対向す
る櫛歯状の係止片78a・・・、78b・・・および係
止片79a・・・、79bが下方(図17においては上
方)に向かって広がるように突設されている。すなわ
ち、図15に示す一つの弾性体76Aにはそれぞれ3本
の係止片78a・・・、78bが形成され、該弾性片7
6Aに隣接する弾性片76B、76Cにはそれぞれ4本
の係止片79a・・・、79bが形成されている。そし
て、図15に示すように、弾性片76Aの一方の係止片
78a・・・と弾性片76Bの係止片79b・・・及び
弾性片76Aの他方の係止片78b・・・と弾性片76
Cの係止片79a・・・とは互いに噛み合っており、図
17に示すように、これら係止片78a・・・と79b
・・・及び係止片78b・・・と79a・・・とは側面
視で互いにオーバーラップしている。
【0010】また、図17に示すように、各弾性片76
において係止片78a・・・と係止片78bおよび係止
片79a・・・と係止片79b・・・の相対向する面は
斜面を構成しており、これらの係止片78a・・・と係
止片78bおよび係止片79a・・・と係止片79b・
・・の間には下方(図17においては上方)に向かって
広がる溝(ウェーハWが嵌合すべき溝)82・・・が形
成されている。
【0011】図18に示すように複数枚のウェーハW・
・・を図の紙面垂直方向に配列して収容する内箱72
は、外箱71の本体71A内に収容され、その後に上蓋
71Bが図19に示すように本体71Aにかぶせられて
固定されると、該上蓋71Bに取り付けられたウェーハ
押え73は、ウェーハW・・・の上縁部を押えてこれら
ウェーハW・・・を弾性的に保持する。すなわち、ウェ
ーハ押え73の左右一対の弾性片76、76はウェーハ
Wの上縁部に当接してその弾性力でウェーハWを下方へ
押圧して該ウェーハWを弾性的に支持する。このとき、
ウェーハWは、その上縁部が弾性片76、76に突設さ
れた係止片78a・・・、78b・・・および係止片7
9a・・・、79b・・・の間の溝82、82に嵌まり
込んで支持されるが、前述のように係止片78a・・・
と係止片79b・・・及び係止片78b・・・と係止片
79a・・・とは噛み合って側面視で互いにオーバーラ
ップしており、このオーバーラップする部分は隣接する
ウェーハW、Wの間の中央において山の頂部を形成する
ため、ウェーハWは弾性片76、76の間の隙間に落ち
込むことなく、上蓋71Bを閉じた時点でたとえば図1
7の鎖線にて示す位置にあったウェーハWは係止片78
a・・・に沿って溝82の中央に自動的に位置せしめら
れる。この結果、全てのウェーハW・・・は弾性片76
・・・の溝82・・・に嵌まり込んでその上縁を保持さ
れ、弾性片76・・・の間に挟まれることがないため、
損傷を受けることがない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公平6−2272号公報に記載の従来例では、係止片を
M字状を呈する一組の側壁から構成するので、この側壁
の形状が複雑になってコストが嵩み、また、上記特開平
5−63065号公報に記載の従来例では、係止片を櫛
歯形状にして互いに噛み合わせるものなので、やはり、
構造が複雑化し、製造コストが嵩むことになる。さら
に、上記各従来例においては、弾性片の先端部のみに設
けられた係止片が、ウェーハを溝に装着するためのガイ
ドの役目の他に、上記溝を形成する役目も兼ねているの
で、ウェーハの上縁部を確実に保持するためには、係止
片の全長に渡り上記溝の方向を精度よく形成しなければ
ならず、ウェーハ押え部材を作製するための金型として
精度の高い高価なものを用いる必要があり、結果的に、
製造コストのさらなる増加が伴うことになる。
【0013】そこで、本出願人は、上記問題を解消する
ものとして、新規のウェーハ収納容器のウェーハ押え部
材を提案した(特願平8ー311046号参照)。この
ウェーハ収納容器について、図20〜図26を参照して
説明する。図20の(a)、(b)はそれぞれ、ウェー
ハ収納容器の正面図および側面図である。図21は図2
0に示したウェーハ収納容器の係止構造を示す図であっ
て、第1および第2の双方のフック部材19、20が上
蓋24に係止されている状態を示している。図22は図
21に示したウェーハ押え部材の正面図、図23は図2
2の下面図、図24は図23のXXIV−XXIV線矢
視図、図25は図23の要部である各弾性片の拡大図、
図26はウェーハの上縁部が係止溝に保持されるまでの
過程を説明するための図である。
【0014】まず、図20および図21に示すように、
平面視略矩形の上蓋24は、その互いに相対向する位置
において、後述する一対の係止機構A、Aにより、外箱
本体25に係止されるようになっている。そして、これ
らの上蓋24および外箱本体25とで、ウェーハ収納容
器が構成され、複数枚のウェーハWを整然とした状態で
収納するようになっている。
【0015】複数枚のウェーハWは、外箱本体25内に
設けた中仕切りと呼ばれる内箱(バスケット)33に整
然と収容されている。内箱33の上部は開口し、その相
対向する一対の側壁の内側には縦方向に長い複数のリブ
34がウェーハWの配列方向(図21では図面に垂直な
方向)に適当なピッチで突設されており、これらのリブ
34の間には複数の仕切溝が形成されている。そして、
各ウェーハWは、上記側壁壁にそれぞれ形成された相対
向する一対の仕切溝に嵌め込まれて整然と並べられてい
る。そして、上蓋24が外箱本体25に密着している状
態において、上蓋24の天板部24cの下面には、上記
整然と並べられた各ウェーハWのそれぞれの上縁部に当
接して押さえるための複数の弾性片(ウェーハ押さえ
片)36を有するウェーハ押さえ部材(上部緩衝部材)
35が装着されている。これにより、ウェーハ収納容器
の輸送時等においても、ウェーハWが安定に保持されて
移動したりしない。
【0016】さらに、図21に示すように、上蓋24の
下端開口周縁部は、内外二重壁を構成する内側壁24b
と外側壁24aとを有する突出部(フランジ部)24e
が形成されている。また、外箱本体25の上端の開口周
縁部にも、同じく内外二重壁を構成する内側壁25bと
外側壁25aとが形成されている。なお、符号25c
は、外箱本体25の上部を取り囲む大径側壁を示してい
る。図示のように、上蓋24が外箱本体25の上端開口
部にかぶせられて係止されている状態においては、上蓋
24および外箱本体25の各外側壁24a、25aは互
いに嵌合しているとともに、上蓋24および外箱本体2
5の各内側壁24a、25aも互いに嵌合している。外
箱本体25の内外側壁25b、25aで囲まれる環状の
空間は、シール部材(たとえばOリング)26を装着す
るためのシール部材装着溝28になっている。一方、上
蓋24の突出部24eの下面には、上記シール部材26
に押圧する断面逆山形の突起27が環状に形成されてい
る。この突起27の下端がシール部材26に線接触にて
押圧し、シール部材26とのシール作用によって上蓋2
4と外箱本体25との接合部からウェーハ収納容器内へ
の外気の浸入が防止されている。
【0017】また、係止機構Aについて図21を参照し
て簡単に説明すると、外箱本体25の相対向する側壁に
はブラケット31が一体的にそれぞれ設けられており、
各ブラケット31にはピン部材32を介して第1のフッ
ク部材19の下端部が回動自在(矢印B方向参照)に設
けられている。この第1のフック部材19は側面視(図
20(b)図示)でほぼ凹型のものであり、その上部凹
部には、第2のフック部材20の下端部がピン部材30
を介して回動自在(矢印C方向参照)に支持されてい
る。上蓋24の側壁24dには空気流通穴40が形成さ
れ、この空気流通穴40は、図21の状態時には、上記
側壁24dが第2のフック部材20により押圧されてい
ることにより密閉されている。
【0018】第1のフック部材19の上端部両側は、上
蓋24の突出部(フランジ部)24eの上面と係止可能
な突出部24f、24gになっている(図20(b)参
照)。一方、第2のフック部材20はほぼ「く」字型に
屈曲形成されたものであり、その上端部で上蓋24の天
板部24cに係止可能である。符号37は上蓋24に設
けられた押し上げ突起を示している。この押し上げ突起
37は、上記上蓋24の側壁24dの、第2のフック部
材20と重なる位置に、側方へ突出するように一体的に
設けられている。そして、第2のフック部材20には、
上記天板部24cに係止されている状態において、上記
押し上げ突起37が入り込むような凹み部20aが形成
されている。
【0019】さらに、図22〜図26に示すように、上
蓋24の下面に着脱自在に装着されたウェーハ押え部材
35は、その本体35aの両側から下方へ垂設されて略
「く」字状に広がる短冊状の弾性片36を複数備えてい
る。ウェーハ押え部材35の片側(たとえば図22およ
び図23中の左側)において、弾性片36の数は収容す
るウェーハWの数と等しい数となっており、上記の弾性
片36はウェーハ押え部材35の両側に設けられている
ので、弾性片36の総数はウェーハの最大収容数の2倍
と等しい。なお、上蓋24が外箱本体(容器本体)25
に係止されている状態では、各弾性片36は各ウェーハ
Wより力を受け、両側の弾性片36のなす角度θ(図2
2参照)はほぼ90゜になっている。なお、ウェーハ押
え部材35は、摩擦係数の大きな樹脂、たとえば熱可塑
性エラストマー(ポリエステル系)で一体成形されたも
のである。
【0020】特に、図25および図26に示すように、
各弾性片36の先端部下面の幅方向の両端部に、ウェー
ハWの上縁部をガイドするための内側に傾斜する傾斜面
48a、48bをそれぞれ有する一対のガイド片41
a、41bが、上記弾性片36の長さ方向に互い違いに
設けられ、隣接する弾性片36の隣接するガイド片41
b、41aの一部は弾性片の幅方向に重なり合ってい
る。本例では、この重なり量(オーバーラップ量)H
(図25参照)は弾性片36間の隙間量と等しくなって
いる。なお、各ガイド片41a、41bの幅方向両側の
下面は平坦部43、44になっている。
【0021】弾性片36のガイド片41a、41bより
も根元側の下面に、ウェーハWの上縁部を押えるための
内側に傾斜する傾斜面49a、49bをそれぞれ有する
一対の係止片42a、42bが設けられている。この一
対の係止片42a、42bの間にウェーハ装着溝(係止
溝)47が形成されている。なお、各係止片42a、4
2bの幅方向両側の下面は平坦部45、46になってお
り、傾斜面49a、49bの傾斜角度は傾斜面48a、
48bのそれよりも大きくなっている。
【0022】上記のように構成されたウェーハ収納容器
において、複数枚のウェーハWを収容した内箱33を外
箱本体25内に装着した状態で、この外箱本体25に上
蓋24をかぶせると、図26に示すように、ウェーハW
(二点鎖線で示す)の上縁部は、対応する一対のガイド
片41a、41bのいずれかの傾斜面48a、48bに
当接する。隣接する弾性片36の隣接するガイド片41
b、41aの一部は上記弾性片36の幅方向に重なり合
っているので、ウェーハWの上縁部が隣接する弾性片3
6間に挿入される恐れはない。この状態では、ウェーハ
Wから弾性片36におよぼされる力は小さいので、弾性
片36は大きくは変形せず、両側の弾性片36のなす角
度θ(図22参照)は90゜より小さくなっている。第
1のフック部材19を収納容器側に回動させて、その突
出部24f(24g)で上蓋24の突出部24eに係止
させて下方へ押圧して、上蓋24を外箱本体25に密閉
する。この際、上蓋24は若干下降して、ウェーハW
(実線で示す)の上縁部はガイド片41a、41bにガ
イドされつつ、一対の係止片42a、42b間の係止溝
47に当接されて保持される。この状態では、弾性片3
6は大きく変形し、両側の弾性片36のなす角度θ(図
22参照)はほぼ90゜になっている。そして、第2の
フック部材20を上蓋24の天板部24cに係止させる
(図21の状態)。
【0023】上述のように、各弾性片36の先端に一対
のガイド片41a、41bを互い違いに設けて、このガ
イド片41a、41bの後方に一対の係止片42a、4
2bを設けて係止溝47を形成することにより、簡単な
構成にすることができる。そして、上蓋24を下降させ
て外箱本体25に装着する際には、まず、各弾性片36
の一対のガイド片41a、41bの間にウェーハWの上
縁部が入り込み、それらの傾斜面48a、48bにより
ウェーハWは一対のガイド片41a、41b間の中間に
移動するように案内されるので、ウェーハWは係止溝4
7に円滑に入って保持される。
【0024】このように、それぞれ簡単な形状のガイド
片41a、41bおよび係止片42a、42bにそれぞ
れガイドおよび保持する機能を分担させることにより、
係止溝47の方向および幅が高精度に要求される係止片
42a、42bの長さが短くても、ウェーハWの上縁部
をまずガイド片41a、41bで案内して係止溝47に
入れることができる。そして、ウェーハ押え部材35は
金型により一体成形されるものであり、高精度を要する
係止片42a、42bの長さが短くてもよいので、この
金型の精度は低いもので済み、結果的に、製造コストが
低く済む。
【0025】ところで、上記特願平8ー311046号
に記載のウェーハ収納容器にあっては、隣接するガイド
片41a、41bどうしが重なり合っているために、傾
いたウェーハWが該ガイド片41a、41bに同時に接
触することにより、円滑にガイドされずに、ウェーハW
を引っかけてしまい、ウェーハWに傷をつけてしまう場
合があった。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ウェーハの上縁部を押え
て円滑にかつ確実に保持できるとともに、構成が簡単で
製造コストが安い、ウェーハ押え部材およびこのウェー
ハ押え部材を備えたウェーハ収納容器を提供することに
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、ウ
ェーハ収納容器の上蓋の内側に取り付けられ、ウェーハ
収納容器内に収容された複数のウェーハの各上縁部を弾
性片でそれぞれ押えて該ウェーハを保持する構成のウェ
ーハ押え部材において、上記弾性片の先端部に、上記上
蓋を閉じたときに上記ウェーハの上縁部が入り込む係止
溝を形成するために、内側に傾斜する傾斜面をそれぞれ
有しかつ互いに対向する一対の係止片が設けられている
とともに、上記弾性片の上記各係止片よりも先端側に、
上記上蓋を閉じる過程において上記ウェーハの上縁部を
上記係止溝に誘導するための傾斜面を有する1個のガイ
ド片が、上記互いに対向する一対の係止片のうち一方の
係止片に隣接して設けられ、このガイド片の先端部が凸
曲面に形成されたものである。この請求項1にあって
は、一対の係止片によって構成される係止溝にウェーハ
を誘導するに際して、一方の係止片に隣接して設けられ
たガイド片の傾斜面によってウェーハをガイドして係止
片の傾斜面に導く。これにより、従来のように、ウェー
ハが隣接する弾性片のガイド片に同時に接触して円滑に
ガイドされないような事態を招くことがない。また、凸
曲面に形成されたガイド片の先端部によって、ウェーハ
を円滑に所定方向に誘導することにより、ウェーハがよ
り傷つきにくい。
【0027】本発明の請求項2は、一枚のウェーハの上
端部を係止溝に係止する一対の弾性片が互いに離間して
設けられ、これらの弾性片に設けられたガイド片が、上
記係止されたウェーハを挟んで両側に位置してそれぞれ
設けられたものである。この請求項2にあっては、一対
の弾性片にそれぞれ設けられた1個ずつのガイド片が、
ウェーハを挟んで両側に位置しているから、これらのガ
イド片によってウェーハをガイドすることにより、ウェ
ーハを係止片の傾斜面に受け渡し、係止溝に円滑に誘導
することができる。
【0028】本発明の請求項3は、一枚のウェーハの上
端部を係止溝に係止する一対の弾性片が互いに離間して
設けられ、これらの弾性片に設けられたガイド片が、上
記係止されたウェーハの片側に位置してそれぞれ設けら
れたものである。この請求項3にあっては、一対の弾性
片にそれぞれ設けられた1個ずつのガイド片が、ウェー
ハの片側に位置しているから、これらのガイド片によっ
てウェーハをガイドすることにより、ウェーハを係止片
の傾斜面に受け渡し、係止溝に円滑に誘導することがで
きる。
【0029】本発明の請求項4は、上記請求項1、2ま
たは3記載のウェーハ押え部材が上蓋の内側に取り付け
られたものである。この請求項4にあっては、上記構成
のウェーハ押え部材によってウェーハを確実に押さえる
ことにより、運搬時等にウェーハが揺れ動くようなこと
がなく、円滑に取り扱うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形
態のウェーハ収納容器の外観を示す斜視図、図2は図1
のウェーハ収納容器の構成を示す分解斜視図、図3は本
発明の一実施形態を示すウェーハ押え部材の正面図、図
4は図3の下面図、図5は図4のVーV線矢視図、図6
は外箱本体を示す正面図、図7は図6の平面図、図8は
図6の左側面図、図9は本発明の他の実施形態を示すウ
ェーハ押え部材の下面図である。
【0031】本実施形態のウェーハ収納容器は、図1お
よび図2に示すように、外箱1とこの外箱1内に収納さ
れる内箱2を含んで構成され、上記外箱1は、外箱本体
3とこの外箱本体3に対して開閉可能な上蓋4とに分割
される。外箱本体3には、平面視がほぼ矩形断面の開口
部の全周にわたってコ字状断面のシール溝5が設けら
れ、シール部材としてのパッキン6がシール溝5に嵌合
して配設されている。外箱本体3は四隅のコーナー部に
設けられた上下方向の4本の脚部3aで自立し、対向す
る一対の外側面の脚部3a、3a間には本体凹部3bが
設けられ、この本体凹部3bを形成する側壁上部にフッ
ク・レバー部材7が着脱可能に取り付けられるととも
に、他の対向する外側面には、ウェーハ収納容器を持ち
運ぶ時に使用する搬送凹部3c、3d(図6および図8
参照)が設けられている。
【0032】上記上蓋4の内側には、複数のウェーハ装
着溝(係止溝)8aを備えたウェーハ押え部材8が着脱
可能に取り付けられている一方、内箱2には、複数枚の
ウェーハWを整然とした状態で収納するために、上記ウ
ェーハ装着溝8aに対向する収納溝2aが複数設けられ
ている。上記フック・レバー部材7は、一対の係合凹部
11を備えたフック部9と、指掛け部15を備えたレバ
ー部10とが分割可能に連結されている。そして、上記
レバー部10は上記外箱本体3に回動自在に支持されて
いる一方、フック部9の係合凹部11に、上記上蓋4に
形成された係合突起17が入り込むことにより、フック
・レバー部材7を介して、外箱本体3と上蓋4とが係止
するように構成されている。
【0033】上記ウェーハ押え部材8は、図3〜図5に
示すように、その本体8bの両側から下方へ垂設されて
略「く」字状に広がる弾性片8cが対をなして複数設け
られている。ウェーハ押え部材8の一方側において、弾
性片8cの数は収容するウェーハWの数と等しい数とな
っており、上記弾性片8cはウェーハ押え部材8の本体
8bの両側に設けられて、上記ウェーハWの上端部の2
カ所をそれぞれ保持するようになっているので、弾性片
8cの総数はウェーハWの最大収容数の2倍に設定され
ている。なお、ウェーハ押え部材8は、摩擦係数の大き
な樹脂、たとえば熱可塑性エラストマー(ポリエステル
系)で一体成形されたものである。
【0034】上記各弾性片8cの先端部下面の幅方向の
両端部には、ウェーハWの上縁部を押えるための内側に
傾斜する傾斜面8d、8eをそれぞれ有する一対の係止
片8f、8gが設けられている。そして、この一対の係
止片8f、8gの間に上記ウェーハ装着溝(係止溝)8
aが形成されている。なお、上記各傾斜面8d、8eに
連なる各係止片8f、8gの幅方向両側の下面は、円弧
面状の凸曲面8h、8iになっている。
【0035】上記弾性片8cの上記各係止片8f、8g
よりも先端側には、上記ウェーハwの上縁部を上記係止
溝8aに誘導するための傾斜面8jを有する1個のガイ
ド片8kが、上記互いに対向する一対の係止片8f、8
gのうち一方の係止片8f、8gに隣接して設けられて
いる。すなわち、図4において、左側の弾性片8cにあ
っては、係止片8fに並んで係止片8fよりも先端側に
ガイド片8kが設けられ、かつ右側の弾性片8cにあっ
ては、係止片8gに並んで係止片8gよりも先端側にガ
イド片8kが設けられている。
【0036】また、これらの傾斜面8jに連なる各ガイ
ド片8kの先端面(下面)は、円弧面状の凸曲面8mと
されている。さらに、上記ガイド片8kは、隣接する弾
性片8c側に張り出して形成されている。さらにまた、
上記傾斜面8d、8eの傾斜角度は傾斜面8jのそれよ
りも大きくなっている。
【0037】上記外箱本体3は、図6〜図8に示すよう
に、その外側面に上記搬送凹部3c、3dが形成され、
かつ上縁部にこの上縁部から垂下する垂下壁3eが形成
されている。そして、この垂下壁3eは、図8に示すよ
うに、上記フック・レバー部7を装着する部分3fが切
り欠かれて形成されている。
【0038】また、上記垂下壁3eと、上記搬送凹部3
c、3dとの間の空隙が、搬送時の指かかり部3g、3
hとされている。そして、指かかり部3hは、指かかり
部3gに比べて深く形成されており、これにより、持ち
運ぶ際の指のかかり具合の違いから、内部に収容された
内箱2内のウェーハWの表裏判別の目安とすることがで
きる。なお、上位搬送凹部3dは、その中間部に段差部
3iが形成されており、この段差部3iにより、目視に
よる上記内箱2内のウェーハWの表裏判別の目安とする
ことができる。
【0039】上記のように構成されたウェーハ収納容器
においては、従来同様に、収納溝2aに複数枚のウェー
ハWを収容した状態の内箱2を外箱本体3内に装着し
て、この外箱本体3上に上蓋4をかぶせる。この場合、
上蓋4を外箱本体3上にかぶせると、ウェーハWの上端
部は、対応する一対の弾性片8cのガイド片8kの傾斜
面8jに当接し、これらの傾斜面8jに沿って移動し
て、各一対ずつの係止片8f、8gの傾斜面8d、8e
に円滑に受け渡されて、これらの係止片8f、8g間の
係止溝8aに確実に誘導されて保持される。
【0040】そして、上蓋4を外箱本体3にしっかりと
密着させて内部を密閉状態にすると、上記弾性片8cが
変形して、この弾性力によって、上記係止溝8aに装着
されたウェーハWを下方に押え付けて内箱2の収納溝2
aとの間において確実に保持する。
【0041】また、上記ガイド片8kおよび係止片8
f、8gは、それらの先端面(下端面)が凸曲面8m、
8h、8iに形成されているから、これらの凸曲面8
m、8h、8iにウェーハWが接触した場合に、ウェー
ハWに対する当たりが柔らかで、ウェーハWが損傷する
ことがないとともに、ウェーハWが該凸曲面8m、8
h、8iから容易に傾斜面8j、8d、8eに導かれ
る。
【0042】なお、本実施形態においては、図4に示す
ように、ガイド片8kを、左側の弾性片8cにあって
は、、係止片8fに並んで係止片8fよりも先端側に設
け、かつ右側の弾性片8cにあっては、、係止片8gに
並んで係止片8gよりも先端側に設けて、これらの対を
なすガイド片8k、8kを、ガイド対象であるウェーハ
Wを挟んで両側に位置するように配置した構成で説明し
たが、これに限らず、図9に示すように配置してもよ
い。
【0043】すなわち、左右の弾性片8cともに、ガイ
ド片8kを、係止片8fに並んで係止片8fよりも先端
側に設けて、これらの対をなすガイド片8k、8kを、
ガイド対象であるウェーハWの片側に位置するように配
置してもよい。
【0044】なおまた、複数枚のウェーハWを収容した
状態の内箱2を外箱本体3内に装着して、この外箱本体
3上に上蓋4をかぶせる際に、外箱本体3(内箱2)を
傾斜させて、内部のウェーハWを片寄せ状態(ウェーハ
面が鉛直面に対して所定角度傾斜した状態)にしておく
と、各ウェーハWの上縁部が一方向に揃うから、これら
のウェーハWの上縁部と弾性片8cのガイド片8kおよ
び係止片8f、8gとが円滑に係合し易くなる。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1は、ウェーハ収納容器
の上蓋の内側に取り付けられ、ウェーハ収納容器内に収
容された複数のウェーハの各上縁部を弾性片でそれぞれ
押えて該ウェーハを保持する構成のウェーハ押え部材に
おいて、上記弾性片の先端部に、上記上蓋を閉じたとき
に上記ウェーハの上縁部が入り込む係止溝を形成するた
めに、内側に傾斜する傾斜面をそれぞれ有しかつ互いに
対向する一対の係止片が設けられているとともに、上記
弾性片の上記各係止片よりも先端側に、上記上蓋を閉じ
る過程において上記ウェーハの上縁部を上記係止溝に誘
導するための傾斜面を有する1個のガイド片が、上記互
いに対向する一対の係止片のうち一方の係止片に隣接し
て設けられ、このガイド片の先端部が凸曲面に形成され
たものであるから、一対の係止片によって構成される係
止溝にウェーハを誘導するに際して、一方の係止片に隣
接して設けられたガイド片の傾斜面によってウェーハを
ガイドして係止片の傾斜面に導くことにより、従来のよ
うに、ウェーハが隣接する弾性片のガイド片に同時に接
触して円滑にガイドされないような事態を招くことがな
い。また、凸曲面に形成されたガイド片の先端部によっ
て、ウェーハを円滑に所定方向に誘導することにより、
ウェーハがより傷つきにくい。したがって、ウェーハの
上縁部を押えて円滑にかつ確実にウェーハを保持できる
とともに、構成が簡単で製造コストが安いという優れた
効果を奏することができる。
【0046】本発明の請求項2は、一枚のウェーハの上
端部を係止溝に係止する一対の弾性片が互いに離間して
設けられ、これらの弾性片に設けられたガイド片が、上
記係止されたウェーハを挟んで両側に位置してそれぞれ
設けられたものであるものであるから、これらのガイド
片によってウェーハをガイドすることにより、ウェーハ
を係止片の傾斜面に受け渡し、係止溝に円滑に誘導する
ことができる。
【0047】本発明の請求項3は、一枚のウェーハの上
端部を係止溝に係止する一対の弾性片が互いに離間して
設けられ、これらの弾性片に設けられたガイド片が、上
記係止されたウェーハの片側に位置してそれぞれ設けら
れたものであるから、これらのガイド片によってウェー
ハをガイドすることにより、ウェーハを係止片の傾斜面
に受け渡し、係止溝に円滑に誘導することができる。
【0048】本発明の請求項4は、上記請求項1、2ま
たは3記載のウェーハ押え部材が上蓋の内側に取り付け
られたものであるから、上記構成のウェーハ押え部材に
よってウェーハを確実に押さえることにより、運搬時等
にウェーハが揺れ動くようなことがなく、円滑にウェー
ハを取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のウェーハ収納容器の外
観を示す斜視図である。
【図2】 図1のウェーハ収納容器の構成を示す分解斜
視図である。
【図3】 本発明の一実施形態を示すウェーハ押え部材
の正面図である。
【図4】 図3の下面図である。
【図5】 図4のVーV線矢視図である。
【図6】 外箱本体を示す正面図である。
【図7】 図6の平面図である。
【図8】 図6の左側面図である。
【図9】 本発明の他の実施形態を示すウェーハ押え部
材の下面図である。
【図10】 従来の上部緩衝板を備えたウェーハ収納容
器について、その構造を説明するための分解斜視図であ
る。
【図11】 図10の上部緩衝板に係わる図であり、
(a)は平面図、(b)はその部分拡大平面図、(c)
はウェーハ挿入時の作用を示す、(b)図のXII−X
II線断面図である。
【図12】 他の従来のウェーハ押えの正断面図であ
る。
【図13】 図12のウェーハ押えの側面図である。
【図14】 図12のウェーハ押えの下面図である。
【図15】 図14のXV部拡大詳細図である。
【図16】 図15のXVI−XVI線断面図である。
【図17】 図15のXVII−XVII線断面図であ
る。
【図18】 ウェーハ押えの作用説明のための、上蓋の
収納容器本体への装着前のウェーハ収容容器の正断面図
である。
【図19】 ウェーハ押えの作用説明のための、上蓋の
収納容器本体への装着後のウェーハ収納容器の正断面図
である。
【図20】 (a)、(b)はそれぞれ、本出願人が提
案したウェーハ収納容器の正面図、側面図である。
【図21】 図20に示したウェーハ収納容器の係止構
造を示す図であり、第1および第2の双方のフック部材
が上蓋に係止されている状態を示している。
【図22】 ウェーハ押え部材の正面図である。
【図23】 図22の下面図である。
【図24】 図23のXXIV−XXIV線矢視図であ
る。
【図25】 図23の要部(弾性片の先端部)の拡大図
である。
【図26】 ウェーハを溝に装着する過程を示す説明図
である。
【符号の説明】
W ウェーハ 3 外箱本体 4 上蓋 8 ウェーハ押え部材 8a ウェーハ装着溝(係止溝) 8c 弾性片 8d、8e 傾斜面 8f、8g 係止片 8j 傾斜面 8k ガイド片 8m 凸曲面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 広 新潟県新潟市小金町三番地1 三菱マテリ アル株式会社新潟製作所内 (72)発明者 遠藤 光弘 東京都千代田区大手町一丁目五番一号 三 菱マテリアルシリコン株式会社内 Fターム(参考) 3E096 AA06 BA16 BB04 CA02 CB03 DA05 DA17 DA25 DB06 DB08 DC02 EA02Y FA09 FA10 FA30 GA13 5F031 CA02 DA09 EA10 EA12 EA14 EA19 NA18 PA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハ収納容器の上蓋の内側に取り付
    けられ、ウェーハ収納容器内に収容された複数のウェー
    ハの各上縁部を弾性片でそれぞれ押えて該ウェーハを保
    持する構成のウェーハ押え部材において、 上記弾性片の先端部に、上記上蓋を閉じたときに上記ウ
    ェーハの上縁部が入り込む係止溝を形成するために、内
    側に傾斜する傾斜面をそれぞれ有しかつ互いに対向する
    一対の係止片が設けられているとともに、 上記弾性片の上記各係止片よりも先端側に、上記上蓋を
    閉じる過程において上記ウェーハの上縁部を上記係止溝
    に誘導するための傾斜面を有する1個のガイド片が、上
    記互いに対向する一対の係止片のうち一方の係止片に隣
    接して設けられ、このガイド片の先端部が凸曲面に形成
    されたことを特徴とするウェーハ押え部材。
  2. 【請求項2】 一枚のウェーハの上端部を係止溝に係止
    する一対の弾性片が互いに離間して設けられ、これらの
    弾性片に設けられたガイド片が、上記係止されたウェー
    ハを挟んで両側に位置してそれぞれ設けられたことを特
    徴とする請求項1記載のウェーハ押え部材。
  3. 【請求項3】 一枚のウェーハの上端部を係止溝に係止
    する一対の弾性片が互いに離間して設けられ、これらの
    弾性片に設けられたガイド片が、上記係止されたウェー
    ハの片側に位置してそれぞれ設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載のウェーハ押え部材。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載のウェーハ押
    え部材が上蓋の内側に取り付けられたことを特徴とする
    ウェーハ収納容器。
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