JP2000281930A - ガンマ相のキナクリドン混晶顔料 - Google Patents

ガンマ相のキナクリドン混晶顔料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なキナクリドン混晶顔料及びキナクリド
ン混晶顔料を含む顔料調製物。 【解決手段】 (a)82.5−99重量%の式(I) 【化1】 〔式中、R1及びR2は水素原子を表す〕の未置換γ相の
キナクリドンと、(b)1−17.5重量%の1種また
は複数の式(I)〔式中、同じまたは異なる置換基R1
及びR2は、塩素、臭素もしくはフッ素原子またはC1
6−アルキルで置換され得るC1−C4−アルキル、C1
−C4−アルコキシもしくはカルボキサミド基を表し、
1は更に水素原子であってもよい〕の2,9−及び/
または3,10−置換キナクリドンと、から成るキナク
リドン混晶顔料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なキナクリドン
混晶顔料及び高分子量有機材料を彩色する色素としての
使用に関する。
【0002】
【従来の技術】キナクリドンは顔料として使用される公
知の化合物である。実用に際しては、堅牢度及び色彩特
性が厳密な必要条件である。工業規模では、ジヒドロキ
ナクリドンを溶媒の存在下のアルカリ性媒体中で酸化
し、得られた粗い結晶質の未精製顔料を次に乾式磨砕も
しくは湿式磨砕するか、または、2,5−ジアニリノテ
レフタル酸をポリリン酸もしくはポリリン酸エステル中
で閉環させ、得られた微粉状の未精製顔料を次に有機溶
媒で相転移及び仕上処理することによって調製される。
【0003】キナクリドン混晶顔料の製造は以下の特許
文献に記載されている。
【0004】米国特許第4,099,980号は、85
−99%の未置換キナクリドンと1−15%の4,11
−ジクロロキナクリドンとから成るキナクリドン混晶顔
料の製造を記載している。これらの未置換キナクリドン
はγ相である。
【0005】米国特許第3,160,510号は、未精
製顔料混合物を塩で乾式磨砕し、単離した微粉状材料を
次に溶媒処理するか、または、顔料混合物を硫酸で沈殿
させ、乾燥した微粉状の未精製顔料を次に溶媒処理する
キナクリドン混晶顔料の製造を記載している。
【0006】γ相の未置換キナクリドンに関しては4つ
の相が記載されている。
【0007】γI相は米国特許第3,074,950号
及び欧州特許第0,267,877号に記載されてい
る。X線スペクトルは、2倍のブラッグ角2θの6.6
゜、13.9゜及び26.5゜に3つの高強度の線、1
3.2゜、13.5゜及び23.8゜に3つの中間強度
の線、17.1゜、20.5゜、25.2゜及び28.
6゜に4つの低強度の線を示す。
【0008】γII相は米国特許第2,844,48
4、欧州特許第0,267,877号及びデンマーク特
許DE−C1,184,881に記載されている。X線
スペクトルは、2倍のブラッグ角2θの6.6゜、1
3.9゜及び26.3゜に3つの高強度の線、13.2
゜、13.4゜6及び23.6゜、25.2゜及び2
8.3゜に5つの中間強度の線、17.1゜及び20.
4゜に2つの低強度の線を示す。
【0009】γIII相は、欧州特許第0,530,1
42に記載されている。X線スペクトルは2倍のブラッ
グ角2θの6.7゜、13.3゜、14.0゜及び2
6.6゜に4つの高強度の線、13.6゜に1つの中間
強度の線、17.2゜、20.6゜、21.9゜、2
4.0゜、25.3゜、28.1゜及び28.8゜に7
つの低強度の線を示す。
【0010】γIV相は日本特許公開53−39324
に記載されている。X線スペクトルは2倍のブラッグ角
2θの6.2゜、13.6゜及び26.5゜に3つの高
強度の線、12.5゜、25.8゜及び27.7゜に3
つの中間強度の線、16.1゜、20.5゜及び24.
0゜に3つの低強度の線を示す。2θの25.8゜及び
27.7゜の中間強度の線は少量のα相に起因すると考
えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、8
2.5−99%の未置換γ−相キナクリドンと1−1
7.5%の1種または複数、特に1種または2種の置換
キナクリドンとから成る混合物はある種の条件下で固溶
体とも呼ばれる混晶を形成することが知見された。混晶
は、通常は非化学量論的割合で結晶相に添加された1種
または複数の成分がホスト化合物と共に共通格子中に結
晶化する系であると理解されている。対応する機械的混
合物のX線回折図では全成分の反射が検出されるが、混
晶のX線回折図は、例えばホスト化合物の(多くの場合
には膨張した)結晶格子または同様の結晶格子または顕
著に異なる結晶格子の反射だけを示す。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って本発明は、(a)
82.5−99重量%、好ましくは85−95重量%、
特に87−93重量%の式(I)
【0013】
【化7】 〔式中、R1及びR2は水素原子を表す〕の未置換γ相の
キナクリドンと、(b)1−17.5重量%、好ましく
は5−15重量%、特に7−13重量%の、1種または
複数の、式(I)〔式中、同じまたは異なる置換基R1
及びR2は、塩素、臭素もしくはフッ素原子を表すかま
たはC1−C6−アルキル基で置換され得るC1−C4−ア
ルキル、C1−C4−アルコキシもしくはカルボキサミド
基を表し、R1は更に水素原子であってもよい〕の2,
9−及び/または3,10−置換キナクリドンと、から
成るキナクリドン系の混晶顔料を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】好ましい混晶顔料は、式(I)の
1が水素、クロロ、メチル、メトキシまたはカルボキ
サミドを表し、R2がクロロ、メチル、メトキシまたは
カルボキシアミドを表す1種または2種の置換キナクリ
ドン(b)を含む混晶顔料である。
【0015】本発明の混晶顔料の色彩特性は対応する個
々の成分の機械的混合物の色彩特性とはかなり異なる。
特に、混晶顔料はより鮮やかな色相及びより高い濃度の
色を有している。方法はまた、金属ペイントの製造に特
に適した極めて透明な顔料を得るために使用され得る。
堅牢度特性は優れている。
【0016】本発明はまた、82.5:17.5から9
9:1、好ましくは85:15から95:5、特に8
7:13から93:7の割合の、成分(a)のベースと
なる式(Ia)
【0017】
【化8】 の2,5−ジアニリノテレフタル酸と成分(b)のベー
スとなる式(Ib)
【0018】
【化9】 の(1種または複数の)置換テレフタル酸とを、ポリリ
ン酸、ポリリン酸エステル、好ましくはポリリン酸メチ
ルエステルまたはそれらの混合物の存在下で環化し、環
化後に存在する閉環混合物を、少なくとも110℃の温
度で、少なくとも70重量%の濃度、好ましくは75−
98重量%、特に80−90重量%の濃度の水性オルト
リン酸に計量添加することによって加水分解し、その
際、水性オルトリン酸は前記計量添加終了後の加水分解
混合物中の水性オルトリン酸の濃度が少なくとも85重
量%となる量で使用し、次いで、混晶顔料を直接単離す
るかまたは微細分割処理及び/または仕上処理後に単離
する段階を含んで成る上記の混晶顔料の製造方法を提供
する。
【0019】閉環形成剤として通常は、ジアニリノテレ
フタル酸を基準として2.5倍−10倍、好ましくは3
倍−5倍の重量のポリリン酸またはポリリン酸エステル
が使用される。ポリリン酸またはエステルのP25含量
は80−87重量%、好ましくは83−85重量%であ
り、これは110−120%のリン酸当量に対応する。
より多い量の閉環形成剤を使用することはできるが通常
は不要である。適当な閉環温度は80−200℃、好ま
しくは120−140℃である。環化の完了に要する時
間は一般的には0.5−24時間であるが、通常は1−
2時間足らずでよい。
【0020】環化後に存在する閉環混合物を少なくとも
110℃、好ましくは120−180℃、特に130−
160℃の温度で加水分解する。この場合、閉環混合物
を必要ならば圧力下でオルトリン酸に計量添加する。連
続処理またはバッチ処理のいずれを使用することも可能
である。静的ミキサーまたは機械的ミキサー中で連続処
理するのが有利である。ポリリン酸を基準として、0.
8−10倍の量のオルトリン酸を使用するのが適当であ
る。理論的にはオルトリン酸を70重量%未満の濃度で
使用することも可能である。しかしながら、所望のγ相
を得るためには加水分解終了後のオルトリン酸の最終濃
度が85重量%未満であってはならない。そのような場
合にはオルトリン酸の使用量が少なすぎて加水分解混合
物が撹拌できない粘稠度をもつことになる。好ましく
は、加水分解終了後の加水分解混合物中のオルトリン酸
の濃度は87−98重量%、特に88−95重量%であ
る。
【0021】加水分解の持続時間は計量添加速度に依存
する。少なくとも10%/分、好ましくは少なくとも2
0%/分、特に50%−100%/分の濃度勾配を使用
して計量添加を行うのが有利である。濃度勾配(CG)
は、オルトリン酸の初期濃度及び最終濃度を夫々基準と
して、加水分解混合物中のオルトリン酸の濃度の相対的
増加を単位時間あたりのパーセントで示したものであ
る。加水分解の進行中に所望の混晶キナクリドンがγ相
で析出するので、加水分解の終了後には単離を容易にす
るためのγ相を異なる相に変態させる処理を要せずにリ
ン酸含有混合物を水または希オルトリン酸で希釈するこ
とが可能である。
【0022】加水分解した閉環混合物の水または希オル
トリン酸による後処理は、好ましくは120−180℃
の温度で、例えば0.5−24時間、好ましくは1−5
時間行う。しかしながら、加水分解終了後の混晶顔料、
プレ顔料または未精製顔料を上記の後処理を行うことな
く加水分解混合物から単離することも可能である。
【0023】ジアニリノテレフタル酸の選択及び使用さ
れる加水分解条件及び/または後処理条件次第で混晶顔
料、微粉状の混晶プレ顔料または粗い結晶質の未精製混
晶顔料が85%濃度のオルトリン酸から成る液相に懸濁
した懸濁液が形成される。
【0024】混晶顔料は通常は濾過によって直接に単離
される。濾過に先立って、例えば水または希リン酸を添
加することによってリン酸の濃度を70%以下まで低下
させてもよい。
【0025】混晶プレ顔料または未精製の混晶顔料は更
に後処理の必要がある。混晶プレ顔料は予め単離するか
または単離しないで、溶媒添加または不添加で50−2
00℃の温度で必要ならば圧力を加えて0.5−24時
間熱後処理(仕上)し、溶媒分離後に単離する。
【0026】粗い結晶質の未精製混晶顔料は機械的に微
細分割し、得られた混晶顔料を次に常法で単離するか、
または、予め単離するかまたは単離しないで上記のよう
に仕上処理し、溶媒の分離後に単離する。
【0027】微細分割は乾式磨砕または湿式磨砕で行う
ことができる。高エネルギー入力の湿式磨砕が好まし
い。何故なら湿式磨砕には未精製の混晶顔料の乾燥が不
要であり、例えば、磨砕スペース1リットルあたり1.
0kWを上回る電力密度及び12m/秒を上回る撹拌機
先端速度(撹拌機周囲速度)をもつ撹拌ボールミルで湿
式磨砕を行うことができるからである。
【0028】乾式磨砕には、全バッチ式または連続式の
振動ミルまたはロールミルを使用するのが適当であり、
湿式磨砕には全バッチ式または連続式の撹拌ボールミ
ル、ロールミル及び振動ミルを使用するのが適当であ
り、混練装置も適当である。
【0029】湿式磨砕では、未精製の混晶顔料懸濁液を
直接に、または、予め単離し水で湿潤したプレスケーキ
の状態もしくは乾燥した状態の粗い結晶質の未精製混晶
顔料を、水または水酸化ナトリウムの希釈溶液で練磨で
きる粘稠度に希釈する。使用される磨砕媒体はジルコニ
ウム酸化物、ジルコニウム混合酸化物、アルミニウム酸
化物、スチールまたは石英の直径0.2−20mmのビ
ーズである。適当な磨砕時間は5−60分、好ましくは
7.5−30分である。
【0030】加水分解後及び微細分割後に存在する混晶
プレ顔料は、直接にまたは溶媒添加後に水性懸濁液中で
仕上処理できる。仕上処理に必要な条件は、混晶顔料の
所望特性に大きく左右され、各場合の目的に応じて設定
される。通常は、適当な媒体中の混晶プレ顔料の懸濁液
を50−200℃の範囲の温度で、常圧または高圧下
で、0.5−24時間処理する。このためには一般に、
湿式磨砕後に得られた懸濁液を、練り顔料を予め単離す
ることなく使用する。ここで添加される溶媒の量は、広
い範囲内で増減し得る。混晶プレ顔料の重量を基準とし
て、同量から5倍量までの重量の溶媒を使用するのが好
ましい。水性、水性−有機性または有機性の媒体中の熱
処理は好ましくは50−150℃で1−6時間行う。仕
上処理の終了後、仕上処理に使用した溶媒は蒸留によっ
て回収して再使用し得る。得られる種々の形態を上記の
ように利用することによって、本発明方法によって得ら
れた混晶プレ顔料を最終使用に応じてより高い隠蔽力を
もつ形態またはより透明な形態に変換することが可能で
ある。これらの形態は、適当な溶媒の溶解力と濃度、選
択された温度及び仕上処理の持続時間を介して調節でき
る。
【0031】色彩特性を改善し特定の色彩効果を得るた
めに、方法の任意の点で、溶媒、顔料分散剤、界面活性
剤、脱泡剤、増量剤または他の添加剤を添加することが
可能である。また、これらの添加剤の混合物を使用する
ことも可能である。添加剤は、全量を一度に添加しても
よく、または、2回以上に分割した量で添加してもよ
い。閉環前、閉環中もしくは閉環後、加水分解中、磨砕
中、仕上処理中、または、単離中もしくは単離後などの
任意の時期に添加し得る。添加に最適な時点を予備実験
によって予め決定する必要がある。
【0032】適当な界面活性剤は、アニオン性、カチオ
ン性及び非イオン性界面活性剤である。
【0033】適当なアニオン性界面活性剤の例は、脂肪
酸タウリド、脂肪酸N−メチルタウリド、脂肪酸イセチ
オネート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルナ
フタレンスルホネート、アルキルフェノールポリグリコ
ールエーテルスルフェート及び脂肪アルコールポリグリ
コールエーテルスルフェート、脂肪酸例えばパルミチン
酸、ステアリン酸及びオレイン酸、セッケン例えば脂肪
酸、ナフテン酸、及び樹脂酸例えばアビエチン酸のアル
カリ金属塩、アルカリ可溶性樹脂例えばロジン改質マレ
イン酸エステル樹脂である。
【0034】適当なカチオン性界面活性剤の例は、第四
アンモニウム塩、脂肪アミンエトキシレート、脂肪アミ
ンポリグリコールエーテル及び脂肪アミンである。
【0035】非イオン性界面活性剤の例は、脂肪アルコ
ールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエ
ーテル及びアルキルフェノールポリグリコールエーテル
である。
【0036】当該方法の進行中に使用される適当な顔料
分散剤は、式(II) P−X (II) 〔式中、mは1から4の整数であり;Pは、式(I)
{式中のR1及びR2は水素原子またはメチル基}の直鎖
状キナクリドンのm価の基であり;Xは、式(III) −COOM (III)、 または式(IV) −SO3M (IV) {式中、Mは、水素イオンH+を表すかまたはγ価の金
属カチオンのMγ+/γ当量を表し、例えば、Li1+
Na1+、K1+、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn
2+、Cu2+、Ni2+、Co2+、Zn2+、Fe2+、A
3+、Cr3+またはFe 3+を表し、この場合には同一の
γは整数1、2または3であり、または、Mは、N+3
456の構造をもつアンモニウムイオンであり、第
四窒素原子の置換基R3、R4、R5及びR6の各々は個別
に且つ互いに独立に、水素原子またはC1−C30−アル
キル、C2−C30−アルケニルもしくはC5−C30−シク
ロアルキル基であり、これらの基は、ヒドロキシル、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、カルボキシルもしくは
カルボキシアミド基によってか、または、基
【0037】
【化10】 (vは2−20の整数である)によってか、または、基
2−C6−アルキル−N +456によって置換され得
る}の基であるか、あるいは、Xは、式(V)
【0038】
【化11】 {式中、R8及びR9の各々は互いに独立に、水素原子、
1−C20−アルキル、C2−C20−アルケニルもしくは
5−C7−シクロアルキル基を表すか、または、R8
9とが隣接窒素原子と共に脂肪族もしくは芳香族の5
員環もしくは6員環の複素環系を表し、その際該複素環
系はどの場合にも窒素、酸素及びイオウから成る群から
選択された同じもしくは異なる1から3個の環構成ヘテ
ロ原子を有しており、R7は水素原子またはC1−C4
アルキル基であり、nは1から6の整数であり、oは0
または1の数である}の基であるか、あるいは、Xは、
式(VI)
【0039】
【化12】 {式中、R10、R12及びR13の各々は水素、フッ素、塩
素または臭素原子であり、R11は水素、フッ素、塩素ま
たは臭素原子またはニトロ、C1−C5−アルキル、C1
−C6−アルコキシまたはベンゾイルアミノ基である}
の基である〕の化合物である。
【0040】Pが未置換の直鎖状キナクリドン基であ
り、Xがフタルイミドメチレン基またはスルホンアミド
基である式(II)の顔料分散剤が好ましい。
【0041】混晶顔料、未精製顔料またはプレ顔料の単
位重量を基準として0.1−20重量%、好ましくは1
−10重量%の顔料分散剤及び/または界面活性剤を添
加することが可能である。
【0042】溶媒の例は:脂環式炭化水素、例えばシク
ロヘキサン;C1−C8−アルカノール、脂環式アルコー
ル及び多価アルコール、例えばメタノール、エタノー
ル、n−またはイソプロパノール、n−またはイソブタ
ノール、tert−ブタノール、ペンタノール、ヘキサ
ノール、シクロヘキサノール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセロール;C1−C5−ジアル
キルケトンまたは環状ケトン、例えばアセトン、ジエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケト
ンまたはシクロヘキサノン;エーテル及びグリコールエ
ーテル、例えばエチレングリコール及びプロピレングリ
コールのモノメチルまたはモノエチルエーテル、ブチル
グリコール、エチルジグリコールまたはメトキシブタノ
ール;芳香族炭化水素、例えばトルエン、キシレンまた
はエチルベンゼン、環状エーテル類、例えばテトラヒド
ロフラン、塩素化芳香族炭化水素類、例えばクロロベン
ゼン、o−ジクロロベンゼン、1,2,4−トリクロロ
ベンゼンまたはブロモベンゼン;置換芳香族化合物、例
えば安息香酸、ニトロベンゼンまたはフェノール;脂肪
族カルボキサミド、例えばホルムアミドまたはジメチル
ホルムアミド;環状カルボキサミド、例えばN−メチル
ピロリドン;C1−C4−アルキルカルボキシレート、例
えばギ酸ブチル、酢酸エチルまたはプロピオン酸プロピ
ル;カルボン酸C1−C4−グリコールエステル、C1
4−アルキルフタレート及びC1−C4−アルキルベン
ゾエート、例えば安息香酸エチル;複素環塩基、例えば
ピリジン、キノリン、モルホリンまたピコリン;及びジ
メチルスルホキシド及びスルホランである。
【0043】好ましい溶媒は、アルカノール類、特にエ
タノール、プロパノール、ブタノール及びペンタノー
ル;脂肪族カルボキサミド、例えばホルムアミドまたは
ジメチルホルムアミド;環状カルボキサミド、特にN−
メチルピロリドン;芳香族炭化水素、例えばトルエン、
キシレンまたはエチルベンゼン;及び塩素化芳香族炭化
水素、例えばクロロベンゼンまたはo−ジクロロベンゼ
ンである。
【0044】本発明による混晶顔料の製造方法では、加
水分解生成物を混晶顔料として直接使用できるので特に
経済的で環境にも優しいことが知見された。特許請求の
範囲に記載の方法は薬品及び溶媒を少量しか使用せず、
これらは後で更に処理されるかまたは完全に再生して再
利用される。その結果として、廃棄物の問題が生じな
い。本発明によって得られる混晶顔料については、優れ
た色彩特性及びレオロジー特性、分散容易性、優れた光
沢性、高い色濃度なとが注目される。また、金属ペイン
トに使用するために特に好適な透明度の高い混晶顔料を
製造することも可能である。
【0045】本発明に従って製造された混晶顔料は、例
えばプラスチック、樹脂、塗装用材料、印刷用インクの
ような天然または合成の高分子量有機材料を彩色するた
めに使用され得る。
【0046】上記顔料によって彩色され得る高分子量有
機材料の例は、セルロースエーテル及びセルロースエス
テル、例えばエチルセルロース、ニトロセルロース、酢
酸セルロースもしくは酪酸セルロース、天然樹脂もしく
は合成樹脂、例えば付加重合樹脂もしくは縮合樹脂、例
えばアミノ樹脂、特に尿素−及びメラミン−ホルムアル
デヒド樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂、フェノール
樹脂、ポリカーボネート類、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニ
トリルのようなポリオレフィン類、ポリアクリレート
類、ポリアミド類、ポリウレタン類またはポリエステル
類、ゴム、カゼイン、シリコーン樹脂の単独材料または
混合材料である。
【0047】この場合、上記の高分子量有機コンパウン
ドが可塑性固体もしくは溶融液の形態であるかまたは紡
糸溶液、ワニス、ペイントもしくは印刷用インクの形態
であるかは問題にならない。予定の用途次第では本発明
によって得られた顔料をブレンドとしてまたは調製物も
しくは分散液の形態で使用するのが有利であることが知
見された。彩色すべき高分子量有機材料を基準として、
本発明の顔料を好ましくは0.1−10%の量で使用す
る。
【0048】本発明の混晶顔料は例えば、一成分型また
は二成分型粉末トナー(いわゆる一成分または二成分現
像剤)、磁気トナー、液体トナー、ラテックストナー、
重合トナー及び特殊トナーのような電子写真用トナー及
び現像剤の色素として好適である。代表的なトナーバイ
ンダーは、付加重合樹脂、重付加樹脂及び重縮合樹脂、
例えばスチレン樹脂、スチレン−アクリレート樹脂、ス
チレン−ブタジエン樹脂、アクリレート樹脂、ポリエス
テル樹脂、フェノール−エポキシ樹脂、ポリスルホン
類、ポリウレタン類の単独使用または併用であり、ポリ
エチレン及びポリプロピレンでもよい。これらはまた、
電荷調節剤、ロウまたは流動助剤のような別の成分を含
有していてもよく、または、これらの添加剤によって後
で改質されてもよい。
【0049】更に、本発明の混晶顔料は、例えば金属、
木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンクリー
ト、繊維材料、紙またはゴムのような材料から成る製品
の表面塗装に使用される粉末及び粉末塗装材料、特に摩
擦電気的または界面動電的に吹付けられる粉末塗装材料
の色素として好適である。粉末塗装樹脂として使用され
る代表的な樹脂は、常用の硬膜剤と併用されるエポキシ
樹脂、カルボキシル−及びヒドロキシル−含有ポリエス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂及びアクリル樹脂である。
組合せ樹脂も使用される。例えば、エポキシ樹脂とカル
ボキシル−及びヒドロキシル−含有ポリエステル樹脂と
の組合せは頻用される。(樹脂系に依存する)典型的な
硬膜成分の例は、酸無水物、イミダゾール及びジシアン
ジアミドとその誘導体、ブロックトイソシアナート、ビ
スアシルウレタン、フェノール樹脂及びメラミン樹脂、
トリグリシジルイソシアナート、オキサゾリン及びジカ
ルボン酸である。
【0050】更に、本発明の混晶顔料は、水性及び非水
性ベースのインクジェット用インクの色素として、また
熱溶融法で使用するインクの色素として好適である。
【0051】本発明の混晶顔料はまた、加色法または減
色法によって発色させるカラーフィルターの色素として
好適である。
【0052】本発明によって製造された顔料の特性を塗
膜の分野で評価するために、多くの公知の塗装材料か
ら、芳香族化合物を含有し中油アルキド樹脂及びブタノ
ールエーテル化したメラミン樹脂を基剤とするアルキド
−メラミン樹脂ワニス(AM)、酢酪酸セルロースとメ
ラミン樹脂とを基剤とするポリエステルワニス(PE)
及び水性ポリウレタン(PU)を基剤とするワニスを選
択した。
【0053】本発明によって製造された顔料の特性をプ
ラスチックの分野で評価するために、多くの公知のプラ
スチックから、可撓性ポリ塩化ビニル(PVC)を選択
した。
【0054】色の濃度及び色相はDIN55986に従
って測定した。
【0055】分散後の練り顔料のレオロジーは以下の5
段階で評価した: 5 易動性 4 液状 3 粘性 2 多少固化 1 完全固化 彩色目的濃度まで練り顔料を希釈した後、Erichs
enのRossmann Viscospatula,
type301によって粘度を測定した。
【0056】光沢の測定値は、サンプルをフィルムの形
態に注型し、Byk−Mallinckrodtの“マ
ルチグロス”光沢計を使用してDIN67530(AS
TMD523)に従って20゜の角度でサンプルの光沢
を測定することによって得られたものである。
【0057】未精製の混晶顔料、混晶プレ顔料及び混晶
顔料の結晶相はX線分光光度法で測定した。X線回折ス
ペクトルをディジタル形に再生する。高強度の線の相対
強度は51−100%、中間強度の線の相対強度は11
−50%、低強度の線の相対強度は2−10%である。
【0058】上記の記載及び以下の実施例において、部
及びパーセンテージはどの場合にも、部及びパーセンテ
ージで記載された物質の重量に基づく。“CG”は濃度
勾配を表す。
【0059】実施例1 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、135部の2,5−ジ
アニリノテレフタル酸と15部の2,5−ジ(3−クロ
ロアニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹拌しながら
導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、この加熱中
に閉環を惹起してキナクリドンを形成させる。次に反応
混合物を撹拌しながら2分間を要して(CG:50%/
分)1607.5部の80%濃度のリン酸に135℃で
計量添加し、この添加中に加水分解させる。この加水分
解中に温度が150℃に上昇する。加水分解後のリン酸
濃度は87.5%である。次に1209.2部の40%
濃度のリン酸を滴下し、懸濁液を120℃に冷却する。
冷却後のリン酸濃度は70%である。混合物を120℃
で1時間撹拌する。次いで、混晶顔料を110℃で吸引
によって濾別し、70%濃度のリン酸でランオフが無色
になるまで洗浄し、中性になるまで水洗し、80℃で乾
燥する。この結果、133.4部の混晶顔料(Pigm
ent Violet 19,γII相)が得られる。
X線スペクトルは、2倍のブラッグ角2θの6.3゜、
13.5゜及び26.4゜に3つの高強度の線、16.
1゜、16.5゜及び24.0゜に3つの中間強度の
線、20.8゜に1つの低強度の線を示す。AMラッカ
ーに使用すると、鮮やかな色相の透明、純粋な濃い色の
塗膜が得られる。レオロジーの測定値は3、粘度は4.
2sである。光沢の測定値は56である。
【0060】比較実施例1 135部の2,5−ジアニリノテレフタル酸と15部の
2,5−ジ(3−クロロアニリノ)テレフタル酸との代
わりに150部の2,5−ジアニリノテレフタル酸だけ
を使用して上記実施例の手順を繰り返すとβ相のキナク
リドンが得られる。
【0061】実施例2 実施例1で得られた19部の混晶顔料と1部の式(I
I)の顔料分散剤とを機械的に混合する。この式(I
I)中、Pは直鎖状の未置換キナクリドン基であり、X
はR7が水素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが
3.0、oが1.0及びmが2.0を表すスルホンアミ
ド基(V)である。
【0062】顔料調製物を得る。AMラッカーに使用す
ると、鮮やかな色相の透明、純粋な濃い色の塗膜が得ら
れる。レオロジーの測定値は4−5、粘度は4.2sで
ある。光沢の測定値は72である。
【0063】実施例3 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、135部の2,5−ジ
アニリノテレフタル酸と15部の2,5−ジ(3−クロ
ロアニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹拌しながら
導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、この加熱中
に閉環を惹起してキナクリドンを形成させる。次に反応
混合物を撹拌しながら2分間を要して(CG:50%/
分)2187.9部の85%濃度のリン酸に140℃で
計量添加し、この添加中に加水分解させる。この加水分
解中に温度が155℃に上昇する。加水分解後のリン酸
濃度は90%である。次に1768.9部の40%濃度
のリン酸を滴下し、懸濁液を120℃に冷却する。冷却
後のリン酸濃度は70%である。混合物を120℃で1
時間撹拌する。次いで、混晶顔料を110℃で吸引によ
って濾別し、70%濃度のリン酸でランオフが無色にな
るまで洗浄し、中性になるまで水洗し、80℃で乾燥す
る。この結果、132.8部の混晶顔料(Pigmen
t Violet 19,γII相)が得られる。X線
スペクトルは、2倍のブラッグ角2θの6.3゜、1
3.5゜及び26.4゜に3つの高強度の線、16.6
゜、20.6゜、24.0゜及び28.3゜に4つの中
間強度の線、30.3゜に1つの低強度の線を示す。A
Mラッカーに使用すると、鮮やかな色相の透明、純粋な
濃い色の塗膜が得られる。レオロジーの測定値は3−
4、粘度は4.5sである。光沢の測定値は60であ
る。
【0064】実施例4 実施例3で得られた19部の混晶顔料と1部の式(I
I)の顔料分散剤とを機械的に混合する。この式(I
I)中、Pは直鎖状の未置換キナクリドン基であり、X
はR7が水素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが
3.0、oが1.0及びmが2.0を表すスルホンアミ
ド基(V)である。
【0065】顔料調製物を得る。AMラッカーに使用す
ると、鮮やかな色相の透明、純粋な濃い色の塗膜が得ら
れる。レオロジーの測定値は5、粘度は4.8sであ
る。光沢の測定値は81である。
【0066】実施例5 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、127.5部の2,5
−ジアニリノテレフタル酸と22.5部の2,5−ジ
(3−クロロアニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹
拌しながら導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、
この加熱中に閉環を惹起してキナクリドンを形成させ
る。次に反応混合物を撹拌しながら2分間を要して(C
G:50%/分)574部の80%濃度のリン酸に14
0℃で計量添加し、この添加中に加水分解させる。この
加水分解中に温度が160℃に上昇する。加水分解後の
リン酸濃度は95%である。混合物を150℃まで放冷
し、150℃で4時間撹拌する。次に1428.8部の
水を滴下し、懸濁液を90℃に冷却する。混合物を90
℃で1時間撹拌する。冷却後のリン酸濃度は40%であ
る。次いで、混晶顔料を吸引によって濾別し、中性にな
るまで水洗し、80℃で乾燥する。この結果、134部
の混晶顔料(Pigment Violet 19,γ
IV相)が得られる。X線スペクトルは、2倍のブラッ
グ角2θの6.4゜、13.5゜及び26.5゜に3つ
の高強度の線、10.6゜、13.2゜、16.1゜、
16.8゜、20.5゜、21.4゜、24.0゜及び
28.3゜に8つの中間強度の線、30.1゜に1つの
低強度の線を示す。3,10−ジクロキナクリドンの線
は検出できない。
【0067】19部の混晶顔料と1部の式(II)の顔
料分散剤とを機械的に混合する。この式(II)中、P
は直鎖状の未置換キナクリドン基であり、XはR7が水
素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが3.0、o
が1.0及びmが2.0を表すスルホンアミド基(V)
である。顔料調製物を得る。AMラッカーに使用する
と、透明、純粋な濃い色の塗膜が得られる。レオロジー
の測定値は5、粘度は3.4sである。光沢の測定値は
80である。
【0068】実施例6 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、127.5部の2,5
−ジアニリノテレフタル酸と22.5部の2,5−ジ
(3−クロロアニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹
拌しながら導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、
この加熱中に閉環を惹起してキナクリドンを形成させ
る。次に反応混合物を撹拌しながら3分間を要して(C
G:33.3%/分)860.8部の85%濃度のリン
酸に140℃で計量添加し、この添加中に加水分解させ
る。この加水分解中に温度が160℃に上昇する。加水
分解後のリン酸濃度は95%である。次に294.5部
の40%濃度のリン酸を滴下し、懸濁液を150℃に冷
却する。冷却後のリン酸濃度は85%である。混合物を
150℃で5時間撹拌する。次に混合物を120℃に冷
却し、1822.3部の水を滴下する。このときのリン
酸濃度は40%である。次いで、混晶顔料を吸引によっ
て濾別し、40%濃度のリン酸でランオフが無色になる
まで洗浄し、中性になるまで水洗し、80℃で乾燥す
る。この結果、130.5部の混晶顔料(Pigmen
t Violet 19,γIV相)が得られる。X線
スペクトルは、2倍のブラッグ角2θの6.4゜、1
3.5゜及び26.4゜に3つの高強度の線、17.0
゜、20.5゜、21.4゜、23.9゜及び28.2
゜に5つの中間強度の線を示す。
【0069】9.5部の混晶顔料と0.5部の式(I
I)の顔料分散剤とを機械的に混合する。この式(I
I)中、Pは直鎖状の未置換キナクリドン基であり、X
はR7が水素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが
3.0、oが1.0及びmが2.0を表すスルホンアミ
ド基(V)である。顔料調製物を得る。AMラッカーに
使用すると、鮮やかな色相の透明、純粋な濃い色の塗膜
が得られる。色相はより青に近くなっている。レオロジ
ーの測定値は5、粘度は3sである。光沢の測定値は8
3である。
【0070】実施例7 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、127.5部の2,5
−ジアニリノテレフタル酸と22.5部の2,5−ジ
(3−クロロアニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹
拌しながら導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、
この加熱中に閉環を惹起してキナクリドンを形成させ
る。次に反応混合物を撹拌しながら2分間を要して(C
G:50%/分)860.8部の85%濃度のリン酸に
140℃で計量添加し、この添加中に加水分解させる。
この加水分解中に温度が160℃に上昇する。加水分解
後のリン酸濃度は95%である。次に1105部の40
%濃度のリン酸を滴下し、懸濁液を120℃に冷却す
る。冷却後のリン酸濃度は70%である。混合物を12
0℃で3時間撹拌する。次に混合物を110℃に冷却
し、混晶顔料を吸引によって濾別し、70%濃度のリン
酸でランオフが無色になるまで洗浄し、中性になるまで
水洗し、80℃で乾燥する。この結果、131部の混晶
顔料(PigmentViolet 19,γIV相)
が得られる。X線スペクトルは、2倍のブラッグ角2θ
の6.4゜、13.5゜及び26.4゜に3つの高強度
の線、13.3゜、16.9゜、20.5゜、24.0
゜及び28.3゜に5つの中間強度の線、30.1゜に
1つの低強度の線を示す。
【0071】9.5部の混晶顔料と0.5部の式(I
I)の顔料分散剤とを機械的に混合する。この式(I
I)中、Pは直鎖状の未置換キナクリドン基であり、X
はR7が水素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが
3.0、oが1.0及びmが2.0を表すスルホンアミ
ド基(V)である。顔料調製物を得る。AMラッカーに
使用すると、透明、純粋な濃い色の塗膜が得られる。レ
オロジーの測定値は5、粘度は3.6sである。光沢の
測定値は85である。
【0072】実施例8 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、127.5部の2,5
−ジアニリノテレフタル酸と22.5部の2,5−ジ
(3−クロロアニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹
拌しながら導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、
この加熱中に閉環を惹起してキナクリドンを形成させ
る。次に反応混合物を撹拌しながら2分間を要して(C
G:50%/分)860.8部の85%濃度のリン酸に
140℃で計量添加し、この添加中に加水分解させる。
この加水分解中に温度が160℃に上昇する。加水分解
後のリン酸濃度は95%である。次に294.5部の4
0%濃度のリン酸を滴下し、懸濁液を150℃に冷却す
る。冷却後のリン酸濃度は85%である。混合物を15
0℃で3時間撹拌する。次に混合物を140℃に冷却
し、混晶顔料を吸引によって濾別し、85%濃度のリン
酸でランオフが無色になるまで洗浄し、中性になるまで
水洗し、80℃で乾燥する。この結果、126.4部の
混晶顔料(Pigment Violet 19,γI
V相)が得られる。X線スペクトルは、2倍のブラッグ
角2θの6.4゜、13.5゜及び26.5゜に3つの
高強度の線、5.4゜、13.0゜、16.6゜、2
0.7゜、24.0゜、25.5゜及び28.4゜に5
つの中間強度の線、30.4゜に1つの低強度の線を示
す。
【0073】9.5部の混晶顔料と0.5部の式(I
I)の顔料分散剤とを機械的に混合する。この式(I
I)中、Pは直鎖状の未置換キナクリドン基であり、X
はRラセが水素原子、R8及びR9の各々がエチル基、n
が3.0、oが1.0及びmが2.0を表すスルホンア
ミド基(V)である。顔料調製物を得る。AMラッカー
に使用すると、透明、純粋な濃い色の塗膜が得られる。
レオロジーの測定値は5、粘度は3.3sである。光沢
の測定値は82である。
【0074】実施例9 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、142.5部の2,5
−ジアニリノテレフタル酸と7.5部の2,5−ジ(3
−クロロアニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹拌し
ながら導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、この
加熱中に閉環を惹起してキナクリドンを形成させる。次
に反応混合物を撹拌しながら2分間を要して(CG:5
0%/分)860.8部の85%濃度のリン酸に140
℃で計量添加し、この添加中に加水分解させる。この加
水分解中に温度が160℃に上昇する。加水分解後のリ
ン酸濃度は95%である。次に1105部の40%濃度
のリン酸を滴下し、懸濁液を120℃に冷却する。冷却
後のリン酸濃度は70%である。混合物を120℃で4
時間撹拌する。次に混合物を110℃に冷却し、混晶顔
料を吸引によって濾別し、70%濃度のリン酸でランオ
フが無色になるまで洗浄し、中性になるまで水洗し、8
0℃で乾燥する。この結果、127.1部の混晶顔料
(Pigment Violet 19,γIV相)が
得られる。X線スペクトルは、2倍のブラッグ角2θの
6.5゜、13.5゜、13.7゜及び26.4゜に4
つの高強度の線、13.0゜、16.9゜、23.8
゜、25.2゜及び28.2゜に5つの中間強度の線、
20.5゜、21.4゜、30.4及び31.7゜に4
つの低強度の線を示す。
【0075】90部の5%イソブタノールと10部の未
精製混晶顔料(Pigment Violet 19,
γIV相)とから成る懸濁液を、直径0.3−0.4m
mのジルコニウム混合酸化物ビーズ400部を磨砕媒体
として充填した撹拌ボールミル(製造元:Draisw
erke GmbH,Mannheim)に計量添加す
る。撹拌機先端速度15.6m/秒及び混練スペース1
リットルあたりの固有電力密度3.1kWを用いて20
℃で20分間磨砕する。冷却後、練り顔料懸濁液を篩に
通して磨砕媒体を除去し、磨砕媒体は水洗し、練り顔料
懸濁液は一つに集める。集めた懸濁液を沸騰するまで加
熱し、イソブタノールはブリッジで100℃以下で留去
する。60℃に冷却後、混晶顔料を吸引によって濾別
し、水洗し、80℃で乾燥する。この結果、18.6部
の混晶顔料(Pigment Violet 19,γ
II相、少量のα相)が得られる。PEラッカーに使用
すると、透明な濃い色の塗膜が得られる。金属塗膜は濃
い色でありdark flopを有している。
【0076】実施例10 90部の水と10部の実施例9の未精製混晶顔料とから
成る懸濁液を、直径0.3−0.4mmのジルコニウム
混合酸化物ビーズ400部を磨砕媒体として充填した撹
拌ボールミル(製造元:Draiswerke Gmb
H,Mannheim)に計量添加する。撹拌機先端速
度15.6m/秒及び混練スペース1リットルあたりの
固有電力密度3.1kWを用いて20℃で20分間磨砕
する。冷却後、練り顔料懸濁液を篩に通して磨砕媒体を
除去し、磨砕媒体は水洗し、集めた練り顔料懸濁液を吸
引によって濾別する。この結果、28.4部の35.2
%のプレスケーキが得られる。
【0077】仕上処理のために、プレスケーキを81.
6部の水に導入する。次に50部の100%イソブタノ
ールと0.5部の式(II)の顔料分散剤とを添加す
る。この式(II)中、Pは直鎖状の未置換キナクリド
ン基であり、XはR7が水素原子、R8及びR9の各々が
エチル基、nが3.0、oが1.0及びmが2.0を表
すスルホンアミド基(V)である。混合物を沸騰するま
で加熱し、沸騰温度で3時間撹拌し、イソブタノールを
ブリッジで100℃以下の温度で留去する。60℃に冷
却後、顔料調製物を吸引によって濾別し、水洗し、80
℃で乾燥する。この結果、9.9部の顔料調製物が得ら
れる。AMラッカーに使用すると、透明で鮮やかな濃い
色の塗膜が得られる。レオロジーの測定値は5、粘度は
4.6sである。光沢の測定値は60である。
【0078】実施例11 90部の水と10部の実施例9の未精製混晶顔料とから
成る懸濁液を、直径0.3−0.4mmのジルコニウム
混合酸化物ビーズ400部を磨砕媒体として充填した撹
拌ボールミル(製造元:Draiswerke Gmb
H,Mannheim)に計量添加する。撹拌機先端速
度15.6m/秒及び混練スペース1リットルあたりの
固有電力密度3.1kWを用いて20℃で20分間磨砕
する。冷却後、練り顔料懸濁液を篩に通して磨砕媒体を
除去し、磨砕媒体は水洗し、集めた練り顔料懸濁液を吸
引によって濾別する。プレスケーキを撹拌容器に導入す
る。次に100部の水と0.25部の50%濃度の水性
アルキルフェノールポリグリコールエーテルスルフェー
ト溶液とを添加する。混合物を60℃に加熱し、60℃
で2時間撹拌する。次に0.5部の10%濃度の塩酸を
添加してpHを2に調整し、混合物を60℃で1時間撹
拌し、表面処理した顔料を吸引によって濾別し、中性に
なるまで水洗し、80℃で乾燥する。この結果、表面処
理した9.1部の混晶顔料(Pigment Viol
et 19,γII相、少量のα相)が得られる。PU
ラッカーに使用すると、極めて透明で純粋な濃い色の塗
膜が得られる。
【0079】実施例12 200容量部のアセトンと20.0部の実施例9の未精
製混晶顔料とを、直径2−3mmの珪岩ビーズ1,20
0部を磨砕媒体として90容積%まで充填した磁器容器
に計量添加する。振動ミル(モデルVibratom;
製造元;Siebtechnik Muhlheim)
を使用し、1400rpm、振動サイクル4mmで振盪
しながら8時間微粉砕する。冷却後、練り顔料を篩にか
けて磨砕媒体を除去する。磨砕媒体をアセトンで洗浄
し、集めた練り顔料懸濁液を蒸発乾固する。この結果、
19.2部の混晶顔料(γIV相)が得られる。PVC
に使用すると濃い彩色が得られる。ブリード堅牢度は優
れている。
【0080】実施例13 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、135部の2,5−ジ
アニリノテレフタル酸と15部の2,5−ジ(4−トル
イジノ)テレフタル酸とを125℃で撹拌しながら導入
し、混合物を125℃で1時間加熱し、この加熱中に閉
環を惹起してキナクリドンを形成させる。次に反応混合
物を撹拌しながら2分間を要して(CG:50%/分)
1607.5部の80%濃度のリン酸に135℃で計量
添加し、この添加中に加水分解させる。この加水分解中
に温度が150℃に上昇する。加水分解後のリン酸濃度
は87.5%である。次に1209.2部の40%濃度
のリン酸を滴下し、懸濁液を120℃に冷却する。冷却
後のリン酸濃度は70%である。混合物を120℃で3
時間撹拌する。次に、混晶顔料を110℃で吸引によっ
て濾別し、70%濃度のリン酸でランオフが無色になる
まで洗浄し、中性になるまで水洗し、80℃で乾燥す
る。この結果、133.4部の混晶顔料(Pigmen
t Violet 19,γIV相)が得られる。X線
スペクトルは、2倍のブラッグ角2θの6.3゜、1
3.6゜及び26.3゜に3つの高強度の線、12.8
゜、16.3゜、20.6゜、23.8゜及び28.1
゜に5つの中間強度の線、21.4゜及び31.2゜に
2つの低強度の線を示す。2,9−ジメチルキナクリド
ンの線は検出できない。
【0081】19部の混晶顔料と1部の式(II)の顔
料分散剤とを機械的に混合する。この式(II)中、P
は直鎖状の未置換キナクリドン基であり、XはR7が水
素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが3.0、o
が1.0及びmが2.0を表すスルホンアミド基(V)
である。顔料調製物を得る。AMラッカーに使用する
と、鮮やかな色相の透明、純粋な濃い色の塗膜が得られ
る。色相は青により近くなっている。レオロジーの測定
値は5、粘度は4.6sである。光沢の測定値は85で
ある。PEラッカーに使用すると、濃い色の金属塗膜が
得られる。
【0082】実施例14 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、135部の2,5−ジ
アニリノテレフタル酸と15部の2,5−ジ(3−クロ
ロアニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹拌しながら
導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、この加熱中
に閉環を惹起してキナクリドンを形成させる。次に反応
混合物を撹拌しながら2分間を要して(CG:50%/
分)1607.5部の80%濃度のリン酸と50gのク
メンとの混合物に115℃で計量添加し、この添加中に
加水分解させる。この加水分解中に温度が135℃に上
昇する。加水分解後のリン酸濃度は87.5%である。
次に1209.2部の40%濃度のリン酸を滴下し、懸
濁液を110℃に冷却する。冷却後のリン酸濃度は70
%である。次に蒸留によってクメンを除去する。混晶顔
料を110℃で吸引によって濾別し、70%濃度のリン
酸でランオフが無色になるまで洗浄し、中性になるまで
水洗し、80℃で乾燥する。この結果、125.1部の
混晶顔料(Pigment Violet 19,γI
I相)が得られる。
【0083】9.5部の混晶顔料と0.5部の式(I
I)の顔料分散剤とを機械的に混合する。この式(I
I)中、Pは直鎖状の未置換キナクリドン基であり、X
はR7が水素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが
3.0、oが1.0及びmが2.0を表すスルホンアミ
ド基(V)である。顔料調製物を得る。AMラッカーに
使用すると、鮮やかな色相の透明、純粋な濃い色の塗膜
が得られる。レオロジーの測定値は5、粘度は5.2s
である。光沢の測定値は74である。
【0084】実施例15 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、135部の2,5−ジ
アニリノテレフタル酸と11.25部の2,5−ジ(3
−クロロアニリノ)テレフタル酸と3.75部の2,5
−ジ(4−トルイジノ)テレフタル酸とを125℃で撹
拌しながら導入し、混合物を125℃で1時間加熱し、
この加熱中に閉環を惹起してキナクリドンを形成させ
る。次に反応混合物を撹拌しながら2分間を要して(C
G:50%/分)1607.5部の80%濃度のリン酸
に135℃で計量添加し、この添加中に加水分解させ
る。この加水分解中に温度が150℃に上昇する。加水
分解後のリン酸濃度は87.5%である。次に120
9.2部の40%濃度のリン酸を滴下し、懸濁液を12
0℃に冷却する。冷却後のリン酸濃度は70%である。
混合物を120℃で1時間撹拌する。次に混晶顔料を1
10℃で吸引によって濾別し、70%濃度のリン酸でラ
ンオフが無色になるまで洗浄し、中性になるまで水洗
し、80℃で乾燥する。この結果、131.9部の混晶
顔料(Pigment Violet 19,γIV
相)が得られる。AMラッカーに使用すると、鮮やかな
色相の透明な濃い色の塗膜が得られる。レオロジーの測
定値は3、粘度は4.2sである。光沢の測定値は58
である。
【0085】実施例16 85.0%のP25を含有する450部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、135部の2,5−ジ
アニリノテレフタル酸と15部の2,5−ジ(3−メト
キシ−4−メチルアニリノ)テレフタル酸とを125℃
で撹拌しながら導入し、混合物を125℃で1時間加熱
し、この加熱中に閉環を惹起してキナクリドンを形成さ
せる。次に反応混合物を撹拌しながら2分間を要して
(CG:50%/分)1607.5部の80%濃度のリ
ン酸に135℃で計量添加し、この添加中に加水分解さ
せる。この加水分解中に温度が150℃に上昇する。加
水分解後のリン酸濃度は87.5%である。次に120
9.2部の40%濃度のリン酸を滴下し、懸濁液を12
0℃に冷却する。冷却後のリン酸濃度は70%である。
混合物を120℃で1時間撹拌する。次に混晶顔料を1
10℃で吸引によって濾別し、70%濃度のリン酸でラ
ンオフが無色になるまで洗浄し、中性になるまで水洗
し、80℃で乾燥する。この結果、132.5部の混晶
顔料(Pigment Violet 19,γII
相、少量のγIV相)が得られる。AMラッカーに使用
すると、鮮やかな色相の透明な濃い色の塗膜が得られ
る。レオロジーの測定値は3、粘度は4.2sである。
光沢の測定値は49である。
【0086】実施例17 85.0%のP25を含有する540部のポリリン酸を
撹拌容器に計量添加する。次に、81部の2,5−ジア
ニリノテレフタル酸と9部の2,5−ジ(2−クロロア
ニリノ)テレフタル酸とを125℃で撹拌しながら導入
し、混合物を125℃で1時間加熱し、この加熱中に閉
環を惹起してキナクリドンを形成させる。次に反応混合
物を撹拌しながら2分間を要して(CG:50%/分)
1929部の80%濃度のリン酸に135℃で計量添加
し、この添加中に加水分解させる。この加水分解中に温
度が150℃に上昇する。加水分解後のリン酸濃度は8
7.5%である。次に1451部の40%濃度のリン酸
を滴下し、懸濁液を120℃に冷却する。冷却後のリン
酸濃度は70%である。混合物を120℃で1時間撹拌
する。次に混晶顔料を110℃で吸引によって濾別し、
70%濃度のリン酸でランオフが無色になるまで洗浄
し、中性になるまで水洗し、80℃で乾燥する。この結
果、80.4部の混晶顔料(Pigment Viol
et 19,γII相)が得られる。
【0087】19部の混晶顔料と1部の式(II)の顔
料分散剤とを機械的に混合する。この式(II)中、P
は直鎖状の未置換キナクリドン基であり、XはR7が水
素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが3.0、o
が1.0及びmが2.0を表すスルホンアミド基(V)
である。顔料調製物を得る。
【0088】AMラッカーに使用すると、鮮やかな色相
の隠蔽力のある濃い色の塗膜が得られる。レオロジーの
測定値は5、粘度は3.9sである。光沢の測定値は7
5である。
【0089】実施例18 83.0%のP25を含有する1000部のポリリン酸
を撹拌容器に計量添加する。次に、180部の2,5−
ジアニリノテレフタル酸と20部の2,5−ジ(3−ク
ロロアニリノ)テレフタル酸とを90℃で撹拌しながら
70分を要して導入する。この添加中に温度が111℃
に上昇する。、混合物を125℃に加熱し125℃で3
時間撹拌し、この撹拌中に閉環を惹起してキナクリドン
を形成させる。次に反応混合物を、固定子スリット幅3
mmをもつ13,000rpmの歯車型分散装置IKA
SL41モデル(販売元:Janke & Kunk
el.Staufen)に、53.4容量部/時の容積
流量の140℃の85%濃度のリン酸中に1.92容量
部/時の容積流量で計量添加すると、1.2秒で加水分
解されて沈殿物が形成される。加水分解後のリン酸濃度
は89.9%である。これによって、7017部の未精
製顔料懸濁液が得られる。6848部の未精製顔料懸濁
液を120℃に冷却し、4479部の40%濃度のリン
酸を25℃で撹拌を伴って導入する。リン酸添加後のリ
ン酸濃度は70%である。混合物を120℃で3時間撹
拌する。次に未精製混晶顔料を10,000部の水で希
釈し、吸引によって濾別し、中性になるまで水洗し、8
0℃で乾燥する。この結果、96.6部の未精製混晶顔
料が得られる。
【0090】200容量部のジメチルホルムアミドと2
0.0部の未精製混晶顔料とを、直径2−3mmの珪岩
ビーズ1,200部を磨砕媒体として90容積%まで充
填した磁器容器に計量添加する。振動ミル(モデルVi
bratom;製造元;Siebtechnik Mu
hlheim)を使用し、1400rpm、振動サイク
ル4mmで振盪しながら8時間微粉砕する。その後、練
り顔料を篩にかけて磨砕媒体を除去し、磨砕媒体をジメ
チルホルムアミドで洗浄する。集めた練り顔料懸濁液を
沸騰しながら2時間加熱し、1000部の水に添加し、
混晶顔料を吸引によって濾別し、ジメチルホルムアミド
がなくなるまで水洗し、80℃で乾燥する。この結果、
19.2部の混晶顔料(Pigment Violet
19,γII相)が得られる。
【0091】9.5部の混晶顔料と0.5部の式(I
I)の顔料分散剤とを機械的に混合する。この式(I
I)中、Pは直鎖状の未置換キナクリドン基であり、X
はR7が水素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが
3.0、oが1.0及びmが2.0を表すスルホンアミ
ド基(V)である。顔料調製物を得る。AMラッカーに
使用すると、鮮やかな色相の透明な濃い色の塗膜が得ら
れる。
【0092】実施例19 83.0%のP25を含有する1000部のポリリン酸
を撹拌容器に計量添加する。次に、180部の2,5−
ジアニリノテレフタル酸と20部の2,5−ジ(3−ク
ロロアニリノ)テレフタル酸とを90℃で撹拌しながら
60分を要して導入する。この添加中に温度が115℃
に上昇する。、混合物を125℃に加熱し125℃で1
時間撹拌し、この撹拌中に閉環を惹起してキナクリドン
を形成させる。次に反応混合物を、静的ミキサーKen
ics KMR(登録商標)(長さ10cm、直径9m
m、8要素、販売元:H.Ott,Neckargmu
nd)に、44.5容量部/時の容積流量の140℃の
85%濃度のリン酸中に2.1容量部/時の容積流量で
計量添加すると、0.34秒で加水分解されて沈殿物が
形成される。加水分解後のリン酸濃度は93%である。
これによって、6445部の未精製顔料懸濁液が得られ
る。6279部の未精製顔料懸濁液を120℃に冷却
し、4479部の40%濃度のリン酸を25℃で撹拌を
伴って導入する。リン酸添加後のリン酸濃度は70%で
ある。混合物を120℃で3時間撹拌する。次に未精製
混晶顔料を10,000部の水で希釈し、吸引によって
濾別し、中性になるまで水洗し、80℃で乾燥する。こ
の結果、102.6部の未精製混晶顔料が得られる。
【0093】200容量部のジメチルホルムアミドと2
0.0部の未精製混晶顔料とを、直径2−3mmの珪岩
ビーズ1,200部を磨砕媒体として90容積%まで充
填した磁器容器に計量添加する。振動ミル(モデルVi
bratom;製造元;Siebtechnik Mu
hlheim)を使用し、1400rpm、振動サイク
ル4mmで振盪しながら8時間微粉砕する。その後、練
り顔料を篩にかけて磨砕媒体を除去し、磨砕媒体をジメ
チルホルムアミドで洗浄する。集めた練り顔料懸濁液を
沸騰しながら2時間加熱し、1000部の水に添加し、
混晶顔料を吸引によって濾別し、ジメチルホルムアミド
がなくなるまで水洗し、80℃で乾燥する。この結果、
18.1部の混晶顔料(Pigment Violet
19,γII相)が得られる。
【0094】9.5部の混晶顔料と0.5部の式(I
I)の顔料分散剤とを機械的に混合する。この式(I
I)中、Pは直鎖状の未置換キナクリドン基であり、X
はR7が水素原子、R8及びR9の各々がエチル基、nが
3.0、oが1.0及びmが2.0を表すスルホンアミ
ド基(V)である。顔料調製物を得る。AMラッカーに
使用すると、鮮やかな色相の透明な濃い色の塗膜が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/00 C09B 67/20 L C09B 67/20 67/52 C C09D 11/00 67/52 11/02 C09D 11/00 17/00 11/02 201/00 17/00 B41J 3/04 101Y 201/00 B41M 5/26 K (72)発明者 ヨアヒム・ウエーバー ドイツ国、65929・フランクフルト、ヨハ ネザレー・13 (72)発明者 デイーター・シユナイトマン ドイツ国、65817・エプシユタイン、ツア イリング・28・アー (72)発明者 マルギート・ハーベルリツク ドイツ国、65520・バート・ケンベルク、 クベレンベーク・30

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)82.5−99重量%の式(I) 【化1】 〔式中、R1及びR2は水素原子を表す〕の未置換γ相の
    キナクリドンと、(b)1−17.5重量%の1種また
    は複数の式(I)〔式中、同じまたは異なる置換基R1
    及びR2は、塩素、臭素もしくはフッ素原子を表すかま
    たはC1−C6−アルキル基で置換され得るC1−C4−ア
    ルキル、C1−C4−アルコキシもしくはカルボキシアミ
    ド基を表し、R1は更に水素原子であってもよい〕の
    2,9−及び/または3,10−置換キナクリドンと、
    から成るキナクリドン混晶顔料。
  2. 【請求項2】 85−95重量%、好ましくは87−9
    3重量%の成分(a)と、5−15重量%、好ましくは
    7−13重量%の成分(b)とから成る請求項1に記載
    のキナクリドン混晶顔料。
  3. 【請求項3】 成分(b)のRが水素、クロロ、メチ
    ル、メトキシまたはカルボキサミドであり、Rがクロ
    ロ、メチル、メトキシまたはカルボキサミドであること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のキナクリ
    ドン混晶顔料。
  4. 【請求項4】 82.5:17.5から99:1、好ま
    しくは85:15から95:5の割合の、成分(a)の
    ベースとなる式(Ia) 【化2】 の2,5−ジアニリノテレフタル酸と成分(b)のベー
    スとなる式(Ib) 【化3】 の(1種または複数の)置換テレフタル酸とを、ポリリ
    ン酸、ポリリン酸エステル、好ましくはポリリン酸メチ
    ルエステルまたはそれらの混合物の存在下で環化する工
    程;環化後に存在する閉環混合物を、少なくとも110
    ℃の温度で、少なくとも70重量%の濃度、好ましくは
    75−98重量%の濃度の水性オルトリン酸に計量添加
    することによって加水分解する工程(その際、水性オル
    トリン酸は前記計量添加後の加水分解混合物中のオルト
    リン酸の濃度が少なくとも85重量%となる量で使用す
    る);次いで、混晶顔料を直接単離するかまたは微細分
    割処理及び/または仕上処理後に単離する工程;を含ん
    で成る、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の
    キナクリドン混晶顔料の製造方法。
  5. 【請求項5】 ポリリン酸またはポリリン酸エステルの
    25含量が80−87重量%、好ましくは83−85
    重量%であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 加水分解を、120−180℃、好まし
    くは130−160℃の温度で実施することを特徴とす
    る請求項4または請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 計量添加終了後の加水分解混合物中のオ
    ルトリン酸の濃度が87−98重量%、好ましくは88
    −95重量%となる量のオルトリン酸によって加水分解
    を実施することを特徴とする請求項4から請求項6のい
    ずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも10%/分、好ましくは50
    −100%/分の濃度勾配を使用して計量添加を行うこ
    とを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか一項に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 加水分解を静的ミキサーまたは動的ミキ
    サー中で惹起することを特徴とする請求項4から請求項
    8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 加水分解混合物を水または希オルトリ
    ン酸で希釈し、120℃−180℃で加熱することを特
    徴とする請求項4から請求項9のいずれか一項に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 本質的に、請求項1から請求項3のい
    ずれか一項に記載のキナクリドン混晶顔料と、顔料分散
    剤と、アニオン性、カチオン性もしくは非イオン性界面
    活性剤またはその混合物とから成る顔料調製物。
  12. 【請求項12】 顔料分散剤と界面活性剤との合計含量
    が0.1−20重量%、好ましくは1−10重量%であ
    ることを特徴とする請求項11に記載の顔料調製物。
  13. 【請求項13】 顔料分散剤が式(II) P−X (II) 〔式中、mは、1から4の整数であり;Pは、請求項1
    に記載の式(I){式中のR1及びR2は水素原子または
    メチル基}の直鎖状ナクリドンのm価の基であり;X
    は、式(III) −COOM (III) または式(IV) −SO3M (IV) {式中、Mは、水素イオンH+を表すかまたはγ価の金
    属カチオンのMγ+/γ当量を表し、この場合には同一
    のγは整数1、2及び3のいずれかであり、または、M
    は、N+3456の構造をもつアンモニウムイオン
    を表し、第四窒素原子の置換基R3、R4、R5及びR6
    各々は個別に且つ互いに独立に、水素原子、C1−C30
    −アルキル、C2−C30−アルケニルまたはC5−C30
    シクロアルキル基であり、これらの基は、ヒドロキシ
    ル、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、カルボキシルも
    しくはカルボキサミド基によってか、または、基 【化4】 (vは2−20の整数である)によってか、または、基
    2−C6−アルキル−N +456によって置換され得
    る}の基であるか、あるいは、 Xは、式(V) 【化5】 {式中、R8及びR9の各々は互いに独立に、水素原子、
    1−C20−アルキル、C2−C20−アルケニルもしくは
    5−C7−シクロアルキル基を表すか、または、R8
    9とが隣接窒素原子と共に脂肪族もしくは芳香族の5
    員環もしくは6員環の複素環系を表し、その際該複素環
    系はどの場合にも窒素、酸素及びイオウから成る群から
    選択された同じもしくは異なる1から3個の環構成ヘテ
    ロ原子を有しており、R7は水素原子またはC1−C4
    アルキル基であり、nは1−6の整数であり、oは0ま
    たは1の数である}の基であるか、あるいは、 Xは、式(VI) 【化6】 {式中、R10、R12及びR13の各々は、水素、フッ素、
    塩素もしくは臭素原子であり、R11は、水素、フッ素、
    塩素もしくは臭素原子であるかまたはニトロ、C 1−C5
    −アルキル、C1−C6−アルコキシもしくはベンゾイル
    アミノ基である}の基である〕の化合物であることを特
    徴とする請求項11または請求項12に記載の顔料調製
    物。
  14. 【請求項14】 高分子量有機材料またはインクジェッ
    ト用インクを彩色する色素として使用される請求項1か
    ら請求項3のいずれか一項に記載のキナクリドン混晶顔
    料または請求項11から13のいずれか一項に記載の顔
    料調製物の使用。
  15. 【請求項15】 高分子量有機材料がプラスチック、樹
    脂、塗装用材料、印刷用インク、または電子写真用のト
    ナーもしくは現像剤であることを特徴とする請求項14
    に記載の使用。
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