JP2000284155A - 光ファイバ - Google Patents
光ファイバInfo
- Publication number
- JP2000284155A JP2000284155A JP11087958A JP8795899A JP2000284155A JP 2000284155 A JP2000284155 A JP 2000284155A JP 11087958 A JP11087958 A JP 11087958A JP 8795899 A JP8795899 A JP 8795899A JP 2000284155 A JP2000284155 A JP 2000284155A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating layer
- optical fiber
- primary coating
- modulus
- young
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 側圧ロスが小さく、かつ外観が良好な信頼性
のある光ファイバを提供する。 【解決手段】 光ファイバ裸線の外周上に一次被覆層と
二次被覆層を施してなる光ファイバにおいて、前記一次
被覆層は、ヤング率が0.1kg/mm2 以下で、かつ
引張強さが0.5kg/mm2 以上である。
のある光ファイバを提供する。 【解決手段】 光ファイバ裸線の外周上に一次被覆層と
二次被覆層を施してなる光ファイバにおいて、前記一次
被覆層は、ヤング率が0.1kg/mm2 以下で、かつ
引張強さが0.5kg/mm2 以上である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの被覆
構造に関する。
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、裸のままでは表面に傷が
つきやすいために、光ファイバ裸線の周上に線引きと同
時に一次被覆層および二次被覆層が施されて形成され
る。一次被覆層および二次被覆層は紫外線硬化型樹脂
(以下、UV型樹脂と称す)などのプラスチック樹脂を
用いて形成される。この一次被覆層は、外力の影響を緩
和するために、ヤング率が低いことが望まれていた。例
えば、外径125μmのシングルモード光ファイバ裸線
の外周上に一次被覆層と二次被覆層を形成した外径20
0μm以下の細径光ファイバや、外径125μmのマル
チモード光ファイバ裸線の外周上に一次被覆層と二次被
覆層を形成した外径250μmのグレーデッドインデッ
クス(GI)型マルチモード光ファイバは側圧(曲げ)
に弱いため、ハンドリングやケーブル化の作業に耐える
ように、一次被覆層はヤング率が0.1kg/mm2 以
下であるソフトな層であることが望まれていた。
つきやすいために、光ファイバ裸線の周上に線引きと同
時に一次被覆層および二次被覆層が施されて形成され
る。一次被覆層および二次被覆層は紫外線硬化型樹脂
(以下、UV型樹脂と称す)などのプラスチック樹脂を
用いて形成される。この一次被覆層は、外力の影響を緩
和するために、ヤング率が低いことが望まれていた。例
えば、外径125μmのシングルモード光ファイバ裸線
の外周上に一次被覆層と二次被覆層を形成した外径20
0μm以下の細径光ファイバや、外径125μmのマル
チモード光ファイバ裸線の外周上に一次被覆層と二次被
覆層を形成した外径250μmのグレーデッドインデッ
クス(GI)型マルチモード光ファイバは側圧(曲げ)
に弱いため、ハンドリングやケーブル化の作業に耐える
ように、一次被覆層はヤング率が0.1kg/mm2 以
下であるソフトな層であることが望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一次被
覆層のヤング率を0.1kg/mm2 以下にした上述の
光ファイバには、外観異常が生じ、信頼性が損なわれる
という問題があった。この外観異常は、雰囲気の温度、
湿度を高くした場合(例えば加速劣化試験の雰囲気)に
顕著になる。
覆層のヤング率を0.1kg/mm2 以下にした上述の
光ファイバには、外観異常が生じ、信頼性が損なわれる
という問題があった。この外観異常は、雰囲気の温度、
湿度を高くした場合(例えば加速劣化試験の雰囲気)に
顕著になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、光ファイバ裸線の外周上に一
次被覆層と二次被覆層を施してなる光ファイバにおい
て、前記一次被覆層は、ヤング率が0.1kg/mm2
以下で、かつ引張強さが0.5kg/mm2 以上である
ことを特徴とするものである。
決すべくなされたもので、光ファイバ裸線の外周上に一
次被覆層と二次被覆層を施してなる光ファイバにおい
て、前記一次被覆層は、ヤング率が0.1kg/mm2
以下で、かつ引張強さが0.5kg/mm2 以上である
ことを特徴とするものである。
【0005】本発明は、鋭意実験的に検討の結果得られ
たものである。即ち、光ファイバ裸線をUV型樹脂で被
覆する際に、UV型樹脂は硬化時の発熱により温度が約
100°C上昇する。また、ヤング率が相対的に小さい
一次被覆層の樹脂は、二被覆層の樹脂に比して架橋点間
の距離が長いため、一次被覆層は二被覆層に比較して大
きな線膨張係数を有する。従って、一次被覆層は、発熱
硬化後に温度が低下して熱収縮する過程で引張り応力を
受け、損傷を受けやすくなる。特に、雰囲気の温度、湿
度を高くすると、一次被覆層の非架橋成分の蒸発が起こ
り、体積収縮が起こるため、引張強さが小さいと、ミク
ロ的に破壊され、この一次被覆層の損傷により外観異常
が発生する。そこで、上述のように、一次被覆層のヤン
グ率を0.1kg/mm2 以下にし、かつ引張強さを
0.5kg/mm2 以上にすると、一次被覆層の損傷を
防ぎ、光ファイバの外観異常を防ぐことができる。
たものである。即ち、光ファイバ裸線をUV型樹脂で被
覆する際に、UV型樹脂は硬化時の発熱により温度が約
100°C上昇する。また、ヤング率が相対的に小さい
一次被覆層の樹脂は、二被覆層の樹脂に比して架橋点間
の距離が長いため、一次被覆層は二被覆層に比較して大
きな線膨張係数を有する。従って、一次被覆層は、発熱
硬化後に温度が低下して熱収縮する過程で引張り応力を
受け、損傷を受けやすくなる。特に、雰囲気の温度、湿
度を高くすると、一次被覆層の非架橋成分の蒸発が起こ
り、体積収縮が起こるため、引張強さが小さいと、ミク
ロ的に破壊され、この一次被覆層の損傷により外観異常
が発生する。そこで、上述のように、一次被覆層のヤン
グ率を0.1kg/mm2 以下にし、かつ引張強さを
0.5kg/mm2 以上にすると、一次被覆層の損傷を
防ぎ、光ファイバの外観異常を防ぐことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。石英系のコア径50μm、比屈折率差Δ=
1.0%、グレーデッドインデックス型で、外径125
μmの光ファイバ裸線に、外径200μmの一次被覆層
と外径250μmの二次被覆層を施し、光ファイバとし
た。なお、被覆材料は、ウレタンアクリレート系のUV
型樹脂を用いた。
に説明する。石英系のコア径50μm、比屈折率差Δ=
1.0%、グレーデッドインデックス型で、外径125
μmの光ファイバ裸線に、外径200μmの一次被覆層
と外径250μmの二次被覆層を施し、光ファイバとし
た。なお、被覆材料は、ウレタンアクリレート系のUV
型樹脂を用いた。
【0007】上述の光ファイバについて、側圧(曲げ)
特性を以下のようにして評価した。即ち、胴径160m
mのボビンに3000mの光ファイバを40gfの張力
で巻き、この状態で波長1310nmにおける伝送ロス
をOTDR(Optical Time Domain Reflectometer )で
測定した。この測定値をα1 (dB/km)とする。次
に、ボビンに巻いた光ファイバを束状にして巻き張力を
開放し、同様に伝送ロスを測定して、α2 (dB/k
m)とした。そうして、α1 −α2 を側圧ロス(曲げロ
ス)とした。
特性を以下のようにして評価した。即ち、胴径160m
mのボビンに3000mの光ファイバを40gfの張力
で巻き、この状態で波長1310nmにおける伝送ロス
をOTDR(Optical Time Domain Reflectometer )で
測定した。この測定値をα1 (dB/km)とする。次
に、ボビンに巻いた光ファイバを束状にして巻き張力を
開放し、同様に伝送ロスを測定して、α2 (dB/k
m)とした。そうして、α1 −α2 を側圧ロス(曲げロ
ス)とした。
【0008】また、上述の光ファイバについて、被覆層
の外観異常を顕著にさせるために加速劣化試験を行っ
た。試験条件は、1000mの光ファイバ束を、温度8
5℃、湿度85%の湿熱槽に30日間投入した。そうし
て、湿熱槽から取り出した光ファイバの外観を100倍
の光学顕微鏡で観察した。
の外観異常を顕著にさせるために加速劣化試験を行っ
た。試験条件は、1000mの光ファイバ束を、温度8
5℃、湿度85%の湿熱槽に30日間投入した。そうし
て、湿熱槽から取り出した光ファイバの外観を100倍
の光学顕微鏡で観察した。
【0009】一次被覆層のヤング率および引張強さを変
えて3種類の試料を作製し、それらの側圧ロスを測定し
た結果、および加速劣化試験の結果を表1に示す。な
お、二次被覆層のヤング率は70kg/mm2 とした。
えて3種類の試料を作製し、それらの側圧ロスを測定し
た結果、および加速劣化試験の結果を表1に示す。な
お、二次被覆層のヤング率は70kg/mm2 とした。
【0010】
【0011】表1からわかるように、本発明の実施例で
ある、一次被覆層のヤング率0.06(≦0.1)kg
/mm2 、引張強さ0.5(≧0.5)kg/mm2 の
試料3は、側圧ロスが小さく、加速劣化試験後の外観も
良好であった。しかしながら、試料1(一次被覆層のヤ
ング率は小さいが、引張強さも小さい)では、側圧ロス
は良好であるが、加速劣化試験後に一次被覆層にラグビ
ーボール状の空洞が認められ、外観が不良であった。ま
た、試料2(一次被覆層のヤング率が大きく、引張強さ
が小さい)では外観は良好であるが、側圧ロスが0.1
dB/kmと大きく、実用不可能であった。なお、上記
試料の二次被覆層のヤング率は70kg/mm2 であっ
たが、50〜150kg/mm2 の範囲でも同様の結果
が得られた。
ある、一次被覆層のヤング率0.06(≦0.1)kg
/mm2 、引張強さ0.5(≧0.5)kg/mm2 の
試料3は、側圧ロスが小さく、加速劣化試験後の外観も
良好であった。しかしながら、試料1(一次被覆層のヤ
ング率は小さいが、引張強さも小さい)では、側圧ロス
は良好であるが、加速劣化試験後に一次被覆層にラグビ
ーボール状の空洞が認められ、外観が不良であった。ま
た、試料2(一次被覆層のヤング率が大きく、引張強さ
が小さい)では外観は良好であるが、側圧ロスが0.1
dB/kmと大きく、実用不可能であった。なお、上記
試料の二次被覆層のヤング率は70kg/mm2 であっ
たが、50〜150kg/mm2 の範囲でも同様の結果
が得られた。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、側
圧ロスが小さく、かつ外観が良好な信頼性のある光ファ
イバが得られるという優れた効果がある。
圧ロスが小さく、かつ外観が良好な信頼性のある光ファ
イバが得られるという優れた効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 光ファイバ裸線の外周上に一次被覆層と
二次被覆層を施してなる光ファイバにおいて、前記一次
被覆層は、ヤング率が0.1kg/mm2 以下で、かつ
引張強さが0.5kg/mm2 以上であることを特徴と
する光ファイバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087958A JP2000284155A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 光ファイバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087958A JP2000284155A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 光ファイバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000284155A true JP2000284155A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13929389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11087958A Pending JP2000284155A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 光ファイバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000284155A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007233031A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Swcc Showa Device Technology Co Ltd | 光フェルール |
| JP2016210651A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ心線 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11087958A patent/JP2000284155A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007233031A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Swcc Showa Device Technology Co Ltd | 光フェルール |
| JP2016210651A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ心線 |
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