JP2000284269A - 液晶セル用偏光板の切断方法及びその接着方法 - Google Patents

液晶セル用偏光板の切断方法及びその接着方法

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cutting
plate
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Koji Kaneko
孝治 金子
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Kawaguchiko Seimitsu KK
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層膜構造の偏光板切断時に層間剥離が発生
する。1ケ1ケ切断する方法はゴム板で押圧し切断する
ので工数が掛かりコストアップになる。 【解決手段】 偏光板の大判を凹溝部を設けた載品台上
に載置し、短冊状に切断し、接着テープ10aで繋げて
ロール状に巻き取った短冊状偏光板ロール20を装置に
装填する。送り出された短冊状偏光板1Bはその端部に
凹溝部2aを形成した載品台2の凹溝部2aで1ケ形状
の偏光板1に切断すると同時にテープ巻き取りロール1
2により所定の速度で送られる接着テープ10に貼付さ
れ偏光板吸着板16の所定位置に移動し吸着板に吸着さ
せ、偏光板1を吸着した吸着板を液晶セル18上に移動
し、吸着板を傾けて横に移動しながら、吸着板に設けら
れたローラで偏光板1を液晶セル18上に圧接しながら
接着する。層間剥離は発生せず、1ケ切断からセル接着
まで連続自動化されコストダウンが図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶セル用偏光板
の切断方法及びその接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TN型液晶セルやSTN型液晶セ
ルには上下のガラス基板の両外面に偏光板が貼られて使
用される。この偏光板には、両側に吸収型偏光板を使用
するもの、上側に吸収型偏光板、下側に反射型偏光板を
使用するもの等がある。ここで、吸収型偏光板は偏光素
子を2枚のフィルムで挟設した単層構造を取り、光の透
過と吸収の働きを持っているが、反射型偏光板は多層膜
構造を取り、光の透過と反射の働きを持っている。ここ
で、反射型偏光板の多層構造としては、大きくは偏光
板、位相差板、コレステリックフィルムの三層構造より
なり、位相差板とコレステリックフィルムが多層膜構造
になっている。この多層膜構造の反射型偏光板は非常に
薄い薄膜を100層近く積層して総厚130μm位に仕
上げられており、メタリック調のカラー反射色が得られ
るものである。また、液晶セル用偏光板は大判(約33
0×550mm)仕様のものをそれぞれの製品サイズに
切断して通常使用している。
【0003】図3〜図5は、従来の液晶セル用偏光板の
切断方法を示し、図3は、移動テーブル上に設けた載品
台上の偏光板の切断状態を示す正面図。図4は、偏光板
切断時の層間剥離状態を示す正面図、図5は、切削部分
にゴム板で押圧して切断する状態を示す正面図である。
【0004】図3において、切断方法は、大判の偏光板
1Aを平坦な塩ビ板等からなる載品台2上に固定し、切
断装置の移動テーブル3上に載品台2毎に偏光板1Aを
載せ、偏光板1Aを移動させながら上方に設けた、例え
ば、厚みが略0.25mm、刃先角度が略30度のカッ
ター4を押し下げて切断する。
【0005】ここで、通常、吸収型偏光板はカッター4
で押圧することによって切断できるが、反射型偏光板は
上記したように多層膜構造を取っていることにより、カ
ッター4を押圧して切断すると、図4に示すように、切
断部分の層間剥離が発生してしまう。これは、先端切刃
角度を持ったカッター4を押し下げていくと、切断され
た層が両側方に押されて両側に盛り上がる現象が起き、
層の剥離が発生することによる。
【0006】このため、図5に示すように、多層膜構造
の反射型偏光板の切断方法は、切断部分の両側上面に断
面V字形状のゴム板5で押さえ付けながら切断する方法
を取っている。
【0007】従って、先ず、切断部分をゴム板5で押さ
えながら短冊状に切断して、次に、短冊状偏光板1Bを
載せた載品台2を90度回転させて、同様な方法で移動
させながら1ケ1ケに切断する方法を取っている。
【0008】図6は、1ケ形状に切断された偏光板を液
晶セルに接着する液晶セル用偏光板接着装置の説明図、
図7は、1ケ形状に切断された偏光板の断面図である。
図6において、液晶セル用偏光板接着装置は、一方の端
部に接着テープ10が捲回された接着テープロール11
が配置され、他方の端部に前記接着テープ10を所定の
速度で巻き取るテープ巻き取りロール12が配置されて
いる。前記接着テープロール11からの接着テープ10
を案内し、更に偏光板1を載せて搬送する第1テーブル
13は途中で間欠し、その間欠した間には、接着テープ
10を挟んでその上側に後述する1ケ形状の偏光板1
(離型フィルムを下側にした状態)を積み重ねて収納す
るシュート14が配置されている。そのシュート14の
直下で接着テープ10の下側に接着テープ13を所定の
速度で送ると同時に、シュート14の最下部の偏光板1
を接着テープ10に貼付するために上下動する昇降駆動
ローラ15が配置されている。
【0009】ここで、1ケ形状の偏光板1は図7に示す
ように、偏光板1の下面には接着剤1aにより離型フィ
ルム1bが接着されている。
【0010】次に、前記接着テープ10上に貼付された
偏光板1は第1テーブル13を矢印A方向に搬送される
が、第1テーブル13の端部に配設された真空吸着装置
の偏光板吸着板16により偏光板1のみが吸着されて離
型フィルム1bは接着テープ10に貼付されたままの状
態でテープ巻き取りロール12に巻き取られる。
【0011】前記偏光板吸着板16に吸着された偏光板
1は第2テーブル17上にセットされている液晶セル1
8の上方に移動する。そして、偏光板吸着板16が下降
して後述する接着方法により液晶セル18上に偏光板1
を接着する。
【0012】前記第2テーブル17は、公知の複数のス
テーション、例えば、液晶セル供給(セット)、液晶セ
ルに偏光板接着、液晶セル接着終了、接着セル排出等の
機能を持つもので所定のタイミングで繰り返し稼働す
る。
【0013】図8は、液晶セルに偏光板を接着する方法
を示す説明図である。図8において、偏光板吸着板16
が少し斜めに傾き、偏光板吸着板16に取り付いた接着
ローラ19で液晶セル18上面に偏光板1を押し付け
る。そして、偏光板吸着板16が斜めに傾いた状態で横
に移動することによって偏光板1が接着ローラ19で押
し付けながら接着される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては次のような問題点を有している。
即ち、多層膜構造の偏光板は、上述した切断方法と接着
方法を取っている。特に、1ケ1ケ切断する方法はゴム
板で強く押さえ付けながら切断しなければならないこ
と、短冊切断と1ケ1ケ切断の2工程を要すること等か
ら作業工数が多くなり製作コストが高いものになってい
た。また、偏向板の層間剥離部分は非常に小さくはなる
ものの、完全に無くなると言うものではなかった。
【0015】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、多層膜構造の偏光板の切断において、
層間剥離が発生しない切断面が綺麗に仕上がり、切断か
ら液晶セル接着まで連続自動作業を可能にし製作コスト
が安価な液晶セル用偏光板の切断方法及びその接着方法
を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における液晶セル用偏光板の切断方法は、液
晶セル用偏光板を凹溝部を設けた載置台上に載置し、カ
ッターで凹溝部の略中央部で切断することを特徴とする
ものである。
【0017】また、多数個取りする液晶セル用偏光板の
大判を凹溝部を設けた載品台上に載置し、カッターで凹
溝部の略中央部で大判を短冊状に切断し、この短冊状に
切断された偏光板を接着テープで繋げてロール状に巻き
取り、この繋がった短冊状の偏光板を端部に凹溝部を形
成した載品台上に載せ凹溝部の略中央部でカッターによ
り連続的に1ケ形状の偏光板に切断することを特徴とす
るものである。
【0018】また、本発明における液晶セル用偏光板の
接着方法は、前記ロール状に巻いた短冊状偏光板を端部
に凹溝部を形成した載品台の凹溝部の略中央部でカッタ
ーにより1ケ形状の偏光板に切断すると同時に、この1
個形状の偏光板を所定の速度で送られる接着テープに貼
付し、更に偏光板吸着板の所定位置に移動し、吸着板に
吸着させた後、偏光板を吸着した吸着板を液晶セル上に
移動し、吸着板を傾けて横に移動しながら、吸着板に設
けられたローラで偏光板を液晶セル上に圧接しながら接
着することを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明におけ
る液晶セル用偏光板の切断方法及びその接着方法につい
て説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる液晶
セル用偏光板の切断方法を示し、図1(a)は、載品台
上に載せた偏光板の切断前の状態を示す正面図、図1
(b)は切断寸前の状態を示す正面図である。図におい
て、従来技術と同一部材は同一符号で示す。
【0020】図1(a)において、液晶セル用偏光板は
大判(約330×550mm)仕様のものをそれぞれの
製品サイズに切断して通常使用している。切断に使用す
る載品台2に、例えば、溝幅略2〜5mm程度、溝深さ
が略1.5〜2mm程度の凹溝部2aを形成し、載品台
2上に偏光板1Aを載置し、カッター4で凹溝部1aの
略中央部で大判を短冊状に切断する。
【0021】図1(b)において、カッター4の押圧で
偏光板1が凹溝部1aの中に押し込められて切断され
る。このとき、切断時はカッター4の切刃角度で切断部
分の両側方に力がかかるが、溝内で偏光板1が両方に逃
げ場があるために両側方に逃げながら切断される。従っ
て、切断部分の両側面は上方から押圧される状態で切断
が行われる。このため、層間の剥離現象は起きず綺麗な
切断面が得られる。
【0022】上記した切断方法で大判の偏光板は所定幅
の短冊状に切断され、次に短冊状の偏光板を接着テープ
で接続してロール状に巻く。この短冊状偏光板ロールを
後述する偏光板単品切断・液晶セル接着装置に装填す
る。
【0023】図2は、偏光板単品切断・液晶セル接着装
置の説明図である。図2において、上記した短冊状偏光
板1Bを接着テープ10aで接続してロール状に巻いた
短冊状偏光板ロール20を装置の端部に配置する。短冊
状偏光板1Bを端部に凹溝部2aを形成した載品台2上
に引出して載置し、カッター4で1ケ形状の切断をす
る。この時切断された偏光板1の一部は、接着テープロ
ール11から送出される接着テープ11に接着固定され
た状態になっている。
【0024】1ケ形状に切断されて接着テープ10に接
着固定された偏光板1はテープ巻き取りロール12によ
るテープの移動と共に第1テーブル13上を移動し、第
1テーブル13の端部に配設された真空吸着装置の偏光
板吸着板16まで移動して行く。同様にして所定のタク
トで次々に偏光板1を1ケ形状に切断して接着テープ1
0を介して偏光板吸着板16の方向に移動する。順次こ
の作業を行って1ケ形状に切断する。
【0025】次に、従来技術で説明したと同様に、偏光
板吸着板16により偏光板1を吸着する。第1テーブル
13の端部まで搬送された偏光板1は吸着板で吸着して
持ち上げる。このとき、偏光板1の離型フィルム1bが
偏光板1の接着剤1aと剥がれ、偏光板1には接着剤1
aが付いた状態で吸着板に吸着される。一方、離型フィ
ルム1bは接着テープ10について状態でテープ巻き取
りロール12に巻き取られる。
【0026】次に、従来技術で説明したと同様に、偏光
板吸着板16に吸着された偏光板1を液晶セル18に接
着する。前記偏光板吸着板16に吸着された偏光板1は
第2テーブル17上にセットされている液晶セル18の
上方に移動する。そして、偏光板吸着板16が下降して
液晶セル18上に偏光板1を接着する。
【0027】前記第2テーブル17は、公知の複数のス
テーションを有し、セル供給セット、偏光板接着、待
機、接着セル排出等の機能を持つもので所定のタイミン
グで繰り返し稼働する。
【0028】液晶セルに偏光板を接着する方法は従来と
同様に図8で説明したように、偏光板吸着板16が少し
斜めに傾き、偏光板吸着板16に取り付いた接着ローラ
20で液晶セル18上面に偏光板1を押し付ける。そし
て、偏光板吸着板16が斜めに傾いた状態で横に移動す
ることによって偏光板1が接着ローラ19で押しつけな
がら接着される。
【0029】偏光板の接着が終わると第2テーブルは回
転し、次の液晶セルが偏光板接着位置に移動して順次接
着作業が行われる。本発明の偏光板単品切断・液晶セル
接着装置により、1ケ形状の偏光板の切断から偏光板を
液晶セルに接着までの工程を連続自動作業を行うもので
ある。
【0030】以上多層膜構造を取る偏光板の切断方法及
び接着方法について説明したが、この方法は単層構造を
取る偏光板にも適用できるものである。
【0031】
【発明の効果】前述したように、本発明の液晶セル用偏
光板の切断方法により、多層膜構造の反射型偏光板の切
断に際し、層間剥離が発生せず、切断面が綺麗に仕上が
り、偏向板の品質が向上する。
【0032】また、液晶セル用偏光板の接着方法によ
り、偏光板の1ケ形状の切断から液晶セルに偏光板を接
着する迄の全工程が連続自動作業で行うことが可能で生
産性が向上できる。
【0033】以上述べたように、偏光板の切断におい
て、層間剥離が発生することなく、信頼性が向上する。
接着方法においても、連続自動作業で製作コストが安価
なる液晶セル用偏光板の切断方法及びその接着方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる液晶セル用偏光板
の切断方法を示し、図1(a)は、載品台上に載せた偏
光板の切断前の状態を示す正面図、図1(b)は切断寸
前の状態を示す正面図である。
【図2】本発明の偏光板単品切断・液晶セル接着装置の
説明図である。
【図3】従来の移動テーブル上に設けた載品台上の偏光
板の切断状態を示す正面図である。
【図4】図3の偏光板切断時の層間剥離状態を示す正面
図である。
【図5】従来の切断方法において切断部分にゴム板で押
圧して切断する状態を示す正面図である。
【図6】従来の単品に切断された偏光板を液晶セルに接
着する液晶セル用偏光板接着装置の説明図である。
【図7】従来及び本発明に係わる単品に切断された偏光
板の断面図である。
【図8】従来及び本発明に係わる液晶セルに偏向板を接
着する方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 偏光板 1A 偏光板原反 1B 短冊上偏光板 1a 接着剤 1b 離型フィルム 2 載品台 2a 凹溝部 4 カッター 10 接着テープ 11 接着テープロール 12 テープ巻き取りロール 13 第1テーブル 16 偏光板吸着板 17 第2テーブル 18 液晶セル 19 接着ローラー 20 短冊状偏光板ロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶セル用偏光板を凹溝部を設けた載置
    台上に載置し、カッターで凹溝部の略中央部で切断する
    ことを特徴とする液晶セル用偏光板の切断方法。
  2. 【請求項2】 多数個取りする液晶セル用偏光板の大判
    を凹溝部を設けた載品台上に載置し、カッターで凹溝部
    の略中央部で大判を短冊状に切断し、この短冊状に切断
    された偏光板を接着テープで繋げてロール状に巻き取
    り、この繋がった短冊状の偏光板を端部に凹溝部を形成
    した載品台上に載せ凹溝部の略中央部でカッターにより
    連続的に1ケ形状の偏光板に切断することを特徴とする
    液晶セル用偏光板の切断方法。
  3. 【請求項3】 短冊状に切断して接着テープで繋げてロ
    ール状に巻いた短冊状偏光板を端部に凹溝部を形成した
    載品台の凹溝部の略中央部でカッターにより1ケ形状の
    偏光板に切断すると同時に、この1個形状の偏光板を所
    定の速度で送られる接着テープに貼付し、更に偏光板吸
    着板の所定位置に移動し、吸着板に吸着させた後、偏光
    板を吸着した吸着板を液晶セル上に移動し、吸着板を傾
    けて横に移動しながら、吸着板に設けられたローラで偏
    光板を液晶セル上に圧接しながら接着することを特徴と
    する液晶セル用偏光板の接着方法。
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