JP2000284805A - フィードバック制御装置 - Google Patents

フィードバック制御装置

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JP2000284805A
JP2000284805A JP11091819A JP9181999A JP2000284805A JP 2000284805 A JP2000284805 A JP 2000284805A JP 11091819 A JP11091819 A JP 11091819A JP 9181999 A JP9181999 A JP 9181999A JP 2000284805 A JP2000284805 A JP 2000284805A
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JP
Japan
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motor
integral
value
control device
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JP11091819A
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English (en)
Inventor
Shigeki Haruyama
茂樹 晴山
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積分定数を制御対象の状態変化に合わせて適
切にしかもメカ的なショックを生じることなく瞬時に変
化させることができ、常に最良の制御特性が得られるフ
ィードバック制御装置を提供する。 【解決手段】 モータ4の状態に応じて積分ゲインKi
を切換えるとともに、この積分ゲインKiの切換時、切
換前の積分ゲインKiaと切換後の積分ゲインKibと
の比(=Kia/Kib)を積分値C[=∫(Q^−
Q)・dt]に乗算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制御対象の作動
量を検出し、その検出値と目標値との偏差が零となる方
向に制御対象を操作するフィードバック制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】制御対象の作動量Qを検出し、その検出
値Qと目標値Q^との偏差(Q^−Q)を求め、その偏
差の積分値∫(Q^−Q)・dtに積分定数いわゆる積
分ゲインKiを乗算することにより制御対象に対する操
作量Gを求め、その操作量Gを制御対象に対して加える
フィードバック制御装置がある。
【0003】G=∫(Q^−Q)・dt×Ki このようなフィードバック制御装置では、制御対象がい
かなるものであっても、制御対象の状態として、一定の
状態および変化している状態の2種類がある。
【0004】制御対象がモータであれば、一定の状態と
いうのは速度およびトルクの変動がない状態を指し、変
化している状態というのは速度およびトルクの変動があ
る状態を指す。
【0005】この2種類の状態において、積分ゲインK
iが制御対象に与える影響は全く異なる。
【0006】積分ゲインKiを変化させない制御装置の
場合は、上記2種類の状態を考慮した最大公約数的な値
の積分ゲインKiにせざるを得ず、どちらの状態でも最
良の制御特性が得られない。
【0007】最良の制御特性を得るには、制御対象の状
態に応じて積分ゲインKiを適宜に変える操作が必要に
なる。
【0008】(1)制御対象が一定の状態 積分ゲインは定常偏差をなくす効果があるため、大きな
値にしたい。
【0009】(2)制御対象が変化している状態 積分ゲインには位相遅れがあって追従性が悪くなるた
め、小さな値にしたい。
【0010】なお、制御対象がモータの場合、フィード
バック制御系を含むシステムがサーボ制御装置と称され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】積分値∫(Q^−Q)
・dtの変化の例を図6に示し、その積分値に積分ゲイ
ンKiを乗算した値(=操作量G)を図7に示してい
る。
【0012】あるタイミングで積分ゲインKiが例えば
2倍に変化すると、操作量Gが急激に増大する。制御対
象がモータの場合は、制御装置の出力がトルク指令なの
で、モータのトルクが一瞬の間に増大し、システムにメ
カ的なショックが発生する。ひいては、モータをはじめ
とする各種機器にダメージを与えてしまう。
【0013】このような不都合を未然に防ぐには、積分
ゲインを目標値へとゆっくり変化させなければならな
い。積分ゲインを変化させる速度は、システムにショッ
クを与えない程度である。例えば、1msec毎に制御
ループを形成する制御装置の場合は、積分ゲインの値を
1msec毎に“1”ずつ変化させることになる。
【0014】しかしながら、積分ゲインの現在値が
“0”で目標値が“1000”であると仮定した場合、
制御ループに合せて1msec毎に“1”ずつ積分ゲイ
ンを変化させる制御装置では、積分ゲインが目標値に達
するまでに1秒以上の時間がかかってしまう。
【0015】室内温度をコントロールするような制御装
置であれば1秒という時間は問題とならないが、モータ
等をコントールする制御装置では数十msec毎に制御
対象の状態が変化しているので、積分ゲインが制御対象
の状態変化に追いつけないことになる。
【0016】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、積分定数を制御対象の状態変
化に合わせて適切にしかもメカ的なショックを生じるこ
となく瞬時に変化させることができ、常に最良の制御特
性が得られるフィードバック制御装置を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のフ
ィードバック制御装置は、制御対象の作動量を検出し、
その検出値と目標値との偏差の積分値に積分定数を乗算
することにより、制御対象に対する操作量を求めるもの
であって;制御対象の状態に応じて積分定数を切換える
第1制御手段と;この第1制御手段による積分定数の切
換時、切換前の積分定数と切換後の積分定数との比を積
分値に乗算する第2制御手段と;を備える。
【0018】請求項2に係る発明のフィードバック制御
装置は、請求項1に係る発明において、第1制御手段
が、制御対象が一定の状態にあるか変化している状態に
あるかを判定し、その判定に応じて2種類の積分定数を
切換える。
【0019】請求項3に係る発明のフィードバック制御
装置は、モータの作動量を検出し、その検出値と目標値
との偏差の積分値に積分定数を乗算することにより、モ
ータに対する操作量を求めるものであって;モータの状
態に応じて積分定数を切換える第1制御手段と;この第
1制御手段による積分定数の切換時、切換前の積分定数
と切換後の積分定数との比を積分値に乗算する第2制御
手段と;を備える。
【0020】請求項4に係る発明のフィードバック制御
装置は、請求項3に係る発明において、第1制御手段
が、モータが停止状態か動作状態かを判定し、その判定
に応じて2種類の積分定数を切換える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図1に示すように、位置指令の入力に基づ
いてモータ制御部1から出力される駆動指令がインタフ
ェース回路(IF)2を介して制御対象であるところの
モータ駆動部3に供給される。モータ駆動部3は、駆動
指令に応じてモータ4を駆動する。モータ4は、例えば
工業用ロボットのアクチュエータ(図示しない)の動力
源である。
【0023】モータ4のシャフトにロータリーエンコー
ダ(RE)5が装着される。ロータリーエンコーダ5
は、モータ4のシャフトの回転速度に応じた周期のパル
ス信号を発する。このパルス信号がインタフェース回路
(IF)6を介して上記モータ制御部1に供給される。
【0024】モータ制御部1は、位置・速度制御部1
0、位置指令微分器11、位置検出器12、速度検出器
13、およびメモリ14を備え、位置指令(上記アクチ
ュエータの目標移動位置に相当する)の入力およびロー
タリーエンコーダ5からのパルス信号のフィードバック
に基づき、モータ駆動部3に対する駆動指令(トルク指
令)を出力する。
【0025】位置指令微分器11は、入力される位置指
令を時間で微分することにより、理想的なモータ速度を
算出する。
【0026】位置検出器12は、ロータリーエンコーダ
5から供給されるパルス信号をカウントするカウンタで
あり、モータ4の正転時にはパルス信号をアップカウン
トし、逆転時にはダウンカウントする。このカウント値
は、上記アクチュエータの実際の移動位置に相当する。
【0027】速度検出器13は、位置検出器12のカウ
ント値を時間で微分することにより、モータ4の実際の
速度を算出する。
【0028】位置速度制御部10は、位置指令微分器1
1で得られる理想的なモータ速度データ、位置検出器1
2で得られる位置データ、速度検出器13で得られる速
度データ、およびメモリ14内に格納されている複数の
積分定数いわゆる積分ゲインKi1、Ki2に基づき、
モータ駆動部3に駆動指令(操作指令)を供給する。
【0029】とくに、位置速度制御部10は、図2に示
す積分制御器を内蔵しており、モータ4の作動量(速度
検出器13の速度データに基づくアクチュエータの実移
動速度に相当)の検出値Qと位置指令に応じた目標値
(位置指令微分器11の理想的なアクチュエータの移動
速度に相当)Q^との偏差(=Q^−Q)を求め、その
偏差を時間要素の演算子sで積分した形の積分値∫(Q
^−Q)・dtを求め、その積分値に積分ゲインKiを
乗算することにより、モータ4に対する操作量(駆動
量)Gを求める。
【0030】また、位置速度制御部10は、他の主要な
機能として次の[1][2]を備える。
【0031】[1]モータ4が“一定の状態(以下、状
態1と称す)”か“変化している状態(以下、状態2と
称す)”かを判定し、その判定に応じてメモリ14内の
積分ゲインKi1,Ki2のいずれか一方を選択し、そ
の選択した積分ゲインを、上記積分制御器の積分ゲイン
Kiとして切換設定する第1制御手段。
【0032】[2]上記[1]による積分ゲインの切換
時、切換前の積分ゲインKiaと切換後の積分ゲインK
ibとの比(=Kia/Kib)を、上記積分制御器の
積分値C[=∫(Q^−Q)・dt]に乗算する第2制
御手段。
【0033】なお、状態1というのはモータ4が停止し
ている状態を指し、状態2というのはモータ4が動作し
ている状態を指す。
【0034】状態1(モータ停止状態)の判定条件とし
て、位置指令に基づいて算出された理想的なモータ速度
が設定値未満、かつ速度検出器13で算出された実際の
モータ速度が設定値未満、が定められている。この状態
1の判定時、積分ゲインKi1が設定される。
【0035】状態2(モータ動作状態)の判定条件は、
位置指令に基づいて算出された理想的なモータ速度が設
定値以上、が定められている。この状態2の判定時、積
分ゲインKi2が設定される。
【0036】つぎに、上記の構成の作用を図3のフロー
チャートを参照して説明する。
【0037】モータ4の前の状態が判定されるとともに
(ステップ100)、モータ4の現在の状態が判定され
る(ステップ101,104)。
【0038】以前が状態1(モータ停止状態)、現在が
状態2(モータ動作状態)であれば、それまで使用され
ていた積分ゲインKiと新たに設定すべき状態2用の積
分ゲインKi2との比(=Ki/Ki2)が積分値C
[=∫(Q^−Q)・dt]に乗算され、積分値Cが変
更される(ステップ102)。さらに、積分ゲインKi
として、それまでの状態1用の積分ゲインKi1に換わ
り、状態2用の積分ゲインKi2が設定される(ステッ
プ103)。
【0039】こうして得られた積分値Cと積分ゲインK
iとの乗算により、モータ4に対する操作量Gが求めら
れる(ステップ107)。そして、求められた操作量G
だけモータ4が駆動される。このときのモータ4の状態
が、上記ステップ100の判定用として記憶される(ス
テップ108)。
【0040】ここで、積分ゲインがKi1のときの操作
量をG1、積分ゲインがKi2のときの操作量をG2と
すると、G1=C×Ki1、G2=C×Ki2であり、
仮に積分値Cが共通であったならば、G2=G1×(K
i2/Ki1)となる。つまり、積分ゲインがKi1か
らKi2に切換わるのに伴い、操作量Gが瞬時に(Ki
2/Ki1)倍と変化する事態となる。
【0041】ただし、ステップ102において、積分ゲ
インの比(=Ki1/Ki2)を積分値Cに乗算する処
理を実行するので、積分ゲインがKi1からKi2に切
換わるのに伴う操作量Gの瞬時変化を相殺的に抑制する
ことができる。よって、メカ的なショックが発生せず、
モータ4をはじめとする各種機器にダメージを与えるこ
とがない。
【0042】積分値Cの変化を図4に示し、その積分値
Cに積分ゲインKiを乗算した値(=操作量G)を図5
に示している。あるタイミングで積分ゲインKiが2倍
に変化しても、操作量Gが急激に増大することはない。
【0043】一方、以前が状態2(モータ動作状態)、
現在が状態1(モータ停止状態)であれば、それまで使
用されていた積分ゲインKiと新たに設定すべき状態1
用の積分ゲインKi1との比(=Ki/Ki1)が積分
値C[=∫(Q^−Q)・dt]に乗算され、積分値C
が変更される(ステップ105)。さらに、積分ゲイン
Kiとして、それまでの状態2用の積分ゲインKi2に
換わり、状態1用の積分ゲインKi1が設定される(ス
テップ106)。
【0044】こうして得られた積分値Cと積分ゲインK
iとの乗算により、モータ4に対する操作量Gが求めら
れる(ステップ107)。そして、求められた操作量G
だけモータ4が駆動される。このときのモータ4の状態
が、上記ステップ100の判定用として記憶される(ス
テップ108)。
【0045】ここで、積分ゲインがKi2のときの操作
量をG2、積分ゲインがKi1のときの操作量をG1と
すると、G2=C×Ki2、G1=C×Ki1であり、
仮に積分値Cが共通であったならば、G1=G2×(K
i1/Ki2)となる。つまり、積分ゲインがKi2か
らKi1に切換わるのに伴い、操作量Gが瞬時に(Ki
1/Ki2)倍と変化する事態となる。
【0046】ただし、ステップ105において、積分ゲ
インの比(=Ki2/Ki1)を積分値Cに乗算する処
理を実行するので、積分ゲインがKi2からKi1に切
換わるのに伴う操作量Gの瞬時変化を相殺的に抑制する
ことができる。よって、メカ的なショックが発生せず、
モータ4をはじめとする各種機器にダメージを与えるこ
とがない。
【0047】また、以前の状態と現在の状態が同じ場
合、つまり状態の変化がない場合は、上記ステップ10
2,103,105,106の処理を経ることなく、操
作量Gが求められる。
【0048】以上のように、モータ4の状態変化に合わ
せて、積分ゲインKiを適切にしかもメカ的なショック
を生じることなく瞬時に変化させることができる。よっ
て、常に最良の制御特性を得ることができる。
【0049】なお、上記実施例では、制御対象がモータ
の場合を例に説明したが、制御対象に限定はなく、他の
機器についても同様に実施可能である。
【0050】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、制
御対象の状態に応じて積分定数を切換えるとともに、こ
の積分定数の切換時、切換前の積分定数と切換後の積分
定数との比を積分値に乗算する構成としたので、積分定
数を制御対象の状態変化に合わせて適切にしかもメカ的
なショックを生じることなく瞬時に変化させることがで
き、常に最良の制御特性が得られるフィードバック制御
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の全体的な構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における積分制御器の構成を示すブロ
ック図。
【図3】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】同実施例における積分値の変化を示す図。
【図5】同実施例における操作量の変化を示す図。
【図6】従来装置における積分値の変化を示す図。
【図7】従来装置における操作量の変化を示す図。
【符号の説明】
1…モータ制御機 4…モータ 5…ロータリーエンコーダ 10…位置・速度制御部 11…位置指令微分器 12…位置検出器 13…速度検出器 14…メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の作動量を検出し、その検出値
    と目標値との偏差の積分値に積分定数を乗算することに
    より、前記制御対象に対する操作量を求めるフィードバ
    ック制御装置において、 前記制御対象の状態に応じて前記積分定数を切換える第
    1制御手段と、 この第1制御手段による積分定数の切換時、切換前の積
    分定数と切換後の積分定数との比を前記積分値に乗算す
    る第2制御手段と、 を具備したことを特徴とするフィードバック制御装置、
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフィードバック制御装
    置において、 前記第1制御手段は、制御対象が一定の状態にあるか変
    化している状態にあるかを判定し、その判定に応じて2
    種類の積分定数を切換えることを特長とするフィードバ
    ック制御装置。
  3. 【請求項3】 モータの作動量を検出し、その検出値と
    目標値との偏差の積分値に積分定数を乗算することによ
    り、前記モータに対する操作量を求めるフィードバック
    制御装置において、 前記モータの状態に応じて前記積分定数を切換える第1
    制御手段と、 この第1制御手段による積分定数の切換時、切換前の積
    分定数と切換後の積分定数との比を前記積分値に乗算す
    る第2制御手段と、 を具備したことを特徴とするフィードバック制御装置、
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のフィードバック制御装
    置において、 前記第1制御手段は、モータが停止状態か動作状態かを
    判定し、その判定に応じて2種類の積分定数を切換える
    ことを特長とするフィードバック制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002063401A1 (fr) * 2001-02-07 2002-08-15 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Unite de commande de localisation et de suppression de vibrations
JP2006323745A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Yaskawa Electric Corp モータ制御装置とその制御方法

Cited By (3)

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US6801010B2 (en) 2001-02-07 2004-10-05 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Vibration suppression positioning controller
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