JP2000288548A - 水処理装置及びそれを用いた循環温浴器 - Google Patents

水処理装置及びそれを用いた循環温浴器

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JP2000288548A
JP2000288548A JP11102268A JP10226899A JP2000288548A JP 2000288548 A JP2000288548 A JP 2000288548A JP 11102268 A JP11102268 A JP 11102268A JP 10226899 A JP10226899 A JP 10226899A JP 2000288548 A JP2000288548 A JP 2000288548A
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Japan
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water
electrode
water treatment
liquid
metal ion
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JP11102268A
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English (en)
Inventor
Shigeru Narakino
滋 楢木野
Shinji Suematsu
真二 末松
Yasuhiro Takagi
康裕 高木
Toshiaki Hirai
利明 平井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、被処理液中に金属イオンを溶
出させる金属イオン溶出部の補充・交換作業等のメンテ
ナンス性に優れるとともに、常時安定して被処理液の懸
濁物質の凝集処理ができ被処理液中の懸濁物質の凝集処
理性能及び凝集処理の信頼性に優れた水処理装置を提供
することを課題とする。 【解決手段】 本発明の水処理装置は、被処理液が流入
する流入口2aと処理液が流出する流出口2bを有した
処理槽2と、処理槽2内に配設された少なくとも一対の
電極3a,3bと、電極3a,3b間に配設された金属
イオン溶出部4と、電極3a,3bと金属イオン溶出部
4間に形成された間隙部7a,7bと、電極3a,3b
が接続された電源部と、を備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物,有機物,
無機物等の懸濁物質を含む被処理液中の懸濁物質を凝集
・浄化処理する水処理装置、及び浴水中の懸濁物質を凝
集する水処理装置を用いた循環温浴器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、懸濁物質を含む被処理液を浄化す
る水処理装置として、微生物の働きを利用して被処理液
を浄化する生物処理装置や、アルミニウム電解を利用し
て被処理液中の懸濁物質を凝集し被処理液を浄化する水
浄化装置が用いられている。
【0003】生物処理装置としては、例えば、麦飯石等
からなるろ材に微生物を繁殖させ、被処理液中に含まれ
る有機物を微生物に分解消費させて被処理液の浄化を行
うものが開示されている。
【0004】水処理装置としては、特開平8−1320
51号公報(以下、イ号公報という)に、水を濾過する
濾過手段と、陽極にアルミニウム,陰極にステンレスを
用いた電極によりアルミニウムを溶出させ水の懸濁物質
を凝集する凝集手段からなる水浄化装置が開示されてい
る。
【0005】以下、イ号公報の水浄化装置について、図
面を用いて説明する。
【0006】図8は従来の水浄化装置を有した循環温浴
器の浴水の循環経路を示す説明図であり、図9は従来の
水浄化装置中の凝集装置の要部断面端面図である。
【0007】図8において、100は浴水が貯留された
浴槽、101は浴槽100の浴水が循環される循環流
路、102は循環流路101に配設され浴槽100内の
浴水を循環させる循環ポンプ、103は循環ポンプ10
2の吐出側の循環流路101に配設された凝集装置、1
04は凝集装置103の下流側の循環流路101に配設
されたろ過装置、105はろ過装置104の内部に配設
されろ材支持板106で支持されたろ材である。
【0008】図9において、107は凝集装置103の
内部に配設され電源部(図示せず)に接続されたアルミ
ニウム電極、108は凝集装置103の内部に配設され
電源部(図示せず)に接続されたステンレス電極であ
る。
【0009】以上のように構成された従来の水浄化装置
において、以下その動作について説明する。
【0010】懸濁物質を含む被処理液である浴槽100
内の浴水は、循環ポンプ102により凝集手段103に
供給される。
【0011】凝集手段103において、アルミニウム電
極107にはプラス,ステンレス電極108にはマイナ
スの電圧が印加され、アルミニウム電極からアルミニウ
ムイオンが溶出されて、凝集手段103に供給された浴
水中で水酸化アルミニウムが生成される。
【0012】水酸化アルミニウムが生成されると、凝集
手段103に供給された浴水中の懸濁物質が水酸化アル
ミニウムと凝集し、大きい懸濁粒子の塊が生成される。
【0013】次いで、懸濁粒子の塊を含む浴水が、凝集
手段103の下流側のろ過装置104へ供給されると、
ろ材105で懸濁粒子の塊が除去され、循環流路101
を通って浄化水が再び浴槽100に戻される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の水処理装置では以下のような課題を有していた。
【0015】微生物の働きを利用して被処理液を浄化す
る生物処理装置では、十分な浄化性能が得られるまでの
立ち上がり期間(1〜2週間程度)が必要であり、使用
性に欠ける。
【0016】微生物を死滅させずかつ活性を維持するた
めの温度(40℃程度)に保温する必要があり、使用性
やメンテナンス性に欠ける。
【0017】微生物を繁殖させたろ材を一旦洗浄する
と、再度、懸濁物質の除去性能、有機物質の分解活性を
得るまでに時間がかかり使用性や利便性に欠ける。
【0018】人体に有害な細菌が繁殖する可能性があ
り、それらを選択的に殺菌することが困難で衛生性に欠
けるという課題を有していた。
【0019】また、イ号公報に記載の水浄化装置では、
アルミニウム電極にプラス,ステンレス電極にマイナス
の電圧を印加し、アルミニウム電極からアルミニウムイ
オンを溶出させているため、アルミニウム電極のシール
部分においてアルミニウムイオンが溶出されない構造が
必要であり、構造が複雑で生産性に欠けるとともに、ア
ルミニウム電極と電源との接触不良を引き起こしやすく
被処理液の浄化処理の信頼性に欠ける。
【0020】水浄化装置を小型化する場合、アルミニウ
ム電極やステンレス電極が小型化されるとともに、アル
ミニウム電極からアルミニウムイオンを溶出しているた
めに、定期的な電極の交換作業の必要性が発生し、ま
た、電極の交換作業において複雑な作業がともなうとと
もに、凝集装置全体の交換を要することも有り、メンテ
ナンス性に欠けるという課題を有していた。
【0021】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡単な構造で、被処理液中に金属イオンを溶出させ
る金属イオン溶出部の補充・交換作業等のメンテナンス
性に優れるとともに、常時安定して被処理液の懸濁物質
の凝集処理ができ被処理液中の懸濁物質の凝集処理性能
及び凝集処理の信頼性に優れた水処理装置の提供、及
び、立ち上がり期間を要さず設置後直ぐに浴水中の懸濁
物質を凝集処理でき使用性に優れた水処理装置を用いた
循環温浴器を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明における水処理装置は、被処理液が流入
する流入口と処理液が流出する流出口を有した処理槽
と、処理槽内に配設された少なくとも一対の電極と、一
対の電極間に配設された金属イオン溶出部と、一対の電
極の各々と金属イオン溶出部間に形成された間隙部と、
一対の電極が接続された電源部と、を備えた構成を有し
ている。
【0023】この構成により、処理槽に懸濁物質を含む
被処理液が供給され、電極間に電流が流れると、従来の
ように、電極から金属イオンを溶出させることなく金属
イオン溶出部から金属イオンを溶出させて被処理液中で
金属イオンから金属水酸化物を生成し、金属水酸化物の
凝集力により被処理液中の懸濁物質を凝集させて被処理
液中の懸濁物質を凝集処理することができるという作用
を有する。
【0024】また、上記従来の課題を解決するために、
本発明における循環温浴器は、浴槽内の浴水を吸引する
吸込口と浴水を吐出する吐出口を有したノズル部と、請
求項1乃至8の内いずれか1項に記載の水処理装置と、
ノズル部の吸込口と水処理装置の流入口を接続した吸込
流路と、水処理装置の流出口とノズル部の吐出口を接続
した吐出流路と、吸込流路に配設され浴槽内の浴水を吸
引する循環ポンプと、を備えた構成を有している。
【0025】この構成により、循環ポンプで水処理装置
の処理槽へ被処理液を供給することにより、水処理装置
で被処理液中の懸濁物質を凝集処理した処理液を生成す
ることができ、該循環温浴器の設置後、立ち上がり期間
を要さず直ぐに浴水中の懸濁物質の凝集処理ができると
いう作用を有する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の水処理
装置は、被処理液が流入する流入口と処理液が流出する
流出口を有した処理槽と、前記処理槽内に配設された少
なくとも一対の電極と、前記一対の電極間に配設された
金属イオン溶出部と、前記一対の電極の各々と前記金属
イオン溶出部間に形成された間隙部と、前記一対の電極
が接続された電源部と、を備えた構成を有している。
【0027】これにより、処理槽に被処理液を供給し、
各電極に電圧を印加して電流を流すことにより、金属イ
オン溶出部から金属イオンを溶出させることができ、被
処理液中に溶出された金属イオンから金属水酸化物を生
成して金属水酸化物の凝集力で被処理液中の懸濁物質を
凝集処理することができるという作用を有する。
【0028】また、電極間に配設された金属イオン溶出
部を有しているため、電極から金属イオンを溶出させる
ことなく、金属イオン溶出部から金属イオンを溶出する
ことができ、電極の消耗を抑制できるという作用を有す
る。
【0029】ここで、金属イオン溶出部としては、電極
間の略中心位置に配設され電極間に電圧を印加した際
に、金属イオンが溶出される金属塊等が用いられる。
【0030】間隙部としては、5mm〜10mmに形成
するのが好ましい。間隙部が10mmを越えるにつれ電
極間に印加する電圧を高くする必要があり、省エネルギ
ー性に欠ける傾向が有り、また、間隙部が5mmより狭
くなるにつれ電極と金属イオン溶出部の間に異物を噛み
込み易くなる傾向が有り、いずれも好ましくない。
【0031】本発明の請求項2に記載の水処理装置は、
被処理液が流入する流入口と処理液が流出する流出口を
有し導電性素材で形成された処理槽と、前記処理槽内に
配設された電極と、前記処理槽と前記電極間に配設され
た金属イオン溶出部と、前記処理槽及び前記電極と前記
金属イオン溶出部間に形成された間隙部と、前記処理槽
と前記電極が接続された電源部と、を備えた構成を有し
ている。
【0032】これにより、処理槽が導電性素材で形成さ
れているため、処理槽を電極として使用することがで
き、処理槽と処理槽内の電極間に配設された金属イオン
溶出部に電流を流し、金属イオンを被処理液中に溶出さ
せることができ、被処理液中に溶出された金属イオンか
ら金属水酸化物を生成して金属水酸化物の凝集力で被処
理液中の懸濁物質を凝集処理することができるという作
用を有する。
【0033】処理槽を電極として使用することができる
ため、該水処理装置の部品点数を削減することができる
という作用を有する。
【0034】特に、金属イオン溶出部や電極の形状を処
理槽の形状に応じた形状にした場合、電極表面積を大き
くすることができ、金属イオンの溶出効率を向上させ被
処理液の処理性能を向上できるという作用を有する。
【0035】ここで、金属イオン溶出部としては、電極
間の略中心位置に配設され電極間に電圧を印加した際
に、金属イオンが溶出される金属塊等が用いられる。
【0036】間隙部としては、5mm〜10mmに形成
するのが好ましい。間隙部が10mmを越えるにつれ電
極間に印加する電圧を高くする必要があり、省エネルギ
ー性に欠ける傾向が有り、また、間隙部が5mmより狭
くなるにつれ電極と金属イオン溶出部の間に異物を噛み
込み易くなる傾向が有り、いずれも好ましくない。
【0037】本発明の請求項3に記載の水処理装置は、
請求項1又は2に記載の発明において、前記金属イオン
溶出部が、通水部を有した収納容器と、前記収納容器に
収納された粒状又は粉末状の金属体と、を備えた構成を
有している。
【0038】これにより、処理槽内の電極間又は処理槽
と電極の間に収納容器を配設し、収納容器内に金属体を
収納するだけで、容易に金属イオン溶出部を形成できる
とともに、収納容器に通水部を有しているため、金属体
から溶出した金属イオンが収納容器から容易に流出でき
るという作用を有する。
【0039】ここで、収納容器としては、多数の通水部
を有し上面が開口した箱体や網目部を通水部とし上面が
開口した網状の箱体等、多数の通水部を有し被処理液が
収納容器内を容易に通水できるとともに金属体を収納保
持できるものが用いられる。また、収納容器の材質とし
ては、PP,PE,ABS,PC,変性PPO等の加水
分解を起こさない樹脂製のものが好ましい。これによ
り、収納容器に電流が流れ金属体に流れる電流が減少す
るのを防止できるとともに、収納容器の耐水性を向上で
きる。
【0040】本発明の請求項4に記載の水処理装置は、
請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明におい
て、前記金属イオン溶出部又は前記金属体が、アルミニ
ウム,鉄,ニッケル又はこれらを含有する合金のいずれ
か1以上で形成された構成を有している。
【0041】これにより、金属体から金属イオンを溶出
させ金属イオンから容易に金属水酸化物を生成すること
ができるという作用を有する。また、人体や環境に無害
なため、該水処理装置の安全性を向上できるという作用
を有する。
【0042】ここで、合金製の金属体としては、アルミ
ニウム,鉄,ニッケルの内、いずれか1以上を用いて他
の金属と合金化されたものが用いられる。
【0043】本発明の請求項5に記載の水処理装置は、
請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の発明におい
て、前記電源部に接続された前記電極及び/又は前記処
理槽の極性を切り替える極性切替え手段を備えた構成を
有している。
【0044】これにより、極性切替え手段で、所定時間
毎に電極や処理槽へ印加する電圧を逆電圧に切替え、電
極や処理槽の極性を切り替えることにより、電極や処理
槽の表面での酸化反応と還元反応を交互に行うことがで
きるため、電極や処理槽に付着したスケール(カルシウ
ム等)や酸化皮膜を破壊することができ、電極の寿命を
延ばすことができるとともに、金属体等からなる金属イ
オン溶出部の消耗箇所を均一化することができるという
作用を有する。
【0045】本発明の請求項6に記載の水処理装置は、
請求項3乃至5の内いずれか1項に記載の発明におい
て、前記処理槽の周壁部に形成され前記収納容器に連通
した開口部と、前記開口部に配設された開閉自在な蓋部
と、を備えた構成を有している。
【0046】これにより、蓋部を開き開口部から金属体
を入れるだけで容易に収納容器内に金属体を補充するこ
とができるという作用を有する。
【0047】ここで、蓋部としては、開口部との間にシ
ール構造を有したもの等が用いられる。
【0048】本発明の請求項7に記載の水処理装置は、
請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の発明におい
て、前記流出口に接続され被処理液又は洗浄水が流入さ
れる洗浄水流入路と、前記流入口に接続され被処理液又
は洗浄水が排出される洗浄水排出路と、前記洗浄水流入
路と前記洗浄水排出路の所定部に配設された流路切替え
手段と、を備えた構成を有している。
【0049】これにより、流路切替え手段により、洗浄
水流入路を介して処理槽の流出口から被処理液や洗浄水
を流入させることにより、処理槽内の金属イオン溶出部
を逆洗浄して洗浄水を処理槽の流入口から洗浄水排出路
を介して排出することができるという作用を有する。特
に、金属イオン溶出部に粒状や粉末状の金属体を有して
いる場合、流出口から流入した被処理液や洗浄水の水流
により金属体を攪拌し、金属体同士の摩擦や衝突により
金属体の表面に付着した酸化皮膜や金属水酸化物を剥離
して金属体を洗浄,再生処理できるという作用を有す
る。
【0050】ここで、流路切替え手段としては、二方弁
や三方弁等が用いられる。
【0051】本発明の請求項8に記載の水処理装置は、
請求項1乃至7の内いずれか1項に記載の発明におい
て、前記処理槽内の前記流出口側に配設されたろ過部、
又は、前記処理槽内に配設され前記金属イオン溶出部を
混在したろ過部、を備えた構成を有している。
【0052】これにより、流出口側にろ過部を備えるこ
とにより、被処理液中の懸濁物質を金属イオンから生成
される金属水酸化物により凝集処理した処理液を処理槽
の流出口から排出する際に、ろ過部でろ過して凝集され
た懸濁粒子をろ過部で捕捉することができ、被処理槽内
で被処理液の浄化処理ができるという作用を有する。
【0053】また、金属イオン溶出部を混在したろ過部
を処理槽内に配設することにより、金属イオン溶出部か
ら溶出された金属イオンからなる金属水酸化物で、被処
理液中の懸濁物質を凝集すると同時に、ろ過部で凝集さ
れた懸濁粒子を捕捉することができ、被処理槽内で被処
理液中の懸濁物質の凝集処理及び浄化処理を一度にでき
るという作用を有する。
【0054】ここで、ろ過部としては、処理槽内の流出
口側に流出口と平行に配設されたろ床とろ床の上面に配
設されたろ材とで構成されたもの等が用いられる。尚、
ろ床としては、金属製のメッシュやパンチングメタル、
あるいは樹脂製の多孔体等が用いられる。また、ろ材と
しては、アルミナセラミックビーズやガラスビーズ等が
用いられる。
【0055】本発明の請求項9に記載の循環温浴器は、
浴槽内の浴水を吸引する吸込口と浴水を吐出する吐出口
を有したノズル部と、請求項1乃至8の内いずれか1項
に記載の水処理装置と、前記ノズル部の前記吸込口と前
記水処理装置の流入口を接続した吸込流路と、前記水処
理装置の流出口と前記ノズル部の吐出口を接続した吐出
流路と、前記吸込流路に配設され前記浴槽内の前記浴水
を吸引する循環ポンプと、を備えた構成を有している。
【0056】これにより、循環ポンプで吸引された浴水
を水処理装置に供給することにより、水処理装置の処理
槽内で溶出された金属イオンから生成される金属水酸化
物で浴水中の懸濁物質を凝集処理することができ、該循
環温浴器設置後直ぐに浴水中の懸濁物質の凝集処理がで
きるという作用を有する。
【0057】ここで、水処理装置がろ過部備えていない
場合は、吐出流路にろ過装置を配設するのが好ましい。
これにより、水処理装置から排出された処理液をろ過装
置でろ過することができ、処理液中の懸濁粒子を除去し
て浴水を浄化処理することができる。
【0058】また、吸込流路や吐出流路に殺菌装置及び
/又はヒータを配設してもよい。これにより、浴水の殺
菌,加熱や該循環温浴器の各流路や各装置の殺菌ができ
衛生性を向上できる。尚、殺菌装置としては、オゾンや
紫外線殺菌灯の照射により浴水中の細菌の殺菌処理を行
うもの等が用いられる。
【0059】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
おける水処理装置について、以下図面を用いて説明す
る。
【0060】図1は本発明の実施の形態1における水処
理装置の要部断面端面図である。図1において、1は実
施の形態1における水処理装置、2は水処理装置1の処
理槽、2aは処理槽2の上面に形成され処理槽2に被処
理液が流入する流入口、2bは処理槽2の下面に形成さ
れ処理槽2内の処理液が流出する流出口、3a,3bは
処理槽2内に配設され電源部(図示せず)に接続された
一対の第1電極,第2電極、4は第1電極3a,第2電
極3bの間に配設された金属イオン溶出部、4aは金属
イオン溶出部4の第1電極3a側の表面、4bは金属イ
オン溶出部4の第2電極3b側の表面、5は第1電極3
a,第2電極3bの間に配設された金属イオン溶出部4
の収納容器、5aは収納容器5に多数穿設された通水
部、6は収納容器5に収納された粒状のアルミニウム製
の金属体、7aは第1電極3aと収納容器5の間に形成
された間隙部、7bは第2電極3bと収納容器5の間に
形成された間隙部、8は収納容器5の上方の処理槽2の
上部壁に穿設された開口部、9は開口部8に開閉自在に
配設されシール構造を有した蓋部である。
【0061】尚、収納容器5としては、PP,PE,A
BS,PC,変性PPO等の加水分解を起こさない樹脂
製で、上面が開口した箱体が用いられる。
【0062】間隙部7a,7bとしては、5mm〜10
mmに形成される。間隙部7a,7bが10mmを越え
るにつれ第1,第2電極3a,3b間に印加する電圧を
高くする必要があり、省エネルギー性に欠ける傾向が有
り、また、間隙部7a,7bが5mmより狭くなるにつ
れ第1,第2電極3a,3bと金属イオン溶出部4の間
に異物を噛み込み易くなる傾向が有り、いずれも好まし
くない。
【0063】以上のように構成された実施の形態1にお
ける水処理装置の動作について、以下説明する。
【0064】水処理動作が開始されると、ポンプ等の強
制循環手段(図示せず)により懸濁物質を含む被処理液
が流入口2aから処理槽2に供給され、電源部に接続さ
れた第1電極3a及び第2電極3bに、各々プラス及び
マイナスの電圧が印加される。
【0065】ここで、第1電極3a、第2電極3bに印
加する電圧としては、金属体6から溶出される金属イオ
ン(アルミニウムイオン)が電流値に比例するため、一
定の電流で電気分解を行なう定電流制御が好適に行われ
る。これにより、酸化皮膜や金属体6に付着した金属水
酸化物(水酸化アルミニウム)等の抵抗増加に伴い、電
流値が低下し、溶出される金属イオンが減少するととも
に、金属イオンから生成される金属水酸化物が減少して
懸濁物質の凝集能力が低下するのを防止できる。
【0066】第1電極3aにプラス、第2電極3bにマ
イナスの電圧が印加されると、第1電極3aと第2電極
3bの電位差により処理槽2内の被処理液が電気分解さ
れる。ここで、被処理液中を流れる電気的抵抗よりも、
金属イオン溶出部4の金属体6の電気的抵抗の方が極め
て抵抗値が低く、かつ収納容器5には多数の通水部5a
を有しているため、収納容器5内の金属体6の集合体を
介して第1電極3aと第2電極3b間の電位差の約1/
2の電位が生じ、金属体6に電流が流れる。尚、本実施
の形態1では、第1電極3aが陽極、第2電極3bが陰
極なので、金属イオン溶出部4の表面4aが見かけ上第
1電極3aに対する陰極となり、金属イオン溶出部4の
表面4bが見かけ上第2電極3bに対する陽極となり、
金属イオン溶出部4の表面4b側からアルミニウムの金
属体6の金属イオン(アルミニウムイオン)が溶出され
る。
【0067】次いで、アルミニウムの金属体6から溶出
したアルミニウムイオンは被処理液中で水酸化アルミニ
ウム(金属水酸化物)を生成する。水酸化アルミニウム
が生成されると、水酸化アルミニウムが陽イオンに帯電
し凝集力を有しているため、マイナスのゼータ電位を帯
びている被処理液中の懸濁物質と電気化学的に反応し、
併せてファンデルワールス力も作用して懸濁物質を凝集
させ、約40μm以上の大きさのフロックを生成し、被
処理液中の懸濁物質の凝集処理が行われ、フロックを混
在、分散化した処理液が流出口2bから排出される。
【0068】尚、処理槽2の流出口2bにろ過装置(図
示せず)を接続し、処理槽2から排出された処理液を、
糸巻きフィルターやプリーツフィルター等のフィルタ
ー、又は、アルミナセラミックビーズやガラスビーズ等
のろ材からなるろ過装置に供給することにより、処理液
中のフロックを除去して処理液を浄化することができ
る。
【0069】また、該水処理装置1において被処理液の
電気分解時に発生する気泡を利用し、気泡にフロックを
付着させてフロックを浮上させ懸濁物質を固液分離する
浮上分離法により処理液中のフロックを除去して処理液
を浄化してもよい。
【0070】次に、所定時間、第1電極3aにプラス,
第2電極3bにマイナスの電圧を印加して金属イオン溶
出部4の表面4b側から金属体6のアルミニウムイオン
を溶出させて被処理液中の懸濁物質の凝集処理を行った
後、極性切替え手段(図示せず)により第1電極3aに
マイナス,第2電極3bにプラスの電圧を印加して第1
電極3a,第2電極3bの極性を切り替え、金属イオン
溶出部4の表面4a側から金属体6のアルミニウムイオ
ンを溶出させて被処理液中の懸濁物質の凝集処理を行
う。更に、所定時間経過後、極性切替え手段により再度
第1電極3a,第2電極3bの極性が切り替えられ、所
定時間毎に第1電極3a,第2電極3bの極性を切り替
えながら被処理液中の懸濁物質の凝集処理が行われる。
【0071】次に、本実施の形態1における水処理装置
1の保守管理について、以下説明する。
【0072】処理槽2内を洗浄する場合、被処理液又は
洗浄水を洗浄水流入路(図示せず)を介して流出口2b
から処理槽2内に供給する。流出口2bから被処理液又
は洗浄水を供給すると、収納容器5内の金属体6が被処
理液又は洗浄水の流水により攪拌され、金属体6同士の
衝突や摩擦により、金属体6の表面に付着した酸化皮膜
や金属酸化物(水酸化アルミニウム)が剥離され金属体
6が洗浄・再生処理される。金属体6を洗浄した被処理
液又は洗浄水は、処理槽2の流入口2aから洗浄水排出
路(図示せず)を介して処理槽2外へ排出される。
【0073】金属体6の補充,交換を行う場合、蓋部9
を開けて開口部8から金属体6を入れることにより、収
納容器5に金属体6が補充される。
【0074】ここで、第1電極3a、第2電極3bに印
加する電圧を定電流制御した場合、金属体6の消耗に伴
い、電気分解に要する電圧が上昇するため、所定の電圧
値を設定し、設定された電圧値に達した際に金属体6の
補充を行ってもよい。
【0075】以上のように実施の形態1における水処理
装置は構成されているので、以下の作用を有する。
【0076】処理槽に被処理液を供給し、各電極に電圧
を印加して電流を流すことにより、金属イオン溶出部の
アルミニウムの金属体からアルミニウムイオンを溶出さ
せることができ、被処理液中に溶出されたアルミニウム
イオンから水酸化アルミニウムを生成して被処理液中の
懸濁物質を凝集処理することができる。
【0077】電極間に配設された金属イオン溶出部を有
しているため、電極から金属イオンを溶出させることな
く、金属イオン溶出部からアルミニウムイオンを溶出す
ることができ、電極の消耗を抑制できる。
【0078】処理槽内の電極間と電極の間に収納容器を
配設し、収納容器内に金属体を収納するだけで、容易に
金属イオン溶出部を形成できるとともに、収納容器に通
水部を有しているため、金属体から溶出した金属イオン
が収納容器から容易に流出できる。
【0079】金属体がアルミニウムからなるため、人体
や環境に無害で該水処理装置の安全性を向上できる。
【0080】極性切替え手段で、所定時間毎に電極へ印
加する電圧を逆電圧に切替え、電極の極性を切り替えて
いるため、電極や処理槽の表面での酸化反応と還元反応
を交互に行うことができ、電極や処理槽に付着したスケ
ール(カルシウム等)や酸化皮膜を破壊することがで
き、電極の寿命を延ばすことができるとともに、金属体
の金属イオン溶出部の消耗箇所を均一化することができ
る。
【0081】収納容器の上方に形成された開口部と蓋部
を有しているため、蓋部を開き開口部から金属体を投入
するだけで容易に収納容器内に金属体を補充することが
できる。
【0082】処理槽の流出口から被処理液や洗浄水を流
入させることにより、処理槽内の金属イオン溶出部の金
属体を被処理液や洗浄水の水流により攪拌し、金属体同
士の摩擦や衝突により金属体の表面に付着した酸化皮膜
や金属水酸化物を剥離して金属体を洗浄でき、被処理液
の電気分解時の電圧上昇を抑制でき、凝集処理効率の低
下を防止することができる。
【0083】定電流制御をしているため、酸化皮膜や金
属体に付着した金属水酸化物(水酸化アルミニウム)等
による電気的抵抗の増加に伴い、電流値が低下し、溶出
される金属イオンが減少するとともに、金属イオンから
生成される金属水酸化物が減少して懸濁物質の凝集処理
能力が低下するのを防止でき、金属イオンの生成及び凝
集処理能力の安定性を向上できる。
【0084】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おける水処理装置について、以下図面を用いて説明す
る。
【0085】図2は本発明の実施の形態2における水処
理装置の要部断面斜視図である。尚、実施の形態1と同
様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0086】図2において、10は実施の形態2におけ
る水処理装置、11a,11bは処理槽2内に配設され
電源部(図示せず)に接続された円弧状の一対の第1電
極,第2電極、4′は第1電極11a,第2電極11b
の間に配設された金属イオン溶出部、4′aは金属イオ
ン溶出部4′の第1電極11a側の表面、4′bは金属
イオン溶出部4′の第2電極11b側の表面、5′は第
1電極11a,第2電極11bの間に配設され金属体6
が収納された金属イオン溶出部4′の円筒形の収納容
器、5′aは収納容器5に多数穿設された通水部であ
る。
【0087】ここで、収納容器5′は、円弧板状の第1
電極11a及び第2電極11bの半径より5mm〜10
mm小さい半径で同心円で形成されている。
【0088】尚、実施の形態2における水処理装置10
の動作は、実施の形態1と同様なので説明を省略する。
【0089】以上のように実施の形態2における水処理
装置は構成されているので、実施の形態1の作用に加
え、以下の作用を有する。
【0090】金属体が収納された収納容器が円筒形に形
成されているとともに、第1電極と第2電極が収納容器
と同心円の円弧板状に形成されているため、収納容器内
の金属体への通電面積を大きくすることができ、金属イ
オンの溶出効率を向上させ被処理液中の懸濁物質の凝集
処理性能を向上できるという作用を有する。
【0091】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おける水処理装置について、以下図面を用いて説明す
る。
【0092】図3は本発明の実施の形態3における水処
理装置の要部断面斜視図である。尚、実施の形態1と同
様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0093】図3において、20は実施の形態3におけ
る水処理装置、21は導電性素材で円筒形に形成され電
源部(図示せず)に接続された水処理装置20の処理
槽、22は処理槽21内の略中央に配設され電源部(図
示せず)に接続された棒状の電極、23は処理槽21と
電極22間に配設された金属イオン溶出部、23aは金
属イオン溶出部23の処理槽21側の表面、23bは金
属イオン溶出部23の電極22側の表面、24は処理槽
21と電極22の間に配設されドーナツ形状の底を有す
る二重管構造で形成され上面が開口した網目状の箱体か
らなる収納容器、24aは収納容器24に多数形成され
た網目状の通水部、25aは電極22と収納容器24の
間に形成された間隙部、25bは処理槽21と収納容器
24の間に形成された間隙部である。
【0094】尚、実施の形態3における水処理装置20
は、図3に示すように、電源部により電極22にプラ
ス、処理槽21にマイナスの電圧が印加され、実施の形
態1と同様に、金属イオン溶出部23の表面23a側か
ら、収納容器24に収納したアルミニウムの金属体6の
金属イオン(アルミニウムイオン)が溶出して、被処理
液中で水酸化アルミニウム(金属水酸化物)を生成し、
被処理液中の懸濁物質の凝集処理が行なわれる。
【0095】以上のように実施の形態3における水処理
装置は構成されているので、実施の形態1又は2の作用
に加え、以下の作用を有する。
【0096】処理槽が導電性素材で形成されているた
め、処理槽を電極として使用することができるので、処
理槽と処理槽内の電極間に配設された金属イオン溶出部
に電流を流して金属イオンを被処理液中に溶出させ、被
処理液中の懸濁物質を凝集処理することができる。
【0097】処理槽を電極として使用することができる
ため、該水処理装置の部品点数を減少することができる
とともに、該水処理装置の小型化を図ることができる。
【0098】金属イオン溶出部がドーナツ形状の底を有
する二重管構造で形成されているため、処理槽側と電極
側の両表面を処理槽及び電極に対向させることができ、
電極表面積を大きくすることができ、金属イオンの溶出
効率を向上でき被処理液中の懸濁物質の凝集処理性能を
向上できる。
【0099】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
おける水処理装置について、以下図面を用いて説明す
る。
【0100】図4は本発明の実施の形態4における水処
理装置の要部断面斜視図である。尚、実施の形態1と同
様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0101】図4において、30は実施の形態4におけ
る水処理装置、31aは四角柱状の処理槽2内に処理槽
2の側面と平行に配設され電源部(図示せず)に接続さ
れた平板状の第1電極、31bは第1電極31aに対向
して処理槽2の側面と平行に配設され電源部に接続され
た平板状の第2電極、32aは第1電極31aと第2電
極31bの間の処理槽2の側面と平行に配設され電源部
に接続された平板状の第3電極、32bは第3電極32
aに対向して処理槽2の側面と平行に配設され電源部に
接続された平板状の第4電極、4cは金属イオン溶出部
4の第3電極32a側の表面、4dは金属イオン溶出部
4の第4電極32b側の表面、7cは第3電極32aと
収納容器5の間に形成された間隙部、7dは第4電極3
2bと収納容器5の間に形成された間隙部である。
【0102】尚、本実施の形態4では、処理槽2を四角
柱状としたが、処理槽の断面形状は辺の数が2n(n≧
2)の正多角形であればよく、また、金属イオン溶出部
4の収納容器5は処理槽と略同形状に形成される。これ
により、処理槽のすべての側面に平行に一対の電極を配
設することができるとともに、収納容器のすべての表面
側に電極を配設することができる。
【0103】以上のように構成された実施の形態4にお
ける水処理装置の動作について、以下説明する。
【0104】水処理動作が開始されると、第1電極31
aにプラス、第2電極31bにマイナスの電圧が印加さ
れ、実施の形態1と同様に、処理槽2内の被処理液中の
懸濁物質の凝集処理動作が行なわれる。ここで、第3電
極32a、第4電極32bには電圧は印加されない。
【0105】第1電極31aをプラス、第2電極31b
をマイナスとして、所定時間被処理液の処理を行なった
後、第1電極31a,第2電極31bへの通電を停止
し、第3電極32aにプラス、第4電極32bにマイナ
スの電圧を印加し、第3電極32a,第4電極32b間
で金属イオン溶出部4の金属体6に通電して、金属イオ
ン溶出部4の表面4dから金属イオン(アルミニウムイ
オン)を溶出し、実施の形態1と同様に被処理液中の懸
濁物質の凝集処理を行なう。
【0106】次いで、所定時間被処理液の処理を行なっ
た後、再度、第3電極32a,第4電極32bへの通電
を停止し、第1電極31a,第2電極31bに電圧を印
加し、被処理液中の懸濁物質の凝集処理が継続される。
【0107】以上のように実施の形態4における水処理
装置は構成されているので、実施の形態1乃至3の作用
に加え、以下の作用を有する。
【0108】角柱状の処理槽が、断面形状の辺の数が2
n(n≧2)の正多角形に形成されているとともに、金
属イオン溶出部の収納容器が処理槽と略同形状に形成さ
れているため、処理槽のすべての側面に電極を配設する
ことができるとともに、収納容器のすべての表面に対向
させて一対の電極を配設することができ、また、各一対
の電極間を交互に通電させることにより収納容器内に収
納された金属体を略均等に溶出させることができ、金属
イオン溶出部の消耗箇所を均一化することができる。
【0109】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
おける水処理装置について、以下図面を用いて説明す
る。
【0110】図5は本発明の実施の形態5における水処
理装置の要部断面図である。尚、実施の形態1と同様の
ものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0111】図5において、40は実施の形態5におけ
る水処理装置、41は処理槽2内に配設されたろ過部、
42は処理槽2内の流出口2b側に流出口2bと平行に
配設されたろ床、43はろ床42の上面に配設されたろ
材である。
【0112】ここで、ろ床42としては、金属製のメッ
シュやパンチングメタル、あるいは粒状の樹脂から形成
される多孔体等が用いられる。
【0113】また、ろ材43としては、アルミナセラミ
ックビーズやガラスビーズ等が用いられる。
【0114】尚、ろ床42の孔径としては、ろ材43同
士で形成される空隙の径より大きく、かつ、ろ材43の
粒径より小さく形成されたものが好ましい。ろ床42の
孔径が、ろ材43同士で形成される空隙の径より小さく
なるにつれ、ろ材43を通過したフロックや懸濁物質が
ろ床42で捕捉されろ床42が目詰まりを起こす傾向が
あり、ろ材43の粒径より大きくなるにつれ、ろ材43
がろ床42を通過し処理槽2から流出する傾向があり、
いずれも好ましくない。
【0115】以上のように構成された実施の形態5の水
処理装置の動作は、実施の形態1と略同様で、アルミニ
ウムの金属体6から溶出したアルミニウムイオンから水
酸化アルミニウムを生成し、水酸化アルミニウムで被処
理液中の懸濁物質を凝集させてフロックを生成し、フロ
ックを混在、分散化した処理液を流出口2bから排出す
る際に、ろ過部41で処理液がろ過されてろ材43にフ
ロックが捕捉され、処理液が浄化処理されて流出口2b
から排出される。
【0116】以上のように実施の形態5における水処理
装置は構成されているため、実施の形態1乃至4の作用
に加え、以下の作用を有する。
【0117】被処理液中の懸濁物質を金属イオンから生
成される金属水酸化物により凝集した処理液を流出口か
ら排出する際に、懸濁粒子をろ過部でろ過することがで
き、処理槽内で処理液の浄化処理ができるとともに、流
出口にろ過装置との接続を要さず該水処理装置の小型化
を図ることができる。
【0118】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
おける水処理装置について、以下図面を用いて説明す
る。
【0119】図6は本発明の実施の形態6における水処
理装置の要部断面図である。尚、実施の形態1又は5と
同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0120】図6において、50は実施の形態6におけ
る水処理装置、51aは流入口2a側に流入口2aと平
行に配設され電源部(図示せず)に接続された第1電
極、51bはろ床42の下方に流出口2bと平行に配設
され電源部に接続された第2電極、52はろ材42の上
部に層状に配設され層の上面が第1電極51aと平行か
つ非接触で配設されたろ材、53はろ材52内に混在し
た状態で収納された複数の粒状の金属体からなる金属イ
オン溶出部である。
【0121】以上のように実施の形態6における水処理
装置は構成されているため、実施の形態1乃至5の作用
に加え、以下の作用を有する。
【0122】第1電極と第2電極間で複数の金属体から
なる金属イオン溶出部に通電し、金属イオンを溶出させ
るとともに、金属水酸化物を生成して被処理液中の懸濁
物質を凝集し、同時に、凝集された懸濁粒子をろ材で捕
捉することができ、該水処理装置で一度に被処理液の凝
集処理及び浄化処理ができる。このときの総電流は定電
流制御されるが、最も大きな電流が流れる系路は被処理
液と金属体の抵抗が最も小さくなる系路である。金属イ
オンを溶出させる各金属体の電位差はこのような系路を
流れる電流値によって決まる。
【0123】また、処理槽内にろ材を有すとともに、ろ
材に混在された複数の金属体からなる金属イオン溶出部
を有しているため、該水処理装置の小型化を図ることが
できる。
【0124】(実施の形態7)本発明の実施の形態7に
おける循環温浴器について、以下図面を用いて説明す
る。
【0125】図7は実施の形態5の水処理装置を有した
本発明の実施の形態7における循環温浴器の浴水の循環
経路を示す説明図である。尚、実施の形態5及び図8と
同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0126】図7において、60は実施の形態7におけ
る循環温浴器、61は浴槽100内に配設され浴槽10
0内の浴水を吸引,吐出するノズル部、62は浴槽10
0内の浴水を吸引するノズル部61の吸込口、63は浴
水の吸込方向側に接続されたトップフィルター、64は
吸込口62の吸込方向を順方向として吸込口62とトッ
プフィルター63の間に配設された逆止弁、65は循環
温浴器60で循環した浴水を浴槽100内に吐出するノ
ズル部62の吐出口、66はノズル部61及び循環温浴
器本体60の水処理装置40の流入口2aに接続され吸
込口62から吸引された浴水の吸込流路、67は吸込流
路66に配設され浴槽100内の浴水を循環させる循環
ポンプ、68は循環ポンプ67の吐出側の吸込流路66
に配設され浴水の温度を検知する湯温検知部、69は湯
温検知部68の下流側の吸込流路66に配設され吸引し
た浴水の殺菌を行なう殺菌装置、70は水処理装置40
の処理槽2の流入口2a側の吸込流路66に配設された
第1三方弁、71は水処理装置40の流出口2bとノズ
ル部61の吐出口65を接続した吐出流路、72は水処
理装置40の流出口2b側の吐出流路71に配設された
浴水を加熱・保温するヒータ、73はヒータ72の下流
側の吐出流路71に配設された第2三方弁、74は第2
三方弁73と湯温検知部68の下流側の吸込流路66を
接続したバイパス流路、75はノズル部61の吐出口6
5側の吐出流路71に配設された第3三方弁、76は第
3三方弁75とトップフィルター63を接続した循環
路、77は第1三方弁70に接続され逆洗浄水を排出す
るための洗浄水排出路である。尚、図中、第1三方弁7
0,第2三方弁73,第3三方弁75のa乃至cは各三
方弁の切替え方向を示す。
【0127】ここで、トップフィルター63としては、
スポンジまたは糸巻フィルターや樹脂またはステンレス
製のメッシュ等を備えたものが用いられる。
【0128】殺菌装置69としては、オゾンや紫外線殺
菌灯の照射により浴水中の細菌の殺菌処理機能を有した
ものが用いられる。尚、紫外線殺菌灯を用いた場合、紫
外線殺菌灯の照射時間は24時間常時照射するのが望ま
しいが、1日のうち一定時間照射(約12時間)しても
実用上問題はない。
【0129】以上のように構成された実施の形態7にお
ける循環温浴器の動作について、以下説明する。
【0130】まず、コントローラ(図示せず)からの指
令によって循環ポンプ67が駆動されると、浴槽100
内の浴水が吸込口62より吸い込まれる。吸込口62か
ら吸い込まれた浴水は、逆止弁64を通過してトップフ
ィルター63で毛髪等の大きなゴミが除去され、吸込流
路66を介して殺菌装置69に送られる。
【0131】殺菌装置69で殺菌された浴水は、a−c
方向に流路を切り替えた第1三方弁70,流入口2aを
介して水処理装置40の処理槽2に送られ、水処理装置
40内で実施の形態5で説明したように、浴水の凝集・
浄化処理が行われる。
【0132】ここで、水処理装置40における浴水の電
気分解時の電解電流としては、通常10mA〜50mA
にされ、急速に浄化を行なう急速浄化には200mAか
ら300mAにされる。また、本実施の形態7では、ろ
床42として、耐熱ABS製で孔径が0.3mmのもの
を用い、ろ材43として、粒径が0.4mmのアルミナ
セラミックビーズを用いた。
【0133】次いで、水処理装置40で浴水中の懸濁物
質を凝集・ろ過して浄化された浄化浴水は、ヒータ7
2,c−a方向に切り替えられた第2三方弁73,c−
a方向に切り替えられた第3三方弁75を介して、吐出
口65から浴槽100に戻される。
【0134】ここで、湯温検知部68により浴水の温度
は連続で検知されており、浴水の温度が設定された温度
以下になると、ヒータ72に電圧を通電して浴水が加温
され、浴水の温度が常に一定に保たれる。
【0135】次に、本実施の形態7における循環温浴器
の高温殺菌について、以下説明する。
【0136】1日に数回設定された時間(通常の場合で
は1日当たり2回から12回程度)になると、第2三方
弁73の流路をc−b方向に切り替えて、循環ポンプ6
7の吐出側の吸込流路66と水処理装置40の流出口2
b側の吐出流路71,バイパス流路74で閉流路を形成
し、浴槽100との間の循環を停止させる。次いで、ヒ
ータ72により水処理装置40の処理槽2内の浴水が加
熱処理される。尚、この時、循環ポンプ67は停止され
ない。
【0137】ここで、ヒータ72による加熱温度は高い
ほど好ましいが、実用上、70℃程度で十分に殺菌の効
果を発揮できる。また、循環ポンプ67を運転して加圧
しながら処理槽2内の浴水を加熱しているため、通常の
場合では沸騰して加熱できない100℃以上の温度まで
加熱でき、より強力な殺菌を行う場合は120℃に加熱
して殺菌することができる。
【0138】次に、処理槽2内の浴水温度が設定温度
(実施の形態7では70℃)になると、第2三方弁73
及び第3三方弁75がコントローラによって制御され、
第2三方弁73がc−a方向に、第3三方弁75がc−
b方向に切り替えられ、ノズル部61と循環温浴器本体
60間の吸込流路66,吐出流路71,循環路76で閉
循環流路が形成され、水処理装置40の処理槽2内の加
熱された浴水が閉循環流路を循環する。浴水が閉循環流
路で循環されると、加熱されなかった流路中の浴水と混
合して加熱された処理槽2内の浴水の温度が低下するた
め、閉循環流路に浴水を循環させながら、ヒータ22に
より閉循環流路中の浴水が加熱される。次いで、閉循環
流路中の浴水が70℃まで加熱されると、3分間保持さ
れて十分に殺菌が行われる。
【0139】高温殺菌終了後、加熱された浴水は、第3
三方弁75をc−a方向に切り替えて浴槽100内の浴
水中に排出されるか、あるいは第1三方弁70をc−b
方向に、第2三方弁73をb−c方向に切り替え、洗浄
水排出路77から浴槽100外へ排出される。
【0140】次に、本実施の形態7における循環温浴器
の水処理装置の逆洗浄(ろ材及び金属体の再生処理)に
ついて、以下説明する。
【0141】1日に設定された時間(通常、1日あたり
1回あるいは2回程度)になると、第1三方弁70がc
−b方向、第2三方弁73がb−c方向に切り替えら
れ、循環ポンプ67から吸い込まれた浴水がバイパス流
路74を通り第2三方弁73を介して、水処理装置40
の処理槽2へ流出口2bから供給される。
【0142】処理槽2へ供給された浴水は、ろ材43及
び金属イオン溶出部4の金属体6を攪拌しながら、ろ材
43及び金属体6に付着した酸化皮膜や懸濁物質を剥離
させ、浴水とともに流入口2aから第1三方弁70を介
して、洗浄水排出路77から浴槽100外へ排出され、
ろ材43及び金属イオン溶出部4の金属体6の再生処理
が行われる。
【0143】以上のように実施の形態7における循環温
浴器は構成されているため、実施の形態1乃至6の作用
に加え、以下の作用を有する。
【0144】循環ポンプで吸引された浴水を水処理装置
に供給することにより、水処理装置内で溶出された金属
イオンから生成される金属水酸化物で浴水中の懸濁物質
を凝集処理することができるとともに、ろ過部で処理液
をろ過して懸濁粒子を除去し、浴水を浄化することがで
き、該循環温浴器設置後直ぐに浴水の凝集・浄化処理が
できる。
【0145】また、浴水の循環を停止させることなく継
続することで、浴水中の懸濁物質を水処理装置で常時取
り除いて清澄化することができるとともに、殺菌装置や
高温殺菌で浴水や該循環温浴器の殺菌を行うことがで
き、いつでも快適に浴槽に入浴することができる。
【0146】殺菌装置とヒータを有しているため、熱水
を利用して吸込流路,吐出流路,バイパス流路,循環路
で閉流路を形成し、トップフィルターや水処理装置の処
理槽内の殺菌を定期的に行うことができ、細菌が増殖し
浴水中に流出することがなく、浴水中の殺菌を確実に行
うことができる。
【0147】水処理装置の処理槽の流出口側に接続され
た吐出流路とバイパス流路を洗浄水流入路とし、流出口
側から処理槽内に浴水を供給することができるため、処
理槽内のろ材や金属体を浴水で攪拌してろ材や金属体に
付着した懸濁物質を除去することができ、ろ材の詰まり
や金属体の金属イオン溶出量の低下、浴水の電気分解時
に要する電圧の上昇を防止できる。
【0148】
【発明の効果】以上のように本発明における水処理装置
によれば、以下の優れた効果を実現できる。
【0149】請求項1に記載の発明によれば、被処理液
が充填される処理槽と、少なくとも一対以上の電極と、
電極間に間隙部を有した配設された金属イオン溶出部
と、を備えているため、従来のように電極から金属イオ
ンを溶出させることなく、電極から離れた金属イオン溶
出部から金属イオンを溶出させることができ、電極や金
属イオン溶出部のシール構造を必要とせず、水漏れや電
気的接触不良等に対し信頼性の高い水処理装置を供給す
ることができる。
【0150】電極間に配設された金属イオン溶出部を有
しているため、電極から金属イオンを溶出させることな
く、金属イオン溶出部から金属イオンを溶出することが
でき、電極の消耗を抑制でき電極の交換頻度を減少させ
ることができるとともに、該水処理装置の小型化を図る
ことができる。
【0151】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、処理槽が導電性素材で形成されているた
め、処理槽を電極として使用することができ、該水処理
装置の部品点数を削減することができ、生産性を向上で
きるとともに、小型化を図ることができる。
【0152】特に、金属イオン溶出部や電極の形状を処
理槽の形状に合わせた場合、電極表面積を大きくするこ
とができ、金属イオンの溶出効率を向上させ被処理液の
処理性能を向上できる。
【0153】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の効果に加え、処理槽内の電極間又は処理槽と電
極の間に収納容器を配設し、収納容器内に金属体を収納
するだけで、容易に金属イオン溶出部を形成でき生産性
に優れる。
【0154】金属体が粒状、あるいは粉末状で構成さ
れ、多数の通水部を有する収納容器に収納されているの
で、金属体から溶出した金属イオンが収納容器から流出
し容易に金属水酸化物が生成され、被処理液中の懸濁物
質を凝集処理することができる。
【0155】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至3の効果に加え、金属体がアルミニウム,鉄,ニッ
ケル又はこれらを含有する合金のいずれか1以上からな
るため、これらの金属イオンを溶出させ金属水酸化物を
容易に形成することができ、安全で衛生的な水処理装置
を供給することができる。
【0156】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
乃至4の効果に加え、電極に印加する直流電圧の極性切
替え手段を有するので、電極表面での酸化反応と還元反
応を交互に行うことができ、電極の腐食を最小限にする
ことができ電極の寿命を延ばすことができるとともに、
金属イオン溶出部からの金属イオンの溶出箇所が偏ら
ず、金属イオン溶出部の寿命を向上させることができ
る。
【0157】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
乃至5の効果に加え、収納容器に連通した開口部と、開
口部に配設された開閉自在な蓋部と、を備えたので、金
属体の補充作業が容易に行え、メンテナンス性を向上で
きる。
【0158】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
乃至6の効果に加え、流出口から被処理液又は洗浄水を
流入する洗浄水流入路と、流入口から被処理液又は洗浄
水を排出する洗浄水排出路と、洗浄水流入路と洗浄水排
出路の所定部に配設された流路切替え手段と、を備えて
いるので、洗浄水流入路を介して処理槽の流出口から被
処理液や洗浄水を流入させることにより、処理槽内の金
属イオン溶出部を逆洗浄することができ、金属イオン溶
出部に付着した酸化皮膜等を剥離させて金属イオン溶出
部の再生ができる。
【0159】特に、金属イオン溶出部に粒状や粉末状の
金属体を有している場合、流出口から流入した被処理液
や洗浄水の水流により金属体を攪拌し、金属体同士の摩
擦や衝突により金属体の表面に付着した酸化皮膜や金属
水酸化物を剥離して金属体を洗浄でき、電圧上昇の抑制
や凝集効率の向上ができる。
【0160】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
乃至7の効果に加え、処理槽内の流出口側に配設された
ろ過部を備えることにより、被処理液中の懸濁物質を金
属イオンから生成される金属水酸化物により凝集した処
理液を流出口から排出する際に、懸濁粒子をろ過部でろ
過することができ、被処理槽内で被処理液の浄化処理が
できる。
【0161】金属イオン溶出部を混在したろ過部を処理
槽内に配設することにより、金属イオン溶出部から溶出
された金属イオンからなる金属水酸化物で、被処理液中
の懸濁物質を凝集すると同時に、凝集された懸濁粒子を
ろ過部で捕捉して、被処理液の凝集処理,浄化処理が同
時にできるとともに、該水処理装置の小型化を図ること
ができる。
【0162】また、以上のように本発明における循環温
浴器によれば、以下の優れた効果を実現できる。
【0163】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
乃至8の効果に加え、浴水を吸引,吐出するノズル部
と、被処理液が流入する流入口と処理液が流出する流出
口を有した処理槽内に配設され電源部に接続された少な
くとも一対の電極と電極間に配設された金属イオン溶出
部とを有した水処理装置と、ノズル部の吸込口と水処理
装置の流入口を接続した吸込流路と、水処理装置の流出
口とノズル部の吐出口を接続した吐出流路と、吸込流路
に配設された循環ポンプと、を備えているので、循環ポ
ンプで吸引された浴水を水処理装置に供給することによ
り、水処理装置内で溶出された金属イオンから生成され
る金属水酸化物で浴水中の懸濁物質を凝集して浴水を浄
化することができ、該循環温浴器設置後直ぐに浴水の浄
化処理ができ、該循環温浴器設置後の立ち上がり期間を
要さず使用性に優れる。
【0164】金属イオン溶出部から溶出される金属イオ
ンから生成される水酸化物が浴水中の懸濁物質を凝集
し、凝集物が除去され、運転直後から浴水を清澄化する
ことができ、いつでも快適に入浴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における水処理装置の要
部断面図
【図2】本発明の実施の形態2における水処理装置の要
部断面斜視図
【図3】本発明の実施の形態3における水処理装置の要
部断面斜視図
【図4】本発明の実施の形態4における水処理装置の要
部断面斜視図
【図5】本発明の実施の形態5における水処理装置の要
部断面図
【図6】本発明の実施の形態6における水処理装置の要
部断面図
【図7】実施の形態5の水処理装置を有した本発明の実
施の形態7における循環温浴器の浴水の循環経路を示す
説明図
【図8】従来の水浄化装置を有した循環温浴器の浴水の
循環経路を示す説明図
【図9】従来の水浄化装置中の凝集装置の要部断面図
【符号の説明】
1,10,20,30,40,50 水処理装置 2,21 処理槽 2a 流入口 2b 流出口 3a,11a,31a,51a 第1電極 3b,11b,31b,51b 第2電極 4,4′,23,53 金属イオン溶出部 4a,4b,4c,4d,4′a,4′b,23a,2
3b 表面 5,5′,24, 収納容器 5a,5′a,24a 通水部 6 金属体 7a,7b,7c,7d,25a,25b 間隙部 8 開口部 9 蓋部 22 電極 32a 第3電極 32b 第4電極 41 ろ過部 42 ろ床 43,52 ろ材 60 循環温浴器 61 ノズル部 62 吸込口 63 トップフィルター 64 逆止弁 65 吐出口 66 吸込流路 67 循環ポンプ 68 湯温検知部 69 殺菌装置 70 第1三方弁 71 吐出流路 72 ヒータ 73 第2三方弁 74 バイパス流路 75 第3三方弁 76 循環路 77 洗浄水排出路 100 浴槽 101 循環流路 102 循環ポンプ 103 凝集装置 104 ろ過装置 105 ろ材 106 ろ材支持板 107 アルミニウム電極 108 ステンレス電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 康裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平井 利明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D061 DA07 DA08 DB03 EA07 EA08 EB01 EB14 EB19 EB24 EB39 FA04 FA13 GC16 4D064 AA11 BF31 BF39 BF40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理液が流入する流入口と処理液が流出
    する流出口を有した処理槽と、前記処理槽内に配設され
    た少なくとも一対の電極と、前記一対の電極間に配設さ
    れた金属イオン溶出部と、前記一対の電極の各々と前記
    金属イオン溶出部間に形成された間隙部と、前記一対の
    電極が接続された電源部と、を備えていることを特徴と
    する水処理装置。
  2. 【請求項2】被処理液が流入する流入口と処理液が流出
    する流出口を有し導電性素材で形成された処理槽と、前
    記処理槽内に配設された電極と、前記処理槽と前記電極
    間に配設された金属イオン溶出部と、前記処理槽及び前
    記電極と前記金属イオン溶出部間に形成された間隙部
    と、前記処理槽と前記電極が接続された電源部と、を備
    えていることを特徴とする水処理装置。
  3. 【請求項3】前記金属イオン溶出部が、通水部を有した
    収納容器と、前記収納容器に収納された粒状又は粉末状
    の金属体と、を備えていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の水処理装置。
  4. 【請求項4】前記金属イオン溶出部又は前記金属体が、
    アルミニウム,鉄,ニッケル又はこれらを含有する合金
    のいずれか1以上で形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至3に記載の水処理装置。
  5. 【請求項5】前記電源部に接続された前記電極及び/又
    は前記処理槽の極性を切り替える極性切替え手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1
    項に記載の水処理装置。
  6. 【請求項6】前記処理槽の周壁部に形成され前記収納容
    器に連通した開口部と、前記開口部に配設された開閉自
    在な蓋部と、を備えていることを特徴とする請求項3乃
    至5の内いずれか1項に記載の水処理装置。
  7. 【請求項7】前記流出口に接続され被処理液又は洗浄水
    が流入される洗浄水流入路と、前記流入口に接続され被
    処理液又は洗浄水が排出される洗浄水排出路と、前記洗
    浄水流入路と前記洗浄水排出路の所定部に配設された流
    路切替え手段と、を備えていることを特徴とする請求項
    1乃至6の内いずれか1項に記載の水処理装置。
  8. 【請求項8】前記処理槽内の前記流出口側に配設された
    ろ過部、又は、前記処理槽内に配設され前記金属イオン
    溶出部を混在したろ過部、を備えていることを特徴とす
    る請求項1乃至7の内いずれか1項に記載の水処理装
    置。
  9. 【請求項9】浴槽内の浴水を吸引する吸込口と浴水を吐
    出する吐出口を有したノズル部と、請求項1乃至8の内
    いずれか1項に記載の水処理装置と、前記ノズル部の前
    記吸込口と前記水処理装置の流入口を接続した吸込流路
    と、前記水処理装置の流出口と前記ノズル部の吐出口を
    接続した吐出流路と、前記吸込流路に配設され前記浴槽
    内の前記浴水を吸引する循環ポンプと、を備えているこ
    とを特徴とする循環温浴器。
JP11102268A 1999-04-09 1999-04-09 水処理装置及びそれを用いた循環温浴器 Pending JP2000288548A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3533213B1 (ja) 2003-10-03 2004-05-31 日出雄 江口 水殺菌装置および水殺菌方法
KR101005078B1 (ko) 2007-10-29 2010-12-30 히데오 에구치 물 살균 장치 및 물 살균 방법

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