JP2000288865A - 切削屑除去装置 - Google Patents
切削屑除去装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 周囲の環境を悪化させることなく、容易かつ
確実にFRP成型品からなるワークの切削屑を排除する
切削屑除去装置を提供する。 【解決手段】 FRP成型品からなるワーク11の加工
ライン12の下流側に設けられ、ワーク11加工時の切
削屑11aを排除するための切削屑除去装置10であっ
て、前後が可撓性シート23によって覆われた切削屑除
去室22と、切削屑除去室22の上部で加工ライン12
に交叉する方向に配置された複数のエアブローノズル2
5と、切削屑除去室22の上部に設けられた集塵フード
28と、エアブローノズル25によって除去された切削
屑11aを回収するダストバケット29とワーク搬送装
置21とを有している。
確実にFRP成型品からなるワークの切削屑を排除する
切削屑除去装置を提供する。 【解決手段】 FRP成型品からなるワーク11の加工
ライン12の下流側に設けられ、ワーク11加工時の切
削屑11aを排除するための切削屑除去装置10であっ
て、前後が可撓性シート23によって覆われた切削屑除
去室22と、切削屑除去室22の上部で加工ライン12
に交叉する方向に配置された複数のエアブローノズル2
5と、切削屑除去室22の上部に設けられた集塵フード
28と、エアブローノズル25によって除去された切削
屑11aを回収するダストバケット29とワーク搬送装
置21とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FRP成型品から
なるワークの加工時に発生する切削屑を排除する切削屑
除去装置に関する。
なるワークの加工時に発生する切削屑を排除する切削屑
除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、FRP成型品からなるワーク
の穴あけ、ばり取り等の加工は、加工ラインの各ステー
ションで人手、加工専用機、又は6軸ロボット等により
それぞれ行われている。この穴あけ、ばり取り等の加工
に際しては、直径約0.01mm程度の切削屑(切粉)
が発生してワークに付着するため、加工後にはワークか
らこの切削屑を排除する作業が行なわれている。現在、
この切削屑の排除作業は、エアブロー等を使用した人手
処理によって行われている。また、ロボットにエアブロ
ー等を持たせて切削屑を排除する方法等も提案されてい
る。
の穴あけ、ばり取り等の加工は、加工ラインの各ステー
ションで人手、加工専用機、又は6軸ロボット等により
それぞれ行われている。この穴あけ、ばり取り等の加工
に際しては、直径約0.01mm程度の切削屑(切粉)
が発生してワークに付着するため、加工後にはワークか
らこの切削屑を排除する作業が行なわれている。現在、
この切削屑の排除作業は、エアブロー等を使用した人手
処理によって行われている。また、ロボットにエアブロ
ー等を持たせて切削屑を排除する方法等も提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の人手による切削屑排除作業においては、エアブ
ローによってワークに付着した切削屑を排除するため、
切削屑が周囲に飛散して作業環境を悪化させるという問
題がある。また、作業者の処理能力により作業時間及び
その精度にもむらが生じるという問題がある。一方、ロ
ボットを使用した場合においては、人手処理の場合に生
じるむらの問題は解消できるものの、作業環境の悪化と
いう問題は解消されず、さらには、ロボットによる切削
屑の有無認識が困難である為、ワーク全領域に渡ってエ
アブローを行う必要があり処理時間が増大すると共にコ
スト的にも高くなるという問題がある。本発明はかかる
事情に鑑みてなされたもので、周囲の環境を悪化させる
ことなく、容易かつ確実にFRP成型品からなるワーク
の切削屑を排除する切削屑除去装置を提供することを目
的とする。
た従来の人手による切削屑排除作業においては、エアブ
ローによってワークに付着した切削屑を排除するため、
切削屑が周囲に飛散して作業環境を悪化させるという問
題がある。また、作業者の処理能力により作業時間及び
その精度にもむらが生じるという問題がある。一方、ロ
ボットを使用した場合においては、人手処理の場合に生
じるむらの問題は解消できるものの、作業環境の悪化と
いう問題は解消されず、さらには、ロボットによる切削
屑の有無認識が困難である為、ワーク全領域に渡ってエ
アブローを行う必要があり処理時間が増大すると共にコ
スト的にも高くなるという問題がある。本発明はかかる
事情に鑑みてなされたもので、周囲の環境を悪化させる
ことなく、容易かつ確実にFRP成型品からなるワーク
の切削屑を排除する切削屑除去装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る切削屑除去装置は、FRP成型品からなるワークの
加工ラインの下流側に設けられ、前記ワーク加工時の切
削屑を排除するための切削屑除去装置であって、前後が
可撓性シートによって覆われた切削屑除去室と、前記切
削屑除去室の上部で前記加工ラインに交叉する方向に配
置された複数のエアブローノズルと、前記切削屑除去室
の上部に設けられた集塵フードと、前記エアブローノズ
ルによって除去された切削屑を回収するダストバケット
とワーク搬送装置とを有している。本発明に係る切削屑
除去装置においては、まず、切削屑の付着したFRP成
型品からなるワークが可撓性シートを通過して切削屑除
去室に案内される。ここでは、ワークに複数のエアブロ
ーノズルからエアを吹きかけ、ワークに付着していた切
削屑を舞い上がらせる。この舞い上がった切削屑の大部
分は切削屑除去室の上部に設けられ、集塵機等に接続さ
れた集塵フードから回収される。また、集塵フードから
回収されなかった切削屑は、ワーク移動中にエアブロー
を行うことによりワークに再付着することなく切削屑除
去室の下部に設けられたダストバケットに回収される。
係る切削屑除去装置は、FRP成型品からなるワークの
加工ラインの下流側に設けられ、前記ワーク加工時の切
削屑を排除するための切削屑除去装置であって、前後が
可撓性シートによって覆われた切削屑除去室と、前記切
削屑除去室の上部で前記加工ラインに交叉する方向に配
置された複数のエアブローノズルと、前記切削屑除去室
の上部に設けられた集塵フードと、前記エアブローノズ
ルによって除去された切削屑を回収するダストバケット
とワーク搬送装置とを有している。本発明に係る切削屑
除去装置においては、まず、切削屑の付着したFRP成
型品からなるワークが可撓性シートを通過して切削屑除
去室に案内される。ここでは、ワークに複数のエアブロ
ーノズルからエアを吹きかけ、ワークに付着していた切
削屑を舞い上がらせる。この舞い上がった切削屑の大部
分は切削屑除去室の上部に設けられ、集塵機等に接続さ
れた集塵フードから回収される。また、集塵フードから
回収されなかった切削屑は、ワーク移動中にエアブロー
を行うことによりワークに再付着することなく切削屑除
去室の下部に設けられたダストバケットに回収される。
【0005】ここで、前記複数のエアブローノズルは、
前記加工ラインを流れる前記ワークの最大幅に合わせて
所定ピッチで設けられていることが望ましい。これによ
って、加工ラインを流れるあらゆるサイズのワークに対
応することが可能となる。また、前記複数のエアブロー
ノズルはそれぞれ、エアの吹きかけ方向が調整可能とな
っていることが望ましい。これにより、より確実に切削
屑を除去することが可能となる。さらに、ワーク移動中
にエアブローを行うことにより、上述の通り切削屑の再
付着防止とエアブローノズルを最小にすることが可能と
なる。
前記加工ラインを流れる前記ワークの最大幅に合わせて
所定ピッチで設けられていることが望ましい。これによ
って、加工ラインを流れるあらゆるサイズのワークに対
応することが可能となる。また、前記複数のエアブロー
ノズルはそれぞれ、エアの吹きかけ方向が調整可能とな
っていることが望ましい。これにより、より確実に切削
屑を除去することが可能となる。さらに、ワーク移動中
にエアブローを行うことにより、上述の通り切削屑の再
付着防止とエアブローノズルを最小にすることが可能と
なる。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る切削屑除去装置を有した加工ラインの説明図、
図2は同切削屑除去装置の側面図、図3は同切削屑除去
装置の正面図、図4(A)〜(C)は同切削屑除去装置
を使用した切削屑排除状態の説明図、図5は同切削屑除
去装置の動作を説明するフロー図である。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る切削屑除去装置を有した加工ラインの説明図、
図2は同切削屑除去装置の側面図、図3は同切削屑除去
装置の正面図、図4(A)〜(C)は同切削屑除去装置
を使用した切削屑排除状態の説明図、図5は同切削屑除
去装置の動作を説明するフロー図である。
【0007】図1〜図4に示すように、本発明の一実施
の形態に係る切削屑除去装置10は、FRP成型品から
なるワーク11の加工ライン12の下流側に設けられ、
ワーク11の加工時に発生してワーク11に付着する切
削屑11aを排除するための装置である。図1に示すよ
うに、加工ライン12は、複数の加工工程(本実施の形
態においては4工程)を有しており、その各ステーショ
ンには加工ロボット13〜16が配置されている。この
加工ロボット13〜16は、各ステーションに配置され
た加工工具17〜20を使用して、搬送手段、例えばチ
ェーンコンベア21によって間欠的にステーションに搬
送されてくるワーク11(ユニットバス等)の穴あけ、
ばり取り等の処理を一定時間(タクトタイム)内に行っ
ている。そして、各ステーションで加工ロボット13〜
16により処理されたワーク11は、加工ライン12の
下流側に設けられた切削屑除去装置10にワーク搬送装
置の一例であるチェーンコンベア21によって案内され
る。なお、搬送手段は、チェーンコンベアに限られずベ
ルトコンベア、台車によって搬送する手段等であっても
よい。
の形態に係る切削屑除去装置10は、FRP成型品から
なるワーク11の加工ライン12の下流側に設けられ、
ワーク11の加工時に発生してワーク11に付着する切
削屑11aを排除するための装置である。図1に示すよ
うに、加工ライン12は、複数の加工工程(本実施の形
態においては4工程)を有しており、その各ステーショ
ンには加工ロボット13〜16が配置されている。この
加工ロボット13〜16は、各ステーションに配置され
た加工工具17〜20を使用して、搬送手段、例えばチ
ェーンコンベア21によって間欠的にステーションに搬
送されてくるワーク11(ユニットバス等)の穴あけ、
ばり取り等の処理を一定時間(タクトタイム)内に行っ
ている。そして、各ステーションで加工ロボット13〜
16により処理されたワーク11は、加工ライン12の
下流側に設けられた切削屑除去装置10にワーク搬送装
置の一例であるチェーンコンベア21によって案内され
る。なお、搬送手段は、チェーンコンベアに限られずベ
ルトコンベア、台車によって搬送する手段等であっても
よい。
【0008】次に、切削屑除去装置10について以下詳
しく説明する。図2及び図3に示すように、切削屑除去
装置10の切削屑除去室22は、その前後がゴム、合成
樹脂等からなる可撓性シート23によって覆われてお
り、ワーク11が加工ライン12に沿って搬入されるよ
うになっている。また、左右は、例えば、鉄、アクリル
板、木等からなる壁24により形成され、周囲から切削
屑除去室22の外に切削屑11aが飛散しない構造とな
っている。また、切削屑除去室22の後側(加工ライン
12の下流側)の上部には、加工ライン12に垂直に交
叉して配置された複数のエアブローノズル25(本実施
の形態においては5つ)が設けられている。複数のエア
ブローノズル25は、加工ライン12を流れるワーク1
1の幅(最大幅)に合わせて所定ピッチで設けられてお
り、エアブローノズル25はそれぞれ、エアの吹きかけ
方向が調整可能となっている。このエアブローノズル2
5からは、レギュレータ26によって圧力を調整された
圧縮空気が電磁弁27を介して吹き出す仕組みとなって
いる。
しく説明する。図2及び図3に示すように、切削屑除去
装置10の切削屑除去室22は、その前後がゴム、合成
樹脂等からなる可撓性シート23によって覆われてお
り、ワーク11が加工ライン12に沿って搬入されるよ
うになっている。また、左右は、例えば、鉄、アクリル
板、木等からなる壁24により形成され、周囲から切削
屑除去室22の外に切削屑11aが飛散しない構造とな
っている。また、切削屑除去室22の後側(加工ライン
12の下流側)の上部には、加工ライン12に垂直に交
叉して配置された複数のエアブローノズル25(本実施
の形態においては5つ)が設けられている。複数のエア
ブローノズル25は、加工ライン12を流れるワーク1
1の幅(最大幅)に合わせて所定ピッチで設けられてお
り、エアブローノズル25はそれぞれ、エアの吹きかけ
方向が調整可能となっている。このエアブローノズル2
5からは、レギュレータ26によって圧力を調整された
圧縮空気が電磁弁27を介して吹き出す仕組みとなって
いる。
【0009】なお、エアブローノズル25のエアの吹き
かけ方向は、前後方向、左右方向等あらゆる方向に調整
可能になっており、ワーク11の種類及び大きさ等に合
わせて最適な位置を事前に調整しておくことが好まし
い。例えば、幅の狭いワークの場合には、両側に配置さ
れたエアブローノズル25を中央方向に向けるようにす
ることができる。また、エアブローノズル25は加工ラ
イン12に交差するように配置すればよく、必ずしも加
工ライン12に対して垂直である必要はない。
かけ方向は、前後方向、左右方向等あらゆる方向に調整
可能になっており、ワーク11の種類及び大きさ等に合
わせて最適な位置を事前に調整しておくことが好まし
い。例えば、幅の狭いワークの場合には、両側に配置さ
れたエアブローノズル25を中央方向に向けるようにす
ることができる。また、エアブローノズル25は加工ラ
イン12に交差するように配置すればよく、必ずしも加
工ライン12に対して垂直である必要はない。
【0010】また、切削屑除去室22の上部には、図示
しない集塵機に接続された集塵フード28が設けられ、
エアブローノズル25から吹き出されるエアによって舞
い上がる切削屑11aを回収できるようになっている。
そして、切削屑除去室22の下部(ワーク11の下方)
には、ダストバケット29が設けられ、エアブローノズ
ル25によってワーク11から除去され、集塵フード2
8から回収されずに下方に落ちる残りの切削屑11aを
回収できるようになっている。このダストバケット29
には車輪32が設けられ、加工ライン12と交差する方
向に移動可能となって、ダストバケット29に切削屑1
1aが溜まった場合にダストバケット29を容易に交換
できるようになっている。また、ダストバケット29の
上方には、支持部材30によって固定されたシュート3
1が設けられており、切削屑11aが確実にダストバケ
ット29内に案内されるようになっている。さらに、切
削屑除去室22の後側の上部には、ワーク検知センサ3
3が設けられ、ワーク11が切削屑除去室22内に案内
され、切削屑除去室22内に収納されたこと、及び切削
屑除去室22から出ていったことを検知できるようにな
っており、これによってエアブローノズル25及び集塵
フード28に接続した集塵機等の動作を制御できるよう
になっている。
しない集塵機に接続された集塵フード28が設けられ、
エアブローノズル25から吹き出されるエアによって舞
い上がる切削屑11aを回収できるようになっている。
そして、切削屑除去室22の下部(ワーク11の下方)
には、ダストバケット29が設けられ、エアブローノズ
ル25によってワーク11から除去され、集塵フード2
8から回収されずに下方に落ちる残りの切削屑11aを
回収できるようになっている。このダストバケット29
には車輪32が設けられ、加工ライン12と交差する方
向に移動可能となって、ダストバケット29に切削屑1
1aが溜まった場合にダストバケット29を容易に交換
できるようになっている。また、ダストバケット29の
上方には、支持部材30によって固定されたシュート3
1が設けられており、切削屑11aが確実にダストバケ
ット29内に案内されるようになっている。さらに、切
削屑除去室22の後側の上部には、ワーク検知センサ3
3が設けられ、ワーク11が切削屑除去室22内に案内
され、切削屑除去室22内に収納されたこと、及び切削
屑除去室22から出ていったことを検知できるようにな
っており、これによってエアブローノズル25及び集塵
フード28に接続した集塵機等の動作を制御できるよう
になっている。
【0011】次に、ワーク11の流れに沿って、切削屑
除去装置10の動作について説明する。図4及び図5に
示すように、最終ステーションで加工ロボット15によ
って穴あけ等の処理がなされたワーク11は、チェーン
コンベア21によって搬送され、切削屑除去室22に搬
入される(ステップ1〜3)。ワーク11が切削屑除去
室22に搬入されると、ワーク検知センサ33によって
ワーク11が切削屑除去室22内に収納されたことが検
知される(ステップ4)。ワーク検知センサ33によっ
て検知された後、一定時間(タクトタイム)が経過する
とチェーンコンベア21が作動しワーク11は移動を始
める。図4(A)に示すように、これと同時にエアブロ
ーノズル25及び集塵機を作動させる(ステップ5)。
除去装置10の動作について説明する。図4及び図5に
示すように、最終ステーションで加工ロボット15によ
って穴あけ等の処理がなされたワーク11は、チェーン
コンベア21によって搬送され、切削屑除去室22に搬
入される(ステップ1〜3)。ワーク11が切削屑除去
室22に搬入されると、ワーク検知センサ33によって
ワーク11が切削屑除去室22内に収納されたことが検
知される(ステップ4)。ワーク検知センサ33によっ
て検知された後、一定時間(タクトタイム)が経過する
とチェーンコンベア21が作動しワーク11は移動を始
める。図4(A)に示すように、これと同時にエアブロ
ーノズル25及び集塵機を作動させる(ステップ5)。
【0012】これにより、ワーク11には後側部分から
順次強力なエアが吹きつけられて、切削屑11aが舞い
上がり、この舞い上がった切削屑11aが集塵フード2
8から回収される。なお、図4(B)に示すように、こ
のときワーク11は移動しているので一度ブローされた
場所に切削屑11aが付着することを防止することがで
きる。また、切削屑除去装置10は、周囲が可撓性シー
ト23、及び壁24で囲まれており、上部の集塵フード
28から切削屑11aが回収されるので、舞上がった切
削屑11aは周囲(切削屑除去室22の外)に飛散する
ことはなく、また、集塵力も比較的小さくすることが可
能となる。さらに、この集塵フード28から回収されな
かった切削屑11aは、切削屑除去装置10の下部に用
意されたダストバケット29によって回収することがで
きるので、これによっても切削屑11aの飛散を防止す
ることができる。
順次強力なエアが吹きつけられて、切削屑11aが舞い
上がり、この舞い上がった切削屑11aが集塵フード2
8から回収される。なお、図4(B)に示すように、こ
のときワーク11は移動しているので一度ブローされた
場所に切削屑11aが付着することを防止することがで
きる。また、切削屑除去装置10は、周囲が可撓性シー
ト23、及び壁24で囲まれており、上部の集塵フード
28から切削屑11aが回収されるので、舞上がった切
削屑11aは周囲(切削屑除去室22の外)に飛散する
ことはなく、また、集塵力も比較的小さくすることが可
能となる。さらに、この集塵フード28から回収されな
かった切削屑11aは、切削屑除去装置10の下部に用
意されたダストバケット29によって回収することがで
きるので、これによっても切削屑11aの飛散を防止す
ることができる。
【0013】図4(C)に示すように、切削屑11aが
排除されたワーク11が切削屑除去室22から搬出され
ると、ワーク検知センサ33によってワーク11の尻抜
けが検知され、エアブローノズル25及び集塵機の作動
を停止する(ステップ6、7)。なお、このワーク11
の搬出に伴って次のワーク(切削屑11aが付着したも
の)が切削屑除去室22内に搬入され、切削屑除去装置
10は以降同様の動作を繰り返す。これにより、加工ラ
イン12の流れの中で効率よくワーク11に付着した切
削屑11aを排除することができる。
排除されたワーク11が切削屑除去室22から搬出され
ると、ワーク検知センサ33によってワーク11の尻抜
けが検知され、エアブローノズル25及び集塵機の作動
を停止する(ステップ6、7)。なお、このワーク11
の搬出に伴って次のワーク(切削屑11aが付着したも
の)が切削屑除去室22内に搬入され、切削屑除去装置
10は以降同様の動作を繰り返す。これにより、加工ラ
イン12の流れの中で効率よくワーク11に付着した切
削屑11aを排除することができる。
【0014】以上、本発明を一実施の形態を参照して説
明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載
の構成に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載
されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形
態や変形例も含むものである。例えば、本実施の形態に
おいては、エアの吹きかけはワークの移動中のみに行っ
たが、ワーク検知センサによりワークの搬入が検知され
た直後にエアの吹きかけを始めることもできる。また、
エアブローノズルのエア吹きかけ方向を変えながらエア
を吹きかけることもできる。
明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載
の構成に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載
されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形
態や変形例も含むものである。例えば、本実施の形態に
おいては、エアの吹きかけはワークの移動中のみに行っ
たが、ワーク検知センサによりワークの搬入が検知され
た直後にエアの吹きかけを始めることもできる。また、
エアブローノズルのエア吹きかけ方向を変えながらエア
を吹きかけることもできる。
【0015】
【発明の効果】請求項1〜3記載の切削屑除去装置にお
いては、前後が可撓性シートによって覆われた切削屑除
去室と、切削屑除去室の上部で加工ラインに交叉する方
向に配置された複数のエアブローノズルと、切削屑除去
室の上部に設けられた集塵フードと、エアブローノズル
によって除去された切削屑を回収するダストバケットと
ワーク搬送装置とを有していて、周囲に切削屑を飛散さ
せないので、周囲環境の悪化を防止することができると
共にワークから容易かつ確実に切削屑を排除することが
可能となる。さらに、ワーク移動中にエアブローを行う
ことにより、切削屑の再付着防止とエアブローノズルを
最小にすることが可能となる。特に、請求項2記載の切
削屑除去装置においては、複数のエアブローノズルは、
加工ラインを流れるワークの最大幅に合わせて所定ピッ
チで設けられているので、加工ラインを流れるあらゆる
サイズのワークに対応することが可能となる。請求項3
記載の切削屑除去装置においては、複数のエアブローノ
ズルはそれぞれ、エアの吹きかけ方向が調整可能となっ
ているので、より確実にワークの切削屑を排除すること
が可能となる。
いては、前後が可撓性シートによって覆われた切削屑除
去室と、切削屑除去室の上部で加工ラインに交叉する方
向に配置された複数のエアブローノズルと、切削屑除去
室の上部に設けられた集塵フードと、エアブローノズル
によって除去された切削屑を回収するダストバケットと
ワーク搬送装置とを有していて、周囲に切削屑を飛散さ
せないので、周囲環境の悪化を防止することができると
共にワークから容易かつ確実に切削屑を排除することが
可能となる。さらに、ワーク移動中にエアブローを行う
ことにより、切削屑の再付着防止とエアブローノズルを
最小にすることが可能となる。特に、請求項2記載の切
削屑除去装置においては、複数のエアブローノズルは、
加工ラインを流れるワークの最大幅に合わせて所定ピッ
チで設けられているので、加工ラインを流れるあらゆる
サイズのワークに対応することが可能となる。請求項3
記載の切削屑除去装置においては、複数のエアブローノ
ズルはそれぞれ、エアの吹きかけ方向が調整可能となっ
ているので、より確実にワークの切削屑を排除すること
が可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る切削屑除去装置を
有した加工ラインの説明図である。
有した加工ラインの説明図である。
【図2】同切削屑除去装置の側面図である。
【図3】同切削屑除去装置の正面図である。
【図4】(A)〜(C)は同切削屑除去装置を使用した
切削屑排除状態の説明図である。
切削屑排除状態の説明図である。
【図5】同切削屑除去装置の動作を説明するフロー図で
ある。
ある。
10:切削屑除去装置、11:ワーク、11a:切削
屑、12:加工ライン、13〜16:加工ロボット、1
7〜20:加工工具、21:チェーンコンベア、22:
切削屑除去室、23:可撓性シート、24:壁、25:
エアブローノズル、26:レギュレータ、27:電磁
弁、28:集塵フード、29:ダストバケット、30:
支持部材、31:シュート、32:車輪、33:ワーク
検知センサ
屑、12:加工ライン、13〜16:加工ロボット、1
7〜20:加工工具、21:チェーンコンベア、22:
切削屑除去室、23:可撓性シート、24:壁、25:
エアブローノズル、26:レギュレータ、27:電磁
弁、28:集塵フード、29:ダストバケット、30:
支持部材、31:シュート、32:車輪、33:ワーク
検知センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 FRP成型品からなるワークの加工ライ
ンの下流側に設けられ、前記ワーク加工時の切削屑を排
除するための切削屑除去装置であって、前後が可撓性シ
ートによって覆われた切削屑除去室と、前記切削屑除去
室の上部で前記加工ラインに交叉する方向に配置された
複数のエアブローノズルと、前記切削屑除去室の上部に
設けられた集塵フードと、前記エアブローノズルによっ
て除去された切削屑を回収するダストバケットとワーク
搬送装置とを有することを特徴とする切削屑除去装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の切削屑除去装置におい
て、前記複数のエアブローノズルは、前記加工ラインを
流れる前記ワークの最大幅に合わせて所定ピッチで設け
られていることを特徴とする切削屑除去装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の切削屑除去装置に
おいて、前記複数のエアブローノズルはそれぞれ、エア
の吹きかけ方向が調整可能となっていることを特徴とす
る切削屑除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101629A JP2000288865A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 切削屑除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101629A JP2000288865A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 切削屑除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000288865A true JP2000288865A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14305703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11101629A Pending JP2000288865A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 切削屑除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000288865A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009060714A1 (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 工作機械の自動清掃装置 |
| JP2020069561A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | ブラザー工業株式会社 | 搬送装置 |
| CN113441986A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-09-28 | 山东四达工贸股份有限公司 | 干式切割机的清洁系统 |
| CN114378629A (zh) * | 2022-01-20 | 2022-04-22 | 苏州列威精密机械有限公司 | 一种具有快速散热功能的模具用数控加工中心 |
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| CN119566946A (zh) * | 2024-12-18 | 2025-03-07 | 珠海格力智能装备技术研究院有限公司 | 排屑机及机床 |
-
1999
- 1999-04-08 JP JP11101629A patent/JP2000288865A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
| A02 | Decision of refusal |
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