JP2000290762A - 溶融めっき鋼板の製造方法 - Google Patents
溶融めっき鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JP2000290762A JP2000290762A JP10039999A JP10039999A JP2000290762A JP 2000290762 A JP2000290762 A JP 2000290762A JP 10039999 A JP10039999 A JP 10039999A JP 10039999 A JP10039999 A JP 10039999A JP 2000290762 A JP2000290762 A JP 2000290762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- steel sheet
- plating
- dip
- atmosphere
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
+酸素雰囲気の加熱帯において、鋼板を加熱処理後、実
質的に水を含まない還元性雰囲気で還元処理してから、
めっき浴に浸漬する溶融めっき鋼板の製造方法である。
前記加熱処理により、鋼板表面に片面あたり2μm以下
の厚さの鉄系酸化物層を形成することが望ましい。
Description
製造方法に係わり、さらに詳しくは、例えば自動車用、
家電用、建材用に適用可能な溶融めっき性に優れた溶融
めっき鋼板の製造方法に関する。
後、無酸化炉において予熱し、次に還元炉において、表
面の清浄化および材質確保のために、還元焼鈍を行い、
その後、溶融めっき浴に浸漬することにより製造され
る。
て、車体の軽量化のために、めっき鋼板の鋼中に、S
i,Mn,Crなどの合金元素を積極的に添加して、鋼
板の高強度化を図ったものが使用されている。めっき前
の還元焼鈍の際の雰囲気は、Feには、還元性であって
も、Si,Mn,Crなどにとっては、酸化性である。
すなわち、該高強度鋼板を、例えば溶融亜鉛めっきする
場合、還元焼鈍時に、Si,Mn,Crなどの易酸化性
元素が選択的に酸化されて酸化物となり、鋼板表面でい
わゆる濃化皮膜(表面酸化物)を形成する。
悪く、かつ形成されためっき層との密着性も悪いため、
鋼板に溶融金属が付着しない、いわゆる“不めっき”が
しばしば発生する(溶融めっき性が劣る)。このため、
従来は特開昭55−122865号公報に開示されてい
るように、無酸化炉型焼鈍炉で鋼板を予め酸化して鉄系
酸化物を生成し、その後、還元することにより易酸化性
元素の酸化物を減少させてから、溶融めっきする方法が
採られている。
ーナーの火炎または排気により加熱し、炉内の雰囲気、
すなわち空気比を制御して、鋼板を酸化または還元する
方式である。したがって、微妙な空気比の変化により鋼
板表面の鉄系酸化物の存在量、状態等が微妙に変化し、
安定性を欠いたり、鉄系酸化物が不足したり、鋼板表面
の清浄化が十分でなく、溶融めっき性が不十分であると
いう問題があった。上記問題を解決するために、無酸化
炉を用いずに、易酸化性元素を含有する高強度鋼板に、
溶融めっきする方法が、特開平5−271894号公
報、特開平6−306561号公報、特開平7−268
585号公報、特開平7−34210号公報、特開平1
0−259466号公報に開示されている。
化炉を経由しない鋼板を、露点の異なる2ゾーン以上に
分割された炉内で、酸化および還元を行なう方法が開示
されている。この場合、炉内の雰囲気を安定して制御で
きれば、目標通りの効果を達成することができるが、雰
囲気中の露点を安定して高精度に制御することが困難で
あり、露点の変化により酸化挙動あるいは還元挙動が変
化して、溶融めっき性が不安定であるという問題があっ
た。
ナーの火炎を高張力鋼板より遠ざけて、鋼板がその火炎
で直接酸化されないようにし、かつ酸素を0.01〜5
vol%、水分を2vol%以上含む雰囲気中で酸化
後、水素を3vol%以上含む雰囲気中で還元焼鈍する
方法が開示されている。この場合、炉内の雰囲気を安定
して制御できれば、目標通りの効果を達成することがで
きるが、雰囲気中の水分を安定して高精度で制御するこ
とが困難であり、水分が2vol%以上の範囲で変化し
た場合、特に高温時に酸化挙動に変化が生じて、溶融め
っき性がばらつく問題があった。
を0.01〜5vol%、水分を2vol%以上含む雰
囲気中で、特定の昇温速度で高張力鋼板を酸化後、水素
を3vol%以上含む雰囲気中で還元焼鈍する方法が開
示されている。この場合も上記と同様な問題点があっ
た。
の予熱帯において、(酸素+窒素)雰囲気を制御して、
温度400〜650℃で高張力鋼板を酸化する方法が開
示されている。この場合、雰囲気制御が安定して、適正
量の鉄系酸化物を生成することができれば、目標通りの
効果を達成することができるが、予熱帯を必要とするこ
とから、設備費の増大が避けられない。また、400〜
650℃の温度では、鋼種によっては適正量の鉄系酸化
物を生成することができず、十分な溶融めっき性を確保
することができないという問題があった。
酸化炉を有しない溶融めっきラインにおいて、硝酸イオ
ンを含む酸化剤溶液中に浸漬し、鉄系酸化物が0.01
〜1g/m2 となるように酸化を行なう方法が開示され
ている。この場合、酸化剤溶液に浸漬する必要があるた
め、設備費の増大は避けられない。また酸化剤溶液の使
用によるコストアップを回避できない問題があった。
安定して溶融めっき性の良好な溶融めっき鋼板の製造方
法を提供することを目的とするものである。
めの本発明は、加熱設備を有する連続溶融めっき設備を
用いて、溶融めっき鋼板を製造するに際し、酸素を0.
01〜5vol%含有し、残部が窒素からなり、かつ実
質的に水を含まない雰囲気中、650℃超の温度で鋼板
を加熱処理した後、実質的に水を含まない還元性雰囲気
で還元してから、めっき浴に浸漬して溶融めっき処理す
ることを特徴とする溶融めっき鋼板の製造方法である。
鋼板表面に片面当たり2μm以下の厚さの鉄系酸化物層
を形成することを特徴とする溶融めっき鋼板の製造方法
である。
る。本発明は、加熱設備を有する連続溶融めっき設備を
用いて実施される。本発明の加熱設備は、オールラジア
ント式、誘導加熱式、ガスジェット式、通電加熱式、電
気炉式であるのが好ましい。オールラジアント式が実用
性の点で最も優れている。
火炎やその排気により、加熱する方式であるため、鋼板
の幅方向、長手方向とも雰囲気が均一でなく、酸化条件
が不安定になるため、無酸化炉型の加熱設備では、安定
して均一な鉄系酸化物層を形成できない。本発明の加熱
設備は、バーナーの火炎やその排気により加熱する方式
とは異なる方式であり、下記の雰囲気の加熱帯を構築す
る。この加熱帯において、鋼板の幅方向、長手方向の双
方向の雰囲気を均一にし、鋼板表面に均一な鉄系酸化物
層を形成することができる。また、前記加熱帯は、酸素
が0.01〜5vol%,残部が窒素からなる雰囲気
で、かつ実質的に水を含まない雰囲気で満たす必要があ
る。
に加湿した雰囲気ではないという意味であり、大気中に
含まれる程度の微量の水を含んでいても差支えない。こ
の雰囲気は露点を−20℃以下にすることが好ましい。
実質的に(窒素+酸素)からなる雰囲気は、空気と窒素
ガスの混合比を調整することで、容易に制御することが
可能であり、ガス量を減量でき、混合装置も従来に比べ
簡略化できる。したがって大幅な製造費の低減が可能で
ある。雰囲気を実質的に水を含まない状態にすることに
より、水分量の変化による鋼板の酸化挙動の変化を防止
するためであるが、加湿器等の設備を省略できるという
付加的効果もある。
たのは、0.01vol%未満であると、鋼板表面に鉄
系酸化物が十分に生成せず、本発明の溶融めっき性の改
善効果の達成が十分でない。また、酸素濃度が5vol
%超であると、溶融めっき性の改善効果が飽和する一方
で、鋼板表面に鉄系酸化物が必要以上に生成するので、
めっき設備内を搬送中に鉄系酸化物が剥離し、鋼板表面
に付着して、異物付着欠陥を引き起こしたり、溶融めっ
き浴中でのドロス発生量が増加するなどの不具合を引き
起こす。さらに、加熱帯自体の酸化劣化が顕著になるの
で、メンテナンスに手間、時間を要するという問題があ
るからである。
℃超に加熱しなければならない。650℃以下では、十
分な鉄系酸化物が生成しない。さらにこの加熱処理の際
に、鋼の再結晶を同時に実施するために、再結晶温度で
加熱処理するのが好適である。一方鋼の再結晶温度を大
きく越えると、鋼板の材質確保に要する温度以上に加熱
することになり、製造コストを押し上げることになる。
再結晶温度で加熱処理する場合、加熱時間は30秒以下
が好ましい。30秒を超えると溶融めっき性の改善効果
が飽和し、設備費の増大または鋼板搬送速度の低下を引
き起こすことになり、好ましくない。さらに好ましいの
は、再結晶温度で1〜10秒間加熱保持する場合であ
る。再結晶温度で1秒未満であると、溶融めっき性の改
善効果が安定せず、一方再結晶温度で10秒を超える
と、溶融めっき性の改善効果が飽和するからである。
るものではないが、例えば、鋼中に添加される不可避的
不純物が鋼板中に何らかの原因で偏在すると、その部分
だけ、溶融めっき時の鋼板からのFeと亜鉛めっき層か
らのZnの拡散反応が促進、あるいは抑制されて合金相
の生成が不均一になり、めっき密着性がばらつく。特に
溶融めっき後に合金化処理した合金化溶融めっき鋼板に
おいては、部分的に合金化反応速度が異なって、いわゆ
る筋状の“焼けむら”といわれる表面欠陥を引き起こ
す。このような、母材起因の表面欠陥を抑制するため
に、本発明では、めっき前工程において、加熱帯で鋼板
表面に均一な鉄系酸化物を生成させ、その後、還元処理
することで鋼板表面に均一な還元鉄層を形成させ、鋼板
とめっき層間の合金化反応を均一化して、表面欠陥を防
止するものである。
rのような易酸化性元素を合計で1.0wt%以上含有
する鋼板を、溶融めっきする場合に好適である。通常溶
融めっきラインでの加熱処理(再結晶焼鈍)は、(窒素
+水素)雰囲気中で行なわれる。この雰囲気は、前述の
通り、鉄には還元性雰囲気であっても、Si,Mn,C
rのような易酸化性元素には、酸化性雰囲気である。す
なわち、前記のような鋼板を母材として溶融めっき鋼板
を製造する場合、加熱処理(再結晶焼鈍)時に、Si,
Mn,Crのような易酸化性元素が選択的に酸化され、
酸化物となる。
き”といわれる表面欠陥の原因になる。このような表面
欠陥を抑制するために、本発明では、加熱帯で鋼板表面
に2μm以下の厚さの鉄系酸化物を形成する。その後、
これを還元することで、Si,Mn,Crのような易酸
化性元素の選択的酸化を防止し、かつ鋼板表面に均一な
還元鉄層を形成し、鋼板と溶融金属との濡れ性を向上さ
せて、表面欠陥を防止することができる。
O3 ,FeOを主成分とする複合酸化物であり、微量の
Si,Mn,Crなどを含む場合もある。鉄系酸化物層
の厚みが2μmを超えると、加熱設備内を搬送中に、鋼
板から剥離し、加熱設備を汚染したり、ロールに付着
し、鋼板の欠陥を引き起こす問題があるので、好ましく
ない。また、鉄系酸化物層の厚みが0.2μm未満で
は、溶融めっき性の改善効果が小さいため好ましくな
い。よって0.2〜2μmであるのが好ましい。鉄系酸
化物層の厚さは、平均厚さであり、例えば、断面を光学
的顕微鏡で観察し、任意の10点の厚さを測定し、その
平均値を求めたものである。
元帯の雰囲気を分割することが好ましい。そのために、
加熱帯の出口側および還元帯の入口側に仕切り壁を設け
たり、さらにシールロールを設けたり、加熱帯の出口側
および還元帯の入口側に接した位置に非酸化性雰囲気
(例えば、実質的に窒素からなる雰囲気)で満たされた
中間室を設けると、好適である。また加熱帯に直接、
(窒素+酸素)雰囲気を供給するための供給設備および
加熱帯中の雰囲気を大気中に排出するための排気設備が
設置されていると、制御性が向上するので好ましい。加
熱帯中の雰囲気の酸素濃度を測定する分析計、および分
析計の指示値で供給雰囲気中の酸素濃度を制御する制御
弁等の制御機器が設置されているとさらによい。
鋼板表面を脱脂、酸洗浄することが好ましい。これは、
鋼板表面に前工程で生成した酸化物などが残存している
と、前記加熱設備内の加熱帯での鉄系酸化物生成が抑制
され、不均一になるからである。脱脂、酸洗浄を行い、
加熱処理することにより鋼板表面に鉄系酸化物層を均一
に生成することができ、溶融めっき性の改善効果の安定
性を高めることができる。脱脂、酸洗浄の手段としては
特に制限されないが、例えば、脱脂としては水酸化ナト
リウム水溶液等の脱脂液を使用し、電解脱脂、あるいは
浸漬脱脂等の従来法が使用できる。また酸洗浄として
は、塩酸水溶液等の酸洗浄液を使用し、浸漬酸洗浄等の
従来法が使用できる。
る溶融めっき設備の一例を示す概略図である。鋼帯1
を、予め脱脂設備2、酸洗浄設備3において、脱脂、酸
洗浄した後、加熱設備13内に搬送し、加熱帯4で鉄系
酸化物を鋼帯1の表面に形成する。次に該鋼帯1を、加
熱帯4と仕切り壁5で仕切った還元帯6に搬送し、還元
処理し、冷却設備8にてめっきに適した温度まで冷却
後、めっき浴10に浸漬して、めっきする。めっき浴1
0より鋼帯1を垂直方向に引き上げ、付着量調整装置1
1にて、表面のめっき層厚さを調整し、合金化炉12
で、加熱合金化処理して合金化溶融めっき鋼帯1が得ら
れる。
した後、実質的に水を含まない還元性雰囲気、例えば実
質的に(窒素+水素)のみからなる雰囲気中で還元す
る。実質的に水を含まない雰囲気とは、積極的に加湿し
た雰囲気ではないという意味であり、大気中に含まれる
程度の微量の水を含んでいても差支えない。この雰囲気
は、還元に適した温度、例えば600〜900℃で、露
点を−20℃以下にすることが好ましい。
0〜550℃まで、鋼帯を冷却してから、溶融めっき浴
に浸漬して、溶融めっきすればよい。めっき条件は、特
に限定されるものではなく、例えば、亜鉛めっきの場
合、浴温450〜520℃で、浴中には従来の亜鉛めっ
きと同様に、アルミニウム0.1〜0.2wt%とその
他の不可避的不純物を含む亜鉛めっき浴を用いて、めっ
きすることができる。さらに、めっき付着量を調整した
後、加熱合金化処理してもよい。この場合、合金化炉内
で450〜600℃の板温で、5〜30秒間加熱すれば
よい。
明する。 (実施例1)図1に示す、オールラジアント式の加熱設
備13を有する溶融めっき設備を用いて、加熱、還元、
めっきの一連の処理を実施した。Siが0.7wt% 、
Mnが1.5wt% 、Crが0.01wt% およびその
他の不可避的不純物を含む高強度鋼帯(厚さ0.7m
m) を陽極として、80℃の5wt%水酸化ナトリウム
水溶液中で、電解脱脂を行い、水洗後、50℃の10w
t%塩酸水溶液中で10秒間の浸漬酸洗浄を行い、水洗
し、乾燥した。前記処理を行なった鋼帯を、鋼帯搬送速
度80m/分で、かつ表1に示す条件で加熱処理した。
中で、板温880℃で、60秒間の還元処理を行い、4
70℃に冷却した後、浴温470℃のアルミニウムを
0.14wt%含有する溶融亜鉛めっき浴に、約3秒間
浸漬し、溶融亜鉛めっきを行なった。その直後に、ガス
ワイパーで、付着量を片面で約50g/m2 に調整し
て、溶融亜鉛めっき鋼帯を製造した。
間毎に、溶融亜鉛めっき鋼帯の任意の位置を4回サンプ
リングし、溶融めっき性(めっき外観、めっき密着性)
を下記の試験法に準じて測定し、下記の基準に従って評
価した。また加熱設備内をオンライン目視観察して、加
熱帯において鋼帯表面に形成された酸化物の密着性を評
価した。評価結果もあわせて表1に示した。
不めっき面積率を測定し、3段階評価した。 ○=不めっき全くなし △=少なくとも1回のサンプリングで、僅かに不めっき
あり(不めっき面積率1%未満) ×=少なくとも1回のサンプリングで、不めっきあり
(不めっき面積率1%以上)
載せ、その上方1mの高さから、重量1kgの重りを鋼
板上に自然落下させるデュポン衝撃試験を行なった溶融
亜鉛めっき鋼板に、市販のセロファンテープを貼り、次
いで剥がして、接着力を4段階評価した。 ○=めっき層の亀裂、剥離全くなし △=少なくとも1回のサンプリングで、めっき層の亀裂
あり ×=少なくとも1回のサンプリングで、めっき層の剥離
あり
イン観察して、加熱帯において鋼板表面に形成された酸
化物の密着性を目視で、2段階評価した。 ○=酸化物の剥離なし ×=酸化物の剥離あり
ト式の加熱設備13を有する溶融めっき設備を用いて、
加熱、還元、めっき、合金化の一連の処理を実施した。
Siが0.1wt% 、Mnが1.7wt% 、Crが0.
01wt% およびその他の不可避的不純物を含む高強度
鋼帯(厚さ0.8mm) を、80℃の5wt%水酸化ナ
トリウム水溶液中で、電解脱脂を行い、水洗後、50℃
の10wt%塩酸水溶液中で10秒間の浸漬酸洗浄を行
い、水洗し、乾燥した。前記処理を行なった鋼帯を、鋼
帯搬送速度80m/分で、かつ表2に示す条件で加熱処
理した。
中で、板温800℃で、60秒間の還元処理を行い、4
70℃に冷却した後、浴温470℃のアルミニウムを
0.13wt%含有する溶融亜鉛めっき浴に、約3秒間
浸漬し、溶融亜鉛めっきを行なった。その直後に、ガス
ワイパーで、付着量を片面で約60g/m2 に調整した
後、板温520℃で30秒間の合金化処理を行い、合金
化溶融亜鉛めっき鋼帯を製造した。
間毎に、溶融亜鉛めっき鋼帯の任意の位置を4回サンプ
リングし、溶融めっき性(不めっき性、焼けむら)を下
記の試験法に準じて測定し、下記の基準に従って評価し
た。また加熱設備内をオンライン目視観察して、加熱帯
において鋼帯表面に形成された酸化物の密着性を、前述
の通り2段階評価した。評価結果もあわせて表2に示し
た。
して、不めっき面積率の測定と、焼けむら欠陥の有無を
観察し、3段階評価した。 ○=不めっきあるいは焼けむら全くなし △=少なくとも1回のサンプリングで、僅かに不めっき
あり、あるいは僅かに焼けむらあり(不めっきおよび焼
けむら面積率1%未満) ×=少なくとも1回のサンプリングで、不めっきあり、
あるいは焼けむらあり(不めっきおよび焼けむら面積率
1%以上)
備を有する溶融めっき設備を用いて、加熱、還元、めっ
きの一連の処理を実施した。Siが0.5wt% 、Mn
が1.5wt% 、Crが0.01wt% およびその他の
不可避的不純物を含む高強度鋼帯(厚さ0.7mm) を
陽極として、80℃の5wt%水酸化ナトリウム水溶液
中で、電解脱脂を行い、水洗後、50℃の10wt%塩
酸水溶液中で10秒間の浸漬酸洗浄を行い、水洗し、乾
燥した。前記処理を行なった鋼帯を、鋼帯搬送速度80
m/分で、かつ表3に示す条件で加熱処理した。
中で、板温880℃で、60秒間の還元処理を行い、4
40℃に冷却した後、浴温440℃のアルミニウムを4
wt%含有する溶融亜鉛アルミニウムめっき浴に、約3
秒間浸漬し、溶融亜鉛アルミニウムめっきを行なった。
その直後に、ガスワイパーで、付着量を片面で約50g
/m2 に調整して、溶融亜鉛アルミニウムめっき鋼帯を
製造した。
間毎に、溶融亜鉛アルミニウムめっき鋼帯の任意の位置
を4回サンプリングし、溶融めっき性(めっき外観、め
っき密着性)を実施例1に記載の試験法と基準に従って
評価した。また加熱設備内をオンライン目視観察して、
加熱帯において鋼帯表面に形成された酸化物の密着性を
評価した。評価結果もあわせて表3に示した。
式加熱設備を有する溶融めっき設備を用い、加熱、還
元、めっきの一連の処理を実施した。Siが0.5wt
% 、Mnが1.5wt% 、Crが0.01wt% および
その他の不可避的不純物を含む高強度鋼帯(厚さ0.7
mm) を、80℃の5wt%水酸化ナトリウム水溶液中
で、電解脱脂を行い、水洗後、50℃の10wt%塩酸
水溶液中で10秒間の浸漬酸洗浄を行い、水洗し、乾燥
した。前記処理を行なった鋼帯を、鋼帯搬送速度80m
/分で、かつ表3に示す条件で加熱処理した。
中で、板温880℃で、60秒間の還元処理を行い、4
40℃に冷却した後、浴温440℃のアルミニウムを4
5wt%含有する溶融亜鉛アルミニウムめっき浴に、約
3秒間浸漬し、溶融亜鉛アルミニウムめっきを行なっ
た。その直後に、ガスワイパーで、付着量を片面で約5
0g/m2 に調整して、溶融亜鉛アルミニウムめっき鋼
帯を製造した。
間毎に、溶融亜鉛アルミニウムめっき鋼帯の任意の位置
を4回サンプリングし、溶融めっき性(めっき外観、め
っき密着性)を実施例1に記載の試験法と基準に従って
評価した。また加熱設備内をオンライン目視観察して、
加熱帯において鋼帯表面に形成された酸化物の密着性を
評価した。評価結果もあわせて表4に示した。
き、安価でかつ安定して、めっき外観、めっき密着性、
酸化物密着性の良好な溶融めっき鋼板を製造することが
できる。
備の概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】加熱設備を有する連続溶融めっき設備を用
いて、溶融めっき鋼板を製造するに際し、酸素を0.0
1〜5vol%含有し、残部が窒素からなり、かつ実質
的に水を含まない雰囲気中、650℃超の温度で、鋼板
を加熱処理した後、実質的に水を含まない還元性雰囲気
で還元処理してから、めっき浴に浸漬して溶融めっき処
理することを特徴とする溶融めっき鋼板の製造方法。 - 【請求項2】前記加熱処理により、鋼板表面に片面当た
り2μm以下の厚さの鉄系酸化物層を形成することを特
徴とする請求項1に記載の溶融めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10039999A JP2000290762A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 溶融めっき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10039999A JP2000290762A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 溶融めっき鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000290762A true JP2000290762A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14272918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10039999A Pending JP2000290762A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 溶融めっき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000290762A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003074751A1 (en) | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Jfe Steel Corporation | Surface treated steel plate and method for production thereof |
| JP2007146241A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Jfe Steel Kk | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および溶融亜鉛めっき鋼板の製造設備 |
| JP2010196083A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Jfe Steel Corp | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板および高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
| WO2013187039A1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-19 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の連続焼鈍方法、鋼帯の連続焼鈍装置、溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法及び溶融亜鉛めっき鋼帯の製造装置 |
| WO2013187042A1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-19 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の連続焼鈍方法および溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法 |
| WO2015068369A1 (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-14 | Jfeスチール株式会社 | 連続焼鈍設備および連続焼鈍方法 |
| CN105671301A (zh) * | 2012-01-17 | 2016-06-15 | 杰富意钢铁株式会社 | 钢带的连续退火炉及连续退火方法 |
| CN107429374A (zh) * | 2015-03-23 | 2017-12-01 | 杰富意钢铁株式会社 | 连续热浸镀锌装置和热浸镀锌钢板的制造方法 |
| JP2018520261A (ja) * | 2015-05-07 | 2018-07-26 | コケリル メンテナンス アンド インジェニエリー ソシエテ アノニム | 反応制御のための方法及び装置 |
-
1999
- 1999-04-07 JP JP10039999A patent/JP2000290762A/ja active Pending
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI452170B (zh) * | 2002-03-01 | 2014-09-11 | Jfe Steel Corp | 熱浸鍍鋅鋼板及其製造方法 |
| EP1482066A4 (en) * | 2002-03-01 | 2008-12-31 | Jfe Steel Corp | SURFACE-TREATED STEEL PLATE AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
| WO2003074751A1 (en) | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Jfe Steel Corporation | Surface treated steel plate and method for production thereof |
| JP2007146241A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Jfe Steel Kk | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および溶融亜鉛めっき鋼板の製造設備 |
| JP2010196083A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Jfe Steel Corp | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板および高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
| CN105671301B (zh) * | 2012-01-17 | 2018-01-09 | 杰富意钢铁株式会社 | 钢带的连续退火炉及连续退火方法 |
| CN105671301A (zh) * | 2012-01-17 | 2016-06-15 | 杰富意钢铁株式会社 | 钢带的连续退火炉及连续退火方法 |
| CN104379776A (zh) * | 2012-06-13 | 2015-02-25 | 杰富意钢铁株式会社 | 钢带的连续退火方法、钢带的连续退火装置、熔融镀锌钢带的制造方法以及熔融镀锌钢带的制造装置 |
| CN104379777B (zh) * | 2012-06-13 | 2017-10-10 | 杰富意钢铁株式会社 | 钢带的连续退火方法及热镀锌钢带的制造方法 |
| CN104379777A (zh) * | 2012-06-13 | 2015-02-25 | 杰富意钢铁株式会社 | 钢带的连续退火方法及热镀锌钢带的制造方法 |
| WO2013187042A1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-19 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の連続焼鈍方法および溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法 |
| US10590509B2 (en) | 2012-06-13 | 2020-03-17 | Jfe Steel Corporation | Method for continuously annealing steel strip, apparatus for continuously annealing steel strip, method for manufacturing hot-dip galvanized steel strip, and apparatus for manufacturing hot-dip galvanized steel strip |
| EP2862946A4 (en) * | 2012-06-13 | 2015-06-03 | Jfe Steel Corp | METHOD FOR CONTINUOUS GLOWING OF STEEL STRIPS, DEVICE FOR THE CONTINUOUS GLOWING OF STEEL STRIPS, METHOD FOR PRODUCING FIRE-PLATED STEEL STRIPS, AND DEVICE FOR PRODUCING FIRE-PLATED STEEL STRIPS |
| US10106867B2 (en) | 2012-06-13 | 2018-10-23 | Jfe Steel Corporation | Method for continuously annealing steel strip and method for manufacturing galvanized steel strip |
| JP5655955B2 (ja) * | 2012-06-13 | 2015-01-21 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の連続焼鈍方法、鋼帯の連続焼鈍装置、溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法及び溶融亜鉛めっき鋼帯の製造装置 |
| JP5655956B2 (ja) * | 2012-06-13 | 2015-01-21 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の連続焼鈍方法および溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法 |
| WO2013187039A1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-19 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の連続焼鈍方法、鋼帯の連続焼鈍装置、溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法及び溶融亜鉛めっき鋼帯の製造装置 |
| CN104379776B (zh) * | 2012-06-13 | 2016-07-06 | 杰富意钢铁株式会社 | 钢带的连续退火方法、钢带的连续退火装置、熔融镀锌钢带的制造方法以及熔融镀锌钢带的制造装置 |
| JP5790898B1 (ja) * | 2013-11-07 | 2015-10-07 | Jfeスチール株式会社 | 連続焼鈍設備および連続焼鈍方法 |
| US10415115B2 (en) | 2013-11-07 | 2019-09-17 | Jfe Steel Corporation | Continuous annealing system and continuous annealing method |
| WO2015068369A1 (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-14 | Jfeスチール株式会社 | 連続焼鈍設備および連続焼鈍方法 |
| CN107429374A (zh) * | 2015-03-23 | 2017-12-01 | 杰富意钢铁株式会社 | 连续热浸镀锌装置和热浸镀锌钢板的制造方法 |
| CN107429374B (zh) * | 2015-03-23 | 2020-01-14 | 杰富意钢铁株式会社 | 连续热浸镀锌装置和热浸镀锌钢板的制造方法 |
| JP2018520261A (ja) * | 2015-05-07 | 2018-07-26 | コケリル メンテナンス アンド インジェニエリー ソシエテ アノニム | 反応制御のための方法及び装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6025867B2 (ja) | メッキ表面品質及びメッキ密着性に優れた高強度溶融亜鉛メッキ鋼板及びその製造方法 | |
| JP2587724B2 (ja) | めっき密着性の良好な高Si含有高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| EP2956296A1 (en) | Coated steel suitable for hot-dip galvanising | |
| JP5626324B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2000290762A (ja) | 溶融めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2970445B2 (ja) | Si添加高張力鋼材の溶融亜鉛めっき方法 | |
| JP2619550B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH0238549A (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH07216524A (ja) | 高張力熱延鋼板の溶融めっき方法 | |
| CN105401121A (zh) | 使用锌基合金化层涂覆分立工件的工艺 | |
| JP4816068B2 (ja) | めっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| KR101500282B1 (ko) | 도금표면 품질 및 도금밀착성이 우수한 고강도 용융아연도금강판 제조방법 | |
| JPH08170160A (ja) | Si含有高張力(合金化)溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2705386B2 (ja) | Si含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法 | |
| JPS6348925B2 (ja) | ||
| JP2001262303A (ja) | 溶融めっき性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2007238997A (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造装置、ならびに表面処理制御方法、表面処理制御装置 | |
| JP2727595B2 (ja) | 加工性、塗装性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
| JP3480348B2 (ja) | P含有高強度溶融亜鉛めっき鋼板ならびに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP4166412B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2971242B2 (ja) | 高p含有高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2700516B2 (ja) | めっき密着性の良好な高Si含有強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2727597B2 (ja) | 加工性、塗装性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 | |
| JP2727596B2 (ja) | 加工性、塗装性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 | |
| JP5115154B2 (ja) | 高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040528 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040929 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041012 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050118 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050531 |