JP2000290840A - 精紡機のドラフト機構においてドラフトされたスライバを集束するための方法および装置 - Google Patents

精紡機のドラフト機構においてドラフトされたスライバを集束するための方法および装置

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JP2000290840A JP2000089458A JP2000089458A JP2000290840A JP 2000290840 A JP2000290840 A JP 2000290840A JP 2000089458 A JP2000089458 A JP 2000089458A JP 2000089458 A JP2000089458 A JP 2000089458A JP 2000290840 A JP2000290840 A JP 2000290840A
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ペーター・アルツト
Joerg Morgner
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライバ集束帯域において集束し、引続きま
とめた状態で撚ることにより糸を成形する様式の、精紡
機のドラフト機構においてドラフトされたスライバを集
束するための方法およびそのためのドラフト機構を提供
すること 【解決手段】 吸気流によりスライバ2の繊維をサクシ
ョン開口20の領域内において少なくとも部分的に移送
方向に対して傾斜して移動させ、まとめ、集束する。第
一と第二のローラ対5;6を備えている精紡機のための
ドラフト機構において、サクション開口20;20.1
〜20.5が少なくとも部分的に移送手段15の移動方
向に対して傾斜して指向している縁部Kを備えている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラフト機構のフ
ロントローラ対を去ったスライバをスライバ集束帯域の
全長にわたって移送方向に対して横方向で整向されてい
る吸気流に曝し、まとまりの間本質的に平坦な穿孔され
た移送手段により片側を支持し、吸気流をほぼ所望のま
とまり幅で少なくとも一つのサクション開口と移送手段
とを経てスライバに作用させて行い、スライバをドラフ
トに引続いてスライバ集束帯域において集束し、引続き
まとめて撚ることにより糸に成形する様式の、精紡機の
ドラフト機構において、ドラフトされたスライバを集束
するための方法に関する。
【0002】更に、本発明は第二のローラ対の後方にフ
ロントローラ対、空気圧により作動する集束装置および
給糸装置が設けられており、上記の空気圧により作動す
る集束装置がパーフオレーションを備えている移送手段
とサクション開口を介してパーフオレーションと結合さ
れているサクション装置を備えており、このサクション
装置が移送手段のスライバとは反対側においてフロント
ローラ対と給糸装置との間で延在している様式の、第一
と第二のローラ対を備えている精紡機のためのドラフト
機構に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に知られている技術として既に、い
わゆるダブルエプロン式ドラフト機構が知られているが
(ドイツ連邦共和国特許第43 23 472号参
照)、このダブルエプロン式ドラフト機構は上記のドラ
フト機構においてドラフトされたスライバを集束する働
きを行う。この公知の構造にあっては、ドラフト機構の
フロントローラ対を去るスライバは、繊維集束帯域の全
長にわたって、移送方向で横方向に整向されている吸気
流に曝される。この吸気流を発生するためのパーフオレ
ーション孔径の大きさはスライバの所望の集束の幅を決
定する。
【0004】上記のドラフト機構において押圧ローラの
摩耗を低減するために、一般に、スライバをドラフト機
構を去る以前に、このドラフト機構内に側方で載置する
ことが行われる。このトラバース運動に基づいて側方で
往復運動するスライバは、このトラバース運動にもかか
わらず、吸気流によって捕捉されなければならない。
【0005】この公知の構造の欠点は、トラバース運動
幅が、移送方向で横方向に整向されている吸気流が繊維
を任意に十分に吸込まず、従ってトラバース運動幅が制
限されることによって、規制されてしまうことである。
【0006】他の公知技術(ドイツ連邦共和国特許公開
第197 22 528号参照)は、主ドラフトゾーン
のフロントローラ対に続いて設けられているスライバ集
束帯域を備えているダブルエプロン式ドラフト機構であ
る。このダブルエプロン式ドラフト機構にあっては、移
送手段、即ちエプロンの、パーフオレーション通孔の延
長がスライバ移送方向に対して横方向で増大されてお
り、この場合粗集束の後本来の集束が微細なパーフオレ
ーションによって行われる。
【0007】この構成は上記の構造の改良ではあるが、
しかし妥協的な改良である。何故なら、拡幅されたパー
フオレーションと狭められたパーフオレーションの面積
を互いに一定の比率に選択しなければならず、この場合
にあってもトラバース運動幅が制限されることに意を払
はなければならないからである。
【0008】更に、多段−ドラフト機構の出口に設けら
れているサクションローラの周面上でスライバ集束を行
う集束段を備えている精紡機も公知技術に属する(ドイ
ツ連邦共和国特許公開第196 23 824号参
照)。この精紡機にあっては、ドラフト機構のフロント
ローラ対に、パーフオレーション領域を備えているサク
ション装置が所属しており、このサクション装置のサク
ション帯域が対の態様で互いの方向に収斂している。
【0009】この装置にあっては、両繊維流間の交互作
用が全く避けることが不可能であり、繊維間橋絡形成に
より繊維の破断が高頻度で生じる危険がある。更に、サ
クション帯域が収斂して設けられていることにより、ト
ラバース運動幅が著しく制限されると言う欠点が生じ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知技術に対し
て本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の精
紡機にあってサクション帯域を、スライバを集束する際
にトラバース運動幅の制限を伴うことなく、このスライ
バの最適な集束が行われるように構成することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
より、精紡機のドラフト機構においてドラフトされたス
ライバを集束するための方法において、吸気流によりス
ライバの繊維をサクション開口の領域内において少なく
とも部分的に移送方向に対して傾斜して移動させ、まと
め、集束することによって解決される。
【0012】本発明によるドラフト機構は、サクション
開口が少なくとも部分的に移送手段の移動方向に対して
傾斜して指向している縁部を備えていることによって形
成されている。
【0013】本発明による他の有利な構成は、特許請求
の範囲の各々の請求項に記載した。
【0014】本発明は、例えば負圧接続部を備えている
サクションシューと給糸ローラを巡って案内されている
穿孔された、移送手段としてのエプロンとから成る集束
装置を基礎としている。エプロンはその周面に沿って、
並列して設けられている複数のパーフオレーションを有
している。これらのパーフオレーションはトラバース運
動幅を埋尽くように設けられている。
【0015】本発明により、サクションシュー内に、移
送方向に対して少なくとも部分的に傾斜して設けられて
いるサクション開口が設けられている。集束されていな
いスライバの繊維が吸気流によって捕捉されると直ち
に、これらの繊維はサクション開口の縁部の経過に従っ
て移送方向に対して横方向に移動し、その際まとまりを
もってずれ、集束される。
【0016】以下に添付した図面に図示した発明の実施
態様につき本発明を詳細に説明する。
【0017】
【発明の実施態様】図1から図3には、ドラフト機構1
においてドラフトされたスライバ2を集束するための精
紡機におけるドラフト機構1を示している。このドラフ
ト機構にあっては第一のローラ対5と第二のローラ対6
が使用され、第二のローラ対6の後方にはフロントロー
ラ対10が設けられている。この第二のローラ対6とフ
ロントローラ対10との間の領域内において、スライバ
2のメインドラフトが行われる。
【0018】フロントローラ対10には空気圧によって
作動する集束装置30が接続されている。この集束装置
の後方には給糸装置35が設けられている。フロントロ
ーラ対10とこの給糸装置35との間の領域は、いわゆ
るスライバ集束帯域3を形成している。このスライバ集
束帯域において、ドラフト機構1のフロントローラ対1
0を去ったスライバ2は、その全長にわたって、移送方
向に対して横方向で整向されている吸気流に曝される。
この目的のため、図3に示すように、パーフオレーショ
ン18を備えている移送手段15、例えばエプロン、お
よびこのエプロンとサクション開口20を介して結合さ
れているサクション装置25(図2,図3)が使用さ
れ、このサクション装置はフロントローラ対10と給糸
装置35との間の領域内で移送手段15のスライバ2と
は反対側で延在している。
【0019】図2に示すように、サクション装置25は
サクションシュー26を備えており、このサクションシ
ューを介して穿孔されたエプロン、即ち移送手段15
が、案内されている。
【0020】図3に示すように、サクション開口20
は、移送手段15の走行方向に対して傾斜して指向して
いる縁部Kを備えている。これにより、吸気流によりス
ライバ2の繊維は、特別に形成されているサクション開
口20の領域内で、移送方向に対して傾斜して移動させ
られ、まとめられ、集束される。
【0021】特に、移送手段15のパーフオレーション
18は、少なくともフロントローラ対から走出する、サ
クション開口20を介して案内されるスライバ2のトラ
バース運動の幅B全体にわたって経過している。
【0022】図3から、サクション開口20の傾斜した
配設が対角線状にその全幅にわたって延在している。
【0023】図示していない発明の実施態様にあって
は、サクション開口20の傾斜した配設、即ち縁部Kは
パーフオレーション18の縁部領域にのみ存在している
ことが可能である。これによっても、スライバを集束す
ることが可能であり、この場合トラバース運動の幅は制
限されない。
【0024】図4a−図eに示すように、これらに概略
図で示したように、サクション開口20.1,20,
2,20,3,20.4,20.5の傾斜した配設は湾
曲形に、矢印形に或いは湾曲して矢印状に形成されてい
ることも可能である。しかし、サクション開口20の形
態は、如何なる場合にあっても、集束されていないスラ
イバ2の繊維が、このサクション開口によって捕捉さ
れ、移送方向に対して横方向で移動され、その際まとめ
られ、集束されることが保証されるのでなければならな
い。
【0025】本発明により、簡単な方法で集束帯域3の
領域内においてスライバの最適な集束が行われ、その際
技術的に所望のトラバース運動が制限されることがな
い。
【0026】スライバの繊維の側方でのずれが、集束帯
域の端部における、ドラフト機構出口に沿った、および
給糸装置に沿った二つのニップ線間での繊維の走行道程
を変える。このことは、ドラフト機構出口から給糸装置
への速度比の変更を必要とする。この場合、繊維の延び
と繊維の長さに応じて、+/−5%の範囲にある上給糸
或いは下給糸が必要である。このことは、特にその長さ
がニップ線距離よりも大きい繊維を加工する際に必要で
ある。
【0027】
【発明の効果】本発明により、トラバース運動幅の制限
を伴うことのないスライバの移動、まとめおよび集束が
最適に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給糸ローラ、メインドラフトゾーン、集束装置
および給糸装置とを備えているダブルエプロン式ドラフ
ト機構の概略側面図である。
【図2】サクションシューと吸気接続部とを備えている
集束装置の拡大概略側面図である。
【図3】図2による構造の底面図である。
【図4】サクション開口の可能な種々の構成の概略平面
図である。
【符号の説明】
1 ドラフト機構 2 スライバ 3 集束帯域 5 第一のローラ対 6 第二のローラ対 10 フロントローラ対 15 移送手段 18 パーフオレーション 20 20.1,10.2,20.3,20.4,2
0.5 サクション開口 25 サクション装置 35 給糸装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イエルク・モルクナー ドイツ連邦共和国、72631アイヒタール、 ロイテ、31

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 ドラフト機構(1)のフロントローラ
    対(10)を去ったスライバ(2)をスライバ集束帯域
    (3)の全長にわたって移送方向に対して横方向で整向
    されている吸気流に曝し、まとまりの間実質的に平坦な
    穿孔された移送手段(15)により片側を支持し、吸気
    流をほぼ所望のまとまり幅で少なくとも一つのサクショ
    ン開口(20)と移送手段(15)とを経てスライバ
    (2)に作用させて行い、このスライバをドラフトに引
    続いてスライバ集束帯域(3)においてまとめ、引続き
    集束して撚ることにより糸に成形する様式の、精紡機の
    ドラフト機構(1)においてドラフトされたスライバ
    (2)を集束するための方法において、吸気流によりス
    ライバ(2)の繊維をサクション開口(20)の領域内
    において少なくとも部分的に移送方向に対して傾斜して
    移動させ、まとめ、集束することを特徴とする方法。
  2. 【請求項02】 吸気流によりスライバ(2)の繊維の
    全体を移送方向に対して横方向で移動させ、まとめ、集
    束することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項03】 吸気流によりスライバ(2)の繊維を
    移送手段(15)のパーフオレーションの全幅(B)に
    わたって移送方向に対して横方向で移動させ、まとめ、
    集束することを特徴とする請求項1或いは2に記載の方
    法。
  4. 【請求項04】 第二のローラ対(6)の後方にフロン
    トローラ対(10)、空気圧により作動する集束装置
    (30)および給糸装置(35)が設けられており、上
    記の空気圧により作動する集束装置(30)が、パーフ
    オレーション(18)を備えている移送手段(15)と
    サクション開口(20)を介してパーフオレーションと
    結合されているサクション装置(25)を備えており、
    このサクション装置が移送手段(15)のスライバ
    (2)とは反対側においてフロントローラ対(10)と
    給糸装置(35)との間で延在している様式の、第一と
    第二のローラ対(5;6)を備えている精紡機のための
    ドラフト機構(1)において、サクション開口(20;
    20.1から20.5)が少なくとも部分的に移送手段
    (15)の移動方向に対して傾斜して指向している縁部
    (K)を備えていることを特徴とするドラフト機構。
  5. 【請求項05】 移送手段(15)のパーフオレーショ
    ン(18)が、少なくともフロントローラ対(10)か
    ら流出しサクション開口(30)を経て案内されるスラ
    イバ(2)のトラバース運動の幅(B)にわたって延在
    していることを特徴とする請求項4に記載のドラフト機
    構。
  6. 【請求項06】 サクション開口(20)の傾斜した配
    設が、対角線状にこのサクション開口の全幅にわたって
    延在していることを特徴とする4或いは5に記載のドラ
    フト機構。
  7. 【請求項07】 サクション開口(20)の傾斜した配
    設が、湾曲して、矢印状に或いは湾曲された矢印状に形
    成されていることを特徴とする請求項4から6までのい
    ずれか一つに記載のドラフト機構。
  8. 【請求項08】 サクション開口(20)の傾斜した配
    設が、部分的にのみこのサクション開口を越えて延在し
    ていることを特徴とする請求項4から6までのいずれか
    一つに記載のドラフト機構。
  9. 【請求項09】 ドラフト機構(1)の出口から給糸装
    置(35)へ速度比が変化するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項4から8までのいずれか一つに記
    載のドラフト機構。
  10. 【請求項10】 繊維の撚りおよび/または繊維の長さ
    に応じて上給糸および下給糸が行われるように構成され
    ていることを特徴とする請求項9に記載のドラフト機
    構。
  11. 【請求項11】 上給糸および下給糸が+/−5%の範
    囲にあることを特徴とする請求項10に記載のドラフト
    機構。
JP2000089458A 1999-03-29 2000-03-28 精紡機のドラフト機構においてドラフトされたスライバを集束するための方法および装置 Withdrawn JP2000290840A (ja)

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