JP2000291036A - プレキャスト立坑 - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
で熟練工を必要とせず安全性も高く、高強度で水密性が
高く耐久性および止水性に優れたプレキャストコンクリ
ート製の立坑を大径のものでも容易に構築できるように
する。 【解決手段】管渠3、4が接続される立坑2の底部6を
現場打ちコンクリートで形成し、立坑敷地内で製作さ
れ、あるいは複数のピースに分割されて工場製作された
プレキャストコンクリート製の単位長さリング11、2
1、41、61を立坑底部の上に積み重ねて立坑の上部
5を形成し、複数のピース同士はシール部材を介しピー
ス間継手によりボルト接合すると共に、上下の単位長さ
リング同士はシール部材を介しリング間継手によりボル
ト接合し、あるいはPC鋼棒で緊結して一体化し、複数
の単位長さリングからなる立坑上部と土留壁との間に裏
込めコンクリート35を充填する。
Description
どにおいて、底部に管渠が設けられるプレキャストコン
クリート製の立坑に関するものである。
られ、管渠の点検・保守等に用いられる接合井は、円筒
状の立坑の底部に流入管と流出管を段差を付けて設けて
おり、従来においては、円筒状の立坑を現場打ちコンク
リートで構築している。
クリートで立坑を構築する場合、次のような問題点があ
った。即ち、竪孔内で鉄筋や型枠を組むため、熟練工
が必要となり、また安全性を確保する必要がある。コ
ンクリートの養生期間を必要とするため、工期がかか
る。竪孔内でコンクリートを打設すると、上部にレイ
タンス層やジャンカが生じ、品質の高いコンクリートを
得るのが困難である。
長さリングを上下に積み重ねて立坑を構築することも考
えられるが、送水路の接合井などでは立坑の外径が大き
く(6m程度)、工場から現場への運搬が不可能とな
る。
なされたもので、その目的は、据付・施工が簡単で熟練
工を必要とせず安全性も高く、高強度で水密性が高く耐
久性および止水性に優れたプレキャストコンクリート製
の立坑を大径のものでも容易に構築することのできるプ
レキャスト立坑を提供することにある。
坑(一体型)は、管渠が接続される立坑の底部を現場打
ちコンクリートで形成し、立坑敷地内で製作したプレキ
ャストコンクリート製の単位長さリングを前記立坑底部
の上に積み重ねて立坑の上部を形成し、上下の単位長さ
リング同士はシール部材(水膨潤シール材・グラウト材
など)を介しリング間継手(一対の継手プレートとボル
ト・ナットなど)によりボルト接合し、あるいはPC鋼
棒により緊結し、これら複数の単位長さリングからなる
立坑上部と土留壁との間に裏込めコンクリート類を充填
してなることを特徴とする(請求項1:図1・図2参
照)。
は、管渠が接続される立坑の底部を現場打ちコンクリー
トで形成し、複数のピースに分割されて工場製作された
プレキャストコンクリート製の単位長さリングを前記立
坑底部の上に積み重ねて立坑の上部を形成し、複数のピ
ース同士はシール部材を介しピース間継手によりボルト
接合すると共に、上下の単位長さリング同士はシール部
材(水膨潤シール材・グラウト材など)を介しリング間
継手(一対の継手プレートとボルト・ナットなど)によ
りボルト接合し、あるいはPC鋼棒により緊結し、これ
ら複数の単位長さリングからなる立坑上部と土留壁との
間に裏込めコンクリート類を充填してなることを特徴と
する(請求項2:図1、図3〜図6参照)。
間と水の貯留空間を形成するため隔壁を設けており、こ
の場合には、次のような構成とする。請求項1に記載の
プレキャスト立坑(一体型)において、プレキャストコ
ンクリート製の単位長さリングを、単位長さの円筒部と
この円筒部を左右に仕切る中間隔壁部とを一体的に形成
して構成する(請求項3:図2参照)。
型)において、プレキャストコンクリート製の単位長さ
リングを、単位長さの円筒部とこの円筒部を左右に仕切
る中間隔壁部とから構成し、中間隔壁部の中心線で2つ
の半円リング状リングピースに2分割する(請求項4:
図3、図4参照)。ピース同士は通しボルト・ナットで
接合し、ピース間の間隙に中詰めコンクリート類を充填
し、この両端に水膨潤シール材等を配設してシールす
る。
型)において、プレキャストコンクリート製の単位長さ
リングを、単位長さの円筒部とこの円筒部を左右に仕切
る中間隔壁部とから構成し、中間隔壁接合部を中央に有
する2つの半円弧状リングピースと1つの直線状中間隔
壁ピースに3分割する(請求項5:図5参照)。2つの
半円弧状リングピース同士は、リング間継手と同じ一対
の継手プレートとボルト・ナットなどで接合し、水膨潤
シール材などでシールする。半円弧状リングピースと直
線状中間隔壁ピースとは、係合段部で係合させ通しボル
ト・ナットで接合し、水膨潤シール材などでシールす
る。
型)において、プレキャストコンクリート製の単位長さ
リングを、単位長さの円筒部とこの円筒部を左右に仕切
る中間隔壁部とから構成し、4つの円弧状ピースと1つ
の略I字状中間隔壁ピースに5分割する(請求項6:図
6参照)。円弧状ピース同士および円弧状ピースと中間
隔壁ピースは、リング間継手と同じ一対の継手プレート
とボルト・ナットなどで接合し、水膨潤シール材などで
シールする。
地内で製作したプレキャストコンクリート製の単位長さ
リングを竪孔内に上下に積み重ね、リング間継手でボル
ト接合し、あるいはPC鋼棒により緊結するため、従来
の現場打ちコンクリートと比べて据付・施工を簡単にか
つ迅速に行うことができ、また熟練工を必要としない。
また、従来のように竪孔内で鉄筋や型枠を組む必要が無
く、安全な作業を行うことができる。
品質のばらつきの無い高強度で、かつ、水密性の高いコ
ンクリート立坑を得ることができる。また、上下に一体
化した単位長さリングと土止壁との間に裏込めコンクリ
ート類が打設されるため、外部から内部への漏水が防止
される。さらに、単位長さリングの内面(水が上昇して
くる部分側)には、予め無溶剤形エポキシ樹脂をライニ
ングすることができるため、耐水性・耐薬品性に優れた
ものを得ることができ、あるいは現場において防水モル
タルを前記リング内面および底部コンクリート内面に施
工することができるため、コンクリートの防食・貯留水
の水質保持を図ることができる。
ングは、一体型を立坑敷地内で製作し、あるいは工場に
おいて2分割や3分割など複数に分割して製作するた
め、大径の立坑でも、プレキャスト化が可能となる。
態に基づいて説明する。これは、本発明のプレキャスト
立坑を上水道の送水路における到達側の接合井に適用し
た例である。図1は本発明のプレキャスト立坑による到
達側接合井の全体を示したものである。図2は本発明の
第1のプレキャスト立坑の単位長さリング(一体型・オ
ンサイト式)を示したものである。図3は本発明の第2
のプレキャスト立坑の単位長さリング(2分割型)を示
したものである。図4は本発明の第2のプレキャスト立
坑の単位長さリング(2分割型)においてPC鋼棒と防
水モルタルを用いた例を示したものである。図5は本発
明の第3のプレキャスト立坑の単位長さリング(3分割
型)を示したものである。図6は本発明の第4のプレキ
ャスト立坑の単位長さリング(5分割型)を示したもの
である。
で深さが約40mの円筒状の立坑2と、この立坑2の底
部に段差を付けて設けられる流入管3・流出管4などか
ら構成されている。立坑2は、上部5と底部6からな
り、上部5には中央を仕切る中間隔壁7が設けられ、図
示右側の部分Aに保守・点検のための空間が形成され、
図示左側の部分Bが送水量が増大した時や下流側の保守
・点検のため流出管4を閉じた時などに水を一時貯留す
る空間となっている。部分Aには、螺旋階段等を支持す
るための中間スラブ8および下部耐圧蓋9や背もたれ付
きタラップ等が設けられている。
では、底部6および下部耐圧蓋9を現場打ちコンクリー
トとし、上部5および中間隔壁7・中間スラブ8・頂版
10をプレキャストコンクリートで形成する。また、上
部5と土留壁との間に裏込めコンクリート35を充填す
る。
オンサイト式)では、円筒部11aと中間隔壁部11b
を一体的に形成したプレキャストコンクリート製の単位
長さリング11(例えば長さ1m)を用い、この単位長
さリング11を上下に多数積み重ねて立坑2の上部5を
形成する。
11、11同士は、リング間継手12を介してボルト接
合し、水膨潤シール材13を用いてシールする。リング
間継手12は、単位長さリング11の上面および下面に
おける円筒部11aおよび中間隔壁部11bの内部空間
側に間隔をおいて複数配設する。単位長さリング11の
下面には、円筒部11aの半円部分と中間隔壁部11b
に連続する半円リング状(平面視D字状)のシール溝1
4を形成し、このシール溝14に水膨潤シール材13を
配置する。
(b) に示すように、単位長さリング11の上面側に設け
た継手プレート15と、単位長さリング11の下面側に
埋設した雌ねじ部材(インサート)16から構成し、継
手プレート15のボルト穴に雌ねじ部材16の先端部を
嵌め込み、ボルト(図示省略)の先端を雌ねじ部材16
の雌ねじ孔に螺入することで、上下の単位長さリング1
1、11同士を接合する。継手プレート15には、取付
板・取付棒17を設け、単位長さリング11の上面に形
成した凹部18に取付ける。なお、リング間継手12
は、これに限らず、後述するように、一対の継手プレー
トと、これを締結するボルト・ナットでもよい。また、
リング間継手12の代わりにPC鋼棒を用い、上下に積
み重ねられた全ての単位長さリング11を緊結し一体化
してもよい(後述)。
示すように、シール溝14内に配設しているが、これに
限らず、後述するように、上下の単位長さリング11、
11間に内側と外側で2重に水膨潤シール材13を配設
し、このシール材間にグラウト材を充填するようにして
もよい。なお、上下の単位長さリング11、11間の内
面側にはシリコンコーキング19を施工している。
用いて、次に示すような手順で第1のプレキャスト立坑
を構築する(図2・図7参照)。 (1) 単位長さリング11は、工場で製作すると運搬が不
可能となるため、立坑敷地内で製作する。鉄筋(後述の
実施態様の図9参照)は、予め曲げ加工したものを現地
に搬入し、型枠内で組立を行うか、あるいは何ピースか
に分割し鉄筋籠として現地に搬入し、鉄筋籠と鉄筋籠と
の接合を現地で行う。
11を100tクラスのクローラクレーンにより順次竪
孔内に挿入して積み上げ、上下の単位長さリング11、
11同士をリング間継手12を介してボルト接合する。
あるいは、上下に積み上げられた全ての単位長さリング
11をPC鋼棒で緊結し一体化する。中間部には、プレ
キャストコンクリート製の中間スラブ8が差し込み方式
で適宜配設されている。
の接合面には、水膨潤シール材13が配設され、さらに
グラウト充填およびシリコンコーキングがなされ、止水
性が確保される。また、図1のB部分における単位長さ
リング11(円筒部11a・中間隔壁部11b)の内部
空間側の面には、コンクリートの防食と貯留水の水質保
持を目的として、無溶剤形エポキシ樹脂が予め工場でラ
イニングされている。また、このライニングに限らず、
後述するように、現場で防水モルタルを施工してもよ
い。
されてプレキャストの立坑2の上部5が完成すると、こ
の立坑上部5と土留壁との隙間に裏込めコンクリートを
打設し、外部からの漏水を防止する。
分割型)では、単位長さリング21を中間隔壁部の中心
線で2分割したプレキャストコンクリート製の半円リン
グ状(平面視D字状)のリングピース21−1、21−
2を用い、この半円リング状のリングピースの中間隔壁
部21b、21b同士をボルト接合して単位長さリング
21を形成すると共に、上下に積み重ねられた単位長さ
リング21、21同士をリング間継手22を介してボル
ト接合する。リング間継手22は、単位長さリング21
の上面および下面における半円弧部21aおよび中間隔
壁部21bの内部空間側に間隔をおいて複数配設する。
打ちの中詰めコンクリート23を充填し、通しボルト・
ナット24で中間隔壁部21b、21b同士を接合する
(図3、図8(c) 参照) 。ここで、中間隔壁部21bの
コンクリート打設面は、予め洗い出しにより粗面として
おき、中詰めコンクリート23と一対の半円リング状の
リングピース21−1、21−2とが一体化するように
する。
グピース21−1、21−2の間には、それぞれ平面視
D字状の水膨潤シール材25を内側と外側で2重に配設
し、この2重の水膨潤シール材25、25間にグラウト
材26を充填し、さらに内部空間側にはシリコンコーキ
ング27を施す。半円弧部21aおよび中間隔壁部21
bにはグラウト注入孔28を間隔をおいて複数設ける
(図3参照)。また、図3に示すように、水膨潤シール
材25は中間隔壁部21bの両端部における接合面にも
設けられる。
示すように、単位長さリング21の上面側および下面側
に設けた継手プレート29と、上下に隣接する継手プレ
ート29、29同士を締結するボルト・ナット30から
構成する。継手プレート29には、前述した継手プレー
トと同様に、取付板・取付棒が設けられ、リングピース
21−1、21−2(半円弧部21a・中間隔壁部21
b)の上面および下面に形成した凹部31に設けられ
る。
(b) に示すように、継手プレート29、29の内部空間
側の端部間にシリコンコーキング27を施し、凹部31
内に無収縮モルタル32を充填し、この表面に無溶剤形
エポキシ樹脂33を塗布する。なお、リング間継手22
は、一対の継手プレート29、29とボルト・ナット3
0に限らず、前述した継手プレートと雌ねじ部材による
継手構造でもよい。また、リング間継手12の代わりに
PC鋼棒を用い、上下に積み重ねられた全ての単位長さ
リング21を緊結し一体化してもよい(次に示す)。
ト立坑(2分割型)において、各単位長さリング21を
リング間継手22に代えてPC鋼棒70により緊結し、
エポキシ樹脂ライニングに代えて防水モルタル71を現
場で施工する例である。
中間隔壁部21bおよび中間スラブ8に、予め上下に連
通するPC鋼棒挿通孔72を円弧方向等に間隔をおいて
複数穿設しておき、挿通孔72内に挿入したPC鋼棒7
0を油圧ジャッキで引張り、ナット等で定着すること
で、上下に積み重ねられた全ての単位長さリング21を
緊結し一体化する。具体的には、複数個の単位長さリン
グ21を貫通するPC鋼棒70をカップラー73で順次
連結し、最上部の油圧ジャッキで引張力を導入し、PC
鋼棒70の両端部をナット74で定着する。カップラー
73およびナット74は切り欠き部75に配設される。
に示すように、図1のB部分における単位長さリング2
1(半円弧部21a・中間隔壁部21b)の内部空間側
の面、底部6のコンクリート内面に施工される。この場
合も、コンクリート表面に洗い出しを行って防水モルタ
ル71を例えば30mmの厚さで施工する。
用いて、次に示すような手順で第2のプレキャスト立坑
を構築する(図3・図4・図8参照) (1) 単位長さリング21を構成する半円リング状のリン
グピース21−1、21−2を工場で製作する。図9
(a) に示すのは、リングピース21−1、21−2の配
筋例である。中間スラブ8および頂版10も工場で製作
する。図9(b) は中間スラブ8の配筋例であり、螺旋階
段用およびFRP蓋用の穴などが形成されている。
1、21−2等を現場に搬入し、クローラクレーンによ
り竪孔内に吊り降ろし、リングピース21−1、21−
2同士を通しボルト・ナット24で接合すると共に、上
下の単位長さリング21、21同士をリング間継手22
を介してボルト接合する。あるいは、積み重ねられた全
ての単位長さリング21をPC鋼棒70で緊結して一体
化する。なお、地上で2つのリングピースを接合して単
位長さリング21を組立て、これを吊り降ろすようにし
てもよい。中間部には、プレキャストコンクリート製の
中間スラブ8が差し込み方式で適宜配設されている。
の接合面には、水膨潤シール材25が配設され、さらに
グラウト材26の充填およびシリコンコーキング27が
なされ、止水性が確保される。また、図1のB部分の単
位長さリング21の内部空間側の面には、コンクリート
の防食と貯留水の水質保持を目的として、無溶剤形エポ
キシ樹脂34が予め工場でライニングされている(図8
(a) 参照) 。あるいは、現場において、図1のB部分の
単位長さリング21の内部空間側の面、および底部6の
コンクリート内面に防水モルタル71を施工する(図
1、図10参照)。
1、21−2の中央壁部21bと21bとの間に形成さ
れる間隙には中詰めコンクリート23を充填し、リング
ピース21−1、21−2を一体化させる。
等により一体化しプレキャストの立坑2の上部5が完成
すると、この立坑上部5と土留壁との隙間に裏込めコン
クリート35を打設し、外部からの漏水を防止する(図
1・図3・図8参照)。なお、図10に示すように、底
部6・下部耐圧蓋9の現場打ちコンクリートと最下部の
単位長さリング21の接合は、プレート36を用いて行
い、裏込めコンクリート35が底部6・下部耐圧蓋9の
コンクリートと一体化する。
分割型)では、単位長さリング41を3分割して得られ
る中間隔壁接合部を中央に有する半円弧状のリングピー
ス41−1、41−2と直線状の中間隔壁ピース41−
3をそれぞれプレキャストコンクリートで形成し、半円
弧状のリングピース41−1、41−2同士をピース間
継手42を介してボルト接合すると共に、上下に積み重
ねられた単位長さリング41、41同士をリング間継手
43を介してボルト接合し、さらに中間隔壁ピース41
−3の両端部を半円弧状のリングピース41−1、41
−2に通しボルト・ナット44で接合する(図5(d) 参
照) 。
ス41−1、41−2の両端部における接合端面に設
け、リング間継手43は半円弧状のリングピース41−
1、41−2および中間隔壁ピース41−3の上面およ
び下面に設ける。これらピース間継手42およびリング
間継手43は、第1・第2のプレキャスト立坑と同様
に、継手プレート45と雌ねじ部材46を用い、あるい
は一対の継手プレートとボルト・ナットを用いる。ま
た、これらの接合面には、水膨潤シール材・グラウト材
・シリコンコーキングが同様に施される(図示省略)。
なお、この場合も、リング間継手43の代わりにPC鋼
棒を用い、上下に積み重ねられた全ての単位長さリング
41を緊結し一体化してもよい。
2の中央部には、先端に係合段部47を有する中間隔壁
接合部48が一体的に突設され、中間隔壁ピース41−
3の両端部には前記係合段部に横方向から係合し得る係
合段部49が形成されている。なお、これら係合段部4
7および49は、中間隔壁ピース41−3を片側から嵌
め込みできるように形成されている。この係合段部47
および49の部分に通しボルト・ナット44のボルト孔
50が水平に穿設され、その接合面には水膨潤シール材
51が配設される。
用いて、次に示すような手順で第3のプレキャスト立坑
を構築する(図5参照)。 (1) 単位長さリング41を構成する半円弧状のリングピ
ース41−1、41−2と直線状の中間隔壁ピース41
−3を工場で製作する。各ピースの配筋は第2のプレキ
ャスト立坑の場合と同様である。
1、41−2、中間隔壁ピース41−3等を現場に搬入
し、リングピース41−1、41−2をクローラクレー
ンで竪孔内に吊り降ろし、ピース間継手42を介してボ
ルト接合すると共に、上下のリングピースをリング間継
手43を介してボルト接合する。この後、中間隔壁ピー
ス41−3を吊り降ろしリングピース41−1、41−
2の間に横から嵌め込み、通しボルト・ナット44で固
定する。なお、地上でリングピースおよび中間隔壁ピー
スを接合して単位長さリング41を組立て、これを吊り
降ろすようにしてもよい。また、リング間継手43の代
わりにPC鋼棒を用い、積み重ねられた全ての単位長さ
リング41をPC鋼棒で緊結して一体化してもよい。
等により一体化しプレキャストの立坑2の上部5が完成
すると、この立坑上部5と土留壁との隙間に裏込めコン
クリートを打設する。
分割型)では、単位長さリング61を5分割して得られ
る4つの円弧状ピース61−1〜61−4と略I字状の
中間隔壁ピース61−5をプレキャストコンクリートで
製作し、円弧状ピース同士および円弧状ピースと中間隔
壁ピースをピース間継手62を介してボルト接合すると
共に、上下に積み重ねられた単位長さリング61、61
同士をリング間継手63を介してボルト接合する。
〜41−4および中間隔壁ピースの61−5の接合端面
に設け、リング間継手63はこれらの上面および下面に
設ける。これらピース間継手62およびリング間継手6
3は、第1・第2のプレキャスト立坑と同様に、継手プ
レート64と雌ねじ部材65を用い、あるいは一対の継
手プレートとボルト・ナットを用いる。また、これらの
接合面には、水膨潤シール材・グラウト材・シリコンコ
ーキングが同様に施される(図示省略)。なお、この場
合も、リング間継手63の代わりにPC鋼棒を用い、上
下に積み重ねられた全ての単位長さリング61を緊結し
一体化してもよい。
用いて、次の示す手順で第4のプレキャスト立坑を構築
する(図6参照)。 (1) 単位長さリング61を構成する円弧状ピース61−
1〜61−4と略I字状の中間隔壁ピース61−5を工
場で製作する。各ピースの配筋は第2のプレキャスト立
坑の場合と同様である。
〜61−4、中間隔壁ピース61−5等を現場に搬入
し、これら各ピース61−1〜41−5をクローラクレ
ーンで竪孔内に吊り降ろし、ピース間継手62を介して
ボルト接合すると共に、上下の単位長さリング61、6
1同士をリング間継手63を介してボルト接合する。な
お、地上で円弧状ピースおよび中間隔壁ピースを接合し
て単位長さリング61を組立て、これを吊り降ろすよう
にしてもよい。また、リング間継手63の代わりにPC
鋼棒を用い、積み重ねられた全ての単位長さリング61
をPC鋼棒で緊結して一体化してもよい。
により一体化しプレキャストの立坑2の上部5が完成す
ると、この立坑上部5と土留壁との隙間に裏込めコンク
リートを打設する。
を示したが、これに限らず、その他の立坑にも本発明の
プレキャスト立坑を適用することができる。
うな構成からなるので、次のような効果を奏する。
ストコンクリート製の単位長さリングを竪孔内に上下に
積み重ね、リング間継手でボルト接合し、あるいはPC
鋼棒で緊結して一体化するため、従来の現場打ちコンク
リートと比べて据付・施工を簡単に行うことができ、熟
練工を必要とせず、コンクリート養生期間もとらずに済
むため、工期の大幅な短縮を図ることができる。
め、従来のように竪孔内で鉄筋や型枠を組む必要が無
く、現場内が整然とし、安全な作業を行うことができ
る。 (3) プレキャストコンクリート製であるため、品質のば
らつきの無い高強度で、かつ、水密性の高いコンクリー
ト立坑を得ることができる。
止壁との間に裏込めコンクリート類が打設されるため、
外部から内部への漏水を防止することができる。 (5) 単位長さリングの内面には、予め無溶剤形エポキシ
樹脂をライニングすることができるため、耐水性・耐薬
品性に優れたものを得ることができ、あるいは現場で防
水モルタルを施工することにより、コンクリートの防食
・貯留水の水質保持を図ることができる。
さリングは、一体型を立坑敷地内で製作し、あるいは工
場において2分割や3分割など複数に分割して製作する
ため、大径の立坑でも、プレキャスト化が可能となる。
における接合井の例を示す縦断面図である。
サイト式)の単位長さリングであり、(a) は左半分が平
面図で右半分が底面図、(b) は側面図である。
単位長さリングであり、(a) は平面図、(b) は側面図で
ある。
単位長さリングにおいて、PC鋼棒と防水モルタルを用
いた例であり、(a) は平面図、(b) は側面図、(c) はP
C鋼棒接続部分の拡大側面図である。
単位長さリングであり、(a) は平面図、(b) はリングピ
ースの平面図および側面図、(c) は中間隔壁ピースの平
面図および側面図、(d) はリングピースと中間隔壁ピー
スの接合部の水平断面図である。
単位長さリングであり、(a) は平面図、(b) は円弧状ピ
ースの平面図および側面図、(c) は中間隔壁ピースの平
面図および側面図である。
シール構造の1例であり、(a)は継手プレートを示す正
面図および側面図、(b) は継手の雌ねじ部材の断面図、
(c) は上下面シール構造の縦断面図である。
の構造の1例であり、(a) は上下面シール構造の縦断面
図、(b) は継手部の縦断面図、(c) は2分割の中間隔壁
部の接合部を示す縦断面図である。
ャストコンクリートの配筋例を示す平面図であり、(a)
はリングピース、(b) は中間スラブである。
グと底部現場打ちコンクリートとの接合部を示す縦断面
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 管渠が接続される立坑の底部を現場打ち
コンクリートで形成し、立坑敷地内で製作したプレキャ
ストコンクリート製の単位長さリングを前記立坑底部の
上に積み重ねて立坑の上部を形成し、上下の単位長さリ
ング同士はシール部材を介しリング間継手によりボルト
接合し、あるいはPC鋼棒により緊結し、これら複数の
単位長さリングからなる立坑上部と土留壁との間に裏込
めコンクリート類を充填してなることを特徴とするプレ
キャスト立坑。 - 【請求項2】 管渠が接続される立坑の底部を現場打ち
コンクリートで形成し、複数のピースに分割されて工場
製作されたプレキャストコンクリート製の単位長さリン
グを前記立坑底部の上に積み重ねて立坑の上部を形成
し、複数のピース同士はシール部材を介しピース間継手
によりボルト接合すると共に、上下の単位長さリング同
士はシール部材を介しリング間継手によりボルト接合
し、あるいはPC鋼棒により緊結し、これら複数の単位
長さリングからなる立坑上部と土留壁との間に裏込めコ
ンクリート類を充填してなることを特徴とするプレキャ
スト立坑。 - 【請求項3】 請求項1に記載のプレキャスト立坑にお
いて、プレキャストコンクリート製の単位長さリング
は、単位長さの円筒部とこの円筒部を左右に仕切る中間
隔壁部とを一体的に形成して構成されていることを特徴
とするプレキャスト立坑。 - 【請求項4】 請求項2に記載のプレキャスト立坑にお
いて、プレキャストコンクリート製の単位長さリング
は、単位長さの円筒部とこの円筒部を左右に仕切る中間
隔壁部とからなり、中間隔壁部の中心線で2つの半円リ
ング状リングピースに2分割されていることを特徴とす
るプレキャスト立坑。 - 【請求項5】 請求項2に記載のプレキャスト立坑にお
いて、プレキャストコンクリート製の単位長さリング
は、単位長さの円筒部とこの円筒部を左右に仕切る中間
隔壁部とからなり、中間隔壁接合部を中央に有する2つ
の半円弧状リングピースと1つの直線状中間隔壁ピース
に3分割されていることを特徴とするプレキャスト立
坑。 - 【請求項6】 請求項2に記載のプレキャスト立坑にお
いて、プレキャストコンクリート製の単位長さリング
は、単位長さの円筒部とこの円筒部を左右に仕切る中間
隔壁部とからなり、4つの円弧状ピースと1つの略I字
状中間隔壁ピースに5分割されていることを特徴とする
プレキャスト立坑。
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| JP10103599A JP3236577B2 (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | プレキャスト立坑 |
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ID=14289922
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