JP2000291075A - 方向切換弁制御装置 - Google Patents
方向切換弁制御装置Info
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
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- E02F9/2203—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function
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Abstract
要なときのみ操作信号に遅れ処理を加えジャーキングを
防止でき、かつ通常作業の応答性を良くし作業効率の低
下を防げるようにする。 【解決手段】方向切換弁制御装置2は操作レバー装置1
0と、コントローラ11と、電磁比例弁12a,12b
とを備え、コントローラ11は、FFT解析部11aで
操作信号Vを入力し、FFTにて操作信号Vの波形を解
析し、周期t1及び振幅ΔVを求め、判定部11bで解
析して求めた周期t1が油圧ショベルの機体とオペレー
タの固有振動数に相当する周期tjに対して所定の範囲
内にあるかどうか、及び振幅ΔVが所定の振幅Aよりも
大きいかどうかを判定し、Yesのときだけ時定数演算
部11c、時定数設定部11d、遅れ処理部11eで振
動を減衰するよう操作信号に遅れ処理を加える。
Description
ら出力される操作信号に基づいて方向切換弁を切り換え
操作し、アクチュエータに供給される圧油の方向と流量
を切り換え制御する方向切換弁制御装置に係わり、特に
旋回体や走行装置を備えた建設機械の方向切換弁制御装
置に関する。
旋回体や走行装置を備えており、これらは運転室に設け
られた操作レバー装置の操作レバーをオペレータが操作
することにより駆動操作され、旋回や走行作業を行う。
このような旋回や走行作業は運転室の移動を伴う。この
ため、操作レバーの操作によりオペレータの体の揺れが
生じ、操作レバーの操作方向と逆方向に体が揺れ、その
動きが操作レバーに伝わり、機体の動作に揺れの影響が
伝わってしまう。このため機体の動きが振動的になって
しまい、いわゆるジャーキングと呼ばれる現象が生じる
ことがある。
1つとして、操作レバー装置から出力される操作信号に
遅れを与え、応答を遅らせる方法が提案されている。例
えば、特開平8−177985号公報には、旋回用の操
作レバー装置と方向切換弁との間のパイロット油路に電
磁比例弁を配置し、操作レバー装置の出力圧を検出する
圧力センサを設け、圧力センサの検出値をコントローラ
に入力し、コントローラで圧力センサの検出値に対して
遅れ要素を付加し、その出力信号を電磁比例弁に与える
操作システムが提案されており、これにより不用意に操
作レバーを急操作したときも、方向切換弁をゆっくりと
動作させ旋回体をゆっくりと旋回させ、ジャーキングを
防止している。また、フロント作業機のリーチが短くな
ると旋回体の慣性モーメントも小さくなり、より急旋回
し易くなるため、ジャーキングも起こり易くなる。そこ
でブーム角度を検出する角度センサ等によりフロント作
業機の姿勢を検出し、フロント作業機のリーチが短くな
るに従って加える遅れの程度を大きくして急旋回を抑制
し、逆にフロント作業機のリーチが長いときは、応答良
く操作できるようにしている。
5号公報に記載の操作システムよれば、操作信号に遅れ
を付加することにより操作信号の応答を遅らせ、ゆっく
りと旋回させることでジャーキングを防止できる。ま
た、フロント作業機の姿勢を検出し、フロント作業機の
リーチが短くなるに従って加える遅れの程度を大きくす
るので、フロント作業機のリーチが短い、ジャーキング
が起こり易い状態にあるときは遅れの程度が大きくな
り、フロント作業機のリーチが長い、ジャーキングが起
こり難いときは加える遅れの程度が小さくなり、応答良
く操作することができる。しかし、このように選択的に
加える遅れの程度を加減するためには角度センサ等の姿
勢検出手段を設ける必要がある。また、フロント作業機
のリーチが短い場合でも、応答良く旋回を操作したい場
合がある。従来技術ではこのような場合にも応答が遅
れ、迅速に動作させることができなくなり、作業効率の
低下につながる。
み操作信号に遅れ処理を加えることにより、機体の揺れ
とオペレータの揺れとが影響し合って生じるジャーキン
グを防止でき、かつ通常作業の応答性を良くし作業効率
の低下を防げる方向切換弁制御装置を提供することであ
る。
るために、本発明は、操作レバー装置から出力される操
作信号により方向切換弁を切り換え操作し、アクチュエ
ータに供給される圧油の方向と流量を切り換え制御する
方向切換弁制御装置において、前記操作レバー装置から
出力される操作信号が所定の振動状態にあるかどうかを
判定する判定手段と、前記操作信号が所定の振動状態に
あると判定されると、その振動状態を減衰するよう操作
信号に遅れ処理を加える信号処理手段とを備えるものと
する。
け、操作信号が所定の振動状態にあると判定されたとき
にその振動状態を減衰するよう操作信号に遅れ処理を加
えることにより、角度センサを用いずに簡単な構成で必
要なときだけ操作信号に遅れ処理が加えられるようにな
り、機体の揺れとオペレータの揺れとが影響し合って生
じるジャーキングを防止でき、かつ通常作業の応答性は
低下せず作業効率の低下を防げる。
前記所定の振動状態は、機体とオペレータを含めた系の
固有振動数に基づき前記操作レバー装置の操作時に生じ
る振動状態である。
とが影響し合ってジャーキングが生じようとすると、操
作信号に遅れ処理が加えられてジャーキングを防止でき
る。
くは、前記判定手段は前記操作信号が所定の周期で変化
しているかどうかを判定することにより、操作信号が所
定の振動状態にあるかどうかを判定する。
ているかどうかにより、所定の振動状態にあるかどう
か、即ちジャーキングが生じようとしているかどうかを
判定できる。
前記判定手段は、前記操作信号をFFT解析し、前記操
作信号が所定の周期で変化しているかどうかを判定す
る。
変化しているかどうかを判定できる。
は、前記操作信号の増減の変化量と周期を計算し、前記
操作信号が所定の周期で変化しているかどうかを判定し
てもよい。
期で変化しているかどうかを判定できる。
くは、前記信号処理手段は前記操作信号の変化量に応じ
て遅れ処理の程度を変化させる。
遅れ処理の程度を調整でき、効果的に振動を減衰でき
る。
手段は前記操作信号の変化の周期に応じて遅れ処理の程
度を変化させてもよい。
遅れ処理の程度を調整でき、効果的に振動を減衰でき
る。
くは、前記信号処理手段は前記操作信号の変化量と周期
に応じて遅れ処理の程度を変化させる。
応じて遅れ処理の程度を調整でき、効果的に振動を減衰
できる。
用いて説明する。
切換弁制御装置を図1及び図2により説明する。
搭載される油圧駆動装置であり、この油圧駆動装置1に
本実施形態の方向切換弁制御装置2が設けられている。
油圧駆動装置1はメインの油圧ポンプ3と、油圧ポンプ
3から吐出される圧油により駆動されるアクチュエータ
4と、油圧ポンプ3とアクチュエータ4の間に介在する
方向切換弁5とを有している。アクチュエータ4は例え
ば油圧ショベルの旋回体を駆動する旋回モータ、又は走
行装置を駆動する走行モータである。
り換え操作し、アクチュエータ4に供給される圧油の方
向と流量を切り換え制御してアクチュエータ4の動作方
向と動作速度を制御するものであり、操作レバー装置1
0と、コントローラ11と、電磁比例弁12a,12b
とを備えている。
り、操作レバー10aと、操作レバー10aの操作方向
と操作量を検出し、操作方向に応じて電気的な操作信号
Va,Vbを出力する操作量検出器10bとで構成され
ている。
らの操作信号Va,Vbを入力し、操作信号Va,Vb
に所定の遅れ処理を加え、この遅れ処理を加えた補正信
号MDa,MDbを出力する。
ラ11から出力される補正信号MDa,MDbにより作
動し、パイロットポンプ14からの圧力を元圧として補
正信号MDa,MDbに応じた油圧信号PLa,PLb
を生成する。この油圧信号PLa,PLbはパイロット
ライン15a,15bを介して方向切換弁5のパイロッ
ト操作部5a,5bに与えられ、方向切換弁5が切り換
え操作され、これによりアクチュエータ4に供給される
圧油の流量が制御され、操作レバー10aの操作量に応
じたアクチュエータ4の動作速度となる。
す。これは操作信号Va,Vbに対し一次遅れの補正処
理を行った場合の例である。操作信号Va,VbはVで
代表し、補正信号MDa,MDbはMDで代表する。
判定部11b、時定数演算部11c、時定数設定部11
d、遅れ処理部11e、時定数設定部11fの各機能を
有している。
し、FFT(高速フーリエ変換)にて操作信号Vの波形
を解析し、周期t1及び振幅ΔVを求める。
解析して求めた周期t1が油圧ショベルの機体とオペレ
ータの固有振動数、即ちジャーキングの固有振動数に相
当する周期tjに対して所定の範囲内にあるかどうか、
及び振幅ΔVが所定の振幅Aよりも大きいかどうかを判
定する。
判定が肯定されると、FFT解析部11aで解析して求
めた振幅ΔVと周期t1のそれぞれに応じた一次遅れの
時定数T1,T2を求める。求め方は、振幅ΔVと時定数
T1との関係及び周期t1と時定数T2の関係をテーブル
化して記憶しておき、振幅ΔVと周期t1の値を参照し
て該当する時定数T1,T2を読み出す。振幅ΔVと時定
数T1との関係及び周期t1と時定数T2の関係を演算式
で記憶し、この演算式にそのときの振幅ΔVと周期t1
を代入して演算により時定数T1,T2を求めてもよい。
Vが大きくなるに従って直線比例的に時定数T1が大き
くなるように設定されている。振幅ΔVの最小値(=
A)では例えばT1=0.5であり、振幅ΔVの最大値
では例えばT1=1である。
t1が上記ジャーキングの固有振動数に相当する周期tj
にあるときは時定数T2が最大で、周期t1が周期tjか
らずれるに従って(t1とtjの偏差が大きくなるに従っ
て)多次曲線的に時定数T2が小さくなるように設定さ
れている。t1=tjでは例えばT2=1であり、t1の最
大値又は最小値では例えばT2=0.5である。
cで求めた時定数T1,T2に対し、 T=(T1+T2)/n の演算を行い、時定数Tを求める。ここで、nは例えば
2である。
時定数T1との関係及び周期t1と時定数T2の関係、及
び時定数設定部11dでのTとT1,T2,nの関係は、
機体とオペレータの系の共振周波数を考慮し、機体振動
を打ち消すのに最も効果的な時定数Tが得られるように
関係を定める。
ルで得た補正信号をMD-1とし、経過時間をtとしたと
き、時定数設定部11dで求めた時定数Tを用い、 MD=MD-1+(V−MD-1)×(1−e-t/T) の式により補正信号MDを算出することで、操作信号V
に一次遅れ処理(フィルタ処理)を加える。
判定が否定されたときに、 T=T0 と置き、時定数Tを設定する。そして遅れ処理部11e
では、この時定数T(=T0)を用いて操作信号Vに一
次遅れ処理を加える。電気レバー装置10の場合、操作
レバー10aが軽く、操作レバー10aを急操作すると
信号の立ち上がりが急峻になり過ぎ、ショックを起こし
易い。時定数T0はそのショックをやわらげる遅れ処理
を加えるためのものである 遅れ処理部11eで求めた補正信号MDは電磁比例弁1
2a,12bに出力される。
は、機体の揺れとオペレータの揺れとが影響し合ってジ
ャーキングが生じようとすると、判定部11bで判定が
肯定され、時定数演算部11c、時定数設定部11d、
遅れ処理部11eで操作信号の振動の振幅と周期に応じ
た遅れ処理が加えられるので、特別なセンサを付加する
こと無く、簡単な構成で必要なときのみ操作信号に遅れ
処理を加え、ジャーキングを防止できる。また、ジャー
キングの生じない通常作業時は判定部11bで判定が否
定され、電気レバー装置10を用いた場合の通常の遅れ
処理が加えられるので、常作業の応答性は低下せず作業
効率向上に寄与する。
する。本実施形態はFFT解析を用いずに時定数を演算
するものである。図中、図2に示す機能と同等のものに
は同じ符号を付している。
演算部11Aa、判定部11Ab、時定数演算部11
c、時定数設定部11d、遅れ処理部11e、時定数設
定部11fの各機能を有している。
し、操作信号Vの変化量δVが所定値Aよりも大きいと
き、操作信号Vの増減の切り換わりから周期t1,t2,
t3を求める。
で求めた周期t1,t2,t3が下記の条件を満足してい
るかどうかを判定する。
動周期B1,B2で設定され、t1がB1とB2の間に入っ
ているかどうかを判定する。また、一定周期であること
の確認としてt1,t2,t3間の差がB3以下に小さいこ
とを確認する。この条件を満たした場合、時定数演算部
11cでΔVとt1とから時定数T1,T2を演算する。
ΔVとしてはδVを用いる。そして時定数設定部11d
でT1,T2を合成した時定数Tを求め、遅れ処理部11
eで一時遅れの処理を行う。判定部11bで条件を満た
さない場合は、時定数設定部11fでT=T0と置き、
遅れ処理部11eで一時遅れの処理を行う。時定数演算
部11c、時定数設定部11d、遅れ処理部11eの処
理内容は図2に示した第1の実施形態のものと同じであ
る。
ず、コントローラの通常の演算処理により操作信号の増
減の変化量と周期を計算し、必要なときのみ遅れ処理を
加えジャーキングを防止でき、通常作業では応答を良く
し作業効率を向上できる。
する。本実施形態は操作信号に時定数を用いて遅れ処理
を加えるのではなく、許容変化量(最大変化量)を制限
することにより遅れ処理を加えるものである。図中、図
2に示す機能と同等のものには同じ符号を付している。
T解析部11a、判定部11b、許容変化量演算部11
Bc、許容変化量設定部11Bd、変化量制限処理部1
1Be、許容変化量設定部11Bfの各機能を有してい
る。
理内容は図2に示した第1の実施形態のものと同じであ
る。
1bで判定が肯定されると、FFT解析部11aで解析
して求めた振幅ΔVと周期t1のそれぞれに応じた許容
変化量L1,L2を求める。求め方は、振幅ΔVと許容変
化量L1との関係及び周期t1と許容変化量L2の関係を
テーブル化して記憶しておき、振幅ΔVと周期t1の値
を参照して該当する許容変化量L1,L2を読み出す。振
幅ΔVと許容変化量L1との関係及び周期t1と許容変化
量L2の関係を演算式で記憶し、この演算式にそのとき
の振幅ΔVと周期t1を代入して演算により許容変化量
L1,L2を求めてもよい。
幅ΔVが大きくなるに従って直線比例的に許容変化量L
1が小さくなるように設定されている。周期t1と許容変
化量L2の関係は、周期t1が上記ジャーキングの固有振
動数に基づく周期tjにあるときは許容変化量L2が最大
で、周期t1が周期tjからずれるに従って(t1とtjの
偏差が大きくなるに従って)多次曲線的に許容変化量L
2が大きくなるように設定されている。
演算部11Bcで求めた許容変化量L1,L2に対し、 L=(L1+L2)/n の演算を行い、許容変化量Lを求める。ここで、nは例
えば2である。
サイクルで得た補正信号をMD-1としとき、 V−MD-1>L→MD=MD-1+L V−MD-1≦L→MD=V により補正信号MDを算出する。
1bで判定が否定されたときに、 L=L0 と置き、許容変化量Lを設定する。そして変化量制限処
理部11Beでは、この許容変化量L(=L0)を用い
て操作信号Vに変化量制限処理を加える。電気レバー装
置10の場合、操作レバー10aが軽く、操作レバー1
0aを急操作すると信号の立ち上がりが急峻になり過
ぎ、ショックを起こし易い。許容変化量L0はそのショ
ックをやわらげる制限処理を加えるためのものである 変化量制限処理部11Beで求めた補正信号MDは電磁
比例弁12a,12bに出力される。
作信号の許容変化量(最大変化量)を制限することで遅
れ処理を加え、第1の実施形態と同様の効果が得られ
る。
より説明する。本実施形態は操作レバー装置に油圧パイ
ロット式を用い、操作レバー装置と方向切換弁の間に電
磁比例弁を設置した場合の例である。図5中、図1に示
す部材と同等のものには同じ符号を付している。
の操作レバー装置であり、この操作レバー装置10Cは
操作レバー10aと、操作レバー10aの操作方向と操
作量に応じて油圧信号(パイロット圧)PLa,PLb
を生成する1対のパイロット弁(図示せず)を内蔵した
油圧信号発生部10cとを有し、油圧信号発生部10c
はパイロットライン15c,15dを介して電磁比例弁
24a,24bの入力ポートに接続されている。パイロ
ットライン15c,15dには油圧信号であるパイロッ
ト圧PLa,PLbを検出する圧力センサ25a,25
bが設けられ、圧力センサ25a,25bからのパイロ
ット圧信号Pa,Pbはコントローラ11Cに入力され
る。コントローラ11Cはパイロット圧信号Pa,Pb
に補正を加え、補正した信号を指令信号ia,ibとし
て出力する。
ラ11Cから出力された指令信号ia,ibにより作動
し、操作レバー装置10Cで発生した油圧信号PLa,
PLbを補正する。方向切換弁5はこの補正された油圧
信号に応じて切り換え操作され、指令信号ia,ibに
応じてアクチュエータ4の動作速度が制御される。
Pa,Pbに対しマイコン制御のための補正と、必要に
応じ遅れ処理のための補正を加える。これらの処理内容
を図6にフローチャートで示す。マイコン制御の補正処
理は微操作比例制御の例である。
比例制御を指示するスイッチ26を設けておき、ステッ
プS1で圧力センサ25a,25bの信号(パイロット
圧信号)Pa,Pb、選択スイッチの指示信号Zを読込
む。ステップS2では、図2に示したFFT解析部11
aと同じ処理を行う。即ち、操作信号Vの変化量δVが
所定値Aよりも大きいとき、FFT(高速フーリエ変
換)にて操作信号Vの波形を解析し、周期t1及び振幅
ΔVを求める。次に、ステップS2で図2に示した判定
部11bと同じ判定を行う。即ち、FFT解析で求めた
周期t1が油圧ショベルの機体とオペレータの固有振動
数、即ちジャーキングの固有振動数に基づく周期tjに
対して所定の範囲内にあるかどうかを判定する。そして
この判定が肯定されると、ステップSで図2に示した時
定数演算部11c、時定数設定部11d、遅れ処理部1
1eと同じ処理を行い、 MD=MD-1+(V−MD-1)×(1−e-t/T) の式により補正信号MD(MDa,MDb)を算出す
る。ステップS3の判定が否定された場合は、ステップ
S5で圧力センサ25a,25bの信号(パイロット圧
信号)Pa,Pbをそのまま補正信号MDa,MDbと
置く。
どうかを判断し、ONでない場合にはステップS7に進
み、指令信号ia ,ib をia=MDa,ib=MD
bと置く。即ち、補正信号MDa,MDbをそのまま指
令信号とする。ステップS6で指示信号ZがONである
と判断された場合には、ステップS8に進み、ia=M
Da×K,ib=MDb×Kの演算を行う。ここでKは
K<1、例えばK=0.5である。即ち、補正信号MD
a,MDbをそのまま指令信号とせずに、それより小さ
い値を指令信号とする。次いで、ステップS9で上記指
令信号ia,ibを電磁比例弁24a,24bに出力す
る。
場合は、通常通りに油圧アクチュエータ4の動作速度を
制御でき、スイッチ26をONした場合は、油圧アクチ
ュエータ4の微操作比例制御が可能となると共に、スイ
ッチ26がON、OFFのいずれの場合もステップS4
の処理により必要なときのみ遅れ処理を加え、ジャーキ
ングを防止した制御が可能となる。
コン制御の補正処理は省略しても良いし、微操作比例制
御以外の制御であってもよい。
する。本実施形態は操作レバー装置に油圧パイロット式
を用い、かつ方向切換弁は電磁比例弁で操作し任意のマ
イコン制御を行えるようにしたものである。図中、図1
及び図5に示す部材と同等のものには同じ符号を付して
いる。
圧信号発生部10cに接続されたパイロットライン15
e,15fには油圧信号であるパイロット圧を検出する
圧力センサ25a,25bが設けられ、圧力センサ25
a,25bからのパイロット圧信号Pa,Pbはコント
ローラ11Dに入力される。電磁比例弁12a,12b
は、コントローラ11Dから出力される指令信号ia,
ibにより作動し、パイロットポンプ14からの圧力を
元圧にして指令信号ia,ibに応じた油圧信号PL
a,PLbを生成する。方向切換弁5はこの油圧信号P
La,PLbに応じて切り換え操作され、指令信号i
a,ibに応じてアクチュエータ4の動作速度が制御さ
れる。
と同様、パイロット圧信号Pa,Pbに対しマイコン制
御のための補正と、必要に応じ遅れ処理のための補正を
加える。マイコン制御の補正処理は例えば図6のフロー
チャートにステップS8で示した微操作比例制御であ
り、遅れ処理も図9のフローチャートにステップS4で
示したものと同じである。また、本実施形態では電磁比
例弁12a,12bの油圧源がパイロットポンプ14で
あるため、電磁比例弁12a,12bは操作レバー装置
10Cで発生したパイロット圧よりも高い油圧信号を生
成することができ、コントローラ11Dで加えるマイコ
ン制御の補正は、操作レバー装置10Cで発生したパイ
ロット圧を減圧側に補正するだけでなく、増圧側にも補
正できるため、コントローラ11Dは任意のマイコン制
御を行うことができる。そして、このような任意のマイ
コン制御に対して、スイッチ26がON、OFFのいず
れの場合も、必要なときのみ遅れ処理を加え、ジャーキ
ングを防止した制御が可能となる。
てFFT処理、周期及び振幅の算出手段等を例示した
が、操作レバー信号に対し、ハイパスフィルタあるいは
バンドパスフィルタを介し、所望の周波数信号のみを抽
出するようにしても良い。
こと無く簡単な構成で必要なときだけ操作信号に遅れ処
理が加えられるようになるので、機体の揺れとオペレー
タの揺れとが影響し合って生じるジャーキングを防止で
き、かつ通常作業の応答性は低下せず作業効率を向上す
ることができる。
装置の構成を示す図である。
けるコントローラの処理機能を示すブロック図である。
装置におけるコントローラの処理機能を示すブロック図
である。
装置におけるコントローラの処理機能を示すブロック図
である。
装置の構成を示す図である。
けるコントローラの処理機能を示すフローチャートであ
る。
装置の構成を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】操作レバー装置から出力される操作信号に
より方向切換弁を切り換え操作し、アクチュエータに供
給される圧油の方向と流量を切り換え制御する方向切換
弁制御装置において、 前記操作レバー装置から出力される操作信号が所定の振
動状態にあるかどうかを判定する判定手段と、 前記操作信号が所定の振動状態にあると判定されると、
その振動状態を減衰するよう操作信号に遅れ処理を加え
る信号処理手段とを備えることを特徴とする方向切換弁
制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の方向切換弁制御装置におい
て、前記所定の振動状態は、機体とオペレータを含めた
系の固有振動数に基づき前記操作レバー装置の操作時に
生じる振動状態であることを特徴とする方向切換弁制御
装置。 - 【請求項3】請求項1記載の方向切換弁制御装置におい
て、前記判定手段は前記操作信号が所定の周期で変化し
ているかどうかを判定することにより、操作信号が所定
の振動状態にあるかどうかを判定することを特徴とする
方向切換弁制御装置。 - 【請求項4】請求項3記載の方向切換弁制御装置におい
て、前記判定手段は、前記操作信号をFFT解析し、前
記操作信号が所定の周期で変化しているかどうかを判定
することを特徴とする方向切換弁制御装置。 - 【請求項5】請求項3記載の方向切換弁制御装置におい
て、前記判定手段は、前記操作信号の増減の変化量と周
期を計算し、前記操作信号が所定の周期で変化している
かどうかを判定することを特徴とする方向切換弁制御装
置。 - 【請求項6】請求項1記載の方向切換弁制御装置におい
て、前記信号処理手段は前記操作信号の変化量に応じて
遅れ処理の程度を変化させることを特徴とする方向切換
弁制御装置。 - 【請求項7】請求項1記載の方向切換弁制御装置におい
て、前記信号処理手段は前記操作信号の変化の周期に応
じて遅れ処理の程度を変化させることを特徴とする方向
切換弁制御装置。 - 【請求項8】請求項1記載の方向切換弁制御装置におい
て、前記信号処理手段は前記操作信号の変化量と周期に
応じて遅れ処理の程度を変化させることを特徴とする方
向切換弁制御装置。
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