JP2000291100A - 便器脱臭装置 - Google Patents

便器脱臭装置

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JP2000291100A
JP2000291100A JP11101039A JP10103999A JP2000291100A JP 2000291100 A JP2000291100 A JP 2000291100A JP 11101039 A JP11101039 A JP 11101039A JP 10103999 A JP10103999 A JP 10103999A JP 2000291100 A JP2000291100 A JP 2000291100A
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toilet
suction
block
deodorizing
blower
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JP11101039A
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English (en)
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Shiro Takeshita
志郎 竹下
Yoshifumi Moriya
好文 守屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は脱臭時の捕集効率を向上させる便器
脱臭装置に関するものであり、自己発熱型分解触媒の発
熱作用を利用して吸引風量を上げることを可能にした還
流捕集方式による捕集効率の向上を実現することであ
る。 【解決手段】 便器脱臭装置は送風機19、脱着用ヒー
タ20、吸着剤21、自己発熱型分解触媒22等を有す
る脱臭ブロック15と、ダクト23を介して連通された
吸引部13と送出部14を有する便器11内に還流流れ
を形成する捕集ブロック10から構成され、送出部14
から便器11内に吹出される流れを使って本体風路18
内の自己発熱型分解触媒22の発熱作用により温冷感調
整が行えるため捕集ブロック10の風量を増加すること
ができ捕集効率を大幅に向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は便器内で発生した臭
気を空気流と共に吸引捕集し脱臭を行う脱臭装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の脱臭装置は、よく知られて
いる脱臭手段としては図8に示すように、便器1と便蓋
2を備えた便座3との間隙4に先端に吸引口5を有する
吸引ダクト6を挿入して便器内部7の臭気を活性炭等か
らなる脱臭剤と吸引用の送風機等を有する脱臭器8で処
理するものや、便器設置空間9に設置して便器内部7か
ら便器設置空間9に拡散した臭気を白金触媒等の触媒で
分解脱臭するものがある。図中矢印は臭気の流れを示
す。また最近では図8には示していないが便座一体型の
温水洗浄便座内に組込まれた脱臭剤と送風機で構成され
る脱臭回路で便器1の後部から吸引し便器設置空間9内
に放出している。上記3例はいずれも臭気を吸引して処
理した後は便器設置空間9内に放出するものであるが、
特開平03−228931にはオゾン発生部を有する脱
臭器本体の吸引口と吹出口を便器内部7を臨む位置に設
け、吹出口よりオゾンを発生させ臭気成分の分解を行
い、また吹出されるオゾン濃度を希薄化するために循環
風路を形成させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吸引口5だけを有する脱臭器8の場合、脱臭器8の
本体と吸引ダクト6が一体化されているため、間隙4の
一部からしか吸引できず、しかも人体の温冷感から0.
1m3/分以下程度の風量でしか吸引できないため一部の
臭気しか捕集されていない。また一旦便器設置空間9に
臭気が拡散した場合、便器使用者が臭覚を感じた後から
脱臭が開始されるため換気扇同様便器使用者にとっては
ほとんど脱臭効果を感じない。一方、吸引口と吹出口を
有し循環させる捕集手段の場合も温冷感の面で十分な吹
出し流速が得られないため、循環させて捕集する効果が
十分に引き出せず、またオゾンを便器内へ吹出すことに
よる人体への影響も考えられる。さらに上記いずれの脱
臭器もアンモニアを代表とする窒素系や硫化水素を代表
とするイオウ系の臭気成分に対して十分満足できる脱臭
効果が得られていないという課題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、便器設置空間に設置された便座を備えた便
器内に開口する吸引部と送出部を有する捕集ブロック
と、捕集ブロックとダクトを介して接続される吸込口と
吹出口とを両端とする本体風路内に送風機と脱着用ヒー
タと吸着剤と自己発熱型分解触媒を配設し、送風機と脱
着用ヒータと自己発熱型分解触媒の運転動作を制御し、
室温検知手段と人体検知手段を備えた制御回路を有する
脱臭ブロックとを具備し、人体検知手段により人体が検
知されると室温検知手段の信号から送風機または送風機
に加えて自己発熱型分解触媒に通電され、便器内空気が
吸引部から脱臭ブロックを通り送出部より再度便器内へ
還流されるようにしたもので、脱臭ブロックを構成する
自己発熱型分解触媒の分解を生じない低温レベルでの発
熱作用を利用して、制御回路に予め室温検知手段からの
信号と自己発熱型分解触媒の発熱量と動作電圧及び送風
機出力の関係を人間の温冷感の面から求め、その制御シ
ーケンスを用いて脱臭運転を行うため、温冷感の限界値
が従来の脱臭器以上の吸引及び送出風量に設定でき、そ
の結果臭気を便器外へ出さない還流の流れを便器上に形
成でき、かつ連続的に空気流と共に臭気成分を吸着剤へ
導くことができるため臭気の捕集効率が向上でき、脱臭
に対する性能を大きく向上させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
便器設置空間に設置された便座を備えた便器内に開口す
る吸引部と送出部を有する捕集ブロックと、捕集ブロッ
クとダクトを介して接続される吸込口と吹出口とを両端
とする本体風路内に送風機と脱着用ヒータと吸着剤と自
己発熱型分解触媒を配設し、送風機と脱着用ヒータと自
己発熱型分解触媒の運転動作を制御し、室温検知手段と
人体検知手段を備えた制御回路を有する脱臭ブロックと
を具備し、人体検知手段により人体が検知されると室温
検知手段の信号から送風機または送風機に加えて自己発
熱型分解触媒に通電され、便器内空気が吸引部から脱臭
ブロックを通り送出部より再度便器内へ還流されるよう
にしたもので、便器設置空間に便器使用者が入ると人体
検知手段が感知しそれと同時に室温検知手段によりその
時の室温が検知され室温検知信号から予め設定されてい
る送風機と自己発熱型分解触媒の発熱出力で脱臭運転が
開始され、使用者が便座に座った時点ですでに脱臭が行
われているため、排便時の臭気成分は拡散することなく
還流の流れによって脱臭処理される。その際の臭気成分
を捕集する空気の流れを説明すると、排便中は使用者の
臀部により便器内空間が前方一部と便器と便座の間隙以
外は塞がれることになるため、便器内空間はある程度密
閉された空間が形成され、便器内部に発生した臭気は発
生個所近傍に設けられた唯一の吸引部から吸込まれるこ
とになる。また相対する側に設けられた送出部からも脱
臭ブロックを通って減臭された空気流れにより吸引部側
へ押し込む作用を受ける。一方、吸着剤は高温になると
脱着を始めるが、吸引される空気の流れは、便器前方一
部から便器設置空間内の空気も引き込まれるため温度上
昇は小さく、又自己発熱型分解触媒からの熱の影響も自
己発熱型分解触媒が吸着剤の下流側に離れて配設されて
いるので問題ない。その結果、排便を完了して使用者が
便座から立上がっても臭気をほとんど感じない脱臭を実
現することができる。また脱着の心配がなく自己発熱型
分解触媒の発熱作用を利用することにより温冷感を満足
させる空気の流れを送出部から便器内へ還流させること
ができるため、温冷感から設定されている従来の吸引風
量の限界値を引き上げることが出来、より捕集能力の向
上を図ることができる。さらに上記作用により暖房便座
の代りの効果も得られ、また使用時のみ自己発熱型分解
触媒を動作させるので常時通電を必要としないため省エ
ネルギー効果も得られる。
【0006】請求項2記載の発明は、捕集ブロックを便
器と便座の間隙部に配し着脱自在としたもので、排便中
に臭気が漏れる大きな原因となっている間隙部が塞がれ
て便器内空間の密閉性が上がり同一風量においても捕集
能力がさらに向上する。また、洗浄便座や暖房便座の取
付け有無に関係なくどんな種類の便器にも取り付けが可
能であり、さらに着脱自在としているため脱臭ブロック
単体でも便器設置空間やその他の部屋の脱臭用途に対応
出来、また捕臭ブロックをその都度取除くことによって
支障なく便器を掃除することができ、捕集ブロック自体
の手入れも簡単に行える。
【0007】請求項3記載の発明は、送出部が複数個か
らなる捕集ブロックを有したもので、便器空間周囲の複
数の個所から還流されてきた空気を便器中心へ送るた
め、より便器内臭気を便器外へ逃がすことなく脱臭ブロ
ックへ送り込むことができ、逆に少ない吸引風量で同様
の捕集効果が得られる。
【0008】請求項4記載の発明また、送出される流れ
が吸引部方向に向けられた送出部を有するもので、便器
周囲の複数の個所から吸引部に向けた流れを作ることに
より発生臭気が吸引部へ容易に導かれる。
【0009】また請求項5記載の発明は、捕集ブロック
が配設されていない間隙部に漏れ防止手段を配すること
により、便器内空間の密閉性を増すことができ同一還流
風量においてもさらに捕集性能が向上する。
【0010】また請求項6記載の発明は、人体検知手段
からの信号が解除されると自己発熱型分解触媒への通電
は停止すると共に送風機の回転数を通常運転回転数より
高速回転で一定時間運転を行う制御回路を有するもの
で、使用者が便座から立上がり便器内空間が開放される
と同時に自己発熱型分解触媒への通電を行っている場合
は停止して、高速で送風機のみを回転させ残留臭気が便
器内から便器設置空間に拡散するのを防止することがで
きる。
【0011】また請求項7記載の発明は、捕集ブロック
または脱臭ブロックの吸引側に吸引サーミスタと開閉手
段を有する開口部を設け、吸引サーミスタの値が設定吸
引温度以上になった時または人体検知手段からの信号が
解除された時、開閉手段を開き開口部より便器設置空間
内の空気も同時に吸引するもので、特に室温が低い冬場
は温風が便器内へ送出され、吸引部から臭気成分と共に
吸引される空気流は、便器前方や間隙部から入る便器設
置空間内の空気と混合するが温度が上昇する傾向にあ
り、吸着剤から今迄吸着した成分が逆に脱着する可能性
が生じる。しかし吸引サーミスタの吸引温度設定を行う
ことによって開閉手段を動作させ便器設置空間に通じる
開口部からより多くの冷たい空気を吸気側へ混合するこ
とが可能となり吸着剤からの臭気成分の脱着を防止でき
る。また使用者が便器設置空間から出ていった後も便器
内と同時に便器設置空間の脱臭が行われるため、一部便
器設置空間に拡散した臭気も除去でき、直後に次の使用
者が入室した場合も臭気を感じることなく快適に使用す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける便器脱臭装置の構成図と設置状態を示すものであ
る。便器脱臭装置は大きく二つのブロックから構成され
る。一つは捕集ブロック10で、便器11内に開口する
箇所に図1では便座12を開いた状態を示すもので後方
に略対向して吸引部13と送出部14を設けている。一
方もう一つのブロックである脱臭ブロック15は、吸込
口16と吹出口17を両端とする本体風路18内に送風
機19、脱着用ヒータ20、吸着剤21、自己発熱型分
解触媒22とが順次配設され、特に吸着剤21と自己発
熱型分解触媒22は離し設けてあり、吸込口16と吹出
口17が捕集ブロック10の吸引部13と送出部14と
にそれぞれフレキシブルなダクト23で接続連通されて
いる。
【0014】送風機は図1では上流側に設けているが下
流側に設けてもよい。また脱臭ブロック15には設置さ
れている便器設置空間24の室温を検知するサーミスタ
等からなる室温検知手段25と、便器使用者が便器設置
空間に入室したことを検知する赤外線センサーや超音波
センサーまたは着座スイッチ等からなる人体検出手段2
6が取付けられ、それらを動作させると共に送風機19
や脱着用ヒータ20、自己発熱型分解触媒22の運転動
作を制御する制御回路27を有している。脱臭ブロック
15は図示するように便器11と離して設置するだけで
なく、便器の横や後方に取付けてもよい。また、捕集ブ
ロック10も便器11内に開口する箇所であれば便座1
2に限らず便器11の周囲や便器11の後方スペースで
もよい。次に動作、作用について説明する。便器設置空
間24に使用者が入室すると人体検知手段26から入室
信号と同時に室温検知手段25からもその時の室温信号
が制御回路27へ送られ、制御回路27により室温検知
信号から予め設定されている送風機19と自己発熱型分
解触媒22の動作出力で脱臭ブロック15の運転が開始
される。例えば冬場の寒い時は送出部14からの流れは
40℃前後の温風であるが、夏場の暑い時は自己発熱型
分解触媒22への通電を行わず送風機19のみの冷風と
なる。
【0015】そのため使用者が便座12に座った時には
すでに脱臭動作が始まっており、臭気は便器11の前方
一部と便器11と便座12の間隙部28から便器11外
へ拡散しようとするが、発生個所近傍に設けられた吸引
部13から空気の流れと共に吸込まれると同時に、また
相対する側に設けられた送出部14からの還流の流れに
よって吸引部13側へ押し込まれる作用を受け、さらに
温冷感から設定されている吸引風量の限界値が、自己発
熱型分解触媒22の発熱作用により温冷感を満足させる
空気の流れを送出部14から便器11内へ還流させるこ
とで高く出来るため、吸引及び送出風量を増すことがで
き、臭気成分は便器11外に拡散することなく吸引部1
3から脱臭ブロック15に送られる。図中白抜き矢印は
吸引された便器内臭気の流れと脱臭後の吹出される流れ
を示すものである。
【0016】また脱臭ブロック15における脱臭作用
は、先ずゼオライトや活性炭等から成る吸着剤21で臭
気成分を吸着し、吸着容量に達する前に便器が使用され
ない時間帯等に脱着用ヒータ20を通電して臭気成分を
吸着剤21から脱着させ、同時に酸化触媒からなる自己
発熱型分解触媒22を本来の使い方で通電し、高温状態
に保持し脱着させた臭気成分を通過させて炭酸ガスと水
に分解して送出部14から便器11内へ送りだすもので脱
臭ブロック15としては吸着容量に左右されず半永久的
に使用できるようになっている。
【0017】(実施例2)図2は本発明の実施例2にお
ける便器脱臭装置の設置外観図である。実施例1と異な
る点は、捕集ブロック10を便器11と便座12との間
隙部28に設け、着脱自在に動かせるようにした点であ
る。
【0018】なお実施例1と同一符号の部分は同一構造
を有し説明は省略する。次に動作、作用について説明す
ると、排便中に臭気が便器設置空間24に漏れる大きな
原因となっている間隙部28が捕集ブロック10によっ
て一部塞がれ、便器11内の密閉性が上がることによっ
て捕集能力が向上する。また、洗浄便座や暖房便座の取
付け有無に関係なくどんな種類の便器11にも取り付け
ることができ、また着脱自在としているため脱臭ブロッ
ク15単体でも便器設置空間24やその他の部屋の脱臭
用途に対応出来、さらに捕臭ブロック10を取り外せば
支障なく便器11を掃除することができ、捕集ブロック
10自体の手入れも簡単に行える。
【0019】(実施例3)図3は本発明の実施例3にお
ける便器脱臭装置の要部設置状態図である。
【0020】実施例1または実施例2と異なる点は、捕
集ブロック10のうち送出部14とは別に吸引部13の
横にもう一個の送出部29を設け合計二箇所に送出部を
取付けた点である。
【0021】次に動作、作用を説明すると、便器11の
左右から便器中心側への空気の流れが形成され相対する
送出部14から押されて便器11外へ出ようとする流れ
が抑制され臭気成分と共に中心側へ導かれる。
【0022】(実施例4)図4は本発明の実施例4にお
ける便器脱臭装置の要部設置状態図である。
【0023】実施例3と異なる点は、吹出される流れが
吸引部13の方向に向けられた送出部30を設けた点で
ある。吸引部13の方向に向けた流れを作ることにより
さらに臭気成分が空気の流れと共に吸引部13へ容易に
導かれる。
【0024】(実施例5)図5は本発明の実施例5にお
ける便器脱臭装置の設置外観図である。実施例1から実
施例4と異なる点は、捕集ブロック10が配設されてい
ない間隙部28にゴムや樹脂等の弾性を有する材料から
成る漏れ防止手段31を設けた点で、便器11内の空間
の密閉性を上げるものである。設置は例えば、便器11
の上面や便座12の裏に固定したり、便座12と一体成
形で構成してもよい。
【0025】(実施例6)図6は本発明の実施例6にお
ける便器脱臭装置の動作状態図である。
【0026】使用者が図1に示す便座12から立上がり
便器11内の空間が開放され人体検知手段26からの信
号が解除されると同時に自己発熱型分解触媒22への通
電は停止して高速で送風機19のみを回転させ、一定時
間(T)の高速運転を行う制御回路27を有するもので
ある。
【0027】(実施例7)図7は本発明の実施例7にお
ける便器脱臭装置の構成図である。
【0028】一つは吸引サーミスタ32の値が予め設定
されている設定温度の値以上になる時、もう一つは人体
検知手段26からの信号が解除された時に、電磁弁やダ
ンパー機構等からなる開閉手段33を開き開口部34よ
り便器設置空間24内の空気も同時に吸引するもので
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明によれば、自己発熱型分解触媒を分解現象が始まらな
い温度範囲でヒータとして利用するもので、送出部から
温風が吹出せる還流方式の捕集ブロックを構成している
ため、臀部に対する風量と温冷感の関係が変わり、従来
設定されていた吸引風量の限界値を引き上げることがで
き、その結果、より捕集能力の向上を図ることができ
る。また合わせて便器内に発生した臭気を発生個所近傍
に設けた吸引部から吸込むと同時に相対する側に設けた
送出部からも吸引部側へ押し込むのでより効果を上げる
ことができる。さらに人体検出手段の信号から使用者が
便座に座った時にはすでに脱臭を行っているため、臭気
は便器外に拡散される前に処理でき、その結果、排便を
完了して使用者が便座から立上がっても臭気をほとんど
感じない脱臭を実現することができる。また冬期は温風
吹出しにより暖房便座の代りの効果も得られ、また使用
時のみヒータを動作させるので常時通電を必要とせず省
エネルギー効果も得られる。
【0030】また請求項2記載の発明によれば、捕集ブ
ロックを便器と便座の間隙部に着脱自在の状態で取付け
た場合、排便中に臭気が便器外に漏れる大きな構成要因
となっている間隙部の一部が塞がり捕集効果をさらに向
上できる。また、どんな種類の便器にも取り付けること
ができ、捕集ブロックを分離させて脱臭ブロック単独で
脱臭装置として利用できる。
【0031】また、請求項3記載の発明によれば、便器
内空間を臨む複数の送出部から還流されてきた流れを便
器中心側へ押し込む構成とした場合、便器内臭気を便器
外へ逃がすことなく脱臭ブロックへ送り込むことがで
き、逆に少ない吸引風量で同様の効果が得ることができ
る。
【0032】また、請求項4記載の発明によれば、吸引
部に向けた流れを形成する送出部を設けた場合、臭気成
分を含んだ空気の流れをより容易に吸引部へ導くことが
できる。
【0033】さらに、請求項5記載の発明によれば、漏
れ防止手段を間隙部に設けた場合、便器内空間の密閉性
を上げることができ、さらに捕集性能を向上することが
できる。
【0034】また、請求項6記載の発明によれば、便器
使用後は高速で送風機を回転し、残留臭気が便器内から
便器設置空間に拡散することを防止できる。
【0035】また、請求項7記載の発明によれば、吸引
温度を判定して便器設置空間の空気を取入れた場合脱臭
時に吸着剤から脱着が生じることを防止できる。また、
使用者が便器設置空間から出た後に便器内と同時に便器
設置空間の脱臭を行うため、直後に次の使用者が入室し
ても臭気を感じることなく快適に便器を使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における便器脱臭装置の構成
【図2】本発明の実施例2における便器脱臭装置の設置
外観図
【図3】本発明の実施例3における便器脱臭装置の要部
状態図
【図4】本発明の実施例4における便器脱臭装置の要部
設置状態図
【図5】本発明の実施例5における便器脱臭装置の設置
状態図
【図6】本発明の実施例6における便器脱臭装置の動作
状態図
【図7】本発明の実施例7における便器脱臭装置の構成
【図8】従来の便器脱臭装置の設置外観図
【符号の説明】
10 補集ブロック 11 便器 12 便座 13 吸引部 14 送出部 15 脱臭ブロック 16 吸込口 17 吹出口 18 本体風路 19 送風機 20 脱着用ヒータ 21 吸着剤 22 自己発熱型分解触媒 23 ダクト 24 便器設置空間 25 室温検知手段 26 人体検出手段 27 制御回路 28 間隙部 29、30 送出部 31 漏れ防止手段 32 吸引サーミスタ 33 開閉手段 34 開口部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器設置空間内に設置された便座を備え
    た便器内に開口する吸引部と送出部を有する捕集ブロッ
    クと、前記捕集ブロックとダクトを介して接続される吸
    込口と吹出口とを両端とする本体風路内に送風機と脱着
    用ヒータと吸着剤と自己発熱型分解触媒を配設し、前記
    送風機と前記脱着用ヒータと前記自己発熱型分解触媒の
    運転動作等を制御し、室温検知手段と人体検知手段を備
    えた制御回路を有する脱臭ブロックとを具備し、前記人
    体検知手段により人体が検知されると前記室温検知手段
    の信号から前記送風機または前記送風機に加えて前記自
    己発熱型分解触媒に通電され、前記便器内空気が前記吸
    引部から前記脱臭ブロックを通り前記送出部より再度前
    記便器内へ還流されることを特徴とする便器脱臭装置。
  2. 【請求項2】 捕集ブロックを便器と便座の間隙部に配
    して着脱自在としたことを特徴とする請求項1記載の便
    器脱臭装置。
  3. 【請求項3】 送出部が複数個からなる捕集ブロックを
    有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    便器脱臭装置。
  4. 【請求項4】 吹出される流れが吸引部方向に向けられ
    た送出部を有することを特徴とする請求項3記載の便器
    脱臭装置。
  5. 【請求項5】 捕集ブロックが配設されていない間隙部
    に漏れ防止手段を配したことを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれか1項に記載の便器脱臭装置。
  6. 【請求項6】 人体検知手段からの信号が解除されると
    自己発熱型分解触媒への通電は停止すると共に送風機の
    回転数を通常運転回転数より高速回転で一定時間運転を
    行う制御回路を有することを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1項に記載の便器脱臭装置。
  7. 【請求項7】 捕集ブロックまたは脱臭ブロックの吸引
    側に吸引サーミスタと開閉手段を有する開口部を設け、
    吸引サーミスタの値が設定吸引温度以上になった時また
    は人体検知手段からの信号が解除された時、前記開閉手
    段を開き前記開口部より便器設置空間内の空気も同時に
    吸引することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    1項に記載の便器脱臭装置。
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