JP2000291154A - バルコニー付きユニット建物 - Google Patents

バルコニー付きユニット建物

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JP2000291154A
JP2000291154A JP11101454A JP10145499A JP2000291154A JP 2000291154 A JP2000291154 A JP 2000291154A JP 11101454 A JP11101454 A JP 11101454A JP 10145499 A JP10145499 A JP 10145499A JP 2000291154 A JP2000291154 A JP 2000291154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観意匠性を損なわず歩行等に支障のない広
い連続したバルコニーを形成できるバルコニー付きユニ
ット建物を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明のバルコニー付きユニット建物T
は、居室建物ユニット1と、前記居室建物ユニット1の
内部の一側を居室部3Aに、他側をバルコニー部3Bと
すると共に、バルコニー部3Bの少なくとも一個の柱を
省略した柱省略角部Aを有するバルコニー部付き建物ユ
ニット3とからなり、バルコニー部3Bを屋外側に、居
室部3Aを隣接する居室建物ユニット1に突き合わせて
配置し、柱省略角部Aの天井梁から、隣接する居室建物
ユニット1の天井梁に渡る補強梁4を架け渡してなるこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニー付きユ
ニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バルコニー付きユニット建物とし
ては、特許公報第2610755号に記載されているも
のが知られている。上記公報記載のバルコニー付きユニ
ット建物は、内部に区画されたバルコニー部と居室部と
が形成された建物ユニットと、この建物ユニットの前側
に連結され、前記バルコニー部の床と連続する床を有す
る前側バルコニーユニットと、この前側バルコニーユニ
ットの横側に連結される横側バルコニーユニットとを含
んで構成されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特許公報第261
0755号記載のバルコニー付きユニット建物において
は、バルコニー付きユニット建物を複数隣接配置する
と、バルコニー部の柱が外部に露出するので、外観意匠
性を損なわれるという問題がある。また、バルコニー部
の前側または横側に、バルコニー部の床と連続する床を
有するバルコニーユニットを連結すると、広い連続した
バルコニーを形成できるが、バルコニー部の柱が床から
突き出て露出するので、外観意匠性を損なうと共に、歩
行等の邪魔になるという問題がある。
【0004】本発明は、上述のような従来技術の問題点
を解消するためになされたものであって、外観意匠性を
損なわずに歩行等に支障のない広い連続したバルコニー
を形成できるバルコニー付きユニット建物を提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
柱と梁から略箱形に形成された居室建物ユニットと、前
記居室建物ユニットの内部の一側を居室部に、他側をバ
ルコニー部とすると共に、バルコニー部の少なくとも一
個の柱を省略した柱省略角部を有するバルコニー部付き
建物ユニットとからなり、前記バルコニー部付き建物ユ
ニットのバルコニー部を屋外側に、居室部を隣接する居
室建物ユニットに突き合わせて配置し、柱省略角部の天
井梁から、隣接する建物ユニットの天井梁に渡る補強梁
を架け渡してなることを特徴とするバルコニー付きユニ
ット建物である。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載のバ
ルコニー付きユニット建物において、複数の前記居室建
物ユニットと複数の前記バルコニー部付き建物ユニット
を備え、バルコニー部付き建物ユニットの居室部とバル
コニー部を隔てるそれぞれの区画壁を連続させると共
に、前記柱省略角部を互いに突き合わせて配置してなる
ことを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のバルコニー付きユニット建物において、前記バル
コニー部の前側または横側に、バルコニー部の床と連続
する床を有するバルコニーユニットを連結してなること
を特徴としている。
【0008】上記請求項1〜3記載のバルコニー付きユ
ニット建物が複数階でなる場合、バルコニー部を下階部
分または上階部分のいずれに設けてもよい。
【0009】(作用)請求項1記載のバルコニー付きユ
ニット建物においては、バルコニー部の少なくとも一個
の柱を省略した柱省略角部を有しているので、柱を取り
除くことによりバルコニー部で柱の露出がなく、外観意
匠性がよい。また、柱省略角部の天井梁から、隣接する
建物ユニットの天井梁に渡る補強梁を架け渡しているの
で、柱省略角部の柱を取り除いてもバルコニー付きユニ
ット建物の天井構造強度を確保できる。
【0010】請求項2記載のバルコニー付きユニット建
物においては、さらに、複数のバルコニー部付き建物ユ
ニットの居室部とバルコニー部を隔てるそれぞれの区画
壁を連続させると共に、柱省略角部を互いに突き合わせ
て配置しているので、柱を取り除くことにより柱の露出
がなく、外観意匠性のよい間口の広い連続したバルコニ
ー部を形成できる。
【0011】請求項3記載のバルコニー付きユニット建
物においては、さらに、前記バルコニー部の前側または
横側に、バルコニー部の床と連続する床を有するバルコ
ニーユニットを連結しているので、広い連続したバルコ
ニーを形成できる。そして、柱省略角部の柱を取り除く
ことにより、バルコニー部の床から柱が突き出ていない
ので、外観意匠性がよいと同時に、歩行等に支障がな
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図6は、
本発明の一実施の形態であって、図1(イ)図はバルコ
ニー付きユニット建物の斜視図、(ロ)図は(イ)図に
示すユニット建物の2階部分のの平面図である。図2は
図1の変形例を示す平面図、図3は図1の別の変形例を
示す平面図である。図4は建物ユニットの斜視図、図5
は柱省略建物ユニットの斜視図、図6はバルコニー部付
き建物ユニットの斜視図である。
【0013】図1〜図6において、Tはバルコニー付き
ユニット建物、1は居室建物ユニット、2は柱省略建物
ユニット、3はバルコニー部付き建物ユニットである。
本実施例のバルコニー付きユニット建物Tは、図1に示
すように、2階建てであって、1階部分に4つの居室建
物ユニット1、1、・・を配置し、2階部分に二つの居
室建物ユニット1、1と二つのバルコニー部付き建物ユ
ニット3、3を配置している。上記居室建物ユニット1
は、図4に示すように、四隅の柱11、11、・・と、
床梁12、12、・・と、天井梁13、14、15、1
5を箱形に接合し居室部1Aを形成している。柱11と
床梁12、および柱11と天井梁13、14、15と
は、いずれも、ジョイントピース16を介して接合され
ている。
【0014】上記バルコニー部付き建物ユニット3は、
図6に示すように、前記居室建物ユニット1の内部を区
画壁37で区画し、区画壁37の一側を居室部3Aに、
他側をバルコニー部3Bとすると共に、バルコニー部3
Bの一方の柱を省略した柱省略角部A(図1(ロ)図参
照)を有している。この柱省略角部Aには、建物ユニッ
ト3の輸送途上では仮柱36が設けられており、この仮
柱36の上端は短柱34と、下端は短柱35と接続され
る。そして、建築現場において上記仮柱36は取り外さ
れる。従って、バルコニー部付き建物ユニット3は、三
隅の柱31、31、31と、上下の短柱34、35と、
床梁32、32、・・と、天井梁33、33、・・とを
箱形に接合して構成されている。また、バルコニー部3
Bには、柱31と短柱35間に袖壁39が設けられ、柱
省略角部Aと区画壁37との間は開口され、床38には
床板が貼設されている。また、区画壁37には居室部3
Aからバルコニー部3Bに通じる開口部(不図示)が設
けられている。
【0015】上記バルコニー付きユニット建物Tにおい
ては、バルコニー部付き建物ユニット3のバルコニー部
3Bを屋外側に向け、居室部3Aを前記居室建物ユニッ
ト1に突き合わせて配置し、柱省略角部Aの天井梁33
から、隣接する居室建物ユニット1の天井梁15に渡る
補強梁4を架け渡している。上記補強梁4は、隣接する
バルコニー部付き建物ユニット3、3間の隙間、および
居室建物ユニット1、1間の隙間に設けられ、補強梁4
の一端を柱省略角部Aの短柱34に、他端を居室建物ユ
ニット1の柱11に連結固定し、中央部を4つの角部が
突き合わされたそれぞれの柱11、11、31、31に
固定している。
【0016】そしてまた、上記バルコニー付きユニット
建物Tにおいては、二つのバルコニー部付き建物ユニッ
ト3、3のそれぞれの区画壁37、37を連続させ、柱
省略角部Aを互いに突き合わせて配置している。
【0017】図2に示すバルコニー付きユニット建物T
においては、上記補強梁4に加えて補強梁4Aを追加し
て設けている。補強梁4Aは、補強梁4と直交し、一方
のバルコニー部3Bの天井梁33から他方の天井梁33
に架け渡している。
【0018】図3に示すバルコニー付きユニット建物T
においては、さらに、上記図2に示すユニット建物Tの
柱省略角部Aに加えて柱省略角部Bを設けている。上記
バルコニー付きユニット建物Tの2階部分は、二つのバ
ルコニー部付き建物ユニット3、3と、二つの柱省略建
物ユニット2、2とから構成されている。上記柱省略建
物ユニット2は、図5に示すように、前記建物ユニット
1の一つの柱11を省略したものであって、3隅の柱2
1、21、21と、床梁22、22、・・と、天井梁2
3、23、・・とから構成され、柱省略角部Bには、輸
送途上では仮柱25を短柱24に接続して設けている。
また、図3に示すバルコニー部付き建物ユニット3で
は、図示省略しているが、仮柱36に加えもう一方の短
辺側柱31も省略し、これを同様の仮柱としている。こ
れによって、隣接する4つの居室部2A、2A、3A、
3Aは、柱のない連続した広い居室空間となる。
【0019】上記構成になされた本実施例のバルコニー
付きユニット建物Tにおいては、いずれも、バルコニー
部3Bの一個の柱を省略した柱省略角部Aを有している
ので、バルコニー部3Bで柱の露出がなく、外観意匠性
がよい。また、柱省略角部Aの天井梁33から、隣接す
る居室建物ユニット1の天井梁15に渡る補強梁4を架
け渡しているので、バルコニー付きユニット建物Tの天
井構造強度を確保できる。
【0020】バルコニー付きユニット建物Tにおいて
は、さらに、二つのバルコニー部付き建物ユニット3、
3のそれぞれの区画壁37、37を連続させ、柱省略角
部Aを互いに突き合わせて配置しているので、柱の露出
がなく、外観意匠性のよい間口の広いバルコニー部3B
を形成できる。
【0021】図7〜図10は、本発明の別の実施の形態
であって、図7(イ)図はバルコニー付きユニット建物
の斜視図、(ロ)図は(イ)図の2階部分の平面図であ
る。図8〜図10は図7の変形例であって、いずれもバ
ルコニー付きユニット建物の平面図である。本実施の形
態において、前記実施の形態と本質的に同じものには同
符合を付けて説明を省略し、異なるものだけ別符合を付
けて説明する。図7〜図10において、T1、T2、T
3、T4はいずれもバルコニー付きユニット建物であ
る。
【0022】図7に示すバルコニー付きユニット建物T
1は、前記図1に示したバルコニー部3B、3Bの前側
に、バルコニー部3Bの床38と連続する床を有するバ
ルコニーユニット5、5を連結してなるものである。
【0023】図8に示すバルコニー付きユニット建物T
2は、同じく2階建てであって、1階部分に六つの居室
建物ユニット1、1、・・を配置し、2階部分に三つの
居室建物ユニット1、1、1と三つのバルコニー部付き
建物ユニット3、3、3を配置し、バルコニー部3B、
3B、3Bの前側に、バルコニー部3Bの床38と連続
する床を有するバルコニーユニット5、5、5を連結し
てなるものである。そして、二つの柱省略角部A、Aが
形成され、これら柱省略角部Aの天井梁から、隣接する
建物ユニット1の天井梁に渡る補強梁4を架け渡してい
る。
【0024】図9に示すバルコニー付きユニット建物T
3は、同じく2階建てであって、1階部分に六つの居室
建物ユニット1、1、・・を配置し、2階部分に五つの
居室建物ユニット1、1、・・と紙面上右下角部のバル
コニー部付き建物ユニット3とを配置し、バルコニー部
3Bの前側に、バルコニー部3Bの床38と連続する床
を有するバルコニーユニット5、5、5を連結し、さら
に、バルコニー部3Bの横側に横側バルコニーユニット
5Aを連結している。そして、一つの柱省略角部Aが形
成され、この柱省略角部Aの天井梁から、隣接する建物
ユニット1の天井梁に渡る補強梁4を架け渡している。
【0025】図10に示すバルコニー付きユニット建物
T4は、同じく2階建てであって、1階部分に七つの居
室建物ユニット1、1、・・をT字形に配置し、2階部
分に六つの居室建物ユニット1、1、・・と、さらに、
紙面上中央下側のバルコニー部付き建物ユニット3とを
配置し、バルコニー部3Bの前側に、バルコニー部3B
の床38と連続する床を有するバルコニーユニット5を
連結し、さらに、バルコニー部3Bの両横側に横側バル
コニーユニット5A、5Aを連結している。そして、二
つの柱省略角部A、Aが形成され、これら柱省略角部A
の天井梁から、隣接する建物ユニット1の天井梁に渡る
補強梁4を架け渡している。
【0026】上記構成になされた本実施の形態のバルコ
ニー付きユニット建物T1、T2、T3、T4において
は、いずれも、バルコニー部3Bの前側または横側に、
バルコニー部3Bの床38と連続する床を有するバルコ
ニーユニット5または5Aを連結しているので、広い連
続したバルコニーを形成できる。そして、バルコニー部
3Bの床38から柱が突き出ていないので、外観意匠性
がよいと同時に、歩行等に支障がない。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載のバルコニー付きユニット
建物においては、バルコニー部の少なくとも一個の柱を
省略した柱省略角部を有しているので、バルコニー部で
柱の露出がなく、外観意匠性がよい。また、柱省略角部
の天井梁から、隣接する居室建物ユニットの天井梁に渡
る補強梁を架け渡しているので、バルコニー付きユニッ
ト建物の天井構造強度を確保できる。
【0028】請求項2記載のバルコニー付きユニット建
物においては、さらに、複数のバルコニー部付き建物ユ
ニットのそれぞれの区画壁を連続させ、柱省略角部を互
いに突き合わせて配置しているので、柱の露出がなく、
外観意匠性のよい間口の広いバルコニー部を形成でき
る。
【0029】請求項3記載のバルコニー付きユニット建
物においては、さらに、前記バルコニー部の前側または
横側に、バルコニー部の床と連続する床を有するバルコ
ニーユニットを連結しているので、広い連続したバルコ
ニーを形成できる。そして、バルコニー部の床から柱が
突き出ていないので、外観意匠性がよいと同時に、歩行
等に支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であって、(イ)図はバ
ルコニー付きユニット建物の斜視図、(ロ)図は(イ)
図に示すユニット建物の2階部分のの平面図である。
【図2】図1の変形例を示す平面図である。
【図3】図1の別の変形例を示す平面図である。
【図4】居室建物ユニットの斜視図である。
【図5】柱省略建物ユニットの斜視図である。
【図6】バルコニー部付き建物ユニットの斜視図であ
る。
【図7】本発明の別の実施の形態であって、(イ)図は
バルコニー付きユニット建物の斜視図、(ロ)図は
(イ)図の2階部分の平面図である。
【図8】図7の変形例であって、バルコニー付きユニッ
ト建物の平面図である。
【図9】図7の別の変形例であって、バルコニー付きユ
ニット建物の平面図である。
【図10】図7の他の変形例であって、バルコニー付き
ユニット建物の平面図である。
【符号の説明】
T、T1、T2、T3、T4 バルコニー付きユニット
建物 1 居室建物ユニット 11 柱 12 床梁 13、14、15 天井梁 2 柱省略建物ユニット 3 バルコニー部付き建物ユニット 3A 居室部 3B バルコニー部 37 区画壁 4 補強梁 A 柱省略角部 5、5A バルコニーユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱と梁から略箱形に形成された居室建物
    ユニットと、前記居室建物ユニットの内部の一側を居室
    部に、他側をバルコニー部とすると共に、バルコニー部
    の少なくとも一個の柱を省略した柱省略角部を有するバ
    ルコニー部付き建物ユニットとからなり、前記バルコニ
    ー部付き建物ユニットのバルコニー部を屋外側に、居室
    部を隣接する居室建物ユニットに突き合わせて配置し、
    柱省略角部の天井梁から、隣接する建物ユニットの天井
    梁に渡る補強梁を架け渡してなることを特徴とするバル
    コニー付きユニット建物。
  2. 【請求項2】 複数の前記居室建物ユニットと複数の前
    記バルコニー部付き建物ユニットを備え、バルコニー部
    付き建物ユニットの居室部とバルコニー部を隔てるそれ
    ぞれの区画壁を連続させると共に、前記柱省略角部を互
    いに突き合わせて配置してなることを特徴とする請求項
    1記載のバルコニー付きユニット建物。
  3. 【請求項3】 前記バルコニー部の前側または横側に、
    バルコニー部の床と連続する床を有するバルコニーユニ
    ットを連結してなることを特徴とする請求項1または2
    記載のバルコニー付きユニット建物。
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