JP2000291728A - 相対移動自動復帰装置 - Google Patents
相対移動自動復帰装置Info
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- JP2000291728A JP2000291728A JP11098699A JP9869999A JP2000291728A JP 2000291728 A JP2000291728 A JP 2000291728A JP 11098699 A JP11098699 A JP 11098699A JP 9869999 A JP9869999 A JP 9869999A JP 2000291728 A JP2000291728 A JP 2000291728A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 81
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims abstract description 49
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 23
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 8
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水平方向に速やかに変位して、地震の揺れが
建物に伝わるのを確実に防ぐことができる免震装置を構
成することができる相対移動自動復帰装置を提供する。 【解決手段】 この相対移動自動復帰装置は、上台1と
中間台3と下台2とを備えている。上台1には、安定点
P1から徐々に立ち下がっている4つの弧状貫通穴8が
形成されている。下台2には、安定点P2から徐々に立
ち上がっている4つの弧状貫通穴15が形成されてい
る。また、中間台3の上部には、安定点P3から徐々に
立ち上がっている4対の弧状貫通穴25,26が形成さ
れ、中間台3の下部には、安定点P4から徐々に立ち下
がっている4対の弧状貫通穴35,36が形成されてい
る。円筒転動体51が、弧状貫通穴8および25,26
に嵌合しており、円筒転動体60が、弧状貫通穴35,
36および15に嵌合している。
建物に伝わるのを確実に防ぐことができる免震装置を構
成することができる相対移動自動復帰装置を提供する。 【解決手段】 この相対移動自動復帰装置は、上台1と
中間台3と下台2とを備えている。上台1には、安定点
P1から徐々に立ち下がっている4つの弧状貫通穴8が
形成されている。下台2には、安定点P2から徐々に立
ち上がっている4つの弧状貫通穴15が形成されてい
る。また、中間台3の上部には、安定点P3から徐々に
立ち上がっている4対の弧状貫通穴25,26が形成さ
れ、中間台3の下部には、安定点P4から徐々に立ち下
がっている4対の弧状貫通穴35,36が形成されてい
る。円筒転動体51が、弧状貫通穴8および25,26
に嵌合しており、円筒転動体60が、弧状貫通穴35,
36および15に嵌合している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、地震の
揺れが構造物等の免震対象に伝わるのを防ぐ免震装置と
して用いるのに好適であって、上台と下台との間の相対
的な横方向の移動を許容すると同時に、上記横動を自動
的に減衰させて上記上台と下台を初期安定位置に復帰さ
せることができる相対移動自動復帰装置に関する。
揺れが構造物等の免震対象に伝わるのを防ぐ免震装置と
して用いるのに好適であって、上台と下台との間の相対
的な横方向の移動を許容すると同時に、上記横動を自動
的に減衰させて上記上台と下台を初期安定位置に復帰さ
せることができる相対移動自動復帰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、免震装置としては、図3に示すよ
うな積層ゴムアイソレータと呼ばれるものがある。この
積層ゴムアイソレータは、薄いゴムシート201と中間
鋼板202とが交互に積層されており、この積層体の周
囲が被覆ゴム206で被覆されており、上下にフランジ
203,205を有するものである。この積層ゴムアイ
ソレータは、たとえば、上記フランジ205が地盤に固
定され、フランジ203が建物に固定される。この積層
ゴムアイソレータは、鉛直方向の大きい剛性と水平方向
の小さい剛性とを有している。
うな積層ゴムアイソレータと呼ばれるものがある。この
積層ゴムアイソレータは、薄いゴムシート201と中間
鋼板202とが交互に積層されており、この積層体の周
囲が被覆ゴム206で被覆されており、上下にフランジ
203,205を有するものである。この積層ゴムアイ
ソレータは、たとえば、上記フランジ205が地盤に固
定され、フランジ203が建物に固定される。この積層
ゴムアイソレータは、鉛直方向の大きい剛性と水平方向
の小さい剛性とを有している。
【0003】この積層ゴムアイソレータは、地震がない
ときには、鉛直方向の大きな剛性で地盤に対して建物を
支持し、地震時には、水平方向に速やかに変位して揺れ
が建物に伝わるのを防ぐ。
ときには、鉛直方向の大きな剛性で地盤に対して建物を
支持し、地震時には、水平方向に速やかに変位して揺れ
が建物に伝わるのを防ぐ。
【0004】しかし、上記積層ゴムアイソレータは、大
規模の建築物,構築物には適するが、中,小規模の建築
物,構築物に対しては水平剛性が十分に小さくなく地震
の揺れが建物に伝わるのを十分に防ぐことができないと
いう問題がある。また、風に起因して建物から伝わる引
っ張り力に対しては弱い。
規模の建築物,構築物には適するが、中,小規模の建築
物,構築物に対しては水平剛性が十分に小さくなく地震
の揺れが建物に伝わるのを十分に防ぐことができないと
いう問題がある。また、風に起因して建物から伝わる引
っ張り力に対しては弱い。
【0005】また、上記相対移動自動復帰装置のもう1
つの応用例として半導体のラッピング装置等に使用でき
る揺動可能な機械加工装置がある。従来、半導体のラッ
ピング装置を構成する機械加工装置としては、図4に示
すものがある。この機械加工装置は、下台301と上台
302の間に複数の玉303を備えている。そして、上
台302の下面302Aは略球面になっており、上記下
台301の上面301Aは略球面になっている。これに
より、上記上台302は、上記球面の中心を中心として
任意の横方向に揺動でき、また回転できる。上記上台3
02の上面302Bに半導体ウェハを搭載して、上記ウ
ェハとラッピング工具を相対回転させながら、ウェハ表
面を研磨する。
つの応用例として半導体のラッピング装置等に使用でき
る揺動可能な機械加工装置がある。従来、半導体のラッ
ピング装置を構成する機械加工装置としては、図4に示
すものがある。この機械加工装置は、下台301と上台
302の間に複数の玉303を備えている。そして、上
台302の下面302Aは略球面になっており、上記下
台301の上面301Aは略球面になっている。これに
より、上記上台302は、上記球面の中心を中心として
任意の横方向に揺動でき、また回転できる。上記上台3
02の上面302Bに半導体ウェハを搭載して、上記ウ
ェハとラッピング工具を相対回転させながら、ウェハ表
面を研磨する。
【0006】しかし、このラッピング装置は、上台30
2の下面302Aや下台301の上面301Aを球面仕
上げする必要があるから、製造コストが高いという問題
がある。
2の下面302Aや下台301の上面301Aを球面仕
上げする必要があるから、製造コストが高いという問題
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、中,小規模の建築物,構築物に適用しても、水平方
向に速やかに変位して、地震の揺れが建物に伝わるのを
確実に防ぐことができる上に引っ張り力に対しても強い
免震装置を構成できる相対移動自動復帰装置を提供する
ことにある。また、この発明の今1つの目的は、製造コ
ストが安いラッピング装置としての揺動可能な機械加工
装置を構成できる相対移動自動復帰装置を提供すること
にある。
的は、中,小規模の建築物,構築物に適用しても、水平方
向に速やかに変位して、地震の揺れが建物に伝わるのを
確実に防ぐことができる上に引っ張り力に対しても強い
免震装置を構成できる相対移動自動復帰装置を提供する
ことにある。また、この発明の今1つの目的は、製造コ
ストが安いラッピング装置としての揺動可能な機械加工
装置を構成できる相対移動自動復帰装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の相対移動自動復帰装置は、上台
と、中間台と、下台を備え、上記上台に形成されてお
り、安定点から徐々に立ち下がっている第1立ち下げ軌
道と、上記中間台に形成されており、安定点から徐々に
立ち上がっている第1立ち上げ軌道と、上記第1立ち下
げ軌道と第1立ち上げ軌道に沿って転動自在、かつ、上
記第1立ち下げ軌道と第1立ち上げ軌道に対して上下方
向に係止される第1転動部材と、上記中間台に形成され
ており、安定点から徐々に立ち下がっていて、上記第1
立ち下げ軌道と略直交する方向に延びている第2立ち下
げ軌道と、上記下台に形成されており、安定点から徐々
に立ち上がっていて、上記第1立ち下げ軌道と略直交す
る方向に延びている第2立ち上げ軌道と、上記第2立ち
下げ軌道と第2立ち上げ軌道に沿って転動自在、かつ、
上記第2立ち下げ軌道と第2立ち上げ軌道に対して上下
方向に係止される第2転動部材とを備えたことを特徴と
している。
め、請求項1の発明の相対移動自動復帰装置は、上台
と、中間台と、下台を備え、上記上台に形成されてお
り、安定点から徐々に立ち下がっている第1立ち下げ軌
道と、上記中間台に形成されており、安定点から徐々に
立ち上がっている第1立ち上げ軌道と、上記第1立ち下
げ軌道と第1立ち上げ軌道に沿って転動自在、かつ、上
記第1立ち下げ軌道と第1立ち上げ軌道に対して上下方
向に係止される第1転動部材と、上記中間台に形成され
ており、安定点から徐々に立ち下がっていて、上記第1
立ち下げ軌道と略直交する方向に延びている第2立ち下
げ軌道と、上記下台に形成されており、安定点から徐々
に立ち上がっていて、上記第1立ち下げ軌道と略直交す
る方向に延びている第2立ち上げ軌道と、上記第2立ち
下げ軌道と第2立ち上げ軌道に沿って転動自在、かつ、
上記第2立ち下げ軌道と第2立ち上げ軌道に対して上下
方向に係止される第2転動部材とを備えたことを特徴と
している。
【0009】この請求項1の発明では、たとえば、免震
装置に用いる場合、下台は地盤に固定され、上台は構築
物に固定される。そして、地震がないときには、第1転
動部材は第1立ち下げ,立ち上げ軌道の安定点に静止し
ており、第2転動部材は第2立ち下げ,立ち上げ軌道の
安定点に静止している。この状態で、上記構築物の重量
は、上台、第1転動部材、中間台、第2転動部材、下台
の順に鉛直下方に伝わり、鉛直方向の大荷重を支持でき
る。
装置に用いる場合、下台は地盤に固定され、上台は構築
物に固定される。そして、地震がないときには、第1転
動部材は第1立ち下げ,立ち上げ軌道の安定点に静止し
ており、第2転動部材は第2立ち下げ,立ち上げ軌道の
安定点に静止している。この状態で、上記構築物の重量
は、上台、第1転動部材、中間台、第2転動部材、下台
の順に鉛直下方に伝わり、鉛直方向の大荷重を支持でき
る。
【0010】一方、地震時には、この地震で地盤が水平
方向に揺れ、地盤と一緒に下台が水平方向に移動する。
すると、第2転動部材が第2立ち上げ,立ち下げ軌道に
沿って走行し、第1転動部材が第1立ち上げ,立ち下げ
軌道に沿って走行し、これにより、地盤の水平方向の揺
れが構築物に伝わらなくなる。
方向に揺れ、地盤と一緒に下台が水平方向に移動する。
すると、第2転動部材が第2立ち上げ,立ち下げ軌道に
沿って走行し、第1転動部材が第1立ち上げ,立ち下げ
軌道に沿って走行し、これにより、地盤の水平方向の揺
れが構築物に伝わらなくなる。
【0011】この請求項1の発明によれば、第1転動部
材の第1立ち上げ,立ち下げ軌道に対する走行および第
2転動部材の第2立ち上げ,立ち下げ軌道に対する走行
でもって、下台に対して、上台が、水平方向の任意の方
向に相対移動できる。したがって、地盤の水平方向の揺
れを略完全に吸収して構築物に揺れを伝えない。
材の第1立ち上げ,立ち下げ軌道に対する走行および第
2転動部材の第2立ち上げ,立ち下げ軌道に対する走行
でもって、下台に対して、上台が、水平方向の任意の方
向に相対移動できる。したがって、地盤の水平方向の揺
れを略完全に吸収して構築物に揺れを伝えない。
【0012】また、軌道上の転動部材の走行で下台と上
台とを相対的にスライドさせるから、アイソレータとし
ての水平剛性を十分に柔らかくすることができ、絶対免
震に近づけることができる。したがって、中,小規模の
建築物,構築物に適用しても、地震の揺れが建物に伝わ
るのを十分に防ぐことができる。
台とを相対的にスライドさせるから、アイソレータとし
ての水平剛性を十分に柔らかくすることができ、絶対免
震に近づけることができる。したがって、中,小規模の
建築物,構築物に適用しても、地震の揺れが建物に伝わ
るのを十分に防ぐことができる。
【0013】また、地震が止んだ後は、第1転動部材は
第1立ち上げ,立ち下げ軌道の安定点の両側の部分を往
復しながら上記安定点に戻るから、上台は下台に対する
静止時の位置に復帰し、構築物を地盤に対する静止時の
位置に復帰させることができる。
第1立ち上げ,立ち下げ軌道の安定点の両側の部分を往
復しながら上記安定点に戻るから、上台は下台に対する
静止時の位置に復帰し、構築物を地盤に対する静止時の
位置に復帰させることができる。
【0014】また、この発明では、第1転動部材が第1
立ち上げ,立ち下げ軌道に対して上下方向に係止されて
おり、第2転動部材が第2立ち上げ,立ち下げ軌道に対
して上下方向に係止されている。したがって、高層の構
築物に風が当たって、この構築物から上台に引張力が働
いた場合には、上台からの引張力を、第1立ち上げ,立
ち下げ軌道,第1転動部材を介して中間台に伝えること
ができ、さらに、第2立ち上げ,立ち下げ軌道,第2転動
部材を介して下台に伝えることができる。したがって、
この発明では、引張力に対する抵抗力を有し、引張力が
働いても分解することがなく、引っ張り力に強い免震装
置を構成できる。
立ち上げ,立ち下げ軌道に対して上下方向に係止されて
おり、第2転動部材が第2立ち上げ,立ち下げ軌道に対
して上下方向に係止されている。したがって、高層の構
築物に風が当たって、この構築物から上台に引張力が働
いた場合には、上台からの引張力を、第1立ち上げ,立
ち下げ軌道,第1転動部材を介して中間台に伝えること
ができ、さらに、第2立ち上げ,立ち下げ軌道,第2転動
部材を介して下台に伝えることができる。したがって、
この発明では、引張力に対する抵抗力を有し、引張力が
働いても分解することがなく、引っ張り力に強い免震装
置を構成できる。
【0015】また、この発明の相対移動自動復帰装置で
半導体のラッピング装置としての揺動可能な機械加工装
置を構成すれば、各軌道面が1次元的にカーブしていれ
ばよいことから従来のような軌道面の球面仕上げ加工が
不要になり、製造コストが安くなる。
半導体のラッピング装置としての揺動可能な機械加工装
置を構成すれば、各軌道面が1次元的にカーブしていれ
ばよいことから従来のような軌道面の球面仕上げ加工が
不要になり、製造コストが安くなる。
【0016】また、この発明の相対移動自動復帰装置で
は、第1転動部材が、第1立ち下げ軌道と第1立ち上げ
軌道の両方に対して転動自在になっているから、第1立
ち下げ,立ち上げ軌道の方向への上台と中間台の相対移
動距離を最大限に確保できる。また、第2転動部材が、
第2立ち下げ軌道と第2立ち上げ軌道の両方に対して転
動自在になっているから、第2立ち下げ,立ち上げ軌道
の方向への中間台と下台の相対移動距離を最大限に確保
できる。したがって、この発明によれば、下台に対する
上台の水平方向へのスライド寸法を最大限に確保でき
る。
は、第1転動部材が、第1立ち下げ軌道と第1立ち上げ
軌道の両方に対して転動自在になっているから、第1立
ち下げ,立ち上げ軌道の方向への上台と中間台の相対移
動距離を最大限に確保できる。また、第2転動部材が、
第2立ち下げ軌道と第2立ち上げ軌道の両方に対して転
動自在になっているから、第2立ち下げ,立ち上げ軌道
の方向への中間台と下台の相対移動距離を最大限に確保
できる。したがって、この発明によれば、下台に対する
上台の水平方向へのスライド寸法を最大限に確保でき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
態により詳細に説明する。
【0018】図1に、この発明の相対移動自動復帰装置
の実施の形態としての免震装置を示す。この免震装置
は、上台1と下台2と中間台3を備えている。上台1は
略四角形状の平板4とこの平板4の水平方向(X方向)に
対向する2つの縁4A,4Bの下面に固定された側壁5,
6からなる。この側壁5,6は、それぞれ、水平方向(Y
方向)に隣接する2つの壁部材7,7で構成されている。
この壁部材7は、上方に凸で略中央の安定点としての極
点P1から徐々に立ち下がっている弧状貫通穴8を有し
ている。
の実施の形態としての免震装置を示す。この免震装置
は、上台1と下台2と中間台3を備えている。上台1は
略四角形状の平板4とこの平板4の水平方向(X方向)に
対向する2つの縁4A,4Bの下面に固定された側壁5,
6からなる。この側壁5,6は、それぞれ、水平方向(Y
方向)に隣接する2つの壁部材7,7で構成されている。
この壁部材7は、上方に凸で略中央の安定点としての極
点P1から徐々に立ち下がっている弧状貫通穴8を有し
ている。
【0019】上記上台1の側壁5を構成する2つの壁部
材7,7の2つの弧状貫通穴8,8と側壁6を構成する2
つの壁部材7,7の2つの弧状貫通穴8,8とが第1立ち
下げ軌道を構成している。
材7,7の2つの弧状貫通穴8,8と側壁6を構成する2
つの壁部材7,7の2つの弧状貫通穴8,8とが第1立ち
下げ軌道を構成している。
【0020】一方、上記下台2は、略四角形状の平板1
0とこの平板10の水平方向(Y方向)に対向する2つの
縁10A,10Bの上面に固定された側壁11,12から
なる。この側壁11,12は、それぞれ、水平方向(X方
向)に隣接する2つの壁部材13,13で構成されてい
る。この壁部材13は、上方に凸で略中央の安定点とし
ての極点P2から徐々に立ち上がっている弧状貫通穴1
5を有している。
0とこの平板10の水平方向(Y方向)に対向する2つの
縁10A,10Bの上面に固定された側壁11,12から
なる。この側壁11,12は、それぞれ、水平方向(X方
向)に隣接する2つの壁部材13,13で構成されてい
る。この壁部材13は、上方に凸で略中央の安定点とし
ての極点P2から徐々に立ち上がっている弧状貫通穴1
5を有している。
【0021】上記下台2の側壁11を構成する2つの壁
部材13,13の2つの弧状貫通穴15,15と、側壁1
2を構成する2つの壁部材13,13の2つの弧状貫通
穴15,15とが第2立ち上げ軌道を構成している。
部材13,13の2つの弧状貫通穴15,15と、側壁1
2を構成する2つの壁部材13,13の2つの弧状貫通
穴15,15とが第2立ち上げ軌道を構成している。
【0022】また、上記中間台3は、略四角形状の平板
16と、この平板16の水平方向(X方向)に対向する2
つの縁16A,16Bの上面に固定された側壁17,18
を有する。この側壁17,18は、それぞれ、水平方向
(Y方向)に隣接する2つの壁部材20,20で構成され
ている。この壁部材20は、上方に開口した溝21を挟
んで対向する2つの板部22,23を有し、この2つの
板部22,23に、それぞれ、下方に凸で略中央の極点
P3から徐々に立ち上がっている第1立ち上げ軌道とし
ての弧状貫通穴25,26が形成されている。そして、
上記壁部材20の溝21に、上台1の側壁5,6を構成
する壁部材7が水平方向(Y方向)にスライド自在に嵌合
するようになっている。
16と、この平板16の水平方向(X方向)に対向する2
つの縁16A,16Bの上面に固定された側壁17,18
を有する。この側壁17,18は、それぞれ、水平方向
(Y方向)に隣接する2つの壁部材20,20で構成され
ている。この壁部材20は、上方に開口した溝21を挟
んで対向する2つの板部22,23を有し、この2つの
板部22,23に、それぞれ、下方に凸で略中央の極点
P3から徐々に立ち上がっている第1立ち上げ軌道とし
ての弧状貫通穴25,26が形成されている。そして、
上記壁部材20の溝21に、上台1の側壁5,6を構成
する壁部材7が水平方向(Y方向)にスライド自在に嵌合
するようになっている。
【0023】さらに、上記中間台3は、上記平板16の
水平方向(Y方向)に対向する2つの縁16C,16Dの
下面に固定された側壁27,28を有する。この側壁2
7,28は、それぞれ、水平方向(X方向)に隣接する2
つの壁部材30,30で構成されている。この壁部材3
0は、下方に開口した溝31を挟んで対向する2つの板
部32,33を有し、この2つの板部32,33に、それ
ぞれ、上方に凸で略中央の極点P4から徐々に立ち下が
っている第2立ち下げ軌道としての弧状貫通穴35,3
6が形成されている。そして、上記壁部材30の溝31
に、下台2の側壁11,12を構成する壁部材13,13
が水平方向(X方向)にスライド自在に嵌合するようにな
っている。
水平方向(Y方向)に対向する2つの縁16C,16Dの
下面に固定された側壁27,28を有する。この側壁2
7,28は、それぞれ、水平方向(X方向)に隣接する2
つの壁部材30,30で構成されている。この壁部材3
0は、下方に開口した溝31を挟んで対向する2つの板
部32,33を有し、この2つの板部32,33に、それ
ぞれ、上方に凸で略中央の極点P4から徐々に立ち下が
っている第2立ち下げ軌道としての弧状貫通穴35,3
6が形成されている。そして、上記壁部材30の溝31
に、下台2の側壁11,12を構成する壁部材13,13
が水平方向(X方向)にスライド自在に嵌合するようにな
っている。
【0024】上記上台1の側壁5,6は、中間台3の側
壁17,18の溝21,21,21,21に嵌合してスライ
ド自在になっている。この側壁5,6を構成する壁部材
7,7,7,7の弧状貫通穴8,8,8,8および側壁17,
18を構成する壁部材20,20,20,20の弧状貫通
穴25,26,25,26,25,26,25,26に、4つ
の円筒転動体51,51,51,51が転動自在に嵌合し
ている。
壁17,18の溝21,21,21,21に嵌合してスライ
ド自在になっている。この側壁5,6を構成する壁部材
7,7,7,7の弧状貫通穴8,8,8,8および側壁17,
18を構成する壁部材20,20,20,20の弧状貫通
穴25,26,25,26,25,26,25,26に、4つ
の円筒転動体51,51,51,51が転動自在に嵌合し
ている。
【0025】図2に、上記側壁5の壁部材7の弧状貫通
穴8および側壁17の壁部材20の弧状貫通穴25,2
6を1つの円筒転動体51が貫通している様子を示す。
この円筒転動体51は、その軸芯孔51Aを貫通する軸
52で回転自在に軸支されており、この軸52は支持枠
体53に固定されている。また、上記円筒転動体51
は、根本鍔部51Bを備え、この根本鍔部51Bと略同
径の2枚のワッシャ55,55が回転自在に嵌合されて
いる。上記根本鍔部51Bと1枚のワッシャ55で、側
壁17の壁部材20の板部22を挟んでおり、2枚のワ
ッシャ55,55で、側壁5の壁部材7を挟んでいる。
この円筒転動体51は、上台1と中間台3を上下方向に
係止すると共に、弧状貫通孔8および25,26に沿っ
て転動して上台1と中間台3とをY方向に円滑にスライ
ドさせる役割を果たす。
穴8および側壁17の壁部材20の弧状貫通穴25,2
6を1つの円筒転動体51が貫通している様子を示す。
この円筒転動体51は、その軸芯孔51Aを貫通する軸
52で回転自在に軸支されており、この軸52は支持枠
体53に固定されている。また、上記円筒転動体51
は、根本鍔部51Bを備え、この根本鍔部51Bと略同
径の2枚のワッシャ55,55が回転自在に嵌合されて
いる。上記根本鍔部51Bと1枚のワッシャ55で、側
壁17の壁部材20の板部22を挟んでおり、2枚のワ
ッシャ55,55で、側壁5の壁部材7を挟んでいる。
この円筒転動体51は、上台1と中間台3を上下方向に
係止すると共に、弧状貫通孔8および25,26に沿っ
て転動して上台1と中間台3とをY方向に円滑にスライ
ドさせる役割を果たす。
【0026】図1に示すように、上記4つの円筒転動体
51は、上記支持枠体53の略四隅に軸支されており、
各々、上述の図2で説明したのと同様の構造になってい
る。さらにまた、第2転動部材としての4つの円筒転動
体60,60,60,60が、中間台3の下面に固定され
た側壁27,28の板部32,33,32,33の弧状貫通
穴35,36,35,36および、下台2の側壁11,12
を構成する壁部材13,13,13,13の弧状貫通穴1
5,15,15,15に転動自在に嵌合している。
51は、上記支持枠体53の略四隅に軸支されており、
各々、上述の図2で説明したのと同様の構造になってい
る。さらにまた、第2転動部材としての4つの円筒転動
体60,60,60,60が、中間台3の下面に固定され
た側壁27,28の板部32,33,32,33の弧状貫通
穴35,36,35,36および、下台2の側壁11,12
を構成する壁部材13,13,13,13の弧状貫通穴1
5,15,15,15に転動自在に嵌合している。
【0027】上記4つの円筒転動体60は、支持枠体6
1に回転自在に軸支されており、図2に示した円筒転動
体51と同様の構造になっており、それぞれ、2枚のワ
ッシャ55が、下台2の側壁11,12を構成する壁部
材13,13,13,13を挟む構造になっている。
1に回転自在に軸支されており、図2に示した円筒転動
体51と同様の構造になっており、それぞれ、2枚のワ
ッシャ55が、下台2の側壁11,12を構成する壁部
材13,13,13,13を挟む構造になっている。
【0028】上記構成の免震装置は、たとえば、下台2
は地盤に固定され、上台1は構築物に固定される。そし
て、構築物の規模によって、上記免震装置を複数台だけ
設置するが、小型建物などの場合には、比較的大型の上
記構造の免震装置を1台だけ使用してもよい。
は地盤に固定され、上台1は構築物に固定される。そし
て、構築物の規模によって、上記免震装置を複数台だけ
設置するが、小型建物などの場合には、比較的大型の上
記構造の免震装置を1台だけ使用してもよい。
【0029】地震がないときには、第1転動部材として
の4つの円筒転動体51は、上台1の4つの立ち下げ弧
状貫通穴8の極点P1および中間台3の4対の立ち上げ
弧状貫通穴25,26の極点P3に静止している。ま
た、第2転動部材としての4つの円筒転動体60は、下
台2の4つの立ち上げ弧状貫通穴15の極点(安定点)P
2および中間台3の4対の立ち下げ弧状貫通穴35,3
6の極点(安定点)P4に静止している。
の4つの円筒転動体51は、上台1の4つの立ち下げ弧
状貫通穴8の極点P1および中間台3の4対の立ち上げ
弧状貫通穴25,26の極点P3に静止している。ま
た、第2転動部材としての4つの円筒転動体60は、下
台2の4つの立ち上げ弧状貫通穴15の極点(安定点)P
2および中間台3の4対の立ち下げ弧状貫通穴35,3
6の極点(安定点)P4に静止している。
【0030】この状態で、上記構築物の重量は、上台
1、4つの円筒転動体51、中間台3、4つの円筒転動
体60、下台2の順に鉛直下方に伝わり、鉛直方向の大
荷重を支持できる。
1、4つの円筒転動体51、中間台3、4つの円筒転動
体60、下台2の順に鉛直下方に伝わり、鉛直方向の大
荷重を支持できる。
【0031】一方、地震時には、この地震で地盤が水平
方向に揺れ、地盤と一緒に下台2が水平方向に移動す
る。すると、4つの円筒転動体60が下台2の4つの弧
状貫通穴15,中間台3の4対の弧状貫通穴35,36に
沿って走行し、4つの円筒転動体51が中間台3の4対
の弧状貫通穴25,26および上台1の4つの弧状貫通
穴8に沿って走行する。これにより、地盤の水平方向の
揺れが構築物に伝わらなくなる。
方向に揺れ、地盤と一緒に下台2が水平方向に移動す
る。すると、4つの円筒転動体60が下台2の4つの弧
状貫通穴15,中間台3の4対の弧状貫通穴35,36に
沿って走行し、4つの円筒転動体51が中間台3の4対
の弧状貫通穴25,26および上台1の4つの弧状貫通
穴8に沿って走行する。これにより、地盤の水平方向の
揺れが構築物に伝わらなくなる。
【0032】この実施の形態によれば、4つの円筒転動
体51が4つの弧状貫通穴8,4対の弧状貫通穴25,2
6内でY方向に走行し、4つの円筒転動体60が4つの
弧状貫通穴15,4対の弧状貫通穴35,36内でX方向
に走行するから、下台2に対して上台1が、水平方向の
任意の方向に相対移動できる。したがって、地盤の水平
方向の揺れを略完全に吸収して構築物に揺れを伝えな
い。
体51が4つの弧状貫通穴8,4対の弧状貫通穴25,2
6内でY方向に走行し、4つの円筒転動体60が4つの
弧状貫通穴15,4対の弧状貫通穴35,36内でX方向
に走行するから、下台2に対して上台1が、水平方向の
任意の方向に相対移動できる。したがって、地盤の水平
方向の揺れを略完全に吸収して構築物に揺れを伝えな
い。
【0033】また、この実施形態によれば、軌道を構成
する弧状貫通穴8および25,26内で円筒転動体51
を走行させ、軌道を構成する弧状貫通穴15および3
5,36内で円筒転動体60を走行させることで、下台
2と上台1とを相対的にスライドさせるから、アイソレ
ータとしての水平剛性を十分に柔らかくすることがで
き、絶対免震に近づけることができる。したがって、
中,小規模の建築物,構築物に適用しても、地震の揺れが
建物に伝わるのを十分に防ぐことができる。
する弧状貫通穴8および25,26内で円筒転動体51
を走行させ、軌道を構成する弧状貫通穴15および3
5,36内で円筒転動体60を走行させることで、下台
2と上台1とを相対的にスライドさせるから、アイソレ
ータとしての水平剛性を十分に柔らかくすることがで
き、絶対免震に近づけることができる。したがって、
中,小規模の建築物,構築物に適用しても、地震の揺れが
建物に伝わるのを十分に防ぐことができる。
【0034】また、地震が止んだ後は、円筒転動体51
は、弧状貫通穴8と25,26内で安定点P1とP3の
両側の部分を往復しながら安定点P1,P3の位置に戻
るから、上台1は下台2に対する静止時の位置に自動復
帰し、構築物を地盤に対する静止時の位置に自動復帰さ
せることができる。
は、弧状貫通穴8と25,26内で安定点P1とP3の
両側の部分を往復しながら安定点P1,P3の位置に戻
るから、上台1は下台2に対する静止時の位置に自動復
帰し、構築物を地盤に対する静止時の位置に自動復帰さ
せることができる。
【0035】また、この実施形態では、円筒転動体51
が弧状貫通穴8と25,26に嵌合して上台1と中間台
3を上下方向に係止し、円筒転動体60が弧状貫通穴1
5と35,36に嵌合して下台2と中間台3を上下方向
に係止している。したがって、高層の構築物に風が当た
って、この構築物から上台1に引張力が働いた場合に
は、上台1からの引張力が、弧状貫通穴8,円筒転動体
51,弧状貫通穴25,26を経由して中間台3に伝わ
り、さらに、弧状貫通穴35,36,円筒転動体60,弧
状貫通穴15を経由して下台2に伝わる。したがって、
この実施形態は、引張力に対する抵抗力を有し、引張力
が働いても分解することがなく、引っ張り力に強い免震
装置を構成できる。
が弧状貫通穴8と25,26に嵌合して上台1と中間台
3を上下方向に係止し、円筒転動体60が弧状貫通穴1
5と35,36に嵌合して下台2と中間台3を上下方向
に係止している。したがって、高層の構築物に風が当た
って、この構築物から上台1に引張力が働いた場合に
は、上台1からの引張力が、弧状貫通穴8,円筒転動体
51,弧状貫通穴25,26を経由して中間台3に伝わ
り、さらに、弧状貫通穴35,36,円筒転動体60,弧
状貫通穴15を経由して下台2に伝わる。したがって、
この実施形態は、引張力に対する抵抗力を有し、引張力
が働いても分解することがなく、引っ張り力に強い免震
装置を構成できる。
【0036】また、この実施形態では、円筒転動体51
が、弧状貫通穴8と弧状貫通穴25,26の両方に対し
て転動自在になっているから、弧状貫通穴8,弧状貫通
穴25,26の方向(Y方向)への上台1と中間台3の相
対移動距離を最大限に確保できる。また、円筒転動体6
0が弧状貫通穴35,36と弧状貫通穴15の両方に対
して転動自在になっているから、中間台3と下台2のX
方向への相対移動距離を最大限に確保できる。したがっ
て、この実施形態によれば、下台2に対する上台1の水
平方向へのスライド寸法を最大限に確保できる。
が、弧状貫通穴8と弧状貫通穴25,26の両方に対し
て転動自在になっているから、弧状貫通穴8,弧状貫通
穴25,26の方向(Y方向)への上台1と中間台3の相
対移動距離を最大限に確保できる。また、円筒転動体6
0が弧状貫通穴35,36と弧状貫通穴15の両方に対
して転動自在になっているから、中間台3と下台2のX
方向への相対移動距離を最大限に確保できる。したがっ
て、この実施形態によれば、下台2に対する上台1の水
平方向へのスライド寸法を最大限に確保できる。
【0037】また、この実施形態は、軌道をなす弧状貫
通穴8,25,26および15,35,36が、円筒転動体
51および60の走行方向に湾曲しているから、この湾
曲の曲率設定でもって、水平剛性を所望値に設定でき
る。
通穴8,25,26および15,35,36が、円筒転動体
51および60の走行方向に湾曲しているから、この湾
曲の曲率設定でもって、水平剛性を所望値に設定でき
る。
【0038】また、上記実施の形態の免震装置は、減衰
器としての弱いダンパーを補助的に用いれば、免震性能
を損なわずに減衰力を設定できる。
器としての弱いダンパーを補助的に用いれば、免震性能
を損なわずに減衰力を設定できる。
【0039】また、上記実施の形態は、列車等の交通機
関の洗面室やトイレの免震にも応用できる。この場合、
上台1は免震対象である室の床に固定され、下台2は列
車のフレームに固定される。これにより、フレームに軸
支された車輪から上記室に振動が伝わらないようにでき
る。また、上台1は、列車の停止時には自動的に緩やか
に安定点に復帰する。
関の洗面室やトイレの免震にも応用できる。この場合、
上台1は免震対象である室の床に固定され、下台2は列
車のフレームに固定される。これにより、フレームに軸
支された車輪から上記室に振動が伝わらないようにでき
る。また、上台1は、列車の停止時には自動的に緩やか
に安定点に復帰する。
【0040】また、上記実施の形態では、本発明の相対
移動自動復帰装置を免震装置に応用したが、本発明は、
半導体のラッピング装置等を構成する揺動可能な機械加
工台にも適用できる。たとえば、上記実施の形態と同じ
構成でもって半導体のラッピング装置を構成することが
できる。この場合には、従来のような軌道面の球面仕上
げ加工が不要になり、製造コストを低減できる。
移動自動復帰装置を免震装置に応用したが、本発明は、
半導体のラッピング装置等を構成する揺動可能な機械加
工台にも適用できる。たとえば、上記実施の形態と同じ
構成でもって半導体のラッピング装置を構成することが
できる。この場合には、従来のような軌道面の球面仕上
げ加工が不要になり、製造コストを低減できる。
【0041】尚、上記実施の形態では、弧状貫通穴8,
25,26および15,35,36がなす軌道を所定の曲
率半径で湾曲させたが、両端から安定点にかけての所定
寸法分を直線軌道部分とし、この直線軌道部分を安定点
近傍の湾曲軌道部分に滑らかに接続した構成としてもよ
い。この場合には、転動体51,60が滑らかに転動で
きることが確かめられている。
25,26および15,35,36がなす軌道を所定の曲
率半径で湾曲させたが、両端から安定点にかけての所定
寸法分を直線軌道部分とし、この直線軌道部分を安定点
近傍の湾曲軌道部分に滑らかに接続した構成としてもよ
い。この場合には、転動体51,60が滑らかに転動で
きることが確かめられている。
【0042】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の請
求項1の発明の相対移動自動復帰装置は、上台と中間台
と下台と、上台の第1立ち下げ軌道と中間台の第1立ち
上げ軌道に対して上下に係止されながら水平方向に転動
する第1転動部材と、中間台の第2立ち下げ軌道と下台
の第2立ち上げ軌道に対して上下に係止されながら水平
方向に転動する第2転動部材とを備えている。
求項1の発明の相対移動自動復帰装置は、上台と中間台
と下台と、上台の第1立ち下げ軌道と中間台の第1立ち
上げ軌道に対して上下に係止されながら水平方向に転動
する第1転動部材と、中間台の第2立ち下げ軌道と下台
の第2立ち上げ軌道に対して上下に係止されながら水平
方向に転動する第2転動部材とを備えている。
【0043】この請求項1の発明では、たとえば、免震
装置に用いる場合、下台は地盤に固定され、上台は構築
物に固定される。そして、地震がないときには、第1転
動部材は第1立ち下げ,立ち上げ軌道の安定点に静止し
ており、第2転動部材は第2立ち下げ,立ち上げ軌道の
安定点に静止している。この状態で、上記構築物の重量
は、上台、第1転動部材、中間台、第2転動部材、下台
の順に鉛直下方に伝わり、鉛直方向の大荷重を支持でき
る。
装置に用いる場合、下台は地盤に固定され、上台は構築
物に固定される。そして、地震がないときには、第1転
動部材は第1立ち下げ,立ち上げ軌道の安定点に静止し
ており、第2転動部材は第2立ち下げ,立ち上げ軌道の
安定点に静止している。この状態で、上記構築物の重量
は、上台、第1転動部材、中間台、第2転動部材、下台
の順に鉛直下方に伝わり、鉛直方向の大荷重を支持でき
る。
【0044】一方、地震時には、この地震で地盤が水平
方向に揺れ、地盤と一緒に下台が水平方向に移動する。
すると、第2転動部材が第2立ち上げ,立ち下げ軌道に
沿って走行し、第1転動部材が第1立ち上げ,立ち下げ
軌道に沿って走行し、これにより、地盤の水平方向の揺
れが構築物に伝わらなくなる。
方向に揺れ、地盤と一緒に下台が水平方向に移動する。
すると、第2転動部材が第2立ち上げ,立ち下げ軌道に
沿って走行し、第1転動部材が第1立ち上げ,立ち下げ
軌道に沿って走行し、これにより、地盤の水平方向の揺
れが構築物に伝わらなくなる。
【0045】この請求項1の発明によれば、第1転動部
材の第1立ち上げ,立ち下げ軌道に対する走行および第
2転動部材の第2立ち上げ,立ち下げ軌道に対する走行
でもって、下台に対して、上台が、水平方向の任意の方
向に相対移動できる。したがって、地盤の水平方向の揺
れを略完全に吸収して構築物に揺れを伝えない。
材の第1立ち上げ,立ち下げ軌道に対する走行および第
2転動部材の第2立ち上げ,立ち下げ軌道に対する走行
でもって、下台に対して、上台が、水平方向の任意の方
向に相対移動できる。したがって、地盤の水平方向の揺
れを略完全に吸収して構築物に揺れを伝えない。
【0046】また、軌道上の転動部材の走行で下台と上
台とを相対的にスライドさせるから、アイソレータとし
ての水平剛性を十分に柔らかくすることができ、絶対免
震に近づけることができる。したがって、中,小規模の
建築物,構築物に適用しても、地震の揺れが建物に伝わ
るのを十分に防ぐことができる。
台とを相対的にスライドさせるから、アイソレータとし
ての水平剛性を十分に柔らかくすることができ、絶対免
震に近づけることができる。したがって、中,小規模の
建築物,構築物に適用しても、地震の揺れが建物に伝わ
るのを十分に防ぐことができる。
【0047】また、地震が止んだ後は、第1転動部材は
第1立ち上げ,立ち下げ軌道の安定点の両側の部分を往
復しながら上記安定点に戻るから、上台は下台に対する
静止時の位置に復帰し、構築物を地盤に対する静止時の
位置に復帰させることができる。
第1立ち上げ,立ち下げ軌道の安定点の両側の部分を往
復しながら上記安定点に戻るから、上台は下台に対する
静止時の位置に復帰し、構築物を地盤に対する静止時の
位置に復帰させることができる。
【0048】また、この発明では、第1転動部材が第1
立ち上げ,立ち下げ軌道に対して上下方向に係止されて
おり、第2転動部材が第2立ち上げ,立ち下げ軌道に対
して上下方向に係止されている。したがって、高層の構
築物に風が当たって、この構築物から上台に引張力が働
いた場合には、上台からの引張力を、第1立ち上げ,立
ち下げ軌道,第1転動部材を介して中間台に伝えること
ができ、さらに、第2立ち上げ,立ち下げ軌道,第2転動
部材を介して下台に伝えることができる。したがって、
この発明では、引張力に対する抵抗力を有し、引張力が
働いても分解することがなく、引っ張り力に強い免震装
置を構成できる。
立ち上げ,立ち下げ軌道に対して上下方向に係止されて
おり、第2転動部材が第2立ち上げ,立ち下げ軌道に対
して上下方向に係止されている。したがって、高層の構
築物に風が当たって、この構築物から上台に引張力が働
いた場合には、上台からの引張力を、第1立ち上げ,立
ち下げ軌道,第1転動部材を介して中間台に伝えること
ができ、さらに、第2立ち上げ,立ち下げ軌道,第2転動
部材を介して下台に伝えることができる。したがって、
この発明では、引張力に対する抵抗力を有し、引張力が
働いても分解することがなく、引っ張り力に強い免震装
置を構成できる。
【0049】また、この発明の相対移動自動復帰装置で
半導体のラッピング装置としての揺動可能な機械加工装
置を構成すれば、各軌道面が1次元的にカーブしていれ
ばよいことから従来のような軌道面の球面仕上げ加工が
不要になり、製造コストが安くなる。
半導体のラッピング装置としての揺動可能な機械加工装
置を構成すれば、各軌道面が1次元的にカーブしていれ
ばよいことから従来のような軌道面の球面仕上げ加工が
不要になり、製造コストが安くなる。
【0050】また、この発明の相対移動自動復帰装置で
は、第1転動部材が、第1立ち下げ軌道と第1立ち上げ
軌道の両方に対して転動自在になっているから、第1立
ち下げ,立ち上げ軌道の方向への上台と中間台の相対移
動距離を最大限に確保できる。また、第2転動部材が、
第2立ち下げ軌道と第2立ち上げ軌道の両方に対して転
動自在になっているから、第2立ち下げ,立ち上げ軌道
の方向への中間台と下台の相対移動距離を最大限に確保
できる。したがって、この発明によれば、下台に対する
上台の水平方向へのスライド寸法を最大限に確保でき
る。
は、第1転動部材が、第1立ち下げ軌道と第1立ち上げ
軌道の両方に対して転動自在になっているから、第1立
ち下げ,立ち上げ軌道の方向への上台と中間台の相対移
動距離を最大限に確保できる。また、第2転動部材が、
第2立ち下げ軌道と第2立ち上げ軌道の両方に対して転
動自在になっているから、第2立ち下げ,立ち上げ軌道
の方向への中間台と下台の相対移動距離を最大限に確保
できる。したがって、この発明によれば、下台に対する
上台の水平方向へのスライド寸法を最大限に確保でき
る。
【図1】 この発明の相対移動自動復帰装置の実施の形
態としての免震装置の一部切り欠き斜視図である。
態としての免震装置の一部切り欠き斜視図である。
【図2】 上記実施形態の円筒転動体51と上台1の側
壁5および中間台3の側壁17との係合構造を示すY方
向側面図である。
壁5および中間台3の側壁17との係合構造を示すY方
向側面図である。
【図3】 従来の免震装置としての積層ゴムアイソレー
タの断面図である。
タの断面図である。
【図4】 従来の半導体ラッピング装置の要部断面図で
ある。
ある。
1…上台、2…下台、3…中間台、4…平板、4A,4
B…縁、5,6…側壁、7…壁部材、P1…極点、8…
弧状貫通穴、10…平板、11,12…側壁、13…壁
部材、P2…極点、15…弧状貫通穴、16…平板、1
7,18…側壁、20…壁部材、21…溝、22,23…
板、P3…極点、25,26…弧状貫通穴、27,28…
側壁、30,30…壁部材、31…溝、32,33…板
部、P4…極点、35,36…弧状貫通穴、51…円筒
転動体、51A…軸芯孔、51B…根本鍔部、52…
軸、53…支持枠体、55…ワッシャ、60…円筒転動
体、61…支持枠体。
B…縁、5,6…側壁、7…壁部材、P1…極点、8…
弧状貫通穴、10…平板、11,12…側壁、13…壁
部材、P2…極点、15…弧状貫通穴、16…平板、1
7,18…側壁、20…壁部材、21…溝、22,23…
板、P3…極点、25,26…弧状貫通穴、27,28…
側壁、30,30…壁部材、31…溝、32,33…板
部、P4…極点、35,36…弧状貫通穴、51…円筒
転動体、51A…軸芯孔、51B…根本鍔部、52…
軸、53…支持枠体、55…ワッシャ、60…円筒転動
体、61…支持枠体。
Claims (1)
- 【請求項1】 上台と、中間台と、下台を備え、 上記上台に形成されており、安定点から徐々に立ち下が
っている第1立ち下げ軌道と、 上記中間台に形成されており、安定点から徐々に立ち上
がっている第1立ち上げ軌道と、 上記第1立ち下げ軌道と第1立ち上げ軌道に沿って転動
自在、かつ、上記第1立ち下げ軌道と第1立ち上げ軌道
に対して上下方向に係止される第1転動部材と、 上記中間台に形成されており、安定点から徐々に立ち下
がっていて、上記第1立ち下げ軌道と略直交する方向に
延びている第2立ち下げ軌道と、 上記下台に形成されており、安定点から徐々に立ち上が
っていて、上記第1立ち下げ軌道と略直交する方向に延
びている第2立ち上げ軌道と、 上記第2立ち下げ軌道と第2立ち上げ軌道に沿って転動
自在、かつ、上記第2立ち下げ軌道と第2立ち上げ軌道
に対して上下方向に係止される第2転動部材とを備えた
ことを特徴とする相対移動自動復帰装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098699A JP2000291728A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 相対移動自動復帰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098699A JP2000291728A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 相対移動自動復帰装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000291728A true JP2000291728A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14226764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11098699A Pending JP2000291728A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 相対移動自動復帰装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000291728A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117306711A (zh) * | 2022-06-22 | 2023-12-29 | 北京国标建安新材料有限公司 | 一种具备抗拉拔功能的摩擦摆隔震支座及其施工方法 |
| JP2025013131A (ja) * | 2023-07-11 | 2025-01-24 | 財團法人國家實驗研究院 | 変位抑制機構付きの吊り下げ式免震装置 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP11098699A patent/JP2000291728A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117306711A (zh) * | 2022-06-22 | 2023-12-29 | 北京国标建安新材料有限公司 | 一种具备抗拉拔功能的摩擦摆隔震支座及其施工方法 |
| JP2025013131A (ja) * | 2023-07-11 | 2025-01-24 | 財團法人國家實驗研究院 | 変位抑制機構付きの吊り下げ式免震装置 |
| JP7739493B2 (ja) | 2023-07-11 | 2025-09-16 | 財團法人國家實驗研究院 | 変位抑制機構付きの吊り下げ式免震装置 |
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