JP2000293560A - リンク解析装置、リンク解析方法及びリンク解析プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

リンク解析装置、リンク解析方法及びリンク解析プログラムが記録された記録媒体

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JP2000293560A
JP2000293560A JP11099322A JP9932299A JP2000293560A JP 2000293560 A JP2000293560 A JP 2000293560A JP 11099322 A JP11099322 A JP 11099322A JP 9932299 A JP9932299 A JP 9932299A JP 2000293560 A JP2000293560 A JP 2000293560A
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electric field
voltage
analysis
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JP11099322A
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Inventor
Akinori Nishizawa
昭則 西沢
Mutsumi Shimazaki
睦 島嵜
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICに正常な電源電圧が印加されたとき当該
ICに流れる電流を解析していないため、ICのスイッ
チング特性を解析することができない等の課題があっ
た。 【解決手段】 ICに正常な電源電圧が印加されたとき
当該ICに流れる電流等を解析し、その電流等に基づい
てSPICE18を初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空間の電磁界分
布(例えば、基板の内部に存在する回路の電源電圧の振
れによる電磁波の放射)を解析するリンク解析装置及び
リンク解析方法に関するものであり、また、空間の電磁
界分布を解析するリンク解析プログラムが記録された記
録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のリンク解析装置の処理手順
を示すフローチャートであり、図において、1は制御プ
ログラム8から電界データ7を受けると、その電界デー
タ7等に基づく電磁界解析を実行してICが存在する空
間(位置周辺)の磁界を求める電磁界解析手法であるF
DTD(Finite Difference Tim
e Domain)、2はFDTD1により求められた
磁界を示す磁界データ、3は磁界データ2から変換され
た電流データ、4は1ステップ前の回路解析による最終
状態の電流・電圧データとFDTD1から出力された電
流データ3に基づいてSPICE5を初期化する初期化
処理、5は制御プログラム8から電流データ3を受ける
と、その電流データ3等に基づく回路解析を実行して、
回路と電磁界のリンクポイントでの電圧を求める回路解
析手法であるSPICE(Simulation Pr
ogram with Integrated Cir
cuit Emphasis)、6はSPICE5によ
り求められた電圧を示す電圧データ、7は電圧データ6
から変換された電界データ、8はFDTD1及びSPI
CE5を交互に実行させる制御プログラムである。
【0003】次に動作について説明する。まず、制御プ
ログラム8は、FDTD1による電磁界解析とSPIC
E5による回路解析をリンクさせるため、FDTD1の
解析結果である電流データ3をSPICE5に転送する
とともに、SPICE5の解析結果である電界データ7
をFDTD1に転送して、FDTD1とSPICE5を
交互に実行させるものである。
【0004】即ち、制御プログラム8は、SPICE5
から電界データ7を受けると(SPICE5は電界デー
タ7を制御プログラム8に出力すると、次回の回路解析
のため、回路内部の全ての電流・電圧データを保存する
とともに、回路解析を停止する)、その電界データ7を
FDTD1に転送するとともに、FDTD1の待機状態
(pause状態)を解除して、電磁界解析の実行を指
示する。
【0005】そして、FDTD1は、制御プログラム8
から電磁界解析の実行指示と電界データ7を受けると、
その電界データ7及び前回解析した電界・磁界データに
基づく電磁界解析を1ステップ実行して、ICが存在す
る空間の磁界を求め、その磁界を示す磁界データ2を電
流データ3に変換する。なお、FDTD1は電磁界解析
を1ステップ実行すると、再度、制御プログラム8から
電磁界解析の実行指示を受けるまで待機するpause
状態に移行する。
【0006】制御プログラム8は、FDTD1が電磁界
解析を実行して、その解析結果である電流データ3を受
けると、その電流データ3をSPICE5に転送すると
ともに、SPICE5を初期化して(1ステップ前の回
路解析による最終状態の電流・電圧データとFDTD1
から出力された電流データ3に基づいてSPICE5を
初期化する)、回路解析の実行を指示する。
【0007】そして、SPICE5は、制御プログラム
8から回路解析の実行指示と電流データ3を受けると、
その電流データ3と前回の解析の最終状態である回路内
部の全ての電流・電圧データに基づく回路解析を1ステ
ップ実行して、回路と電磁界のリンクポイントでの電圧
を求め、その電圧を示す電圧データ6を電界データ7に
変換する。なお、SPICE5は回路解析を1ステップ
実行すると、次回の回路解析のため、回路内部の全ての
電流・電圧データを保存するとともに、回路解析を停止
する。
【0008】このようにして、SPICE5が回路解析
を1ステップ実行すると、今度はFDTD1に対して電
磁界解析の実行を指示するが、FDTD1による電磁界
解析とSPICE5による回路解析を予め設定された回
数だけ交互に繰り返し実行させることにより、電磁界解
析と回路解析のリンクを実現する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のリンク解析装置
は以上のように構成されているので、FDTD1による
電磁界解析とSPICE5による回路解析を交互に繰り
返すことにより、電磁界解析と回路解析のリンクを実現
することができるが、ICに正常な電源電圧が印加され
たとき当該ICに流れる電流を解析していないため、I
Cのスイッチング特性を解析することができないなどの
課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ICのスイッチング特性を解析す
ることができるリンク解析装置及びリンク解析方法を得
ることを目的とする。また、この発明は、ICのスイッ
チング特性を解析することができるリンク解析プログラ
ムが記録された記録媒体を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリンク解
析装置は、ICに電源電圧が印加されたとき当該ICに
流れる電流を解析し、その電流に基づいて回路解析手段
を初期化する初期化手段を設けたものである。
【0012】この発明に係るリンク解析装置は、電磁界
解析手段が出力する電流データに対して、初期化手段に
より解析された電流を加算して、その電流データを補正
する電流補正手段と、回路解析手段が出力する電界デー
タに対して、電源電圧に対応する電界を減算して、その
電界データを補正する電界補正手段とを設けたものであ
る。
【0013】この発明に係るリンク解析装置は、電磁界
解析手段により変換された電圧データに対して、ICに
印加される電源電圧を加算して、その電圧データを補正
する電圧補正手段と、回路解析手段により変換された電
界データに対して、電源電圧に対応する電界を減算し
て、その電界データを補正する電界補正手段とを設けた
ものである。
【0014】この発明に係るリンク解析方法は、電流デ
ータに基づく回路解析を実行する際、ICに電源電圧が
印加されたとき当該ICに流れる電流を解析し、その電
流に基づいて回路解析を初期化するようにしたものであ
る。
【0015】この発明に係るリンク解析方法は、磁界か
ら変換された電流データに対して、ICに電源電圧が印
加されたとき当該ICに流れる電流を加算して、その電
流データを補正するとともに、電圧から変換された電界
データに対して、電源電圧に対応する電界を減算して、
その電界データを補正するようにしたものである。
【0016】この発明に係るリンク解析方法は、ICが
存在する空間の電界を求めるとともに、その電界を電圧
データに変換すると、その電圧データに対して、ICに
印加される電源電圧を加算して、その電圧データを補正
する一方、ICの両端に印加される電圧を求めるととも
に、その電圧を電界データに変換すると、その電界デー
タに対して、電源電圧に対応する電界を減算して、その
電界データを補正するようにしたものである。
【0017】この発明に係るリンク解析プログラムが記
録された記録媒体は、ICに電源電圧が印加されたとき
当該ICに流れる電流を解析し、その電流に基づいて回
路解析プログラムを初期化する初期化プログラムを記録
するものである。
【0018】この発明に係るリンク解析プログラムが記
録された記録媒体は、電磁界解析プログラムが出力する
電流データに対して、初期化プログラムにより解析され
た電流を加算して、その電流データを補正する電流補正
プログラムと、回路解析プログラムが出力する電界デー
タに対して、電源電圧に対応する電界を減算して、その
電界データを補正する電界補正プログラムとを記録する
ものである。
【0019】この発明に係るリンク解析プログラムが記
録された記録媒体は、電磁界解析プログラムにより変換
された電圧データに対して、ICに印加される電源電圧
を加算して、その電圧データを補正する電圧補正プログ
ラムと、回路解析プログラムにより変換された電界デー
タに対して、電源電圧に対応する電界を減算して、その
電界データを補正する電界補正プログラムとを記録する
ものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるリ
ンク解析方法を示すフローチャートであり、図におい
て、11は回路解析の初期状態として、ICに正常な電
源電圧が印加されたときの状態を設定する初期状態設定
処理、12はICに正常な電源電圧が印加されたとき当
該ICに流れる電流及び回路内部の全ての電流・電圧を
解析する回路解析手法であるSPICE(Simula
tion Programwith Integrat
ed Circuit Emphasis)、13はS
PICE12の解析結果であるICに流れる電流を保存
する保存処理である。
【0021】14は制御プログラム21から電界データ
20を受けると、その電界データ20及び前回解析した
電界・磁界データに基づく電磁界解析を実行してICが
存在する空間(位置周辺)の磁界を求める電磁界解析手
法であるFDTD(Finite Differenc
e Time Domain)、15はFDTD14に
より求められた磁界を示す磁界データ、16は磁界デー
タ15から変換された電流データ、17はSPICE1
2の解析結果であるICに流れる電流及び回路内部の全
ての電流・電圧に基づいてSPICE18を初期化する
初期化処理、18は制御プログラム21から電流データ
16を受けると、その電流データ16及び回路内部の全
ての電流・電圧データに基づく回路解析を実行してIC
の両端に印加される電圧を求める回路解析手法であるS
PICE、19はSPICE18により求められた電圧
を示す電圧データ、20は電圧データ19から変換され
た電界データ、21はFDTD14及びSPICE18
を交互に実行させる制御プログラムである。
【0022】図2はこの発明の実施の形態1によるリン
ク解析装置を示す構成図であり、図において、31は電
磁界解析プログラムを有し、制御部36から電界データ
20を受けると、その電界データ20及び前回の電界・
磁界データに基づく電磁界解析を実行してICが存在す
る空間の磁界を求める電磁界解析部(電磁界解析手
段)、32は電磁界解析部31により求められた磁界を
示す磁界データ15を電流データ16に変換する磁界・
電流変換部(電磁界解析手段)、33は回路解析プログ
ラムを有し、制御部36から電流データ16を受ける
と、その電流データ16及び回路内部の全ての電流・電
圧データに基づく回路解析を実行してICの両端に印加
される電圧を求める回路解析部(回路解析手段)、34
は回路解析部33により求められた電圧を示す電圧デー
タ19を電界データ20に変換する電圧・電界変換部
(回路解析手段)、35は初期化プログラムを有し、I
Cに電源電圧が印加されたとき当該ICに流れる電流及
び回路内部の全ての電流・電圧を解析する初期状態設定
部(初期化手段)、36は初期状態設定部35により解
析された電流及び回路内部の全ての電流・電圧に基づい
て回路解析部33を初期化するとともに、電磁界解析部
31と回路解析部33を交互に実行させる制御部(初期
化手段)である。
【0023】次に動作について説明する。最初に、電磁
界解析と回路解析のリンクを実現するに際し、ICのス
イッチング特性を解析するため、初期状態設定部35が
SPICE12による回路解析の初期状態として、IC
に正常な電源電圧が印加されたときの状態を設定するこ
とにより、当該ICに流れる電流と、回路内部の全ての
電流・電圧を解析する。
【0024】そして、初期状態設定部35がICに流れ
る電流等を解析すると、制御部36における制御プログ
ラム21は、FDTD14による電磁界解析とSPIC
E18による回路解析をリンクさせるため、FDTD1
4の解析結果である電流データ16をSPICE18に
転送するとともに、SPICE18の解析結果である電
界データ20をFDTD14に転送して、FDTD14
とSPICE18を交互に実行させる。
【0025】即ち、制御プログラム21は、SPICE
18から電界データ20を受けると(SPICE18は
電界データ20を制御プログラム21に出力すると、次
回の回路解析のため、回路内部の全ての電流・電圧デー
タを保存するとともに、回路解析を停止する)、その電
界データ20をFDTD14に転送するとともに、FD
TD14の待機状態(pause状態)を解除して、電
磁界解析の実行を指示する。
【0026】そして、電磁界解析部31におけるFDT
D14は、制御プログラム21から電磁界解析の実行指
示と電界データ20を受けると、その電界データ20及
び前回の電界・磁界データに基づく電磁界解析を1ステ
ップ実行して、ICが存在する空間の磁界を求め、磁界
・電流変換部32がその磁界を示す磁界データ15を電
流データ16に変換する。なお、FDTD14は電磁界
解析を1ステップ実行すると、再度、制御プログラム2
1から電磁界解析の実行指示を受けるまで待機するpa
use状態に移行する。
【0027】また、制御部36における制御プログラム
21は、FDTD14が電磁界解析を実行して、その解
析結果である電流データ16を受けると、その電流デー
タ16をSPICE18に転送するとともに、SPIC
E18を初期化して、回路解析の実行を指示する。ただ
し、制御プログラム21は、初期状態設定部35の解析
結果、即ち、ICに正常な電源電圧が印加されたとき当
該ICに流れる電流及び前回の解析の最終状態である回
路内部全ての電流・電圧に基づいてSPICE18を初
期化する。
【0028】そして、回路解析部33におけるSPIC
E18は、制御プログラム21から回路解析の実行指示
と電流データ16を受けると、その電流データ16と前
回の解析結果である回路内部全ての電流・電圧データに
基づく回路解析を1ステップ実行して、ICの両端に印
加される電圧を求め、電圧・電界変換部34がその電圧
を示す電圧データ19を電界データ20に変換する。な
お、SPICE18は回路解析を1ステップ実行する
と、次回の回路解析のため、回路内部全ての電流・電圧
を保存するとともに、回路解析を停止する。
【0029】このようにして、SPICE18が回路解
析を1ステップ実行すると、今度はFDTD14に対し
て電磁界解析の実行を指示するが、FDTD14による
電磁界解析とSPICE18による回路解析を予め設定
された回数だけ交互に繰り返し実行させることにより、
電磁界解析と回路解析のリンクを実現する。
【0030】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、ICに正常な電源電圧が印加されたとき当該
ICに流れる電流等を解析し、その電流等に基づいてS
PICE18を初期化するように構成したので、ICの
スイッチング特性を解析することができる効果を奏す
る。
【0031】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるリンク解析方法を示すフローチャートであ
り、図において、図1と同一符号は同一または相当部分
を示すので説明を省略する。22はICに正常な電源電
圧が印加されたとき当該ICに流れる電流データI H
び正常な電源電圧に対応する電界データDH を補正デー
タとして設定する補正設定処理、23は磁界・電流変換
部32が出力する電流データIに電流データIH を加算
して、電流データIを補正する補正処理、24は電圧・
電界変換部34が出力する電界データDに電界データD
H を減算して、電界データDを補正する補正処理であ
る。
【0032】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、ICに正常な電源電圧が印加されたとき当該
ICに流れる電流等を解析し、その電流等に基づいてS
PICE18を初期化するものについて示したが、磁界
・電流変換部32が出力する電流データは、初期状態設
定部35により解析された電流に対する変化分であるた
め、その電流データの絶対値は通常小さな値になる。そ
のため、SPICE18による回路解析の解析精度が劣
化し、ICのスイッチング特性の解析が困難になること
がある。
【0033】同様に、電圧・電界変換部34が出力する
電界データは、ICに印加された正常な電源電圧の効果
が上乗せされた電界であるため、FDTD14による電
磁界解析の解析精度が劣化し、ICのスイッチング特性
の解析が困難になることがある。
【0034】そこで、この実施の形態2では、図示せぬ
電流補正手段が、磁界・電流変換部32が出力する電流
データIに電流データIH を加算して、電流データIを
補正する一方、図示せぬ電界補正手段が、電圧・電界変
換部34が出力する電界データDに電界データDH を減
算して、電界データDを補正するようにしている。
【0035】これにより、FDTD14には、正常な電
源電圧の変化分としての電界データが与えられる一方、
SPICE18には、変化分としての電流データではな
く、ICに流れる電流データが与えられるため、FDT
D14による電磁界解析とSPICE18による回路解
析の解析精度が向上し、ICのスイッチング特性の解析
を正確に実行することができる効果を奏する。
【0036】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるリンク解析方法を示すフローチャートであ
り、図において、図1と同一符号は同一または相当部分
を示すので説明を省略する。41は制御プログラム50
から補正後の電界データ48を受けると、その電界デー
タ48及び前回の電界・磁界データに基づく電磁界解析
を実行してICが存在する空間(位置)の電界を求める
FDTD、42はFDTD41により求められた電界を
示す電界データ、43は電界データ42から変換された
電圧データ、44は電圧データ43に対してICに印加
される電源電圧を加算して、その電圧データ43を補正
する補正処理、45は1ステップ前の最終状態の電流・
電圧に基づいてSPICE46を初期化する初期化処
理、46は制御プログラム50から補正後の電圧データ
43を受けると、その電圧データ43及び回路内部の全
ての電流・電圧データに基づく回路解析を実行してIC
の両端に印加される電圧を求めるSPICE、47はS
PICE46により求められた電圧を示す電圧データ、
48は電圧データ47から変換された電界データ、49
は電界データ48に対して電源電圧に対応する電界を減
算して、その電界データ48を補正する補正処理、50
はFDTD41及びSPICE46を交互に実行させる
制御プログラムである。
【0037】図5はこの発明の実施の形態3によるリン
ク解析装置を示す構成図であり、図において、51は電
磁界解析プログラムを有し、制御部57から補正後の電
界データ48を受けると、その電界データ48及び前回
の電界・磁界データに基づく電磁界解析を実行してIC
が存在する空間の電界を求める電磁界解析部(電磁界解
析手段)、52は電磁界解析部51により求められた電
界を示す電界データ42を電圧データ43に変換する電
界・電圧変換部(電磁界解析手段)、53は電圧補正プ
ログラムを有し、電界・電圧変換部52により変換され
た電圧データ43に対して、ICに印加される電源電圧
を加算して、その電圧データ43を補正する電圧補正部
(電圧補正手段)、54は回路解析プログラムを有し、
制御部57から補正後の電圧データ43を受けると、そ
の電圧データ43及び回路内部の全ての電流・電圧デー
タに基づく回路解析を実行してICの両端に印加される
電圧を求める回路解析部(回路解析手段)、55は回路
解析部54により求められた電圧を示す電圧データ47
を電界データ48に変換する電圧・電界変換部(回路解
析手段)、56は電界補正プログラムを有し、電圧・電
界変換部55により変換された電界データ48に対し
て、電源電圧に対応する電界を減算して、その電界デー
タ48を補正する電界補正部(電界補正手段)である。
【0038】次に動作について説明する。まず、制御部
57における制御プログラム50は、FDTD41によ
る電磁界解析とSPICE46による回路解析をリンク
させるため、FDTD41の解析結果である電圧データ
43をSPICE46に転送するとともに、SPICE
46の解析結果である電界データ48をFDTD41に
転送して、FDTD41とSPICE46を交互に実行
させる。
【0039】即ち、制御プログラム50は、SPICE
46から補正後の電界データ48を受けると、その電界
データ48をFDTD41に転送するとともに、FDT
D41の待機状態(pause状態)を解除して、電磁
界解析の実行を指示する。
【0040】そして、電磁界解析部51におけるFDT
D41は、制御プログラム50から電磁界解析の実行指
示と補正後の電界データ48を受けると、その電界デー
タ48及び前回の電界・磁界データに基づく電磁界解析
を1ステップ実行して、ICが存在する空間の電界を求
める。そして、電界・電圧変換部52は、電磁界解析部
51が電界を求めると、その電界を示す電界データ42
を電圧データ43に変換し、電圧補正部53が電圧デー
タ43に対して、ICに印加される電源電圧を加算し
て、その電圧データ43を補正する。なお、FDTD4
1は電磁界解析を1ステップ実行すると、再度、制御プ
ログラム50から電磁界解析の実行指示を受けるまで待
機するpause状態に移行する。
【0041】また、制御部57における制御プログラム
50は、FDTD41が電磁界解析を実行して、その解
析結果である補正後の電圧データ43を受けると、その
電圧データ43をSPICE46に転送するとともに、
SPICE46を初期化して(1ステップ前の最終状態
の電流・電圧に基づいてSPICE46を初期化す
る)、回路解析の実行を指示する。
【0042】そして、回路解析部54におけるSPIC
E46は、制御プログラム50から回路解析の実行指示
と補正後の電圧データ43を受けると、その電圧データ
43と前回の解析結果である及び回路内部の全ての電流
・電圧データに基づく回路解析を1ステップ実行して、
ICの両端に印加される電圧を求める。そして、電圧・
電界変換部55は、回路解析部54が電圧を求めると、
その電圧を示す電圧データ47を電界データ48に変換
し、電界補正部56が電界データ48に対して、電源電
圧に対応する電界を減算して、その電界データ48を補
正する。なお、SPICE46は回路解析を1ステップ
実行すると、次回の回路解析のため、回路内部の全ての
電流・電圧データを保存するとともに、回路解析を停止
する。
【0043】このようにして、SPICE46が回路解
析を1ステップ実行すると、今度はFDTD41に対し
て電磁界解析の実行を指示するが、FDTD41による
電磁界解析とSPICE46による回路解析を予め設定
された回数だけ交互に繰り返し実行させることにより、
電磁界解析と回路解析のリンクを実現する。
【0044】以上で明らかなように、この実施の形態3
によれば、ICが存在する空間の電界を求めるととも
に、その電界を電圧データに変換すると、その電圧デー
タに対して、ICに印加される電源電圧を加算して、そ
の電圧データを補正する一方、ICの両端に印加される
電圧を求めるとともに、その電圧を電界データに変換す
ると、その電界データに対して、電源電圧に対応する電
界を減算して、その電界データを補正するように構成し
たので、上記実施の形態2と同様に、FDTD41によ
る電磁界解析とSPICE46による回路解析の解析精
度が向上し、ICのスイッチング特性の解析を正確に実
行することができる効果を奏する。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、IC
に電源電圧が印加されたとき当該ICに流れる電流を解
析し、その電流に基づいて回路解析手段を初期化する初
期化手段を設けるように構成したので、ICのスイッチ
ング特性を解析することができる効果がある。
【0046】この発明によれば、電磁界解析手段が出力
する電流データに対して、初期化手段により解析された
電流を加算して、その電流データを補正する電流補正手
段と、回路解析手段が出力する電界データに対して、電
源電圧に対応する電界を減算して、その電界データを補
正する電界補正手段とを設けるように構成したので、電
磁界解析と回路解析の解析精度が向上し、ICのスイッ
チング特性の解析を正確に実行することができる効果が
ある。
【0047】この発明によれば、電磁界解析手段により
変換された電圧データに対して、ICに印加される電源
電圧を加算して、その電圧データを補正する電圧補正手
段と、回路解析手段により変換された電界データに対し
て、電源電圧に対応する電界を減算して、その電界デー
タを補正する電界補正手段とを設けるように構成したの
で、電磁界解析と回路解析の解析精度が向上し、ICの
スイッチング特性の解析を正確に実行することができる
効果がある。
【0048】この発明によれば、電流データに基づく回
路解析を実行する際、ICに電源電圧が印加されたとき
当該ICに流れる電流を解析し、その電流に基づいて回
路解析を初期化するように構成したので、ICのスイッ
チング特性を解析することができる効果がある。
【0049】この発明によれば、磁界から変換された電
流データに対して、ICに電源電圧が印加されたとき当
該ICに流れる電流を加算して、その電流データを補正
するとともに、電圧から変換された電界データに対し
て、電源電圧に対応する電界を減算して、その電界デー
タを補正するように構成したので、電磁界解析と回路解
析の解析精度が向上し、ICのスイッチング特性の解析
を正確に実行することができる効果がある。
【0050】この発明によれば、ICが存在する空間の
電界を求めるとともに、その電界を電圧データに変換す
ると、その電圧データに対して、ICに印加される電源
電圧を加算して、その電圧データを補正する一方、IC
の両端に印加される電圧を求めるとともに、その電圧を
電界データに変換すると、その電界データに対して、電
源電圧に対応する電界を減算して、その電界データを補
正するように構成したので、電磁界解析と回路解析の解
析精度が向上し、ICのスイッチング特性の解析を正確
に実行することができる効果がある。
【0051】この発明によれば、ICに電源電圧が印加
されたとき当該ICに流れる電流を解析し、その電流に
基づいて回路解析プログラムを初期化する初期化プログ
ラムを記録するように構成したので、ICのスイッチン
グ特性を解析することができる効果がある。
【0052】この発明によれば、電磁界解析プログラム
が出力する電流データに対して、初期化プログラムによ
り解析された電流を加算して、その電流データを補正す
る電流補正プログラムと、回路解析プログラムが出力す
る電界データに対して、電源電圧に対応する電界を減算
して、その電界データを補正する電界補正プログラムと
を記録するように構成したので、電磁界解析と回路解析
の解析精度が向上し、ICのスイッチング特性の解析を
正確に実行することができる効果がある。
【0053】この発明によれば、電磁界解析プログラム
により変換された電圧データに対して、ICに印加され
る電源電圧を加算して、その電圧データを補正する電圧
補正プログラムと、回路解析プログラムにより変換され
た電界データに対して、電源電圧に対応する電界を減算
して、その電界データを補正する電界補正プログラムと
を記録するように構成したので、電磁界解析と回路解析
の解析精度が向上し、ICのスイッチング特性の解析を
正確に実行することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるリンク解析方
法を示すフローチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態1によるリンク解析装
置を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるリンク解析方
法を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態3によるリンク解析方
法を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3によるリンク解析装
置を示す構成図である。
【図6】 従来のリンク解析装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
31,51 電磁界解析部(電磁界解析手段)、32
磁界・電流変換部(電磁界解析手段)、33,54 回
路解析部(回路解析手段)、34,55 電圧・電界変
換部(回路解析手段)、35 初期状態設定部(初期化
手段)、36制御部(初期化手段)、52 電界・電圧
変換部(電磁界解析手段)、53 電圧補正部(電圧補
正手段)、56 電界補正部(電界補正手段)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界データに基づく電磁界解析を実行し
    てICが存在する空間の磁界を求めるとともに、その磁
    界を電流データに変換して出力する電磁界解析手段と、
    上記電磁界解析手段が出力する電流データに基づく回路
    解析を実行してICの両端に印加される電圧を求めると
    ともに、その電圧を電界データに変換して上記電磁界解
    析手段に出力する回路解析手段と、上記ICに電源電圧
    が印加されたとき当該ICに流れる電流を解析し、その
    電流に基づいて上記回路解析手段を初期化する初期化手
    段とを備えたリンク解析装置。
  2. 【請求項2】 電磁界解析手段が出力する電流データに
    対して、初期化手段により解析された電流を加算して、
    その電流データを補正する電流補正手段と、回路解析手
    段が出力する電界データに対して、電源電圧に対応する
    電界を減算して、その電界データを補正する電界補正手
    段とを設けたことを特徴とする請求項1記載のリンク解
    析装置。
  3. 【請求項3】 電界データに基づく電磁界解析を実行し
    てICが存在する空間の電界を求めるとともに、その電
    界を電圧データに変換する電磁界解析手段と、上記電磁
    界解析手段により変換された電圧データに対して、IC
    に印加される電源電圧を加算して、その電圧データを補
    正する電圧補正手段と、上記電圧補正手段により補正さ
    れた電圧データに基づく回路解析を実行して上記ICの
    両端に印加される電圧を求めるとともに、その電圧を電
    界データに変換する回路解析手段と、上記回路解析手段
    により変換された電界データに対して、電源電圧に対応
    する電界を減算して、その電界データを補正する電界補
    正手段とを備えたリンク解析装置。
  4. 【請求項4】 電界データに基づく電磁界解析を実行し
    てICが存在する空間の磁界を求め、その磁界を電流デ
    ータに変換して出力する一方、その電流データに基づく
    回路解析を実行してICの両端に印加される電圧を求
    め、その電圧を電界データに変換して出力するリンク解
    析方法において、その電流データに基づく回路解析を実
    行する際、上記ICに電源電圧が印加されたとき当該I
    Cに流れる電流を解析し、その電流に基づいて回路解析
    を初期化することを特徴とするリンク解析方法。
  5. 【請求項5】 磁界から変換された電流データに対し
    て、ICに電源電圧が印加されたとき当該ICに流れる
    電流を加算して、その電流データを補正するとともに、
    電圧から変換された電界データに対して、電源電圧に対
    応する電界を減算して、その電界データを補正すること
    を特徴とする請求項4記載のリンク解析方法。
  6. 【請求項6】 電界データに基づく電磁界解析を実行し
    てICが存在する空間の電界を求めるとともに、その電
    界を電圧データに変換すると、その電圧データに対し
    て、ICに印加される電源電圧を加算して、その電圧デ
    ータを補正する一方、その補正された電圧データに基づ
    く回路解析を実行して上記ICの両端に印加される電圧
    を求めるとともに、その電圧を電界データに変換する
    と、その電界データに対して、電源電圧に対応する電界
    を減算して、その電界データを補正するリンク解析方
    法。
  7. 【請求項7】 電界データに基づく電磁界解析を実行し
    てICが存在する空間の磁界を求めるとともに、その磁
    界を電流データに変換して出力する電磁界解析プログラ
    ムと、上記電磁界解析プログラムが出力する電流データ
    に基づく回路解析を実行してICの両端に印加される電
    圧を求めるとともに、その電圧を電界データに変換して
    上記電磁界解析プログラムに出力する回路解析プログラ
    ムと、上記ICに電源電圧が印加されたとき当該ICに
    流れる電流を解析し、その電流に基づいて上記回路解析
    プログラムを初期化する初期化プログラムとから構成さ
    れたリンク解析プログラムが記録された記録媒体。
  8. 【請求項8】 電磁界解析プログラムが出力する電流デ
    ータに対して、初期化プログラムにより解析された電流
    を加算して、その電流データを補正する電流補正プログ
    ラムと、回路解析プログラムが出力する電界データに対
    して、電源電圧に対応する電界を減算して、その電界デ
    ータを補正する電界補正プログラムとが記録されたこと
    を特徴とする請求項7記載のリンク解析プログラムが記
    録された記録媒体。
  9. 【請求項9】 電界データに基づく電磁界解析を実行し
    てICが存在する空間の電界を求めるとともに、その電
    界を電圧データに変換する電磁界解析プログラムと、上
    記電磁界解析プログラムにより変換された電圧データに
    対して、ICに印加される電源電圧を加算して、その電
    圧データを補正する電圧補正プログラムと、上記電圧補
    正プログラムにより補正された電圧データに基づく回路
    解析を実行して上記ICの両端に印加される電圧を求め
    るとともに、その電圧を電界データに変換する回路解析
    プログラムと、上記回路解析プログラムにより変換され
    た電界データに対して、電源電圧に対応する電界を減算
    して、その電界データを補正する電界補正プログラムと
    から構成されたリンク解析プログラムが記録された記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7957150B2 (en) 2008-02-21 2011-06-07 Hitachi, Ltd. Support method and apparatus for printed circuit board
JP2015135636A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 富士通セミコンダクター株式会社 解析支援装置、および解析支援方法

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US8355258B2 (en) 2008-02-21 2013-01-15 Hitachi, Ltd. Support method and apparatus for printed circuit board
JP2015135636A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 富士通セミコンダクター株式会社 解析支援装置、および解析支援方法

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