JP2000295166A - Avm方式を適用する基地局無線装置及び移動局無線装置 - Google Patents
Avm方式を適用する基地局無線装置及び移動局無線装置Info
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- JP2000295166A JP2000295166A JP10020599A JP10020599A JP2000295166A JP 2000295166 A JP2000295166 A JP 2000295166A JP 10020599 A JP10020599 A JP 10020599A JP 10020599 A JP10020599 A JP 10020599A JP 2000295166 A JP2000295166 A JP 2000295166A
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Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の移動局間での発呼信号の衝突の機会を
少なくすること。 【解決手段】 基地局FBは、符号信号の送信時間幅d
twに余裕時間dtfを加えた一定時間幅dtsを発呼
時間間隔の単位として設定し、発呼時間間隔の定数倍ご
とに調歩同期信号sを送信すると共に、確認応答信号や
指令信号などの符号信号送信時刻を発呼時間間隔に同期
して送信するためのタイミング処理手段を備える。一
方、移動局M1〜M4はそれぞれ、基地局からの調歩同
期信号を受信して該調歩同期信号により基準時刻を設定
し、該基準時刻に同期するシステムの発呼時間間隔を当
該移動局における発呼時刻の単位とし、任意発呼条件に
なった場合の任意発呼信号の発呼を次の基準時刻まで待
ってから、更に次の基準時刻までの範囲内で、該発呼時
間間隔の整数倍を乱数で設定した時刻に分散して発呼す
るタイミング処理手段を備える。
少なくすること。 【解決手段】 基地局FBは、符号信号の送信時間幅d
twに余裕時間dtfを加えた一定時間幅dtsを発呼
時間間隔の単位として設定し、発呼時間間隔の定数倍ご
とに調歩同期信号sを送信すると共に、確認応答信号や
指令信号などの符号信号送信時刻を発呼時間間隔に同期
して送信するためのタイミング処理手段を備える。一
方、移動局M1〜M4はそれぞれ、基地局からの調歩同
期信号を受信して該調歩同期信号により基準時刻を設定
し、該基準時刻に同期するシステムの発呼時間間隔を当
該移動局における発呼時刻の単位とし、任意発呼条件に
なった場合の任意発呼信号の発呼を次の基準時刻まで待
ってから、更に次の基準時刻までの範囲内で、該発呼時
間間隔の整数倍を乱数で設定した時刻に分散して発呼す
るタイミング処理手段を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシー等の多数
の車両の運行状況を中央管理室においてモニタし、運行
管理の合理化を計るために、移動無線システムにおける
AVM(Automatic Vehicle Mon
itoring)方式を適用した基地局無線装置及び移
動局無線装置に関する。
の車両の運行状況を中央管理室においてモニタし、運行
管理の合理化を計るために、移動無線システムにおける
AVM(Automatic Vehicle Mon
itoring)方式を適用した基地局無線装置及び移
動局無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のAVM方式では、基地局
からのポーリング方式による情報収集における時間待ち
状態を解消するために、移動局の位置、営業状態などの
変化が発生した時点で基地局へ通報する任意発呼方式に
より、リアルタイムで情報を収集し、効率の良い運行管
理を行っている。
からのポーリング方式による情報収集における時間待ち
状態を解消するために、移動局の位置、営業状態などの
変化が発生した時点で基地局へ通報する任意発呼方式に
より、リアルタイムで情報を収集し、効率の良い運行管
理を行っている。
【0003】このAVM方式においては、ある移動局か
らの任意発呼信号の送信途中でも、他の移動局は任意発
呼が可能である。この場合、双方の信号内容が混信して
基地局において解読不能になる場合がある。これに対処
するために、基地局では任意発呼信号を受信すると確認
応答信号を送信し、該確認応答信号が得られなかった移
動局は、適当な時間を経過後に任意発呼信号を再発呼す
るように改善したシステムも運用されている。しかし、
ジャイロスコープやGPS(Global Posit
ioning System)を利用した車両位置自動
検出の技術の進歩により、より精度の高い車両位置状況
を瞬時に得られるようになり、各移動局の任意発呼の頻
度は飛躍的に高くなりつつある。また、運用移動局数の
大きなシステムにおいても各移動局からの総任意発呼件
数は大きくなる。
らの任意発呼信号の送信途中でも、他の移動局は任意発
呼が可能である。この場合、双方の信号内容が混信して
基地局において解読不能になる場合がある。これに対処
するために、基地局では任意発呼信号を受信すると確認
応答信号を送信し、該確認応答信号が得られなかった移
動局は、適当な時間を経過後に任意発呼信号を再発呼す
るように改善したシステムも運用されている。しかし、
ジャイロスコープやGPS(Global Posit
ioning System)を利用した車両位置自動
検出の技術の進歩により、より精度の高い車両位置状況
を瞬時に得られるようになり、各移動局の任意発呼の頻
度は飛躍的に高くなりつつある。また、運用移動局数の
大きなシステムにおいても各移動局からの総任意発呼件
数は大きくなる。
【0004】図6、図7はそれぞれ、従来の任意発呼方
式の例として、2周波半複信方式、1周波単信方式の基
地局無線装置(以下、基地局と略称する)の構成を示し
た図である。また、図8は、この基地局に対応した移動
局無線装置(以下、移動局と略称する)の構成を示した
図である。更に、図9は2周波半複信方式の場合につい
て基地局と移動局との間の信号のやりとりを説明するた
めの図であり、図10は1周波単信方式の場合について
基地局と移動局との間の信号のやりとりを説明するため
の図である。
式の例として、2周波半複信方式、1周波単信方式の基
地局無線装置(以下、基地局と略称する)の構成を示し
た図である。また、図8は、この基地局に対応した移動
局無線装置(以下、移動局と略称する)の構成を示した
図である。更に、図9は2周波半複信方式の場合につい
て基地局と移動局との間の信号のやりとりを説明するた
めの図であり、図10は1周波単信方式の場合について
基地局と移動局との間の信号のやりとりを説明するため
の図である。
【0005】図6において、受信系1と送信系2とはそ
れぞれ周波数の異なる2周波半複信方式により運用され
ているから、基地局は符号送信期間中、待機中及びある
移動局と通話中のいずれの状態においても、移動局から
の任意発呼による符号化された情報を受信、復号し、処
理することが可能である。
れぞれ周波数の異なる2周波半複信方式により運用され
ているから、基地局は符号送信期間中、待機中及びある
移動局と通話中のいずれの状態においても、移動局から
の任意発呼による符号化された情報を受信、復号し、処
理することが可能である。
【0006】符号処理系3は、復号された移動局からの
情報をもとに、移動局への確認応答情報の符号化のほ
か、移動局の現在の動態、位置などの確認、配車指示、
任意発呼停止/解除の制御などの指令信号など、系が必
要とする符号の生成、記憶などを行う。タイミング処理
系4は、クロックパルスの生成を行う。
情報をもとに、移動局への確認応答情報の符号化のほ
か、移動局の現在の動態、位置などの確認、配車指示、
任意発呼停止/解除の制御などの指令信号など、系が必
要とする符号の生成、記憶などを行う。タイミング処理
系4は、クロックパルスの生成を行う。
【0007】受信系1には、アンテナ11、受信機1
2、この受信機12で受信した移動局からの入力信号を
音声信号か符号情報信号かを識別する識別部13が設け
られている。受信機12の出力は、識別部13によって
制御される切替回路14により、音声信号は音声増幅部
15に接続されてスピーカ16を鳴動し、符号情報は復
号部17側に接続され、復号されて符号処理系3の符号
解読部31に送られる。
2、この受信機12で受信した移動局からの入力信号を
音声信号か符号情報信号かを識別する識別部13が設け
られている。受信機12の出力は、識別部13によって
制御される切替回路14により、音声信号は音声増幅部
15に接続されてスピーカ16を鳴動し、符号情報は復
号部17側に接続され、復号されて符号処理系3の符号
解読部31に送られる。
【0008】送信系2には、送信制御部20が設けられ
ている。送信制御部20は、マイクボタン23が押され
たことを通話検出部24から通知されると、切替回路2
7を音声増幅部22側に切り替え、マイク21、音声増
幅部22からの音声信号出力を送信機28に入力する。
また、送信信号生成部34からの種々の符号情報信号を
出力する場合には、送信制御部20は、切替回路27を
送信信号生成部34側に切り替え送信機28に符号情報
を入力する。送信機28に入力された信号は、アンテナ
29から各移動局へ送出される。
ている。送信制御部20は、マイクボタン23が押され
たことを通話検出部24から通知されると、切替回路2
7を音声増幅部22側に切り替え、マイク21、音声増
幅部22からの音声信号出力を送信機28に入力する。
また、送信信号生成部34からの種々の符号情報信号を
出力する場合には、送信制御部20は、切替回路27を
送信信号生成部34側に切り替え送信機28に符号情報
を入力する。送信機28に入力された信号は、アンテナ
29から各移動局へ送出される。
【0009】符号処理系3では、復号された移動局から
の符号情報を受け取り符号解読部31で解読し、移動局
への確認応答情報が必要な場合は応答信号発生部32で
確認応答信号を発生し送信信号生成部34に送出する。
また、操作ボタン群25、操作検出部26で発生した配
車呼出、発呼停止/解除、各種情報収集などを目的とし
た指令信号は、指令信号発生部33で発生し、送信信号
生成部34に送出する。
の符号情報を受け取り符号解読部31で解読し、移動局
への確認応答情報が必要な場合は応答信号発生部32で
確認応答信号を発生し送信信号生成部34に送出する。
また、操作ボタン群25、操作検出部26で発生した配
車呼出、発呼停止/解除、各種情報収集などを目的とし
た指令信号は、指令信号発生部33で発生し、送信信号
生成部34に送出する。
【0010】図7において、1周波単信方式の基地局に
おいては、アンテナ01が、送信制御部20で制御され
る送受切替回路02で送信用、受信用として切替えられ
るほかは、上述の2周波半複信方式と同様の構成を持
つ。そして、動作も、後述するように2周波半複信方式
の場合と同様に実現できる。
おいては、アンテナ01が、送信制御部20で制御され
る送受切替回路02で送信用、受信用として切替えられ
るほかは、上述の2周波半複信方式と同様の構成を持
つ。そして、動作も、後述するように2周波半複信方式
の場合と同様に実現できる。
【0011】図8において、移動局においては、受信系
5と送信系6とが、送受切替回路92を介して、単一の
アンテナ91に接続され、基地局との間で2周波半複信
方式あるいは1周波単信方式により運用される。
5と送信系6とが、送受切替回路92を介して、単一の
アンテナ91に接続され、基地局との間で2周波半複信
方式あるいは1周波単信方式により運用される。
【0012】符号処理系7では、復号された基地局から
の情報をもとに、基地局から移動局に対する確認応答信
号、指令信号の解読、基地局から応答を要求された場合
の応答情報の符号化のほか、移動局の動態、位置の変
化、待機、休憩などの登録要求信号の発生などを行って
いる。
の情報をもとに、基地局から移動局に対する確認応答信
号、指令信号の解読、基地局から応答を要求された場合
の応答情報の符号化のほか、移動局の動態、位置の変
化、待機、休憩などの登録要求信号の発生などを行って
いる。
【0013】タイミング処理系8は、時間計測に使用す
るクロックパルス発生部81、再発呼を行うための再発
呼制御部89−1、再発呼に際しての遅延時間を設定す
る遅延時間発生部89−2を有している。
るクロックパルス発生部81、再発呼を行うための再発
呼制御部89−1、再発呼に際しての遅延時間を設定す
る遅延時間発生部89−2を有している。
【0014】移動局のアンテナ91は、通常、送受切替
回路92を介して、受信機51に接続され受信アンテナ
として作動している。また、アンテナ91は、送信時に
は、送信制御部60で駆動される送受切替回路92によ
り送信機66の出力側に切り替えられ、送信アンテナと
して作動する。
回路92を介して、受信機51に接続され受信アンテナ
として作動している。また、アンテナ91は、送信時に
は、送信制御部60で駆動される送受切替回路92によ
り送信機66の出力側に切り替えられ、送信アンテナと
して作動する。
【0015】受信系5においては、アンテナ91、送受
切替回路92を介して受信機51で受信した基地局から
の信号は、識別部52によって制御される切替回路53
により、音声信号は音声増幅部54側に接続されてスピ
ーカ55を鳴動し、符号情報は復号部56側に接続さ
れ、復号されて符号処理系7の符号解読部71に送られ
る。
切替回路92を介して受信機51で受信した基地局から
の信号は、識別部52によって制御される切替回路53
により、音声信号は音声増幅部54側に接続されてスピ
ーカ55を鳴動し、符号情報は復号部56側に接続さ
れ、復号されて符号処理系7の符号解読部71に送られ
る。
【0016】送信系6には、送信制御部60が設けられ
ている。送信制御部60は、プレスボタン63が押され
ると、送信制御部60を介して切替回路65を音声増幅
部62側に切り替え、マイク61、音声増幅部62から
の音声信号出力を送信機66に入力する。応答、了解、
自車の待機場所、移動先、休憩などの情報を基地局に対
して通知、登録をするための操作ボタン群64及びプレ
スボタン63の出力は、登録要求信号発生部74に送ら
れる。
ている。送信制御部60は、プレスボタン63が押され
ると、送信制御部60を介して切替回路65を音声増幅
部62側に切り替え、マイク61、音声増幅部62から
の音声信号出力を送信機66に入力する。応答、了解、
自車の待機場所、移動先、休憩などの情報を基地局に対
して通知、登録をするための操作ボタン群64及びプレ
スボタン63の出力は、登録要求信号発生部74に送ら
れる。
【0017】符号処理系7は、符号解読部71、基地局
への応答が必要な場合の応答信号発生部72、車両の位
置、動態などの変化を自動的に知らせる任意発呼信号発
生部73、待機、通話要求、休憩など乗務員が基地局に
通報する各種の情報を発生する登録要求信号発生部74
及びこれらの信号を符号化して送出するための送信信号
生成部75で構成される。
への応答が必要な場合の応答信号発生部72、車両の位
置、動態などの変化を自動的に知らせる任意発呼信号発
生部73、待機、通話要求、休憩など乗務員が基地局に
通報する各種の情報を発生する登録要求信号発生部74
及びこれらの信号を符号化して送出するための送信信号
生成部75で構成される。
【0018】符号解読部71では復号部56で復号され
た信号を解読する。符号解読部71で解読した内容に、
基地局側からの応答要求信号が含まれている場合には必
要な応答信号を応答信号発生部72で発生して送信信号
生成部75に送る。任意発呼信号発生部73は、車両の
一定の時間経過、距離移動、特定位置の通過、乗客の迎
車、乗車、下車での料金メータ操作など、移動局車両の
状態が変化した時点で、自動的に、これらの情報を含ん
だ任意発呼信号を発生し送信信号生成部75に送る。
た信号を解読する。符号解読部71で解読した内容に、
基地局側からの応答要求信号が含まれている場合には必
要な応答信号を応答信号発生部72で発生して送信信号
生成部75に送る。任意発呼信号発生部73は、車両の
一定の時間経過、距離移動、特定位置の通過、乗客の迎
車、乗車、下車での料金メータ操作など、移動局車両の
状態が変化した時点で、自動的に、これらの情報を含ん
だ任意発呼信号を発生し送信信号生成部75に送る。
【0019】図9、図10において、FBは基地局、M
1〜M4は複数の移動局、Txは各局の送信信号、Rx
は各局の受信信号、Thは移動局が任意発呼の条件にな
った時刻を明示する時間軸である。
1〜M4は複数の移動局、Txは各局の送信信号、Rx
は各局の受信信号、Thは移動局が任意発呼の条件にな
った時刻を明示する時間軸である。
【0020】時刻T1では、移動局M1から応答を必要
とする任意発呼信号Aを送出し、基地局FBが確認応答
信号aを返す過程を示している。以降、時刻T2〜T8
は、移動局M1〜M4が色々な時間関係で任意発呼を行
う条件になった時刻を示す。Tx、Rxの基線は、送信
あるいは受信状態になっている時間帯を太線で示してあ
る。
とする任意発呼信号Aを送出し、基地局FBが確認応答
信号aを返す過程を示している。以降、時刻T2〜T8
は、移動局M1〜M4が色々な時間関係で任意発呼を行
う条件になった時刻を示す。Tx、Rxの基線は、送信
あるいは受信状態になっている時間帯を太線で示してあ
る。
【0021】図6、図8、図9を参照して、従来の任意
発呼形式による2周波半複信方式の送受信の過程を説明
する。時刻T1に、移動局M1から任意発呼信号Aが送
出されると、該任意発呼信号Aは基地局FBで受信さ
れ、図6に示す識別部13に送られる。識別部13で任
意発呼信号Aが符号情報であることを識別すると、切替
回路14は復号部17側に切替えられ、該任意発呼信号
Aは復号部17、符号解読部31に送られ、応答が必要
な場合には、応答信号発生部32で確認応答信号aが生
成され、送信信号生成部34、切替回路27、送信機2
8、アンテナ29を通して送信される。
発呼形式による2周波半複信方式の送受信の過程を説明
する。時刻T1に、移動局M1から任意発呼信号Aが送
出されると、該任意発呼信号Aは基地局FBで受信さ
れ、図6に示す識別部13に送られる。識別部13で任
意発呼信号Aが符号情報であることを識別すると、切替
回路14は復号部17側に切替えられ、該任意発呼信号
Aは復号部17、符号解読部31に送られ、応答が必要
な場合には、応答信号発生部32で確認応答信号aが生
成され、送信信号生成部34、切替回路27、送信機2
8、アンテナ29を通して送信される。
【0022】一方、任意発呼信号Aを送出した移動局M
1は、図8に示す再発呼制御部89−1で再発呼待ち状
態となり、待ち時間の計測を開始する。基地局FBから
の確認応答信号aは、全移動局M1〜M4で受信され、
各移動局では図8に示すアンテナ91、送受切替回路9
2、受信機51を経由して識別部52に到達し符号情報
として識別される。その結果、識別部52は切替回路5
3を復号部56側に切替え、確認応答信号aは復号部5
6で復号され符号解読部71に送られる。移動局M1の
符号解読部71では、自局に対する応答であることを確
認すると、再発呼制御部89−1の再発呼待ち状態を解
除し、対応した一連の処理に移行する。一方、他の移動
局の符号解読部71は自局に関係ないことを確認し処理
を終了する。
1は、図8に示す再発呼制御部89−1で再発呼待ち状
態となり、待ち時間の計測を開始する。基地局FBから
の確認応答信号aは、全移動局M1〜M4で受信され、
各移動局では図8に示すアンテナ91、送受切替回路9
2、受信機51を経由して識別部52に到達し符号情報
として識別される。その結果、識別部52は切替回路5
3を復号部56側に切替え、確認応答信号aは復号部5
6で復号され符号解読部71に送られる。移動局M1の
符号解読部71では、自局に対する応答であることを確
認すると、再発呼制御部89−1の再発呼待ち状態を解
除し、対応した一連の処理に移行する。一方、他の移動
局の符号解読部71は自局に関係ないことを確認し処理
を終了する。
【0023】時刻T2及びT3に、移動局M3及びM2
が相次いで任意発呼信号B及びCを発呼した場合には、
基地局FBでは受信信号が衝突しているためこれらの移
動局を認識できず、確認応答信号を発呼することが出来
ない。このような場合、基地局FBでは図9に示すよう
に解読不能信号Xを発呼するシステムもある。移動局M
3及びM2では、再発呼制御部89−1が一定時間以内
に符号解読部71から自局への確認応答信号を受け取れ
なかったり解読不能信号Xを受信した場合には、遅延時
間発生部89−2で乱数により発生した遅延時間Tr2
及びTr3の後に、再発呼信号B´及びC´を発呼す
る。
が相次いで任意発呼信号B及びCを発呼した場合には、
基地局FBでは受信信号が衝突しているためこれらの移
動局を認識できず、確認応答信号を発呼することが出来
ない。このような場合、基地局FBでは図9に示すよう
に解読不能信号Xを発呼するシステムもある。移動局M
3及びM2では、再発呼制御部89−1が一定時間以内
に符号解読部71から自局への確認応答信号を受け取れ
なかったり解読不能信号Xを受信した場合には、遅延時
間発生部89−2で乱数により発生した遅延時間Tr2
及びTr3の後に、再発呼信号B´及びC´を発呼す
る。
【0024】時刻T4では移動局M4から任意発呼信号
Dが発呼され基地局からは確認応答信号dが送出され
る。移動局M3及びM2からの再発呼信号B´及びC´
も同様に正常に処理される。時刻T5、T6、T7にお
いては、移動局M2、M1、M4から相次いで任意発呼
信号E、F、Gが発呼され、基地局FBからは解読不能
信号Xが返され、移動局M2、M1、M4は前述同様の
過程で乱数により設定した遅延時間Tr5、Tr6、T
r7を経過した後に再発呼信号E´、F´、G´を発呼
する。
Dが発呼され基地局からは確認応答信号dが送出され
る。移動局M3及びM2からの再発呼信号B´及びC´
も同様に正常に処理される。時刻T5、T6、T7にお
いては、移動局M2、M1、M4から相次いで任意発呼
信号E、F、Gが発呼され、基地局FBからは解読不能
信号Xが返され、移動局M2、M1、M4は前述同様の
過程で乱数により設定した遅延時間Tr5、Tr6、T
r7を経過した後に再発呼信号E´、F´、G´を発呼
する。
【0025】図9において、移動局M4の再発呼信号G
´に対して基地局FBが確認応答信号g´を送出中に移
動局M2の再発呼信号E´が発呼されるが、基地局FB
は2周波半複信方式で運用されているので該再発呼信号
E´は正常に受信され、確認応答信号e´も正常に送信
される。
´に対して基地局FBが確認応答信号g´を送出中に移
動局M2の再発呼信号E´が発呼されるが、基地局FB
は2周波半複信方式で運用されているので該再発呼信号
E´は正常に受信され、確認応答信号e´も正常に送信
される。
【0026】時刻T8では、移動局M1の再発呼信号F
´と重なる時刻に、移動局M3が任意発呼信号Hを発呼
するが、基地局FBにおいて移動局M1からの再発呼信
号F´のほうが移動局M3の任意発呼信号Hより十分に
強いレベルで受信された場合を示す。この場合、基地局
FBは再発呼信号F´に対する確認応答信号f´を発呼
する。そのため、移動局M3の再発呼制御部89−1は
一定の時刻内に自局への確認応答信号を得られず、遅延
時間Tr8後に再発呼信号H´を送出し、基地局FBは
確認応答信号h´を発呼し、一連の通信を完了する。
´と重なる時刻に、移動局M3が任意発呼信号Hを発呼
するが、基地局FBにおいて移動局M1からの再発呼信
号F´のほうが移動局M3の任意発呼信号Hより十分に
強いレベルで受信された場合を示す。この場合、基地局
FBは再発呼信号F´に対する確認応答信号f´を発呼
する。そのため、移動局M3の再発呼制御部89−1は
一定の時刻内に自局への確認応答信号を得られず、遅延
時間Tr8後に再発呼信号H´を送出し、基地局FBは
確認応答信号h´を発呼し、一連の通信を完了する。
【0027】図7、図8、図10を参照して、従来の任
意発呼形式による1周波単信方式の送受信の過程を説明
する。ただし、図10の例では基地局FBが信号内容を
確認できない場合の解読不能信号Xは使用していない。
時刻T1〜T4での移動局と基地局との間の動作は図9
で説明した2周波半複信方式の場合と同様である。
意発呼形式による1周波単信方式の送受信の過程を説明
する。ただし、図10の例では基地局FBが信号内容を
確認できない場合の解読不能信号Xは使用していない。
時刻T1〜T4での移動局と基地局との間の動作は図9
で説明した2周波半複信方式の場合と同様である。
【0028】時刻T5、T6、T7においては、移動局
M2、M1、M4から相次いで任意発呼信号E、F、G
が発呼されるが、基地局FBからは確認応答信号が発呼
されないので、移動局M2、M1、M4は前述同様の過
程で乱数により設定した遅延時間Tr5、Tr6、Tr
7経過後に再発呼信号E´、F´、G´を発呼する。
M2、M1、M4から相次いで任意発呼信号E、F、G
が発呼されるが、基地局FBからは確認応答信号が発呼
されないので、移動局M2、M1、M4は前述同様の過
程で乱数により設定した遅延時間Tr5、Tr6、Tr
7経過後に再発呼信号E´、F´、G´を発呼する。
【0029】移動局M4の再発呼信号G´に対する確認
応答信号g´を送信中の基地局FBは、図7に示す1周
波単信方式の構成で運用されている。このため、アンテ
ナ01は送受切替回路02により送信機側に切り替えら
れているので移動局M2の発呼した再発呼信号E´は完
全な符号として受信されず該再発呼信号E´に対する確
認応答信号は発呼されない。その結果、移動局M2では
再度遅延時間Tr5´後に再発呼信号E”を発呼し基地
局は応答信号e”を返す。
応答信号g´を送信中の基地局FBは、図7に示す1周
波単信方式の構成で運用されている。このため、アンテ
ナ01は送受切替回路02により送信機側に切り替えら
れているので移動局M2の発呼した再発呼信号E´は完
全な符号として受信されず該再発呼信号E´に対する確
認応答信号は発呼されない。その結果、移動局M2では
再度遅延時間Tr5´後に再発呼信号E”を発呼し基地
局は応答信号e”を返す。
【0030】時刻T8においても、図9と同様、移動局
M3の発呼信号Hが十分に強いレベルの移動局M1の再
発呼信号F´によりマスクされた場合を示している。
M3の発呼信号Hが十分に強いレベルの移動局M1の再
発呼信号F´によりマスクされた場合を示している。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上記のいずれの例で
も、移動局の数が増加するにつれて、再発呼においても
発呼信号の衝突の可能性が高くなり、基地局とつながる
までの待ち時間が長くなるという問題点がある。また、
待ち時間が長くなると、移動局の現在の動態・位置など
の情報が変化してしまうことが予想される。その結果、
リアルタイムな情報収集が困難になる等、システム運用
上の不都合な欠点が内在している。
も、移動局の数が増加するにつれて、再発呼においても
発呼信号の衝突の可能性が高くなり、基地局とつながる
までの待ち時間が長くなるという問題点がある。また、
待ち時間が長くなると、移動局の現在の動態・位置など
の情報が変化してしまうことが予想される。その結果、
リアルタイムな情報収集が困難になる等、システム運用
上の不都合な欠点が内在している。
【0032】そこで、本発明の課題は、複数の移動局無
線装置の間での発呼信号衝突の機会を少なくして情報収
集の効率を向上させることのできる基地局無線装置及び
移動局無線装置を提供することにある。
線装置の間での発呼信号衝突の機会を少なくして情報収
集の効率を向上させることのできる基地局無線装置及び
移動局無線装置を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明による基地局無線
装置は、車両の位置、動態などの運行情報を示す信号や
休憩、待機場所登録などの要求信号を任意発呼方式で送
信する複数の移動局無線装置と、上記の各種信号を受
信、復号してシステムに取得するほか前記要求信号に対
する確認応答信号や指令信号などを送信する基地局無線
装置とで構成され、任意発呼形式で通信を行うために2
周波半複信方式あるいは1周波単信方式によるAVM方
式を適用した移動無線システムに適用され、前記基地局
無線装置は、該システムで使用する符号信号の送信時間
幅dtwに余裕時間dtfを加えた一定時間幅dtsを
システムの発呼時間間隔の単位として設定し、前記発呼
時間間隔の定数倍ごとに調歩同期信号を送信すると共
に、確認応答信号や指令信号などの符号信号送信時刻を
前記発呼時間間隔に同期して送信するためのタイミング
処理手段を備えたことを特徴とする。
装置は、車両の位置、動態などの運行情報を示す信号や
休憩、待機場所登録などの要求信号を任意発呼方式で送
信する複数の移動局無線装置と、上記の各種信号を受
信、復号してシステムに取得するほか前記要求信号に対
する確認応答信号や指令信号などを送信する基地局無線
装置とで構成され、任意発呼形式で通信を行うために2
周波半複信方式あるいは1周波単信方式によるAVM方
式を適用した移動無線システムに適用され、前記基地局
無線装置は、該システムで使用する符号信号の送信時間
幅dtwに余裕時間dtfを加えた一定時間幅dtsを
システムの発呼時間間隔の単位として設定し、前記発呼
時間間隔の定数倍ごとに調歩同期信号を送信すると共
に、確認応答信号や指令信号などの符号信号送信時刻を
前記発呼時間間隔に同期して送信するためのタイミング
処理手段を備えたことを特徴とする。
【0034】なお、前記タイミング処理手段は、前記発
呼時間間隔を単位とするタイミングパルスを発生するた
めの基準タイミングパルス発生部と、前記タイミングパ
ルスを計数し、システムで設定する整数値で循環するカ
ウンタを有し、該カウンタの一巡ごとに信号を送出する
ための発呼基準時間発生部と、該発呼基準時間発生部か
らの信号により、前記調歩同期信号を生成するための調
歩同期信号発生部と、発呼条件になったかどうかを検出
し、発呼条件になったことを検出すると信号を送出する
ための発呼条件検出部と、前記発呼条件検出部からの信
号で、前記発呼基準時間発生部のカウンタ出力に同期し
て符号信号の時間幅の制御信号を生成し送信信号生成部
及び送信制御部を制御するための送信時間生成部とを含
むことを特徴とする。
呼時間間隔を単位とするタイミングパルスを発生するた
めの基準タイミングパルス発生部と、前記タイミングパ
ルスを計数し、システムで設定する整数値で循環するカ
ウンタを有し、該カウンタの一巡ごとに信号を送出する
ための発呼基準時間発生部と、該発呼基準時間発生部か
らの信号により、前記調歩同期信号を生成するための調
歩同期信号発生部と、発呼条件になったかどうかを検出
し、発呼条件になったことを検出すると信号を送出する
ための発呼条件検出部と、前記発呼条件検出部からの信
号で、前記発呼基準時間発生部のカウンタ出力に同期し
て符号信号の時間幅の制御信号を生成し送信信号生成部
及び送信制御部を制御するための送信時間生成部とを含
むことを特徴とする。
【0035】本発明による移動局無線装置は、上記の基
地局無線装置との間で通信を行うためのものであり、前
記基地局無線装置からの前記調歩同期信号を受信して該
調歩同期信号により基準時刻を設定し、該基準時刻に同
期するシステムの発呼時間間隔を当該移動局無線装置に
おける発呼時刻の単位とし、任意発呼条件になった場合
の任意発呼信号の発呼を次の基準時刻まで待ってから、
更に次の基準時刻までの範囲内で、該発呼時間間隔の整
数倍を乱数で設定した時刻に分散して発呼するタイミン
グ処理手段を備えることにより、前記基地局無線装置の
発呼信号や移動局無線装置同士の任意発呼信号の中途半
端な衝突を避け、且つ任意発呼信号が確認応答を要求す
る場合には、前記基地局無線装置から確認応答信号を送
信することにより、雑音や信号の衝突により前記基地局
無線装置で確認してもらえなかった移動局無線装置の再
発呼手続きを可能にすることで、より多くの任意発呼信
号を、より確実にシステムに取得出来るようにしたこと
を特徴とする。
地局無線装置との間で通信を行うためのものであり、前
記基地局無線装置からの前記調歩同期信号を受信して該
調歩同期信号により基準時刻を設定し、該基準時刻に同
期するシステムの発呼時間間隔を当該移動局無線装置に
おける発呼時刻の単位とし、任意発呼条件になった場合
の任意発呼信号の発呼を次の基準時刻まで待ってから、
更に次の基準時刻までの範囲内で、該発呼時間間隔の整
数倍を乱数で設定した時刻に分散して発呼するタイミン
グ処理手段を備えることにより、前記基地局無線装置の
発呼信号や移動局無線装置同士の任意発呼信号の中途半
端な衝突を避け、且つ任意発呼信号が確認応答を要求す
る場合には、前記基地局無線装置から確認応答信号を送
信することにより、雑音や信号の衝突により前記基地局
無線装置で確認してもらえなかった移動局無線装置の再
発呼手続きを可能にすることで、より多くの任意発呼信
号を、より確実にシステムに取得出来るようにしたこと
を特徴とする。
【0036】なお、前記タイミング処理手段は、時間計
測用のクロックパルスを発生するためのクロックパルス
発生部と、前記クロックパルスを受け、前記基地局無線
装置から受信した信号に含まれる前記調歩同期信号を検
出する基準時間検出部と、当該移動局無線装置に発呼条
件が発生してから前記基準時間検出部が前記調歩同期信
号を検出するまでの待ち時間を計数する発呼待時間カウ
ンタ部と、前記検出された調歩同期信号を基準にし、乱
数により前記発呼時間間隔の整数倍に同期した発呼時刻
を設定する分離タイミング発生部と、該分離タイミング
発生部で設定された発呼時刻に符号信号時間幅を生成す
るための送信時間生成部と、当該移動局無線装置の発呼
条件を検出し送信制御を開始させるための発呼条件検出
部と、当該移動局無線装置が応答要求信号を発呼後、一
定時間内に前記基地局無線装置から該当する確認応答信
号が戻ってこない場合に再発呼処理を行うための再発呼
条件検出部と、前記基地局無線装置からの発呼停止指令
あるいは停止解除指令を検出し前記発呼条件検出部の動
作を制御するための発呼停止/解除制御部とを含むこと
を特徴とする。
測用のクロックパルスを発生するためのクロックパルス
発生部と、前記クロックパルスを受け、前記基地局無線
装置から受信した信号に含まれる前記調歩同期信号を検
出する基準時間検出部と、当該移動局無線装置に発呼条
件が発生してから前記基準時間検出部が前記調歩同期信
号を検出するまでの待ち時間を計数する発呼待時間カウ
ンタ部と、前記検出された調歩同期信号を基準にし、乱
数により前記発呼時間間隔の整数倍に同期した発呼時刻
を設定する分離タイミング発生部と、該分離タイミング
発生部で設定された発呼時刻に符号信号時間幅を生成す
るための送信時間生成部と、当該移動局無線装置の発呼
条件を検出し送信制御を開始させるための発呼条件検出
部と、当該移動局無線装置が応答要求信号を発呼後、一
定時間内に前記基地局無線装置から該当する確認応答信
号が戻ってこない場合に再発呼処理を行うための再発呼
条件検出部と、前記基地局無線装置からの発呼停止指令
あるいは停止解除指令を検出し前記発呼条件検出部の動
作を制御するための発呼停止/解除制御部とを含むこと
を特徴とする。
【0037】前記基地局無線装置が前記1周波単信方式
によるAVM方式に適用されるものであって、前記確認
応答信号の送信を前記発呼時間間隔で規定される時間帯
のうち偶数あるいは奇数の時間帯に行うものである場
合、当該移動局無線装置における前記分離タイミング発
生部においては、前記検出された調歩同期信号を基準に
し、奇数あるいは偶数の乱数により前記発呼時間間隔の
整数倍に同期した発呼時刻を設定することを特徴とす
る。
によるAVM方式に適用されるものであって、前記確認
応答信号の送信を前記発呼時間間隔で規定される時間帯
のうち偶数あるいは奇数の時間帯に行うものである場
合、当該移動局無線装置における前記分離タイミング発
生部においては、前記検出された調歩同期信号を基準に
し、奇数あるいは偶数の乱数により前記発呼時間間隔の
整数倍に同期した発呼時刻を設定することを特徴とす
る。
【0038】また、当該移動局無線装置は、前記発呼待
時間カウンタ部で係数された前記待ち時間を任意発呼信
号に含めて送信することにより、乱数により分散され順
不同で送信された移動局無線装置からの任意発呼信号
を、前記基地局無線装置側で発呼条件の発生した時刻の
順序を判定し運行管理情報として利用出来る。
時間カウンタ部で係数された前記待ち時間を任意発呼信
号に含めて送信することにより、乱数により分散され順
不同で送信された移動局無線装置からの任意発呼信号
を、前記基地局無線装置側で発呼条件の発生した時刻の
順序を判定し運行管理情報として利用出来る。
【0039】
【作用】本発明においては、基地局無線装置及び移動局
無線装置が送信する符号信号の発呼時刻を、該符号信号
の送信時間幅に余裕時間を加えた一定時間幅を発呼時間
間隔の単位に設定し、符号信号の送信時刻を該発呼時間
間隔と同期を取ることにより、従来方式のようにシステ
ム内で任意に発呼される符号信号同士で中途半端な衝突
が発生する欠点を排除する。
無線装置が送信する符号信号の発呼時刻を、該符号信号
の送信時間幅に余裕時間を加えた一定時間幅を発呼時間
間隔の単位に設定し、符号信号の送信時刻を該発呼時間
間隔と同期を取ることにより、従来方式のようにシステ
ム内で任意に発呼される符号信号同士で中途半端な衝突
が発生する欠点を排除する。
【0040】さらに、移動局無線装置側で設定する発呼
時間間隔と基地局無線装置で設定した発呼時間間隔との
同期を取るために該基地局無線装置から該発呼時間間隔
の定数倍ごとに調歩同期信号を送信し、該移動局無線装
置では該調歩同期信号を基準時間として該発呼時間間隔
の同期をとり、移動局無線装置で任意発呼条件が発生し
た場合、該移動局無線装置は次の調歩同期信号を受信す
る基準時刻まで信号の送信を保留し、該基準時刻に到達
したら、更に次の基準時刻になる迄の範囲内で、乱数を
使用して該発呼時間間隔の整数倍の遅延時間を生成し任
意発呼信号を発呼することにより複数の移動局が近接し
た時刻に発呼条件になった場合でも実際の発呼時刻のタ
イミングを分散させることで、発呼信号の衝突の機会を
より少なくしている。
時間間隔と基地局無線装置で設定した発呼時間間隔との
同期を取るために該基地局無線装置から該発呼時間間隔
の定数倍ごとに調歩同期信号を送信し、該移動局無線装
置では該調歩同期信号を基準時間として該発呼時間間隔
の同期をとり、移動局無線装置で任意発呼条件が発生し
た場合、該移動局無線装置は次の調歩同期信号を受信す
る基準時刻まで信号の送信を保留し、該基準時刻に到達
したら、更に次の基準時刻になる迄の範囲内で、乱数を
使用して該発呼時間間隔の整数倍の遅延時間を生成し任
意発呼信号を発呼することにより複数の移動局が近接し
た時刻に発呼条件になった場合でも実際の発呼時刻のタ
イミングを分散させることで、発呼信号の衝突の機会を
より少なくしている。
【0041】なお、該調歩同期信号をシステムに導入す
ることにより、上述の送信保留に費やした待ち時間を計
測し、該待ち時間を発呼信号に重畳して送出することに
より基地局無線装置では該移動局無線装置が実際に発呼
条件になった時刻の順序を知り運行管理に使用すること
が出来るとともに該調歩同期信号を各移動局無線装置の
基準時刻とすることができるので基地局無線装置との発
呼時刻のずれを無くすために高精度な計時装置を装着す
る必要のない移動局無線装置を提供できる。
ることにより、上述の送信保留に費やした待ち時間を計
測し、該待ち時間を発呼信号に重畳して送出することに
より基地局無線装置では該移動局無線装置が実際に発呼
条件になった時刻の順序を知り運行管理に使用すること
が出来るとともに該調歩同期信号を各移動局無線装置の
基準時刻とすることができるので基地局無線装置との発
呼時刻のずれを無くすために高精度な計時装置を装着す
る必要のない移動局無線装置を提供できる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による基地局無線
装置(以下、基地局と呼ぶ)及び移動局無線装置(以
下、移動局と呼ぶ)について実施の形態を挙げ、図面を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態として、
2周波半複信方式の基地局の構成を示したものである。
図1に見られるように、受信系1と送信系2とはそれぞ
れ周波数の異なる2周波半複信方式により運用されてい
るから、基地局は符号送信期間中、待機中及びある移動
局と通話中のいずれの状態においても、移動局からの任
意発呼による符号化された情報を受信、復号し、迅速に
処理することが可能である。
装置(以下、基地局と呼ぶ)及び移動局無線装置(以
下、移動局と呼ぶ)について実施の形態を挙げ、図面を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態として、
2周波半複信方式の基地局の構成を示したものである。
図1に見られるように、受信系1と送信系2とはそれぞ
れ周波数の異なる2周波半複信方式により運用されてい
るから、基地局は符号送信期間中、待機中及びある移動
局と通話中のいずれの状態においても、移動局からの任
意発呼による符号化された情報を受信、復号し、迅速に
処理することが可能である。
【0043】符号処理系3では、復号された移動局から
の情報をもとに、移動局への確認応答情報の符号化のほ
か、移動局の現在の動態、位置などの確認、配車指示、
任意発呼停止/解除の制御などの指令信号など、系が必
要とする符号の生成、記憶などを行っている。
の情報をもとに、移動局への確認応答情報の符号化のほ
か、移動局の現在の動態、位置などの確認、配車指示、
任意発呼停止/解除の制御などの指令信号など、系が必
要とする符号の生成、記憶などを行っている。
【0044】タイミング処理系4では、本発明のために
設けられた基準タイミングパルスの発生、発呼条件の検
出、発呼時刻の同期をとる調歩同期信号の発生、符号送
信時間幅の生成などを行っている。
設けられた基準タイミングパルスの発生、発呼条件の検
出、発呼時刻の同期をとる調歩同期信号の発生、符号送
信時間幅の生成などを行っている。
【0045】受信系1には、アンテナ11、受信機1
2、この受信機12で受信した移動局からの入力信号を
音声信号か符号情報信号かを識別する識別部13が設け
られている。受信機12の出力は、識別部13によって
制御される切替回路14により、音声信号は音声増幅部
15側に接続されてスピーカ16を鳴動し、符号情報は
復号部17側に接続され、復号されて符号処理系3の符
号解読部31に送られる。
2、この受信機12で受信した移動局からの入力信号を
音声信号か符号情報信号かを識別する識別部13が設け
られている。受信機12の出力は、識別部13によって
制御される切替回路14により、音声信号は音声増幅部
15側に接続されてスピーカ16を鳴動し、符号情報は
復号部17側に接続され、復号されて符号処理系3の符
号解読部31に送られる。
【0046】送信系2には、送信制御部20が設けられ
ている。送信制御部20は、マイクボタン23が押され
たことを通話検出部24から通知されると、切替回路2
7を音声増幅部22側に切り替え、マイク21、音声増
幅部22からの音声信号出力を送信機28に入力する。
また、送信制御部20は、送信信号生成部34からの種
々の符号情報信号を出力する場合には切替回路27を送
信信号生成部34側に切り替え送信機28に符号情報を
入力する。送信機28に入力された信号は、アンテナ2
9から各移動局へ送出される。
ている。送信制御部20は、マイクボタン23が押され
たことを通話検出部24から通知されると、切替回路2
7を音声増幅部22側に切り替え、マイク21、音声増
幅部22からの音声信号出力を送信機28に入力する。
また、送信制御部20は、送信信号生成部34からの種
々の符号情報信号を出力する場合には切替回路27を送
信信号生成部34側に切り替え送信機28に符号情報を
入力する。送信機28に入力された信号は、アンテナ2
9から各移動局へ送出される。
【0047】符号処理系3では、符号解読部31が移動
局からの符号情報を受け取って解読し、移動局への確認
応答情報が必要な場合は応答信号発生部32で確認応答
信号を発生し送信信号生成部34に送出する。また、操
作ボタン群25、操作検出部26で発生した配車呼出、
発呼停止/解除、各種情報収集などを目的とした指令信
号は、指令信号発生部33で発生し、送信信号生成部3
4に送出する。
局からの符号情報を受け取って解読し、移動局への確認
応答情報が必要な場合は応答信号発生部32で確認応答
信号を発生し送信信号生成部34に送出する。また、操
作ボタン群25、操作検出部26で発生した配車呼出、
発呼停止/解除、各種情報収集などを目的とした指令信
号は、指令信号発生部33で発生し、送信信号生成部3
4に送出する。
【0048】タイミング処理系4は、本発明の主要部で
あって、システムの動作時刻を制御する部分であり、基
準タイミングパルス発生部41、発呼基準時間発生部4
2、調歩同期信号発生部43、発呼条件検出部44及び
送信時間生成部45より構成される。
あって、システムの動作時刻を制御する部分であり、基
準タイミングパルス発生部41、発呼基準時間発生部4
2、調歩同期信号発生部43、発呼条件検出部44及び
送信時間生成部45より構成される。
【0049】基準タイミングパルス発生部41は、シス
テムが送信に使用している符号信号の時間幅に余裕時間
を加えた発呼時間間隔を単位とするタイミングパルスを
発生し発呼基準時間発生部42に送る。発呼基準時間発
生部42は、該タイミングパルスを計数し、システムで
設定する整数値で循環するカウンタで構成されており、
カウンタの一巡ごとに調歩同期信号発生部43に信号を
送出する。この信号により、調歩同期信号発生部43は
調歩同期信号を生成する。調歩同期信号発生部43で生
成された調歩同期信号は、前述の符号処理系3の送信信
号生成部34に送出される。発呼条件検出部44では、
調歩同期信号発生部43、応答信号発生部32、指令信
号発生部33などの出力状態が発呼条件になったかどう
かを検出し、発呼条件になったことを検出すると送信時
間生成部45に信号を送出する。送信時間生成部45
は、発呼条件検出部44からの信号で、発呼基準時間発
生部42の出力に同期して符号信号の時間幅の制御信号
を生成し送信信号生成部34及び送信制御部20を制御
する。
テムが送信に使用している符号信号の時間幅に余裕時間
を加えた発呼時間間隔を単位とするタイミングパルスを
発生し発呼基準時間発生部42に送る。発呼基準時間発
生部42は、該タイミングパルスを計数し、システムで
設定する整数値で循環するカウンタで構成されており、
カウンタの一巡ごとに調歩同期信号発生部43に信号を
送出する。この信号により、調歩同期信号発生部43は
調歩同期信号を生成する。調歩同期信号発生部43で生
成された調歩同期信号は、前述の符号処理系3の送信信
号生成部34に送出される。発呼条件検出部44では、
調歩同期信号発生部43、応答信号発生部32、指令信
号発生部33などの出力状態が発呼条件になったかどう
かを検出し、発呼条件になったことを検出すると送信時
間生成部45に信号を送出する。送信時間生成部45
は、発呼条件検出部44からの信号で、発呼基準時間発
生部42の出力に同期して符号信号の時間幅の制御信号
を生成し送信信号生成部34及び送信制御部20を制御
する。
【0050】図2は、本発明による1周波単信方式の基
地局の構成を示したものである。図2に見られるよう
に、1周波単信方式の基地局においては、アンテナ01
が、送信制御部20で制御される送受切替回路02で送
信用、受信用として切替えられるほかは、上述の2周波
半複信方式と同様の構成を持つ。動作も、後述するよう
に2周波半複信方式の場合と同様に実現できる。
地局の構成を示したものである。図2に見られるよう
に、1周波単信方式の基地局においては、アンテナ01
が、送信制御部20で制御される送受切替回路02で送
信用、受信用として切替えられるほかは、上述の2周波
半複信方式と同様の構成を持つ。動作も、後述するよう
に2周波半複信方式の場合と同様に実現できる。
【0051】図3は、本発明の実施の形態として、2周
波半複信方式あるいは1周波単信方式による移動局の構
成を示したものである。図3に見られるように、受信系
5と送信系6とは、送受切替回路92を介して、単一の
アンテナ91に接続され、基地局との間で2周波半複信
方式あるいは1周波単信方式により運用される。
波半複信方式あるいは1周波単信方式による移動局の構
成を示したものである。図3に見られるように、受信系
5と送信系6とは、送受切替回路92を介して、単一の
アンテナ91に接続され、基地局との間で2周波半複信
方式あるいは1周波単信方式により運用される。
【0052】符号処理系7では、復号された基地局から
の情報をもとに、基地局から移動局に対する確認応答信
号、指令信号の解読、基地局から応答を要求された場合
の応答情報の符号化のほか、移動局の動態、位置の変
化、待機、休憩などの登録要求信号の発生などを行って
いる。
の情報をもとに、基地局から移動局に対する確認応答信
号、指令信号の解読、基地局から応答を要求された場合
の応答情報の符号化のほか、移動局の動態、位置の変
化、待機、休憩などの登録要求信号の発生などを行って
いる。
【0053】タイミング処理系8では、基地局からの調
歩同期信号に同期した基準時間の発生、任意発呼条件の
検出、該任意発呼条件を検出してから前記基準時間まで
の待ち時間カウンタ、該基準時間から実際に発呼するま
での時間を乱数で設定する分離タイミングの発生、実際
の送信時間幅を生成するなど、本発明のために設けられ
た発呼時間の制御部分である。
歩同期信号に同期した基準時間の発生、任意発呼条件の
検出、該任意発呼条件を検出してから前記基準時間まで
の待ち時間カウンタ、該基準時間から実際に発呼するま
での時間を乱数で設定する分離タイミングの発生、実際
の送信時間幅を生成するなど、本発明のために設けられ
た発呼時間の制御部分である。
【0054】移動局のアンテナ91は、通常、送受切替
回路92を介して、受信機51に接続され受信アンテナ
として作動している。また、アンテナ91は、送信時に
は、送信制御部60で駆動される送受切替回路92によ
り送信機66の出力側に切り替えられ、送信アンテナと
して作動する。
回路92を介して、受信機51に接続され受信アンテナ
として作動している。また、アンテナ91は、送信時に
は、送信制御部60で駆動される送受切替回路92によ
り送信機66の出力側に切り替えられ、送信アンテナと
して作動する。
【0055】受信系5においては、アンテナ91、送受
切替回路92を介して受信機51で基地局からの信号が
受信される。受信した信号は、識別部52によって制御
される切替回路53により、音声信号の場合は音声増幅
部54側に接続されてスピーカ55を鳴動し、符号情報
の場合は復号部56側に接続され、復号されて符号処理
系7の符号解読部71に送られる。
切替回路92を介して受信機51で基地局からの信号が
受信される。受信した信号は、識別部52によって制御
される切替回路53により、音声信号の場合は音声増幅
部54側に接続されてスピーカ55を鳴動し、符号情報
の場合は復号部56側に接続され、復号されて符号処理
系7の符号解読部71に送られる。
【0056】送信系6には、送信制御部60が設けられ
ている。送信制御部60は、プレスボタン63が押され
ると、送信制御部60を介して切替回路65を音声増幅
部62側に切り替え、マイク61、音声増幅部62から
の音声信号出力を送信機66に入力する。応答、了解、
自車の待機場所、移動先、休憩などの情報を基地局に対
して通知、登録をするための操作ボタン群64及びプレ
スボタン63の出力は、登録要求信号発生部74に送ら
れる。
ている。送信制御部60は、プレスボタン63が押され
ると、送信制御部60を介して切替回路65を音声増幅
部62側に切り替え、マイク61、音声増幅部62から
の音声信号出力を送信機66に入力する。応答、了解、
自車の待機場所、移動先、休憩などの情報を基地局に対
して通知、登録をするための操作ボタン群64及びプレ
スボタン63の出力は、登録要求信号発生部74に送ら
れる。
【0057】符号処理系7は、符号解読部71、基地局
への応答が必要な場合の応答信号発生部72、車両の位
置、動態などの変化を自動的に知らせる任意発呼信号発
生部73、待機、通話要求、休憩など乗務員が基地局に
通報する各種の情報を発生する登録要求信号発生部74
及びこれらの信号を符号化して送出するための送信信号
生成部75で構成される。
への応答が必要な場合の応答信号発生部72、車両の位
置、動態などの変化を自動的に知らせる任意発呼信号発
生部73、待機、通話要求、休憩など乗務員が基地局に
通報する各種の情報を発生する登録要求信号発生部74
及びこれらの信号を符号化して送出するための送信信号
生成部75で構成される。
【0058】符号解読部71では復号部56で復号され
た信号を解読し、移動局が任意発呼する時刻を制御する
ための調歩同期信号、基地局からの確認応答信号、発呼
停止/解除の指令信号などに分離してタイミング処理系
8へ送る。また、符号解読部71で解読した内容に、基
地局側からの応答要求信号が含まれている場合には必要
な応答信号を応答信号発生部72で発生して送信信号生
成部75に送る。任意発呼信号発生部73は、車両の一
定の時間経過、距離移動、特定位置の通過、乗客の迎
車、乗車、下車での料金メータ操作など、移動局車両の
状態が変化した時点で、自動的に、これらの情報を含ん
だ任意発呼信号を発生し送信信号生成部75に送る。
た信号を解読し、移動局が任意発呼する時刻を制御する
ための調歩同期信号、基地局からの確認応答信号、発呼
停止/解除の指令信号などに分離してタイミング処理系
8へ送る。また、符号解読部71で解読した内容に、基
地局側からの応答要求信号が含まれている場合には必要
な応答信号を応答信号発生部72で発生して送信信号生
成部75に送る。任意発呼信号発生部73は、車両の一
定の時間経過、距離移動、特定位置の通過、乗客の迎
車、乗車、下車での料金メータ操作など、移動局車両の
状態が変化した時点で、自動的に、これらの情報を含ん
だ任意発呼信号を発生し送信信号生成部75に送る。
【0059】タイミング処理系8は、移動局の発呼時間
を制御する部分で本発明の主要部である。タイミング処
理系8は、時間計測に使用するクロックパルス発生部8
1、基地局からの調歩同期信号を検出する基準時間検出
部82、移動局に発呼条件が発生してから基準時間検出
部82が調歩同期信号を検出するまでの待ち時間を計数
する発呼待時間カウンタ部83を有する。タイミング処
理系8はまた、基地局からの調歩同期信号を基準にし、
乱数により発呼時間間隔の整数倍に同期した発呼時刻を
設定する分離タイミング発生部84、分離タイミング発
生部84で設定された発呼時刻に符号信号時間幅を生成
するための送信時間生成部85、移動局の発呼条件を検
出し送信制御を開始させる発呼条件検出部86、再発呼
条件を検出する再発呼条件検出部87及び基地局からの
指令信号で任意発呼の一時停止/解除を制御する発呼停
止/解除制御部88を有する。
を制御する部分で本発明の主要部である。タイミング処
理系8は、時間計測に使用するクロックパルス発生部8
1、基地局からの調歩同期信号を検出する基準時間検出
部82、移動局に発呼条件が発生してから基準時間検出
部82が調歩同期信号を検出するまでの待ち時間を計数
する発呼待時間カウンタ部83を有する。タイミング処
理系8はまた、基地局からの調歩同期信号を基準にし、
乱数により発呼時間間隔の整数倍に同期した発呼時刻を
設定する分離タイミング発生部84、分離タイミング発
生部84で設定された発呼時刻に符号信号時間幅を生成
するための送信時間生成部85、移動局の発呼条件を検
出し送信制御を開始させる発呼条件検出部86、再発呼
条件を検出する再発呼条件検出部87及び基地局からの
指令信号で任意発呼の一時停止/解除を制御する発呼停
止/解除制御部88を有する。
【0060】クロックパルス発生部81は、発呼待時間
カウンタ部83及び分離タイミング発生部84での時間
計測に使用するクロックパルスを発生する。基準時間検
出部82は、基地局からの調歩同期信号を検出して発呼
待時間カウンタ部83及び分離タイミング発生部84に
信号を送出する。発呼待時間カウンタ部83は、発呼条
件検出部86が発呼条件を検出した時刻に計測を開始
し、基準時間検出部82が次の調歩同期信号を受け取る
迄の時間を計測し、その値を送信信号生成部75に送り
基地局への発呼情報の一部とする。
カウンタ部83及び分離タイミング発生部84での時間
計測に使用するクロックパルスを発生する。基準時間検
出部82は、基地局からの調歩同期信号を検出して発呼
待時間カウンタ部83及び分離タイミング発生部84に
信号を送出する。発呼待時間カウンタ部83は、発呼条
件検出部86が発呼条件を検出した時刻に計測を開始
し、基準時間検出部82が次の調歩同期信号を受け取る
迄の時間を計測し、その値を送信信号生成部75に送り
基地局への発呼情報の一部とする。
【0061】分離タイミング発生部84は、発呼条件検
出部86からの信号を受け取ると、2周波半複信方式の
システムでは基地局の調歩同期信号を生成する循環カウ
ンタの循環数の範囲内の整数の乱数を発生し、基準時間
検出部82からの信号を基準にして発呼時間間隔の整数
倍の遅延時間後に送信時間生成部85にトリガ信号を送
出する。一方、後述する1周波単信方式の場合には、分
離タイミング発生部84は、循環カウンタの循環数の範
囲内の例えば奇数の乱数を発生し、基準時間検出部82
からの信号を基準にして発呼時間間隔の該奇数倍の遅延
時間後に送信時間生成部85にトリガ信号を送出する。
出部86からの信号を受け取ると、2周波半複信方式の
システムでは基地局の調歩同期信号を生成する循環カウ
ンタの循環数の範囲内の整数の乱数を発生し、基準時間
検出部82からの信号を基準にして発呼時間間隔の整数
倍の遅延時間後に送信時間生成部85にトリガ信号を送
出する。一方、後述する1周波単信方式の場合には、分
離タイミング発生部84は、循環カウンタの循環数の範
囲内の例えば奇数の乱数を発生し、基準時間検出部82
からの信号を基準にして発呼時間間隔の該奇数倍の遅延
時間後に送信時間生成部85にトリガ信号を送出する。
【0062】送信時間生成部85は、該トリガ信号によ
りシステムが設定した符号信号時間幅のパルスを送信系
6の送信制御部60及び符号処理系7の送信信号生成部
75に送り、発呼信号が送出される。再発呼条件検出部
87は、自局が応答要求信号を発呼後、一定時間内に基
地局から該当する確認応答信号が戻ってこない場合に再
発呼処理を行うための検出部である。
りシステムが設定した符号信号時間幅のパルスを送信系
6の送信制御部60及び符号処理系7の送信信号生成部
75に送り、発呼信号が送出される。再発呼条件検出部
87は、自局が応答要求信号を発呼後、一定時間内に基
地局から該当する確認応答信号が戻ってこない場合に再
発呼処理を行うための検出部である。
【0063】発呼停止/解除制御部88は、基地局から
の発呼停止指令あるいは停止解除指令を検出し発呼条件
検出部86の動作を制御する。発呼条件検出部86は、
応答信号発生部72、任意発呼信号発生部73、登録要
求信号発生部74、再発呼条件検出部87及び発呼停止
/解除制御部88からの信号で発呼条件を判定し、前述
の発呼待時間カウンタ部83及び分離タイミング発生部
84に通知する。
の発呼停止指令あるいは停止解除指令を検出し発呼条件
検出部86の動作を制御する。発呼条件検出部86は、
応答信号発生部72、任意発呼信号発生部73、登録要
求信号発生部74、再発呼条件検出部87及び発呼停止
/解除制御部88からの信号で発呼条件を判定し、前述
の発呼待時間カウンタ部83及び分離タイミング発生部
84に通知する。
【0064】なお、移動局の乗務員がプレスボタン63
を使用してマイク61から音声信号を送出する場合にお
いて、該音声信号の直前にマイクプレス符号を含んだ情
報信号が自動付加されるシステムにおいては、登録要求
信号発生部74でマイクプレスであることを含めた符号
を発生し、前記符号送信の手順で送信終了後、切替回路
65を音声増幅部62側に切替え、引き続き該音声信号
を、アンテナ91に送出するように系を制御する。一
方、音声信号送出直後に情報信号を付加するシステムに
おいては、プレスボタン63を開放直後に前記符号送信
の手順で該情報信号を送出するように系を制御すればよ
い。
を使用してマイク61から音声信号を送出する場合にお
いて、該音声信号の直前にマイクプレス符号を含んだ情
報信号が自動付加されるシステムにおいては、登録要求
信号発生部74でマイクプレスであることを含めた符号
を発生し、前記符号送信の手順で送信終了後、切替回路
65を音声増幅部62側に切替え、引き続き該音声信号
を、アンテナ91に送出するように系を制御する。一
方、音声信号送出直後に情報信号を付加するシステムに
おいては、プレスボタン63を開放直後に前記符号送信
の手順で該情報信号を送出するように系を制御すればよ
い。
【0065】図1、図3、図4を参照して、2周波半複
信方式の場合について動作を説明する。図4において、
FBは基地局、M1〜M4は複数の移動局、Txは各局
の送信信号、Rxは各局の受信信号、Tbは基地局FB
のタイミングパルスの働きを説明するための時間軸、T
hは各移動局が任意発呼条件になった時刻を明示する時
間軸である。Tx、Rxの基線は、送信あるいは受信状
態になっている時間帯を太線で示してある。T1〜T8
は図9に示した従来方式の説明と比較できるように同じ
時間関係で、移動局M1〜M4が発呼条件になった時刻
を示している。
信方式の場合について動作を説明する。図4において、
FBは基地局、M1〜M4は複数の移動局、Txは各局
の送信信号、Rxは各局の受信信号、Tbは基地局FB
のタイミングパルスの働きを説明するための時間軸、T
hは各移動局が任意発呼条件になった時刻を明示する時
間軸である。Tx、Rxの基線は、送信あるいは受信状
態になっている時間帯を太線で示してある。T1〜T8
は図9に示した従来方式の説明と比較できるように同じ
時間関係で、移動局M1〜M4が発呼条件になった時刻
を示している。
【0066】また、基地局FBの基準タイミングパルス
発生部41では、システムが送信に使用する符号化され
た信号の時間幅dtwに余裕時間dtfを加えた一定の
発呼時間間隔dtsを単位とする基準タイミングパルス
を発生する。したがって、ここでは、発呼時間間隔dt
sはある符号信号の立ち上がりから次の符号信号の立ち
上がりまでの時間で規定される。発呼基準時間発生部4
2は該基準タイミングパルスを計数するN進(Nは整
数)の循環カウンタで構成され、計数ごとに送信時間生
成部45にパルスを送出するとともに、該循環カウンタ
の一巡ごとに調歩同期信号発生部43にパルスを送出す
る。
発生部41では、システムが送信に使用する符号化され
た信号の時間幅dtwに余裕時間dtfを加えた一定の
発呼時間間隔dtsを単位とする基準タイミングパルス
を発生する。したがって、ここでは、発呼時間間隔dt
sはある符号信号の立ち上がりから次の符号信号の立ち
上がりまでの時間で規定される。発呼基準時間発生部4
2は該基準タイミングパルスを計数するN進(Nは整
数)の循環カウンタで構成され、計数ごとに送信時間生
成部45にパルスを送出するとともに、該循環カウンタ
の一巡ごとに調歩同期信号発生部43にパルスを送出す
る。
【0067】図4のTb時間軸には、一例として10回
で一巡するように構成した10進カウンタの計数状態を
示す。調歩同期信号発生部43では、発呼基準時間発生
部42から循環カウンタの一巡ごとに送出されるパルス
を受けて調歩同期信号sを発生し送信信号生成部34に
送出するとともに発呼条件検出部44にも通知する。通
知を受けた発呼条件検出部44は送信時間生成部45に
検出信号を送り、送信時間生成部45は符号信号の時間
幅dtwで発呼基準時間発生部42の循環カウンタから
出力されるパルスに同期した制御信号を生成する。
で一巡するように構成した10進カウンタの計数状態を
示す。調歩同期信号発生部43では、発呼基準時間発生
部42から循環カウンタの一巡ごとに送出されるパルス
を受けて調歩同期信号sを発生し送信信号生成部34に
送出するとともに発呼条件検出部44にも通知する。通
知を受けた発呼条件検出部44は送信時間生成部45に
検出信号を送り、送信時間生成部45は符号信号の時間
幅dtwで発呼基準時間発生部42の循環カウンタから
出力されるパルスに同期した制御信号を生成する。
【0068】送信制御部20は、図4のTb時間軸に示
すように、発呼基準時間発生部42の循環カウンタが一
巡する時間間隔Tsで該制御信号を受け取り、切替回路
27を送信信号生成部34側に切り換えるとともに送信
機28を駆動して送信信号生成部34で受け取った調歩
同期信号sをアンテナ29から送信する。
すように、発呼基準時間発生部42の循環カウンタが一
巡する時間間隔Tsで該制御信号を受け取り、切替回路
27を送信信号生成部34側に切り換えるとともに送信
機28を駆動して送信信号生成部34で受け取った調歩
同期信号sをアンテナ29から送信する。
【0069】なお、基地局FBが図2の1周波単信方式
の場合には、送信制御部20は、送信機28を駆動する
と同時に送受切替回路02も送信機28側に切り替える
ことにより、上述と同様の手順でアンテナ01から調歩
同期信号sを送信する。
の場合には、送信制御部20は、送信機28を駆動する
と同時に送受切替回路02も送信機28側に切り替える
ことにより、上述と同様の手順でアンテナ01から調歩
同期信号sを送信する。
【0070】図4の時刻T1では、移動局M1から応答
を必要とする任意発呼信号Aを送出し、基地局FBが確
認応答信号aを返す一連の動作過程を示している。時刻
T1に、移動局M1の発呼条件検出部86が任意発呼条
件を検出すると検出信号を発呼待時間カウンタ部83及
び分離タイミング発生部84に送出する。発呼待時間カ
ウンタ部83は該検出信号によりクロックパルス発生部
81からのクロックパルスを使用して待ち時間の計測を
開始し、基準時間検出部82で基地局FBからの調歩同
期信号sを検出するまでの時間Tw1を求める。
を必要とする任意発呼信号Aを送出し、基地局FBが確
認応答信号aを返す一連の動作過程を示している。時刻
T1に、移動局M1の発呼条件検出部86が任意発呼条
件を検出すると検出信号を発呼待時間カウンタ部83及
び分離タイミング発生部84に送出する。発呼待時間カ
ウンタ部83は該検出信号によりクロックパルス発生部
81からのクロックパルスを使用して待ち時間の計測を
開始し、基準時間検出部82で基地局FBからの調歩同
期信号sを検出するまでの時間Tw1を求める。
【0071】一方、分離タイミング発生部84は発呼条
件検出部86からの検出信号を受け取ると、基地局FB
に設けられた発呼基準時間発生部42のN進カウンタの
範囲内である例えば1〜(N−2)の整数値の乱数を発
生する。図4の例では10進カウンタなので1〜8の範
囲内で整数値の乱数4を発生する。続いて、発呼待時間
Tw1後に基準時間検出部82からの信号を受け取った
分離タイミング発生部84では発呼時間間隔dtsの乱
数倍の遅延時間Tr1を発生する。図4の例では、Tr
1はdts×4であり、Tr1の遅延時間経過後に送信
時間生成部85に信号を送出する。送信時間生成部85
は符号信号の時間幅dtwの制御信号を生成し、送信信
号生成部75及び送信制御部60に出力する。送信制御
部60は、切替回路65を送信信号生成部75側に切り
換えるとともに送信機66を駆動し、同時に送受切替回
路92を送信機66側に切り替えて送信信号生成部75
で生成した発呼信号Aをアンテナ91から送信する。
件検出部86からの検出信号を受け取ると、基地局FB
に設けられた発呼基準時間発生部42のN進カウンタの
範囲内である例えば1〜(N−2)の整数値の乱数を発
生する。図4の例では10進カウンタなので1〜8の範
囲内で整数値の乱数4を発生する。続いて、発呼待時間
Tw1後に基準時間検出部82からの信号を受け取った
分離タイミング発生部84では発呼時間間隔dtsの乱
数倍の遅延時間Tr1を発生する。図4の例では、Tr
1はdts×4であり、Tr1の遅延時間経過後に送信
時間生成部85に信号を送出する。送信時間生成部85
は符号信号の時間幅dtwの制御信号を生成し、送信信
号生成部75及び送信制御部60に出力する。送信制御
部60は、切替回路65を送信信号生成部75側に切り
換えるとともに送信機66を駆動し、同時に送受切替回
路92を送信機66側に切り替えて送信信号生成部75
で生成した発呼信号Aをアンテナ91から送信する。
【0072】なお、送信信号生成部75において発呼待
時間カウンタ部83からの待ち時間Tw1を情報として
含めることにより、基地局FBでは移動局M1が発呼条
件になった時刻T1を知ることが出来るので、後述する
ように、移動局が実際に発呼条件になった時刻の順序付
けが可能になる。
時間カウンタ部83からの待ち時間Tw1を情報として
含めることにより、基地局FBでは移動局M1が発呼条
件になった時刻T1を知ることが出来るので、後述する
ように、移動局が実際に発呼条件になった時刻の順序付
けが可能になる。
【0073】時刻T2及びT3においては、移動局M3
及びM2が相次いで応答を必要とする任意発呼信号B及
びCを発呼する条件になった場合の動作過程を説明して
いる。上述の説明と同様の過程を経て、移動局M3で
は、発呼待ち時間Tw2の後に分離タイミング発生部8
4で乱数8を発生し、発呼時間間隔dtsの8倍の遅延
時間Tr2後に発呼信号Bを送信する。一方、移動局M
2では、発呼待ち時間Tw3の後に分離タイミング発生
部84で発生した乱数1により、発呼時間間隔dtsの
1倍の遅延時間Tr3後に発呼信号Cを送信する。
及びM2が相次いで応答を必要とする任意発呼信号B及
びCを発呼する条件になった場合の動作過程を説明して
いる。上述の説明と同様の過程を経て、移動局M3で
は、発呼待ち時間Tw2の後に分離タイミング発生部8
4で乱数8を発生し、発呼時間間隔dtsの8倍の遅延
時間Tr2後に発呼信号Bを送信する。一方、移動局M
2では、発呼待ち時間Tw3の後に分離タイミング発生
部84で発生した乱数1により、発呼時間間隔dtsの
1倍の遅延時間Tr3後に発呼信号Cを送信する。
【0074】基地局FBでは、発呼信号Aに対する確認
応答信号aの送信と同様の過程で発呼信号B及びCに対
して確認応答信号b及びcを送信する。時刻T4におい
て、移動局M4が任意発呼信号Dを発呼する条件になる
と、前述の説明と同様の過程で、発呼待ち時間Tw4に
続く分離タイミング時間Tr4後に任意発呼信号Dを送
信し、基地局FBは確認応答信号dを送信する。
応答信号aの送信と同様の過程で発呼信号B及びCに対
して確認応答信号b及びcを送信する。時刻T4におい
て、移動局M4が任意発呼信号Dを発呼する条件になる
と、前述の説明と同様の過程で、発呼待ち時間Tw4に
続く分離タイミング時間Tr4後に任意発呼信号Dを送
信し、基地局FBは確認応答信号dを送信する。
【0075】時刻T5、T6、T7では、移動局M2、
M1、M4が相次いで任意発呼信号E、F、Gを発呼す
る条件になり、それぞれ上述のような過程を経て、(T
w5+Tr5)、(Tw6+Tr6)、(Tw7+Tr
7)後に任意発呼信号E、F、Gを送信する。
M1、M4が相次いで任意発呼信号E、F、Gを発呼す
る条件になり、それぞれ上述のような過程を経て、(T
w5+Tr5)、(Tw6+Tr6)、(Tw7+Tr
7)後に任意発呼信号E、F、Gを送信する。
【0076】この時、図4に示すように移動局M1及び
M4の分離タイミング発生部84で発生する乱数が同じ
になってしまった場合、Tr6及びTr7は同じ発呼タ
イミングになってしまい、基地局FBでは信号を解読で
きず確認応答信号も送信できない。移動局M1及びM4
の再発呼検出部87では、送信信号発生部75から符号
送信済みの信号を受け取った後、次の発呼時間帯に符号
解読部71から自局あての確認応答信号を受け取ること
が出来ないので再発呼が必要であると判断し発呼条件検
出部86に信号を送る。
M4の分離タイミング発生部84で発生する乱数が同じ
になってしまった場合、Tr6及びTr7は同じ発呼タ
イミングになってしまい、基地局FBでは信号を解読で
きず確認応答信号も送信できない。移動局M1及びM4
の再発呼検出部87では、送信信号発生部75から符号
送信済みの信号を受け取った後、次の発呼時間帯に符号
解読部71から自局あての確認応答信号を受け取ること
が出来ないので再発呼が必要であると判断し発呼条件検
出部86に信号を送る。
【0077】移動局M1及びM4は、発呼条件検出部8
6からの検出信号で、発呼動作に入り、それぞれ再発呼
信号F´及びG´を発呼する。時刻T8には、移動局M
3が発呼条件になり、前述同様の手順で任意発呼信号H
を送信する。
6からの検出信号で、発呼動作に入り、それぞれ再発呼
信号F´及びG´を発呼する。時刻T8には、移動局M
3が発呼条件になり、前述同様の手順で任意発呼信号H
を送信する。
【0078】図4の例では、信号Hが移動局M1の再発
呼信号F´と同時刻になるが、基地局FBにおける信号
F´が信号Hより十分に強い場合の状況を示している。
基地局FBでは、図4に示すように、信号Hが信号F´
にマスクされてしまい、基地局FBから移動局M3に対
する確認応答信号は送信されない。この場合、移動局M
3の再発呼検出部87は、自局が任意発呼信号Hを送信
後に受信・解読した確認応答信号が他局向けの信号f´
なので、再発呼信号検出部87は、再発呼の動作に入り
前述の手順で再発呼信号H´を送信し基地局FBは確認
応答信号h´を送信し一連の通信を完了する。
呼信号F´と同時刻になるが、基地局FBにおける信号
F´が信号Hより十分に強い場合の状況を示している。
基地局FBでは、図4に示すように、信号Hが信号F´
にマスクされてしまい、基地局FBから移動局M3に対
する確認応答信号は送信されない。この場合、移動局M
3の再発呼検出部87は、自局が任意発呼信号Hを送信
後に受信・解読した確認応答信号が他局向けの信号f´
なので、再発呼信号検出部87は、再発呼の動作に入り
前述の手順で再発呼信号H´を送信し基地局FBは確認
応答信号h´を送信し一連の通信を完了する。
【0079】図5は、1周波単信方式の場合において、
図4の時刻T1〜T8と同様の時間的関係で移動局M1
〜M4が任意発呼条件になる場合の動作状況を示してい
る。1周波単信方式の場合、基地局FBが確認応答信号
を送信中は移動局からの発呼信号を受信出来なくなり、
図4に示す2周波半複信方式の場合より再発呼の条件が
多少増加する可能性がある。
図4の時刻T1〜T8と同様の時間的関係で移動局M1
〜M4が任意発呼条件になる場合の動作状況を示してい
る。1周波単信方式の場合、基地局FBが確認応答信号
を送信中は移動局からの発呼信号を受信出来なくなり、
図4に示す2周波半複信方式の場合より再発呼の条件が
多少増加する可能性がある。
【0080】図5の例では、移動局の分離タイミング発
生部84で発生する乱数を、例えば奇数(あるいは偶
数)になるように設定し、この場合、基地局FBからの
確認応答信号は必ず偶数(あるいは奇数)時間帯になる
ように構成して上述の不都合を解決している。
生部84で発生する乱数を、例えば奇数(あるいは偶
数)になるように設定し、この場合、基地局FBからの
確認応答信号は必ず偶数(あるいは奇数)時間帯になる
ように構成して上述の不都合を解決している。
【0081】時刻T1では移動局M1が任意発呼信号A
を送信し、基地局FBが確認応答信号aを送信する動作
過程を示す。この場合、移動局M1の分離タイミング発
生部84で発生する乱数は、図4に示す4ではなく、上
述のように奇数、例えば3が発生される。したがって、
分離タイミング発生部84が発生する遅延時間Tr1は
dts×3になる。
を送信し、基地局FBが確認応答信号aを送信する動作
過程を示す。この場合、移動局M1の分離タイミング発
生部84で発生する乱数は、図4に示す4ではなく、上
述のように奇数、例えば3が発生される。したがって、
分離タイミング発生部84が発生する遅延時間Tr1は
dts×3になる。
【0082】時刻T2及びT3で移動局M3及びM2が
任意発呼条件になった場合においても、前述同様の過程
で移動局M3及びM2は任意発呼信号B及びCを送信す
る。ただし、移動局M3の分離タイミング発生部84で
発生する遅延時間Tr2は乱数で選択された奇数7によ
りdts×7になる。
任意発呼条件になった場合においても、前述同様の過程
で移動局M3及びM2は任意発呼信号B及びCを送信す
る。ただし、移動局M3の分離タイミング発生部84で
発生する遅延時間Tr2は乱数で選択された奇数7によ
りdts×7になる。
【0083】時刻T4において、移動局M4が任意発呼
条件になり、(Tw4+Tr4)後に任意発呼信号Dを
発呼する。図4のタイミングであれば、移動局M1に対
する確認応答信号aは移動局M4の発呼タイミング時刻
Tr4、即ちdts×5と同時刻になってしまう。しか
し、図5においては、上述のように、基地局FBからの
確認応答信号は必ず偶数時間帯になるようにする一方、
移動局M1の発呼時刻を発生する乱数を奇数に限定して
いることにより、基地局FBの発呼時刻と移動局M4の
発呼時刻の衝突は発生せず、移動局M1とM4の衝突に
よる再発呼は避けられる。
条件になり、(Tw4+Tr4)後に任意発呼信号Dを
発呼する。図4のタイミングであれば、移動局M1に対
する確認応答信号aは移動局M4の発呼タイミング時刻
Tr4、即ちdts×5と同時刻になってしまう。しか
し、図5においては、上述のように、基地局FBからの
確認応答信号は必ず偶数時間帯になるようにする一方、
移動局M1の発呼時刻を発生する乱数を奇数に限定して
いることにより、基地局FBの発呼時刻と移動局M4の
発呼時刻の衝突は発生せず、移動局M1とM4の衝突に
よる再発呼は避けられる。
【0084】時刻T6及びT7で任意発呼条件になった
移動局M1及びM4の任意発呼信号F及びGが衝突した
場合には、前述同様の過程で移動局M1及びM4は再発
呼信号F´及びG´を送信する。時刻T8で移動局M3
が任意発呼条件になり、移動局M3の任意発呼信号Hが
移動局M1の再発呼信号F´にマスクされた場合も、前
述同様の過程で移動局M3は再発呼信号H´を送信す
る。
移動局M1及びM4の任意発呼信号F及びGが衝突した
場合には、前述同様の過程で移動局M1及びM4は再発
呼信号F´及びG´を送信する。時刻T8で移動局M3
が任意発呼条件になり、移動局M3の任意発呼信号Hが
移動局M1の再発呼信号F´にマスクされた場合も、前
述同様の過程で移動局M3は再発呼信号H´を送信す
る。
【0085】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、複数の移動局で任意に発生する発呼信号の
発呼時刻を、システムで設定する基準時間から一定時間
幅の発呼時間間隔を単位とする時刻に合わせ、且つ乱数
により分散して発呼するように制御することで、発呼信
号同士が衝突する機会を減少させ、不要な再発呼件数を
減少させることが出来るのでシステム内で運用する移動
局の収容台数を増加することができる。
明によれば、複数の移動局で任意に発生する発呼信号の
発呼時刻を、システムで設定する基準時間から一定時間
幅の発呼時間間隔を単位とする時刻に合わせ、且つ乱数
により分散して発呼するように制御することで、発呼信
号同士が衝突する機会を減少させ、不要な再発呼件数を
減少させることが出来るのでシステム内で運用する移動
局の収容台数を増加することができる。
【0086】また、基地局からの受信確認の応答信号、
各種の指令信号なども、該発呼時間間隔を単位とする時
刻に同期して送信するので、基地局と移動局との中途半
端な衝突を避けられ、システムの通信効率を向上するこ
とができる。
各種の指令信号なども、該発呼時間間隔を単位とする時
刻に同期して送信するので、基地局と移動局との中途半
端な衝突を避けられ、システムの通信効率を向上するこ
とができる。
【0087】さらに、基地局から一定時間間隔の調歩同
期信号を送信することにより、移動局と基地局の発呼時
刻の同期をとるために基地局から連続して同期信号を発
信したり移動局側に高精度のクロック発振器を設置する
必要がなく、システム全体のコスト低減を図ることがで
きる。
期信号を送信することにより、移動局と基地局の発呼時
刻の同期をとるために基地局から連続して同期信号を発
信したり移動局側に高精度のクロック発振器を設置する
必要がなく、システム全体のコスト低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基地局無線装置の構成を2周波半
複信方式の場合について示すブロック図である。
複信方式の場合について示すブロック図である。
【図2】本発明による基地局無線装置の構成を1周波単
信方式の場合について示すブロック図である。
信方式の場合について示すブロック図である。
【図3】図1あるいは図2の基地局無線装置に適用する
本発明による移動局無線装置の構成を示すブロック図で
ある。
本発明による移動局無線装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図1の基地局無線装置と図3の移動局無線装置
の動作を説明するためのタイムチャート図である。
の動作を説明するためのタイムチャート図である。
【図5】図2の基地局無線装置と図3の移動局無線装置
の動作を説明するためのタイムチャート図である。
の動作を説明するためのタイムチャート図である。
【図6】従来の基地局無線装置の構成を2周波半複信方
式の場合について示すブロック図である。
式の場合について示すブロック図である。
【図7】従来の基地局無線装置の構成を1周波単信方式
の場合について示すブロック図である。
の場合について示すブロック図である。
【図8】図6あるいは図7の基地局無線装置に適用する
従来の移動局無線装置の構成を示すブロック図である。
従来の移動局無線装置の構成を示すブロック図である。
【図9】図6の基地局無線装置と図8の移動局無線装置
の動作を説明するためのタイムチャート図である。
の動作を説明するためのタイムチャート図である。
【図10】図7の基地局無線装置と図8の移動局無線装
置の動作を説明するためのタイムチャート図である。
置の動作を説明するためのタイムチャート図である。
01、11、29、91 アンテナ 02、92 送受切替回路 12、51 受信機 13、52 識別部 14、27、53、65 切替回路 15、22、54、62 音声増幅部 16、55 スピーカ 17、56 復号部 20、60 送信制御部 21、61 マイク 23 マイクボタン 24 通話検出部 25、64 操作ボタン群 26 操作検出部 28、66 送信機 31、71 符号解読部 32、72 応答信号発生部 33 指令信号発生部 34、75 送信信号生成部、 41 基準タイミングパルス発生部 42 発呼基準時間発生部 43 調歩同期信号発生部 44 発呼条件検出部 45 送信時間生成部 63 プレスボタン 73 任意発呼信号発生部 74 登録要求信号発生部 81 クロックパルス発生部 82 基準時間検出部 83 発呼待時間カウンタ部 84 分離タイミング発生部 85 送信時間生成部 86 発呼条件検出部 87 再発呼条件検出部
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の位置、動態などの運行情報を示す
信号や休憩、待機場所登録などの要求信号を任意発呼方
式で送信する複数の移動局無線装置と、上記の各種信号
を受信、復号してシステムに取得するほか前記要求信号
に対する確認応答信号や指令信号などを送信する基地局
無線装置とで構成され、任意発呼形式で通信を行うため
に2周波半複信方式あるいは1周波単信方式によるAV
M方式を適用した移動無線システムにおいて、 前記基地局無線装置は、該システムで使用する符号信号
の送信時間幅dtwに余裕時間dtfを加えた一定時間
幅dtsをシステムの発呼時間間隔の単位として設定
し、 前記発呼時間間隔の定数倍ごとに調歩同期信号を送信す
ると共に、確認応答信号や指令信号などの符号信号送信
時刻を前記発呼時間間隔に同期して送信するためのタイ
ミング処理手段を備えたことを特徴とする基地局無線装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の基地局無線装置におい
て、前記タイミング処理手段は、 前記発呼時間間隔を単位とするタイミングパルスを発生
するための基準タイミングパルス発生部と、 前記タイミングパルスを計数し、システムで設定する整
数値で循環するカウンタを有し、該カウンタの一巡ごと
に信号を送出するための発呼基準時間発生部と、 該発呼基準時間発生部からの信号により、前記調歩同期
信号を生成するための調歩同期信号発生部と、 発呼条件になったかどうかを検出し、発呼条件になった
ことを検出すると信号を送出するための発呼条件検出部
と、 前記発呼条件検出部からの信号で、前記発呼基準時間発
生部のカウンタ出力に同期して符号信号の時間幅の制御
信号を生成し送信信号生成部及び送信制御部を制御する
ための送信時間生成部とを含むことを特徴とする基地局
無線装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の基地局無線装置との間で
通信を行うための移動局無線装置であって、前記基地局
無線装置からの前記調歩同期信号を受信して該調歩同期
信号により基準時刻を設定し、該基準時刻に同期するシ
ステムの発呼時間間隔を当該移動局無線装置における発
呼時刻の単位とし、任意発呼条件になった場合の任意発
呼信号の発呼を次の基準時刻まで待ってから、更に次の
基準時刻までの範囲内で、該発呼時間間隔の整数倍を乱
数で設定した時刻に分散して発呼するタイミング処理手
段を備えることにより、前記基地局無線装置の発呼信号
や移動局無線装置同士の任意発呼信号の中途半端な衝突
を避け、且つ任意発呼信号が確認応答を要求する場合に
は、前記基地局無線装置から確認応答信号を送信するこ
とにより、雑音や信号の衝突により前記基地局無線装置
で確認してもらえなかった移動局無線装置の再発呼手続
きを可能にすることで、より多くの任意発呼信号を、よ
り確実にシステムに取得出来るようにしたことを特徴と
する移動局無線装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の移動局無線装置におい
て、前記タイミング処理手段は、 時間計測用のクロックパルスを発生するためのクロック
パルス発生部と、 前記クロックパルスを受け、前記基地局無線装置から受
信した信号に含まれる前記調歩同期信号を検出する基準
時間検出部と、 当該移動局無線装置に発呼条件が発生してから前記基準
時間検出部が前記調歩同期信号を検出するまでの待ち時
間を計数する発呼待時間カウンタ部と、 前記検出された調歩同期信号を基準にし、乱数により前
記発呼時間間隔の整数倍に同期した発呼時刻を設定する
分離タイミング発生部と、 該分離タイミング発生部で設定された発呼時刻に符号信
号時間幅を生成するための送信時間生成部と、 当該移動局無線装置の発呼条件を検出し送信制御を開始
させるための発呼条件検出部と、 当該移動局無線装置が応答要求信号を発呼後、一定時間
内に前記基地局無線装置から該当する確認応答信号が戻
ってこない場合に再発呼処理を行うための再発呼条件検
出部と、 前記基地局無線装置からの発呼停止指令あるいは停止解
除指令を検出し前記発呼条件検出部の動作を制御するた
めの発呼停止/解除制御部とを含むことを特徴とする移
動局無線装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の移動局無線装置におい
て、前記基地局無線装置は前記1周波単信方式によるA
VM方式に適用されるものであって、前記確認応答信号
の送信を前記発呼時間間隔で規定される時間帯のうち偶
数あるいは奇数の時間帯に行うものである一方、当該移
動局無線装置における前記分離タイミング発生部におい
ては、前記検出された調歩同期信号を基準にし、奇数あ
るいは偶数の乱数により前記発呼時間間隔の整数倍に同
期した発呼時刻を設定することを特徴とする移動局無線
装置。 - 【請求項6】 請求項4記載の移動局無線装置におい
て、当該移動局無線装置は、前記発呼待時間カウンタ部
で係数された前記待ち時間を任意発呼信号に含めて送信
することにより、乱数により分散され順不同で送信され
た移動局無線装置からの任意発呼信号を、前記基地局無
線装置側で発呼条件の発生した時刻の順序を判定し運行
管理情報として利用出来るようにしたことを特徴とする
移動局無線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10020599A JP2000295166A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | Avm方式を適用する基地局無線装置及び移動局無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10020599A JP2000295166A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | Avm方式を適用する基地局無線装置及び移動局無線装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000295166A true JP2000295166A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14267815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10020599A Withdrawn JP2000295166A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | Avm方式を適用する基地局無線装置及び移動局無線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000295166A (ja) |
-
1999
- 1999-04-07 JP JP10020599A patent/JP2000295166A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |