JP2000295529A - ディジタルラジオグラフィ装置 - Google Patents
ディジタルラジオグラフィ装置Info
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- JP2000295529A JP2000295529A JP11094666A JP9466699A JP2000295529A JP 2000295529 A JP2000295529 A JP 2000295529A JP 11094666 A JP11094666 A JP 11094666A JP 9466699 A JP9466699 A JP 9466699A JP 2000295529 A JP2000295529 A JP 2000295529A
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- imaging
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 消化管造影検査等に対し、関心がある撮像対
象だけを鮮明に抽出した画像を得る。 【構成】 制御部31は、電圧切替え器40を切り替え
て、デフォーカス用電圧切替え器41で設定された撮像
対象に応じたデフォーカス用電圧VD (VDj)を、I.
I装置12のピント調整用電極16へ印加し、被検体M
からピントがぼけた、撮像対象の周波数成分が除去され
た撮像データ(マスク像)を撮像して画像記憶装置34
に記憶させ、それに続いて、ピント調整用電極16へフ
ォーカス用電圧VF を印加しピントが合った撮像データ
(ライブ像)を撮像して、そのライブ像と、先に撮像し
画像記憶装置34に記憶しておいたマスク像とを演算装
置35でサブトラクションさせ、サブトラクション像を
得る。
象だけを鮮明に抽出した画像を得る。 【構成】 制御部31は、電圧切替え器40を切り替え
て、デフォーカス用電圧切替え器41で設定された撮像
対象に応じたデフォーカス用電圧VD (VDj)を、I.
I装置12のピント調整用電極16へ印加し、被検体M
からピントがぼけた、撮像対象の周波数成分が除去され
た撮像データ(マスク像)を撮像して画像記憶装置34
に記憶させ、それに続いて、ピント調整用電極16へフ
ォーカス用電圧VF を印加しピントが合った撮像データ
(ライブ像)を撮像して、そのライブ像と、先に撮像し
画像記憶装置34に記憶しておいたマスク像とを演算装
置35でサブトラクションさせ、サブトラクション像を
得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、消化管や非血管
系脈管、又は骨格等の血管像以外の画像を撮像するディ
ジタルラジオグラフィ(DR)装置に関する。
系脈管、又は骨格等の血管像以外の画像を撮像するディ
ジタルラジオグラフィ(DR)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディジタルラジオグラフ
ィ装置は、X線管とイメージインテンシファイアとを含
むX線透視装置により、被検体にX線を照射して、被検
体を透過したX線を検出してX線透視像を撮像し、得ら
れたX線透視像をディジタル化して、例えば、表示した
りするものであった。
ィ装置は、X線管とイメージインテンシファイアとを含
むX線透視装置により、被検体にX線を照射して、被検
体を透過したX線を検出してX線透視像を撮像し、得ら
れたX線透視像をディジタル化して、例えば、表示した
りするものであった。
【0003】また、X線管、イメージインテンシファイ
アと、被検体との相対的な位置関係を、例えば、被検体
の体軸方向や体軸回りに変位させながら、複数個所の撮
像位置において複数枚の画像を得る走行DRや回転DR
を行なう場合には、被検体とX線管等との相対的な位置
関係を変位させながら、各撮像位置で、被検体にX線を
照射して、被検体を透過したX線を検出してX線透視像
を撮像し、得られたX線透視像を順次ディジタル化して
いる。
アと、被検体との相対的な位置関係を、例えば、被検体
の体軸方向や体軸回りに変位させながら、複数個所の撮
像位置において複数枚の画像を得る走行DRや回転DR
を行なう場合には、被検体とX線管等との相対的な位置
関係を変位させながら、各撮像位置で、被検体にX線を
照射して、被検体を透過したX線を検出してX線透視像
を撮像し、得られたX線透視像を順次ディジタル化して
いる。
【0004】上記撮像において、造影剤を用いる場合に
は、被検体に造影剤を投与した後に、X線透視像を撮像
している。
は、被検体に造影剤を投与した後に、X線透視像を撮像
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。従来装置では、診断する部位を含む所定領域のX
線透視像を得ているので、例えば、造影剤が投与された
部位などの関心がある部分以外にも、診断に不要な部分
も撮像されてしまう。そのため、不要な部分が邪魔にな
ったりして関心がある部分に対する診断が正確に行えな
いなどの問題があった。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。従来装置では、診断する部位を含む所定領域のX
線透視像を得ているので、例えば、造影剤が投与された
部位などの関心がある部分以外にも、診断に不要な部分
も撮像されてしまう。そのため、不要な部分が邪魔にな
ったりして関心がある部分に対する診断が正確に行えな
いなどの問題があった。
【0006】例えば、血管造影を行う分野では、従来、
血管に造影剤を投与する前の撮像データ(マスク像)と
血管に造影剤を投与した後の撮像データ(ライブ像)と
を撮像して、これらマスク像とライブ像とをサブトラク
ションすることにより、関心がある血管像だけを抽出す
る技術がある。
血管に造影剤を投与する前の撮像データ(マスク像)と
血管に造影剤を投与した後の撮像データ(ライブ像)と
を撮像して、これらマスク像とライブ像とをサブトラク
ションすることにより、関心がある血管像だけを抽出す
る技術がある。
【0007】しかしながら、ディジタルラジオグラフィ
の分野では、以下のような理由により、上述した血管造
影におけるサブトラクション処理をそのまま適用するこ
とが不適切、または、不可能であった。
の分野では、以下のような理由により、上述した血管造
影におけるサブトラクション処理をそのまま適用するこ
とが不適切、または、不可能であった。
【0008】すなわち、例えば、消化管などのぜん動運
動など、ディジタルラジオグラフィの撮像対象は経時的
に動くことが多いので、上述した血管造影におけるサブ
トラクション処理をそのまま適用すると、マスク像とラ
イブ像とにずれが生じ易く、その結果、得られたサブト
ラクション像にアーティファクトが生じて、診断が正確
に行える程に、関心がある部分だけを鮮明に抽出した画
像が得られない。
動など、ディジタルラジオグラフィの撮像対象は経時的
に動くことが多いので、上述した血管造影におけるサブ
トラクション処理をそのまま適用すると、マスク像とラ
イブ像とにずれが生じ易く、その結果、得られたサブト
ラクション像にアーティファクトが生じて、診断が正確
に行える程に、関心がある部分だけを鮮明に抽出した画
像が得られない。
【0009】また、例えば、骨格などの撮像では造影剤
を投与しないこともあるが、撮像された骨格画像から診
断に邪魔な部分を除去したい場合がある。しかしなが
ら、造影剤を投与しない撮像に対しては、造影剤の投与
を前提としている上述した血管造影におけるサブトラク
ション処理をそのまま適用することが不可能である。
を投与しないこともあるが、撮像された骨格画像から診
断に邪魔な部分を除去したい場合がある。しかしなが
ら、造影剤を投与しない撮像に対しては、造影剤の投与
を前提としている上述した血管造影におけるサブトラク
ション処理をそのまま適用することが不可能である。
【0010】なお、上述した血管造影におけるサブトラ
クション処理自体、マスク像の撮像とライブ像の撮像と
を被検体への造影剤の投与の前後に分けて行っているの
で、マスク像の撮像とライブ像の撮像との間に被検体が
体動して、マスク像とライブ像とにずれが生じて、得ら
れたサブトラクション像にアーティファクトが生じる場
合があるという問題を孕んでいる。
クション処理自体、マスク像の撮像とライブ像の撮像と
を被検体への造影剤の投与の前後に分けて行っているの
で、マスク像の撮像とライブ像の撮像との間に被検体が
体動して、マスク像とライブ像とにずれが生じて、得ら
れたサブトラクション像にアーティファクトが生じる場
合があるという問題を孕んでいる。
【0011】以上のように、デジタルラジオグラフィの
分野において関心がある部分である撮像対象だけを鮮明
に抽出した画像を得ることが望まれているが、従来、そ
のような技術が確立されていないのが実情である。
分野において関心がある部分である撮像対象だけを鮮明
に抽出した画像を得ることが望まれているが、従来、そ
のような技術が確立されていないのが実情である。
【0012】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、デジタルラジオグラフィの分野にお
いて関心がある部分である撮像対象だけを鮮明に抽出し
た画像を得ることができるディジタルラジオグラフィ装
置を提供することを目的とする。
れたものであって、デジタルラジオグラフィの分野にお
いて関心がある部分である撮像対象だけを鮮明に抽出し
た画像を得ることができるディジタルラジオグラフィ装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、消化管や非血管系脈管、
又は骨格等の血管像以外の画像を撮像するディジタルラ
ジオグラフィ装置であって、(a)被検体にX線を照射
して、前記被検体を透過したX線を検出してX線透視像
を撮像する、X線管とイメージインテンシファイアとを
含むX線透視装置と、(b)前記X線透視装置で撮像さ
れたX線透視像をディジタルデータ(撮像データ)に変
換する信号変換手段と、(c)前記信号変換手段で変換
された撮像データを記憶する画像記憶手段と、(d)前
記イメージインテンシファイアのピント調整用電極への
印加電圧を、フォーカス用電圧またはデフォーカス用電
圧に切り替える電圧切替え手段と、(e)前記デフォー
カス用電圧を撮像対象に応じて変更するデフォーカス用
電圧変更手段と、(f)前記ピント調整用電極に撮像対
象に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態で前記
X線透視装置により撮像され、前記信号変換手段で変換
された撮像データ(マスク像)と、前記ピント調整用電
極にフォーカス用電圧が印加された状態で前記X線透視
装置により撮像され、前記信号変換手段で変換された撮
像データ(ライブ像)とをサブトラクションする演算手
段と、(g)前記電圧切替え手段を制御して、前記ピン
ト調整用電極にフォーカス用電圧が印加された状態と、
撮像対象に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態
とを、予め決められた順に切り替え、それら各状態にお
いて、前記X線透視装置と前記信号変換手段とを制御し
て、前記各状態の撮像データ(マスク像とライブ像)を
得る制御と、前記得た各撮像データの内、少なくとも先
に撮像した撮像データを前記画像記憶手段に記憶させる
制御と、少なくとも前記画像記憶手段に記憶された、先
に撮像した撮像データ(マスク像またはライブ像)と、
後に撮像した撮像データ(ライブ像またはマスク像)と
のサブトラクションを前記演算手段に行なわせる制御と
を行なう制御手段とを備えたものである。
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、消化管や非血管系脈管、
又は骨格等の血管像以外の画像を撮像するディジタルラ
ジオグラフィ装置であって、(a)被検体にX線を照射
して、前記被検体を透過したX線を検出してX線透視像
を撮像する、X線管とイメージインテンシファイアとを
含むX線透視装置と、(b)前記X線透視装置で撮像さ
れたX線透視像をディジタルデータ(撮像データ)に変
換する信号変換手段と、(c)前記信号変換手段で変換
された撮像データを記憶する画像記憶手段と、(d)前
記イメージインテンシファイアのピント調整用電極への
印加電圧を、フォーカス用電圧またはデフォーカス用電
圧に切り替える電圧切替え手段と、(e)前記デフォー
カス用電圧を撮像対象に応じて変更するデフォーカス用
電圧変更手段と、(f)前記ピント調整用電極に撮像対
象に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態で前記
X線透視装置により撮像され、前記信号変換手段で変換
された撮像データ(マスク像)と、前記ピント調整用電
極にフォーカス用電圧が印加された状態で前記X線透視
装置により撮像され、前記信号変換手段で変換された撮
像データ(ライブ像)とをサブトラクションする演算手
段と、(g)前記電圧切替え手段を制御して、前記ピン
ト調整用電極にフォーカス用電圧が印加された状態と、
撮像対象に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態
とを、予め決められた順に切り替え、それら各状態にお
いて、前記X線透視装置と前記信号変換手段とを制御し
て、前記各状態の撮像データ(マスク像とライブ像)を
得る制御と、前記得た各撮像データの内、少なくとも先
に撮像した撮像データを前記画像記憶手段に記憶させる
制御と、少なくとも前記画像記憶手段に記憶された、先
に撮像した撮像データ(マスク像またはライブ像)と、
後に撮像した撮像データ(ライブ像またはマスク像)と
のサブトラクションを前記演算手段に行なわせる制御と
を行なう制御手段とを備えたものである。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、X線管、
イメージインテンシファイアと、被検体との相対的な位
置関係を変位させながら、消化管や非血管系脈管、又は
骨格等の血管像以外の画像を撮像するディジタルラジオ
グラフィ装置であって、(a)被検体にX線を照射し
て、前記被検体を透過したX線を検出してX線透視像を
撮像する、X線管とイメージインテンシファイアとを含
むX線透視装置と、(b)前記X線透視装置で撮像され
たX線透視像をディジタルデータ(撮像データ)に変換
する信号変換手段と、(c)前記信号変換手段で変換さ
れた撮像データを記憶する画像記憶手段と、(d)前記
イメージインテンシファイアのピント調整用電極への印
加電圧を、フォーカス用電圧またはデフォーカス用電圧
に切り替える電圧切替え手段と、(e)前記デフォーカ
ス用電圧を撮像対象に応じて変更するデフォーカス用電
圧変更手段と、(f)前記ピント調整用電極に撮像対象
に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態で前記X
線透視装置により撮像され、前記信号変換手段で変換さ
れた撮像データ(マスク像)と、前記ピント調整用電極
にフォーカス用電圧が印加された状態で前記X線透視装
置により撮像され、前記信号変換手段で変換された撮像
データ(ライブ像)とをサブトラクションする演算手段
と、(g)前記被検体と、前記X線透視装置のX線管と
イメージインテンシファイアとの相対的な位置関係を変
位させる位置変位機構と、(h)前記位置変位機構を駆
動して、被検体と、前記X線透視装置のX線管とイメー
ジインテンシファイアとの相対的な位置関係を変位させ
る制御と、前記位置関係が、予め決められた複数個所の
撮像位置に到達するごとに、前記電圧切替え手段を制御
して、前記ピント調整用電極にフォーカス用電圧が印加
された状態と、撮像対象に応じたデフォーカス用電圧が
印加された状態とを、予め決められた順に切り替え、そ
れら各状態において、前記X線透視装置と前記信号変換
手段とを制御して、前記各状態の一対の撮像データ(マ
スク像とライブ像)を得る制御と、前記得た一対の撮像
データの内、少なくとも先に撮像した撮像データを前記
画像記憶手段に記憶させる制御と、少なくとも前記画像
記憶手段に記憶された、先に撮像した撮像データ(マス
ク像またはライブ像)と、前記画像記憶手段に記憶され
た撮像データと対をなす撮像データ(ライブ像またはマ
スク像)とのサブトラクションを前記演算手段に行なわ
せる制御とを行なう制御手段とを備えたものである。
イメージインテンシファイアと、被検体との相対的な位
置関係を変位させながら、消化管や非血管系脈管、又は
骨格等の血管像以外の画像を撮像するディジタルラジオ
グラフィ装置であって、(a)被検体にX線を照射し
て、前記被検体を透過したX線を検出してX線透視像を
撮像する、X線管とイメージインテンシファイアとを含
むX線透視装置と、(b)前記X線透視装置で撮像され
たX線透視像をディジタルデータ(撮像データ)に変換
する信号変換手段と、(c)前記信号変換手段で変換さ
れた撮像データを記憶する画像記憶手段と、(d)前記
イメージインテンシファイアのピント調整用電極への印
加電圧を、フォーカス用電圧またはデフォーカス用電圧
に切り替える電圧切替え手段と、(e)前記デフォーカ
ス用電圧を撮像対象に応じて変更するデフォーカス用電
圧変更手段と、(f)前記ピント調整用電極に撮像対象
に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態で前記X
線透視装置により撮像され、前記信号変換手段で変換さ
れた撮像データ(マスク像)と、前記ピント調整用電極
にフォーカス用電圧が印加された状態で前記X線透視装
置により撮像され、前記信号変換手段で変換された撮像
データ(ライブ像)とをサブトラクションする演算手段
と、(g)前記被検体と、前記X線透視装置のX線管と
イメージインテンシファイアとの相対的な位置関係を変
位させる位置変位機構と、(h)前記位置変位機構を駆
動して、被検体と、前記X線透視装置のX線管とイメー
ジインテンシファイアとの相対的な位置関係を変位させ
る制御と、前記位置関係が、予め決められた複数個所の
撮像位置に到達するごとに、前記電圧切替え手段を制御
して、前記ピント調整用電極にフォーカス用電圧が印加
された状態と、撮像対象に応じたデフォーカス用電圧が
印加された状態とを、予め決められた順に切り替え、そ
れら各状態において、前記X線透視装置と前記信号変換
手段とを制御して、前記各状態の一対の撮像データ(マ
スク像とライブ像)を得る制御と、前記得た一対の撮像
データの内、少なくとも先に撮像した撮像データを前記
画像記憶手段に記憶させる制御と、少なくとも前記画像
記憶手段に記憶された、先に撮像した撮像データ(マス
ク像またはライブ像)と、前記画像記憶手段に記憶され
た撮像データと対をなす撮像データ(ライブ像またはマ
スク像)とのサブトラクションを前記演算手段に行なわ
せる制御とを行なう制御手段とを備えたものである。
【0015】〔作用〕請求項1に記載の発明の作用は次
のとおりである。すなわち、制御手段は、電圧切替え手
段を制御して、ピント調整用電極にフォーカス用電圧が
印加された状態と、デフォーカス用電圧変更手段により
撮像対象に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態
とを、予め決められた順に切り替え、それら各状態にお
いて、X線透視装置と信号変換手段とを制御して、デフ
ォーカス用電圧が印加された状態でのマスク像と、フォ
ーカス用電圧が印加された状態でのライブ像とを得る。
マスク像とライブ像の撮像順序、すなわち、ピント調整
用電極へのデフォーカス用電圧とフォーカス用電圧の切
替え順序はどちらが先であってもよい。これら撮像した
各撮像データの内、少なくとも先に撮像した撮像データ
を画像記憶手段に記憶させる。また、後に撮像した撮像
データを画像記憶手段に記憶させてもよい。そして、画
像記憶手段に記憶された、先に撮像された撮像データ
(マスク像またはライブ像)と、後に撮像された(また
は、後に撮像され、画像記憶手段に記憶された)撮像デ
ータ(ライブ像またはマスク像)とのサブトラクション
を演算手段に行なわせ、サブトラクション像を得る。
のとおりである。すなわち、制御手段は、電圧切替え手
段を制御して、ピント調整用電極にフォーカス用電圧が
印加された状態と、デフォーカス用電圧変更手段により
撮像対象に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態
とを、予め決められた順に切り替え、それら各状態にお
いて、X線透視装置と信号変換手段とを制御して、デフ
ォーカス用電圧が印加された状態でのマスク像と、フォ
ーカス用電圧が印加された状態でのライブ像とを得る。
マスク像とライブ像の撮像順序、すなわち、ピント調整
用電極へのデフォーカス用電圧とフォーカス用電圧の切
替え順序はどちらが先であってもよい。これら撮像した
各撮像データの内、少なくとも先に撮像した撮像データ
を画像記憶手段に記憶させる。また、後に撮像した撮像
データを画像記憶手段に記憶させてもよい。そして、画
像記憶手段に記憶された、先に撮像された撮像データ
(マスク像またはライブ像)と、後に撮像された(また
は、後に撮像され、画像記憶手段に記憶された)撮像デ
ータ(ライブ像またはマスク像)とのサブトラクション
を演算手段に行なわせ、サブトラクション像を得る。
【0016】イメージインテンシファイアのピント調整
用電極へデフォーカス(ピントをぼかす)用電圧を印加
して撮像されたぼけた画像は、高周波側の周波数成分が
除去された画像である。従って、ぼけた画像を撮像すれ
ば、関心がある部分(撮像対象)の周波数成分が除去さ
れた画像が得られる。ここで、この発明における撮像対
象は、高周波数成分のみからなる非血管系脈管から、中
間周波数成分と高周波成分からなる消化管など、除去す
べき周波数成分が一様でない。そこで、デフォーカス用
電圧変更手段によりデフォーカス用電圧を撮像対象に応
じて変更させ、撮像対象の周波数成分を除去するように
デフォーカス用電圧を設定する。
用電極へデフォーカス(ピントをぼかす)用電圧を印加
して撮像されたぼけた画像は、高周波側の周波数成分が
除去された画像である。従って、ぼけた画像を撮像すれ
ば、関心がある部分(撮像対象)の周波数成分が除去さ
れた画像が得られる。ここで、この発明における撮像対
象は、高周波数成分のみからなる非血管系脈管から、中
間周波数成分と高周波成分からなる消化管など、除去す
べき周波数成分が一様でない。そこで、デフォーカス用
電圧変更手段によりデフォーカス用電圧を撮像対象に応
じて変更させ、撮像対象の周波数成分を除去するように
デフォーカス用電圧を設定する。
【0017】一方、ピント調整用電極へフォーカス(ピ
ントが合った)用電圧を印加して撮像されたピントの合
った画像には、撮像対象の高周波側の周波数成分を含む
全ての周波数成分が残っている。従って、撮像されたぼ
けた画像をマスク像、ピントが合った画像をライブ像と
して、これら各画像をサブトラクションすることにより
撮像対象(関心がある部分)だけが残った、すなわち、
撮像対象だけが抽出された画像(サブトラクション像)
を得ることができる。
ントが合った)用電圧を印加して撮像されたピントの合
った画像には、撮像対象の高周波側の周波数成分を含む
全ての周波数成分が残っている。従って、撮像されたぼ
けた画像をマスク像、ピントが合った画像をライブ像と
して、これら各画像をサブトラクションすることにより
撮像対象(関心がある部分)だけが残った、すなわち、
撮像対象だけが抽出された画像(サブトラクション像)
を得ることができる。
【0018】この発明は上記原理に基づき、関心がある
部分である撮像対象だけが残った画像(サブトラクショ
ン像)を得るので、被検体に造影剤を投与する場合に限
らず、造影剤を投与しない場合でも、関心がある部分で
ある撮像対象だけが抽出された画像を得ることができ
る。
部分である撮像対象だけが残った画像(サブトラクショ
ン像)を得るので、被検体に造影剤を投与する場合に限
らず、造影剤を投与しない場合でも、関心がある部分で
ある撮像対象だけが抽出された画像を得ることができ
る。
【0019】また、撮像対象の周波数成分が除去された
画像(マスク像)と、撮像対象を含む全ての周波数成分
が残っている画像(ライブ像)とをピント調整用電極へ
印加する電圧をデフォーカス用電圧とフォーカス用電圧
とで切り替えることで得ているので、マスク像とライブ
像とを続けて撮像することができ、撮像対象が経時的に
動いてもずれが少ないマスク像とライブ像を得ることが
できる。さらに、被検体に造影剤を投与する場合でも、
被検体に造影剤を投与した後にマスク像とライブ像とを
続けて撮像することができ、体動によるマスク像とライ
ブ像とのずれを抑制することができる。従って、アーテ
ィファクトが抑制されて、関心がある部分である撮像対
象だけが鮮明に抽出された画像(サブトラクション像)
を得ることができる。
画像(マスク像)と、撮像対象を含む全ての周波数成分
が残っている画像(ライブ像)とをピント調整用電極へ
印加する電圧をデフォーカス用電圧とフォーカス用電圧
とで切り替えることで得ているので、マスク像とライブ
像とを続けて撮像することができ、撮像対象が経時的に
動いてもずれが少ないマスク像とライブ像を得ることが
できる。さらに、被検体に造影剤を投与する場合でも、
被検体に造影剤を投与した後にマスク像とライブ像とを
続けて撮像することができ、体動によるマスク像とライ
ブ像とのずれを抑制することができる。従って、アーテ
ィファクトが抑制されて、関心がある部分である撮像対
象だけが鮮明に抽出された画像(サブトラクション像)
を得ることができる。
【0020】請求項2に記載の発明は、上記原理に基づ
き、被検体と、X線透視装置のX線管とイメージインテ
ンシファイアとの相対的な位置関係を変位させ、それら
位置関係が、予め決められた複数個所の撮像位置に到達
するごとに、一対の撮像データ(マスク像とライブ像)
を予め決められた順で得て、一対の撮像データ同士をサ
ブトラクションして各撮像位置のサブトラクション像を
得る。
き、被検体と、X線透視装置のX線管とイメージインテ
ンシファイアとの相対的な位置関係を変位させ、それら
位置関係が、予め決められた複数個所の撮像位置に到達
するごとに、一対の撮像データ(マスク像とライブ像)
を予め決められた順で得て、一対の撮像データ同士をサ
ブトラクションして各撮像位置のサブトラクション像を
得る。
【0021】なお、撮像位置ごとに得られる一対の撮像
データは、同じ位置かあるいは若干ずれた位置で撮像さ
れる。このとき、各撮像データが若干ずれた位置で撮像
される場合、それら画像から得られるサブトラクション
像にアーティファクトが発生することが考えられる。し
かし、被検体とX線管等との相対位置が変位する速度
は、1枚の撮像データを得る速度に比べて極めて低速で
あるので、各画像を撮像する際の位置ずれも僅かであ
る。しかも、サブトラクションする画像の一方はピント
がぼけた画像であるので、位置ずれに基づく画像の僅か
なずれは、このピントのぼけに吸収される。従って、各
撮像データの撮像時に若干の位置ずれがあっても実用上
特に問題ない。
データは、同じ位置かあるいは若干ずれた位置で撮像さ
れる。このとき、各撮像データが若干ずれた位置で撮像
される場合、それら画像から得られるサブトラクション
像にアーティファクトが発生することが考えられる。し
かし、被検体とX線管等との相対位置が変位する速度
は、1枚の撮像データを得る速度に比べて極めて低速で
あるので、各画像を撮像する際の位置ずれも僅かであ
る。しかも、サブトラクションする画像の一方はピント
がぼけた画像であるので、位置ずれに基づく画像の僅か
なずれは、このピントのぼけに吸収される。従って、各
撮像データの撮像時に若干の位置ずれがあっても実用上
特に問題ない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施例を説明する。図1は、この発明の第1実施例に
係るディジタルラジオグラフィ装置の構成を示す正面図
であり、図2は、第1実施例装置のX線透視装置と天板
に仰臥された被検体との位置関係を側面から見た図であ
る。この第1実施例は、請求項1に記載の発明に相当す
るものであり、特定の撮像部位の画像を得るように構成
されている。
一実施例を説明する。図1は、この発明の第1実施例に
係るディジタルラジオグラフィ装置の構成を示す正面図
であり、図2は、第1実施例装置のX線透視装置と天板
に仰臥された被検体との位置関係を側面から見た図であ
る。この第1実施例は、請求項1に記載の発明に相当す
るものであり、特定の撮像部位の画像を得るように構成
されている。
【0023】図中、符号1は床面に設置された基台を示
し、この基台1上には、被検体Mが仰臥される天板2が
水平方向に移動自在に取り付けられている。この天板2
の水平方向への移動は、基台1に内設されたモータ3に
より駆動されるように構成され、このモータ3の駆動制
御は、後述する画像処理装置30の制御部31により行
なわれるように構成されている。
し、この基台1上には、被検体Mが仰臥される天板2が
水平方向に移動自在に取り付けられている。この天板2
の水平方向への移動は、基台1に内設されたモータ3に
より駆動されるように構成され、このモータ3の駆動制
御は、後述する画像処理装置30の制御部31により行
なわれるように構成されている。
【0024】また、符号10はX線透視装置であり、こ
のX線透視装置10は、X線管11とイメージインテン
シファイア(以下、「I.I装置」という)12が、天
板2に仰臥された被検体Mを挟むように、C型アーム1
3の両端部に取り付けられて構成されている。このC型
アーム13は、モータ19に駆動されて、図2の矢印Y
Jに示すように、被検体Mの体軸回りで回動されるよう
に構成され、被検体Mの所望の方向からパルスX線を照
射できるようになっている。このモータ19の駆動制御
は、後述する制御部31により行なわれる。
のX線透視装置10は、X線管11とイメージインテン
シファイア(以下、「I.I装置」という)12が、天
板2に仰臥された被検体Mを挟むように、C型アーム1
3の両端部に取り付けられて構成されている。このC型
アーム13は、モータ19に駆動されて、図2の矢印Y
Jに示すように、被検体Mの体軸回りで回動されるよう
に構成され、被検体Mの所望の方向からパルスX線を照
射できるようになっている。このモータ19の駆動制御
は、後述する制御部31により行なわれる。
【0025】X線管11には、高電圧発生装置14が接
続されており、高電圧発生装置14から高電圧が供給さ
れることにより、X線管11からパルスX線が発生され
るように構成されている。このX線管11からのパルス
X線の照射タイミングは、高電圧発生装置14を介して
後述する制御部31により制御される構成である。
続されており、高電圧発生装置14から高電圧が供給さ
れることにより、X線管11からパルスX線が発生され
るように構成されている。このX線管11からのパルス
X線の照射タイミングは、高電圧発生装置14を介して
後述する制御部31により制御される構成である。
【0026】X線管11からのパルスX線はコリメータ
15でコリメーションされた上で、被検体Mに照射さ
れ、被検体Mを透過したX線がI.I装置12に入射す
るように構成されている。I.I装置12に入射したX
線は、ピント調整用電極16などからなる電子レンズ系
により縮小増幅され、可視光の画像に変換されて出力さ
れ、その出力光学像は光学系17を介してビデオカメラ
18に入射し、このビデオカメラ18により、X線透視
像のビデオ信号に変換され、画像処理装置30に与えら
れる。
15でコリメーションされた上で、被検体Mに照射さ
れ、被検体Mを透過したX線がI.I装置12に入射す
るように構成されている。I.I装置12に入射したX
線は、ピント調整用電極16などからなる電子レンズ系
により縮小増幅され、可視光の画像に変換されて出力さ
れ、その出力光学像は光学系17を介してビデオカメラ
18に入射し、このビデオカメラ18により、X線透視
像のビデオ信号に変換され、画像処理装置30に与えら
れる。
【0027】I.I装置12のピント調整用電極16に
は、フォーカス(ピントが合った)用電圧VF またはデ
フォーカス(ピントがぼけた)用電圧VD が、電圧切替
え手段としての電圧切替え器40で切り替え供給される
ように構成されている。電圧切替え器40の切替え制御
は、後述する制御部31により行なわれる。
は、フォーカス(ピントが合った)用電圧VF またはデ
フォーカス(ピントがぼけた)用電圧VD が、電圧切替
え手段としての電圧切替え器40で切り替え供給される
ように構成されている。電圧切替え器40の切替え制御
は、後述する制御部31により行なわれる。
【0028】また、ピント調整用電極16に供給するデ
フォーカス用電圧VD は、デフォーカス用電圧変更手段
に相当するデフォーカス用電圧切替え器41により撮像
対象に応じた電圧VDj(j=1、2、…、N)に設定さ
れるようになっている。なお、この実施例では、図示し
ない操作盤からオペレータによって設定された撮像対象
に応じて、後述する制御部31がその撮像対象に適した
デフォーカス用電圧V Djが設定されるようにデフォーカ
ス用電圧切替え器41の切替え制御を行う構成である
が、デフォーカス用電圧切替え器41の切替えは、例え
ば、操作盤から、あるいは、手作業でオペレータが切替
えるような構成であってもよい。
フォーカス用電圧VD は、デフォーカス用電圧変更手段
に相当するデフォーカス用電圧切替え器41により撮像
対象に応じた電圧VDj(j=1、2、…、N)に設定さ
れるようになっている。なお、この実施例では、図示し
ない操作盤からオペレータによって設定された撮像対象
に応じて、後述する制御部31がその撮像対象に適した
デフォーカス用電圧V Djが設定されるようにデフォーカ
ス用電圧切替え器41の切替え制御を行う構成である
が、デフォーカス用電圧切替え器41の切替えは、例え
ば、操作盤から、あるいは、手作業でオペレータが切替
えるような構成であってもよい。
【0029】画像処理装置30に与えられたX線透視像
のビデオ信号(アナログ信号)は、制御部31に制御さ
れながら、信号変換手段としてのA/D(アナログtoデ
ィジタル)変換器32でディジタル信号に変換される。
画像処理装置30には、撮像データを記憶するための、
画像記憶手段としての画像記憶装置34、サブトラクシ
ョン像を算出するための、演算手段としての演算装置3
5、制御手段としての制御部31を備えており、制御部
31に制御されながら、A/D変換器32で変換された
ディジタル信号のX線透視像(撮像データ)をデータ処
理してサブトラクション像を算出し、得られたサブトラ
クション像をD/A(ディジタルtoアナログ)変換器3
3でアナログ信号に変換してモニタ50に表示する。
のビデオ信号(アナログ信号)は、制御部31に制御さ
れながら、信号変換手段としてのA/D(アナログtoデ
ィジタル)変換器32でディジタル信号に変換される。
画像処理装置30には、撮像データを記憶するための、
画像記憶手段としての画像記憶装置34、サブトラクシ
ョン像を算出するための、演算手段としての演算装置3
5、制御手段としての制御部31を備えており、制御部
31に制御されながら、A/D変換器32で変換された
ディジタル信号のX線透視像(撮像データ)をデータ処
理してサブトラクション像を算出し、得られたサブトラ
クション像をD/A(ディジタルtoアナログ)変換器3
3でアナログ信号に変換してモニタ50に表示する。
【0030】制御部31は、図示しない操作盤からの指
示に従って、モータ3を駆動制御して、天板2に仰臥さ
れた被検体Mを移動させ、被検体Mの撮像位置と、X線
透視装置10のX線管11、I.I装置12との位置合
わせを行なうとともに、モータ19を駆動制御して、被
検体Mに照射されるX線の照射方向を調整する。その状
態で、制御部31は、ハンドスイッチ60からの処理開
始指示を受けて、高電圧発生装置14、電圧切替え器4
0、デフォーカス用電圧切替え器41、A/D変換器3
2、画像記憶装置34、演算装置35、D/A変換器3
3を以下のように制御して、撮像部位のサブトラクショ
ン像を算出してモニタ50に表示させる。
示に従って、モータ3を駆動制御して、天板2に仰臥さ
れた被検体Mを移動させ、被検体Mの撮像位置と、X線
透視装置10のX線管11、I.I装置12との位置合
わせを行なうとともに、モータ19を駆動制御して、被
検体Mに照射されるX線の照射方向を調整する。その状
態で、制御部31は、ハンドスイッチ60からの処理開
始指示を受けて、高電圧発生装置14、電圧切替え器4
0、デフォーカス用電圧切替え器41、A/D変換器3
2、画像記憶装置34、演算装置35、D/A変換器3
3を以下のように制御して、撮像部位のサブトラクショ
ン像を算出してモニタ50に表示させる。
【0031】この制御部31の制御を図3のタイムチャ
ートを参照して説明する。ハンドスイッチ60が押され
ると、「ON」信号が制御部31に与えられ、その「O
N」信号をトリガーとして、電圧切替え器40を切り替
えて、デフォーカス用電圧切替え器41で設定している
デフォーカス用電圧VD (VDj)をピント調整用電極1
6へ印加させる。また、この電圧切替え器40の切替え
が完了すると、高電圧発生装置14から高電圧をX線管
11に供給させ、X線管11からパルスX線を照射させ
る。
ートを参照して説明する。ハンドスイッチ60が押され
ると、「ON」信号が制御部31に与えられ、その「O
N」信号をトリガーとして、電圧切替え器40を切り替
えて、デフォーカス用電圧切替え器41で設定している
デフォーカス用電圧VD (VDj)をピント調整用電極1
6へ印加させる。また、この電圧切替え器40の切替え
が完了すると、高電圧発生装置14から高電圧をX線管
11に供給させ、X線管11からパルスX線を照射させ
る。
【0032】このパルスX線により撮像された撮像デー
タDは、ピントがぼけた画像であり、被検体Mの撮像部
位のうちの関心がある部分(撮像対象)の画像部分の周
波数成分が除去された画像である。このように所望の周
波数成分が除去された撮像データをマスク像Dとして画
像記憶装置34に記憶させておく。こうしてマスク像D
が画像記憶装置34に記憶されると、画像記憶装置34
を書込み不可にする。
タDは、ピントがぼけた画像であり、被検体Mの撮像部
位のうちの関心がある部分(撮像対象)の画像部分の周
波数成分が除去された画像である。このように所望の周
波数成分が除去された撮像データをマスク像Dとして画
像記憶装置34に記憶させておく。こうしてマスク像D
が画像記憶装置34に記憶されると、画像記憶装置34
を書込み不可にする。
【0033】次に、電圧切替え器40を切り替えて、ピ
ント調整用電極16へフォーカス用電圧VF を印加させ
る。この電圧切替え器40の切替えが完了すると、高電
圧発生装置14から高電圧をX線管11に供給させ、X
線管11からパルスX線を照射させる。
ント調整用電極16へフォーカス用電圧VF を印加させ
る。この電圧切替え器40の切替えが完了すると、高電
圧発生装置14から高電圧をX線管11に供給させ、X
線管11からパルスX線を照射させる。
【0034】このパルスX線により撮像された撮像デー
タFは、ピントが合った画像であり、被検体Mの撮像部
位内の関心がある部分(撮像対象)を含む撮像部位内の
全ての画像部分の周波数成分が残っている画像である。
このように全ての周波数成分が残っている撮像データを
ライブ像Fとして演算装置35に供給させるとともに、
先に撮像して画像記憶装置34に記憶させておいたマス
ク像Dを読み出して、演算装置35に供給させる。そし
て、マスク像Dとライブ像Fとのサブトラクションを演
算装置35に行なわせる。このサブトラクションにより
得られたサブトラクシン像Sは、低周波側の周波数成分
からなる診断に不要な画像部分をライブ像Fから除い
た、関心がある部分である撮像対象だけが残った、すな
わち、撮像対象だけが抽出された画像となる。このサブ
ラクション像Sをモニタ50に表示させ撮像を終了す
る。
タFは、ピントが合った画像であり、被検体Mの撮像部
位内の関心がある部分(撮像対象)を含む撮像部位内の
全ての画像部分の周波数成分が残っている画像である。
このように全ての周波数成分が残っている撮像データを
ライブ像Fとして演算装置35に供給させるとともに、
先に撮像して画像記憶装置34に記憶させておいたマス
ク像Dを読み出して、演算装置35に供給させる。そし
て、マスク像Dとライブ像Fとのサブトラクションを演
算装置35に行なわせる。このサブトラクションにより
得られたサブトラクシン像Sは、低周波側の周波数成分
からなる診断に不要な画像部分をライブ像Fから除い
た、関心がある部分である撮像対象だけが残った、すな
わち、撮像対象だけが抽出された画像となる。このサブ
ラクション像Sをモニタ50に表示させ撮像を終了す
る。
【0035】なお、造影剤を用いる場合には、ハンドス
イッチ60を押す前に、被検体Mに造影剤を投与する。
そして、被検体Mに造影剤を投与した後の状態で、上述
したようにマスク像Dとライブ像Fとを撮像してサブト
ラクション像Sを求める。図3は、胃に造影剤を投与し
た状態の撮像を示しており、マスク像Dでは、関心があ
る部分である撮像対象(造影剤が付着した胃の内壁(輪
郭)や胃壁の皺、胃内の造影剤など)が除去され、脊椎
などの診断に不要な部分が残っている。一方、ライブ像
Fでは、全ての画像部分が残っている。従って、ライブ
像Fからマスク像Dをサブトラクションすることで、脊
椎などの診断に不要な部分が除去され、サブトラクショ
ン像Sは、関心がある部分である撮像対象(造影剤が付
着した胃の内壁(輪郭)や胃壁の皺、胃内の造影剤な
ど)だけが抽出された画像となる。
イッチ60を押す前に、被検体Mに造影剤を投与する。
そして、被検体Mに造影剤を投与した後の状態で、上述
したようにマスク像Dとライブ像Fとを撮像してサブト
ラクション像Sを求める。図3は、胃に造影剤を投与し
た状態の撮像を示しており、マスク像Dでは、関心があ
る部分である撮像対象(造影剤が付着した胃の内壁(輪
郭)や胃壁の皺、胃内の造影剤など)が除去され、脊椎
などの診断に不要な部分が残っている。一方、ライブ像
Fでは、全ての画像部分が残っている。従って、ライブ
像Fからマスク像Dをサブトラクションすることで、脊
椎などの診断に不要な部分が除去され、サブトラクショ
ン像Sは、関心がある部分である撮像対象(造影剤が付
着した胃の内壁(輪郭)や胃壁の皺、胃内の造影剤な
ど)だけが抽出された画像となる。
【0036】以上のように、この実施例によれば、ピン
ト調整用電極16へ印加する電圧をデフォーカス用電圧
VD とフォーカス用電圧VF とで切替えることにより、
撮像対象を除去した(最終的に除去する不要な画像部分
を残した)マスク像Dと、全ての画像部分を残したライ
ブ像Fとを得て、これらマスク像Dとライブ像Fとをサ
ブトラクションして、関心がある部分である撮像対象だ
けが抽出された画像(サブトラクション像S)を得るの
で、被検体Mに造影剤を投与する場合に限らず、被検体
Mに造影剤を投与しない、例えば骨格などの撮像におい
ても骨格画像から不要な部分を除去した画像を得ること
ができる。
ト調整用電極16へ印加する電圧をデフォーカス用電圧
VD とフォーカス用電圧VF とで切替えることにより、
撮像対象を除去した(最終的に除去する不要な画像部分
を残した)マスク像Dと、全ての画像部分を残したライ
ブ像Fとを得て、これらマスク像Dとライブ像Fとをサ
ブトラクションして、関心がある部分である撮像対象だ
けが抽出された画像(サブトラクション像S)を得るの
で、被検体Mに造影剤を投与する場合に限らず、被検体
Mに造影剤を投与しない、例えば骨格などの撮像におい
ても骨格画像から不要な部分を除去した画像を得ること
ができる。
【0037】また、マスク像Dとライブ像Fとを、ピン
ト調整用電極16へ印加する電圧をデフォーカス用電圧
VD とフォーカス用電圧VF とで切り替えることで得て
いるので、マスク像Dとライブ像Fとを続けて撮像する
ことができ、撮像対象が経時的に動いてもずれが少ない
マスク像Dとライブ像Fを得ることができる。さらに、
被検体Mに造影剤を投与する場合でも、被検体Mに造影
剤を投与した後にマスク像Dとライブ像Fとを続けて撮
像することができ、体動によるマスク像Dとライブ像F
とのずれを抑制することができる。従って、アーティフ
ァクトが抑制されて、関心がある部分である撮像対象だ
けが鮮明に抽出された画像(サブトラクション像)を得
ることができる。
ト調整用電極16へ印加する電圧をデフォーカス用電圧
VD とフォーカス用電圧VF とで切り替えることで得て
いるので、マスク像Dとライブ像Fとを続けて撮像する
ことができ、撮像対象が経時的に動いてもずれが少ない
マスク像Dとライブ像Fを得ることができる。さらに、
被検体Mに造影剤を投与する場合でも、被検体Mに造影
剤を投与した後にマスク像Dとライブ像Fとを続けて撮
像することができ、体動によるマスク像Dとライブ像F
とのずれを抑制することができる。従って、アーティフ
ァクトが抑制されて、関心がある部分である撮像対象だ
けが鮮明に抽出された画像(サブトラクション像)を得
ることができる。
【0038】また、先に撮像されたマスク像Dを画像記
憶装置34に記憶させ、マスク像Dの撮像に続けてライ
ブ像Fを撮像し、ライブ像Fが撮像されるとすぐにサブ
トラクション像Sを算出することができるので、サブト
ラクション像Sをリアルタイムに得ることができ、処理
のスループットを向上させることも可能である。
憶装置34に記憶させ、マスク像Dの撮像に続けてライ
ブ像Fを撮像し、ライブ像Fが撮像されるとすぐにサブ
トラクション像Sを算出することができるので、サブト
ラクション像Sをリアルタイムに得ることができ、処理
のスループットを向上させることも可能である。
【0039】なお、マスク像Dとライブ像Fとはいずれ
の撮像データを先に撮像してもよい。従って、図4のタ
イムチャートに示すように、ピント調整用電極16へフ
ォーカス用電圧VF を先に印加するように電圧切替え器
40を制御し、ライブ像Fを先に撮像して、画像記憶装
置34に記憶させておき、それに続き、ピント調整用電
極16へデフォーカス用電圧VD を印加するように電圧
切替え器40を制御し、マスク像Dを後に撮像して、
(画像記憶装置34から読み出した)ライブ像Fとマス
ク像Dとをサブトラクションさせ、サブトラクション像
Sを得るようにしてもよい。
の撮像データを先に撮像してもよい。従って、図4のタ
イムチャートに示すように、ピント調整用電極16へフ
ォーカス用電圧VF を先に印加するように電圧切替え器
40を制御し、ライブ像Fを先に撮像して、画像記憶装
置34に記憶させておき、それに続き、ピント調整用電
極16へデフォーカス用電圧VD を印加するように電圧
切替え器40を制御し、マスク像Dを後に撮像して、
(画像記憶装置34から読み出した)ライブ像Fとマス
ク像Dとをサブトラクションさせ、サブトラクション像
Sを得るようにしてもよい。
【0040】また、図5のタイムチャートに示すよう
に、1枚のマスク像Dを撮像した後、ライブ像を複数枚
撮像して、マスク像Dと各ライブ像F1、F2、…、F
n(nは2以上の自然数)とのサブトラクションをそれ
ぞれ行い、同じ撮像位置において複数枚のサブトラクシ
ョン像S1、S2、…、Snを得るようにしてもよい。
に、1枚のマスク像Dを撮像した後、ライブ像を複数枚
撮像して、マスク像Dと各ライブ像F1、F2、…、F
n(nは2以上の自然数)とのサブトラクションをそれ
ぞれ行い、同じ撮像位置において複数枚のサブトラクシ
ョン像S1、S2、…、Snを得るようにしてもよい。
【0041】ところで、上述したように、マスク像Dは
高周波側の所望の周波数成分が除去された、低周波側の
周波数成分からなる画像であるが、このマスク像Dを用
いて、サブトラクション像Sを算出する際、サブトラク
ション像Sから目的となる画像情報を除去しないよう
に、関心がある部分(撮像対象)の画像成分がマスク像
Dから除去されている必要がある。つまり、マスク像D
を撮像する際のピントのぼかし加減を、関心がある部分
(撮像対象)の画像成分だけが除去されるように調整し
ておく必要がある。しかし、撮像部位によって、例え
ば、胆管のように血管に近い大きさを有する撮像部位で
はぼかしの程度を低くしても胆管の画像成分は除去され
るが、胃部の充満像等は、ぼかしの程度を高くする必要
がある。このように、撮像部位(撮像部位内の撮像対
象)によって、ピントのぼかし加減が異なるので、撮像
対象に応じてデフォーカス用電圧VD を変更する必要が
ある。
高周波側の所望の周波数成分が除去された、低周波側の
周波数成分からなる画像であるが、このマスク像Dを用
いて、サブトラクション像Sを算出する際、サブトラク
ション像Sから目的となる画像情報を除去しないよう
に、関心がある部分(撮像対象)の画像成分がマスク像
Dから除去されている必要がある。つまり、マスク像D
を撮像する際のピントのぼかし加減を、関心がある部分
(撮像対象)の画像成分だけが除去されるように調整し
ておく必要がある。しかし、撮像部位によって、例え
ば、胆管のように血管に近い大きさを有する撮像部位で
はぼかしの程度を低くしても胆管の画像成分は除去され
るが、胃部の充満像等は、ぼかしの程度を高くする必要
がある。このように、撮像部位(撮像部位内の撮像対
象)によって、ピントのぼかし加減が異なるので、撮像
対象に応じてデフォーカス用電圧VD を変更する必要が
ある。
【0042】なお、撮像対象に応じてデフォーカス用電
圧VD を変更するためには、図1に示すように、2つの
切替え器40、41に分けて構成してもよいが、図6に
示すように、フォーカス用電圧VF と複数種類のデフォ
ーカス用電圧VD1、… 、V Dnとを1つの電圧切替え器
42で切り替えるように構成してもよい。なお、図6に
示す構成では、電圧切替え器42が電圧切替え手段とデ
フォーカス用電圧変更手段とに相当する。さらに、デフ
ォーカス用電圧は図1、図6に示すように段階的に変更
するような構成以外にも、図1に示すデフォーカス用電
圧切替え器41のデフォーカス用電圧VD を連続的に変
更可能に構成してもよい。
圧VD を変更するためには、図1に示すように、2つの
切替え器40、41に分けて構成してもよいが、図6に
示すように、フォーカス用電圧VF と複数種類のデフォ
ーカス用電圧VD1、… 、V Dnとを1つの電圧切替え器
42で切り替えるように構成してもよい。なお、図6に
示す構成では、電圧切替え器42が電圧切替え手段とデ
フォーカス用電圧変更手段とに相当する。さらに、デフ
ォーカス用電圧は図1、図6に示すように段階的に変更
するような構成以外にも、図1に示すデフォーカス用電
圧切替え器41のデフォーカス用電圧VD を連続的に変
更可能に構成してもよい。
【0043】なお、マスク像Dとライブ像Fとをサブト
ラクションして、サブトラクション像Sを得る際、S=
F−k・D(0≦k≦1)のように、係数kをマスク像
Dに掛け合わせることにより、サブトラクシン像Sの骨
格や軟部組織の辺縁(エッジ)を強調させることがで
き、サブトラクシン像Sに関心がある部分である撮像対
象の位置情報を重畳させることができる。
ラクションして、サブトラクション像Sを得る際、S=
F−k・D(0≦k≦1)のように、係数kをマスク像
Dに掛け合わせることにより、サブトラクシン像Sの骨
格や軟部組織の辺縁(エッジ)を強調させることがで
き、サブトラクシン像Sに関心がある部分である撮像対
象の位置情報を重畳させることができる。
【0044】また、上述の第1実施例装置では、得られ
たサブトラクション像Sをモニタ50に表示させるよう
に構成したが、図7に示すように、得られたサブトラク
ション像Sをモニタ50に表示するとともに、画像記憶
装置34の記憶場所SA(SAは、先に撮像された撮像
データを記憶する記憶場所FAと異なる記憶場所)に記
憶させておくように構成してもよい。このように構成す
ることにより、後処理でサブトラクション像Sをデータ
処理したり、モニタに再表示させること等も可能とな
る。
たサブトラクション像Sをモニタ50に表示させるよう
に構成したが、図7に示すように、得られたサブトラク
ション像Sをモニタ50に表示するとともに、画像記憶
装置34の記憶場所SA(SAは、先に撮像された撮像
データを記憶する記憶場所FAと異なる記憶場所)に記
憶させておくように構成してもよい。このように構成す
ることにより、後処理でサブトラクション像Sをデータ
処理したり、モニタに再表示させること等も可能とな
る。
【0045】また、上述の第1実施例装置では、後の撮
像データが撮像されると、その撮像データを演算装置3
5に供給して、サブトラクション像Sを算出させるよう
に構成したが、図8に示すように、後に撮像された撮像
データを演算装置35に供給して、サブトラクション像
Sを算出させるとともに、画像記憶装置34に記憶場所
BA(BAは、先に撮像された撮像データを記憶する記
憶場所FAと異なる記憶場所)に記憶させておくように
構成してもよい。このように構成することにより、画像
記憶装置34に記憶しておいた各撮像データに、後処理
でデータ処理(例えば後処理でサブトラクション像Sを
算出する等)を施したり、各撮像データをモニタに表示
させること等が可能となる。なお、図8の点線で示すよ
うに、この構成に、さらに、図7の変形例のように、演
算装置35で求めたサブトラクション像Sを画像記憶装
置34の記憶場所SA(SAは、上記FA、BAと異な
る記憶場所)に記憶させておく構成を付加してもよいこ
とは言うまでもない。
像データが撮像されると、その撮像データを演算装置3
5に供給して、サブトラクション像Sを算出させるよう
に構成したが、図8に示すように、後に撮像された撮像
データを演算装置35に供給して、サブトラクション像
Sを算出させるとともに、画像記憶装置34に記憶場所
BA(BAは、先に撮像された撮像データを記憶する記
憶場所FAと異なる記憶場所)に記憶させておくように
構成してもよい。このように構成することにより、画像
記憶装置34に記憶しておいた各撮像データに、後処理
でデータ処理(例えば後処理でサブトラクション像Sを
算出する等)を施したり、各撮像データをモニタに表示
させること等が可能となる。なお、図8の点線で示すよ
うに、この構成に、さらに、図7の変形例のように、演
算装置35で求めたサブトラクション像Sを画像記憶装
置34の記憶場所SA(SAは、上記FA、BAと異な
る記憶場所)に記憶させておく構成を付加してもよいこ
とは言うまでもない。
【0046】さらに、図9に示すように、後に撮像され
た撮像データを演算装置35に供給せずに画像記憶装置
34の記憶場所BA(BAは、先に撮像された撮像デー
タを記憶する記憶場所FAと異なる記憶場所)に記憶さ
せておき、後処理で、それら各撮像データ(マスク像D
とライブ像F)とを演算装置35に供給してサブトラク
ションさせ、サブトラクション像Sを算出させ、モニタ
50に表示させるように構成してもよい。なお、この変
形例においても、後処理で求めたサブトラクション像S
を画像記憶装置34の記憶場所SA(SAは、上記F
A、BAと異なる記憶場所)に記憶させておくように構
成することにより、サブトラクション像Sを再度算出す
る手間を省くことができる。
た撮像データを演算装置35に供給せずに画像記憶装置
34の記憶場所BA(BAは、先に撮像された撮像デー
タを記憶する記憶場所FAと異なる記憶場所)に記憶さ
せておき、後処理で、それら各撮像データ(マスク像D
とライブ像F)とを演算装置35に供給してサブトラク
ションさせ、サブトラクション像Sを算出させ、モニタ
50に表示させるように構成してもよい。なお、この変
形例においても、後処理で求めたサブトラクション像S
を画像記憶装置34の記憶場所SA(SAは、上記F
A、BAと異なる記憶場所)に記憶させておくように構
成することにより、サブトラクション像Sを再度算出す
る手間を省くことができる。
【0047】ところで、上述の第1実施例装置では、X
線管11、I.I装置12等を1組備えたX線透視装置
10により、撮像部位に対して1方向からX線を照射し
て撮像データを得るように構成したが、例えば、図10
に示すように、被検体Mに対してX線管11、I.I装
置12等を2組配置し、撮像部位に対して2方向からX
線を照射してそれぞれの方向からの撮像データを得て、
各方向から得られた撮像データごとにサブトラクション
像を得るように構成してもよい。すなわち、X線管11
aからX線が照射されI.I装置12aで撮像されたマ
スク像とライブ像とをサブトラクションしてサブトラク
ション像と求めるとともに、X線管11bからX線が照
射されI.I装置12bで撮像されたマスク像とライブ
像とをサブトラクションしてサブトラクション像と求め
る。これにより、撮像位置に対する多くの診断情報を得
ることができる。また、被検体Mに対してX線管11、
I.I装置12を3組以上配置し、各方向からのサブト
ラクション像を求めるように構成してもよいことは言う
までもない。
線管11、I.I装置12等を1組備えたX線透視装置
10により、撮像部位に対して1方向からX線を照射し
て撮像データを得るように構成したが、例えば、図10
に示すように、被検体Mに対してX線管11、I.I装
置12等を2組配置し、撮像部位に対して2方向からX
線を照射してそれぞれの方向からの撮像データを得て、
各方向から得られた撮像データごとにサブトラクション
像を得るように構成してもよい。すなわち、X線管11
aからX線が照射されI.I装置12aで撮像されたマ
スク像とライブ像とをサブトラクションしてサブトラク
ション像と求めるとともに、X線管11bからX線が照
射されI.I装置12bで撮像されたマスク像とライブ
像とをサブトラクションしてサブトラクション像と求め
る。これにより、撮像位置に対する多くの診断情報を得
ることができる。また、被検体Mに対してX線管11、
I.I装置12を3組以上配置し、各方向からのサブト
ラクション像を求めるように構成してもよいことは言う
までもない。
【0048】次に、この発明の第2実施例装置の構成を
図11、図12を参照して説明する。この第2実施例
は、請求項2に記載の発明に相当するものであり、被検
体と、X線透視装置のX線管とI.I装置との相対的な
位置関係を変位させながら、複数個所の撮像位置の画像
群を得るように構成されている。
図11、図12を参照して説明する。この第2実施例
は、請求項2に記載の発明に相当するものであり、被検
体と、X線透視装置のX線管とI.I装置との相対的な
位置関係を変位させながら、複数個所の撮像位置の画像
群を得るように構成されている。
【0049】この第2実施例装置の構成は、上述した第
1実施例装置(図1、図2参照)と基本的には同じであ
るが、制御部31の制御が第1実施例と異なる。これ
を、図11に示すように、被検体Mと、X線透視装置1
0のX線管11とI.I装置12との相対的な位置関係
を被検体Mの体軸方向に変位させる走行DRを例に採り
説明する。なお、図1、図2において天板2を水平移動
させるモータ3は、この走行DRの場合において、請求
項2の位置変位機構に相当する。
1実施例装置(図1、図2参照)と基本的には同じであ
るが、制御部31の制御が第1実施例と異なる。これ
を、図11に示すように、被検体Mと、X線透視装置1
0のX線管11とI.I装置12との相対的な位置関係
を被検体Mの体軸方向に変位させる走行DRを例に採り
説明する。なお、図1、図2において天板2を水平移動
させるモータ3は、この走行DRの場合において、請求
項2の位置変位機構に相当する。
【0050】すなわち、制御部31は、図示しない操作
盤からの指示に従って、モータ3を駆動制御して、天板
2に仰臥された(必要に応じて造影剤が投与された)被
検体Mを移動させ、被検体Mの撮像開始位置と、X線透
視装置10のX線管11、I.I装置12との位置合わ
せを行なうとともに、モータ19を駆動制御して、被検
体Mに照射されるX線の照射方向を調整する。その状態
で、制御部31は、ハンドスイッチ60からの処理開始
指示を受けて、高電圧発生装置14、電圧切替え器4
0、デフォーカス用電圧切替え器41、A/D変換器3
2、画像記憶装置34、演算装置35、D/A変換器3
3、およびモータ3を以下のように制御して、被検体M
と、X線透視装置10のX線管11とI.I装置12と
の相対的な位置関係を被検体Mの体軸方向に変位させな
がら、予め操作盤から設定された複数個所の撮像部位の
サブトラクション像群を算出してモニタ50に表示させ
る。
盤からの指示に従って、モータ3を駆動制御して、天板
2に仰臥された(必要に応じて造影剤が投与された)被
検体Mを移動させ、被検体Mの撮像開始位置と、X線透
視装置10のX線管11、I.I装置12との位置合わ
せを行なうとともに、モータ19を駆動制御して、被検
体Mに照射されるX線の照射方向を調整する。その状態
で、制御部31は、ハンドスイッチ60からの処理開始
指示を受けて、高電圧発生装置14、電圧切替え器4
0、デフォーカス用電圧切替え器41、A/D変換器3
2、画像記憶装置34、演算装置35、D/A変換器3
3、およびモータ3を以下のように制御して、被検体M
と、X線透視装置10のX線管11とI.I装置12と
の相対的な位置関係を被検体Mの体軸方向に変位させな
がら、予め操作盤から設定された複数個所の撮像部位の
サブトラクション像群を算出してモニタ50に表示させ
る。
【0051】この制御部31の制御を図12のタイムチ
ャートを参照して説明する。ハンドスイッチ60が押さ
れると、「ON」信号が制御部31に与えられ、その
「ON」信号をトリガーとして、モータ3の駆動を開始
して天板2を定速(例えば、200mm/秒)で移動させ、被
検体Mと、X線透視装置10のX線管11とI.I装置
12との相対的な位置関係の(被検体Mの体軸方向へ
の)変位を開始させるとともに、電圧切替え器40を切
り替えて、デフォーカス用電圧切替え器41で設定され
た撮像対象に応じたデフォーカス用電圧VD をピント調
整用電極16へ印加させる。また、この電圧切替え器4
0の切替えが完了すると、高電圧発生装置14から高電
圧をX線管11に供給させ、X線管11からパルスX線
を照射させてピントのぼけた画像を撮像し、画像記憶装
置34に記憶させる。この撮像データ(ピントがぼけた
画像)は、最初の撮像位置のマスク像D1となる。な
お、マスク像D1を画像記憶装置34に記憶させると、
画像記憶装置34を一端書込み不可にする。
ャートを参照して説明する。ハンドスイッチ60が押さ
れると、「ON」信号が制御部31に与えられ、その
「ON」信号をトリガーとして、モータ3の駆動を開始
して天板2を定速(例えば、200mm/秒)で移動させ、被
検体Mと、X線透視装置10のX線管11とI.I装置
12との相対的な位置関係の(被検体Mの体軸方向へ
の)変位を開始させるとともに、電圧切替え器40を切
り替えて、デフォーカス用電圧切替え器41で設定され
た撮像対象に応じたデフォーカス用電圧VD をピント調
整用電極16へ印加させる。また、この電圧切替え器4
0の切替えが完了すると、高電圧発生装置14から高電
圧をX線管11に供給させ、X線管11からパルスX線
を照射させてピントのぼけた画像を撮像し、画像記憶装
置34に記憶させる。この撮像データ(ピントがぼけた
画像)は、最初の撮像位置のマスク像D1となる。な
お、マスク像D1を画像記憶装置34に記憶させると、
画像記憶装置34を一端書込み不可にする。
【0052】次に、電圧切替え器40を切り替えて、ピ
ント調整用電極16へフォーカス用電圧VF を印加させ
る。この電圧切替え器40の切替えが完了すると、高電
圧発生装置14から高電圧をX線管11に供給させ、X
線管11からパルスX線を照射させてピントが合った画
像を撮像する。この撮像データ(ピントが合った画像)
は、最初の撮像位置のライブ像F1となる。このライブ
像F1は、演算装置35に供給され、それに同期して、
先に撮像して画像記憶装置34に記憶させておいたマス
ク像D1を読み出して、演算装置35に供給させる。そ
して、マスク像D1とライブ像F1とのサブトラクショ
ンを演算装置35に行なわせる。このサブトラクション
により最初の撮像位置のサブトラクシン像S1が得られ
る。得られたサブトラクション像S1は、モニタ50に
表示させる。なお、マスク像D1の読み出しが終わる
と、画像記憶装置34を再び書込み可にする。
ント調整用電極16へフォーカス用電圧VF を印加させ
る。この電圧切替え器40の切替えが完了すると、高電
圧発生装置14から高電圧をX線管11に供給させ、X
線管11からパルスX線を照射させてピントが合った画
像を撮像する。この撮像データ(ピントが合った画像)
は、最初の撮像位置のライブ像F1となる。このライブ
像F1は、演算装置35に供給され、それに同期して、
先に撮像して画像記憶装置34に記憶させておいたマス
ク像D1を読み出して、演算装置35に供給させる。そ
して、マスク像D1とライブ像F1とのサブトラクショ
ンを演算装置35に行なわせる。このサブトラクション
により最初の撮像位置のサブトラクシン像S1が得られ
る。得られたサブトラクション像S1は、モニタ50に
表示させる。なお、マスク像D1の読み出しが終わる
と、画像記憶装置34を再び書込み可にする。
【0053】次に、被検体Mの2番目の撮像位置が、X
線透視装置10のX線管11とI.I装置12の配置位
置に到達すると、上述と同様に、電圧切替え器40の印
加電圧を上記デフォーカス用電圧VD に切り替えて2番
目の撮像位置のマスク像D2を撮像し、画像記憶装置3
4に記憶(このとき書込み可になっている)しておき、
次に、電圧切替え器40の印加電圧をフォーカス用電圧
VF に切り替えて2番目の撮像位置のライブ像F2を撮
像して、そのライブ像F2と、画像記憶装置34に記憶
しておいた2番目の撮像位置のマスク像D2とのサブト
ラクションを演算装置35に行なわせ、2番目の撮像位
置のサブトラクション像S2を得て、モニタ50に表示
させる。なお、マスク像D2が画像記憶装置34に記憶
されると、画像記憶装置34を書込み不可にし、マスク
像D2の読み出しが終わると、画像記憶装置34を再び
書込み可にするというようにして、各撮像位置において
先に撮像するマスク像のみを画像記憶装置34に記憶さ
せるようにしている。また、各撮像位置の間隔は数10
〜数100mmごとに設定されており、天板2は定速で移
動させているので、i番目の撮像位置(iは1以上の自
然数)から何秒後に(i+1)番目の撮像位置に到達す
るかが認識できる。
線透視装置10のX線管11とI.I装置12の配置位
置に到達すると、上述と同様に、電圧切替え器40の印
加電圧を上記デフォーカス用電圧VD に切り替えて2番
目の撮像位置のマスク像D2を撮像し、画像記憶装置3
4に記憶(このとき書込み可になっている)しておき、
次に、電圧切替え器40の印加電圧をフォーカス用電圧
VF に切り替えて2番目の撮像位置のライブ像F2を撮
像して、そのライブ像F2と、画像記憶装置34に記憶
しておいた2番目の撮像位置のマスク像D2とのサブト
ラクションを演算装置35に行なわせ、2番目の撮像位
置のサブトラクション像S2を得て、モニタ50に表示
させる。なお、マスク像D2が画像記憶装置34に記憶
されると、画像記憶装置34を書込み不可にし、マスク
像D2の読み出しが終わると、画像記憶装置34を再び
書込み可にするというようにして、各撮像位置において
先に撮像するマスク像のみを画像記憶装置34に記憶さ
せるようにしている。また、各撮像位置の間隔は数10
〜数100mmごとに設定されており、天板2は定速で移
動させているので、i番目の撮像位置(iは1以上の自
然数)から何秒後に(i+1)番目の撮像位置に到達す
るかが認識できる。
【0054】以後同様にして、3番目の撮像位置のサブ
トラクション像S3、4番目の撮像位置のサブトラクシ
ョン像S4、…、n番目の撮像位置(nは、2以上の自
然数)のサブトラクション像Snを順次得て、モニタ5
0に順次表示させる。そして、ハンドスイッチ60の押
下が止められる(「OFF」信号が制御部31に与えら
れる)と処理を終了する。
トラクション像S3、4番目の撮像位置のサブトラクシ
ョン像S4、…、n番目の撮像位置(nは、2以上の自
然数)のサブトラクション像Snを順次得て、モニタ5
0に順次表示させる。そして、ハンドスイッチ60の押
下が止められる(「OFF」信号が制御部31に与えら
れる)と処理を終了する。
【0055】このように撮像することで、例えば、首部
から腰部までの脊椎の画像を連続的に得られるととも
に、各画像は、関心がある部分(撮像対象)だけが鮮明
に抽出された画像である。従って、診断に有用な画像群
を医師に提供することができる。
から腰部までの脊椎の画像を連続的に得られるととも
に、各画像は、関心がある部分(撮像対象)だけが鮮明
に抽出された画像である。従って、診断に有用な画像群
を医師に提供することができる。
【0056】なお、上述の制御手順では、各撮像位置に
おいてマスク像Diを先に撮像するようにしているが、
ライブ像Fiを先に撮像するように制御してもよい。
おいてマスク像Diを先に撮像するようにしているが、
ライブ像Fiを先に撮像するように制御してもよい。
【0057】また、各撮像位置のサブトラクション像S
iを算出する際、Si=Fi−k・Di(0≦k≦1)
により算出すれば、各撮像位置のサブトラクション像S
1〜Snの骨格や軟部組織の辺縁(エッジ)を強調させ
ることができ、各撮像位置のサブトラクション像S1〜
Snに関心がある部分である撮像対象の位置情報をを重
畳させることができる。
iを算出する際、Si=Fi−k・Di(0≦k≦1)
により算出すれば、各撮像位置のサブトラクション像S
1〜Snの骨格や軟部組織の辺縁(エッジ)を強調させ
ることができ、各撮像位置のサブトラクション像S1〜
Snに関心がある部分である撮像対象の位置情報をを重
畳させることができる。
【0058】このように被検体Mと、X線透視装置10
のX線管11とI.I装置12との相対的な位置関係を
変位させ、それら位置関係が、予め決められた複数個所
の撮像位置に到達するごとに、一対の撮像データ(マス
ク像Diとライブ像Fi)を予め決められた順で得て、
一対の撮像データ同士をサブトラクションして各撮像位
置のサブトラクション像Siを得ているので、被検体M
とX線管11等との相対位置の変位を1回行なうだけで
良い。
のX線管11とI.I装置12との相対的な位置関係を
変位させ、それら位置関係が、予め決められた複数個所
の撮像位置に到達するごとに、一対の撮像データ(マス
ク像Diとライブ像Fi)を予め決められた順で得て、
一対の撮像データ同士をサブトラクションして各撮像位
置のサブトラクション像Siを得ているので、被検体M
とX線管11等との相対位置の変位を1回行なうだけで
良い。
【0059】ところで、上述の図12のタイムチャート
を見ても判るように、各撮像データの撮像(パルスX線
の照射)の間にも天板2は移動しているが、X線のパル
ス幅は、ms(1/1000秒)のオーダーと短いのに対して、
天板2の移動は200mm/秒と低速であるので、1枚の撮像
データにおける天板2の移動によるぶれは実用上無視で
きる程度である。
を見ても判るように、各撮像データの撮像(パルスX線
の照射)の間にも天板2は移動しているが、X線のパル
ス幅は、ms(1/1000秒)のオーダーと短いのに対して、
天板2の移動は200mm/秒と低速であるので、1枚の撮像
データにおける天板2の移動によるぶれは実用上無視で
きる程度である。
【0060】また、撮像位置ごとのマスク像Diの撮像
とライブ像Fiの撮像との間にも天板2は移動している
ので、これら各撮像データは、若干ずれた位置で撮像さ
れることになる。従って、それら撮像データDi、Fi
から得られるサブトラクション像Siにアーティファク
トが発生することが考えられるが、上述したように天板
2の移動は低速で行なわれるのに対して、1枚の撮像デ
ータを得る速度は高速であるので、各撮像データを撮像
する際の位置ずれも僅かである。例えば、ビデオカメラ
18において、30フレーム/秒で画像が得られるのであ
れば、1枚の撮像データを得る時間は1/30秒であり、一
方、天板2の移動速度が200mm/秒であれば、各撮像デー
タDi、Fiの撮像位置のずれは、約7mm である。しか
も、サブトラクションする撮像データの一方はピントが
ぼけた画像(Di)であるので、位置ずれに基づく画像
の僅かなずれは、このピントのぼけに吸収される。従っ
て、各撮像データDi、Fiの撮像時に若干の位置ずれ
があっても実用上特に問題ない。
とライブ像Fiの撮像との間にも天板2は移動している
ので、これら各撮像データは、若干ずれた位置で撮像さ
れることになる。従って、それら撮像データDi、Fi
から得られるサブトラクション像Siにアーティファク
トが発生することが考えられるが、上述したように天板
2の移動は低速で行なわれるのに対して、1枚の撮像デ
ータを得る速度は高速であるので、各撮像データを撮像
する際の位置ずれも僅かである。例えば、ビデオカメラ
18において、30フレーム/秒で画像が得られるのであ
れば、1枚の撮像データを得る時間は1/30秒であり、一
方、天板2の移動速度が200mm/秒であれば、各撮像デー
タDi、Fiの撮像位置のずれは、約7mm である。しか
も、サブトラクションする撮像データの一方はピントが
ぼけた画像(Di)であるので、位置ずれに基づく画像
の僅かなずれは、このピントのぼけに吸収される。従っ
て、各撮像データDi、Fiの撮像時に若干の位置ずれ
があっても実用上特に問題ない。
【0061】なお、制御部31の制御を図13のタイム
チャートに示すように、各撮像位置における一対の撮像
データDi、Fiの撮像を行なう際、天板2の移動を停
止させるように構成すれば、各撮像データの撮像(パル
スX線の照射)時の天板2の移動による画像のぶれを無
くすことができるし、各撮像位置のマスク像Diとライ
ブ像Fiを撮像する際の位置ずれもなくすことができる
ので、各撮像位置ごとに得られるサブトラクション像S
iの画質の向上を図ることができる。
チャートに示すように、各撮像位置における一対の撮像
データDi、Fiの撮像を行なう際、天板2の移動を停
止させるように構成すれば、各撮像データの撮像(パル
スX線の照射)時の天板2の移動による画像のぶれを無
くすことができるし、各撮像位置のマスク像Diとライ
ブ像Fiを撮像する際の位置ずれもなくすことができる
ので、各撮像位置ごとに得られるサブトラクション像S
iの画質の向上を図ることができる。
【0062】図13のタイムチャートでは、ハンドスイ
ッチ60が押されると、電圧切替え器40の印加電圧を
切替え、パルスX線を照射させて最初の撮像位置のマス
ク像D1を撮像し画像記憶装置34に記憶させ、次に、
その撮像位置のライブ像F1を撮像してサブトラクショ
ン像S1を得る。このとき、天板2は停止されている。
そして、上記ライブ像を得るためのパルスX線の照射が
終了すると、天板2を移動させ、2番目の撮像位置に到
達すると、天板2を停止させる。天板2の移動が停止さ
れると、電圧切替え器40を切り替えて2番目の撮像位
置のマスク像D2を撮像し画像記憶装置34に記憶さ
せ、次に、その撮像位置のライブ像F2を撮像してサブ
トラクション像S2を得る。以後同様にして、ハンドス
イッチ60の押下が止められるまで、複数個所の撮像位
置における複数枚のサブトラクション像S1〜Snを得
る。なお、この図13の制御手順においても、各撮像位
置においてライブ像Fiを先に撮像するように構成して
もよいのは言うまでもない。
ッチ60が押されると、電圧切替え器40の印加電圧を
切替え、パルスX線を照射させて最初の撮像位置のマス
ク像D1を撮像し画像記憶装置34に記憶させ、次に、
その撮像位置のライブ像F1を撮像してサブトラクショ
ン像S1を得る。このとき、天板2は停止されている。
そして、上記ライブ像を得るためのパルスX線の照射が
終了すると、天板2を移動させ、2番目の撮像位置に到
達すると、天板2を停止させる。天板2の移動が停止さ
れると、電圧切替え器40を切り替えて2番目の撮像位
置のマスク像D2を撮像し画像記憶装置34に記憶さ
せ、次に、その撮像位置のライブ像F2を撮像してサブ
トラクション像S2を得る。以後同様にして、ハンドス
イッチ60の押下が止められるまで、複数個所の撮像位
置における複数枚のサブトラクション像S1〜Snを得
る。なお、この図13の制御手順においても、各撮像位
置においてライブ像Fiを先に撮像するように構成して
もよいのは言うまでもない。
【0063】また、上述した図12、図13の制御手順
では、いずれもハンドスイッチ60の押下が止められる
と、処理を終了するように構成しているが、予め決めて
おいた撮像位置のサブトラクション像を得れば自動的に
処理を終了するように構成してもよい。例えば、胸部か
ら足部まで100mm ごとに撮像位置が決められているとす
る。このとき、ハンドスイッチ60の押下を単に処理の
開始のトリガーとして取込み、ハンドスイッチ60が押
されると、最初の撮像位置をX線管11等が配置されて
いる位置に移動させるために天板2を移動させ、最初の
撮像位置がX線管11等が配置されている位置に到達す
ると、最初のマスク像D1とライブ像F1を得てサブト
ラクション像S1を得る。そして、最初の撮像位置から
図11に示すように天板2を左方向に定速(200mm/秒)
で移動させ、各撮像位置がX線管1等の配置位置に到達
するごとに(0.5 秒ごとに)、その撮像位置のマスク像
Diとライブ像Fiを得てサブトラクション像Siを得
る。最後の撮像位置のサブトラクション像Sm(mは設
定されている撮像位置の個数)を得ると、処理を終了さ
せるように制御する。このように構成すれば、予め決め
た撮像位置のサブトラクション像S1〜Smを自動的に
得られ、その間、ハンドスイッチ60を押し続ける必要
がない。
では、いずれもハンドスイッチ60の押下が止められる
と、処理を終了するように構成しているが、予め決めて
おいた撮像位置のサブトラクション像を得れば自動的に
処理を終了するように構成してもよい。例えば、胸部か
ら足部まで100mm ごとに撮像位置が決められているとす
る。このとき、ハンドスイッチ60の押下を単に処理の
開始のトリガーとして取込み、ハンドスイッチ60が押
されると、最初の撮像位置をX線管11等が配置されて
いる位置に移動させるために天板2を移動させ、最初の
撮像位置がX線管11等が配置されている位置に到達す
ると、最初のマスク像D1とライブ像F1を得てサブト
ラクション像S1を得る。そして、最初の撮像位置から
図11に示すように天板2を左方向に定速(200mm/秒)
で移動させ、各撮像位置がX線管1等の配置位置に到達
するごとに(0.5 秒ごとに)、その撮像位置のマスク像
Diとライブ像Fiを得てサブトラクション像Siを得
る。最後の撮像位置のサブトラクション像Sm(mは設
定されている撮像位置の個数)を得ると、処理を終了さ
せるように制御する。このように構成すれば、予め決め
た撮像位置のサブトラクション像S1〜Smを自動的に
得られ、その間、ハンドスイッチ60を押し続ける必要
がない。
【0064】なお、上述の構成では、各撮像位置におい
て先に撮像された撮像データ(図12、図13ではマス
ク像D1〜Dn)は全て画像記憶装置34に記憶される
ことになるが、例えば、各撮像位置において先に撮像さ
れる撮像データが撮像されるごとに、得られた撮像デー
タを画像記憶装置34にオーバーライト(上書き)で書
き込むようにしてもよい。すなわち、各撮像位置におい
て先に撮像された撮像データを画像記憶装置34に記憶
させるのは、各撮像位置のサブトラクション像を得るた
めに、各撮像位置において後に撮像された撮像データが
撮像されるまで、先に撮像された撮像データを残してお
くためである。つまり、各撮像位置のサブトラクション
像が得られると、その撮像位置において先に撮像された
撮像データは画像記憶装置34に残しておく必要がな
い。従って、画像記憶装置34を、各撮像位置において
先に撮像された撮像データを単に一時記憶しておくため
のバッファメモリとして使用し、各撮像位置において先
に撮像される撮像データが撮像されるごとに、得られた
撮像データを画像記憶装置34にオーバーライト(上書
き)で書き込むように構成してもよい。このように構成
すれば、画像記憶装置34のメモリ容量を1枚の撮像デ
ータを記憶できるだけの容量に減少させることができ
る。
て先に撮像された撮像データ(図12、図13ではマス
ク像D1〜Dn)は全て画像記憶装置34に記憶される
ことになるが、例えば、各撮像位置において先に撮像さ
れる撮像データが撮像されるごとに、得られた撮像デー
タを画像記憶装置34にオーバーライト(上書き)で書
き込むようにしてもよい。すなわち、各撮像位置におい
て先に撮像された撮像データを画像記憶装置34に記憶
させるのは、各撮像位置のサブトラクション像を得るた
めに、各撮像位置において後に撮像された撮像データが
撮像されるまで、先に撮像された撮像データを残してお
くためである。つまり、各撮像位置のサブトラクション
像が得られると、その撮像位置において先に撮像された
撮像データは画像記憶装置34に残しておく必要がな
い。従って、画像記憶装置34を、各撮像位置において
先に撮像された撮像データを単に一時記憶しておくため
のバッファメモリとして使用し、各撮像位置において先
に撮像される撮像データが撮像されるごとに、得られた
撮像データを画像記憶装置34にオーバーライト(上書
き)で書き込むように構成してもよい。このように構成
すれば、画像記憶装置34のメモリ容量を1枚の撮像デ
ータを記憶できるだけの容量に減少させることができ
る。
【0065】また、上述した第1実施例において説明し
た図7の変形例のように、各撮像位置で得られたサブト
ラクション像S1〜Snを画像記憶装置34の特定の記
憶場所(SA)に順次記憶するように構成してもよい
し、図8の変形例のように、各撮像位置で得られたマス
ク像D1〜Dnとライブ像F1〜Fnとをそれぞれ画像
記憶装置34の特定の記憶場所(FAとBA)に撮像さ
れた順に記憶するように構成してもよい。さらに、それ
に加えて、各撮像位置で得られたサブトラクション像S
1〜Snを画像記憶装置34の特定の記憶場所(SA)
に記憶するように構成してもよい。
た図7の変形例のように、各撮像位置で得られたサブト
ラクション像S1〜Snを画像記憶装置34の特定の記
憶場所(SA)に順次記憶するように構成してもよい
し、図8の変形例のように、各撮像位置で得られたマス
ク像D1〜Dnとライブ像F1〜Fnとをそれぞれ画像
記憶装置34の特定の記憶場所(FAとBA)に撮像さ
れた順に記憶するように構成してもよい。さらに、それ
に加えて、各撮像位置で得られたサブトラクション像S
1〜Snを画像記憶装置34の特定の記憶場所(SA)
に記憶するように構成してもよい。
【0066】また、図9の変形例のように、被検体Mと
X線管11等との相対位置の変位を1回行ない、その間
に、各撮像位置におけるマスク像D1〜Dnとライブ像
F1〜Fnを撮像して、画像記憶装置34の特定の記憶
場所(FAとBA)に記憶しておき、後処理で、これら
記憶された各マスク像D1〜Dnとライブ像F1〜Fn
とを、各撮像位置ごとにサブトラクションして各撮像位
置のサブトラクション像S1〜Snを得るように構成し
てもよい。
X線管11等との相対位置の変位を1回行ない、その間
に、各撮像位置におけるマスク像D1〜Dnとライブ像
F1〜Fnを撮像して、画像記憶装置34の特定の記憶
場所(FAとBA)に記憶しておき、後処理で、これら
記憶された各マスク像D1〜Dnとライブ像F1〜Fn
とを、各撮像位置ごとにサブトラクションして各撮像位
置のサブトラクション像S1〜Snを得るように構成し
てもよい。
【0067】さらに、この後処理において、複数枚のマ
スク画像を積分した積分画像と、ライブ画像をサブトラ
クションしてもよい。このマスク像の積分画像は、サブ
トラクションするライブ画像と対のマスク画像の近辺の
マスク画像を積分する。例えば、10個所の撮像位置で
マスク像D1〜D10とライブ像F1〜F10を得てい
る場合、例えば、4番目の撮像位置のサブトラクション
像S4と求めるときには、マスク像D2〜D6を積分し
た積分画像とライブ像F4とをサブトラクションし、5
番目の撮像位置のサブトラクション像S5と求める際に
は、マスク像D3〜D7を積分した積分画像とライブ像
F5とをサブトラクションする。このようにサブトラク
ション像を算出することにより、S/N比が良いサブト
ラクション像を得ることができる。
スク画像を積分した積分画像と、ライブ画像をサブトラ
クションしてもよい。このマスク像の積分画像は、サブ
トラクションするライブ画像と対のマスク画像の近辺の
マスク画像を積分する。例えば、10個所の撮像位置で
マスク像D1〜D10とライブ像F1〜F10を得てい
る場合、例えば、4番目の撮像位置のサブトラクション
像S4と求めるときには、マスク像D2〜D6を積分し
た積分画像とライブ像F4とをサブトラクションし、5
番目の撮像位置のサブトラクション像S5と求める際に
は、マスク像D3〜D7を積分した積分画像とライブ像
F5とをサブトラクションする。このようにサブトラク
ション像を算出することにより、S/N比が良いサブト
ラクション像を得ることができる。
【0068】また、この第2実施例においても、図10
のように、2方向以上からX線を照射し、各撮像位置に
おいて、多方向からのサブトラクション像を得るように
構成してもよい。
のように、2方向以上からX線を照射し、各撮像位置に
おいて、多方向からのサブトラクション像を得るように
構成してもよい。
【0069】さらに、上述の構成では、X線透視装置1
0を固定して、被検体M(天板2)をX線透視装置10
に対して移動するように構成したが、例えば、図14に
示すように、被検体M(天板2)を固定して、X線透視
装置10を被検体Mに対して移動させるように構成して
もよい。
0を固定して、被検体M(天板2)をX線透視装置10
に対して移動するように構成したが、例えば、図14に
示すように、被検体M(天板2)を固定して、X線透視
装置10を被検体Mに対して移動させるように構成して
もよい。
【0070】また、上述では、被検体MとX線管11等
との相対位置を被検体Mの体軸方向に変位させる走行D
Rを例に採り説明したが、上述の第2実施例は、前記相
対位置を被検体Mの体軸回りに変位させる回転DRにも
同様に適用することができる。この回転DRの場合に
は、図2のモータ19を定速で駆動して、X線管11、
I.I装置12等を図2の矢印YJに示すように移動さ
せながら、所定の撮像位置のサブトラクション像S1〜
Snを得るよう構成すればよい。なお、この場合には、
モータ19が位置変位機構に相当することになる。ま
た、被検体MとX線管11等との相対位置をその他の方
向に変位させて、複数個所の撮像位置におけるサブトラ
クション像S1〜Snを得るようにしてもよい。
との相対位置を被検体Mの体軸方向に変位させる走行D
Rを例に採り説明したが、上述の第2実施例は、前記相
対位置を被検体Mの体軸回りに変位させる回転DRにも
同様に適用することができる。この回転DRの場合に
は、図2のモータ19を定速で駆動して、X線管11、
I.I装置12等を図2の矢印YJに示すように移動さ
せながら、所定の撮像位置のサブトラクション像S1〜
Snを得るよう構成すればよい。なお、この場合には、
モータ19が位置変位機構に相当することになる。ま
た、被検体MとX線管11等との相対位置をその他の方
向に変位させて、複数個所の撮像位置におけるサブトラ
クション像S1〜Snを得るようにしてもよい。
【0071】なお、上記回転DRで得られたサブトラク
ション像S1〜Snを画像記憶装置34に記憶しておけ
ば、後処理で、撮像部位の3次元画像を得ることもでき
る。従来の回転DRでも原理的には撮像部位の3次元画
像を得ることは可能であったが、従来装置では、各撮像
位置の画像に不要な部分が写っているので、鮮明な3次
元画像が得られず、実用化されていなかった。これに対
して、この実施例によれば、各撮像位置の画像(サブト
ラクション像)は関心がある部分(撮像対象)だけが鮮
明に抽出された画像であるので、関心がある部分(撮像
対象)の鮮明な3次元画像を得ることができ、診断に新
分野を開拓することが期待できる。
ション像S1〜Snを画像記憶装置34に記憶しておけ
ば、後処理で、撮像部位の3次元画像を得ることもでき
る。従来の回転DRでも原理的には撮像部位の3次元画
像を得ることは可能であったが、従来装置では、各撮像
位置の画像に不要な部分が写っているので、鮮明な3次
元画像が得られず、実用化されていなかった。これに対
して、この実施例によれば、各撮像位置の画像(サブト
ラクション像)は関心がある部分(撮像対象)だけが鮮
明に抽出された画像であるので、関心がある部分(撮像
対象)の鮮明な3次元画像を得ることができ、診断に新
分野を開拓することが期待できる。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、撮像対象を除去したマスク像
と、全ての画像部分を残したライブ像とを得て、これら
マスク像とライブ像とをサブトラクションするので、関
心がある部分である撮像対象だけが抽出された画像(サ
ブトラクション像)を得ることができる。
1に記載の発明によれば、撮像対象を除去したマスク像
と、全ての画像部分を残したライブ像とを得て、これら
マスク像とライブ像とをサブトラクションするので、関
心がある部分である撮像対象だけが抽出された画像(サ
ブトラクション像)を得ることができる。
【0073】また、上記マスク像と上記ライブ像とをピ
ント調整用電極へ印加する電圧をデフォーカス用電圧と
フォーカス用電圧とで切り替えるだけで得るように構成
しているので、以下のような効果も得られる。
ント調整用電極へ印加する電圧をデフォーカス用電圧と
フォーカス用電圧とで切り替えるだけで得るように構成
しているので、以下のような効果も得られる。
【0074】まず、マスク像とライブ像とを続けて撮像
することができ、撮像対象が経時的に動いてもずれが少
ないマスク像とライブ像を得ることができる。また、被
検体に造影剤を投与する場合でも、被検体に造影剤を投
与した後にマスク像とライブ像とを続けて撮像すること
ができ、体動によるマスク像とライブ像とのずれを抑制
することができる。従って、アーティファクトが抑制さ
れて、関心がある部分である撮像対象だけが鮮明に抽出
された画像(サブトラクション像)を得ることができ
る。
することができ、撮像対象が経時的に動いてもずれが少
ないマスク像とライブ像を得ることができる。また、被
検体に造影剤を投与する場合でも、被検体に造影剤を投
与した後にマスク像とライブ像とを続けて撮像すること
ができ、体動によるマスク像とライブ像とのずれを抑制
することができる。従って、アーティファクトが抑制さ
れて、関心がある部分である撮像対象だけが鮮明に抽出
された画像(サブトラクション像)を得ることができ
る。
【0075】また、被検体に造影剤を投与するか投与し
ないかにかかわらず、撮像された画像から不要な部分を
除去することも可能であるので、従来、血管造影におけ
るサブトラクション処理では不可能であったサブトラク
ション処理を、被検体に造影剤を投与する場合に限ら
ず、被検体に造影剤を投与しないにも適用することがで
き、ディジタルラジオグラフィ分野の全般にわたって関
心がある部分(撮像対象)だけが抽出された画像を得る
ことができる。
ないかにかかわらず、撮像された画像から不要な部分を
除去することも可能であるので、従来、血管造影におけ
るサブトラクション処理では不可能であったサブトラク
ション処理を、被検体に造影剤を投与する場合に限ら
ず、被検体に造影剤を投与しないにも適用することがで
き、ディジタルラジオグラフィ分野の全般にわたって関
心がある部分(撮像対象)だけが抽出された画像を得る
ことができる。
【0076】請求項2に記載の発明によれば、関心があ
る部分(撮像対象)だけが鮮明に抽出された複数枚の画
像を連続的に得ることができる。また、例えば、回転D
Rを行えば、撮像部位の鮮明な3次元画像を得ることも
可能となり、診断に新分野を開拓することが期待でき
る。
る部分(撮像対象)だけが鮮明に抽出された複数枚の画
像を連続的に得ることができる。また、例えば、回転D
Rを行えば、撮像部位の鮮明な3次元画像を得ることも
可能となり、診断に新分野を開拓することが期待でき
る。
【図1】この発明の第1実施例に係るディジタルラジオ
グラフィ装置の構成を示す正面図である。
グラフィ装置の構成を示す正面図である。
【図2】第1実施例装置のX線透視装置と天板に仰臥さ
れた被検体との位置関係を側面から見た図である。
れた被検体との位置関係を側面から見た図である。
【図3】第1実施例装置の制御部の制御手順を説明する
ためのタイムチャートである。
ためのタイムチャートである。
【図4】第1実施例装置の制御部の別の制御手順を説明
するためのタイムチャートである。
するためのタイムチャートである。
【図5】第1実施例装置の制御部のさらに別の制御手順
を説明するためのタイムチャートである。
を説明するためのタイムチャートである。
【図6】電圧切替え手段及びデフォーカス用電圧変更手
段の変形例の構成を示す図である。
段の変形例の構成を示す図である。
【図7】第1実施例装置の画像処理装置の変形例の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図8】第1実施例装置の画像処理装置の別の変形例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図9】第1実施例装置の画像処理装置のさらに別の変
形例の構成を示す図である。
形例の構成を示す図である。
【図10】撮像位置に対して2方向からX線を照射する
場合の構成を示す図である。
場合の構成を示す図である。
【図11】この発明の第2実施例による走行DRの被検
体の移動状態を示す図である。
体の移動状態を示す図である。
【図12】第2実施例装置の制御部の制御手順を説明す
るためのタイムチャートである。
るためのタイムチャートである。
【図13】第2実施例装置の制御部の別の制御手順を説
明するためのタイムチャートである。
明するためのタイムチャートである。
【図14】被検体とX線透視装置の相対位置を体軸方向
に変位させるための変形例の構成を示す図である。
に変位させるための変形例の構成を示す図である。
2 … 天板 3、19 … モータ 10 … X線透視装置 11 … X線管 12 … イメージインテンシファイア(I.I装置) 16 … ピント調整用電極 31 … 制御部 32 … A/D変換器 34 … 画像記憶装置 35 … 演算装置 40 … 電圧切替え器 41 … デフォーカス用電圧切替え器 M … 被検体 VF … フォーカス用電圧 VD … デフォーカス用電圧 D、D1〜Dn … マスク像 F、F1〜Fn … ライブ像 S、S1〜Sn … サブトラクション像
Claims (2)
- 【請求項1】 消化管や非血管系脈管、又は骨格等の血
管像以外の画像を撮像するディジタルラジオグラフィ装
置であって、(a)被検体にX線を照射して、前記被検
体を透過したX線を検出してX線透視像を撮像する、X
線管とイメージインテンシファイアとを含むX線透視装
置と、(b)前記X線透視装置で撮像されたX線透視像
をディジタルデータ(撮像データ)に変換する信号変換
手段と、(c)前記信号変換手段で変換された撮像デー
タを記憶する画像記憶手段と、(d)前記イメージイン
テンシファイアのピント調整用電極への印加電圧を、フ
ォーカス用電圧またはデフォーカス用電圧に切り替える
電圧切替え手段と、(e)前記デフォーカス用電圧を撮
像対象に応じて変更するデフォーカス用電圧変更手段
と、(f)前記ピント調整用電極に撮像対象に応じたデ
フォーカス用電圧が印加された状態で前記X線透視装置
により撮像され、前記信号変換手段で変換された撮像デ
ータ(マスク像)と、前記ピント調整用電極にフォーカ
ス用電圧が印加された状態で前記X線透視装置により撮
像され、前記信号変換手段で変換された撮像データ(ラ
イブ像)とをサブトラクションする演算手段と、(g)
前記電圧切替え手段を制御して、前記ピント調整用電極
にフォーカス用電圧が印加された状態と、撮像対象に応
じたデフォーカス用電圧が印加された状態とを、予め決
められた順に切り替え、それら各状態において、前記X
線透視装置と前記信号変換手段とを制御して、前記各状
態の撮像データ(マスク像とライブ像)を得る制御と、
前記得た各撮像データの内、少なくとも先に撮像した撮
像データを前記画像記憶手段に記憶させる制御と、少な
くとも前記画像記憶手段に記憶された、先に撮像した撮
像データ(マスク像またはライブ像)と、後に撮像した
撮像データ(ライブ像またはマスク像)とのサブトラク
ションを前記演算手段に行なわせる制御とを行なう制御
手段とを備えたことを特徴とするディジタルラジオグラ
フィ装置。 - 【請求項2】 X線管、イメージインテンシファイア
と、被検体との相対的な位置関係を変位させながら、消
化管や非血管系脈管、又は骨格等の血管像以外の画像を
撮像するディジタルラジオグラフィ装置であって、
(a)被検体にX線を照射して、前記被検体を透過した
X線を検出してX線透視像を撮像する、X線管とイメー
ジインテンシファイアとを含むX線透視装置と、(b)
前記X線透視装置で撮像されたX線透視像をディジタル
データ(撮像データ)に変換する信号変換手段と、
(c)前記信号変換手段で変換された撮像データを記憶
する画像記憶手段と、(d)前記イメージインテンシフ
ァイアのピント調整用電極への印加電圧を、フォーカス
用電圧またはデフォーカス用電圧に切り替える電圧切替
え手段と、(e)前記デフォーカス用電圧を撮像対象に
応じて変更するデフォーカス用電圧変更手段と、(f)
前記ピント調整用電極に撮像対象に応じたデフォーカス
用電圧が印加された状態で前記X線透視装置により撮像
され、前記信号変換手段で変換された撮像データ(マス
ク像)と、前記ピント調整用電極にフォーカス用電圧が
印加された状態で前記X線透視装置により撮像され、前
記信号変換手段で変換された撮像データ(ライブ像)と
をサブトラクションする演算手段と、(g)前記被検体
と、前記X線透視装置のX線管とイメージインテンシフ
ァイアとの相対的な位置関係を変位させる位置変位機構
と、(h)前記位置変位機構を駆動して、被検体と、前
記X線透視装置のX線管とイメージインテンシファイア
との相対的な位置関係を変位させる制御と、前記位置関
係が、予め決められた複数個所の撮像位置に到達するご
とに、前記電圧切替え手段を制御して、前記ピント調整
用電極にフォーカス用電圧が印加された状態と、撮像対
象に応じたデフォーカス用電圧が印加された状態とを、
予め決められた順に切り替え、それら各状態において、
前記X線透視装置と前記信号変換手段とを制御して、前
記各状態の一対の撮像データ(マスク像とライブ像)を
得る制御と、前記得た一対の撮像データの内、少なくと
も先に撮像した撮像データを前記画像記憶手段に記憶さ
せる制御と、少なくとも前記画像記憶手段に記憶され
た、先に撮像した撮像データ(マスク像またはライブ
像)と、前記画像記憶手段に記憶された撮像データと対
をなす撮像データ(ライブ像またはマスク像)とのサブ
トラクションを前記演算手段に行なわせる制御とを行な
う制御手段とを備えたことを特徴とするディジタルラジ
オグラフィ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11094666A JP2000295529A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | ディジタルラジオグラフィ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11094666A JP2000295529A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | ディジタルラジオグラフィ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000295529A true JP2000295529A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14116583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11094666A Pending JP2000295529A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | ディジタルラジオグラフィ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000295529A (ja) |
-
1999
- 1999-04-01 JP JP11094666A patent/JP2000295529A/ja active Pending
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