JP2000296485A - マイクロマニピュレータ - Google Patents
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Abstract
生する対象物の位置移動を解消することができ、また、
各アクチュエータを最小限の構成で実現することで小型
化されたマイクロマニピュレータを提供すること。 【解決手段】 互いに直交させて順次に連結された複数
のリニアアクチュエータ10,20,30によって複数
の直進自由度を有する直進手段が形成される。また、一
端側が最終段のリニアアクチュエータ30に結合される
とともに他端側がエンドエフェクタ50の基部側に結合
され、エンドエフェクタ50の姿勢を変化させる姿勢変
化手段として回転系アクチュエータ40が設けられる。
回転系アクチュエータ40によってエンドエフェクタ5
0の姿勢を変化させる際に、当該姿勢変化に伴う対象物
の位置移動を打ち消すように各リニアアクチュエータ1
0〜30を駆動制御する。
Description
微小部品の組立作業等において、微小な対象物を任意の
状態に操作するためのマイクロマニピュレータに関す
る。
微鏡下で細胞レベルでの微小な操作を行うために、従来
より様々なマイクロマニピュレータが使用されていた。
機構が操作側と駆動側の二つのユニットに分離され、油
圧によって操作側の動作が駆動側に伝達されて微小対象
物の操作ができるように構成された三次元ジョイスティ
ック型油圧マニピュレータ、超音波リニアモータを3個
使用しXYZの3軸方向に組み合わせて直進系の3自由
度を実現する超音波リニアモータ式マニピュレータ等が
ある。
ではロール、ピッチ、ヨー等の回転系の動作を行う際
に、微小な対象物の位置が動かないように姿勢のみを変
化させることが望ましい。このような観点から特開平1
0−138184号公報に開示されているように、エン
ドエフェクタの姿勢制御の回転運動を回転系アクチュエ
ータで行い、位置決めのための直進運動(並進運動)を
直進アクチュエータで行う構成とし、どのアクチュエー
タの運動も他のアクチュエータの運動と干渉することが
ないように構成することも考えられる。
マイクロマニピュレータは、操作の対象物が微小である
にもかかわらず、アクチュエータ自体が大きく、また、
油圧・水圧機構やリンク機構の動力伝達機構が大きいた
め、マニピュレータ自体が大型化し、実際に使用する際
の不便さを招いている。
構成とした場合、複雑な制御を行うことなくエンドエフ
ェクタの位置移動を解消することは可能であるが、この
場合もリンク機構を含む機構部分の構成が複雑化するの
で、マニピュレータが大型化し、顕微鏡下等での微小な
作業空間内での作業等に適用することが困難であるとい
う問題を有する。
るのは、マニピュレータの各駆動機構に必要な機能的手
段がそれぞれ別個の部材で構成されていることに起因す
る。例えば、直進アクチュエータに着目すると、駆動力
を発生させる駆動手段、直進方向に移動を規制するリニ
アガイド、駆動手段による動力を伝達する駆動伝達機
構、直進方向への移動自在な移動部材等のそれぞれが別
個に構成されている場合が多く、さらに他の方向に対す
る直進アクチュエータを設置するためにステージ等を配
置することもあり、これら別個の部材を組み立てるだけ
でも相当な大きさになるのである。
されたものであって、比較的簡単な構成で回転系の動作
に伴って発生する対象物の位置移動を解消することがで
き、また、各アクチュエータを最小限の構成で実現する
ことで小型化を可能にするマイクロマニピュレータを提
供することを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、微小な対象物に対してエ
ンドエフェクタによる所定の作業を行うマイクロマニピ
ュレータであって、互いに直交させて順次に連結された
複数のリニアアクチュエータによって構成された複数の
直進自由度を有する直進手段と、一端側が前記複数のリ
ニアアクチュエータのうちの最終段のリニアアクチュエ
ータに結合されるとともに他端側が前記エンドエフェク
タの基部側に結合され、前記エンドエフェクタの姿勢を
変化させる姿勢変化手段と、前記姿勢変化手段によって
前記エンドエフェクタの姿勢を変化させる際に、当該姿
勢変化に伴う前記対象物の位置移動を打ち消すように前
記直進手段を駆動制御する補償制御手段とを備えるもの
である。
のマイクロマニピュレータにおいて、前記複数のリニア
アクチュエータのそれぞれが、直動機構を構成するガイ
ド軸と、前記ガイド軸上をスライド可能なスライダと、
前記スライダを前記ガイド軸に沿って移動させる駆動手
段とを備えており、前記複数のリニアアクチュエータの
うち各前段側のリニアアクチュエータのスライダに各次
段のリニアアクチュエータの一端が連結されてなること
を特徴とするものである。
のマイクロマニピュレータにおいて、前記複数のリニア
アクチュエータのそれぞれの駆動手段が、圧電素子で構
成されるものである。
のマイクロマニピュレータであって、前記複数のリニア
アクチュエータのそれぞれの前記圧電素子が、前記ガイ
ド軸の端面に結合され、当該ガイド軸を非対称な速度で
往復移動させることによって前記スライダを相対的に慣
性移動させることを特徴とするものである。
請求項4のいずれかに記載のマイクロマニピュレータで
あって、前記直進手段の駆動を停止した状態で前記姿勢
変化手段を駆動させる姿勢単独制御手段と、前記姿勢変
化手段によって前記エンドエフェクタの姿勢を変化させ
る際に、前記補償制御手段と前記姿勢単独制御手段との
一方を選択的に能動化する選択能動化手段とをさらに備
えるものである。
面を参照しつつ説明する。
1は、この発明の一実施形態であるマイクロマニピュレ
ータ1の概略構成図である。なお、図1においてX,
Y,Zは互いに直交する3軸を示している。
クチュエータ10と第2リニアアクチュエータ20と第
3リニアアクチュエータ30と回転系アクチュエータ4
0とエンドエフェクタ50とを備えている。
〜30は互いに直交するように順次に連結されており、
複数の直進自由度が実現された直進手段として機能す
る。また、回転系アクチュエータ40はその先端部分に
結合されたエンドエフェクタ50の姿勢を任意の角度に
変化させることにより、そのエンドエフェクタ50で支
持される微小な対象物の姿勢を変化させる姿勢変化手段
として機能する。
11とスプライン軸12とスライダ13とを備えてお
り、X軸方向に沿ってスライダ13を移動させることが
できるように構成されている。
よって構成され、外部に設けられる駆動回路からの電圧
の印加によってX軸方向に沿って伸縮動作を行う。そし
て圧電素子11の一端側は図中斜線で示す固定部9に固
着されており、他端側はスプライン軸12の端面に固着
されている。したがって、スプライン軸12は圧電素子
11の伸縮動作に伴ってその長手方向であるX軸方向に
移動する。なお、固定部9は、マイクロマニピュレータ
1の設置対象となる装置(例えば、顕微鏡等)における
部材である。
嵌め込まれており、スライダ13の内部に装着された弾
性部材がスライダ13とスプライン軸12との間に一定
の摩擦を生じさせることにより、通常はスライダ13が
スプライン軸12に対して位置固定された状態となる。
なお、スプライン軸12に設けられた凸部12aとスラ
イダ13の凹部13aとが嵌合することにより、スライ
ダ13のスプライン軸12の周方向への回転を抑制でき
ることは言うまでもない。
アアクチュエータ10と同様に、圧電素子21とスプラ
イン軸22とスライダ23とを備え、Y軸方向に沿って
スライダ23を移動させることができるように構成され
ている。圧電素子21の一端側は第1リニアアクチュエ
ータ10のスライダ13の側面部に固着されており、他
端側はスプライン軸22の端面に固着されている。した
がって、スプライン軸22は圧電素子21の伸縮動作に
伴ってその長手方向であるY軸方向に移動する。なお、
圧電素子21とスプライン軸22とスライダ23との連
結および構成は第1リニアアクチュエータ10と同様で
ある。
ニアアクチュエータと同様であり、圧電素子31とスプ
ライン軸32とスライダ33とを備えてZ軸方向に沿っ
てスライダ33を移動させることができるように構成さ
れている。そして圧電素子31の一端側は第2リニアア
クチュエータ20のスライダ23に固着されており、他
端側はスプライン軸32の端面に固着されている。した
がって、スプライン軸32は圧電素子31の伸縮動作に
伴ってZ軸方向に移動する。なお、圧電素子31とスプ
ライン軸32とスライダ33との連結および構成は他の
リニアアクチュエータと同様である。
スライダ33にはX軸方向に沿って回転系アクチュエー
タ40が固着されている。回転系アクチュエータ40は
ステッピングモータ41と回転板42とピッチヨーアク
チュエータ43と傾斜板44とを備えている。
筒状に構成され、直進手段の最終段に設けられた第3リ
ニアアクチュエータ30のスライダ33に固定されてい
る。ステッピングモータ41に対して外部に設けられる
駆動回路から通電が行われることにより、ステッピング
モータ41の内部に設けられるロータに連結された回転
板42がステッピングモータ41の回転軸周りに回転す
るように構成されている。なお、図1においてはステッ
ピングモータ41の回転軸はX軸に平行なように設けら
れているが、これに限定されるものではない。このステ
ッピングモータ41により回転系の動作のうちのX軸に
平行な回転軸を中心とする回転動作(ローリング)が可
能になる。
43の一端側が着設されており、このピッチヨーアクチ
ュエータ43は回転板42の回転に伴ってステッピング
モータ41の回転軸を中心に回転する。そして、ピッチ
ヨーアクチュエータ42の他端側には傾斜板44がピボ
ット軸受の構成で配設されており、ピッチヨーアクチュ
エータ42が駆動されることによって傾斜板44はYZ
平面に平行な状態から任意の方向および角度に傾斜する
ように構成されている。このピッチヨーアクチュエータ
43により回転系の動作のうちのZ軸に平行な回転軸を
中心とする回転動作(ピッチング)とY軸に平行な回転
軸を中心とする回転動作(ヨーイング)が可能になる。
には、このマイクロマニピュレータ1のエンドエフェク
タ50の基部側が接続配置されている。エンドエフェク
タ50は微小な対象物に対して所定の操作を行うために
適した機構のものが採用される。例えば、ハンド機構を
備えるマイクログリッパや、ニードル等がエンドエフェ
クタ50として使用される。
構成されており、第1から第3リニアアクチュエータ1
0〜30はエンドエフェクタ50の位置をX,Y,Zの
3軸方向に直進移動させることができ、回転系アクチュ
エータ40はエンドエフェクタ50をロール・ピッチ・
ヨーの3方向に回転移動させることができる。つまり、
上記のような構成とすることにより、エンドエフェクタ
50を直進運動させるための3自由度と回転運動させる
ための3自由度との合計6自由度が実現されている。な
お、回転系3自由度は、ステッピングモータ41による
ロール角運動と、ピッチヨーアクチュエータ43による
ピッチ角およびヨー角運動とで実現される。
構成を上記のようにすることでエンドエフェクタ50を
任意の位置に移動させることが可能になるとともに、エ
ンドエフェクタ50を任意の姿勢に変化させることも可
能になる。
第1リニアアクチュエータ10の詳細構成について説明
する。図2は第1リニアアクチュエータ10の断面図で
ある。スライダ13の内部には、磁気抵抗素子15とピ
ン16と弾性部材17とが設けられており、スプライン
軸12の凸部12aには着磁パターン形成部14が設け
られている。
ン16によってスライダ13の内部側に固定され、他端
側がその表面をスプライン軸12に対して押し付けられ
ることにより構成されている。この弾性部材17によ
り、スライダ13とスプライン軸12との間に一定の摩
擦力を発生させている。なお、弾性部材17はその作用
効果としてスライダ13とスプライン軸12との間に一
定の摩擦力を発生させるものであればよいため、板ばね
状部材で構成することに限られず、バネやその他の部材
を用いてもよい。
のスライダ13は弾性部材17による一定の摩擦力によ
ってスプライン軸12に固定された状態となっており、
スライダ13にその摩擦力以上の力が作用することでX
軸に沿った方向に摺動する。具体的に説明すると、X軸
方向に沿っての駆動手段となる圧電素子11が停止また
は緩やかな伸縮動作を行う場合には、スライダ13に対
して弾性部材17による摩擦力以上の力が作用しないた
め、スプライン軸12に対するスライダ13の位置は変
化しない。これに対して、圧電素子11が瞬時に伸縮動
作を行う場合には、スライダ13に対して弾性部材17
による摩擦力以上の慣性力が作用するのでスプライン軸
12に対するスライダ13の位置は圧電素子11の伸縮
方向と逆方向に移動するのである。
た着磁パターン形成部14にはX方向に沿ってほぼ等間
隔で磁気パターンが形成されており、スライダ13の内
部側であって着磁パターン形成部14に対向して配置さ
れた磁気抵抗素子15が、その磁気パターンの移動を検
出するように構成されている。したがって、スライダ1
3がスプライン軸12に沿って移動すれば、その移動量
に応じた磁気パターンが磁気抵抗素子15の近傍を通過
するので、磁気抵抗素子15からはスライダ15の移動
量に応じたパルス波形が得られるのである。
エータ10の動作について説明する。図3は圧電素子1
1に印加する電圧波形の一例としてのこぎり波形のよう
な非対称な電圧波形を示す図である。そして図3(a)
はスライダ13を+X方向に移動させる場合の電圧波形
を示しており、図3(b)はスライダ13を−X方向に
移動させる場合の電圧波形を示している。
て負の電圧が印加されれば圧電素子11が収縮し、逆
に、圧電素子11に対して正の電圧が印加されれば圧電
素子11が伸長する。そして、その伸縮量は印加電圧の
絶対値(すなわち、大きさ)によって可変させることが
できる。このため、圧電素子11に対する印加電圧を制
御することによってその伸縮量を制御することができ、
その結果、スプライン軸12のX軸に沿った移動を制御
することが可能になる。
り部において緩やかな傾斜を示し、立ち下がり部におい
て急峻な傾斜を示している。このため、のこぎり波形の
緩やかな立ち上がり部ではスプライン軸12とスライダ
13との間の摩擦力により、スライダ13がスプライン
軸12と一体となって圧電素子11の伸縮量に応じてX
軸に沿って移動する。
立ち下がり部では圧電素子11は急激に元の位置に戻ろ
うとするのに対して、スライダ13には移動後の位置に
留まろうとする大きな慣性力が生じ、この慣性力が摩擦
力よりも大きくなり、それによってスライダ13とスプ
ライン軸12との間にすべりが生じる。この結果、スラ
イダ13がスプライン軸12に対してすべりを生じた距
離分だけ相対的に+X方向側に移動することになる。
波形を繰り返し圧電素子11に与えることにより、スラ
イダ13はスプライン軸12に沿って段階的に+X方向
側に移動していくのである。
の波形に対して逆極性となっている。つまり、図3
(b)の電圧波形は負の方向への立ち上がり部において
緩やかな傾斜を示し、立ち下がり部において急峻な傾斜
を示している。このため、のこぎり波形の緩やかな立ち
上がり部ではスプライン軸12とスライダ13との間の
摩擦力により、スライダ13がスプライン軸12と一体
となって圧電素子11の伸縮量に応じてX軸に沿って移
動する。圧電素子11は負の電圧が印加されることによ
って収縮するので、図3(b)の緩やかな立ち上がり部
では圧電素子11はゆっくりと収縮する。これに対し
て、図3(b)の急峻な立ち下がり部では、圧電素子1
1は収縮した状態から急激に元の状態に戻ろうとするた
め、スライダ13には大きな慣性力が生じ、この慣性力
が摩擦力よりも大きくなり、それによってスライダ13
とスプライン軸12との間にすべりが生じる。この結
果、スライダ13がスプライン軸12に対してすべりを
生じた距離分だけ相対的に−X方向側に移動することに
なる。
波形を繰り返し圧電素子11に与えることにより、スラ
イダ13はスプライン軸12に沿って段階的に−X方向
側に移動していくのである。
は、駆動手段となる圧電素子11を非対称な速度で往復
移動させることによって圧電素子11に結合されたスプ
ライン軸12を往復移動させることができ、それによっ
てスライダ13を相対的に慣性移動させることが可能に
なる。換言すれば、第1リニアアクチュエータ10は、
弾性部材17によりスプライン軸12とスライダ13と
の間に生じる摩擦力とスライダ13に作用する慣性力と
を有効に利用することでスライダ13とスプライン軸1
2との間に所定方向のすべりを生じさせることができ、
その結果スライダ13がスプライン軸12に対して移動
するというスティックスリップ機構による駆動機構が構
成されているのである。
を発生させているので、圧電素子11を駆動する際の印
加電圧を厳密に制御すれば、1回のすべりによってスラ
イダ13が移動する移動量をほぼ一定値に制御すること
が可能である。換言すれば、印加電圧の電圧レベルや波
形の傾斜を制御すれば、1回のすべりによってスライダ
13が移動する移動量を可変させることもできるのであ
る。例えば、電圧レベルを高く、かつ、急峻な立ち下が
り部の傾斜をより急峻なものとすれば、1回のすべりに
よって移動する移動量が大きくなるので、エンドエフェ
クタ50を高速で移動させることが可能になる。逆に、
電圧レベルを低く、かつ、急峻な立ち下がり部の傾斜を
若干緩やかなものとすれば、1回のすべりによって移動
する移動量が小さくなるので、エンドエフェクタ50を
低速で微少量ずつ移動させることが可能になる。
のこぎり波形を連続的に印加すると、スライダ13の動
作は段階的に移動する粗動となる。これに対し、圧電素
子11に印可する電圧値を制御することで、圧電素子1
1はその電圧値に応じた伸縮量を示すので、スライダ1
3の動作は微小範囲を連続的に移動する微動となる。し
たがって、リニアアクチュエータの駆動手段として圧電
素子を使用することで、粗動および微動を使い分けるこ
とが可能となり、スライダ13の位置精度を高めること
が可能になる。
成された着磁パターン形成部14とスライダ13の内部
に設けられた磁気抵抗素子15とが一体となってリニア
エンコーダ18が構成されており、スライダ13の移動
に伴って磁気抵抗素子15から移動量に応じたパルス信
号が発生する。そして、このパルス信号に基づいて所定
の演算を行うことで、スプライン軸12に対するスライ
ダ13の位置を検出することができるのである。
成および動作について説明したが、第2リニアアクチュ
エータ20および第3リニアアクチュエータ30につい
ても同様の構成および動作である。このため、第2リニ
アアクチュエータ20および第3リニアアクチュエータ
30については説明を省略する。
タ10〜30は、上述のように電気的エネルギーとして
電圧の印加によって駆動制御されるように構成されてい
るので油圧や水圧の伝達系を備える必要がない。したが
って、制御系の伝達機構における配線系統のサイズを縮
小化することができ、マイクロマニピュレータ1の小型
化を図ることができる。
タ10〜30においては、スプライン軸が直進方向に移
動を規制するリニアガイドと駆動手段による動力を伝達
する駆動伝達機構との双方の機能を合わせ持つように実
現されていることからも明らかなように、リニアアクチ
ュエータとして必要な機能的手段が最小限の部材点数で
構成されているため、マイクロマニピュレータ1のさら
なる小型化を図ることが可能となっている。
回転系アクチュエータ40の詳細構成について説明す
る。既述のように回転系アクチュエータ40は、ロール
角についての第1の回転系駆動手段となるステッピング
モータ41と、ピッチ角およびヨー角についての第2の
回転系駆動手段となるピッチヨーアクチュエータ43と
を備えている。
明する。図4はステッピングモータ41の断面図であ
る。このステッピングモータ41は本体部分を構成する
筒状体41aを有し、その筒状体41aの一端側にはエ
ンコーダ部41bが連結接続されている。また、筒状体
41aの他端側には回転板42が設けられている。
タ軸63とステータコイル62とが設けられている。ス
テータコイル62は筒状体41aの内壁に固定されてお
り、ロータ軸63は筒状体41aの中心を貫通するよう
に配設され、そのロータ軸63に対してロータ61が固
定されている。ロータ61はステータコイル62に対し
て非接触であり、後述する駆動回路によってステータコ
イル62への通電が制御されることでロータ軸63を中
心にロータ61を必要な方向に必要な角度だけ回転させ
ることが可能になる。そして、このロータ61の回転に
伴ってロータ軸63が一体となって回転し、ロータ軸6
3に連結された回転板42が回転するのである。
体41aからのロータ軸63の先端付近に回転角検出用
のロータリエンコーダ板64が固定されている。このロ
ータリエンコーダ板64には回転方向に沿って一定の角
度ごとに所定の磁気信号が記録、または、所定形状のス
リットが形成されている。エンコーダ部41bの内壁部
分には磁気抵抗素子または光電検出器等によって構成さ
れる位置検出器65が取り付けられており、ロータリエ
ンコーダ板64がロータ軸63と一体となって回転する
際に、その回転角度に応じて所定のパルス信号を発生さ
せる。このように、エンコーダ部41bの内部に設けら
れたロータリエンコーダ板64と位置検出器65とは、
このステッピングモータ41による回転方向および回転
角度(ロール角)を検出するためのロータリエンコーダ
41cを構成している。
いて説明する。図5はピッチヨーアクチュエータ43の
構成を示す概略図である。なお、図5ではその内部構造
を理解しやすくするために、本体部分を構成する筒状体
43aと傾斜板44とを点線で表示している。
には底板43bが固定されており、この底板43bの裏
面側にステッピングモータ41によって回転駆動される
回転板42が連結される。そして、底板43bの中心位
置には支持柱66が底板43bの表面に垂直となるよう
に着設されている。この支持柱66の長手方向の寸法は
筒状体43aの長手方向の寸法よりも大きく設計されて
いるため、図5に示すように支持柱66の先端部分は筒
状体66の端部側から突出するようになる。
して形成されており、このピボット66aで傾斜板44
の裏面中心位置を支持するように構成される。また、傾
斜板44の裏面側と底板43bの表面側との間には形状
記憶合金で形成された少なくとも3本のワイヤ68a、
68b、68cが張り渡されている。ワイヤ68a〜6
8cの一端側は、ピボット66aによって支持される傾
斜板44の中心位置を基準に均等な角度ごとに設定さ
れ、かつ、その中心位置から周方向に等しい距離だけ離
れた位置に連結される。一方、各ワイヤ68a〜68c
の他端側が底板43bに連結される位置も、傾斜板44
に連結される位置と同様に、支持柱66の中心位置を基
準に均等な角度ごとに、かつ、その中心位置から周方向
に等しい距離だけ離れた位置である。
張力が与えられた状態で傾斜板44と底板43bとの間
に設けられている。したがって、通常状態においては各
ワイヤ68a〜68cの張力が釣り合っており、傾斜板
44は支持柱66に対して垂直な状態となって静止す
る。
る端部側であって各ワイヤ68a〜68cの近傍位置に
は、その位置において傾斜板44との距離を検出する手
段として距離センサ67a、67b、67cが設けられ
ている。
68cは後述する駆動回路より個別に通電されることに
よって加熱され、その結果、各ワイヤが収縮する。各ワ
イヤの収縮量は通電の際の電流値を個別に制御すること
で任意に調整することが可能である。
のワイヤに通電が行われることにより各ワイヤの張力の
釣り合いが崩れることになり、傾斜板44が収縮するワ
イヤの張力によって引っ張られて支持柱66に垂直な状
態から傾斜することになる。
タ43の動作を示す概略図であり、1本のワイヤ68a
を含む断面を示している。図6(a)は各ワイヤ68a
〜68cの張力が釣り合っている状態であり、図6
(b)はワイヤ68aに通電されて傾斜板44が傾斜し
た状態である。3本のワイヤ68a〜68cのうちの任
意の1本のワイヤに通電を行うと、そのワイヤの設置さ
れた方向側に傾斜板44が傾斜する。また、3本のワイ
ヤ68a〜68cのうちの任意の2本のワイヤに等しく
通電を行うと、その2本のワイヤの設置位置の中心方向
側に傾斜板44が傾斜する。そして、2本のワイヤへの
通電を個別に制御すれば任意の方向に傾斜板44を傾斜
させることが可能になるとともに、その傾斜角度を任意
の角度に調整することもできる。
た距離センサ67aは、図6(a)に示すような張力の
釣り合い状態において傾斜板44との距離d1を検出
し、また、図6(b)に示すような傾斜状態において傾
斜板44との距離d2を検出する。また、他の距離セン
サ67b、67cについても同様である。したがって、
各距離センサ67a〜67cが傾斜板44のどの位置に
対応して設置されているかは設計上既知であるため、各
距離センサ67a〜67cの検出結果に基づいて所定の
演算を行えば、傾斜板44の傾斜方向および傾斜角度を
導くことが可能になる。
説明する。図7はピッチヨーアクチュエータ43の先端
部分の拡大図である。距離センサ67aは小型の三角測
距式の光センサとして構成されており、発光素子71と
受光素子72と基板73とマイクロレンズ74,75と
を備える。発光素子71と受光素子72とは基板73上
に実装されており、基板73は距離センサ67aの内部
に固定される。そして発光素子71からの光はマイクロ
レンズ74によって傾斜板44の裏面側44bに照射さ
れ、傾斜板44の裏面側44bで拡散反射した反射光が
マイクロレンズ75によって受光素子73に投影され
る。
傾斜角が変化するのに伴って反射光の光束が移動する方
向に2つの検出面を有するように2分割で構成され、分
割された各検出面はそれぞれに受光する反射光量を検出
することができるようになっている。そして、分割され
た各検出面からの出力比を参照することによって反射光
の光束の重心が2分割された検出面のいずれに位置する
かを識別することができる。この光束の重心位置は傾斜
板44と距離センサ67aとの距離と相関関係があるた
め、2分割された各検出面からの出力比を求めることに
より、傾斜板44との距離を導くことが可能になる。
他の距離センサ67b、67cについても同様の構成で
ある。
から得られる距離情報から所定の演算を行うことによ
り、傾斜板44の傾斜方向および傾斜角度を求めること
が可能になるのである。
44への発光素子71からの光の入射角が変化するが、
各距離センサ67a〜67cでは傾斜板44の裏面側4
4bでの拡散反射光を検出するように構成しているた
め、問題なく傾斜板44との距離を測定することができ
るのである。また、この距離センサ67a〜67cは測
定する距離(傾斜板44の裏面側44bとマイクロレン
ズ74との距離)が1mm前後であるため、三角測距の
基線長(マイクロレンズ74,75間の距離)が200
〜300μm程度であっても高精度の距離測定が可能で
あり、距離センサ自体を非常に小型に構成することがで
きる。
ことなく1つの検出面で構成し、傾斜板44からの反射
光量を測定してその反射光量から傾斜板44と各距離セ
ンサ67a〜67cとの距離を測定することも可能であ
る。
うに構成されており、各ワイヤ68a〜68cに対する
通電の制御を行うことによって傾斜板44を任意の方向
および角度に傾斜させることができるとともに、距離セ
ンサ67a〜67cによって傾斜板44の傾斜方向およ
び傾斜角度を検出することができるように構成されてい
る。
テッピングモータ41によりX軸に平行な回転軸を中心
としてロール角方向にエンドエフェクタ50を回転駆動
させることができ、また、ピッチヨーアクチュエータ4
3によりY軸に平行な回転軸を中心としてピッチ角方向
と、Z軸に平行な回転軸を中心としてヨー角方向とに対
してエンドエフェクタ50を回転駆動させることができ
るのである。
るステッピングモータ41およびピッチヨーアクチュエ
ータ43は、上述のように電気的エネルギーとして通電
が行われることによって駆動制御されるように構成され
ているので油圧や水圧の伝達系を備える必要がなく、制
御系の伝達機構における配線系統のサイズを縮小化する
ことが可能になり、マイクロマニピュレータ1の小型化
を図ることができる。
に、マイクロマニピュレータ1の動作について説明す
る。図8はマイクロマニピュレータ1を上方から見た図
である。なお、図8では対象物55を保持するエンドエ
フェクタ50が水平面内(XY平面内)においてヨー角
方向に動作させた場合を例示している。
エフェクタ50および対象物55の拡大図である。図9
に示すようにピッチヨーアクチュエータ43が駆動さ
れ、傾斜板44がZ軸に平行な鉛直方向の回転軸周りに
角度θだけ傾斜している。なお、図9には傾斜板44を
傾斜させる前の状態を点線で示している。
の回転中心は対象物55の外部に位置するため、ピッチ
ヨーアクチュエータ43が動作することにより対象物5
5の姿勢が角度θに応じて変化するとともに、XY平面
内における位置も変化することになる。つまり、ピッチ
ヨーアクチュエータ43の動作によって、対象物55は
ヨー回転θの動作のみならず、ベクトルHで示すように
水平方向への移動動作も同時に行うことになる。この水
平方向(ベクトルH)の移動はマイクロオペレーション
には必要のない動作である。
ュエータ40を駆動することによる対象物55の水平方
向の移動を打ち消すように第1ないし第3リニアアクチ
ュエータ10〜30を動作させることで回転系アクチュ
エータ40を駆動した際に対象物55が水平方向に移動
する問題を解消するのである。
エータ10,20を動作させて水平方向のベクトルHを
相殺する動作を示す図である。
動してエンドエフェクタ50に対してヨー動作(図9に
示す角度θの回転動作)を行わせる場合、実際のヨー動
作に先立って、対象物55の姿勢を変化させるための角
度θに基づいてヨー動作のみを行う際の対象物55の移
動軌跡であるベクトルHを予測する。そして、そのベク
トルHを第1リニアアクチュエータ10の駆動方向であ
るX軸方向成分と第2リニアアクチュエータ20の駆動
方向であるY軸方向成分とに分解する。
分解して得られた各ベクトルと逆方向のベクトルC1,
C2を求める(図10参照)。このベクトルC1が第1
リニアアクチュエータ10を駆動する際の駆動量であ
り、ベクトルC2が第2リニアアクチュエータ20を駆
動する際の駆動量である。したがって、このようにして
求められたベクトルC1,C2に基づいて、実際にヨー
動作を行わせる際に、第1および第2リニアアクチュエ
ータ10、20を同時駆動すれば、エンドエフェクタ5
0に保持された対象物55は水平方向の移動を伴うこと
なく、その姿勢のみを変化させることが可能になる。
に、回転系アクチュエータ40のヨー動作のみについて
説明したが、これに限定されるものではなく、他の回転
系動作や各回転系動作を組み合わせた動作にも適用する
ことができ、マイクロマニピュレーションに必要なロー
ル、ピッチ、ヨーの動作以外に発生する不必要な位置移
動ベクトルは、第1ないし第3リニアアクチュエータ1
0〜30を個別に駆動して3軸方向の直進動作を組み合
わせることで打ち消す(補償する)ことが可能である。
化を打ち消すための直進動作量(上記のベクトルC1,
C2)を求める一例について概説する。なお、エンドエ
フェクタ50の姿勢を定量的に表現する角度量として
は、上述のようなロール,ピッチ,ヨーからなる角度系
の他、天頂角、方位角等の任意の角度系を採用してもよ
いことは勿論であるが、ここでは理解を容易にするため
に、角座標軸への方向余弦を用いて説明する。任意の角
度系間における相互変換の原理は周知であるから、以下
の表現形式を他の角度系で表現するときにはその変換式
を適用すればよい。
各軸との間の角度α,β,γを示す図である。角度αは
エンドエフェクタ50とX軸との角度を示しており、角
度βはエンドエフェクタ50とY軸との角度を示してお
り、さらに角度γはエンドエフェクタ50とZ軸との角
度を示している。また、エンドエフェクタ50がローリ
ング等の回転動作を行う際の回転中心位置(この実施の
形態では傾斜板44のピボット66a)からエンドエフ
ェクタ50の作業点(エンドエフェクタ50が支持する
対象物55の中心位置)までの揺動を行う有効長をLと
する。
点のXYZ軸への方向余弦をそれぞれ、cosα0,c
osβ0,cosγ0と定義すると、この状態でのエンド
エフェクタ50の作業点の座標(X0,Y0,Z0)は、
その回転中心位置を原点として、 X0=L・cosα0 Y0=L・cosβ0 Z0=L・cosγ0 となる。一方、位置移動を打ち消すことなく、つまり補
償を行うことなくエンドエフェクタ50の姿勢を変化さ
せたとき、この姿勢変化後のエンドエフェクタ50の作
業点のXYZ軸への方向余弦をそれぞれ、cosα1,
cosβ1,coγ1と定義すると、この状態でのエンド
エフェクタ50の作業点の座標(X1,Y1,Z1)は、 X1=L・cosα1 Y1=L・cosβ1 Z1=L・cosγ1 となる。
クタ50の作業点の各軸方向への位置移動量は、 X1−X0=L・(cosα1−cosα0) Y1−Y0=L・(cosβ1−cosβ0) Z1−Z0=L・(cosγ1−cosγ0) となり、これが上述したベクトルHに相当する。そし
て、XYZ軸のそれぞれの方向につき、 −(X1−X0),−(Y1−Y0),−(Z1−Z0) だけエンドエフェクタ50を直進駆動するようにすれ
ば、姿勢変化に伴う作業点の位置移動を打ち消して補償
することが可能になる。
おいては適切に対象物の位置移動が補償されたものとな
るが、マイクロマニピュレーションにおいては、その姿
勢変化の途中においても対象物の位置移動を補償するこ
とがより好ましい。そこで、所定の微小間隔でこの姿勢
変化量および直進駆動量を補間しつつ互いに同期して駆
動制御を行えば、姿勢変化の途中においても対象物の位
置移動を補償することが可能になる。
α,Δβ,Δγに対応するXYZの各軸方向成分の微小
増加分ΔX,ΔY,ΔZは、一般的な関係式 X=L・cosα Y=L・cosβ Z=L・cosγ の微分形式として、 ΔX=−L・sinα・Δα ΔY=−L・sinβ・Δβ ΔZ=−L・sinγ・Δγ のように表現されるから、エンドエフェクタ50の姿勢
変化に応じて角度α,β,γが微小変化量Δα,Δβ,
Δγだけ変化するごとにXYZの各軸方向にそれぞれ
(−ΔX),(−ΔY),(−ΔZ)だけエンドエフェ
クタ50を直進駆動させれば、姿勢変化の途中において
も対象物の位置移動を補償することができるのである。
>次に、上記のような動作を行わせるための制御手段と
なる制御機構について説明する。図12および図13は
マイクロマニピュレータ1の制御機構を示すブロック図
であり、図12は第1の構成例を示しており、図13は
第2の構成例を示している。
12に示すように、第1の制御機構は各アクチュエータ
を駆動させるために操作入力部81とアクチュエータ駆
動量計算部85とアクチュエータ駆動回路86とピッチ
・ヨー角計算部87と姿勢演算部88とを備える。
部分は上述したマイクロマニピュレータ1の各駆動機構
の構成部分を示している。圧電素子11とリニアエンコ
ーダ18とはそれぞれ第1リニアアクチュエータ10に
設けられたX軸方向についての駆動手段と移動量検出手
段であり、圧電素子21とリニアエンコーダ28とはそ
れぞれ第2リニアアクチュエータ20に設けられたY軸
方向についての駆動手段と移動量検出手段であり、さら
に、圧電素子31とリニアエンコーダ38とはそれぞれ
第3リニアアクチュエータ30に設けられたZ軸方向に
ついての駆動手段と移動量検出手段である。
イクロマニピュレータ1のエンドエフェクタ50(また
は対象物55)に行わしめる操作動作を設定入力するた
めのインタフェース部であり、キーボードやポインティ
ングデバイス等で構成される。この操作入力部81で設
定入力される操作動作に関する情報を操作情報という。
ないし第3リニアアクチュエータ10〜30および回転
系アクチュエータ40のステッピングモータ41とピッ
チヨーアクチュエータ43とによって実現される6自由
度の各自由度ごとにアクチュエータの駆動量を計算す
る。つまり、このアクチュエータ駆動量計算部85は各
アクチュエータを駆動する際の駆動量決定手段として機
能するのである。
エータ駆動量計算部85で導かれる各アクチュエータご
との駆動量に基づいて、第1ないし第3リニアアクチュ
エータ10〜30、ステッピングモータ41、ピッチヨ
ーアクチュエータ43のそれぞれに対して個別に駆動制
御を行う駆動制御手段である。
アクチュエータ43に設けられた距離センサ67a〜6
7cで検出される各距離センサと傾斜板44との距離情
報からエンドエフェクタ50のピッチ角およびヨー角を
計算する。
8,28,38のそれぞれで検出されるX,Y,Zの各
軸方向に沿った移動量と、ロータリエンコーダ41cで
検出されるロール角と、ピッチ・ヨー角計算部87で導
出されるピッチ角とヨー角とに基づいて所定の演算を行
うことによって、エンドエフェクタ50(または対象物
55)の姿勢および位置をリアルタイムに求める。した
がって、この姿勢演算部88では、マイクロマニピュレ
ータ1の6自由度に関し、エンドエフェクタ50(また
は対象物55)が現在どのような姿勢であり、また、ど
のような位置に存在しているのかが導かれるのである。
そして、演算によって導かれた姿勢と位置とに関する情
報(姿勢位置情報)は、アクチュエータ駆動量計算部8
5にフィードバックされるように構成されている。
では、操作入力部81から入力されたエンドエフェクタ
50に関する操作情報と姿勢演算部から得られる現在の
姿勢位置情報とに基づいて、随時に各アクチュエータを
どれだけ駆動する必要があるかを計算することで駆動量
を求める。ここでの計算には、回転系アクチュエータ4
0の動作に伴って発生する不必要な位置移動を補償する
ために必要となる第1〜第3リニアアクチュエータ10
〜30の駆動量の計算も含まれる。
は、操作情報から回転系アクチュエータ40を駆動させ
る際の回転方向の駆動量を求め、その回転方向の駆動量
から各リニアアクチュエータを駆動させない場合におけ
る対象物55の移動軌跡を求める。そして、その移動軌
跡をXYZの各軸方向成分に分解することで各リニアア
クチュエータを駆動させる際の駆動量を求めるのであ
る。
算部85は、マイクロマニピュレータ1を動作させる際
に不必要な対象物55の位置移動を補償する手段として
機能するのである。また、アクチュエータ駆動回路86
は、アクチュエータ駆動量計算部85から随時入力され
る各アクチュエータごとの駆動量に基づいて、個別に駆
動制御を行うのである。
て、各アクチュエータが駆動された結果はリニアエンコ
ーダ18,28,38とロータリエンコーダ41cと距
離センサ67a,67b,67cとの出力に反映され、
これらの出力の変化に基づいて各アクチュエータをフィ
ードバック制御することが可能になる。そしてその結
果、操作入力部81に設定入力された操作動作が正確に
対象物55に与えられることになるのである。
ち操作入力部81とアクチュエータ駆動量計算部85と
アクチュエータ駆動回路86とピッチ・ヨー角計算部8
7と姿勢演算部88とを備える制御機構は、回転系アク
チュエータ40によってエンドエフェクタ50の姿勢を
変化させる際に、その姿勢変化に伴う対象物の位置移動
を打ち消すように直進手段である各リニアアクチュエー
タの駆動制御を行う補償制御手段として作用するのであ
る。
13に示すように、第2の制御機構は、第1の構成例に
画像入力および画像解析の機能を組み込んだ構成であ
り、上述の構成に加えて、画像入力部82と画像解析部
83と表示部84とを備える。
る部分は上述したマイクロマニピュレータ1の各駆動機
構の構成部分を示している。
れ、マイクロマニピュレータ1のエンドエフェクタ50
および対象物55の状態を撮像することで画像入力を行
う。そして、入力する画像から、画像解析部83に与え
る画像解析用の画像データと表示部84に与える表示用
の画像データとを生成し、それらを画像解析部83と表
示部84とに供給する。画像データはその用途により2
次元画像データまたは3次元画像データとなる。
解析用として供給される2次元または3次元の画像デー
タを解析し、エンドエフェクタ50(または対象物5
5)の現在の姿勢や位置を求める。また、画像解析部8
3には操作入力部81から対象物55についての操作情
報が入力される。そして、操作情報に示される姿勢およ
び位置が目標となる最終の状態であり、画像データから
得られる姿勢および位置が現在の状態であることから、
画像解析部83においては操作情報に基づいて画像デー
タを解析することにより対象物55の現在状態と目標状
態との差を求めることができる。そして、現在状態と目
標状態との差はアクチュエータ駆動量計算部85に与え
られる。
の画像表示手段であり、操作者に対してエンドエフェク
タ50(または対象物55)の現状および操作入力部8
1から設定入力される内容を表示する機能を有する。し
たがって、操作者は対象物55の現在の画像を目視しな
がらエンドエフェクタ50をどのように駆動させるかを
容易に決定することができ、また、画面に表示されるカ
ーソル等を使っての設定入力やキーボードでの数値入力
を画面を確認しながら行うことが可能になる。
グデバイスを使用する場合、画像データの種類に応じて
2次元用または3次元用のものを使い分ければよいが、
2次元用と3次元用との双方に使用可能なデバイスを使
用することも可能である。
では画像解析部83から得られる現在状態と目標状態と
の差に基づいて各アクチュエータの必要な駆動量が計算
される。この計算結果はアクチュエータ駆動回路86に
入力され、各アクチュエータが必要な駆動量だけ駆動さ
れる。各アクチュエータが駆動された結果はリニアエン
コーダ18,28,38とロータリエンコーダ41cと
距離センサ67a,67b,67cとの出力に反映さ
れ、これらの出力の変化に基づいて各アクチュエータを
フィードバック制御することが可能になる。そしてその
結果、操作入力部81に設定入力された操作動作が正確
に対象物55に与えられるのである。
いくつかのものが挙げられる。
ンコーダ18,28,38とロータリエンコーダ41c
と距離センサ67a,67b,67cとの出力から対象
物55を操作するのに必要な移動量が検出された時点で
駆動を完了する制御方法が考えられる。また、第2の制
御方法として、対象物55に与えられる操作動作の最終
段階において画像入力部82がその時点での対象物55
を撮像し、その最終段階の画像データに基づいて画像解
析部83が対象物55の最終段階の状態と目標状態との
残差を求めて、その残差に基づいて各アクチュエータに
対する駆動を行う制御方法が考えられる。さらに、第3
の制御方法として、画像入力部82が常に対象物55を
撮像し、画像解析部83が対象物55に対する操作の途
中の段階においても常に画像解析を行い、その画像解析
した結果をもとに各アクチュエータの駆動量を逐次計算
していくという制御方法も考えられる。第2および第3
の制御方法では、時間経過に応じて移動する対象物55
を追跡して制御を行うというものであるため、操作入力
部81から追跡の対象となる対象物55を予め指定して
おけばよい。
も第1の構成例の場合と同様に、アクチュエータ駆動量
計算部85では、各アクチュエータの駆動量を計算する
際に、回転系アクチュエータ40の動作に伴って発生す
る不必要な位置移動を相殺するために必要となる第1〜
第3リニアアクチュエータ10〜30の駆動量も計算さ
れる。
ちのいずれの制御方法も適用可能であるが、対象物55
に対する高精度な位置および姿勢の制御が望まれる場合
には、第2または第3の制御方法を採用することが望ま
しい。同種の作業を繰返し行う場合は、操作入力部81
から作業プログラムを画像解析部83に入力し、第2ま
たは第3の制御方法により自動運転を行うことも可能で
ある。
系アクチュエータ40によってエンドエフェクタ50の
姿勢を変化させる際に、その姿勢変化に伴う対象物の位
置移動を打ち消すように直進手段である各リニアアクチ
ュエータの駆動制御を行う補償制御手段として作用する
のである。
構を示したが、第1の構成例と第2の構成例とのいずれ
を採用しても、フィードバック制御系が実現されている
ため、高精度にエンドエフェクタ50の駆動を制御する
ことができる。また、上記のような各制御機構が補償制
御手段として機能することで、回転系アクチュエータ4
0の動作に伴って発生するエンドエフェクタ50(また
は対象物55)の不必要な位置移動を相殺することが可
能になる。
この実施の形態で説明したマイクロマニピュレータ1
は、直進系の自由度と回転系の自由度とを組み合わせた
多自由度のマイクロマニピュレータであって、リニアア
クチュエータと回転系アクチュエータとの各動作が合成
された動作で、対象物55に対して必要な動作のみを与
えるように構成されているので、個々のアクチュエータ
の動作が他のアクチュエータの動作に干渉することを防
止するための複雑な機構・構成が不要になる。したがっ
て、この実施形態においては最小限の構成でマイクロマ
ニピュレータ1を実現することが可能になり、多自由度
のマイクロマニピュレータ1を顕微鏡の載物台の上に自
由に設置することができる程度にまで容易に小型化を行
うことができる。このため、従来では場所的な制限や重
量による制限、他の機械装置との干渉が生じるためにマ
イクロマニピュレータを導入することが困難であったと
ころであっても、この実施の形態で説明したマイクロマ
ニピュレータ1を設置することができるのである。
量であることから組立ロボットの手先部分に装着するこ
とも容易であるので、微細部品の超精密組立への適用も
可能である。また、各機構の構成部品も小型化すること
ができ、マイクロマニピュレータ1全体の低コスト化や
省資源化をも行う実現できるとともに、さらに廃棄時の
環境に与える影響をも低減するという効果が得られる。
ピュレータ1のように複数のリニアアクチュエータを直
列的に順次に結合接続する構成、すなわち、第1リニア
アクチュエータ10のスライダ13に対して第2リニア
アクチュエータ20を連結し、第2リニアアクチュエー
タ20のスライダ23に対して第3リニアアクチュエー
タ30を連結する構成は、一般的に機構設計上の精度確
保の困難さや機構全体としての剛性の低下等の観点から
は問題の多い構成と考えられるが、小型のマイクロマニ
ピュレータという分野に絞って考えると上記のような問
題は無視できる程度であると考えられる。
し第3リニアアクチュエータ10,20,30の個々の
スライダ13,23,33は、直進性が高く、がたつき
の少ないことが必要であるが、XYZのそれぞれの寸法
が例えば20mm×20mm×20mm程度の微小な寸
法で実現されると、スライダとスプライン軸との摺動面
の平面性や形状精度を高度に保つべき領域が微小な領域
でよいので、高精度加工によって部品製作を行っても部
品コストを低く抑えることが可能である。
ピュレータの場合は操作対象となる対象物の質量や実際
の操作によって生じる動作負荷は極めて小さいので、マ
イクロマニピュレータの機構自体の剛性や質量が重要と
なる。そして、この実施の形態に示したマイクロマニピ
ュレータ1の場合、機構要素として最小限の構成で必要
な多自由度を実現しているので、部品点数が少なくて済
み、かつ、部品寸法も小さくすることができるため、軽
量化を図ることができるので、剛性の面からも優れたマ
イクロマニピュレータとなる。
ータ10,20,30における各スプライン軸12,2
2,32のたわみを考える。スプライン軸の曲げ剛性に
よるたわみ量δは、一般に、 δ=mWl3/EI で表される。そして、一般に装置全体の寸法を1/2に
するとスプライン軸の曲げ剛性EI(Eはスプライン軸
材料のヤング率、Iはスプライン軸の断面2次モーメン
ト)は1/16になる。また、スプライン軸のたわみ量
δはスプライン軸の長さの3乗に比例する。したがっ
て、荷重Wが一定であるとすると、寸法を1/2にした
場合にはスプライン軸のたわみ量δは2倍になる。とこ
ろが、寸法を1/2にした場合にはスプライン軸に設置
される他のアクチュエータを含めた体積は1/8にな
り、同種の材料を使用するならば質量も1/8になる。
このため寸法を1/2にした場合、実際には荷重Wが1
/8になるので、たわみ量δは1/4になるのである。
したがって、この実施の形態で示したようなマイクロマ
ニピュレータ1は微小な構成で実現されるので、各スプ
ライン軸のたわみ量も少なく精度の高いマニピュレーシ
ョンが可能になる。
装置全体を容易に小型化することができるような構成と
なっており、その構成によって低コスト化を図ることが
できるとともに、精度と剛性の確保についても有効なも
のとなっている。
的簡単な構成で回転系の動作に伴って発生する対象物の
位置移動を解消するとともに、各アクチュエータを最小
限の構成で実現したマイクロマニピュレータ1について
説明した。
はその駆動制御によって回転系の動作に伴って発生する
対象物の位置移動を解消するものであるため、その制御
内容を変更すれば、対象物の位置移動をそのまま許容す
るような動作を行うことも当然に可能である。
転系の動作に伴って発生する対象物の位置移動を解消す
るための第1の駆動制御モードと、対象物の位置移動を
そのまま許容するように直進手段の駆動を停止した状態
で回転系アクチュエータのみを駆動させる第2の駆動制
御モードとの2つの制御モードを用意しておけば、対象
物の位置移動を補償する動作と補償しない動作とを使い
分けることも可能である。
ュレータ1を操作する際に、操作入力部81からいずれ
かの制御モードを選択入力することによって、制御機構
が上述のいずれかの駆動制御モードに基づいて動作制御
を行うことになる。
償制御手段としてだけでなく、第1ないし第3リニアア
クチュエータ10〜30からなる直進手段の駆動を停止
した状態で回転系アクチュエータ40を駆動させる姿勢
単独制御手段としても機能するものであり、これらいず
れの手段が能動化されるかは、能動化手段としても機能
する操作入力部81からの選択入力に基づいて決定され
るのである。
態について説明したが、この発明は上記説明のものに限
定されるものではない。
る3軸方向への駆動を実現するために、3つのリニアア
クチュエータを互いに直交させて順次に連結することに
よって直進手段を構成していた。しかしながら、マイク
ロマニピュレータ1に必要な直進自由度が2自由度でよ
い場合は2つのリニアアクチュエータを連結するだけで
よい。
チュエータにスライダを所定方向に案内するガイド軸と
してスプライン軸12,22,32が設けられている例
について説明したが、これに限定されるものでもない。
つまり、上記の各リニアアクチュエータにおいてはスプ
ライン軸に設けられた凸部とスライダの凹部とが嵌合す
ることによってスライダのスプライン軸の周方向への回
転を抑制するのであるが、スライダの周方向への回転を
抑制することができるものであれば、直動機構を構成す
るものはスプライン軸に限定されることはないのであ
る。したがって、例えば角柱の軸等のような部材でガイ
ド軸を構成してもよいのである。
発明によれば、直進手段が互いに直交させて順次に連結
された複数のリニアアクチュエータによって複数の直進
自由度を有するように構成され、補償制御手段が姿勢変
化手段によってエンドエフェクタの姿勢を変化させる際
に、当該姿勢変化に伴う対象物の位置移動を打ち消すよ
うに直進手段を駆動制御するように構成されているた
め、比較的簡単な構成で回転系の動作に伴って発生する
対象物の位置移動を解消することができる。なお、複数
のリニアアクチュエータを互いに直交させて順次に連結
させることでリンク機構等の簡略化を実現している。
ニアアクチュエータのそれぞれは、直動機構を構成する
ガイド軸と、ガイド軸上をスライド可能なスライダと、
スライダをガイド軸に沿って移動させる駆動手段とを備
えており、複数のリニアアクチュエータのうち各前段側
のリニアアクチュエータのスライダに各次段のリニアア
クチュエータの一端が連結されて構成されるため、最小
限の部品点数で実現することができ、かつ、リンク機構
の簡略化を図ることができるので、マイクロマニピュレ
ータの小型化を行うことが可能になる。
ニアアクチュエータのそれぞれの駆動手段は圧電素子で
構成されるため、マイクロマニピュレータの粗動および
微動を行うことができ、位置精度を高めることが可能に
なる。
ニアアクチュエータのそれぞれの圧電素子は、ガイド軸
の端面に結合され、当該ガイド軸を非対称な速度で往復
移動させることによってスライダを相対的に慣性移動さ
せるため、簡単な構成でスライダを適切に直進駆動する
ことができる。
位置移動を補償する動作と補償しない動作とを使い分け
ることが可能になり、必要に応じて選択的に対象物の位
置移動を補償する動作を行わしめることができる。
レータ1の概略構成図である。
ある。
である。
である。
である。
る。
図である。
させて水平方向のベクトルHを相殺する動作を示す図で
ある。
度α,β,γを示す図である。
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 微小な対象物に対してエンドエフェクタ
による所定の作業を行うマイクロマニピュレータであっ
て、 互いに直交させて順次に連結された複数のリニアアクチ
ュエータによって構成された複数の直進自由度を有する
直進手段と、 一端側が前記複数のリニアアクチュエータのうちの最終
段のリニアアクチュエータに結合されるとともに他端側
が前記エンドエフェクタの基部側に結合され、前記エン
ドエフェクタの姿勢を変化させる姿勢変化手段と、 前記姿勢変化手段によって前記エンドエフェクタの姿勢
を変化させる際に、当該姿勢変化に伴う前記対象物の位
置移動を打ち消すように前記直進手段を駆動制御する補
償制御手段と、を備えることを特徴とするマイクロマニ
ピュレータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のマイクロマニピュレー
タにおいて、 前記複数のリニアアクチュエータのそれぞれは、 直動機構を構成するガイド軸と、 前記ガイド軸上をスライド可能なスライダと、 前記スライダを前記ガイド軸に沿って移動させる駆動手
段と、を備えており、 前記複数のリニアアクチュエータのうち各前段側のリニ
アアクチュエータのスライダに各次段のリニアアクチュ
エータの一端が連結されてなることを特徴とするマイク
ロマニピュレータ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のマイクロマニピュレー
タにおいて、 前記複数のリニアアクチュエータのそれぞれの駆動手段
は、圧電素子で構成されることを特徴とするマイクロマ
ニピュレータ。 - 【請求項4】 請求項3に記載のマイクロマニピュレー
タであって、 前記複数のリニアアクチュエータのそれぞれの前記圧電
素子は、前記ガイド軸の端面に結合され、当該ガイド軸
を非対称な速度で往復移動させることによって前記スラ
イダを相対的に慣性移動させることを特徴とするマイク
ロマニピュレータ。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載のマイクロマニピュレータであって、 前記直進手段の駆動を停止した状態で前記姿勢変化手段
を駆動させる姿勢単独制御手段と、 前記姿勢変化手段によって前記エンドエフェクタの姿勢
を変化させる際に、前記補償制御手段と前記姿勢単独制
御手段との一方を選択的に能動化する選択能動化手段
と、をさらに備えることを特徴とするマイクロマニピュ
レータ。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP11108303A JP2000296485A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | マイクロマニピュレータ |
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| JP11108303A JP2000296485A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | マイクロマニピュレータ |
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