JP2000296529A - 流延製膜方法 - Google Patents
流延製膜方法Info
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Abstract
ルムの表面欠点を抑制し、光学的に斑のない均一性に優
れたキャストフィルムを製造する方法を提供する。 【解決手段】 特定量の溶媒を含有するキャストフィル
ムを支持体から剥離し、搬送する際に、非粘着性の特定
の粗さを持つ表面ローラーを用いて搬送する。また、フ
ィルムの表面硬度を上げて搬送し面への傷付きを防止す
る。
Description
等から作製された支持体上に流延して膜状物とした後、
乾燥を行い、該支持体上より剥ぎ取り、更に後乾燥を行
い各種の光学用材料やその他種々の分野に用いられる熱
可塑性樹脂フィルムまたはシート(以下「フィルムまた
はシート」を単に「フィルム等」という場合がある)の
流延製膜方法に関するものである。
造法においては、支持体として一般にスチールベルト等
の金属基材が用いられている。この支持体上に、高分子
樹脂溶液を押出しダイより流延し、膜状物となし、該膜
状物を乾燥し、ある程度溶剤を含有した状態で支持体よ
りフィルム等を剥ぎ取ることを実施している。この際に
金属支持体からフィルム等を剥ぎ取るには種々の制約を
受ける。これはフィルム等が各種の光学用途に用いられ
るため微小な欠点でも存在すれば使用できない場合が起
こるからであり、また支持体から剥離した直後のフィル
ム等は、ある程度の量の溶媒を含有しているため、フィ
ルム等を支持体から剥離する時および搬送する時フィル
ム等の表面に微小な傷(転写傷、剥離傷、スクラッチな
ど)を生じ易いからである。
に関してはいくつかの技術が提案されている。例えば、
高分子樹脂溶液中に離型剤を添加して剥ぎ取りを助ける
方法や、支持体表面を例えばフッ素樹脂等で被覆して、
その表面エネルギーを低下させフィルム等の剥離力を低
下させる方法、および混合溶媒を用いてゲル化を促進さ
せる方法等が提案されている。
主に規定したものとして、特許第2640189号公
報、特開平5−239229号公報、特開平2−111
511号公報ならびに特開平7−304048号公報等
が開示されている。
フィルムまたはシート中の残留溶媒量が20重量%以下
となる時に金属基材から剥離することを特徴とする熱可
塑性樹脂フィルム等の製造方法が記載されている。
剥離時の残留溶媒量を乾量基準10〜30%にして、か
つ剥離部分において支持体の表面温度を20℃以下1
5.5℃以上に保つことを特徴とする流延製膜方法が記
載されている。
物を支持体より剥ぎ取ることによりフィルムを製造する
方法において該膜状物を剥し、支持体上に次の流延が行
われる間、該支持体の表面温度が15℃以下であり、か
つ支持体が露出している部分が支持体の表面温度より低
い露点の気体により満たされていることを特徴とする流
延製膜方法が記載されている。
マーの溶液を支持体上に流延し、これを乾燥させ光学用
ポリマーフィルムを製造するに際し、該液膜を流延した
後、−40℃〜10℃の温度で支持体上で乾燥を行うこ
とを特徴とする光学用ポリマーフィルムの製造方法、厚
み方向にのみ光学異方性のあるフィルムを製造する方法
が記載されている。
傷、粘着傷、スクラッチなどの表面欠点のないフィルム
を支持体から剥ぎ取り製造することができる。
ても流延製膜方法の問題点が充分に解決されているとは
言いがたく、剥ぎ取りの条件は解明されているが、剥ぎ
取り直後からフィルム等の引き取り、次の後乾燥工程へ
フィルム等を搬送する工程における表面欠点の発生防止
技術が開発されていないのが現状である。すなわち、上
記の公知技術によってフィルム等の支持体からの剥離は
良好にできるようになったが、該フィルム等を支持体か
ら剥離した直後から後乾燥工程への搬送操作(工程)で
起こる場合のある、表面欠点の解消という課題は解決さ
れていないのである。
製膜するフィルム等の厚みを厚くしたい場合、ならびに
高分子樹脂と溶解溶媒との組み合わせで乾燥しにくいフ
ィルム等の場合等に顕在化している。
次のようである。支持体より剥離された、残留溶剤を含
んだ高分子樹脂フィルム等は、見かけのガラス転移温度
(Tg’)が著しく低下している。例えば特開平7−2
99828号公報には残留溶剤を含む高分子樹脂フィル
ム等のガラス転移温度(Tg’)の詳細なデータ、すな
わち見かけのTg’と残留溶媒量との関係グラフが記載
されている。
ければ室温下でフィルム等は軟弱であるから、ごく弱い
張力でもフィルム等が変形する場合があり得るし、フィ
ルム等がローラー表面と接触することによって、その表
面の影響を受けて表面欠点を生じる場合がある。
残留溶媒濃度とTg’との関係で詳細に検討するなら
ば、フィルム等の表面硬度が両面で異なる。すなわち、
金属支持体に接触していた面は軟らかく、そうでなかっ
た面はより硬くなっている。フィルム等の表面の硬さは
残留溶媒量とその時のフィルム等の温度とによって影響
されるが、このように明らかに溶媒含有量に表裏差があ
ると、比較的厚いフィルム等であれば、支持体から剥離
直後のフィルム等は支持体に接触した面が明らかに軟ら
かく、一方反支持体面は支持体面より硬くなる。
を乾燥する場合には避けることができない。液膜の乾燥
工程では液膜の片面が支持体と接触しているため溶媒の
蒸散が防止され、溶剤は反支持体面(支持体と接する面
とは反対側の面)から主に蒸発して、脱溶媒が起こるか
らである。
中に曝されるため、溶媒が蒸発する結果フィルム等の走
行(縦)方向、横方向共に急激に収縮する。収縮が例え
ばフィルム等の幅方向が拘束されないローラー間で起こ
れば、溶媒がより多く含まれる面を内向きにしてカール
を起こし、特にフィルム等の端部が湾曲する。また急激
な収縮がローラー面上で起これば、フィルム等が引き取
りローラーや搬送ローラー上でスティックスリップを起
こし、フィルム等の表面に表面欠点(特にスクラッチ)
を生じる。このことによってまたローラー表面に異物の
付着を生じる場合がある。
従来技術ではフィルム等の支持体からの剥離が良好にで
きたとしても、その直後から後乾燥工程に入るまでの間
に表面欠点を生じるという問題がある。すなわち、支持
体から剥離した直後の軟弱なフィルム等が引き取りロー
ラーや搬送ローラー表面に粘着し、蓄積したり、これら
のローラー表面に異物をつけたり、フィルム等の表面に
欠点を生じたりする問題を生じる。本願発明は上記の問
題を解消し、フィルム等の表面欠点がない、流延製膜方
法を提供することにある。
膜法について鋭意検討した結果次の点を知見し本願発明
を完成させた。すなわち、剥ぎ取りローラー、搬送ロー
ラーのローラー表面に特定の特性を規定した非粘着性の
表面を持つ材質のものを用いること、具体的にはサンド
ブラスト、化学エッチングによる表面粗面化処理、フッ
素系樹脂材料によるコーティングやライニングおよびセ
ラミック溶射を施した表面を持つローラー、なかんずく
フッ素系樹脂被覆ローラー、セラミック溶射ローラーを
用いること、支持体から剥離直前および/または剥離直
後のフィルム等の表面硬度を向上させてローラーにフィ
ルム等を巻き掛けて搬送すれば表面欠点が生じないこと
を知見した。
に流延して、膜状物とした後、乾燥を行い、該支持体上
より剥取り、更に後乾燥を行う流延製膜方法であって、
剥取時の当該膜状物中の平均溶媒濃度を10〜30重量
%、かつ剥離部分において支持体の表面温度を15℃以
下、5℃以上に保ち、該支持体より膜状物を剥ぎ取る際
の引き取りローラーのローラー表面が非粘着性表面を持
つ材料からなるものであることを特徴とする流延製膜方
法。
ー群の内の少なくとも一つのローラー表面が非粘着性表
面を持つ材料からなるものであることを特徴とする上記
1記載の流延製膜方法。
フッ素系の樹脂を含む材料からなるものであり、その中
心線平均表面粗さRaが0.5〜0.05μmの範囲に
あることを特徴とする上記1または2に記載の流延製膜
方法。
ー群の内の少なくとも一つのローラー表面がフッ素系の
樹脂を含む材料からなるものであり、その中心線平均表
面粗さRaが0.5〜0.05μmの範囲にあることを
特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の流延製膜方
法。
セラミック溶射により表面処理されたものであり、その
中心線平均表面粗さRaが0.5〜0.05μmの範囲
であることを特徴とする上記1または2に記載の流延製
膜方法。
ー群の内の少なくとも一つのローラー表面がセラミック
溶射により表面処理されたものであり、その中心線平均
表面粗さRaが0.5〜0.05μmの範囲であること
を特徴とする上記1,2,3または5のいずれかに記載
の流延製膜方法。
ーラーの後の搬送ローラー群の内の少なくとも一つに巻
き掛けられる膜状物の表面近傍に、空気の吸引および/
または吹き出しにより空気の流れを発生させることを特
徴とする上記1〜6のいずれかに記載の流延製膜方法。
および/または直後において、膜状物の表面近傍に空気
の吸引または/および吹き出しにより空気の流れを発生
させることを特徴とする上記1〜7のいずれかに記載の
流延製膜方法。
面」とはローラーが膜状物と接しうる表面を意味する。
また、「平均溶媒濃度」とは膜状物の厚み方向、幅方
向、走行方向(マシンディレクション)における含有量
(濃度)の分布を平均化した値を意味し、具体的には後
述の方法によって決定できるものである。また、本願明
細書において「膜状物」とは、ダイよりキャストされた
液膜状態のものから溶媒の除去によりいわゆる通常の固
体としてのフィルム等の形態を有するものまでを含む意
味で使用されている。また、「搬送ローラー群」とはい
くつかある搬送ローラー群を総称するものである。ま
た、「支持体とローラーとの間またはローラー間の距
離」とは支持体とローラーとの間またはローラー間で膜
状物が支持体とローラーとのいずれにも接触していない
間の距離を意味する。
る。なお、以下においては主にフィルムについて説明す
るが、シートも本願発明の対象であることは言うまでも
ない。
樹脂が適用できる。例えばセルロース系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリオレフィ
ン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリエーテルスル
ホン系樹脂、およびこれらの2種以上の混合物あるいは
共重合等を挙げることができる。
族ポリカーボネート系のものである。以下ポリカーボネ
ートについて詳しく述べるが、本願発明はこれのみに限
定されるものではない。
均分子量 本願発明で用いられる芳香族ポリカーボネートは希望す
るフィルム等の諸特性が得られる芳香族ポリカーボネー
トであれば特に制限はない。
る高分子材料は、フェノール誘導体と、ホスゲン、ジフ
ェニルカーボネート等からの重縮合で得られるものを意
味する。通常、ビスフェノールAと呼称されている2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンをビスフ
ェノール成分とする繰り返し単位で表される芳香族ポリ
カーボネート(本願明細書においては、この「ビスフェ
ノールAをビスフェノール成分とする芳香族ポリカーボ
ネート」を「ビスフェノールAポリカーボネート」と呼
称する)が好ましく選ばれるが、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンと共に適宜他の各種ビスフ
ェノール誘導体を選択することで、芳香族ポリカーボネ
ート共重合体を構成することができる。
ロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキサン(ビスフェノール−Zとも
言われる)、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
フルオレン(ビスフェノールFLとも言われる)、9,
9−ビス(4−ヒドロキシ−メチルフェニル)フルオレ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−2−フェニルエ
タン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフロロプロパン、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)ジフェニルメタン、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)サルファイド、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)サルファイド、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)スルフォン等をあげることができる。また、炭
酸成分についてその一部にテレフタル酸および/または
イソフタル酸成分を含むポリエステルカーボネートを使
用することも可能である。このようにビスフェノールA
と炭酸成分の一部とを他の構造単位に置換することによ
り芳香族ポリカーボネートの性質、例えば耐熱性、溶解
性を改良することができる。
ートの粘度平均分子量は20,000以上200,00
0以下であれば好適に用いられる。粘度平均分子量が2
0,000未満の場合は、溶液の粘度が低すぎて膜厚の
制御が困難となるので好ましくない。また、粘度平均分
子量が200,000を越える場合には溶液粘度が高く
なりすぎて膜厚の制御が困難となり好ましくない。特に
好ましい粘度平均分子量は30,000以上70,00
0以下である。
使用する溶媒は、流延可能な溶液粘度が得られる溶解
性、得られる溶液の結晶析出についての安定性(結晶が
析出しにくいこと)および溶液調製時の安全性(人体に
対する衛生性)の面を考慮して適宜選択される。
ては、メチレンクロライド、1,3−ジオキソラン、ク
ロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、テトラ
クロロエタン、および1,2−ジクロロエタンの単独あ
るいは2以上の混合物を挙げることができる。
1,3−ジオキソランの単独物あるいは混合物に、メチ
ールアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコー
ル(n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール
またはこれらの混合物),ブチルアルコール(n−ブチ
ルアルコール、イソブチルアルコールまたはこれらの混
合物)等の副溶媒を単独あるいは2以上加えて使用する
ことができる。この場合の上記アルコールの量は、5重
量%以下であることが好ましく、0.1〜5重量%であ
ることがより好ましい。
ールまたはこれらの混合物を使用する場合には、これら
のアルコールまたはこれらの混合物を副溶媒と呼称し、
これらの副溶媒と共に使用する場合には、これら副溶媒
以外の上記溶媒を主溶媒と呼称している。
は溶媒を撹拌しつつ芳香族ポリカーボネートのペレット
を投入し溶解させる。溶媒が主溶媒と副溶媒とより成る
混合溶媒の場合、例えばメチレンクロライド(主溶媒)
とエチルアルコール(副溶媒)との混合溶媒の場合は、
予め混合溶媒を準備しておき撹拌しつつ芳香族ポリカー
ボネートペレットを投入し溶解させる。
カーボネートの濃度は10〜30重量%に設定すること
が望ましい。溶液中の芳香族ポリカーボネートの濃度が
10重量%未満の場合は流延フィルム等の乾燥負担が大
きすぎて平坦性の良好なフィルム等を得ることが非常に
困難になり、30重量%を越えると、芳香族ポリカーボ
ネートの分子量が大きい場合には溶液粘度が高くなり過
ぎて膜厚の制御が困難となり、芳香族ポリカーボネート
の分子量が小さい場合には初期の溶媒の蒸発時にその蒸
発の影響がフィルム等の表面平坦性に悪影響を及ぼすこ
とになるため不都合である。より好ましい濃度は17〜
28重量%である。この最も好ましい濃度は製膜時の乾
燥条件とフィルム等が持つべき特性(品質)との関係で
試行錯誤により決めることができる。
市販のフィルターを用いて濾過する。フィルタのエレメ
ントの平均目開きは0.3〜30μmのものを好適に用
いることができることが見出された。また、平均目開き
の異なるものをいくつか組み合わせて用いることもでき
る。
溶媒の揮散挙動の変動を最小に抑えるためには、その変
動幅はできるだけ小さく抑えるのが望ましい。例えば1
5℃設定の場合通常は±0.5℃で加温(または冷却)
制御するの適当であることが見出された。
液膜またはフィルム等の膜状物からの溶媒の急速な蒸発
を防止するため、乾燥当初は溶媒の沸点よりあまり高い
ものであることは望ましくなく、溶媒の沸点をYで表し
た場合望ましくは5℃〜(Y+5℃)の温度で温度調節
された雰囲気下支持体上にダイを介してキャストされ
る。この温度は更に望ましくは(Y℃)以下、より更に
望ましくは5℃〜(Y℃)の温度である。
プ板または場合によりポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2,6−ナフタレート等を用いることがで
きる。
持体が使用される。本願発明の目的のためにはエンドレ
スの金属板を鏡面研磨した支持体が、フィルム等の表面
を平坦化する上で望ましい。フィルム等の膜厚は上記の
ダイの開度によって調整される。また、ドクターブレー
ドで掃引する方法、リバースローラーコーター法など通
常の厚塗り方法を使用することも可能である。最も好ま
しい方法は押し出しダイより溶液をエンドレスの金属ベ
ルト支持体上に流延する方法である。
れる支持体としては、中心線平均表面粗さ(Ra)が
1.0〜3.0nmでかつ最大長50μm以上、最大深
さ5μm以上の傷がない特性を有する鏡面研磨したもの
を用いるのが好ましいことが判明した。
より平坦になる場合にはフィルム等の剥離性が十分に得
られなくなり、逆に支持体表面が粗面になる場合には、
当該支持体表面の荒れに起因するフィルム等の表面の荒
れが起こり、フィルム等の表面の荒れが所望の程度を越
えることになって望ましくない。
的は、フィルム等の形態を変化させることなく短時間に
多量の溶媒を蒸発させることにある。急激に溶媒を蒸発
させると膜状物の表面から発泡したり、フィルム等が変
形を受けて厚み斑が悪化するなど好ましくない現象(こ
のような現象をレベリング不良という)を呈するので、
乾燥温度、風量など乾燥速度を制御する要因には細心の
注意を払う必要がある。
よりも下かあるいはそれよりあまり高くない温度で乾燥
し、ある程度溶媒が揮散した後、乾燥温度を上昇させ
て、最終的に平均溶媒濃度が10〜30重量%以下にな
るまでに加熱乾燥を行ない、支持体より半乾燥のフィル
ム等を剥ぎ取る。剥ぎ取り時のフィルム等の温度は15
℃〜5℃になるように支持体の温度を調節して制御す
る。
持体より剥離する。以下、図1、図2および図3を併用
して説明する。図2は、ノズルをローラーに巻き掛けら
れたフィルムの面上に設置し、吸引または吹き出しによ
って気流を作りフィルム面上の溶媒蒸気量(濃度)を低
下させる場合の例を示している。
体からフィルムを剥離する直前の工程に設置し、吸引ま
たは吹き出しによって気流を作りフィルム面上の溶媒蒸
気量(濃度)を低下させる場合の例を示している。
フィルムは、図1を見て左方向に移動し、所定の溶媒濃
度になるまで乾燥され、かつその間に図1には示されて
いない機構により方向を反転させ、引き取りローラー4
の近傍で支持体2の表面より剥離される。剥離された直
後のフィルムは3で表示してある。
に巻き掛け、ついで搬送ローラー5,6,7、および8
に巻き掛け、ダンサーローラー9を介して、更に、搬送
ローラー10を介して、後乾燥工程へフィルムを搬送す
る。この搬送ローラー5,6,7、8,ダンサーローラ
ー9、搬送ローラー10を総称して「搬送ローラー群」
と言う。
は、支持体から剥離された直後のフィルムが次のような
現象を起こし、カールとローラー上の滑りによるスクラ
ッチを起こすため製膜工程上ならびにフィルムの品質上
(表面欠点)で問題を起こすからである。
ィルムは前記の如く、溶媒含有量の表裏差が著しく大で
ある。すなわち、支持体に接触していてある程度乾燥さ
れた面は、反支持体面よりも著しく溶媒含有量が大であ
る。この結果フィルム3は支持体から剥離された後は急
激に溶媒が蒸発し収縮する。このため支持体に接触して
いた面を内側にしてフィルムがカールする現象とフィル
ムが幅方向収縮(走行方向とは直角に)を起こす。この
カール現象や幅収縮現象を小さく抑えて、フィルムの走
行(搬送)をスムースに行うためにはフィルムのフリー
スパン(ローラー間のフィルム非接触長さ)を極力小さ
くして溶媒を蒸発させる必要がある。用いる搬送ローラ
ーの数は4〜5本用いるのが好ましいが、必要な本数は
剥ぎ取り直後のフィルムの平均溶媒濃度とその後のフィ
ルムの傷付き難さで決まるので調整する。
程のフィルムにかかる張力を一定に制御して、前後の工
程の急激な張力変動を抑えるためのものである。ローラ
ー8と10とはダンサーローラー9の入り口、出口を保
持するためのものである。ローラー10は後乾燥工程の
入口のローラーの役割も担っている。
5〜10は低張力でフィルムを搬送できるように、極力
弱い力で回転する自由回転ローラーかまたはテンデンシ
ーローラーとする。通常この張力はダンサーローラーを
介してフィルムに掛けるが、2〜15Kg/1m幅フィ
ルムの程度である。
00〜150mm、ローラー5から10は150〜20
0mmとするのがローラーの設備上、製膜上好ましい。
ローラーは必要に応じて熱媒により内部から温度を制御
することもできる。
の距離について、支持体2と引き取りローラー4との間
においては5mm以下、好ましくは3mm以下とする。
これを大きくすると支持体から剥離直後のフィルムの端
部がカールを起こし易くなる問題がある。また、また引
き取りローラー4を経たフィルムをローラー5,6,
7、および8の搬送ローラー群に通すが、この際にもこ
れらローラー間の距離を小さくして極力フィルムのカー
ルとローラー上での滑りを抑えてフィルムを走行させる
のが良い。ローラー4と搬送ローラー5との間の距離は
50mm以下とするのがよい。これを大きくしすぎると
フィルム端部のカールが起こりローラー接触時に端部の
折れ曲がりが起こることがある。以降のローラー6,
7,8の間の距離も50mm以下とするのが好ましい、
これらのローラー間の距離はフィルムのカールの状況と
スクラッチ等表面欠点の発生状況とを見ながら経験的に
決めることができる。
ック溶射により表面処理したものを用いるのが良い。通
常は金属ローラー表面に公知のフッ素樹脂を塗布した
り、フッ素樹脂の膜を付与したり、公知の方法によって
形成することができる。またセラミック溶射の場合には
金属ローラー表面に公知の溶射材料を公知の方法で溶射
したものを用いることができる。
孔があいている場合が多いために水分が浸透して母材が
腐食され、ローラー表面に微細な凹凸状の表面欠陥を生
じることがあるので、高分子樹脂などを含浸させるなど
していわゆる封孔処理を施す方が好ましい。この問題の
解決法の一つとして溶射材料の粒度をより微細にして、
かつ粒度分布を極めて小さくした、セラミック溶射表面
がこのましい。このような材料の表面も本願発明に適用
することができる。
明では、その表面粗さ(Ra)が0.05〜0.5μm
であるように制御したものを用いる。Raがこの範囲外
である場合、0.05μmより平坦であるとフィルムが
このローラー表面に粘着を起こし引き取り張力に斑を生
じて、フィルムの厚み斑が悪くなるいわゆる横段斑を生
じる原因となり得る。一方、0.5μmよりも粗いとフ
ィルム表面にスクラッチを生じ易くなるので好ましくな
い。ローラー表面粗さRaのより好ましい範囲は0.1
0〜0.35μmである。ローラーの表面粗さの調整は
各種の砥石や研磨テープ等研磨材を用いて実施すること
ができる。
たは吹き出しノズル11はフィルム表面に比較的高濃度
で存在する溶媒の蒸気を除去して、フィルムの硬度を上
げフィルム表面がローラー表面に接触する場合に各種の
表面欠点が生じないようにするためのものである。図3
においてノズル11は蒸気の吸引口が数個ならんで蒸気
の除去効率を高めるようにしたものである。ノズル11
は吹き出し口として用いることもできるが、雰囲気の汚
染防止の点から吸引してフィルム面上に気体を流すよう
にして用いる方が好ましい。
お、本願発明はこの実施例によって制限を受けるもので
はない。
ィルムの表面欠点は次のようにして評価した。後乾燥後
のフィルムの幅方向について、中央部と両端部とにおい
て10cm×10cmの面積をサンプリングして、フィ
ルム表面にアルミニウムを真空蒸着した。これを微分干
渉顕微鏡にて観察し表面欠点の有無を検出した。すなわ
ち、剥離傷、粘着傷、微小な押し傷、スクラッチならび
に転写物の有無を調べた。なお、サンプリングはフィル
ムの長手方向について10時間毎に実施した。また測定
は乾燥により溶媒を除去した後に行なった。
面粗さを表面粗さ計で測定した。測定にはTOKYO
SEIMITSU(株) Handysurf E−3
0Aを用いた。表面粗さは中心線平均表面粗さRaで表
示し、単位はμmを用いた。このRaは機械設計製図便
覧(大西清著、理工学社、第17〜56頁)に示される
値である。
度170℃、1時間の乾燥前後のフィルムについて重量
を測定し、その測定値から(溶媒量)/(乾燥前の溶媒
を含むフィルムの重量)x100%で表示した。なお、
サンプルは支持体より剥離した直後の膜状物を使用し
た。
(帝人化成(株)製の商品名「パンライト(登録商標)
グレードC−1400QJ」)、粘度平均分子量38,
000をエタノールとメチレンクロライドの混合溶媒
(エタノール1.5重量%、メチレンクロライド98.
5重量%)に溶解させ、18重量%の溶液を作成した。
(株)製のフィルター、商品名デプスカートリッジフィ
ルター、TCPD−05A、平均孔径0.5μm)に通
し内部異物を除去した。こうしてキャスト用の清浄な溶
液を作成した。次いで、溶液ならびに支持体の温度を1
5±0.5℃に調節して、乾燥後のフィルムの厚みが1
00μmになるように液膜の厚みを調節して支持体上に
溶液を流延した。溶液を塗布した支持体ごと25℃の雰
囲気温度にて3分間乾燥させた。次いで50℃の雰囲気
温度にて5分間更に乾燥させた。その後、10℃まで冷
却し、フィルムを支持体より剥ぎ取った。この時のフィ
ルム中の平均溶媒濃度は25重量%であった。
ーとしてその表面をフッ素樹脂(モノクロロトリフロロ
エチレン重合体)で被覆したものを用いた。また、ロー
ラー5〜10の表面も全てフッ素樹脂で被覆した。これ
らのローラ−の表面粗さRaは0.1μmであった。引
き取り張力はダンサーローラーに掛ける張力で制御し5
Kg/1mフィルム幅であった。
通膜し、ローラー10からピンテンター方式により後乾
燥工程にて更に乾燥させた。この時のローラー間の距離
は支持体とローラー4との間が3mm、ローラー4と搬
送ローラー5との間の距離が20mm、ローラー6から
8のローラー間の距離も20mmになるようにした。
し、その表面欠点を評価した。このフィルムには転写、
押し傷、スクラッチなどの表面欠点がなかった。このよ
うにして100時間の連続製膜を実施した。この間、約
10時間毎に間欠的に表面欠点を評価した。この際にも
表面欠点は発生しなかった。また、ローラー表面の汚れ
付着の有無もカドニカライトで照らし目視でチエックし
たが、汚れ物の付着はなかった。得られたフィルムは光
学用の芳香族ポリカーボネートフィルムとして表面欠点
の極めて少ない優れたものであった。
ローラー群の表面を全て硬質クロムメッキ(表面粗さR
a=0.04μm)とする以外は全て実施例1と同様に
して製膜を行った。支持体から剥離した直後のフィルム
の平均溶媒濃度は25重量%であった。この結果は、製
膜の初期では、引き取りローラー4でのフィルム粘着の
問題はなかったが、フィルム搬送ローラー5においてフ
ィルム表面がローラーに弱く粘着する現象を生じた、こ
れによって後乾燥後のフィルムには横段斑を生じた。ロ
ーラーの表面は数時間後に汚れ始め、経時的に汚れが蓄
積した。この際のフィルム剥離直後には微小な表面欠点
を多数生じた。
ローラー群の表面を全て酸化クロム溶射を行った以外は
全て実施例1と同様にして製膜を行った。酸化クロム溶
射表面の表面粗さRaは0.18μmであった。支持体
から剥離した直後のフィルムの平均溶媒濃度は25重量
%であった。後乾燥後のフィルムは厚み斑が小さく良好
で、表面欠点がなく、平坦で優れたものであった。ま
た、このローラーを用いて製膜を100時間実施した
が、表面欠点がなく光学用フィルムとして優れたものが
得られた。この時のローラー表面への異物の付着も認め
られなかった。
ローラー群の表面を全て酸化クロム溶射(表面粗さRa
=0.18μm)を行い、かつ、図2、図3に示した吸
引のノズルを用いかつ支持体から剥ぎ取り直後のフィル
ムの平均溶媒濃度は28.5重量%とする以外は全て実
施例1と同様にして製膜を行った。フィルムの反ローラ
ー面はノズル吸引によりその近傍に空気流を作り、フィ
ルム面から蒸発する溶媒を吸引除去した。これによって
フィルムからの溶媒の蒸散を促進させると同時にフィル
ムの表面近傍の溶媒濃度を下げある程度の表面硬度を上
げるための働きをする(図2、図3)。このフィルムに
は表面欠点がなく、平坦性に優れたものであり、光学用
途に適したものであった。
に優れ、剥離傷、粘着傷、スクラッチ等の無いフィルム
を製膜できた。本願発明は厚みの比較的厚いフィルムを
高速で製造する場合や、高分子樹脂で比較的乾燥させ難
い系で製膜する場合(高分子樹脂と溶解溶媒の組み合わ
せで決まる)に発生する、表面欠点を解消できる。
ラーおよび搬送ローラー群を示す概略図である。
の詳細の一例を示す。
の詳細の一例を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 熱可塑性高分子化合物の溶液を金属製の
支持体上に流延して、膜状物とした後、乾燥を行い、該
支持体上より剥取り、更に後乾燥を行う流延製膜方法で
あって、剥取時の当該膜状物中の平均溶媒濃度を10〜
30重量%、かつ剥離部分において支持体の表面温度を
15℃以下、5℃以上に保ち、該支持体より膜状物を剥
ぎ取る際の引き取りローラーのローラー表面が非粘着性
表面を持つ材料からなるものであることを特徴とする流
延製膜方法。 - 【請求項2】 引き取りローラーの後の搬送ローラー群
の内の少なくとも一つのローラー表面が非粘着性表面を
持つ材料からなるものであることを特徴とする請求項1
記載の流延製膜方法。 - 【請求項3】 引き取りローラーのローラー表面がフッ
素系の樹脂を含む材料からなるものであり、その中心線
平均表面粗さRaが0.5〜0.05μmの範囲にある
ことを特徴とする請求項1または2に記載の流延製膜方
法。 - 【請求項4】 引き取りローラーの後の搬送ローラー群
の内の少なくとも一つのローラー表面がフッ素系の樹脂
を含む材料からなるものであり、その中心線平均表面粗
さRaが0.5〜0.05μmの範囲にあることを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載の流延製膜方法。 - 【請求項5】 引き取りローラーのローラー表面がセラ
ミック溶射により表面処理されたものであり、その中心
線平均表面粗さRaが0.5〜0.05μmの範囲であ
ることを特徴とする請求項1または2に記載の流延製膜
方法。 - 【請求項6】 引き取りローラーの後の搬送ローラー群
の内の少なくとも一つのローラー表面がセラミック溶射
により表面処理されたものであり、その中心線平均表面
粗さRaが0.5〜0.05μmの範囲であることを特
徴とする請求項1,2,3または5のいずれかに記載の
流延製膜方法。 - 【請求項7】 引き取りローラーおよび引き取りローラ
ーの後の搬送ローラー群の内の少なくとも一つに巻き掛
けられる膜状物の表面近傍に、空気の吸引および/また
は吹き出しにより空気の流れを発生させることを特徴と
する請求項1〜6のいずれかに記載の流延製膜方法。 - 【請求項8】 フィルムを支持体から剥ぎ取る直前およ
び/または直後において、膜状物の表面近傍に空気の吸
引または/および吹き出しにより空気の流れを発生させ
ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の流
延製膜方法。
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