JPH0544280Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0544280Y2 JPH0544280Y2 JP1987027203U JP2720387U JPH0544280Y2 JP H0544280 Y2 JPH0544280 Y2 JP H0544280Y2 JP 1987027203 U JP1987027203 U JP 1987027203U JP 2720387 U JP2720387 U JP 2720387U JP H0544280 Y2 JPH0544280 Y2 JP H0544280Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- loading surface
- pallet
- sheet pallet
- cargo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pallets (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シートパレツトに関するものであつ
て、特にいわゆるプツシュフルフオークリフトに
より荷運びする際に好適に使用できるシートパレ
ツトに関するものである。 〔従来の技術〕 各種商品を箱詰あるいは袋詰したものを台にの
せ、プラテンと称する部材を装着したいわゆるプ
ツシユフルフオークリフトにより運搬することが
行なわれている。 これら箱詰(袋詰)商品を載置する台は、一般
にパレツトと称されシート状のものであつて、商
品を載置する部分と前記フオークリフトのグリツ
プにより把持又は挾持される部分である引張りタ
ブあるいは耳部などと称される把持部とを備えて
いる。 このパレツトを使用したフオークリフトによる
荷運び形態の一例は、荷物支持のためにパレツト
の引張りタブを把持しつつ荷物が載置されている
パレツトの下にプラテンを入れ、全体を持ち合げ
てフオークリフトにより荷運びを行ない、荷物と
パレツトをプラテンからおろす作業又はその後に
パレツトのみをタブを把持に引き抜く作業で、例
えば倉庫内で一般に行なわれている作業である。 このような作業において用いられるシートパレ
ツトは、従来紙製のものが使用されていたが、引
張りタブがちぎられる等の強度上の問題があつ
た。そのため熱可塑性樹脂のシートパレツトが一
般に使用されるようになつてきた。 この熱可塑性樹脂製シートパレツトは、軽量で
あり、簡便であり、薄肉に出来、安価でありしか
も強度的にも十分である。 この熱可塑性樹脂製シートパレツトに関しては
既に多くの発明や考案がなされている。例えば実
公昭55−16821号公報および実開昭58−38516号公
報には、シートパレツトの表面に凹凸又は突条機
的手段によつて設けて積載物の滑りを抑えたもの
が示されている。 しかし前記のような従来のシートパレツトは次
のような問題点があり必ずしも満足なものではな
い。 () 両面に凹凸る有するシートパレツトをシ
ートパレツト用パレタイザー機にかけた場合、
シートパレツト自体の荷重でパレツト同士がそ
の凹凸部においてかみ合い、1枚1枚分離する
ことができにくくなり、従つて使用することが
困難になることである。 () 表面に機械的もしくは物理的に凹凸や突
条を設けたシートパレツトでは、凹凸が大きい
からシートパレツトを引抜く時これら凹凸等の
ために積層袋等にピンホールが出来たり積載荷
物表面に印刷された印刷(特に印刷されたポリ
エチレン袋を使用した荷物例えば肥料袋等)が
はがれたりひどい場合は破袋する。 〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案は、上記のような従来例の有する欠点を
解消したシートパレツトを提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案のシートパレツトは、熱可塑性樹脂から
なるものであつて、前記問題点を解決するために
荷物積載面および非積載面に10点平均あらさが
20μ以上、80μ未満の凹凸を設け、更に荷物積載
面と非積載面とで互いにかみ合うことのないよう
に凹凸形状の大きさが異なるようにしたことを特
徴とするものである。これによつて本考案のシー
トパレツトは、シートパレツト同士が凹凸により
かみあうことなく従つてシートパレツトを容易に
分離し得る等の特徴を有している。 本考案のシートパレツトに用いられる熱可塑性
樹脂の例としては、オレフイン系重合体があげら
れその具体例としてはプロピレンの単重合体、プ
ロピレンとエチレンまたは炭素数が多くとも12個
の他のα−オレフインとのランダムまたはブロツ
ク共重合体などのプロピレン系共重合体、並びに
エチレンの単独重合体、エチレンとプロピレンと
の共重合体または炭素数が多くとも12個のα−オ
レフインとの共重合体などのエチレン系共重合
体、さらにはそれらをブレンドした組成物があげ
られる。 これら重合体がプロピレン重合体又はプロピレ
ン系共重合体物の場合、そのメルトフローインデ
イクスが0.01〜30g/10分のものが好ましく特に
0.02〜10g/10分のものが好適である。メルトフ
ローインデイクスが0.01g/10分未満の重合体を
使用すると成形性がよくない。又30g/10分を越
える重合体を用いると得られる成形物の機械的特
性が悪くなり好ましくない。 さらに重合体がエチレン重合体又はエチレン系
共重合体物の場合、そのメルトインデイクスが
0.01〜30g/10分のものが好ましく、特に0.02〜
10g/10分のものが好適である。メルトインデイ
クスが0.01g/10分未満の重合体を使用すると成
形性が悪く、又30g/10分を越えた実合体を用い
ると得られる成形物の機械的特性が低い。 本考案のシートパレツトは、前記のような熱可
塑性樹脂を材料としたシート状のものでその両面
(荷物積載面、非積載面)に凹凸を設けその凹凸
を前述のように10点平均あらさが20μ〜80μにし
たものである。この凹凸の平均あらさが80μ以上
になると、ポリエチレン製袋等で表印刷した袋に
対してシートセーブを行なうとシートパレツトの
凸部のために袋の印刷がはがれたり時には袋にピ
ンホールが発生するので使用できない。又平均あ
らさが20μ未満の場合、シートパレツト用パレタ
イザーにかけた時、シートパレツト同士が密着し
すぎるため一枚一枚に分離することが困難にな
る。 本考案のシートパレツトは、しぼ(凹凸)の深
さを前述の範囲内にするとともに、更に荷物積載
面と非積載面とのしぼが互いに噛み合わないよう
な互いに異なつた形状にしてある。例えば第1図
に示すようにシートパレツト1の積載面と非積載
面とてしぼ1a,1bの形状大きさが異なるよう
にしてある。つまり図面のように両面が噛み合う
ことがない。 又本考案のシートパレツトにおいて、荷物積載
面並びに非積載面の重クラフト紙やポリエチレン
フイルム(シート)に対する静止摩擦係数が0.2
以上0.5以下であることが好ましい。荷物積載面
の静止摩擦係数が0.50を越えるとクラフト紙でで
きた紙袋や肥料袋に代表されるポリエチレン袋や
ダンボール箱などの種々の積載荷物とシートパレ
ツトとのすべりが悪くシートパレツトを引抜くこ
とが困難か不可能になる。また静止摩擦係数が
0.20未満の場合、上記の紙や肥料袋やダンボール
箱などの種々の積載荷物を積載してフオークリフ
トで移動中荷ずれが発生しやすく好ましくない。
非積載面の静止摩擦係数が0.5を越えるとクラフ
ト紙にてできた紙袋や肥料袋に代表されるポリエ
チレン袋やダンボール箱など既に地面におかれた
種々の荷物とシートパレツトとの間のすべりが悪
化し、上下の荷物間からシートパレツトのみを引
抜くことが困難になる。また静止摩擦係数が0.20
未満の場合、肥料袋などを積載したシートパレツ
トをそのまま既に地面におかれた荷物上に2段、
3段と積み重ねた時、非積載面と下の段の荷物が
すべりやすく荷崩れしやすい。 更に本考案のシートパレツトにおいて、荷物積
載面と非積載面との重袋用クラフト紙に対する静
止摩擦係数の差が0.1未満であれば、シートパレ
ツトの表面と裏面を誤つて使用してもシートセー
ブすることが可能であるので望ましい。その差が
0.1以上であると誤つて使用した場合、シートセ
ーブすることが困難になり荷物を手で積みかえな
ければならず好ましくない。 又荷物積載面及び非積載面の凹凸形状はタブ部
に直角な方向とタブ部に平行な方向に関してそれ
ぞれ方向性がないのが良い。 例えば実開昭55−18452号、実開昭58−38516号
公報のもののように凹凸形状に方向性があると、
フオークリフト等により積載物を移動している時
に凹凸形状が並んでいる方向へ荷崩れを生じやす
い。 更に荷物積載面並びに非積載面の凹凸形状の凸
の部分の先端が第1図に示すように平坦か丸くな
つていることが重要である。上記の凸の部分の先
端をするどくした場合、パレタイザー機に対する
適性は大幅にアツプするがシートセーブした時に
袋にピンホールが発生し積載物表面の印刷がはが
れたりひどい時は破袋する。 以上述べた本考案のシートパレツトの厚さは例
えば0.5mm〜5mmである。 又本考案のシートパレツトに使用される熱可塑
性樹脂には、その機能を損わない範囲内で顔料や
安定剤や耐候剤などを添加することができるし、
剛性を向上させるなどの目的で通常フイラーと呼
ばれるものを配合してもよい。このフイラーは、
一般に合成樹脂やゴムの分野で汎用されているも
のを使用すればよい。これらフイラーとしては酸
素および水と反応しないか反応しにくいもので、
混練時および成形時に分解しないものが好まし
い。具体的にはアルミニウム、銅、鉄、鉛、ニツ
ケル等の金属、これらの金属やマグネシウム、バ
リウム、亜鉛、ジルコニウム、モリブデン、けい
素、アンチモン、チタンなどの酸化物、その水酸
化物、硫酸塩、炭酸塩、けい酸塩のような化合
物、これらの複塩ならびにこれらの混合物が考え
られる。 上記のフイラーのうち粉末状のものはその平均
粒径が30μ以下(好適には10μ以下)のものが好
ましい。また繊維状のものでは、その径が1〜
500μで長さが6mm以下のものが望ましい。さら
に平板状のものの場合は、平均粒径が30μ以下の
ものが好ましい。 以上のフイラーのうちでは、特に平板状(フレ
ーク状)のものおよび粉末状のものが好適であ
る。 〔実施例〕 次に本考案シートパレツトの実施例を図面にも
とづいて説明する。 第2図、第3図は夫々本考案のシートパレツト
の一実施例を示す図であつて、1はシートパレツ
トで全体として適宜の厚さのシート状をなし、荷
物を積載する載置部2とこの載置部2に対して上
方に曲げられているフオークリフトのグリツパー
により挾持される把持部3とを備えている。 これら実施例のシートパレツトは、プロピレン
系(共)重合体又はプロピレン系(共)重合体組
成物、さらにはエチレン系(共)重合体又はエチ
レン系(共)重合体組成物等の熱可塑性樹脂製
で、次に述べるような手段により両面に凹凸を設
けてある。そのうち荷物積載面は10点平均あらさ
が40μ、非積載面は10点平均あらさが80μで両者
は形状大きさが異なつている。一方、10点平均あ
らさの測定は、小坂研究所社製万能表面形状測定
器(SE−3C)を用い、あらさの平均はJIS−
BO601−1982にのつとり、10点平均あらさを用
いた。 上記実施例における凹凸の形成は、シート成形
時に用いられる冷却ロール中の少なくとも2本の
ロールにしぼロールを用いることによつてシート
の生産工程内で両面にしぼ(凹凸)を有するシー
トパレツトを得ることができる。 第5図、第6図は、シート成形時におけるしぼ
ロールの配置の一例を示す図である。これら図に
おいて10はシート成形用ダイス、11は非積載
面用しぼロール、12は荷物積載面用しぼロール
である。これら例のうち、第5図のものは、押出
機15により押出されダイス10より出たシート
は、しぼロール11,12により夫々非積載面、
積載面にしぼが同時に形成される。又第6図のも
のは、まずしぼロール11により非積載面にしぼ
が形成されその後しぼロール12により積載面に
しぼが形成されシートパレツト用のシート14が
形成される。ここで用いられる非積載面用しぼロ
ール11および積載面用しぼロール12の断面形
状は、夫々第7図、第8図に拡大して示す通りで
ある。これら図に示すように非積載面用しぼロー
ルは、しぼ深さが50μ、積載面用しぼロールはし
ぼの深さが95μであり、互いに嵌合関係にない形
状となつている。 又この実施例のシートパレツトは、その重袋用
クラフト紙に対する静止摩擦係数が荷物積載面の
場合0.40、非積載面の場合0.32である。 又この実施例の荷物積載面の静止摩擦係数は
0.40、非積載面の静止摩擦係数は0.32であつてそ
の差は0.08である。 第9図は、本実施例のシートパレツトの使用態
用の一例を示すもので、床4等の上にシートパレ
ツト1を介在させて荷物5を多数積み重ねたもの
である。更にその上に積み重ねる場合はシートパ
レツト1の把持部3を把持してシートパレツト1
の下部にフオークリフト6のプラテン7を入れて
荷物全体を持ち上げ、荷物5とシートパレツト1
を置き、プラテン7を引き抜く。 以上述べた実施例のシートパレツトで第4図に
おいてX=1100mm、Y=1100mm、Z=100mmの寸
法のものを実際にオートパレタイザーを用いての
テスト、フオークリフトを用いてのフオークリフ
ト移動中の荷崩れテスト等を行なつた結果を次の
表1に示してある。 又比較のために比較例を同じ表に示してある。
て、特にいわゆるプツシュフルフオークリフトに
より荷運びする際に好適に使用できるシートパレ
ツトに関するものである。 〔従来の技術〕 各種商品を箱詰あるいは袋詰したものを台にの
せ、プラテンと称する部材を装着したいわゆるプ
ツシユフルフオークリフトにより運搬することが
行なわれている。 これら箱詰(袋詰)商品を載置する台は、一般
にパレツトと称されシート状のものであつて、商
品を載置する部分と前記フオークリフトのグリツ
プにより把持又は挾持される部分である引張りタ
ブあるいは耳部などと称される把持部とを備えて
いる。 このパレツトを使用したフオークリフトによる
荷運び形態の一例は、荷物支持のためにパレツト
の引張りタブを把持しつつ荷物が載置されている
パレツトの下にプラテンを入れ、全体を持ち合げ
てフオークリフトにより荷運びを行ない、荷物と
パレツトをプラテンからおろす作業又はその後に
パレツトのみをタブを把持に引き抜く作業で、例
えば倉庫内で一般に行なわれている作業である。 このような作業において用いられるシートパレ
ツトは、従来紙製のものが使用されていたが、引
張りタブがちぎられる等の強度上の問題があつ
た。そのため熱可塑性樹脂のシートパレツトが一
般に使用されるようになつてきた。 この熱可塑性樹脂製シートパレツトは、軽量で
あり、簡便であり、薄肉に出来、安価でありしか
も強度的にも十分である。 この熱可塑性樹脂製シートパレツトに関しては
既に多くの発明や考案がなされている。例えば実
公昭55−16821号公報および実開昭58−38516号公
報には、シートパレツトの表面に凹凸又は突条機
的手段によつて設けて積載物の滑りを抑えたもの
が示されている。 しかし前記のような従来のシートパレツトは次
のような問題点があり必ずしも満足なものではな
い。 () 両面に凹凸る有するシートパレツトをシ
ートパレツト用パレタイザー機にかけた場合、
シートパレツト自体の荷重でパレツト同士がそ
の凹凸部においてかみ合い、1枚1枚分離する
ことができにくくなり、従つて使用することが
困難になることである。 () 表面に機械的もしくは物理的に凹凸や突
条を設けたシートパレツトでは、凹凸が大きい
からシートパレツトを引抜く時これら凹凸等の
ために積層袋等にピンホールが出来たり積載荷
物表面に印刷された印刷(特に印刷されたポリ
エチレン袋を使用した荷物例えば肥料袋等)が
はがれたりひどい場合は破袋する。 〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案は、上記のような従来例の有する欠点を
解消したシートパレツトを提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案のシートパレツトは、熱可塑性樹脂から
なるものであつて、前記問題点を解決するために
荷物積載面および非積載面に10点平均あらさが
20μ以上、80μ未満の凹凸を設け、更に荷物積載
面と非積載面とで互いにかみ合うことのないよう
に凹凸形状の大きさが異なるようにしたことを特
徴とするものである。これによつて本考案のシー
トパレツトは、シートパレツト同士が凹凸により
かみあうことなく従つてシートパレツトを容易に
分離し得る等の特徴を有している。 本考案のシートパレツトに用いられる熱可塑性
樹脂の例としては、オレフイン系重合体があげら
れその具体例としてはプロピレンの単重合体、プ
ロピレンとエチレンまたは炭素数が多くとも12個
の他のα−オレフインとのランダムまたはブロツ
ク共重合体などのプロピレン系共重合体、並びに
エチレンの単独重合体、エチレンとプロピレンと
の共重合体または炭素数が多くとも12個のα−オ
レフインとの共重合体などのエチレン系共重合
体、さらにはそれらをブレンドした組成物があげ
られる。 これら重合体がプロピレン重合体又はプロピレ
ン系共重合体物の場合、そのメルトフローインデ
イクスが0.01〜30g/10分のものが好ましく特に
0.02〜10g/10分のものが好適である。メルトフ
ローインデイクスが0.01g/10分未満の重合体を
使用すると成形性がよくない。又30g/10分を越
える重合体を用いると得られる成形物の機械的特
性が悪くなり好ましくない。 さらに重合体がエチレン重合体又はエチレン系
共重合体物の場合、そのメルトインデイクスが
0.01〜30g/10分のものが好ましく、特に0.02〜
10g/10分のものが好適である。メルトインデイ
クスが0.01g/10分未満の重合体を使用すると成
形性が悪く、又30g/10分を越えた実合体を用い
ると得られる成形物の機械的特性が低い。 本考案のシートパレツトは、前記のような熱可
塑性樹脂を材料としたシート状のものでその両面
(荷物積載面、非積載面)に凹凸を設けその凹凸
を前述のように10点平均あらさが20μ〜80μにし
たものである。この凹凸の平均あらさが80μ以上
になると、ポリエチレン製袋等で表印刷した袋に
対してシートセーブを行なうとシートパレツトの
凸部のために袋の印刷がはがれたり時には袋にピ
ンホールが発生するので使用できない。又平均あ
らさが20μ未満の場合、シートパレツト用パレタ
イザーにかけた時、シートパレツト同士が密着し
すぎるため一枚一枚に分離することが困難にな
る。 本考案のシートパレツトは、しぼ(凹凸)の深
さを前述の範囲内にするとともに、更に荷物積載
面と非積載面とのしぼが互いに噛み合わないよう
な互いに異なつた形状にしてある。例えば第1図
に示すようにシートパレツト1の積載面と非積載
面とてしぼ1a,1bの形状大きさが異なるよう
にしてある。つまり図面のように両面が噛み合う
ことがない。 又本考案のシートパレツトにおいて、荷物積載
面並びに非積載面の重クラフト紙やポリエチレン
フイルム(シート)に対する静止摩擦係数が0.2
以上0.5以下であることが好ましい。荷物積載面
の静止摩擦係数が0.50を越えるとクラフト紙でで
きた紙袋や肥料袋に代表されるポリエチレン袋や
ダンボール箱などの種々の積載荷物とシートパレ
ツトとのすべりが悪くシートパレツトを引抜くこ
とが困難か不可能になる。また静止摩擦係数が
0.20未満の場合、上記の紙や肥料袋やダンボール
箱などの種々の積載荷物を積載してフオークリフ
トで移動中荷ずれが発生しやすく好ましくない。
非積載面の静止摩擦係数が0.5を越えるとクラフ
ト紙にてできた紙袋や肥料袋に代表されるポリエ
チレン袋やダンボール箱など既に地面におかれた
種々の荷物とシートパレツトとの間のすべりが悪
化し、上下の荷物間からシートパレツトのみを引
抜くことが困難になる。また静止摩擦係数が0.20
未満の場合、肥料袋などを積載したシートパレツ
トをそのまま既に地面におかれた荷物上に2段、
3段と積み重ねた時、非積載面と下の段の荷物が
すべりやすく荷崩れしやすい。 更に本考案のシートパレツトにおいて、荷物積
載面と非積載面との重袋用クラフト紙に対する静
止摩擦係数の差が0.1未満であれば、シートパレ
ツトの表面と裏面を誤つて使用してもシートセー
ブすることが可能であるので望ましい。その差が
0.1以上であると誤つて使用した場合、シートセ
ーブすることが困難になり荷物を手で積みかえな
ければならず好ましくない。 又荷物積載面及び非積載面の凹凸形状はタブ部
に直角な方向とタブ部に平行な方向に関してそれ
ぞれ方向性がないのが良い。 例えば実開昭55−18452号、実開昭58−38516号
公報のもののように凹凸形状に方向性があると、
フオークリフト等により積載物を移動している時
に凹凸形状が並んでいる方向へ荷崩れを生じやす
い。 更に荷物積載面並びに非積載面の凹凸形状の凸
の部分の先端が第1図に示すように平坦か丸くな
つていることが重要である。上記の凸の部分の先
端をするどくした場合、パレタイザー機に対する
適性は大幅にアツプするがシートセーブした時に
袋にピンホールが発生し積載物表面の印刷がはが
れたりひどい時は破袋する。 以上述べた本考案のシートパレツトの厚さは例
えば0.5mm〜5mmである。 又本考案のシートパレツトに使用される熱可塑
性樹脂には、その機能を損わない範囲内で顔料や
安定剤や耐候剤などを添加することができるし、
剛性を向上させるなどの目的で通常フイラーと呼
ばれるものを配合してもよい。このフイラーは、
一般に合成樹脂やゴムの分野で汎用されているも
のを使用すればよい。これらフイラーとしては酸
素および水と反応しないか反応しにくいもので、
混練時および成形時に分解しないものが好まし
い。具体的にはアルミニウム、銅、鉄、鉛、ニツ
ケル等の金属、これらの金属やマグネシウム、バ
リウム、亜鉛、ジルコニウム、モリブデン、けい
素、アンチモン、チタンなどの酸化物、その水酸
化物、硫酸塩、炭酸塩、けい酸塩のような化合
物、これらの複塩ならびにこれらの混合物が考え
られる。 上記のフイラーのうち粉末状のものはその平均
粒径が30μ以下(好適には10μ以下)のものが好
ましい。また繊維状のものでは、その径が1〜
500μで長さが6mm以下のものが望ましい。さら
に平板状のものの場合は、平均粒径が30μ以下の
ものが好ましい。 以上のフイラーのうちでは、特に平板状(フレ
ーク状)のものおよび粉末状のものが好適であ
る。 〔実施例〕 次に本考案シートパレツトの実施例を図面にも
とづいて説明する。 第2図、第3図は夫々本考案のシートパレツト
の一実施例を示す図であつて、1はシートパレツ
トで全体として適宜の厚さのシート状をなし、荷
物を積載する載置部2とこの載置部2に対して上
方に曲げられているフオークリフトのグリツパー
により挾持される把持部3とを備えている。 これら実施例のシートパレツトは、プロピレン
系(共)重合体又はプロピレン系(共)重合体組
成物、さらにはエチレン系(共)重合体又はエチ
レン系(共)重合体組成物等の熱可塑性樹脂製
で、次に述べるような手段により両面に凹凸を設
けてある。そのうち荷物積載面は10点平均あらさ
が40μ、非積載面は10点平均あらさが80μで両者
は形状大きさが異なつている。一方、10点平均あ
らさの測定は、小坂研究所社製万能表面形状測定
器(SE−3C)を用い、あらさの平均はJIS−
BO601−1982にのつとり、10点平均あらさを用
いた。 上記実施例における凹凸の形成は、シート成形
時に用いられる冷却ロール中の少なくとも2本の
ロールにしぼロールを用いることによつてシート
の生産工程内で両面にしぼ(凹凸)を有するシー
トパレツトを得ることができる。 第5図、第6図は、シート成形時におけるしぼ
ロールの配置の一例を示す図である。これら図に
おいて10はシート成形用ダイス、11は非積載
面用しぼロール、12は荷物積載面用しぼロール
である。これら例のうち、第5図のものは、押出
機15により押出されダイス10より出たシート
は、しぼロール11,12により夫々非積載面、
積載面にしぼが同時に形成される。又第6図のも
のは、まずしぼロール11により非積載面にしぼ
が形成されその後しぼロール12により積載面に
しぼが形成されシートパレツト用のシート14が
形成される。ここで用いられる非積載面用しぼロ
ール11および積載面用しぼロール12の断面形
状は、夫々第7図、第8図に拡大して示す通りで
ある。これら図に示すように非積載面用しぼロー
ルは、しぼ深さが50μ、積載面用しぼロールはし
ぼの深さが95μであり、互いに嵌合関係にない形
状となつている。 又この実施例のシートパレツトは、その重袋用
クラフト紙に対する静止摩擦係数が荷物積載面の
場合0.40、非積載面の場合0.32である。 又この実施例の荷物積載面の静止摩擦係数は
0.40、非積載面の静止摩擦係数は0.32であつてそ
の差は0.08である。 第9図は、本実施例のシートパレツトの使用態
用の一例を示すもので、床4等の上にシートパレ
ツト1を介在させて荷物5を多数積み重ねたもの
である。更にその上に積み重ねる場合はシートパ
レツト1の把持部3を把持してシートパレツト1
の下部にフオークリフト6のプラテン7を入れて
荷物全体を持ち上げ、荷物5とシートパレツト1
を置き、プラテン7を引き抜く。 以上述べた実施例のシートパレツトで第4図に
おいてX=1100mm、Y=1100mm、Z=100mmの寸
法のものを実際にオートパレタイザーを用いての
テスト、フオークリフトを用いてのフオークリフ
ト移動中の荷崩れテスト等を行なつた結果を次の
表1に示してある。 又比較のために比較例を同じ表に示してある。
【表】
くことができなか
つた(×)
EVA(VA%7%) EVA0.2〓(積 EVA側
EVA側 肥料袋 袋とシートが粘着 ○
○ × −
載面) 0.64(−)
− しシートを引き抜
くことができなか
つた(×)
段ボール 段ボールとシート ○
○ × −
が粘着しシートを
引き抜くことがで
きなかつた(×)
くことができなか
つた(×)
EVA(VA%7%) EVA0.2〓(積 EVA側
EVA側 肥料袋 袋とシートが粘着 ○
○ × −
載面) 0.64(−)
− しシートを引き抜
くことができなか
つた(×)
段ボール 段ボールとシート ○
○ × −
が粘着しシートを
引き抜くことがで
きなかつた(×)
本考案のシートパレツトは、引抜き性が良好で
あり、紙袋などの荷との粘着性が防止され、また
紙袋などにピンホールが発生したり、破袋するこ
とがなく、ポリエチレン製肥料袋に代表される表
印刷をはがすことが少なく、フオークリフトでの
移動中にも荷崩れの発生が防止され、荷を積載し
たシートパレツトを2段、3段と積み重ねた場合
でも荷崩れの発生を防止でき、かつシートパレツ
ト用パレタイザー機にも使用し得るものである。
あり、紙袋などの荷との粘着性が防止され、また
紙袋などにピンホールが発生したり、破袋するこ
とがなく、ポリエチレン製肥料袋に代表される表
印刷をはがすことが少なく、フオークリフトでの
移動中にも荷崩れの発生が防止され、荷を積載し
たシートパレツトを2段、3段と積み重ねた場合
でも荷崩れの発生を防止でき、かつシートパレツ
ト用パレタイザー機にも使用し得るものである。
第1図は本考案のシートパレツトの断面形状を
示す図、第2図、第3図は夫々本考案の実施例の
斜視図、第4図は本考案の実施例の平面図、第5
図、第6図は夫々本考案のシートパレツトのシー
トの成形装置の構成を示す図、第7図は上記装置
で用いる非積載面用しぼロールの断面形状の展開
図、第8図は上記装置で用いる荷物積載面用しぼ
ロールの断面形状の展開図、第9図は本考案実施
例の使用態様の一例を示す図である。 1……シートパレツト、2……載置部、3……
把持部。
示す図、第2図、第3図は夫々本考案の実施例の
斜視図、第4図は本考案の実施例の平面図、第5
図、第6図は夫々本考案のシートパレツトのシー
トの成形装置の構成を示す図、第7図は上記装置
で用いる非積載面用しぼロールの断面形状の展開
図、第8図は上記装置で用いる荷物積載面用しぼ
ロールの断面形状の展開図、第9図は本考案実施
例の使用態様の一例を示す図である。 1……シートパレツト、2……載置部、3……
把持部。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂からなるシートパレツトにおい
て、該シートパレツトの荷物積載面および非積載
面に10点平均あらさが20μ以上、80μ未満の凹凸
が形成され、荷物積載面と非積載面とで互いにか
み合わないように凹凸の形状、大きさを異なるよ
うにしたことを特徴とするシートパレツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987027203U JPH0544280Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987027203U JPH0544280Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134922U JPS63134922U (ja) | 1988-09-05 |
| JPH0544280Y2 true JPH0544280Y2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=30829011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987027203U Expired - Lifetime JPH0544280Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544280Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6215141Y2 (ja) * | 1981-03-12 | 1987-04-17 | ||
| JPS60129335U (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-30 | 旭化成株式会社 | シ−トパレツト |
| JPH0737259B2 (ja) * | 1986-01-31 | 1995-04-26 | 日本石油化学株式会社 | 粉粒体の包装樹脂袋用シ−トパレツト |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP1987027203U patent/JPH0544280Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63134922U (ja) | 1988-09-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3850116A (en) | Slip pallet reinforced with fillers | |
| CA2374522C (en) | A stacking support for roll stock | |
| AU3633793A (en) | Method for packaging of bulk goods into a unit-load package and a unit-load package for bulk goods | |
| US3331501A (en) | Protective sleeve for bagged products | |
| US4142634A (en) | Layer separator for a container | |
| EP2925618B1 (en) | Stabilized load tray | |
| JPH0544280Y2 (ja) | ||
| EP0472923A2 (en) | Tier sheets and method for producing the same | |
| JPH0356514Y2 (ja) | ||
| JPH03197039A (ja) | 積重ね容器用分離複合シート | |
| JPS6354540B2 (ja) | ||
| JP3138091B2 (ja) | 重量物の梱包装置 | |
| US3850115A (en) | Slip pallet of expanded foam material | |
| JP3701328B2 (ja) | 包装用リボントレイ | |
| JP7481891B2 (ja) | 把持装置 | |
| JPH0646831Y2 (ja) | シ−トパレツト | |
| JPH0140845Y2 (ja) | ||
| JP2703859B2 (ja) | シートパレット | |
| JPH0318356Y2 (ja) | ||
| JPS6240905Y2 (ja) | ||
| JP7521913B2 (ja) | 梱包体及び梱包方法 | |
| EP1142796A1 (en) | Support provided with a number of stacked layers of plastic bags filled with butter | |
| JPH0356513Y2 (ja) | ||
| JP2549609Y2 (ja) | シート供給台 | |
| JP3263353B2 (ja) | シートパレットおよびその製造方法 |