JP2000296878A - 二重構造の容器 - Google Patents
二重構造の容器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 食品、日本酒などの飲物、錠剤などの医薬品
及び化学物質等を入れた容器を開封した後も当該製品の
味が落ちたり、腐敗したり、効果が落ちたりすることな
く一定の品質を保つことが出来る容器を提供すること。 【解決手段】外側の容器1と、該外側の容器1の内部に
一つ以上収納された伸縮性のある材質で製造された小型
の風船状の容器2と、からなる。
及び化学物質等を入れた容器を開封した後も当該製品の
味が落ちたり、腐敗したり、効果が落ちたりすることな
く一定の品質を保つことが出来る容器を提供すること。 【解決手段】外側の容器1と、該外側の容器1の内部に
一つ以上収納された伸縮性のある材質で製造された小型
の風船状の容器2と、からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に開封後、食
品、医薬品及び化学物質などの品質を保ちながら保存す
るための二重構造の容器に関するものである。
品、医薬品及び化学物質などの品質を保ちながら保存す
るための二重構造の容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ジャムなどの食品、日本酒などの飲み物
及び錠剤などの薬の容器として瓶または缶などが用いら
れている。長期保存に関しては開封しなければほとんど
問題がないが、開封後は開封前のように密封することが
ほとんど出来ないので日時の経過とともに味が落ちた
り、腐敗したり、効果が落ちたりする。これを避けるた
め、ミニ容器の使用が試みられているが、整理整頓、運
搬、使い易さ、又廃棄物として、さらに費用の点等で必
らずしも実用的でない。
及び錠剤などの薬の容器として瓶または缶などが用いら
れている。長期保存に関しては開封しなければほとんど
問題がないが、開封後は開封前のように密封することが
ほとんど出来ないので日時の経過とともに味が落ちた
り、腐敗したり、効果が落ちたりする。これを避けるた
め、ミニ容器の使用が試みられているが、整理整頓、運
搬、使い易さ、又廃棄物として、さらに費用の点等で必
らずしも実用的でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、食
品、日本酒などの飲み物及び錠剤などの医薬品及び化学
物質を入れた容器を開封した後も当該製品の味が落ちた
り、腐敗したり、効果が落ちたりすることなく一定の品
質を保つことが出来る容器の提供を目的とするものであ
る。
品、日本酒などの飲み物及び錠剤などの医薬品及び化学
物質を入れた容器を開封した後も当該製品の味が落ちた
り、腐敗したり、効果が落ちたりすることなく一定の品
質を保つことが出来る容器の提供を目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の容器は、外側の容器と、該外側の容器の内
部に一つ以上収納された伸縮性のある材質で製造された
小型の風船状の容器とからなるものである。
め、本発明の容器は、外側の容器と、該外側の容器の内
部に一つ以上収納された伸縮性のある材質で製造された
小型の風船状の容器とからなるものである。
【0005】小型の風船状の容器の材質が、伸縮性のあ
る材質であることにより、開封後も容易に密封すること
が出来、さらに二重構造になっているのでより密封度が
高まり、そのため当該容器の内に入っている商品等の品
質を一定に保つことが出来るものである。
る材質であることにより、開封後も容易に密封すること
が出来、さらに二重構造になっているのでより密封度が
高まり、そのため当該容器の内に入っている商品等の品
質を一定に保つことが出来るものである。
【0006】小型の風船状の容器をさらに滅菌操作して
おくと当該容器の内に入っている商品等の細菌増殖がほ
とんどない、という効果を増大させることが出来るもの
である。
おくと当該容器の内に入っている商品等の細菌増殖がほ
とんどない、という効果を増大させることが出来るもの
である。
【0007】又小型の風船状の容器の大きさが1cm〜
10cm程度であることが密封度が高くなり、外気の出
入りがより少なくなるため、当該容器内の商品の品質等
を一定に保つのにより効果があるものである。
10cm程度であることが密封度が高くなり、外気の出
入りがより少なくなるため、当該容器内の商品の品質等
を一定に保つのにより効果があるものである。
【0008】さらに前記小型の風船状の容器の伸縮性の
ある材質がゴム又はポリスチレンラテックスであること
が好適である。
ある材質がゴム又はポリスチレンラテックスであること
が好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づいて説明する。図1は本発明の二重構造の容
器を示す図であり、外側の容器1の内部に複数の収納さ
れたゴム又はポリスチレンラテックスなどの伸縮性のあ
る材質で出来た小型の風船状の容器2を示している。
図面に基づいて説明する。図1は本発明の二重構造の容
器を示す図であり、外側の容器1の内部に複数の収納さ
れたゴム又はポリスチレンラテックスなどの伸縮性のあ
る材質で出来た小型の風船状の容器2を示している。
【0010】小型の風船状の容器2は、外側の容器1の
大きさ及び当該容器2に入れる食品等の大きさにより、
1cm〜10cm程度の範囲内で大きさを選択し、当該
容器の数も4つ、5つ、等と選択出来るものである。
大きさ及び当該容器2に入れる食品等の大きさにより、
1cm〜10cm程度の範囲内で大きさを選択し、当該
容器の数も4つ、5つ、等と選択出来るものである。
【0011】当該小型の風船状の容器2に入れる物は、
ジャム等の食品、日本酒などの飲み物、錠剤等の医薬
品、化学物質等である。
ジャム等の食品、日本酒などの飲み物、錠剤等の医薬
品、化学物質等である。
【0012】又当該小型の風船状の容器2はフオークや
楊枝等で容器に破壊された場合外側の容器1の内にその
まま入っても小さく縮んであまりじゃまにならないよう
に伸縮性のある材質、即ちゴム又はポリスチレンラテッ
クス等が良い。
楊枝等で容器に破壊された場合外側の容器1の内にその
まま入っても小さく縮んであまりじゃまにならないよう
に伸縮性のある材質、即ちゴム又はポリスチレンラテッ
クス等が良い。
【0013】さらに当該小型の風船状の容器2は、この
容器に入れた食品等の品質を保つ上で加熱して滅菌して
おくと良い。
容器に入れた食品等の品質を保つ上で加熱して滅菌して
おくと良い。
【0014】外側の容器1は瓶及び缶などの入れ物で現
在使用されている材質の物である。
在使用されている材質の物である。
【0015】本願発明の効果について実験をしたのでそ
の実験の結果を次に記載する。
の実験の結果を次に記載する。
【0016】[方法と材料]ジャムに関して、まゆ玉豆
腐に用いているゴムの小型の風船状の容器、ジャムの瓶
を用いて研究を行った。計3回研究を行ったが、実験方
法は共通している。市販のいちごジャム[第1回目(図
2)、第2回目(図3)]および自家製の梅ジャム[第
3回目(図4)]の瓶を開封し、ジャムをいくつかに小
分けし、一部はそのままジャムの瓶に入れて4℃で保存
し、別の一部を37℃(密封、非密封)で保存した。ま
た別の一部は滅菌、非滅菌した小型の風船状の容器に特
製注射器で注入し、注入口を縛った後、ジャムの瓶に入
れた。ジャムの瓶は密封か非密封にし、37℃で保存し
た。図に示した日数の経過後、外見、味を4人でブライ
ンドで判定した。また、最終検査日に検体のいくつかの
細菌学的検査を行った。ジャムの瓶の密封は、サランラ
ップでしっかりと行い、非密封のものはアルミホイルで
蓋をし、毎日これらを外気と交換した。滅菌保存の場合
は、操作は滅菌操作とし、それ以外のものもなるべく細
菌が混入しないようにした。瓶の大きさは高さ10cm
位、ジャム250g入りの瓶、小型の風船状の容器の直
径は約3cmとした。
腐に用いているゴムの小型の風船状の容器、ジャムの瓶
を用いて研究を行った。計3回研究を行ったが、実験方
法は共通している。市販のいちごジャム[第1回目(図
2)、第2回目(図3)]および自家製の梅ジャム[第
3回目(図4)]の瓶を開封し、ジャムをいくつかに小
分けし、一部はそのままジャムの瓶に入れて4℃で保存
し、別の一部を37℃(密封、非密封)で保存した。ま
た別の一部は滅菌、非滅菌した小型の風船状の容器に特
製注射器で注入し、注入口を縛った後、ジャムの瓶に入
れた。ジャムの瓶は密封か非密封にし、37℃で保存し
た。図に示した日数の経過後、外見、味を4人でブライ
ンドで判定した。また、最終検査日に検体のいくつかの
細菌学的検査を行った。ジャムの瓶の密封は、サランラ
ップでしっかりと行い、非密封のものはアルミホイルで
蓋をし、毎日これらを外気と交換した。滅菌保存の場合
は、操作は滅菌操作とし、それ以外のものもなるべく細
菌が混入しないようにした。瓶の大きさは高さ10cm
位、ジャム250g入りの瓶、小型の風船状の容器の直
径は約3cmとした。
【0017】[結果]結果は図2,図3,図4に示し
た。4℃の瓶保存は、最長16日でそれほど外見は変わ
らず味も落ちていないようなのでこれを対照とした。3
7℃で瓶のまま保存したものでは、外見はあまり変わら
ないが、味は少し落ちているものが多かった。細菌検査
では、特に自家製の梅ジャムの場合は、病原体菌も含め
かなり繁殖していた。小型の風船状の容器を用い二重構
造で保存したものについてであるが、非密封[第2回目
(図3)4、第3回目(図4)4]では、水分がとびジ
ャムが固くなってしまい、不可であった。密封[第2回
目(図3)3,第3回目(図4)3]の場合は、37℃
で保存したにもかかわらず、前記対照に比べ味はほとん
ど変わらなかった。なお、小型の風船状の容器を使って
も非滅菌の場合は、細菌増殖する可能性がある[第1回
目(図2)5]。
た。4℃の瓶保存は、最長16日でそれほど外見は変わ
らず味も落ちていないようなのでこれを対照とした。3
7℃で瓶のまま保存したものでは、外見はあまり変わら
ないが、味は少し落ちているものが多かった。細菌検査
では、特に自家製の梅ジャムの場合は、病原体菌も含め
かなり繁殖していた。小型の風船状の容器を用い二重構
造で保存したものについてであるが、非密封[第2回目
(図3)4、第3回目(図4)4]では、水分がとびジ
ャムが固くなってしまい、不可であった。密封[第2回
目(図3)3,第3回目(図4)3]の場合は、37℃
で保存したにもかかわらず、前記対照に比べ味はほとん
ど変わらなかった。なお、小型の風船状の容器を使って
も非滅菌の場合は、細菌増殖する可能性がある[第1回
目(図2)5]。
【0018】
【発明の効果】以上、まゆ玉豆腐に用いられているゴム
を小型の風船状の容器とし、外側の容器を瓶とする二重
構造保存により、37℃で保存し、毎日蓋を開封して
も、細菌の増殖も起こらず、外見も変わらず、味もほと
んど低下しないことが証明された。
を小型の風船状の容器とし、外側の容器を瓶とする二重
構造保存により、37℃で保存し、毎日蓋を開封して
も、細菌の増殖も起こらず、外見も変わらず、味もほと
んど低下しないことが証明された。
【図1】本発明の二重構造の容器を示す図である。
【図2】第1回目の実験結果を示す図である。
【図3】第2回目の実験結果を示す図である。
【図4】第3回目の実験結果を示す図である。
1 外側の容器 2 小型の風船状の容器
Claims (4)
- 【請求項1】 外側の容器(1)と、該外側の容器
(1)の内部に一つ以上収納された伸縮性のある材質で
製造された小型の風船状の容器(2)と、からなること
を特徴とする二重構造の容器。 - 【請求項2】 前記小型の風船状の容器の伸縮性のある
材質がゴム又はポリスチレンラテックスであることを特
徴とする請求項1記載の二重構造の容器。 - 【請求項3】 前記小型の風船状の容器の容器の大きさ
が1cm〜10cmであることを特徴とする請求項1又
は2記載の二重構造の容器。 - 【請求項4】 前記小型の風船状の容器が滅菌操作され
た容器であることを特徴とする請求項1、2又は3に記
載の二重構造の容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11102972A JP2000296878A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 二重構造の容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11102972A JP2000296878A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 二重構造の容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296878A true JP2000296878A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14341679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11102972A Pending JP2000296878A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 二重構造の容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000296878A (ja) |
-
1999
- 1999-04-09 JP JP11102972A patent/JP2000296878A/ja active Pending
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