JP2000296897A - 磁気テープカセット用収納ケース - Google Patents

磁気テープカセット用収納ケース

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JP2000296897A
JP2000296897A JP11104160A JP10416099A JP2000296897A JP 2000296897 A JP2000296897 A JP 2000296897A JP 11104160 A JP11104160 A JP 11104160A JP 10416099 A JP10416099 A JP 10416099A JP 2000296897 A JP2000296897 A JP 2000296897A
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JP
Japan
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cassette
reel
magnetic tape
lid
tape cassette
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JP11104160A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hiraguchi
和男 平口
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気テープカセットを誤挿入したときであって
も、リッドの変形を防止し、落下の際の衝撃に対する変
形も防止する。 【解決手段】平板部4には、テープリール110のハブ
115に係合するリール係止用リブ16a,16bと、
下ハーフ85のリッド91,97よりカセット後方の凹
部95に係合する凹部係止用リブ17とが形成されてお
り、前記凹部係止用リブ17は、その高さが前記リール
係止用リブ16a,16bの高さ以下に設定されてい
る。さらに、下リール112の基準リング112bと、
下ハーフ85の円形開口部87bとの間の距離をbと
し、ハブ115の係合穴Bとリール係止用リブ16aと
の間の距離をaとすると、a>bの関係が成り立ち、カ
セット両側面及びカセット後面と、これらの面と対向す
る収納部1の側壁部5との間の距離c並びに凹部95と
凹部係止用リブ17との間の距離cが等しく設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカセッ
トを収納する磁気テープカセット用収納ケース(以下、
単に「収納ケース」という。)に関する。さらに詳しく
は、磁気テープカセットを収納する収納部と、当該収納
部に被さる蓋部と、前記収納部及び前記蓋部を開閉可能
に連結するヒンジ部とを備えた収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】上述したような収納ケースは、収納する
磁気テープカセットの形態に応じて種々のものが提案さ
れている。以下、図8及び図9を参照して、従来の収納
ケースと放送局で使用されるデジタルビデオカセット
(DVC)の一例を説明する。
【0003】図8に示される収納ケース50は、図9に
示される磁気テープカセット81を収納する収納部1
と、当該収納部1に被さる蓋部2と、収納部1及び蓋部
2を回動自在に連結するヒンジ部3とを備えている。収
納部1は、第1平板部4と、当該第1平板部4の外周部
に一体成形された第1側壁部5と、第1平板部4のやや
後端よりに形成されたリール係止用リブ6a,6bと、
第1平板部4のやや前端部よりに形成された断面V字状
の開口部係止用リブ7とを備えている。そして、図9に
示された磁気テープカセット81を収納する場合、適正
に収納されると、図8に想像線で示されるように第1側
壁部5内に遊嵌された状態になる。
【0004】前記蓋部2は、第2平板部8と三方の外周
部に一体成形された第2側壁部9とを備えている。ヒン
ジ部3は、第3平板部10の両側にそれぞれ肉薄の溝1
0a,10bが形成されており、この溝10a,10b
により収納部1と蓋部2とを書籍のように閉じることが
できる。そして、収納ケース50を閉じたとき、第1側
壁部5と第2側壁部9とは互いに平行な状態で組み合わ
さる。
【0005】前記収納部1を構成する第1側壁部5の外
側には、第1平板部4の一部を張り出し状に形成した張
出部4aが設けられている。収納部1と蓋部2とを閉じ
た場合、収納部1の第1側壁部5の外側に蓋部2の第2
側壁部9が被さるようになるが、張出部4aを設けるこ
とにより、収納部1が蓋部2内にもぐり込むようなこと
はなく、収納ケース全体が一定の厚さに保たれる。
【0006】また、第1側壁部5の外側面には凹状の係
止部5aが形成され、加えて、第2側壁部9の内側面に
は、収納部1と蓋部2とを閉じたときに係止部5aに対
応する位置に係止突起9aが形成されている。したがっ
て、収納部1と蓋部2とを閉じ合わせた場合、係止部5
aに係止突起9aが係止され、収納部1と蓋部2との不
測の開動が防止される。
【0007】第1側壁部5には係合用凹部11a,11
bが形成され、また、第2側壁部9の内側面には、係合
用凹部の数と同数の位置決めリブ62a,62bが備え
られている。そして、収納ケースを閉じたとき、係合用
凹部11a,11bはそれぞれ位置決めリブ62b,6
2bと係合する。これらの係合により第1側壁部5及び
第2側壁部9は、両側壁部と平行方向には動くことがな
い。また、収納ケースを閉じる際に、まず係合用凹部1
1a,11b内に位置決めリブ62a,62bが挿入さ
れて部材間の位置決めがなされるので、係止突起9a,
9bと係止部5a,5bとが確実に係合できるようにな
り、したがって、蓋部2を適切な位置に位置決めするこ
とができる。
【0008】前記第1平板部4の内側面と前記第1側壁
部5の内側面との間には、複数の収納部側カセット保持
部材13が備えられている。同様に、第2平板部8の内
側面と第2側壁部9の内側面との間には、複数の蓋側カ
セット保持部材14が備えられている。これらカセット
保持部材13及び14により、収納ケース50に磁気テ
ープカセット81が収納され、収納ケース50が閉止さ
れたときに、磁気テープカセット81と、第1平板部4
及び第2平板部8、ならびに、第1側壁部5及び第2側
壁部9とが直接触れることは、通常はない。
【0009】次に、図9を参照して磁気テープカセット
81について説明する。なお、図9は磁気テープカセッ
ト81を底面側から見た斜視図であり、上ハーフ83が
下側になり、下ハーフ85が上側に図示されている。下
ハーフ85の2か所に円形開口部87a,87bが形成
され、磁気テープを巻回したテープリールの下リールに
形成された寸法の基準となる基準リング89a,89b
が露呈している。
【0010】磁気テープカセット81の前面側には、ア
ウターリッド91、トップリッド97及びインナーリッ
ド(図示せず)が回動自在に設けられ、VTR等に装着
された場合は、図9の矢印Aで示すように、アウターリ
ッド91が回動した後に磁気テープが引き出される。ま
た、アウターリッド91の内側のほぼ中央部には、上下
ハーフ83,85を切り欠くようにして凹状の前面開口
部93が形成されるとともに、この前面開口部93の一
端に略扇状の凹部としての段差部95が形成されてい
る。この段差部95は、トップリッド97よりカセット
後方に形成されている。
【0011】収納ケース50内に前記磁気テープカセッ
ト81を収納する場合、図6に想像線で示すように側壁
部5内に磁気テープカセット81を嵌め込み、前面開口
部93が開口部係止用リブ7に対向する向きにするとと
もに、テープリールのハブの中心に形成されている円形
の係合穴B内にリール係止用リブ6a,6bを挿入させ
て押し込むようにして、磁気テープカセット81が収納
ケース50に収納されるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記収
納ケース50の構成では、磁気テープカセット81の収
納の際、以下のような問題が生じることがあった。すな
わち、図10に示すように、磁気テープカセット81を
収納する際にカセット表裏を間違えて挿入したとき、開
口部係止用リブ7の開口係止部7aにトップリッド97
が押圧されてしまうことがあった。トップリッド97が
押圧されると、当該トップリッド97ひいては当該トッ
プリッド97に連結されるアウターリッド91及びイン
ナーリッド(図示略)が変形してしまう上、さらに無理
やり押圧してしまうと、これらリッドが損傷してしまう
ことがあった。これらリッドは磁気テープを覆って保護
する機能を有するため、リッドの変形等によって、磁気
テープを損傷する可能性があった。
【0013】また、図11に示すように、磁気テープカ
セット81を適性に挿入した状態であっても、その状態
で落下すると、テープリール110が移動してしまう。
すると、テープリール110のハブ115に形成された
係合穴Bにリール係止用リブ6a,6bが衝突し、当該
リール係止用リブ6a,6bに対して過大な負荷を及ぼ
す恐れがあった。このような過大な負荷が繰り返し作用
すると、場合によってはリール係止用リブがもげてしま
う。
【0014】本発明はかかる事情に鑑み、磁気テープカ
セットを誤挿入したときであっても、リッドの変形を防
止可能でありながら、落下の際の衝撃に対する変形をも
防止可能な収納ケースを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、磁
気テープカセットを収納する収納部と、当該収納部に被
さる蓋部と、前記収納部及び前記蓋部を開閉可能に連結
するヒンジ部とを備え、前記収容部が、平板部及び当該
平板部の外周部に設けられた側壁部とを有する磁気テー
プカセット用収納ケースにおいて、前記平板部には、テ
ープリールのハブの係合穴に係合するリール係止用リブ
と、下ハーフのリッドよりカセット後方に形成された凹
部に係合する凹部係止用リブとが形成されており、前記
凹部係止用リブは、その高さが前記リール係止用リブの
高さ以下に設定されており、前記テープリールを構成す
る下リールの基準リングと、当該基準リングの外周であ
って前記下ハーフに形成された円形開口部との間の距離
をbとし、前記ハブの係合穴と前記リール係止用リブと
の間の距離をaとすると、a>bの関係が成り立ち、カ
セット両側面及びカセット後面と、これらの面と対向す
る前記収納部の側壁部との間の距離c並びに前記凹部と
前記凹部係止用リブとの間の距離cが等しく設定されて
いることを特徴とする磁気テープカセット用収納ケース
を提供することによって達成される。
【0016】本発明の上記構成によれば、カセットを適
性に挿入したときに下ハーフの凹部に係合する凹部係止
用リブは、リッドよりカセット後方に形成されているの
で、カセット表裏を間違えて誤挿入したとき、磁気テー
プを覆うリッドと当接しない。したがって、ユーザーが
誤ってカセット表裏を間違えて収納ケースの収納部に挿
入しても、リッドと凹部係止用リブが当接しないので、
リッドの変形及び損傷を防止でき、磁気テープを保護で
きる。
【0017】さらに、凹部係止用リブの高さは、磁気テ
ープを巻回するリールのハブを係止するリール係止用リ
ブの高さ以下に設定されている。したがって、凹部係止
用リブの高さがそれほど高く設定されていないため、ユ
ーザーが表裏は正しいが誤って適性位置からカセット後
方にずれて収納ケースの収納部に挿入しても、リッド
(インナーリッド)の変形及び損傷が防止される。さら
には、カセット表裏を間違えた上、適性位置からカセッ
ト前後方向にずれて収納ケースの収納部に挿入しても、
リッド(トップリッド)の変形及び損傷が防止される。
【0018】また、下リールの基準リングと下ハーフに
形成された円形開口部との間の距離bが、ハブの係合穴
とリール係止用リブとの間の距離aより小さく設定され
ている。したがって、カセットを収納した状態の収納ケ
ースが落下しても、リール基準リングが下ハーフの円形
開口部の壁に最初に当接して衝撃を緩和できるので、リ
ール規制リブに過大な負荷が作用しない。
【0019】さらに、カセット両側面及びカセット後面
と、これらの面と対向する収納部の側壁部との間の距離
c並びに前記凹部と前記凹部係止用リブとの間の距離c
が等しいことで、収納ケースとカセットが接触する部分
の隙間は、等しい状態となる。したがって、振動時にか
かる負荷は均等となるので、収納ケースとカセットの擦
れによるキズや粉の発生を分散させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施形態にかかる磁気テープ用収納ケース20の斜視図
である。なお、従来の収納ケース50と同一の構成につ
いては、同一符号を付して説明するとともにその説明を
省略或いは簡略化する。
【0021】本第1実施形態の収納ケース20も合成樹
脂を一体成形したものであり、収納部1と蓋部2とをヒ
ンジ部3を介して連結した構成になっている。収納部1
は、第1平板部4とその外周部に一体に形成された側壁
部5、さらに第1平板部4の前端部寄りに形成した断面
V字状の凹部係止用リブ17と前記磁気テープカセット
81のリールハブに係合する一対のリール係止用リブ1
6a,16bとを有している。そして、従来例で示した
磁気テープカセット81を収納する場合、適性に収納さ
れると図1の想像線で示すように側壁部5内に遊嵌され
た状態になる。
【0022】ここで、前記凹部係止用リブ17について
説明する。凹部係止用リブ17は、図9に示した前面開
口部93には嵌入されず、段差部95に嵌入されるよう
になっている。したがって、凹部係止用リブ17の高さ
は、段差部95の深さと略同一寸法に設定されていると
ともに、その凹部係止用リブ17の側面の曲率も段差部
95の縁の曲率と略同一の曲率に設定されている。そし
て、図7に示した係合穴Bの深さは、段差部95の深さ
より深いので、凹部係止用リブ17の高さは、リール係
止用リブ16a,16bの高さ以下に設定されている。
また、前記凹部係止用リブ17は、トップリッド97よ
りカセット後方に形成されている。
【0023】本発明の収納ケース20に磁気テープカセ
ット51を収納する場合、図7に示す向きとは反対に前
面開口部93を下側にして、段差部95が凹部係止用リ
ブ17に対向する向きに、かつ、係合穴Bにリール係止
リブ16a,16bが対向する向きにして、磁気テープ
カセット81を側壁部5内に挿入する。
【0024】ここで、図2(a)に示すように、磁気テ
ープカセット81を表裏間違えて誤挿入したとき、さら
に蓋2を閉じることで磁気テープカセット81を押圧し
ても、凹部係止用リブ17がトップリッド97以上カセ
ット後方に形成されているので、図2(b)に示すよう
にトップリッド97と凹部係止用リブ17が当接しな
い。したがって、トップリッド97の変形及び損傷を防
止できるので、それに連結するアウターリッド及びイン
ナーリッドの変形及び損傷も防止でき、磁気テープを確
実に保護できる。
【0025】また、従来と比較してリブに開口係止部が
形成されておらず、凹部係止用リブ17の高さは低く設
定されているため、ユーザーが磁気テープカセット81
をカセット後方、すなわちB方向(図2(a)に示す)
にずらして収納部1に挿入しても、図10で示したよう
なリブ7の高さが高いことに起因する無理な押圧力がか
からない。したがって、トップリッド97の変形及び損
傷が防止される。なお、表裏は正しいが、誤ってB方向
にずれて収納ケース20の収納部1に挿入しても、凹部
係止用リブ17の高さが低く設定されているので、トッ
プリッド97の内側面に連結されたインナーリッドにリ
ブの高さに起因する無理な押圧力が作用せず、当該イン
ナーリッドの変形及び損傷が防止される。
【0026】次に、本発明の他の特徴的構成について説
明する。図3は磁気テープカセットを収納ケースに適性
に収納した状態を示す図であり、図4は図3の収納ケー
スをP方向から見た図である。図3に示すように、テー
プリール111を構成する下リール112の基準リング
112bと下ハーフ85に形成された円形開口部87b
との間の距離は、bに設定されている。また、ハブ11
5の係合穴Bとリール係止用リブ16aとの間の距離
は、aに設定されている。これら距離aとbの関係は、
a>bが成り立つようになっている。このような寸法関
係に設定すると、収納ケースが落下しても、まず、リー
ル基準リング112bが下ハーフ85の円形開口部87
bの壁に衝突する。そして、衝突による衝撃を緩和した
後、ハブ115の係合穴Bによる荷重がリール規制リブ
16aに作用することになるので、過大な負荷が作用し
ない。
【0027】また、カセット後面とこの面と対向する収
納部1の側壁部5との距離は、cに設定されており、カ
セットの前記段差部95と前記凹部係止用リブ17との
間の距離も同じく、cに設定されている。さらには、図
4に示すように、カセット両側面と、この面と対向する
収納部1の側壁部5との間の距離も、cに設定されてい
る。すなわち、収納ケースとカセットが接触する部分の
隙間は、等しく設定されている。したがって、振動時に
かかる負荷は均等となるので、収納ケースとカセットの
擦れによるキズや粉の発生を分散させることができる。
【0028】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図5は本発明の第2実施形態にかかるベータカム
用の収納ケース41の斜視図であり、図6はベータカム
用の磁気テープカセット100の裏面図である。
【0029】図5に示す収納ケース41は、図6に示す
磁気テープカセット100を収納する収納部43と蓋部
45、さらにヒンジ部47とを備えている。収納部43
は、平板部51とその外周部に一体に形成された側壁部
53、さらに平板部51のやや後端寄りに形成したリー
ル係止用リブ55a,55bとやや前端寄りに形成した
凹部係止用リブ57とを備えている。そして、磁気テー
プカセット100を収納する場合、適性に収納されると
図5の想像線で示すように側壁部53内に遊嵌された状
態になる。
【0030】ここで、前記凹部係止用リブ57について
説明する。凹部係止用リブ57は、平板状からなり、図
6に示した凹部である前面開口部103に嵌入されるよ
うになっている。この凹部係止用リブ57の高さは、リ
ール係止用リブ55a,55bの高さ以下に設定されて
いるとともに、前面開口部103の平坦部103pに沿
ってその側面が形成されている。また、前記凹部係止用
リブ57は、リッドよりカセット後方に形成されてお
り、カセット表裏を間違えて誤挿入したとき、一枚式の
リッド107と当接しない位置に設定されている。した
がって、本第2実施形態によっても、リッド107の変
形及び損傷を防止できるので、磁気テープを確実に保護
できる。
【0031】図7に、第2実施形態の変形例を示す。第
2実施形態と凹部係止用リブ67以外の構成は同一の構
成からなるのでその説明を省略する。図7に示すよう
に、変形例の特徴的構成である凹部係止用リブ67は、
平板部67bと曲面部67aとからなり、図6に示した
前面開口部103に嵌入されるようになっている。この
凹部係止用リブ67の高さは、リール係止用リブ55
a,55bの高さ以下に設定されているとともに、前面
開口部103の平坦部103pに沿った側面を平板部6
7bが有し、かつ、曲面部103cに沿った側面を曲面
部67aが有している。また、前記凹部係止用リブ67
は、カセット表裏を間違えて誤挿入したとき、一枚式の
リッド107と当接しない位置に設定されている。した
がって、本変形例によっても、リッド107の変形及び
損傷を防止できるので、磁気テープを確実に保護でき
る。
【0032】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は、上述した実施形態に限定されることなく適宜変
更が可能である。例えば、DVC及びベータカム以外の
磁気テープカセットにもその凹部係止用リブの形状を適
宜変更することで適用可能であり、さらには、上述した
ような寸法関係を設定することも当然可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の磁気テープカセッ
ト用収納ケースは、以下(1)〜(4)のような構成及
び効果を有する。 (1) 平板部に、テープリールのハブに係合するリー
ル係止用リブと、下ハーフのリッドよりカセット後方に
形成された凹部に係合する凹部係止用リブとが形成され
ている。したがって、ユーザーが誤ってカセット表裏を
間違えて収納ケースの収納部に挿入しても、リッドと凹
部係止用リブが当接しないので、リッドの変形及び損傷
を防止でき、磁気テープを保護できる。 (2) 前記凹部係止用リブは、その高さが前記リール
係止用リブの高さ以下に設定されている。したがって、
凹部係止用リブの高さがそれほど高く設定されていない
ため、ユーザーが表裏は正しいが誤って適性位置からカ
セット後方にずれて収納ケースの収納部に挿入しても、
リッド(インナーリッド)の変形及び損傷が防止され
る。さらには、カセット表裏を間違えた上、適性位置か
らカセット前後方向にずれて収納ケースの収納部に挿入
しても、リッド(トップリッド)の変形及び損傷が防止
される。 (3) テープリールを構成する下リールの基準リング
と、当該基準リングの外周であって下ハーフに形成され
た円形開口部との間の距離をbとし、ハブの係合穴とリ
ール係止用リブとの間の距離をaとすると、a>bの関
係が成り立つ。したがって、カセットを収納したケース
が落下しても、リール基準リングが下ハーフの円形開口
部の壁に最初に当接して衝撃を緩和できるので、リール
規制リブに過大な負荷が作用しない。 (4) カセット両側面及びカセット後面と、これらの
面と対向する収納部の側壁部との間の距離c並びに前記
凹部と前記凹部係止用リブとの間の距離cが等しく設定
されている。したがって、振動時にかかる負荷は均等と
なるので、収納ケースとカセットの擦れによるキズや粉
の発生を分散させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる磁気テープカセ
ット用収納ケースの斜視図である。
【図2】(a)は磁気テープカセット81を表裏間違え
て誤挿入したときの状態を示し、(b)は(a)からさ
らに蓋を閉めたときの状態である。
【図3】磁気テープカセットを収納ケースに適性に収納
した状態を示す図である。
【図4】図3の収納ケースをP方向から見た図である。
【図5】本発明の第2実施形態にかかる磁気テープカセ
ット用収納ケースの斜視図である。
【図6】ベータカム用の磁気テープカセットの裏面図で
ある。
【図7】第2実施形態の磁気テープカセット用収納ケー
スの変形例である。
【図8】従来の磁気テープカセット用収納ケースの一例
を示す斜視図である。
【図9】DVCの斜視図である。
【図10】収納部に磁気テープカセットを表裏逆に収納
した状態の側面図である。
【図11】収納部に磁気テープカセットを適正に挿入し
た状態の図である。
【符号の説明】
1,43 収容部 2,45 蓋部 3,47 ヒンジ部 4 第1平板部 5 第1側壁部 6a,6b,16a,16b,55a,55b リール
係止用リブ 17,57 凹部係止用リブ 20,41 磁気テープカセット用収納ケース 87b 円形開口部 95 段部 110 テープリール 112b 基準リング 115 ハブ B 係合穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープカセットを収納する収納部
    と、当該収納部に被さる蓋部と、前記収納部及び前記蓋
    部を開閉可能に連結するヒンジ部とを備え、 前記収容部が、平板部及び当該平板部の外周部に設けら
    れた側壁部とを有する磁気テープカセット用収納ケース
    において、 前記平板部には、テープリールのハブの係合穴に係合す
    るリール係止用リブと、下ハーフのリッドよりカセット
    後方に形成された凹部に係合する凹部係止用リブとが形
    成されており、 前記凹部係止用リブは、その高さが前記リール係止用リ
    ブの高さ以下に設定されており、 前記テープリールを構成する下リールの基準リングと、
    当該基準リングの外周であって前記下ハーフに形成され
    た円形開口部との間の距離をbとし、前記ハブの係合穴
    と前記リール係止用リブとの間の距離をaとすると、a
    >bの関係が成り立ち、 カセット両側面及びカセット後面と、これらの面と対向
    する前記収納部の側壁部との間の距離c並びに前記凹部
    と前記凹部係止用リブとの間の距離cが等しく設定され
    ていることを特徴とする磁気テープカセット用収納ケー
    ス。
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