JP2000297411A - 構造物の架設方法、架設装置および橋梁の架設方法 - Google Patents

構造物の架設方法、架設装置および橋梁の架設方法

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JP2000297411A
JP2000297411A JP11105952A JP10595299A JP2000297411A JP 2000297411 A JP2000297411 A JP 2000297411A JP 11105952 A JP11105952 A JP 11105952A JP 10595299 A JP10595299 A JP 10595299A JP 2000297411 A JP2000297411 A JP 2000297411A
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erection
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ballast
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Kazuyoshi Kihara
一禎 木原
Koichi Inoue
幸一 井上
Norihiro Tsumaru
徳宏 津丸
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 橋梁を安定的に曳航でき、架設費用および架
設時間を節減する。 【解決手段】 橋梁10の両側に2隻のバージ101を
配置すると共に、このバージ101間に断面三角形の長
尺な受け台102を2本渡し、丁度、その受け台102
が橋桁11直下で弦材12の上方を貫通するようにす
る。この受け台102はその中央部分頂部で橋桁11を
支持する。橋梁10はバージ101によってその橋桁1
1が岸壁Gと略同位置または少し高い位置に保持された
まま、タグボートにより架設現場に曳航される。かかる
状態でバラストタンク内にバラスト水を注入しながらバ
ージ101を潜行させ、橋桁11を岸壁Gに据え付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、橋梁、人工島、
空港などの浮力を利用した構造物を安定的に曳航し、そ
の架設費用および架設時間ともに節減が可能な構造物の
架設方法、架設装置および橋梁の架設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に「橋梁」とは、海、河川、海峡な
どの地形的な障害を越えて中空に架設される構築物をい
う。橋梁の多くは架設地点ではなく工場生産され、輸送
可能な大きさならそのまま現場に輸送され、輸送困難な
場合には分割状態で輸送される。通常、橋梁は現地条件
に沿った単品製作の場合が多いため、その架設工法も橋
ごとに異なるものになるが、従来から知られている主立
った架設工法といえば、自走式クレーンによるもの、ケ
ーブルクレーンによるもの、フローティングクレーンに
よるもの、トラベルクレーンによるもの、支保工による
ものなどが挙げられる。
【0003】また、近年では、港湾などの沿岸域におい
て海水の浮力を利用した橋梁、人工島、空港などの構造
物を建設する事例が多くなっており、これらの橋梁など
の構造に対しても、それぞれに適した架設工法が採用さ
れている。
【0004】図9は、従来の、浮力を利用した橋梁の架
設工法を示す説明図である。この橋梁10は、対向する
岸壁間に渡して上面に道路や鉄道を通した橋桁11と、
橋桁11に沿って水没状態で架設される弦材12と、弦
材12内部に設けられ橋桁11に浮力を与える浮力タン
ク13と、橋桁11と弦材12との間に設けてこれらを
連結・補強する補強材14とからなるラーメン構造であ
る。
【0005】この橋梁10は、工場生産してから現場に
輸送して架設することになるが、橋梁10それ自体では
浮力が足りないため、バージ900上に橋梁10を搭載
して輸送するようにする。バージ900には複数の受け
台901が設けられており、輸送時はこの受け台901
によって橋梁10を支持する。また、バージ900に
は、バラストタンクとバラストポンプおよびこのバラス
トポンプを駆動する動力源が装備されている(いずれも
図示省略)。
【0006】橋梁10は、図10に示すように、タグボ
ート902によって海上を曳航される。また、架設現場
においては橋桁11が岸壁Gよりもかなり高い位置に運
び込まれるため、岸壁Gに据え付ける際は、降下装置9
03を用いて橋梁10を岸壁Gまで降下させるようにす
る。具体的には、架設現場に輸送してきた橋梁10を降
下装置903に移し替え、バラストタンク内にバラスト
水を注入してバージ900を潜行し取り除く。その後、
降下装置903により橋梁10をゆっくりと降下させ、
橋桁11の両端を岸壁Gに着地させる。これにより、自
らの浮力と両岸壁Gへの設置により橋梁10を支持す
る。
【0007】図11は、従来の、浮力を利用した橋梁の
他の架設工法を示す説明図である。この橋梁20は、対
向する岸壁間に渡して上面に道路や鉄道を通した橋桁2
1と、橋桁21の下に設けられ内部に浮力タンク22を
設けた下部材23と、橋桁21と下部材23とを連結・
補強する複数の補強材24とからなるトラス構造であ
る。この橋梁20も、上記同様に工場生産してから現場
に輸送して架設することになるが、この橋梁20はそれ
自体である程度の浮力を得ることができるため、バージ
なしで海面に浮くことが可能である。
【0008】このため、図12に示すように、橋梁20
をそのままタグボート902で曳航して架設現場まで輸
送することになるが、浮力タンク22のみでは架設時に
必要な浮力が得られないため、橋桁21の両端が岸壁G
(現場基盤)よりも低く位置することになる。このた
め、架設時にクレーン船904を用いて吊り上げ、橋桁
21を岸壁Gに据え付けるようにする。これにより、自
らの浮力と両岸壁Gへの設置により橋梁20を支持する
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来における橋梁10の架設工法では、バージ900上に
橋梁10を搭載して曳航するので、重心位置が高くなり
安定性が悪くなるという問題点があった。また、降下装
置903を用いて橋梁10を据え付けるため、架設経費
が高くなると共に架設時間がかかるという問題点があっ
た。また、上記他の橋梁20の架設方法では、クレーン
船904を用いて橋梁20を吊り上げなくてはならない
ため、同じく、架設経費が高くなると共に架設時間がか
かるという問題点があった。
【0010】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、橋梁を安定的に曳航でき、架設費用および架設
時間を節減できる構造物の架設方法、架設装置および橋
梁の架設方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる構造物の架設方法は、橋梁、人
工島、空港その他の浮力を利用した構造物を、水上に浮
かべたバージにより、当該構造物の喫水が深くなり、か
つ、当該構造物の架設部分と現場基盤とが高さ方向で近
接するように支持し、この状態で当該構造物を架設現場
に曳航した後、据え付けるようにしたものである。
【0012】構造物の喫水が深くなるように支持すれ
ば、構造物の重心位置が低くなる。また、構造物の架設
部分と現場基盤とが高さ方向で近接するように支持して
架設現場まで曳航すると、現場基盤に架設する場合、構
造物の昇降調整量が少なくなるし、上記降下装置などが
不要になる。このため、構造物を容易に据え付けること
ができる。構造物を据え付けるときは前記バージを取り
除く。
【0013】また、請求項2にかかる構造物の架設方法
は、橋梁、人工島、空港その他の浮力を利用した構造物
を、バラストタンクを有すると共に水上に浮かべたバー
ジにより、当該構造物の喫水が深くなり、かつ、当該構
造物の架設部分と現場基盤とが高さ方向で近接するよう
に支持し、この状態で当該構造物を架設現場に曳航した
後、前記バージのバラスト量を調整することで構造物を
据え付けるようにしたものである。
【0014】構造物の架設部分と現場基盤とが高さ方向
で近接しているから、バージのバラスト量を調整するこ
とによって構造物を降下(あるいは、上昇させて降下)
させ、現地基盤に着地させる。すなわち、降下装置やク
レーン船などの設備を使用することなく、構造物を現地
基盤に据え付けることができる。
【0015】また、請求項3にかかる構造物の架設方法
は、上記構造物の架設方法において、前記構造物の架設
部分が現場基盤に対して高く位置するようにし、前記バ
ージを潜行させて構造物を据え付けるようにしたもので
ある。構造物の架設部分が現地基盤に対して高く位置し
ていると、バージを潜行させることで構造物を据え付け
ることができる。
【0016】また、請求項4にかかる構造物の架設装置
は、水上に浮かび、バラスト量を調整可能なバラストタ
ンクをそれぞれ有する複数隻のバージと、前記バージ間
に渡され、橋梁、人工島、空港その他の構造物を支持す
る受け台とからなり、上記構造物の架設方法に用いるも
のである。
【0017】また、請求項5にかかる橋梁の架設方法
は、水没することで浮力を与える部分を橋桁の下に設け
た橋梁に対し、その両側にバラストタンクを有するバー
ジを浮かべると共に橋桁の下面を支持する受け台をバー
ジ間に渡し、この状態で当該橋梁を架設現場に曳航した
後、前記バージのバラスト量を調整することで橋梁を据
え付けるようにしたものである。
【0018】水に浮いたバージに受け台を渡し、この受
け台で橋桁の下面を支持することで、橋梁の喫水を深く
することができる。また、橋桁の架設部分と現地基盤と
が高さ方向で近接することになる。構造物を架設現場に
曳航した後は、バージのバラスト量を調整することによ
って構造物を昇降調整し、現地基盤に据え付ける。
【0019】また、請求項6にかかる橋梁の架設方法
は、水没することで浮力を与える部分を橋桁の下に設け
た橋梁に対し、この橋桁の下側であって橋梁の略直行方
向にバラストタンクを有するバージを浮かべると共に、
このバージの上面に受け台を設け、この受け台により前
記橋桁の下面を支持し、この状態で当該橋梁を架設現場
に曳航した後、前記バージのバラスト量を調整すること
で橋梁を架設するようにしたものである。
【0020】上記同様、水に浮いたバージ上に受け台を
設け、この受け台で橋桁の下面を支持すると、橋梁の喫
水が深くなって構造物の重心位置が低くなる。また、橋
桁の架設部分と現地基盤とが高さ方向で近接することに
なる。構造物を架設現場に曳航した後は、バージのバラ
スト量を調整することによって構造物を昇降調整し、現
地基盤に据え付ける。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる構造物の
架設方法、架設装置および橋梁の架設方法につき、図面
を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態に
よりこの発明が限定されるものではない。
【0022】実施の形態1.図1および図2は、この発
明の実施の形態1にかかる橋梁の架設方法を示す説明図
である。なお、同図に示す橋梁は上記従来例のラーメン
構造にかかる橋梁10と同じであるので、その説明を省
略する。実施の形態1にかかる架設方法では、橋梁10
を橋桁11直下で支持して輸送し、バラスト量を調整す
ることで橋梁10を現場に架設する。
【0023】具体的には、橋梁10の両側に2隻のバー
ジ101を浮かべると共に、このバージ101間に断面
三角形の長尺な受け台102を2本渡し、その受け台1
02が橋桁11直下で弦材12の上方を貫通するように
する。このため、受け台102は、その中央部分頂部で
橋桁11を支持することになる。バージ101と受け台
102とは、タグボートによる曳航時に外れないように
仮固定しておく。
【0024】また、各バージ101には、それぞれバラ
ストタンク、バラストポンプおよびこのバラストポンプ
を駆動する動力源が装備されている(いずれも図示省
略)。橋梁10は、バージ101によってその橋桁11
が岸壁Gと略同位置または少し高い位置に保持されたま
ま、架設現場に運び込まれる。続いて、かかる状態でバ
ラストタンク内にバラスト水を注入しながらバージ10
1を潜行させ、橋桁11を岸壁Gに据え付ける。
【0025】以上のようにすれば、橋梁10の喫水を深
くできるから、それだけ重心位置が低くなり、橋梁10
の曳航を安定的に行うことができるようになる。また、
橋梁10を架設現場に輸送してきた際、橋桁11と岸壁
Gとが高さ方向で近接するため、橋梁10の降下量が少
なくて済む。このため、バージ101のバラスト量を調
整することによって橋梁10を据え付けることができる
から、架設費用と架設時間を節減することができる。
【0026】なお、上記構成においては受け台102を
2本にしているが、これに限定されるものではない。た
とえば、受け台102を3本以上用いるようにしても構
わない(図示省略)。また、受け台102による支持位
置に関しても橋梁10の形状に適宜対応して自由に設定
することができる。バージ101の数も上記では2隻に
しているがこれに限定されず、たとえば、バージ101
を4隻用いるようにしてもよい。この場合の具体例を図
3に示す。
【0027】同図(a)に示すように、バージ101を
橋梁10の片側につき2隻ずつ直列に並べ、対向するバ
ージ101間にそれぞれ2本の受け台102を渡すよう
にしてもよい。また、同図(b)に示すように、バージ
101を橋梁10の片側につき2隻ずつ並列に並べ、各
バージ101の組の間に2本の受け台102を渡すよう
にしてもよい。
【0028】さらに、上記実施の形態では受け台102
により橋桁11を直接支持しているが、これに限られる
ものではない。この発明では、実質的にバージ101が
橋桁11の直下付近、すなわち、橋梁10の喫水が深く
なり、かつ、橋桁11と岸壁Gとが高さ方向で近い位置
にあればよいのであるから、図4の(a)に示すよう
に、補強材14に支持部15を設け、この支持部15を
受け台102により支持するようにしてもよい。また、
受け台102を使わず、図4の(b)に示すように、バ
ージ101間に渡した梁103から弦材12をワイヤ1
04で吊るようにしてもよい。
【0029】実施の形態2.図5および図6は、この発
明の実施の形態2にかかる橋梁の架設方法を示す説明図
である。この実施の形態2の架設方法は、上記従来例に
示したトラス構造の橋梁20についてのものであり、こ
の橋梁20を実施の形態1と同様の方法により架設する
ようにしたものである。すなわち、橋梁20の両側にバ
ージ101を設置し、このバージ101間に受け台10
2を渡している。
【0030】また、受け台102は、橋桁21の直下で
補強材24のトラス構造内を貫通する。この場合も、受
け台102が橋桁21の直下を支持するようになる。こ
の橋梁20は、タグボートで曳航することにより海上輸
送され、架設現場に運び込まれる。かかる方法によれ
ば、現場に運び込んだ状態で既に岸壁Gと橋桁21との
高さ方向で近接しているから、バージ101のバラスト
量を調整することによって橋梁20を容易に据え付ける
ことができる。
【0031】なお、好ましくは、岸壁Gに対して橋桁2
1を多少高く位置させる方がよい。バラスト水を注入し
て橋梁20を降下させることで橋梁20を据え付けるこ
とができるからである。しかし、岸壁Gに対して橋桁2
1の方が低い位置にあっても、一旦、バラスト水を排出
して橋梁20を浮上させた後、架設位置に移動して再び
降下させれば済む。なお、この実施の形態2について
も、実施の形態1と同様の変形が可能である(図3およ
び図4参照)。
【0032】以上、この実施の形態2においても、橋梁
20の喫水を深くできるから、それだけ重心位置を低く
できる。このため、橋梁20の曳航を安定的に行うこと
ができる。また、橋梁20を架設現場に輸送した際、橋
桁21の位置が岸壁Gに近接するため、バージ101の
バラスト量を調整することで容易に据え付けることがで
きる。このため、架設費用と架設時間を節減することが
できる。
【0033】実施の形態3.図7および図8は、この発
明の実施の形態3にかかる橋梁の架設方法を示す説明図
である。なお、同図に示す橋梁10は、実施の形態1に
おいて示したものと同様であるため、その説明を省略す
る。
【0034】この実施の形態3にかかる架設方法では、
橋梁10の橋桁11の直下に2隻のバージ101を貫通
させて浮力を得ている。それらのバージ101はディス
タンス・バージ105により連結されている。また、各
バージ101の上面には受け台102がそれぞれ2本づ
つ設けられており、この受け台102の頂部によって橋
桁101下面が支持されている。この橋梁10は、タグ
ボートで曳航することにより海上輸送され、架設現場に
運び込まれる。
【0035】かかる方法によっても、現場に運び込んだ
状態で既に岸壁Gと橋桁11とが高さ方向で近接するか
ら、バージ101のバラスト量を調整することによって
橋梁10を容易に据え付けることができる。このため、
橋梁10の架設費用と架設時間を節減することができ
る。また、橋梁10の喫水を深くすることができるか
ら、それだけ橋梁10の重心位置を低くすることができ
る。このため、橋梁10の曳航を安定的に行うことがで
きる。
【0036】なお、実施の形態1と同様に、受け台10
2により補強材14を支持するようにしてもよい。ま
た、上記実施の形態1〜3では橋梁を例に挙げて説明し
たが、この架設方法は上記橋梁のみならず、浮力を用い
た構造物であれば広く適用することが可能である。たと
えば、人工島、空港、ヘリポート、海上家屋などに適用
することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
構造物の架設方法(請求項1)によれば、構造物の喫水
が深くなるように支持するので、構造物の重心位置が低
くなる。このため、構造物を安定的に曳航することがで
きる。また、構造物の架設部分と現場基盤とが高さ方向
で近接するように支持するので、構造物を容易に据え付
けることができる。このため、架設費用および架設時間
を節減することができる。
【0038】また、この発明にかかる構造物の架設方法
(請求項2)によれば、構造物の架設部分と現場基盤と
が高さ方向で近接するように支持し、バージのバラスト
量を調整して構造物を現地基盤に据え付けるようにした
から、構造物を容易に架設できる。このため、架設経費
および架設時間を節減することができる。また、構造物
の喫水が深くなるように支持するので、構造物の重心位
置が低くなる。このため、構造物を安定的に曳航するこ
とができる。
【0039】また、この発明にかかる構造物の架設方法
(請求項3)によれば、構造物の架設部分が現場基盤に
対して高く位置するようにし、バージを潜行させること
により構造物を据え付けるようにしたので、当該構造物
を容易に架設できる。このため、架設費用および架設時
間を節減することができる。
【0040】また、この発明にかかる構造物の架設装置
(請求項4)によれば、構造物を深く喫水できるから安
定的に曳航することができる。また、構造物の架設部分
と現地基盤とを高さ方向で近接させることができるの
で、構造物を容易に据え付けることができる。このた
め、架設費用および架設時間を節減することができる。
【0041】また、この発明にかかる橋梁の架設方法
(請求項5)によれば、バージ間に渡した受け台で橋桁
の下面を支持することで橋梁の喫水を深くしたので、橋
梁の重心が低くなる。このため、橋梁を安定的に曳航で
きる。また、橋桁の架設部分と現地基盤とが高さ方向で
近接することになるので、バラスト量の調整によって橋
梁を容易に据え付けることができる。このため、架設経
費および架設時間を節減できる。
【0042】また、この発明にかかる橋梁の架設方法
(請求項6)によれば、バージ上に設けた受け台で橋桁
の下面を支持することで橋梁の喫水を深くしたので、橋
梁の重心が低くなる。このため、橋梁を安定的に曳航で
きる。また、橋桁の架設部分と現地基盤とが高さ方向で
近接することになるので、バラスト量の調整によって橋
梁を容易に据え付けることができる。このため、架設経
費および架設時間を節減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる橋梁の架設方
法を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態1にかかる橋梁の架設方
法を示す説明図である。
【図3】図1に示した架設方法の変形例を示す説明図で
ある。
【図4】図1に示した架設方法の他の変形例を示す説明
図である。
【図5】この発明の実施の形態2にかかる橋梁の架設方
法を示す説明図である。
【図6】この発明の実施の形態2にかかる橋梁の架設方
法を示す説明図である。
【図7】この発明の実施の形態3にかかる橋梁の架設方
法を示す説明図である。
【図8】この発明の実施の形態3にかかる橋梁の架設方
法を示す説明図である。
【図9】従来における浮力を利用した橋梁の架設工法を
示す説明図である。
【図10】図9に示した橋梁の曳航状態を示す説明図で
ある。
【図11】従来における浮力を利用した橋梁の他の架設
工法を示す説明図である。
【図12】図11に示した橋梁の曳航状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
10,20 橋梁 11,21 橋桁 12 弦材 13 浮力タンク 14,24 補強材 15 支持部 101 バージ 102 受け台 103 梁 104 ワイヤ 105 ディスタンス・バージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津丸 徳宏 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内 Fターム(参考) 2D059 CC15 DD01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋梁、人工島、空港その他の浮力を利用
    した構造物を、水上に浮かべたバージにより、当該構造
    物の喫水が深くなり、かつ、当該構造物の架設部分と現
    場基盤とが高さ方向で近接するように支持し、この状態
    で当該構造物を架設現場に曳航した後、据え付けるよう
    にしたことを特徴とする構造物の架設方法。
  2. 【請求項2】 橋梁、人工島、空港その他の浮力を利用
    した構造物を、バラストタンクを有すると共に水上に浮
    かべたバージにより、当該構造物の喫水が深くなり、か
    つ、当該構造物の架設部分と現場基盤とが高さ方向で近
    接するように支持し、この状態で当該構造物を架設現場
    に曳航した後、前記バージのバラスト量を調整すること
    で構造物を据え付けるようにしたことを特徴とする構造
    物の架設方法。
  3. 【請求項3】 前記構造物の架設部分が現場基盤に対し
    て高く位置するようにし、前記バージを潜行させて構造
    物を据え付けるようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の構造物の架設方法。
  4. 【請求項4】 水上に浮かび、バラスト量を調整可能な
    バラストタンクをそれぞれ有する複数隻のバージと、 前記バージ間に渡され、橋梁、人工島、空港その他の構
    造物を支持する受け台と、 からなることを特徴とする構造物の架設装置。
  5. 【請求項5】 水没することで浮力を与える部分を橋桁
    の下に設けた橋梁に対し、その両側にバラストタンクを
    有するバージを浮かべると共に橋桁の下面を支持する受
    け台をバージ間に渡し、この状態で当該橋梁を架設現場
    に曳航した後、前記バージのバラスト量を調整すること
    で橋梁を据え付けるようにしたことを特徴とする橋梁の
    架設方法。
  6. 【請求項6】 水没することで浮力を与える部分を橋桁
    の下に設けた橋梁に対し、この橋桁の下側であって橋梁
    の略直行方向にバラストタンクを有するバージを浮かべ
    ると共に、このバージの上面に受け台を設け、この受け
    台により前記橋桁の下面を支持し、この状態で当該橋梁
    を架設現場に曳航した後、前記バージのバラスト量を調
    整することで橋梁を架設するようにしたことを特徴とす
    る橋梁の架設方法。
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