JP2000297826A - クラッチディスク - Google Patents

クラッチディスク

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JP2000297826A
JP2000297826A JP2000101614A JP2000101614A JP2000297826A JP 2000297826 A JP2000297826 A JP 2000297826A JP 2000101614 A JP2000101614 A JP 2000101614A JP 2000101614 A JP2000101614 A JP 2000101614A JP 2000297826 A JP2000297826 A JP 2000297826A
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friction facing
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facing support
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JP2000101614A
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Wolfgang Reik
ライク ヴォルフガング
Oliver Runge
ルンゲ オリヴァー
Hans-Dieter Elison
エリソン ハンス−ディーター
Karl-Ludwig Kimmig
キンミッヒ カール−ルートヴィッヒ
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LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
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LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
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    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16D2013/642Clutch-plates; Clutch-lamellae with resilient attachment of frictions rings or linings to their supporting discs or plates for allowing limited axial displacement of these rings or linings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D2069/004Profiled friction surfaces, e.g. grooves, dimples

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単にかつ廉価に製造可能となり、軸方向で
短縮された構造を可能にし、かつ申し分のない機能を保
証するクラッチディスクを提供する 【解決手段】 摩擦材料が摩擦フェーシング支持体3に
面状に結合されて、摩擦フェーシング支持体の両側に形
成された摩擦フェーシング6,6aが軸方向の複数の突
出部8,8aを形成するように成形されており、該突出
部の間に、周方向で見てそれぞれ谷部9,9aが形成さ
れており、摩擦フェーシング支持体の両側に形成された
前記突出部が、周方向で見て互いに相対的にずらされて
配置されていて、摩擦フェーシングが軸方向で緊締され
ると、摩擦フェーシング支持体の軸方向の弾性変形が行
われるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に自動車摩擦ク
ラッチと共に使用するためのクラッチディスクであっ
て、ハブと、該ハブに駆動結合され(駆動力が伝達され
るように結合され)かつ該ハブを環状に取り囲む少なく
とも1つの摩擦フェーシング支持体とが設けられてい
て、該摩擦フェーシング支持体の両側に、摩擦フェーシ
ングを形成する摩擦材料が設けられている形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】これまで大量生産されて使用されている
クラッチディスクでは、対応する摩擦クラッチの軟らか
い連結もしくは締結を可能にする目的で、いわゆる「フ
ェーシングばね弾性(Belagfederung)」
が設定されている。このフェーシングばね弾性は通常、
波形成形されたばねセグメントによって形成され、これ
らのばねセグメントは軸方向で2つの別個の摩擦リング
の間に設けられている。両摩擦リングはこの場合、リベ
ットを介してばねセグメントに結合されている。
【0003】このような公知の構成は比較的手間がかか
り、かつ高価である。さらに、この公知の構成は軸方向
の比較的大きな構成スペースを必要とする。さらに、多
数の構成部分が必要となることに基づき、つまり特にフ
ェーシング固定用のリベット、摩擦フェーシングおよび
ばねセグメントが必要となることに基づき、相応するク
ラッチディスクの組立てに極めて大きな手間がかかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のクラッチディスクを改良して、特に一層
簡単にかつ一層廉価に製造可能となるようなクラッチデ
ィスクを提供することである。さらに、本発明によるク
ラッチディスクは軸方向で短縮された構造を可能にし、
かつ申し分のない機能を保証することが望ましい。さら
に、摩擦クラッチの本発明による構成により、摩擦材料
の使用量が減じられることが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭で述べた形式のクラッチディ
スクにおいて、摩擦材料が摩擦フェーシング支持体に面
状に結合されて、摩擦フェーシング支持体の両側に形成
された摩擦フェーシングが軸方向の複数の突出部を形成
するように成形されており、該突出部の間に、周方向で
見てそれぞれ谷部もしくは引込み部もしくは空隙が形成
されており、摩擦フェーシング支持体の両側に形成され
た前記突出部が、周方向で見て互いに相対的にずらされ
て配置されていて、摩擦フェーシングが軸方向で緊締さ
れると、摩擦フェーシング支持体の軸方向の弾性変形が
行われるようにした。
【0006】
【発明の効果】すなわち、摩擦フェーシング支持体と摩
擦フェーシング材料とから成る摩擦ユニットの本発明に
よる構成では、摩擦ユニットの軸方向の緊締時に、摩擦
フェーシングも、摩擦フェーシング支持体の、摩擦フェ
ーシングを支持する範囲も、弾性変形させられるように
なっている。
【0007】摩擦フェーシングは有利には摩擦フェーシ
ング支持体と接着することができる。しかし、多くの使
用事例にとっては、摩擦材料が摩擦フェーシング支持体
に加圧被着もしくはプレス被着される(aufpres
sen)ことも有利になり得る。このことはつまり、摩
擦フェーシングが直接に摩擦フェーシング支持体上に成
形されることを意味する。すなわち、このような構成で
は、摩擦フェーシングが別個の構成部分として前製作さ
れない。加圧被着もしくはプレス被着はホットプレス法
によって行われると有利である。
【0008】クラッチディスクの組立ておよび機能のた
めには、摩擦フェーシング支持体が、リングディスク状
に形成されていて、少なくともほぼ平らな環状の範囲を
有しており、該環状の範囲に摩擦フェーシングが設けら
れていると、特に有利になり得る。この環状の範囲は一
貫して延びるリング範囲、つまり中断されていないリン
グ範囲を形成していると有利である。しかし、かなりの
使用事例にとっては、リング範囲が周方向で見て個々の
セクタに分割されていても有利になり得る。リング範囲
はセクタ状に形成された複数の構成部分によって構成さ
れていてもよい。
【0009】摩擦材料が摩擦フェーシング支持体にプレ
ス被着される場合には、摩擦フェーシング支持体が、摩
擦フェーシングを形成する摩擦材料を摩擦フェーシング
支持体に特に形状接続的に、つまり嵌合に基づく係合に
より固定することを可能にする複数の開口および/また
は突出部および/または別の成形部を有していると、特
に有利になり得る。
【0010】摩擦フェーシング支持体が、別の構成部分
に枢着するための複数の固定用範囲を有していると有利
になり得る。これらの固定用範囲は、たとえば半径方向
のブラケットにより形成されていてよい。これらの半径
方向のブラケットは、摩擦フェーシング支持体の内周面
および/または摩擦フェーシング支持体の外周面に一体
成形されていてよい。これらの半径方向のブラケットは
少なくとも所定の個所において、摩擦フェーシング支持
体の、摩擦フェーシングを支持する範囲の弾性変形を可
能にするために比較的小さく形成された周方向の延在長
さを有していてよい。半径方向のブラケットはこの場
合、摩擦フェーシング支持体の、摩擦フェーシングを支
持する平らな環状の範囲を起点として、まず小さな周方
向延在長さを有する区分を有していてよく、そしてこの
区分が、周方向に延びる広幅の区分もしくはベース範囲
に移行している。これらの半径方向のブラケットは、別
の支持構成部分との結合を可能にする切欠きを有してい
ると有利である。これらの切欠きはこの場合、ブラケッ
トの拡幅された範囲に設けられていると有利である。
【0011】摩擦フェーシング支持体の両側に被着され
た摩擦材料が、環状の摩擦フェーシングを形成してお
り、該摩擦フェーシングが、周方向で見て波形の表面お
よび/または段付けされた表面を形成していると、特に
有利になり得る。しかし、摩擦フェーシング支持体の両
側で、摩擦フェーシングもしくはこれらの摩擦フェーシ
ングを形成する摩擦材料を、周方向で互いに間隔を置い
て配置されたフェーシングパッドが形成されるように摩
擦フェーシング支持体に被着させることも有利になり得
る。
【0012】摩擦フェーシングパッドもしくはプラック
状に形成された摩擦フェーシング区分は、摩擦フェーシ
ング支持体の両側で互いに関して、摩擦フェーシング支
持体の一方の側に設けられたフェーシングパッドが、摩
擦フェーシング支持体の他方の側に設けられたそれぞれ
2つのフェーシングパッドの間に存在する隙間もしくは
空隙の範囲にそれぞれ少なくとも大体において配置され
るように配置されていてよい。摩擦フェーシング支持体
の両側に設けられたフェーシングパッドの周方向の延在
長さは、これらのフェーシングパッドが周方向で部分的
に重なり合うように互いに調和されていてよい。
【0013】摩擦フェーシング支持体の両側に設けられ
たフェーシングパッドの周方向の延在長さは、摩擦フェ
ーシング支持体の一方の側に設けられたフェーシングパ
ッドが、該フェーシングパッドにそれぞれ摩擦フェーシ
ング支持体の他方の側で背中合わせに位置する、各2つ
のフェーシングパッドの間の隙間(もしくは引込み部)
よりも小さな延在長さを有するか、または最大でも該隙
間に等しい大きさの延在長さを有するように互いに調和
されていてもよい。
【0014】本発明の別の実施態様では、摩擦フェーシ
ング支持体の両側に設けられたフェーシングパッドの周
方向の延在長さは、摩擦フェーシング支持体の一方の側
に設けられたフェーシングパッドが、該フェーシングパ
ッドにそれぞれ摩擦フェーシング支持体の他方の側で背
中合わせに位置する、各2つのフェーシングパッドの間
の隙間よりも大きな延在長さを有するように互いに調和
されていてよい。
【0015】摩擦フェーシング支持体はばね鋼から製造
されると有利である。ばね鋼の厚さはこの場合、0.2
〜1.2mm、有利には0.25〜0.6mmであって
よい。本発明によるクラッチディスクの機能のために
は、摩擦フェーシング支持体は、クラッチディスクと協
働する摩擦クラッチの最大押圧力に関して、この摩擦フ
ェーシング支持体が0.2〜1.2mmのオーダ、有利
には0.4〜0.7mmのオーダの軸方向のばね弾性を
保証するように形成されていると、特に有利になり得
る。
【0016】既に新しい状態において摩擦フェーシング
の良好な摩擦特性を保証するためには、露出している表
面が、たとえば研削またはブラスト加工、たとえばサン
ドブラストによって少なくとも部分的に加工されると、
特に有利になり得る。摩擦面のこのような処理は、特に
摩擦材料を摩擦フェーシング支持体にプレス被着させる
ことにより形成された摩擦フェーシングにおいて有利と
なる。摩擦フェーシングの表面の部分的な処理は、少な
くとも表面の、クラッチプレッシャプレートまたはカウ
ンタプレッシャプレートと摩擦係合する範囲において行
われると望ましい。
【0017】本発明によるクラッチディスクの機能に関
する別の利点も、構造に関する別の利点も、以下に説明
する実施例に記載されている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0019】図1〜図4に示したクラッチディスク1
は、入力部分2を有しており、この入力部分2は摩擦フ
ェーシング支持体3に結合されていて、ねじり振動ダン
パ4を介して出力部分5と駆動結合されるように、つま
り出力部分5と、駆動力が伝達されるように連結されて
いる。
【0020】クラッチディスク1の図示の原理的な構造
は単に例として役立つものであるに過ぎない。しかし、
本発明により構成・配置され、そして本発明による作用
を生ぜしめる摩擦フェーシング(Reibbelag)
は、構造に関して、2つのプレートの間での緊締のため
の摩擦フェーシングを有する任意に形成されたクラッチ
ディスクにおいて使用することができる。このようなク
ラッチディスクは、たとえばドイツ連邦共和国特許出願
公開第19753557号明細書に基づき公知である。
本発明により構成・配置された摩擦フェーシングならび
にこの摩擦フェーシングを支持する構成部分は、特にね
じり振動ダンパを有していない「剛性的な」クラッチデ
ィスクにおいても使用することができる。このような剛
性的なクラッチディスクは、たとえばドイツ連邦共和国
特許出願公開第19505620号明細書に基づき公知
である。
【0021】摩擦フェーシング支持体3の両側に配置さ
れた摩擦フェーシング6,6aは、摩擦フェーシング支
持体3に面状にもしくは全面で結合されている。このよ
うな結合は、摩擦フェーシング6,6aを摩擦フェーシ
ング支持体3と接着するか、または摩擦フェーシング支
持体3にプレス被着させる(aufpressen)こ
とにより行うことができる。乾燥した形または湿った形
で提供され得るフェーシングコンパウンドもしくはフェ
ーシング混合物のプレス被着は、たとえばドイツ連邦共
和国特許出願公開第4431642号明細書、ドイツ連
邦共和国特許出願公開第19626688号明細書、ド
イツ連邦共和国特許出願公開第19650451号明細
書およびドイツ連邦共和国特許出願公開第197122
03号明細書に記載されているようにして行うことがで
きる。プレス被着された摩擦フェーシング6,6aの結
合もしくは付着を改良するためには、摩擦フェーシング
支持体3が表面粗さを有していて、かつ/または複数の
成形部を備えていてよい。このような成形部は、たとえ
ば軸方向の切欠き、側方の屈曲成形部、エンボス成形部
の導入もしくは軸方向の隆起部の導入により形成されて
いてよい。摩擦フェーシング支持体3が軸方向の切欠き
を有している場合には、摩擦フェーシング支持体3の両
側に被着された摩擦フェーシング6,6aは摩擦材料ブ
リッジもしくは結合を介して互いに固く結合され得る。
【0022】摩擦フェーシングを形成する摩擦材料コン
パウンドは、摩擦フェーシング6,6aの弾性変形を可
能にする組成を有していなければならない。これにより
一方では、摩擦フェーシングコンパウンドに亀裂が発生
しかつ/または摩擦フェーシング6,6aが摩擦フェー
シング支持体3から剥離する、つまり摩擦フェーシング
支持体3と摩擦フェーシング6,6aとの間の結合が破
壊されることが阻止されることが望ましい。
【0023】すなわち、摩擦フェーシング支持体3と摩
擦フェーシング6,6aとにより形成された摩擦ユニッ
ト7の製造プロセスにおいて、摩擦フェーシング支持体
3を摩擦フェーシング6,6aに固く結合するために、
付加的な保持エレメントもしくは固定エレメント、たと
えばリベットは必要とされない。したがって、クラッチ
ディスクの組立てに関して、摩擦フェーシング支持体3
と摩擦フェーシング6,6aとは、唯一つの構成部品し
か形成しない。この構成部品は次いでクラッチディスク
1の入力部分2と組み付けられるだけでよい。このため
にはリベット結合部2aを使用することができる。
【0024】多くの使用事例にとっては、摩擦フェーシ
ング支持体3が半径方向内側で、場合によってはクラッ
チディスク1の出力ハブ5aにねじり剛性的に結合され
ていてよい入力部分2もしくはトルク伝達部分をも形成
するように摩擦フェーシング支持体3が形成されている
と有利になり得る。
【0025】穏やかな始動および変速機切換(ギアシフ
ト)を行うために必要となるフェーシングばね弾性を保
証するために、図1〜図4に示した実施例では、摩擦フ
ェーシング6,6aが、軸方向の複数の突出部8,8a
を形成するように形成されている。これらの突出部8,
8aの間には、谷部9,9aもしくは引込み部9,9a
が設けられており、この場合、これによって摩擦フェー
シング支持体3の両側に形成された軸方向のプロファイ
リング(Profilierung)もしくは摩擦面構
造体は互いに関して、摩擦フェーシング6,6aの軸方
向の緊締時に、図4に示したように摩擦フェーシング支
持体3の軸方向の弾性変形が生ぜしめられるように配置
されている。すなわち、摩擦ユニット7がたとえばフラ
イホイールの摩擦面と、クラッチの押圧プレートもしく
はプレッシャプレートの摩擦面との間に緊締されると、
パッド状もしくはプラック(plaque)状に形成さ
れた突出部もしくは摩擦フェーシング区分8,8aの摩
擦面10,10aの凸面状の構成もしくは湾曲させられ
た構成に基づく摩擦面10,10aもしくは摩擦フェー
シング6,6aの軸方向の非扁平性もしくは凹凸性が減
じられる。
【0026】摩擦フェーシング支持体3は、図1〜図4
から判るように、リングディスク状の構成部材11とし
て形成されていると有利である。この構成部材11はそ
れ自体周方向で閉じられていると有利である、つまり周
方向で一貫して延びていると有利である。
【0027】しかし、構成部材11の環状の範囲12が
細長い切欠きまたは溝を有していて、これらの切欠きま
たは溝が、少なくとも環状の範囲12の軸方向の変形時
にこの環状の範囲12の内部でのある程度の応力低減も
しくはある程度の応力補償を可能にするようになってい
ても有利になり得る。この場合、これらの切欠きは真っ
直ぐに延びているか、湾曲させられて延びているか、ま
たはジグザグ状もしくは蛇行線状に延びていてよい。図
5には、このような切欠きの幾つかの実施例が破線によ
り示されており、この場合、各切欠きはそれぞれ符号1
20,121,122,123,124,125,12
6で示されている。
【0028】特に図3および図4から判るように、パッ
ド状もしくはプラック状に形成された摩擦フェーシング
区分8,8aは半径方向に延びる溝13を備えている。
この溝13は周方向で見て各摩擦フェーシング区分8,
8aの真ん中に設けられている。これらの溝13は、有
利には摩擦フェーシング支持体3への摩擦材料のプレス
被着過程において成形され得る。しかし、これらの溝1
3を機械的に、たとえばフライス削りもしくはソーイン
グ(鋸引き)により形成することもできる。また、摩擦
フェーシング6,6aもしくはこれらの摩擦フェーシン
グ6,6aを形成するプラック状の摩擦フェーシング区
分8,8aは、半径方向、斜めの方向または周方向に延
びる別種の溝パターンを有していてもよい。特に、摩擦
フェーシング区分8,8aに多数の溝を設けることがで
きるので、その場合、これらの溝は個々の範囲に分割さ
れている。摩擦フェーシング区分8,8aに複数の溝も
しくは引込み部を設けることにより、摩擦フェーシング
区分8,8aの変形能力を改善することができる。これ
により、摩擦フェーシング区分8,8aにおける亀裂お
よび/または摩擦フェーシング支持体3からの摩擦フェ
ーシング区分8,8aの剥離を回避することができる
か、もしくはより大きな軸方向変形、ひいては増大され
た摩擦フェーシングばね弾性を可能にすることができ
る。溝13は単に摩擦フェーシング区分8,8aの摩擦
フェーシング厚さの部分範囲にわたってのみ延びていて
よい。しかし、溝13を摩擦フェーシング支持体3の薄
板にまで達するように形成することも可能である。
【0029】摩擦フェーシング支持体3は半径方向内側
に半径方向のブラケット14を有しており、これらのブ
ラケット14は入力部分2のディスク状の支持部分15
に摩擦ユニット7を固定するために働く。ブラケット1
4の範囲には、リベット締結部もしくはリベット結合部
2aが設けられている。
【0030】特に図3および図4から判るように、摩擦
フェーシング支持体3の両側に設けられた、プラック状
に形成された摩擦フェーシング区分8,8aは摩擦フェ
ーシング支持体3の周方向で見て、互いに隣接したそれ
ぞれ2つの摩擦フェーシング区分8,8aの間に設けら
れた間隙もしくは引込み部9,9aの範囲に、摩擦材料
が存在しないように設けられかつ形成されている。しか
し、かなりの使用事例にとっては、これらの間隙もしく
は引込み部9,9aにより形成された隙間15の範囲
に、同じくある程度の厚さの摩擦材料が存在していても
有利になり得る。図1から判るように、図示の実施例で
は、周方向で互いに隣接したそれぞれ2つの摩擦フェー
シング区分8,8aの間の隙間15がくさび状に形成さ
れている。しかし、隙間15の側縁部もしくは面が互い
に平行に延びているか、または互いに別の角度を成して
延びていてもよい。パッド状の摩擦フェーシング区分
8,8aは円形または楕円形に形成されていてもよい。
摩擦フェーシング区分8,8aの周方向での延在長さ1
6は、図1〜図4に示した実施例では、摩擦フェーシン
グ支持体3の両側に配置された摩擦フェーシング区分
8,8aが、規定の寸法17だけ互いに重畳するか、も
しくは重なり合うように設定されている。すなわち、1
つの摩擦フェーシング区分8,8aの周方向の延在長さ
16は、それぞれ摩擦フェーシング支持体3の他方の側
で背中合わせに位置する、周方向で互いに隣接したそれ
ぞれ2つの摩擦フェーシング区分8;8aの間の隙間
(もしくは引込み部)15よりも大きく設定されてい
る。しかし、摩擦フェーシング区分8,8aの周方向の
延在長さ16が、摩擦フェーシング支持体3の他方の側
で背中合わせに位置する引込み部もしくは空隙9,9a
の周方向の延在長さ、つまり隙間15に等しく形成され
か、またはそれよりも小さく形成されるように、摩擦フ
ェーシング区分8,8aと隙間15もしくは空隙9,9
aが互いに調和されていても、有利になり得る。
【0031】湾曲させられた摩擦面10,10aの曲率
半径は140〜300mmのオーダ、有利には160〜
240mmのオーダにあると好都合である。ただし念の
ため付言しておくと、この曲率半径は理想化された曲率
半径である。なぜならば、摩擦面10,10aの湾曲形
状は円セクタと正確に一致している必要はなく、たとえ
ば正弦曲線状の形状を有していてよいからである。すな
わち、周方向で見て摩擦フェーシング区分8,8aの真
ん中の範囲において、曲率半径が最も小さく形成され、
そして摩擦フェーシング区分8,8aの周方向の縁範囲
に向かって曲率半径が増大していると有利である。さら
に念のため付言しておくと、摩擦面10,10aの半径
方向の延在長さにわたって曲率は変化し、しかもこの場
合、摩擦面10,10aの半径方向内側の範囲におい
て、摩擦面10,10aの湾曲もしくは曲率が最も大き
く形成され、そして半径方向外側に向かって摩擦面1
0,10aの湾曲もしくは曲率が減少する、つまり徐々
に小さくなる。すなわち、このことは、摩擦面10,1
0aの曲率半径が半径方向内側で最も小さく形成され、
そして半径方向外側に向かって徐々に増大することを意
味する。
【0032】プラック状の摩擦フェーシング区分8,8
aが使用される場合、これらの摩擦フェーシング区分
8,8aが、摩擦フェーシング支持体3の環状の範囲1
2の軸方向の側面に関して、30〜85%のオーダ、有
利には50〜80%のオーダ内にある面積率を占めてい
ると有利である。すなわち、残った面積分は、隙間もし
くは引込み部9,9aによって占められる。
【0033】摩擦フェーシング支持体3に被着された摩
擦材料が、周面および形成された波山部もしくは引込み
部または波谷部に関して、3〜20のオーダ、有利には
4〜9のオーダ内にあるピッチ(Teilung)を形
成するように成形されていると有利である。このこと
は、1つの摩擦フェーシング6,6aに関して、この摩
擦フェーシング6,6aが全周にわたって6ピッチで分
割される場合に、均一に分配された6個の摩擦フェーシ
ング区分8,8aもしくは摩擦面10,10aの凸面状
に形成された区分が形成されることを意味する。
【0034】摩擦フェーシング6,6aと摩擦フェーシ
ング支持体3とから成る摩擦ユニット7の本発明による
構成に基づき、次のような利点が得られる: −摩擦材料の使用量が著しく減じられ得る。なぜなら
ば、摩擦フェーシング6,6aの軸方向の厚さを減少さ
せることができるからである。
【0035】−必要となる摩擦材料容積の減少に基づ
き、本発明による摩擦ユニット7を備えたクラッチディ
スクの慣性モーメントも減じられ、このことは伝動装置
もしくは変速機の同期化もしくは切換可能性にとって有
利である。
【0036】−摩耗しろが同じであるとすると、緊締さ
れた状態の厚さ18(図4)が著しく減じられ得る。こ
れにより、内燃機関と伝動装置との間に設けたい摩擦ク
ラッチのための軸方向の構成スペースを獲得することが
できる。極端な場合では、摩擦ユニット7の緊締された
状態の厚さ18を2.5〜3mmにまで減少させること
ができる。標準のクラッチディスクの場合には、軸方向
の厚さ18が6.5〜8mmのオーダにある。
【0037】−全体的に使用される摩擦材料が事実上全
て消費され得る。なぜならば、摩擦フェーシング6,6
aの範囲に、摩擦フェーシングの軸方向の摩耗を制限す
るか、もしくは減少させるリベットヘッドが存在してい
ないからである。
【0038】−フェーシングコンパウンドが接着および
/またはプレス被着によって摩擦フェーシング支持体3
に固く結合されることに基づき、高い破壊強さが得られ
る。
【0039】−汎用の摩擦材料の摩擦係数は面圧に関連
している。摩擦クラッチの連結過程中に実際に直ちに摩
擦面のほぼ100%が摩擦接触状態となって、これによ
り連結過程中に面圧が変化してしまうような汎用のクラ
ッチディスクとは異なり、本発明により形成された摩擦
ユニット7では、その都度生じる面圧が比較的均一にな
るか、もしくはほぼ一定になり得る。なぜならば、連結
過程中に摩擦接触状態となる面が増大していくからであ
る。これにより、少なくとも面圧の均斉化を得ることが
できる。これにより、互いに係合した摩擦面の間の比較
的一定の摩擦係数特性を得ることもできる。クラッチデ
ィスクを備えた摩擦クラッチの摩擦面の範囲における、
汎用のクラッチディスクの場合よりも一定の摩擦係数特
性は、摩擦クラッチ内部でのグラビング傾向の低減を保
証する。
【0040】−摩擦フェーシング6,6aの内部の温度
が、摩擦ユニット7もしくはこの摩擦ユニット7を備え
たクラッチディスクの良好な通気によって、比較的低い
レベルに保持され得る。
【0041】前で述べた利点および作用は少なくとも部
分的に、以下に説明する変化実施例によっても可能にさ
れる。
【0042】図示していない実施例では、摩擦フェーシ
ング支持体3が、平らに形成されているのではなく、周
方向で特定の波形パターンを有していてよい。この場
合、この波形パターンは摩擦フェーシング6,6aの波
形パターンもしくは湾曲に少なくとも部分的に適合され
ていてよい。すなわち、たとえば図1〜図4に示した実
施例において、摩擦フェーシング支持体3の環状の範囲
12が、両摩擦フェーシング6,6aの摩擦面10,1
0aの波形パターンもしくは湾曲に対して少なくともほ
ぼ真ん中で延びている波形パターンを有していてよい。
この波形パターンが摩擦面10,10aの波形パターン
と少なくともほぼ同じ大きさを有している場合には、摩
擦フェーシング支持体3が2つのプレートの間に軸方向
で緊締されると、環状の範囲12が少なくとも傾向的に
は平らな状態に向かって変形させられる。このことはす
なわち、環状の範囲12のこのような構成では、この環
状の範囲12が、図4に示したような緊締された状態で
は、実質的に図3に示した平らな形状を有することを意
味している。
【0043】さらに、摩擦フェーシング支持体3の環状
の範囲12が、摩擦面10,10aの波形パターンもし
くは湾曲よりも小さな波形パターン、たとえばこの摩擦
フェーシング波形パターンの半分に相当する波形パター
ンしか有していないと、好都合になり得る。このような
構成では、摩擦フェーシング6,6aの軸方向の緊締時
に、環状の範囲12がまず、軸方向で緊締された扁平な
状態に向かって押圧され、そして引き続き摩擦フェーシ
ング6,6aの緊締が続けられると、環状の範囲12
が、逆向きの波形パターンを形成するようになる。
【0044】図5に示した、薄板から成る摩擦フェーシ
ング支持体103は、リングディスク状の構成部分11
1により形成されている。この構成部分111は環状の
範囲112を有しており、この環状の範囲112の内側
輪郭を起点として、半径方向内側に向けられたブラケッ
ト114が延びている。これらのブラケット114は、
周方向で見て小幅の範囲127を有しており、この小幅
の範囲127は半径方向内側に向かって見て、周方向に
拡幅された範囲128へ移行している。拡幅された範囲
128は図示の実施例では、両周方向へ延びている。拡
幅された範囲128には、切欠き129が設けられてお
り、これらの切欠き129によって、摩擦フェーシング
支持体103をダンパ入力部分とリベット締結すること
ができる。環状の範囲112には、摩擦フェーシングコ
ンパウンドが被着される。この環状の範囲112は、平
らに形成されていると有利である。既に述べたように、
少なくともこの環状の範囲112は少なくとも1種類の
切欠き120,121,122,123,124,12
5,126を有していてよく、これらの切欠きは全周に
わたって有利には均一に分配されて配置されている。
【0045】環状の範囲112の両側に被着させたい摩
擦フェーシング、たとえば摩擦フェーシング6,6a
が、互いに重畳した範囲もしくは互いにオーバラップし
た範囲(たとえば図3に示した寸法17)を有している
場合には、環状の範囲112が軸方向に一貫して延びる
切欠き130を有していると、特に有利になり得る。そ
の場合、これらの切欠き130は環状の範囲112の両
側に設けられた摩擦フェーシングの間の固い結合を可能
にする。この結合は、摩擦フェーシングを形成する摩擦
材料によって行うことができ、その場合、この摩擦材料
は切欠き130を貫いて延びて、摩擦フェーシングと一
体に形成される。
【0046】図6および図7には、別の変化実施例によ
る摩擦ユニット107の断面図が示されており、この場
合、摩擦ユニット107は図3および図4の断面図と同
様の断面図で示されている。
【0047】図6および図7には、本発明による摩擦ユ
ニット107の作用形式もしくは機能形式を分かり易く
するために、摩擦フェーシング106,106aもしく
は摩擦面110,110aの波形パターンが、実際より
も誇張されて図示されている。摩擦面110,110a
の図示の断面図に描かれた正弦曲線状に延びる形状の構
成もしくは曲率に関しては、図1〜図4につき説明した
ものに相当している。
【0048】連続した2つの波山部136の間のピッチ
もしくは間隔135は、摩擦フェーシング支持体の環状
の範囲212の全周にわたってピッチ135が3〜12
回、有利には4〜9回存在するように設定されていると
有利である。摩擦フェーシング106,106aの波形
パターンが6ピッチまたは8ピッチを成すように形成さ
れていると、特に有利になり得る。摩擦フェーシング支
持体203は、0.3〜1.5mm、有利には0.4〜
0.6mmの厚さを有する高強度のばね鋼から製造され
ていると有利である。
【0049】摩擦面110,110aの波山部136
(上側の鞍部)のピークと波谷部137(下側の鞍部)
のピークとの間の高さ差231は、摩擦フェーシング1
06,106aの新しい状態では、0.4〜2.5mm
のオーダ、有利には0.5〜1mmのオーダ内にあって
よい。この高さ差231は、摩擦フェーシング106,
106aの直径の大きさに関連しており、この場合、傾
向的には直径が増大するにつれて、つまりクラッチディ
スクが大きくなるにつれて、この高さ差もやはり大きく
なる。
【0050】図6には、摩擦ユニット107が、弛緩さ
れた状態で示されている。この状態では、摩擦ユニット
107は軸方向の全厚さ217を有している。摩擦フェ
ーシング106,106aは互いに関して、それぞれ一
方の摩擦フェーシング106;106aの波山部136
に、それぞれ他方の摩擦フェーシング106a;106
の波谷部137が背中合わせに位置するように形成され
ている。しかし、軸方向で互いに背中合わせに位置する
波山部136と波谷部137とは、互いに関して周方向
に少しだけずらされていてよい。
【0051】摩擦面110,110aのこのような構成
は、摩擦フェーシング106,106aがクラッチプレ
ッシャプレートとカウンタプレッシャプレートとの間に
軸方向で緊締された状態で、摩擦フェーシング106,
106aの軸方向弾性変形も、特に摩擦フェーシング支
持体203の環状の範囲212の軸方向弾性変形も生ぜ
しめられる(図7参照)ことを保証している。すなわ
ち、摩擦ユニット107の緊締時には、摩擦面110,
110aの軸方向の波形パターンが少なくとも減じられ
る、つまり少なくとも部分的に解消される。
【0052】図7には、摩擦ユニット7の理想化された
緊締状態が示されている。しかし実際には、摩擦面11
0,110aの範囲において、少なくとも波谷部137
の範囲にまだ「残留波形形状」が存在し得る。すなわ
ち、このことは、摩擦面110,110aが摩擦クラッ
チのプレッシャプレートもしくはカウンタプレッシャプ
レートに設けられた対応摩擦面と完全には接触していな
いことを意味する。このことは図7において、破線23
7により示されている。緊締されていない摩擦ユニット
107の厚さ217と、緊締された摩擦ユニット107
の厚さ218との間の差は、可能となる摩擦フェーシン
グばね行程に相当する。このような摩擦フェーシングば
ね行程は、穏やかな始動および伝動装置切換もしくは変
速機切換を保証する。両厚さ217,218の間の差が
0.2〜1.2mmのオーダ、有利には0.3〜0.7
mmのオーダにあると有利である。緊締状態の厚さ21
8は所望の摩耗しろ(Verschleissrese
rve)に関連している。しかし、本発明による構成は
比較的小さな緊締状態の厚さ218を有する摩擦ユニッ
ト107を形成することをも可能にする。この厚さ21
8は、相応するクラッチディスクの新しい状態において
5mmよりも小さくてよく、この場合、2.5〜3mm
のオーダの緊締状態の厚さ218を有する極端に薄いデ
ィスク構成も可能となる。大型の車両、たとえば240
mmよりも大きな外径もしくは必要に応じて増大された
摩耗しろを有するクラッチディスクを備えた車両のため
には、緊締状態の厚さ218を相応して、より大きな値
に、たとえば7mm以上に設定することができる。
【0053】図1〜図4に示した実施例に関連して、摩
擦フェーシング支持体3の環状の範囲12が波形パター
ンを有しているような、図示されていない実施例につい
て説明したが、摩擦ユニット107の環状の範囲212
は、この摩擦ユニット107の弛緩された状態におい
て、やはりこのような波形パターンを有していてよい。
すなわち、たとえば図6において、環状の範囲212
が、図7に示した波形パターンを有していてよい。この
場合、この波形パターンは図6に示したピッチもしくは
間隔135の半分だけずらされている。その場合、図7
に相当する緊締された状態では、環状の範囲212は実
質的に平らな状態を有する。さらに、環状の範囲212
が、摩擦面110,110aの波形パターンの高さ23
1よりも小さな軸方向の高さを有する波形パターンを有
していると有利になり得る。その場合、環状の範囲21
2の波形パターンは単に高さ231の半分であってよ
い。このような構成では、摩擦フェーシング106,1
06aの軸方向の緊締時に、環状の範囲212がまず、
軸方向で緊締された扁平な状態の方向へ押圧され、引き
続き緊締が継続されると、環状の範囲212は逆向きの
波形パターンもしくは鏡像対称的な波形パターンを得
る。このような構成には、摩擦フェーシング106,1
06aと環状の範囲212との間の範囲に存在する結合
面において、剪断応力を減少させることができる、とい
う利点がある。
【0054】図6および図7に示した構成では、摩擦面
110,110aの波形パターンは、波山部136と波
谷部137とがその湾曲させられた形状もしくはジオメ
トリに関して、軸方向での向きは別として実質的に等し
く形成されるように形成されている。
【0055】図8および図9に示した実施例では、摩擦
フェーシング支持体303が、やはり平らな環状の範囲
312を有しており、この環状の範囲312には、摩擦
材料が接着されているか、またはプレス被着されてい
る。この摩擦材料はプラック状の範囲もしくは摩擦フェ
ーシングパッド308,308aを形成している。周方
向においてそれぞれ連続する2つの摩擦フェーシングパ
ッド308,308aの間には、間隔317が設けられ
ており、この間隔317は摩擦材料で被覆されていない
か、または小さな層厚さしか有しない摩擦材料で被覆さ
れている。摩擦フェーシングパッド308,308aは
図示の実施例では、平らな摩擦面310,310aを有
している。図9から判るように、摩擦ユニット307の
緊締時では、間隔317を有する範囲が弾性変形され、
これにより、相応する摩擦クラッチのソフトな連結もし
くは締結が可能となる。軸方向の弾性変形量もしくはば
ね行程337は、相応する摩擦クラッチの閉鎖力および
環状の範囲312のばね特性に関連している。これら2
つの特性量は、ばね行程337が0.3〜1.2mmの
オーダ、有利には0.4〜0.7mmのオーダにあるよ
うに互いに調和されていると有利である。この値は乗用
車用のクラッチディスクに関するものであり、貨物自動
車用のクラッチディスクに関しては、この値はより大き
く設定されていてよい。
【0056】また、摩擦フェーシングパッド308,3
08aの、摩擦面310,310aを形成する表面は、
周方向で見て少なくとも1つの小さな凸面状の湾曲部を
有していてもよい。
【0057】図10には、摩擦ユニット407の構成が
示されている。この場合、周方向で見て、隙間もしくは
空隙409;409aの寸法415は、プラック状の摩
擦フェーシングもしくは摩擦フェーシングパッド40
8,408aの周方向の延在長さ416と少なくともほ
ぼ一致している。環状の範囲412の両側に配置された
摩擦フェーシングパッド408,408aは周方向にお
いて、これらの摩擦フェーシングパッドにそれぞれ1つ
の隙間もしくは空隙409a;409が背中合わせに位
置するように位置決めされている。
【0058】図11に示した実施例は、図8に示した実
施例と同じ原理的な構造を有している。図11に示した
実施例は、主として次の点でのみ、図8の実施例とは異
なっている。すなわち、図11の実施例では、摩擦フェ
ーシングパッド508,508aの、摩擦面510,5
10aを形成する表面が凸面状の湾曲を有している。こ
のような湾曲は、摩擦ユニット507の環状の範囲51
2の変形形状に作用する。
【0059】図12に示した実施例による摩擦ユニット
607では、環状の範囲612の、個々の摩擦フェーシ
ング区分608,608aとは反対の側に、少なくとも
部分的に摩擦フェーシング層638が設けられている。
この摩擦フェーシング層638は、摩擦フェーシング支
持体603に摩擦フェーシング606,606aを一層
良好に固定するために働く。このために図示の実施例で
は、環状の範囲612に複数の軸方向の切欠き630が
設けられており、これらの切欠き630は摩擦フェーシ
ング区分608,608aと、摩擦フェーシング支持体
603のそれぞれ他方の側にプレス被着された摩擦材料
もしくは摩擦フェーシング層638との間の材料ブリッ
ジを形成するために働く。摩擦材料もしくは摩擦フェー
シング層638の厚さは、この摩擦フェーシング層63
8が摩擦ユニット607の緊締時にクラッチプレッシャ
プレートおよびカウンタプレッシャプレートに設けられ
た摩擦面と接触しないように設定されている。図面から
判るように、摩擦フェーシング層638の厚さは摩擦フ
ェーシングパッドもしくは摩擦フェーシング区分60
8,608aの厚さに比べて小さく形成されている。
【0060】図13に示した実施例による摩擦ユニット
707は、図6に示した実施例に比べて、主として波山
部736の波長さ739が波谷部737の波長さ740
よりも短く形成されている点で異なっている。
【0061】図14に示した実施例による摩擦ユニット
807は、摩擦面810,810aの波谷部837の波
長さ840が、摩擦面810,810aの波山部836
の波長さ839よりも短くなるように形成されている。
図14から判るように、摩擦面810,810aは、波
山部836の真ん中の範囲に摩擦面810,810aの
最も小さな曲率が存在し、そしてこの曲率が波山部83
6の縁範囲に向かって徐々に増大していくように形成さ
れている。
【0062】図15に示した実施例による摩擦ユニット
907は、図12に示した実施例に比べて、主として、
周方向でそれぞれ互いに隣接した2つの摩擦フェーシン
グ区分908,908aの間に設けられた摩擦材料から
成る摩擦フェーシング層938が、湾曲させられた外面
941を有している点で異なっている。実際の摩擦係合
には参加しない摩擦フェーシング層938の適宜な構成
に基づき、軸方向の緊締時における摩擦ユニット907
の変形特性に影響を与えることができる。個々の摩擦フ
ェーシング区分908,908aと、これらの摩擦フェ
ーシング区分908,908aにそれぞれ背中合わせで
位置する摩擦フェーシング層938との間には、図12
に関連して説明したように、やはり摩擦材料ブリッジが
設けられていてよい。
【0063】互いに隣接し合った摩擦フェーシング区分
908,908aの間に摩擦材料から成る摩擦フェーシ
ング層938を設けることにより、摩擦フェーシング9
06,906aを支持する環状の範囲912の熱特性を
も改善することができる。これにより特に、環状の範囲
912の不均一な熱膨張を十分に阻止するか、もしくは
減少させることができる。これによって、環状の範囲9
12の歪みをも回避するか、もしくは少なくとも減少さ
せることができる。
【0064】本発明による摩擦ユニットは、その軸方向
のばね特性に関して、摩擦ユニットが、それぞれ対応す
る摩擦クラッチと協働して、摩擦クラッチの完全に閉じ
られた状態において、軸方向の残留ばね弾性(Rest
federung)を有するように形成され得る。この
残留ばね弾性のばね率もしくはばね定数は、有利には2
×104N/mm〜10×104/mmのオーダにあって
よい。
【0065】さらに、摩擦フェーシング材料に溝を設け
ることにより、摩擦ユニットの弾性変形特性を変化さ
せ、ひいては個々の使用事例に適合させることができ
る。
【0066】さらに、波形パターンを全周にわたって適
宜に分配することにより、摩擦ユニットの振動特性に影
響を与えることができる。
【0067】かなりの使用事例にとっては、摩擦面、た
とえば摩擦面110,110aの波形パターンが、種々
異なる高さ231を有する波山部136が形成されるよ
うに形成されていても、有利になり得る。すなわち、た
とえば互いに異なる高さ231を有する2種類の波山部
136を設けることができる。この場合、互いに異なる
高さ231を有する個々の波山部136は周方向で見て
交互に配置されていてよい。したがって、相応する摩擦
クラッチが閉じられると、まず最初に大きめの高さ23
1を有する方の波山部136が使用され、次いで、これ
に対して時間的にずらされて、軸方向の小さな高さ23
1を有する方の波山部136が作用する。
【0068】さらに、摩擦フェーシング支持体、たとえ
ば摩擦フェーシング支持体3,103は複数の部分から
形成されていてもよく、たとえば3つまたは4つのセグ
メント状の薄板部分から成っていてよい。
【0069】摩擦フェーシングを形成するフェーシング
コンパウンドは、有利には少なくとも小さな弾性特性を
有しており、この弾性特性は摩擦フェーシングの変形時
に生じる応力の補償を可能にするので、摩擦フェーシン
グ内部での亀裂および破壊および/または摩擦フェーシ
ング支持体からの摩擦フェーシングの剥離を回避するこ
とができる。
【0070】有利には、摩擦フェーシングコンパウンド
に、以下に挙げる添加物のうちの少なくとも1つを混加
することができる: ―大きな弾性率もしくは比較的小さなE−モジュールを
有する樹脂、 ―比較的高い弾性率を有するゴム材料、 ―比較的高い温度安定性を有するシリコーン化合物、 ―比較的高い温度安定性を有するセラミックス、 ―比較的高い強度を有する焼結材料。
【0071】これまで説明した実施例は、周方向で分割
された摩擦範囲を有し、かつこれらの摩擦範囲の間に、
少なくとも摩擦ユニットの負荷されていない状態で、谷
部もしくは引込み部もしくは空隙が設けられているよう
な摩擦ユニット7,107,307,407,507,
607,707,807,907に関するものである。
しかし、摩擦フェーシング支持体に被着された摩擦材料
の特別な構成に基づく、摩擦フェーシング支持体の本発
明による弾性変形は、波形パターンもしくは摩擦面の凹
凸部が、摩擦フェーシング支持体に関して半径方向に延
びるように行うこともできる。このことは、このような
構成では、たとえば図6および図7が図1のII−II
線に沿った摩擦フェーシング支持体の断面図に相当する
ことを意味する。
【0072】本発明は前記実施例に限定されるものでは
ない。それどころか、本明細書に開示されている構成の
枠内で、多数の変化形および改良形が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクラッチディスクの部分図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】図3に示した摩擦フェーシングを、軸方向で緊
締された状態で示す断面図である。
【図5】本発明によるクラッチディスクで使用するため
の摩擦フェーシング支持体の別の実施例を示す概略図で
ある。
【図6】摩擦ユニットの別の実施例を、弛緩された状態
で示す断面図である。
【図7】図6に示した摩擦ユニットを、緊締された状態
で示す断面図である。
【図8】摩擦ユニットのさらに別の実施例を、弛緩され
た状態で示す断面図である。
【図9】図8に示した摩擦ユニットを、緊締された状態
で示す断面図である。
【図10】摩擦ユニットのさらに別の実施例を示す断面
図である。
【図11】摩擦ユニットのさらに別の実施例を示す断面
図である。
【図12】摩擦ユニットのさらに別の実施例を示す断面
図である。
【図13】摩擦ユニットのさらに別の実施例を示す断面
図である。
【図14】摩擦ユニットのさらに別の実施例を示す断面
図である。
【図15】摩擦ユニットのさらに別の実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 クラッチディスク、 2 入力部分、 2a リベ
ット結合部、 3 摩擦フェーシング支持体、 4 ね
じり振動ダンパ、 5 出力部分、 5a 出力ハブ、
6,6a 摩擦フェーシング、 7 摩擦ユニット、
8,8a 突出部もしくは摩擦フェーシング区分、
9,9a 谷部もしくは引込み部もしくは空隙、 1
0,10a 摩擦面、 11 構成部分、 12 環状
の範囲、13 溝、 14 ブラケット、 15 支持
部分もしくは隙間、 16 延在長さ、 17 寸法、
18 厚さ、 103 摩擦フェーシング支持体、
107 摩擦ユニット、 106,106a 摩擦フェ
ーシング、 110,110a 摩擦面、 111 構
成部分、 112 環状の範囲、 114 ブラケッ
ト、 120,121,122,123,124,12
5,126 切欠き、127 小幅の範囲、 129
切欠き、 130 切欠き、 135 間隔もしくはピ
ッチ、 136 波山部、 137 波谷部、 203
摩擦フェーシング支持体、 212 環状の範囲、
217 厚さ、 218 厚さ、 231 高さ差、
303 摩擦フェーシング支持体、 307 摩擦ユニ
ット、308,308a 摩擦フェーシングパッド、
310,310a 摩擦面、312 環状の範囲、 3
17 間隔、 337 ばね行程、 407 摩擦ユニ
ット、 408,408a 摩擦フェーシングパッド、
409,409a隙間もしくは空隙、 412 環状
の範囲、 415 寸法、 416 延在長さ、 50
7 摩擦ユニット、 508,508a 摩擦フェーシ
ングパッド、 510,510a 摩擦面、 512
環状の範囲、 603 摩擦フェーシング支持体、 6
06,606a 摩擦フェーシング、 607 摩擦ユ
ニット、 608,608a 摩擦フェーシング区分、
612 環状の範囲、 630 切欠き、 638
摩擦フェーシング層、 707 摩擦ユニット、 73
6 波山部、 737 波谷部、 739 波長さ、
740 波長さ、 807 摩擦ユニット、 810,
810a 摩擦面、 836 波山部、 837 波谷
部、 839 波長さ、 840 波長さ、 906,
906a 摩擦フェーシング、 907 摩擦ユニッ
ト、 908,908a 摩擦フェーシング区分、 9
12 環状の範囲、 938 摩擦フェーシング層、
941 外面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング ライク ドイツ連邦共和国 ビュール ゾンハルデ 8 (72)発明者 オリヴァー ルンゲ ドイツ連邦共和国 ビュール ベートーベ ンシュトラーセ 2 (72)発明者 ハンス−ディーター エリソン ドイツ連邦共和国 ビュール ケッテンマ ット 17 (72)発明者 カール−ルートヴィッヒ キンミッヒ ドイツ連邦共和国 オッテンヘーフェン シュロスベルク 15

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に自動車摩擦クラッチと共に使用する
    ためのクラッチディスクであって、ハブと、該ハブに駆
    動結合されかつ該ハブを環状に取り囲む少なくとも1つ
    の摩擦フェーシング支持体とが設けられていて、該摩擦
    フェーシング支持体の両側に、摩擦フェーシングを形成
    する摩擦材料が設けられている形式のものにおいて、摩
    擦材料が摩擦フェーシング支持体に面状に結合されて、
    摩擦フェーシング支持体の両側に形成された摩擦フェー
    シングが軸方向の複数の突出部を形成するように成形さ
    れており、該突出部の間に、周方向で見てそれぞれ谷部
    が形成されており、摩擦フェーシング支持体の両側に形
    成された前記突出部が、周方向で見て互いに相対的にず
    らされて配置されていて、摩擦フェーシングが軸方向で
    緊締されると、摩擦フェーシング支持体の軸方向の弾性
    変形が行われるようになっていることを特徴とするクラ
    ッチディスク。
  2. 【請求項2】 摩擦フェーシングが摩擦フェーシング支
    持体に接着されている、請求項1記載のクラッチディス
    ク。
  3. 【請求項3】 摩擦材料が摩擦フェーシング支持体にプ
    レス被着されている、請求項1記載のクラッチディス
    ク。
  4. 【請求項4】 プレス被着が、ホットプレス法によって
    行われる、請求項3記載のクラッチディスク。
  5. 【請求項5】 摩擦フェーシング支持体が、リングディ
    スク状に形成されていて、少なくともほぼ平らな環状の
    範囲を有しており、該環状の範囲に摩擦フェーシングが
    設けられている、請求項1から4までのいずれか1項記
    載のクラッチディスク。
  6. 【請求項6】 環状の範囲が、一貫して延びる(中断さ
    れていない)リング範囲を形成している、請求項5記載
    のクラッチディスク。
  7. 【請求項7】 摩擦フェーシング支持体が、摩擦フェー
    シングを形成する摩擦材料を固定するための複数の開口
    および/または突出部を有している、請求項1から6ま
    でのいずれか1項記載のクラッチディスク。
  8. 【請求項8】 摩擦フェーシング支持体が、別の構成部
    分に枢着するための複数の固定用範囲を有している、請
    求項1から7までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  9. 【請求項9】 固定用範囲が、半径方向のブラケットに
    より形成されており、該ブラケットが、少なくとも所定
    の個所に小さな周方向延在長さを有している、請求項8
    記載のクラッチディスク。
  10. 【請求項10】 半径方向のブラケットが、摩擦フェー
    シングの半径方向内側および/または摩擦フェーシング
    の半径方向外側に設けられている、請求項9記載のクラ
    ッチディスク。
  11. 【請求項11】 半径方向のブラケットが、摩擦フェー
    シング支持体の、摩擦フェーシングを支持する平らな環
    状の範囲を起点として、まず小さな周方向延在長さを有
    する区分を形成しており、そして該区分が、周方向に延
    びる広幅のベース範囲に移行している、請求項8から1
    0までのいずれか1項記載のクラッチディスク。
  12. 【請求項12】 ベース範囲に、結合エレメントのため
    の切欠きが設けられている、請求項11記載のクラッチ
    ディスク。
  13. 【請求項13】 摩擦フェーシング支持体の両側に被着
    された摩擦材料が、環状の摩擦フェーシングを形成して
    おり、該摩擦フェーシングが、周方向で見て波形の表面
    および/または段付けされた表面を形成している、請求
    項1から12までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  14. 【請求項14】 摩擦フェーシングを形成する摩擦材料
    が、摩擦フェーシング支持体の両側で、周方向で互いに
    間隔を置いて配置されたフェーシングパッドを形成して
    いる、請求項1から12までのいずれか1項記載のクラ
    ッチディスク。
  15. 【請求項15】 摩擦フェーシング支持体の一方の側に
    設けられたフェーシングパッドが、摩擦フェーシング支
    持体の他方の側に設けられたそれぞれ2つのフェーシン
    グパッドの間に存在する隙間(空隙)の範囲にそれぞれ
    少なくとも大体において配置されるように、摩擦フェー
    シング支持体の両側に設けられたフェーシングパッドが
    互いに関して配置されている、請求項14記載のクラッ
    チディスク。
  16. 【請求項16】 摩擦フェーシング支持体の両側に設け
    られたフェーシングパッドが周方向で部分的に重なり合
    うように、摩擦フェーシング支持体の両側に設けられた
    フェーシングパッドの周方向の延在長さが互いに調和さ
    れている、請求項14または15記載のクラッチディス
    ク。
  17. 【請求項17】 摩擦フェーシング支持体の一方の側に
    設けられたフェーシングパッドが、該フェーシングパッ
    ドにそれぞれ摩擦フェーシング支持体の他方の側で背中
    合わせに位置する、各2つのフェーシングパッドの間の
    隙間よりも小さな延在長さまたは最大でも該隙間に等し
    い大きさの延在長さを有するように、摩擦フェーシング
    支持体の両側に設けられたフェーシングパッドの周方向
    の延在長さが互いに調和されている、請求項14または
    15記載のクラッチディスク。
  18. 【請求項18】 摩擦フェーシング支持体の一方の側に
    設けられたフェーシングパッドが、該フェーシングパッ
    ドにそれぞれ摩擦フェーシング支持体の他方の側で背中
    合わせに位置する、各2つのフェーシングパッドの間の
    隙間よりも大きな延在長さを有するように、摩擦フェー
    シング支持体の両側に設けられたフェーシングパッドの
    周方向の延在長さが互いに調和されている、請求項14
    から16までのいずれか1項記載のクラッチディスク。
  19. 【請求項19】 摩擦フェーシング支持体が、0.2〜
    1mmの厚さ、有利には0.25〜0.5mmの厚さを
    有するばね鋼から成っている、請求項1から18までの
    いずれか1項記載のクラッチディスク。
  20. 【請求項20】 摩擦フェーシング支持体により保証さ
    れた軸方向のばね弾性が、0.2〜1.2mmのオー
    ダ、有利には0.4〜0.7mmのオーダにある、請求
    項1から19までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  21. 【請求項21】 摩擦フェーシング支持体への摩擦材料
    のプレス被着後に、露出している表面が、少なくとも部
    分的に過剰研削される、請求項1から20までのいずれ
    か1項記載のクラッチディスク。
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