JP2000298522A - 電源供給制御装置及び電源供給制御方法 - Google Patents
電源供給制御装置及び電源供給制御方法Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度センサ内蔵半導体素子QAの異常電流に
対する保護機能の動作が停止する期間を極力短縮化した
うえで、突入電流をキャンセルする。 【解決手段】 タイマ回路1が、スイッチSW1がオフ
状態となってから次にオン状態となるまでの間の時間を
計時し、この計時情報をマスク信号発生回路2に供給す
る。突入電流のレベルは、スイッチSW1がオフ操作さ
れ、次にスイッチSW1がオン操作されるまでの時間に
応じて変化する。このため、マスク信号発生回路2は、
タイマ回路1からの前記計時情報に基づいてマスク信号
のデューティー比(パルス幅)を可変し、これをコンパ
レータCMP1の“−”入力端子に供給する。これによ
り、温度センサ内蔵半導体素子QAの異常電流に対する
保護機能の動作停止期間を極力短縮化したうえで、突入
電流をキャンセルすることができる。
対する保護機能の動作が停止する期間を極力短縮化した
うえで、突入電流をキャンセルする。 【解決手段】 タイマ回路1が、スイッチSW1がオフ
状態となってから次にオン状態となるまでの間の時間を
計時し、この計時情報をマスク信号発生回路2に供給す
る。突入電流のレベルは、スイッチSW1がオフ操作さ
れ、次にスイッチSW1がオン操作されるまでの時間に
応じて変化する。このため、マスク信号発生回路2は、
タイマ回路1からの前記計時情報に基づいてマスク信号
のデューティー比(パルス幅)を可変し、これをコンパ
レータCMP1の“−”入力端子に供給する。これによ
り、温度センサ内蔵半導体素子QAの異常電流に対する
保護機能の動作停止期間を極力短縮化したうえで、突入
電流をキャンセルすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に載置
されたバッテリから各負荷への電力供給を制御する電源
供給制御装置及び電源供給制御方法に関する。
されたバッテリから各負荷への電力供給を制御する電源
供給制御装置及び電源供給制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図14に示すように温度セ
ンサ内蔵FETQF(日立製HAF2001)を備えた
電源供給制御装置が知られている。この電源供給制御装
置は、例えば自動車に設けられたバッテリからの電源を
選択的に各負荷に供給制御するものであり、電源101
の出力電圧VBを、例えばヘッドライトやパワーウィン
ドウの駆動モータ等の負荷102に供給する経路に、シ
ャント抵抗RS及び温度センサ内蔵FETQFのドレイ
ンD−ソースSが直列接続されている。また、シャント
抵抗RSを流れる電流を検出してハードウェア回路によ
り温度センサ内蔵FETQFの駆動を制御するドライバ
901と、ドライバ901でモニタした電流値に基づい
て温度センサ内蔵FETQFの駆動信号をオン/オフ制
御するA/D変換器902及びマイクロコンピュータ
(マイコン=CPU)903とを備えている。
ンサ内蔵FETQF(日立製HAF2001)を備えた
電源供給制御装置が知られている。この電源供給制御装
置は、例えば自動車に設けられたバッテリからの電源を
選択的に各負荷に供給制御するものであり、電源101
の出力電圧VBを、例えばヘッドライトやパワーウィン
ドウの駆動モータ等の負荷102に供給する経路に、シ
ャント抵抗RS及び温度センサ内蔵FETQFのドレイ
ンD−ソースSが直列接続されている。また、シャント
抵抗RSを流れる電流を検出してハードウェア回路によ
り温度センサ内蔵FETQFの駆動を制御するドライバ
901と、ドライバ901でモニタした電流値に基づい
て温度センサ内蔵FETQFの駆動信号をオン/オフ制
御するA/D変換器902及びマイクロコンピュータ
(マイコン=CPU)903とを備えている。
【0003】温度センサ内蔵FETQFは、図示しない
温度センサを有しており、当該温度センサ内蔵FETQ
Fが規定以上の温度まで上昇した場合には、内蔵するゲ
ート遮断回路によって温度センサ内蔵FETQFを強制
的にオフ制御する過熱遮断機能を備えている。また、図
14中のRGは内部抵抗であり、ZD1はゲートGに過
電圧が印加された場合にこれをバイパスすることで、ゲ
ートG−ソースS間を例えば12Vに保つツェナーダイ
オードである。
温度センサを有しており、当該温度センサ内蔵FETQ
Fが規定以上の温度まで上昇した場合には、内蔵するゲ
ート遮断回路によって温度センサ内蔵FETQFを強制
的にオフ制御する過熱遮断機能を備えている。また、図
14中のRGは内部抵抗であり、ZD1はゲートGに過
電圧が印加された場合にこれをバイパスすることで、ゲ
ートG−ソースS間を例えば12Vに保つツェナーダイ
オードである。
【0004】また、この電源供給制御装置は、負荷10
2又は温度センサ内蔵FETQFのドレインD−ソース
S間における過電流に対する保護機能をも備えている。
すなわち、ドライバ901は、電流モニタ回路としての
差動増幅器911,913と、電流制限回路としての差
動増幅器912と、チャージポンプ回路915と、マイ
コン903からのオン/オフ制御信号及び電流制限回路
からの過電流判定結果に基づき、内部抵抗RGを介して
温度センサ内蔵FETQFのゲートGを駆動する駆動回
路914とを備えて構成されている。
2又は温度センサ内蔵FETQFのドレインD−ソース
S間における過電流に対する保護機能をも備えている。
すなわち、ドライバ901は、電流モニタ回路としての
差動増幅器911,913と、電流制限回路としての差
動増幅器912と、チャージポンプ回路915と、マイ
コン903からのオン/オフ制御信号及び電流制限回路
からの過電流判定結果に基づき、内部抵抗RGを介して
温度センサ内蔵FETQFのゲートGを駆動する駆動回
路914とを備えて構成されている。
【0005】シャント抵抗RSの電圧降下に基づき差動
増幅器912を介して、電流が判定値(上限)を超えた
として過電流が検出された場合には、駆動回路914に
よって温度センサ内蔵FETQFをオフ動作とし、その
後電流が低下して判定値(下限)を下回った際に温度セ
ンサ内蔵FETQFをオン動作させる。
増幅器912を介して、電流が判定値(上限)を超えた
として過電流が検出された場合には、駆動回路914に
よって温度センサ内蔵FETQFをオフ動作とし、その
後電流が低下して判定値(下限)を下回った際に温度セ
ンサ内蔵FETQFをオン動作させる。
【0006】一方、マイコン903は、電流モニタ回路
(差動増幅器911,913)を介して電流を常時モニ
タしており、正常値を上回る異常電流が流れていれば、
温度センサ内蔵FETQFの駆動信号をオフすることに
より温度センサ内蔵FETQFをオフ動作させる。な
お、マイコン903からオフ制御の駆動信号が出力され
る前に、温度センサ内蔵FETQFの温度が規定値を超
えていれば、過熱遮断機能によって温度センサ内蔵FE
TQFはオフ動作となる。
(差動増幅器911,913)を介して電流を常時モニ
タしており、正常値を上回る異常電流が流れていれば、
温度センサ内蔵FETQFの駆動信号をオフすることに
より温度センサ内蔵FETQFをオフ動作させる。な
お、マイコン903からオフ制御の駆動信号が出力され
る前に、温度センサ内蔵FETQFの温度が規定値を超
えていれば、過熱遮断機能によって温度センサ内蔵FE
TQFはオフ動作となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電源供
給制御装置は、電流検出を行うために電力の供給経路に
直列接続されるシャント抵抗RSを必要とする構成であ
り、近年の温度センサ内蔵FETQFのオン抵抗の低減
に伴う負荷の大電流化により、シャント抵抗RSの熱抵
抗が無視できない問題がある。
給制御装置は、電流検出を行うために電力の供給経路に
直列接続されるシャント抵抗RSを必要とする構成であ
り、近年の温度センサ内蔵FETQFのオン抵抗の低減
に伴う負荷の大電流化により、シャント抵抗RSの熱抵
抗が無視できない問題がある。
【0008】また、前記過熱遮断機能や過電流制限回路
は、負荷102や配線に略々完全な短絡状態が発生して
大電流が流れる場合には機能するが、ある程度の短絡抵
抗を持つ不完全短絡等のレアショートが発生して小さい
短絡電流が流れた場合には機能せず、電流のモニタ回路
を介してマイコン903により異常電流を検出して温度
センサ内蔵FETQFをオフ制御するしかなく、このよ
うな異常電流に対するマイコン制御による応答性が悪い
という問題もあった。
は、負荷102や配線に略々完全な短絡状態が発生して
大電流が流れる場合には機能するが、ある程度の短絡抵
抗を持つ不完全短絡等のレアショートが発生して小さい
短絡電流が流れた場合には機能せず、電流のモニタ回路
を介してマイコン903により異常電流を検出して温度
センサ内蔵FETQFをオフ制御するしかなく、このよ
うな異常電流に対するマイコン制御による応答性が悪い
という問題もあった。
【0009】また、シャント抵抗RSやA/D変換器9
02、マイコン903等が必要であったため、大きな実
装スペースが必要であり、また、これら比較的高価な部
品により装置コストが高くなってしまうという問題点も
ある。
02、マイコン903等が必要であったため、大きな実
装スペースが必要であり、また、これら比較的高価な部
品により装置コストが高くなってしまうという問題点も
ある。
【0010】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、電流検出を行うために電力の供給経路に直列接
続されるシャント抵抗を不要として装置の熱損失を抑
え、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡等のレアショ
ートが発生した場合の異常電流に対しても高速応答を可
能とし、集積化容易で安価な電源供給制御装置及び電源
供給制御方法の提供を目的とする。
であり、電流検出を行うために電力の供給経路に直列接
続されるシャント抵抗を不要として装置の熱損失を抑
え、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡等のレアショ
ートが発生した場合の異常電流に対しても高速応答を可
能とし、集積化容易で安価な電源供給制御装置及び電源
供給制御方法の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電源供給制
御装置は、上述の課題を解決する手段として、制御信号
入力端子へ供給される制御信号に応じてスイッチング制
御され電源から負荷への電力供給を制御する半導体スイ
ッチと、前記半導体スイッチに所定の負荷を接続した状
態における該半導体スイッチの端子間電圧の電圧特性と
等価な電圧特性を持つ基準電圧を生成する基準電圧生成
手段と、前記半導体スイッチの端子間電圧と前記基準電
圧との差を検出する検出手段と、検出された端子間電圧
と基準電圧との差に応じて前記半導体スイッチをオン/
オフ制御する制御手段とを有する。また、これら各手段
と共に、前記負荷への電力供給が停止されてから次に該
負荷へ電力供給が開始されるまでに掛かった時間を計時
して計時情報を出力するタイマ手段と、前記負荷への電
力供給開始指示から、前記タイマ手段からの計時情報に
応じた時間分前記半導体スイッチをオフ制御すること
で、負荷への突入電流をキャンセルする突入電流キャン
セル手段とを有する。
御装置は、上述の課題を解決する手段として、制御信号
入力端子へ供給される制御信号に応じてスイッチング制
御され電源から負荷への電力供給を制御する半導体スイ
ッチと、前記半導体スイッチに所定の負荷を接続した状
態における該半導体スイッチの端子間電圧の電圧特性と
等価な電圧特性を持つ基準電圧を生成する基準電圧生成
手段と、前記半導体スイッチの端子間電圧と前記基準電
圧との差を検出する検出手段と、検出された端子間電圧
と基準電圧との差に応じて前記半導体スイッチをオン/
オフ制御する制御手段とを有する。また、これら各手段
と共に、前記負荷への電力供給が停止されてから次に該
負荷へ電力供給が開始されるまでに掛かった時間を計時
して計時情報を出力するタイマ手段と、前記負荷への電
力供給開始指示から、前記タイマ手段からの計時情報に
応じた時間分前記半導体スイッチをオフ制御すること
で、負荷への突入電流をキャンセルする突入電流キャン
セル手段とを有する。
【0012】このような電源供給制御装置は、電源から
負荷への電力供給を半導体スイッチによってスイッチン
グ制御する際に、基準電圧生成手段により半導体スイッ
チに所定の負荷を接続した状態における該半導体スイッ
チの端子間電圧の電圧特性と等価な電圧特性を持つ基準
電圧を生成し、半導体スイッチの端子間電圧と基準電圧
との差を検出手段によって検出する。そして、制御手段
により該検出された端子間電圧と基準電圧との差に応じ
て半導体スイッチをオン/オフ制御することで、電力供
給経路の一部をなす半導体スイッチの端子間電圧(すな
わち、電力供給経路の電流)が正常状態から逸脱してい
る程度を判定する。
負荷への電力供給を半導体スイッチによってスイッチン
グ制御する際に、基準電圧生成手段により半導体スイッ
チに所定の負荷を接続した状態における該半導体スイッ
チの端子間電圧の電圧特性と等価な電圧特性を持つ基準
電圧を生成し、半導体スイッチの端子間電圧と基準電圧
との差を検出手段によって検出する。そして、制御手段
により該検出された端子間電圧と基準電圧との差に応じ
て半導体スイッチをオン/オフ制御することで、電力供
給経路の一部をなす半導体スイッチの端子間電圧(すな
わち、電力供給経路の電流)が正常状態から逸脱してい
る程度を判定する。
【0013】これにより、従来必要としていたシャント
抵抗を不要として装置の熱損失を抑え、また、完全短絡
による過電流のみならず、ある程度の短絡抵抗を持つ不
完全短絡等のレアショートが発生した場合の異常電流を
もハードウェア回路又はマイコン等のプログラム処理に
よって連続的に検出することができる。特に半導体スイ
ッチのオン/オフ制御をハードウェア回路で構成した場
合はマイコンも不要であるため、実装スペースを縮小で
きるとともに、装置コストを大幅に削減することができ
る。
抵抗を不要として装置の熱損失を抑え、また、完全短絡
による過電流のみならず、ある程度の短絡抵抗を持つ不
完全短絡等のレアショートが発生した場合の異常電流を
もハードウェア回路又はマイコン等のプログラム処理に
よって連続的に検出することができる。特に半導体スイ
ッチのオン/オフ制御をハードウェア回路で構成した場
合はマイコンも不要であるため、実装スペースを縮小で
きるとともに、装置コストを大幅に削減することができ
る。
【0014】ここで、負荷に対する突入電流をキャンセ
ルするためには、前記負荷への電力供給開始指示がなさ
れてから一定時間、前記半導体スイッチをオフ制御する
ことが考えられるが、完全短絡(デッドショート)が発
生していた場合、この半導体スイッチをオフ制御してい
る間は、前記異常電流に対する保護機能が働かないこと
なる。このため、前記半導体スイッチをオフ制御する一
定時間は、負荷に対して大きな値の電流が流れ続けるこ
ととなり好ましいことではない。
ルするためには、前記負荷への電力供給開始指示がなさ
れてから一定時間、前記半導体スイッチをオフ制御する
ことが考えられるが、完全短絡(デッドショート)が発
生していた場合、この半導体スイッチをオフ制御してい
る間は、前記異常電流に対する保護機能が働かないこと
なる。このため、前記半導体スイッチをオフ制御する一
定時間は、負荷に対して大きな値の電流が流れ続けるこ
ととなり好ましいことではない。
【0015】一方、突入電流のレベルは、負荷への電力
供給が停止され、次に負荷への電力供給開始指示がなさ
れるまでの時間に応じて変化する。
供給が停止され、次に負荷への電力供給開始指示がなさ
れるまでの時間に応じて変化する。
【0016】このため、当該電源供給制御装置は、突入
電流キャンセル手段が、タイマ手段により計時された、
前記負荷への電力供給が停止されてから次に該負荷へ電
力供給が開始されるまでに掛かった時間分、前記半導体
スイッチをオフ制御する。
電流キャンセル手段が、タイマ手段により計時された、
前記負荷への電力供給が停止されてから次に該負荷へ電
力供給が開始されるまでに掛かった時間分、前記半導体
スイッチをオフ制御する。
【0017】これにより、負荷への電力供給が停止され
てから次に該負荷へ電力供給が開始されるまでにかかっ
た時間で変化する突入電流のレベルに応じて半導体スイ
ッチをオフ制御することができ、該半導体スイッチの、
異常電流に対する保護機能の動作停止時間を必要最低限
としたうえで突入電流をキャンセルすることができる。
てから次に該負荷へ電力供給が開始されるまでにかかっ
た時間で変化する突入電流のレベルに応じて半導体スイ
ッチをオフ制御することができ、該半導体スイッチの、
異常電流に対する保護機能の動作停止時間を必要最低限
としたうえで突入電流をキャンセルすることができる。
【0018】次に、本発明に係る電源供給制御方法は、
上述の電源供給制御装置の電源供給制御方法であって、
上述の課題を解決するために前記半導体スイッチに所定
の負荷を接続した状態における該半導体スイッチの端子
間電圧の電圧特性と等価な電圧特性を持つ基準電圧を生
成する基準電圧生成ステップと、前記半導体スイッチの
端子間電圧と前記基準電圧との差を検出する電圧検出ス
テップと、検出された端子間電圧と基準電圧との差に応
じて前記半導体スイッチをオン/オフ制御する制御ステ
ップとを有する。また、これら各ステップと共に、前記
負荷への電力供給が停止されてから次に該負荷へ電力供
給が開始されるまでに掛かった時間を計時するステップ
と、前記負荷への電力供給開始指示から、前記ステップ
により計時された時間分前記半導体スイッチをオフ制御
することで、負荷への突入電流をキャンセルするステッ
プとを有する。
上述の電源供給制御装置の電源供給制御方法であって、
上述の課題を解決するために前記半導体スイッチに所定
の負荷を接続した状態における該半導体スイッチの端子
間電圧の電圧特性と等価な電圧特性を持つ基準電圧を生
成する基準電圧生成ステップと、前記半導体スイッチの
端子間電圧と前記基準電圧との差を検出する電圧検出ス
テップと、検出された端子間電圧と基準電圧との差に応
じて前記半導体スイッチをオン/オフ制御する制御ステ
ップとを有する。また、これら各ステップと共に、前記
負荷への電力供給が停止されてから次に該負荷へ電力供
給が開始されるまでに掛かった時間を計時するステップ
と、前記負荷への電力供給開始指示から、前記ステップ
により計時された時間分前記半導体スイッチをオフ制御
することで、負荷への突入電流をキャンセルするステッ
プとを有する。
【0019】このような電源供給制御方法は、電源から
負荷への電力供給を半導体スイッチによってスイッチン
グ制御する際に、半導体スイッチに所定の負荷を接続し
た状態における該半導体スイッチの端子間電圧の電圧特
性と等価な電圧特性を持つ基準電圧を生成し、半導体ス
イッチの端子間電圧と基準電圧との差を検出手段によっ
て検出する。そして、この検出された端子間電圧と基準
電圧との差に応じて半導体スイッチをオン/オフ制御す
ることで、電力供給経路の一部をなす半導体スイッチの
端子間電圧(すなわち、電力供給経路の電流)が正常状
態から逸脱している程度を判定する。
負荷への電力供給を半導体スイッチによってスイッチン
グ制御する際に、半導体スイッチに所定の負荷を接続し
た状態における該半導体スイッチの端子間電圧の電圧特
性と等価な電圧特性を持つ基準電圧を生成し、半導体ス
イッチの端子間電圧と基準電圧との差を検出手段によっ
て検出する。そして、この検出された端子間電圧と基準
電圧との差に応じて半導体スイッチをオン/オフ制御す
ることで、電力供給経路の一部をなす半導体スイッチの
端子間電圧(すなわち、電力供給経路の電流)が正常状
態から逸脱している程度を判定する。
【0020】これにより、従来必要としていたシャント
抵抗を不要として装置の熱損失を抑え、また、完全短絡
による過電流のみならず、ある程度の短絡抵抗を持つ不
完全短絡等のレアショートが発生した場合の異常電流を
もハードウェア回路又はマイコン等のプログラム処理に
よって連続的に検出することができる。特に半導体スイ
ッチのオン/オフ制御をハードウェア回路で構成した場
合はマイコンも不要であるため、実装スペースを縮小で
きるとともに、装置コストを大幅に削減することができ
る。
抵抗を不要として装置の熱損失を抑え、また、完全短絡
による過電流のみならず、ある程度の短絡抵抗を持つ不
完全短絡等のレアショートが発生した場合の異常電流を
もハードウェア回路又はマイコン等のプログラム処理に
よって連続的に検出することができる。特に半導体スイ
ッチのオン/オフ制御をハードウェア回路で構成した場
合はマイコンも不要であるため、実装スペースを縮小で
きるとともに、装置コストを大幅に削減することができ
る。
【0021】ここで、負荷に対する突入電流をキャンセ
ルするためには、前記負荷への電力供給開始指示がなさ
れてから一定時間、前記半導体スイッチをオフ制御する
ことが考えられるが、完全短絡(デッドショート)が発
生していた場合、この半導体スイッチをオフ制御してい
る間は、前記異常電流に対する保護機能が働かないこと
なる。このため、前記半導体スイッチをオフ制御する一
定時間は、負荷に対して大きな値の電流が流れ続けるこ
ととなり好ましいことではない。
ルするためには、前記負荷への電力供給開始指示がなさ
れてから一定時間、前記半導体スイッチをオフ制御する
ことが考えられるが、完全短絡(デッドショート)が発
生していた場合、この半導体スイッチをオフ制御してい
る間は、前記異常電流に対する保護機能が働かないこと
なる。このため、前記半導体スイッチをオフ制御する一
定時間は、負荷に対して大きな値の電流が流れ続けるこ
ととなり好ましいことではない。
【0022】一方、突入電流のレベルは、負荷への電力
供給が停止され、次に負荷への電力供給開始指示がなさ
れるまでの時間に応じて変化する。
供給が停止され、次に負荷への電力供給開始指示がなさ
れるまでの時間に応じて変化する。
【0023】このため、当該電源供給制御方法は、前記
負荷への電力供給が停止されてから次に該負荷へ電力供
給が開始されるまでに掛かった時間を計時し、この計時
した時間分、前記半導体スイッチをオフ制御する。
負荷への電力供給が停止されてから次に該負荷へ電力供
給が開始されるまでに掛かった時間を計時し、この計時
した時間分、前記半導体スイッチをオフ制御する。
【0024】これにより、負荷への電力供給が停止され
てから次に該負荷へ電力供給が開始されるまでに掛かっ
た時間で変化する突入電流のレベルに応じて半導体スイ
ッチをオフ制御することができ、該半導体スイッチの、
異常電流に対する保護機能の動作停止時間を必要最低限
としたうえで突入電流をキャンセルすることができる。
てから次に該負荷へ電力供給が開始されるまでに掛かっ
た時間で変化する突入電流のレベルに応じて半導体スイ
ッチをオフ制御することができ、該半導体スイッチの、
異常電流に対する保護機能の動作停止時間を必要最低限
としたうえで突入電流をキャンセルすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電源供給制御
装置及び電源供給制御方法の好ましい実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
装置及び電源供給制御方法の好ましい実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】[第1の実施の形態] [第1の実施の形態の構成]まず、本発明は、例えば自
動車においてバッテリからの電源を選択的にランプ等の
各負荷に供給制御する電源供給制御装置に適用すること
ができる。この電源供給制御装置は、図1に示すように
電源101の出力電圧VBを負荷102に供給する経路
に、半導体スイッチとしての温度センサ内蔵半導体素子
QAを直列接続した構成を有している。この温度センサ
内蔵半導体素子QAには、例えばDMOS構造のNMO
S型が使用されている。なお、PMOS型でも実現可能
である。また、図1中の点線で囲った部分110aはア
ナログ集積化されるチップ部分を示している。
動車においてバッテリからの電源を選択的にランプ等の
各負荷に供給制御する電源供給制御装置に適用すること
ができる。この電源供給制御装置は、図1に示すように
電源101の出力電圧VBを負荷102に供給する経路
に、半導体スイッチとしての温度センサ内蔵半導体素子
QAを直列接続した構成を有している。この温度センサ
内蔵半導体素子QAには、例えばDMOS構造のNMO
S型が使用されている。なお、PMOS型でも実現可能
である。また、図1中の点線で囲った部分110aはア
ナログ集積化されるチップ部分を示している。
【0027】温度センサ内蔵半導体素子QAを駆動制御
する部分については、リファレンスFETQB、抵抗R
1,R2,R5,R8,R10,RG,Rr,RV、ツ
ェナーダイオードZD1、ダイオードD1、コンパレー
タCMP1、駆動回路111及びスイッチSW1を備え
た構成となっている。なお、参照符号として抵抗には
“R”とそれに続く数字及び文字を使用している。
する部分については、リファレンスFETQB、抵抗R
1,R2,R5,R8,R10,RG,Rr,RV、ツ
ェナーダイオードZD1、ダイオードD1、コンパレー
タCMP1、駆動回路111及びスイッチSW1を備え
た構成となっている。なお、参照符号として抵抗には
“R”とそれに続く数字及び文字を使用している。
【0028】負荷102は例えばヘッドライトやパワー
ウィンドウの駆動モータ等であり、ユーザがスイッチS
W1をオンさせることにより機能するようになってい
る。
ウィンドウの駆動モータ等であり、ユーザがスイッチS
W1をオンさせることにより機能するようになってい
る。
【0029】駆動回路111には、コレクタ側が電位V
Pに接続されたソーストランジスタQ5と、エミッタ側
が接地電位(GND)に接続されたシンクトランジスタ
Q6とが直列接続されて設けられている。
Pに接続されたソーストランジスタQ5と、エミッタ側
が接地電位(GND)に接続されたシンクトランジスタ
Q6とが直列接続されて設けられている。
【0030】この駆動回路111の各トランジスタQ
5,Q6の各ベースには、スイッチSW1がオン/オフ
制御された際に、電源101の出力電圧VB(例えば1
2V)が抵抗R10を介し切換え信号として供給される
ようになっている。各トランジスタQ5,Q6は、この
切換え信号によりオン/オフ制御され、ソーストランジ
スタQ5のみがオン制御された際に、チャージポンプの
出力電圧VP(例えば+10V)が温度センサ内蔵半導
体素子QAに供給されるようになっている。
5,Q6の各ベースには、スイッチSW1がオン/オフ
制御された際に、電源101の出力電圧VB(例えば1
2V)が抵抗R10を介し切換え信号として供給される
ようになっている。各トランジスタQ5,Q6は、この
切換え信号によりオン/オフ制御され、ソーストランジ
スタQ5のみがオン制御された際に、チャージポンプの
出力電圧VP(例えば+10V)が温度センサ内蔵半導
体素子QAに供給されるようになっている。
【0031】半導体スイッチとしての温度センサ内蔵半
導体素子QAは、より詳しくは図2に示すように、電源
101の出力電圧VBを、抵抗RE及び主FETのドレ
インD0,ソースS0を介して負荷102に接続するこ
とで、電源101の出力電圧VBを負荷102に供給す
る経路に、当該温度センサ内蔵半導体素子QAのドレイ
ンD−ソースSが直列接続された構成となっている。
導体素子QAは、より詳しくは図2に示すように、電源
101の出力電圧VBを、抵抗RE及び主FETのドレ
インD0,ソースS0を介して負荷102に接続するこ
とで、電源101の出力電圧VBを負荷102に供給す
る経路に、当該温度センサ内蔵半導体素子QAのドレイ
ンD−ソースSが直列接続された構成となっている。
【0032】また、この温度センサ内蔵半導体素子QA
は、主FETのゲートTG(当該温度センサ内蔵半導体
素子QAの真のゲートTG)に一端が直列接続された内
部抵抗RGを有している。この内部抵抗RGの他端は、
当該温度センサ内蔵半導体素子QAのゲートGに接続さ
れている。
は、主FETのゲートTG(当該温度センサ内蔵半導体
素子QAの真のゲートTG)に一端が直列接続された内
部抵抗RGを有している。この内部抵抗RGの他端は、
当該温度センサ内蔵半導体素子QAのゲートGに接続さ
れている。
【0033】また、この温度センサ内蔵半導体素子QA
は、温度センサ121、ラッチ回路122及び過熱遮断
用FETQSと共に、ゲートGに過電圧が印加された場
合にこれをバイパスすることで、ゲートG−ソースS間
を例えば12Vに保つツェナーダイオードZD1を備え
ている。
は、温度センサ121、ラッチ回路122及び過熱遮断
用FETQSと共に、ゲートGに過電圧が印加された場
合にこれをバイパスすることで、ゲートG−ソースS間
を例えば12Vに保つツェナーダイオードZD1を備え
ている。
【0034】温度センサ121は、複数(例えば4個)
のダイオードが直列接続されて構成されており、先頭の
ダイオードのカソードは負荷102に、最後尾のダイオ
ードのアノードは抵抗R52の一端に接続されている。
のダイオードが直列接続されて構成されており、先頭の
ダイオードのカソードは負荷102に、最後尾のダイオ
ードのアノードは抵抗R52の一端に接続されている。
【0035】この抵抗R52の他端と前記先頭のダイオ
ードのカソードとの間には逆流防止用のダイオードD5
1が挿入接続されている。また、この抵抗R52の一端
と前記最後尾のダイオードのアノードとの接続中点に
は、温度センサ121の温度検出スイッチ用のFETQ
51のゲートが接続されている。
ードのカソードとの間には逆流防止用のダイオードD5
1が挿入接続されている。また、この抵抗R52の一端
と前記最後尾のダイオードのアノードとの接続中点に
は、温度センサ121の温度検出スイッチ用のFETQ
51のゲートが接続されている。
【0036】このFETQ51のドレインは分圧抵抗R
53及びR51を介して当該温度センサ内蔵半導体素子
QAのゲートGに接続されており、この分圧抵抗R53
及びR51の接続中点に、前記抵抗R52の他端が接続
されている。
53及びR51を介して当該温度センサ内蔵半導体素子
QAのゲートGに接続されており、この分圧抵抗R53
及びR51の接続中点に、前記抵抗R52の他端が接続
されている。
【0037】ラッチ回路122は、カレントミラー回路
を構成するFETQ52及びFETQ53と、ラッチ制
御用のFETQ54とで構成されている。
を構成するFETQ52及びFETQ53と、ラッチ制
御用のFETQ54とで構成されている。
【0038】具体的には、このカレントミラー回路は、
FETQ52のドレインをFETQ53のソースに接続
し、FETQ52のソースをFETQ53のドレインに
接続することで構成されており、FETQ52及びFE
TQ53の各ソースは、負荷102にそれぞれ接続され
ている。
FETQ52のドレインをFETQ53のソースに接続
し、FETQ52のソースをFETQ53のドレインに
接続することで構成されており、FETQ52及びFE
TQ53の各ソースは、負荷102にそれぞれ接続され
ている。
【0039】また、FETQ52及びFETQ53の各
ドレインは、それぞれ抵抗R54及び抵抗R55を介し
て、前記分圧抵抗R53及びR51の接続中点に接続さ
れている。
ドレインは、それぞれ抵抗R54及び抵抗R55を介し
て、前記分圧抵抗R53及びR51の接続中点に接続さ
れている。
【0040】ラッチ制御用のFETQ54は、そのゲー
トが、前記温度検出スイッチ用のFETQ51のドレイ
ンに接続されており、ドレインは、FETQ52のドレ
インとFETQ53のソースとの接続間に接続され、ソ
ースは負荷102に接続されている。
トが、前記温度検出スイッチ用のFETQ51のドレイ
ンに接続されており、ドレインは、FETQ52のドレ
インとFETQ53のソースとの接続間に接続され、ソ
ースは負荷102に接続されている。
【0041】このような温度センサ内蔵半導体素子QA
は、温度センサ内蔵半導体素子QAが規定以上の温度ま
で上昇したことが温度センサ121によって検出された
場合、その旨の検出情報をラッチ回路122に保持し、
ゲート遮断回路としての過熱遮断用FETQSがオン動
作となることによって、温度センサ内蔵半導体素子QA
を強制的にオフ制御する過熱遮断機能を備えている。
は、温度センサ内蔵半導体素子QAが規定以上の温度ま
で上昇したことが温度センサ121によって検出された
場合、その旨の検出情報をラッチ回路122に保持し、
ゲート遮断回路としての過熱遮断用FETQSがオン動
作となることによって、温度センサ内蔵半導体素子QA
を強制的にオフ制御する過熱遮断機能を備えている。
【0042】すなわち、温度センサ内蔵半導体素子QA
の温度が上昇すると、この温度上昇に連れて温度センサ
121の各ダイオードの抵抗値が減少し、FETQ51
のゲート電位が“L”レベルとされる電位まで下がる。
これにより、FETQ51がオン状態からオフ状態に遷
移する。
の温度が上昇すると、この温度上昇に連れて温度センサ
121の各ダイオードの抵抗値が減少し、FETQ51
のゲート電位が“L”レベルとされる電位まで下がる。
これにより、FETQ51がオン状態からオフ状態に遷
移する。
【0043】FETQ51がオフ状態に遷移すると、F
ETQ54のゲート電位が温度センサ内蔵半導体素子Q
Aのゲート制御端子(G)の電位にプルアップされ、F
ETQ54がオフ状態からオン状態に遷移して、ラッチ
回路122に“1”がラッチされることとなる。
ETQ54のゲート電位が温度センサ内蔵半導体素子Q
Aのゲート制御端子(G)の電位にプルアップされ、F
ETQ54がオフ状態からオン状態に遷移して、ラッチ
回路122に“1”がラッチされることとなる。
【0044】このとき、ラッチ回路122の出力が
“H”レベルとなって過熱遮断用FETQSがオフ状態
からオン状態に遷移するので、温度センサ内蔵半導体素
子QAの真のゲート(TG)の電位レベルが“L”レベ
ルとなり、温度センサ内蔵半導体素子QAがオン状態か
らオフ状態に遷移して過熱遮断される。
“H”レベルとなって過熱遮断用FETQSがオフ状態
からオン状態に遷移するので、温度センサ内蔵半導体素
子QAの真のゲート(TG)の電位レベルが“L”レベ
ルとなり、温度センサ内蔵半導体素子QAがオン状態か
らオフ状態に遷移して過熱遮断される。
【0045】次に、当該電源供給制御装置は、負荷10
2又は温度センサ内蔵半導体素子QAのドレインD−ソ
ースS間において発生する短絡故障による過電流、或い
は不完全短絡故障による異常電流に対する保護機能も備
えている。この異常電流に対する保護機能としては、図
1に示すように基準電圧を発生するFET(第2半導体
スイッチ)QB及び抵抗(第2負荷)Rrを有してい
る。
2又は温度センサ内蔵半導体素子QAのドレインD−ソ
ースS間において発生する短絡故障による過電流、或い
は不完全短絡故障による異常電流に対する保護機能も備
えている。この異常電流に対する保護機能としては、図
1に示すように基準電圧を発生するFET(第2半導体
スイッチ)QB及び抵抗(第2負荷)Rrを有してい
る。
【0046】リファレンスFETQBのドレイン及びゲ
ートは、それぞれ温度センサ内蔵半導体素子QAのドレ
イン(D)及び真のゲート(TG)に接続され、リファ
レンスFETQBのソース(SB)は抵抗Rrの一方の
端子に接続され、抵抗Rrの他の端子は接地電位(GN
D)に接続されている。
ートは、それぞれ温度センサ内蔵半導体素子QAのドレ
イン(D)及び真のゲート(TG)に接続され、リファ
レンスFETQBのソース(SB)は抵抗Rrの一方の
端子に接続され、抵抗Rrの他の端子は接地電位(GN
D)に接続されている。
【0047】このように、リファレンスFETQB及び
温度センサ内蔵半導体素子QAのドレイン(D)及びゲ
ート(TG)を共通化することにより同一チップ(11
0a)への集積化を容易化することができる。
温度センサ内蔵半導体素子QAのドレイン(D)及びゲ
ート(TG)を共通化することにより同一チップ(11
0a)への集積化を容易化することができる。
【0048】また、リファレンスFETQB及び温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAは同一プロセスで同一チップ
(110a)上に形成されたものを使用している。当該
実施の形態における電流検出手法は、コンパレータCM
P1による温度センサ内蔵半導体素子QAのソース電圧
VSAと基準電圧との差の検出によって行われることか
ら、同一チップ上にリファレンスFETQB及び温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAを形成することにより、電流検
出における同相的誤差要因、即ち電源電圧、温度ドリフ
トやロット間のバラツキの影響を除去(削減)すること
ができる。さらに、抵抗Rrをチップ110aの外部に
設置しているので、基準電圧へのチップ110aの温度
変化の影響を受け難くすることができ、高精度の電流検
出が可能となっている。
ンサ内蔵半導体素子QAは同一プロセスで同一チップ
(110a)上に形成されたものを使用している。当該
実施の形態における電流検出手法は、コンパレータCM
P1による温度センサ内蔵半導体素子QAのソース電圧
VSAと基準電圧との差の検出によって行われることか
ら、同一チップ上にリファレンスFETQB及び温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAを形成することにより、電流検
出における同相的誤差要因、即ち電源電圧、温度ドリフ
トやロット間のバラツキの影響を除去(削減)すること
ができる。さらに、抵抗Rrをチップ110aの外部に
設置しているので、基準電圧へのチップ110aの温度
変化の影響を受け難くすることができ、高精度の電流検
出が可能となっている。
【0049】また、リファレンスFETQBの電流容量
が温度センサ内蔵半導体素子QAの電流容量よりも小さ
くなるように、それぞれのFETを構成する並列接続の
トランジスタ数を(リファレンスFETQBのトランジ
スタ数:1個)<(温度センサ内蔵半導体素子QAのト
ランジスタ数:1000個)となるように構成してい
る。
が温度センサ内蔵半導体素子QAの電流容量よりも小さ
くなるように、それぞれのFETを構成する並列接続の
トランジスタ数を(リファレンスFETQBのトランジ
スタ数:1個)<(温度センサ内蔵半導体素子QAのト
ランジスタ数:1000個)となるように構成してい
る。
【0050】さらに、抵抗Rrの抵抗値は、後述のよう
に負荷102の抵抗値×(温度センサ内蔵半導体素子Q
Aのトランジスタ数:1000個/リファレンスFET
QBのトランジスタ数:1個)の値となるように設定さ
れる。この抵抗Rrの設定により、温度センサ内蔵半導
体素子QAに負荷電流(5[A])が流れたときに、抵
抗Rrに5[mA]の電流が流れると、温度センサ内蔵
半導体素子QAと同じドレイン−ソース間電圧VDSをリ
ファレンスFETQBに発生させることができる。
に負荷102の抵抗値×(温度センサ内蔵半導体素子Q
Aのトランジスタ数:1000個/リファレンスFET
QBのトランジスタ数:1個)の値となるように設定さ
れる。この抵抗Rrの設定により、温度センサ内蔵半導
体素子QAに負荷電流(5[A])が流れたときに、抵
抗Rrに5[mA]の電流が流れると、温度センサ内蔵
半導体素子QAと同じドレイン−ソース間電圧VDSをリ
ファレンスFETQBに発生させることができる。
【0051】また、以上のような回路構成により、リフ
ァレンスFETQB及び抵抗Rrで構成される基準電圧
の発生手段の構成を極力小型化することができ、実装ス
ペースを縮小して装置コストを低減することができる。
ァレンスFETQB及び抵抗Rrで構成される基準電圧
の発生手段の構成を極力小型化することができ、実装ス
ペースを縮小して装置コストを低減することができる。
【0052】可変抵抗RVは、チップ外部に設置され、
抵抗R2に対して並列に接続される。また、温度センサ
内蔵半導体素子QAのソースSと、抵抗R1,R2の分
圧点との間に負荷102に対して直列に接続されてい
る。この可変抵抗RVの抵抗値を変えることにより抵抗
R2の抵抗値を等価的に可変設定する。
抵抗R2に対して並列に接続される。また、温度センサ
内蔵半導体素子QAのソースSと、抵抗R1,R2の分
圧点との間に負荷102に対して直列に接続されてい
る。この可変抵抗RVの抵抗値を変えることにより抵抗
R2の抵抗値を等価的に可変設定する。
【0053】すなわち、抵抗R1,R2,RVは、温度
センサ内蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間電圧V
DSAを抵抗値の比に基づく分圧比で分圧してコンパレー
タCMP1に供給しており、この分圧比は可変抵抗RV
の抵抗値を調整することで調整するようになっている。
センサ内蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間電圧V
DSAを抵抗値の比に基づく分圧比で分圧してコンパレー
タCMP1に供給しており、この分圧比は可変抵抗RV
の抵抗値を調整することで調整するようになっている。
【0054】これにより、基準電圧生成手段の固定され
た設定値(基準)に対してコンパレータCMP1の出力
を“H”レベルから“L”レベルに切り換えるドレイン
−ソース間電圧VDSの閾値を変えることが可能とな
り、アナログ集積化する場合でも1種類のチップ110
aで複数の仕様をカバーすることが可能となる。
た設定値(基準)に対してコンパレータCMP1の出力
を“H”レベルから“L”レベルに切り換えるドレイン
−ソース間電圧VDSの閾値を変えることが可能とな
り、アナログ集積化する場合でも1種類のチップ110
aで複数の仕様をカバーすることが可能となる。
【0055】コンパレータCMP1の“+”入力端子に
は、温度センサ内蔵半導体素子QAのドレインD−ソー
スS間電圧VDSを抵抗R1と抵抗R2及び可変抵抗RV
の並列抵抗(R2‖RV)とで分圧した電圧が抵抗R5
を介して供給されている。また、コンパレータCMP1
の“−”入力端子には、リファレンスFETQBのドレ
イン−ソース電圧VDSBが供給されている。
は、温度センサ内蔵半導体素子QAのドレインD−ソー
スS間電圧VDSを抵抗R1と抵抗R2及び可変抵抗RV
の並列抵抗(R2‖RV)とで分圧した電圧が抵抗R5
を介して供給されている。また、コンパレータCMP1
の“−”入力端子には、リファレンスFETQBのドレ
イン−ソース電圧VDSBが供給されている。
【0056】つまり、“−”入力端子に供給される電位
より“+”入力端子に供給される電位が大きいときに出
力は有効(“H”レベル)となり、“−”入力端子に供
給される電位より“+”入力端子に供給される電位が小
さいときに出力は無効(“L”レベル)となる。なお、
後述のようにコンパレータCMP1は一定のヒステリシ
スを持っている。
より“+”入力端子に供給される電位が大きいときに出
力は有効(“H”レベル)となり、“−”入力端子に供
給される電位より“+”入力端子に供給される電位が小
さいときに出力は無効(“L”レベル)となる。なお、
後述のようにコンパレータCMP1は一定のヒステリシ
スを持っている。
【0057】次に、当該電源供給制御装置は、スイッチ
SW1がオン操作された際に負荷102に掛かる突入電
流を防止するために、図1に示すようにタイマ回路1
と、マスク信号発生回路2とが設けられている。
SW1がオン操作された際に負荷102に掛かる突入電
流を防止するために、図1に示すようにタイマ回路1
と、マスク信号発生回路2とが設けられている。
【0058】タイマ回路1は、スイッチSW1に接続さ
れており、該スイッチSW1のオンオフ状態を検出する
と共に、該スイッチSW1がオフ状態となったタイミン
グで計時を開始し、該スイッチSW1がオフ状態とされ
てから次にスイッチSW1がオン状態とされるまでに要
した時間を示す計時情報をマスク信号発生回路2に供給
するようになっている。
れており、該スイッチSW1のオンオフ状態を検出する
と共に、該スイッチSW1がオフ状態となったタイミン
グで計時を開始し、該スイッチSW1がオフ状態とされ
てから次にスイッチSW1がオン状態とされるまでに要
した時間を示す計時情報をマスク信号発生回路2に供給
するようになっている。
【0059】マスク信号発生回路2は、タイマ回路1か
ら供給される計時情報に基づいて、スイッチSW1がオ
フ状態とされてから次にスイッチSW1がオン状態とさ
れるまでに要した時間を検出し、再度スイッチSW1が
オン状態とされた際に、前記経過した時間に応じて突入
電流をマスクするためのパルス(マスク信号)のデュー
ティー比(パルス幅)を可変し、これをコンパレータC
MP1の“−”入力端子に供給することで、場合に応じ
た突入電流のマスキングを図るようになっている。
ら供給される計時情報に基づいて、スイッチSW1がオ
フ状態とされてから次にスイッチSW1がオン状態とさ
れるまでに要した時間を検出し、再度スイッチSW1が
オン状態とされた際に、前記経過した時間に応じて突入
電流をマスクするためのパルス(マスク信号)のデュー
ティー比(パルス幅)を可変し、これをコンパレータC
MP1の“−”入力端子に供給することで、場合に応じ
た突入電流のマスキングを図るようになっている。
【0060】[第1の実施の形態の動作]次に、このよ
うな構成を有する当該第1の実施の形態の電源供給制御
装置の動作説明をする。
うな構成を有する当該第1の実施の形態の電源供給制御
装置の動作説明をする。
【0061】[動作原理の説明]まず、具体的な動作説
明を行う前に、図3、図4及び図5を参照して、当該電
源供給制御装置が利用する原理について説明する。図3
はオフ状態からオン状態への遷移時のドレインD−ソー
スS間電圧の立ち下がり特性を説明するための図、図4
は概念的回路図、図5は温度センサ内蔵半導体素子QA
のドレイン電流及びゲートG−ソースS間電圧の各特性
を説明するための図である。
明を行う前に、図3、図4及び図5を参照して、当該電
源供給制御装置が利用する原理について説明する。図3
はオフ状態からオン状態への遷移時のドレインD−ソー
スS間電圧の立ち下がり特性を説明するための図、図4
は概念的回路図、図5は温度センサ内蔵半導体素子QA
のドレイン電流及びゲートG−ソースS間電圧の各特性
を説明するための図である。
【0062】半導体スイッチとして温度センサ内蔵半導
体素子QAを使用した場合、電源101から負荷102
への電力供給経路は、概念的に図4に示すような回路と
して表される。負荷102には電力供給経路の配線イン
ダクタンスL0と配線抵抗R0とを含む。なお、経路又
は負荷102において短絡故障が発生した場合にはR0
には短絡抵抗も含まれることとなる。
体素子QAを使用した場合、電源101から負荷102
への電力供給経路は、概念的に図4に示すような回路と
して表される。負荷102には電力供給経路の配線イン
ダクタンスL0と配線抵抗R0とを含む。なお、経路又
は負荷102において短絡故障が発生した場合にはR0
には短絡抵抗も含まれることとなる。
【0063】ここで短絡抵抗は、本実施の形態が適用対
象としている自動車において負荷102をヘッドライト
と仮定した場合には、上述の完全短絡(デッドショー
ト)の場合に約40[mΩ]以下となり、不完全短絡の
場合は約40〜500[mΩ]となる。
象としている自動車において負荷102をヘッドライト
と仮定した場合には、上述の完全短絡(デッドショー
ト)の場合に約40[mΩ]以下となり、不完全短絡の
場合は約40〜500[mΩ]となる。
【0064】このような電力供給経路の一部を成す温度
センサ内蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間電圧V
DSは、温度センサ内蔵半導体素子QAがオフ状態からオ
ン状態へ遷移する際における、「短絡時の立ち下がり電
圧特性」、「基準負荷時(通常動作時)の立ち下がり電
圧特性」、及び「負荷102が抵抗1[KΩ]の場合の
立ち下がり電圧特性」を、それぞれ図3に示す。この図
3からわかるように、立ち下がり特性は、電力供給経路
及び負荷の状態、すなわち、経路が持つ配線インダクタ
ンス並びに配線抵抗及び短絡抵抗に基づく時定数に応じ
て変化する。
センサ内蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間電圧V
DSは、温度センサ内蔵半導体素子QAがオフ状態からオ
ン状態へ遷移する際における、「短絡時の立ち下がり電
圧特性」、「基準負荷時(通常動作時)の立ち下がり電
圧特性」、及び「負荷102が抵抗1[KΩ]の場合の
立ち下がり電圧特性」を、それぞれ図3に示す。この図
3からわかるように、立ち下がり特性は、電力供給経路
及び負荷の状態、すなわち、経路が持つ配線インダクタ
ンス並びに配線抵抗及び短絡抵抗に基づく時定数に応じ
て変化する。
【0065】ここで、このようなドレイン−ソース間電
圧VDSの特性の変化を利用して過電流検出を行う手法と
して、以下で説明する手法の他に、所定タイミングで所
定閾値との比較を行って過電流検出を行う手法が考えら
れるが、この手法は、所定タイミングを規定する手段及
び所定閾値との比較手段を構成するために、コンデンサ
や複数の抵抗といった部品を必要とし、これらの部品が
ばらつくと検出誤差となってしまうという問題がある。
また、コンデンサが必要であり、該コンデンサはチップ
内に搭載できないことから、外付け部品が必要となり、
装置がコスト高となる問題もあった。
圧VDSの特性の変化を利用して過電流検出を行う手法と
して、以下で説明する手法の他に、所定タイミングで所
定閾値との比較を行って過電流検出を行う手法が考えら
れるが、この手法は、所定タイミングを規定する手段及
び所定閾値との比較手段を構成するために、コンデンサ
や複数の抵抗といった部品を必要とし、これらの部品が
ばらつくと検出誤差となってしまうという問題がある。
また、コンデンサが必要であり、該コンデンサはチップ
内に搭載できないことから、外付け部品が必要となり、
装置がコスト高となる問題もあった。
【0066】図3において、温度センサ内蔵半導体素子
QAがオン状態に遷移してドレイン−ソース間電圧VDS
が飽和するまでの期間は、温度センサ内蔵半導体素子Q
Aはピンチオフ領域で動作する。
QAがオン状態に遷移してドレイン−ソース間電圧VDS
が飽和するまでの期間は、温度センサ内蔵半導体素子Q
Aはピンチオフ領域で動作する。
【0067】また、負荷102の抵抗が1[KΩ]のと
きのドレイン−ソース間電圧VDSの変化について、次の
ように考察できる。つまり、第1に、例えば温度センサ
内蔵半導体素子QAに日立製の「HAF2001]を使
用した場合、電源電圧が12[V]のとき、ドレイン電
流ID=12[mA]だから、ゲート−ソース間電圧V
TGSは、略々閾値電圧1.6[V]に維持される。
きのドレイン−ソース間電圧VDSの変化について、次の
ように考察できる。つまり、第1に、例えば温度センサ
内蔵半導体素子QAに日立製の「HAF2001]を使
用した場合、電源電圧が12[V]のとき、ドレイン電
流ID=12[mA]だから、ゲート−ソース間電圧V
TGSは、略々閾値電圧1.6[V]に維持される。
【0068】第2に、駆動回路111によるゲート
(G)への充電は継続されるから、このまま行くとゲー
ト−ソース間電圧VTGSは上昇して行ってしまうが、ド
レイン−ソース間電圧VDSが低下して、ゲート−ドレイ
ン間の容量CGD電荷を放電させるので、ゲート−ソース
間電圧VTGSに達する電荷を吸収してしまうことにな
る。
(G)への充電は継続されるから、このまま行くとゲー
ト−ソース間電圧VTGSは上昇して行ってしまうが、ド
レイン−ソース間電圧VDSが低下して、ゲート−ドレイ
ン間の容量CGD電荷を放電させるので、ゲート−ソース
間電圧VTGSに達する電荷を吸収してしまうことにな
る。
【0069】すなわち、ドレイン−ソース間電圧VDS
は、ゲート−ソース間電圧VTGSに達した電荷が電位上
昇を生じさせないだけの電荷をゲート−ドレイン間の容
量CGDから放電させるような速度で降下することにな
る。これにより、ゲート−ソース間電圧VTGSは約1.
6[V] に維持される。
は、ゲート−ソース間電圧VTGSに達した電荷が電位上
昇を生じさせないだけの電荷をゲート−ドレイン間の容
量CGDから放電させるような速度で降下することにな
る。これにより、ゲート−ソース間電圧VTGSは約1.
6[V] に維持される。
【0070】そして、ゲート−ドレイン間電圧VTGD の
低下につられてドレイン−ソース間電圧VDSも低下す
る。なお、この時、電荷を吸収する要因は2つあり、第
1はゲート−ドレイン間電圧VTGD の低下によるゲート
−ドレイン間容量CGDの放電(ミラー容量)であり、第
2はn領域の空乏層減少によるゲート−ドレイン間容量
CGDの容量増大である。
低下につられてドレイン−ソース間電圧VDSも低下す
る。なお、この時、電荷を吸収する要因は2つあり、第
1はゲート−ドレイン間電圧VTGD の低下によるゲート
−ドレイン間容量CGDの放電(ミラー容量)であり、第
2はn領域の空乏層減少によるゲート−ドレイン間容量
CGDの容量増大である。
【0071】また、負荷抵抗=1[KΩ]時のドレイン
−ソース間電圧VDSの変化について次のような解釈も可
能である。つまり、温度センサ内蔵半導体素子QAがオ
ン状態に遷移した後の各経過時点で、駆動回路111に
よってゲート(G)の送られる充電電荷を吸収し、真の
ゲート(TG)の電圧VTGSを一定に保つようなドレイ
ン−ソース間電圧VDSの値を表わしている。
−ソース間電圧VDSの変化について次のような解釈も可
能である。つまり、温度センサ内蔵半導体素子QAがオ
ン状態に遷移した後の各経過時点で、駆動回路111に
よってゲート(G)の送られる充電電荷を吸収し、真の
ゲート(TG)の電圧VTGSを一定に保つようなドレイ
ン−ソース間電圧VDSの値を表わしている。
【0072】従って、ある経過時間の後にドレイン−ソ
ース間電圧VDSが図3の負荷抵抗=1[KG]時の曲線
より上側にあれば、ゲート−ソース間電圧VTGSは1.
6[V]よりも高くなっていることを意味する。なお、
ドレイン−ソース間電圧VDSは図3の負荷抵抗=1[K
Ω]時の曲線より下側に来ることはない。
ース間電圧VDSが図3の負荷抵抗=1[KG]時の曲線
より上側にあれば、ゲート−ソース間電圧VTGSは1.
6[V]よりも高くなっていることを意味する。なお、
ドレイン−ソース間電圧VDSは図3の負荷抵抗=1[K
Ω]時の曲線より下側に来ることはない。
【0073】さらに、同一経過時間における図3の負荷
抵抗=1[KΩ]時の曲線からの距離をΔVDSGAPとす
る と、ΔVDSGAP×CGD分の電荷をゲート−ソース間電
圧VTGSから引き去れば、ゲート−ソース間電圧電圧VT
GSは1.6[V]になることを意味する。換言すれば、
ゲート−ソース間電圧VTGSは1.6[V]からこの電
荷分だけ電位が上昇していることを意味する。このこと
を式で示せば次式となる。
抵抗=1[KΩ]時の曲線からの距離をΔVDSGAPとす
る と、ΔVDSGAP×CGD分の電荷をゲート−ソース間電
圧VTGSから引き去れば、ゲート−ソース間電圧電圧VT
GSは1.6[V]になることを意味する。換言すれば、
ゲート−ソース間電圧VTGSは1.6[V]からこの電
荷分だけ電位が上昇していることを意味する。このこと
を式で示せば次式となる。
【0074】 VTGS−1.6=ΔVDSGAP×2CGD/(CGS×2CGD) すなわち、ΔVDSGAPはゲート−ソース間電圧VTGS−
1.6[V]に比例する。
1.6[V]に比例する。
【0075】また、図5は、日立製の「HAF200
1」のゲート−ソース間電圧VTGSとドレイン電流ID
との関係を示す特性図なのであるが、この図5からわか
るように、ゲート−ソース間電圧VTGSとドレイン電流
IDとの関係は、比例関係に近い1対1の関係がある。
このため、ΔVDSGAPは、図5に示すような対応関係に
基づいてドレイン電流IDを表すということができる。
1」のゲート−ソース間電圧VTGSとドレイン電流ID
との関係を示す特性図なのであるが、この図5からわか
るように、ゲート−ソース間電圧VTGSとドレイン電流
IDとの関係は、比例関係に近い1対1の関係がある。
このため、ΔVDSGAPは、図5に示すような対応関係に
基づいてドレイン電流IDを表すということができる。
【0076】この図5において、ドレイン電流ID=1
0[A]近辺の分解能は約60[mV/A]である。す
なわち、1[A]のドレイン電流IDの変化が60[m
V]のゲート−ソース間電圧VTGSに対応し、±5
[A]のドレイン電流IDの変化に対して±0.3
[V]のゲート−ソース間電圧VTGSの変化が対応す
る。この分解能は従来例におけるシャ ント抵抗RS=
60[mΩ]相当の分解能に相当する。
0[A]近辺の分解能は約60[mV/A]である。す
なわち、1[A]のドレイン電流IDの変化が60[m
V]のゲート−ソース間電圧VTGSに対応し、±5
[A]のドレイン電流IDの変化に対して±0.3
[V]のゲート−ソース間電圧VTGSの変化が対応す
る。この分解能は従来例におけるシャ ント抵抗RS=
60[mΩ]相当の分解能に相当する。
【0077】なお、ドレイン電流IDがゼロの時はゲー
トを充電する回路及びミラー容量だけでドレイン−ソー
ス間電圧VDSの曲線は決まるが、ドレイン電流IDが流
れると、回路のインダクタンスLc及び回路全体の抵抗
Rcの影響を受けることになる。
トを充電する回路及びミラー容量だけでドレイン−ソー
ス間電圧VDSの曲線は決まるが、ドレイン電流IDが流
れると、回路のインダクタンスLc及び回路全体の抵抗
Rcの影響を受けることになる。
【0078】ドレイン電流IDが増大するに連れてドレ
イン−ソース間電圧VDSの曲線は浮き上がって行くが、
完全短路(デッドショート)のようにドレイン電流ID
が大きくなると、ドレイン電流IDの立ち上り勾配はゲ
ートを充電する回路による充電速度で決まる一定値に収
れんし、従って、ゲート−ソース間電圧VTGSの曲線も
収れんすることとなる。
イン−ソース間電圧VDSの曲線は浮き上がって行くが、
完全短路(デッドショート)のようにドレイン電流ID
が大きくなると、ドレイン電流IDの立ち上り勾配はゲ
ートを充電する回路による充電速度で決まる一定値に収
れんし、従って、ゲート−ソース間電圧VTGSの曲線も
収れんすることとなる。
【0079】なお、ゲート−ドレイン間電圧VTGD が変
化ゼロであるときのゲート−ソース間電圧VTGS の曲線
の立ち上がりで決まるドレイン電流IDの立ち上がり勾
配が極限勾配である。
化ゼロであるときのゲート−ソース間電圧VTGS の曲線
の立ち上がりで決まるドレイン電流IDの立ち上がり勾
配が極限勾配である。
【0080】次に、再び図4に示す概念的回路図を参照
しながら、駆動回路111がオフ制御を行う時の温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAにおける動作(ドレイン−ソー
ス間電圧VDSおよびドレイン電流IDの力関係)につい
て詳細に説明する。
しながら、駆動回路111がオフ制御を行う時の温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAにおける動作(ドレイン−ソー
ス間電圧VDSおよびドレイン電流IDの力関係)につい
て詳細に説明する。
【0081】駆動回路111のソーストランジスタQ5
がオフ状態に遷移してシンクトランジスタQ6がオン状
態に遷移すると、真のゲート(TG)に蓄積された電荷
は抵抗RGおよびR8並びにシンクトランジスタQ6を
介して放電する。
がオフ状態に遷移してシンクトランジスタQ6がオン状
態に遷移すると、真のゲート(TG)に蓄積された電荷
は抵抗RGおよびR8並びにシンクトランジスタQ6を
介して放電する。
【0082】この時、温度センサ内蔵半導体素子QAが
オーミック領域にある間は、ゲート電荷が放電し、ゲー
ト−ソース間電圧VTGS が低下してもドレイン電流ID
には殆ど影響を受けない。またドレイン−ソース間電圧
VDSも殆ど変化しない。
オーミック領域にある間は、ゲート電荷が放電し、ゲー
ト−ソース間電圧VTGS が低下してもドレイン電流ID
には殆ど影響を受けない。またドレイン−ソース間電圧
VDSも殆ど変化しない。
【0083】温度センサ内蔵半導体素子QAがピンチオ
フ領域に入ると、ゲート電荷の放電はゲート−ソース間
電圧VTGS を低下させてドレイン電流IDを減少させよ
うとするが、ドレイン電流IDは外部回路で決まる条件
で動作を続けようとするので、ドレイン−ソース間電圧
VDSが増加してゲート−ドレイン間容量CGDを充電する
ことにより、ゲートの放電電荷量をキャンセルしてドレ
イン電流IDへの影響を無くす働きをする。
フ領域に入ると、ゲート電荷の放電はゲート−ソース間
電圧VTGS を低下させてドレイン電流IDを減少させよ
うとするが、ドレイン電流IDは外部回路で決まる条件
で動作を続けようとするので、ドレイン−ソース間電圧
VDSが増加してゲート−ドレイン間容量CGDを充電する
ことにより、ゲートの放電電荷量をキャンセルしてドレ
イン電流IDへの影響を無くす働きをする。
【0084】なお、ドレイン−ソース間電圧VDSが変化
できる範囲でこのうようなカバー動作が続くことにな
る。また、この現象は、ドレイン電流IDを変化させる
力とドレイン−ソース間電圧VDSを変化させる力の大小
関係から生じるものであり、ドレイン電流IDを変化さ
せる力に比べてドレイン−ソース間電圧VDSを変化させ
る力が圧倒的に弱いことによるものである。
できる範囲でこのうようなカバー動作が続くことにな
る。また、この現象は、ドレイン電流IDを変化させる
力とドレイン−ソース間電圧VDSを変化させる力の大小
関係から生じるものであり、ドレイン電流IDを変化さ
せる力に比べてドレイン−ソース間電圧VDSを変化させ
る力が圧倒的に弱いことによるものである。
【0085】ドレイン電流IDの増加過程で駆動回路1
11がオフ制御を行うようになっても、同様に、ドレイ
ン電流IDはドレイン−ソース間電圧VDSが変化(増
加)できる間は、該ドレイン−ソース間電圧VDSの変化
によってカバーされ、ドレイン電流IDは増加し続け
る。ドレイン−ソース間電圧VDSが増加できなくなった
時点で、ドレイン電流IDはゲート電荷の放電のみで決
まる電位(ゲート−ソース間電圧VTGS )に従って減少
する。すなわち、駆動回路111がオフ制御を行うよう
になっても、ドレイン電流IDはドレイン−ソース間電
圧VDSの変化が終わるまではあまり影響を受けないこと
になる。以上のメカニズムが温度センサ内蔵半導体素子
QAのオン/オフ動作の根源になっている。
11がオフ制御を行うようになっても、同様に、ドレイ
ン電流IDはドレイン−ソース間電圧VDSが変化(増
加)できる間は、該ドレイン−ソース間電圧VDSの変化
によってカバーされ、ドレイン電流IDは増加し続け
る。ドレイン−ソース間電圧VDSが増加できなくなった
時点で、ドレイン電流IDはゲート電荷の放電のみで決
まる電位(ゲート−ソース間電圧VTGS )に従って減少
する。すなわち、駆動回路111がオフ制御を行うよう
になっても、ドレイン電流IDはドレイン−ソース間電
圧VDSの変化が終わるまではあまり影響を受けないこと
になる。以上のメカニズムが温度センサ内蔵半導体素子
QAのオン/オフ動作の根源になっている。
【0086】最後に、ゲートを充電する回路が異なる
と、同じ負荷電流に対してドレイン−ソース間電圧VDS
の曲線は変わってくる。したがって、ゲート充電電流は
常に同じ条件を保つ必要がある。なお、ゲート充電電流
を減らせばドレイン−ソース間電圧VDSの曲線は上方に
シフトすることになる。この性質を利用して、同じドレ
イン電流IDに対してドレイン−ソース間電圧VDSを増
大させるようにすれば、過熱遮断保護機能による過熱遮
断を促進させることができる。後述の過熱遮断促進回路
(過熱遮断促進回路)はこれを利用したものである。
と、同じ負荷電流に対してドレイン−ソース間電圧VDS
の曲線は変わってくる。したがって、ゲート充電電流は
常に同じ条件を保つ必要がある。なお、ゲート充電電流
を減らせばドレイン−ソース間電圧VDSの曲線は上方に
シフトすることになる。この性質を利用して、同じドレ
イン電流IDに対してドレイン−ソース間電圧VDSを増
大させるようにすれば、過熱遮断保護機能による過熱遮
断を促進させることができる。後述の過熱遮断促進回路
(過熱遮断促進回路)はこれを利用したものである。
【0087】[具体的な動作説明]次に、以上の動作原
理を踏まえて、当該電源供給制御装置の具体的な動作説
明をする。まず、温度センサ内蔵EFTQA及び基準電
圧生成手段(リファレンスFETQB、抵抗Rr)につ
いて説明する。
理を踏まえて、当該電源供給制御装置の具体的な動作説
明をする。まず、温度センサ内蔵EFTQA及び基準電
圧生成手段(リファレンスFETQB、抵抗Rr)につ
いて説明する。
【0088】まず、温度センサ内蔵半導体素子QA及び
基準電圧生成手段(リファレンスFETQB、抵抗R
1)について説明する。
基準電圧生成手段(リファレンスFETQB、抵抗R
1)について説明する。
【0089】温度センサ内蔵FETQA及びリファレン
スFETQBは1000:1のカレントミラー(Curren
t mirror)回路を構成し、両者のソース電位が等しいと
きは、ドレイン電流IDQA=1000×ドレイン電流I
DQBとなる。
スFETQBは1000:1のカレントミラー(Curren
t mirror)回路を構成し、両者のソース電位が等しいと
きは、ドレイン電流IDQA=1000×ドレイン電流I
DQBとなる。
【0090】このため、温度センサ内蔵半導体素子QA
のドレイン電流としてIDQA=5[A]、リファレンス
FETQBのドレイン電流としてIDQB=5[mA]が
それぞれ流れているときは、温度センサ内蔵半導体素子
QA及びリファレンスFETQBのそれぞれのドレイン
−ソース間電圧VDSとゲート−ソース間電圧VTGSは一
致する。すなわち、VDSA =VDSB ,VTGSA= VTGSB
となる。
のドレイン電流としてIDQA=5[A]、リファレンス
FETQBのドレイン電流としてIDQB=5[mA]が
それぞれ流れているときは、温度センサ内蔵半導体素子
QA及びリファレンスFETQBのそれぞれのドレイン
−ソース間電圧VDSとゲート−ソース間電圧VTGSは一
致する。すなわち、VDSA =VDSB ,VTGSA= VTGSB
となる。
【0091】なお、VDSA,VDSB はそれぞれ温度セン
サ内蔵半導体素子QA、リファレンスFETQBのドレ
イン−ソース間電圧であり、VTGSA,VTGSBはそれぞれ
温度センサ内蔵半導体素子QA、リファレンスFETQ
Bのゲート−ソース間電圧である。
サ内蔵半導体素子QA、リファレンスFETQBのドレ
イン−ソース間電圧であり、VTGSA,VTGSBはそれぞれ
温度センサ内蔵半導体素子QA、リファレンスFETQ
Bのゲート−ソース間電圧である。
【0092】従って、リファレンスFETQBが完全に
オン状態に遷移しているときは、抵抗Rrの両端に略々
電源電圧VBが印加されるから、温度センサ内蔵半導体
素子QAに接続する5[A]負荷に等価なリファレンス
FETQBの負荷として、抵抗Rrの抵抗値は、Rr=
12[V]/5[mA]−1.4[KΩ]として決定さ
れる。
オン状態に遷移しているときは、抵抗Rrの両端に略々
電源電圧VBが印加されるから、温度センサ内蔵半導体
素子QAに接続する5[A]負荷に等価なリファレンス
FETQBの負荷として、抵抗Rrの抵抗値は、Rr=
12[V]/5[mA]−1.4[KΩ]として決定さ
れる。
【0093】このように、ここでは、温度センサ内蔵半
導体素子QAに5[A]の負荷電流が流れたときのドレ
イン−ソース間電圧VDSの値(曲線)を基準とするが、
温度センサ内蔵半導体素子QAに対してトランジスタ数
比(=電流容量比)の小さいリファレンスFETQBを
用いて基準電圧生成手段を構成することにより、基準電
圧生成手段をより小型化して、小さなチップ占有面積で
要求機能を実現することができる。
導体素子QAに5[A]の負荷電流が流れたときのドレ
イン−ソース間電圧VDSの値(曲線)を基準とするが、
温度センサ内蔵半導体素子QAに対してトランジスタ数
比(=電流容量比)の小さいリファレンスFETQBを
用いて基準電圧生成手段を構成することにより、基準電
圧生成手段をより小型化して、小さなチップ占有面積で
要求機能を実現することができる。
【0094】さらに、上述のように、リファレンスFE
TQBと温度センサ内蔵半導体素子QAと同一プロセス
で、同一チップ上に構成することにより、ロット間のば
らつき、温度ドリフトの影響を除去することができ、検
出精度を大幅に向上させることができる。
TQBと温度センサ内蔵半導体素子QAと同一プロセス
で、同一チップ上に構成することにより、ロット間のば
らつき、温度ドリフトの影響を除去することができ、検
出精度を大幅に向上させることができる。
【0095】次に、ピンチオフ領域における動作につい
て説明する。温度センサ内蔵半導体素子QAがオフ状態
からオン状態に遷移すると、ドレイン電流IDQAは回路
抵抗で決まる最終負荷電流値を目指して立ち上がる。
て説明する。温度センサ内蔵半導体素子QAがオフ状態
からオン状態に遷移すると、ドレイン電流IDQAは回路
抵抗で決まる最終負荷電流値を目指して立ち上がる。
【0096】また、温度センサ内蔵半導体素子QAのゲ
ート−ソース間電圧VTGSAは、ドレイン電流IDQAで決
まる値を取り、ドレイン−ソース間電圧VDSAの低下に
よるコンデンサ容量CGDのミラー効果により、適宜ブレ
ーキが掛けられながら立ち上がる。
ート−ソース間電圧VTGSAは、ドレイン電流IDQAで決
まる値を取り、ドレイン−ソース間電圧VDSAの低下に
よるコンデンサ容量CGDのミラー効果により、適宜ブレ
ーキが掛けられながら立ち上がる。
【0097】さらに、リファレンスFETQBのゲート
−ソース間電圧VTGSBは、リファレンスFETQBが抵
抗Rr=1.4[KΩ]を負荷とするソースフォロアと
して動作することにより決まる。
−ソース間電圧VTGSBは、リファレンスFETQBが抵
抗Rr=1.4[KΩ]を負荷とするソースフォロアと
して動作することにより決まる。
【0098】また、温度センサ内蔵半導体素子QAのゲ
ート−ソース間電圧VTGSAは、ドレイン電流IDQAの増
加に応じて大きくなるため、ゲート−ソース間電圧は、
VTGSB<VTGSAとなる。また、VDSA=VTGSA+VTGD
,VDSB=VTGSB+VTGDの関係があるから、VDSA−V
DSB=VTGSA−VTGSBとなる。
ート−ソース間電圧VTGSAは、ドレイン電流IDQAの増
加に応じて大きくなるため、ゲート−ソース間電圧は、
VTGSB<VTGSAとなる。また、VDSA=VTGSA+VTGD
,VDSB=VTGSB+VTGDの関係があるから、VDSA−V
DSB=VTGSA−VTGSBとなる。
【0099】ここで、ゲート−ソース間電圧の差VTGSA
−VTGSBは、ドレイン電流IDQA−IDQBを表わすた
め、VTGSA−VTGSBを検出することにより、IDQAと基
準電圧生成手段を流れる電流IDQBとの差を得ることが
できる。基準電圧生成手段を流れる電流IDQBは、VDS
Bが小さくなるにつれて(このときはVDSAも小さくなっ
ている)IDQA=5[A]に相当する5[mA]に近づ
く。
−VTGSBは、ドレイン電流IDQA−IDQBを表わすた
め、VTGSA−VTGSBを検出することにより、IDQAと基
準電圧生成手段を流れる電流IDQBとの差を得ることが
できる。基準電圧生成手段を流れる電流IDQBは、VDS
Bが小さくなるにつれて(このときはVDSAも小さくなっ
ている)IDQA=5[A]に相当する5[mA]に近づ
く。
【0100】リファレンスFETQBのドレイン−ソー
ス間電圧VDSBは、コンパレータCMP1の“−”入力
端子に直接供給され、温度センサ内蔵半導体素子QAの
ドレイン−ソース間電圧VDSAは、抵抗R1と抵抗R2
で分圧されてコンパレータCMP1の“+”入力端子に
供給される。なお、ここでは可変抵抗RVについては考
慮に入れないものとする。
ス間電圧VDSBは、コンパレータCMP1の“−”入力
端子に直接供給され、温度センサ内蔵半導体素子QAの
ドレイン−ソース間電圧VDSAは、抵抗R1と抵抗R2
で分圧されてコンパレータCMP1の“+”入力端子に
供給される。なお、ここでは可変抵抗RVについては考
慮に入れないものとする。
【0101】すなわち、コンパレータCMP1の“+”
入力端子には、 VDSA×R1/(R1+R2)………(1) の値の電圧が供給されることとなる。
入力端子には、 VDSA×R1/(R1+R2)………(1) の値の電圧が供給されることとなる。
【0102】温度センサ内蔵FEGQAがオン状態に遷
移した直後は、リファレンスFETQBのドレイン−ソ
ース間電圧VDSBは、コンパレータCMP1の“+”入
力端子に供給される電圧値よりも大きいのであるが(V
DSB>(1))、温度センサ内蔵半導体素子QAのドレ
イン電流IDQAが増加するに連れてコンパレータCMP
1の“+”入力端子に供給される電圧値が増加し、つい
にはリファレンスFETQBのドレイン−ソース間電圧
VDSBより大きくなる。この時、コンパレータCMP1
の出力は“H”レベルから“L”レベルに変化して、駆
動回路111がオフ動作することで、温度センサ内蔵半
導体素子QAをオフ状態に遷移させる。なお、コンパレ
ータCMP1では、ダイオードD1と抵抗R5でヒステ
リシスが形成されている。
移した直後は、リファレンスFETQBのドレイン−ソ
ース間電圧VDSBは、コンパレータCMP1の“+”入
力端子に供給される電圧値よりも大きいのであるが(V
DSB>(1))、温度センサ内蔵半導体素子QAのドレ
イン電流IDQAが増加するに連れてコンパレータCMP
1の“+”入力端子に供給される電圧値が増加し、つい
にはリファレンスFETQBのドレイン−ソース間電圧
VDSBより大きくなる。この時、コンパレータCMP1
の出力は“H”レベルから“L”レベルに変化して、駆
動回路111がオフ動作することで、温度センサ内蔵半
導体素子QAをオフ状態に遷移させる。なお、コンパレ
ータCMP1では、ダイオードD1と抵抗R5でヒステ
リシスが形成されている。
【0103】温度センサ内蔵半導体素子QAがオフ状態
に遷移すると、駆動回路111のシンクトランジスタQ
6によりゲート電位が接地され、ダイオードD1のカソ
ード側と温度センサ内蔵半導体素子QAのドレインDと
の間の電位差は、VDSA+0.7[V](ツェナーダイ
オードZD1の順方向電圧)になるので、抵抗R1→抵
抗R5→ダイオードD1の経路で電流が流れ、コンパレ
ータCMP1の“+”入力端子の電位は、駆動回路11
1がオン制御しているときより低下する。
に遷移すると、駆動回路111のシンクトランジスタQ
6によりゲート電位が接地され、ダイオードD1のカソ
ード側と温度センサ内蔵半導体素子QAのドレインDと
の間の電位差は、VDSA+0.7[V](ツェナーダイ
オードZD1の順方向電圧)になるので、抵抗R1→抵
抗R5→ダイオードD1の経路で電流が流れ、コンパレ
ータCMP1の“+”入力端子の電位は、駆動回路11
1がオン制御しているときより低下する。
【0104】従って、オフ状態に遷移したときより小さ
いドレイン−ソース間電圧の差VDSA−VDSBまで温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAはオフ状態を維持し、その後オ
ン状態に遷移することとなる。なお、ヒステリシス特性
の与え方にはいろいろな方法があるが、これはその一例
である。
いドレイン−ソース間電圧の差VDSA−VDSBまで温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAはオフ状態を維持し、その後オ
ン状態に遷移することとなる。なお、ヒステリシス特性
の与え方にはいろいろな方法があるが、これはその一例
である。
【0105】温度センサ内蔵半導体素子QAがオフ状態
に遷移するときのドレイン−ソース間電圧VDSAを閾値
VDSAthとすると次式が成立する。
に遷移するときのドレイン−ソース間電圧VDSAを閾値
VDSAthとすると次式が成立する。
【0106】 VDSAth−VDSB=R2/R1×VDSB(at 5[mA])………(2) 過電流判定値は、この(2)式で決まることになる。な
お、過電流判定値の調整は、抵抗R2に対して並列接続
され、チップ110aの外部に接地された可変抵抗RV
を調整することで行う。可変抵抗RVの抵抗値を小さく
することにより、過電流判定値を下方にシフトさせるこ
とができる。
お、過電流判定値の調整は、抵抗R2に対して並列接続
され、チップ110aの外部に接地された可変抵抗RV
を調整することで行う。可変抵抗RVの抵抗値を小さく
することにより、過電流判定値を下方にシフトさせるこ
とができる。
【0107】次に、オーミック領域における動作につい
て説明する。配線が正常な状態で、温度センサ内蔵半導
体素子QAがオン状態に遷移すると、温度センサ内蔵半
導体素子QAは連続的にオン状態を維持することとなる
ので、ゲート−ソース間電圧VTGSA、VTGSBは10
[V]近くまで達し、温度センサ内蔵半導体素子QA及
びリファレンスFETQBはオーミック領域で動作す
る。
て説明する。配線が正常な状態で、温度センサ内蔵半導
体素子QAがオン状態に遷移すると、温度センサ内蔵半
導体素子QAは連続的にオン状態を維持することとなる
ので、ゲート−ソース間電圧VTGSA、VTGSBは10
[V]近くまで達し、温度センサ内蔵半導体素子QA及
びリファレンスFETQBはオーミック領域で動作す
る。
【0108】このオーミック領域では、ゲート−ソース
間電圧VGSとドレイン電流IDとの間の関係は、1対1
の関係では無くなる。日立製の「HAF2001」の場
合、オン抵抗は、ゲート−ソース間電圧VGS=10
[V]のとき、RDS(ON)=30[mΩ]であるので、
次式となる。
間電圧VGSとドレイン電流IDとの間の関係は、1対1
の関係では無くなる。日立製の「HAF2001」の場
合、オン抵抗は、ゲート−ソース間電圧VGS=10
[V]のとき、RDS(ON)=30[mΩ]であるので、
次式となる。
【0109】 VDSB=5[A]×30[mΩ]=0.15[V] VDSA=IDQA×30[mΩ] VDSA−VDSB=30[mΩ]×(IDQA−5[A])……(3) また、配線の短絡等でドレイン電流IDQAが増加すると
式(3)の値が大きくなり、過電流判定値を超えると温
度センサ内蔵半導体素子QAをオフ状態に遷移させる。
この後は上記ピンチオフ領域の状態に移り、温度センサ
内蔵半導体素子QAはオン状態及びオフ状態への遷移を
繰り返して、最終的に過熱遮断に至る。
式(3)の値が大きくなり、過電流判定値を超えると温
度センサ内蔵半導体素子QAをオフ状態に遷移させる。
この後は上記ピンチオフ領域の状態に移り、温度センサ
内蔵半導体素子QAはオン状態及びオフ状態への遷移を
繰り返して、最終的に過熱遮断に至る。
【0110】なお、過熱遮断に至る前に、配線が正常に
復帰すれば(間欠的短絡故障の例)、温度センサ内蔵半
導体素子QAは連続的にオン状態を維持するようにな
り、オーミック領域の動作に戻る。
復帰すれば(間欠的短絡故障の例)、温度センサ内蔵半
導体素子QAは連続的にオン状態を維持するようにな
り、オーミック領域の動作に戻る。
【0111】図6には、当該電源供給制御装置における
温度センサ内蔵半導体素子QAの電流と電圧の波形図を
例示している。ここで、図6(a)はドレイン電流ID
(A)を、図6(b)はドレイン−ソース間電圧VDSを
それぞれ示し、図中、は完全短絡(デッドショート)
の場合、は正常動作の場合、は過負荷(ソース〜負
荷間の配線短絡抵抗を含む)の場合をそれぞれ示してい
る。
温度センサ内蔵半導体素子QAの電流と電圧の波形図を
例示している。ここで、図6(a)はドレイン電流ID
(A)を、図6(b)はドレイン−ソース間電圧VDSを
それぞれ示し、図中、は完全短絡(デッドショート)
の場合、は正常動作の場合、は過負荷(ソース〜負
荷間の配線短絡抵抗を含む)の場合をそれぞれ示してい
る。
【0112】完全短絡(デッドショート)が発生してい
る場合(図中)には、温度センサ内蔵半導体素子QA
がオフ状態からオン状態に遷移したとき、ドレイン電流
IDが急激に流れるが、温度センサ内蔵半導体素子QA
のオン状態を継続して、温度センサ内蔵半導体素子QA
を過熱させ、過熱遮断の保護機能、すなわち過熱遮断用
FETQSのオン状態への遷移によって温度センサ内蔵
半導体素子QAを過熱遮断する。
る場合(図中)には、温度センサ内蔵半導体素子QA
がオフ状態からオン状態に遷移したとき、ドレイン電流
IDが急激に流れるが、温度センサ内蔵半導体素子QA
のオン状態を継続して、温度センサ内蔵半導体素子QA
を過熱させ、過熱遮断の保護機能、すなわち過熱遮断用
FETQSのオン状態への遷移によって温度センサ内蔵
半導体素子QAを過熱遮断する。
【0113】また、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短
絡が発生している場合(図中)には、上述のように温
度センサ内蔵半導体素子QAのオン/オフ制御を繰り返
し行い、ドレイン電流IDを大きく変動させ、温度セン
サ内蔵半導体素子QAの周期的な発熱作用によって過熱
遮断の保護機能、すなわち過熱遮断用FETQSのオン
状態への遷移によって温度センサ内蔵半導体素子QAを
過熱遮断を速めている。
絡が発生している場合(図中)には、上述のように温
度センサ内蔵半導体素子QAのオン/オフ制御を繰り返
し行い、ドレイン電流IDを大きく変動させ、温度セン
サ内蔵半導体素子QAの周期的な発熱作用によって過熱
遮断の保護機能、すなわち過熱遮断用FETQSのオン
状態への遷移によって温度センサ内蔵半導体素子QAを
過熱遮断を速めている。
【0114】このように、当該第1の実施の形態の電源
供給制御装置は、電流検出を行うために電力の供給経路
に直列接続されるシャント抵抗を用いずに高精度の過電
流検出が可能であり、装置全体としての熱損失を抑える
ことができ、また、完全短絡による過電流検出のみなら
ず、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡等のレアショ
ートが発生した場合の異常電流をもハードウェア回路に
よって連続的に検出することができる。
供給制御装置は、電流検出を行うために電力の供給経路
に直列接続されるシャント抵抗を用いずに高精度の過電
流検出が可能であり、装置全体としての熱損失を抑える
ことができ、また、完全短絡による過電流検出のみなら
ず、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡等のレアショ
ートが発生した場合の異常電流をもハードウェア回路に
よって連続的に検出することができる。
【0115】また、不完全短絡の場合、温度センサ内蔵
半導体素子QAのオン/オフ制御を繰り返し行って電流
を大きく変動させ、半導体スイッチの周期的な発熱作用
によって過熱保護機能による温度センサ内蔵半導体素子
QAの遮断(オフ制御)を速めることができる。
半導体素子QAのオン/オフ制御を繰り返し行って電流
を大きく変動させ、半導体スイッチの周期的な発熱作用
によって過熱保護機能による温度センサ内蔵半導体素子
QAの遮断(オフ制御)を速めることができる。
【0116】さらに、マイコンを用いないハードウェア
回路のみで構成して半導体スイッチのオン/オフ制御を
行えるため、電源供給制御装置の実装スペースを縮小化
することができ、装置コストを大幅に削減することがで
きる。
回路のみで構成して半導体スイッチのオン/オフ制御を
行えるため、電源供給制御装置の実装スペースを縮小化
することができ、装置コストを大幅に削減することがで
きる。
【0117】また、ドレイン−ソース間電圧VDSの特性
の変化を利用するものの所定タイミングで所定閾値との
比較を行って過電流検出を行う他の手法と比較して、コ
ンデンサや複数の抵抗等の部品が不要となるため、該部
品のバラツキによる検出誤差をより低減することがで
き、また、チップ110aに対する外付けコンデンサも
不要であることから、実装スペース及び装置コストをよ
り削減することができる。
の変化を利用するものの所定タイミングで所定閾値との
比較を行って過電流検出を行う他の手法と比較して、コ
ンデンサや複数の抵抗等の部品が不要となるため、該部
品のバラツキによる検出誤差をより低減することがで
き、また、チップ110aに対する外付けコンデンサも
不要であることから、実装スペース及び装置コストをよ
り削減することができる。
【0118】さらに、可変抵抗RVの調整により、負荷
102の種別(ヘッドランプ、駆動モータ等)に応じた
完全短絡、不完全短絡の切り分けを確実に検出すること
ができ、短絡故障に対する保護を精度良く行うことがで
きる。
102の種別(ヘッドランプ、駆動モータ等)に応じた
完全短絡、不完全短絡の切り分けを確実に検出すること
ができ、短絡故障に対する保護を精度良く行うことがで
きる。
【0119】[突入電流の防止動作]次に、スイッチS
W1がオン操作された際には、ランプ等の負荷102に
対して瞬間的に突入電流が流れ該負荷102が破損する
虞がある。このような突入電流による負荷102の破損
を防止するためには、マスク信号発生回路2によりスイ
ッチSW1のオン操作を検出し、このスイッチSW1の
オン操作から一定時間、図12(b)に示すようなマス
ク信号(tmask)を形成し、これをコンパレータC
MP1の“−”入力端子に供給し、該コンパレータCM
P1及び駆動回路111を介して温度センサ内蔵半導体
素子QAのゲート電圧をローレベルに制御することで温
度センサ内蔵半導体素子QAをオフ制御して、図12
(a)に示すように突入電流をキャンセルすることが考
えられる。
W1がオン操作された際には、ランプ等の負荷102に
対して瞬間的に突入電流が流れ該負荷102が破損する
虞がある。このような突入電流による負荷102の破損
を防止するためには、マスク信号発生回路2によりスイ
ッチSW1のオン操作を検出し、このスイッチSW1の
オン操作から一定時間、図12(b)に示すようなマス
ク信号(tmask)を形成し、これをコンパレータC
MP1の“−”入力端子に供給し、該コンパレータCM
P1及び駆動回路111を介して温度センサ内蔵半導体
素子QAのゲート電圧をローレベルに制御することで温
度センサ内蔵半導体素子QAをオフ制御して、図12
(a)に示すように突入電流をキャンセルすることが考
えられる。
【0120】しかし、前記完全短絡(デッドショート)
が発生していた場合、この温度センサ内蔵半導体素子Q
Aをオフ制御している間は、上述の異常電流に対する保
護機能が働かない。このため、前記マスク信号がコンパ
レータCMP1に供給されている間は、負荷102に対
して大きな値の電流が流れ続けることとなり好ましいこ
とではない。従って、コンパレータCMP1へのマスク
信号の供給時間(マスク信号のデューティー比:パルス
幅)は、必要最低限とする必要がある。
が発生していた場合、この温度センサ内蔵半導体素子Q
Aをオフ制御している間は、上述の異常電流に対する保
護機能が働かない。このため、前記マスク信号がコンパ
レータCMP1に供給されている間は、負荷102に対
して大きな値の電流が流れ続けることとなり好ましいこ
とではない。従って、コンパレータCMP1へのマスク
信号の供給時間(マスク信号のデューティー比:パルス
幅)は、必要最低限とする必要がある。
【0121】このようなことから、当該電源供給制御装
置では、スイッチSW1のオフ操作からスイッチSW1
がオン操作されるまでの時間に応じてコンパレータCM
P1に供給するマスク信号の供給時間を制御して、突入
電流のキャンセル時間(=異常電流に対する保護機能の
動作停止時間)を必要最低限としている。
置では、スイッチSW1のオフ操作からスイッチSW1
がオン操作されるまでの時間に応じてコンパレータCM
P1に供給するマスク信号の供給時間を制御して、突入
電流のキャンセル時間(=異常電流に対する保護機能の
動作停止時間)を必要最低限としている。
【0122】[マスク信号の可変動作]すなわち、突入
電流のレベルは、スイッチSW1がオフ操作され、次に
スイッチSW1がオン操作されるまでの時間に応じて、
図13(a)に実線及び点線で示すように変化する。こ
のため、当該電源供給制御装置は、図1に示すタイマ回
路1が、スイッチSW1のオンオフ状態を検出すると共
に、該スイッチSW1がオフ状態となったタイミングで
計時を開始する。そして、スイッチSW1がオフ状態と
なってから次にスイッチSW1がオン状態となるまでに
掛かった時間を計時し、この計時情報をマスク信号発生
回路2に供給する。
電流のレベルは、スイッチSW1がオフ操作され、次に
スイッチSW1がオン操作されるまでの時間に応じて、
図13(a)に実線及び点線で示すように変化する。こ
のため、当該電源供給制御装置は、図1に示すタイマ回
路1が、スイッチSW1のオンオフ状態を検出すると共
に、該スイッチSW1がオフ状態となったタイミングで
計時を開始する。そして、スイッチSW1がオフ状態と
なってから次にスイッチSW1がオン状態となるまでに
掛かった時間を計時し、この計時情報をマスク信号発生
回路2に供給する。
【0123】マスク信号発生回路2は、駆動回路111
から温度センサ内蔵半導体素子QAに供給されるゲート
電圧(或いは、スイッチSW1からのスイッチ信号)に
基づいて、スイッチSW1のオンオフ状態を検出し、該
スイッチSW1がオン状態となったタイミングでタイマ
回路1から供給される計時情報を取り込む。そして、こ
の計時情報に基づいて、図13(b)に示すようにデュ
ーティー比(パルス幅)を調整したマスク信号を形成
し、これをコンパレータCMP1の“−”入力端子に供
給する。
から温度センサ内蔵半導体素子QAに供給されるゲート
電圧(或いは、スイッチSW1からのスイッチ信号)に
基づいて、スイッチSW1のオンオフ状態を検出し、該
スイッチSW1がオン状態となったタイミングでタイマ
回路1から供給される計時情報を取り込む。そして、こ
の計時情報に基づいて、図13(b)に示すようにデュ
ーティー比(パルス幅)を調整したマスク信号を形成
し、これをコンパレータCMP1の“−”入力端子に供
給する。
【0124】これにより、スイッチSW1がオフ状態と
されてから次にスイッチSW1がオン状態とされるまで
の時間で変化する突入電流のレベルに応じてデューティ
ー比を調整したマスク信号により突入電流をキャンセル
することができる。このため、マスク信号により温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAの、異常電流に対する保護機能
の動作停止時間を必要最低限とすることができる。従っ
て、突入電流をキャンセルしたうえで、温度センサ内蔵
半導体素子QAの異常電流に対する保護機能を即座に復
帰させることができ、デッドショートが発生していた場
合でも、負荷102に対して大きな値の電流が流れる時
間を極力短くすることができ、該負荷102を保護する
ことができる。
されてから次にスイッチSW1がオン状態とされるまで
の時間で変化する突入電流のレベルに応じてデューティ
ー比を調整したマスク信号により突入電流をキャンセル
することができる。このため、マスク信号により温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAの、異常電流に対する保護機能
の動作停止時間を必要最低限とすることができる。従っ
て、突入電流をキャンセルしたうえで、温度センサ内蔵
半導体素子QAの異常電流に対する保護機能を即座に復
帰させることができ、デッドショートが発生していた場
合でも、負荷102に対して大きな値の電流が流れる時
間を極力短くすることができ、該負荷102を保護する
ことができる。
【0125】〔第2の実施の形態〕次に、本発明の第2
の実施の形態の電源供給制御装置の説明をする。この第
2の実施の形態の電源供給制御装置は、図7に示すよう
になっており、図1を用いて説明した第1の実施の形態
の構成に対して、抵抗R3,R4,R6,R9、FET
Q1,Q2及びツェナーダイオードZD2を付加した構
成となっている。なお、図7中の点線で囲った部分11
0bはアナログ集積化されるチップ部分を示す。
の実施の形態の電源供給制御装置の説明をする。この第
2の実施の形態の電源供給制御装置は、図7に示すよう
になっており、図1を用いて説明した第1の実施の形態
の構成に対して、抵抗R3,R4,R6,R9、FET
Q1,Q2及びツェナーダイオードZD2を付加した構
成となっている。なお、図7中の点線で囲った部分11
0bはアナログ集積化されるチップ部分を示す。
【0126】すなわち、ゲート−ソース間を抵抗R9で
接続したFETQ1のゲートを、ツェナーダイオードZ
D2及び抵抗R6を介して温度センサ内蔵半導体素子Q
Aの真のゲートTGに接続し、FETQ1のドレインを
抵抗R4を介してVB+5〔V]に接続し、FETQ1
のソースを温度センサ内蔵半導体素子QAのソースSA
に接続している。また、抵抗Rlに対して並列に、抵抗
R3とFETQ2のドレインとを接続した回路を接続
し、FETQ2のオン/オフ制御によって温度センサ内
蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間電圧VDSの分圧
を変えるように構成している。
接続したFETQ1のゲートを、ツェナーダイオードZ
D2及び抵抗R6を介して温度センサ内蔵半導体素子Q
Aの真のゲートTGに接続し、FETQ1のドレインを
抵抗R4を介してVB+5〔V]に接続し、FETQ1
のソースを温度センサ内蔵半導体素子QAのソースSA
に接続している。また、抵抗Rlに対して並列に、抵抗
R3とFETQ2のドレインとを接続した回路を接続
し、FETQ2のオン/オフ制御によって温度センサ内
蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間電圧VDSの分圧
を変えるように構成している。
【0127】次に、この第2の実施の形態の電源供給制
御装置の動作を説明する。まず、ピンチオフ領域におけ
る動作について説明する。第1の実施の形態と同様に、
リファレンスFETQBのドレイン−ソース間電圧VDS
BはコンパレータCMP1に直接入力され、温度センサ
内蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間電圧VDSAは
抵抗R1,R3の並列抵抗(R1‖R3)と抵抗R2で
分圧した値(ここでは可変抵抗RVについて考慮に入れ
ないものとする)がコンパレータCMP1に入力され
る。すなわち、次式の値がコンパレー夕CMP1に入力
されることになる。
御装置の動作を説明する。まず、ピンチオフ領域におけ
る動作について説明する。第1の実施の形態と同様に、
リファレンスFETQBのドレイン−ソース間電圧VDS
BはコンパレータCMP1に直接入力され、温度センサ
内蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間電圧VDSAは
抵抗R1,R3の並列抵抗(R1‖R3)と抵抗R2で
分圧した値(ここでは可変抵抗RVについて考慮に入れ
ないものとする)がコンパレータCMP1に入力され
る。すなわち、次式の値がコンパレー夕CMP1に入力
されることになる。
【0128】 VDSA ×(R1‖R3)/((R1‖R3)+R2)‥‥‥(1′) 温度センサ内蔵半導体素子QAがオン状態に遷移した直
後は、リファレンスFETQBのドレイン−ソース間電
圧VDSB >(1′)であるが、過負荷状態では、温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAのドレイン電流IDQAが増加す
るに連れて(1′)は増加し、ついにはリファレンスF
ETQBのドレイン−ソース間電圧VDSB より大きくな
り、この時、コンパレータCMP1の出力は“H”レベ
ルから“L”レベルに変化して、温度センサ内蔵半導体
素子QAをオフ状態に遷移させる。温度センサ内蔵半導
体素子QAがオフ状態に遷移するときのドレイン−ソー
ス間電圧VDSA を閾値VDSAth とすると次式が成立す
る。
後は、リファレンスFETQBのドレイン−ソース間電
圧VDSB >(1′)であるが、過負荷状態では、温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAのドレイン電流IDQAが増加す
るに連れて(1′)は増加し、ついにはリファレンスF
ETQBのドレイン−ソース間電圧VDSB より大きくな
り、この時、コンパレータCMP1の出力は“H”レベ
ルから“L”レベルに変化して、温度センサ内蔵半導体
素子QAをオフ状態に遷移させる。温度センサ内蔵半導
体素子QAがオフ状態に遷移するときのドレイン−ソー
ス間電圧VDSA を閾値VDSAth とすると次式が成立す
る。
【0129】 VDSAth −VDSB=R2/(R1‖R3)×VDSB ……(2′) 過電流判定値は(2′)式で決まることになる。なお、
過電流判定値を変更するには、第1の実施の形態と同様
に、チップ110a外部に接地されている抵抗R2に並
列接続の可変抵抗RVを調整する。この可変抵抗RVの
抵抗値を小さくすることにより、過電流判定値を下方に
シフトさせることができる。
過電流判定値を変更するには、第1の実施の形態と同様
に、チップ110a外部に接地されている抵抗R2に並
列接続の可変抵抗RVを調整する。この可変抵抗RVの
抵抗値を小さくすることにより、過電流判定値を下方に
シフトさせることができる。
【0130】オーミック領域における動作や図6を参照
して説明した動作等については第1の実施の形態と同様
であるので省略する。
して説明した動作等については第1の実施の形態と同様
であるので省略する。
【0131】次に、過電流判定値について説明する。な
お、ここでは、過電流判定値はピンチオフ領域、オーミ
ック領域とも同一の値を用いるとする。
お、ここでは、過電流判定値はピンチオフ領域、オーミ
ック領域とも同一の値を用いるとする。
【0132】まず、ピンチオフ領域における△(VDSA
−VDSB )/△IDを求める。HAF2001の特性曲
線より、次式が得られる。
−VDSB )/△IDを求める。HAF2001の特性曲
線より、次式が得られる。
【0133】 △VTGSA/△IDQA=60[mV/A] ……(4) △VTGSA=△(VDSA −VDSB )×2CGD /(CGS +2CGD ) =△(VDSA −VDSB ) ×2×1200pF/(1800pF+2×1200pF) =△(VDSA −VDSB )×0.57 ……(5) 式(4),(5)より、 △(VDSA −VDSB )/△ID=105[mV/A〕……(6) となる。
【0134】また、オーミック領域における△(VDSA
−VDSB )/△IDは、式(3)より、 △(VDSA −VDSB )/△ID=30[mV/A〕……(7) となる。
−VDSB )/△IDは、式(3)より、 △(VDSA −VDSB )/△ID=30[mV/A〕……(7) となる。
【0135】式(6),(7)を比較すると、ピンチオ
フ領域ではオーミック領域より電流感度が敏感になり、
オーミック領域で適切な過電流判定値でも、ピンチオフ
領域では低すぎて引っ掛かり過ぎる恐れがある。この対
策としては、ピンチオフ領域とオーミック領域で過電流
判定値を変える方法がある。第1の実施の形態の構成に
対して当該第2の実施の形態で付加された回路がこの対
策回路である。
フ領域ではオーミック領域より電流感度が敏感になり、
オーミック領域で適切な過電流判定値でも、ピンチオフ
領域では低すぎて引っ掛かり過ぎる恐れがある。この対
策としては、ピンチオフ領域とオーミック領域で過電流
判定値を変える方法がある。第1の実施の形態の構成に
対して当該第2の実施の形態で付加された回路がこの対
策回路である。
【0136】ピンチオフ領域かオーミック領域かの判定
は、ゲート−ソース間電圧VTGSAの大きさで行う。ドレ
イン電流IDが増えるに連れてピンチオフ領域のゲート
−ソース間電圧VTGSAは大きくなるが、完全短絡(デッ
ドショート)の場合でも5[V]を超えることはない。
従って、ゲート−ソース間電圧VTGSA>5〔V]であれ
ばオーミック領域にあると判定できる。
は、ゲート−ソース間電圧VTGSAの大きさで行う。ドレ
イン電流IDが増えるに連れてピンチオフ領域のゲート
−ソース間電圧VTGSAは大きくなるが、完全短絡(デッ
ドショート)の場合でも5[V]を超えることはない。
従って、ゲート−ソース間電圧VTGSA>5〔V]であれ
ばオーミック領域にあると判定できる。
【0137】温度センサ内蔵半導体素子QAがオン状態
に遷移した直後は、FETQ1はオフ状態で、FETQ
2はオン状態にある。FETQ2をオン状態に遷移させ
るためには、電源電圧VB以上の電圧、例えばVB+5
[V]が必要となる。
に遷移した直後は、FETQ1はオフ状態で、FETQ
2はオン状態にある。FETQ2をオン状態に遷移させ
るためには、電源電圧VB以上の電圧、例えばVB+5
[V]が必要となる。
【0138】ツェナーダイオードZD2のツェナー降伏
電圧を5[V〕−1.6[V](FETQ1の閾値電
圧)に設定すれば、ゲート−ソース間電圧VTGSA>5
〔V]になるとFETQ1がオン状態に遷移し、FET
Q2がオフ状態に遷移するので、抵抗R2に並列に入っ
ていた抵抗R3が回路的に除去されることとなる。
電圧を5[V〕−1.6[V](FETQ1の閾値電
圧)に設定すれば、ゲート−ソース間電圧VTGSA>5
〔V]になるとFETQ1がオン状態に遷移し、FET
Q2がオフ状態に遷移するので、抵抗R2に並列に入っ
ていた抵抗R3が回路的に除去されることとなる。
【0139】ドレイン−ソース間電圧VDSA の圧縮率が
小さくなるので、過電流と判定されるドレイン−ソース
間電圧の差VDSA −VDSB がより小さくなる。これによ
りオーミック領域では対策前より少ない電流値で過電流
判定されるようになる。
小さくなるので、過電流と判定されるドレイン−ソース
間電圧の差VDSA −VDSB がより小さくなる。これによ
りオーミック領域では対策前より少ない電流値で過電流
判定されるようになる。
【0140】しかし、この第2の実施の形態における付
加回路による対策を行わなくても、実用的には問題ない
可能性がある。つまり、ピンチオフ領域では最終負荷電
流値が小さいときは、ピンチオフ領域内で完全に立ち上
がってしまう。ピンチオフ領域内で最終負荷電流値に達
するが、最終負荷電流値が大きい場合には、ピンチオフ
領域内ではまだ立ち上がり途上にあり、ピンチオフ領域
の電流値は、完全短絡(デッドショート)の場合でも最
大40[A]位に制限される。
加回路による対策を行わなくても、実用的には問題ない
可能性がある。つまり、ピンチオフ領域では最終負荷電
流値が小さいときは、ピンチオフ領域内で完全に立ち上
がってしまう。ピンチオフ領域内で最終負荷電流値に達
するが、最終負荷電流値が大きい場合には、ピンチオフ
領域内ではまだ立ち上がり途上にあり、ピンチオフ領域
の電流値は、完全短絡(デッドショート)の場合でも最
大40[A]位に制限される。
【0141】すなわち、最終負荷電流値が大きくなるに
連れて、ある一定の勾配を持った電流立ち上がり特性に
収れんし、最終負荷電流値の差ほどドレイン−ソース間
電圧VDSA の差がつかなくなる。この現象があるため、
ピンチオフ領域の電流感度が大きくても、ドレイン−ソ
ース間電圧の差VDSA −VDSB が大きくならず、基準電
圧生成回路における電流値の選択次第で本実施の形態の
ような付加回路による対策を用いなくても、第1の実施
の形態の構成によって、実用的な過電流検出保護を行う
電源供給制御装置を実現することができる。
連れて、ある一定の勾配を持った電流立ち上がり特性に
収れんし、最終負荷電流値の差ほどドレイン−ソース間
電圧VDSA の差がつかなくなる。この現象があるため、
ピンチオフ領域の電流感度が大きくても、ドレイン−ソ
ース間電圧の差VDSA −VDSB が大きくならず、基準電
圧生成回路における電流値の選択次第で本実施の形態の
ような付加回路による対策を用いなくても、第1の実施
の形態の構成によって、実用的な過電流検出保護を行う
電源供給制御装置を実現することができる。
【0142】ここで、過電流制御の考え方について整理
しておくと、基本構想としては次の通りである。まず、
配線が正常なときは温度センサ内蔵半導体素子QAがオ
ン状態に遷移するとオーミック領域に入り、配線が正常
である限り、オーミック領域に留まり、温度センサ内蔵
半導体素子QAはオン状態を維持し続ける。
しておくと、基本構想としては次の通りである。まず、
配線が正常なときは温度センサ内蔵半導体素子QAがオ
ン状態に遷移するとオーミック領域に入り、配線が正常
である限り、オーミック領域に留まり、温度センサ内蔵
半導体素子QAはオン状態を維持し続ける。
【0143】次に、配線に異常が発生して、電流が増え
ドレイン−ソース間電圧の差VDSA−VDSB が過電流判
定値を超えると、温度センサ内蔵半導体素子QAはオフ
状態に遷移し、ピンチオフ領域に入る。配線異常が続く
限り、温度センサ内蔵半導体素子QAはオン状態/オフ
状態の遷移を繰り返してピンチオフ領域に留まり、最終
的に過熱遮断に至る。
ドレイン−ソース間電圧の差VDSA−VDSB が過電流判
定値を超えると、温度センサ内蔵半導体素子QAはオフ
状態に遷移し、ピンチオフ領域に入る。配線異常が続く
限り、温度センサ内蔵半導体素子QAはオン状態/オフ
状態の遷移を繰り返してピンチオフ領域に留まり、最終
的に過熱遮断に至る。
【0144】上記基本構想を実現し、かつ、制御を最適
化するために、過電流判定値は次の2つの条件を満足し
なければならない。第1に、正常電流範囲では温度セン
サ内蔵半導体素子QAを絶対にオフさせないことであ
る。第2に、オーミック領域で過電流と判定した後は、
配線異常が改善されない限り、ピンチオフ領域で温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAはオン状態/オフ状態への遷移
を繰り返し行い続けることである。これはオン/オフ制
御の周期を安定させるために必要である。
化するために、過電流判定値は次の2つの条件を満足し
なければならない。第1に、正常電流範囲では温度セン
サ内蔵半導体素子QAを絶対にオフさせないことであ
る。第2に、オーミック領域で過電流と判定した後は、
配線異常が改善されない限り、ピンチオフ領域で温度セ
ンサ内蔵半導体素子QAはオン状態/オフ状態への遷移
を繰り返し行い続けることである。これはオン/オフ制
御の周期を安定させるために必要である。
【0145】オン/オフ制御の周期を安定させることは
制御の安定性につながるし、オン/オフ制御の周期を用
いてタイマを設定する(後述の第5の実施の形態を参
照)ので、そのためにも周期の安定化は必要である。
制御の安定性につながるし、オン/オフ制御の周期を用
いてタイマを設定する(後述の第5の実施の形態を参
照)ので、そのためにも周期の安定化は必要である。
【0146】上記第1及び第2の条件を満足させるため
には、オーミック領域の過電流判定値を「正常電流最大
値+α」の電流値(相当するVDSA −VDSB )に設定
し、ピンチオフ領域の過電流判定値を「正常電流最大値
+β」に設定する必要がある。このときα>βとする。
つまり、α−βがピンチオフ領域に留まらせるために必
要なオフセット量である。
には、オーミック領域の過電流判定値を「正常電流最大
値+α」の電流値(相当するVDSA −VDSB )に設定
し、ピンチオフ領域の過電流判定値を「正常電流最大値
+β」に設定する必要がある。このときα>βとする。
つまり、α−βがピンチオフ領域に留まらせるために必
要なオフセット量である。
【0147】このような第2の実施の形態の電源供給制
御装置は、第1の実施の形態で詳述した効果と同等の効
果を得ることができる。
御装置は、第1の実施の形態で詳述した効果と同等の効
果を得ることができる。
【0148】〔第3の実施の形態〕次に、本発明の第3
の実施の形態の電源供給制御装置の説明をする。この第
3の実施の形態の電源供給制御装置は、図8に示すよう
に構成されており、図7を用いて説明した第2の実施の
形態の電源供給制御装置に対して、リファレンスFET
QBのゲートを温度センサ内蔵半導体素子QAの真のゲ
ートTGに接続せず、リファレンスFETQBのゲート
抵抗としてR41を追加し、該抵抗R41の他端を温度
センサ内蔵半導体素子QAのゲートGに接続している。
それ以外は第2の実施の形態の回路構成と同じである。
なお、図8中の点線で囲った部分110cはアナログ集
積化されるチッブ部分を示す。
の実施の形態の電源供給制御装置の説明をする。この第
3の実施の形態の電源供給制御装置は、図8に示すよう
に構成されており、図7を用いて説明した第2の実施の
形態の電源供給制御装置に対して、リファレンスFET
QBのゲートを温度センサ内蔵半導体素子QAの真のゲ
ートTGに接続せず、リファレンスFETQBのゲート
抵抗としてR41を追加し、該抵抗R41の他端を温度
センサ内蔵半導体素子QAのゲートGに接続している。
それ以外は第2の実施の形態の回路構成と同じである。
なお、図8中の点線で囲った部分110cはアナログ集
積化されるチッブ部分を示す。
【0149】また、抵抗R41の抵抗値は、R41=1
000×R7に設定する必要がある。例えば、R7=1
0〔KΩ]とした場合にはR41=10[MΩ]とな
る。非常に高い抵抗値になるので、コスト、生産性を考
慮するトランジスタ数比を1:100位にして、R41
=1〔MΩ]位になるようにすることが望ましい。
000×R7に設定する必要がある。例えば、R7=1
0〔KΩ]とした場合にはR41=10[MΩ]とな
る。非常に高い抵抗値になるので、コスト、生産性を考
慮するトランジスタ数比を1:100位にして、R41
=1〔MΩ]位になるようにすることが望ましい。
【0150】なお、本実施の形態の電源供給制御装置の
動作は第2の実施の形態と同等であり、第1の実施の形
態と同等の効果を奏する。
動作は第2の実施の形態と同等であり、第1の実施の形
態と同等の効果を奏する。
【0151】〔第4の実施の形態〕次に、本発明の第4
の実施の形態の電源供給制御装置の説明をする。この第
4の実施の形態の電源供給制御装置は、図9に示すよう
に構成されており、第1の実施の形態の電源供給制御装
置に対して過熱促進回路106を付加した構成となって
いる。なお、図9中の点線で囲った部分110dはアナ
ログ集積化されるチップ部分を示す。
の実施の形態の電源供給制御装置の説明をする。この第
4の実施の形態の電源供給制御装置は、図9に示すよう
に構成されており、第1の実施の形態の電源供給制御装
置に対して過熱促進回路106を付加した構成となって
いる。なお、図9中の点線で囲った部分110dはアナ
ログ集積化されるチップ部分を示す。
【0152】上述の第1〜第3の実施の形態の電源供給
制御装置では、完全短絡による過電流が検出された場合
には、すぐに過熱遮断による保護が機能して温度センサ
内蔵半導体素子QAを過熱遮断(オフ制御)することが
可能であるが、不完全短絡の場合には、温度センサ内蔵
半導体素子QAのオン/オフ制御を繰り返し行って、温
度センサ内蔵半導体素子QAの周期的な発熱作用によっ
て過熱遮断を機能させるので、過熱遮断までの時間が相
対的に長くなることが考えられる。このため、当該第4
の実施の形態の電源供給制御装置では、過熱遮断促進回
路(過熱遮断促進手段)106によって不完全短絡の場
合でも温度センサ内蔵半導体素子QAの遮断を速めるよ
うにしている。
制御装置では、完全短絡による過電流が検出された場合
には、すぐに過熱遮断による保護が機能して温度センサ
内蔵半導体素子QAを過熱遮断(オフ制御)することが
可能であるが、不完全短絡の場合には、温度センサ内蔵
半導体素子QAのオン/オフ制御を繰り返し行って、温
度センサ内蔵半導体素子QAの周期的な発熱作用によっ
て過熱遮断を機能させるので、過熱遮断までの時間が相
対的に長くなることが考えられる。このため、当該第4
の実施の形態の電源供給制御装置では、過熱遮断促進回
路(過熱遮断促進手段)106によって不完全短絡の場
合でも温度センサ内蔵半導体素子QAの遮断を速めるよ
うにしている。
【0153】すなわち、過熱遮断促進回路106は、F
ETQ21、ダイオードD21、抵抗R21〜R23及
びコンデンサC21を備えて構成されており、過電流制
御時において、温度センサ内蔵半導体素子QAのゲート
電位が周期的に“H”レベルになる毎にコンデンサC2
1が抵抗R21及び逆流阻止用ダイオードD21を介し
て充電される。FETQ21のゲート電位は最初は閾値
以下なのでオフ状態にあるが、コンデンサC21の充電
に伴ってゲート電位が上昇するとFETQ21はオン状
態に遷移する。
ETQ21、ダイオードD21、抵抗R21〜R23及
びコンデンサC21を備えて構成されており、過電流制
御時において、温度センサ内蔵半導体素子QAのゲート
電位が周期的に“H”レベルになる毎にコンデンサC2
1が抵抗R21及び逆流阻止用ダイオードD21を介し
て充電される。FETQ21のゲート電位は最初は閾値
以下なのでオフ状態にあるが、コンデンサC21の充電
に伴ってゲート電位が上昇するとFETQ21はオン状
態に遷移する。
【0154】抵抗R21を介して端子TG(温度センサ
内蔵半導体素子QAの真のゲート)から接地電位(GN
D)に電流が流れ、端子TGに蓄積される電荷量が減少
する。このため、同じドレイン電流IDに対してもドレ
イン−ソース間電圧VDSAが大きくなり、温度センサ内
蔵半導体素子QAの電力消費が増大して過熱遮断が早ま
ることとなる。なお、抵抗R21が小さい程過熱遮断は
早まる。また、抵抗R23はコンデンサC21の放電抵
抗であり、R22≪R23となるように設定するのが望
ましいであろう。
内蔵半導体素子QAの真のゲート)から接地電位(GN
D)に電流が流れ、端子TGに蓄積される電荷量が減少
する。このため、同じドレイン電流IDに対してもドレ
イン−ソース間電圧VDSAが大きくなり、温度センサ内
蔵半導体素子QAの電力消費が増大して過熱遮断が早ま
ることとなる。なお、抵抗R21が小さい程過熱遮断は
早まる。また、抵抗R23はコンデンサC21の放電抵
抗であり、R22≪R23となるように設定するのが望
ましいであろう。
【0155】このような第4の実施の形態の電源供給制
御装置は、過熱遮断促進回路(過熱遮断促進手段)10
6によって不完全短絡の場合でも温度センサ内蔵半導体
素子QAの遮断を速めることができる他、上述の第1の
実施の形態の電源供給制御装置と同様の効果を得ること
ができる。
御装置は、過熱遮断促進回路(過熱遮断促進手段)10
6によって不完全短絡の場合でも温度センサ内蔵半導体
素子QAの遮断を速めることができる他、上述の第1の
実施の形態の電源供給制御装置と同様の効果を得ること
ができる。
【0156】〔第5の実施の形態〕次に、本発明の第5
の実施の形態の電源供給制御装置の説明をする。この第
5の実施の形態の電源供給制御装置は、図10に示すよ
うになっており、第1の実施の形態の電源供給制御装置
に対して、オン/オフ回数積算回路107を付加した構
成となっている。なお、図10中の点線で囲った部分1
10eはアナログ集積化されるチップ部分を示す。
の実施の形態の電源供給制御装置の説明をする。この第
5の実施の形態の電源供給制御装置は、図10に示すよ
うになっており、第1の実施の形態の電源供給制御装置
に対して、オン/オフ回数積算回路107を付加した構
成となっている。なお、図10中の点線で囲った部分1
10eはアナログ集積化されるチップ部分を示す。
【0157】上述の第1〜第3の実施の形態の電源供給
制御装置においては、不完全短絡の場合に、温度センサ
内蔵半導体素子QAのオン/オフ制御を繰り返し行い温
度センサ内蔵半導体素子QAの周期的な発熱作用によっ
て過熱遮断を機能させる。このため、過熱遮断までの時
間が相対的に長くなる虞があるが、当該第5の実施の形
態の電源供給制御装置は、この問題点を以下のようにし
て解決している。
制御装置においては、不完全短絡の場合に、温度センサ
内蔵半導体素子QAのオン/オフ制御を繰り返し行い温
度センサ内蔵半導体素子QAの周期的な発熱作用によっ
て過熱遮断を機能させる。このため、過熱遮断までの時
間が相対的に長くなる虞があるが、当該第5の実施の形
態の電源供給制御装置は、この問題点を以下のようにし
て解決している。
【0158】すなわち、当該第5の実施の形態の電源供
給制御装置には、温度センサ内蔵半導体素子QAのオン
/オフ制御回数が所定回数に達したときに、該温度セン
サ内蔵半導体素子QAを強制的にオフ制御するオン/オ
フ回数積算回路107が付加されており、このオン/オ
フ回数積算回路107により温度センサ内蔵半導体素子
QAの遮断を速めるようになっている。
給制御装置には、温度センサ内蔵半導体素子QAのオン
/オフ制御回数が所定回数に達したときに、該温度セン
サ内蔵半導体素子QAを強制的にオフ制御するオン/オ
フ回数積算回路107が付加されており、このオン/オ
フ回数積算回路107により温度センサ内蔵半導体素子
QAの遮断を速めるようになっている。
【0159】オン/オフ回数積算回路107は、FET
Q31、ダイオードD31,D32、抵抗R31〜R3
3及びコンデンサC31を備えて構成されており、過電
流制御に入り、温度センサ内蔵半導体素子QAのゲート
電位が周期的に“H”レベルになる度にコンデンサC3
1が、抵抗R31及び逆流阻止用ダイオードD31を介
して充電される。
Q31、ダイオードD31,D32、抵抗R31〜R3
3及びコンデンサC31を備えて構成されており、過電
流制御に入り、温度センサ内蔵半導体素子QAのゲート
電位が周期的に“H”レベルになる度にコンデンサC3
1が、抵抗R31及び逆流阻止用ダイオードD31を介
して充電される。
【0160】FETQ31のゲート電位は最初は閾値以
下なのでオフ状態にあるが、コンデンサC31の充電に
伴ってゲート電位が上昇するとFETQ31はオン状態
に遷移する。この時、温度センサ121(4個のダイオ
ード)のアノード側が引き下げられるので、高温状態と
同じ条件となって過熱遮断用FETQSがオン状態に遷
移して、温度センサ内蔵半導体素子QAを遮断(オフ制
御)する。なお、回数積算による遮断時間は約1[sec
]程度が望ましい。
下なのでオフ状態にあるが、コンデンサC31の充電に
伴ってゲート電位が上昇するとFETQ31はオン状態
に遷移する。この時、温度センサ121(4個のダイオ
ード)のアノード側が引き下げられるので、高温状態と
同じ条件となって過熱遮断用FETQSがオン状態に遷
移して、温度センサ内蔵半導体素子QAを遮断(オフ制
御)する。なお、回数積算による遮断時間は約1[sec
]程度が望ましい。
【0161】また、オン/オフ回数積算回路107を安
定に動作させるためには、さらに、温度センサ内蔵半導
体素子QAのオン/オフ制御の周期を安定させることが
必要である。当該実施の形態においては、負荷電流の変
化に対する温度センサ内蔵半導体素子QAのドレイン−
ソース間電圧VDSAの変化はピンチオフ領域の方がオー
ミック領域より大きいので、温度センサ内蔵半導体素子
QAがオン/オフ制御されている間はピンチオフ領域で
オフ状態に遷移することとなり(ピンチオフ領域をパス
してオーミック領域でオフ状態に遷移することはな
い。)、従って、温度センサ内蔵半導体素子QAのオン
/オフ制御の周期が安定したものとなる。
定に動作させるためには、さらに、温度センサ内蔵半導
体素子QAのオン/オフ制御の周期を安定させることが
必要である。当該実施の形態においては、負荷電流の変
化に対する温度センサ内蔵半導体素子QAのドレイン−
ソース間電圧VDSAの変化はピンチオフ領域の方がオー
ミック領域より大きいので、温度センサ内蔵半導体素子
QAがオン/オフ制御されている間はピンチオフ領域で
オフ状態に遷移することとなり(ピンチオフ領域をパス
してオーミック領域でオフ状態に遷移することはな
い。)、従って、温度センサ内蔵半導体素子QAのオン
/オフ制御の周期が安定したものとなる。
【0162】〔変形例〕次に、上述の各実施の形態の電
源供給制御装置の変形例について、図11を参照して説
明する。上述の各実施の形態では、基準電圧の生成手段
を固定(例えば5A負荷相当に固定)しておき、第2負
荷(抵抗Rr)の変更には過電流判定値を変化させて対
応していた。
源供給制御装置の変形例について、図11を参照して説
明する。上述の各実施の形態では、基準電圧の生成手段
を固定(例えば5A負荷相当に固定)しておき、第2負
荷(抵抗Rr)の変更には過電流判定値を変化させて対
応していた。
【0163】すなわち、使用最大負荷に合わせて抵抗R
1,R2,R5を設定してチップを作成し、負荷102
が小さい場合はチップ外部に抵抗R2に並列に可変抵抗
RVを追加して、過電流判定値を下げていた。
1,R2,R5を設定してチップを作成し、負荷102
が小さい場合はチップ外部に抵抗R2に並列に可変抵抗
RVを追加して、過電流判定値を下げていた。
【0164】この方法では次のような問題点がある。第
1に、過電流判定値が大きくなる程制御精度が低下す
る。第2に、ピンチオフ領域とオーミック領域とで過電
流判定値を変える必要がある。この場合、ピンチオフ領
域の過電流判定値は、厳密にはドレイン電流IDの立ち
上がり勾配に合わせて設定する必要があるが、ドレイン
電流ID立ち上がり勾配は、配線インダクタンス及び配
線抵抗が変わると変化するので、該ドレイン電流IDの
立ち上がり勾配に沿った設定とするのは難しい。
1に、過電流判定値が大きくなる程制御精度が低下す
る。第2に、ピンチオフ領域とオーミック領域とで過電
流判定値を変える必要がある。この場合、ピンチオフ領
域の過電流判定値は、厳密にはドレイン電流IDの立ち
上がり勾配に合わせて設定する必要があるが、ドレイン
電流ID立ち上がり勾配は、配線インダクタンス及び配
線抵抗が変わると変化するので、該ドレイン電流IDの
立ち上がり勾配に沿った設定とするのは難しい。
【0165】これらの対策として、基準電圧生成手段を
負荷102に合わせて設定することが有効である。すな
わち、まず、基準電圧生成手段を負荷102の最大電流
値に設定する。
負荷102に合わせて設定することが有効である。すな
わち、まず、基準電圧生成手段を負荷102の最大電流
値に設定する。
【0166】次に、基準電圧生成手段におけるドレイン
−ソース間電圧VDS(リファレンスFETQBのドレイ
ン−ソース間電圧VDSB)を、負荷駆動トランジスタ
(温度センサ内蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間
電圧VDSA )が少しでも越えれば過電流値と判定する。
−ソース間電圧VDS(リファレンスFETQBのドレイ
ン−ソース間電圧VDSB)を、負荷駆動トランジスタ
(温度センサ内蔵半導体素子QAのドレイン−ソース間
電圧VDSA )が少しでも越えれば過電流値と判定する。
【0167】この手法では、過電流判定値をピンチオフ
領域とオーミック領域で変える必要はない。基準電圧生
成手段のドレイン−ソース間電圧VDSを越えたか否かで
判定すれば良いから、検出精度はコンパレータCMP1
の分解能だけで決まることになる。
領域とオーミック領域で変える必要はない。基準電圧生
成手段のドレイン−ソース間電圧VDSを越えたか否かで
判定すれば良いから、検出精度はコンパレータCMP1
の分解能だけで決まることになる。
【0168】また、温度ドリフト、ICロット間のばら
つき、配線インダクタンス及び配線抵抗の影響を除去で
き、電源電圧の変動に対してもコンパレータCMP1が
正常に作動する限り影響を受けない。従って、誤差要素
の少ない(ほとんど無い)電源供給制御装置及び電源供
給制御方法を実現することができる。
つき、配線インダクタンス及び配線抵抗の影響を除去で
き、電源電圧の変動に対してもコンパレータCMP1が
正常に作動する限り影響を受けない。従って、誤差要素
の少ない(ほとんど無い)電源供給制御装置及び電源供
給制御方法を実現することができる。
【0169】なお、基準電圧生成手段の設定変更方法を
まとめて列挙すれば次のようなものが考えられる。
まとめて列挙すれば次のようなものが考えられる。
【0170】(a)抵抗Rrに並列に外部可変抵抗RV
を追加接続する。
を追加接続する。
【0171】(b)抵抗Rrをチップ外部に設置して、
仕様に合わせて選択,設定する。
仕様に合わせて選択,設定する。
【0172】(c)チップ内部の抵抗Rrの抵抗値を変
える。
える。
【0173】例えば、図11に示すように、チップ内部
に数種類の抵抗Rr1〜Rr4を並列に配置しておき、
チップをパッケージするとき、またはべアチップ実装す
るときに、抵抗Rrl〜Rr4の中からスイッチSW2
により選択接続することにより、基準電圧の生成手段の
設定値(基準)を目標の仕様に設定することが可能とな
る。
に数種類の抵抗Rr1〜Rr4を並列に配置しておき、
チップをパッケージするとき、またはべアチップ実装す
るときに、抵抗Rrl〜Rr4の中からスイッチSW2
により選択接続することにより、基準電圧の生成手段の
設定値(基準)を目標の仕様に設定することが可能とな
る。
【0174】これにより、電源供給制御装置を集積化す
る場合でも1種類のチップで複数の仕様をカバーするこ
とが可能となる。また、抵抗Rr1〜Rr4の可変設定
により、負荷の種別(ヘッドランプ、駆動モータ等)に
応じた完全短絡、不完全短絡の切り分けを確実に検出す
ることが可能となり、短絡故障に対する保護を精度良く
行うことができる。
る場合でも1種類のチップで複数の仕様をカバーするこ
とが可能となる。また、抵抗Rr1〜Rr4の可変設定
により、負荷の種別(ヘッドランプ、駆動モータ等)に
応じた完全短絡、不完全短絡の切り分けを確実に検出す
ることが可能となり、短絡故障に対する保護を精度良く
行うことができる。
【0175】なお、スイッチング素子である、温度セン
サ内蔵半導体素子QA,リファレンスFETQB、トラ
ンジスタQ5,Q6、過熱遮断用FETQS及びFET
Qll〜Q54としてnチャネル型のものを用いること
としたが、これは、Pチャネル型のものを用いるように
してもよい。ただし、各スイッチング素子のオン/オフ
制御を行うゲート電位が“L”/“H”レベルに逆転す
ることに伴う回路変更が必要となる。
サ内蔵半導体素子QA,リファレンスFETQB、トラ
ンジスタQ5,Q6、過熱遮断用FETQS及びFET
Qll〜Q54としてnチャネル型のものを用いること
としたが、これは、Pチャネル型のものを用いるように
してもよい。ただし、各スイッチング素子のオン/オフ
制御を行うゲート電位が“L”/“H”レベルに逆転す
ることに伴う回路変更が必要となる。
【0176】最後に、上述の各実施の形態の説明では、
本発明を例えば自動車においてバッテリからの電源を選
択的にランプ等の各負荷に供給制御する電源供給制御装
置に適用することとしたが、本発明はこれに限らず、電
源から負荷への電力供給をスイッチング制御する装置で
あればどのような形態であっても適用可能であることは
勿論である。
本発明を例えば自動車においてバッテリからの電源を選
択的にランプ等の各負荷に供給制御する電源供給制御装
置に適用することとしたが、本発明はこれに限らず、電
源から負荷への電力供給をスイッチング制御する装置で
あればどのような形態であっても適用可能であることは
勿論である。
【0177】
【発明の効果】本発明に係る電源供給制御装置及び電源
供給制御方法は、従来必要としていたシャント抵抗を不
要として装置の熱損失を抑え、また、完全短絡による過
電流のみならず、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡
等のレアショートが発生した場合の異常電流をもハード
ウェア回路又はマイコン等のプログラム処理によって連
続的に検出することができる。特に、半導体スイッチの
オン/オフ制御をハードウェア回路で構成した場合はマ
イコンも不要であるため、実装スペースを縮小できると
ともに、装置コストを大幅に削減することができる。
供給制御方法は、従来必要としていたシャント抵抗を不
要として装置の熱損失を抑え、また、完全短絡による過
電流のみならず、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡
等のレアショートが発生した場合の異常電流をもハード
ウェア回路又はマイコン等のプログラム処理によって連
続的に検出することができる。特に、半導体スイッチの
オン/オフ制御をハードウェア回路で構成した場合はマ
イコンも不要であるため、実装スペースを縮小できると
ともに、装置コストを大幅に削減することができる。
【0178】また、負荷への電力供給が停止されてから
次に該負荷へ電力供給が開始されるまでに要した時間で
変化する突入電流のレベルに応じて半導体スイッチをオ
フ制御することができ、該半導体スイッチの、異常電流
に対する保護機能の動作停止時間を必要最低限としたう
えで突入電流をキャンセルすることができる。従って、
デッドショートが発生していた場合でも、負荷に対して
大きな値の電流が流れる時間を極力短くすることがで
き、該負荷を保護することができる。
次に該負荷へ電力供給が開始されるまでに要した時間で
変化する突入電流のレベルに応じて半導体スイッチをオ
フ制御することができ、該半導体スイッチの、異常電流
に対する保護機能の動作停止時間を必要最低限としたう
えで突入電流をキャンセルすることができる。従って、
デッドショートが発生していた場合でも、負荷に対して
大きな値の電流が流れる時間を極力短くすることがで
き、該負荷を保護することができる。
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の電源供給
制御装置の回路図である。
制御装置の回路図である。
【図2】前記第1の実施の形態の電源供給制御装置に設
けられている温度センサ内蔵半導体素子(半導体スイッ
チ)の詳細な回路図である。
けられている温度センサ内蔵半導体素子(半導体スイッ
チ)の詳細な回路図である。
【図3】前記第1の実施の形態の電源供給制御装置に設
けられている温度センサ内蔵半導体素子のオフ状態から
オン状態への遷移時のドレイン−ソース間電圧の立ち下
がり特性を説明するための図である。
けられている温度センサ内蔵半導体素子のオフ状態から
オン状態への遷移時のドレイン−ソース間電圧の立ち下
がり特性を説明するための図である。
【図4】前記第1の実施の形態の電源供給制御装置の概
念的な回路図である。
念的な回路図である。
【図5】前記第1の実施の形態の電源供給制御装置に設
けられている温度センサ内蔵半導体素子のドレイン電流
とゲート−ソース間電圧との特性を説明するための図で
ある。
けられている温度センサ内蔵半導体素子のドレイン電流
とゲート−ソース間電圧との特性を説明するための図で
ある。
【図6】前記第1の実施の形態の電源供給制御装置に設
けられている温度センサ内蔵半導体素子の短絡故障時及
び通常動作時の電流波形及び電圧波形を例示する図であ
る。
けられている温度センサ内蔵半導体素子の短絡故障時及
び通常動作時の電流波形及び電圧波形を例示する図であ
る。
【図7】本発明を適用した第2の実施の形態の電源供給
制御装置の回路図である。
制御装置の回路図である。
【図8】本発明を適用した第3の実施の形態の電源供給
制御装置の回路図である。
制御装置の回路図である。
【図9】本発明を適用した第4の実施の形態の電源供給
制御装置の回路図である。
制御装置の回路図である。
【図10】本発明を適用した第5の実施の形態の電源供
給制御装置の回路図である。
給制御装置の回路図である。
【図11】前記各実施の形態の変形例の電源供給制御装
置に設けられている基準電圧の生成手段の設定値(基
準)を目標の仕様に設定する回路の回路図である。
置に設けられている基準電圧の生成手段の設定値(基
準)を目標の仕様に設定する回路の回路図である。
【図12】負荷に掛かる突入電流を単にマスキングした
際に生ずる問題点を説明するための図である。
際に生ずる問題点を説明するための図である。
【図13】前記各実施の形態の電源供給制御装置に設け
られているマスク信号発生回路により、突入電流をキャ
ンセルするために、場合に応じてデューティ比が可変さ
れて形成されるマスク信号を説明するための図である。
られているマスク信号発生回路により、突入電流をキャ
ンセルするために、場合に応じてデューティ比が可変さ
れて形成されるマスク信号を説明するための図である。
【図14】従来の半導体スイッチを備えた電源供給制御
装置の回路構成図である。
装置の回路構成図である。
1 タイマ回路 2 マスク信号発生回路 101 電源 102 負荷 111 駆動回路 105 突入電流マスク回路(禁止手段) 106 過熱遮断促進回路(過熱遮断促進手段) 107 オン/オフ回数積算回路(回数制御手段) QA 温度センサ内蔵半導体素子 RG 内部抵抗 Q1〜Q6 トランジスタ R1〜R33 抵抗 ZD1,ZD2 ツェナーダイオード D1〜D32 ダイオード C1〜C31 コンデンサ 121 温度センサ 122 ラッチ回路 QS 過熱遮断用FET Q11〜Q54 FET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 37/02 H05B 37/02 K
Claims (20)
- 【請求項1】 制御信号入力端子へ供給される制御信号
に応じてスイッチング制御され電源から負荷への電力供
給を制御する半導体スイッチと、 前記半導体スイッチに所定の負荷を接続した状態におけ
る該半導体スイッチの端子間電圧の電圧特性と等価な電
圧特性を持つ基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、 前記半導体スイッチの端子間電圧と前記基準電圧との差
を検出する検出手段と、 検出された端子間電圧と基準電圧との差に応じて前記半
導体スイッチをオン/オフ制御する制御手段と、 前記負荷への電力供給が停止されてから次に該負荷へ電
力供給が開始されるまでに掛かった時間を計時して計時
情報を出力するタイマ手段と、 前記負荷への電力供給開始指示から、前記タイマ手段か
らの計時情報に応じた時間分前記半導体スイッチをオフ
制御することで、負荷への突入電流をキャンセルする突
入電流キャンセル手段とを有することを特徴とする電源
供給制御装置。 - 【請求項2】 前記基準電圧生成手段は、前記半導体ス
イッチ及び前記負荷に並列接続され、前記制御信号に応
じてスイッチング制御される第2半導体スイッチと第2
負荷とを直列接続した回路を備え、 前記第2半導体スイッチの端子間電圧を前記基準電圧と
して生成することを特徴とする請求項1に記載の電源供
給制御装置。 - 【請求項3】 前記基準電圧生成手段の基準電圧が持つ
電圧特性は、前記半導体スイッチ及び前記負荷に正常動
作範囲での最大電流である目標電流が流れる状態におけ
る電圧特性と等価であることを特徴とする請求項1又は
請求項2に記載の電源供給制御装置。 - 【請求項4】 前記半導体スイッチと前記第2半導体ス
イッチは、オフ状態からオン状態へ遷移する際の端子間
電圧の過渡的な電圧特性について等価な特性を持つこと
を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源供給制
御装置。 - 【請求項5】 前記第2半導体スイッチの電流容量は前
記半導体スイッチの電流容量よりも小さく、前記負荷及
び前記第2負荷の抵抗値比は前記半導体スイッチ及び第
2半導体スイッチの電流容量比と等価であることを特徴
とする請求項2、請求項3又は請求項4に記載の電源供
給制御装置。 - 【請求項6】 前記第2負荷は、複数個の抵抗を備え、 前記第2負荷の抵抗値は、前記複数個の抵抗の選択接続
により可変設定されることを特徴とする請求項2、請求
項3、請求項4又は請求項5に記載の電源供給制御装
置。 - 【請求項7】 前記負荷に直列接続または前記第2負荷
に並列接続された可変抵抗を有し、 前記第2負荷の抵抗値は、前記可変抵抗により可変設定
されることを特徴とする請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5又は請求項6に記載の電源供給制御装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、検出された端子間電圧
と基準電圧との差が第1閾値を超えたときに前記半導体
スイッチをオフ制御し、検出された端子間電圧と基準電
圧との差が第2閾値を下回ったときに前記半導体スイッ
チをオン制御することを特徴とする請求項1、請求項
2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求
項7に記載の電源供給制御装置。 - 【請求項9】 前記半導体スイッチが過熱した場合に該
半導体スイッチをオフ制御して保護する過熱保護手段を
有することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求
項8に記載の電源供給制御装置。 - 【請求項10】 前記半導体スイッチ、前記基準電圧生
成手段、前記検出手段、前記制御手段または前記過熱保
護手段は、同一チップ上に形成されることを特徴とする
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9に記載の電
源供給制御装置。 - 【請求項11】 前記制御手段による前記半導体スイッ
チのオン/オフ制御の周期を制御用クロックとして使用
することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、
請求項9又は請求項10に記載の電源供給制御装置。 - 【請求項12】 前記制御手段による前記半導体スイッ
チのオン/オフ制御時に、前記過熱保護手段によるオフ
制御を速める過熱遮断促進手段を有することを特徴とす
る請求項9、請求項10又は請求項11に記載の電源供
給制御装置。 - 【請求項13】 前記制御手段による前記半導体スイッ
チのオン/オフ制御回数を積算し、該制御回数が所定回
数に達したときに前記半導体スイッチをオフ制御する回
数制御手段を有することを特徴とする請求項1、請求項
2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項
7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11又は
請求項12に記載の電源供給制御装置。 - 【請求項14】 制御信号入力端子へ供給される制御信
号に応じてスイッチング制御され電源から負荷への電力
供給を制御する半導体スイッチを備えた電源供給制御装
置の電源供給制御方法において、 前記半導体スイッチに所定の負荷を接続した状態におけ
る該半導体スイッチの端子間電圧の電圧特性と等価な電
圧特性を持つ基準電圧を生成する基準電圧生成ステップ
と、 前記半導体スイッチの端子間電圧と前記基準電圧との差
を検出する電圧検出ステップと、 検出された端子間電圧と基準電圧との差に応じて前記半
導体スイッチをオン/オフ制御する制御ステップと、 前記負荷への電力供給が停止されてから次に該負荷へ電
力供給が開始されるまでに掛かった時間を計時するステ
ップと、 前記負荷への電力供給開始指示から、前記ステップによ
り計時された時間分前記半導体スイッチをオフ制御する
ことで、負荷への突入電流をキャンセルするステップと
を有することを特徴とする電源供給制御方法。 - 【請求項15】 前記基準電圧生成ステップにおいて前
記基準電圧が持つ電圧特性は、前記半導体スイッチ及び
前記負荷に正常動作範囲での最大電流である目標電流が
流れる状態における電圧特性と等価であることを特徴と
する請求項14に記載の電源供給制御方法。 - 【請求項16】 前記制御ステップは、 検出された端子間電圧と基準電圧との差が第1閾値を超
えたときに前記半導体スイッチをオフ制御するオフ制御
ステップと、 検出された端子間電圧と基準電圧との差が第2閾値を下
回ったときに前記半導体スイッチをオン制御するオン制
御ステップと、 を有することを特徴とする請求項14又は請求項15に
記載の電源供給制御方法。 - 【請求項17】 前記半導体スイッチが過熱した場合に
該半導体スイッチをオフ制御して保護する過熱保護ステ
ップを有することを特徴とする請求項14、請求項15
又は請求項16に記載の電源供給制御方法。 - 【請求項18】 前記半導体スイッチがオン状態となっ
た後の一定期間、前記制御ステップによる前記半導体ス
イッチのオン/オフ制御を禁止する禁止ステップを有す
ることを特徴とする請求項14,請求項15、請求項1
6又は請求項17に記載の電源供給制御方法。 - 【請求項19】 前記制御ステップによる前記半導体ス
イッチのオン/オフ制御時に、前記過熱保護ステップに
よるオフ制御を速めることを特徴とする請求項17又は
請求項18に記載の電源供給制御方法。 - 【請求項20】 前記制御ステップによる前記半導体ス
イッチのオン/オフ制御回数を積算し、該制御回数が所
定回数に達したときに前記半導体スイッチをオフ制御す
る回数制御ステップを有することを特徴とする請求項1
4,請求項15、請求項16、請求項17、請求項18
又は請求項19に記載の電源供給制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000028011A JP2000298522A (ja) | 1999-02-12 | 2000-02-04 | 電源供給制御装置及び電源供給制御方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3503299 | 1999-02-12 | ||
| JP11-35032 | 1999-02-12 | ||
| JP2000028011A JP2000298522A (ja) | 1999-02-12 | 2000-02-04 | 電源供給制御装置及び電源供給制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000298522A true JP2000298522A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=26373925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000028011A Pending JP2000298522A (ja) | 1999-02-12 | 2000-02-04 | 電源供給制御装置及び電源供給制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000298522A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008058134A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Yazaki Corp | モータ異常検出装置及び方法 |
| JP2015056986A (ja) * | 2013-09-12 | 2015-03-23 | 株式会社東芝 | Dc−dcコンバータ、および、半導体集積回路 |
| JP2019062657A (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-18 | 古河電気工業株式会社 | 電源供給装置 |
| US11329473B2 (en) | 2019-07-26 | 2022-05-10 | Toshiba Electronic Devices & Storage Corporation | Driver circuit having overcurrent protection function and control method of driver circuit having overcurrent protection function |
| CN114980389A (zh) * | 2022-08-01 | 2022-08-30 | 保定三正电气设备有限公司 | 串联型感应加热装置动态负载匹配方法及系统 |
| US20220407508A1 (en) * | 2021-06-16 | 2022-12-22 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| CN116382385A (zh) * | 2023-04-03 | 2023-07-04 | 无锡市稳先微电子有限公司 | 一种温度控制方法、温度控制电路、智能电子开关和汽车 |
-
2000
- 2000-02-04 JP JP2000028011A patent/JP2000298522A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008058134A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Yazaki Corp | モータ異常検出装置及び方法 |
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| CN116382385A (zh) * | 2023-04-03 | 2023-07-04 | 无锡市稳先微电子有限公司 | 一种温度控制方法、温度控制电路、智能电子开关和汽车 |
| CN116382385B (zh) * | 2023-04-03 | 2024-03-05 | 无锡市稳先微电子有限公司 | 一种温度控制方法、温度控制电路、智能电子开关和汽车 |
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