JP2000298833A - ドライブ装置 - Google Patents
ドライブ装置Info
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- JP2000298833A JP2000298833A JP11105067A JP10506799A JP2000298833A JP 2000298833 A JP2000298833 A JP 2000298833A JP 11105067 A JP11105067 A JP 11105067A JP 10506799 A JP10506799 A JP 10506799A JP 2000298833 A JP2000298833 A JP 2000298833A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベリファイ時に記録レーザパワーの適否を明
確に判別できるようにする。 【解決手段】 データ信号波形についてのアシンメトリ
値、又は振幅値が所定の範囲内にあるか否かにより記録
時のレーザパワーが適正であるか否かを判別する。また
記録時のレーザパワーが適正でないと判断された場合
は、記録レーザパワーを調整して記録動作のリトライを
実行する。
確に判別できるようにする。 【解決手段】 データ信号波形についてのアシンメトリ
値、又は振幅値が所定の範囲内にあるか否かにより記録
時のレーザパワーが適正であるか否かを判別する。また
記録時のレーザパワーが適正でないと判断された場合
は、記録レーザパワーを調整して記録動作のリトライを
実行する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体に対してデ
ータの再生を行うことのできるドライブ装置に関するも
のである。
ータの再生を行うことのできるドライブ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスク等の記録媒
体に対して記録再生動作を行うドライブ装置では、或る
セクター(セクターとは記録媒体上のデータ単位)に対
する記録を行った際に、その直後にそのセクターの再生
を行い、正しくデータが記録できたか否かをチェックす
る動作が行われる。このような動作はライトアンドベリ
ファイと呼ばれる。特にライトワンス型のディスク(W
ORMディスク)については、書換不可能であることか
ら、記録時にライトアンドベリファイを行うことは重要
となる。
体に対して記録再生動作を行うドライブ装置では、或る
セクター(セクターとは記録媒体上のデータ単位)に対
する記録を行った際に、その直後にそのセクターの再生
を行い、正しくデータが記録できたか否かをチェックす
る動作が行われる。このような動作はライトアンドベリ
ファイと呼ばれる。特にライトワンス型のディスク(W
ORMディスク)については、書換不可能であることか
ら、記録時にライトアンドベリファイを行うことは重要
となる。
【0003】ベリファイ時には、通常の再生時よりもリ
ード条件を厳しくして再生を行うようにしている。そし
てその厳しい条件下で適正にデータが読み出せればベリ
ファイOK(つまり記録OK)と判断する。これは、そ
のディスクがリード能力の低い再生装置に装填された際
にも、適正に再生が実行できるようにするためである。
一方、ベリファイNGとなった場合は、リトライ動作と
して再度記録動作をやり直す。ライトワンス型のディス
クの場合は、一度書込を行ったセクターには再度書込を
行うことはできないため、リトライ動作時には異なるセ
クターに記録を実行することになる。
ード条件を厳しくして再生を行うようにしている。そし
てその厳しい条件下で適正にデータが読み出せればベリ
ファイOK(つまり記録OK)と判断する。これは、そ
のディスクがリード能力の低い再生装置に装填された際
にも、適正に再生が実行できるようにするためである。
一方、ベリファイNGとなった場合は、リトライ動作と
して再度記録動作をやり直す。ライトワンス型のディス
クの場合は、一度書込を行ったセクターには再度書込を
行うことはできないため、リトライ動作時には異なるセ
クターに記録を実行することになる。
【0004】ベリファイ時にリード条件を厳しくする手
法としては、例えばECCクライテリア(エラー訂正O
Kの基準)やリシンククライテリア(同期エラーの基
準)を厳しくしたり、再生RF信号の振幅を小さくした
り、2値化スライスレベルを変更することなどが行われ
る。
法としては、例えばECCクライテリア(エラー訂正O
Kの基準)やリシンククライテリア(同期エラーの基
準)を厳しくしたり、再生RF信号の振幅を小さくした
り、2値化スライスレベルを変更することなどが行われ
る。
【0005】またベリファイNGとなる主な要因として
は、ディスク上の傷や汚れ(ディフェクト)や記録時の
不適切なレーザパワーがあげられる。記録レーザパワー
については、記録時に最適レベルに調整できればよいわ
けであるが、ライトワンスディスクでは、記録時に何度
も試し書きを行って記録レーザパワーを調整していくよ
うなことは、セクター消費を著しく拡大してしまうこと
になるため適切ではない。従って、記録レーザパワーが
不適切であった場合は、ベリファイ時にNGと判断し
て、記録レーザパワーを変更してリトライを行うことが
重要となる。
は、ディスク上の傷や汚れ(ディフェクト)や記録時の
不適切なレーザパワーがあげられる。記録レーザパワー
については、記録時に最適レベルに調整できればよいわ
けであるが、ライトワンスディスクでは、記録時に何度
も試し書きを行って記録レーザパワーを調整していくよ
うなことは、セクター消費を著しく拡大してしまうこと
になるため適切ではない。従って、記録レーザパワーが
不適切であった場合は、ベリファイ時にNGと判断し
て、記録レーザパワーを変更してリトライを行うことが
重要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ECCクラ
イテリアやリシンククライテリアなどリード条件を厳し
くしてベリファイを行うと、そのセクターに大きなディ
フェクトがあった場合などは、ほぼ確実にベリファイN
Gとなる。つまり記録エラーと判断すべき場合に、適切
にベリファイNGとなり、リトライ動作によってディフ
ェクトのない他のセクターに記録をやり直すことができ
る。
イテリアやリシンククライテリアなどリード条件を厳し
くしてベリファイを行うと、そのセクターに大きなディ
フェクトがあった場合などは、ほぼ確実にベリファイN
Gとなる。つまり記録エラーと判断すべき場合に、適切
にベリファイNGとなり、リトライ動作によってディフ
ェクトのない他のセクターに記録をやり直すことができ
る。
【0007】ところが、記録レーザパワーに問題があっ
た場合について考えると、例えば記録レーザパワーが低
すぎたような場合であって、しかもリード条件を厳しく
しても、リード能力が高いドライブ装置の場合は、ベリ
ファイ時に適切にデータ再生ができることがある。ドラ
イブ装置の再生系としては、現在、ビットバイビット復
号法やビタビ復号法が用いられることが多いが、ビタビ
復号法は非常にリード能力が高いため、記録レーザパワ
ーが不適切であった場合でも、ベリファイOKとなるこ
とが多い。そのように記録レーザパワーが不適切であっ
てもベリファイOKとなれば、そのまま記録OKとして
リトライ動作は行われないことになるが、もしそのディ
スクがビットバイビット復号法を採用している再生装置
に装填された場合は、データが再生できない可能性が高
いものとなる。
た場合について考えると、例えば記録レーザパワーが低
すぎたような場合であって、しかもリード条件を厳しく
しても、リード能力が高いドライブ装置の場合は、ベリ
ファイ時に適切にデータ再生ができることがある。ドラ
イブ装置の再生系としては、現在、ビットバイビット復
号法やビタビ復号法が用いられることが多いが、ビタビ
復号法は非常にリード能力が高いため、記録レーザパワ
ーが不適切であった場合でも、ベリファイOKとなるこ
とが多い。そのように記録レーザパワーが不適切であっ
てもベリファイOKとなれば、そのまま記録OKとして
リトライ動作は行われないことになるが、もしそのディ
スクがビットバイビット復号法を採用している再生装置
に装填された場合は、データが再生できない可能性が高
いものとなる。
【0008】つまり、ベリファイNGとすべきものがベ
リファイOKとなってしまうことで、再生互換性が保て
なくなってしまい、記録再生システムとしての信頼性が
損なわれてしまう。換言すれば、リード条件を厳しくし
てベリファイを行うのみでは、そのベリファイOK/N
Gを記録動作のOK/NGの基準とすることは不十分な
ものとなってしまう。またベリファイNGとなった場合
に、その原因として記録レーザパワーが不適切であるか
否かが明確に判別できないという問題もあり、適切なリ
トライが実行できない(レーザパワーを変更すべきか否
かが明確にわからない)。
リファイOKとなってしまうことで、再生互換性が保て
なくなってしまい、記録再生システムとしての信頼性が
損なわれてしまう。換言すれば、リード条件を厳しくし
てベリファイを行うのみでは、そのベリファイOK/N
Gを記録動作のOK/NGの基準とすることは不十分な
ものとなってしまう。またベリファイNGとなった場合
に、その原因として記録レーザパワーが不適切であるか
否かが明確に判別できないという問題もあり、適切なリ
トライが実行できない(レーザパワーを変更すべきか否
かが明確にわからない)。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
に鑑みて、ライトアンドベリファイ時に、記録レーザパ
ワーが不適切であった場合にも、それが明確に識別でき
るようにし、適切なリトライ動作が実行できるようにす
るとともに、それによって再生互換性を良好に維持でき
るようにすることを目的とする。
に鑑みて、ライトアンドベリファイ時に、記録レーザパ
ワーが不適切であった場合にも、それが明確に識別でき
るようにし、適切なリトライ動作が実行できるようにす
るとともに、それによって再生互換性を良好に維持でき
るようにすることを目的とする。
【0010】このために本発明のドライブ装置は、レー
ザ光照射を行って記録媒体に対するデータの記録、及び
記録されたデータ信号の読出を行うことのできるヘッド
手段と、ヘッド手段により読み出されたデータ信号に対
してデコード処理を行い、再生データを得るデコード手
段と、ヘッド手段により読み出されたデータ信号波形に
ついてのアシンメトリ値を算出するアシンメトリ算出手
段と、ヘッド手段に対して記録データを供給して記録媒
体に対するデータの記録を実行させた後、その記録した
データについてのデータ信号の読出を実行させ、そのデ
ータ信号波形についてアシンメトリ算出手段により算出
されたアシンメトリ値が所定の範囲内にあるか否かによ
り記録時のレーザパワーが適正であるか否かを判別し、
記録時のレーザパワーが適正でないと判断された場合
は、記録動作エラー(例えばリトライ動作に移行すべき
ベリファイNG状態)と判断する制御手段とを備えるよ
うにする。
ザ光照射を行って記録媒体に対するデータの記録、及び
記録されたデータ信号の読出を行うことのできるヘッド
手段と、ヘッド手段により読み出されたデータ信号に対
してデコード処理を行い、再生データを得るデコード手
段と、ヘッド手段により読み出されたデータ信号波形に
ついてのアシンメトリ値を算出するアシンメトリ算出手
段と、ヘッド手段に対して記録データを供給して記録媒
体に対するデータの記録を実行させた後、その記録した
データについてのデータ信号の読出を実行させ、そのデ
ータ信号波形についてアシンメトリ算出手段により算出
されたアシンメトリ値が所定の範囲内にあるか否かによ
り記録時のレーザパワーが適正であるか否かを判別し、
記録時のレーザパワーが適正でないと判断された場合
は、記録動作エラー(例えばリトライ動作に移行すべき
ベリファイNG状態)と判断する制御手段とを備えるよ
うにする。
【0011】記録可能なディスクメディアのうち、例え
ばWORMディスクとしては、レーザ光照射によりディ
スク上にエンボスピットを形成していく、いわゆる穴開
けタイプと呼ばれるものの他、相変化方式でデータ記録
を行うもの、さらには合金タイプと呼ばれる、反射率変
化によるピットを形成していくものがある。さらには記
録可能なディスクメディアとして書換可能なものとして
は、磁界ピットを形成する光磁気ディスク(MOディス
ク)や、DVD−RAM、DVD−RWなどの相変化方
式を用いたディスクがある。これらのうち、合金タイプ
のWORMディスク以外は、記録レーザパワーと再生さ
れるデータ信号のアシンメトリに相関関係がみられる。
従って、アシンメトリ値を算出することで、記録レーザ
パワーが適切であるか否かが判断できる。
ばWORMディスクとしては、レーザ光照射によりディ
スク上にエンボスピットを形成していく、いわゆる穴開
けタイプと呼ばれるものの他、相変化方式でデータ記録
を行うもの、さらには合金タイプと呼ばれる、反射率変
化によるピットを形成していくものがある。さらには記
録可能なディスクメディアとして書換可能なものとして
は、磁界ピットを形成する光磁気ディスク(MOディス
ク)や、DVD−RAM、DVD−RWなどの相変化方
式を用いたディスクがある。これらのうち、合金タイプ
のWORMディスク以外は、記録レーザパワーと再生さ
れるデータ信号のアシンメトリに相関関係がみられる。
従って、アシンメトリ値を算出することで、記録レーザ
パワーが適切であるか否かが判断できる。
【0012】また本発明のドライブ装置としては、レー
ザ光照射を行って記録媒体に対するデータの記録、及び
記録されたデータ信号の読出を行うことのできるヘッド
手段と、ヘッド手段により読み出されたデータ信号に対
してデコード処理を行い、再生データを得るデコード手
段と、ヘッド手段により読み出されたデータ信号波形に
ついての振幅値を算出する振幅算出手段と、ヘッド手段
に対して記録データを供給して記録媒体に対するデータ
の記録を実行させた後、その記録したデータについての
データ信号の読出を実行させ、そのデータ信号波形につ
いて振幅算出手段により算出された振幅値が所定の範囲
内にあるか否かにより記録時のレーザパワーが適正であ
るか否かを判別し、記録時のレーザパワーが適正でない
と判断された場合は、記録動作エラーと判断する制御手
段とを備えるようにする。
ザ光照射を行って記録媒体に対するデータの記録、及び
記録されたデータ信号の読出を行うことのできるヘッド
手段と、ヘッド手段により読み出されたデータ信号に対
してデコード処理を行い、再生データを得るデコード手
段と、ヘッド手段により読み出されたデータ信号波形に
ついての振幅値を算出する振幅算出手段と、ヘッド手段
に対して記録データを供給して記録媒体に対するデータ
の記録を実行させた後、その記録したデータについての
データ信号の読出を実行させ、そのデータ信号波形につ
いて振幅算出手段により算出された振幅値が所定の範囲
内にあるか否かにより記録時のレーザパワーが適正であ
るか否かを判別し、記録時のレーザパワーが適正でない
と判断された場合は、記録動作エラーと判断する制御手
段とを備えるようにする。
【0013】上記合金タイプのWORMディスクなど
は、記録レーザパワーと再生されるデータ信号の振幅レ
ベルに相関関係がみられる。従って、振幅値を算出する
ことで、記録レーザパワーが適切であるか否かが判断で
きる。
は、記録レーザパワーと再生されるデータ信号の振幅レ
ベルに相関関係がみられる。従って、振幅値を算出する
ことで、記録レーザパワーが適切であるか否かが判断で
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、実施の形態の理解を容易とするために、
下記順序のように、まずビタビ復号方法を行う再生系を
有するディスクドライブ装置の構成、ビタビ復号方法等
について説明し、その後、実施の形態としてのディスク
ドライブ装置の構成及び動作を説明していく。 1.ビタビ復号方法を行う再生系を有するディスクドラ
イブ装置の説明 1−1 装置構成の概要 1−2 ビタビ復号方法 1−3 ビタビ復号器 2.実施の形態のディスクドライブ装置(I) 2−1 ディスクドライブ装置の構成 2−2 記録レーザパワーとアシンメトリの関係 2−3 ライトアンドベリファイ処理 2−4 ライトアンドベリファイの動作態様例 3.実施の形態のディスクドライブ装置(II) 3−1 記録レーザパワーと振幅の関係 3−2 ライトアンドベリファイ処理及び動作態様例
て説明するが、実施の形態の理解を容易とするために、
下記順序のように、まずビタビ復号方法を行う再生系を
有するディスクドライブ装置の構成、ビタビ復号方法等
について説明し、その後、実施の形態としてのディスク
ドライブ装置の構成及び動作を説明していく。 1.ビタビ復号方法を行う再生系を有するディスクドラ
イブ装置の説明 1−1 装置構成の概要 1−2 ビタビ復号方法 1−3 ビタビ復号器 2.実施の形態のディスクドライブ装置(I) 2−1 ディスクドライブ装置の構成 2−2 記録レーザパワーとアシンメトリの関係 2−3 ライトアンドベリファイ処理 2−4 ライトアンドベリファイの動作態様例 3.実施の形態のディスクドライブ装置(II) 3−1 記録レーザパワーと振幅の関係 3−2 ライトアンドベリファイ処理及び動作態様例
【0015】1.ビタビ復号方法を行う再生系を有する
ディスクドライブ装置の説明 1−1 装置構成の概要 まず、ビタビ復号方法を行う再生系を有する典型的なデ
ィスクドライブ装置(記録/再生装置)の一例について
説明する。図1は、光磁気ディスク又は光ディスクに対
して、ビタビ復号方法を行う再生系を有するディスクド
ライブ装置の一例の構成を示すブロック図である。但し
この図ではサーボ系等は省略してある。
ディスクドライブ装置の説明 1−1 装置構成の概要 まず、ビタビ復号方法を行う再生系を有する典型的なデ
ィスクドライブ装置(記録/再生装置)の一例について
説明する。図1は、光磁気ディスク又は光ディスクに対
して、ビタビ復号方法を行う再生系を有するディスクド
ライブ装置の一例の構成を示すブロック図である。但し
この図ではサーボ系等は省略してある。
【0016】記録時には、コントローラ2がホストコン
ピュータ1の指令に従って、記録すべきユーザデータを
受取リ、情報語としてのユーザデータに基づいてエンコ
ードを行って、符号語としてのRLL(1,7)符号を
生成する。この符号語が記録データとしてレーザパワー
コントロール部(以下、LPCと表記する)4に供給さ
れる。コントローラ2は、このような処理の他に、後述
する復号化処理、および記録、再生、消去等の各モード
の制御、並びにホストコンピュータ1との交信等の動作
を行う。
ピュータ1の指令に従って、記録すべきユーザデータを
受取リ、情報語としてのユーザデータに基づいてエンコ
ードを行って、符号語としてのRLL(1,7)符号を
生成する。この符号語が記録データとしてレーザパワー
コントロール部(以下、LPCと表記する)4に供給さ
れる。コントローラ2は、このような処理の他に、後述
する復号化処理、および記録、再生、消去等の各モード
の制御、並びにホストコンピュータ1との交信等の動作
を行う。
【0017】LPC4は、再生時、記録時、消去時のそ
れぞれにおいて光ピックアップ7からのレーザ出力を実
行させるようにレーザ駆動信号(ドライブパルス)を発
生させる。このドライブパルスはAPC(Auto Power C
ontrol)及びドライブ部(以下APC)10に供給さ
れ、このAPC10によってドライブパルスに応じた電
流がレーザダイオードに印加されることで、光ピックア
ップ7内のレーザダイオードからのレーザ出力が行われ
る。またAPC10は、レーザレベルを所定値に保つよ
うにフィードバック制御を行っている。
れぞれにおいて光ピックアップ7からのレーザ出力を実
行させるようにレーザ駆動信号(ドライブパルス)を発
生させる。このドライブパルスはAPC(Auto Power C
ontrol)及びドライブ部(以下APC)10に供給さ
れ、このAPC10によってドライブパルスに応じた電
流がレーザダイオードに印加されることで、光ピックア
ップ7内のレーザダイオードからのレーザ出力が行われ
る。またAPC10は、レーザレベルを所定値に保つよ
うにフィードバック制御を行っている。
【0018】このようにLPC4、APC10が、供給
された記録データに対応して、光ピックアップ7のレー
ザパワーを制御して、スピンドルモータ9により回転さ
れているディスク6上にピット列を形成することによ
り、記録が行なわれる。例えば書換可能型光磁気ディス
ク(MOディスク)に対応するドライブ装置の場合は、
ディスク6上に磁気極性を有するピット列を形成するこ
とになる。この場合、磁気へッド5がディスク6にバイ
アス磁界を付与する。また、追記型ディスク(WORM
ディスク)であって、いわゆるアブラティブタイプ(穴
開け型)のディスクに対応するドライブ装置の場合は、
レーザ光によりエンボスピット列が形成される。また追
記型ディスク(WORMディスク)であって、いわゆる
合金タイプのディスクに対応するドライブ装置の場合
は、レーザ光によりディスク記録面の反射率変化を生じ
させることによるピット列が形成される。さらに相変化
方式のディスクに対応するドライブ装置の場合は、レー
ザ光により相変化ピット列が形成される。、
された記録データに対応して、光ピックアップ7のレー
ザパワーを制御して、スピンドルモータ9により回転さ
れているディスク6上にピット列を形成することによ
り、記録が行なわれる。例えば書換可能型光磁気ディス
ク(MOディスク)に対応するドライブ装置の場合は、
ディスク6上に磁気極性を有するピット列を形成するこ
とになる。この場合、磁気へッド5がディスク6にバイ
アス磁界を付与する。また、追記型ディスク(WORM
ディスク)であって、いわゆるアブラティブタイプ(穴
開け型)のディスクに対応するドライブ装置の場合は、
レーザ光によりエンボスピット列が形成される。また追
記型ディスク(WORMディスク)であって、いわゆる
合金タイプのディスクに対応するドライブ装置の場合
は、レーザ光によりディスク記録面の反射率変化を生じ
させることによるピット列が形成される。さらに相変化
方式のディスクに対応するドライブ装置の場合は、レー
ザ光により相変化ピット列が形成される。、
【0019】なおピット列としては、記録データに基づ
いて後述するように生成されるプリコード出力に従っ
て、後述するようなマークエッジ記録が行われる。形成
される各ピットを、記録データに基づいて後述するよう
にして生成されるプリコード出力中の各ピットに対応さ
せる方法について、図2を参照して説明する。プリコー
ド出力中の、例えば’1’に対してピットを形成し、’
0’に対してピットを形成しない記録方法をマーク位置
記録方法と称する。一方、各ピットのエッジによって表
現される、プリコード出力中の各ピットの境界における
極性の反転を、例えば’1’に対応させる記録方法をマ
ークエッジ記録方法と称する。再生時には、再生信号中
の各ピットの境界は、後述するようにして生成されるリ
ードクロックDCKに従って認識される。
いて後述するように生成されるプリコード出力に従っ
て、後述するようなマークエッジ記録が行われる。形成
される各ピットを、記録データに基づいて後述するよう
にして生成されるプリコード出力中の各ピットに対応さ
せる方法について、図2を参照して説明する。プリコー
ド出力中の、例えば’1’に対してピットを形成し、’
0’に対してピットを形成しない記録方法をマーク位置
記録方法と称する。一方、各ピットのエッジによって表
現される、プリコード出力中の各ピットの境界における
極性の反転を、例えば’1’に対応させる記録方法をマ
ークエッジ記録方法と称する。再生時には、再生信号中
の各ピットの境界は、後述するようにして生成されるリ
ードクロックDCKに従って認識される。
【0020】図1の再生系の構成および動作は次のよう
になる。光ピックアップ7は、スピンドルモータ9によ
って回転されているディスク6にレーザ光を照射し、そ
れによって生じる反射光を受光して、反射光情報を生成
する。なお詳述は避けるが、反射光情報としては、再生
データに相当する再生RF信号以外に、フォーカスエラ
ー信号ならびにトラッキングエラー信号などがある。ま
た再生RF信号としても、例えば光磁気ディスクなど、
ディスク上のセクタフォーマットにおいて、エンボスピ
ットが形成される部分と、光磁気的にピット列が記録さ
れる部分が存在する場合は、いわゆる和信号、差信号の
2種類があり、セクター内のエリアに応じて切り換え処
理される。
になる。光ピックアップ7は、スピンドルモータ9によ
って回転されているディスク6にレーザ光を照射し、そ
れによって生じる反射光を受光して、反射光情報を生成
する。なお詳述は避けるが、反射光情報としては、再生
データに相当する再生RF信号以外に、フォーカスエラ
ー信号ならびにトラッキングエラー信号などがある。ま
た再生RF信号としても、例えば光磁気ディスクなど、
ディスク上のセクタフォーマットにおいて、エンボスピ
ットが形成される部分と、光磁気的にピット列が記録さ
れる部分が存在する場合は、いわゆる和信号、差信号の
2種類があり、セクター内のエリアに応じて切り換え処
理される。
【0021】RF信号は、アンプ8によってゲイン調整
等がなされた後にフィルタ部11に供給される。フィル
タ部11は、ノイズカットを行うローパスフィルタおよ
び波形等化を行う波形等化器から構成される。後述する
ように、この際の波形等化処理において用いられる波形
等化特性は、ビタビ復号器13が行うビタビ復号方法に
適合するものとされる。フィルタ部11の出力が供給さ
れるA/D変換器12は、後述するようにして供給され
るリードクロックDCKに従って再生信号値z[k]を
サンプリングする。
等がなされた後にフィルタ部11に供給される。フィル
タ部11は、ノイズカットを行うローパスフィルタおよ
び波形等化を行う波形等化器から構成される。後述する
ように、この際の波形等化処理において用いられる波形
等化特性は、ビタビ復号器13が行うビタビ復号方法に
適合するものとされる。フィルタ部11の出力が供給さ
れるA/D変換器12は、後述するようにして供給され
るリードクロックDCKに従って再生信号値z[k]を
サンプリングする。
【0022】ビタビ復号器13は、再生信号値z[k]
に基づいて、ビタビ復号方法によって復号データを生成
する。かかる復号データは、上述したようにして記録さ
れる記録データに対する最尤復号系列である。従って、
復号エラーが無い場合には、復号データは、記録データ
と一致する。このビタビ復号器13には、ブランチメト
リックブロック(BMC)132、アッドコンペアセレ
クトブロック(ACS)133、ステータスメモリユニ
ット(SMU)134、マージブロック135が設けら
れる。これらについては後述する。また、ビタビ復号器
13には、シフトレジスタ131、振幅基準値適応化部
(RAA)136も設けられる。そしてA/D変換器1
2の出力はシフトレジスタ15にも供給され、このシフ
トレジスタ131によって所定の遅延時間が与えられた
後に振幅基準値適応化部(RAA)136に供給され
る。これらの動作についても後述する。
に基づいて、ビタビ復号方法によって復号データを生成
する。かかる復号データは、上述したようにして記録さ
れる記録データに対する最尤復号系列である。従って、
復号エラーが無い場合には、復号データは、記録データ
と一致する。このビタビ復号器13には、ブランチメト
リックブロック(BMC)132、アッドコンペアセレ
クトブロック(ACS)133、ステータスメモリユニ
ット(SMU)134、マージブロック135が設けら
れる。これらについては後述する。また、ビタビ復号器
13には、シフトレジスタ131、振幅基準値適応化部
(RAA)136も設けられる。そしてA/D変換器1
2の出力はシフトレジスタ15にも供給され、このシフ
トレジスタ131によって所定の遅延時間が与えられた
後に振幅基準値適応化部(RAA)136に供給され
る。これらの動作についても後述する。
【0023】ビタビ復号器13によって得られる復号デ
ータは、コントローラ2に供給される。上述したよう
に、記録データは、ユーザデータからチャンネル符号化
等の符号化によって生成された符号語である。従って、
復号エラーレートが充分低ければ、復号データは、符号
語としての記録データとみなすことができる。コントロ
―ラ2は、復号データに、上述のチャンネル符号化等の
符号化に対応する復号化処理を施すことにより、ユーザ
データ等を再生する。
ータは、コントローラ2に供給される。上述したよう
に、記録データは、ユーザデータからチャンネル符号化
等の符号化によって生成された符号語である。従って、
復号エラーレートが充分低ければ、復号データは、符号
語としての記録データとみなすことができる。コントロ
―ラ2は、復号データに、上述のチャンネル符号化等の
符号化に対応する復号化処理を施すことにより、ユーザ
データ等を再生する。
【0024】また、フィルタ部11の出力は、PLL部
14にも供給される。PLL部14は、供給された信号
に基づいて、リードクロックDCKを生成する。このP
LL部14は、例えば光磁気ディスク6中に記録される
一定周波数の信号を利用して位相エラーを検出する構成
とされている。リードクロックDCKは、コントローラ
2、A/D変換器12、ビタビ復号器13等に供給され
る。コントローラ2、A/D変換器12、ビタビ復号器
13の動作は、リードクロックDCKに従うタイミング
でなされる。
14にも供給される。PLL部14は、供給された信号
に基づいて、リードクロックDCKを生成する。このP
LL部14は、例えば光磁気ディスク6中に記録される
一定周波数の信号を利用して位相エラーを検出する構成
とされている。リードクロックDCKは、コントローラ
2、A/D変換器12、ビタビ復号器13等に供給され
る。コントローラ2、A/D変換器12、ビタビ復号器
13の動作は、リードクロックDCKに従うタイミング
でなされる。
【0025】1−2 ビタビ復号方法 以下、ビタビ復号器13によって行われるビタビ復号方
法について説明する。上述したように、ユーザデータ
は、様々な符号化方法によって記録データとしての符号
語に変換される。符号化方法は、記録媒体の性質および
記録/再生方法等に応じて適切なものが採用される。図
1に示したディスクドライブ装置においては、ブロック
符号化において、”1”と”1”の間の”0”の数を制
限するRLL(Run Length Limited)符号化方法が用い
られている。このようなRLL符号化方法と、上述した
マークエッジ記録方法との組合わせによって記録された
テータから再生される再生信号を復号するために、ビタ
ビ復号方法を用いることができる。
法について説明する。上述したように、ユーザデータ
は、様々な符号化方法によって記録データとしての符号
語に変換される。符号化方法は、記録媒体の性質および
記録/再生方法等に応じて適切なものが採用される。図
1に示したディスクドライブ装置においては、ブロック
符号化において、”1”と”1”の間の”0”の数を制
限するRLL(Run Length Limited)符号化方法が用い
られている。このようなRLL符号化方法と、上述した
マークエッジ記録方法との組合わせによって記録された
テータから再生される再生信号を復号するために、ビタ
ビ復号方法を用いることができる。
【0026】このようなRLL符号化方法は、記録密度
の向上、および再生動作の安定性の確保という2つの観
点から、符号化方法に要求される条件に対応できるもの
である。まず、上述したように、マークエッジ記録方法
は、記録データに基づいて後述するように生成されるプ
リコード出力における”1”を各ピットのエッジによっ
て表現される極性の反転に対応させるものなので、”
1”と”1”の間の”0”の数を多くする程、各ピット
l個当たりに記録されるピット数を多くすることができ
る。したがって、記録密度を大きくすることができる。
の向上、および再生動作の安定性の確保という2つの観
点から、符号化方法に要求される条件に対応できるもの
である。まず、上述したように、マークエッジ記録方法
は、記録データに基づいて後述するように生成されるプ
リコード出力における”1”を各ピットのエッジによっ
て表現される極性の反転に対応させるものなので、”
1”と”1”の間の”0”の数を多くする程、各ピット
l個当たりに記録されるピット数を多くすることができ
る。したがって、記録密度を大きくすることができる。
【0027】一方、再生系の動作タイミングを合わせる
ために必要な再生クロックDCKは、上述したように、
再生信号に基づいてPLL部14によって生成される。
このため、記録データにおいて”1”と”1”の間の”
0”の数を多くすると、再生動作の際にPLL部14の
動作が不安定となるので、再生動作全体が不安定なもの
となる。
ために必要な再生クロックDCKは、上述したように、
再生信号に基づいてPLL部14によって生成される。
このため、記録データにおいて”1”と”1”の間の”
0”の数を多くすると、再生動作の際にPLL部14の
動作が不安定となるので、再生動作全体が不安定なもの
となる。
【0028】これら2つの条件を考慮すると、”1”
と”1”の間の”0”の数は、多過ぎたり、少な過ぎた
りしない、適切な範囲内に設定される必要がある。この
ような、記録データ中の”0”の数の設定に関して、R
LL符号化方法が有効となる。
と”1”の間の”0”の数は、多過ぎたり、少な過ぎた
りしない、適切な範囲内に設定される必要がある。この
ような、記録データ中の”0”の数の設定に関して、R
LL符号化方法が有効となる。
【0029】ところで、図3に示すように、上述したR
LL(1,7)符号化方法とマークエッジ記録方法の組み
合わせにおいては、記録データに基づいて生成されるプ
リコード出力中の”1”と”1”の間に最低1個の”
0”が含まれるので、最小反転幅(RLmin)が2とな
る。このような、最小反転幅が2となる符号化方法が用
いられる場合に、符号間干渉およびノイズ等の影響を受
けている再生信号から記録データを復号する方法とし
て、後述するように、4値4状態(6値4状態)ビタビ
復号方法を適用することができる。
LL(1,7)符号化方法とマークエッジ記録方法の組み
合わせにおいては、記録データに基づいて生成されるプ
リコード出力中の”1”と”1”の間に最低1個の”
0”が含まれるので、最小反転幅(RLmin)が2とな
る。このような、最小反転幅が2となる符号化方法が用
いられる場合に、符号間干渉およびノイズ等の影響を受
けている再生信号から記録データを復号する方法とし
て、後述するように、4値4状態(6値4状態)ビタビ
復号方法を適用することができる。
【0030】上述したように、再生信号には、フィルタ
部11によって波形等化処理が施される。ビタビ復号方
法の前段として行われるこのような波形等化処理には、
符号間干渉を積極的に利用するパーシャルレスポンス方
法が用いられる。この際に用いられる波形等化特性は、
一般に(1+D)nで表されるパーシャルレスポンス特
性の内から、記録/再生系の線記録密度およびMTF(M
odulation Transfer Function)を考慮して決められる。
上述したRLL(1,7)符号化方法とマークエッジ記録
方法の組み合わせによって記録されたデータに対して、
PR(1,2,1)を用いる波形等化処理は、4値4状態
ビタビ復号方法の前段となる。
部11によって波形等化処理が施される。ビタビ復号方
法の前段として行われるこのような波形等化処理には、
符号間干渉を積極的に利用するパーシャルレスポンス方
法が用いられる。この際に用いられる波形等化特性は、
一般に(1+D)nで表されるパーシャルレスポンス特
性の内から、記録/再生系の線記録密度およびMTF(M
odulation Transfer Function)を考慮して決められる。
上述したRLL(1,7)符号化方法とマークエッジ記録
方法の組み合わせによって記録されたデータに対して、
PR(1,2,1)を用いる波形等化処理は、4値4状態
ビタビ復号方法の前段となる。
【0031】図3のように、マークエッジ記録方法にお
いては、光磁気ディスク等に対する実際の記録に先立っ
て、上述のRLL符号化等によって符号化された記録デ
ータに基づくプリコードが行われる。各時点kにおける
記録データ列をa[k]、これに基づくプリコード出方を
b[k]とすると、プリコードは、以下のように行われ
る。 b[k]=mod2{a[k]+b[k−1]}・・・(1) このようなプリコード出力b[k]が実際にディスク6に
記録される。
いては、光磁気ディスク等に対する実際の記録に先立っ
て、上述のRLL符号化等によって符号化された記録デ
ータに基づくプリコードが行われる。各時点kにおける
記録データ列をa[k]、これに基づくプリコード出方を
b[k]とすると、プリコードは、以下のように行われ
る。 b[k]=mod2{a[k]+b[k−1]}・・・(1) このようなプリコード出力b[k]が実際にディスク6に
記録される。
【0032】このような記録データの再生時にフィルタ
部11中の波形等化器によってなされる波形等化特性P
R(1,2,1)での波形等化処理について説明する。但
し、以下の説明においては、信号の振幅を規格化せず
に、波形等化特性をPR(B,2A,B)とする。ま
た、ノイズを考慮しない場合の再生信号の値をc[k]と
表記する。さらに、ノイズを含む実際の再生信号(すな
わち、ディスク6から再生された再生信号)をz[k]と
表記する。
部11中の波形等化器によってなされる波形等化特性P
R(1,2,1)での波形等化処理について説明する。但
し、以下の説明においては、信号の振幅を規格化せず
に、波形等化特性をPR(B,2A,B)とする。ま
た、ノイズを考慮しない場合の再生信号の値をc[k]と
表記する。さらに、ノイズを含む実際の再生信号(すな
わち、ディスク6から再生された再生信号)をz[k]と
表記する。
【0033】PR(B,2A,B)は、ある時点kにお
ける再生信号の値に対して、時点kにおける振幅の寄与
が振幅値の2A倍とされ、さらに前後の時点k−1およ
びk+1における振幅の寄与が各々の時点での信号の振
幅のB倍とされるものである。したがって、再生信号の
値の最大値は、時点k−l、k、k+1において何れも
パルスが検出される場合である。このような場合には、
再生信号の値の最大値は、以下のようになる。
ける再生信号の値に対して、時点kにおける振幅の寄与
が振幅値の2A倍とされ、さらに前後の時点k−1およ
びk+1における振幅の寄与が各々の時点での信号の振
幅のB倍とされるものである。したがって、再生信号の
値の最大値は、時点k−l、k、k+1において何れも
パルスが検出される場合である。このような場合には、
再生信号の値の最大値は、以下のようになる。
【0034】B+2A+B=2A+2B また、再生信号の値の最少値は0となる。但し、実際の
取り扱いにおいては、c[k]として、DC成分のA+B
を差し引いた以下のようなものが用いられる。 c[k]=B×b(k−2)+2A×b(k−1)+B×b[k]−A−B・・・(2)
取り扱いにおいては、c[k]として、DC成分のA+B
を差し引いた以下のようなものが用いられる。 c[k]=B×b(k−2)+2A×b(k−1)+B×b[k]−A−B・・・(2)
【0035】したがって、ノイズを考慮しない場合の再
生信号c[k]は、A+B,A,−A,−A−Bの内の何
れかの値をとることになる。一般に、再生信号の性質を
示す方法のひとつとして、例えば5個の時点を単位とし
て、再生信号を多数重ね合わせたものをアイパターンと
称する。この発明を適用することができる記録再生装置
において、PR(B,2A,B)の下で波形等化処理され
た実際の再生信号z[k]についてのアイパターンの一例
を図4に示す。図4から各時点における再生信号z[k]
の値は、ノイズによるばらつきを有するが、ほぼ、A+
B,A,−A,−A−Bの内の何れかになることが確認
できる。後述するように、A+B,A,−A,−A−B
の値は、識別点として用いられる。
生信号c[k]は、A+B,A,−A,−A−Bの内の何
れかの値をとることになる。一般に、再生信号の性質を
示す方法のひとつとして、例えば5個の時点を単位とし
て、再生信号を多数重ね合わせたものをアイパターンと
称する。この発明を適用することができる記録再生装置
において、PR(B,2A,B)の下で波形等化処理され
た実際の再生信号z[k]についてのアイパターンの一例
を図4に示す。図4から各時点における再生信号z[k]
の値は、ノイズによるばらつきを有するが、ほぼ、A+
B,A,−A,−A−Bの内の何れかになることが確認
できる。後述するように、A+B,A,−A,−A−B
の値は、識別点として用いられる。
【0036】上述したような波形等化処理が施された再
生信号を復号するビタビ復号方法の概略は、ステップ
乃至ステップに示すようにされる。 ステップ・・・・符号化方法および記録媒体に対す記
録方法に基づいて、生じ得る全ての状態を特定する。 ステップ・・・ある時点における各状態を起点とし
て、次の時点において生じ得る全ての状態遷移と、各状
態遷移が生じるときの記録データa[k]および再生信号
の値c[k]を特定する。なお、ステップおよびの結
果として特定された全ての状態および状態遷移と、各状
態遷移が生じるときの{記録データの値a[k]/再生信
号の値c[k]}を模式的に示すと後で説明する図6に示
すような状態遷移図となる。そして、この状態遷移図に
基づく復号動作を行うように、ビタビ複号器13が構成
される。
生信号を復号するビタビ復号方法の概略は、ステップ
乃至ステップに示すようにされる。 ステップ・・・・符号化方法および記録媒体に対す記
録方法に基づいて、生じ得る全ての状態を特定する。 ステップ・・・ある時点における各状態を起点とし
て、次の時点において生じ得る全ての状態遷移と、各状
態遷移が生じるときの記録データa[k]および再生信号
の値c[k]を特定する。なお、ステップおよびの結
果として特定された全ての状態および状態遷移と、各状
態遷移が生じるときの{記録データの値a[k]/再生信
号の値c[k]}を模式的に示すと後で説明する図6に示
すような状態遷移図となる。そして、この状態遷移図に
基づく復号動作を行うように、ビタビ複号器13が構成
される。
【0037】ステップ・・・ステップ、に示す状
態遷移を前提として、記録媒体から各時点kにおいて再
生される再生信号z[k]に基づく最尤な状態遷移が選択
される。但し、上述したように、再生信号z[k]は、ビ
タビ復号器13に供給される前段において波形等化され
たものである。このような最尤な状態遷移の選択が行わ
れる毎に、選択された状態遷移に対応して、記録データ
a[k]の値を復号値とすることによって、記録データに
対する最尤復号値系列としての復号データa’[k]を得
ることができる。もしくは選択された状態遷移そのもの
を表現する状態データ値を得ることができる。図1の例
では、SMU134によって状態データ値sm[k+
n]の系列の状態データを得るようにしている。
態遷移を前提として、記録媒体から各時点kにおいて再
生される再生信号z[k]に基づく最尤な状態遷移が選択
される。但し、上述したように、再生信号z[k]は、ビ
タビ復号器13に供給される前段において波形等化され
たものである。このような最尤な状態遷移の選択が行わ
れる毎に、選択された状態遷移に対応して、記録データ
a[k]の値を復号値とすることによって、記録データに
対する最尤復号値系列としての復号データa’[k]を得
ることができる。もしくは選択された状態遷移そのもの
を表現する状態データ値を得ることができる。図1の例
では、SMU134によって状態データ値sm[k+
n]の系列の状態データを得るようにしている。
【0038】以下、上述のステップ〜について説明
する。まずステップについて詳しく説明する。ここで
用いられる状態として、ある時点kにおける状態を、時
点kおよびそれ以前のプリコード出力を用いて次のよう
に定義する。すなわち、n=b[k]、m=b[k−1]、
l=b[k−2]のときの状態をSnmlと定義する。こ
のような定義によって、23=8個の状態があると考え
られるが、上述したように、実際に生じ得る状態は、符
号化方法等に基づいて制限される。RLL(1,7)符号
として符号化された記録データ列a[k]においては、”
1”と”1”の間に最低1個の”0”が含まれるので、
2個以上の”1”が連続することがない。記録データ列
a[k]に課されるこのような条件に基づいてプリコード
出力b[k]について一定の条件が課され、その結果とし
て生じ得る状態に制限が加えられる。
する。まずステップについて詳しく説明する。ここで
用いられる状態として、ある時点kにおける状態を、時
点kおよびそれ以前のプリコード出力を用いて次のよう
に定義する。すなわち、n=b[k]、m=b[k−1]、
l=b[k−2]のときの状態をSnmlと定義する。こ
のような定義によって、23=8個の状態があると考え
られるが、上述したように、実際に生じ得る状態は、符
号化方法等に基づいて制限される。RLL(1,7)符号
として符号化された記録データ列a[k]においては、”
1”と”1”の間に最低1個の”0”が含まれるので、
2個以上の”1”が連続することがない。記録データ列
a[k]に課されるこのような条件に基づいてプリコード
出力b[k]について一定の条件が課され、その結果とし
て生じ得る状態に制限が加えられる。
【0039】このような制限について具体的には次のよ
うになる。上述したようにRLL(1,7)符号化によっ
て生成される記録データ列中に、2個以上の”1”が連
続するもの、すなわち以下のパターンはあり得ない。 a[k]=1,a[k−1]=1,a[k−2]=1 ・・・ (3) a[k]=1,a[k−1]=1,a[k−2]=0 ・・・ (4) a[k]=0,a[k−1]=1,a[k−2]=1 ・・・ (5) 記録データ列に課されるこのような条件に基づいて、上
述の(1)式にしたがってb[k]について課される条件に
ついて検討すると、上記Snmlの定義において、S0
10およびS101の2個の状態は生じ得ないことがわ
かる。したがって、生じ得る状態は、23−2=6個で
ある。
うになる。上述したようにRLL(1,7)符号化によっ
て生成される記録データ列中に、2個以上の”1”が連
続するもの、すなわち以下のパターンはあり得ない。 a[k]=1,a[k−1]=1,a[k−2]=1 ・・・ (3) a[k]=1,a[k−1]=1,a[k−2]=0 ・・・ (4) a[k]=0,a[k−1]=1,a[k−2]=1 ・・・ (5) 記録データ列に課されるこのような条件に基づいて、上
述の(1)式にしたがってb[k]について課される条件に
ついて検討すると、上記Snmlの定義において、S0
10およびS101の2個の状態は生じ得ないことがわ
かる。したがって、生じ得る状態は、23−2=6個で
ある。
【0040】次に、ステップについて説明する。ある
時点jにおける状態を起点として、次の時点j+1にお
いて生じ得る状態を求めるためには、時点j+1におけ
る記録データの値a[j+1]が1となる場合、または0
となる場合に分けて調べる必要がある。
時点jにおける状態を起点として、次の時点j+1にお
いて生じ得る状態を求めるためには、時点j+1におけ
る記録データの値a[j+1]が1となる場合、または0
となる場合に分けて調べる必要がある。
【0041】ここでは、状態S000を例として説明す
る。上述の(1)式にしたがって、S000すなわちn=
b[j]=0,m=b[j−1]=0,l=b[j−2]=0
とプリコードされる記録データとしては、以下の2個が
考えられる。 a[j]=0、a[j−1]=0、a[j−2]=1・・・(6) a[j]=0、a[j−1]=0、a[j−2]=0・・・(7)
る。上述の(1)式にしたがって、S000すなわちn=
b[j]=0,m=b[j−1]=0,l=b[j−2]=0
とプリコードされる記録データとしては、以下の2個が
考えられる。 a[j]=0、a[j−1]=0、a[j−2]=1・・・(6) a[j]=0、a[j−1]=0、a[j−2]=0・・・(7)
【0042】・・・a[j+1]=1のとき このとき、(1)式にしたがって、b[j+1]は、以下の
ように計算される。 したがって、再生信号c[j]の値は、上述の(2)式にし
たがって、次のように計算される。
ように計算される。 したがって、再生信号c[j]の値は、上述の(2)式にし
たがって、次のように計算される。
【0043】 c[j+1]={B×b[j+1]+2A×b[j]+B×b[j−1]−A−B ={B×1+2A×0+B×0}−A−B =−A ・・・(9)
【0044】また、次の時点[j+1]での状態Snml
については、n=b[j+1],m=b[j],l=b[j
−1]である。そして、上述したようにb[j+1]=
1,b[j]=0,b[j−1]=0となるので、次の時
点、j+1における状態は、S100である。したがっ
て、a[j+1]=1の場合には、S000→S100と
いう遷移が生じることが特定できる。
については、n=b[j+1],m=b[j],l=b[j
−1]である。そして、上述したようにb[j+1]=
1,b[j]=0,b[j−1]=0となるので、次の時
点、j+1における状態は、S100である。したがっ
て、a[j+1]=1の場合には、S000→S100と
いう遷移が生じることが特定できる。
【0045】・・・ a[j+1]=0のとき このとき、(1)式にしたがって、b[j+1]は、以下の
ように計算される。 したがって、再生信号c[j+1]の値は、上述の(2)式
にしたがって、次のように計算される。
ように計算される。 したがって、再生信号c[j+1]の値は、上述の(2)式
にしたがって、次のように計算される。
【0046】 c[j+1]={B×b[j+1]+2A×bj]+B×b[j−1]}−A−B ={B×0+2A×0+B×0}−A−B =−A−B ・・・(11)
【0047】また、次の時点j+1における状態Snm
lについては、n=b[j+1],m=b[j],l=b
[j−1]である。そして、上述したようにb[j+1]=
0,b[j]=0,b[j−1]=0となるので、次の時点
における状態は、S000である。したがって、a[j
+1]=0の場合には、S000→S000という遷移
が生じることが特定できる。
lについては、n=b[j+1],m=b[j],l=b
[j−1]である。そして、上述したようにb[j+1]=
0,b[j]=0,b[j−1]=0となるので、次の時点
における状態は、S000である。したがって、a[j
+1]=0の場合には、S000→S000という遷移
が生じることが特定できる。
【0048】このようにして、時点jにおけるS000
以外の各状態についても、それらを起点として次の時点
j+1において生じ得る状態遷移と、そのような各状態
遷移が生じるときの記録テータ値a[j+1]および再生
信号値c[j+1]との対応を求めることができる。
以外の各状態についても、それらを起点として次の時点
j+1において生じ得る状態遷移と、そのような各状態
遷移が生じるときの記録テータ値a[j+1]および再生
信号値c[j+1]との対応を求めることができる。
【0049】上述したようにして、各状態について、そ
れらを起点として生じ得る状態遷移と、各状態遷移が生
じるときの記録データの値および再生信号の値との対応
を求め、模式図として示したのが図5である。上述の時
点jおよびj+1は、特別の時点ではない。したがっ
て、上述したようにして求まる、生じ得る状態遷移とそ
れらに伴う記録データの値および再生信号の値との対応
は、任意の時点において適用することができる。このた
め図5においては、任意の時点kにおいて生じる状態遷
移に伴う記録データの値をa[k]と表記し、再生信号の
値をc[k]と表記する。
れらを起点として生じ得る状態遷移と、各状態遷移が生
じるときの記録データの値および再生信号の値との対応
を求め、模式図として示したのが図5である。上述の時
点jおよびj+1は、特別の時点ではない。したがっ
て、上述したようにして求まる、生じ得る状態遷移とそ
れらに伴う記録データの値および再生信号の値との対応
は、任意の時点において適用することができる。このた
め図5においては、任意の時点kにおいて生じる状態遷
移に伴う記録データの値をa[k]と表記し、再生信号の
値をc[k]と表記する。
【0050】図5において状態遷移は矢印によって表さ
れる。また、各矢印に付した符号が{記録データ値a
[k]/再生信号値c[k]}を示している。状態S00
0,S001,S111およびS110を起点とする状
態遷移は、2通りあるのに対して、状態S011および
S100を起点として生じ得る遷移は1通りのみであ
る。さらに、図5においてS000とS001は、何れ
もa[k]=1に対しては、c[k]=−Aという値を取
り、S100に遷移している。一方、a[k]=0に対し
ては、c[k]=−A−Bという値を取りS000に遷移
している。また、S111とS110も同様に、同じa
[k+l]の値について同じc[k+1]の値を取り、且
つ、同じ状態に遷移している。したがって、S000と
S001をまとめてS00と表現し、S111とS11
0をまとめてS11と表現することができる。さらに、
S011をS10とし、S100をS01と表現するこ
とにして、整理したものが図6である。
れる。また、各矢印に付した符号が{記録データ値a
[k]/再生信号値c[k]}を示している。状態S00
0,S001,S111およびS110を起点とする状
態遷移は、2通りあるのに対して、状態S011および
S100を起点として生じ得る遷移は1通りのみであ
る。さらに、図5においてS000とS001は、何れ
もa[k]=1に対しては、c[k]=−Aという値を取
り、S100に遷移している。一方、a[k]=0に対し
ては、c[k]=−A−Bという値を取りS000に遷移
している。また、S111とS110も同様に、同じa
[k+l]の値について同じc[k+1]の値を取り、且
つ、同じ状態に遷移している。したがって、S000と
S001をまとめてS00と表現し、S111とS11
0をまとめてS11と表現することができる。さらに、
S011をS10とし、S100をS01と表現するこ
とにして、整理したものが図6である。
【0051】図6が4値4状態ビタビ復号方法に用いら
れる状態遷移図である。例えば4値4状態ビタビ復号方
法等の4個の状熊を有する場合には、かかる4個の状態
を2ビットで表現できるので、このような2ビットのデ
ータを状態データ値として用いることができる。そこ
で、図6においては、それぞれ2ビットの状態データ
値、00,01,11,10を用いて、各状態をS0
0,S01,S11,S10と表記することにしてい
る。
れる状態遷移図である。例えば4値4状態ビタビ復号方
法等の4個の状熊を有する場合には、かかる4個の状態
を2ビットで表現できるので、このような2ビットのデ
ータを状態データ値として用いることができる。そこ
で、図6においては、それぞれ2ビットの状態データ
値、00,01,11,10を用いて、各状態をS0
0,S01,S11,S10と表記することにしてい
る。
【0052】また図6に対応して、状態遷移を時間に沿
って表現する形式として、図7に示すようなトレリス線
図が用いられる。図7では、2個の時点間の遷移を示し
ているが、さらに多数の時点間の遷移を示すこともでき
る。時間経過に伴い、順次右の時点に遷移していく様子
が表現される。したがって、水平な矢印は、例えばS0
0→S00等の同じ状態への遷移を表し、斜めの矢印
は、例えばS01→S11等の異なる状態への遷移を表
すことになる。
って表現する形式として、図7に示すようなトレリス線
図が用いられる。図7では、2個の時点間の遷移を示し
ているが、さらに多数の時点間の遷移を示すこともでき
る。時間経過に伴い、順次右の時点に遷移していく様子
が表現される。したがって、水平な矢印は、例えばS0
0→S00等の同じ状態への遷移を表し、斜めの矢印
は、例えばS01→S11等の異なる状態への遷移を表
すことになる。
【0053】上述したビタビ復号方法のステップ、す
なわち図6に示した状態遷移図を前提として、ノイズを
含む実際の再生信号z[k]から最尤な状態遷移を選択
する方法は次のようになる。
なわち図6に示した状態遷移図を前提として、ノイズを
含む実際の再生信号z[k]から最尤な状態遷移を選択
する方法は次のようになる。
【0054】最尤な状態遷移を選択するためには、ま
ず、ある時点kにおける状態について、その状態に至る
過程において経由してきた複数時点間の状態遷移の尤度
の和を計算し、さらに、計算された尤度の和を比較し
て、最尤の復号系列を選択することが必要である。この
ような尤度の和をパスメトリックと称する。
ず、ある時点kにおける状態について、その状態に至る
過程において経由してきた複数時点間の状態遷移の尤度
の和を計算し、さらに、計算された尤度の和を比較し
て、最尤の復号系列を選択することが必要である。この
ような尤度の和をパスメトリックと称する。
【0055】パスメトリックを計算するためには、ま
ず、隣接する時点間の状態遷移の尤度を計算することが
必要となる。このような尤度の計算は、上述の状態遷移
図を参照して、再生信号z[k]の値に基づいて以下の
ようになされる。まず、一般的な説明として、時点k−
1において、状態Saである場合について考える。この
時、ビタビ復号器13に再生信号z[k]が入力された
場合に、状態Sbへの状態遷移が生じる尤度が次式に従
って計算される。但し、状態Saおよび状態Sbは、図
7の状態遷移図に記載されている4個の状態の何れかと
する。
ず、隣接する時点間の状態遷移の尤度を計算することが
必要となる。このような尤度の計算は、上述の状態遷移
図を参照して、再生信号z[k]の値に基づいて以下の
ようになされる。まず、一般的な説明として、時点k−
1において、状態Saである場合について考える。この
時、ビタビ復号器13に再生信号z[k]が入力された
場合に、状態Sbへの状態遷移が生じる尤度が次式に従
って計算される。但し、状態Saおよび状態Sbは、図
7の状態遷移図に記載されている4個の状態の何れかと
する。
【0056】 (z[k]−c(Sa,Sb))2 ・・・(12) 上式において、c(Sa,Sb)は、状態Saから状態
Sbへの状態遷移について、図6の状態遷移図に記載さ
れている再生信号の値である。すなわち、上述の図7に
おいて、例えば状態遷移S0→S1について、−Aと算
出されている値である。従って、式(12)は、ノイズ
を含む実際の再生信号z[k]の値と、ノイズを考慮せ
ずに計算された再生信号c(Sa,Sb)の値の間のユ
ークリッド距離となる。ある時点におけるパスメトリッ
クは、その時点に至るまでのこのような隣接時点間の状
態遷移の尤度の総和として定義される。
Sbへの状態遷移について、図6の状態遷移図に記載さ
れている再生信号の値である。すなわち、上述の図7に
おいて、例えば状態遷移S0→S1について、−Aと算
出されている値である。従って、式(12)は、ノイズ
を含む実際の再生信号z[k]の値と、ノイズを考慮せ
ずに計算された再生信号c(Sa,Sb)の値の間のユ
ークリッド距離となる。ある時点におけるパスメトリッ
クは、その時点に至るまでのこのような隣接時点間の状
態遷移の尤度の総和として定義される。
【0057】1−3 ビタビ復号器 ビタビ復号器13では、BMC132、ACS133、
SMU134によって以上のような状態遷移に応じた状
態データを検出していき、その状態データに対してマー
ジブロック135が復号を行うことで、コントローラ2
に復号データを供給できることになる。このビタビ復号
器13の構成及び動作を説明していく。
SMU134によって以上のような状態遷移に応じた状
態データを検出していき、その状態データに対してマー
ジブロック135が復号を行うことで、コントローラ2
に復号データを供給できることになる。このビタビ復号
器13の構成及び動作を説明していく。
【0058】なお、以下の説明においては、波形等化特
性として、上述のPR(B,2A,B)の代わりに、P
R(α,β,γ)を前提とする。このような前提は、実
際のディスクドライブ装置においては、理想通りのパー
シャルレスポンス特性を得ることが難しく、波形等化特
性が非対称なものとなることが多いことを考慮したもの
である。理想通りのパーシャルレスポンス特性を得るこ
とが難しい原因としては、波形等化器の動作精度の限
界、記録時のレーザパワーが過大または過小であること
に起因するアシンメトリー(波形の非対称性)および再
生信号からA/D変換器12によるサンプリングを行う
際に用いられるリードクロックの位相誤差等がある。
性として、上述のPR(B,2A,B)の代わりに、P
R(α,β,γ)を前提とする。このような前提は、実
際のディスクドライブ装置においては、理想通りのパー
シャルレスポンス特性を得ることが難しく、波形等化特
性が非対称なものとなることが多いことを考慮したもの
である。理想通りのパーシャルレスポンス特性を得るこ
とが難しい原因としては、波形等化器の動作精度の限
界、記録時のレーザパワーが過大または過小であること
に起因するアシンメトリー(波形の非対称性)および再
生信号からA/D変換器12によるサンプリングを行う
際に用いられるリードクロックの位相誤差等がある。
【0059】4値4状態ビタビ復号方法の場合では、記
録時にRLL(1,7)符号化等のRLmin=2とな
る符号化を行い、且つ、再生時のパーシャルレスポンス
特性がPR(α,β,γ)である場合には、6値4状態
となることがわかる。すなわち、RLmin=2という
条件によって除かれる2個の状態以外の23−2=6個
の{b〔j−1〕,b〔j〕,b〔j+1〕}の組の各
々について、識別点の値すなわちノイズが無い理想的な
場合における波形等化後の再生信号値c〔j+1〕が異
なる値をとる。(理想的には4値であるが、実際には次
に述べるc011とc110、及びc100とc001
が一致しないため、6値となる。)
録時にRLL(1,7)符号化等のRLmin=2とな
る符号化を行い、且つ、再生時のパーシャルレスポンス
特性がPR(α,β,γ)である場合には、6値4状態
となることがわかる。すなわち、RLmin=2という
条件によって除かれる2個の状態以外の23−2=6個
の{b〔j−1〕,b〔j〕,b〔j+1〕}の組の各
々について、識別点の値すなわちノイズが無い理想的な
場合における波形等化後の再生信号値c〔j+1〕が異
なる値をとる。(理想的には4値であるが、実際には次
に述べるc011とc110、及びc100とc001
が一致しないため、6値となる。)
【0060】このような6個の識別点の値をcpqrと
表記する。ここでp,q,rは、それぞれb〔j−
1〕,b〔j〕,b〔j+1〕を表現している。図6に
は、各状態S00,S01,S11,S10の遷移にか
かる識別点の値cpqrを付記している。即ちc00
0、c001、c011、c111、c110、c10
0である。なお、RLmin=2であるため、c010
およびc101は無い。以下の説明は、図6の状態遷移
図に従う6値4状態を前提として行う。
表記する。ここでp,q,rは、それぞれb〔j−
1〕,b〔j〕,b〔j+1〕を表現している。図6に
は、各状態S00,S01,S11,S10の遷移にか
かる識別点の値cpqrを付記している。即ちc00
0、c001、c011、c111、c110、c10
0である。なお、RLmin=2であるため、c010
およびc101は無い。以下の説明は、図6の状態遷移
図に従う6値4状態を前提として行う。
【0061】また、図6中の6個の状態遷移に対応して
計算されるブランチメトリックを以下のように表記す
る。まず、遷移前の状態と遷移後の状熊を表記するそれ
ぞれ2ビットの状態データ値を書き並べて4個の数字の
列とする。次に、中央寄りの2個の(すなわち2番目と
3番目の)数字を1個の数字とすることによって、3個
の数字の列として、1リードクロックの間に生じ得るブ
ランチメトリックを表記する。例えば状態遷移S11→
S10に伴うブランチメトリックは、bm110と表記
される。このようにして、図6中の6種類の状態遷移に
対応するブランチメトリックを、図7に示すように表記
できる。
計算されるブランチメトリックを以下のように表記す
る。まず、遷移前の状態と遷移後の状熊を表記するそれ
ぞれ2ビットの状態データ値を書き並べて4個の数字の
列とする。次に、中央寄りの2個の(すなわち2番目と
3番目の)数字を1個の数字とすることによって、3個
の数字の列として、1リードクロックの間に生じ得るブ
ランチメトリックを表記する。例えば状態遷移S11→
S10に伴うブランチメトリックは、bm110と表記
される。このようにして、図6中の6種類の状態遷移に
対応するブランチメトリックを、図7に示すように表記
できる。
【0062】さらに、リードクロックに従って動作する
A/D変換器12によってサンプリングされる実際の再
生信号値z〔k〕と各識別点の値のユークリッド距離と
して定義されるブランチメトリックは、以下のように計
算される。
A/D変換器12によってサンプリングされる実際の再
生信号値z〔k〕と各識別点の値のユークリッド距離と
して定義されるブランチメトリックは、以下のように計
算される。
【0063】 bm000=(z〔k〕−c000)2 ・・・(13) bm001=(z〔k〕−c001)2 ・・・(14) bm011=(z〔k〕−c011)2 ・・・(15) bm111=(z〔k〕−c111)2 ・・・(16) bm110=(z〔k〕−c110)2 ・・・(17) bm100=(z〔k〕−c100)2 ・・・(18) ブランチメトリックをこのように計算する場合には、各
識別点の値がそのまま振幅基準値とされる。なお2乗計
算を避ける等の目的で規格化パスメトリックを用いる場
合には、規格化パスメトリックに対応するブランチメト
リックは、式(13)〜(18)に従うものとは異な
る。このような場合には、振幅基準値として各識別点の
値をそのまま用いることはできないが、この発明を適用
することは可能である。
識別点の値がそのまま振幅基準値とされる。なお2乗計
算を避ける等の目的で規格化パスメトリックを用いる場
合には、規格化パスメトリックに対応するブランチメト
リックは、式(13)〜(18)に従うものとは異な
る。このような場合には、振幅基準値として各識別点の
値をそのまま用いることはできないが、この発明を適用
することは可能である。
【0064】このようなブランチメトリックの値を用い
て、時点kにおける状態Sijのパスメトリックmij
〔k〕が以下のように計算される。 m10〔k〕=m11〔k−1〕+bm110 ・・・(19) m11〔k〕=min{m11〔k−1〕+bm111, m01〔k−1〕+bm011} ・・・(20) m01〔k〕=m00〔k−1〕+bm001 ・・・(21) m00〔k〕=min{m00〔k−1〕+bm000, m10〔k−1〕+bm100} ・・・(22)
て、時点kにおける状態Sijのパスメトリックmij
〔k〕が以下のように計算される。 m10〔k〕=m11〔k−1〕+bm110 ・・・(19) m11〔k〕=min{m11〔k−1〕+bm111, m01〔k−1〕+bm011} ・・・(20) m01〔k〕=m00〔k−1〕+bm001 ・・・(21) m00〔k〕=min{m00〔k−1〕+bm000, m10〔k−1〕+bm100} ・・・(22)
【0065】図1に示したように、A/D変換器12の
出力はビタビ復号器13において、BMC132とシフ
トレジスタ131に供給される。ビタビ復号器13は、
A/D変換器12から供給される再生信号値z[k]に
基づいて、BMC132、ACS133、SMU134
の動作で最尤な状態遷移を選択し、選択される状態遷移
そのものを表現する状態データsm[k+n]を生成す
る。そして状態データに基づいてマージブロック135
で復号データを生成し、コントローラ2に供給する。コ
ントローラ2は、上述した光磁気ディスク装置の一例と
同様に、供給される復号データに基づく復号化処理を行
い、ユーザデータおよびアドレスデータ等を再生する。
出力はビタビ復号器13において、BMC132とシフ
トレジスタ131に供給される。ビタビ復号器13は、
A/D変換器12から供給される再生信号値z[k]に
基づいて、BMC132、ACS133、SMU134
の動作で最尤な状態遷移を選択し、選択される状態遷移
そのものを表現する状態データsm[k+n]を生成す
る。そして状態データに基づいてマージブロック135
で復号データを生成し、コントローラ2に供給する。コ
ントローラ2は、上述した光磁気ディスク装置の一例と
同様に、供給される復号データに基づく復号化処理を行
い、ユーザデータおよびアドレスデータ等を再生する。
【0066】また、SMU134からの状態データは振
幅基準値適応化部(RAA)136にも供給される。さ
らにシフトレジスタ131は、A/D変換器12から供
給される再生信号値z[k]を所定時間遅延させてRA
A136に供給する。この遅延は、ビタビ復号器13に
よって生成される状態データが、再生信号値z[k]に
対してnリードクロックの遅延を有することにタイミン
グを合わせるために行われるものである。なお従って、
ビタビ復号器13内のSMU134が生成する状態デー
タ値を、この遅延時間のため、sm[k+n]と表記す
る。
幅基準値適応化部(RAA)136にも供給される。さ
らにシフトレジスタ131は、A/D変換器12から供
給される再生信号値z[k]を所定時間遅延させてRA
A136に供給する。この遅延は、ビタビ復号器13に
よって生成される状態データが、再生信号値z[k]に
対してnリードクロックの遅延を有することにタイミン
グを合わせるために行われるものである。なお従って、
ビタビ復号器13内のSMU134が生成する状態デー
タ値を、この遅延時間のため、sm[k+n]と表記す
る。
【0067】RAA136は、各時点において供給され
る状態データ値sm[k+n]及びシフトレジスタ13
1でnクロック分遅延させられた再生信号値z[k]に
基づいて、振幅基準値をリードクロック毎に更新する。
そして更新された振幅基準値をビタビ復号器13内のB
MC132に供給する。
る状態データ値sm[k+n]及びシフトレジスタ13
1でnクロック分遅延させられた再生信号値z[k]に
基づいて、振幅基準値をリードクロック毎に更新する。
そして更新された振幅基準値をビタビ復号器13内のB
MC132に供給する。
【0068】ここで、ビタビ復号器13内の各ブロック
について説明していく。ビタビ復号器13内の各ブロッ
ク、即ちBMC132,ACS133、SMU134、
マージブロック135、シフトレジスタ131、RAA
136は、PLL部14からリードクロックDCK(以
下、単にクロックともいう)が供給され、動作タイミン
グが合わされる。
について説明していく。ビタビ復号器13内の各ブロッ
ク、即ちBMC132,ACS133、SMU134、
マージブロック135、シフトレジスタ131、RAA
136は、PLL部14からリードクロックDCK(以
下、単にクロックともいう)が供給され、動作タイミン
グが合わされる。
【0069】BMC132は、再生信号値z[k]に基
づいて、RAA16から供給される振幅基準値のもと
で、上記式(13)〜式(18)に従ってブランチメト
リックbm000〜bm111を計算し、計算したブラ
ンチメトリックをACS133に供給する。
づいて、RAA16から供給される振幅基準値のもと
で、上記式(13)〜式(18)に従ってブランチメト
リックbm000〜bm111を計算し、計算したブラ
ンチメトリックをACS133に供給する。
【0070】ACS133は、供給されるブランチメト
リックの値に基づいて、式(19)〜式(22)に従っ
てパスメトリックの値を計算し、計算値を比較すること
によって最尤な状態遷移を選択する。そして選択信号S
EL00及びSEL11をSMU134に供給する。
リックの値に基づいて、式(19)〜式(22)に従っ
てパスメトリックの値を計算し、計算値を比較すること
によって最尤な状態遷移を選択する。そして選択信号S
EL00及びSEL11をSMU134に供給する。
【0071】SMU134について図8を参照して説明
する。SMU134は、2ビットの状態データ値を単位
とする処理を行ない、その処理によって、状態データ値
sm[k+n]の系列としての状態データが生成され
る。
する。SMU134は、2ビットの状態データ値を単位
とする処理を行ない、その処理によって、状態データ値
sm[k+n]の系列としての状態データが生成され
る。
【0072】図8に示すように、SMU134は、2個
のA型ステータスメモリ150、151、並びに2個の
B型ステータスメモリ152、153を有している。さ
らにセレクト信号SEL00、SEL11、クロック、
並びに他のステータスメモリとの状態データの受渡し等
のための信号線が接続されて構成される。A型ステータ
スメモリ150と151は、それぞれ、状態S00とS
11に対応する。また、B型ステータスメモリ152と
153は、それぞれ状態S01とS10に対応する。こ
れら4個のステータスメモリ相互の接続は、図6の状態
遷移図に従うものとされる。
のA型ステータスメモリ150、151、並びに2個の
B型ステータスメモリ152、153を有している。さ
らにセレクト信号SEL00、SEL11、クロック、
並びに他のステータスメモリとの状態データの受渡し等
のための信号線が接続されて構成される。A型ステータ
スメモリ150と151は、それぞれ、状態S00とS
11に対応する。また、B型ステータスメモリ152と
153は、それぞれ状態S01とS10に対応する。こ
れら4個のステータスメモリ相互の接続は、図6の状態
遷移図に従うものとされる。
【0073】図9に、状態S00に対応するA型ステー
タスメモリ150の構成を示す。A型ステータスメモリ
150は、n個の処理段を有する。すなわち、n個のセ
レクタ201-0・・・201-(n-1)と、n個のレジスタ
202-0・・・202-(n-1)とが交互に接続されてい
る。各セレクタ201-0〜201-(n-1)には、セレクト
信号SEL00が供給される。さらに、各セレクタに
は、上述したように、S10に対応するB型ステータス
メモリ153から継承する状態データがnビットからな
るPM3として供給される。また、各レジスタには、上
述したように、S01に対応するB型ステータスメモリ
152に継承される状態データがn−1個の状態データ
値からなるPM0として出力される。また、各レジスタ
202-0〜202-(n-1)には、クロックが供給される。
タスメモリ150の構成を示す。A型ステータスメモリ
150は、n個の処理段を有する。すなわち、n個のセ
レクタ201-0・・・201-(n-1)と、n個のレジスタ
202-0・・・202-(n-1)とが交互に接続されてい
る。各セレクタ201-0〜201-(n-1)には、セレクト
信号SEL00が供給される。さらに、各セレクタに
は、上述したように、S10に対応するB型ステータス
メモリ153から継承する状態データがnビットからな
るPM3として供給される。また、各レジスタには、上
述したように、S01に対応するB型ステータスメモリ
152に継承される状態データがn−1個の状態データ
値からなるPM0として出力される。また、各レジスタ
202-0〜202-(n-1)には、クロックが供給される。
【0074】各セレクタの動作について説明する。図6
に示すように、S00にて遷移し得る1クロック前の状
態は、S00およびS10の何れかである。1クロック
前の状態がS00である時は、自身を継承する遷移がな
されることになる。このため、1段目のセレクタ201
-0には、シリアルシフトによって生成される状態データ
中の最新の状態データ値として、’00’が入力され
る。セレクタ201-0には、パラレルロ―ドとして、B
型ステータスメモリ153から供給される状態データ中
の最新の状態データ値PM3[1]が供給される。セレ
クタ201-0は、上述の選択信号SEL00に従って、
これら2個の状態データ値の内の1個を後段のレジスタ
202-0に供給する。
に示すように、S00にて遷移し得る1クロック前の状
態は、S00およびS10の何れかである。1クロック
前の状態がS00である時は、自身を継承する遷移がな
されることになる。このため、1段目のセレクタ201
-0には、シリアルシフトによって生成される状態データ
中の最新の状態データ値として、’00’が入力され
る。セレクタ201-0には、パラレルロ―ドとして、B
型ステータスメモリ153から供給される状態データ中
の最新の状態データ値PM3[1]が供給される。セレ
クタ201-0は、上述の選択信号SEL00に従って、
これら2個の状態データ値の内の1個を後段のレジスタ
202-0に供給する。
【0075】また、2段目以降の各セレクタ201-1〜
201-(n-1)は、2個のデータすなわち、パラレルロー
ドとしてS10に対応するB型ステータスメモリ153
から供給される1個の状態データ値と、シリアルシフト
として前段のレジスタから供給される1個の状態データ
値とを受取る。そして、これら2個の状態データの内か
ら、選択信号SEL00に従って、最尤なものと判断さ
れた状態データ値を後段のレジスタに供給する。セレク
タ201-0〜201-(n-1)が全て同一の選択信号SEL
00に従うので、ACS133が選択する最尤な状態デ
ータ値の系列としての状態データが継承される。
201-(n-1)は、2個のデータすなわち、パラレルロー
ドとしてS10に対応するB型ステータスメモリ153
から供給される1個の状態データ値と、シリアルシフト
として前段のレジスタから供給される1個の状態データ
値とを受取る。そして、これら2個の状態データの内か
ら、選択信号SEL00に従って、最尤なものと判断さ
れた状態データ値を後段のレジスタに供給する。セレク
タ201-0〜201-(n-1)が全て同一の選択信号SEL
00に従うので、ACS133が選択する最尤な状態デ
ータ値の系列としての状態データが継承される。
【0076】さらに、各レジスタ202-0〜202-(n-
1)は、上述したように供給される状態データ値をクロッ
クに従って取込むことによって、保持している状態デー
タ値を更新する。また、上述したように、各レジスタの
出力は、1クロック後に遷移し得る状態に対応するステ
ータスメモリに供給される。すなわち、S00自身に遷
移し得るので、シリアルシフトとして後段のセレクタに
供給される。また、パラレルロードとして、S01に対
応するB型ステータスメモリ152に対して供給され
る。最終段のレジスタ202-(n-1)から、状態データ値
VM00が出力される。状態データ値VM00がクロッ
クに従って出力されることにより、全体として状態デー
タが生成される。
1)は、上述したように供給される状態データ値をクロッ
クに従って取込むことによって、保持している状態デー
タ値を更新する。また、上述したように、各レジスタの
出力は、1クロック後に遷移し得る状態に対応するステ
ータスメモリに供給される。すなわち、S00自身に遷
移し得るので、シリアルシフトとして後段のセレクタに
供給される。また、パラレルロードとして、S01に対
応するB型ステータスメモリ152に対して供給され
る。最終段のレジスタ202-(n-1)から、状態データ値
VM00が出力される。状態データ値VM00がクロッ
クに従って出力されることにより、全体として状態デー
タが生成される。
【0077】状態S11に対応するA型ステータスメモ
リ151は、A型ステータスメモリ150と同様に構成
される。但し、図6中の状態遷移S01→S11に対応
するパラレルロードとして、S01に対応するB型ステ
ータスメモリ152から状態データPM1を供給され
る。また、図6中の状態遷移S11→S10に対応する
パラレルロードとして、S10に対応するB型ステータ
スメモリ153に状態データPM2を供給する。
リ151は、A型ステータスメモリ150と同様に構成
される。但し、図6中の状態遷移S01→S11に対応
するパラレルロードとして、S01に対応するB型ステ
ータスメモリ152から状態データPM1を供給され
る。また、図6中の状態遷移S11→S10に対応する
パラレルロードとして、S10に対応するB型ステータ
スメモリ153に状態データPM2を供給する。
【0078】次に図10を参照して、状態S01に対応
するB型ステータスメモリ152について説明する。B
型ステータスメモリは、図6において自身を継承せず、
且つ、1クロック後に遷移し得る状態が1個だけである
状態に対応するものである。このため、シリアルシフト
を行わず、且つ、セレクタが設けられていない。従っ
て、n個のレジスタ212-0,212-1,・・・212
-(n-1)が設けられ、各レジスタにクロックが供給されて
動作タイミングが合わされる。
するB型ステータスメモリ152について説明する。B
型ステータスメモリは、図6において自身を継承せず、
且つ、1クロック後に遷移し得る状態が1個だけである
状態に対応するものである。このため、シリアルシフト
を行わず、且つ、セレクタが設けられていない。従っ
て、n個のレジスタ212-0,212-1,・・・212
-(n-1)が設けられ、各レジスタにクロックが供給されて
動作タイミングが合わされる。
【0079】各レジスタ212-0,212-1,・・・2
12-(n-1)には、S00に対応するA型ステータスメモ
リ150から継承する状態データがn−1個の状態デー
タ値からなるPM0として供給される。但し、最初の処
理段となるレジスタ2120には、クロックに同期して
常に’00’が入力される。かかる動作は、図6に示さ
れるように、S01に遷移し得る最新の状態遷移が常に
S00であることに対応している。各レジスタ212-0
〜212-(n-1)は、供給される状態データ値をクロック
に従って取込むことによって、保持している状態データ
値を更新する。また、クロックに従ってなされる各レジ
スタの出力は、n-1個の状態データ値からなる状態デー
タPM1として、1クロック後に遷移し得る状態S11
に対応するA型ステータスメモリ151に供給される。
最終段のレジスタ212-(n-1)から、状態データ値VM
01が出力される。状態データ値VM01がクロックに
従って出力されることにより、全体として状態データが
生成される。
12-(n-1)には、S00に対応するA型ステータスメモ
リ150から継承する状態データがn−1個の状態デー
タ値からなるPM0として供給される。但し、最初の処
理段となるレジスタ2120には、クロックに同期して
常に’00’が入力される。かかる動作は、図6に示さ
れるように、S01に遷移し得る最新の状態遷移が常に
S00であることに対応している。各レジスタ212-0
〜212-(n-1)は、供給される状態データ値をクロック
に従って取込むことによって、保持している状態データ
値を更新する。また、クロックに従ってなされる各レジ
スタの出力は、n-1個の状態データ値からなる状態デー
タPM1として、1クロック後に遷移し得る状態S11
に対応するA型ステータスメモリ151に供給される。
最終段のレジスタ212-(n-1)から、状態データ値VM
01が出力される。状態データ値VM01がクロックに
従って出力されることにより、全体として状態データが
生成される。
【0080】状態S10に対応するB型ステータスメモ
リ153は、B型ステータスメモリ152と同様に構成
される。但し、図6中の状態遷移S11→S10に対応
するパラレルロードとして、S11に対応するA型ステ
ータスメモリ151から状態データPM2を供給され
る。また、図6中の状態遷移S10→S00に対応する
パラレルロードとして、S00に対応するA型ステータ
スメモリ150に状態データPM3を供給する。また、
最初の処理段となるレジスタには、クロックに同期し
て、常に’11’が入力される。かかる動作は、図6に
示すように、S10に遷移し得る1クロック前の状態が
S11であることに対応するものである。
リ153は、B型ステータスメモリ152と同様に構成
される。但し、図6中の状態遷移S11→S10に対応
するパラレルロードとして、S11に対応するA型ステ
ータスメモリ151から状態データPM2を供給され
る。また、図6中の状態遷移S10→S00に対応する
パラレルロードとして、S00に対応するA型ステータ
スメモリ150に状態データPM3を供給する。また、
最初の処理段となるレジスタには、クロックに同期し
て、常に’11’が入力される。かかる動作は、図6に
示すように、S10に遷移し得る1クロック前の状態が
S11であることに対応するものである。
【0081】ところで、ビタビ復号方法においては、各
ステータスメモリが生成する状態データ値VM00,V
M11,VM01およびVM10は、ステータスメモリ
のメモリ長nを充分大きくとれば互いに―致する。この
ような場合には、4個のステータスメモリが生成する状
態データ値の内の何れをsm〔k+n〕として後段に出
力しても良い。メモリ長nは、再生信号のC/Nおよび
周波数特性等を考慮して決められる。
ステータスメモリが生成する状態データ値VM00,V
M11,VM01およびVM10は、ステータスメモリ
のメモリ長nを充分大きくとれば互いに―致する。この
ような場合には、4個のステータスメモリが生成する状
態データ値の内の何れをsm〔k+n〕として後段に出
力しても良い。メモリ長nは、再生信号のC/Nおよび
周波数特性等を考慮して決められる。
【0082】このようなSMU134で得られた状態デ
ータsm〔k+n〕はマージブロック135に供給され
る。マージブロック135は、ROM等の手段に図11
に示す復号マトリクスのテーブルを記憶している。そし
て、かかる復号マトリクスを参照して、状態データに基
づく復号データを生成し、コントロ―ラ2に供給する。
図6の状態遷移図から、復号データ値は、連続する2個
の状態データ値に対応していることがわかる。すなわ
ち、再生信号値z〔k〕に対応して生成される状態デー
タ値sm〔k+n〕と、その1クロック前に、再生信号
値z〔k−l〕に対応して生成される状態データ値sm
〔k+n−1〕に基づいて、時点k+nにおける復号デ
ータ値を決めることができる。
ータsm〔k+n〕はマージブロック135に供給され
る。マージブロック135は、ROM等の手段に図11
に示す復号マトリクスのテーブルを記憶している。そし
て、かかる復号マトリクスを参照して、状態データに基
づく復号データを生成し、コントロ―ラ2に供給する。
図6の状態遷移図から、復号データ値は、連続する2個
の状態データ値に対応していることがわかる。すなわ
ち、再生信号値z〔k〕に対応して生成される状態デー
タ値sm〔k+n〕と、その1クロック前に、再生信号
値z〔k−l〕に対応して生成される状態データ値sm
〔k+n−1〕に基づいて、時点k+nにおける復号デ
ータ値を決めることができる。
【0083】例えば、sm〔k+n〕が'01'で、sm
〔k+n−1〕が'00'である場合には、図6から、復号
データ値として'1'が対応することがわかる。このよう
な対応をまとめたものが図11の復号マトリクスのテー
プルである。
〔k+n−1〕が'00'である場合には、図6から、復号
データ値として'1'が対応することがわかる。このよう
な対応をまとめたものが図11の復号マトリクスのテー
プルである。
【0084】次にRAA136による振幅基準値の更新
について説明する。前述したように6つの振幅基準値c
000〜c111の値は様々な要因により変動する。し
かもその変動の度合いは一定ではないので、予め振幅基
準値をシフトすることはできない。そこで、振幅基準値
を適応化制御してやれば、RF信号の歪みや変動、クロ
ックの位相誤差等に対して振幅基準値を追従させること
ができ、これによりブランチメトリックの計算値の精度
を向上させることができる。
について説明する。前述したように6つの振幅基準値c
000〜c111の値は様々な要因により変動する。し
かもその変動の度合いは一定ではないので、予め振幅基
準値をシフトすることはできない。そこで、振幅基準値
を適応化制御してやれば、RF信号の歪みや変動、クロ
ックの位相誤差等に対して振幅基準値を追従させること
ができ、これによりブランチメトリックの計算値の精度
を向上させることができる。
【0085】上述したように、SMU134によって生
成される状態データおよびシフトレジスタ131によっ
て遅延させられた再生信号値z〔k〕に基づいて、RA
A136が振幅基準値を更新するための計算をクロック
毎に行う。この計算は次にように行われる。
成される状態データおよびシフトレジスタ131によっ
て遅延させられた再生信号値z〔k〕に基づいて、RA
A136が振幅基準値を更新するための計算をクロック
毎に行う。この計算は次にように行われる。
【0086】再生信号値z〔k〕に対応して生成される
状態データ値sm〔k+n〕と、その1クロック前に生
成された状態データ値sm〔k+n−1〕とから、図6
に従って、これら2個の状態データ値間に生じた状態遷
移およびかかる状態遷移に対応する振幅基準値を特定す
ることができる。このようにして特定された振幅基準値
について、既存の値と、再生信号値z〔k〕とから、新
たな振幅基準値が計算される。なお、光磁気ディスクの
ようにエンボスピットエリアと光磁気エリアが混在する
ディスクの場合は、振幅基準値の計算は、各エリアにつ
いて別個に行われる。従ってその場合は、6値4状態ビ
タビ復号方法については、6・2=12個の振幅基準値
が適応化されることになる。
状態データ値sm〔k+n〕と、その1クロック前に生
成された状態データ値sm〔k+n−1〕とから、図6
に従って、これら2個の状態データ値間に生じた状態遷
移およびかかる状態遷移に対応する振幅基準値を特定す
ることができる。このようにして特定された振幅基準値
について、既存の値と、再生信号値z〔k〕とから、新
たな振幅基準値が計算される。なお、光磁気ディスクの
ようにエンボスピットエリアと光磁気エリアが混在する
ディスクの場合は、振幅基準値の計算は、各エリアにつ
いて別個に行われる。従ってその場合は、6値4状態ビ
タビ復号方法については、6・2=12個の振幅基準値
が適応化されることになる。
【0087】振幅基準値の計算について、sm〔k+
n〕=’01’、およびsm〔k+n−1〕=’11’
である場合を例として具体的に説明する。これは図6に
おける状態遷移S01→S11が生じる場合である。ま
た、かかる状態遷移に対応する振幅基準値がc011で
あることが図6に示されている。従って、RAA136
は、振幅基準値を更新する計算を以下のように行う。 c011(新)=δ・z〔k〕+(1−δ)・c011(旧)・・(23)
n〕=’01’、およびsm〔k+n−1〕=’11’
である場合を例として具体的に説明する。これは図6に
おける状態遷移S01→S11が生じる場合である。ま
た、かかる状態遷移に対応する振幅基準値がc011で
あることが図6に示されている。従って、RAA136
は、振幅基準値を更新する計算を以下のように行う。 c011(新)=δ・z〔k〕+(1−δ)・c011(旧)・・(23)
【0088】また一般には、sm〔k+n〕=pq、お
よびsm〔k+n−1〕=qrである場合に、振幅基準
値の新たな値が以下のように計算される。 cpqr(新)=δ・z〔k〕+(1−δ)・cpqr(旧)・・(24)
よびsm〔k+n−1〕=qrである場合に、振幅基準
値の新たな値が以下のように計算される。 cpqr(新)=δ・z〔k〕+(1−δ)・cpqr(旧)・・(24)
【0089】これらの式において、δは修正係数であ
る。δの値を設定するに際しては、再生信号の振幅およ
びその変動、アシンメトリー等の歪み、波形等化器の動
作における誤差等の記録系および再生系の比較的継続的
な特性、並びに記録媒体上の欠陥等に起因するイレギュ
ラーな特性を考慮する必要がある。すなわち、δの値が
大きい程、式(23)または(24)に従ってなされる
更新によって、振幅基準値が再生信号の振幅変動、アシ
ンメトリーおよび波形等化器の動作における誤差等をよ
り強く反映するものとなる。反面、振幅基準値が記録媒
体上の欠陥等に起因するディフェクト等のイレギュラー
な信号によっても影響され易い。一方、δの値を小さく
すると、振幅基準値がディフェクト等のイレギュラーな
信号に影響されにくくなるが、反面、振幅基準値の再生
信号に対する追従が緩やかなものとなるため、式(2
3)または(24)に従ってなされる更新による振幅基
準値の適応化の効果が減少する。
る。δの値を設定するに際しては、再生信号の振幅およ
びその変動、アシンメトリー等の歪み、波形等化器の動
作における誤差等の記録系および再生系の比較的継続的
な特性、並びに記録媒体上の欠陥等に起因するイレギュ
ラーな特性を考慮する必要がある。すなわち、δの値が
大きい程、式(23)または(24)に従ってなされる
更新によって、振幅基準値が再生信号の振幅変動、アシ
ンメトリーおよび波形等化器の動作における誤差等をよ
り強く反映するものとなる。反面、振幅基準値が記録媒
体上の欠陥等に起因するディフェクト等のイレギュラー
な信号によっても影響され易い。一方、δの値を小さく
すると、振幅基準値がディフェクト等のイレギュラーな
信号に影響されにくくなるが、反面、振幅基準値の再生
信号に対する追従が緩やかなものとなるため、式(2
3)または(24)に従ってなされる更新による振幅基
準値の適応化の効果が減少する。
【0090】上記式(23)、式(24)に従ってRA
A16で新たな振幅基準値が算出され、BMC132に
供給される。そしてこれまでの説明から理解されるよう
に、例えば6値4状態のビタビ復号の場合、適応化され
る振幅基準値は、c000、c001、c011、c1
00、c110、c111となる。そしてこのような振
幅基準値が、記録状況やデフォーカスなどの様々な要因
に応じて適応的に変動させられることで、各種要因によ
る影響を吸収することができる。
A16で新たな振幅基準値が算出され、BMC132に
供給される。そしてこれまでの説明から理解されるよう
に、例えば6値4状態のビタビ復号の場合、適応化され
る振幅基準値は、c000、c001、c011、c1
00、c110、c111となる。そしてこのような振
幅基準値が、記録状況やデフォーカスなどの様々な要因
に応じて適応的に変動させられることで、各種要因によ
る影響を吸収することができる。
【0091】図12に状態sm[k+n−1]、sm
[k+n]に対して、どの振幅基準値が更新されるかを
まとめた一覧を示す。例えば状態データsm[k+n−
1]が’00’、状態データsm[k+n]が’00’
の場合、即ち状態S00からS00に遷移した際には、
振幅基準値c000が更新される。また、状態S00か
らS01に遷移した際には、振幅基準値c001が更新
される。その他も、この図12に示すとおり、状態遷移
に応じて特定の振幅基準値が更新されることになる。
[k+n]に対して、どの振幅基準値が更新されるかを
まとめた一覧を示す。例えば状態データsm[k+n−
1]が’00’、状態データsm[k+n]が’00’
の場合、即ち状態S00からS00に遷移した際には、
振幅基準値c000が更新される。また、状態S00か
らS01に遷移した際には、振幅基準値c001が更新
される。その他も、この図12に示すとおり、状態遷移
に応じて特定の振幅基準値が更新されることになる。
【0092】2.実施の形態のディスクドライブ装置
(I) 2−1 ディスクドライブ装置の構成 以上説明してきたビタビ復号方式を採用した例として、
本発明の実施の形態となるディスクドライブ装置につい
て説明していく。なお、このディスクドライブ装置は、
穴開けタイプのWORMディスク、相変化タイプのWO
RMディスク、光磁気ディスク(MOディスク)、相変
化タイプの書換可能ディスク(DVD−RAM、DVD
−RW等)などに対するドライブ装置として好適な例と
する。つまり、記録レーザパワーと再生RF信号のアシ
ンメトリに相関関係のあるディスクに対するドライブ装
置に好適なものである。具体例としては、穴開けタイプ
のWORMディスクに相当するディスクドライブ装置と
して説明する。
(I) 2−1 ディスクドライブ装置の構成 以上説明してきたビタビ復号方式を採用した例として、
本発明の実施の形態となるディスクドライブ装置につい
て説明していく。なお、このディスクドライブ装置は、
穴開けタイプのWORMディスク、相変化タイプのWO
RMディスク、光磁気ディスク(MOディスク)、相変
化タイプの書換可能ディスク(DVD−RAM、DVD
−RW等)などに対するドライブ装置として好適な例と
する。つまり、記録レーザパワーと再生RF信号のアシ
ンメトリに相関関係のあるディスクに対するドライブ装
置に好適なものである。具体例としては、穴開けタイプ
のWORMディスクに相当するディスクドライブ装置と
して説明する。
【0093】図13は本例のディスクドライブ装置の構
成を示すものである。なお、図1で説明した構成と同一
機能部分には同一符号を付し、それらについての重複的
な詳細説明は省略する。また、このブロック図は主に記
録再生信号の処理系を示し、サーボ系その他、省略して
ある部位もある。
成を示すものである。なお、図1で説明した構成と同一
機能部分には同一符号を付し、それらについての重複的
な詳細説明は省略する。また、このブロック図は主に記
録再生信号の処理系を示し、サーボ系その他、省略して
ある部位もある。
【0094】記録媒体となるディスク6(穴開けタイプ
のWORMディスク)は、ドライブ装置内においてスピ
ンドルモータ9によって回転駆動された状態で、光ピッ
クアップ7の動作によって情報の記録/再生が行われ
る。記録/再生時の光ピックアップ7の位置制御(シー
ク、トラッキングサーボ、スレッドサーボ)や、光ピッ
クアップ7からのレーザ光のフォーカスサーボ、さらに
はスピンドルモータ9の回転サーボは、図示しないサー
ボ系によって行われることになる。
のWORMディスク)は、ドライブ装置内においてスピ
ンドルモータ9によって回転駆動された状態で、光ピッ
クアップ7の動作によって情報の記録/再生が行われ
る。記録/再生時の光ピックアップ7の位置制御(シー
ク、トラッキングサーボ、スレッドサーボ)や、光ピッ
クアップ7からのレーザ光のフォーカスサーボ、さらに
はスピンドルモータ9の回転サーボは、図示しないサー
ボ系によって行われることになる。
【0095】ドライブコントローラ(以下、コントロー
ラという)2は、このドライブ装置のマスターコントロ
ーラとして各種の動作制御を行うとともに、ホストコン
ピュータ1との通信を行う部位とされる。即ちコントロ
ーラ2はホストコンピュータ1からの記録指示に応じ
て、供給されたデータをディスク6に記録する動作を制
御するとともに、同じくホストコンピュータ1からの指
示に応じて要求されたデータをディスク6から読み出し
てホストコンピュータ1に転送する動作の制御を行う。
またコントローラ2はデータのエンコード、デコードを
行う機能も有している。
ラという)2は、このドライブ装置のマスターコントロ
ーラとして各種の動作制御を行うとともに、ホストコン
ピュータ1との通信を行う部位とされる。即ちコントロ
ーラ2はホストコンピュータ1からの記録指示に応じ
て、供給されたデータをディスク6に記録する動作を制
御するとともに、同じくホストコンピュータ1からの指
示に応じて要求されたデータをディスク6から読み出し
てホストコンピュータ1に転送する動作の制御を行う。
またコントローラ2はデータのエンコード、デコードを
行う機能も有している。
【0096】CPU3は、コントローラ2の指示に基づ
いて記録再生動作のために各部の制御を行う部位とされ
る。例えば再生系のRFブロック20に対する各種の制
御や、サーボプロセッサとして機能するDSP17に対
する指示等を行う。
いて記録再生動作のために各部の制御を行う部位とされ
る。例えば再生系のRFブロック20に対する各種の制
御や、サーボプロセッサとして機能するDSP17に対
する指示等を行う。
【0097】記録時には、コントローラ2がホストコン
ピュータ1からの指令に従って、記録すべきユーザデー
タを受取り、情報語としてのユーザデータに基づいてエ
ンコードを行って、例えば符号語としてのRLL(1,
7)符号を生成する。この符号語が記録データWDAT
AとしてLPC4に供給される。またコントローラ2は
WGATE信号としてLPC4に記録モードとしての発
光動作及びそのタイミングを指示する。さらに記録処理
動作の基準となる記録クロックWCLKを生成し、LP
C4に供給する。
ピュータ1からの指令に従って、記録すべきユーザデー
タを受取り、情報語としてのユーザデータに基づいてエ
ンコードを行って、例えば符号語としてのRLL(1,
7)符号を生成する。この符号語が記録データWDAT
AとしてLPC4に供給される。またコントローラ2は
WGATE信号としてLPC4に記録モードとしての発
光動作及びそのタイミングを指示する。さらに記録処理
動作の基準となる記録クロックWCLKを生成し、LP
C4に供給する。
【0098】LPC4及びAPC10は、図1で説明し
たように記録データWDATA、WGATE信号に応じ
て、光ピックアップ7からのレーザ出力を実行させ、デ
ィスク6へのデータ記録を実行させる。なお、再生時、
記録時のそれぞれにおけるレーザ出力レベル、即ちLP
C4が出力するレーザのドライブパルス値は、DSP1
7(CPU3)の指示に応じて設定される。また従っ
て、コントローラ2はCPU3に指示することで、記録
レーザパワー、再生レーザパワーを変化させることがで
きる。
たように記録データWDATA、WGATE信号に応じ
て、光ピックアップ7からのレーザ出力を実行させ、デ
ィスク6へのデータ記録を実行させる。なお、再生時、
記録時のそれぞれにおけるレーザ出力レベル、即ちLP
C4が出力するレーザのドライブパルス値は、DSP1
7(CPU3)の指示に応じて設定される。また従っ
て、コントローラ2はCPU3に指示することで、記録
レーザパワー、再生レーザパワーを変化させることがで
きる。
【0099】再生時(通常の再生時、及びライトアンド
ベリファイ時のベリファイ動作のためのデータ読出時)
においては、コントローラ2及びCPU3の制御によっ
て次のような動作が行われる。
ベリファイ時のベリファイ動作のためのデータ読出時)
においては、コントローラ2及びCPU3の制御によっ
て次のような動作が行われる。
【0100】コントローラ2はRGATE信号をLPC
4及びRFブロック20に供給して、再生動作制御を行
う。即ちコントローラ2はRGATE信号により、LP
C4に再生レベルとしてのレーザパワーによる連続発光
を指示するとともに、RFブロック20に対しての再生
処理の指示を行う。
4及びRFブロック20に供給して、再生動作制御を行
う。即ちコントローラ2はRGATE信号により、LP
C4に再生レベルとしてのレーザパワーによる連続発光
を指示するとともに、RFブロック20に対しての再生
処理の指示を行う。
【0101】再生時において、まずLPC4はRGAT
E信号に応じてレーザドライブパルスを発生させ、光ピ
ックアップ7から再生動作のためのレーザ出力を実行さ
せる。光ピックアップ7は、光磁気ディスク6にレーザ
光を照射し、それによって生じる反射光を受光する。さ
らにその反射光量に応じた信号の演算処理により各種信
号を生成する。即ち、再生RF信号および図示しないフ
ォーカスエラー信号、トラッキングエラ−信号などであ
る。
E信号に応じてレーザドライブパルスを発生させ、光ピ
ックアップ7から再生動作のためのレーザ出力を実行さ
せる。光ピックアップ7は、光磁気ディスク6にレーザ
光を照射し、それによって生じる反射光を受光する。さ
らにその反射光量に応じた信号の演算処理により各種信
号を生成する。即ち、再生RF信号および図示しないフ
ォーカスエラー信号、トラッキングエラ−信号などであ
る。
【0102】再生RF信号は、RFブロック20におい
て、可変ゲインアンプ8によってゲイン調整等がなされ
た後にフィルタ部11に供給される。可変ゲインアンプ
8におけるゲインセッティングはCPU3からの制御信
号GS1によって行われる。例えばディスクの種別や特
性によって変動するRF信号レベルに応じて、再生信号
処理に最適なRF信号が得られるようにゲインセッティ
ングが変更される。なおフォーカスエラー信号、トラッ
キングエラー信号は図示していないが、DSP17に供
給され、DSP17によるサーボ系の制御に用いられ
る。フィルタ部11は、RF有効帯域のブースト回路、
ノイズカットを行うローパスフィルタおよび波形等化を
行う波形等化器などから構成される。そして入力された
信号は、ビタビ復号器13が行うビタビ復号方法に適合
するパーシャルレスポンス特性が得られるようにイコラ
イジングされるものとなる。A/D変換器12は、PL
L部14からの再生クロックDCKに従ってA/D変換
を行い、再生信号値z〔k〕を出力する。ビタビ復号器
13は、再生クロックDCKに従って再生信号値z
〔k〕に基づいて、ビタビ復号方法によって復号データ
DDを生成する。以上のRFブロック20内の構成及び
動作、及びビタビ復号器13内のBMC132等の各部
の構成及び動作は、図1で説明したものと同様である。
て、可変ゲインアンプ8によってゲイン調整等がなされ
た後にフィルタ部11に供給される。可変ゲインアンプ
8におけるゲインセッティングはCPU3からの制御信
号GS1によって行われる。例えばディスクの種別や特
性によって変動するRF信号レベルに応じて、再生信号
処理に最適なRF信号が得られるようにゲインセッティ
ングが変更される。なおフォーカスエラー信号、トラッ
キングエラー信号は図示していないが、DSP17に供
給され、DSP17によるサーボ系の制御に用いられ
る。フィルタ部11は、RF有効帯域のブースト回路、
ノイズカットを行うローパスフィルタおよび波形等化を
行う波形等化器などから構成される。そして入力された
信号は、ビタビ復号器13が行うビタビ復号方法に適合
するパーシャルレスポンス特性が得られるようにイコラ
イジングされるものとなる。A/D変換器12は、PL
L部14からの再生クロックDCKに従ってA/D変換
を行い、再生信号値z〔k〕を出力する。ビタビ復号器
13は、再生クロックDCKに従って再生信号値z
〔k〕に基づいて、ビタビ復号方法によって復号データ
DDを生成する。以上のRFブロック20内の構成及び
動作、及びビタビ復号器13内のBMC132等の各部
の構成及び動作は、図1で説明したものと同様である。
【0103】但しRAA136に対しては、更新のため
に算出される振幅基準値c000〜c111をCPU3
が参照して、後述するようにアシンメトリの計算に用い
ることができるようにされている。
に算出される振幅基準値c000〜c111をCPU3
が参照して、後述するようにアシンメトリの計算に用い
ることができるようにされている。
【0104】ビタビ復号器13で復号された復号データ
DDは、コントローラ2に供給される。そしてコントロ
ーラ2は、復号データDDに、チャンネル符号化等の符
号化に対応する復号化処理を施すことにより、ユーザデ
ータ等を再生する。例えば(1−7)RLL方式のデコ
ード処理、ECCデコード処理(エラー訂正処理)など
を行なう。
DDは、コントローラ2に供給される。そしてコントロ
ーラ2は、復号データDDに、チャンネル符号化等の符
号化に対応する復号化処理を施すことにより、ユーザデ
ータ等を再生する。例えば(1−7)RLL方式のデコ
ード処理、ECCデコード処理(エラー訂正処理)など
を行なう。
【0105】また詳しくは後述するが、記録時には、コ
ントローラ2はディスク6の或るセクターへの記録動作
としてライトアンドベリファイ動作を実行させるように
制御する。ベリファイ時のリード条件等の各種設定や、
ベリファイOK/NGの判別、リトライアクションの制
御などもコントローラ2が実行することになる。
ントローラ2はディスク6の或るセクターへの記録動作
としてライトアンドベリファイ動作を実行させるように
制御する。ベリファイ時のリード条件等の各種設定や、
ベリファイOK/NGの判別、リトライアクションの制
御などもコントローラ2が実行することになる。
【0106】2−2 記録レーザパワーとアシンメトリ
の関係 WORMディスクや光磁気ディスクなど、光変調方式で
ディスク6にデータを記録する場合は、ディスク上に記
録されるマーク(ピット)の大きさは記録レーザパワー
の値に大きく依存し、またこれは再生RF信号の波形に
も大きく影響する。記録レーザパワーの大きさが再生R
F信号にどのように影響を与えるかをインパルス応答を
例にとって説明する。
の関係 WORMディスクや光磁気ディスクなど、光変調方式で
ディスク6にデータを記録する場合は、ディスク上に記
録されるマーク(ピット)の大きさは記録レーザパワー
の値に大きく依存し、またこれは再生RF信号の波形に
も大きく影響する。記録レーザパワーの大きさが再生R
F信号にどのように影響を与えるかをインパルス応答を
例にとって説明する。
【0107】図14に、記録レーザパワーの大きさと再
生RF信号のインパルス応答の関係を示す。なお、これ
はPR(1,2,1)のパーシャルレスポンス応答の場
合の例である。記録レーザパワーが最適値にある場合
は、インパルス応答は図6の曲線(b)として示すよう
になる。このときA/D変換のサンプリング時点として
のk−1、k、k+1の3つの時点の振幅比は1:2:
1となる。
生RF信号のインパルス応答の関係を示す。なお、これ
はPR(1,2,1)のパーシャルレスポンス応答の場
合の例である。記録レーザパワーが最適値にある場合
は、インパルス応答は図6の曲線(b)として示すよう
になる。このときA/D変換のサンプリング時点として
のk−1、k、k+1の3つの時点の振幅比は1:2:
1となる。
【0108】ところが記録レーザパワーが高くなると、
ディスク上の記録マークは大きくなるため、そのインパ
ルス応答は曲線(a)のようになり、即ちパルス幅が太
くなる。そのためサンプリング時点k−1,k+1での
振幅は、ピーク値の半分より大きくなる。一方、記録レ
ーザパワーが低くなると、ディスク上の記録マークは小
さくなるため、そのインパルス応答は曲線(c)のよう
になり、即ちパルス幅が細くなる。そのためサンプリン
グ時点k−1,k+1での振幅は、ピーク値の半分より
小さくなる。
ディスク上の記録マークは大きくなるため、そのインパ
ルス応答は曲線(a)のようになり、即ちパルス幅が太
くなる。そのためサンプリング時点k−1,k+1での
振幅は、ピーク値の半分より大きくなる。一方、記録レ
ーザパワーが低くなると、ディスク上の記録マークは小
さくなるため、そのインパルス応答は曲線(c)のよう
になり、即ちパルス幅が細くなる。そのためサンプリン
グ時点k−1,k+1での振幅は、ピーク値の半分より
小さくなる。
【0109】実際の再生RF信号に対するアイパターン
は、任意の時点kに対するインパルス応答の重ね合わせ
で表すことができる。記録レーザパワーの差によるアイ
パターンのアイの開き具合を図15に示す。図15
(b)は記録レーザパワーが最適な状態のアイパターン
を示しており、アイは上下対称の状態にある。一方、記
録レーザパワーが大きい場合、及び小さい場合は、それ
ぞれ図15(a)(c)に示されるように、アイが上側
もしくは下側にシフトした状態となる。この図15
(a)(b)のように記録レーザパワーが最適でないこ
とによりアイが非対称に開いている状態をアシンメトリ
と呼ぶ。つまりアシンメトリとは、記録レーザパワーの
過不足によって再生RF信号波形に生じる非対称な歪み
である。
は、任意の時点kに対するインパルス応答の重ね合わせ
で表すことができる。記録レーザパワーの差によるアイ
パターンのアイの開き具合を図15に示す。図15
(b)は記録レーザパワーが最適な状態のアイパターン
を示しており、アイは上下対称の状態にある。一方、記
録レーザパワーが大きい場合、及び小さい場合は、それ
ぞれ図15(a)(c)に示されるように、アイが上側
もしくは下側にシフトした状態となる。この図15
(a)(b)のように記録レーザパワーが最適でないこ
とによりアイが非対称に開いている状態をアシンメトリ
と呼ぶ。つまりアシンメトリとは、記録レーザパワーの
過不足によって再生RF信号波形に生じる非対称な歪み
である。
【0110】アシンメトリを定量的に表すために、アシ
ンメトリ値をγasyとし、次のように定義する。 γasy=(2Tエンベロープの中心電圧−8Tエンベロープの中心電圧)/ (8Tエンベロープのピークトゥピーク電圧) ・・・(25)
ンメトリ値をγasyとし、次のように定義する。 γasy=(2Tエンベロープの中心電圧−8Tエンベロープの中心電圧)/ (8Tエンベロープのピークトゥピーク電圧) ・・・(25)
【0111】図16(a)(b)に2Tパターンの信号
波形と8Tパターンの信号波形を示す。2Tパターンに
対する再生RF信号について波形等化処理すると、図1
6(a)に示すように、振幅基準値c001、c01
1、c110、c100を周期的に繰り返す波形とな
る。また8Tパターンに対する再生RF信号について波
形等化処理すると、図示するように、振幅基準値c00
0、c000、c000、c000、c000、c00
0、c001、c011、c111、c111、c11
1、c111、c111、c111、c110、c10
0、c001を周期的に繰り返す波形となる。
波形と8Tパターンの信号波形を示す。2Tパターンに
対する再生RF信号について波形等化処理すると、図1
6(a)に示すように、振幅基準値c001、c01
1、c110、c100を周期的に繰り返す波形とな
る。また8Tパターンに対する再生RF信号について波
形等化処理すると、図示するように、振幅基準値c00
0、c000、c000、c000、c000、c00
0、c001、c011、c111、c111、c11
1、c111、c111、c111、c110、c10
0、c001を周期的に繰り返す波形となる。
【0112】このような2Tパターン及び8Tパターン
の波形を合わせて示したものが図17であるが、この図
17では上記アシンメトリ値γasyを視覚的に表して
いる。この図17と上記式25により、図15の各アイ
パターンとして示した場合について、アシンメトリ値γ
asyは次のようになることがわかる。 記録レーザパワーが過大な場合・・・γasy>0 記録レーザパワーが最適な場合・・・γasy=0 記録レーザパワーが過小な場合・・・γasy<0
の波形を合わせて示したものが図17であるが、この図
17では上記アシンメトリ値γasyを視覚的に表して
いる。この図17と上記式25により、図15の各アイ
パターンとして示した場合について、アシンメトリ値γ
asyは次のようになることがわかる。 記録レーザパワーが過大な場合・・・γasy>0 記録レーザパワーが最適な場合・・・γasy=0 記録レーザパワーが過小な場合・・・γasy<0
【0113】このようにアシンメトリ値γasyから記
録レーザパワーがどの程度の値とされているかを推定す
ることができる。従って、アシンメトリ値γasyがあ
る範囲内に入るように記録レーザパワーを設定すれば、
それは適正な記録レーザパワーになることになる。
録レーザパワーがどの程度の値とされているかを推定す
ることができる。従って、アシンメトリ値γasyがあ
る範囲内に入るように記録レーザパワーを設定すれば、
それは適正な記録レーザパワーになることになる。
【0114】ところで上記式(25)によれば、再生R
F信号のアシンメトリ値γasyを計算するには、「2
Tエンベロープの中心電圧」、「8Tエンベロープの中
心電圧」、「8Tエンベロープのピークトゥピーク電
圧」をそれぞれ検出することが必要になる。ここで図1
6、図17からわかるように、これら各値は、ビタビ復
号器13における振幅基準値から算出できる。即ち、
「2Tエンベロープの中心電圧」は、振幅基準値c00
1、c011、c110、c100の平均値として求め
ることができる。また「8Tエンベロープの中心電圧」
は、振幅基準値c000、c111の平均値として求め
ることができる。さらに「8Tエンベロープのピークト
ゥピーク電圧」は、振幅基準値c000とc111の差
として求めることができる。従って、上記式(25)に
振幅基準値を当てはめると、 γasy=((c001+c011+c110+c100)/4-(c000+c111)/2)/(c111-c000) ・・・・(26) となる。
F信号のアシンメトリ値γasyを計算するには、「2
Tエンベロープの中心電圧」、「8Tエンベロープの中
心電圧」、「8Tエンベロープのピークトゥピーク電
圧」をそれぞれ検出することが必要になる。ここで図1
6、図17からわかるように、これら各値は、ビタビ復
号器13における振幅基準値から算出できる。即ち、
「2Tエンベロープの中心電圧」は、振幅基準値c00
1、c011、c110、c100の平均値として求め
ることができる。また「8Tエンベロープの中心電圧」
は、振幅基準値c000、c111の平均値として求め
ることができる。さらに「8Tエンベロープのピークト
ゥピーク電圧」は、振幅基準値c000とc111の差
として求めることができる。従って、上記式(25)に
振幅基準値を当てはめると、 γasy=((c001+c011+c110+c100)/4-(c000+c111)/2)/(c111-c000) ・・・・(26) となる。
【0115】上述したように振幅基準値c000〜c1
11は、それぞれビタビ復号器13内のRAA136で
適応化され、BMC132において更新されていくこと
になる。このように振幅基準値が適応化されるとする
と、再生RF信号にアシンメトリがある場合には、各振
幅基準値はそれに追従することになる。従って、図13
のCPU3(又はコントローラ2)は、RAA136で
算出される振幅基準値を用いて、上記式(26)の計算
を行うことで、そのときの再生RF信号についての記録
レーザパワーの値を知ることができる。
11は、それぞれビタビ復号器13内のRAA136で
適応化され、BMC132において更新されていくこと
になる。このように振幅基準値が適応化されるとする
と、再生RF信号にアシンメトリがある場合には、各振
幅基準値はそれに追従することになる。従って、図13
のCPU3(又はコントローラ2)は、RAA136で
算出される振幅基準値を用いて、上記式(26)の計算
を行うことで、そのときの再生RF信号についての記録
レーザパワーの値を知ることができる。
【0116】次に、アシンメトリ値γasyがどのよう
な範囲内にあれば、記録レーザパワーが適切であるかを
考える。図18(a)は、記録レーザパワー(Write Po
wer)に対するバイトエラーレート(BER)の特性を
示している。ここで、はビタビ復号法を採用した場合
の特性、はビットバイビット法を採用した場合の特性
である。
な範囲内にあれば、記録レーザパワーが適切であるかを
考える。図18(a)は、記録レーザパワー(Write Po
wer)に対するバイトエラーレート(BER)の特性を
示している。ここで、はビタビ復号法を採用した場合
の特性、はビットバイビット法を採用した場合の特性
である。
【0117】この図からわかるように、記録レーザパワ
ーが低い(P1以下)A領域では、ビタビ復号法の場合
もビットバイビット法の場合も、エラーレートは高くな
る。つまり記録レーザパワーがP1以下である場合は、
パワーが過小であるといえる。また記録レーザパワーが
高い(P3以上)D領域でも、ビタビ復号法、ビットバ
イビット法のいづれの場合も、エラーレートは高くな
る。つまり記録レーザパワーがP3以上である場合は、
パワーが過大であるといえる。記録レーザパワーがP2
〜P3の範囲となるC領域では、いづれの復号方式でも
エラーレートは低い。つまりP2〜P3の範囲は好適な
記録レーザパワーといえる。記録レーザパワーがP1〜
P2の範囲となるB領域では、ビタビ復号方式の場合は
エラーレートは低い。つまりビタビ復号方式のドライブ
装置にとっては、P1〜P3の範囲は好適な記録レーザ
パワーといえる。ところがこのB領域では、ビットバイ
ビット法の場合はエラーレートが高くなる。つまりビッ
トバイビット復号方式のドライブ装置にとっては、P1
〜P2の範囲は適切な記録レーザパワーとはいえない。
以上のことから、ビタビ復号方式、ビットバイビット復
号方式のいづれの場合であっても記録レーザパワーがP
2〜P3の範囲であればOKであることになる。
ーが低い(P1以下)A領域では、ビタビ復号法の場合
もビットバイビット法の場合も、エラーレートは高くな
る。つまり記録レーザパワーがP1以下である場合は、
パワーが過小であるといえる。また記録レーザパワーが
高い(P3以上)D領域でも、ビタビ復号法、ビットバ
イビット法のいづれの場合も、エラーレートは高くな
る。つまり記録レーザパワーがP3以上である場合は、
パワーが過大であるといえる。記録レーザパワーがP2
〜P3の範囲となるC領域では、いづれの復号方式でも
エラーレートは低い。つまりP2〜P3の範囲は好適な
記録レーザパワーといえる。記録レーザパワーがP1〜
P2の範囲となるB領域では、ビタビ復号方式の場合は
エラーレートは低い。つまりビタビ復号方式のドライブ
装置にとっては、P1〜P3の範囲は好適な記録レーザ
パワーといえる。ところがこのB領域では、ビットバイ
ビット法の場合はエラーレートが高くなる。つまりビッ
トバイビット復号方式のドライブ装置にとっては、P1
〜P2の範囲は適切な記録レーザパワーとはいえない。
以上のことから、ビタビ復号方式、ビットバイビット復
号方式のいづれの場合であっても記録レーザパワーがP
2〜P3の範囲であればOKであることになる。
【0118】図18(b)には、図18(a)に対応さ
せて再生RF信号のアシンメトリ値を示している。この
ようにアシンメトリ値は記録レーザパワーに比例したも
のとなる。そして最適な記録レーザパワーの範囲がP2
〜P3であるとすると、アシンメトリ値γasyとして
は、 γasy2<γasy<γasy3 ・・・・・(27) となっていればよいものとなる。つまり、例えばライト
アンドベリファイ時において、上記式(26)で算出さ
れるアシンメトリ値γasyが、上記式(27)の範囲
内にあれば、記録レーザパワーは適切な値であると判断
してよい。
せて再生RF信号のアシンメトリ値を示している。この
ようにアシンメトリ値は記録レーザパワーに比例したも
のとなる。そして最適な記録レーザパワーの範囲がP2
〜P3であるとすると、アシンメトリ値γasyとして
は、 γasy2<γasy<γasy3 ・・・・・(27) となっていればよいものとなる。つまり、例えばライト
アンドベリファイ時において、上記式(26)で算出さ
れるアシンメトリ値γasyが、上記式(27)の範囲
内にあれば、記録レーザパワーは適切な値であると判断
してよい。
【0119】2−3 ライトアンドベリファイ処理 以上のように再生RF信号のアシンメトリ値γasyか
ら、記録レーザパワーが適切であるか否かが判断できる
ことになるが、本例では、ディスク6へのデータ記録時
にベリファイを行うが(ライトアンドベリファイ動
作)、そのベリファイの際に、アシンメトリ値γasy
により記録レーザパワーの適否を判断するようにしてい
る。本例のライトアンドベリファイ時の処理を図19で
説明していく。
ら、記録レーザパワーが適切であるか否かが判断できる
ことになるが、本例では、ディスク6へのデータ記録時
にベリファイを行うが(ライトアンドベリファイ動
作)、そのベリファイの際に、アシンメトリ値γasy
により記録レーザパワーの適否を判断するようにしてい
る。本例のライトアンドベリファイ時の処理を図19で
説明していく。
【0120】ホストコンピュータ1からデータ記録指示
があり、記録すべきユーザーデータが転送されてくる際
には、コントローラ2は、そのユーザーデータのディス
ク6への記録制御を開始する。即ち上述したようにWG
ATE信号、記録クロックWCLKを各部に送信すると
ともに、ホストコンピュータ1から転送されてきた、記
録データに対してエンコード処理を行い、記録データW
DATAとしてLPC4に供給して。記録動作を実行さ
せていくことになる。
があり、記録すべきユーザーデータが転送されてくる際
には、コントローラ2は、そのユーザーデータのディス
ク6への記録制御を開始する。即ち上述したようにWG
ATE信号、記録クロックWCLKを各部に送信すると
ともに、ホストコンピュータ1から転送されてきた、記
録データに対してエンコード処理を行い、記録データW
DATAとしてLPC4に供給して。記録動作を実行さ
せていくことになる。
【0121】なお、記録動作はセクター単位で行われて
いくが、記録直後の読出による記録確認動作、つまりベ
リファイ動作は、記録した全セクターについてそれぞれ
行うようにしてもよいし、一部のセクターのみでもよ
い。図19のライトアンドベリファイ処理は、ベリファ
イを行うセクターに対する記録動作時の処理(1つのセ
クター記録に関してのライトアンドベリファイ処理)と
して示している。
いくが、記録直後の読出による記録確認動作、つまりベ
リファイ動作は、記録した全セクターについてそれぞれ
行うようにしてもよいし、一部のセクターのみでもよ
い。図19のライトアンドベリファイ処理は、ベリファ
イを行うセクターに対する記録動作時の処理(1つのセ
クター記録に関してのライトアンドベリファイ処理)と
して示している。
【0122】1つのセクターの記録動作処理としては、
コントローラ2は、まずステップF101として、記録
レーザパワーを初期値に設定する。そしてステップF1
02として、上記各種制御により所要各部の動作を実行
させ、ユーザーデータをディスク6上のあるセクターに
記録していく動作制御を行う。
コントローラ2は、まずステップF101として、記録
レーザパワーを初期値に設定する。そしてステップF1
02として、上記各種制御により所要各部の動作を実行
させ、ユーザーデータをディスク6上のあるセクターに
記録していく動作制御を行う。
【0123】ステップF102でのセクターへの記録動
作が完了したら、ステップF103からベリファイ動作
に移る。まずステップF103ではECCクライテリ
ア、リシンククライテリアを通常より厳しい値に設定す
る。即ちベリファイ時にリード条件(ベリファイOKの
条件)を厳しくするための設定変更である。そしてステ
ップF104で実際のベリファイ動作として、ステップ
F102でデータを記録したセクターからのデータの読
出を行う。
作が完了したら、ステップF103からベリファイ動作
に移る。まずステップF103ではECCクライテリ
ア、リシンククライテリアを通常より厳しい値に設定す
る。即ちベリファイ時にリード条件(ベリファイOKの
条件)を厳しくするための設定変更である。そしてステ
ップF104で実際のベリファイ動作として、ステップ
F102でデータを記録したセクターからのデータの読
出を行う。
【0124】ステップF104では、データ読出が適切
に完了したか否か、つまり同期処理やECC処理、及び
デコードについて、ベリファイ時のリード条件を満たす
状態が得られたか否かを判別する。ここで読出OKとな
る場合とは、そのセクターに大きなディフェクトが無い
と判断できる場合となる。一方、読出NGとなった場合
は、リード条件が厳しく設定されていることから、再生
能力の低いドライブ装置までを考慮に入れた上で、再生
動作に影響を与えるようなディフェクトが存在する可能
性が高いと判断できる。
に完了したか否か、つまり同期処理やECC処理、及び
デコードについて、ベリファイ時のリード条件を満たす
状態が得られたか否かを判別する。ここで読出OKとな
る場合とは、そのセクターに大きなディフェクトが無い
と判断できる場合となる。一方、読出NGとなった場合
は、リード条件が厳しく設定されていることから、再生
能力の低いドライブ装置までを考慮に入れた上で、再生
動作に影響を与えるようなディフェクトが存在する可能
性が高いと判断できる。
【0125】ステップF105で読出OKとなった場合
は、ステップF106に進む。そしてCPU3によりア
シンメトリ値γasyを計算させ、ステップF107で
アシンメトリ値γasyが所定範囲内の値であるか否か
を判断する。アシンメトリ値γasyの算出は、CPU
3が、データ読出時においてRAA136で更新される
振幅基準値を取り込んで、上述した式(26)により行
う。また所定範囲内とは上記式(27)の範囲であり、
つまり計算されたアシンメトリ値γasyが、γasy
2<γasy<γasy3を満たせばよいものとする。
これは即ち、記録レーザパワーが上記図18のC領域内
であることを意味する。つまり本例のようなビタビ復号
方式を用いたドライブ装置だけでなく、比較的リード能
力の低いビットバイビット復号法を用いたドライブ装置
でも、適正に読出ができる記録レーザパワーの範囲であ
る。
は、ステップF106に進む。そしてCPU3によりア
シンメトリ値γasyを計算させ、ステップF107で
アシンメトリ値γasyが所定範囲内の値であるか否か
を判断する。アシンメトリ値γasyの算出は、CPU
3が、データ読出時においてRAA136で更新される
振幅基準値を取り込んで、上述した式(26)により行
う。また所定範囲内とは上記式(27)の範囲であり、
つまり計算されたアシンメトリ値γasyが、γasy
2<γasy<γasy3を満たせばよいものとする。
これは即ち、記録レーザパワーが上記図18のC領域内
であることを意味する。つまり本例のようなビタビ復号
方式を用いたドライブ装置だけでなく、比較的リード能
力の低いビットバイビット復号法を用いたドライブ装置
でも、適正に読出ができる記録レーザパワーの範囲であ
る。
【0126】ステップF107でアシンメトリ値γas
yが所定範囲内であると判断されれば、ステップF10
2で行った記録動作に関してレーザーパワーは適切であ
ったと判断できることになる。そこで、これによってベ
リファイOKとし、ステップF108でリード条件(E
CCクライテリア、リシンククライテリア)を通常値に
戻し、ステップF109でリトライ回数を示すリトライ
カウンタRCをクリアして、そのセクターに関してのラ
イトアンドベリファイ処理を正常終了する。
yが所定範囲内であると判断されれば、ステップF10
2で行った記録動作に関してレーザーパワーは適切であ
ったと判断できることになる。そこで、これによってベ
リファイOKとし、ステップF108でリード条件(E
CCクライテリア、リシンククライテリア)を通常値に
戻し、ステップF109でリトライ回数を示すリトライ
カウンタRCをクリアして、そのセクターに関してのラ
イトアンドベリファイ処理を正常終了する。
【0127】一方、ステップF105で読出NGとなっ
た場合、或いはステップF105で読出OKとなっても
ステップF107でアシンメトリ値γasyが所定範囲
内でないと判断された場合は、ベリファイNGとなり、
ライトアンドベリファイのリトライ処理に移る。
た場合、或いはステップF105で読出OKとなっても
ステップF107でアシンメトリ値γasyが所定範囲
内でないと判断された場合は、ベリファイNGとなり、
ライトアンドベリファイのリトライ処理に移る。
【0128】まずステップF105で読出NGとなった
場合は、ステップF110でリトライカウンタRCの値
のチェックを経てステップF112に進み、光ピックア
ップ7の位置を別セクターに移動させる。これは、ライ
トワンスディスクでは既に記録を行ったセクターには再
度書込を行うことはできないためである。つまりステッ
プF102で記録を行ったセクターに対して交替セクタ
ーを設定し、その交替セクターにリトライ動作としての
記録を行うための処理である。次にステップF113で
リトライカウンタRCをインクリメントする。最初のリ
トライ時点ではリトライカウンタRC=1となる。そし
てステップF114でのリトライカウンタRCの値のチ
ェックを介して、ステップF102に戻り、セクター
(つまり交替セクター)にデータ記録を行う。即ち、以
上のようにステップF105から最初のリトライ動作時
に移行した場合は、記録を行ったセクターにディフェク
トが存在した可能性が高いとして、特に記録レーザパワ
ーについては変更しないまま別のセクターに記録リトラ
イを行うことになる。なお、光磁気ディスクなど書換可
能のディスクの場合は、最初と同一セクターに記録リト
ライを行うこともできるが、ディフェクトの可能性が高
いという状況では、記録するセクターを変更することが
好適である。
場合は、ステップF110でリトライカウンタRCの値
のチェックを経てステップF112に進み、光ピックア
ップ7の位置を別セクターに移動させる。これは、ライ
トワンスディスクでは既に記録を行ったセクターには再
度書込を行うことはできないためである。つまりステッ
プF102で記録を行ったセクターに対して交替セクタ
ーを設定し、その交替セクターにリトライ動作としての
記録を行うための処理である。次にステップF113で
リトライカウンタRCをインクリメントする。最初のリ
トライ時点ではリトライカウンタRC=1となる。そし
てステップF114でのリトライカウンタRCの値のチ
ェックを介して、ステップF102に戻り、セクター
(つまり交替セクター)にデータ記録を行う。即ち、以
上のようにステップF105から最初のリトライ動作時
に移行した場合は、記録を行ったセクターにディフェク
トが存在した可能性が高いとして、特に記録レーザパワ
ーについては変更しないまま別のセクターに記録リトラ
イを行うことになる。なお、光磁気ディスクなど書換可
能のディスクの場合は、最初と同一セクターに記録リト
ライを行うこともできるが、ディフェクトの可能性が高
いという状況では、記録するセクターを変更することが
好適である。
【0129】このような記録リトライを行った後は、ス
テップF103以降の処理で同様にベリファイが行われ
ることになり、ステップF105〜F107の処理でそ
のベリファイがOKとなれば、セクターの記録は正常終
了される。ところが、再度ステップF105で読出NG
となった場合は、再度のリトライを同様に行うことにな
る。但し、このようなリトライ(つまりディフェクトの
可能性が高いと判断され、レーザパワーは変更せずに実
行されるリトライ)は、ステップF110のx回として
上限回数が設定されている。即ち、上記リトライを数回
行っても、ステップF105で依然としてNGの場合
は、ディフェクトではなく(セクター移動して記録して
も同じく読出NGであるならディフェクトが原因である
可能性は非常に低いものとなる)、記録レーザパワーに
問題がある可能性が高いと判断する。
テップF103以降の処理で同様にベリファイが行われ
ることになり、ステップF105〜F107の処理でそ
のベリファイがOKとなれば、セクターの記録は正常終
了される。ところが、再度ステップF105で読出NG
となった場合は、再度のリトライを同様に行うことにな
る。但し、このようなリトライ(つまりディフェクトの
可能性が高いと判断され、レーザパワーは変更せずに実
行されるリトライ)は、ステップF110のx回として
上限回数が設定されている。即ち、上記リトライを数回
行っても、ステップF105で依然としてNGの場合
は、ディフェクトではなく(セクター移動して記録して
も同じく読出NGであるならディフェクトが原因である
可能性は非常に低いものとなる)、記録レーザパワーに
問題がある可能性が高いと判断する。
【0130】そこでステップF110でリトライカウン
タRC≧xと判断される時点、つまり既にx回のリトラ
イを行って、(x+1)回目のリトライを開始する時点
では、ステップF115でCPU3にアシンメトリ値γ
asyを計算させ、ステップF116でアシンメトリ値
γasyが所定範囲内にあるか否かを判別する。これは
上述したステップF106、F107と同様の処理とな
る。ここで、アシンメトリ値γasyが所定範囲内であ
ったとすれば、記録レーザパワーには問題はないことに
なるため、ステップF112に進んで、記録レーザパワ
ーについては変更せずに、上記同様にリトライを行なっ
ていく。なお、このような場合は、他の記録条件を変更
してリトライを行うようにしてもよい。
タRC≧xと判断される時点、つまり既にx回のリトラ
イを行って、(x+1)回目のリトライを開始する時点
では、ステップF115でCPU3にアシンメトリ値γ
asyを計算させ、ステップF116でアシンメトリ値
γasyが所定範囲内にあるか否かを判別する。これは
上述したステップF106、F107と同様の処理とな
る。ここで、アシンメトリ値γasyが所定範囲内であ
ったとすれば、記録レーザパワーには問題はないことに
なるため、ステップF112に進んで、記録レーザパワ
ーについては変更せずに、上記同様にリトライを行なっ
ていく。なお、このような場合は、他の記録条件を変更
してリトライを行うようにしてもよい。
【0131】一方、ステップF116でアシンメトリ値
γasyが所定範囲内にないと判断された場合、又はス
テップF105では読出OKとなったが、ステップF1
07でアシンメトリ値γasyが所定範囲内にないと判
断されリトライ処理に移行する場合は、ステップF11
1に進み、記録レーザパワーのキャリブレーション(変
更)を行う。これは、算出されたアシンメトリ値γas
yに応じて記録レーザパワーを上下する処理となる。例
えばアシンメトリ値γasyがγasy2以下であれ
ば、記録レーザパワーが不足しているため、記録レーザ
パワーをあげる方向に再設定する。このとき、γasy
2−γasyの値に応じて、適切な上げ幅を算出して再
設定してもよい。また算出されたアシンメトリ値γas
yがγasy3以上であれば、記録レーザパワーが過大
であるため、記録レーザパワーを下げる方向に再設定す
る。もちろん、γasy−γasy3の値に応じて、適
切な下げ幅を算出して再設定してもよい。
γasyが所定範囲内にないと判断された場合、又はス
テップF105では読出OKとなったが、ステップF1
07でアシンメトリ値γasyが所定範囲内にないと判
断されリトライ処理に移行する場合は、ステップF11
1に進み、記録レーザパワーのキャリブレーション(変
更)を行う。これは、算出されたアシンメトリ値γas
yに応じて記録レーザパワーを上下する処理となる。例
えばアシンメトリ値γasyがγasy2以下であれ
ば、記録レーザパワーが不足しているため、記録レーザ
パワーをあげる方向に再設定する。このとき、γasy
2−γasyの値に応じて、適切な上げ幅を算出して再
設定してもよい。また算出されたアシンメトリ値γas
yがγasy3以上であれば、記録レーザパワーが過大
であるため、記録レーザパワーを下げる方向に再設定す
る。もちろん、γasy−γasy3の値に応じて、適
切な下げ幅を算出して再設定してもよい。
【0132】なお、キャリブレーションとして、例えば
ディスク上の所定の領域に特定のデータパターンの試し
書きを行って、それを再生してアシンメトリ値γasy
を算出することで、適切な記録レーザパワーを探してい
くようにしてもよい。特にディスク6が書換可能な光磁
気ディスク等であれば、この処理は有用である。ライト
ワンス型のディスク6であっても、このような試し書き
は可能であるが、セクター消費が大きくなることから、
状況に応じて試し書きを実行するか否かを判断するよう
にしてもよい。例えば試し書きに用いる領域として残り
が十分にあれば試し書きを行うようにすることなども考
えられる。
ディスク上の所定の領域に特定のデータパターンの試し
書きを行って、それを再生してアシンメトリ値γasy
を算出することで、適切な記録レーザパワーを探してい
くようにしてもよい。特にディスク6が書換可能な光磁
気ディスク等であれば、この処理は有用である。ライト
ワンス型のディスク6であっても、このような試し書き
は可能であるが、セクター消費が大きくなることから、
状況に応じて試し書きを実行するか否かを判断するよう
にしてもよい。例えば試し書きに用いる領域として残り
が十分にあれば試し書きを行うようにすることなども考
えられる。
【0133】ステップF111で記録レーザパワーを再
設定したら、ステップF112、F113、F114、
F102と進んで、記録リトライを行う。
設定したら、ステップF112、F113、F114、
F102と進んで、記録リトライを行う。
【0134】以上のようにリトライが1回又は複数回繰
り返されることになるが、リトライ処理回数としては上
限回数yが設定されており、ステップF114でリトラ
イ回数がチェックされることで、y回のリトライを行っ
た時点では、次のリトライには進まない(ステップF1
14でRC>yとなった時点)。その場合は、リトライ
を上限回数実行してもベリファイOKとはならなかった
ことで、エラー終了することになる。この場合、コント
ローラ2はホストコンピュータ1にセクターの記録動作
についてエラー終了を報告することになる。
り返されることになるが、リトライ処理回数としては上
限回数yが設定されており、ステップF114でリトラ
イ回数がチェックされることで、y回のリトライを行っ
た時点では、次のリトライには進まない(ステップF1
14でRC>yとなった時点)。その場合は、リトライ
を上限回数実行してもベリファイOKとはならなかった
ことで、エラー終了することになる。この場合、コント
ローラ2はホストコンピュータ1にセクターの記録動作
についてエラー終了を報告することになる。
【0135】以上のようなライトアンドベリファイ処理
により、ベリファイ動作の信頼性は高いものとなり、例
えばリード能力の低いドライブ装置についても十分に考
慮されたライトアンドベリファイ動作が実現される。即
ち、まずベリファイOKとなる条件としては、リード条
件が厳しくされたうえで読出OKとなることと、アシン
メトリ値γasyにより記録レーザパワーが適正範囲内
であることの両方が満たされなければならない。換言す
れば、リード能力が低いドライブ装置であってもディフ
ェクトの影響によって読出不能となることがないこと、
及びリード能力が低いドライブ装置に対しても適正な記
録レーザパワーであることの両方が満たされた場合にベ
リファイOKとなる。従って、十分に再生互換性を備え
た記録動作が実現される。
により、ベリファイ動作の信頼性は高いものとなり、例
えばリード能力の低いドライブ装置についても十分に考
慮されたライトアンドベリファイ動作が実現される。即
ち、まずベリファイOKとなる条件としては、リード条
件が厳しくされたうえで読出OKとなることと、アシン
メトリ値γasyにより記録レーザパワーが適正範囲内
であることの両方が満たされなければならない。換言す
れば、リード能力が低いドライブ装置であってもディフ
ェクトの影響によって読出不能となることがないこと、
及びリード能力が低いドライブ装置に対しても適正な記
録レーザパワーであることの両方が満たされた場合にベ
リファイOKとなる。従って、十分に再生互換性を備え
た記録動作が実現される。
【0136】また、ベリファイ時に読出NGとなった場
合は、ディフェクトの影響が考えられるため、記録レー
ザパワーを変更せずにリトライを行うことで適切なリト
ライ動作となる。さらにベリファイ時にアシンメトリ値
γasyが所定範囲内でないとされた場合は、記録レー
ザパワーが変更されてリトライが行なわれることで適切
なリトライ動作となる。またこれによって、実際に記録
レーザパワーが適切でなかった場合は、リトライ動作に
よって適切な記録動作の完了に導くことができる。
合は、ディフェクトの影響が考えられるため、記録レー
ザパワーを変更せずにリトライを行うことで適切なリト
ライ動作となる。さらにベリファイ時にアシンメトリ値
γasyが所定範囲内でないとされた場合は、記録レー
ザパワーが変更されてリトライが行なわれることで適切
なリトライ動作となる。またこれによって、実際に記録
レーザパワーが適切でなかった場合は、リトライ動作に
よって適切な記録動作の完了に導くことができる。
【0137】なお、ライトアンドベリファイ処理として
は、図19の処理手順以外にも各種変形例が考えられ
る。例えば最初にデータ読出NGになった際に、リトラ
イに入る前にアシンメトリ値γasyを算出して記録レ
ーザパワーの適否を判断し、リトライ時に記録レーザパ
ワーを変更すべきか否かを判断するようにしてもよい。
は、図19の処理手順以外にも各種変形例が考えられ
る。例えば最初にデータ読出NGになった際に、リトラ
イに入る前にアシンメトリ値γasyを算出して記録レ
ーザパワーの適否を判断し、リトライ時に記録レーザパ
ワーを変更すべきか否かを判断するようにしてもよい。
【0138】2−4 ライトアンドベリファイの動作態
様例 セクター記録についてのライトアンドベリファイは以上
のように実行されるが、実際には1回の記録動作(ホス
トコンピュータ1からの記録指示)により、複数セクタ
ーの記録が行われることが多い。このとき、全セクター
に対して上記のライトアンドベリファイ処理を行っても
よいし、一部のセクターのみにライトアンドベリファイ
処理を行ってもよい(他のセクターは記録のみでベリフ
ァイは行わない)
様例 セクター記録についてのライトアンドベリファイは以上
のように実行されるが、実際には1回の記録動作(ホス
トコンピュータ1からの記録指示)により、複数セクタ
ーの記録が行われることが多い。このとき、全セクター
に対して上記のライトアンドベリファイ処理を行っても
よいし、一部のセクターのみにライトアンドベリファイ
処理を行ってもよい(他のセクターは記録のみでベリフ
ァイは行わない)
【0139】全セクターに対してライトアンドベリファ
イが行われる場合は、各セクター毎に例えば図19の処
理が実行されることになる。一方、一部のセクターのみ
にベリファイを行う場合としては、例えば連続して記録
する一連のセクターのうちの最初のセクターのみについ
て上記ライトアンドベリファイを行うようにしたり、最
後のセクターのみについて上記ライトアンドベリファイ
を行うようにすることが考えられる。或いは数セクター
おきにライトアンドベリファイを行うようにしてもよ
い。
イが行われる場合は、各セクター毎に例えば図19の処
理が実行されることになる。一方、一部のセクターのみ
にベリファイを行う場合としては、例えば連続して記録
する一連のセクターのうちの最初のセクターのみについ
て上記ライトアンドベリファイを行うようにしたり、最
後のセクターのみについて上記ライトアンドベリファイ
を行うようにすることが考えられる。或いは数セクター
おきにライトアンドベリファイを行うようにしてもよ
い。
【0140】最初のセクターのみにベリファイを行う場
合は、実行しようとする一連の記録動作について最初に
記録レーザパワーが適切であるか否かを判断し、不適で
あれば変更できるため、その一連のセクター記録におい
て記録レーザパワーを適切な値に保つことができる。ま
た最後のセクターのみにベリファイを行う場合は、一連
の記録動作を実行した後に最後のセクターのベリファイ
で記録OKか否かを検出するため、もしベリファイNG
であれば、その一連のセクターの全てについてデータ信
頼性が低下するが、処理として時間的な効率がよいとい
う利点がある。
合は、実行しようとする一連の記録動作について最初に
記録レーザパワーが適切であるか否かを判断し、不適で
あれば変更できるため、その一連のセクター記録におい
て記録レーザパワーを適切な値に保つことができる。ま
た最後のセクターのみにベリファイを行う場合は、一連
の記録動作を実行した後に最後のセクターのベリファイ
で記録OKか否かを検出するため、もしベリファイNG
であれば、その一連のセクターの全てについてデータ信
頼性が低下するが、処理として時間的な効率がよいとい
う利点がある。
【0141】ライトアンドベリファイを、これらのうち
でどのように実行するかは、記録データに要求される信
頼性の度合いやデータ種別などによりホストコンピュー
タ1が指示するようにしてもよいし、ドライブ装置の仕
様や使用環境に応じて固定したり、或いはユーザーが選
択できるようにしてもよい。例えばデータ信頼性が要求
される度合いが高い場合は全セクターについてライトア
ンドベリファイを行うが、さほど要求されない場合は一
部のセクターのみというようにすることが考えられる。
でどのように実行するかは、記録データに要求される信
頼性の度合いやデータ種別などによりホストコンピュー
タ1が指示するようにしてもよいし、ドライブ装置の仕
様や使用環境に応じて固定したり、或いはユーザーが選
択できるようにしてもよい。例えばデータ信頼性が要求
される度合いが高い場合は全セクターについてライトア
ンドベリファイを行うが、さほど要求されない場合は一
部のセクターのみというようにすることが考えられる。
【0142】なおアシンメトリ値γasyの算出方法と
しては、本例のようにビタビ復号法を採用するものであ
れば、上記の通り、振幅基準値を用いればよいが、アシ
ンメトリ値はRF信号のエンベロープをサンプリングし
ていき、そのサンプリング値を用いても可能である。即
ち上記式(25)の計算に必要なサンプリング値を集め
れば、アシンメトリ値γasyは算出でき、従ってビタ
ビ復号を採用していないドライブ装置であっても本発明
は適用可能である。
しては、本例のようにビタビ復号法を採用するものであ
れば、上記の通り、振幅基準値を用いればよいが、アシ
ンメトリ値はRF信号のエンベロープをサンプリングし
ていき、そのサンプリング値を用いても可能である。即
ち上記式(25)の計算に必要なサンプリング値を集め
れば、アシンメトリ値γasyは算出でき、従ってビタ
ビ復号を採用していないドライブ装置であっても本発明
は適用可能である。
【0143】なお、本例の動作は、記録レーザパワーと
アシンメトリ値に相関性のあるメディアに対するドライ
ブ装置として、広く適用できることはいうまでもない。
アシンメトリ値に相関性のあるメディアに対するドライ
ブ装置として、広く適用できることはいうまでもない。
【0144】3.実施の形態のディスクドライブ装置
(II) 3−1 記録レーザパワーと振幅の関係 上述してきたディスクドライブ装置(I)としてのライ
トアンドベリファイ動作、特に記録レーザパワーの適否
を判別する動作は、記録レーザパワーとアシンメトリ値
に相関関係があるディスクについて好適なものである。
ところが例えばWORMディスクのうちで合金タイプと
呼ばれる種類のディスクは、記録レーザパワーとアシン
メトリ値に相関関係はない。
(II) 3−1 記録レーザパワーと振幅の関係 上述してきたディスクドライブ装置(I)としてのライ
トアンドベリファイ動作、特に記録レーザパワーの適否
を判別する動作は、記録レーザパワーとアシンメトリ値
に相関関係があるディスクについて好適なものである。
ところが例えばWORMディスクのうちで合金タイプと
呼ばれる種類のディスクは、記録レーザパワーとアシン
メトリ値に相関関係はない。
【0145】この合金タイプのWORMディスクは、未
記録状態では多層膜であるものが記録時のレーザによる
熱により溶けて混ざりあい、冷却時に合金となり反射率
が上がることで、反射率の異なったマークが形成される
ものである。この合金タイプのものは、記録レーザパワ
ーを増減してもアシンメトリー値はほとんど変化しな
い。従って、上述の例で述べたような、アシンメトリー
値から記録レーザパワーを推定することはできない。と
ころが、合金タイプのWORMディスクの場合、記録パ
ワーが増すにつれて再生RF信号のRF振幅が増す。こ
れは、記録時のディスクの熱拡散が異なることに起因す
る。
記録状態では多層膜であるものが記録時のレーザによる
熱により溶けて混ざりあい、冷却時に合金となり反射率
が上がることで、反射率の異なったマークが形成される
ものである。この合金タイプのものは、記録レーザパワ
ーを増減してもアシンメトリー値はほとんど変化しな
い。従って、上述の例で述べたような、アシンメトリー
値から記録レーザパワーを推定することはできない。と
ころが、合金タイプのWORMディスクの場合、記録パ
ワーが増すにつれて再生RF信号のRF振幅が増す。こ
れは、記録時のディスクの熱拡散が異なることに起因す
る。
【0146】そこでこの実施の形態のディスクドライブ
装置(II)では、アシンメトリー値の代わりに再生RF
信号の振幅値を求め、それから記録レーザパワーを推定
してそれをベリファイ条件とするようにするものであ
る。
装置(II)では、アシンメトリー値の代わりに再生RF
信号の振幅値を求め、それから記録レーザパワーを推定
してそれをベリファイ条件とするようにするものであ
る。
【0147】本例の、合金タイプのWORMディスクに
対応するディスクドライブ装置の構成は図13と同様と
する。そして、この例では、RAA136で算出される
振幅基準値を用いて、CPU3が振幅値を算出できるよ
うにしているものである。
対応するディスクドライブ装置の構成は図13と同様と
する。そして、この例では、RAA136で算出される
振幅基準値を用いて、CPU3が振幅値を算出できるよ
うにしているものである。
【0148】ところで、振幅値はアシンメトリー値とは
異なり、記録パワーだけでなく、RFブロック20の可
変ゲインアンプ8やフィルタ部11の設定にも依存す
る。この影響をなくすため次のような方法が取られる。
まず、予め記録パワーが完全に把握されているドライブ
(基準ドライブ)を用いてディスク上のある領域に所定
パターンを記録する。この基準記録領域は、ディスクフ
ォーマット規格において製造者用のテスト領域(マニュ
ファクチャラーズ・ゾーン)に設定される。あるいは、
ディスクのフォーマット時にディスクの種類や交替領域
のアドレスなどを記録したDDS領域を基準ドライブで
記録し、基準記録領域としてもよい。
異なり、記録パワーだけでなく、RFブロック20の可
変ゲインアンプ8やフィルタ部11の設定にも依存す
る。この影響をなくすため次のような方法が取られる。
まず、予め記録パワーが完全に把握されているドライブ
(基準ドライブ)を用いてディスク上のある領域に所定
パターンを記録する。この基準記録領域は、ディスクフ
ォーマット規格において製造者用のテスト領域(マニュ
ファクチャラーズ・ゾーン)に設定される。あるいは、
ディスクのフォーマット時にディスクの種類や交替領域
のアドレスなどを記録したDDS領域を基準ドライブで
記録し、基準記録領域としてもよい。
【0149】通常の使用時にディスクをドライブに挿入
して立ち上げた場合、ドライブは先ず始めに基準記録領
域をリードする。そして、そこに記録されたデータをリ
ードしたときの再生RF信号の振幅がある一定値(基準
値)になるようにゲインアンプの設定を調整する。即
ち、基準記録領域をリードして得られる振幅(後述の式
(28)あるいは式(29)などにより得られる)が、
基準値より小さければゲインアンプでの増幅度を大きく
し、大きければゲインアンプでの増幅度を小さくする。
そして再度基準記録領域をリードして、振幅が基準値に
なるかを調べる。これを振幅が基準値になるまで繰り返
す。
して立ち上げた場合、ドライブは先ず始めに基準記録領
域をリードする。そして、そこに記録されたデータをリ
ードしたときの再生RF信号の振幅がある一定値(基準
値)になるようにゲインアンプの設定を調整する。即
ち、基準記録領域をリードして得られる振幅(後述の式
(28)あるいは式(29)などにより得られる)が、
基準値より小さければゲインアンプでの増幅度を大きく
し、大きければゲインアンプでの増幅度を小さくする。
そして再度基準記録領域をリードして、振幅が基準値に
なるかを調べる。これを振幅が基準値になるまで繰り返
す。
【0150】これにより、あるレーザパワーで記録され
た再生信号はそのドライブでは同じ振幅で再生される。
この振幅値を基準振幅値と呼ぶ。この場合、再生RF信
号の振幅値が基準振幅値よりも大きければ、そこのセク
ターを記録したときのレーザパワーは基準のレーザパワ
ーよりも大きく、再生RF信号の振幅値が基準振幅値よ
り小さければ、そこのセクターを記録したときのレーザ
パワーは基準のレーザパワーよりも小さいとわかる。
た再生信号はそのドライブでは同じ振幅で再生される。
この振幅値を基準振幅値と呼ぶ。この場合、再生RF信
号の振幅値が基準振幅値よりも大きければ、そこのセク
ターを記録したときのレーザパワーは基準のレーザパワ
ーよりも大きく、再生RF信号の振幅値が基準振幅値よ
り小さければ、そこのセクターを記録したときのレーザ
パワーは基準のレーザパワーよりも小さいとわかる。
【0151】本例のベリファイ動作では、上記例同様
に、大きなディフェクトのあるセクターをベリファイN
Gとするために、リシンクライテリアやECCクライテ
リアを厳しくする。そしてさらに、記録レーザパワーの
妥当性評価には再生RF信号の振幅値を用いる。このよ
うにすることで、上記例と同様に、ベリファイNGの際
に、大きなディフェクトに起因するベリファイNGか、
記録レーザパワーに起因するベリファイNGかを明確に
判別できるようにしている。
に、大きなディフェクトのあるセクターをベリファイN
Gとするために、リシンクライテリアやECCクライテ
リアを厳しくする。そしてさらに、記録レーザパワーの
妥当性評価には再生RF信号の振幅値を用いる。このよ
うにすることで、上記例と同様に、ベリファイNGの際
に、大きなディフェクトに起因するベリファイNGか、
記録レーザパワーに起因するベリファイNGかを明確に
判別できるようにしている。
【0152】振幅値の算出方式は次の通りである。再生
RF信号の振幅は、適応化した6つの振幅基準値から得
ることができる。図20は上記図17と同様に2Tパタ
ーン(最小振幅パターン)、8Tパターン(必ずしも8
Tでない場合もあるが最大振幅パターン)を示している
が、PR(1,2,1)では、6つの振幅基準値は図示
するように推移するので、再生RF信号の振幅AMP
は、 AMP=c111−c000 ・・・式(28) で与えられる。また、再生RF信号の振幅の代わりにア
イパターンの開口部の大きさに相当する、2Tパターン
の振幅VFOを記録レーザパワーの推定に用いることも
できる。この場合、振幅VFOは、 VFO=((c011+c110)−(c001+c100))/2 ・・・式(29) で与えられる。
RF信号の振幅は、適応化した6つの振幅基準値から得
ることができる。図20は上記図17と同様に2Tパタ
ーン(最小振幅パターン)、8Tパターン(必ずしも8
Tでない場合もあるが最大振幅パターン)を示している
が、PR(1,2,1)では、6つの振幅基準値は図示
するように推移するので、再生RF信号の振幅AMP
は、 AMP=c111−c000 ・・・式(28) で与えられる。また、再生RF信号の振幅の代わりにア
イパターンの開口部の大きさに相当する、2Tパターン
の振幅VFOを記録レーザパワーの推定に用いることも
できる。この場合、振幅VFOは、 VFO=((c011+c110)−(c001+c100))/2 ・・・式(29) で与えられる。
【0153】従って、CPU3(コントローラ2)は、
RAA136で更新される振幅基準値を取り込むこと
で、振幅値(AMP又はVFO)を算出できる。そして
コントローラ2は、算出される振幅値から、そのときの
再生RF信号についての記録レーザパワーの値を知るこ
とができる。
RAA136で更新される振幅基準値を取り込むこと
で、振幅値(AMP又はVFO)を算出できる。そして
コントローラ2は、算出される振幅値から、そのときの
再生RF信号についての記録レーザパワーの値を知るこ
とができる。
【0154】振幅値AMP(VFOについても同様)が
どのような範囲内にあれば、記録レーザパワーが適切で
あるかを考える。図21(a)(b)は、上記図18と
同様に、記録レーザパワー(Write Power)に対するバ
イトエラーレート(BER)と、記録レーザパワーと振
幅値の関係を示している。図18で説明したとおり、C
領域、つまり記録レーザパワーP2〜P3が適正な範囲
である。従って、振幅値AMPとしては、 AMP2<AMP<AMP3 ・・・・・(30) となっていればよいものとなる。つまり、例えばライト
アンドベリファイ時において、上記式(28)で算出さ
れる振幅値AMPが、上記式(30)の範囲内にあれ
ば、記録レーザパワーは適切な値であると判断してよ
い。
どのような範囲内にあれば、記録レーザパワーが適切で
あるかを考える。図21(a)(b)は、上記図18と
同様に、記録レーザパワー(Write Power)に対するバ
イトエラーレート(BER)と、記録レーザパワーと振
幅値の関係を示している。図18で説明したとおり、C
領域、つまり記録レーザパワーP2〜P3が適正な範囲
である。従って、振幅値AMPとしては、 AMP2<AMP<AMP3 ・・・・・(30) となっていればよいものとなる。つまり、例えばライト
アンドベリファイ時において、上記式(28)で算出さ
れる振幅値AMPが、上記式(30)の範囲内にあれ
ば、記録レーザパワーは適切な値であると判断してよ
い。
【0155】3−2 ライトアンドベリファイ処理及び
動作態様例 この例の場合のライトアンドベリファイ処理を図22に
示す。図22は、上記図19と同様に1つのセクター記
録に関するライトアンドベリファイ処理を示している。
なお、ステップF201〜F205、及びF208〜F
214は、図19のステップF101〜F105、及び
F108〜F114と同様となるため、図示するにとど
め、重複説明を省略する。この例の場合は、ステップF
206,F207(及びステップF215,F216)
において、振幅値を算出して記録レーザパワーが適正か
否かを判断することが上記例と異なるものとなる。
動作態様例 この例の場合のライトアンドベリファイ処理を図22に
示す。図22は、上記図19と同様に1つのセクター記
録に関するライトアンドベリファイ処理を示している。
なお、ステップF201〜F205、及びF208〜F
214は、図19のステップF101〜F105、及び
F108〜F114と同様となるため、図示するにとど
め、重複説明を省略する。この例の場合は、ステップF
206,F207(及びステップF215,F216)
において、振幅値を算出して記録レーザパワーが適正か
否かを判断することが上記例と異なるものとなる。
【0156】即ちステップF205で読出OKとなりス
テップF206に進んだ場合、もしくはx回以上のリト
ライ時にステップF215に進んだ場合は、コントロー
ラ2はCPU3により振幅値(AMP又はVFO)を計
算させ、ステップF207又はステップF216で、振
幅値が所定範囲内の値であるか否かを判断する。
テップF206に進んだ場合、もしくはx回以上のリト
ライ時にステップF215に進んだ場合は、コントロー
ラ2はCPU3により振幅値(AMP又はVFO)を計
算させ、ステップF207又はステップF216で、振
幅値が所定範囲内の値であるか否かを判断する。
【0157】振幅値が所定範囲内であると判断されれ
ば、ステップF202で行った記録動作に関してレーザ
ーパワーは適切であったと判断できる。従ってステップ
F207の場合は、これによってベリファイOKとす
る。一方ステップF216の場合は、記録レーザパワー
を変更しないで次のリトライアクションに入る。また、
振幅値が所定範囲内でないと判断されれば、レーザパワ
ーが不適切であるため、ステップF211の記録レーザ
パワーのキャリブレーション(変更)を行ったうえでの
リトライアクションに入る。
ば、ステップF202で行った記録動作に関してレーザ
ーパワーは適切であったと判断できる。従ってステップ
F207の場合は、これによってベリファイOKとす
る。一方ステップF216の場合は、記録レーザパワー
を変更しないで次のリトライアクションに入る。また、
振幅値が所定範囲内でないと判断されれば、レーザパワ
ーが不適切であるため、ステップF211の記録レーザ
パワーのキャリブレーション(変更)を行ったうえでの
リトライアクションに入る。
【0158】この図22のようなライトアンドベリファ
イ処理により、図19の場合と同様の効果を得ることが
できる。従って、記録レーザパワーとアシンメトリ値の
相関がない合金タイプのWORMディスクについても、
ライトアンドベリファイ動作の信頼性の向上、再生互換
性の維持を実現できる。なお、ライトアンドベリファイ
処理としては、図22の処理手順以外にも各種変形例が
考えられる。例えば最初にデータ読出NGになった際
に、リトライに入る前に振幅値を算出して記録レーザパ
ワーの適否を判断し、リトライ時に記録レーザパワーを
変更すべきか否かを判断するようにしてもよい。
イ処理により、図19の場合と同様の効果を得ることが
できる。従って、記録レーザパワーとアシンメトリ値の
相関がない合金タイプのWORMディスクについても、
ライトアンドベリファイ動作の信頼性の向上、再生互換
性の維持を実現できる。なお、ライトアンドベリファイ
処理としては、図22の処理手順以外にも各種変形例が
考えられる。例えば最初にデータ読出NGになった際
に、リトライに入る前に振幅値を算出して記録レーザパ
ワーの適否を判断し、リトライ時に記録レーザパワーを
変更すべきか否かを判断するようにしてもよい。
【0159】セクター記録についてのライトアンドベリ
ファイは以上のように実行されるが、記録時に全セクタ
ーに対して上記のライトアンドベリファイ処理を行って
もよいし、一部のセクターのみにライトアンドベリファ
イ処理を行ってもよい。これは図19の例において説明
したとおりである。
ファイは以上のように実行されるが、記録時に全セクタ
ーに対して上記のライトアンドベリファイ処理を行って
もよいし、一部のセクターのみにライトアンドベリファ
イ処理を行ってもよい。これは図19の例において説明
したとおりである。
【0160】振幅値の算出方法としては、本例のように
ビタビ復号法を採用するものであれば、上記の通り振幅
基準値を用いればよいが、振幅値はRF信号のエンベロ
ープをサンプリングしていき、そのサンプリング値を用
いても可能である。即ちRF信号振幅のピーク及びボト
ムを検出していくことで、上記式(28)に相当する計
算が可能となる。従ってビタビ復号を採用していないド
ライブ装置であっても本発明は適用可能である。なお、
本例の動作は、合金タイプのWORMディスクのみでな
く、記録レーザパワーと振幅値に相関性のあるメディア
に対するドライブ装置として、広く適用できる。
ビタビ復号法を採用するものであれば、上記の通り振幅
基準値を用いればよいが、振幅値はRF信号のエンベロ
ープをサンプリングしていき、そのサンプリング値を用
いても可能である。即ちRF信号振幅のピーク及びボト
ムを検出していくことで、上記式(28)に相当する計
算が可能となる。従ってビタビ復号を採用していないド
ライブ装置であっても本発明は適用可能である。なお、
本例の動作は、合金タイプのWORMディスクのみでな
く、記録レーザパワーと振幅値に相関性のあるメディア
に対するドライブ装置として、広く適用できる。
【0161】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明のド
ライブ装置は次のような効果を得ることができる。本発
明によれば、データ信号波形についてのアシンメトリ
値、又は振幅値が所定の範囲内にあるか否かにより記録
時のレーザパワーが適正であるか否かを明確に判別し、
記録エラー状態であるか否かを判別することができる。
これによって、記録時のレーザパワーが適正でないと判
断された場合は、記録レーザパワーを調整して記録動作
のリトライを実行することができる。即ちベリファイ時
などにエラー原因が記録レーザパワーにある場合に、そ
れをを明確に判別でき、そしてその場合は、記録レーザ
パワーを変更して適切なリトライ動作を行うことができ
る。これによってライトアンドベリファイ動作の信頼性
及び記録動作性能を向上させることができる。
ライブ装置は次のような効果を得ることができる。本発
明によれば、データ信号波形についてのアシンメトリ
値、又は振幅値が所定の範囲内にあるか否かにより記録
時のレーザパワーが適正であるか否かを明確に判別し、
記録エラー状態であるか否かを判別することができる。
これによって、記録時のレーザパワーが適正でないと判
断された場合は、記録レーザパワーを調整して記録動作
のリトライを実行することができる。即ちベリファイ時
などにエラー原因が記録レーザパワーにある場合に、そ
れをを明確に判別でき、そしてその場合は、記録レーザ
パワーを変更して適切なリトライ動作を行うことができ
る。これによってライトアンドベリファイ動作の信頼性
及び記録動作性能を向上させることができる。
【0162】また、デコード手段でデコードエラー(読
出NG)となった場合、つまりディフェクト等の影響で
エラーとなった可能性が高い場合は、記録レーザパワー
を変化させずに記録動作及び読出動作のリトライを実行
させることで、適切なリトライ動作が実行されることに
なる。一方、そのリトライ動作を所定回数行ってもデコ
ードエラーのままである場合、つまりディフェクトの影
響ではない可能性が高い場合は、アシンメトリ値又は振
幅値が所定の範囲内にあるか否かにより記録時のレーザ
パワーが適正であるか否かを判別することで、記録レー
ザパワーの適否を判断できる。そしてもし記録時のレー
ザパワーが適正でないと判断された場合は、記録レーザ
パワーを調整して記録動作のリトライを実行させること
で、適切なリトライが実行されるとともに、記録レーザ
パワーに起因するエラーの場合は、リトライ動作によっ
て適切な記録動作の完了に導くことができる。従って、
記録レーザパワーを変更すれば記録OKとできるような
場合に、それを的確に判断して記録適正完了に導くこと
ができ、エラー終了とさせないことになるため、記録動
作性能を向上させることになる。
出NG)となった場合、つまりディフェクト等の影響で
エラーとなった可能性が高い場合は、記録レーザパワー
を変化させずに記録動作及び読出動作のリトライを実行
させることで、適切なリトライ動作が実行されることに
なる。一方、そのリトライ動作を所定回数行ってもデコ
ードエラーのままである場合、つまりディフェクトの影
響ではない可能性が高い場合は、アシンメトリ値又は振
幅値が所定の範囲内にあるか否かにより記録時のレーザ
パワーが適正であるか否かを判別することで、記録レー
ザパワーの適否を判断できる。そしてもし記録時のレー
ザパワーが適正でないと判断された場合は、記録レーザ
パワーを調整して記録動作のリトライを実行させること
で、適切なリトライが実行されるとともに、記録レーザ
パワーに起因するエラーの場合は、リトライ動作によっ
て適切な記録動作の完了に導くことができる。従って、
記録レーザパワーを変更すれば記録OKとできるような
場合に、それを的確に判断して記録適正完了に導くこと
ができ、エラー終了とさせないことになるため、記録動
作性能を向上させることになる。
【0163】さらに本発明によれば、デコード手段でデ
コードOKとなった場合にも、アシンメトリ値又は振幅
値が所定の範囲内にあるか否かにより記録時のレーザパ
ワーが適正であるか否かを判別し、記録時のレーザパワ
ーが適正でないと判断された場合は、記録レーザパワー
を調整して記録動作のリトライを実行するようにしてい
る。従って本来ベリファイNGとすべき場合にデータが
再生できてしまった場合、例えばそのドライブ装置のリ
ード能力が高くて、記録レーザパワーが不適切であって
もデータが読み込めてしまったような場合にも、記録動
作のリトライが実行されることになり、例えリード能力
の低いドライブ装置でも適正に再生できる状態とするこ
とができる。つまり再生互換性を維持できる記録動作が
実現されることになる。
コードOKとなった場合にも、アシンメトリ値又は振幅
値が所定の範囲内にあるか否かにより記録時のレーザパ
ワーが適正であるか否かを判別し、記録時のレーザパワ
ーが適正でないと判断された場合は、記録レーザパワー
を調整して記録動作のリトライを実行するようにしてい
る。従って本来ベリファイNGとすべき場合にデータが
再生できてしまった場合、例えばそのドライブ装置のリ
ード能力が高くて、記録レーザパワーが不適切であって
もデータが読み込めてしまったような場合にも、記録動
作のリトライが実行されることになり、例えリード能力
の低いドライブ装置でも適正に再生できる状態とするこ
とができる。つまり再生互換性を維持できる記録動作が
実現されることになる。
【図1】本発明が適用できるビタビ復号を用いた一般的
なディスクドライブ装置のブロック図である。
なディスクドライブ装置のブロック図である。
【図2】マーク位置記録方法およびマークエッジ記録方
法の概要の説明図である。
法の概要の説明図である。
【図3】RLL(1,7)符号化方法における最小磁化
反転幅の説明図である。
反転幅の説明図である。
【図4】RLL(1,7)符号とマークエッジ記録方法
によって記録されたデータの再生信号をPR(1,2,
1)で波形等化したときのアイパターンの説明図であ
る。
によって記録されたデータの再生信号をPR(1,2,
1)で波形等化したときのアイパターンの説明図であ
る。
【図5】ビタビ復号方法の状態遷移の過程の説明図であ
る。
る。
【図6】ビタビ復号方法の状態遷移の説明図である。
【図7】ビタビ復号方法の状態遷移のトレリス線図の説
明図である。
明図である。
【図8】ビタビ復号器のSMUのブロック図である。
【図9】ビタビ復号器のSMUのA型ステータスメモリ
のブロック図である。
のブロック図である。
【図10】ビタビ復号器のSMUのB型ステータスメモ
リのブロック図である。
リのブロック図である。
【図11】ビタビ復号器のマージブロックにおける状態
データ値の選択動作の説明図である。
データ値の選択動作の説明図である。
【図12】ビタビ復号器で適応化される振幅基準値の説
明図である。
明図である。
【図13】実施の形態のドライブ装置のブロック図であ
る。
る。
【図14】記録レーザパワーとインパルス応答の関係の
説明図である。
説明図である。
【図15】記録レーザパワーとアイパターンの関係の説
明図である。
明図である。
【図16】2T及び8Tパターンのエンベロープの説明
図である。
図である。
【図17】2T及び8Tパターンのエンベロープにみら
れるアシンメトリ値の説明図である。
れるアシンメトリ値の説明図である。
【図18】実施の形態における適切なアシンメトリ値範
囲の説明図である。
囲の説明図である。
【図19】実施の形態のライトアンドベリファイ動作の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図20】2T及び8Tパターンの振幅値の説明図であ
る。
る。
【図21】実施の形態における適切な振幅値範囲の説明
図である。
図である。
【図22】実施の形態のライトアンドベリファイ動作の
フローチャートである。である。
フローチャートである。である。
1 ホストコンピュータ、2 ドライブコントローラ、
3 CPU、4 LPC、5 磁気ヘッド、6 ディス
ク、7 光ピックアップ、8 アンプ、9 スピンドル
モータ、10 APC、11 フィルタ部、12 A/
D変換器、13ビタビ復号器、14 PLL部、131
シフトレジスタ、132 BMC、133 ACS、
134 SMU、135 マージブロック、136 R
AA
3 CPU、4 LPC、5 磁気ヘッド、6 ディス
ク、7 光ピックアップ、8 アンプ、9 スピンドル
モータ、10 APC、11 フィルタ部、12 A/
D変換器、13ビタビ復号器、14 PLL部、131
シフトレジスタ、132 BMC、133 ACS、
134 SMU、135 マージブロック、136 R
AA
Claims (10)
- 【請求項1】 レーザ光照射を行って記録媒体に対する
データの記録、及び記録されたデータ信号の読出を行う
ことのできるヘッド手段と、 前記ヘッド手段により読み出されたデータ信号に対して
デコード処理を行い、再生データを得るデコード手段
と、 前記ヘッド手段により読み出されたデータ信号波形につ
いてのアシンメトリ値を算出するアシンメトリ算出手段
と、 前記ヘッド手段に対して記録データを供給して記録媒体
に対するデータの記録を実行させた後、その記録したデ
ータについてのデータ信号の読出を実行させ、そのデー
タ信号波形について前記アシンメトリ算出手段により算
出されたアシンメトリ値が所定の範囲内にあるか否かに
より記録時のレーザパワーが適正であるか否かを判別
し、記録時のレーザパワーが適正でないと判断された場
合は、記録動作エラーと判断する制御手段と、 を備えたことを特徴とするドライブ装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、記録時のレーザパワー
が適正でないとして記録動作エラーと判断した場合は、
記録レーザパワーを変化させて記録動作及び読出動作の
リトライを実行させることを特徴とする請求項1に記載
のドライブ装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記ヘッド手段に対し
て記録データを供給して記録媒体に対するデータの書込
を実行させた後、その記録したデータについてのデータ
信号の読出を実行させた際に、前記デコード手段でデコ
ードエラーとなった場合、記録レーザパワーを変化させ
ずに記録動作及び読出動作のリトライを実行させること
を特徴とする請求項1に記載のドライブ装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、記録レーザパワーを変
化させずに記録動作及び読出動作のリトライを所定回数
実行してもデコードエラーのままである場合には、前記
アシンメトリ算出手段により算出されたアシンメトリ値
が所定の範囲内にあるか否かにより記録時のレーザパワ
ーが適正であるか否かを判別し、記録時のレーザパワー
が適正でないと判断された場合は、記録レーザパワーを
変更して記録動作のリトライを実行させることを特徴と
する請求項3に記載のドライブ装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記ヘッド手段に対し
て記録データを供給して記録媒体に対するデータの書込
を実行させた後、その記録したデータについてのデータ
信号の読出を実行させた際に、前記デコード手段でデコ
ードOKとなった場合、前記アシンメトリ算出手段によ
り算出されたアシンメトリ値が所定の範囲内にあるか否
かにより記録時のレーザパワーが適正であるか否かを判
別し、記録時のレーザパワーが適正でないと判断された
場合は、記録レーザパワーを変更して記録動作のリトラ
イを実行させることを特徴とする請求項1に記載のドラ
イブ装置。 - 【請求項6】 レーザ光照射を行って記録媒体に対する
データの記録、及び記録されたデータ信号の読出を行う
ことのできるヘッド手段と、 前記ヘッド手段により読み出されたデータ信号に対して
デコード処理を行い、再生データを得るデコード手段
と、 前記ヘッド手段により読み出されたデータ信号波形につ
いての振幅値を算出する振幅算出手段と、 前記ヘッド手段に対して記録データを供給して記録媒体
に対するデータの記録を実行させた後、その記録したデ
ータについてのデータ信号の読出を実行させ、そのデー
タ信号波形について前記振幅算出手段により算出された
振幅値が所定の範囲内にあるか否かにより記録時のレー
ザパワーが適正であるか否かを判別し、記録時のレーザ
パワーが適正でないと判断された場合は、記録動作エラ
ーと判断する制御手段と、 を備えたことを特徴とするドライブ装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、記録時のレーザパワー
が適正でないとして記録動作エラーと判断した場合は、
記録レーザパワーを変化させて記録動作及び読出動作の
リトライを実行させることを特徴とする請求項6に記載
のドライブ装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記ヘッド手段に対し
て記録データを供給して記録媒体に対するデータの書込
を実行させた後、その記録したデータについてのデータ
信号の読出を実行させた際に、前記デコード手段でデコ
ードエラーとなった場合、記録レーザパワーを変化させ
ずに記録動作及び読出動作のリトライを実行させること
を特徴とする請求項6に記載のドライブ装置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、記録レーザパワーを変
化させずに記録動作及び読出動作のリトライを所定回数
実行してもデコードエラーのままである場合には、前記
振幅算出手段により算出された振幅値が所定の範囲内に
あるか否かにより記録時のレーザパワーが適正であるか
否かを判別し、記録時のレーザパワーが適正でないと判
断された場合は、記録レーザパワーを変更して記録動作
のリトライを実行させることを特徴とする請求項8に記
載のドライブ装置。 - 【請求項10】 前記制御手段は、前記ヘッド手段に対
して記録データを供給して記録媒体に対するデータの書
込を実行させた後、その記録したデータについてのデー
タ信号の読出を実行させた際に、前記デコード手段でデ
コードOKとなった場合、前記振幅算出手段により算出
された振幅値が所定の範囲内にあるか否かにより記録時
のレーザパワーが適正であるか否かを判別し、記録時の
レーザパワーが適正でないと判断された場合は、記録レ
ーザパワーを変更して記録動作のリトライを実行させる
ことを特徴とする請求項6に記載のドライブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105067A JP2000298833A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | ドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105067A JP2000298833A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | ドライブ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000298833A true JP2000298833A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14397620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11105067A Withdrawn JP2000298833A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | ドライブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000298833A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100418480B1 (ko) * | 2001-07-18 | 2004-02-11 | 엘지전자 주식회사 | 광디스크의 데이터 기록방법 |
| US8223602B2 (en) | 2006-05-23 | 2012-07-17 | Hitachi, Ltd. | Optical disc drive |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11105067A patent/JP2000298833A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100418480B1 (ko) * | 2001-07-18 | 2004-02-11 | 엘지전자 주식회사 | 광디스크의 데이터 기록방법 |
| US8223602B2 (en) | 2006-05-23 | 2012-07-17 | Hitachi, Ltd. | Optical disc drive |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |