JP2000299150A - 接続デバイス - Google Patents

接続デバイス

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JP2000299150A
JP2000299150A JP11107768A JP10776899A JP2000299150A JP 2000299150 A JP2000299150 A JP 2000299150A JP 11107768 A JP11107768 A JP 11107768A JP 10776899 A JP10776899 A JP 10776899A JP 2000299150 A JP2000299150 A JP 2000299150A
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JP11107768A
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Shigeki Maekawa
滋樹 前川
Yasushi Tokuge
やすし 徳毛
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイス本体に対する基板又は電気信号を伝
送する配線の挿入に際して、該基板又は配線と接続端子
との接触不良を防止することができる接続デバイスを提
供する。 【解決手段】 接続端子に第1及び第2の接触部位を設
け、デバイス本体に対する基板又は配線の挿入に際し
て、該基板又は配線側の端子に対して第1の接触部位及
び第2の接触部位を順次に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板同
士、若しくは、電気信号を伝送する配線とプリント基板
との電気的接続に利用するコネクタ又はソケット等の接
続デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータのマザーボードに使
用されるプリント基板において、メモリ等の付加機能を
増設する場合、あるいは、電気信号を別のプリント基板
に伝送する場合には、付加機能を有する基板又は配線と
マザーボードとの間で電気的接続を担うソケット接続が
従来から使用されてきた。このソケット接続に用いられ
るソケットとしては、ソケット外形をなすソケットケー
スと、該ソケットケースにおいて複数配列して保持さ
れ、各一端側でプリント基板に電気的に接続される接続
端子とから構成されるものがよく知られている。かかる
ソケットでは、上記ソケットケースに付加機能を有する
プリント基板又は電気信号を伝送するフレキシブル基板
等の配線が挿入されると、上記接続端子が、挿入された
プリント基板又は配線側の端子に接触して、基板又は配
線とソケット本体が取り付けられたプリント基板とが電
気的に接続されるようになっている。
【0003】これに関連して、図12を参照しながら、
従来知られたソケットにおける接続構造について説明す
る。このソケット90は、例えば両面側に端子パッド1
02が設けられたプリント基板101に対応するもの
で、ソケットケース96内で、接続端子93が対をなし
て設けられ、挿入されるプリント基板101側の端子パ
ッド102に接触する部位(以下、接触部位という)9
3aが対向するように保持されている。対向する接触部
位93aは、プリント基板101が挿入されていない状
態で、端子パッド102を含むプリント基板101の厚
さより狭い間隔Wで隔てられ、基板用の挿入口を構成す
る。また、上記各接続端子93は、下端側で、ソケット
ケース96の外部に突出し、ソケット本体が実装される
プリント基板(不図示)に対して電気的に接続される接
続ピン95をなしている。
【0004】かかるソケット90に対するプリント基板
101の挿入に際して、上記接続端子93は、外方へ力
を加えられて弾性変形する。これにより、接続端子93
に反力が作用して、挿入されたプリント基板101が両
側から挟み込まれる。この状態で、接続端子93は、接
触部位93aにおいてプリント基板101側の端子パッ
ド102に接触し、挿入されたプリント基板101とソ
ケット本体が取り付けられたプリント基板とが電気的に
接続されることになる。
【0005】また、例えば特開昭58−97275号公
報では、図12に示す従来のソケット90と同様に、ソ
ケットケースに設けられた接続端子が、挿入される半導
体パッケージの両側の端子を接触部位にて挟み込むこと
により、電気的接触を行うソケットが開示されている。
このソケットでは、接続端子の半導体パッケージリード
に接触する部分を凹面形状にして、その両側のエッジ部
分が上記リードに接触することによって確実な電気的接
触が得られるように工夫されている。前述したような電
気的接続を行うソケットは、特開平59−165442
号公報にも開示されている。
【0006】ところで、図12から分かるように、ソケ
ット90に挿入されるプリント基板101側の端子パッ
ド102には、プリント基板101上に半導体を実装す
る際に使用されたハンダ付け用フラックス等の絶縁性の
残滓が付着したり、プリント基板101の端部より現れ
たガラス繊維が端子パッドと接続端子93の接触部位9
3aとの間に挟まったりすることがあり、これによっ
て、端子パッド102と接続端子93との電気的接触が
妨げられ、接触不良が発生して不具合となる惧れがあっ
た。従来では、対向して配置される接続端子93のピッ
チが1〜数mm程度であり、端子93の剛性が十分に確
保されるため、一旦挿入されたプリント基板101を外
してソケット90に再挿入することにより、フラックス
やガラス繊維を除去し、接触不良などの不具合を比較的
容易に解決することができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
プリント基板の実装密度の向上や小型化に伴ない、端子
パッドにおけるピッチの狭小化が進んで、端子パッドの
ピッチが1mm以下のものが主流となる傾向があり、か
かるピッチの狭小化に応じて、ソケットにおける接続端
子のピッチについてもその狭小化が求められるが、これ
を実現する場合には、接続端子の剛性の低下を避けられ
ず、プリント基板を再挿入に対する耐久性を確保するこ
とが難しくなる。このため、端子パッド上の付着物やプ
リント基板の端面から現れたガラス繊維による接触不良
を容易に解決することができない。また、一方では、コ
ンピュータメーカーによるコンピュータの大量生産につ
いて、その生産効率を向上させるために、1度の挿入作
業でプリント基板に実装された半導体デバイスを確実に
動作させることが必須となってきている。
【0008】更に、従来では、一般に、プリント基板上
に半導体デバイスをハンダ付けにより実装された後に、
ハンダ付け時に使用されたフラックスを洗浄により除去
していたが、フロン等の洗浄媒体が主に環境保護の観点
から使用することができなくなっており、実装後の洗浄
レスを実現するためにハンダ付け時にフラックスを用い
ないフラックスレス実装が実施されるようになってき
た。しかし、現時点では、ハンダ付け時の完全なフラッ
クスレスの実現が不可能で、実際には少量のフラックス
成分がハンダに含有されている。そして、この少量のフ
ラックス成分がプリント基板への半導体デバイス実装時
に昇温気化し、気化したフラックス成分が半導体を実装
する基板の端子パッドに再度付着することにより、洗浄
によってフラックスを除去していた場合に比べて、端子
パッド上のフラックスによる汚染状況は悪化している。
このフラックス成分は粘着性が強く、基板材料のガラス
繊維や埃を吸着する。このため、プリント基板の端子パ
ッド上におけるフラックス等の付着物又はガラス繊維に
よる接触不良が洗浄レス化以降に多発している。これに
対応して、従来では、ガラス繊維による接触不良を抑制
するために、プリント基板の端面に面取り加工をしてガ
ラス繊維の脱落防止を図ることが知られているが、十分
な対策とはなっていない。
【0009】以上のように、端子パッドと接続端子との
間に生じる接触不良は、プリント基板同士の接続のみな
らず、電気信号を伝送する配線、特にフレキシブル基板
の接続部分とプリント基板との接続においても同様に発
生し得る。例えば、フレキシブル基板の端子の表面に金
メッキが施されている場合には、金メッキ自体の酸化は
ないものの、そのメッキに対して大気中のカーボン成分
(例えば樹脂繊維屑又は油脂・グラファイトの微粒子)
が吸着しやすく、それらの吸着物により接触不良がもた
らされる惧れがある。また、低コストのフレキシブル基
板の端子においては、通常、その表面にアルミ皮膜が蒸
着されるが、このアルミ被膜の表面には硬質の酸化皮膜
が形成されており、この酸化皮膜を破った上で電気的接
触を行うには、差し込まれるフレキシブル基板側の配線
に対して、接続端子から例えば数百g以上の非常に大き
な接触圧力が加えられる必要がある。しかし、近年で
は、付加機能を有する基板の実装密度の向上や小型化に
伴ない、基板側端子のピッチ狭小化及び端子数の増大化
が進むにつれ、このようなソケットの接続端子の接触圧
力をますます確保しにくい状況となっている。
【0010】本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされ
たもので、デバイス本体に対する基板又は電気信号を伝
送する配線の挿入に際して、該基板又は配線とデバイス
内の接続端子との接触不良を防止することができる接続
デバイスを提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、デ
バイス本体に挿入される基板又は配線を該デバイス本体
が取り付けられた基板と電気的に接続させる接続デバイ
スにおいて、一端側で上記デバイス本体が実装される基
板に電気的に接続させられる外部端子を形成する一方、
他端側で弾性変形による反力の作用で基板又は配線側の
端子に接触する接続端子と、該接続端子を保持するケー
スとを有し、上記接続端子が、デバイス本体に対する基
板又は配線の挿入に際して、該基板又は配線側の端子に
順次接触する第1の接触部位及び第2の接触部位を備え
ていることを特徴としたものである。
【0012】また、本願の第2の発明は、上記接続端子
が、第1及び第2の接触部位をそれぞれ支持する弾性変
形可能な第1及び第2の支持部を有し、第1及び第2の
接触部位が互いに独立して移動可能であることを特徴と
したものである。
【0013】更に、本願の第3の発明は、上記接続端子
が薄板で形成されていることを特徴としたものである。
【0014】また、更に、本願の第4の発明は、上記接
続端子が、上記第1及び第2の接触部位を含む断面略S
字形状を有し、第1の接触部位と第2の接触部位との間
にあり両接触部位とは反対側に膨らんだ部分が上記ソケ
ットケースの内壁と接触するように保持されていること
を特徴としたものである。
【0015】また、更に、本願の第5の発明は、上記接
続端子の少なくとも第1及び第2の接触部位の表面にお
いて、導電性のセラミックスコーティングが施されてい
ることを特徴としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係るソ
ケットの全体斜視図である。このソケット10は、ソケ
ット外形をなすソケットケース6と、該ソケットケース
6内でケース本体の長手方向に沿って複数配列して保持
される接続端子3とを有している。これらの接続端子3
は、それぞれ、下端側で、ソケット本体が実装されるプ
リント基板(不図示)に電気的に接続される接続ピン5
(特許請求の範囲における「外部端子」に該当)をなし
ている。このソケット10では、付加機能を有するプリ
ント基板1が上記ソケットケース6に対して挿入される
と、各接続端子3が、プリント基板1の両面側の下端部
近傍において複数設けられたパッド状の端子(以下、端
子パッドという)2に接触し、これにより、挿入された
プリント基板1とソケット本体が取り付けられたプリン
ト基板とが電気的に接続されるようになっている。
【0017】図2は、図1のX−X線に沿った縦断面説
明図で、上記ソケット10の内部構造を示している。こ
の図から分かるように、例えば樹脂からなるソケットケ
ース6は、断面略コ字形状をなしており、その内側底面
の中央には、ケース本体の長手方向に沿って所定高さの
凸部7が設けられている。この凸部7の上面7aは、ソ
ケット10に対するプリント基板1の挿入に際して、基
板端面1aに当接することにより、プリント基板1の挿
入動作を規制する。
【0018】また、上記凸部7の両側には、ケース本体
の内側底面からその外側底面に貫通する孔部6aが対を
なして設けられており、上記各接続端子3は、これら孔
部3aに対して下端側から差し込まれることにより、ソ
ケットケース6内に取り付けられ保持される。このソケ
ット10では、各孔部3aからケース本体の外側に突出
した接続端子3の下端部が接続ピン5となり、前述した
ように、ソケット10が実装されるプリント基板(不図
示)に電気的に接続される外部端子として利用される。
なお、特に図示しないが、上記孔部6aは、ソケットケ
ース6に取り付けられる接続端子3の数に対応して、ケ
ース本体の長手方向に沿って所定間隔毎に複数設けられ
ている。
【0019】上記接続端子3は、例えば金属板のプレス
加工による打ち抜き又はワイヤカット放電加工により成
形されるもので、上端近傍に横方向に隆起してなる第1
の接触部位3aを有するとともに、該第1の接触部位3
aの下側には、所定の間隔を隔てて、第1の接触部位3
aと同じ方向に隆起してなる第2の接触部位3bを有し
ている。このソケット10では、上記孔部6aの配置に
基づき、接続端子3が対をなして取り付けられるが、各
対では、第1及び第2の接触部位3a,3bが対向して
配置されている。詳しくは後述するが、これらの接続端
子3は、それぞれ、ソケット10に対するプリント基板
1の挿入に際して、各第1及び第2の接触部位3a,3
bにおいて基板1に接触しつつ、ソケットケース6内で
ケース本体の外方へ弾性変形する。そして、この弾性変
形による反力で、ソケット10に対して挿入されたプリ
ント基板1は、その両側から接続端子3により挟持され
る。図3に、プリント基板1がソケット10に対して挿
入された状態を示す。この状態において、上記接触端子
3における第2の接触部位3bが、上記プリント基板1
の両面側の下端部近傍に設けられた端子パッド2に接触
し、これにより、挿入されたプリント基板1とソケット
10が実装されたプリント基板(不図示)との電気的接
続が実現される。なお、この実施の形態1では、プリン
ト基板1として、その厚みが1.27mmであるメモリ
モジュール用の基板を用い、また、ソケット10として
は、接続端子3の各対においてそれぞれ対向する第1及
び第2の接触部位3a,3bの幅が約1mmであるソケ
ットを用いるようにした。
【0020】上記ソケット10では、プリント基板1が
挿入されていない状態(図2参照)で、上記接続端子3
の各対において対向する第1の接触部位3aの間隔W1
が、端子パッド2を含むプリント基板1の厚さTよりも
小さくなるように設定されている。また、このソケット
10では、プリント基板1が挿入されて第2の接触部位
3bがプリント基板1に接触した状態(図3参照)で、
各第1の接触部位3aがプリント基板1の端子パッド2
の表面から離れて互いに間隔W2で隔たるように、上記
各接触部位3a,3bが高さ設定されている。すなわ
ち、プリント基板1が挿入されていない状態での第1の
接触部位3aの間隔W1,プリント基板1が挿入されて
第2の接触部位3bが接触した状態での第1の接触部位
3aの間隔W2、及び、プリント基板1の厚さTとの間
には、W1<T<W2の関係がある。
【0021】更に、このソケット10では、プリント基
板1の端子パッド2に対して、各接続端子3における第
1の接触部位3aが所定の接触圧力で接触しつつ擦過し
た部分に、第2の接触部位3bが接触するために、プリ
ント基板1の端子パッド2が第2の接触部位3bと最初
に接触してから基板1が完全に挿入されるまでの間の基
板1の移動距離、すなわち、端子パッド2の下端部から
プリント基板1が完全に挿入された状態で第2の接触部
位3bと接触する部位までの距離L1(図2参照)と、
第1の接触部位3aと第2の接触部位3bとの間隔L2
とが、L2>L1となるように、各接触部位3a,3bが
高さ設定されている。
【0022】図4a〜cに、上記ソケット10に対する
プリント基板1の挿入過程を示す。まず、図4aに示す
状態では、プリント基板1の端部及び基板両面側の端子
パッド2の下端部が、第1の接触部位3aに接触してい
る。この状態では、端子パッド2上に、ハンダ付け用の
フラックス等の付着物9や基板1の端面からあらわれた
ガラス繊維(不図示)が存在している。この状態からプ
リント基板1を挿入すると、上記接続端子3は、第1の
接触部位3において端子パッド2に接触したまま、外方
へ弾性変形する。このとき、接続端子3は、弾性変形に
よる反力で端子パッド2に接触・擦過しつつ、端子パッ
ド2上の付着物9やガラス繊維などの異物をかきとる。
【0023】プリント基板1を挿入し続けると、図4b
に示すように、端子パッド2の下端部が第2の接触部位
3bに接触する。この時点で、第1の接触部位3aは端
子パッドの表面から離れる。第1の接触部位3b上に
は、端子パッド2からかきとられた異物が付着してい
る。上記プリント基板1をその端面1aがソケットケー
ス6内に設けられた凸部7の上面7aに当接するまで挿
入することにより、ソケット10に対するプリント基板
1の挿入が完了する(図4c参照)。この状態で、上記
接続端子3は、第2の接触部位3bにおいて、基板1の
端子パッド2に接触している。第2の接触部位3bが接
触する端子パッド2の表面は、端子パッド2に対する第
1の接触部位3aの接触・擦過により清浄化されて、そ
の表面上には異物が存在しない上に、端子パッド2用の
金属材料の新生面が現れている。これにより、第2の接
触部位3bにおいて、良好な電気的接触が得られること
になる。また、このソケット10では、第2の接触部位
3bが端子パッド2に接触した時点で、第1の接触部位
3aが端子パッド2から離れ、第2の接触部位3bにお
ける接触圧力が確保されるため、第2接触部位3bと端
子パッド2との間で、より確実な電気的接触を得ること
ができる。
【0024】以上のように、この実施の形態1では、ソ
ケット10に挿入されるプリント基板1の端子パッド2
に接触する接続端子3の接触部位として、第1及び第2
の接触部位3a,3bの2つの接触部位を設けることに
より、第1の接触部位3aがプリント基板1の端子パッ
ド2に接触した後、第1の接触部位3aが接触・擦過し
て清浄化された部位に、第2の接触部位3bが接触する
ようにして、プリント基板1とソケット10内の接続端
子3との間で、電気的な接触不良をなくすることができ
る。
【0025】なお、例えば前述した従来のソケット90
(図12参照)では、例えばコンピュータのマザーボー
ドに増設用のメモリモジュール基板を装着する場合に、
一回の挿入でそのメモリモジュール基板が正常に動作す
る確率は、平均で96〜98%程度であった。また、端
子パッドの汚染が多い場合には、一回の挿入で正常に動
作する確率は85%程度まで低下することがあった。従
って、何度か挿入・離脱動作を繰り返すことで正常動作
させる必要があり、組み立て工程での高率低下を引き起
こしていた。これに対して、本願発明者が行った実験に
よれば、この実施の形態1に係るソケット10を使用し
た場合には、一回の挿入で正常に動作する確率が高くな
り、平均して99.9%以上の確率が得られた。これに
より、組立工程での基板1の抜き差し動作による組立効
率の低下をほぼなくすることができるようになった。ま
た、この実施の形態1では、ソケット10にメモリモジ
ュール用プリント基板1を挿入する場合について説明し
たが、これに限定されることなく、フレキシブル基板等
の配線接続用の基板若しくは信号ケーブルを挿入する場
合にも、本発明の原理によるソケットを使用することで
良好な電気的接触を得ることができる。更に、本発明係
るソケットは、半導体パッケージのリード端子を挿入す
る場合にも適用することができる。
【0026】以下、図5〜図11を参照しながら、本発
明の他の実施の形態について説明する。なお、以下の説
明では、前述した実施の形態1における場合と同じもの
については、同一の符号を付し、それ以上の説明を省略
する。また、図5〜10では、中心線の右側に、プリン
ト基板1が挿入される前の状態を、また、中心線の左側
に、プリント基板1が挿入された後の状態を示す。 実施の形態2.図5は、本発明の実施の形態2に係るソ
ケットの縦断面説明図である。このソケット20では、
対をなす接続端子23が、第1の接触部位23aと第2
の接触部位23bとを有しており、ソケットケース6内
で、それら第1の接触部位2a及び第2の接触部位23
bがそれぞれ対向するように保持されている。各接続端
子23では、2つの接触部位23a,23bを構成する
部分が、支持部24を介して接続端子本体に接続されて
いる。この支持部24は、他の部位に比べて剛性を小さ
く設定されることで弾性変形可能であり、これにより、
上記2つの接触部位23a,23bを構成する部分が支
持部24の弾性変形に基づいて矢印29の方向に所定の
角度範囲で揺動することができる。
【0027】これら対向する接続端子23の間にプリン
ト基板1が挿入されると、まず、第1の接触部位23a
が基板1と接触・擦過して、基板1の端子パッド2上の
異物をかきとる。続いて、第2の接触部位23bが第1
の接触部位23aにより清浄化された端子パッド2の表
面に接触するが、このとき、2つの接触部位23a,2
3bを構成する部分が、支持部24の弾性変形に伴い、
プリント基板1の挿入方向に揺動する。これにより、前
述した実施の形態1における場合のように、第2の接触
部位23bが接触した時点で第1の接触部位23aが端
子パッド2から離れなくても、端子パッド2に対する第
2の接触部位23bの接触圧力が確保される。この結
果、端子パッド2との接触が接触部位23a,23bの
2箇所で確保され、一層確実な電気的接触が得られる。
また、この場合には、プリント基板1が完全に挿入され
る際に、第1の接触部位23aが端子パッド2と離れな
いので、第1の接触部位23aによりかきとられた付着
物の脱落が起こりにくく、第2の接触部位23bにおい
てより確実な電気的接触を得ることができる。なお、上
記支持部24については、特に局所的に剛性を落とす必
要はなく、接続端子全体の剛性を落としておいても同様
の効果が得られる。
【0028】実施の形態3.図6は、本発明の実施の形
態3に係るソケットの縦断面説明図である。このソケッ
ト30では、対をなす接続端子33が、第1の接触部位
33aと第2の接触部位33bとを有しており、ソケッ
トケース6内で、それら第1の接触部位33a及び第2
の接触部位33bがそれぞれ対向するように保持されて
いる。この実施の形態3では、第1及び第2の接触部位
33a,33bが、それぞれ、弾性変形可能な第1及び
第2の支持部34a,34bにより支持されており、こ
れにより、第1の接触部位34a及び第2の接触部位3
4bが互いに独立して移動することができる。
【0029】ソケット30に対してプリント基板1が挿
入されると、まず、第1の接触部位33aが基板1の端
子パッド2に接触し、上記支持部34aの弾性変形に伴
いソケット本体の外方へ移動しつつ端子パッド2の表面
を擦過して、該端子パッド2上の異物をかきとる。続い
て、第2の接触部位33bが、第1の接触部位33aに
より清浄化された端子パッド2の表面に接触し、第1の
接触部位33aと同様に、上記支持部34bの弾性変形
に伴いソケット本体の外方へ移動する。プリント基板1
が完全に挿入された状態では、接続端子33が、接触部
位33a,33bの2箇所で端子パッド2に接触する。
このように、接続端子33が第1及び第2の接触部位3
3a,33bをそれぞれ支持する支持部34a,34b
を有するソケット30では、プリント基板1の端子パッ
ド2とソケット内の接続端子33との接触が2箇所で確
保され、一層確実な電気的接触が得られる。
【0030】実施の形態4.図7は、本発明の実施の形
態4に係るソケットの縦断面説明図である。このソケッ
ト40では、対をなす接続端子43が、第1の接触部位
43aと第2の接触部位43bとを有しており、ソケッ
トケース6内で、それら第1の接触部位43a及び第2
の接触部位43bがそれぞれ対向するように保持されて
いる。この実施の形態4では、接続端子43が金属薄板
を曲げ加工して形成されており、前述した実施の形態3
におけるプレス加工による打ち抜き加工で作った接続端
子33と同様の機能を有する。すなわち、ソケット40
に対するプリント基板1の挿入に際して、弾性変形可能
な第1及び第2の支持部44a,44bによりそれぞれ
支持された第1及び第2の接触部位43a,43bが、
互いに独立してソケット本体の外方へ移動することがで
き、プリント基板1の端子パッド2とソケット内の接続
端子43との接触が2箇所で確保され、一層確実な電気
的接触が得られる。
【0031】実施の形態5.図8は、本発明の実施の形
態5に係るソケットの縦断面説明図である。このソケッ
ト50では、対をなす接続端子53が、第1の接触部位
53aと第2の接触部位53bとを有しており、ソケッ
トケース6内で、それら第1の接触部位53a及び第2
の接触部位53bがそれぞれ対向するように保持されて
いる。この実施の形態5では、第1の接触部位53a
が、プリント基板1の端子パッド2上に存在する異物の
かきとり専用の接触部位として形成されたものである。
この場合において、第1の接触部位53aの先端部にお
ける曲率半径Rを小さく設定することにより、端子パッ
ド2上に存在する異物のかきとり効果を高めることがで
きる。
【0032】実施の形態6.図9は、本発明の実施の形
態6に係るソケットの縦断面説明図である。このソケッ
ト70では、対をなす接続端子73が、第1の接触部位
73aと第2の接触部位73bとを有しており、ソケッ
トケース6内で、それら第1の接触部位73a及び第2
の接触部位73bがそれぞれ対向するように保持されて
いる。この実施の形態6では、接続端子73が、前述し
た実施の形態1において説明した接続端子3の形状を金
属薄板の曲げ加工あるいはプレス加工による打ち抜き加
工で実現したものである。ここでは、接続端子73は金
属薄板で構成されるため、実施の形態1における場合と
比較して非常に小さな力で接続端子73が撓むことがで
きる。例えば、上記実施の形態1に係るソケット10で
は、接続端子3は厚さ0.3mmの燐青銅板からなり、
接続ピン5を除く長さが6mm程度、幅が0.5mm程
度である。また、図示していないが、実際には、ソケッ
ト10に存在する接続端子の数は168個である。かか
るソケット10では、基板を挿入する際に必要な挿入力
は2000g前後である。これに対して、実施の形態6
では、接続端子73を、厚さ0.3mm、幅0.5mm
の燐青銅の薄板を用いて曲げ加工によって作ることによ
り、撓み剛性が大幅に小さくなり、ソケット70に基板
1を挿入する挿入力は500〜700gとなる。また、
この接続端子73では、ソケットケース6内で、薄板の
端部73cが自由に移動可能できるため、挿入されるプ
リント基板1の厚みに多少のばらつきがあり基板1の厚
い部分が挿入された場合にも、接続端子73のβ形状が
大きく弾性変形して、挿入力が急激に大きくなることを
防止することができる。
【0033】なお、プリント基板1の挿入力が小さくな
る、すなわち接続端子73と端子パッド2との接触圧力
が下がることにより、従来の構造では接触不良の確率が
上がったが、この実施の形態6のように、接触端子73
に第1及び第2の接触部位73a,73bを設けて、第
1の接触部位73aにより清浄化された端子パッド2の
表面に第2の接触部位73bが接触するようにした場合
には、接触不良による組立工程での効率低下はほとんど
ない。また、ソケット73に対して挿入されるプリント
基板1の小形・薄肉化によって基板1の剛性がどんどん
小さくなる傾向にあるが、この実施の形態6に示したよ
うな対策で挿入力を小さくすることができ、挿入される
基板1又はマザーボードに過大な負荷をかけずに済む。
更に、この実施の形態6では、接続端子73を0.2m
m厚さ程度の燐青銅のプレスによる打ち抜き加工で成形
することにより、0.3〜0.4mmピッチのソケット
構造を実現することができる。
【0034】実施の形態7.図10は、本発明の実施の
形態7に係るソケットの縦断面説明図である。このソケ
ット80では、前述した実施の形態6と同様に接続端子
83が金属薄板を曲げ加工して形成されるが、この実施
の形態7では、第1及び第2の接触部位73a,73b
を形成するために、接続端子83が断面略S字形状に曲
げ加工されている。ソケットケース6内で、この接続端
子83は、第1の接触部位83aと第2の接触部位83
bとの間にあり両接触部位とは反対側に膨らみ湾曲した
部分64がソケットケース6の内壁6bと接触するよう
に保持されている。このソケット80にプリント基板1
が挿入されると、第1の接触部位83a及び第2の接触
部位83bは順次プリント基板1に接触するが、第2の
接触部位が接触した時点で生じる接続端子83の変形
が、第1の接触部位をプリント基板1に対して付勢させ
るように作用して、プリント基板1を更に挟み込む。こ
れにより、第1の接触部位83aと基板1の端子パッド
2との間にも十分な接触圧力を確保することができ、一
層安定した電気的接触が得られるようになる。なお、前
述した実施の形態6及び7では、金属の薄板成形で接続
端子が構成された場合について説明したが、これに限定
されることなく、接続端子としては、樹脂の薄板に金属
コーティングしたものを用いてもよい。例えばPETフ
ィルムにCu,Ni等の下地金属をコーティングして、
更にその表面に金等の貴金属コーティングを施した後
に、Sの字断面形状にロール成形等で成形し、長手方向
に一定間隔で切断することで、接続端子を得ることがで
きる。
【0035】実施の形態8.図11は、本発明の実施の
形態8に係る接続端子を部分的に拡大して示す断面説明
図である。この接続端子63は、第1及び第2の接触部
位63a,63bを含む表面に導電性のセラミックスコ
ーティングを施されてなるコーティング層68を有して
いる。この実施の形態では、燐青銅をプレス加工で打ち
抜いた接続端子63の表面に、低温プラズマCVD法を
用いて160〜180℃の基材温度で疑似ダイヤモンド
膜(DLC:ダイヤモンドライクカーボン若しくはDL
N;ダイヤモンドライクナノコンポジットと呼ばれる)
を形成し、この疑似ダイヤモンド膜を成膜する際にイオ
ン打ち込みによってタングステンイオン等の金属イオン
をその疑似ダイヤモンド膜に混入することにより、導電
性のセラミックスコーティング層68を実現している。
この場合において、疑似ダイヤモンド膜を構成する炭素
原子と上記タングステン金属イオンとの混合比率は、体
積比率で50対50とした。通常、疑似ダイヤモンド膜
は電気抵抗が非常に大きくほとんど絶縁膜に近いが、か
かる混合比率で、疑似ダイヤモンド膜に金属イオンを注
入することで、電気抵抗がかなり小さくなる。本願発明
者が行った実験によれば、上記疑似ダイヤモンド膜が1
×10−2Ω・cm程度の比抵抗を有し、0.1μm程
度の厚さを有することで、例えば接触面積が80μm2
である場合には、疑似ダイヤモンド膜の抵抗値は30
mΩ程度となり、接続端子として十分使用に耐え得るこ
とが分かっている。また、本願発明者が行った実験によ
れば、疑似ダイヤモンド膜を構成する炭素原子に対する
タングステン原子の体積比率が30〜50%の範囲内で
あれば、接続端子63の表面コーティングとして使用可
能であることが確かめられている。なお、疑似ダイヤモ
ンド膜を構成する炭素原子に対するタングステン原子の
体積比率がこの範囲外である場合には、接触抵抗が高く
なりすぎたり、保護膜としての寿命が極端に短くなった
りすることがある。
【0036】以上のように、接続端子63に導電性のセ
ラミックスコーティングを施すことで、電気的特性を十
分確保しながら摩耗しにくい接続端子を得ることが可能
となる。一般に、ソケットは基板の挿入・離脱回数がそ
の製品寿命の間に多くても数回であるため、接続端子の
表面の摩耗についての対策は必要とされないが、このソ
ケットが基板のテストに使用される場合には、かかる対
策が必要になる。例えばメモリモジュール基板は、基板
上にメモリ半導体チップが数個以上実装されて製品とな
るが、製品の最終出荷検査でモジュールテスターにかけ
られる。このとき、テスターとメモリモジュール基板と
のインターフェイスとしてソケットが使用される。この
テストでは、ソケットに対する基板の挿入・離脱が数万
回に及ぶことがあり、従来では、端子パッドの摩擦で接
続端子の接触部位が摩耗し、電気的な接触不良が発生す
ることにより、良品を不良品と判断して廃棄処分してし
まう惧れがあった。しかし、実施の形態8では、接続端
子63がその表面にコーティング層68を有するので、
接続端子63の摩耗が抑制される。実験の結果、その摩
耗量は、従来の10分の1程度となることが分かってい
る。加えて、上記接続端子63は、図11からよく分か
るように、基板の端子パッドに順次接触する第1及び第
2の接触部位63a,63bを有するので、端子パッド
に付着した異物を除去することができ、結果的に、接触
不良による不良発生率は従来のソケットに比べて100
分の1以下まで抑制することができる。なお、この実施
の形態8では、疑似ダイヤモンド皮膜に金属イオンをド
ーピングした場合について説明したが、導電性のセラミ
ックスコーティングであれば、例えばTiNコーティン
グを使用してもよい。
【0037】尚、本発明は、例示された実施の形態に限
定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々の改良及び設計上の変更が可能であること
は言うまでもない。例えば、前述した実施の形態では、
接続端子が第1及び第2の接触部位においでソケットに
挿入される基板側の端子に接触するが、これに限定され
ることなく、接続端子は、3つ以上の接触部位を備え、
これら各接触部位において基板側の端子に接触するよう
な構造を有してもよい。
【0038】
【発明の効果】本願の請求項1の発明によれば、接続端
子の接触部位として、第1の接触部位及び第2の接触部
位を設け、第1の接触部位が基板又は配線側の端子に接
触してその表面上の付着物若しくは基板端面からあらわ
れるガラス繊維等の異物がかきとられた後に、第2の接
触部位を基板又は配線側の端子に接触させるようにし
て、基板又は配線とデバイス内の接続端子との間で確実
な電気的接触を得ることができる。
【0039】また、本願の請求項2の発明によれば、接
続端子が、第1及び第2の接触部位をそれぞれ支持する
弾性変形可能な第1及び第2の支持部を有し、第1及び
第2の接触部位が互いに独立して移動可能であるため、
接続端子は、複数の接触部位で基板又は配線側の端子に
接触することができ、基板又は配線とデバイス内の接続
端子との間で一層確実な電気的接触が得られる。また、
この場合には、基板又は配線が完全に挿入される際に、
第1の接触部位が基板側の端子と離れないので、第1の
接触部位によりかきとられた付着物の脱落は起こりにく
く、第2の接触部位においてより確実な電気的接触を得
ることができる。
【0040】更に、本願の請求項3の発明によれば、接
続端子が薄板で形成されるため、接続端子の弾性変形量
が大きくなり、その結果、厚みにばらつきが基板又は配
線に対しても、基板又は配線とデバイス内の接続端子と
の間で確実な電気的接触を得ることができる。
【0041】また、更に、本願の請求項4の発明によれ
ば、接続端子が、第1及び第2の接触部位を含む断面略
S字形状を有し、第1の接触部位と第2の接触部位との
間にあり両接触部位とは反対側に膨らんだ部分が上記ケ
ース体の内壁と接触するように保持されて、第2の接触
部位が基板又は配線側の端子に接触した場合に、上記接
続端子は、第1の接触部位を基板又は配線側の端子に対
して付勢させるように弾性変形することができる。この
結果、第1の接触部位と基板又は配線側の端子との間の
みならず、第1の接触部位と基板又は配線側の端子との
間にも十分な接触圧力を確保することができ、一層安定
した電気的接触が得られるようになる。
【0042】また、更に、本願の請求項5の発明によれ
ば、接続端子の少なくとも第1及び第2の接触部位の表
面において、導電性のセラミックスコーティングが施さ
れるので、接触部位の摩耗を抑制することができ、デバ
イスに対する基板の抜き差し動作を繰り返しても安定し
た電気的接触を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るソケットの全体
斜視図である。
【図2】 図1のX−X線に沿った縦断面説明図であ
る。
【図3】 プリント基板が挿入された状態にあるソケッ
トを示す縦断面説明図である。
【図4】 上記ソケットに対するプリント基板の挿入過
程を示す縦断面説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るソケットの縦断
面説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係るソケットの縦断
面説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態4に係るソケットの縦断
面説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態5に係るソケットの縦断
面説明図である。
【図9】 本発明の実施の形態6に係るソケットの縦断
面説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態7に係るソケットの縦
断面説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態8に係る接続端子を部
分的に拡大して示す断面説明図である。
【図12】 従来知られたソケットの縦断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プリント基板,2 端子パッド,3 接続端子,3
a 第1の接触部位,3b 第2の接触部位,5 接続
ピン,6 ソケットケース,10 ソケット,34a,
34b 支持部,88 コーティング層
フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 AA13 AA16 BB22 BB25 CC12 CC22 DD29 EE08 EE11 EE34 GG01 HH08 5E077 BB26 BB31 CC15 CC22 EE03 EE29 FF28 JJ30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイス本体に挿入される基板又は配線
    を該デバイス本体が取り付けられた基板と電気的に接続
    させる接続デバイスにおいて、 一端側で上記デバイス本体が実装される基板に電気的に
    接続させられる外部端子を形成する一方、他端側で弾性
    変形による反力の作用で基板又は配線側の端子に接触す
    る接続端子と、該接続端子を保持するケースとを有し、 上記接続端子が、デバイス本体に対する基板又は配線の
    挿入に際して、該基板又は配線側の端子に順次接触する
    第1の接触部位及び第2の接触部位を備えていることを
    特徴とする接続デバイス。
  2. 【請求項2】 上記接続端子が、第1及び第2の接触部
    位をそれぞれ支持する弾性変形可能な第1及び第2の支
    持部を有し、第1及び第2の接触部位が互いに独立して
    移動可能であることを特徴とする請求項1記載の接続デ
    バイス。
  3. 【請求項3】 上記接続端子が薄板で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の接続デバイス。
  4. 【請求項4】 上記接続端子が、上記第1及び第2の接
    触部位を含む断面略S字形状を有し、第1の接触部位と
    第2の接触部位との間にあり両接触部位とは反対側に膨
    らんだ部分が上記ケース体の内壁と接触するように保持
    されていることを特徴とする請求項3記載の接続デバイ
    ス。
  5. 【請求項5】 上記接続端子の少なくとも第1及び第2
    の接触部位の表面において、導電性のセラミックスコー
    ティングが施されていることを特徴とする請求項1〜請
    求項4のいずれか一に記載の接続デバイス。
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